JP2001512552A - 油圧作動式電子制御噴射燃料システムによるエンジンへの噴射燃料量制御の電子制御システムおよび方法 - Google Patents

油圧作動式電子制御噴射燃料システムによるエンジンへの噴射燃料量制御の電子制御システムおよび方法

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Abstract

(57)【要約】 電子制御式油圧差動ユニット噴射システム(110)によってエンジン(112)に噴射されるべき燃料量を適切に制御するように、燃料噴射信号の現在の波形を求めるための装置と方法が開示される。この装置と方法は、エンジン(112)の所望の速度または噴射事象中に噴射されるべき所望の燃料量と、作動流体圧とエンジン速度を含むことが好ましいような、式またはルックアップマップを用いて、検出された作動パラメータに基き燃料噴射信号の波形を変える。

Description

【発明の詳細な説明】 油圧作動式電子制御噴射燃料システムによる エンジンへの噴射燃料量制御の電子制御システムおよび方法 本発明の技術分野 本発明は、一般的に油圧作動式電子制御燃料噴射器に関する。より詳細には、 エンジンに噴射される燃料量を安定してて制御するように、燃料噴射信号の電流 波形を求めるための方法と電子制御システムに関する。本発明の背景 電子制御式燃料噴射器は、一般的に電子コントローラから受信した燃料噴射信 号の関数として特定のエンジンシリンダに燃料を噴射するが、これは本分野にお いて公知である。油圧作動式電子制御ユニット噴射器(以下HEUI噴射器とする) を用いた油圧作動式電子制御ユニット噴射燃料システムの1例が、1993年3月9 日にグラッシーに付与された米国特許第5,191,867号に記載されている。 例えば、粒子および窒素酸化物のエミッションの制限を含むエンジン排気エミ ッションに関するエミッションの規制が、世界中にわたり、ますます制限されて きている。内燃エンジンの動力とエミッション出力を正確に制御するために、エ ンジンシリンダに噴射される燃料のタイミングと量を適切に制御することが必要 である。これは、最適なエンジン作動とエミッション制御を達成するために、異 なったタイプの燃料噴射量波形を利用することを必要とする。さらに、燃焼室に 給送される燃料の全量に対して、サブ事象を含む噴射事象に給送される燃料噴射 量を適応させ、給送される燃料量を分配し、燃料噴射事象のこのような態様のタ イミングを計る段階が、エミッションの規制に適応する1方法である。このよう に、異なるエンジン作動状況で、燃料噴射事象の特定の態様を別個に制御するこ とが必要となる。 過去において、油圧作動燃料噴射システムは、噴射事象の態様を一貫して制御 し、様々な達成可能な燃料噴射量波形タイプを一貫して与える能力に関し、機械 的制限がいくらか含まれてきた。所定のシステムにおいて、利用される噴射器が 、利用することのできる燃料噴射信号電流波形に関し、いくらか制限されてきた 。この結果得られる問題は、所定の噴射事象の間に急速に燃料を噴射し、燃料を あまりにも早く、または所望の停止点を超えて噴射すること、噴射される燃料の 圧力変動、および燃焼室にわたる燃料分散の変動のような、噴射量の変動を含ん でいた。 本発明は、上述の問題の1か、2以上を解決するものである。本発明の開示 1態様において、本発明は、油圧作動式電子ユニット燃料噴射器によって、エ ンジンに噴射される燃料量を一貫して制御するための電子制御システムを提供す る。電子制御システムは、電子燃料噴射器、電子コントローラ、エンジン速度セ ンサー、スロットルおよび圧力センサーを含んでいる。電子燃料噴射器は、エン ジンに取付けられ、作動流体源に接続されている。さらに、電子燃料噴射器はサ ブ事象を有する噴射事象を作り出すことができる。エンジン速度センサーは、エ ンジンの速度に応答して、エンジン速度信号を作り出し、エンジン速度をコント ローラに伝える。スロットルが、所望のエンジン速度を表す所望の速度信号を作 り出し、所望の速度をコントローラに通信する。圧力センサーが作動流体に組み 合わされ、作動流体の圧力に応答して圧力信号を作り出し、圧力信号をコントロ ーラに通信する。電子コントローラは、油圧作動式電子制御ユニット噴射器に、 1か、2以上の複数の波形を有する燃料信号を送信する。波形は、燃料噴射信号 のサブ事象を制御し、1か、2以上の複数の燃料供給マップから作られる。1か 、2以上の複数の燃料供給マップは、エンジンの所望速度と、エンジン速度と、 作動流体の圧力の関数である。 本発明のこれらと、別の態様および利点が、図面および請求の範囲に関し詳細 な説明を読むことによって明白になる。図面の簡単な説明 本発明をより理解するために、図面を参照する。 図1は、本発明の好ましい実施例に関連し使用した燃料噴射システムの概略図 である。 図2は、本発明に関連して使用された油圧作動式燃料噴射器の好ましい実施例 の側面図である。 図3は、本発明の好ましい実施例で実行されたソフトウェアロジックのフロー チャートである。 図4は、本発明の好ましい実施例に関連して使用された噴射波形マップである 。 図5は、本発明の好ましい実施例に関し使用された燃料噴射信号のスプリット タイプを表すグラフである。 図6は、本発明の好ましい実施例に関連して使用されたスプリット燃料噴射供 給量のグラフである。 図7は、本発明の好ましい実施例に関連して使用された燃料噴射器信号のスク エアタイプを表すグラフである。 図8は、本発明の好ましい実施例に関連して使用されたスクエア燃料噴射噴射 量のグラフである。 図9は、本発明の好ましい実施例に関し使用された燃料噴射のランプタイプを 表すグラフである。 図10は、本発明の好ましい実施例に関連して使用されたランプ燃料噴射供給の グラフである。 図11は、本発明の好ましい実施例に実行されたソフトウェアロジックのフロー チャートである。本発明を実行する最良の形態 図1を参照すると、油圧作動式電子制御式燃料噴射システム110(以下、HEU I燃料システムとする)が図示されている。このようなシステムの例は、米国特 許第5,463,996号、同第5,669,355号、同第5,673,669号、同第5,687,693号、およ び同第5,697,342号に図示され、記載されている。例示的HEUI燃料システムが、 直接噴射ディーゼルサイクル内燃エンジン112に適応するように 図1に図示されている。 HEUI-B燃料システム110が、ユニット燃料噴射器のような1か、2以上の油圧 作動式電子制御噴射器114を含んでおり、それぞれが、エンジン112の各シリンダ ヘッドボアに配置されるようになっている。システム110は、さらに油圧作動流 体を各噴射器114に供給するための装置、すなわち手段116、燃料を各噴射器に供 給するための装置すなわち手段118、噴射のタイミング、回数および噴射プロフ ィールを含む噴射器によって燃料が噴射される手段を電子的に制御し、エンジン 速度および負荷とは関係なくHEUI燃料システム110の流体圧を作動させるための 装置すなわち手段120を含む。