JP2001516900A - 生命体の形を有するデモンストレーション装置 - Google Patents

生命体の形を有するデモンストレーション装置

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パウル−ミカエル ヴァインスパック
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フラウンホッファー−ゲゼルシャフト ツァー フェーデルング デア アンゲバンテン フォルシュング エー ファー
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも50倍に拡大された生命体の模型であるデモンストレーション装置(401)に関する。このタイプのデモンストレーション装置、たとえば横たわる人の模型は、生命体の中で起こる生物学的プロセスがどのように関連しているかを説明し、示すのに役立つ。本発明のデモンストレーション装置(401)は外皮を有している。内側には、生命体の器官、脈管系、関節などを表す機能要素がある。本発明によると、デモンストレーション装置およびその機能要素の中を徒歩および乗り物で見て回ることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】 本発明は、少なくとも50倍に拡大された生命体の形状を有する、空洞を包囲
する外皮が生命体の形を模倣するデモンストレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デモンストレーション装置の外皮によって形成される空洞の中には、各生命体
の器官に対応する機能要素が配設されている。
【0003】 生命体、特に人体の中に存在する器官および関節の複雑さのため、これらの器
官および関節の機能を容易に明白で理解しやすくする必要性が多大にある。
【0004】 WO97/27573号公報には、人の内臓がおおよそそれぞれの解剖学的に
正しい位置に配設されている人の拡大模型が開示されている。この人体模型は、
顔を上にして仰向けに設置され、中性的な人間を示している。人体模型中に配設
された器官は、徒歩で見て回るように設計されている。その結果、WO97/2
7573号公報によると、異例な冒険の感覚および発見の旅の感覚が伝わる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、模型が徒歩で見て回るようにのみ設計されているせいで、妥当な時間
内に教育的に有意な方法で人体器官の配置および機能を伝えることはできない。
【0006】 対照的に、USP4,865,550号公報は、解剖学的に正しい配置にはな いが、個々の人の器官をレールによって旅することができるような方法で配設さ
れた2人の睡眠中の人の模型を示す。この模型に関しては、頭部だけが完全に形
成され、残りの部分の中の器官を含む構造物の外形は毛布の形を有している。そ
の結果、この模型は、外から見てそのようなものとして認識することができる人
体模型ではない。ここでもまた、器官の中を移動するとき、各観察者にとって適
切な個々の知識伝達時間のための余裕が残らないため、個々の人体器官の配置お
よび機能に関する知識は不完全にしか伝えられない。
【0007】 これから出発して、本発明の目的は、生命体内に存在する不可欠な器官、脈管
系、生殖器、関節などの機能を、教育的に最適な方法かつ妥当な時間内で観察者
にとって近づきやすく、理解しやすくする、生命体の形を有するデモンストレー
ション装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的は、請求項1の前段部分をその特徴部分と合わせることによって達成
される。
【0009】 本発明のデモンストレーション装置は、身体機能特定の経路システムにより、
その機能要素に近づくことができる。乗り物および徒歩でたどることができる経
路システムが設けられている。したがって、個々の観察者に対し、自分の関心お
よび知覚能力に合う個々の器官、脈管系および関節などに接近する方法を許すこ
とができる。たとえば、個々の器官の中を乗り物で移動することにより、速くて
壮観で印象的な方法で個々の器官などの間の関係をすばやく概観したのち、特に
興味を持った器官などに徒歩で近づいて、たとえば子供の能力に適応させた「子
供区域」または「子供向け機能要素」で詳細な情報を観察することもできる。こ
の種の対話型手法は最適な知識伝達を可能にする。同様にして、デモンストレー
ション装置への来訪者の年齢に依存してレールまたは徒歩により、個々の知識伝
達方法の区別が可能である。たとえば、人体の器官の間の関係に関する知識を図
または実験を通じて与えられることがまだできない子供が、それにもかかわらず
、この年齢グループにとって興味のあるレールの旅によってアイデアを与えられ
ることができる。
【0010】 本発明のデモンストレーション装置は、生命体の形状を模倣するとき、デモン
ストレーション装置を中から乗り物または徒歩で見て回ることを可能にするサイ
ズでなければならない。デモンストレーション装置の寸法は、相応に選択されな
ければならない。したがって、原則として、少なくとも50倍の拡大が求められ
る。
【0011】 本発明のデモンストレーション装置の有利な発展態様は従属項に記載されてい
る。
【0012】 外皮は、一体型のシェル、好ましくは自らを支えるホールとして設計すること
もできるし、支持要素によって担持されることもできる。外皮の一部を透明にし
て、生命体の内部、たとえば解剖学的に正しく配置された機能要素を自由に見る
