JP2001507917A - ワイド・ヌルを有するアンテナ・ビーム・パターン - Google Patents

ワイド・ヌルを有するアンテナ・ビーム・パターン

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Abstract

(57)【要約】 強化デジタル・ビームフォーマ(EDBF)210(第2図)が、通信システムにおける干渉を軽減し、周波数再利用係数を高めるために、トランシーバ・サブシステム200(第2図)において利用するために提供される。EDBFは、少なくとも1つの方向付けが可能なアンテナ・ビーム・パターンにおいてワイド・ヌル520(第5図)を生成するために用いられる。ワイド・ヌルを非所望信号に向けることにより、EDBFは通信システムにおいて、より効率的なアンテナ・ビーム・パターンの処理を行う。EDBFは、静止衛星,非静止衛星および地上通信装置において利用される。EDBFは、独自のアルゴリズムと特殊プロセッサとアレイ・アンテナとを組み合わせて、現在および将来の通信システムの能力を大幅に改善し、なおかつ既存の変調技術との互換性を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】 ワイド・ヌルを有するアンテナ・ビーム・パターン 発明の分野 本発明は、一般に整相列アンテナに関し、さらに詳しくは、デジタル・ビーム 形成を用いてヌルの広い(ワイド・ヌルを有する)アンテナ・パターンを生成す るための方法および装置に関する。 発明の背景 従来の多重ビーム衛星通信システムまたは地上通信システムの能力は、周波数 再利用またはコード再利用機能により制約を受けることが多い。このようなシス テムにおいては、同時ビームの集合に関する周波数ドメインのチャネル化または コード割当のレベルは、ビーム間の角度分離により決まる。ビーム・パターンの サイドローブによる共チャネル干渉を削減するために角度分離が必要である。ビ ームに対する個々の周波数チャネルおよびコード割当の数は、周波数またはコー ド再利用係数(frequency or code-reuse factor)として知られる。 たとえば、1つの衛星通信システムは、12チャネルま たは12コード再利用スキームを採用して、等しいチャネル・ビーム間の角度分 離を実現する。これは、充分なチャネル阻止(channel rejection)を保証する ために行われる。この再利用レベルは、12セル再利用構造を通じて実現される 。その結果、12ビーム構造内の各ビームは、可能な容量の1/12を配信する ことができる。より大きなシステム容量を達成したり、12よりもはるかに小さ い再利用係数を実現することは、競合するユーザにより生まれる干渉が高くなり やすいので従来のシステムでは困難である。 衛星通信システムは、多重アンテナ・ビームを介して複数のユーザと通信を行 うために整相列アンテナ(phased array antenna)を用いてきた。通常、効率的 な帯域幅変調法を多重接続法と組み合わせ、ユーザ数を増やすために周波数分離 法を採用する。エレクトロニクス環境の密度は、ますます高くなりつつあるので 、ワイヤレス通信システムには、より高度化が求められる。たとえば、限られた 周波数スペクトルを求めてすべてのユーザが競合するので、種々のシステム間の 干渉の軽減が、種々のシステムに対するスペクトルの割付のポイントとなる。 ビームの方向付けおよびヌル化システムは、主に通信およびレーダ操作のため に軍隊により開発されてきた。しかし、このようなシステムは少数のビームと限 られた数の狭いヌル(ナロー・ヌル)にしか対応することができない。 このような制約がある理由の1つに、基調をなす信号処理の演算コストが極めて 高いことがあげられる。 通信システムにおいて周波数再利用係数を大きくするための方法および装置が 必要である。また、通信システムにおいて、アンテナ・ビーム・パターンのより 効率的な処理を行うための方法および装置も必要である。さらに、これらの必要 性は、非静止衛星および静止衛星を備える衛星通信システムにとって特に重要で ある。 図面の簡単な説明 以下の詳細説明と請求項とを、図面に関連させて参照することにより、本発明 のより完璧な理解が得られよう。類似の参照番号は、図面を通じて同様の項目を 指すものとする。 第1図は、本発明の方法および装置を実用化することのできる衛星通信システ ムの簡略なブロック図である。 第2図は、本発明の好適な実施例による強化デジタル・ビームフォーマを備え るトランシーバ・サブシステムの簡略なブロック図である。 第3図は、K個の全方向性アンテナ要素からなる線形アレイと異なる発信源か らのJ個の入射面波とを示す。 第4図は、本発明の好適な実施例による強化デジタル・ビーム形成(EDBF:enh anced digital beam forming)手順 の流れ図である。 第5図は、EDBF法を用いて生成されるビームとヌルのクラスタ(ワイド・ヌル )の広角度図である。 第6図は、本発明の好適な実施例によるアンテナ・ビーム・パターンにおける ヌル付近の領域のより詳細な図である。 第7図は、本発明の好適な実施例により、受信機においてEDBF法を用いる手順 の流れ図である。 第8図は、本発明の好適な実施例により、送信機においてEDBF法を用いる手順 の流れ図である。 好適な実施例の詳細説明 本発明は、通信システムにおいて周波数およびコード再利用係数を増大する方 法および装置を提供する。本発明の方法および装置は、通信システムにおける、 より効率的なアンテナ・ビーム・パターンの処理も提供する。さらに、本発明の 方法および装置は、衛星通信システムにおける非静止衛星を伴う使用に関して特 に重要である。本発明は、強化デジタル・ビーム形成アルゴリズムをデジタル信 号プロセッサ(DSP:digital signal processor)準拠システムと組み合わせて 、既存の変調法と互換性を保ちつつ、現在および将来の通信システムの能力を大 幅に改善する。本発明においては、標準的なデジタル・ビーム形成技術が、 とりわけ、単独のヌルをヌルのクラスタと置き換えることにより強化される。 第1図は、本発明の方法および装置を実用化することのできる衛星通信システ ムの簡略なブロック図である。第1図には、通常のスペクトル共有場面における デジタル・ビームフォーマ(ビーム形成装置)を伴う3つの衛星110,120 ,130が図示される。図示されるように、衛星110,120,130と地上 通信装置115,125,135との間には、いくつかの通信経路が存在する。 