JP2001510598A - コンピュータ・ファイルにアクセスするためのデバイス駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 記憶装置においてアーカイブに保持された圧縮されたファイルにアクセスするためのコンピュータ・デバイス駆動装置であって、記憶装置内のアーカイブから圧縮されたファイルを読出し、ファイルをＲＡＭ内で圧縮解除し、該圧縮解除されたファイルをＲＡＭに全部又は一部保持する手段を備え、そのため圧縮解除されたファイルを記憶装置に最初に書き込む必要なしに記憶装置に対するオペレーションがオペレーティング・システムにより圧縮されたファイルについて実行されることができるコンピュータ・デバイス駆動装置である。該駆動装置はまた、前記ＲＡＭ内のファイルにアクセスし、ファイルの内容を変え、且つファイルを前記記憶装置内のアーカイブに戻す手段も備える。

Description

【発明の詳細な説明】 コンピュータ・ファイルにアクセスするためのデバイス駆動装置発明の分野 本発明は、一般に記憶装置を備えるコンピュータ・システムにおけるデバイス 駆動装置（ドライバ）に関する。特に、本発明は、特にパーソナル・コンピュー タ・システムにおいて、ディスク記憶装置上の圧縮されたファイルにアクセスし て更新するデバイス駆動装置に関する。発明の概要 本発明の目的は、記憶装置に記憶された圧縮されたファイルの早く且つ効率的 なアクセス及び更新を提供することにある。 本発明の更なる目的は、アーカイブをフォルダとして表示し且つ記憶装置上の ファイルの早いアクセス及び更新を与えるシステムを提供することにある。 本発明の更に別の目的は、仮想フォルダがオペレーティング・システムによる アクセス可能であるシステムを提供することにある。 本発明のなお別の目的は、ユーザにとって単純で理解可能な要領で記憶装置内 の圧縮されたファイルにアクセスし且つアクセスを実行するのに最小数のステッ プを用いるシステムを提供することにある。 本発明に従って、前述の目的は、オペレーティング・システムとインタフェー スし且つ記憶装置内のアーカイブに保持された圧縮されたファイルにアクセスす るコンピュータ・デバイス駆動装置であって、圧縮されたファイルを前記記憶装 置内のアーカイブから読出し、前記ファイルをＲＡＭ内で圧縮解除し且つ当該圧 縮解除されたファイルをＲＡＭに全部又は一部保持することにより当該圧縮解除 されたファイルを前記記憶装置に最初に書き込む必要なしにオペレーションがオ ペレーティング・システムにより当該圧縮解除されたファイルについて実行され ることができる手段と、前記ＲＡＭ内の前記ファイルにアクセスし且つ前記ファ イルの内容を変える手段と、前記ファイルを前記記憶装置内の前記アーカイブに 戻す手段とを備えるコンピュータ・デバイス駆動装置により実現される。図面の簡単な説明 図１は、本発明の原理に従ったデバイス駆動装置を用いたコンピュータ・シス テムのブロック図である。 図２は、本発明の原理に従ったソフトウエア階層のブロック図である。 図３は、本発明の原理に従ったデバイス駆動装置の動作を記述したブロック図 である。 図４は、本発明の原理に従ったデバイス駆動装置の動作を図示するフローチャ ートである。 図５は、本発明の原理に従ったデバイス駆動装置の動作を図示するフローチャ ートである。好適な実施形態の説明 デバイス駆動装置の幾つかの例示的実施形態が、圧縮されたファイルにアクセ スする改良された方法を提供するため実現され得るように以下に記載されている 。いずれの実際の実行の展開において多数の実行特有の判断が開発者の特定のゴ ール、及び１つの実行から別の実行に変わるサブゴールを達成するためなされね ばならないことは当然に認められるであろう。