JP2001516355A - 花粉粒の発芽を刺激するための組成物と方法 - Google Patents

花粉粒の発芽を刺激するための組成物と方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ビヒクル、特に葉へ適用される組成物の通常の成分、及び活性物質を含有する、特に葉に適用される組成物において、活性成分が、10までの重合度を有し、β1-3、β1-4及びα1-3が結合した10までの、好ましくは5までの、より好ましくは2つの糖質単位を有するオリゴ糖、特にラミナリビオース、セロビオース、ニガーロース、ラミナリトリオース、ラミナリテトラオース及びラミナリペンタオースからなる群のもの;遊離のアノマー炭素又は遊離水酸化物を担持する全ての炭素原子において、C1からC5アルキル基、好ましくはメチル基;C1からC5アシル基、好ましくはアセチル基;アリール基、好ましくはピリジルアミノ基:CxからCyのシクロアルキル基;アミン類;N-アセチル基;及びサルフェート及びホスフェート基からなる群から選択される基が置換された上記オリゴ糖の誘導体からなる群から選択される花粉粒の発芽を刺激しうる少なくとも1種の植物衛生物質により構成されることを特徴とする組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 花粉粒の発芽を刺激するための組成物と方法 本発明は、花粉粒の発芽を刺激することができる少なくとも1種の植物衛生物 質を活性成分として含有してなる組成物に関する。 また本発明は特に葉へ上記組成物を適用することによる、花粉粒の発芽を刺激 するための植物の処理方法にも関する。 最後に本発明は、上記刺激のための用途が考えられるところから、新しい産業 製品としての、上記組成物の活性成分を構成する植物衛生産物に関する。 花粉粒が花まで輸送され柱頭の受入面に保たれる受粉の後に花粉粒の発芽は生 じる;これにより受精が可能になり、花粉粒を起源とする花粉管と呼ばれる器官 の形成により胚が構成される;この器官は柱頭、ついで花柱に埋まり、最終的に 受精が起こる胚嚢まで浸透する。 ひとたび受粉が生じると花粉粒の寿命は短く、通常は24時間の期間を越えな いことはよく知られている(例えば、1969年にMasson & Cieにより刊行され たP.Champagnat、P.Ozenda及びL.BaillaudによるBIOLOGIE VEGETALE「Croiss ance Morphogenese Reproduction」を参照されたい)。 そして、所定の花粉粒の発芽がこの短い期間内に生じないときは、誘発された 受精が起こらず、植物の可能な子孫の一つが失われる。 従って、当業者は花粉粒の発芽を助け、もって収穫高を増大させる方法を探求 した。 しかして、ホウ酸塩溶液を農産物に適用することにより花粉粒の発芽を刺激す ることが既に提案されている。 記録された結果は使用者には満足すべきものではないことが見出されている。 更に、植物においての最も豊富な糖であるショ糖が、花粉粒の発芽をある程度 刺激しうることが知見されている;その不十分な結果のために、この知見を導く 研究は決して研究室段階を越えるものではなかった。 しかして、本発明はかかる状況を克服することを目的とし、満足できる形でと にかくショ糖とホウ酸塩溶液よりも更に良好に様々な実用的必要性に応える上述 の植物衛生物質を提供することを目的とする。 そして、本出願人会社は、鋭意研究した結果、この目的が、意外にもまた驚く べきことに、ショ糖のものとは異なるその構造から、群の代表的なものに非常に 近い構造を有するある種のオリゴ糖が花粉粒の発芽に対して活性を持っていない ので、所望の刺激特性を保有しているであろうことを予測することが殆ど無理で あったあるオリゴ糖を含んでなる群の物質を上述の植物衛生物質として利用する ことにより達成されることを見出した。 