JP2001517912A - 多重タイムスロット移動局に対する最適化された隣接チャネル探索およびタイムスロット割り当て - Google Patents

多重タイムスロット移動局に対する最適化された隣接チャネル探索およびタイムスロット割り当て

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JP2001517912A JP2000513434A JP2000513434A JP2001517912A JP 2001517912 A JP2001517912 A JP 2001517912A JP 2000513434 A JP2000513434 A JP 2000513434A JP 2000513434 A JP2000513434 A JP 2000513434A JP 2001517912 A JP2001517912 A JP 2001517912A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、移動無線システムの少なくとも1つの基地局(1,9)と少なきとも1つの移動局(5)との間でデータパケットを伝送するシステムおよび方法に関する。ここでデータパケットはそれぞれ、固定数のタイムスロットからなるタイムフレームで伝送され、移動局は5つのデータパケットを複数の順次連続するタイムスロットで伝送することができる。このシステムないし方法では、移動局(5)が瞬時の基地局(1)と接続している間、瞬時の基地局(1)の送信ユニット(3)が所定のタイムフレームの間に制御データパケットを送信するか、またはデータパケットを送信しない。ここにおいて、移動局(5)の受信ユニット(6)は所定のタイムフレームよりも長いそれぞれ1つの時間部分を、同期データパケットの受信のため、および/または隣接する基地局(9)の信号レベルの測定のために使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、請求項1の上位概念による移動無線システムの少なくとも1つの基
地局と少なくとも1つの移動局との間でデータパケットを伝送する方法、および
請求項10の上位概念による移動無線システムの少なくとも1つの基地局と少な
くとも1つの移動局との間でデータパケットを伝送するシステムに関する。
【0002】 データパケットを移動無線システムの少なくとも1つの基地局と少なくとも1
つの移動局との間で伝送するためのこの種の方法およびシステムは従来技術から
公知である。会話中に、すなわち接続された状態で、移動無線システムの移動局
は、これが瞬時の基地局と接続している間に、規則的に所定の周波数で、隣接す
る基地局のデータパケットを探索し、その同一性を識別しなければならない。同
一性の識別は通常は、同期データパケットにあるいわゆるBSIC(Basisstati
on-Identitaetcode)のデコードを介して行われる。このために各基地局は規則 的に同期データパケットを送信する。GSM規格では、基地局は10から11の
タイムフレームごとに、1タイムスロットの持続時間を有する同期データパケッ
トを送信する。ここでは8つのタイムスロットが1つのタイムフレームを形成す
る。
【0003】 GSM規格では、移動局が通話状態で26フレームごとに1タイムフレームよ
りやや長い時間で隣接チャネルを監視する。この所定の1つのタイムフレームは
いわゆるアイドルフレームであり、このフレームでは移動局は瞬時の基地局とデ
ータ交換をしない。この所定のタイムフレームは、隣接チャネルを監視し、場合
により隣接する基地局の同期データパケットを発見してデコードするのに使用さ
れる。基地局はGSM規格では、51のタイムフレームからなるそれぞれ1つの
マルチフレーム内で、1タイムスロットの時間の5つの同期データパケットを送
信する。この同期データパケットは4回、10フレームごとおよび一度は11フ
レームごとに基地局から送信される。移動局は26タイムフレームごとに、隣接
チャネルを監視するためのそれぞれ1つの所定タイムフレームを使用するから、
移動局は基地局の同期データパケットの相対的タイミングに依存しないで、遅く
とも11の空きタイムフレーム後には隣接する基地局の同期データパケットを受
信することができる。
【0004】 GSMシステムでの標準移動局は、1タイムフレームごとに8つの可能なタイ
ムスロットのうち1つだけをそれぞれの基地局とのデータ交換に使用する。比較
的に高いデータレートを達成するために、多重タイムスロット移動局が定義され
ており(GSM符号ではHSDSC)、この移動局は極端な場合、8つのタイム
スロットごとにまでデータを受信および/または送信することができる。本発明
はとりわけこのような多重タイムスロット移動局に関する。