更に、そのような開発努力は複雑 で時間を費やすが、しかしそれにも拘わらずこの開示の恩恵を有する当業者には デバイス・エンジニアリングの決まり切った仕事であることが認められるであろ う。 本発明の一実施形態であるコンピュータ・システムの一般的アーキテクチャが 図１に示されている。コンピュータ・メイン・メモリ又はＲＡＭは、バンク１０ 及び１１に分割することができ、マイクロプロセッサ１２により記憶されるデー タ、中間結果並びにプログラムを含む。マイクロプロセッサ１２はまた、ＲＯＭ １３に記憶されている命令を実行することができる。マイクロプロセッサ１２は 、例えば、インテル社により製造されるｉ４８６又はペンティアム・プロセッサ であり得る。ＲＯＭは、パワーアップ時にマイクロプロセッサにより実行される １組のプログラム及びデータであるベーシック入出力システム（ＢＩＯＳ）を含 む。ＢＩＯＳはまた、入力／出力アクセス及び制御のための種々のサポート・ル ーチンを与える。また、外部ソース（バス１５で接続されている）とＲＡＭとの 間のデータの直接転送を与える直接メモリ・アクセス（ＤＭＡ）ユニット１４が 示さ れている。 図２は、本発明の好適実施形態に存在する種々のレベルのソフトウエアを図示 する。最高レベルはアプリケーション・プログラム２０であり、それより低いレ ベルはオペレーティング・システム２１であり、更に低いレベルはＢＩＯＳ ２ ２である。オペレーティング・システム２１は、同様に階層化されている。その 中心は、少なくともメモリ管理、タスク切替えの実行、及びクリティカル・エラ ーの処理のためのルーチンを備えるカーネル（Kernel）により占められている。 デバイス駆動装置は、カーネルの上のレイヤにおいてランし、データ及びファイ ル管理、文字入力、ハードウエア・デバイス・インタフェース及びドライブ・ア クセスのような機能を与える。オペレーティング・システムはまた、デバイス駆 動装置を用いてＢＩＯＳをバイパスして直接デバイスにアクセスすることもでき る。 次に、図３、図４及び図５を参照すると、本発明を用いるデバイス・ドライバ ・プログラムの好適実施形態は、ステップ３０１でファイル・システム要求をオ ペレーティング・システムから受け取ることにより始まる。該ファイル・システ ム要求は、実行されるべき要求のタイプを示す情報、オペレーションが実行され るべきファイルの識別、及び首尾良いオペレーションを実行するのに必要とされ るいずれの他の情報を含む。ファイル・システム要求において指定されるオペレ ーションは、フォルダの内容を列挙するため、ファイルの内容を修正しないファ イル・システム・オペレーションを実行するため、又は特定のファイルの内容を 修正するあるタイプのオペレーションを実行するためのオペレーションであり得 る。 ステップ３０２で、ドライバは、ファイル・システム要求がフォルダの内容を 列挙する要求であるかを決定する。ステップ３０２での応答が肯定である場合、 ステップ３０３で、ドライバは、当該列挙がアーカイブ・ファイルを指すかを見 るため検査する。用語「アーカイブ(archive)」は、圧縮されたファイル又は他 のフォルダ（それ自身ファイル及びフォルダを含む。）を含むファイルを意味す ると定義される。例えば、圧縮されたファイルが.ZIP接尾部（.ZIP suffix）を 用いることにより表示されるファイル・システムにおいて、ステップ３０３は、 .ZIP接尾部を有するファイルが列挙の主体であるかを見るため検査する。 ステップ３０３に対する応答が肯定である場合、ステップ３０４でデバイス・ ドライバは、アーカイブ・ファイルを表す仮想フォルダをＲＡＭに生成する。仮 想フォルダは、ユーザ・プログラム及びオペレーティング・システムに対して、 ファイル及びフォルダを含む一つのフォルダとして見えるが、しかし実際には下 にある記憶装置にフォルダとして記憶されていない。次いで、デバイス・ドライ バは、列挙された要求に仮想フォルダを記述する情報を増加（augment）し、こ の情報をオペレーティング・システムに渡す。