従って、本発明に係る特に葉に適用される組成物は、賦形剤、特に葉へ適用さ れる組成物の通常の成分、及び活性成分を含有し、該活性成分が、 − 10までの重合度を有し、β1-3、β1-4及びα1-3が結合した10ま での、好ましくは5までの、より好ましくは2つの糖質単位を有するオリゴ糖、 特にラミナリビオース(laminaribiose)、セロビオース、ニガーロース(nigerose )、ラミナリトリオース、ラミナリテトラオース及びラミナリペンタオースから なる群のもの、 − 遊離のアノマー炭素又は遊離水酸化物を持つ全ての炭素原子において、 − C1からC5アルキル基、好ましくはメチル基、 − C1からC5アシル基、好ましくはアセチル基、 − アリール基、好ましくはピリジルアミノ基、 − CxからCyのシクロアルキル基、 − アミン類、 − N-アセチル基、及び − サルフェート及びホスフェート基、 からなる群から選択される基が置換された上記オリゴ糖の誘導体、 からなる群から選択される花粉粒の発芽を刺激しうる少なくとも1種の植物衛生 物質により構成されることを特徴とする。 花粉粒の発芽を刺激するための植物の処理方法は、本発明に係る組成物を、特 に葉に適用することを含んでなることを特徴とする。 本発明に係る組成物の好適な実施態様においては、組成物は、花粉粒の発芽を 刺激しうる植物衛生物質により構成される活性剤と組合わせて、少なくとも1種 の他の植物衛生物質、特に殺菌剤を含有する。 本発明は、以下の更なる説明と好適な実施態様に対して提供する非限定的な実 施例により一層良く理解されるであろう。 従って、以下に、花粉粒の発芽を刺激する方法及び等価な方法を提案する。 刺激される植物は、賦形剤と組成物の通常の成分に加えて、上記花粉粒の発芽 を刺激しうる上述の群から選択される少なくとも1種の植物衛生物質を含有する 、特に葉へ適用される組成物で処理される。 この処理は、開花時、より特定的には受粉時になされる。 該処理は、好ましくは葯が開く前もしくは開く瞬間になされる。 該処理は、本発明に係る組成物を散布することにより行うことができる。 一回の散布とすることができる;しかしながら、この操作を少なくとも一回繰 り返すことが好ましい:この場合は、最初の散布は葯が開く二日前に好ましくは 行われ、まさに葯が開く日に二回目の散布を行う。 特定の瞬間が、処理される植物に応じて選択される。 上記植物は、受精が(異質受粉と呼ばれる)他家受粉のメカニズムか、花粉と柱 頭が同じ個体に属する(同質受粉と呼ばれる)直接的受粉のメカニズムの何れかを 必要とする農業的もしくは装飾的に興味深いあらゆる植物により構成されうる。 本発明の対象とならない植物は、開かない外部花被を持ち、受粉が花粉を放出し ないで葯において直接発芽してなされるものである;これは閉鎖花の場合である 。 良好な結果は、 − タバコ、 − ニンジン、トマト、カリフラワー及びジャガイモのような野菜植物、 − リンゴ、桜及びプラムのような果物の木、 − 大豆、ヒマワリ及び菜種のような油を含む植物、 − とうもろこしのような穀物、 − ユリのような花、 のような種々の植物で得られた。 本発明に係る葉に適用される組成物中の活性成分の濃度は1から20重量%、 好ましくは1.5から10重量%、更により好ましくは2から8重量%である。 適用される組成物のヘクタール当りの量は、エーカー10から1000g、好 ましくは20から500g、更により好ましくは50から250gの活性剤とな るようなものである。 組成物が液体の場合は、賦形剤は一般に水である。 しかしながら、鉱油、植物油、あらゆる液状脂肪及びアルコール、特にプロピ レングリコール又はグリセリンからなる群から選ばれる賦形剤を水の代りに使用 することができる。 本発明に係る組成物の必須の通常の成分は処理される植物の活性物質に依存す る;かかる成分は、固形のバルク剤、溶剤、界面活性剤、分散剤及び乳化剤から なる群から一般に選ばれる。 本発明にかかる組成物が粉体の形態である場合、賦形剤は好適にはバルク剤、 特に無機のバルク剤から構成される。 このバルク剤はカオリン、微細に分散したクレー及びタルクからなる群から選 択することができる。 粉体の形態の組成物の場合は、通常の成分はデキストランからなる群から一般 に選択される。 粉体の形態の組成物は、特に水により構成される賦形剤に、使用時に希釈され る。 本発明に係る組成物は、モリブデン及びマンガンの塩からなる群から選ぶこと ができる一又は複数の残余のオリゴ要素と任意に組合わせて、上述の群の少なく とも1種の植物衛生物質をベースとする液体肥料の形態をとりうる。 本発明に係る組成物の幾つかの実施例を以下に示す。実施例1 ラミナリビオースをベースとする農業用組成物 この組成物において、ラミナリビオースは液体肥料の形態のオリゴ要素を伴っ ている。 