衛星110と地上通信装置115との間には、所望の信号経路117により示さ れるようにリンクを開設することができる。所望の信号経路127が衛星120 と地上通信装置125との間に存在する。さらに、別の所望の信号経路137が 、衛星130と地上通信装置135との間に存在する。 衛星110,120,130は、静止軌道または非静止軌道内に常駐すること ができる。静止軌道においては、衛星は地表の特定の地点に関して相対的に静止 状態にある。非静止軌道においては、衛星は地表の特定の地点に対して高速で移 動することができる。非静止軌道においては、衛星は静止軌道内の衛星に対して も高速で移動することができる。すなわち、これらの衛星は、静止衛星および/ または地表のある地点に関して種々の時刻に視野に入ることができるということ である。地上通信装置115,125,135は地表に近接して位置する。 2つ以上の通信経路が周波数スペクトルの共通セグメントを占有すると、これ らの経路内の2つ以上のチャネル間で干渉が起こることがある。干渉経路は、多 くの通信システムにおいて問題となる。衛星110,120,130と地上通信 装置115,125,135との間には望ましくない信号経路140が存在する 。また、衛星110,120,130の間にも望ましくない信号経路150が存 在し、地上通信装置115,125,135の間にも望ましくない信号経路16 0が存在する。 衛星110,120,130は、強化デジタル・ビームフォーマ(EDBF:enhan ced digital beamformers)を採用することが望ましい。また、地上通信装置1 15,125,135も強化デジタル・ビームフォーマを採用することが望まし い。衛星110,120,130と地上通信装置115,125,135は、衛 星通信システム100内ではノードとして見ることができる。本発明の好適な実 施例の以下に述べる特徴は、衛星通信システム100の任意のノードにおいて、 あるいは他の無線周波数(RF)通信システムの任意のノードにおいて実用化する ことができる。 地上通信装置115,125,135は、所望の信号経路117,127,1 37により図示されるように、所望の信号方向に開設されるRF通信リンクを用い て、衛星110,120,130と通信を行う。地上通信装置115,125, 135は、地上リンク(図示せず)を用いて通信 装置115,125,135と同様の他の地上通信装置と通信を行う。衛星11 0,120,130は、クロスリンク(図示せず)を用いて、衛星110,12 0,130などの他の衛星と通信を行う。 受信モードにおいては、強化デジタル・ビームフォーマの受信機部分が衛星の アンテナ・ビームを、その主要な通信ビームが特定の地上通信装置を望ましくは 指し示し、さらに、好ましくは干渉する信号送信機がある場合その方向における アンテナの受信パターンにワイド・ヌルを設けるように構築する。従って、望ま しくない信号経路上に受信される干渉はすべて大幅に軽減される。好ましくは、 衛星の受信機アンテナ・パターンにおけるワイド・ヌルは、その衛星の視野内に 送信される各干渉信号に向けて向けられ、それを追跡する。 これを実行するために、強化デジタル・ビームフォーマの制御マトリクスが定 期的に調整され、衛星および/または干渉信号送信機が移動しても、ヌルを干渉 信号送信機の方向に維持する。従って、受信機モードのワイド・ヌルは、連続的 に更新しなくともダイナミックに制御される。ワイド・ヌルにより、更新速度を 連続から定期的な更新速度に軽減することができる。 送信モードにおいては、強化デジタル・ビームフォーマの送信機部分は、衛星 のアンテナ・ビームを、その主要な通信ビームが特定の地上通信装置を望ましく は指し示し、 さらに、好ましくは既知の干渉信号受信機の方向における被送信アンテナ・パタ ーンを設けるように構築する。従って、望ましくない信号経路上で干渉信号受信 機により受信することのできる信号エネルギが大幅に軽減される。好ましくは、 アンテナの送信パターンにおけるワイド・ヌルは、その衛星の視野内にある各干 渉信号受信機に向けられ、それを追跡する。 これを実行するために、強化デジタル・ビームフォーマの制御マトリクスが定 期的に調整され、衛星および/または干渉信号受信機が移動しても、ヌルを干渉 信号受信機の方向に実質的に維持する。さらに、送信モードのワイド・ヌルも、 連続的に更新せずにダイナミックに制御される。送信モードにおいてワイド・ヌ ルを開設することにより、更新速度を連続から定期的な更新速度に軽減すること ができる。 好適な実施例においてはワイド・ヌルは、干渉信号送信機または受信機に向け られる任意のアンテナ・パターンに置かれる。通常、2つのノード間に見通し線 (line of sight)経路が存在する場合にのみ、RF通信システムの2つのノード 間に通信チャネルが開設される。移動ノードについては、視野が開設される。衛 星から地上への通信チャネルの場合は、視野の中心は、衛星が頭上にあるときに 発生するのが普通である。 従って、ノードの送信および受信アンテナ・パターンに おける任意のあるいはすべてのワイド・ヌルは、他のノードに従ってオン/オフ になる。RF通信装置(ノード)の受信および送信アンテナ・パターンにワイド・ ヌルを配置することにより、2つ以上の通信システムがより効率的にスペクトル を共有することができる。本発明の好適な実施例においては、送信および受信ヌ ルは同様の方向に配置される。 強化デジタル・ビームフォーマが地上通信装置115,125,135内に採 用されると、望ましくは、その送信および受信アンテナ・ビーム特性を調整して 、その主アンテナ・ビームが所望の衛星を指し示し、なおかつワイド・ヌルを干 渉信号の方向に向ける。到達方向は、特に、地上通信装置の位置に関する情報を 用いて決定することができる。 強化デジタル・ビームフォーマは、衛星110,120,130内に採用され ると、望ましくはその送信および受信アンテナ・ビーム特性を調整して、その主 アンテナ・ビームが所望の地上通信装置を指し示し、なおかつワイド・ヌルを他 の干渉する地上通信装置の方向に向ける。到達方向は、特に、衛星の位置に関す る情報を用いて決定することができる。 第2図は、本発明の好適な実施例による強化デジタル・ビームフォーマを備え るトランシーバ・サブシステムの簡略なブロック図である。