ことができるようにすることもできる。デモンストレーション装置上の移動は乗
り物および徒歩の両方によって可能でなければならないため、機能要素をもっぱ
らそれらの解剖学的に正しい位置に配置するのではなく、外側ケーシングの内部
の最適な利用を考慮して個人のアクセスオプションに応じて配置することが有利
である。二つのタイプのアクセス、すなわち乗り物および徒歩に備えて別個の器
官系を用意することも可能である。二つのタイプのアクセスは異なる側面を伝え
ることを目的とするからである。乗り物のアクセスタイプは、壮観な旅行効果を
より意図するものであり、徒歩で近づくことができる機能要素では、観察者が自
らの必要に応じてその場にとどまることができ、書面形態の詳細な知識をたとえ
ば図によって伝えることができる。
【0013】 したがって、移動路は、中央制御される個々の客車を備えた運転手なしのレー
ルキャビンシステムにより、管、好ましくは閉鎖管もしくは閉鎖管系の中を延び
ることができる。したがって、来訪者は、移動路に属さない要素または前もしく
は後を移動する来訪者によって気を散らされることがない。また、個々の客車が
前後に接近した状態で移動することができるため、全体的な結果は、最適な低廉
な解決方法である。
【0014】 デモンストレーション装置の好ましい実施態様では、80〜120倍の拡大率
で人間を模倣する場合、デモンストレーション装置のサイズが最適になる。好ま
しくは、最適な静止状態ならびに徒歩および乗り物による移動の可能性が得られ
るよう、デモンストレーション装置は水平方向に配設される。この場合、人間は
、その腹を下にし、その頭を地上に持ち上げた状態で横たわることができる。非
常に大きく重い頭を静的に支持するためには、頭を腕で支えるような方法で腕を
配設することが特に好ましい。
【0015】 ここで、外皮は、自らを支えるホールとして設計することもできるし、支持要
素によって担持されることもできる。この場合、自らを支えるフレーム構造であ
ってもよいし、支柱によって固定される外皮であってもよい。いずれの場合でも
、デモンストレーション装置中に、対応する機能要素および経路システムを配設
し、見て回るのに十分な空間を残すことが必要である。
【0016】 デモンストレーション装置の材料は、金属性であることもできるし、コンクリ
ートなどまたはプラスチックから選択することもできる。各壁の厚さは材料条件
によって決まる。
【0017】 各生命体の器官などを模倣する機能要素は、本質的には、その生命体の最も重
要な器官などである。人間の場合の好ましい実施態様では、心臓、肝臓、腎臓、
胃、消化管、感覚器、脳、神経および脈管系、肺ならびに大小の関節、たとえば
肩関節、膝関節、指関節および足指の関節が機能装備として設けられる。
【0018】 これら個々の機能要素は、それらを観察者が操作することができ、機能が明確
になるよう、対話型にすることができる。機能要素の操作方法は、視覚および/
または音声手段によって説明することができる。
【0019】 機能要素において、観察者が日常生活からでさえしばしば知り得る対応する工
学的類似物を生理的機能の傍らに配置すると、特に興味深い教育的アクセスが得
られる。この内容伝達は、個々の器官系、たとえば消化管および内臓または心臓
、循環および肺からなる系にそれら自体の経路システム、たとえばそれら自体の
レール軌道を割り当てることによって改善することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のデモンストレーション装置の有利な実施態様をいくつか記載す
る。
【0021】 図1は、本発明のデモンストレーション装置401を示す。この装置は、人の
形の外皮10を有している。この人は、腕403で頭402を支えながら横たわ
る状態で示されている。人の形の建造物を静的に支持するために、胸部の下に、
寄りかかるための面として基礎構造404が配設されている。
【0022】 図1Aは、人の中に解剖学的に正しく配設され、内臓として設計された機能要 素11の中を通過するレール12の経路を示す。レール12への入口は、上大動
脈を介する心臓への入口としての地点1にある。心臓からの出口は、左肺動脈を
介する。そこから、レール12は、肺として設計された機能器官の中へと続く。
肺胞の中で「エアサイド」への移行があり、レール12は、呼出を表す気管を通
過して鼻腔および咽頭腔の中に続いて地点2に達する。地点2で、観察者は、口
腔を知ることができる。ここから、観察者は、徒歩で、眼3として設計された機
能要素または耳として設計された機能要素を見たり、「脳」の中を旅したりする
ことができる。
【0023】 次に、レールの旅は地点2から「ひとかけらの食物」として食道を通過して胃
と腸に続く。腸から、レール12は、肝臓として設計された機能器官に移行し、
地点4で腎臓に達する。地点4から再びレール12は卵管へと移行し、そこから
子宮に入り、そこから静脈を通って入口1の地点に戻る。
【0024】 図2は、腸管として設計された機能要素101の中のレール104の通過を示
す。ここでは以下のとおり、対応する要素には対応する参照番号を付す。また、
軌道システム102および供給血管103を示す。レールは、それぞれ二人乗り
の遠隔制御される個々の客車からなる。観察者は、ここでは腸の形の機能要素1
01の支援を受けながら示す個々の器官の中を移動することにより、人体系の中
の物質、たとえば食物の関係および輸送の感触を与えられる。
【0025】 図3は、虹彩202および瞳孔203を有する眼として設計された機能要素2
01を示す。眼の中には、歩き回るためのプラットフォーム204を有する経路