1kgの重量/重量で、この組成物は、 − 硫酸マグネシウム,7H2O 0.3010kg − 硫酸マンガン,1H2O 0.0510kg − 硫酸亜鉛,7H2O 0.1060kg − ラミナリビオース 0.0350kg − トィーン80 0.0050kg − 水 0.5020kg 1.0000kg この組成物は果物の木に開花段階において3リットル/ヘクタールの用量で使 用することができる。実施例2 セロビオースとニガーロースをベースとする農業用組成物 この組成物は、ホウ素及びモリブデンと組合わせて活性剤を含む液体肥料の形 態である。 1kgの重量/重量で、この組成物は、 − ホウ酸 0.150kg − モリブデン酸ナトリウム 0.005kg − セロビオース 0.030kg − ニガーロース 0.030kg − 水 0.780kg − ナトリウムメチルパラベン 0.005kg 1.000kg この組成物はリンゴの木に受粉時に3リットル/ヘクタールの用量で使用する ことができる。実施例3 ラミナリビオースをベースとする農業用組成物 この可溶な組成物は、ホウ素及びモリブデンと組合わせて活性物質を含む粉体 肥料の形態である。 1kgの重量/重量で、この組成物は、 − ホウ酸 0.300kg − モリブデン酸ナトリウム 0.010kg − ラミナリビオース 0.170kg − カオリン 0.520kg 1.000kg この組成物は野菜植物の開花の時に10g/lで水に希釈して使用することが できる。実施例4 ニガーロースと殺菌剤をベースとする農業用組成物 1gのニガーロースを699gの水に溶解する。 この溶液に、APV7000073の番号でブルジョア社により市販されてい る商標マンガニル(Manganil)80の殺菌剤を300g懸濁させる:この殺菌剤は マネブからなる活性剤を80%含有している。 このようにして得られた懸濁液は0.1%のニガーロース量と24%のマネブ 量を有している。 これは、0.1と50ml/lの間の濃度で水への希釈後に散布することによ り葉の表面に適用することができる。 適用される量は5リットル/ヘクタールである。 この組成物は殺菌保護と同時に受精への刺激効果を有している。 これは、ブドウの木とトマトのうどん粉病に対して好適に使用される。 輸送と貯蔵をより容易にするために、好適には濃縮物を調製しておき、使用時 に、適切な量の賦形剤で希釈して直ぐに使用できる組成物とする。 濃縮物は本発明に係る組成物の全ての成分を、使用される成分中のこれら成分 の重量比で含有している;他方、賦形剤は散布形態に適合する量でのみ存在する 。 油系の散布可能な組成物又は乳化可能な組成物は、特に更なる水不溶性物質を 伴う混合物の場合に特に使用することができる。 本発明に係る組成物に使用される活性物質は、市場で入手できない場合は、こ れらを含む物質の既知の酵素もしくは酸分解反応により入手されうる。 例として、セロビオース、ラミナリビオース及びニガーロースを以下に記載す る。実施例5 セロビオース(β1-4-ジグルコース)の調製 使用される原材料はセルロースである。 100gの市販セルロース、すなわちフルカ(Fluka)社により市販のセルロー スを、1000mlのH2Oに溶解後、β(1-4)-グルカノヒドラーゼ又は市販 のセルラーゼ、すなわちEC3.2.1.4としてシグマシミーにより市販のセル ラーゼと反応させる。 添加される酵素の量は1g、すなわち300単位である。 加水分解条件は次の通りである: − pH:5 − 温度:37℃ − 加水分解時間:5時間 この5時間のインキュベーション後、酵素を15分間100℃で加熱すること により阻害する。 このようにして得られた溶液を、ミリポア社により商標ペリコン(PELLICON)を 付して市販されている装置でタンジェンシャル限外濾過にかける:この装置はミ リポア社から商標プロコン(PROCON)で市販されているポンプを組合わせた100 0ダルトンの空隙率のカセットを装備している。 得られた濾液は真空下で蒸発により濃縮され、ついで凍結乾燥される;純粋な セロビオースに相当する50gの粉末が得られる;このセロビオースの純度は高 圧液体クロマトグラフィー、より特定的には、ダウの姉妹会社であるディオネッ クス・ケミカル社により商標ディオネックス(DIONEX)を付して市販されているイ オン交換樹脂を使用する電流測定と組合わせたイオンクロマトグラフィーにより 、実証される。