JP2001517380A - 回路切り替え通信ネットワークにおけるマネージメントの方法および回路切り替え通信ネットワークにおいてノードとして用いることのできる装置 - Google Patents

回路切り替え通信ネットワークにおけるマネージメントの方法および回路切り替え通信ネットワークにおいてノードとして用いることのできる装置

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Abstract

(57)【要約】 回路切り替え通信ネットワーク(1)におけるマネージメントの方法であって、少なくともそのネットワークに接続されるプログラム可能な機器(10)で、またはその補助で実行される前記方法。それは電子メモリーにおいて、Bブロッキング・アイランド(Ni)に基づくネットワークの表示を計算しかつ蓄積するステップを具備する。各Bブロッキング・アイランドは、ノード(A−G)の集合であって、利用できる凹形リソースの少なくとも量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tで前記集合におけるノードのいずれの組の間にも存在するようなやり方でリンクされるものからなる。Bブロッキング・アイランド(Ni)は、ヒエラルキーにおいて組織化され、ここで各々のBブロッキング・アイランドのヒエラルキー的位置は、前記ブロッキング・アイランドを定義するのに使用される値Biの選択に依存する。したがって、利用できる帯域幅リソースは、ネットワーク・マネージメントのタスクの複雑さを低減するために要約される。ネットワークにおいてボトルネックが強調される。Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーは、段階的に増加して維持することができる。応用例:分配されるまたは中央で管理される経路付け、価格手順、分配されるエージェントをもつ分配されるマネージメント、ネットワーク企画および割り当て不存在の説明。

Description

【発明の詳細な説明】 回路切り替え通信ネットワークにおけ るマネージメントの方法および回路切 り替え通信ネットワークにおいてノー ドとして用いることのできる装置 本発明は、ネットワークの改良されて要約された表示を用いる、回路切り替え 通信ネットワークにおけるマネージメント(管理)方法および装置に関する。さ らには、本発明は、回路切り替え通信ネットワークにおける経路付け方法および 装置、価格付け方法および装置、ならびに企画方法および装置に関する。 通信ネットワークは、音声、音波、グラフィクス、絵画、ビデオ、テキストま たはデータであるであろう情報の交換を可能とするため、リンク(links) と相互接続されるノード(nodes)の集合を具備する。そのノードは、端子 ノードと通信ノードの2つの種類に分けられる。電話機、コンピュータ、プリン タ、ファイル・サーバー(file servers)またはビデオ・モニター のような端子ノードは、ネットワークを介して送信される情報を発生するか使用 するかする。スイッチやゲートウェイ(gateways)のような通信ノード は、情報を中継するがそれを発生したり使用したりはしない。ある端子ノードA から端子ノードBへの通信は、1つ以上の通信リンクを介して起こる。この通信 を 支援する物理的な媒体は、例えば、ケーブル、導線、光ファイバーまたは無線リ ンクであって良い。 2つのノード間で情報を交換する必要性は、ディマンド(要求)と呼ばれる。 ディマンドは、一方向あるいは双方向かのいずれかであり得、あるいは同じ量の 帯域幅(bandwidth)が双方向において送信されることを要請(req uire)しない。しかしながら、リンクは双方向的である。ノード間で情報が 転送されることのできる前に接続を確立することを要請するネットワークは、回 路切り替え通信ネットワークと呼ばれる。これらのネットワークにおいて、回路 は、ディマンド(要求)に応じてのみ確立され、かつもはや必要とされないとき には割り振り解除(割り当て解除)(deallocate)される。回路切り 替え通信ネットワークは、例えば、非同期転送モード(Asynchronou s Transfer Mode)(ATM)、時分割マルチプレクシング(T ime Division Multiplexing)(TDM)、供給源予 約プロトコール(Resource Reservation Protoco l)(RSVP)、送信制御プロトコール(Transmission Con trol Protocol)(TCP)および同期デジタル・ヒエラルキー( Synchronous Digital Hierarchy)(SDH)の ようなさまざまなプロ トコールを用いることができる。共通の回路切り替え通信ネットワークは、ネッ トワークにおいて発生するリソース(供給源)およびディマンドのマネージメン トを少なくともある形で必要とする。大抵の回路切り替えネットワークは、中央 で管理される(しかしながらTCPではそうではない)。中央のハードウェアお よびソフトウェアのマネージメント・プラットフォーム(management platform)は、通常「実時間(リアルタイム)」でネットワークを通 しての全ての新しいディマンドを管理して経路付けする。中央のマネージメント ・プラットフォームは、ネットワーク・ロード(network load)を 調べ、ボトルネック(bottlenecks:隘路)を特定するなどする価格 付けおよび分析機能のような他のタスク(tasks)を実行する。 ネットワークにおける各々のリンクは、そのリンクにおいて利用できる帯域幅 のような少なくとも1つのメトリック(metric)によって特徴付けられる であろう。例えばATMのようないくつかの回路切り替え通信ネットワークは、 サービスの質(quality of service)(QoS)要件に基づ いてマネージメントを可能とする。各新しいディマンドは、呼び出しを行ってい るユーザーが、自分が確立したいと望む通信のために要請するリソースの量を指 示するところの、サ ービスの質のパラメーターを収容するであろう。要請されるかもしれない典型的 なリソースは、例えば帯域幅であろう;ATMネットワークにおいて呼び出しを 行う者は、例えば少なくとも64Kビット/秒での接続の確立を要請することが できる。しかしながら、広範囲にわたっての適用を支援するためには、新しい経 路付けプロトコールは、帯域幅、遅延および損失の可能性などの複数のメトリッ クで定義されるサービスの質のパラメーターを用いて良い。ツェン・ワン(Zh eng Wang)およびジョン・クロウクロフト(Jon Crowcrof t)は、1996年9月のIEEEジャーナル・オン・セレクティッド・エアリ アズ・イン・コミュニケーションズ(IEEE Journal on Sel ected Areas in Communications)第14巻7号 1228頁の「マルチメディアへの応用を支援するためのサービスの質の経路付 け(Quality−of−Service Routing for Sup porting Multimedia Applications)」におい て、いくつかの要件を満たす道筋を見つける戦略を記述している。例えば、この 方法によれば、最大のボトルネック帯域幅(最も広い道筋)をもつ道筋を、また 最も広い道筋が2つ以上ある時は、伝搬遅延の最も短いものを見つけることが可 能となる。 中央のプラットフォームは通常、考慮されている時点でネットワークの状態の 表示をある形で蓄積する電子メモリーを具備する。この表示には通常、ネットワ ークのトポロジー(位相幾何学)についての情報、すなわちノードおよびこれら のノードを相互接続するリンクの一覧が含まれる。前記メモリーに蓄積される表 示はまた通常、ネットワークじゅうで既に確立された回路についての、かつある 場合には、ネットワークじゅうで新しい回路を確立するためのディマンドについ ての情報を収容する。 中央で管理されるネットワークにおいて、中央のマネージメント・プラットフ ォームは通常、ディマンドの経路付けに、すなわち各々の新しいディマンドのた めにネットワークじゅうで経路を決定することに責任がある。経路付け手段の効 率、すなわち大抵の新しいディマンドのために「良い」経路を見つけるそれの能 力は、使用される経路付けアルゴリズムのみではなく、ネットワークの状態の、 蓄積(記憶)される表示にも依存する。非常に大きなネットワークでは、マネー ジメント・プラットフォームのRAMにおいて、ネットワークの完全な表示を蓄 積しかつ更新すること、また実時間でそれに働きかけることは、もはや不可能と なる。少なくともいくつかのサブネットワークを単一のノードに集めることによ って、前記表示のサイズを低減することは可能であるかもしれない。しかしなが ら、もし前記表示が不完全である なら、経路付け手段は、良い経路を見つけ出すことができないように思われる。 たとえネットワークの完全な表示に働きかけることが可能であるとしても、膨大 な量のノードを通る回路を見つけ出すために、経路付け(ルーティング)手段に よって必要とされる時間は、もはや容認できないものとなるかもしれない。換言 すれば、ネットワークのサイズと新しいディマンドのための経路を見つけ出すの に許される時間との間には、トレードオフ(条件の取捨)がある。 大抵の通信ネットワークにおいて、通信の価格は、接続期間のみに(インター ネットの場合)、接続および帯域幅に(あるインターネットのプロバイダーの場 合)、または期間、その日の時間および距離(電話ネットワークの場合)に基づ いて計算される。動的な価格付けポリシーを持つネットワークはまた、この場合 は、リンクを通しての接続の価格がそのリンクで利用できるリソースに依存する ということで、実験されてもいる。中央で管理されるネットワークにおいては、 新しい通信のための価格は、中央のマネージメント・プラットフォームによって 、時間tでのネットワークの状態についてそれが分かっていることに基づいて計 算されるであろう。したがって動的価格手順(ダイナミック・プライス・プロシ ーデュア)はまた、中央のプラットフォームがネットワークの状態またはトポロ ジーの表示を少なくとも何らかの 形で蓄積することを要請する。 ネットワーク企画ツール(planning tool)が、現存するネット ワークの振る舞いを分析するのに、および/または新しいネットワークの構築ま たは現存するネットワークの変更(拡張)を企画するのに使用される。それらは 、企画するディマンドを発生させるのにネットワーク・シュミレーター(sim ulator)を使用し、またはそれらを例えば測定ツールから持ち込んでも良 い。それらは独立型装置として用いることができ、または現存するネットワーク に接続されても良い。ネットワーク企画ツールは通常、ネットワークのトポロジ ーの表示を蓄積するためにメモリーを用いる。そしてオペレーターは、ネットワ ークへの改良を企画するためにネットワークの振る舞いを観察することができる 。しかしながら、非常に大きいネットワークの完全な表示に働きかけるには、適 当な時間で実行されるように巨大なメモリーと非常に高価なコンピュータが必要 である。したがって、ネットワーク企画ツールは時々、単一のノードに集められ るサブネットワークを有するネットワークの要約された表示を使用する。しかし ながら、この要約された表示は、集められたサブネットワークの内側にボトルネ ックを隠してしまうかもしれない。さらには、経験を積んだオペレーターでさえ 、ネットワークにおいて、とりわけ何千もまたは何百万もありさえするノード を収容するネットワークにおいて、発生するかもしれない問題を指摘するのは困 難であろう。 したがって、経路付け手段、価格手順決定手段およびネットワーク企画ツール は全て、ネットワークの状態の動的な表示を何らかの形で蓄積しおよび/または それらに働きかける必要がある。ネットワークのサイズが大きくなるとき、その 表示のサイズもそれにしたがって大きくなり、そしてそのような大きな表示に働 きかけることは困難となる。 本発明が解決したいと望む1つの技術上の問題は、ネットワークの状態の改良 された表示を使用するところの、中央で管理される回路切り替え通信ネットワー クにおいて、ディマンドおよびリソースのマネージメントの改良された方法を見 出すことである。とりわけ、本発明が解決することを目標とする1つの技術上の 問題は、改良された経路付け方法および改良された価格付け方法を見出すことで ある。本発明が解決することを目標とするもう1つの他の技術上の問題は、中央 で管理される回路切り替え通信における中央のマネージメント・プラットフォー ムでおよび/または独立型の汎用コンピュータ(stand−alone ge neral purpose computer)で、分配されるかまたは実行 されることのできる改良されたネットワーク企画方法を見出 すことであり、そこでは、その改良されたネットワーク企画方法は、ネットワー クの状態の改良された表示を使用する。 大きなネットワークを管理するために、ネットワーク・マネージメント機能が ローカル(局地、局所)のエージェント(agents:仲介者)に分配され、 各々のローカルのエージェントは、ネットワークにおけるノードの限られた部分 集合に責任を負うものとすることが提案されている。新しい接続の確立を要請す るノードは、そのローカルのマスター(master)に、経路を見出しかつ接 続の価格を決定するよう依頼することができる。エージェントは、全体のネット ワークを通して確実に経路付けされるよう協力し合う。エージェントの構造はヒ エラルキー的である:より高いレベルのエージェントは、さもなくば解決するこ とのできない同僚のエージェントの紛争を仲裁する。ローカルのエージェントは 、例えば要求されたサービスの質およびネットワークの状態について知っている ことに基づいて、ネットワークじゅうで道筋を見出すよう試みるであろう;もし それが不存在となれば、または目的地のノードがそれが支配する部分集合に属さ ないならば、ローカルのエージェントは、より高いレベルのエージェントに問題 を解決するよう依頼するであろう。