噴射器114に供給される油圧作動流体の油圧エネル ギーを再循環し、回復させるための装置すなわち手段122も設けられている。 油圧作動流体供給手段116は、作動流体サンプ124、比較的低圧の作動流体搬送 ポンプ126、作動流体クーラ128,1つか2つ以上の作動流体フィルタ130、比較 的高圧の作動流体ポンプ134のような比較的高圧の作動流体を発生させるための ソースすなわち手段132および少なくとも一つの比較的高圧な流体マニホルド136 を含むことが好ましい。作動流体はエンジン潤滑油であることが好ましい。ある いは、作動流体は、別の流体の中でも燃料、冷媒でもよい。 装置122は、各噴射器114ごとに消費作動体制御バルブ135、共通再循環ライン1 37、および、作動流体ポンプ134と再循環ライン137との間に接続された油圧モー タ139を含んでいればよい。 噴射器114に対応した作動流体マニホルド136は共通レール通路138と、共通の レール138から延び、共通レール138と各噴射器114の作動流体入口との間を流体 連通するように配列された複数のレールブランチ通路140とを含む。共通のレー ル通路138は、高圧作動流体ポンプ134から出口と流体連通するようにも配列され ている。 燃料供給手段118は、燃料タンク142、燃料タンク142と各噴射器114の燃料入口 との間に流体連通するように配列された燃料供給通路144、比較的低圧燃料搬送 ポンプ146、1つか、2つ以上の燃料フィルタ148、燃料供給調整バルブ149及び 、噴射器114と燃料タンク142との間で流体連通するように構成され た燃料循環及び戻り通路150を含む。様々な燃料通路が本分野において公知の手 段で形成されていてもよい。 電子コントローラ120が電子制御モジュール(ECM)156を含んでいることが好 ましく、これを使用することは本分野において公知である。本発明に含まれたEC M156は、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサのような処理手段と、 エンジン速度を調整するための比例−積分−微分(PID)コントローラのような 調速機(GOV)、エンジン速度を調整するためのコントローラ、インストラクショ ンセットと変数を記録するためのメモリ、入力・出力回路等を含む回路等を含む 。ECM156は、燃料噴射のタイミング、噴射される燃料量、燃料噴射圧、噴射サイ クルあたりの別個の噴射器の数、噴射セグメント間の時間間隔及び各噴射セグメ ントによって噴射される燃料量、噴射信号波形の電流レベル、およびこれらのパ ラメータの組み合わせを含む。これらのパラメータのそれぞれは、可変に制御可 能であることが好ましい。 エンジン112のカムシャフトに組み合わされるのは、エンジン速度をあらわす 信号を作り出すエンジン速度センサー158である。エンジン速度センサー158はEC M156の調速機に接続されており、タイミングのためにエンジン速度とピストン位 置とを監視するようになっている。スロットル160も設けられており、所望のエ ンジン速度を表す信号を作り出し、このスロットル160はECM156の調速機に接続 されている。共通レール138内の作動流体圧を検出し、作動流体圧に応答する圧 力信号を作り出すための作動流体圧センサー162もECM156に接続されている。 噴射器114のそれぞれが、米国特許第5,463,996号、同第5,669,355号、同第5,6 73,669号、同第5,687,693号および同第5,697,342号の一つに記載されているよう な種類であることが好ましい。しかし、本発明は、別の様々な油圧作動式電子制 御噴射器の様々な変更例に組み合わされて用いることができることに留意する。 図2を参照すると、本発明に関連して使用されるHEUI噴射器114の好ましい 実施例の側面図が図示されている。1998年10月27日に登録された米国特許第5,82 6,562号により完全に記載されており、燃料噴射は、ピン16に取り付け られ、ばね17によって引き込まれた位置の方向に付勢された2方向ソレノイド15 に燃料噴射信号の形態で電流を印加することによって制御される。作動流体制御 バルブは、ボールバルブ部材55、およびスプールバルブ部材60を含んでいる。ボ ールバルブ部材55は、高圧シート56と低圧シート57と間に位置決めされている。 ソレノイド15が消勢されると、ボールバルブ部材55に作用する高圧作動流体が低 圧シート57でソレノイド15を保持し、作動流体ドレン26を閉鎖する。ソレノイド 15が作動すると、ピン16が下方に動き、ボールバルブ部材55を下方に動かし、こ れを下方に押して、高圧シート56を閉鎖して、低圧シート57を開く。ソレノイド 15を作動させ、ボールバルブ部材55を高圧シート56に着座させることによって、 噴射器114が燃料を噴射し始める。 もう一度、図2を参照すると、HEUI噴射器114の応答時間は、一部、ボールバ ルブ部材55を低圧シート57から高圧シート56に動かすのに必要な時間に依存する ことがわかる。一般的に、応答時間は、一部、燃料噴射信号の電流の関数であり 、主に、引き入れ電流の時間の長さとボールバルブ部材55に対向する油圧力の関 数である。 ソレノイド15に付与される電流の大きさは、ソレノイド15がピン16で発生する 力を決定する。燃料噴射を開始するために、燃料噴射電流レベルは、作動流体の 対向する油圧力に勝るのに充分で、ボールバルブ部材55を高圧シート56に着座さ せるのに十分でなければならない。さらに、引き入れ電流の時間長さは、ボール 55を、噴射器114の高圧シート56に保持するのに充分なものでなければならず、 残りの噴射事象のために、より低い電流レベルで、ボール55を高圧シート56に保 持できるようになっている。初期に付与された電流が低すぎる場合には、ソレノ イド15は、ボールバルブ部材55を低圧シート57から動かしたり、ボールバルブ部 材55を高圧シート56に適切に着座させるかのいずれかを行うのには、不十分な力 を作り出すことになる。また電流があまりにも短時間だけ付与される場合には、 ソレノイド15は、ボール55を高圧シート56に保持できない。いずれの場合におい ても、残りの噴射事象のために高圧シート56にボール55を保持するのに低電流レ ベルを使用しようとすると、ボール55は適切に着座しない。したがって、噴射器 114は適切に作動しないことになる。 一方、電流が高すぎると、ソレノイド15は、ピン16にあまりにも大きな力を作 り出し、ボールバルブ部材55を短時間で動かし、ボールバルブ部材55が、望まれ る場合よりも大きい力で、高圧シート56に衝撃を与えるようになる。これにより ボールバルブ部材55がシート56のなかで跳ね返り、燃料噴射の開始が遅れること になる。跳ね返りによって生じた遅れは予期できないものであるために、燃料噴 射の反応時間にばらつきをもたらすことになる。