【0005】 標準移動局は上に述べたように、通話状態で26フレームごとに1タイムフレ
ームよりやや長い時間、すなわちほぼ9つのタイムスロットの時間で、隣接チャ
ネルを監視することができる。このことが必要なのは、それぞれの基地局および
移動局がまだ同期しておらず、それぞれのタイムスロットが相互にずれている可
能性があるからである。多重タイムスロット移動局では、タイムフレームが所定
のタイムフレームの前後でデータパケットの伝送により占有されてしまい、8つ
のタイムスロットを備えた所定のタイムフレームでは隣接する基地局の同期デー
タパケットを確実に受信し、調べるには短すぎるという問題がある。従って相対
的位相状態のクリティカルな領域が存在し、この領域では同期データパケット(
SCバースト)が不利に配置され、受信およびデコードができない。これは、同
期データパケットが所定のタイムフレームの境界に重なっている場合である。こ
の場合が図12に示されている。
【0006】 図12には実線でタイムスロット0,1...7を有するタイムフレームが示さ れている。このタイムスロットで移動局はデータパケットを瞬時の基地局から受
信する。同期データパケットを受信し、および/または隣接する基地局の信号レ
ベルを測定するために使用する所定のタイムフレームは破線で示されている。こ
こで上の行には、現在のタイミングの時間順序が所定のタイムフレームの周囲に
示されている。この期間では基地局はデータパケットを送信しない。下の行には
、後続の所定のタイムフレームを備えた比較的に後の時間に対するタイミングの
時間順序が示されている。この期間で基地局はSACCHデータパケットを送信
する。ここで時間軸は、同期データパケット(SCバースト)のタイミングが隣
接する基地局と同じであるように選択されている。ここでS0からS7はSAC
CHチャネルのタイムスロット番号であり、0から7はそれぞれ有効データチャ
ネルのタイムスロット番号である。濃く縁取りした2つのボックスは、隣接する
基地局からの同期データパケットの2つのクリティカルな位置を示す。この2つ
のボックスは所定のタイムフレームの縁部にそれぞれ直接、接している。移動局
が所定のタイムフレームの中にある、使用可能な8つのタイムフレームの間だけ
で、隣接する基地局からの同期データパケットの受信に切り替わる場合、基地局
は図示の位置の1つで到来する隣接する基地局からの同期データパケットを完全
に受信することができず、従ってデコードして使用することができない。
【0007】 従ってこの問題に対処するため公知の多重タイムスロット移動局では、第2の
受信器が設けられており、この受信器を同期データパケットの受信および/また
は隣接する基地局の信号レベルの測定専用に用いる。従ってこの第2の受信器は
第1の受信器に対して並列に駆動され、隣接する基地局の同期データパケットの
関しないし受信に必要な時間部分の間だけ使用される。しかしこの第2の受信器
の使用にはコストがかかり、エネルギーを消費する。
【0008】 本発明の課題は、請求項1の上位概念による移動無線システムの少なくとも1
つの基地局と少なくとも1つの基地局との間のデータパケットの伝送方法、およ
び請求項10の上位概念による移動無線システムの少なくとも1つの基地局と少
なくとも1つの移動局との間でデータパケットを伝送するシステムにおいて、移
動局で第2の受信器を使用する必要がないように構成することである。
【0009】 この課題は、請求項1に記載の移動無線システムの少なくとも1つの基地局と
少なくとも1つの基地局との間のデータパケットの伝送方法、および請求項10
に記載の移動無線システムの少なくとも1つの基地局と少なくとも1つの移動局
との間でデータパケットを伝送するシステムにより解決される。
【0010】 ここで請求項1に記載のデータパケット伝送方法は、移動局が所定のタイムフ
レームよりも長いそれぞれ1つの時間部分を、同期データパケットの受信および
/または隣接する基地局の信号レベルの測定に使用することを特徴とする。
【0011】 請求項10に記載の相応のデータパケット伝送システムは、移動局の受信ユニ
ットにおいて、所定のタイムフレームよりも長いそれぞれ1つの時間部分を、同
期データパケットの受信および/または隣接する基地局の信号レベルの測定に使
用することを特徴とする。
【0012】 これにより本発明は有利に、基地局で第2の受信器を使用することを回避する
。これにより基地局におけるコストとエネルギー消費を格段に低減することがで
きる。
【0013】 本発明の有利な実施形態はそれぞれ従属請求項に記載されている。
【0014】 有利には移動局は前記時間部分の間、同期データパケットの受信および/また
は隣接する基地局の信号レベルの測定に切り換えられる。さらに移動局が、瞬時