システム205が配設されており、眼201から、観察者がデモンストレーショ
ン装置を取り巻く風景を眺望することができるようになっている。
【0026】 図4は、人401の形を有する本発明のもう一つのデモンストレーション装置
を示す。このデモンストレーション装置は、その腹を下にして胴体上部をまっす
ぐ立てた状態で横たわっている。頭402は組んだ両手420の甲に載り、前腕
部403はほぼ垂直である。人401は、両脚421がわずかに広がり、約20
°の角度を形成している。両脚421の間には、地面の上縁から約7mまたは1
2mの高さにテラスが設けられている。したがって、脚の部分には、展示目的に
使用することができ、外からは見えない大きな区域がある。鳥瞰したときでも人
体が実物どおりに模倣されているという印象が得られるよう、テラス面は、歩き
回るための緑色の屋根として設計されている。人401の胴体上部の下方には、
デモンストレーション装置への入口部が位置する正面構造404が設けられてい
る。これは、胸部に大きな空間が得られ、第二に、胸部でデモンストレーション
装置の静的支持が得られるという利点を提供する。
【0027】 デモンストレーション装置の外側ケーシングは、一部、たとえば前腕部405
が透明に維持されている。そこでは、外皮の内側で鋼管によって筋繊維が模倣さ
れて、観察者が皮下の筋肉部を直に見ているかのような印象を受けるようにして
いる。
【0028】 図5は、デモンストレーション装置401の胸部および頭部の静的支持を示す
。図5では、荷重を散逸させる経路が太線422によって示されている。頭40
1は、実質的に前腕403によって支えられており、前腕は、その台形配置のお
かげで、対応する荷重を完全に負担し、散逸させている。胸部は、そこに位置す
る基礎構造およびデモンストレーション装置の上腕によって十分に支えられてい
る。
【0029】 本発明のデモンストレーション装置の場合、火災防止の理由から、建造物のケ
ーシング、すなわち外皮と、実際の内部ライニングとを分けることが推奨される
。内部ライニングが、別々の待避路を備えた独立した建造物として設計されるな
らば、胴体上部は、格納されるか、屋根で覆われる自由区域として宣言すること
ができる。人が絶えず滞在するための空間と他の区域とのこのような分割は、胴
体上部の室温を下げ、火の負荷を減らすことができる。内部構造と外部構造への
分割のもう一つの利点は、建造物の設計に得られるバリエーションの可能性にあ
る。
【0030】 図4では、頭402を支える2本の前腕403が肘を基礎にして立ち、顎の下
で組んだ手420によって横方向につながれて、橋のようなフレーム構造を形成
し、その上に頭を載せている。図6に示すように、肩の横軸上には、縦側で体の
内部に向けられたガラス昇降機キャビンを備えた強化コンクリート製の2本の階
段塔405が位置している。2本の塔405は、鋼格子構造によって肩の高さで
つながれ、さらなる剛性付与に役立っている。頭402は、メロ(Mero)格子シ
ステムまたは同等な方法として可能な限り軽量に製造され、アルミニウムシート
でライニングされている。サーモスキンが断熱に役立ち、頭の表面を実物どおり
に造形することを可能にする。
【0031】 首および手、足、大腿ならびに股関節および臀部の区域の表面は、吹付けコン
クリートで可能な限り自然に造形されたのち、サーモスキンを表面処理とともに
設けられている。肘もまた、吹付けコンクリートでできている。ここでは、実物
どおりの印象を保持することはそれほど問題ではなく、むしろ、前腕および上腕
のための基礎としての静的機能が問題である。膝およびふくらはぎの皮膚の場合
、図4から見てとれるように、光透過性の繊維カバーが使用されており(光透過
率15%のPTFE膜(ポリ四フッ化エチレン膜)、耐火等級A2、k値=5)
、これは胴体上部にも使用することができる。
【0031】 胴体上部の形状は肋骨弓によって決まり、肋骨弓は、あるいはまた、楕円の管
によって、集成材継ぎ手によって、または各場合に2本の並行な湾曲したT梁に
よって鋼格子構造として設計される。梁と梁との間には、煙/熱抽出のために開
くフラップを含むガラス片が取り付けられている。ガラス片は、一つには、自然
の光の直接的な入射を保証し、他には、装飾要素として肋骨の機能を強調する。
【0032】 頭皮および踵には、ガラスドームを取り付けることができる。この種のドーム
はまた、大腿の屋根部およびテラス構造の内部にも使用することができ、自然の
通気および自然の光の入射を可能にする。
【0033】 大腿の内側の空間は、鋼およびガラス構造として設計されている。
【0034】 上述した透明解決方法の代わりとして、全体を吹付けコンクリートで一体型の
シェルとして製造することもできる。コンクリートの表面張力を考慮し、図5に
示す頭のための支持構造を維持することにより、自らを支える安定なホールを製
造することができる。しかし、同時に、比較的高い重量を考慮しなければならな
い。この場合、最大の内力(約400kNmの曲げモーメント)が背部で見いださ れ、従来の補強によって、または背中の部分をプレストレス処理することによっ
て吸収することができる。
【0035】 この場合、従来のフレームワークによる胴体の製造が可能である。体の個々の
部分、たとえば頭および手は、建造現場の隣でのコンクリート吹付け技術によっ
て非常に薄く建造したのち、クレーンで配置することができる。強化コンクリー
ト設計では、構造はかなりの程度にメンテナンスフリーであり、表面を望みどお
りに造形することができる。たとえば、コンクリート打ちっ放しのまま残すこと