トランシーバ・サブ システム20 0は、アレイ・アンテナ220,複数の受信機モジュール226,複数のアナロ グ−デジタル(A/D)変換器228,複数のデジタル−アナログ(D/A)変換器2 44,複数の送信機モジュール246,データ・プロセッサ250および強化デ ジタル・ビームフォーマ210を備える。強化デジタル・ビームフォーマ210 は、受信デジタル・ビーム形成(RDBF:receive digital beamforming)ネットワー ク232,送信デジタル・ビーム形成(TDBF:transmit digital beamforming)ネッ トワーク240およびコントローラ242を備える。 強化デジタル・ビームフォーマ210は、所望の特性を有するアンテナ・ビー ム・パターンを形成するために必要なビーム方向付けおよび制御機能を実行する 。RDBFネットワーク232からのデジタル・データがデータ・プロセッサ225 0に送付される。TDBFネットワーク240は、データ・プロセッサからデジタル ・データを得る。デジタル・データには、送信用データならびに制御用データが 含まれる。 アレイ・アンテナ220は、好ましくは線形の二次元アレイに配列される要素 222を備える。しかし、他の構造も適する。被受信無線周波数(RF)信号が検 出され、要素レベルでデジタル化される。 被受信信号に応答して、受信機モジュール226がアナログ・ベースバンド信 号を生成する。受信機モジュール2 26は、周波数下方変換,濾波およびA/D変換器228に釣り合う電力レベルへ の増幅の機能を実行する。アナログ・ベースバンド信号が、同相(I)および直 角位相(Q)A/D変換器を用いて、デジタル・データに変換される。I,Q成分 は、それぞれ複素数アナログ信号包絡線の実数部分と虚数部分とを表す。好まし くは、要素222と受信機モジュール226との間には1対1の対応が存在する 。 A/D変換器228は、アナログ・ベースバンド信号をサンプリングおよびデジ タル化して、デジタルI,Q信号を生成する。各A/D変換器は、好ましくは、そ れぞれにアレイ要素により生成される信号の処理専用である。A/D変換の後で、 デジタルI,Q信号はRDBFネットワーク232により処理される。 アレイ・アンテナを伴うEDBFを用いることにより、能力の利得,干渉の軽減お よび性能の改善を達成することができる。通常、デジタル・ビーム形成とは、ベ ースバンドにおいて、複数の同時に独立して制御され、デジタル信号処理を通じ て制御されるビームの生成を指す。デジタル・ビーム形成の実行については、上 記に示される関連発明Nos.5〜8の同時継続出願に開示される。 強化デジタル・ビーム形成の能力により、通信システムはビームを発信源に割 り当てて、総合的な能力とサービス品質を最適化する資源割付手段を採用するこ とができる。ビームは、トラフィック密度により可変するビーム幅とヌ ル幅とを有するように設計される。周波数割当およびEDBF法を用いて、共チャネ ル干渉を最小限に抑える。 好適な実施例においては、多数の制御可能受信/送信要素からなるアレイ・ア ンテナが強化デジタル・ビーム形成法と共に用いられる。アレイからのビーム・ パターンは、アレイの両端に線形位相重み付けを適用することにより方向付けす ることができる。アレイのパターンは、個々の要素の出力に振幅および位相重み 付けを行うことにより整形することができる。 マトリクス形式の加重値がコントローラ242によりRDBFネットワーク232 に伝えられる。適切なアルゴリズムを用いて、RDBFネットワーク232は、各放 出要素222の適切な加重を適応的に決定する。これは、アンテナ・システムの 全体的なデータ処理能力に比較して相対的に遅い速度で実行することができる。 コントローラ242が、以下に説明する手順および処理をシステム・ダイナミッ クスに依存する速度で実行する。 RDBFネットワーク232は、デジタルI,Q信号をデータ・プロセッサ250 に提供するが、これらは各放出要素222から受信される信号を表す。デジタル 信号は、同相(I)および直角位相(Q)情報を含み、これは各要素が受信する 信号に関する振幅および位相情報を表す。データ・プロセッサ250が、このデ ジタルI,Qデータを他のサブシステムが用いるように変換する。 データ・プロセッサ250は、デジタル・データをTDBFネットワーク240お よびコントローラ242に提供する。コントローラ242は、送信ビーム加重を マトリクス形式でTDBFネットワーク240に与える。適切なアルゴリズムを用い て、TDBFネットワーク240が各放出要素222の適切な加重を適応的に決定す る。好ましくは、アレイ・アンテナ220の各送信放出要素222に対応するよ うに送信ビーム加重が与えられる。下記に説明する手順を用いて、コントローラ 242は送信プロセスおよび受信プロセスの両方の適切な加重を適応的に決定す る。 D/A変換器244は、TDBFネットワーク240の各放出要素のデジタル出力信 号を、各放出要素222の対応するアナログ信号に変換する。送信機モジュール 246は、放出要素222による送信に適する信号を生成する。好ましくは、送 信機モジュール246は、周波数上方変換,濾波および増幅の機能を実行する。 第2図に示されるトランシーバ・サブシステム200は、固定ビーム・アンテ ナを有する従来のシステムに比して利点を有するが、これは、特にトランシーバ ・サブシステム200がビーム・パターンを適応的に調整して、干渉データに応 答してワイド・ヌルを生成するためである。また、トランシーバ・サブシステム 200は、通信サービスに対する需要に応じてアンテナ・ビーム・パターンを提 供し、望ましくない(非所望)RF信号のヌル化を改善する。こ れらの特徴は、コントローラ242およびデータ・プロセッサ250内に埋め込 まれる適切なソフトウェアを通じて実現される。 データ・プロセッサ250は、1つ以上のプロセッサを用いて実現することが できる。データ・プロセッサ250は、その命令として働き、データ・プロセッ サ250により実行されると、トランシーバ・サブシステム200に下記に説明 する手順を実行させるデータを格納する。 データ・プロセッサ250は、管理および制御機能を提供する。データ・プロ セッサ250は、好ましくは、周波数の割付と、トランシーバ・サブシステム2 00間のリンクに関する時間スロットの割当も行う。 コントローラ242も、1つ以上の並列プロセッサを用いて実現することがで きる。コントローラ242も、その命令として働き、コントローラ242により 実行されると、強化デジタル・ビームフォーマ210に下記に説明する手順を実 行させるデータを格納する。