の基地局の送信ユニットから、所定のタイムフレームの直前および/または直後
にそれぞれ送信されたデータパケットを少なくとも部分的に受信しないと有利で
ある。
【0015】 ここで有利には、瞬時の基地局から所定のタイムフレームの直前ないし直後に
送信されたデータパケットを所定のタイムフレームの終了時ないし開始時に再度
送信する。択一的に、瞬時の基地局から所定のタイムフレームの直前ないし直後
に送信されたデータパケットを所定のタイムフレームの間に再度送信し、移動局
により受信する。
【0016】 さらに有利には、少なくとも部分的に受信しなかったデータパケットを移動局
により、冗長的符号化と他に受信したデータパケットを用いて復元する。
【0017】 有利には、移動局が隣接する基地局からの同期データパケットの受信に切り換
えられる時間である時間部分の長さを次のように選択する。すなわち移動局が第
1の時間部分では同期データパケットの第1の部分を受信し、第2の時間部分で
同期データパケットの第2の部分を受信できるように選択する。ここで第1と第
2の部分には、それぞれ少なくとも同期データパケットのトレーニングシーケン
スの部分を含むことができ、この部分によりそれぞれのチャネルイコライジング
を検出することができる。
【0018】 有利には第1の移動局はデータパケットを同時には送信せず、データパケット
の受信に切り換えられる。ここで第2の移動局は、第1の移動局がデータパケッ
トを送信する時間部分で、データパケットの受信に切り換えられる。そして第1
の移動局がデータパケットの受信に切り換えられる時間部分でデータパケットを
送信する。
【0019】 本発明を以下、実施例に基づき添付図面を参照して詳細に説明する。
【0020】 図1は、瞬時の基地局と、隣接する基地局と、移動局を備えた移動無線システ
ムの基本構成を示す概略図。
【0021】 図2は、本発明の第1実施例を示す線図。
【0022】 図3は、本発明の第2実施例を示す線図。
【0023】 図4は、本発明の第3実施例を示す線図。
【0024】 図5は、本発明の第4実施例を示す線図。
【0025】 図6は、本発明の第5実施例を示す線図。
【0026】 図7は、本発明の第6実施例を示す線図。
【0027】 図8は、本発明の第7実施例を示す線図。
【0028】 図9は、多重タイムスロット移動局でのクリティカルオーバーラップ領域の線
図。
【0029】 図10は、本発明の第8実施例を示す線図。
【0030】 図11は、本発明の第9実施例を示す線図。
【0031】 図12は、従来技術の移動無線システムでの同期データパケットのクリティカ
ル位置を示す線図。
【0032】 図1は、瞬時の基地局を備えた移動無線システムの基本構成を示す。この基地
局は受信ユニット2,共通のアンテナ4を有している。さらに移動局5が設けら
れており、移動局は受信ユニット6、送信ユニット7、および共通のアンテナ8
を有する。同じように隣接する基地局9も同様に受信ユニット10,送信ユニッ
ト11および共通のアンテナ12を有する。移動局5は瞬時の基地局1と通話接
続しており、瞬時の基地局1がデータパケットまたは例えばSACCHデータの
ような制御データパケットを移動局5に送信しない所定のタイムフレームの間に
、同期データパケットの受信および/または隣接する基地局9の信号レベルの検
出に切り替わる。ここで本発明によれば移動局5の受信ユニット6は、瞬時の基
地局1の送信ユニット3から、それぞれ時間部分の間、または時間部分の一部の
間で、同期データパケットの受信および/またはとりわけ隣接する基地局9の信
号レベルの測定に切り替わる。ここで前記時間部分は所定のタイムフレームより
も長い。
【0033】 図2から図7に示された本発明の実施例では共通して、瞬時の基地局1の送信
ユニット3は、所定のタイムフレームの直前ないし直後にある、移動局5に送信
されたデータパケットを再度送信する。ここで図2,3,4,5,7の実施例で
は、再度送信されるデータパケットは所定のタイムフレームの終了時または開始
時に再度送信される。一方、図6の実施例では、瞬時の基地局1の送信ユニット
3は再度送信されるデータパケットを所定のタイムフレームの間に再度送信し、
移動局5の受信ユニット6はこのデータパケットをやはり所定のタイムフレーム
の間に受信する。
【0034】 図2から図7に示した実施例の表示は図12の表示に相応する。上の行にはそ
れぞれ瞬時の基地局1から送信されたデータパケットがタイムスロット0から7
で実線により示されており、基地局1がデータパケットを送信しない所定のタイ
ムフレームは破線により示されている。移動局5の同期データパケットの探索な
いし隣接する基地局9の信号レベルの測定はそれぞれ、第2の行に実線で示され
たタイムスロット0から7で行われる。隣接する基地局9から送信された同期デ