実施例6 ラミナリビオース(β1-3-ジグルコース)の調製 原材料はカードラン(curdlan)、すなわちアルカリジェネス・ファエカリス(Al caligenes faecalis)から抽出されたポリマーである。 100gのシグマ・シミー社により参照番号C7821で市販のカードランを 、1000mlの水に溶解後、シグマ・シミー社により参照番号C4511で市 販 されているβ-1-3-エンドグルカナーゼEC3.2.1.2.1の作用を受けさせ る。 使用される酵素の量は1g、すなわち60単位である。 加水分解条件は次の通りである: − pH:6 − 温度:40℃ − 加水分解時間:6時間 6時間のインキュベーション後、酵素反応を15分間100℃で加熱すること により停止させる。 このようにして得られた溶液を、ミリポア社により商標ペリコンを付されて市 販されている装置でタンジェンシャル限外濾過にかける;この装置はミリポア社 から商標プロコンを付されて市販されているポンプを組合わせた1000ダルト ンの空隙率のカセットを装備している。 ついで濾液が逆浸透法により濃縮され、ついで凍結乾燥され、50/50の割 合のグルコースとラミナリビオースからなる70gの粉末が得られる。 ラミナリビオースの分解を伴わないでグルコースを特異的に代謝する菌株分裂 酵母ポンベ(Shizosaccharomyces pombe)IFO0358から得られた酵母の混合 物に添加されて単離される。 酵母細胞の除去後、90%の純度のラミナリビオースが得られる。実施例7 ニガーロース(α-1-3-ジグルコース)の調製 原材料は市販のニガーラン(nigeran)である。 100gのシグマ・シミー社により参照番号N2888で市販のニガーランを 、約80℃の温度で6時間の間0.1Mの硫酸溶液の作用を受けさせる。 この加水分解に、6と8の間のpHが得られるまでNaOHのような強塩基を 添加する中和工程が続き、ついでイオン交換樹脂上を中和した生成物を通過させ ることによる脱塩工程が続き、最後にアトマイゼーションによる粉末への還元工 程が続く。 35gのグルコースと混合した約35gのニガーロースを含む70gの粉末が このようにして得られる。 ファーマシアにより商標セファデックス(SEPHADEX)G10を付して市販されて いる樹脂が充填されたクロマトグラフィーカラムでニガーロース+グルコース混 合物を通過させることによりニガーロースを単離する。 二つの別個の画分、すなわち一方はグルコース、他方は純度90%のニガーロ ースがその分子量の関数として得られる。 他の好適なオリゴ糖、すなわちラミナリトリオース、ラミナリテトラオース及 びラミナリペンタオースは、β-1-3グルカンの酵素分解に精製が続く実施例6 に示した方法を適用することにより調製することができる。 鋭意選択研究を行った結果、本研究において創造され以下に記載する実験室試 験によって、本出願人会社は上述の組成物において本発明に従って使用される植 物衛生物質を同定することができた。 これらの試験によりまた上記組成物中の活性成分の最適な濃度の決定も可能に なった。 得られた結果は野外散布実験により実証された。 本試験の基礎は、それ自体が独創的なものであるが、発芽の活性の刺激の観点 から試験される植物衛生物質の水溶液中で与えられた植物の花粉粒を発芽させる ことからなる。 この実験が行われる水は非常に高純度のものであることが重要である;純度の 最小度合いは10メガΩxcmを超える抵抗率により特徴付けることができる。 上記の試験は特定の植物、すなわちタバコへの応用について以下に説明する。 タバコ・タバカム(Nicotiana tabacum)由来の花粉粒をよく開花した花の丁度 大きく口を開いた葯から収穫する;各花は5つの葯を有している。 この収穫に対して、葯をその花糸から離脱させる:4つの葯が花糸の長さにつ いて同一である。より短い花糸を有する五番目のものは均一性を保持するために 使用されない。 より簡単には、操作は双眼拡大鏡下で行われる;花粉粒を離脱させるために上 記の純度の条件に対応する水を満たした時計皿に配した後、葯の壁部が取除かれ る。 花粉粒は同じ純水で3回か4回洗浄することで清浄にする。 水をデカントし、浮かんでいる粒子を除去する。 過剰な水を除去し、水1ml当り約100の花粉粒を含む「SP」と命名され た花粉粒の懸濁液が得られる。 