さらに、電流が高すぎると、ピ ン16に力が発生し、この力は、シート56にかかるボールバルブ部材55の衝撃力を 発生させるのに充分に大きなものであり、ピン16に損失を与え、このために噴射 器114の作動寿命が短くなったり、噴射器114が停止したりする。同様に、引き入 れ電流の期間が長すぎる場合には、電子機器がより大きな電力を与え、この結果 生じた熱を消散する。 ボールバルブ部材55を低圧シート57から高圧シート56に動かすために、作動流 体の対向する力に勝ることが必要となる。作動流体の対向力は、一部、1)流体 圧および2)流体速度(温度の関数となる)に依存する。このように、ソレノイ ド15に付与された電流の一定引き入れ電流に関し、応答時間は、1)作動流体の 圧力が上昇する、2)作動流体の温度が減少する、と上昇する。 全体の電力要求を減少させ、高圧シート56にボールバルブ部材55を着座させる ことによって作られる衝撃力を最小にしながら、比較的一定の応答時間を維持す るために、引き入れ電流期間長さはエンジン温度の関数として変化する。エンジ ン温度センサーがエンジンの温度を検出するために使用される、エンジンの検出 された温度が、作動流体速度の近似値として使用されてもよい。エンジンオイル 温度センサーまたはエンジン冷媒温度センサーのいずれかを使用して、エンジン 温度を求めることが可能である。さらに、所定の用途において、作動流体速度の ような別のパラメータに基き引き入れ期間長さを修正することが可能であること に留意しなければならない。 図3を参照すると、好ましい実施例に関し使用されたソフトウェアロジックの フローチャートが図示されている。本分野の当業者であれば、使用される特定の マイクロプロセッサに関連して、インストラクションセット、または別の適切な 言語を用いて、図3に図示するようなフローチャートを実行するソフトウェ アを容易にかつ簡単に書き込むことができる。好ましい実施例において、モトロ ラ社のMC68336が電子コントーラに使用される。しかし、別の公知のマクロプロ セッサも、本発明の精神から逸脱することなく簡単に、そして容易に使用できる 。 第1ブロック301は、プログラム制御を開始する。プログラム制御は、第1ブ ロック301から第2のブロック302に進む。第2のブロック302において、電子コ ントローラ120は、エンジンモード、エンジン速度、エンジン負荷、作動流体アーマチュア t、所望の燃料量、およびタイミングを読み取る。好ましい実施例において 、電子コントローラ120は、エンジン速度信号、作動流体圧に応答する圧力信号 、所望の速度信号、あるいは好ましくは、噴射事象の間に噴射される所望の燃料 量を周期的に入力し、これらを、メモリ内の値として記録する。さらに、好まし い実施例において、電子コントローラ120は、エンジンモード、エンジン負荷、 およびタイミング(BTDC)を求め、これらの値をメモリに記録する。メモリ内に 記録された値は、更新され、特定の値の特性に基いて適切なものとしてメモリに 記録される。例えば、エンジン速度はエンジン速度に基いた割合で検出されるこ とが好ましい。しかし、他のサンプリングの回数も、請求の範囲により定義され ているように、本発明から逸脱することなく簡単で容易に利用できる。調速機が スロットル空所望の速度信号を受信し、所望の速度信号をエンジン速度信号と比 較し、噴射事象中に噴射されるべき所望の燃料量を求めるので便利であり、さら に、コントローラ120が噴射されるべき所望の燃料量を読み取り、噴射されるべ き所望の燃料量をメモリ内に記憶するので便利である。さらにエンジン負荷は、 調速機による全燃料量出力に基いて求められので好ましいが、検出された作動流 体圧からも求めることができる。第2のブロック302において、電子コントロー ラ120は、エンジンモード値、エンジン速度値、エンジン負荷値、作動流体圧値 、所望の燃料量値およびタイミング値を記録するメモリ場所を読み取るので好ま しい。次いで、プログラム制御は、第3のブロック303に進む。 第3のブロック303において、電子コントローラ120は、燃料噴射波形タイプを 求める。好ましい実施例において、電子コントローラ120は、ランプ、ス クエアおよびスプリット噴射量波形タイプの内どれが最も望ましいかを判断する 。 所望の噴射量波形のタイプは、様々なエンジン作動状態に基いて一般的に変化 する。図4を参照すると、エンジン速度に対するエンジン負荷の関数としてのマ ップが図示されており、領域400では、比較的低エンジン速度あり低エンジン負 荷のときに、通常スプリット噴射量波形技術とされるものを利用することが好ま しいことが多く、エンジンシリンダに送られる全燃料の一部が、通常スプリット パイロットショット事象またはスプリット主ショット事象の期間だけ噴射され、 燃料の残余部分は、スプリット主ショット事象の期間だけ噴射される。 領域405および410により図示されているように、比較的低エンジン速度および 高エンジン負荷または高エンジン速度および中間のエンジン負荷の状態では、通 常スクエア噴射量波形技術とされるものを利用することが好ましいことが多く、 エンジンシリンダに送られる全燃料の一部が、最初に、通常のスクエアパイロッ トショット事象期間だけ噴射され、噴射される全燃料量が、通常のスプリット主 ショット事象の期間だけ分配される。 エンジン負荷およびエンジン速度の別の組み合わせがなされた状態では、領域 415により図示されているように、通常ランプ噴射量波形技術とされるものを利 用することが好ましいことが多く、エンジンシリンダに送られる全燃料が、通常 のランプ主ショット事象の期間だけ噴射される。 上述の噴射技術は、粒子エミッションが減少することまたは窒素酸化物エミッ ションが減少することを含む排気エミッションに関する利点を与えることができ る。 スプリット噴射に関する例示的な電流波形が図5に図示されており、燃料噴射 信号566のスプリットパイロットショットサブ事象部分と、燃料噴射信号568の主 ショットサブ事象部分とを有し、これらの間には遅れ570がある。信号566と578 のそれぞれの期間は、コントローラ120によって変えることができ、遅れ570の期 間は、またコントローラ120によって変えることができる。 図6を参照すると、図5の全噴射信号のスプリットタイプに関する燃料噴射量 に対する時間のグラフが図示されている。スプリットパイロットショットから得 られた噴射量は672で図示するようにランプ状態で上昇する。なぜならば、 噴射器114内の燃料が噴射器114内のプランジャの動作により加圧されるからであ る。主ショットから得られた噴射量は674で見られるように、より高く、比較的 一定である。なぜならば、スプリットパイロットショット制御信号が終わった後 でも、噴射器114内のプランジャ動作が慣性力のために継続し、噴射器ノズルに おけるチェックバルブが閉ざされながら、燃料がさらに圧縮され、燃料がシリン ダに入らないようにするからである。