もできるし、特殊な鋼で光沢のある銀色のカバーを付けることもできるし、芸術
的な絵画作品を設けることもできる。コンパクトな解決方法におけるこの外皮は
、いかなるときでも、自らを支える吹付けコンクリートホールによって現代的な
嗜好に合わせることができる。
【0036】 断熱は、気泡コンクリートの選択または断熱コートの塗布によって容易に達成
することができる。強化コンクリートのシェルもまた、防火概念を達成するのに
特に適した解決方法である。
【0037】 強化コンクリートシェルはまた、自然な通気および照明を得る、または透明な
皮膚部を表すために、窓の開口および/または透明な部品を設けられていること
ができる。
【0038】 図6は、デモンストレーション装置の内部の経路手段を示す。すでに記載した
ように、肩の部分には、来訪者を胸部および頭部に輸送するための昇降機システ
ム405が設けられている。さらに、第二の昇降機システム406が股関節部に
設けられている。基礎構造404の先頭部に配設された入口と第二の昇降機シス
テム406との間には、基礎構造中に、歩行のための建造物407が延びており
、この中に、たとえばデモンストレーション装置として設計された供給要素およ
び機能要素を収容することができる。2基の昇降機システムの上端には、機能要
素として働く脊柱408により、歩行のための接続部が造られている。
【0039】 デモンストレーション装置の内部は四つの歩行区域に分割されている。
【0040】 1.胴体上部が載る基礎構造404はまた、両脚の間に位置するテラスの下方の
区域を含む。実際には地上階として使用することができるこの基礎構造の中には
、供給管、配線、エンジニアリング室および作業場など、ならびに待避路が収容
されている。来訪者がデモンストレーション装置に入るための主入口もまた、基
礎構造中のこの建造物の中に約2.5〜3mの高さで位置している。
【0041】 2.胴体上部は、デモンストレーション装置の幅および高さを来訪者に示すこと
ができるよう、中空体として設計されている。主入口がこの胴体上部に通じてい
る。
【0042】 3.頭の中には、展示区域および機能要素を含むフロア、部分フロアおよびギャ
ラリーが設置されている。
【0043】 4.第四の区域は、腰から足までの部分を含み、展示区域および機能要素をさら
に含む。
【0044】 すでに記載したように、頭と第四の区域との接続は、一つには、入口レベルの
胴体上部の主面および肩の下方の昇降機塔によって、他には、歩行のための脊柱
によって達成される。
【0045】 説明および対話区域として設計された、来訪者のために設けられた機能要素は
、以下の論理単位に組み合わされている。 栄養および消化 心臓および循環(血液およびリンパ系ならびに肺循環を含む) 肺、呼吸および発声 生殖器および生殖(遺伝学、細胞学および遺伝を含む) ホルモン系 体内の組織(皮膚、骨および関節、筋肉) 脳、神経および反射
【0046】 一つの例外は、感覚および感覚器である。当然、これらもまた、論理グループ
に組み込むことはできるが、デモンストレーション装置の空間をうまく利用する
ために、これら五感のうち三つをより高い複合体に組み込むことが有利である。
たとえば、 味覚を栄養および消化の区域に組み込み、 嗅覚を肺および呼吸の区域に組み込み、 触覚を皮膚の区域に組み込むのである。
【0047】 眼および耳の感覚器は、独立した展示区域で提示される。
【0048】 空間プログラムは、中央設備、たとえばトイレ区域および給食場ならびに特別
室、たとえば休憩区域、子供向けの表示区域、「ガラス手術室」、セミナー室な
どによって補足される。
【0049】 栄養および消化ならびに心臓/肺/循環の二つの論理単位は、純粋な展示区域
として設計されるだけではない。ここではまた、いずれの場合にも、脈管および
器官の中の冒険旅行のフレームワークの中で医学的な背景が提示される。
【0050】 足から腰までの第四の区域には、主展示区域が位置している。また、ここには
、器官として設計されている機能要素の中を移動のための軌道セクションが収容
されている。さらに、この区域には、レストラン、トイレ施設、セミナー室、シ
ミュレータ、映画館、中央作業場および管理施設が位置している。
【0051】 第四の区域は、一般来訪者にとって立ち入り可能である四つの階に分割され(
図7、参照番号409)、これらは、上述した2基の昇降機塔によって腰部で互
いにつながれている。各階の天井部の横方向への張出しにより、水平方向本体の
、外皮の形からの先細りの感覚を得ることが可能である。内側の建造物と外皮と
がこれらの張出しによって互いにつながれている。この水平方向の接続により、
最大断面よりも下の区域で、ドーム状の外皮構造が座折するのを防ぐことができ
る。
【0052】 胴体上部の区域は空間的体験に使用される。さらには、インフォメーションカ
ウンタならびに、頭へのアクセスを提供する、上述した中央昇降機および階段ユ
ニットがここに収容されている。基礎構造404中の胴体上部の区域には、主入
口が位置している。図7に示すように、入口区域にいる来訪者は、胸の自由空間
を30°の視角で見て、その大きな寸法を見ることができる。
【0053】 頭402もまた、いくつかの階床を含む(図11を参照)。この中には、たと
えば脳、神経および反射、眼ならびに耳のためのデモンストレーション区域が収
容されている。
【0054】 図8は、頭部の第一階の概要を示す。この階は、トイレ施設およびカフェの空
間を提供する。頭部は、胸部に配設された昇降機坑405によってアクセスされ
る。頭部とこれらの昇降機坑405との間には交差路801が位置し、頭部の中