コントローラ242は、デジタル信号プロセッサを 用いても実現することができる。コントローラ242は、対数変換器,逆対数変 換器および並列プロセッサを備えることのできる特殊なプロセッサを用いて実現 することができる。 好適な実施例においては、トランシーバ・サブシステム200では、いくつか の強化デジタル・ビームフォーマ210が利用される。トランシーバ・サブシス テム200は、 通信システム100(第1図)内の少なくとも1つの低地球軌道(LEO:Low Ear th Orbit)衛星に組み込まれる。しかし、本発明は、低地球軌道,中間地球軌道 または高地球軌道を有する衛星を含むシステムや、異なる高度にある衛星を含む システムにも適応可能である。また、本発明は、任意の傾斜角度を有する軌道に 適応可能である。多くの異なる構造がトランシーバ・サブシステム200および 強化デジタル・ビームフォーマ210に有用であることは、当業者には理解頂け よう。 好適な実施例においては、地上通信装置にもいくつかの強化デジタル・ビーム フォーマ210が利用される。より多くの衛星が利用されるようになると、地上 通信装置は、ますます密度が大きくなる干渉環境内で機能することを求められる 。場合によっては、衛星が同じ通信システムの一部であることも、異なる通信シ ステムの一部であることもある。 標準的なデジタル・ビーム形成は、ナロー・ヌルのために、サイドローブ構造 よりも、ビーム間の分離を増大させるのに効果的である。通常、形成される各ビ ームは、干渉ビームの規定される見通し方向(look direction)に対し1つのヌ ルを表すことができる。しかし、標準的なデジタル・ビーム形成には、指示誤差 に対する感度,帯域幅および軌道のダイナミックスについて、特にスティッキー ・ビーム(sticky beam)に関して考慮すると制約がある。ステ ィッキー・ビームとは、衛星が空中を移動しても実質的に地表に固定される終点 を有するビームを指す。割り当てられるビーム方向が実際のビーム方向から逸脱 すると、シャープなヌルは実際の方向と一致しない。これは、割り当てられるビ ーム方向がビームに中心を合わせられないために起こる。その結果、標準的なデ ジタル・ビーム形成の利点には限界がある。 好適な実施例においては、標準的ビーム形成のナロー・ヌルの有効性の限界が 、基調をなすアルゴリズムを強化してより広いヌルを生成することによって排除 される。これらのより広いヌルは、場合によってはビーム幅のかなりの部分を占 め、また場合によってはさらに広いこともある。それに由来する強化デジタル・ ビーム形成法は、ビーム指示,走査および帯域幅関連の誤差においてより許容性 が高い。 標準的DBF用途で用いられてきたアルゴリズムの1つは、最良線形不偏推定子 (BLUE:best linear unbiased estimator)である。このアルゴリズムは、アレ イの重み係数を調整して、所望の信号推定値の分散を最小にする。BLUEアルゴリ ズムは、各ビームに関して他のすべてのユーザの方向のヌルを強制的に深くする ので、指示誤差に敏感である。EDBF法をBLUEアルゴリズムと共に用いてその有効 性を高めることができる。 強化デジタル・ビーム形成アルゴリズムは、線形アンテ ナ・アレイに関して下記のように公式化される。所望の見通し方向の集合が与え られると、複素数化された変換マトリクスTが導かれる。このマトリクスの行は アンテナ要素に対する加重である。本発明の好適な実施例においては、Tマトリ クスが最適化されて所望の方向に沿うビームが生成され、それらの間には相互に 広いヌルが表される。この場合、個別の信号の到達角度(AOA:angle of arrival )に関する情報を得ることができる。 ビーム見通し方向は、システムに与えられるAOAの推定値に対応する。AOAが正 しい場合は、特定のビームはいずれもそれ自身の所望の信号を主として受信し、 他のすべての信号は形成されるワイド・ヌルにより最大限ヌル化される。その結 果、所望の信号は少量の信号レベルを失う。 第3図は、K個の全方向性アンテナ要素の線形アレイと異なる発信源からのJ 個の入射面波を示す。発信源はある場合は受信機であり、またある場合は送信機 である。受信機および送信機は、所望の信号源となることも、非所望信号の発信 源となることもあり得る。図面を簡単にするために、1つの動作周波数fを想定 し、半波長λ/2の均一な要素間隔が存在する。 xはx軸に沿ってλ/2単位の単位間隔で均一に隔てられるK個のアンテナ要 素位置310の実数ベクトルと定義する。また、sはJ個の入射面波320の複 素数包絡線を表すものとし、ψは対応する到達角度330とする。言い 換えると: これらの式を、アンテナ位置ベクトル,入射信号ベクトルおよび到達角度ベクト ルをそれぞれ定義する等式の集合とする。次に、K個のアンテナ素子に対する被 受信信号ベクトル^rは、次式の形で表される: ただしAはKxJ複素数値方向付けマトリクスであり、このマトリクスの列は到 達角度に対応する方向付けベクトル、ψの成分であり、nはゼロ平均加法ノイズ ・ベクトルである。特に: ただしajはj番目の方向付けベクトルである。これは、角度ψjにおいて入射す る平面波信号によるK個のアンテナ要素に対する位相シェーディング(phase sh ading)を表す。 デジタル・ビーム形成の目的は、被受信信号ベクトル^rに関して動作する変 換マトリクスTを導いて、入射信号ベクトルsの最適な推定値を求めることであ る。言い換えると、rが与えられると、最適性の適切な規準を満たすsの推定値 が求められねばならない。詳しくは、適切な推定値^sは次式を最小限にするs の値である: (4)の傾斜をゼロに設定すると:となり、所望の推定値が求められる: ただしJxK変化マトリクスを と定義すると: となり、入射信号ベクトルの最適推定値が得られる。(6)の推定値は、最良線 形不偏推定子(BLUE)と称されることがある。この場合は、最良とは最適を示す ;線形とは推定値が(8)に示されるように線形演算子を含むことを示し、不偏 とは誤差式(4)がノイズ共分散により正規化されることを強調する。 アンテナ要索に関連するノイズ・ベクトル成分が数値的に独立であるゼロ平均 および等分散σ2 nであることを前提とすると、ノイズ共分散マトリクスは、次に ようになる: そして(6)により、変換マトリクスは次のように簡約になる: これで: が導かれる。これは推定値の誤差^sがTnであることを 示す。この推定誤差の相対的な大きさは、明らかに推定値の質に関係する。