ータパケット(SCバースト)のクリティカルな位置を表す濃く縁取りされたボ
ックス(図12参照)は、図2から図7および図9から図112には示されてい
ない。標準移動局では、信号レベルないし隣接電界強度の測定が、送受信に使用
されないタイムスロットで行われる。多重タイムスロット移動局でも同じように
所定のタイムフレームでこれを実行することができる。この手段は図にはNBを
付したボックスにより表されており、これは移動局5がチャネルの電界強度ない
し隣接する基地局の信号レベルを測定するタイムスロットであることを示す。
【0035】 さらに例えば図2と図3の実施例に示されているように、移動局5はSACC
Hタイムフレームの所定のタイムスロットで、基地局からのSACCHデータパ
ケットを受信しないか、または全てを受信しないことも可能である。GSM推薦
の現在の版では、移動局はSACCHタイムフレームの全てのタイムスロットで
SACCHデータパケットを受信し、(少なくとも)移動局が送信するタイムス
ロットでこの情報を使用しなければならない。これによりアップリンクでの移動
局の出力が制御される。しかし所定のタイムスロットの受信を省略することも可
能である。この場合移動局は他のタイムスロットと同じだけの電力を使用しなけ
ればならない。この原理はすでにダウンリンクにおいても、移動局が受信の場合
よりも少数のタイムスロットを送信する場合に適用される。図2と図3の下の行
にはそれぞれこのような状況が示されている。ここではSACCHデータパケッ
トの受信がSACCHタイムフレーム(S0,S1...S7)のそれぞれ4つの タイムスロットで省略されている。
【0036】 図2には本発明の第1実施例が示されている。この第1実施例では、瞬時の基
地局1がタイムスロット7のデータパケットを、所定のタイムフレームの直前と
、空きタイムフレームの終了時に再度、送信する。この冗長的に繰り返されるデ
ータパケットはボックス7Rにより示されている。最後のデータパケットを所定
のデータパケットの直前と所定のデータパケットの終了時に冗長的に送信するこ
とは、第2〜第5実施例でも行われる。
【0037】 図7に示された第6実施例では、タイムスロット0のデータパケットが所定の
データパケットの直後と、すでに所定のデータパケットの開始時に送信される。
これはボックス0Rにより示されている。
【0038】 従って図2から図7に示した全ての実施例では共通に、基地局1が1つのタイ
ムスロットで所定のタイムフレームの縁部で送信されたデータパケットを二重に
送信し、移動局5はこの情報を選択的に択一的時点で受信し、これにより同期デ
ータパケットの探索および/または隣接する基地局9の信号レベルの測定を実行
するための付加的時間が得られる。この付加的に得られた時間は、隣接する基地
局との同期を、発生する全ての場合で実行するのにちょうど十分である。
【0039】 図2の下の行に示されたように、移動局5の受信ユニット6はSACCHタイ
ムフレームの最初の2つのタイムスロットS0,S1で、受信と隣接する基地局
の信号レベルの測定に切り換えられる。SACCHタイムフレームの最後の2つ
のタイムスロット6と7では、移動局5の受信ユニット6は隣接する基地局から
の同期データパケットの受信に切り換えられる。
【0040】 図3に示された実施例では、移動局5の受信ユニット6が、隣接する基地局9
からの同期データパケットの受信に使用されるタイムフレーム7,0...6の最 後のタイムスロット(この場合はタイムスロット6)で受信と隣接信号レベルの
測定に切り換えられる。SACCHタイムフレームでは最初のタイムスロットS
0が隣接レベルの測定に使用され、最後の3つのタイムスロットS5,S6,S
7が同期データパケットの探索に使用される。SACCHフレームのタイムスロ
ットS1,S2,S3,S4は所期のように瞬時の基地局1により受信される。
【0041】 図4に示された実施例では、全てのタイムスロット7,0...6で移動局の受 信ユニット6は隣接する基地局9からの同期データパケットの受信に切り換えら
れる。図4の下の行に示された次の所定のタイムフレームでは、最初の6つのタ
イムスロット0,1...5が隣接する基地局の信号レベルの測定に使用され、最 後の2つのタイムスロット6,7が同期データパケットの探索に使用される。
【0042】 図5に示された実施例では、所定のタイムフレームの最後の3つのタイムスロ
ットが隣接する基地局の信号レベルの測定に使用され、最初の5つのタイムスロ
ットが同期データパケットの探索に使用される。図5の下の行に示された後続の
所定のタイムフレームでは、最初の3つのタイムスロット0,1,2が隣接する
基地局の信号レベルの測定に使用され、最後の5つのタイムスロット3,4,..