には、頭402中の個々の階にアクセスするための階段803が位置している。
同じく、頭部を第四の区域に接続するための、歩行のための脊柱802が図示さ
れている。
【0055】 縦方向に強化コンクリート塔を待避路としてアクセス可能にする、頭から肩へ
の交差路801は、鋼格子として構造的に設計され、防火カバーを設けられてい
る。
【0056】 デモンストレーション装置の異なる区域の異なる階が、主に徒歩で探索される
、異なるテーマの複合体を提示するように働く。
【0057】 この実施例では、すべての器官を体内のそれぞれの位置に配することを故意に
省いている。それにもかかわらず、来訪者は、レールによって人体の二つの重要
な器官系の中を輸送されることができる。この目的のため、2本の軌道ループが
第四の区域中の腰と足との間に設置されている。第一のループは、入口階床に位
置し、食道、胃、腸、肝臓および腎臓の消化管を約400mの長さにわたって含
む。第二の軌道セクションは、心臓/循環/肺のテーマに当てられ、第一階に位
置している。これは全長が約180mである。
【0058】 レールは、3〜6人の空間を提供する、中央制御される個々の客車からなる運
転手なしの輸送システムである。可能な限り現実に体の中を旅しているという印
象を作り出すために、体に対して異物である詳細は、不可欠な最小限しか観察者
の視界に入らない。したがって、各軌道の移動路は、入口および出口の区域でし
か入ることができない、閉鎖トンネル管として設計されている。
【0059】 レールは、地面に近いところでガイドを通過する。理由は、天井に近いところ
にあるガイドよりもユーザにとって目立つ光学的効果が少ないからである。この
ガイドは、軌道取り付け式または無軌道式であることができ、その場合、移動中
にレールの個々のキャビンがたどらなければならない場所関連の速度プロフィー
ルは固定される。
【0060】 客車は約12m間隔で移動し、その結果、消化管ループ上のキャビンの数は3
3になり、心臓/循環/肺ループ上のキャビンの数は15になる。キャビン1個
あたり平均5人の乗客がおり、0.5m/sの平均速度であると仮定すると、こ
の方法で毎時約1300人の乗客を輸送することができる。
【0061】 デモンストレーション装置の中にはまた、展示区域として設計され、歩道によ
って近づくことができる機能要素が位置している。主アクセス軸は、建造物の中
央を縦方向に延びている。軸を中心に対称である建造物の構造は、一つには来訪
者のオリエンテーションを容易にし、他には、空間の利用における最大限の融通
を許す。
【0062】 特に腰と足との間の第四の区域では、来訪者は、ほぼ常に自由に上を見る機会
がある。ホールは、採光坑を介して自然の光を供給され、魅力的な雰囲気が作り
出される。徒歩の来訪者のために医学および技術が表示される部屋は、それぞれ
のテーマにしたがって設計されている。これらの部屋をつなぐ経路は、来訪者を
刺激であふれさせることのないよう、無味に維持される。この目的はまた、上述
した休憩区域によっても果たされる。これらは、構築物の中で実際の展示区域と
交互に現れて、回復休憩の機会を何度も観察者に与える。給食サービスが二つの
場所、すなわち、50m近くの高さで周囲の区域の展望が得られる頭部のカフェ
と、第四の区域の第三階にあるレストランとで提供される。
【0063】 図9に関連する心臓の例により、実例として構築物の器官設計を記載する。器
官の内部は舞台のそでを模倣して、中空の器官の場合の来訪者に対し、それぞれ
の器官を通過する生々しい印象を与える。
【0064】 たとえば心臓のような中空の器官の場合には、機能要素の装飾が、観察者に対
し、自らがこの器官の中にいるような感覚を与える目的を果たす。たとえば図9
には、軌道取り付け式レール902、903が通過する心臓901の心室が示さ
れている。レールは、3〜6人の乗客のための個々のキャビンからなる。レール
の使用者は、ここで、心室の中を旅する現実的な印象を受ける。
【0065】 機能要素として働く他すべての展示区域とともに、壁構造が、提供されるテー
マに適合している。たとえば、脳、神経および反射のテーマ区域の壁は、神経細
胞組織の構造を示す。
【0066】 図10は、デモンストレーション装置401の胴体上部の断面を示す。胴体上
部は基礎構造404上に支持されている。同じく、胸部の基礎構造の個々の階が
示されている。背部の三層内部ライニングの上には、歩行のための脊柱802が
配設されている。
【0067】 外皮10と内部ライニング503とが互いに独立した別々の建造物を形成する
ことが直に見てとれる。
【0068】 図11は、デモンストレーション装置を縦方向に通過するもう一つの垂直断面
を示す。明確に示されているものは、頭部、基礎構造および腰と足との間の第四
の区域の階への内部分割である。同じく示されているものは、腕として構成され
た支持要素による頭部および胸部の支持である。
【0069】 図12は、デモンストレーション装置の腰と足との間の区域の地上階の概要を
示す。以前の参照番号とは別に、ここでは以下の参照番号を使用する。
【0070】 1 栄養区域 2 口腔および歯 3 胃 4 腸 5 肝臓 6 腎臓 7 休憩区域および感覚 8 休憩区域および感覚ならびに売店 9 子供用の区域 10 そこに設けられたミニバーにおける味覚区域 11は、地上階に設置されたレールを示し、 12は、個々の階段を示す。
【0071】 地上階の第一の軌道ループ11は、食道を通過することによって始まり、その
後、胃3に通じる。消化液および食物成分で満たされた胃3の外側ケーシングは