花粉粒の発芽に対する可能な刺激活性の観点から試験される物質の濃度を増加 させた水溶液がまた調製される;これらの増加した濃度は、5μg/ml、10 μg/ml、50μg/ml、100μg/ml、500μg/ml、1000 μg/ml、1500μg/ml、2000μg/ml、2500μg/ml、 3000μg/ml、4000μg/ml、5000μg/ml、6000μg /mlである。 実用的な観点から、例えば1cmの直径と1cmの深さを持つ6列の4ウェル を含む滴定プレートが使用される。 滴定プレートの代りにペトリ皿を使用してもよい。 上述の濃度の一つで試験される物質の一つを含む100μlの溶液が各ウェル に導入される。 100μlの懸濁液「SP」の所定容量もまた各ウェルに導入される。 混合物をホモジェナイズする。 花粉粒の発芽が生じ、植物衛生物質の刺激活性が研究されるのは滴定プレート のウェル内においてである。 各実験は少なくとも5回行われ、各回において各物質に対して2回繰り返され る。 好適には、第1回目のアプローチでは、500から1000μg/mlの中間 濃度が試験され、得られた結果の関数として、試験のフィールドがより高いもし くは低い濃度に対して拡大される。 同時に、二つの比較試験がなされる。 第1の比較試験は、純度の上記の条件に対応する水において、すなわち懸濁液 「SP」で直接行われる。 第2の比較試験は、水中に、 − 12重量%のショ糖、 − 0.01重量%のホウ酸、 − 0.3重量%のカルシウム二水和物の塩化物 を含有する発芽バッファーを使用して行われる。 このバッファーにおいては、ショ糖は12%で存在する;ショ糖が既知の研究 室実験で使用されたのはこの用量であった:バッファーはまた花粉粒の発芽の刺 激に対して知られているホウ酸塩組成物において使用されたものに相当する濃度 でホウ素イオンを含む。 滴定プレートをついで22℃ないし24℃の温度で24ないし48時間暗所に 維持する。 一回目の観察を実験開始5ないし6時間後に、二回目を24時間後に、三回目 を36時間後に双眼拡大鏡で行う。 これらの観察の各々において、ある数のパラメータに留意する、すなわち、 − 発芽している花粉粒の密度、 − 花粉管の長さ、この測定は内部標準を持つ双眼拡大鏡を使用して容易になさ れる、 − 花粉粒の凝集反応の強さ、及び − これら花粉粒の溶解、 に留意する。 これらのパラメータは、容易には定量化できず、花粉管の長さでさえ、花粉管 は必ずしも真直ぐではないのでしかりである。 処理されたウェル内に発生した花粉管の数が対照を含むウェルに発生した花粉 管の数よりも大きい場合に刺激が生じたものと考えられる。 試験された物質に対して観察された刺激の強さを解釈するために、 − 刺激がない場合、活性は0%であると考えられる、− 刺激が花粉粒の全体 的かつ完全な発芽として観察される場合、活性は100%であると考えられ、 − %で表される中間の活性値は花粉粒の一部の発芽として観察される刺激に相 当する、 ことが了解される。 タバコの場合、本発明に係る組成物において使用され、上述の好適な群に属す る植物衛生物質に対して見出される活性、並びにこれらの物質に対して決定され た最適濃度は、各対象の物質の化学組成もまた示されている以下の表Aに与えら れる。 ガラクトース、マンノース及びフコースからなる群の単糖類に適用される同じ 試験により、これらの物質の活性は5%を超えず、最適な濃度は3000μg/ mlのオーダーであることが示された。 表Aに示される結果に鑑みると、ラミナリビオースとニガーロースが特に好適 である。 水中での比較試験では活性はなかった;発芽バッファーでの比較試験では5% の活性で3500μg/mlの最適濃度であった。 上記の表に示された最適濃度は上において提案された濃度範囲の下限に近いと いう事実は、研究室での実験に対して使用される非常に特定の条件を考慮すると 驚くべきことではない。 本発明は、選択された物質に近い構造の物質、すなわち − マルトース(グルコース−グルコース,α1-4) − マルトトリオース(グルコース-グルコース-グルコース,α1-4) − α-トレハロース(グルコース-グルコース,α1-1) − β-トレハロース(グルコース-グルコース,β1-1) − ソホロース(グルコース-グルコース,β1-2) − ガラクトビオース(ガラクトース-ガラクトース,β1-6) − ツラノース(グルコース-フルクトース,α1-3) − マルチトール(グルコース-ソルビトール,α1-4) − ラフィノース(ガラクトース-グルコース-フルクトース,α1-6,α1-2) に対して活性が見出されなかったことを考えると、一層驚くべきことで予想でき ないことである。 