この情報は、ファイル属性と、時 刻及び日のスタンプとを含む。仮想的とは、フォルダがＲＡＭのみに存在し、従 ってプログラム完了の際フォルダが見えなくなるので、一時的であることを意味 する。この点で、何も仮想フォルダの内部に含まれない。 ステップ３０３での応答が否定である場合、ドライバは、ステップ３０５でフ ァイル・システム要求において要求された情報が仮想フォルダの内容の記述であ るかを見るため検査する。ステップ３０５に対する応答が肯定である場合、ステ ップ３０６で仮想フォルダの内容が明らかにされる。「明らかにする(revealing )」とは、当該内容がオペレーティング・システムに対して利用可能にされるこ とを意味する。これらの内容は、仮想フォルダが表すアーカイブの内容である。 ３０５に対する応答が否定である場合、要求は、ステップ３０７でオペレーティ ング・システムに渡される。 ステップ３０２がフォルダ列挙が要求されていないことを決定する場合、ドラ イバはステップ３０８でファイル・システム・オペレーションが要求されている かを決定する。ファイル・システム・オペレーションは、「再命名」、「複写」、「 移動」、又は「属性を獲得」のオペレーションのようなオペレーションを含む。 要求されたオペレーションがファイル・システム・オペレーションである場合、 ドライバは、ステップ３１０で、要求されたオペレーションが仮想フォルダに含 まれるファイルに対するものであるかを見るため検査することにより継続する。 ファイルが仮想フォルダに含まれている場合、ドライバは、それがファイル・シ ステム・オペレーション要求をエミュレートする（実行する）ステップ３１２に 継続する。ステップ３１２は、図４のフローチャートにおいて拡張され、以下で より詳細に説明される。 ３１０での応答が否定である場合、ステップ３０７で要求はオペレーティング ・システムに渡される。この場合、ファイルは仮想フォルダになく、オペレーテ ィング・システムはオペレーションをその正常な処理手順を用いて実行すること ができる。 ステップ３０８での応答が否定である場合、ステップ３０９でドライバは、要 求がファイル・オペレーションのためであるかを見るため検査する。ファイル・ オペレーションとは、「読出し」、「書込み」、「開き」、又は「閉じ」のファイル・ オペレーションを意味する。応答が否定である場合、ステップ３０７で、要求は 、オペレーティング・システムに渡される。応答が肯定である場合、ステップ３ １１で、システムは、ファイルが仮想フォルダにあるかを見るため検査する。そ うでない場合、ドライバは、ステップ３０７で要求をオペレーティング・システ ムに渡す。しかしながら、そうである場合、ステップ３１３でドライバは、ファ イル要求オペレーションをエミュレートする。ステップ３１３は、図５のフロー チャートにおいて拡張され、以下でより詳細に説明される。 次に図４を参照すると、ファイル・システム・オペレーションのエミュレーシ ョンは、ステップ４０１で、ドライバがアーカイブの中央ディレクトリがＲＡＭ にロードされてしまったかを見るため検査するときに始まる。該中央ディレクト リは、ファイルの索引であり、例えば、通常のトリー構造により表すことができ る。ディレクトリがロードされていない場合、ステップ４０２で、ドライバは、 中央ディレクトリ構造をロードする。次いで、ドライバはステップ４０３に継続 する。 中央ディレクトリがロードされた場合、ステップ４０３で、ドライバは、要求 が有効である、即ち、ファイルがアーカイブに存在するかを見るため検査する。 要求が有効でない場合、ドライバはステップ４０４でエラー・メッセージをオペ レーティング・システムに通知する。 当該経路が有効である場合、ドライバは、次にステップ４０５で、要求が有効 である、即ち、全ての正しいパラメータが当該要求の中に存在するかを否かを決 定する。