.7が同期データパケットの探索に使用される。
【0043】 図6に示された実施例では、所定のタイムフレームの最初の5つのタイムスロ
ット7,0...3が隣接する基地局の同期データパケットの探索に使用され、瞬 時の基地局1は第5のタイムスロット4でデータパケット7Rを再度送信する。
このデータパケットは基地局1がすでに空きタイムフレームの直前に送信してい
たものである。後続の3つのタイムスロットで移動局5は隣接する基地局の信号
レベルを測定する。図6の下の行に示された後続の所定のタイムフレームでは、
空きタイムフレームの最初の3つのタイムスロットで、隣接する基地局の信号レ
ベルの測定が実行され、後続の5つのタイムスロット3,4,...7で同期デー タパケットの探索が実行される。
【0044】 図7に示された実施例では、瞬時の基地局がタイムスロット0のデータパケッ
トを所定のタイムフレームの終了時と、所定のタイムフレームのすでに開始時に
送信する。これはボックス0Rにより示されている。空きタイムフレームの最初
の3つのタイムスロットで移動局5は隣接する基地局の信号レベルを測定し、最
後の5つのタイムスロット4,5,...0で同期データパケットを探索する。図 7の下の行に示された後続の所定のタイムフレームで、移動局5は所定のタイム
フレームの最初の5つのタイムスロット0,1...4で隣接する基地局の同期デ ータパケットを探索し、最後の3つのタイムスロットで隣接する基地局の信号レ
ベルの測定を実行する。
【0045】 図2から図7の実施例は全て共通に、移動局5が所定のタイムフレームの直前
および/または直後に送信されたデータパケットを少なくとも部分的に受信しな
い。なぜなら、移動局5のただ1つの受信ユニット6は、所定のタイムフレーム
よりも長い時間部分の間、同期パケットの受信および/または隣接する基地局の
信号レベルの測定に切り換えられるからである。
【0046】 瞬時の基地局1の送信ユニット3がデータパケットの繰り返しを全く実行しな
い場合には、移動局5の受信ユニット6は所定のタイムフレーム前の最後のタイ
ムスロットの受信、または所定のタイムフレーム後の最初のタイムスロットの受
信を抑圧することもできる。すなわち、送信すべきタイムフレームは基地局1で
冗長的にコード化されているから、電界強度および/または受信条件が相応に良
好な場合には、移動局5により受信されたデータは完全にデコードされる。受信
条件が最適でない場合には、比較的に高いエラー率が予想される。データパケッ
トが所定のタイムフレームの縁部にある2つのタイムスロットではそれぞれ部分
的にしか受信しないようにすれば、これにより場合により存在するビットの比較
的に良好な分散が得られ、ここでは受信条件が悪い場合でも十分な受信品質が存
在することができる。
【0047】 図8に示した本発明の第7実施例では、移動局5の受信ユニット5が同期デー
タパケットの受信および/または隣接する基地局の信号レベルの測定に切り換え
られる時間部分の長さが次のように選定されている。すなわち、移動局5の受信
ユニット6が第1の時間部分で同期データパケットの第1の部分を、第2の時間
部分で同期データパケットの第2の部分を受信することができるように選定され
ている。
【0048】 第1の時間部分は図8には第1の行に破線のボックス0,1...7により示さ れており、第2の時間部分は第2の行に破線のボックス0,1...7により示さ れている。同期データパケットで常に同じデータがコード化されれば、このバー
ストを簡単に2つの部分で受信することができる。すなわちまずビットNr.3か ら105(最初の半分)が、次にビットNr.42から144(2番目の半分)が 受信できる。トレーニングシーケンス(ビットNr.42から105)はここで2 重に受信しなければならない。なぜならこのことは、有効データの等化に使用さ
れるチャネルイコライジングを推定するために必要だからである。このためには
トレーニングシーケンスの比較的に短い部分で十分である。これにより必要な時
間部分がさらに短縮される。同期データパケットのトレーニングシーケンスは、
これを相関によって容易に発見することができるような長さである。チャネルパ
ルス応答を推定するためには、比較的に短いトレーニングシーケンスで十分であ
ろう。この場合は相関方法を適用するのではなく、等式系を解かなければならな
い。受信条件に応じてトレーニングシーケンスの必要部分は短くも長くもなり得
る。
【0049】 同期データパケットにあるデータは一定ではなく、それぞれのタイムフレーム
番号を含んでいる。このタイムフレーム番号はそれぞれのトレーシングシーケン
スに符号化されて含まれている。タイムフレーム番号をデコードすると、ほとん
どの場合でただ1つのビットだけが変化する。この1ビットだけの変化はEXO
R演算によって指示される。同期データパケットの符号化形式(畳み込みコード
およびファイヤーコード)は比較的簡単に、このようなEXOR演算をコード化
ビットでも実行し、ひいては同期データパケットの受信された最初の半分からそ
の時は受信されなかった同期データパケットの半分を別の時に計算することがで
きる。畳み込みコードの場合は、該当するコード化ビットを単純に反転すればよ
い。ファイヤーコードの場合は、相応の多項式除算により変化すべきビットを畳
み込みコードの適用の前に検出し、これを反転する。
【0050】 このようにしてデコードを公知のように実行することができる。このデコード