新しい接続のこの確立は、そのローカルのマ スターに経路を見出してかつ接続の価格を決定す るよう依頼するであろう。エージェントは、ネットワーク全体を通して確実に経 路付けするよう協力し合う。エージェントの構造はヒエラルキー的である:より 高いレベルのエージェントは、さもなくば解決することができない同僚のエージ ェントの間での紛争を仲裁する。ローカルのエージェントは、例えば要求される サービスの質およびネットワーク状態についてのそれの持つ知識に基づいて、ネ ットワークじゅうから道筋を見出そうと試みるであろう;もしそれが見つからな いか、または目的地(destination)のノードがそれが支配する部分 集合に属さないならば、ローカルのエージェントは、より高いレベルのエージェ ントに問題を解決するよう依頼するであろう。この分配されるマネージメントで は、少なくともいくつかの信号送信プロトコールがローカルのエージェントの間 で確立されることが必要である。例えば、リンクのメトリックについてのおよび 特定のノードの状態についての情報は、ローカルのエージェントの間で共有され なければならない。 そのような分配されるマネージメントは、シスコ・システムズ,インコーポレ イテッド(Cisco Systems,Inc,)のアンソニー・アレス(A nthony Alles)によって、1995年5月に「ATMインターネッ トワーキング(Internetworking)」において記述されている。 ATMネット ワークにおけるディマンドおよびリソースのマネージメントについての一般的な 情報は、1994年にマクグローヒル・シリーズ・オン・コンピュータ・コミュ ニケーションズ(McGraw−Hil1 Series on Comput er Communications)の「ATM−理論と応用(Theory and Application)」ISBN0−07−060362−6に おいて、デービッドE.マクダイサン(David E.McDysan)およ びダレンL.スポーン(Darren L.Spohn)によって与えられてい る。ネットワーク・マネージメントのエリクソン・アプライド・ラボラトリー( Ericsson Applied Laboratory in Netwo rk Management)のファーガル・ソマーズ(Fergal Som ers)は、「ハイブリッド:分配されるATMネットワーク・マネージメント のためのインテリジェント・エージェント(HYBRID:Intellige nt Agents for Distributed ATM Networ k Management)」において、分配されるエージェントのヒエラルキ ーによって管理されるATMネットワークについて記述している。各々のエージ ェントは、任意にかつ静的に定義されたサブネットワークにおいて、多くの場合 ある種の行政範囲において、リソースおよびディマンドを管理する。例えば、大 学は次のように管理するこ とができるであろう:各研究室で1人のエージェントが責任者となり、一方他の 各々のエージェントはそれぞれ学部を監督し、そしてある1人だけがその大学を 支配する。 分配されるマネージメントをもつ非常に大きなネットワークにおける全てのロ ーカルのエージェントが、完全なネットワークの状態の完全な表示を蓄積するこ とは不可能であろう。この理由のために、各々のローカルのエージェントにおい てのおよびローカルのエージェント間で送信される信号送信メッセージにおいて のネットワークの状態の表示は、時には集められたノードの集合を単一のノード で置き換えることにより要約される。 したがって、本発明が解決しようと望む1つの技術上の問題は、ネットワーク の状態の改良された表示を使用する、回路切り替え通信ネットワークにおいて、 ディマンドおよびリソースのマネージメントの改良された分配され方を見つけ出 すことである。 本発明が解決しようと望むもう1つの他の問題は、回路切り替え通信ネットワ ークを管理するために分配されるエージェントの改良されたヒエラルキーを見つ け出すことである。 本発明は、一般には、回路切り替え通信ネットワークにおけるディマンドおよ びリソースのマネージメントの改良された方法を提供することを求めるものであ る。本発明はまた、中央のまたは分配されるマネージメントをもつ回路切り替え 通信ネットワークにおいて、改良された経路付け方法、改良された価格付け方法 および改良されたネットワーク企画方法を提供することを求めるものである。さ らに本発明は、ATMネットワークのような回路切り替え通信ネットワークにお いて、(端子または通信)ノードとして使用することのできる改良された装置を 提供することを求めるものである。本発明はまた、ハードウェア構成部品、適当 なソフトウェアによってプログラムされたコンピュータであるとしても、または それら2つの何らかの組み合わせによるかまたはその他のやり方であるにしても 、それぞれ記述される方法のステップを実行するための機器部品を含めて、開示 される方法を実行するための機器にも向けられている。 本発明のさまざまな観点によれば、これらの改良は、独立請求項の特徴部分の 特徴から分かる。 当業者が認めるであろうように、これらの改良は結果として、回路切り替え通 信ネットワークの技術的に改良された機能性、とりわけ新しいディマンドのより 早くより良い経路付け、リソースの改良された使用およびより 良い価格付けになる。 さらに詳しく言うと、これらの改良は、ネットワークで利用できるリソースを 要約するための新しい方法から生じる。その方法は、前記ネットワークの端子ノ ードおよび通信ノードの少なくともいくつかを、複数のBブロッキング・アイラ ンド(B−blocking islands)にグループ分けすることにあり 、各々のBブロッキング・アイランドは、1つの凹形のリソース(concav e resource)の少なくとも量Bをもつ経路が、時間tにおける集合の 中でどの一組のノード間にも少なくとも存在するようなやり方でリンクされるノ ードの最大限の集合からなる。 本発明を、図面を参照して実例でもってより詳細に説明する。それらにおいて : 図1は、簡単なATMネットワークの例である。 図2は、時間tでの図1のネットワークにおける全てのディマンドを要約する ディマンド・グラフである。 図3aは、考慮される時点で各々のリンクで利用できる帯域幅、および破線で 描かれる楕円で示される128Kブロッキング・アイランドを示す図1のネット ワーク の表示である。 図3bは、図3aのネットワークの要約される表示であり、各々の128Kブ ロッキング・アイランドにおけるノードの集合は、単一のノードに集められてい る。 図4a−4dは、通信ネットワークのヒエラルキー的表示の4つのレベルであ る。 図5は、本発明の方法を実行するための装置によって実施されるステップを例 示するフローチャートである。 図6は、本発明による、中央に集められたマネージメント方法を実行するのに 使用される装置の遠近図である。 図7は、図6の装置のハードウェアのブロック図である。 図1は、スイッチまたはゲートウェイのような通信ノード10、およびコンピ ューター201、電話機202、ファイル・サーバー203、ビデオカメラ20 4などの端子ノードからなる通信ネットワークを示す。通信ノードおよび端子ノ ードは、通信リンクIiで相互接続される。リンクIiは、双方向の通信メディア に対応する。各々のリンクIiは、典型的にはビット/秒で測定されるその帯 域幅B、ならびに遅延([ms])、遅延ジッター(delay jitter )およびセル損失速度(cell loss rate)のようなその他の特性 によって特徴付けられれる。リンク帯域幅は、図1で各々のリンク近くの括弧内 に与えられている。 簡略化の目的で、以下のバックボーン・ネットワーク(backbone n etwork)1(通信ノードとそれらの間のリンクのみからなる)のみを考察 し、また他の形状からおよびネットワークの要約された表示からアクセス・ネッ トワーク(端子ノードおよびそれらの通信ノードへのリンクからなる)は除外す る。しかしながら、本発明の方法は、いかなる困難性もなく、端子ノード、通信 ノードおよびそれらの間のリンクを含んで、完全なネットワークの表示にまで拡 張されることができる。そのような完全な表示は、とりわけ、端子ノードが複数 のネットワーク(例えば、会社のローカルネットワークおよびインターネットに 同時に接続されるコンピュータ)に接続されかつ、それ故に(異なるネットワー ク層に於いてではあるが)通信ノードとしてもまた働くことができるならば有用 であるであろう。 以下では、よりはっきりとATMネットワークの特別な場合に関して記述がな される。しかしながら、本発明は、いかなる種類の回路切り替え通信ネットワー クにも 応用できる。 図6は、特許請求項の方法を実行するよう、特別に設計されることができるA TMネットワークのいくつかの要素の透視図である。スイッチ10は、ATMス イッチング・ボード(switching board)100およびそのスイ ッチング・ボード100の操作を制御するためのコンピュータ101を含む。コ ンピュータ101はまた、図7にも示されており、キーボード1010、メイン ユニット1012、CD−ROMドライブ1013のような蓄積装置読み取り機 、およびディスプレイ1014を含む。メインユニット1012は、CPU10 16、ROM1017、RAM1018、ハードディスク1020、およびプロ グラム可能な装置101をATMスイッチング・ボード100にまたはATMネ ットワーク1に直接に、接続するよう特別に適合されているインターフェイス1 021を具備する。コンピュータ101は、CD−ROM1011またはハード ディスク1020に蓄積されるソフトウェアを実行することによって、特許請求 の範囲のようなやり方でATMスイッチング・ボード100を制御するよう特別 に設計されている。ATMスイッチ10は、リンクIiによって、例えば低速の 銅線120によって、サテライト130またはその他のワイヤレス送信システム によって、光ファイバー(図示されていない)によってまたは仮想のリンク(図 示されていない)によって、他のスイッチおよび/またはATMネットワークに おける他のコンピュータまたは端子ノードに接続される。 ネットワーク1は、ノード間での通信、例えば、電話通話、ビデ才会議、要求 次第のビデオ(video on demand)などのためのディマンドを満 たさなければならない。ディマンドdkは、間で通信が起こることが要請される ノードxkおよびyk(ディマンドの終点)によって、かつサービスの質の要請( QoS)を記述するパラメーターBkによって定義されることができる。以下の 部分の記述においては、Bkが、要請される帯域幅の量のみに依存する場合を考 える。パラメーターBkは、一定のビット速度接続(constant bit rate connections)(CBR)のためには定数であり、また は可変ビット速度接続(variable bit rate connect ions)(VBR)または一時的(Temporal)CBR(TCBR)の ためには時間の関数であり得る。さしあたってBkが定数である場合のみを考慮 する。 図2は、任意の時間tでネットワーク1において生じる全てのディマンドdk を示す。例えば図2は、最小の64kビット/秒の帯域幅でノードFとGとの 間の接続を確立するためにディマンドd6があるということを示す。 ディマンドdkを満たすためには、そのディマンドの終点xkおよびykの間に 回路が割り当てられなければならない。この回路は、そのディマンドのサービス の質の要請を満たすような経路を取らなければならない。経路は、ネットワーク を横切る簡単な道筋であり、またしたがってリンクの集合である。経路計算は、 中央に集められたまたは分配される経路決め手段によって実行される経路決めア ルゴリズムにより確実なものとされる。経路決めの問題は1つで、しかも、要請 されたサービスの質(帯域幅)を満たす各々のディマンドのために1つだけの、 経路を見出すことであり、またリソースの使用を最小限化することを含む。そし て経路決めアルゴリズムは、この経路の各リンクおよび各ノードがそのディマン ドを支援するのに十分な帯域幅をもつように、ネットワークにおいて発生する各 ディマンドのために経路を見出さなければならない。 ネットワークを通じての接続を経路決めするのにはさまざまなアプローチが可 能である。ホップ・バイ・ホップ経路付け(hop−by−hop routi ng)は、インターネット・プロトコールのような最新のネットワーク層プロト コールによって使用されており、そこではどの任意のノードででも最終の目的地 により近い別のノードのみにパケット(packet)が経路付けら れる。ソース経路付け(source routing)において、道筋におけ る最初のノードが、最後の目的地への全体の経路を決定する。P−NNIプロト コールは、経路付けに責任を負う、エージェントのヒエラルキーを使用する。し かしながら、本発明のネットワーク表示方法は、経路付け方法から独立しており 、大抵の経路付けアルゴリズムに利益を提供することができる。 一旦経路が見出されると、この経路に沿って必要なリソースが指定される。こ のプロセスが回路の確立と呼ばれる。ネットワーク技術により、要請される帯域 幅が正確に指定されなければならないか、または(例えば、時分割マルチプレク シング・ネットワークにおいては)少なくとも要請されるだけの数のリソースが 割り当てられなければならない。 一般に通信ネットワークにおいて、ディマンドが全て同時に発生することはな い。さらには、ディマンドの到着時間は通常前もって知らされない。したがって ディマンドは、それらが到着するにつれ経路付けされなければならない。最初の ディマンドのために経路を割り当てることは、後に続くディマンドの経路付けを 行うのに影響がある、というのは、前者はいくつかのリソースを使い切ってしま い、それ故にそれらは、後者にはもう利用できないものであるからである。そし て最初に確立される 回路は、追加のディマンドの経路付けを不可能なものにしてしまうかもしれない 。将来入ってくるディマンドの数および要請は、一般には知られておらず、そし てそれ故、確実に全てのディマンドが経路付けされ得ないようにするために割り 当てを最適化する方法はない。