例えば、複写オペレーションに対して、ソース及び宛先情報が含まれる か否かである。要求が有効でない場合、ステップ４０６で、ドライバはエラーを オペレーティング・システムに報告する。 要求が有効である場合、ステップ４０７で、ドライバは、中央ディレクトリ情 報を用いて要求をエミュレートする。換言すると、中央ディレクトリは、ファイ ルの追加又は削除に起因する差異を明らかにする（account for）ため修正され る。例えば、削除オペレーションにおいて、ファイルはアーカイブから除去され 、中央ディレクトリは削除を反映するため変えられる。 オペレーションが複写又は移動である場合、ドライバは図５に進む。図５に列 挙されたステップを実行した後、ドライバは、ステップ４０８で図４のフローチ ャートに戻る。 ステップ４０８で、ドライバは、中央ディレクトリ情報が変えられてしまった かを決定する。変えられていなかった場合、ステップ４０９で、処理手順は、中 央ディレクトリを更新しないでオペレーティング・システムに戻ることにより終 了する。他方、中央ディレクトリ構造が変えられた場合、ステップ４１０で、ド ライバは、アーカイブ中央ディレクトリ、及び該アーカイブにおいて影響を及ぼ されたファイルを更新する。 次に図５のフローチャートを参照すると、ファイル・オペレーションのエミュ レーションは、ステップ５０１で中央ディレクトリがディスクからロードされて しまったかをドライバが決定するときに始まる。前述したように、中央ディレク トリは、アーカイブの内容のインデックスされたリスティングである。ディレク トリは、例えば、トリー構造により表すことができる。ディレクトリがディスク からロードされない場合、ステップ５０２で、ドライバは、ディレクトリをハー ド・ドライブからロードし、次いで制御はステップ５０３に進む。ドライバがデ ィレクトリがロードされていることを決定した場合、ドライバはまた、ステップ ５０３を実行することにより継続する。 中央ディレクトリがロードされてしまった場合、ステップ５０３で、ドライバ は、要求が有効である、即ち、ファイルがアーカイブに存在するかを見るため検 査する。要求が有効でない場合、ドライバは、ステップ５０４でエラーメッセー ジをオペレーティング・システムに通知する。 当該経路が有効である場合、ドライバは、次にステップ５０５で要求が有効で ある、即ち、全ての正しいパラメータが当該要求内に存在するか否かを決定する 。例えば、開きオペレーションに対してソース・ファイルが別のプロセスによる 書込みのため既に開いているか否かである。要求が有効でない場合、ステップ５ ０６でドライバはエラーをオペレーティング・システムに報告する。 ステップ５０７で、ドライバは、オペレーションが開きオペレーション、即ち 、ファイルを開き且つそのためのハンドルを獲得する要求であるかを決定する。 オペレーションが開きオペレーションである場合、ステップ５１２で、ドライバ は、ファイルを開くのに必要なデータ構造をＲＡＭに生成する。次に、ステップ ５１７で、ドライバは、アーカイブ内のファイルを参照するファイル・ハンドル を戻す。ハンドルは、ファイルを識別するよう働く、ナンバー（number）又はポ インタのような独特の識別子である。読出しオペレーションの際、ドライバは、 ハンドルが存在するかを検査する。 ステップ５０７に対する応答が否定である、即ち、オペレーションが開きオペ レーションでない場合、ステップ５０８で、ドライバは、オペレーションが読出 しオペレーションであるか否かを決定する。応答が肯定である場合、ステップ５ １３で、ドライバは、ファイルが圧縮解除されてしまったかを決定する。そうで ある場合、ステップ５１８で、ドライバは、読出しオペレーションにより要求さ れたファイル情報を与える。