T内 の行はnと相関しないなど、統計的前提を適切に設定すると、推定される信号は 以下の近似式で与えられる: 重要なのは、ノイズがない場合は、推定値^sが実際の入射信号ベクトルsと 等しいことである。(2)と(8)を考慮すると次式が導かれる: ただしrは、被受信信号ベクトル^rのノイズのないものである。明らかに、T は被受信信号ベクトルr、すなわち入射信号成分の複素数組成から入射信号ベク トルsを抽出することのできるフィルタとして機能する。好ましくは、Tの行と rの各ドット積が対応する入射信号を抽出し、他の信号を完璧に濾波する。これ は、TのJ行が、対応する到達角度ψと共に空間的通過帯域フィルタまたはビー ムを形成し、それらの間に相互ヌルを維持するということに等しい。 大型のアンテナ・アレイを有する通信衛星上で強化デジ タル・ビーム形成を行うには、オンボード・デジタル信号処理(DSP)サブシス テムからの実質的な演算支援が必要である。軌道のダイナミックスおよび高速移 動ビームまたはスティッキー・ビームに対する必要性により、演算負荷は大幅に 増大する。衛星がその軌道を進行すると、地表の特定の点にビームを維持するこ とが望ましい。望ましくは、これは、適切な累進位相増分を所望信号および非所 望信号に関連する角度(方向)に加えることによって達成することができる。 好適な実施例においては、当初の到達角度ψを当初の到達角度を中心とする角 度の密度の高いクラスタに置き換えることによって相互のワイド・ヌルが実現さ れる。これにより密接する複数のヌルが強制され、当初の角度の周囲により広い 角度阻止が効率的に達成される。好ましくは、このクラスタには3つの到達角度 が含まれ、そのうちの2番目が当初の角度の1つと等しい。通常、連続するクラ スタ角度間の角度分離は、アレイのビーム幅の小分数であるが、間隔は均一でな くともよい。望ましくは、全クラスタ角度の集合を到達角度の正当な集合として 用いると、広い相互ヌルを有するビームが形成される。 ワイド・ヌルは、基本的なクラスタ化法に多少の修正を加えて実現される。好 適な実施例においては、第1の当初の到達角度ψ1が他のすべての当初の到達角 度と関連するクラスタと合成され、到達角度リストΨとなる。次に標準 的DBF法をこの拡大された到達角度リストに適応することで、当初の方向(ψ1) における1つの良好なビームが得られる。これは、クラスタがそこに存在しない からである。これを強化デジタル・ビーム形成(EDBF:enhanced digital beamfor ming)と呼ぶ。当初の到達角度の各々についてこのプロセスを体系的に繰り返す と、広い相互ヌルを有する必要なビームが生成される。 第4図は、本発明の好適な実施例によるEDBF手順の流れ図を示す。手順400 は段階402で始まる。 段階404において、到達角度が決定される。到達角度は次式で説明される: 段階406において、ヌルのクラスタが各到達角度について作成される。クラ スタは次式で説明される: 段階408において、強化変換マトリクスが以下のように空のリストに設定さ れる: 段階410において、計数変数(counting variable)(N)が1に初期化さ れる。段階412において、N番目の到達角度と他のすべての信号のクラスタと を用いて平滑化リスト(flattened list)が作成される。首い換えると、当初の 第1到達角度が以下のように、第1角度クラスタを除くすべてと合成される: ただしL=(J−1)(2I−1)−1である。 段階414において、方向付けマトリクスが次式を用いて計算される: 段階416において、標準変換マトリクスの第1行が次式から計算される: 段階418において、第1行が強化変換マトリクスTeに追加される。段階4 20で、計数変数Nが1だけ増分される。 段階422において、所望の信号をさらに計算するか否 かの照会がなされる。所望の信号がすべて計算された場合は、手順400は段階 430に進み終了する。言い換えると、ψ={}の場合はTeを戻して手順が終 了する。所望の信号の全部が計算されていない場合は、手順が段階424に進む 。 段階424において、クラスタが回転される。好ましくは、これはψの第1要 素を除いて、χを左に回転させるということである。段階424の後で、手順4 00は段階412に戻り、第4図に示されるように反復される。 上記のように、強化変換マトリクスTeは空のリストとして始まり、ψにおけ る当初の到達角度のそれぞれについて1度に1行ずつ再帰的に構築される。望ま しくは、段階412〜424の各ループについて、標準DBFマトリクスTsの第1 行がTeに追加され、ψの最初の要素が除かれて、角度クラスタ・リストΨが左 に回転される。従って、ψ内のすべての要素が用いられると、手順400は強化 変換マトリクスを戻して、アルゴリズム手順が終了する。 第5図は、EDBF法を用いて生成されるビーム510とヌルのクラスタ(ワイド ・ヌル)520の広角度図である。計算はEDBFおよび標準DBFを用いて、16要 素の線形アレイおよび2つの到達角度について行われた。この例では、所望のビ ーム(信号)510は45度にあり、非所望信号は135度にある。 第6図は、本発明の好適な実施例によるアンテナ・ビー ム・パターンのヌル付近の領域のより詳細な図である。第6図においては、4度 のセグメント(第5図から)が示されて、本発明のEDBF法を用いて得られるワイ ド・ヌル610の有効性をさらに実証する。ナロー・ヌル(狭いヌル)620が 比較のために示される。ナロー・ヌル620は、標準DBF法を用いた結果である 。ナロー・ヌル620は、図示されるように1つの角度にしか効果を持たない。 ナロー・ヌル620は1度の小分数の広がりであり、すなわち1点において−6 0デシベルのレベルを達成する。EDBF法によるワイド・ヌル610は、数度の幅 を持ち、すなわち広い範囲に亘り−60デシベルのレベルを達成する。ワイド・ ヌル610をより有効に用いて、非所望信号により起こる干渉を最小限に抑える ことができる。 さらに計算が実行され、同一の16要素アレイの実例の2つの予め形成された ビームが0.5度ずつ走査される。シミュレーションの結果、ワイド・ヌルは0 .5度ずつ同量にビームを追跡することがわかる。また、この結果により、強化 デジタル・ビーム形成は、従来の走査可能なビームに比べて性能の限界を提供す ることもわかる。 デジタル・ビーム形成は、単独の動作周波数、おそらく通信システムの動作帯 域幅の中心周波数について公式化されている。