ディマンドの再経路付けおよびロード(load )のバランス取りは、そのように考慮されなければならない。 本発明の、ネットワーク・マネージメント方法は、Bブロッキング・アイラン ド(B−blocking islands)と呼ばれる動的に定義される部分 集合におけるネットワークのノードを集めて一団にする(clustering )ステップを具備する。このグループ化は、例えば、RAM1018におけるネ ットワークの表示において、またはネットワークの通信ノード10のハードディ スク1020でなされ得る。例えば、蓄積手段1018,1020は、ネットワ ークの各々のノードのために、それがどのBブロッキング・アイランドに属する かを指示するパラメーターを蓄積することができる。電子メモリーにおいて部分 集合におけるノードの集合を組織化する他の方法は、プログラミング技術の当業 者が容易に想定することができる。後に記述されるさまざまな実施例において、 各ブロッキング・アイランドは、分配されるマネージメントをもつネットワーク において1つの分配されるエージェントに割り当てられるネットワ ークにおけるノードの部分集合に対応する。ノードをグループ化するこの方法は 、理解されるとおり、回路切り替え通信ネットワークにおいて、ディマンドの経 路付け、価格付け、分析およびさまざまなその他のマネージメント・タスク(t asks)を簡略化し、改良するために使用される。 本発明によると、ネットワークにおけるノードは、Bブロッキング・アイラン ドと呼ばれるノードの集合に集めて一団とされ、利用できる凹形のリソースの少 なくとも量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tでその集合のいずれのノー ドの組の間にも存在するようなやり方でリンクされる。Bブロッキング・アイラ ンドはノードについては最大限である、すなわち、どのブロッキング・アイラン ドの外側にも、凹形のリソースの量Bをもつ前記Bブロッキング・アイランドか ら到達されることのできるノードは存在しない。 図3aは、図1のネットワークの各々のノードのための、時間tでの128K ブロッキング・アイランドを示す。図3aでの各リンク近くの括弧の中の数字は 、時間tでそのリンクにて利用できる帯域幅を与える。例えば、ノードAとBと の間のリンクI1では、273Kビット/秒が利用できる。各ブロッキング・ア イランドN1,N2,N3が破線で描かれた楕円で示される。少なくとも 128Kの利用できる帯域幅をもつ各128Kブロッキング・アイランドの内側 の各ノードの間に、時間tで少なくとも1つの利用できる経路がある。しかしな がら、Bブロッキング・アイランドの内側には、Bより少ない利用できるリソー スをもつリンクIiがあるであろう。そのような場合、それは単にIiの終点間に Bの利用できるリソースをもつ別の経路があることを意味する。実際、図3aに おいて、ノードAとGとの間のリンクIiは、同じ128Kブロッキング・アイ ランドN1において双方の終点を有するが、128Kビット/秒より少ないもの しか利用できない。しかしながら、133Kビット/秒が利用できるAからBを 経てGへの経路がある。 Bブロッキング・アイランドの定義から直ちに、1つの、そしてネットワーク における各ノードxについて1つだけの、Bブロッキング・アイランドがあると いうことが理解できる(ある場合には、このBブロッキング・アイランドはノー ドxのみをもつ)。さらには、2つの終点xおよびyが同じBブロッキング・ア イランドの中にあるならば、そしてありさえすれば、割り当てられないディマン ドのBリソース要請を満たす1つの経路が2つのノードxおよびyの間にあると いうことを示すことが可能である。Bの利用できるリソースをもつxとyとの間 のいかなる経路のリンクも、全てその終端xおよびyのBブロッキング・アイラ ンドの中にある。 ブロッキング・アイランドのこれらの有利な特性が、回路切り替え通信ネット ワークにおいてさまざまなマネージメント・タスクを簡略化し改良するためにど のように用いられるかが以下で分かるであろう。 図3bは、時間tでの図1の(バックボーン)ネットワークの概要表示を示し 、そこでは、各々の128Kブロッキング・アイランドが単一のノードに集めら れて一団となっている。例えば、ブロッキング・アイランドN1に全て属するノ ードA,BおよびGは、図3bの要約された表示において単一のノードN1によ り置き換えられる。図3bの表示におけるノードは、BリンクL1,L2,L3 によってリンクされている。ある回路切り替え通信ネットワークにおいて、各々 の通信は1つの経路だけを取るので、2つのBブロッキング・アイランド間でB リンクの利用可能帯域幅は、図3aの表示におけるこれらのBブロッキング・ア イランド間の全てのリンクの利用可能な帯域幅の最大のものである。例えば、1 28Kブロッキング・アイランドN1およびN3の間のBリンクL3の利用可能 帯域幅は、56Kビット/秒で、図3aにおいてブロッキング・アイランドN1 およびN3の間のリンクI6,I8で最大利用可能帯域幅である。 図3bにおいて使用されるネットワークの表示の要約 は、ノードを集めて一団とすることに限られない:同じBブロッキング・アイラ ンドにおいて双方の終点を有するネットワーク・リンクは示されておらず、また Bブロッキング・アイランドの間で唯一(重大な)Bリンクのみが表示されてい る。この表示は、このように非常に簡略化されていて、図3aに用いられる完全 なグラフの表示に比べてメモリーのほんの小さなスペースしか、または送信する ためのほんの少しの時間しか費やさない。さらに図3aの表示は、ノードの間で Bリソースを要請するディマンドが割り当てられることのできる全ての組をそれ が特定するので、直ちに非常に有用な情報を与える:同じBブロッキング・アイ ランドの中にあるどんなノードの組でも。反対に、もし2つのネットワーク・ノ ードが同じBブロッキング・アイランドの中にないならば、Bの利用できるリソ ースを有する経路はそれらの間にはない。 しかしながら、多くの場合において、中央のネットワーク・マネージメント・ プラットフォームは、なおもさまざまなタスクのためにネットワークの完全な表 示を蓄積する必要がある。この完全な表示は、大抵の操作のためには、ハードデ ィスクのような遅くて費用のかからないメモリーに蓄積することができ、一方マ ネージメント・プラットフォームは、RAMにロードされるネットワークの要約 された表示のみを用いて大抵のタスクを実行 する。この場合、本発明の方法は、実行時間に対して、(全ての)メモリー・ス ペースを交換することを可能とする。 ネットワークの任意のノードxのためのBブロッキング・アイランドNは、B ブロッキング検索(B−blocking island search)BI Sと呼ばれる簡単でどん欲なアルゴリズムで得ることができる。最初のノードの 集合N={x}で開始して、少なくともBの利用できるリソースを有するリンク によって到達することのできるNに全てのノードを繰り返し加える。さらなるノ ードを加えることができなくなったとき、Nは求められるBブロッキング・アイ ランドである。 完全なネットワークのBブロッキング・アイランドの表示は、各々のノードが 1つのBブロッキング・アイランドに属するまで、全てのBブロッキング・アイ ランドを最初に計算することによって構築されることができる。そして、Bブロ ッキング・アイランド間のBリンクが、2つの別個のBブロッキング・アイラン ドを接合する全てのリンクにわたって、反復によって得られる:リンクIの終端 のBブロッキング・アイランドの間に既にBリンクLがあるならば、最大の利用 できる帯域幅は、Iの上で利用できる帯域幅がLのために利用できる最大の帯域 幅よりも大きいならば、再計算される。そうではなく て、Bリンクが2つのBブロッキング・アイランドの間に存在しないならば、新 しいBリンクが作り出され、そしてその利用できる最大の帯域幅はIの上で利用 できる帯域幅である。 前記のことから、もし2つのポイントxおよびyが、同じBブロッキング・ア イランドの中にあるならば、xとyとの間にBの利用できるリソースをもつ少な くとも1つの経路があることが分かる。それからの推論(corollary) は、1つの、そして唯1つの終端xがBブロッキング・アイランドの中にあると きは、xとyとの間のBリソースを要請するディマンドを満たすことはできない :xとyとの間にBの利用できるリソースをもつ経路が無く、そうでなければx とyとは同じBブロッキング・アイランドの中にあるだろうということになろう 。割り当てられないディマンドdのために1つの、かつ1つだけの終端xを収容 するBブロッキング・アイランドを一次(primary)Bブロッキング・ア イランドと呼ぶ。一次ブロッキング・アイランドは、例えばネットワーク企画ツ ールにおいての割り当ての不存在を説明するのに非常に有用であるということが 後で分かるであろう。ディマンドdのための一次ブロッキング・アイランドは正 しい推論(arguments)をもつ、すなわちネットワーク・グラフ、確立 された回路、dの帯域幅要請およびdの終端の1つをもつBブロッキング ・アイランド検索アルゴリズムを実行することにより容易に見出すことができる 。 図3の例のようなBブロッキング・アイランドの表示は、任意のBについて、 BリンクL1,L2,L3のみを提示する。これらのBリンクは、Bまたはそれ 以上の帯域幅を要請するディマンドを支援することができない。しかしながら、 異なるBについての、例えば典型的な可能な帯域幅要請についてのボトルネック を知ることは有用であろう。可能ではあるが費用のかかる解決法は、各々の要請 Bについて別々のブロッキング・アイランド表示を計算して蓄積することである 。本発明の好ましい実施例によると、Biの下る順にBiブロッキング・アイラン ドの繰り返し分解(recursive decomposition):Bi >B2>..>Bbb=0が構築される。この方法が図4において、帯域幅要請Bi ={「最大限のスピード」64K、19.2K、0K}に関して説明されている 。図4aは、完全な回路切り替え通信ネットワーク1の表示を示す。各々のリン ク近くの括弧の中の数字は、考慮される時間tでの利用できる帯域幅を示す。図 4bは、ヒエラルキーのBiブロッキング・アイランド表示の次の(より高い) レベルを示す:少なくとも量Bi=64Kビット/秒をもつ経路が少なくとも時 間tでの集合におけるどのノードの組の間にも存在するようなやり方でリンクさ れるネットワークの全てのノ ードが、64Kブロッキング・アイランドN1乃至N5に集められて一団とされ ている。図4cは、図4bの64K表示から直接計算される表示を示す:64K ブロッキング・アイランドは、それら自体19.2Kブロッキング・アイランド に集められて一団とされる。例えば、図4bの表示における64Kブロッキング ・アイランドN1およびN5は、32Kの利用できる帯域幅をもつリンクによっ て接合される:図4Cの19.2K表示において、それ故それらは、1つの19. 2Kブロッキング・アイランドN6に集められて一団とされる。図4dは、ネッ トワークのゼロK表示を示す:このネットワークにおける全てのノードは接続さ れているので、少なくともゼロKの利用できる帯域幅をもつネットワークの各々 のノードの間に少なくとも1つの経路がある。したがって、この最も高いレベル の表示は、ネットワーク全体を集めて1つのノードN9へ一団とする。各々のレ ベルのブロッキング・アイランドのヒエラルキーは、ネットワークのノードから 第1のレベルのヒエラルキーを構築するのに使用される同じアルゴリズムで、最 も低いレベルから計算される。 大抵のネットワークにおいて、所定の帯域幅要請の限られた量のみが、例えば 電話通話のためには9.6Kビット/秒が、使用される。ブロッキング・アイラ ンドのヒエラルキーは、好ましくは、これらの最も共通する所定 の帯域幅要請、例えばB1=128K、B2=64K、B3=28.8K、B4=1 4.4K、B5=9.6K、B6=2.4KおよびB7=0Kで構築される。Bi値の 集合および/またはブロッキング・アイランドのヒエラルキーにおけるレベルの 数はまた、新しい帯域幅要請にしたがって動的に変化し得るものである。 図5は、本発明の経路付け方法を実行する中央のマネージメント・プラットフ ォームによって実行されるメインステップを指示するフローチャートである(そ れは、図6に例示される装置10によって実行されるであろう)。その方法は、 ステップ200で開始する(ネットワーク・ブート(boot)での初期化)。 そして経路付け装置は、それが責任を負うネットワークの(ステップ201)少 なくとも一部のトポロジーについての情報を得、すなわちこれらのノードを相互 接続するノードおよびリンクの一覧を受け取って蓄積する。この情報は、オペレ ーターによってキーボード1010で入力され、他の接続された装置からネット ワークおよびインターフェイス1021を介して送信され、または図形ネットワ ーク・エディター(graphical network editor)から またはネットワーク発見ツール(network discovery too l)から入力されることができる。続いて処理ユニット1012は、Bブロッキ ング・アイランドの1つ以上のレベル でネットワークの要約された表示を計算し(ステップ202)、そしてこのブロ ッキング・アイランドのヒエラルキー表示をメモリーまたはハードディスクのよ うな蓄積デバイスに蓄積する(ステップ203)。 続いて経路付け装置は、要請されたサービスの質Brをもつネットワーク1に おける2つのノードxおよびyを相互接続するための新しいディマンドdを受け 取る(ステップ204)。ステップ205では、経路付け装置は、ネットワーク におけるdのために経路が存在するかどうかチェックする。このチェックは非常 に容易に実行される:もし2つの終点xおよびyがB>=Brで蓄積される表示 のレベルBで同じBブロッキング・アイランドの中にあるならば、そしてありさ えすれば、経路は存在する。