ステップ５１３での応答が否定である場合、ステッ プ５１６で、ドライバは、ステップ５１８に進む前に、ファイルを圧縮解除して 、それをＲＡＭに置く。 ステップ５０８に対する応答が否定である、即ち、オペレーションが読出しオ ペレーションでない場合、ステップ５０９で、ドライバは、オペレーションが書 込みオペレーションであるか否かを決定する。応答が肯定である場合、ステップ ５１４で、ドライバは、ファイルが圧縮解除されてしまったかを決定する。そう である場合、ステップ５１９で、ドライバは書込みデータをメモリに複写する。 ステップ５１４での応答が否定である場合、ステップ５１６で、ドライバは、ス テップ５１９に進む前に、ファイルを圧縮解除して、それをＲＡＭに置く。 ステップ５０９に対する応答が否定である、換言すると、オペレーションが書 込みでない場合、ステップ５１０は、オペレーションが閉じオペレーションであ るかを見るため検査する。オペレーションが閉じるでない場合、ドライバは、ス テップ５１１で制御をオペレーティング・システムに戻し、試みられるオペレー ションを無視する。 ステップ５１０に対する応答が肯定である場合、ステップ５１５で、ドライバ は、ファイル・データが変えられてしまったか否かを決定する。変更が検出され ない場合、ステップ５２２で、データ構造はきれいにされる。きれいにするとは 、ステップ５１２で割り当てられたメモリが割り当て解除され、並びにファイル ・データのため割り当てられたメモリも同様にされることを意味する。他方、フ ァイル・データ構造が変えられてしまった場合、ドライバはステップ５２０に継 続し、そこにおいてドライバはディスク上のアーカイブ・データ・ファイルを更 新する。即ち、ドライバは、データをＲＡＭからディスタ内の適所に書込む。次 いで、制御はステップ５２１に進み、そこにおいてアーカイブ中央ディレクトリ 構造が更新される。処理手順は、スペースが他のプログラムにより用いられるこ とができるように、残されたいずれのデータ構造もきれいにされ、即ち除去され るステップ５２２で終える。 上記で説明したように、本発明のドライバは、アーカイブの内容、即ちその圧 縮されたファイル及びフォルダがオペレーティング・システム中で利用可能にさ れる利点を有する。即ち、ユーザ及びオペレーティング・システムは、たとえど んな機能をオペレーティング・システムが実行していてもアーカイブを表す仮想 フォルダを介してアーカイブの内容に対して完全なアクセスを有する。 上記ドライバはまた早く且つ効率的である。これは、アーカイブにおいてアク セスされる仮想フォルダ及び全てのファイルがＲＡＭにキャッシュされるからで ある。当該技術において周知のように、ファイルを収容するためＲＡＭを用いる ことは、ファイル操作にとって早い且つ効率的な方法である。 ドライバは他の理由から効率的である。ユーザは、「実(real)」ファイルが上 記のメカニズムを用いて実際仮想的であるとき該「実」ファイルを見る。ユーザ は、データを最初明示的に圧縮及び／又は圧縮解除する必要なしに直接ファイル についてオペレーションを実行することができる。 ドライバはまた、ユーザが別個の圧縮解除プログラムを開始して実行するのを 要求されないので、ユーザがメモリに記憶された圧縮されたファイルに容易且つ 単純にアクセスするようにさせる。 本発明が１つ又は複数の特定の実施形態を参照して記載されたが、当業者は、 多くの変更が、以下の請求の範囲に記載される本発明の精神及び範囲から離れる ことなく、本発明に対してなされ得ることが認められるであろう。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．