各スプリットパイロットショット制御信号 566およびスプリット主ショット制御信号568中に供給された燃料量は、各領域67 2と674の面積により表される。特定の燃料量を正確に、かつ一定して供給するた めに、噴射器114の開閉は燃料噴射信号566および568により正確に制御されなけ ればならない。図6に図示するように、燃料噴射信号566および568のサブ事象部 分がオン、オフされるときと、噴射が開始するとき及び停止するときの間には、 いくらか時間的遅れがある。 スクエアタイプの噴射に関する例示的電流波形が図7に図示されており、燃料 噴射信号766のスクエアパイロットショットサブ事象部分と、燃料噴射信号768の スクエア主ショットサブ事象部分とを図示しており、これらの間には、遅れ770 がある。信号766と768のそれそれの期間は、コントローラ120により変わり、遅 れ770の期間もコントローラ120により変えることができる。 図8を参照すると、図7の燃料噴射信号のスクエアタイプに関する燃料量対時 間のグラフが図示されている。パイロットショットから得られた噴射量は、772 に図示するようにゼロである。しかし、噴射器114内の燃料は、噴射器114内での プランジャの動作によってスクエアパイロットショット事象中に加圧されている 。スクエア主ショットから得られた噴射量は874に図示するように、より高く、 比較的一定ある。なぜならば、スクエアパイロットショット制御信号が停止した 後でさえ、噴射器114内のプランジャ動作が、慣性力のために継続され、噴射器 ノズルにおけるチェックバルブが閉ざされたままでありながら、燃料が圧縮され 、燃料が全く入ってこないようになっている。スクエアショット制御信号768中 に分配される燃料量が領域874の面積によって表されている。特定の燃料量を正 確にそして一定して分配するために、噴射器114の開閉が燃料噴射信号766と768 のサブ事象小部分によって正確に制御されなければならない。図 8に図示するように、燃料噴射信号766と768のサブ事象の小部分がオン、オフさ れる間にいくらかの時間の遅れがあり、そして噴射が開始するときと、停止する ときの間にいくらかの時間の遅れがある。 ランプタイプ噴射に関する例示的電流波形が図9に図示されており、ランプ事 象燃料噴射信号966を表している。ランプ事象燃料噴射信号966の時間長さがECM1 20により変わることができる。 図10を参照すると、図9の燃料噴射信号のランプタイプに関する燃料噴射量対 時間のグラフが図示されている。ランプ事象から得られた噴射量は、噴射器114 内のプランジャの動作によって、ランプ事象中に加圧された噴射器114内の燃料 のために、1072に図示されているように、ランプ状態で増大する。各ランプ事象 966中に分配された燃料の量は領域1072の面積により表される。特定の燃料量を 正確にそして一定して分配するために、噴射器114の開閉がランプ事象燃料噴射 信号966によって正確に制御されなければならない。図10に図示するように、ラ ンプ事象燃料噴射信号がオン、オフされる間にいくらかの時間の遅れがあり、そ して噴射が開始するときと、停止するときの間にいくらかの時間の遅れがある。 この点に関し、燃料波形タイプを求めるための本発明に関する作動論理段階の フローチャート1180が図11に図示されている。このような作動段階は、本分野に おいて公知の適切なプログラム技術によってコントローラ120に組込まれていれ ばよい。 制御は、第1段階1182で開始する。第1段階1182から、制御は第2段階1184に 進む。第2段階1184において、コントローラ120は、エンジンが、冷却モード、 クランクモードまたはスプリット不能モードのような所定のモードにあるかどう かを判断する。エンジンが所定のモードである場合には、このようなモードに関 し先に特定された波形タイプを使用することが望まれる。このように、使用中の 波形タイプ、すなわち、噴射に使用される噴射波形タイプは、第3の段階1186に おいて所定モードに関し特定されたタイプに設定され、エンジン速度およびエン ジン負荷がメモリ内に記録される。 しかし、エンジンがこのようなモードにない場合には、段階1188において、 これが決定されるべき第1の波形であるかどうかについての判断がなされる。第 1の波形である場合には、第5の段階1190において、エンジン速度とエンジン負 荷がメモリ内に記録され、以下に説明する比較が基準を有することになり、第6 の段階1192において、図4に図示したマップに類似するのが好ましい噴射波形マ ップが、エンジン速度およびエンジン負荷にしたがって波形タイプを検索するの に利用される。噴射波形タイプが検索されると、使用中の波形タイプが第7の段 階1194において、検索された波形タイプに設定される。次いで、噴射システムは 、噴射目的のために、使用中の波形タイプを利用する。 第4の段階1188において、第1の波形でない場合には、第8の段階1196におい て、エンジン速度とエンジン負荷が、先に記録されたエンジン速度およびエンジ ン負荷に比較され、エンジン速度変化|エンジン速度Δ|が速度しきい値を超え たかどうかを判断し、エンジン負荷における変化|エンジン負荷Δ|が負荷しき い値を超えたかどうかを判断するようになっている。2つのしきい値のいずれも が超えていない場合には、現在の使用中噴射波形タイプが、第9の段階1198に図 示するように続けて使用される。しかし、しきい値の少なくとも一つを超える場 合には、段階1190から段階1194が実行される。図3をもう一度参照すると、電子 コントローラ120が燃料波形タイプを求めると、波形タイプがランプである場合 にプログラム制御が第4ブロックに進み、波形タイプがスクエアである場合には 、第8ブロック308に進み、波形タイプがスプリットである場合には、第14ブロ ック314に進む。 第4ブロック304は、ランプ波形プログラム制御を開始する。プログラム制御 は、第4ブロック304から第5ブロック305に進む。第5ブロックにおいて、電子 コントローラ120は、ランプ事象供給マップからの主ランプ事象長さを判断する 。好ましくは、ランプ事象供給マップは以下に示す表1に類似しており、作動流 体圧、単位がメガパスカル(Mpa)と、燃料、立方ミリメートル(mm3)の関数と して主ランプ分配事象の時間長さを与える。以下の表1において、表にビットの 数を表す数字を入れることが有効であり、コントローラ120の処理速度が乗算さ れると、好ましくは、ビットあたり2マイクロ秒(μ秒/ビット)で、時間ベー スの事象の時間長さを与えることになる。 例えば、噴射されるべき所望の燃料量は、3.63mm3であり、作動流体圧は25.50 Mpaであり、ランプ主分配事象は、587ビットに2マイクロ秒/bitを乗算したもの であり、これは、1.174マイクロ秒または1.174ミリセカンドに相当する。表1は 、図2に図示するHEUI噴射器114の実施例に関連して使用するための好ましいル ックアップ表を表しているが、本発明は、特定の表または、特定の時間値のいず れにも限定されるものではない。