例えば、図4の例において、経路付け装置は、これ らのノードは双方とも、ネットワークのB=64K表示に蓄積される同じ64K ブロッキング・アイランドN1に属するので、要請される帯域幅Br=64Kビ ット/秒をもつ経路は、終点AおよびCの間に存在するということを直ちに判断 することができる。もし経路が存在しないならば、そのディマンドは、ステップ 206で拒絶される(本発明の方法は、これらの割り当ての不存在の簡単な説明 を提供するということが後で理解されるだろう)。もし経路が存在するならば、 経路付け装置は、経路を見つけるために他のQoSパラメーター(例えば、遅延 ) をもまた考慮に入れるために、知られているどのQoS経路付けアルゴリズムを 使用することもできる(ステップ207)。 上記の通り、帯域幅Brを要請するディマンドのために経路が存在するならば 、その経路の全てのリンクは、そのディマンドの終点をB≧Brで収容するBブ ロッキング・アイランドに属する。したがって、ステップ207で使用される経 路付けアルゴリズムのための検索スペース(search space)は、デ ィマンドの2つの終点が入っているBブロッキング・アイランドで要約されるサ ブネットワークへと低減することができる。さらに良いことには、経路付けアル ゴリズムの検索スペースは、それをさらにもっと制限するために、ブロック・ア イランドのヒエラルキーにおいて最大のB(B≧Br)をもつディマンドのため 2つの終点が入っているBブロッキング・アイランドに設定されなければならな い。例えば、図4において、aおよびcの間の帯域幅Br=19.2Kビット/秒 を要請するディマンドのための検索スペースは、aおよびcが同じ64Kブロッ キング・アイランドN1に属するので、64Kブロッキング・アイランドN1に (19.2Kブロッキング・アイランドN6ではなく)限定されなければならな い。この選択は2つの有益な副次的作用を有する:より多くの検索スペースが低 減されるほど、利用可能な代替経路の数が少なくなり、 したがって経路の選択を容易にする;それはまた、ヒエラルキーにおいてBiブ ロッキング・アイランドのレベルが低ければ低いほど(すなわちBiが高ければ 高いほど)それが集まって一団となるリンクでより多く利用可能帯域幅が増え、 良いバランス取りの効果を達成する。 低レベルのBiブロッキング・アイランドにおいてでさえ、2つ以上の経路が 2つのノードxおよびyの間に存在するということが起こりうる。ステップ20 7での経路付けアルゴリズムによって見出されるこれらのものの間で「最善の」 経路は、ステップ208の間に選択される(この選択は、経路付けを行う者(r outer)が将来のディマンドを予測することはできないので、単に一つの最 善の推測にすぎないことに留意のこと)。可能なもののうちで最善の経路は、長 さの基準(経路においてリンクが数少ないほど、使用されるリソースはより数少 ないということ)で、およびサービスの質のために要請される(遅延、遅延ジッ ターなどの)他の特性で選択することができる。しかしながら、蓄積手段におい てブロッキング・アイランドにおいて要約されるネットワークの表示は、「最善 の」経路を決定するための新しい手段を与える。表示のヒエラルキーにおいてリ ンクが高く現れるほど、それは帯域幅でより重大(クリティカル)なものとなる 。そして2つの経路の比較は、それらのリンクのクリティカル性か、またはヒエ ラルキーのどのレ ベルで各々の経路が現れるかに基づくことができる。ステップ208の間に経路 を比較する別のやり方は、ブロッキング・アイランドのヒエラルキー的な表示で 、各々の経路が有する結果を分析することである。最善の経路は、ブロッキング ・アイランドのより数の少ない分割を引き起こす経路である。2つの経路の比較 はまた別のQoSパラメーターに基づき得るものである:この場合、ブロッキン グ・アイランドのヒエラルキーは、第1のフィルターとして働く。帯域幅のため にブロッキング・アイランドのヒエラルキーを、また別のサービス特性、例えば セル損失速度(cell loss rate)のために別のものを構築するこ ともでき得る。そして双方が並行してフィルターを通ることができる。 「最善の」経路が選択されたとき、そのディマンドのために回路を確立するこ とができ、すなわち要請されるリソースが選択される経路に沿ってxとyとの間 で各々のリンクで指定される(ステップ209)。 ディマンドのために回路が一旦確立されると、ステップ203の間にメモリー に蓄積されたブロッキング・アイランドのヒエラルキーが適合される必要がある 。とりわけ、経路を構成するリンクで利用できるリソースはより数少なくなけれ ばならない。この適合は、ステップ210の間になされる。ブロッキング・アイ ランドのヒエ ラルキーはまた、さまざまな他の機会に、特に回路の割り振りが解除(deal locate)されるときに、適合されまたは維持される必要もあることが理解 される。 リンクIでの利用できるリソースの減少は、Iが入っているBブロッキング・ アイランドの2つの別々のBブロッキング・アイランドへの分割を引き起こすか もしれない。ディマンドが経路付けられる各々のリンクIについて、装置は、追 加のロードがブロッキング・アイランドを分割させるかどうか、すなわち少なく ともリソースの量Bをもつ経路が、リソースの割り当ての後、ブロッキング・ア イランドにおいてどのノードの組の間にももうこれ以上存在しないかどうかチェ ックする。ブロッキング・アイランドのヒエラルキーのレベルB1で分割が要請 されるならば、各々の以前のレベルB2>B1でもまた分割が、もしまだそうなっ ていないならば、要請されるであろう。 したがって、新しい回路の確立の後、ブロッキング・アイランドのヒエラルキ ーを更新するために使用される方法は以下のとおりである: 装置はまず、ディマンドが経路付けられる各々のリンクIについて、リンクI がブロッキング・アイランドに隠される最も低いレベルBiを計算する。先のレ ベルBi -1 では、要約された表示においてリンクが現れる。したがって、もし分割がなさ れなければならないならば、最初のものはBiで生じるであろう。そして装置は 、分割が要請されるかどうかチェックする。新しい割り当ての後、利用できるBi より数少ないリソースをリンクIが有するならば、かつそうでありさえすれば 、また少なくともBiの利用できるリソースを有するIの両終点の間に他の経路 がないならば、そのようになる。分割がなされなければならない場合、装置はBi ブロッキング・アイランドを2つのBiブロッキング・アイランドへと分割し、 またその2つの新しいBiブロッキング・アイランドの間の新しいリンクを計算 する。要請があるならば次のヒエラルキー的レベルでの分割が、行われる。 ネットワークの状態の表示が適合されなければならない他の状況がある。それ は通信の必要性が発生しそして消滅し、そしてそれ故新しい回路が確立されなけ ればならず、かつ現存するものが割り振り解除されることがある。さらには、リ ンクは崩壊するかもしれず、またはリンクの特性が向上し得、より多くの利用で きるリソースへと導き、またはネットワークのトポロジーさえも、例えば新しい リンクを加えるときに変化し得る。リソースの利用性におけるこれらの変化は、 蓄積されるブロッキング・アイランドの表示を適合することによって考慮されな ければならない。本発明によると、ブロッキング・ アイランドのヒエラルキーは、最初からそれを再計算することでなく、動的に適 合させることができる。 接続がもはや必要とされないので、確立された回路が割り振り解除されなけれ ばならないときは、回路が経路付けられるリンクでリソースが開放される。もし B帯域幅要請をもつ新しいディマンドがIの上で経路付けされることを可能とす るため、2つのBブロッキング・アイランドを結合するリンクIで十分なリソー スが開放されているなら、その2つのBブロッキング・アイランドは合体されな ければならない。したがって、回路の割り振り解除は、ブロッキング・アイラン ドのヒエラルキーの各々のレベルで、またディマンドが経路付けられる各々のリ ンクについて、2つのブロッキング・アイランドを合体するということになり得 る。 確立された回路の割り振り解除の後、ブロッキング・アイランドのヒエラルキ ーを更新する方法は、例えば以下のようなものである: 第1のステップの間に、装置は、ディマンドが経路付けられる各々のリンクの ために、2つのブロッキング・アイランドが合体されなければならないブロッキ ング・アイランドのヒエラルキーにおける最も低いレベルを計算する。これは、 残りの確立された回路が与えられてい るとして、Iが満たすことのできる最大の帯域幅要請である。そしてリンクIの 各々の終点が入っている2つのBブロッキング・アイランドの合体は、もしBが ゼロではないもので、かつそうでありさえすれば、またもしリンクIが既に集め られてBブロッキング・アイランドに一団とされていないならば、行われる。そ して合体は、各々の次のレベルで(もし既に達成されているのでなければ)繰り 返して行われる。 通信ネットワークにおいて起こるかもしれず、かつブロッキング・アイランド のヒエラルキーに影響を及ぼす他の特別な事象には以下のことがある: ・ディマンドの再経路付け。その場合に適用する手順は、古い回路を割り振り を解除し、かつ新しいものを追加するというものである。その場合に、装置に蓄 積されるブロッキング・アイランドのヒエラルキーは、ディマンドの再経路付け の問題を解決するのに役立つ;それは、検索スペースをディマンドの終点のBブ ロッキング・アイランドに低減する。加えて、説明した通り、それは選び得る経 路の間から選択を行うための価値ある評価基準を提供する。 ・リンクの不存在またはリンクの取り除きは、回路の追加と同様に処理するこ とができる:リンクにて利用さ れるリソースがない。そのリンクを使用する全ての確立された回路が、ダウンし 、取り除かれなければならない。 ・リンクの特性を変更するとき、2つの場合が考慮されなければならない:リ ンクの帯域幅リソースが増大されるか減少されるかする。前者は接続が取り除か れる場合と同じであり、また後者は新しいものが確立される場合と同じである。 ・リンクを追加するとき、回路の取り除きのような手順が適用される:それは 、以前に利用できるリソースを有していなかったリンクで回路が取り除かれる場 合と同じである。 ・ノードの不存在またはノードの取り除きはまた、そのノードが接続される全 てのリンクの取り除きをも意味する。ノードはそれが属する全てのブロッキング ・アイランドから取り除かれなければならず、またリンクの取り除きは、上記に 指定したとおりに取り扱われる。 ・ノードの追加は、少なくともそれを他のノードに接続するリンクが追加され るときのみ意味がある。新しいブロッキング・アイランドが、ヒエラルキーの各 々のレベルで作り出されなければならず、そして続いて上述の通りリンクの追加 を行うことができる。 既に示唆されたとおり、ブロッキング・アイランドをもつネットワークの要約 された表示の計算および蓄積は、ネットワークの重大なリンクを簡単に見出すこ とを許すものである。この特性は、接続を再経路付けするために使用することも できる。既に説明したとおり、ブロッキング・アイランドを接合するリンクは、 ブロッキング・アイランドの内側のリンクよりも、特にブロッキング・アイラン ドのヒエラルキーにおけるより高いレベルでよりクリティカルである。したがっ て、ヒエラルキーのレベルBiで必要である(ジグザグ接続)よりもっとクリテ ィカルなリンクを使用する2つの終点の間の接続は、再経路付けされるべきであ る。例えば、図3aでは、ノードFおよびEを介してのGとBとの間の接続は、 ブロッキング・アイランドN1とN3との間の2つのクリティカルなリンクI6 およびI8を使用する;この接続は、クリティカルではないリンクI7のみを用 いるように、またはクリティカルなリンクでのリソースを開放するためにクリテ ィカルでないリンクI1およびI9を可能ならば介するように、再経路付けされる べきである。この「ジグザグ低減」再経路付け方法は、例えば中央のマネージメ ント・プラットフォームにおいてまたは独立型ネットワーク企画ツールにおいて 用いることができる。 ヒエラルキーにおいて2つのブロッキング・アイラン ドを接合するリンクとしてより高くリンクが現れるほど、それはよりクリティカ ルなのであり、かつ使用するためにそれはより費用がかかるのである。本発明の 別の観点によると、この情報は、そのリンクを用いる通信の価格を決定するため に、可能ならば、期間、時間、帯域幅、距離およびサービスの質の要請のような 他のパラメーターと関連して使用される。そして価格付けは、需要と供給のよう な法則に従う。 この方法は、価格が実際には、利用される帯域幅にではなくリンクのクリティ カル性に基づくものであるという利点を有する:低度に利用される帯域幅(0で さえある)をもつリンクIは、Iの終点の間の他の経路で多くの利用できるリソ ースをもつ経路があるならば、クリティカルなリンクではない。 本発明のさらにまた別の観点によると、ブロッキング・アイランドのヒエラル キーが、新しい通信ネットワークを設計するかまたは現存するものを分析して変 更するかするために、ネットワーク企画ツールにおいて使用されおよび/または 確立される。ネットワーク企画ツールは、図5に例示されるコンピュータ101 のような汎用コンピュータによって実行され、特にはコンピュータで使用可能な 媒体に蓄積されるソフトウェアを実行することによって構成され得る。フロッピ ーディスクに、ハー ドディスクにまたはCD−ROM1011に蓄積されるプログラム・コード・イ ンストラクション(program code instructions)は 、適当なドライバー1013によって読み取られる。そのインストラクションは 、RAMに転送されそしてコンピュータのCPUによって実行される。 プログラム・コード・インストラクションは、CPUに、ネットワークのトポ ロジーの記述に入るようユーザーを促させる。その記述は、キーボード1010 を介しておよび/またはマウスおよび図形インターフェースで入ることができる 。図6に例示されるさまざまな実施例において、コンピュータは回路切り替え通 信ネットワークに接続され、また例えばネットワークのトポロジーについてそれ 自体で情報を集めることができる。 