オペレーティング・システムとインタフェースし且つ記憶装置内のアーカイ ブに保持された圧縮されたファイルにアクセスするコンピュータ・デバイス駆動 装置において、 前記記憶装置内のアーカイブから圧縮されたファイルを読出し、前記ファイル をＲＡＭ内で圧縮解除し、当該圧縮解除されたファイルをＲＡＭに全部又は部分 的に保持することにより圧縮解除されたファイルを前記記憶装置に最初に書き込 む必要なしにオペレーションがオペレーティング・システムにより圧縮解除され たファイルについて実行され得る手段と、 前記ＲＡＭ内の前記ファイルにアクセスして、前記ファイルの内容を変える手 段と、 前記ファイルを前記記憶装置内の前記アーカイブに戻す手段と を備えるコンピュータ・デバイス駆動装置。 ２．前記ファイルを圧縮する手段を更に含む請求項１記載の駆動装置。 ３．前記ファイルの内容にアクセスして変える前記手段はオペレーティング・シ ステムからの要求に応答する請求項１記載の駆動装置。 ４．前記オペレーティング・システムからの前記要求は、前記ファイルの読出し 要求、前記ファイルへの書込み要求、前記ファイルの開き要求、及び前記ファイ ルの閉じ要求の組から選択される請求項３記載の駆動装置。 ５．前記オペレーティング・システムからの前記要求は、前記ファイルの属性を 再命名する要求、前記ファイルの属性を複写する要求、前記ファイルの属性を移 動する要求、前記ファイルの属性を削除する要求、及び前記ファイルの属性を獲 得する要求の組から選択される請求項３記載の駆動装置。 ６．前記ＲＡＭ内の前記ファイルは、オペレーティング・システム及びユーザ・ プログラムにアクセス可能である請求項１記載の駆動装置。 ７．前記駆動装置はオペレーティング・システムの一部である請求項１記載の駆 動装置。 ８．オペレーティング・システム及びアプリケーション・プログラムとインタフ ェースし、且つ記憶装置内のアーカイブに保持された圧縮されたファイルにアク セスするためのコンピュータ・デバイス駆動装置において、 オペレーティング・システム及びアプリケーション・プログラムの全てのレベ ルにわたりアーカイブをフォルダとして表すためアーカイブのための仮想のフォ ルダ又はディレクトリを生成する手段と、 アーカイブに含まれるファイル及びフォルダを、前記アーカイブに対応する仮 想フォルダ内のファイル及びフォルダとして表す手段と を備えるコンピュータ・デバイス駆動装置。 ９．オペレーティング・システムとインタフェースし、且つ記憶装置内のアーカ イブに保持された圧縮されたファイルにアクセスするためのコンピュータ・デバ イス駆動装置において、 前記記憶装置上のアーカイブ及びディレクトリを表し且つ前記オペレーティン グ・システムの全てのレベルにアクセス可能である仮想のフォルダ又はディレク トリを生成する手段と、 前記アーカイブに含まれるファイル及びフォルダを、前記アーカイブに対応す る仮想のフォルダ及びディレクトリの中のファイル及びフォルダとして表す手段 と、 前記オペレーティング・システムからの前記ファイル及び仮想フォルダについ てのオペレーション後に前記フォルダ及び前記記憶装置を更新する手段と、 前記オペレーティング・システムに前記仮想フォルダからの情報を選択的に供 給する手段と、 前記ファイル及びフォルダを更新し且つ前記記憶装置内の前記アーカイブに戻 す手段と を備えるコンピュータ・デバイス駆動装置。 １０．前記仮想フォルダはＲＡＭに記憶されている請求項９記載の駆動装置。 １１．前記ファイルを読出す要求、前記ファイルへ書込む要求、前記ファイルを 開く要求、及び前記ファイルを閉じる要求の組から選択された前記オペレーティ ング・システムからの要求を受け取る手段を更に備える請求項９記載の駆動装置 。 １２．前記ファイルの属性を再命名する要求、前記ファイルの属性を複写する要 求、前記ファイルの属性を移動する要求、前記ファイルの属性を削除する要求、 及び前記ファイルの属性を獲得する要求の組から選択された前記オペレーティン グ・システムからの要求を受け取る手段を更に備える請求項９記載の駆動装置。 １３．