、蠕動運動を模倣するために動くことができる。また、実物のように提示される
胃粘膜上には、よく知られる病気、たとえば胃潰瘍の写真が示されている。旅は
、胃から十二指腸を通過して小腸4に入る。ここで乗客は、膵臓への入口および
胆管を通過する。小腸4の中では、旅の行程で絨毛がより詳細かつ大きくなるズ
ーム効果が提供され、腸壁により近づいている印象を与える。腸4そのものは、
軌道全長が約150mである。
【0072】 腸と血流との間で、レール11は、腸4の管状壁の構造が血管の構造に変化す
るという事実によって乗換えを行う。旅を続けると、次に肝臓および腎臓の組織
5および6が示される。ここで、見ることができる部分がさらに拡大され、最終
的に肝臓5または腎臓6の機能単位の構造が見えるようになる。腎臓6を通過し
たところで第一の軌道ループは終了する。
【0073】 図13は、腰と足との間の区域の第一階の断面を示す。参照番号は、以前の用
例とは違い、以下の区域を示す。
【0074】 1 循環 2 心臓 3 気管および声 4 鼻および嗅覚 5 子供 6 管理区域 7 セミナー室 8 カフェ/ビストロ 9 店舗 10 骨 11 休憩区域 12 肺 13 血液 14 リンパ 15 免疫系 16 第一階に設置されたレール 17 階段
【0075】 第二階に設置されたレール16は、管として設計された血管から出発して、心
臓2の右心耳に進入する。次にレール16は、たとえば図9に示すように、心臓
弁を通過して右心室に入る。この行程では、弁機能および心筋の収縮が模倣され
る。レールは別の心臓弁および血管を介して肺12に通じる。血管の断面はます
ます狭くなり、血管が枝分かれし続ける印象を作り出す。肺12の部分では、血
管壁の透明度が増すことにより、肺胞が見える。最後に、レール16は、血流か
ら気流に切り替わり、旅は気管支および気管3を介して出口の場所に達する。
【0076】 図14は、腰と足との間の区域の第二階の断面を示す。参照番号は、以前の用
例とは違い、以下の区域を示す。
【0077】 1 レストランおよびシミュレータ 2 ホルモン 3 皮膚 4 組織 5 骨、筋肉および関節 6 生殖器および生殖 7 遺伝学、細胞学および遺伝 9 階段
【0078】 図9〜14に示す、レールによって通過することはできない展示室は、来訪者
が徒歩で近づくことができる。これらの展示室には、体または気管の構造および
機能を全体として見る可能性を来訪者に提供する解剖模型が提示されている。
【0079】 乗り物および徒歩の両方でデモンストレーション装置を見て回ることが可能で
あるという事実により、来訪者は、まず、興味を起こさせる効果に関連するレー
ルの旅によって器官として設計された機能要素の構造および機能に導かれたのち
、おそらくは自らの好みおよび興味に応じて、詳細および/または選択的に、展
示室として設計された機能要素に徒歩で向かい、より正確な情報をそこで得るこ
とができる。展示室として設計されたこれらの機能要素は、たとえば、体内の器
官の位置および互いに対する器官の大きさの割合を示す胴体模型または、たとえ
ば、近視、遠視および眼鏡による矯正を説明することができる機能模型を含むこ
とができる。病気を説明する模型もまた、そこに準備されている。たとえば、高
血圧モデルは、高血圧が関連の器官に及ぼす影響を説明する。
【0080】 展示室では、医療機器および器具を展示することにより、技術分野からのテー
マ、特に医療技術のテーマを来訪者に特に身近にすることができる。これは、た
とえば、虫垂およびバイパス手術の分野の場合には、ガラス手術室で、診断技術
の場合には、たとえば超音波検査法を展示することにより、補てつの場合には、
ダミーに対するコンピュータ制御補てつを例示するか、インプラント付きの骨格
模型を援用することにより、器官関連の医療技術の場合には、心肺機または透析
装置を展示するか、来訪者自らが医療機器、たとえばスパイロメータおよびオー
ジオメータを使用するにより、可能である。
【0081】 また、デモンストレーション装置の中では、特別な概念として、人体の中で起
こるプロセスと、工学的プロセスとの間の類比が示される。これは、生物学的プ
ロセスの特に鮮明で明確な描写につながる。
【0082】 このような比較は、たとえば、噛むこととジョークラッッシャとの比較、消化
と生物学的廃物発酵のための発酵系との比較、化学物質の製造と肝臓の合成作業
との比較、界面活性物質と胆汁との比較、胆石の形成と化学的な結晶化、核生成
および結晶成長プロセスとの比較、肺と煙道ガス清浄のための炭素含有吸着剤に
基づく活性化コークス反応器との比較、血液循環および心臓とたとえばダイヤフ
ラムポンプ、管、バイパス管、膨張室、ホース管、逆止め弁および/または絞り
弁との比較ならびに腎臓と膜分離技術との比較、皮膚および骨とガラス繊維強化
プラスチック製の複合材料との比較、運動器と油圧系との比較、脳構造および神
経系とニューロンネットワークとの比較、眼とカメラとの比較、耳と圧電効果と
の比較および生物学的調整プロセスとプロセス工学システム、たとえば熱交換器
によって温度を一定に保つためのシステムにおける調整プロセスとの比較である
ことができる。
【0083】 さらなる機能要素は、生物学的プロセス、たとえば人間生命の起源を解説する
映画を含むことができる。映写室のアーチ形天井に適合する特殊映写技術により
、演技の中にいる印象を伝えることができる。
【0084】 さらには、たとえば消化管もしくは血流の中の旅またはウイルス退治もしくは
神経伝達経路中の神経インパルスの伝達を現実的で印象的な方法で描くために、
シミュレータ、たとえばシミュレーションシアタまたはカプセルシミュレータを