これとは逆に、時間の値が、別の要因の中でも 、異なる燃料噴射器および作動流体に関し異なっていることが予測される。表1 に図示するような異なった時間値を使用することは、依然として請求の範囲に定 義されているような本発明の範囲にあるものである。さらに、本分野の当業者で あれば、表1のようなマップから求められた値は、式から簡単にそして容易に得 ることができ、請求の範囲で定義された本発明の範囲に依然としてあるものであ る。電子コントローラ120が、主ランプ事象長さを求め、プログラム制御が第6 のブロック306に進む。 第6のブロック306において、電子コントローラ120は、第5のブロック305に おいて求められた主ランプ時間長さと、適切なタイミングを有する燃料噴射信号 を作り出す。第6のブロック306から、プログラム制御が、第7ブロック307に進 む。 第7の判定ブロック307において、プログラム制御が主プログラムに戻り、電 子コントローラ120が、第6のブロック306において求められた燃料噴射信号を燃 料噴射器114に送る。 もう一度第8ブロック308に戻ると、スクエア波形プログラム制御が開始する 。プログラム制御が第8ブロック308から第9ブロック309に進む。第9ブロック 309において、電子コントローラ120が、好ましくは以下に記載する表2に類似し たスクエア主事象供給マップから主要スクエア事象時間を求める。 好ましくは、スクエア主事象供給マップが、第1を参照して、上述したように 、メガパスカル(Mpa)単位の作動流体圧と、立方ミリメートル(mm3)の単位の 燃料との関数としてビット数の単位で、スクエア主事象期間を与える。上述した 表1に類似しており、コントローラ120の処理速度が乗算されると、好ましくは 2マイクロ秒(μ秒/ビット)で、表2に図示したビット数がスクエア 主事象の時間長さを表すことになる。表2は、図2に図示されたHEUI噴射器114 の実施例に関し使用された好ましい時間値のマップを表しているが、本発明は、 特定のマップまたは特定の時間値のいずれにも制限されるものではない。逆に、 時間値は、別の要因の中でも異なった燃料噴射器および作動流体ごとに異なって いてもよいことが考えられる。表2に図示した値とは異なる値を使用することは 、請求の範囲に定義された本発明の範囲内にある。さらに、本分野の当業者であ れば、主要スクエア事象期間を求めるのに、表2に同じ表を使用する代りに、式 を使用してもよいことが簡単に、かつ容易に理解できるであろう。第9ブロック 309からプログラム制御は、第10ブロック310に進む。 第10ブロック310において、電子コントローラ120がスクエアパイロット期間を 求める。好ましくは、スクエアパイロット期間は、800マイクロ秒で一定である 。しかし、一定値を使用することは、図2に図示されたHEUI噴射器114の実施例 に関し使用された好ましい実施例を表す。本発明は、特定の値または固定値に限 定されるものではない。逆に、時間の値は、別の要因の中でも異なった燃料噴射 器および作動流体ごとに異なっていてもよいことが考えられる。さらに、本分野 の当業者であれば、スクエアパイロット期間値は、式またはルックアップ表から 簡単に、かつ容易に求めることができ、さらに本発明の範囲内にあることがわか る。表2に図示した値とは異なる値を使用することは、請求の範囲に定義された 本発明の範囲内にある。第10ブロック310から、プログラム制御は第11のブロッ ク311に進む。 第11ブロック311において、電子コントローラ120は、スクエア主遅れをスクエ ア遅れマップから求める。スクエア主遅れは、固定値、好ましくは、ミリ秒(1. 3mesc.)であることが好ましい。さらに、スクエア主遅れは、式から簡単で容易 に得ることができる。固定値は、スクエア主遅れに使用されることが好ましいが 、本発明は、特定の値または特定の値を用いることに限定されない。逆に、時間 値は、別の要因の中でも異なった燃料噴射器および作動流体ごとに異なっていて もよいことが考えられる。本明細書に記載するのとは異なる値を使用することは 、請求の範囲により定義された本発明の範囲内にある。第11ブロック311からプ ログラム制御は第12ブロック312に進む。 第12ブロック312において、電子コントローラ120は、第9ブロック309におい て求められた主要スクエア事象期間、第10フロック310において求められたスク エアパイロット期間および第11ブロック311において求められたスクエア主遅れ を用いて、適切なタイミングで燃料噴射信号を発信する。第12ブロック312から 、プログラム制御は、第13ブロック313に進む。 第13ブロック313において、プログラム制御は、第12ブロック312において発生 した燃料噴射信号を燃料噴射器114に送信する主要プログラムに戻る。 第14ブロック314に戻ると、スプリット波形プログラム制御が開始する。プロ グラム制御が第14ブロックから第15ブロック315に進む。 第15ブロックにおいて、電子コントローラ120はスプリットパイロットショッ ト燃料マップから好ましいスプリットパイロットショット燃料量を判断する。ス プリットパイロット燃料マップは、噴射事象中に噴射されるべき所望の燃料量お よびエンジン速度の関数として、スプリットパイロットショットに割り当てられ る燃料を表す情報を提供する。好ましいスプリットパイロット燃料マップが表3 に図示されている。 表3において、スプリットパイロットショットに中に噴射されるべき燃料、立 方ミリメートル(mm3)が、エンジン速度および分当たりの回転数(RPM)および 供給されるべき所望の全燃料、立方ミリメートル(mm3)の関数として、与えら れる。例えば、エンジン速度が1,900RPMであり、噴射事象中に噴射されるべき所 望の燃料量が60mm3である場合には、7mm3の燃料がパイロットショット事象に割 り当てられることが好ましい。表3は、図2に図示するようにHEUI噴射器114の 実施例に関し使用された好ましいパイロットショット燃料量を表すが、本発明は 、特定の値または固定値に限定されるものではない。逆に、パイロットショット 燃料量の値は、別の要因の中でも異なった燃料噴射器および作動流体ごとに違う ものであってもよいことが考えられる。表3に図示したものとは異なるパイロッ トショット燃料量の値を使用することは、請求の範囲に定義された本発明の範囲 内にあるものである。第15ブロック315から、プログラム制御は第16のブロック3 16に進む。 第16のブロック316において、電子コントローラ120が、調速機の出力を読 み取ることによって分配されるのに好ましい、全所望の燃料信号値を与えるスプ リット主ショット燃料量を読み取り、第15ブロック315において、求められたパ イロットショット燃料量を減算することによって、分配されるべき所望のスプリ ット主要燃料量を求める。