続いてプログラム・コード・インストラクションは、CPUにネットワークを 介して予測されるディマンドを発生させたりまたは測定させたりし、かつ使用さ れるべき経路付けアルゴリズムをシミュレートすることによってこれらのディマ ンドのための経路を見つけ出させるものとする。プログラム・コード・インスト ラクションは同時に、CPUに、各々の回路の確立を考慮に入れ、かつブロッキ ング・アイランドのヒエラルキーを使用してシミュレートされるネットワークの 状態の表示を構築し かつ維持させる。ブロッキング・アイランドは、回路の確立および割り振り解除 によって、合体されたり分割されたりする。この表示は、ダイナミック・メモリ におよび/またはハードディスクに蓄積され、かつコンピュータのディスプレイ 1014で表示されるであろう。好ましくは、ソフトウェアは、ユーザーに、ネ ットワークのさまざまな部分でズームインおよびズームアウトを行ってヒエラル キーの異なるレベルを探索する可能性を与える。 割り当て不存在の場合には、すなわちもし利用できるリソースが新しいディマ ンドを経路付けするのに十分ではないならば、ブロッキング・アイランドを使用 してのネットワークの表示は、何故割り当てが不存在であるかを説明するのに非 常に効果的である。例えば、ディスプレイ1014に示される表示は、割り当て られていないディマンドのために2つの解体された一次ブロッキング・アイラン ド(ディマンドの各々の終端について1つ)かつこれらの2つの一次ブロッキン グ・アイランドの間のボトルネック・リンクを強調する(highlight) ことができる。この情報は、使用されることが意図されている経路付けアルゴリ ズムおよびネットワークのトポロジーを評価するためにネットワークのオペレー ターによって使用されるであろう:ボトルネックが特定されるとき、ブロッキン グ・アイランドのヒエラルキーは、 割り当ての不存在を解決しかつ防止するためにどこに新しいリンクを加えるべき か、またはどのリンクのリソースが増加されなければならないかについて、ネッ トワークのマネージャーにとって価値のある情報を提供する。ブロッキング・ア イランドのヒエラルキーにおいて、いくつかのレベルを考慮することは、追加す べきリンクの最小限の数およびそれらを追加すべきところ、すなわちブロッキン グ・アイランドの間を決定するのに役立つ。ブロッキング・アイランドをもつ要 約される表示はまた、拒絶される接続の最大限のしきい値が与えられるならば、 現存するネットワークが予測される追加のロードを支援するかどうかチェックす るのに使用することもできる。 当業者は、ネットワーク企画ツールに応用される本発明の方法は、ネットワー クの徹底的な表示から抽出されるずっと少ないメモリースペースを用いて要約さ れる表示を可能とする、ということを認識するであろう。オペレーターは、自分 が現在見ているブロッキング・アイランドのヒエラルキーのレベルを変えること によって、ネットワーク企画ツールが表示しなければならないノードの数を選択 することができる。したがって、オペレーターは、ネットワークのシミュレーシ ョンの作業速度で直接働くことができる:ネットワークの状態のあらましの表示 は、ブロッキング・アイランドのヒエラルキーの最も高いレベルのみを表示する ことによって素早く得るこ とができる。さらには、既に説明されたとおり、ネットワーク企画ツールによっ てシミュレートされる経路付けは、使用される経路付けアルゴリズムのための検 索スペースをシミュレートされるディマンドの2つの終点が入っているBブロッ キング・アイランドに属する全てのノードに制限することにより、ずっと素早い ものとすることができる。 本発明のさらにまた別の観点によると、ブロッキング・アイランドのヒエラル キーは、確立されなければならない接続、およびディマンドの要請および到着時 間が双方とも前もって知られているときに異なるリンクで指定されなければなら ないリソース、を企画するためのネットワーク企画ツールにおいて確立されかつ 使用される。例えば、電気通信のユーザーが、所定時間に自分が生成するディマ ンドについて前もって自分のネットワークのオペレーターに知らせるとき、これ が事例となるであろう。そしてネットワークのオペレーターは、最小限のリソー スの量を用いて、要請されるディマンドを転送するための戦略を見出すために、 独立型ネットワーク企画ツールを使用する。ネットワーク企画ツールは、期待さ れるディマンドを発生する、使用されるべき経路付けアルゴリズムをシミュレー トすることにより経路を見出しかつ回路を確立するために、実際のネットワーク と同じ振る舞いをするネットワーク・シミュレータを使用する。 ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを表示することは、全ての要請される ディマンドをリソースの最小限の量で転送するために、割り当て不存在の場合の 説明およびリソースをどこで増大させるべきかまたは接続を何時経路付けするべ きかについての情報を提供するのに役立つ。ブロッキング・アイランドのヒエラ ルキーにおいていくつかの層を考慮することは、追加するべきリンクのリソース の最小限の数およびそれらをどこに追加するか:ブロッキング・アイランドの間 で、を決定するのに役立つ。 前記記載は、より詳細には、中央で管理されるネットワークの場合に関する。 ネットワークのサイズのためにマネージメントおよび企画がますます困難になる のを克服するために、それをエージェントに分配するのがより有益であるであろ う。各々のブロッキング・アイランドは、自分の領域、ブロッキング・アイラン ドにおけるリソースの割り当ておよびマネージメントに責任のある、独立したエ ージェント、つまりブロッキング・アイランド・リーダー、によって支配される 。エージェントは、好ましくは、支配されるブロッキング・アイランドの内側の ノードの1つに埋め込まれるプログラム可能な装置によって実行される、ソフト ウェア・モジュールまたはプログラム・コードによって実行される。各々のエー ジェントは、ブロッキング・アイランドのヒエラルキーの 次の層でブロッキング・アイランドを支配する1つ高いレベルのエージェント( その人の「父親(father)」)によって支配される。最高位(トップ)レ ベルのリーダーは、ゼロKブロッキング・アイランドの責任を負い、そして最も 高い責任を負うエージェントである。 ネットワーク・ブートでのブロッキング・アイランドのヒエラルキーの構造は 、分配されているものであり得る。最高位のリーダーはまず、最も小さな帯域幅 要請のためのブロッキング・アイランドの表示を計算し、そして続いて、作り出 される各々のブロッキング・アイランドを支配する子供(child)エージェ ントを作り出す。これらの子供エージェントは、例えば周知の技術によって作り 出され、また分配されることができる。各々の子供エージェントは続いて、次ぎ に最も小さな帯域幅要請にしたがって、自分の領域を分割する。これは、最も大 きな帯域幅要請のためのエージェントが確立されるまで繰り返して行われる。 回路の確立は、エージェントによって効率的に管理される。Bビット/秒で別 のノードyと通信する必要のあるネットワークノードxにより発せられた、新し いディマンドが、発生したとき、xは自分の直接のリーダーにその接続を確立す るよう依頼する。そのリーダーはその要請をその人自身のリーダーに送り渡し、 それは遂にB レベルでのリーダー(Bリーダー)に達する。そして後者は新しいディマンドの ための回路を確立する、すなわち、要請されたサービスの質の制約を満たす経路 を見出すこと、と選択された経路に沿って要請されるリソースを指定することと に責任がある。Bリーダーは、リソースを交渉するために同僚のエージェントと 通信する必要はない、というのは、新しいディマンドを満たすどの経路もその人 が責任あるリソースのみを使用するからである。しかしながらBリーダーは、経 路を見出すとき部下のエージェントと通信するであろう。回路の割り振り解除お よび再経路付けは同様のやり方で行われるであろう。 当業者は、分配されるエージェントによって支配される領域が現在のリソース の能力を反映するということを認識するであろう:Bブロッキング・アイランド を指揮するエージェントは、そのブロッキング・アイランドにおけるいずれの2 つのノードの間の帯域幅をも割り当てることができる。結果として、エージェン トの間での協力および交渉はほとんど要請されない。 本発明の別の観点によると、価格付けもまた分配されるエージェントのヒエラ ルキーによって管理される。この場合には、通信の価格は、通信を確立するため に動員されるエージェントのヒエラルキー的レベルに依存するであろう。 先の記述は、より詳しくはポイント・ツー・ポイント・ディマンズ(poin t−to−point demands)の特別な場合に関する。しかしながら 、本発明はまた、マルチポイント・ディマンズ(multipoint dem ands)、すなわちテレビまたは3人以上の人のビデオ会議のような3つ以上 のノードの間のデータ交換を要請するディマンド、の経路付け、価格付けおよび 企画にも用いることができる。あるマルチポイント・ディマンズは、もしその終 端の全てがリソースの要請される量のための同じブロッキング・アイランドの中 に全てあるならば、そしてありさえすれば、経路付けすることができる。 今までのところディマンドは、時間にわたって帯域幅の一定量を要請するもの とされていた。しかしながら本発明の方法はまた、他のリソースを管理しまた割 り当てるのにも応用される。実際、その方法はどのような凹形のメトリックμを 管理するのにも用いることができ、ここでリンク{I1,...Ii,...,Ip }にわたるどの道筋pについても、μ(p)=min μ(Ii)であるなら、 リンクIのためのメトリックμは、凹形であると云える。 さらには、本発明は、時間にわたって変化する(可変 ビット速度、VBR接続、または一時的CBR、TBCR)帯域幅要請B(t) をもつディマンドにもあてはまる。これは典型的には、例えばインターネット・ サーフィンの時の場合である:ワールド・ワイド・ウェブ(world wid e web)上のページをローディングしているとき、データが最大限のスピー ドで転送されなければならない;しかしながら、そのページを読んでいるとき、 接続は使用されていない(idle)。そのような可変ビット速度接続は、一定 のビット速度接続で近似される(に近づけられる)であろうが、ここで一定の帯 域幅要請が最高のピークであって、またその帯域幅で回路を確立することができ る。しかしながら、そのやり方ではたくさんのリソースが浪費される。したがっ て、より複雑な接続許可制御(connection admission c ontrols)(CACs)という代価で可変ビット速度接続を確立する方が ずっと良い。マーティン・デ・プリッカー(Martin de Prycke r)は、1995年のプリンティス・ホール(Prentice Hall)第 3版の非同期転送モード:広帯域ISDNのための解決法(Asynchron ous Transfer Mode:Solution for Broad band ISDN)の中で、ATMネットワークにおける可変ビット速度接続 を確立する方法を記述している。 どんなBi(t)、Bj(t)についても、関係Bi(t)<=Bj(t)または 関係Bj(t)<=Bi(t)のいずれかがあり、但しBi(t)<=Bj(t)が 、もしリンクIが、Bj(t)を要請するディマンドのために十分利用されるリ ソースを有しているなら、IがBi(t)を要請するディマンドを支援すること ができると云うことを意味するならば、リソース要請Bi(t)は完全にオーダ ーされると云える。これは、例えばネットワークにおいて発生するディマンドの 各々の組についておよび各々の時間tについて、1つのディマンドが、他のもの よりも少ないか同じだけの量のリソースを要請するときの場合である。この特別 な場合においては、ブロッキング・アイランドのヒエラルキーは、一定の帯域幅 のためのブロッキング・アイランドのヒエラルキーと同じ特性を有しており、ま た同じやり方で構築、管理、維持されることができる。 しかしながら、もし2つの帯域幅要請が、リンクで確立された回路から独立し ていつもは比較することができないならば、帯域幅要請は、部分的にのみオーダ ーされると云えよう。この場合には、ブロッキング・アイランドは、1人以上の 父親をもち、かつ1つ以上の他のブロッキング・アイランドの子供であるかもし れないということを示すのは容易である。それでブロッキング・アイランドのヒ エラルキーは、構築し、訪問しそして探索す るのがより複雑である。実際、部分的に注文されたりソース要請のためのブロッ キング・アイランドのヒエラルキーは、もはや木(tree)状ではなく格子( lattice)状である。このブロッキング・アイランドのヒエラルキーを分 配するには、エージェントの間でのもっと凝った(複雑な)協力および交渉プロ トコールが要請されるであろう、というのは、各々のエージェントはいく人かの 父親をもつかもしれず:エージェントは、純粋にヒエラルキー的なシステムにお いて配置されていないからである。紛争解決は、対立するエージェントを監督す る最も低いエージェントによって行われ;そしてその最も低いエージェントは、 対立するエージェントの直接のリーダーではないこともある。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年4月26日(1999.4.26) 【補正内容】 請求の範囲 1.回路切り替え通信ネットワーク(1)におけるマネージメントの方法であっ て、 その方法は、前記ネットワークに接続される少なくとも1つのプログラム可能 な装置(10)上で、またはそれの助けで実行されるものにおいて、 Bブロッキング・アイランド(Ni)に基づいて、ネットワークの表示を、計 算し(202)且つ電子メモリー(1018,1020)に蓄積する(203) ステップであって、 各Bブロッキング・アイランドが、ノード(A−G)の最大限の集合であって 、凹形のリソースの少なくとも量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tでの その集合のどのノードの組の間にも存在するようにリンクされるものからなる ことにより特徴付けられている方法。 