はもちろん、実際に1ビットだけが異なっている50%の場合で必要なだけであ
る。デコードが失敗するような場合には、コード化されたタイムフレーム番号の
相応のビットがトレーニングシーケンスで変化するという場合も連続的に考慮す
ることができる。択一的に別のデコード試行を後の時点で実行することもできる
。この時点は、26+(4または5)×51=230または281フレーム後で
あろう。
【0051】 本発明のこの実施例では、移動局が隣接する基地局からの同期データパケット
の受信に切り換えられる時間部分を9タイムスロットの長さにしてはならず、8
タイムスリット+チャネル推定に必要なトレーニングシーケンスの部分の長さ+
同期データパケットの第1の半分のデータの長さでなければならない。従って同
期データパケットの第2の半分のデータの時間+場合によりデコードに必要のな
いトレーニングシーケンスの部分の時間が節約される。この節約された時間に有
効データパケットを受信することができる。
【0052】 第7実施例は、特に先行の実施例の1つと組み合わせると有利である。これは
、先行の実施例で移動局5の受信ユニット6が、隣接する基地局の同期データパ
ケットを受信するために相応のチャネルに切り換えるのに非常に多くの時間を必
要とする場合である。
【0053】 上ですでに述べたように、データレートを標準移動局に対して高めるために多
重タイムスロット移動局が定義され、この多重タイムスロット移動局は複数のタ
イムスロットでデータを受信および送信する。この種の多重タイムスロット移動
局が、送信タイムスロットと受信タイムスロットがオーバラップしているために
同時に送信および受信しなければならない場合には、移動局の構造コストが格段
に上昇することとなる。なぜなら送信ユニットと受信ユニットとが共通の素子を
分け合うことができないからである。これは例えば、シンセサイザ、電流供給部
、A/DおよびD/A変換器の一部、タイミング信号等である。受信ユニットは
送信器に対してこれから妨害を受けないようにシールドしなければならず、この
ために面倒なシールド手段が必要となる。さらにアンテナについては必然的に二
重式を使用しなければならない。しかしこの有利な状況は従来技術によれば、せ
いぜい2つのタイムスロットが送信に、そしてせいぜい5つのタイムスロットが
受信に使用される場合だけ可能である。GSM移動局に対する等級区分では、い
わゆるタイプ1移動局、すなわち同時に送受信しない移動局は、送信/受信タイ
ムスロットの制限された組み合わせだけが定義される。
【0054】 図9には、移動局におけるこのような送信タイムスロットと受信タイムスロッ
トとのオーバラップが示されている。ここで第1の行には受信されたタイムスロ
ット0,1,2,3が実線により示されており、第2の行には送信されたタイム
スロット1,2,3が同じように実線により示されている。送信されたタイムス
ロット1と受信されたタイムスロット3との間のオーバラップ領域はここではタ
イミングアドバンスに対してゼロではない。図9に示された実施例では4E3S
移動局が取り扱われる。ここでは最大で4つのタイムスロットが順次受信され、
最大で3つのタイムスロットが順次送信される。オーバラップ領域を無視すれば
、タイムスロットが受信されているときは送信されず、送信されているときには
受信されない。
【0055】 従って公知の移動局は、図9で説明した送信タイムスロットと受信タイムスロ
ットとのオーバラップによって移動局における素子のコストが上昇するという欠
点を有する。さらにいわゆる半二重移動局が導入された。この形式の移動局では
、移動局は所定の時間の間もっぱら送信だけを実行し、隣接チャネル測定は行わ
ない。この場合、移動局は受信の際には休止し、このフェーズで隣接チャネル測
定を実行し、これに基づいて送信に切り替わる。これはとりわけ非同期動作に対
して興味深いものであり、例えばダウンリンクではデータレートが高く、アップ
リンクではデータレートが低い(インターネットのサーフィン)。この方法の欠
点は、基地局の伝送能力を休止のため完全に利用できないことである。
【0056】 この問題は、第8と第9実施例で対処される。ここでは、第1の移動局が同時
にはデータパケットの送信とデータパケットの受信に切り換えられず、第2の移
動局は、第1の移動局がデータパケットを送信するタイムスロットでデータパケ
ットの受信に切り換えられ、第1の移動局がデータパケットの受信に切り換えら
れるタイムスロットでデータパケットを送信する。
【0057】 図10では第1の行に実線でタイムスロット0,1,2,3が示されており、
これらのタイムスロットでは第1の移動局からデータパケットが送信される。第
2の号にはタイムスロット2,3,4が示されており、ここでは第1の移動局に
よりデータパケットが受信される。第3の行にはそれぞれタイムスロット4,5
,6,7が実線により示されており、これらのタイムスロットでは第2の移動局
によりデータパケットが受信される。第4の行にはタイムスロット6,7,0が
示されており、ここでは第2の移動局からデータパケットが送信される。従って
、同時に送信と受信に移動局で使用されることとなる送信タイムスロットおよび
受信タイムスロットは、時間的に別のタイムスロットにずらされている。ここで
は同時に送信と受信を行うことはできない。このことにより移動局は全体でより