帯域幅Bが搬送周波数fcの小分 数である狭帯域システムについては、帯域全体についてfcにおいてDBF方式を安 全に適用して、帯域端での性能の低下を極めて低 くすることができる。しかし、分数帯域幅B/fcが増加するにつれて、ヌルの 移動が増大すると性能の低下が顕著になる。これは、より大きな分数帯域幅を持 つシステムにっいて標準的DBF性能を制限することの多い残念な現象である。 EDBFは帯域幅によるこのような低下を最小限に抑える。EDBFは、広い相互ヌル を与えて干渉を軽減することにより、衛星通信システムの有効性を大きくする。 帯域幅がより大きい場合は、EDBF法と共にチャネル化を用いることができる。こ の場合、動作帯域は許容可能なEDBF性能に対応するだけ充分に小さいサブ帯域に 分割される。 強化デジタル・ビーム形成アルゴリズムにより形成されるビーム・パターンは 受信動作および送信動作に等しく良好に適応され、望み通りデジタルに方向付け することができる。方向付けの程度がビーム幅の分数に限られる場合は、ワイド ・ヌルがすべてそれに応じて方向付けされ、それによって望ましくない共チャネ ル干渉を抑える。すなわち、強化デジタル・ビームフォーマのTマトリクスは標 準DBFのTマトリクスほど頻繁に更新する必要がない。 強化デジタル・ビーム形成アルゴリズムは、狭い相互ヌルおよび広い相互ヌル 、すなわちより一般的には所望の幅の相互ヌルの組み合わせを生成するためにも 用いることができる。このような融通性により、異なるビーム幅と異なるヌル幅 を有する平行ビームが可能になる。 第7図は、本発明の好適な実施例により、受信機においてEDBF法を用いる手順 の流れ図を示す。手順700は段階702で始まる。 段階704において、所望信号の数が識別され、到達方向が所望の信号の各々 に関して決定される。場合によっては単独の所望信号が考察される。また、多く の所望信号が考察される場合もある。 段階706において、非所望信号の数が識別され、到達方向が非所望信号の各 々に関して決定される。場合によっては単独の非所望信号が考察される。また、 多くの非所望信号が考察される場合もある。 本明細書に開示される強化デジタル・ビーム形成アルゴリズムは、有効に機能 するために到達方向情報を必要とする。好適な実施例においては、GPS補助位置 特定システムを用いて到達方向を求める。代替の実施例においては、方向発見サ ブシステムに到達角度情報を備えることができる。このサブシステムは既存のア レイの一部または全部を利用して、入射源の方向を正確に発見する。好適な実施 例においては、到達角度が二次元で決定される。代替の実施例においては、到達 角度は三次元で決定される。 段階708において、ヌル化法(nulling strategy)が受信モードについて決 定される。ヌル化法には、ワイド・ヌルの特徴化が含まれる。ワイド・ヌルは、 ヌルのクラスタによって構成される。カバレージ範囲が設定される。カ バレージ範囲は、ワイド・ヌルの幅を決定する。カバレージ範囲は非所望信号の 各々について異なることもある。 また、ワイド・ヌルを設定するために用いられるナロー・ヌルも決定される。 好適な実施例においては、クラスタ内のナロー・ヌルの最小数は3である。場合 によっては、各非所望信号がそれに伴うワイド・ヌルを有することがある。また 、それに伴うワイド・ヌルを持たない非所望信号もある。 実施例によっては、ヌル化法を展開するにあたり量子化が問題となることがあ る。ビーム数とそれらの相対的位置もヌル化法の要因となりうる。 ヌル化法は、未知の干渉信号源の数にも影響を受けることがある。ある方向ま たは干渉源が省略されたりわからない場合、強化デジタル・ビームフォーマはそ の方向に非所望信号を設定しない。この場合、EDBFは他のビーム・パターン内で その方向にはヌルを示さない。これは、競合システムがビームフォーマに未知で あり、無視される1つ以上の入射信号を与える場合に起こる。好適な実施例にお いては、方向がわかるとEDBFはこれら外部源の方向にヌルを形成する。代替の実 施例においては、ヌルを広くして、疑わしい干渉源をカバーすることもできる。 段階710において、第4図に示される手順を用いて強化変換マトリクスが決 定される。段階712において、アンテナ・アレイの重み係数が決定される。重 み係数は、強 化変換マトリクスから決定される。 段階714において、所望信号および非所望信号が受信機により受信され処理 される。所望信号のレベルが最大になり、少なくとも1つの非所望信号のレベル がワイド・ヌルを用いて最小になる。手順700は段階716で終了する。 第8図は、本発明の好適な実施例により、送信機においてEDBF法を用いる手順 の流れ図を示す。手順800は段階802で始まる。 段階804において、いくつかの所望信号に関して信号レベルと方向が決定さ れる。場合によっては単独のビームが用いられる。また場合によっては多くの所 望信号に対応するために多くのビームが必要とされる。 段階806において、いくつかの非所望信号に関して信号レベルと方向とが決 定される。これらの非所望信号の各々について送信方向が決定される。送信機の 場合、非所望信号はこの信号により悪影響を受ける既知の受信機を表す。これら の既知の受信機において許容レベルの干渉を設定する信号レベルも決定される。 場合によっては単独の非所望信号が考察される。また、多くの非所望信号が考察 される場合もある。 本明細書に開示される強化デジタル・ビーム形成アルゴリズムは、有効に機能 するために送信方向情報を必要とする。好適な実施例においては、GPS補助位置 特定システム を用いて送信方向を求める。代替の実施例においては、地上サブシステムに送信 角度情報を備えることができる。 好適な実施例においては、送信角度が二次元で決定される。代替の実施例にお いては、送信角度は三次元で決定されることもある。 段階808において、ヌル化法が設定される。ヌル化法には、ワイド・ヌルの 特徴化が含まれる。ワイド・ヌルは、ヌルのクラスタによって構成される。カバ レージ範囲が各非所望信号について設定される。カバレージ範囲は、各ワイド・ ヌルの幅を決定する。カバレージ範囲は非所望信号の各々について異なることも ある。また、カバレージ範囲は、送信機の相対的位置に基づいて可変することも ある。たとえば、宇宙に基地を置く送信機のワイド・ヌルのカバレージ範囲はそ の相対的位置が変わると可変する。 また、各ワイド・ヌルを設定するために用いられるナロー・ヌルの数も決定さ れる。好適な実施例においては、クラスタ内のナロー・ヌルの最小数は3である 。