設けることができる。
【0085】 概して、本発明のデモンストレーション装置の中を乗り物および徒歩で見て回
る可能性により、各来訪者は、自らの好みおよび興味に応じて、生命体の内部関
係、配置および機能に関する知識を印象的な方法で与えられることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデモンストレーション装置を示す図である。
【図2】 経路システムを示す図である。
【図3】 もう一つの経路システムを示す図である。
【図4】 本発明のもう一つのデモンストレーション装置を示す図である。
【図5】 図3の本発明のデモンストレーション装置の設置を示す図である。
【図6】 本発明のデモンストレーション装置のアクセス経路を示す図である。
【図7】 本発明のデモンストレーション装置の内部配置を示す図である。
【図8】 本発明のデモンストレーション装置の胸部および頭部の経路システムを示す図
である。
【図9】 本発明のデモンストレーション装置の経路システムを示す図である。
【図10】 本発明のデモンストレーション装置の胸部の断面図である。
【図11】 本発明のデモンストレーション装置の垂直縦断面図である。
【図12】 本発明のデモンストレーション装置の水平断面図である。
【図13】 本発明のデモンストレーション装置のもう一つの水平断面図である。
【図14】 本発明のデモンストレーション装置のもう一つの水平縦断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年3月13日(2000.3.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項33】 外側ケーシングが、前記生命体の縦軸に関して対称に構成
されていることを特徴とする請求項1〜32のいずれか1項に記載のデモンスト
レーション装置。
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月28日(2000.3.28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AU,BA,BB,BG,BR,CA, CN,CU,CZ,EE,GE,HU,ID,IL,I S,JP,KP,KR,LC,LK,LR,LT,LV ,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO, SG,SI,SK,SL,TR,TT,UA,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも50倍に拡大された生命体の形を有し、 空洞を囲み、前記生命体の形状を模倣する外皮(10)と、 再現される前記生命体の器官、脈管系及び関節のいずれか一つ若しくはそのすべ
    て又はこれらと同様な物を模倣し、前記空洞中に配設された機能要素とを有する
    デモンストレーション装置(401)において、 身体機能特有の経路システム(12)により、その機能要素(11)に乗り物お
    よび徒歩の両方で近づくことができることを特徴とするデモンストレーション装
    置(401)。
  2. 【請求項2】 80〜120倍に拡大されていることを特徴とする請求項1
    記載のデモンストレーション装置。
  3. 【請求項3】 前記外皮(10)が支持要素によって担持されていることを
    特徴とする請求項1記載のデモンストレーション装置。
  4. 【請求項4】 前記外皮(10)が、たとえば透明な膜として、少なくとも
    部分的に透明であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のデモ
    ンストレーション装置。
  5. 【請求項5】 前記生命体中のそれぞれの場所に対応する前記外皮の下の区
    域の解剖学的構造を表す機能要素が前記外皮の透明な区域の下に配設されている
    ことを特徴とする請求項4記載のデモンストレーション装置。
  6. 【請求項6】 前記外皮が一体型のシェルとして、好ましくは自らを支える
    ホールとして設計されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記
    載のデモンストレーション装置。
  7. 【請求項7】 前記機能要素が、それらの解剖学的に正しい位置とは関係な
    く前記外皮の中に配設されて、デモンストレーション装置の内部が最適に利用さ
    れていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のデモンストレー
    ション装置。
  8. 【請求項8】 前記機能要素が、少なくとも部分的に、前記徒歩または前記
    乗り物による移動に備えて造られているか若しくは対話型であるか又はその双方
    であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のデモンストレーシ
    ョン装置。
  9. 【請求項9】 乗り物による移動のための経路システムが、軌道システムま
    たは無軌道経路システムを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に
    記載のデモンストレーション装置。
  10. 【請求項10】 移動路が管、好ましくは閉鎖管、の中を延びることを特徴
    とする請求項9記載のデモンストレーション装置。
  11. 【請求項11】 レールシステムが、中央制御される個々の客車を備えた運