多数のタイムスロットを占有し、ひいては必要以上にネットリソースを占有する
。しかしこのことは次のようにして補償される。すなわち第2の移動局が、1タ
イムフレーム当たり8つ全てのタイムスロットが使用されるように送信と受信を
組み合わせるのである。ここで第2の移動局は、本発明の送信移動局と同じであ
っても、従来の多重タイムスロット移動局と同じであっても良いが、受信するよ
りも少数のタイムスロットを送信する。
【0058】 図10に示された第8実施例では、2つの4E3S移動局によるオーバラップ
のない送信と受信が示されている。この実施例は、第2の移動局が4つのタイム
スロットで受信し、2つのタイムスロットで送信する場合にも当てはまる。ここ
では第2の移動局の送信タイムスロット0(図10の第4行)は占有されない。
【0059】 図11に示した第9実施例には、先行する第2から第7実施例の1つとの必要
な組み合わせが行われる。すなわち隣接する基地局の同期データパケットを探索
するための時間が所定のタイムフレームにおいて9タイムスロットよりも少ない
から、隣接する基地局との同期化を実行するには、もちろん同時に実施例2から
7の1つを適用しなければならない。図11からわかるように、瞬時の基地局は
1つのタイムスロットのデータパケットを所定のタイムフレームの直後に、すで
に所定のタイムフレームの開始の直前に送信する。このことはタイムスロット0
Rにより示されている。しかし第1の移動局は、所定のタイムフレームの最初の
3つのタイムスロットで隣接する基地局の信号レベルの測定を実行し、次の5つ
のタイムスロット4,5,...0で隣接する基地局の同期データパケットを探索 する。図11の下側半分には、第1の移動局の隣接チャネル探索が後続の所定の
タイムフレームに示されている。ここで移動局は最初の5つのタイムスロット0
,1,...4で、隣接する基地局の同期データパケットを探索し、最後の3つの タイムスロットで隣接する基地局の信号レベルを測定する。図11に例として説
明した第1の移動局も同様に4E3S移動局である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、瞬時の基地局と、隣接する基地局と、移動局を備えた移動無線システ
ムの基本構成を示す概略図。
【図2】 図2は、本発明の第1実施例を示す線図。
【図3】 図3は、本発明の第2実施例を示す線図。
【図4】 図4は、本発明の第3実施例を示す線図。
【図5】 図5は、本発明の第4実施例を示す線図。
【図6】 図6は、本発明の第5実施例を示す線図。
【図7】 図7は、本発明の第6実施例を示す線図。
【図8】 図8は、本発明の第7実施例を示す線図。
【図9】 図9は、多重タイムスロット移動局でのクリティカルオーバーラップ領域の線
図。
【図10】 図10は、本発明の第8実施例を示す線図。
【図11】 図11は、本発明の第9実施例を示す線図。
【図12】 図12は、従来技術の移動無線システムでの同期データパケットのクリティカ
ル位置を示す線図。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動無線システムの少なくとも1つの基地局と少なくとも1
    つの移動局との間でデータパケットを伝送する方法であって、 データパケットを、固定数のタイムスロットからなるそれぞれのタイムフレー
    ムで伝送し、移動局はデータパケットを複数の順次連続するタイムスロットで伝
    送することができ、 移動局が瞬時の基地局と接続しているとき、瞬時の基地局は所定のタイムフレ
    ームの間に制御データパケットを移動局に送信するか、またはデータパケットを
    送信しない方法において、 移動局では、所定のタイムフレームより長い時間部分をそれぞれ、同期データ
    パケットの受信のために、および/または隣接する基地局の信号レベルの測定の
    ために使用する、 ことを特徴とするデータパケットの伝送方法。
  2. 【請求項2】 移動局は前記時間部分の間、同期データパケットの受信およ
    び/または隣接する基地局の信号レベルの測定に切り換えられる、請求項1記載
    のデータパケットの伝送方法。
  3. 【請求項3】 瞬時の基地局から所定のタイムフレームのそれぞれ直前およ
    び/または直後に送信されたデータパケットを、移動局により少なくとも部分的
    に受信しない、請求項1または2記載のデータパケットの伝送方法。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも部分的に受信しなかったデータパケットを移
    動局により、別に受信したデータパケットの冗長的コード化を用いて復元する、
    請求項3記載のデータパケットの伝送方法。
  5. 【請求項5】 瞬時の基地局から所定のタイムフレームの直前ないしは直後
    に送信されたデータパケットを、所定のタイムフレームの終了時ないしは開始時
    に再度送信する、請求項1から4までのいずれか1項記載のデータパケットの伝
    送方法。
  6. 【請求項6】 瞬時の基地局から所定のタイムフレームの直前ないしは直後
    に送信されたデータパケットを、所定のタイムフレームの間に再度送信し、移動
    局により受信する、請求項1から4までのいずれか1項記載のデータパケットの
    伝送方法。
  7. 【請求項7】 移動局が隣接する基地局からの同期データパケットの受信に