しかし、分配されるべき所望のスプリット主ショット 燃料量は、電子コントローラ120によって求めることのでき、全所望燃料信号値 から減算され、パイロットショット燃料量を求めるようになっており、請求の範 囲により定義された本発明の範囲内にある。第16ブロック316から、プログラム 制御は第17ブロック317に進む。 第17のブロック317において、電子コントローラ120は、スプリットパイロット ショット期間を判断する。好ましくは、スプリットパイロット期間は、スプリッ トパイロット燃料供給マップから決定される。しかし、本分野の当業者であれば 、スプリットパイロット供給マップに得られた情報は、適切な式を用いることに よって、簡単で、かつ容易に得ることができる。上述の表1に図示したランプ事 象供給マップが、スプリットパイロット燃料供給マップに使用されるので有効で ある。しかし、スプリットパイロットショット期間の値は、別の要因の中でも燃 料噴射器および作動流体ごとに異なっていてもよいことが考えられる。表1に示 されている、もしくは、ランプ事象供給マップに使用された値とは異なったスプ リットパイロットショット期間を使用することは、請求の範囲で定義された本発 明の範囲内にあるものである。本明細書に記載するのとは異なる値を使用するこ とは、請求の範囲により定義された本発明の範囲内にある。第17ブロック317か らプログラム制御は第12ブロック318に進む。 第18ブロック318において、電子コントローラ120は主ショット期間を判断す る。電子コントローラ120はスプリット主事象マップから主ショット期間を判断 するので好ましい。 電子コントローラ120がスプリット主ショット燃料量を求めるためにスプリッ ト主事象供給マップを使用する。スプリット主事象供給マップは、以下の表4に 類似している。 表4において、ビットの数が、スプリット主ショット事象の期間を表し、その 事象中に噴射されるべき燃料、立方ミリメートル(mm3)およびメガパスカ ル単位の作動流体圧の関数として図示されている。同様に、スプリット主ショッ ト燃料事象の時間長さを求めるために、ビット数に、2マイクロ秒(2ms)の処 理速度が乗算される、例えば、7立方ミリメートル(7mm3)がスプリット主事象 中に分配される燃料であり、作動流体圧が22メガパスカル(22Mpa)である場合 には、スプリット主ショット事象の期間を表すビットの数は605ビットになる。6 05ビットに処理速度(2マイクロ秒)を乗算すると、1,210マイクロ秒、すなわち 1.21ミリセカンドのスプリット主ショット期間となる。表4は、図2に図示した HEUI噴射器114の1実施例に関し使用されたスプリット主ショット事象値の好ま しいマップを表しているが、本発明は、特定の表または、特定の値に限定される ものではない。逆に、スプリット主ショット事象期間の値が、別の要因の中でも 異なった燃料噴射器および作動流体ごとに違うものであってもよいことが考えら れる。表4に図示したものとは異なるパイロットショット燃料量の値を使用する ことは、請求の範囲に定義された本発明の範囲内にあるものである。第18ブロッ ク318から、プログラム制御は第19のブロック319に進む。 第19のブロック319において、電子コントローラ120は、主遅れを決定する。好 ましくは、主遅れは、スプリット主遅れマップから求められる。スプリット主遅 れマップは、以下の表5に類似する。 表5 エンジン速度(RPM) 遅れ(ミリセカンド) 500 1.6 600 1.6 700 1.6 800 1.6 900 1.6 1000 1.6 1100 1.6 1200 1.6 1300 1.6 1400 1.6 1500 1.6 1600 1.6 1700 1.6 1800 1.6 1900 1.52 2000 1.44 2100 1.44 2200 1.36 2300 1.36 2400 1.28 2500 1.28 2600 1.2 2700 1.12 2800 1.04 2900 1.04 3000 1.04 表5は、エンジン速度RPMの関数として主遅れミリセカンドの値を示す。例え ば、エンジン速度が、1900RPMである場合には、主遅れは、1.52ミリセカンドで ある。表1から5の値を得るのに補間を利用できることがわかる。表5は、図2 に図示されたHEUI噴射器114の1実施例に関連して使用された主遅れ値の好まし いマップを表しているが、本発明は、特定表または特定の値に限定されるもので はない。逆に、主遅れ時間の値は、別の要因の中でも異なる燃料噴射器および作 動流体ごとに違うものであってもよいことが考えられる。表5に図示したものと は異なる主遅れ値を使用することは、請求の範囲に定義された本発明の範囲内に あるものである。第19ブロック319から、プログラム制御は第20のブロック320に 進む。 第20のブロック320において、電子コントローラ120は、パイロットショット燃 料量と期間、第15から第19までのプログラムブロック315−319それぞ れにおいて求められた主遅れおよび主ショット燃料量および期間を有する燃料噴 射信号を作り出し、燃料噴射器114に対する適切なタイミングを有する燃料噴射 信号を送信する。第20のプログラムブロック320から、プログラム制御は、第21 ブロック321に進む。 第21のブロック321において、プログラム制御は主プログラムに戻る。図3の 論理は、各制御ループを実行し、サブ事象を含む噴射事象が、エンジンの予期さ れた動力およびエミッション出力に実際必要とされる噴射事象に可能な限り近接 することを確実にする助けとなる。しかし、本分野の当業者であれば、噴射事象 の態様は、請求の範囲によって定義される本発明から逸脱することなく、エンジ ン速度および作動流体圧の変化率のような要因に依存する別の周波数で決定でき る。 本発明の態様は、好ましい上述の実施例に関連し詳細に記載されているが、本 分野の当業者であれば本発明の精神と範囲から逸脱することなく、様々な別の実 施例も考えられることがわかるであろう。例えば、様々な値を有する表1−5に より表されているのと類似したマップの代りに、ほぼ固定された値を使用できる 。しかし、このような別の実施例を組込む装置または方法が、以下に記載の請求 の範囲およびこれの均等例に基いて求められる。産業上の利用可能性 電子制御式燃料噴射器は、電子コントローラから受信した燃料噴射信号の関数 として、特定のエンジンシリンダに噴射される。内燃エンジンの動力およびエミ ッション出力を制御するために、エンジンシリンダに噴射されるべき燃料タイミ ングと量を適切に制御することが必要である。さらに、燃焼室に供給される燃料 量、供給された燃料の噴射率、供給される燃料の分配および燃料噴射事象のこの ような態様のタイミングに関し、サブ事象を含む噴射事象を適合させることは、 内燃エンジンのい動力とエミッションを制御する一方法である。このように、異 なるエンジン作動状態において、燃料噴射事の特定の態様を異なって制御するこ とが好ましい。 