2.前記Biブロッキング・アイランド(Ni)をヒエラ ルキーに組織化するステップをさらに具備し、 それぞれのBiブロッキング・アイランドのヒエラルキー的位置は、前記ブロ ッキング・アイランドを定義するのに使用される値Biの選択に依存するもので ある 請求項1に記載の方法。 3.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを定義するのに使用される前記値 Biは、共通のリソース要請にしたがって前もって定義されている 請求項2に記載の方法。 4.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを定義するのに使用される前記値 Biを動的に変更するステップを、さらに具備する 請求項3に記載の方法。 5.前記ネットワーク(1)において確立された回路の割り振り解除が、2つの Bブロッキング・アイランド(Ni)の間のリンク(Ii)での十分なリソースを 、前記リンク(Ii)でリソースの少なくとも量Bが利用できるように開放する とき、少なくとも1つのヒエラルキー的レベルで、前記2つのBブロッキング・ アイランドを動的に合体するステップを、さらに具備する 請求項2乃至4の1つに記載の方法。 6.Bブロッキング・アイランドの内側の2つのノードの間の少なくとも1つの リンクを使用しての新しい回路の確立が、前記Bブロッキング・アイランドの内 側のどのノードの組の間にもリソースの少なくとも量Bをもつ経路を可能とする ことができないほど多くのリソースを使用するとき、少なくとも1つのヒエラル キー的レベルで、前記Bブロッキング・アイランド(Ni)を動的に分割するス テップを、さらに具備する 請求項2乃至5の1つに記載の方法。 7.ディマンドの再経路付け、リンクの不存在またはリンクの取り除き、リンク の特性の変更、リンクの追加、ノードの不存在、ノードの取り除きまたはノード の追加の場合に、前記Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーを更新するス テップを、さらに具備する 請求項2乃至6の1つに記載の方法。 8.前記方法は、利用できるリソースの少なくとも量bをもつ回路切り替え通信 ネットワーク(1)において、少なくとも2つのノード(A−G)の間に道筋を 見出すために使用される方法であって、前記道筋の検索は、少なくとも2つの前 記ノードを具備するBブロッキング・アイランドに限定され、Bはbよりも大き い、 請求項1乃至7の1つに記載の方法。 9.それぞれの道筋が、ブロッキング・アイランドのヒエラルキーの構造につい て有する影響を分析することによって、最も適切な道筋を選択するステップを、 さらに具備する 請求項8に記載の方法。 10.前記Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーのどのレベルでそれぞれ の経路が現れるか比較することによって、最も適切な道筋を選択するステップを 、さらに具備する 請求項8または9に記載の方法。 11.経路付けアルゴリズムのディマンドのための検索スペースが、前記ディマ ンドの終点を収容する、最も大きな、前もって定義されるBをもつBブロッキン グ・アイランドによって要約されるサブネットワークに低減される 請求項8または9に記載の方法。 12.前記方法が、必要である(ジグザグ接続)よりもより重大なリンクをヒエ ラルキーのレベルBiで使用する、再経路付け接続のために使用される方法であ る 請求項2乃至7の1つに記載の方法。 13.前記方法が、通信の価格を決定するのに使用され る方法であり、ここで前記価格は、少なくとも部分的には、前記Bブロッキング ・アイランドのヒエラルキーにおける通信のために確立された回路によって使用 されるリンク(Ii)のヒエラルキー的レベルに依存する 請求項2乃至7の1つに記載の方法。 14.前記方法が、現存の回路切り替え通信ネットワークの振る舞いを分析する 、もしくは新しい回路切り替え通信ネットワークの構築または現存する回路切り 替え通信ネットワークの変更を企画するのに使用する方法である 請求項2乃至7の1つに記載の方法。 15.独立したインテリジェント・エージェントのヒエラルキーに基づく方法で あって、各々のエージェントは、前記回路切り替え通信ネットワークにおけるノ ードの集合に責任を負い、より高いレベルのエージェントは、同僚(peer) のエージェントの間での紛争を仲裁するものにおいて、 各々のエージェントが、ノード(Ni)の動的に定義される集合(set)に 対して責任を負うものであって、 そのノードの集合が、凹形のリソースの少なくとも量Bをもつ少なくとも1つ の経路が時間tでのその集合におけるいずれのノードの対の間にも存在するよう なやり方でリンクされたノードからなり、 かつ前記ヒエラルキーにおけるエージェントのレベルは、前記ノードの集合を 定義するために使用される値Bの選択に依存する 請求項1乃至7の1つに記載の方法。 16.回路切り替え通信ネットワーク(1)における少なくとも2つのノードの 間の経路付けディマンドのために使用される方法であり、そして 前記方法が、少なくとも1つの他のノードyと通信する必要のあるネットワー ク・ノードxによって発せられ、新しいディマンドが発生するとき、着手される 下記のステップを具備し、但しその通信のためにある量Bのリソースが要請され るものであり: 第1に前記ノードxが、エージェントのヒエラルキーにおいて最も低いレベル をもつ前記ノードxに責任を負う前記エージェントに、前記新しいディマンドの ための回路を確立するように依頼するステップ、 前記エージェントは、このディマンドを前記ヒエラルキーにおける次のレベル のエージェントに送り渡すステップ、 最後にレベルBでのエージェントに達して、その時xおよびyの間に経路を見 出し回路を確立するステップ、 を有する請求項15に記載の方法。 17.前記方法が、通信のための価格を決定するのに使 用される方法であり、前記価格は、少なくとも部分的には、前記ブロッキング・ アイランドのヒエラルキーにおいて、通信のために確立される回路によって使用 されるリンク(Ii)のヒエラルキー的レベルに依存している 請求項15に記載の方法。 18.同じBブロッキング・アイランドに属するノードを決定するのに使用され る前記リソースが、帯域幅である 請求項1乃至17の1つに記載の方法。 19.中央のハードウェアおよびソフトウェアのマネージメント・プラットフォ ーム(10)で実行される 請求項1乃至18の1つに記載の方法。 20.ネットワークにおいて分配される通信および・または端子ノードによって 実行される 請求項1乃至18の1つに記載の方法。 21.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、ATMネットワークである 請求項1乃至20の1つに記載の方法。 22.ATMスイッチ(10)における接続許可制御機能(connectio n admission co ntrol function)(CAC)のために使用される方法であって、 その接続許可制御の経路付けモジュールがブロッキング・アイランドのヒエラル キーを使用する 請求項21に記載の方法。 23.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、SDHネットワークである 請求項1乃至20の1つに記載の方法。 24.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、RSVPおよびTCP/I Pネットワークである 請求項1乃至20の1つに記載の方法。 25.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、TDMネットワークである 請求項1乃至20の1つに記載の方法。 26.回路切り替え通信ネットワーク(1)において端子ノードとしてまたは通 信ノードとして使用することができる装置(10)において、Bブロッキング・ アイランド(Ni)に基づくネットワークの表示を計算する手段(1016,1 018,1020)であって、それぞれのBブロッキング・アイランドは、少な くともリソースの量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tでの前記 集合におけるいずれのノードの組の間にも存在するようなやり方でリンクされる 凹形のノードの最大限の集合からなるもの、および前記表示を蓄積(記憶)する ための蓄積手段(記憶手段)(1018,1020) によって特徴付けられる装置(10)。 27.ヒエラルキーにおいて前記Bブロッキング・アイランド(Ni)を組織化 する手段をさらに具備し、それぞれのBiブロッキング・アイランドのヒエラル キー的位置は、前記ブロッキング・アイランドを定義するのに使用される値Bi の選択に依存する 請求項26に記載の装置。 28.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを定義するのに使用される前記 値Biが、共通のリソース要請にしたがって前もって定義される 請求項27に記載の装置。 29.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを定義するのに使用される前記 値Biを動的に変更する手段を、さらに具備する 請求項28に記載の装置。 30.前記ネットワークにおいて確立された回路の割り振り解除は、少なくとも リソースの量Bが前記リンク (Ii)で利用できるように、2つのBブロッキング・アイランドの間の前記リ ンク(Ii)での十分なリソースを開放するとき、前記2つのBブロッキング・ アイランド(Ni)を少なくとも1つのヒエラルキー的レベルで動的に合体する 手段を、さらに具備する 請求項26乃至29の1つに記載の装置。 31.Bブロッキング・アイランドの内側の2つのノードの間の少なくとも1つ のリンクを使用して、新しい回路の確立が余りにも多くのリソースを使用しすぎ て、前記Bブロッキング・アイランドの内側のどのノードの組の間のリソースの 少なくとも量Bをもつ経路が可能ではなくなるとき、前記Bブロッキング・アイ ランドを少なくとも1つのヒエラルキー的レベルで動的に分割する手段をさらに 具備する 請求項26乃至29の1つに記載の装置。 32.ディマンドの再経路付け、リンクの不存在またはリンクの取り除き、リン クの特性の変更、リンクの追加、ノードの不存在、ノードの取り除きまたはノー ドの追加の場合において、前記Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーを更 新する手段をさらに具備する 請求項26乃至31の1つに記載の装置。 33.利用できるリソースの少なくとも量bをもつ前記 回路切り替えネットワーク(1)において、少なくとも2つのノード(A−G) の間に道筋を見出す経路付け手段をさらに具備し、ここで前記経路付け手段は、 前記道筋の検索を、少なくとも2つの前記ノードを具備するBブロッキングアイ ランドに限定するために、前記蓄積手段を使用し、Bはbよりも大きい、 請求項26乃至32の1つに記載の装置。 34.それぞれの道筋がブロッキング・アイランドのヒエラルキーの構造につい て有する影響を分析することによって最も適切な道筋を選択する手段、をさらに 具備する 請求項33に記載の装置。 35.Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーの、どのレベルでそれぞれの 道筋が現れるかを比較することにより最も適切な道筋を選択する手段、をさらに 具備する 請求項33または34の1つに記載の装置。 36.経路付けアルゴリズムのディマンドのための検索スペースを、前記ディマ ンドの両終点が入っている、最大の所定のBをもつBブロッキング・アイランド によって要約されるサブネットワークへと低減する手段を、さらに具備する 請求項33乃至35の1つに記載の装置。 37.前記装置は、通信の価格を決定するのに使用される価格決定装置であり、 ここで前記価格は、少なくとも部分的には、前記ブロッキング・アイランドのヒ エラルキーにおける通信のために確立される回路によって使用されるリンク(Ii )のヒエラルキー的レベルに依存する 請求項26乃至32の1つに記載の装置。 38.前記装置が、現存する回路切り替え通信ネットワークの振る舞いを分析す る、または新しい回路切り替え通信ネットワークの構築および現存する回路切り 替え通信ネットワークの変更を企画するために使用することのできるネットワー ク企画ツールである 請求項26乃至32の1つに記載の装置。 39.前記装置を前記回路切り替え通信ネットワーク(1)に接続する手段(1 021)をさらに具備する 請求項26乃至38の1つに記載の装置。 40.回路切り替え通信ネットワーク(1)における、中央のハードウェアおよ びソフトウェアのマネージメント・プラットフォームである 請求項39に記載の装置。 41.分配されるマネージメントをもつ回路切り替え通信ネットワーク(1)に おける、ローカルの端子または通信ノードである 請求項39に記載の装置。 42.前記分配されるマネージメントは、独立したインテリジェント・エージェ ントのヒエラルキーに基づいており、各々のエージェントは、前記回路切り替え 通信ネットワークにおけるノードの動的に定義された集合に責任を負うローカル のマスター・ノードにおいて実行され、ここでより高いレベルのエージェントは 、同僚のエージェントの間での紛争を仲裁し、各々のエージェントは、動的に定 義されるノード(Ni)の集合であって、凹形のリソースの少なくとも量Bをも つ経路が少なくとも、時間tで前記集合におけるいずれのノードの組の間にも存 在するようなやり方でリンクされるノードからなるものに責任を負い、前記ヒエ ラルキーにおける各々のエージェントのレベルは、前記ノードの集合を定義する のに使用される値Bの選択に依存する 請求項41に記載の装置。 