オペレーティング・システムとインタフェースし、且つ記憶装置内のアー カイブに保持された圧縮されたファイルにアクセスするためのコンピュータ・デ バイス駆動装置において、 前記記憶装置上のアーカイブを表し且つオペレーティング・システムによりア クセス可能な仮想のフォルダ又はディレクトリをＲＡＭに生成する手段と、 前記アーカイブに含まれるファイル及びフォルダを、前記アーカイブに対応す る仮想フォルダ内のファイル及びフォルダとして表す手段と、 前記記憶装置内の前記アーカイブから圧縮されたファイルを読み出し、且つ当 該圧縮されたファイルをＲＡＭに全部又は一部保持することにより当該圧縮され たファイルを前記記憶装置に最初に書き込む必要なしにオペレーションがオペレ ーティング・システムにより前記圧縮されたファイルについて実行されることが できる手段と、 前記ＲＡＭ内の前記ファイルにアクセスし且つ前記ファイルの内容を変える手 段と、 前記ファイルにアクセスすることに応答して前記仮想ディレクトリ構造を調整 する手段と、 前記ファイルを前記記憶装置内の前記アーカイブに戻す手段と を備えるコンピュータ・デバイス駆動装置。 １４．記憶装置上のアーカイブに保持されたコンピュータ・ファイルにアクセス し、且つ情報を前記ファイルからオペレーティング・システムに選択的に渡すデ バイス駆動装置において、 前記記憶装置上の特定の圧縮されたファイルについて前記オペレーティング・ システムにより実行されるべく要求されたオペレーションを識別し且つ決定する 手段と、 前記特定の圧縮されたファイルを前記記憶装置上のアーカイブから抽出し、前 記特定のファイルを圧縮解除し、且つ前記オペレーションを実行するのに十分な 時間の間に前記ファイルをＲＡＭに置く手段と、 前記オペレーティング・システムに、前記オペレーティング・システムにより 必要とされる情報を前記記憶装置内の前記圧縮されたファイルから供給する手段 と、 前記ファイルの内容を変える手段と、 前記ファイルを前記記憶装置内のアーカイブに戻す手段と を備えるデバイス駆動装置。 １５．オペレーティング・システムと、 ファイル及びフォルダを含むアーカイブを恒久的に記憶する永久記憶装置と、 ファイル、フォルダ、又はディレクトリを一時的に記憶する一時記憶装置と、 デバイス駆動手段とを備え、 前記デバイス駆動手段は、 前記永久記憶装置内のアーカイブ及びディレクトリを表し且つ前記オペレーテ ィング・システムによりアクセス可能な仮想のフォルダ又はディレクトリを前記 一時記憶装置に生成する手段と、 前記アーカイブに含まれるファイル及びフォルダを、前記アーカイブに対応す る仮想のフォルダ及びディレクトリ内のファイル及びフォルダとして表す手段と 、 前記ファイル及びフォルダについてのオペレーション後に前記仮想ディレクト リ及び前記永久記憶装置のディレクトリを更新する手段と、 前記オペレーティング・システムに情報を前記ファイルから選択的に供給する 手段と、 前記ファイルを前記永久記憶装置内の前記アーカイブに戻す手段とを備えるコ ンピュータ・システム。 １６．前記永久記憶装置が複数のＰＲＯＭを備える請求項１５記載のシステム。 １７．前記一時記憶装置は、複数のＲＡＭバンクを備える請求項１５記載のシス テム。 １８．アプリケーション・プログラムを更に備える請求項１５記載のシステム。 １９．記憶装置内のアーカイブに保持された圧縮されたファイルにアクセスする 方法において、 圧縮されたファイルを前記記憶装置内のアーカイブから読出し、前記ファイル をＲＡＭ内で圧縮解除し、且つ当該圧縮解除されたファイルをＲＡＭに全部又は 一部保持することにより当該圧縮解除されたファイルを前記記憶装置に最初に書 き込む必要なしにオペレーションが前記オペレーティング・システムにより当該 圧縮解除されたファイルについて実行されることができるステップと、 前記ＲＡＭ内の前記ファイルにアクセスし、前記ファイルの内容を変えるステ ップと、 前記ファイルを前記記憶装置内の前記アーカイブに戻すステップと を備える方法。 ２０．記憶装置内のアーカイブに保持された圧縮されたファイルであってディレ クトリ構造を用いてアクセス可能な当該圧縮されたファイルにアクセスする方法 において、 前記記憶装置上のアーカイブを表し且つオペレーティング・システムに対して アクセス可能な仮想のフォルダ又はディレクトリをＲＡＭに生成するステップと 、 前記アーカイブに含まれるファイル及びフォルダを、前記アーカイブに対応す る仮想フォルダ内のファイル及びフォルダとして表すステップと、 圧縮されたファイルを前記記憶装置内の前記アーカイブから読出し、前記ファ イルをＲＡＭ内で圧縮解除し、且つ当該圧縮解除されたファイルをＲＡＭに全部 又は一部保持することにより当該圧縮解除されたファイルを前記記憶装置に最初 に書き込む必要なしに前記記憶装置に対するオペレーションがオペレーティング ・システムにより当該圧縮解除されたファイルについて実行されることができる ステップと、 前記ＲＡＭ内の前記ファイルにアクセスし、前記ファイルの内容を変えるステ ップと、 前記仮想ディレクトリ構造を調整するステップと、 前記ファイルを前記記憶装置内の前記アーカイブに戻すステップと を備える方法。 ２１．記憶装置内のアーカイブに保持されたコンピュータ・ファイルにアクセス し、情報を前記ファイルからオペレーティング・システムに選択的に渡す方法に おいて、 前記オペレーティング・システムにより前記記憶装置上の特定の圧縮されたフ ァイルについて実行されるのを要求されたオペレーションを識別して決定するス テップと、 前記特定の圧縮されたファイルを前記記憶装置上のアーカイブから抽出し、前 記特定のファイルを圧縮解除し、前記オペレーションを実行するのに十分な時間 の間に前記ファイルをＲＡＭに全部又は一部置くステップと、 前記オペレーティング・システムにより必要とされる情報を前記記憶装置内の 前記圧縮されたファイルから前記オペレーティング・システムに供給するステッ プと、 前記ファイルの内容を変えるステップと、 前記ファイルを前記記憶装置内の前記アーカイブに戻すステップと を備える方法。 ２２．オペレーティング・システムとインタフェースし、且つ記憶装置内のアー カイブに保持された圧縮されたファイルにアクセスするためのコンピュータ・デ バイス駆動装置において、 前記オペレーティング・システムにより前記記憶装置上の特定の圧縮されたフ ァイルについて実行されるのを要求されたオペレーションを識別して決定する手 段と、 前記記憶装置上のアーカイブを表し且つオペレーティング・システムにアクセ ス可能な仮想のフォルダ又はディレクトリをＲＡＭに生成する手段と、 前記アーカイブに含まれたファイル及びフォルダを、前記アーカイブに対応す る前記仮想フォルダ内のファイル及びフォルダとして表す手段と、 圧縮されたファイルを前記記憶装置内のアーカイブから読出し、前記ファイル をＲＡＭ内で圧縮解除し、且つ当該圧縮解除されたファイルをＲＡＭに全部又は 一時保持することにより当該圧縮解除されたファイルを前記記憶装置に最初に書 き込む必要なしにオペレーションが前記オペレーティング・システムにより当該 圧縮解除されたファイルについて実行されることができる手段と、 前記ファイルの属性を複写、移動、再命名、削除又は獲得する手段と、 前記ファイルを読出し、書込み、開き又は閉じる手段と、 ファイルの複写、移動、再命名又は削除を行うことに応答し且つ前記仮想ディ レクトリ構造を調整する手段と、 前記オペレーティング・システムに、前記オペレーティング・システムにより 必要とされる情報を前記記憶装置内の前記圧縮されたファイルから供給する手段 と、 前記ファイルを前記記憶装置内の前記アーカイブに戻す手段と を備えるコンピュータ・デバイス駆動装置。