このように、噴射事象の態様を適切に機械的に制御でき、様々な燃料噴射波形 の種類を適切に提供できる油圧差動式電子制御燃料噴射システムを有することが 望まれる。この目的のために、本発明は、異なった燃料噴射信号電流波形を利用 し、様々な達成可能な噴射率波形タイプを適切に提供する。このように、先に教 示した従来技術の制御システムおよび方法と比較すると、本発明の制御と方法は 動力およびエミッション出力、燃料を所定の噴射事象内で急速に噴射し、燃料が あまりにも早く、すなわち、所望の停止地点を超えて噴射されるといった、噴射 量のばらつき、噴射される燃料の圧力のばらつき、燃焼室を通る燃料の消散にお けるばらつき、のような燃料の経済性に悪影響をおよぼす問題を解決する。 本発明は、明白な修正および均等例が本分野の当業者であればわかるように、 、図示し、記載してきた構成、作動、材料または実施例の詳細に制限されるもの ではないことを理解しなければならない。このように、本発明の態様、目的およ び利点は、図面、発明の開示および請求の範囲を研究することから得ることがで きる。このように、本発明は、請求の範囲によってのみ制限されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マックギー ブライアン ジー アメリカ合衆国 イリノイ州 61523 チ ラコシ イースト ローム ウェスト ロ ード 3827 (72)発明者 ティーモンズ ジョン ピー アメリカ合衆国 イリノイ州 61523 チ ラコシ ノース ドーヴァー レーン 13515

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電子制御システム(110)を有する圧縮エンジン(112)であって、 該エンジン(112)に取り付けられており、サブ事象を有することができる噴 射事象を作り出すことができ、作動流体源に接続された油圧作動式電子ユニット 燃料噴射器(114)と、 該油圧作動式電子ユニット燃料噴射器(114)に電気的に接続された電子コン トローラ(120)と、 前記エンジン(112)の速度に応答して、エンジン速度信号を作り出し、該エ ンジン速度信号を前記コントローラ(120)に通信するエンジン速度センサー(1 58)と、 前記エンジン(112)の所望の速度を表す所望の速度信号を作り出し、該所望 の速度信号を前記コントローラ(120)に通信するスロットル(160)と、 前記電子コントローラ(120)に電気的に接続され、前記作動流体の圧力に応 答して圧力信号を発し、該圧力信号を前記コントローラ(120)に通信する前記 作動流体に組み合わされた圧力センサー(162)と、から構成され、 前記電子コントローラ(120)は、前記サブ事象を制御するための1か、2以 上の複数の波形を有しており、前記エンジン(112)の前記所望速度と、前記エ ンジン速度信号および前記圧力信号の関数として1か、2以上の複数の燃料供給 マップから作られるようになっている燃料噴射信号を前記油圧作動式電子ユニッ ト燃料噴射器(114)に送信するようになっている圧縮エンジン。 2. 前記コントローラ(120)は所望の速度信号を受信し、前記噴射事象中に 噴射される前記所望の燃料量を求め、前記噴射事象中に噴射される所望の燃料量 を判断し、前記噴射事象中に、噴射される前記所望の燃料量の関数として前記エ ンジン(112)の前記所望の速度を判断するようになっていることを特徴とする 請求項1に記載の圧縮エンジン(112)。 3. 電子制御システム(110)を有する圧縮エンジン(112)であって、 該エンジン(112)に取り付けられており、作動流体源に接続され、サブ事象 を有する噴射事象を作り出すことのできるた油圧差動式電子ユニット燃料噴射器 (114)によってエンジン(112)に噴射される燃料量を適切に制御するための電 子制御システム(110)であって、 該油圧作動式電子ユニット燃料噴射器(114)に電気的に接続された電子コン トローラ(120)と、 前記エンジン(112)の速度に応答して、エンジン速度信号を作り出し、該エ ンジン速度信号を前記コントローラ(120)に通信するエンジン速度センサー(1 58)と、 前記エンジン(112)の所望の速度を表す所望の速度信号を作り出し、該所望 の速度信号を前記コントローラ(120)に通信するスロットル(160)と、 前記電子コントローラ(120)に電気的に接続され、前記作動流体の圧力に応 答して圧力信号を発し、該圧力信号を前記コントローラ(120)に通信する前記 作動流体に組み合わされた圧力センサー(162)と、から構成され、 前記電子コントローラ(120)は、前記サブ事象を制御するために1か、2以 上の複数の波形を有しており、前記エンジン(112)の前記所望速度と、前記エ ンジン速度信号および前記圧力信号の関数として1か、2以上の複数の燃料供給 マップから作られるようになっている燃料噴射信号を前記油圧作動式電子ユニッ ト燃料噴射器(114)に送信するようになっている圧縮エンジン。 4. 前記コントローラ(120)は前記所望の速度信号を受信し、前記所望の速 度信号の関数として、前記噴射事象中に噴射されるべき所望の燃料量を求め、前 記噴射事象中に噴射される所望の燃料量を判断し、前記噴射事象中に、噴射され る前記所望の燃料量の関数として前記エンジン(112)の前記所望の速度を判断 するようになっていることを特徴とする請求項3に記載の圧縮エンジン(112) 。 5. 前記燃料噴射信号は、スプリット波形を有していることを特徴とする請求 項4に記載の電子制御システム(110)。 6. 前記スプリット波形は、スプリットパイロット事象供給マップと、スプリ ット主事象供給マップと、スプリット遅れマップおよびパイロット燃料マップと から作られることを特徴とする請求項5に記載の電子制御システム(110)。 7. 前記スプリットパイロット事象供給マップは、前記圧力信号と、前記噴射 事象中に噴射されるべき前記所望の燃料量の関数として波形の情報を前記コント ローラ(120)に与えることを特徴とする請求項6に記載の電子制御システム(1 10)。 8. 前記スプリットパイロット事象供給マップは、ランプ供給マップであるこ とを特徴とする請求項7に記載の電子制御システム(110)。 9. 前記スプリット主事象供給マップは、前記コントローラ(120)に波形情 報を前記圧力信号と、前記噴射事象中に噴射されるべき前記所望の燃料量の関数 として前記コントローラ(120)へ波形情報を提供することを特徴とする請求項 6に記載の電子制御システム(110)。 10.前記スプリット主遅れマップは、前記エンジン速度信号の関数として、前記 コントローラ(120)に波形情報を与えることを特徴とする請求項6に記載の電 子制御システム(110)。 11.前記パイロット燃料マップは、前記エンジン速度信号と、前記噴射事象中に 噴射されるべき前記所望の燃料量の関数として、前記コントローラ(120)に波 形情報を与えることを特徴とする請求項6に記載の電子制御システム(110)。 