    転手なしのキャビンシステムであることを特徴とする請求項9または10記載の
    デモンストレーション装置。
  12. 【請求項12】 人の形を模倣したことを特徴とする請求項1〜11のいず
    れか1項に記載のデモンストレーション装置。
  13. 【請求項13】 前記人が裸であるか若しくは中性的であるか又はそのいず
    れかであることを特徴とする請求項12記載のデモンストレーション装置。
  14. 【請求項14】 前記人がその腹を下にして横たわっていることを特徴とす
    る請求項12または13記載のデモンストレーション装置。
  15. 【請求項15】 前記人がその腹を下にしてその頭を持ち上げた状態で横た
    わっていることを特徴とする請求項14記載のデモンストレーション装置。
  16. 【請求項16】 腕が、デモンストレーション装置の前記頭を支えるような
    方法で配設されていることを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載
    のデモンストレーション装置。
  17. 【請求項17】 胴体上部が、胴体上部とデモンストレーション装置の支え
    面との間に配設された基礎構造によって支持されていることを特徴とする請求項
    12〜16のいずれか1項に記載のデモンストレーション装置。
  18. 【請求項18】 背部がプレストレス処理されていることを特徴とする請求
    項14記載のデモンストレーション装置。
  19. 【請求項19】 心臓、肝臓、胃、腎臓、胆汁、脈管系、神経系、脳、食道
    、消化管、生殖器、大小の関節および感覚器が機能要素として設計されているこ
    とを特徴とする請求項12〜18のいずれか1項に記載のデモンストレーション
    装置。
  20. 【請求項20】 三つの作業区域、好ましくは胴体上部、頭および腰と足と
    の間の区域ならびに、場合によっては、前記基礎構造中のさらなる作業区域に分
    割されていることを特徴とする請求項12〜19のいずれか1項に記載のデモン
    ストレーション装置。
  21. 【請求項21】 前記胴体上部が大きな自由空間として設計されていること
    を特徴とする請求項20記載のデモンストレーション装置。
  22. 【請求項22】 前記胴体上部が、前記頭区域および前記腰と前記足との間
    の前記区域へのアクセス路、たとえば階段および昇降機坑など、のみを含むこと
    を特徴とする請求項20または21記載のデモンストレーション装置。
  23. 【請求項23】 前記基礎構造が、供給技術、たとえば供給管、配線、エン
    ジニアリング室、作業場などを含むことを特徴とする請求項20〜22のいずれ
    か1項に記載のデモンストレーション装置。
  24. 【請求項24】 前記頭区域と、前記腰と前記足との間の前記区域とが、歩
    行のために設計された脊柱によってつながれていることを特徴とする請求項20
    〜23のいずれか1項に記載のデモンストレーション装置。
  25. 【請求項25】 前記腰と前記足との間の前記区域に、前記胴体および脚の
    中に解剖学的に配設された前記器官、前記脈管系などに対応する機能要素が配設
    されていることを特徴とする請求項20〜24のいずれか1項に記載のデモンス
    トレーション装置。
  26. 【請求項26】 前記腰と前記足との間の前記区域に配設された前記機能要
    素が、少なくとも部分的に歩行のために設計され、少なくとも部分的に乗り物に
    よる移動のために設計されていることを特徴とする請求項20〜25のいずれか
    1項に記載のデモンストレーション装置。
  27. 【請求項27】 前記腰と前記足との間の前記区域に、前記消化管および内
    臓に対応する機能要素または前記心臓/循環/肺系に対応する機能要素の中に通
    じる二つのレールシステムが配設されていることを特徴とする請求項20〜26
    のいずれか1項に記載のデモンストレーション装置。
  28. 【請求項28】 中空の器官に対応し、前記徒歩および前記乗り物のいずれ
    か一方又はその双方による移動のために設計された前記機能要素が、前記徒歩お
    よび前記乗り物のいずれか一方又はその双方によって移動しているとき、前記器
    官、前記脈管系などの中にいる印象を伝えるような方法で構成されていることを
    特徴とする請求項12〜27のいずれか1項に記載のデモンストレーション装置
  29. 【請求項29】 前記徒歩および前記乗り物又はそれらのいずれか一方によ
    る移動のために設計され、前記中空の器官に対応しない機能要素が、それぞれの
    前記器官、前記脈管系などの構造を説明することを特徴とする請求項12〜28
    のいずれか1項に記載のデモンストレーション装置。
  30. 【請求項30】 前記機能要素の中に、生物学的配置および前記機能要素に
    よって描写される各器官、脈管系などの中で起こるプロセスに対する工学的類似
    物のいずれか一方又はこれらの双方を説明する装置が配設されていることを特徴
    とする請求項1〜29のいずれか1項に記載のデモンストレーション装置。
  31. 【請求項31】 外側ケーシングが、前記生命体の縦軸に関して対称に構成
    されていることを特徴とする請求項1〜30のいずれか1項に記載のデモンスト
    レーション装置。
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