43.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、ATMネットワークである 請求項26乃至42の1つに記載の装置。 44.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、SDHネットワークである 請求項26乃至42の1つに記載の装置。 45.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、RSVPおよびTCP/I Pネットワークである 請求項26乃至42の1つに記載の装置。 46.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、TDMネットワークである 請求項26乃至42の1つに記載の装置。 47.同じBブロッキング・アイランドに属するノードを決定するのに使用され る前記リソースが帯域幅である 請求項26乃至46の1つに記載の装置。 48.回路切り替え通信ネットワーク(1)のための企画方法であって、前記ネ ットワークの表示を蓄積する少なくともプログラム可能な装置(101)で、ま たはその助けにより実行される前記方法において、 Bブロッキング・アイランド(Ni)に基づいてネットワーク(1)の表示を 電子メモリー(1018,1020)において計算しかつ蓄積するステップであ って、それぞれのBブロッキング・アイランドが、ノードの最大限の集合であっ て、凹形のリソースの少なくとも量B をもつ経路が少なくとも、前記集合におけるいずれのノードの組の間にも存在す るようなやり方でリンクされるものからなる 前記ステップによって特徴付けられる前記企画方法。 49.前記Bブロッキング・アイランドをヒエラルキーにおいて組織化するステ ップをさらに具備し、ここでそれぞれのBブロッキング・アイランドのヒエラル キー的位置は、前記Bブロッキング・アイランドを定義するのに使用される値B の選択に依存する 請求項48に記載の企画方法。 50.前記ネットワークの要約される表示を、前記プログラム可能な装置(10 1)に接続されるディスプレイ(1014)上に図形的に表示するステップをさ らに具備する 請求項48または49の1つに記載の企画方法。 51.前記ブロッキング・アイランドの間の重大なリンクを、前記ディスプレイ (1014)上で図形的に強調するステップをさらに具備する 請求項50に記載の企画方法。 52.現存する回路切り替え通信ネットワーク(1)の振る舞いを分析し、およ び/または現存するネットワー クの変更を企画するために使用することのできるネットワーク企画ツール(10 1)であって: 処理手段(1016)、 蓄積手段(1018,1020)、 表示手段(1014)、 前記処理手段(1016)に、ネットワークのトポロジーの表示から、かつデ ィマンドの集合から、時間tでの前記ネットワークの状態の要約される表示を計 算させるプログラム・コード手段であって、ここで前記要約される表示は、前記 ネットワークのノードの少なくともいくつかを、複数のBブロッキング・アイラ ンド(Ni)へとグループ分けすることによって利用できるリソースを要約する もので、各々のBブロッキング・アイランドは、ノードの集合であって、少なく ともリソースの量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tで前記集合のいずれ のノードの組の間にも存在するようなやり方でリンクされるものからなっている 前記プログラム・コード手段、及び 前記処理手段(1016)に、前記要約される表示を、前記蓄積手段(101 8,1020)に蓄積させかつ前記表示手段(1014)上に表示させるプログ ラム・コード手段(1011)、を具備する ネットワーク企画ツール(101)。 53.回路切り替え通信ネットワーク(1)において、 端子ノードとしてまたは通信ノードとして使用することのできる装置(10)で あって、 Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーの少なくとも一部を計算し、蓄積 しかつ更新する手段で、前記Bブロッキング・アイランドが少なくともリソース の量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tでの前記集合におけるいずれのノ ードの対の間にも存在するようなやり方でリンクされる凹形のノードの最大限の 集合からなるもの、また前記Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーにおけ る各Biブロッキング・アイランドの位置は前記ブロッキング・アイランドを定 義するために使用される値Biの選択に依存するもの、によって特徴付けられる 前記装置(10)。 54.プログラム可能な機器(101)によって読み取り可能なプログラム蓄積 装置(1011)であって、そして前記プログラム可能な機器(101)に請求 項1乃至25の1つの方法を実行させるように構成された プログラム蓄積装置(1011)。 55.前記プログラム可能な機器(101)が請求項26乃至47の1つに記載 の装置である 請求項54に記載のプログラム蓄積装置(1011)。 56.請求項26乃至47の1つまたは55による少な くとも1つの装置(10)を具備する 回路切り替え通信ネットワーク(1)。 57.コンピュータによって読み取り可能なプログラム蓄積装置(1011)で あって、前記コンピュータに請求項48乃至51の1つの方法を実行させるよう に構成された前記プログラム蓄積装置(1011)。 58.プログラム可能装置(プログラマブルデバイス)(10)に、ブロッキン グ・アイランドのヒエラルキーの少なくとも一部を計算させ、蓄積させかつ更新 させるように構成されたプログラム・コードを蓄積するプロセッサー読み取り可 能な媒体(1011)であって、前記Bブロッキング・アイランドが少なくとも リソースの量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tでの前記集合におけるい ずれのノードの組合せにも存在するようなやり方でリンクされる凹形のノードの 最大限の集合からなり、また前記Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーに おける各々のBiブロッキング・アイランドの位置は前記ブロッキング・アイラ ンドを定義するために使用される値Biの選択に依存する、 プロセッサー読み取り可能な媒体(1011)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, US,UZ,VN,YU (72)発明者 アレマン,デイーン アメリカ合衆国,マサチユーセツツ州,ベ ルモント,ウイリソン ロード,1,スイ ート 4 オルガノン,モーテイブズ (72)発明者 フアルテイングズ,ボア スイス,ローザンヌ,デプト.ダンフオル マート.,エーペーエフエル ローザンヌ 【要約の続き】 階的に増加して維持することができる。応用例:分配さ れるまたは中央で管理される経路付け、価格手順、分配 されるエージェントをもつ分配されるマネージメント、 ネットワーク企画および割り当て不存在の説明。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.回路切り替え通信ネットワーク(1)におけるマネージメントの方法であっ て、 その方法は、前記ネットワークに接続される少なくとも1つのプログラム可能 な装置(10)上で、またはそれの助けで実行されるものにおいて、 Bブロッキング・アイランド(Ni)に基づいて、ネットワークの表示を、計 算し(202)且つ電子メモリー(1018,1020)に蓄積する(203) ステップであって、 各Bブロッキング・アイランドが、ノード(A−G)の最大限の集合であって 、凹形のリソースの少なくとも量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tでの その集合のどのノードの組の間にも存在するようにリンクされるものからなる ことにより特徴付けられている方法。 2.前記Biブロッキング・アイランド(Ni)をヒエラルキーに組織化するステ ップをさらに具備し、 各々のBiブロッキング・アイランドのヒエラルキー的位置は、前記ブロッキ ング・アイランドを定義するのに使用される値Biの選択に依存するものである 前記請求項に記載の方法。 3.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを定義するのに使用される前記値 Biは、共通のリソース要請にしたがって前もって定義されている 前記請求項2に記載の方法。 4.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを定義するのに使用される前記値 Biを動的に変更するステップを、さらに具備する 前記請求項3に記載の方法。 5.前記ネットワーク(1)において確立された回路の割り振り解除が、2つの Bブロッキング・アイランド(Ni)の間のリンク(Ii)での十分なリソースを 、前記リンク(Ii)でリソースの少なくとも量Bが利用できるように開放する とき、少なくとも1つのヒエラルキー的レベルで、前記2つのBブロッキング・ アイランドを動的に合体するステップを、さらに具備する 前記請求項の1つに記載の方法。 6.Bブロッキング・アイランドの内側の2つのノードの間の少なくとも1つの リンクを使用しての新しい回路の確立が、前記Bブロッキング・アイランドの内 側のどのノードの組の間にもリソースの少なくとも量Bをもつ経路を可能とする ことができないほど多くのリソースを使用するとき、少なくとも1つのヒエラル キー的レベル で、前記Bブロッキング・アイランド(Ni)を動的に分割するステップを、さ らに具備する 前気請求項の1つに記載の方法。 7.ディマンドの再経路付け、リンクの不存在またはリンクの取り除き、リンク の特性の変更、リンクの追加、ノードの不存在、ノードの取り除きまたはノード の追加の場合に、前記Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーを更新するス テップを、さらに具備する 前記請求項2乃至6の1つに記載の方法。 8.前記方法は、利用できるリソースの少なくとも量bをもつ回路切り替え通信 ネットワーク(1)において、少なくとも2つのノード(A−G)の間に道筋を 見出す経路付け方法であって、前記道筋の検索は、少なくとも2つの前記ノード を具備するBブロッキング・アイランドに限定され、Bはbよりも大きい、 前記請求項の1つに記載の方法。 9.各々の道筋が、ブロッキング・アイランドのヒエラルキーの構造について有 する影響を分析することによって、最も適切な道筋を選択するステップを、さら に具備する 前記請求項8に記載の経路付け方法。 10.前記Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーのどのレベルで各々の道 筋が現れるか比較することによって、最も適切な道筋を選択するステップを、さ らに具備する 前記請求項8または9に記載の経路付け方法。 11.経路付けアルゴリズムのディマンドのための検索スペースが、前記ディマ ンドの終点が入っている、最も大きな、前もって定義されるBをもつBブロッキ ング・アイランドによって要約されるサブネットワークに低減される 前記請求項8または9に記載の経路付け方法。 12.前記方法が、必要である(ジグザグ接続)よりもより重大なリンクをヒエ ラルキーのレベルBiで使用する、再経路付け接続のために使用される再経路付 け方法である 前記請求項2乃至7の1つに記載の方法。 13.前記方法が、通信の価格を決定するのに使用される価格決定方法であり、 ここで前記価格は、少なくとも部分的には、前記Bブロッキング・アイランドの ヒエラルキーにおける通信のために確立された回路によって使用されるリンク( Ii)のヒエラルキー的レベルに依存する 前記請求項2乃至7の1つに記載の方法。 14.前記方法が、現存の回路切り替え通信ネットワークの振る舞いを分析する 、もしくは新しい回路切り替え通信ネットワークの構築または現存する回路切り 替え通信ネットワークの変更を企画するのに使用することのできるネットワーク 企画方法である 前記請求項2乃至7の1つに記載の方法。 15.中央のハードウェアおよびソフトウェアのマネージメント・プラットフォ ーム(10)で実行される 前記請求項の1つに記載の方法。 16.ネットワークにおいて分配される通信および・または端子ノードによって 実行される 前記請求項1乃至14の1つに記載の方法。 17.独立したインテリジェント・エージェントのヒエラルキーに基づく回路切 り替え通信ネットワーク(1)におけるマネージメントの方法であって、各エー ジェントは、前記回路切り替え通信ネットワークにおけるノードの集合に責任を 負い、より高いレベルのエージェントは、同僚(peer)のエージェントの間 での紛争を仲裁するものにおいて、 各々のエージェントが、ノード(Ni)の動的に定義さ れる集合(set)に対して責任を負うものであって、 そのノードの集合が、凹形のリソースの少なくとも量Bをもつ少なくとも1つ の経路が時間tでのその集合におけるいずれのノードの対の間にも存在するよう なやり方でリンクされたノードからなり、 かつ前記ヒエラルキーにおけるエージェントのレベルは、前記ノードの集合を 定義するために使用される値Bの選択に依存する ことを特徴とする方法。 18.回路切り替え通信ネットワーク(1)における少なくとも2つのノードの 間の経路付けディマンドのために使用される経路付け方法であり、前記方法が、 少なくとも1つの他のノードyと通信する必要のあるネットワーク・ノードxに よって発せられ、新しいディマンドが発生するとき、着手される下記のステップ を具備し、但しその通信のためにある量Bのリソースが要請されるものであり: 第1に前記ノードxが、エージェントのヒエラルキーにおいて最も低いレベル をもつ前記ノードxに責任を負う前記エージェントに、前記新しいディマンドの ための回路を確立するように依頼するステップ、 前記エージェントが、このディマンドを前記ヒエラルキーにおける次のレベル のエージェントに送り渡すステップ、 最後にレベルBでのエージェントに達して、その時xおよびyの間の経路を見 出し回路を確立するステップ、 を有する前記請求項17に記載の方法。 