12.前記パイロット燃料マップは、前記圧力信号と、前記噴射事象中に噴射され るべき前記所望の燃料量の関数として、前記コントローラ(120)に波形情報を 与えることを特徴とする請求項6に記載の電子制御システム(110)。 13.前記燃料噴射信号はスクエア波形を有することを特徴とする請求項4に記載 の電子制御システム(110)。 14.前記スクエア波形は、スクエアパイロット事象供給マップと、スクエア主遅 れマップおよびスクエア主事象マップから作られることを特徴とする請求項13に 記載の電子制御システム(110)。 15.前記パイロット事象給送マップは、前記圧力信号と、前記噴射事象中に噴射 されるべき前記燃料量の関数として前記コントローラ(120)に波形情報を与え ることを特徴とする請求項14に記載の電子制御システム(110)。 16.前記パイロット事象供給マップは固定値を含むことを特徴とする請求項15に 記載の電子制御システム(110)。 17.前記スクエア主遅れマップは、前記エンジン速度信号の関数として前記コン トローラに波形情報を与えることを特徴とする請求項14に記載の電子制御システ ム(110)。 18.前記スクエア主遅れマップは固定値を含むことを特徴とする請求項17に記載 の電子制御システム(110)。 19.前記スクエア主事象給送マップは、前記圧力信号と、前記噴射事象中に噴射 されるべき前記燃料量の関数として前記コントローラ(120)に波形の情報を与 えることを特徴とする請求項14に記載の電子制御システム(110)。 20.前記燃料噴射信号はランプ波形を有することを特徴とする請求項4に記載の 電子制御システム(110)。 21.前記ランプ波形は、ランプ事象遅れマップから作られることを特徴とする 請求項20に記載の電子制御システム(110)。 22.前記ランプ事象供給マップは、前記圧力信号と、前記噴射事象中に噴射され るべき前記燃料量の関数として前記コントローラ(120)に波形の情報を与える ことを特徴とする請求項21に記載の電子制御システム(110)。 23.前記エンジン(112)に取付けられ、作動流体源に接続され、サブ事象を有 する噴射事象を作ることのできる油圧作動式電子ユニット燃料噴射器(114)に よりエンジン(112)に噴射される燃料の量を適切に制御するための方法であっ て、 前記エンジン(112)の速度に応答してエンジン速度信号を作り出し、 前記エンジン(112)の所望速度を表す所望の速度信号を作り出し、 前記作動流体の圧力に応答して、圧力信号作り出し、 前記サブ事象を制御するために、1つか2つ以上の複数の波形を有する燃料噴 射信号を作り出し、 前記油圧作動式電子噴射器(114)に前記燃料噴射信号を送信する、 段階からなる方法。 24.前記サブ事象を制御するための1か、2以上の複数の波形を有する燃料噴射 信号を作り出すための前記段階は、前記エンジン(112)の前記所望の速度と、 前記速度信号および前記サブ事象を制御するための1か、2以上の複数の波形に 対する前記圧力信号とに関連する1か、2以上の複数の供給マップを用いる段階 を含んでいることを特徴とする請求項23に記載の方法。 25.前記所望の速度信号を受信し、 前記所望速度信号の関数として前記噴射事象中に噴射されるべき前記所望の燃 料量を求め、 前記噴射事象中に噴射されるべき前記所望の燃料量の関数として前記エンジン (112)の前記所望の速度を求める段階を含むことを特徴とする請求項24に記 載の方法。 26.前記サブ事象を制御するために1か、2以上の複数の波形を有する燃料噴射 信号を作り出す前記段階は、スプリット波形を有する前記燃料噴射信号を作り出 す段階を含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。 27.スプリットパイロット事象供給マップと、スプリット主事象供給マップと、 スプリット主遅れマップおよびパイロット燃料マップから前記スプリット波形を 作り出す段階を含むことを特徴とする請求項26に記載の方法。 28.前記サブ事象を制御するために1か、2以上の複数の波形を有する燃料噴射 信号を作り出す前記段階は、スクエア波形を有する前記燃料噴射信号を作り出す 段階を含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。 29.スクエアパイロット事象遅れマップと、スクエア主事象主遅れマップおよび スクエア主事象マップから前記スクエア波形を作り出す段階を含むことを特徴と する請求項28に記載の方法。 30.前記サブ事象を制御するために1か、2以上の複数の波形を有する燃料噴射 信号を作り出す前記段階は、ランプ波形を有する前記燃料噴射信号を作り出す段 階を含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。 31.ランプ事象遅れマップから前記ランプ波形を作り出す段階を含むことを特徴 とする請求項30に記載の方法。 32.エンジン(112)に取り付けられており、作動流体源に接続され、サブ事象 を有する噴射事象を作り出すことのできる油圧差動式電子ユニット燃料噴射器( 114)によってエンジン(112)に噴射される燃料量を適切に制御するための電子 制御システム(110)であって、 該油圧作動式電子ユニット燃料噴射器(114)に電気的に接続された電子コン トローラ(120)と、 前記エンジン(112)の速度に応答して、エンジン速度信号を作り出し、該エ ンジン速度信号を前記コントローラ(120)に通信するエンジン速度センサー(1 58)と、 前記エンジン(112)の所望の速度を表す所望の速度信号を作り出し、該所望 の速度信号を前記コントローラ(120)に通信するスロットル(160)と、 前記電子コントローラ(120)に電気的に接続され、前記作動流体の圧力に応 答して圧力信号を発し、該圧力信号を前記コントローラ(120)に通信する前記 作動流体に組み合わされた圧力センサー(162)と、から構成され、 前記電子コントローラ(120)は、前記サブ事象を制御するために1か、2以 上の複数の波形を有しており、1か、2以上の複数の式から作られる燃料噴射信 号を前記油圧作動式電子ユニット燃料噴射器(114)に送信するようになってい る圧縮エンジン。 33.前記1か、2以上の複数の式は、前記エンジン(112)の前記所望の速度、 前記エンジン速度信号および前記圧力信号の関数であることを特徴とする請求項 32に記載の電子制御システム(110)。 34.前記コントローラ(120)は、前記所望の速度信号を受信し、前記所望の速 度信号の関数として前記噴射事象中に噴射されるべき前記所望の燃料量を求め、 前記噴射事象中に噴射されるべき前記燃料量の関数として前記エンジン(112) の前記所望の速度を求めるようになっていることを特徴とする請求項33に記載の 電子制御システム(110)。
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