ラミナリビオースの最適濃度がまた、 − ユリ、 − リンゴの木及び − 桜の木、 の花粉粒の刺激について決定された。 これをなすために、上記の条件に対応する純度と80重量%の噴霧可能な組成 物の形態のラミナリビオースを試験した。 この組成物は1μg/mlから300μg/mlの濃度で水に希釈した後に試 験した。 ユリの場合に100から300μg/mlのラミナリビオース濃度、リンゴの 木の場合に200から300μg/mlの濃度で80%の活性が、桜の木の場合 に50から300μg/mlの濃度で50%の活性が見出された。 本発明に係る方法と組成物に使用される植物衛生物質による花粉粒の発芽の刺 激を野外試験により確認した。実施例8 野外におけるとうもろこしの処理 野外におけるこの試験は、次のような成分の80重量%のラミナリビオースを 含む組成物を適用することによりとうもろこし農産物を処理した: − ラミナリビオース 80% − 水分 5% − 無機物質 10% − マンニトール 5% 100% この組成物は水溶性の粉末の形態である。 とうもろこし植物への適用には、上記の噴霧可能な組成物から出発して、ヘク タール当り2.5から100gのラミナリビオースの用量の適用を可能にする濃 度で水溶液を調製した。 これらの溶液を異なった品質のとうもろこしの2つの株A及びBに適用した; 株Aはあまり花粉を作らなかったが、株Bは多量の花粉を作った。 二つの株A及びBの各々に対して、8列のとうもろこし植物の2倍を含む区画 において試験を実施した。処理の各態様は、20の雄植物の列と20の雌植物の 列からなり、二つの列が隣り合うものからなる。 最初の処理態様を構成した最初の二つの列は対照列であった。 2ないし4番目の処理態様の列の対は2.5g/ha、5g/ha及び10g /haのラミナリビオースの用量でそれぞれ上記組成物で処理した。 処理の5番目の態様はまた2つの対照列からなる。 6ないし8番目の処理態様の列の対は50g/ha、75g/ha及び100 g/haのラミナリビオースの用量でそれぞれ上記組成物で処理した。 各場合、発芽した花粉粒のパーセントGに留意した。 開花の異なった段階で試験を実施した。 葯が開くときに適用をすると最良の結果が得られた。 株A及びBで得られたこれらの最新の結果を、唯一の図面に表し、ラミナリビ オースの用量L(g/ha)の関数として発芽花粉粒のパーセントGを示す二つの 棒グラフI及びIIにプロットした。 棒グラフI及びIIを調べると、株Aの場合には40%を超え、株Bの場合に は35%を超える活性が50g/haから100g/haのラミナリビオースの 用量に対して得られた。実施例9 野外における種々のプラムの木の処理 この野外試験は、15年の樹齢のEnteプラムの木(クローンP2733) の果樹園を処理することからなる。 次のような成分の65重量%のラミナリビオースを含む組成物が使用された: − ラミナリビオース 65% − 水分 7% − 無機物質 15% − マンニトール 13% 100% この組成物は水溶性の粉末の形態である。 プラムの木への適用には、この組成の水溶液を、ヘクタール当り65gのラミ ナリビオースの投与を可能にする濃度で調製した。 対照区画は純水で処理した。 満開の間に適用を行った。 処理区画及び対照区画の満開の花の代表的なプラムツリーから枝を除去した。 掻き取ることにより葯を、口を開かせるために24時間デシケータに配したペ トリ皿に回収した。葯がひとたび「熟す」と、花粉が試験のために冷蔵庫に配さ れる。 花粉の発芽率はゲロース化媒体(1%のゲロースと15%のショ糖)上に播種後 に実証された。花粉の播種は乾燥ブラシを使用して行われた。 10のペトリ皿の2つの群に対照区画及び処理区画からの花粉でそれぞれ播種 した。 ついでペトリ皿を22−23℃でインキュベートし、観測、すなわち計数を播 種24時間後に実施した。 双眼拡大鏡を使用して観測を実施した。 20の花粉粒の10の観測(双眼拡大鏡のフィールドに対応)をペトリ皿につき 実施した;2000の花粉粒が処理区画に対して観測され、2000が対照区画 に対して観測された。 