場合によっては、各非所望信号がそれに伴うワイド・ヌルを有することがある 。また、それに伴うワイド・ヌルを持たない非所望信号もある。 実施例によっては、ヌル化法を展開するにあたり量子化が問題となることがあ る。ビーム数とそれらの相対的位置もヌル化法の要因となりうる。 ヌル化法は、不正確な位置にある受信機にヌルを提示し ようとすることでも影響を受けることがある。受信機の方向がわからない場合、 強化デジタル・ビームフォーマはその方向にワイド・ヌルを形成しない。これは 、2つ以上のシステムがスペクトルを共有しようとする場合に起こることがある 。好適な実施例においては、EDBFは、その正確な方向がわからないので、これら 識別されない受信機の方向にはヌルを形成しない。代替の実施例においては、ヌ ルを広くして、疑わしいエリアをカバーすることもできる。 段階810において、第4図に示される手順を用い、到達角度を送信角度の置 き換えて強化変換マトリクスが決定される。段階812において、アンテナ・ア レイの重み係数が決定される。重み係数は、強化変換マトリクスから決定される 。 段階814において、主ビームが所望方向に送信され、ワイド・ヌルが非所望 信号受信機に向けられる。所望信号方向に送信される信号のレベルが最大になり 、少なくとも1つの非所望信号方向に送信される信号のレベルがワイド・ヌルを 用いて最小になる。手順800は段階816で終了する。 現在のシステムではスペクトル効率が低くなることがあるが、これは特に、充 分な分離を行うためにビーム間により大きな間隔が必要とされるためである。本 発明で用いられる強化デジタル・ビーム形成は、広い相互ヌルのためにビーム間 の分離を増大するのに効果的である。本発明の好 適な実施例においては、共チャネル・ビームは広い相互ヌルにより提供される追 加の分離の強度のために、より近くに配置される。 強化デジタル・ビーム形成は、基本的には開ループの概念である。ビームフォ ーマに対して必要な入力は、ビームを形成しようとする所望の見通し方向の集合 である。そのために、これらの方向が正確でないと、ビームは実際の発信源から 離れた場所を指し示す。さらに重大なことは、相互ヌルが理想的な位置からずれ て、全体的な性能が低下することである。強化デジタル・ビーム形成法を用いて 設定されるアンテナ・パターンは、ヌルを広くすることで不正確性に対してより 許容性を持つ。 これらのアンテナ・パターンは、指示誤差や他の不正確性があると、干渉信号 を阻止する機能を持つ。干渉阻止量は、ヌルのカバレージ範囲の広さと、カバレ ージ範囲内に提供されるナロー・ヌルの数に基づく。ビーム・パターンにワイド ・ヌルを設定するためにカバレージ範囲とヌル数が変更され、これらのワイド・ ヌルは干渉信号の方向に置かれる。 強化デジタル・ビーム形成計算が必要に応じて実行される。更新速度は、所望 のおよび非所望の送信機および受信機に対する衛星位置の変化を含むいくつかの 要因に依存する。たとえば、仰角の変化速度が0.0569°/sの場合、これ は1フレーム長が90msecとして0.005° /フレームに相当する。ビームフォーマの修正が0.5°毎に必要とされると、 AOA情報を100フレーム毎に更新する必要がある。これは、デジタル信号プロ セッサを利用して実行することができる。しかし、この計算は単に変換マトリク スTを形成するためだけのものである。ビームを形成するには、この変換をデー タ上で実行しなければならない。この演算は線形変換を計算するより簡単である が、はるかに頻繁に行わねばならないので処理速度要件を支配する。好適な実施 例においては、この処理速度は特殊な平行プロセッサを用いて達成される。これ は、EDBFの線形変換を抽出するために用いる方法または規準に関わらず当てはま る。 代替の実施例においては、プロセッサは対数システム(LNS:logarithmic numb er system)演算を用いる。乗算演算を乗算器でなく加算器で行うことができる のでLNS演算により利点が得られる。デジタル加算器回路は匹敵する乗算器回路 よりもはるかに小さい傾向がある。そのため、LNS演算ユニットを組み込むこと により、ビーム形成プロセッサアレイの寸法を小さくすることができる。 LNSプロセッサは、対数変換器,加算回路,加重回路および逆対数(log-1)変 換器を備えることができる。対数変換器および逆対数変換器は、上記の関連発明 Nos.1〜4の同時継続出願の米国特許出願に開示される変換器のうち任意のもの を用いて実現することができる。 強化デジタル・ビーム形成アルゴリズムはアンテナ・アパーチャ・テーパがあ る場合もない場合も用いることができ、ビーム解像度はテーパにより可変するこ とがある。通常、展開可能なアンテナ・アレイはサイドローブが充分に低い構造 を制御し維持するためにアパーチャ・テーパを有するが、同等量のビームの広が りが犠牲になる。アパーチャ・テーパは、予測できないサイドローブ干渉に対す る対策として従来のアレイ設計に用いられる。 好適な実施例においては、アパーチャ・テーパが強化デジタル・ビーム形成と 共に用いられる。シミュレーションにより、多少ビームが広がりサイドローブ構 造が低くなることを除いて、アパーチャ・テーパは強化デジタル・ビーム形成に はほとんど悪影響を及ぼさないことがわかっている。代替の実施例においては、 種々のアパーチャ・テーパ法を強化デジタル・ビームフォーマと組み合わせて利 点を得ることができる。 本発明の方法および装置により、衛星通信システムの機能は、ワイド・ヌルを 持つアンテナ・パターンを用いることにより大幅に強化することができる。ワイ ド・ヌルを用いて干渉信号の影響を最小限に抑えることは種々の用途に最適化す ることができ、本発明の方法および装置を利用するシステムではその他のコスト 上の利点も得られる。 本発明は好適な実施例に関して上記に説明された。しかし、本発明の範囲から 逸脱せずにこの実施例に変更および 修正を加えることができることは、当業者には認識頂けよう。たとえば、好適な 実施例はビームフォーマについて特定のブロック図を用いて開示されるが、異な るブロック図を用いる他のシステムも構築可能である。