19.前記方法が、通信のための価格を決定するのに使用される価格決定方法で あり、ここで前記価格は、少なくとも部分的には、前記ブロッキング・アイラン ドのヒエラルキーにおいて、通信のために確立される回路によって使用されるリ ンク(Ii)のヒエラルキー的レベルに依存する 請求項17に記載の方法。 20.同じBブロッキング・アイランドに属するノードを決定するのに使用され る 前記リソースが、帯域幅である前記請求項の1つに記載の方法。 21.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、ATMネットワークである 前記請求項の1つに記載の方法。 22.ATMスイッチ(10)における接続許可制御機能(connectio n admission control function)(CAC)のた めの 請求項21の方法の使用であって、その接続許可制御 の経路付けモジュールがブロッキング・アイランドのヒエラルキーを使用する前 記使用。 23.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、SDHネットワークである 請求項1乃至20の1つに記載の方法。 24.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、RSVPおよびTCP/I Pネットワークである 請求項1乃至20の1つに記載の方法。 25.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、TDMネットワークである 請求項1乃至20の1つに記載の方法。 26.プログラム可能な機器(101)によって読み取り可能なプログラム蓄積 装置(1011)であって、前記請求項の1つの方法を実行するために、前記プ ログラム可能な機器(101)によって実行されることのできるインストラクシ ョンのプログラムを実体として実施する 前記プログラム蓄積装置(1011)。 27.回路切り替え通信ネットワーク(1)において端子ノードとしてまたは通 信ノードとして使用することが できる装置(10)において、 Bブロッキング・アイランド(Ni)に基づくネットワークの表示を計算する 手段(1016,1018,1020)であって、各々のBブロッキング・アイ ランドは、少なくともリソースの量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tで の前記集合におけるいずれのノードの組の間にも存在するようなやり方でリンク される凹形のノードの最大限の集合からなるもの、および前記表示を蓄積するた めの蓄積手段(1018,1020) によって特徴付けられる装置(10)。 28.ヒエラルキーにおいて前記Bブロッキング・アイランド(Ni)を組織化 する手段をさらに具備し、各々のBiブロッキング・アイランドのヒエラルキー 的位置は、前記ブロッキング・アイランドを定義するのに使用される値Biの選 択に依存する 前記請求項に記載の装置。 29.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを定義するのに使用される前記 値Biが、共通のリソース要請にしたがって前もって定義される 前記請求項28に記載の装置。 30.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーを定義するのに使用される前記 値Biを動的に変更する手段を、 さらに具備する 前記請求項29に記載の装置。 31.前記ネットワークにおいて確立された回路の割り振り解除は、少なくとも リソースの量Bが前記リンク(Ii)で利用できるように、2つのBブロッキン グ・アイランドの間の前記リンク(Ii)での十分なリソースを開放するとき、 前記2つのBブロッキング・アイランド(Ni)を少なくとも1つのヒエラルキ ー的レベルで動的に合体する手段を、さらに具備する 請求項27乃至30の1つに記載の装置。 32.Bブロッキング・アイランドの内側の2つのノードの間の少なくとも1つ のリンクを使用して、新しい回路の確立が余りにも多くのリソースを使用しすぎ て前記Bブロッキング・アイランドの内側のどのノードの組の間のリソースの少 なくとも量Bをもつ道筋が可能ではなくなるとき、前記Bブロッキング・アイラ ンドを少なくとも1つのヒエラルキー的レベルで動的に分割する手段をさらに具 備する 請求項27乃至30の1つに記載の装置。 33.ディマンドの再経路付け、リンクの不存在またはリンクの取り除き、リン クの特性の変更、リンクの追加、ノードの不存在、ノードの取り除きまたはノー ドの追加 の場合において、前記Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーを更新する手 段をさらに具備する 請求項27乃至32の1つに記載の装置。 34.利用できるリソースの少なくとも量bをもつ前記回路切り替えネットワー ク(1)において、少なくとも2つのノード(A−G)の間に道筋を見出す経路 付け手段をさらに具備し、ここで前記経路付け手段は、前記道筋の検索を、少な くとも2つの前記ノードを具備するBブロッキングアイランドに限定するために 、前記蓄積手段を使用し、Bはbよりも大きい、 請求項27乃至33の1つに記載の装置。 35.各々の道筋がブロッキング・アイランドのヒエラルキーの構造について有 する影響を分析することによって最も適切な道筋を選択する手段、をさらに具備 する 前記請求項34に記載の装置。 36.Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーの、どのレベルで各々の道筋 が現れるかを比較することにより最も適切な道筋を選択する手段、をさらに具備 する 請求項34または35の1つに記載の装置。 37.経路付けアルゴリズムのディマンドのための検索スペースを、前記ディマ ンドの両終点が入っている、最 大の所定のBをもつBブロッキング・アイランドによって要約されるサブネット ワークへと低減する手段を、さらに具備する 請求項34乃至36の1つに記載の装置。 38.前記装置は、通信の価格を決定するのに使用される価格決定装置であり、 ここで前記価格は、少なくとも部分的には、前記ブロッキング・アイランドのヒ エラルキーにおける通信のために確立される回路によって使用されるリンク(Ii )のヒエラルキー的レベルに依存する 請求項27乃至33の1つに記載の装置。 39.前記装置が、現存する回路切り替え通信ネットワークの振る舞いを分析す る、または新しい回路切り替え通信ネットワークの構築および現存する回路切り 替え通信ネットワークの変更を企画するために使用することのできるネットワー ク企画ツールである 請求項27乃至33の1つに記載の装置。 40.前記装置を前記回路切り替え通信ネットワーク(1)に接続する手段(1 021)をさらに具備する 請求項27乃至39の1つに記載の装置。 41.回路切り替え通信ネットワーク(1)における、中央のハードウェアおよ びソフトウェアのマネージメン ト・プラットフォームである 前記請求項40に記載の装置。 42.分配されるマネージメントをもつ回路切り替え通信ネットワーク(1)に おける、ローカルの端子または通信ノードである 請求項40に記載の装置。 43.前記分配されるマネージメントは、独立したインテリジェント・エージェ ントのヒエラルキーに基づいており、各々のエージェントは、前記回路切り替え 通信ネットワークにおけるノードの動的に定義された集合に責任を負うローカル のマスター・ノードにおいて実行され、ここでより高いレベルのエージェントは 、同僚のエージェントの間での紛争を仲裁し、各々のエージェントは、動的に定 義されるノード(Ni)の集合であって、凹形のリソースの少なくとも量Bをも つ道筋が少なくとも、時間tで前記集合におけるいずれのノードの組の間にも存 在するようなやり方でリンクされるノードからなるものに責任を負い、前記ヒエ ラルキーにおける各々のエージェントのレベルは、前記ノードの集合を定義する のに使用される値Bの選択に依存する 前記請求項42に記載の装置。 44.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、A TMネットワークである 請求項27乃至43の1つに記載の装置。 45.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、SDHネットワークである 請求項27乃至43の1つに記載の装置。 46.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、RSVPおよびTCP/I Pネットワークである 請求項27乃至43の1つに記載の装置。 47.前記回路切り替え通信ネットワーク(1)が、TDMネットワークである 請求項27乃至43の1つに記載の装置。 48.同じBブロッキング・アイランドに属するノードを決定するのに使用され る前記リソースが、帯域幅である 請求項27乃至47の1つに記載の装置。 49.回路切り替え通信ネットワークにおけるノードとして使用することのでき る装置であって: それを回路切り替え通信ネットワークに接続する手段(1021)、および 請求項1乃至25の1つの方法を実行する手段 を具備する前記装置。 50.回路切り替え通信ネットワーク(1)におけるノードとして用いることの できるプログラム可能な装置(101)によって読み取り可能なプログラム蓄積 装置(1011)であって、 請求項1乃至25の1つの方法を実行するために、 請求項27乃至49の1つの装置によって実行され得るインストラクションの プログラムを、実体として実施する 前記プログラム蓄積装置(1011)。 51.請求項27乃至50の1つによる少なくとも1つの装置(10)を具備す る 回路切り替え通信ネットワーク(1)。 52.回路切り替え通信ネットワーク(1)のための企画方法であって、前記ネ ットワークの表示を蓄積する少なくともプログラム可能な装置(101)で、ま たはその助けにより実行される前記方法において、 Bブロッキング・アイランド(Ni)に基づいてネットワーク(1)の表示を 電子メモリー(1018,1020)において計算しかつ蓄積するステップであ って、各々のBブロッキング・アイランドが、ノードの最大限の集合であって、 凹形のリソースの少なくとも量Bをも つ道筋が少なくとも、前記集合におけるいずれのノードの組の間にも存在するよ うなやり方でリンクされるものからなる 前記ステップによって特徴付けられる前記企画方法。 53.前記Bブロッキング・アイランドをヒエラルキーにおいて組織化するステ ップをさらに具備し、ここで各々のBブロッキング・アイランドのヒエラルキー 的位置は、前記Bブロッキング・アイランドを定義するのに使用される値Bの選 択に依存する 前記請求項52に記載の企画方法。 54.前記ネットワークの要約される表示を、前記プログラム可能な装置(10 1)に接続されるディスプレイ(1014)上に、図形的に表示するステップを さらに具備する 請求項52乃至53の1つに記載の企画方法。 55.前記ブロッキング・アイランドの間の重大なリンクを、前記ディスプレイ (1014)上で図形的に強調するステップをさらに具備する 前記請求項54に記載の企画方法。 56.コンピュータ・プログラムを表すデータで符号化され、コンピュータによ って読み取り可能なプログラム 蓄積装置(1011)であって、請求項52乃至55の1つの方法を実行するた めに、前記コンピュータによって実行可能なインストラクションのプログラムを 実体として実施する 前記プログラム蓄積装置(1011)。 57.現存する回路切り替え通信ネットワーク(1)の振る舞いを分析し、およ び/または現存するネットワークの変更を企画するために使用することのできる ネットワーク企画ツール(101)であって: 処理手段(1016)、 蓄積手段(1018,1020)、 表示手段(1014)、 前記処理手段(1016)に、ネットワークのトポロジーの表示から、かつデ ィマンドの集合から、時間tでの前記ネットワークの状態の要約される表示を計 算させるプログラム・コード手段であって、ここで前記要約される表示は、前記 ネットワークのノードの少なくともいくつかを、複数のBブロッキング・アイラ ンド(Ni)へとグループ分けすることによって利用できるリソースを要約する もので、各々のBブロッキング・アイランドは、ノードの集合であって、少なく ともリソースの量Bをもつ少なくとも1つの経路が、時間tで前記集合のいずれ のノードの組の間にも存在するようなやり方でリンクされるものからなっている 前記プログラム・コード手段、 及び 前記処理手段(1016)に、前記要約される表示を、前記蓄積手段(101 8,1020)に蓄積させかつ前記表示手段(1014)上に表示させるプログ ラム・コード手段(1011)、 を具備するネットワーク企画ツール(101)。 58.回路切り替え通信ネットワーク(1)において、端子ノードとしてまたは 通信ノードとして使用することのできる装置(10)であって、 Bブロッキング・アイランドのヒエラルキーの少なくとも一部を計算し、蓄積 しかつ更新する手段によって特徴付けられる前記装置(10)。 59.プログラム可能装置(10)に、ブロッキング・アイランドのヒエラルキ ーの少なくとも一部を計算させ、蓄積させかつ更新させるプログラム・コードを 蓄積しているプロセッサー読み取り可能媒体(1011)。 60.ブロッキング・アイランドのヒエラルキーの少なくとも一部を用いる、回 路切り替え通信ネットワークの表示を蓄積しているプロセッサー読み取り可能媒 体(1011)。
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