対照区画に関する10ペトリ皿に対して行った100の観測及び、処理区画に 関する10のペトリ皿で行った100の観測の間、次のものを他方で計数した: − 発芽しなかった花粉粒、 − 花粉管の骨格、 − 花粉粒の直径の1から3倍に等しい長さの花粉管、 − 花粉粒の直径の1から3倍より長い長さの花粉管、 − 発芽した花粉粒のパーセント。 以下の表Bに、これらの観測の結果並びに対照区画に対して得られた結果と組 成物で処理した区画のものとの間の変化のパーセントを示す;これらの変化のパ ーセントは処理効果を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU,ID ,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD,M G,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT ,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL, TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 トラン タン,キエム−ゴク フランス国 F―91190 ジフ シュール イヴェット,アヴェニュー デュ ジェ ネラル ルクレール 104 (72)発明者 ビュイ,ヴァン ル フランス国 F―91190 ジフ シュール イヴェット,シュマン デムーラン 9

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 賦形剤、特に葉へ適用される組成物の通常の成分、及び活性成分を含有す る、特に葉に適用される組成物において、該活性成分が、 − 10までの重合度を有し、β1-3、β1-4及びα1-3が結合した10ま での、好ましくは5までの、より好ましくは2つの糖質単位を有するオリゴ糖、 特にラミナリビオース、セロビオース、ニガーロース、ラミナリトリオース、ラ ミナリテトラオース及びラミナリペンタオースからなる群のもの、 − 遊離のアノマー炭素又は遊離水酸化物を持つ全ての炭素原子において、 − C1からC5アルキル基、好ましくはメチル基、 − C1からC5アシル基、好ましくはアセチル基、 − アリール基、好ましくはピリジルアミノ基、 − CxからCyのシクロアルキル基、 − アミン類、 − N-アセチル基、及び − サルフェート及びホスフェート基、 からなる群から選択される基が置換された上記オリゴ糖の誘導体、 からなる群から選択される花粉粒の発芽を刺激しうる少なくとも1種の植物衛生 物質により構成されることを特徴とする組成物。 2. 花粉粒の発芽を刺激しうる植物衛生物質により構成される活性剤と組合わ せて、少なくとも1種の他の植物衛生物質を含有することを特徴とする請求項1 に記載の組成物。 3. 花粉粒の発芽を刺激しうる植物衛生物質により構成される活性剤と組合わ せて、少なくとも1種の殺菌剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の組 成物。 4. 活性物質の濃度は1から20重量%、好ましくは1.5から10重量%、 より好ましくは2から8重量%であることを特徴とする請求項1ないし3の何れ か1項に記載の組成物。 5. 活性成分がラミナリビオース及び/又はニガーロースからなることを特徴 とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の組成物。 6. 花粉粒の発芽を刺激するための植物の処理方法において、請求項1ないし 5の何れか1項に記載の組成物を、特に葉に適用することを含んでなることを特 徴とする処理方法。 7. 請求項1ないし5の何れか1項に記載の組成物の適用は、ヘクタール当り 10から1000g、好ましくは20から500g、更により好ましくは50か ら250gの活性剤となる量でなされることを特徴とする請求項6に記載の処理 方法。 8. 請求項1ないし5の何れか1項に記載の組成物の適用を、開花時、より特 定的には受粉時であって、好ましくは葯が開く前もしくは開く瞬間になすことを 特徴とする請求項6又は7に記載の処理方法。
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