従って、当業者に明白な これらとその他の変更および修正は、本発明の範囲に包含されるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ワーブル,キース・バクラブ アメリカ合衆国アリゾナ州チャンドラー、 サウス・ラグナ3215 (72)発明者 パン,シャオ−ウェイ アメリカ合衆国イリノイ州レイク・ズリッ チ、ウエスト・ハーバー・ドライブ157 (72)発明者 ワン,シェイ−ピン・トーマス アメリカ合衆国イリノイ州ロング・グロー ブ、エッジウッド・レーン1701 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.K(Kは整数)個の非所望信号からの干渉を軽減する方法であって: 第1数の所望信号を識別する段階; 第2数の非所望信号を識別する段階であって、前記第2数の非所望信号が前記 K個の非所望信号を含む段階;および 前記K個の非所望信号に向けられるワイド・ヌルを提供することにより前記K 個の非所望信号からの前記干渉を軽減する段階であって、前記ワイド・ヌルがヌ ルのクラスタである段階; によって構成されることを特徴とする方法。 2.前記軽減段階が: 前記第1数の所望信号に関するビーム方向を決定する段階;および 前記K個の非所望信号に関するヌル方向を決定する段階; によってさらに構成されることを特徴とする請求項1記載の方法。 3.前記軽減段階が、二次元の到達角度を用いて前記ビーム方向および前記ヌ ル方向を決定する段階によってさらに構成されることを特徴とする請求項2記載 の方法。 4.前記軽減段階が、三次元の到達角度を用いて前記ビーム方向および前記ヌ ル方向を決定する段階によってさらに構成されることを特徴とする請求項2記載 の方法。 5.前記軽減段階が: 前記ヌル方向周囲のカバレージ範囲を決定する段階;および 第3数のヌルをカバレージ範囲内に提供する段階; によってさらに構成されることを特徴とする請求項5記載の方法。 6.前記軽減段階が、強化デジタル・ビーム形成(EDBF)アルゴリズムと強化変 換マトリクスを用いて前記第3数のヌルを提供する段階によってさらに構成され ることを特徴とする請求項5記載の方法。 7.前記EDBFアルゴリズムが: a)ゼロ要素を有する強化変換マトリクスを作成する段階; b)前記第1数の所望信号内にN個の所望信号に関する到達角度を識別するN 個のビーム方向を決定する段階; c)J番目のビーム方向を識別する段階であって、前記J番目のビーム方向が N個の所望の信号内のJ番目の所望信号に関する到達角度を識別する段階; d)前記第2数の非所望信号内の前記K個の非所望信号に関して到達角度を識 別するK個のヌル方向を決定する段階; e)角度のK個のクラスタを構築する段階であって、1つのクラスタが1つの ヌル方向に関して構築される段階; f)前記J番目のビーム方向の前記到達角度と前記K個の角度クラスタとを合 成することにより平滑化リストを構築する段階; g)前記平滑化リストを利用して方向付けマトリクスを計算する段階; h)前記方向付けマトリクスを利用して標準変換マトリクスを計算する段階; i)前記標準変換マトリクスの第1行を前記強化変換マトリクスに追加する段 階; j)前記J番目のビーム方向を放棄する段階; k)前記平滑化リストを左方向に回転する段階; l)Jを増分する段階; m)JがNより大きくない場合は、段階c)に戻り、段階c)ないしm)を繰 り返す段階;および n)JがNより大きい場合に終了する段階; によってさらに構成されることを特徴とする請求項6記載の方法。 8.複数の非所望信号からの干渉を軽減するために受信機を動作する方法であ って: 前記受信機において第1数の所望信号と第2数の非所望信号とを含む信号を受 信する段階であって、前記第2数の非所望信号が前記数の非所望信号を含む段階 ; 前記第1数の所望信号に関するビーム方向を決定する段階; 前記数の非所望信号に関するヌル方向を決定する段階であって、所望信号がビ ーム方向を定義し、非所望信号がヌル方向を定義し、前記ビーム方向および前記 ヌル方向は二次元の到達角度を用いて決定される段階;および 前記受信機により、前記数の非所望信号に向けられるヌルのクラスタを提供す ることによって、前記数の非所望信号からの前記干渉を軽減する段階; によって構成されることを特徴とする方法。 9.アレイ・アンテナと共に用いる強化デジタル・ビームフォーマを用いて干 渉を軽減するために送信機を動作する方法であって、前記アレイ・アンテナが複 数の方向付け可能なアンテナ・ビーム・パターンを提供する複数の放出要素を有 し、前記強化デジタル・ビームフォーマが前記複数の方向付け可能なアンテナ・ ビーム・パターンを制御する少なくとも1つの制御マトリクスを提供する方法で あって、前記方法が: 少なくとも1つの方向付け可能なビーム・パターンを送信する段階であって、 前記少なくとも1つの方向付け可能なビーム・パターンが所望の信号方向におけ る第1レベルの少なくとも1つのビームと複数の非所望信号とを備え、前記複数 の非所望信号が干渉レベルを決定する段階; 前記強化デジタル・ビームフォーマと前記少なくとも1 つの制御マトリクスとを用いて前記干渉レベルを削減する段階; 前記少なくとも1つの制御マトリクスを調整して前記第1レベルを増大する段 階; 前記少なくとも1つの制御マトリクスを再調整して、少なくとも1つのヌルの クラスタを提供する段階であって、前記少なくとも1つの1つのヌルのクラスタ が前記干渉レベルを削減する段階;および 前記調整段階と前記再調整段階とを複数回繰り返して、前記第1レベルを増大 させ前記干渉レベルを減少させる段階; によって構成されることを特徴とする方法。 10.アレイ・アンテナと共に用いる強化デジタル・ビームフォーマを備える トランシーバ・サブシステムであって、前記アレイ・アンテナが複数の方向付け 可能なビーム・パターンを提供する複数の放出要素を有しており、前記トランシ ーバ・サブシステムが: アレイ・アンテナ; 前記アレイ・アンテナに結合される複数の受信機モジュール; 前記複数の受信機モジュールに結合される複数のアナログ−デジタル(A/D) 変換器; 前記アレイ・アンテナに結合される複数の送信機モジュール; 前記複数の送信機モジュールに結合される複数のデジタル−アナログ(D/A) 変換器; 前記複数のA/D変換器に結合され、前記複数のD/A変換器に結合される強化デジ タル・ビームフォーマであって、前記強化デジタル・ビームフォーマを用いて前 記複数の方向付け可能なアンテナ・ビーム・パターンのうち少なくとも1つのパ ターンにおいてワイド・ヌルを生成する強化デジタル・ビームフォーマ;および 前記強化デジタル・ビームフォーマに結合されるデータ・プロセッサ; によって構成されることを特徴とするトランシーバ・サブシステム。
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