    切り換えられる時間部分の長さを、移動局が第1の時間部分では同期データパケ
    ットの第1の部分を、第2の時間部分では同期データパケットの第2の部分を受
    信できるように選択する、請求項1から6までのいずれか1項記載のデータパケ
    ットの伝送方法。
  8. 【請求項8】 第1の部分と第2の部分にはそれぞれ少なくとも、同期デー
    タパケットのトレーニングシーケンスの部分が含まれており、 当該部分によりそれぞれのチャネルイコライジングを検出することができる、
    請求項7記載のデータパケットの伝送方法。
  9. 【請求項9】 第1の移動局は同時には、データパケットの送信とデータパ
    ケットの受信とに切り換えられず、 第2の移動局は、第1の移動局がデータパケットを送信するタイムスロットで
    データパケットの受信に切り換えられ、第1の移動局がデータパケットの受信に
    切り換えられるタイムスロットでデータパケットを送信する、請求項1から8ま
    でのいずれか1項記載のデータパケットの伝送方法。
  10. 【請求項10】 移動無線システムの少なくとも1つの基地局(1)と少な
    くとも1つの移動局(5)との間でデータパケットを伝送するシステムであって
    、 データパケットは固定数のタイムスロットからなるタイムフレームでそれぞれ
    伝送され、 移動局(5)はデータパケットを複数の順次連続するタイムスロットで伝送す
    ることができ、 移動局(5)が瞬時の基地局(1)と接続されているとき、瞬時の基地局(1
    )の送信ユニット(3)は所定のタイムフレームの間に制御データパケットを移
    動局(5)に送信するか、またはデータパケットを送信しないシステムにおいて
    、 移動局(5)の受信ユニット(6)では、所定のタイムフレームよりも長い時
    間部分がそれぞれ同期データパケットの受信のため、および/または隣接する基
    地局(9)の信号レベルの測定のために使用される、 ことを特徴とするデータパケットの伝送システム。
  11. 【請求項11】 移動局(5)の受信ユニット(6)は、所定の時間部分の
    間は同期データパケットの受信および/または隣接する基地局(9)の信号レベ
    ルの測定に切り換えられる、請求項10記載のデータパケットの伝送システム。
  12. 【請求項12】 移動局(5)の受信ユニット(6)は、瞬時の基地局(1
    )の送信ユニット(3)からそれぞれ所定のタイムフレームの直前および/また
    は直後に送信されたデータパケットを少なくとも一部受信しない、請求項10ま
    たは11記載のデータパケットの伝送システム。
  13. 【請求項13】 移動局(5)は処理ユニットを有し、 該処理ユニットは少なくとも部分的に受信しなかったデータパケットを別に受
    信したデータパケットの冗長的符号化を用いて復元する、請求項12記載のデー
    タパケットの伝送システム。
  14. 【請求項14】 瞬時の基地局(1)の送信ユニット(3)は、所定のタイ
    ムフレームの直前ないし直後に送信したデータパケットを所定のタイムフレーム
    の終了時ないし開始時に再度送信する、請求項10から13までのいずれか1項
    記載のデータパケットの伝送システム。
  15. 【請求項15】 瞬時の基地局(1)の送信ユニット(3)は、所定のタイ
    ムフレームの直前ないし直後に送信したデータパケットを所定のタイムフレーム
    の間に再度送信し、移動局(5)の受信ユニットは当該データパケットを受信す
    る、請求項10から14までのいずれか1項記載のデータパケットの伝送システ
    ム。
  16. 【請求項16】 移動局(5)の受信ユニット(6)が隣接する基地局(9
    )からの同期データパケットの受信に切り換えられている時間部分の長さは、移
    動局(5)の受信ユニット(6)が第1の時間部分では同期データパケットの第
    1の部分を、第2の時間部分では同期データパケットの第2の部分を受信するこ
    とができるように選択されている、請求項10から15までのいずれか1項記載
    のデータパケットの伝送システム。
  17. 【請求項17】 第1と第2の部分にはそれぞれ少なくとも、同期データパ
    ケットのトレーニングシーケンスの部分が含まれており、 当該部分により、それぞれのチャネルイコライジングの検出が可能である、請
    求項16記載のデータパケットの伝送システム。
  18. 【請求項18】 第1の移動局は同時にはデータパケットの送信と、データ
    パケットの受信に切り換えられず、 第2の移動局は、第1の移動局がデータパケットを送信するタイムスロットで
    データパケットの受信に切り換えられ、第1の移動局がデータパケットの受信に
    切り換えられるタイムスロットでデータパケットを送信する、請求項10から1
    7までのいずれか1項記載のデータパケットの伝送システム。
JP2000513434A 1997-09-25 1998-08-21 多重タイムスロット移動局に対する最適化された隣接チャネル探索およびタイムスロット割り当て Withdrawn JP2001517912A (ja)

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