JP2001507829A - データ伝送及び編集 - Google Patents

データ伝送及び編集

Info

Publication number
JP2001507829A
JP2001507829A JP51911098A JP51911098A JP2001507829A JP 2001507829 A JP2001507829 A JP 2001507829A JP 51911098 A JP51911098 A JP 51911098A JP 51911098 A JP51911098 A JP 51911098A JP 2001507829 A JP2001507829 A JP 2001507829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
file
edited
version
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP51911098A
Other languages
English (en)
Inventor
ベンヨン、ポール・ロバート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
British Telecommunications PLC
Original Assignee
British Telecommunications PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by British Telecommunications PLC filed Critical British Telecommunications PLC
Publication of JP2001507829A publication Critical patent/JP2001507829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/10File systems; File servers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing
    • G06F40/166Editing, e.g. inserting or deleting

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ファイル記憶兼転送システムで使用するための装置であって、この装置は少くとも第1のHTML文書を記憶するためのファイルを備えたウエブサーバと、前記第1の文書をインターネットを経由してウエブブラウザを運行している端末計算機に向けて送るための通信ポートとを含んでおり、端末計算機では第1の文書が編集され、また通信ポートでは、編集されたファイルをそれから受取るために、前記文書の別な部分を認識するようにされており、通信ポートでは前記編集の際に、編集すべき前記文書の部分だけがインターネット上を運ばれるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】 データ伝送及び編集 この発明は計算機に接続された網上で(例えばテキスト文書を表わす)データ のファイルを編集し管理するための装置及び方法に関する。 多くの計算機は国際的に見て通信リンクと網を介して一緒に接続されている。 共通の通信プロトコルの発展は、さまざまなこのような計算機が、ある点では単 一でありまた、地理的には分散している網のように振舞っており、これがインタ ーネットという用語で汎く知られている。 一つの計算機のファイルがアクセスされて別なものに送られるようにする一つ の機構がハイパーテキストリンクの使用によって提供されており、現在使われて いて、広くワールドワイドウエブ(WWW)の名で有名になっている。 多くのホスト計算機サイトはハイパーテキストサーバプログラムでhttpd(Hype rText Transfer Protocol Daemon)のようなものを用意するようにされており、 また(例えばパーソナルコンピュータのような)網アクセス端末はハイパーテキ スト通信クライアントプログラム(広く“ブラウザ”と呼ばれている)でMosaic (TM)(the Universityof Illinoisにあるthe National Centre for Supercomputi ngApplications(NCSA)から入手可能;Explorer(TM)(Microsoft Inc.から入手可 能);Netscape Navigator(TM),(Netscapeから入手可能)を動作するようプログ ラムされている。このようなクライアントプログラムは遠隔通信チャンネルを介 して通信できるようにされていて、(一般にはローカル電話ラインのようなエン ドユーザリンクとか、Compuserverとか、本願出願人のような網アクセスプロバ イダを介したもっと大容量のリンクを含んでいて)、特定のファイルに対するプ ログラム要求をサーバを運行しているホスト計算機に送り、そのファイルを受取 ると、ファイル内容を表示するようにされている。 大部分のファイルはその文書形態がHypertext Markup Language(HTML)である 。このような文書はASCIIテキスト文書を含み、それに制御文字ストリング が散在して、文書の表示を制御するためのブラウザプログラムによって解釈され るコマンドの形をとっている。ブラウザプログラムは多数の異型式の端末計算機 によって走行され、ディスプレイの大きさも異なり、フォントも違い、またグラ ヒ ック機能も違うので、文書表示の実際のフォーマットは端末計算機のユーザイン ターフェースと一緒にブラウザによって決められ、サーバから受取ったハイパー テキスト文書内に埋め込まれているコマンドが基礎とされる。 ハイパーテキスト文書内のコマンドの多くは、パラグラフの切れ目とか、ライ ンの送りとか、フォントの寸法などの文書レイアウトの伝統的な特徴と単純に関 係づけられている。 ハイパーテキストコマンドの別の型式はイメージファイルアドレスもしくはフ ァイル名称についての仕様を含んでいる。これがブラウザプログラムに対して特 定のイメージファイルを検索して、コマンドが置かれた文書内の点で対応してい るイメージを(すなわち“インラインイメージ”として)表示する。 しかし、他の文書からハイパーテキスト文書を区別することはその文書内部に ハイパーテキストリンクすなわち“アンカ(anchors)”を備えることである。各 リンクは次の構成をとる: 1.文書内での定義された点。ここでは何らかの表示されたもの(例えば、単 語とか絵)が“ソフトボタン”として動作し、これが例えば、マウスとか他のポ インティングデバイスまたは矢印キーを含むユーザインターフェースを経てユー ザにより選択できる。 2.別なファイルのアドレスまたはファイル名。これは、記述したようにユー ザが文書の対応する領域を選ぶときは、ブラウザプログラムによって検索されて 、現在の表示の場所に表示される。 多くのもっと長いハイパーテキスト文書は同じ文書の他の部分に向けての内部 ハイパーリンクを含んでいる。一般にこの文書はいくつかの部分に分けられてい て、各々は部分ヘッデングで始まり、文書の出発点(すなわち第1の表示された 部分)にはインデックスがあって部分ヘッデングをリスト(表)としているか、 もっと一般的には、即座のアクセスが求められている文書内の位置を表として示 している。 ヘッデングのリスト内のアイテムは各々がハイパーリンクを含み、各ハイパー リンクに対する文書内の対応する部分ヘッデングにはHTMLコマンドが用意さ れていて、リンクが指定しているラベルであることを特定している。 ファイル転送機構の他の形態が計算機網をまたいで使用されている。例えば、 インターネットをまたいでファイルを送るためにはファイル転送プロトコル(f tp)と呼ばれているコマンドプロトコルが広く使われている。 現在では、文書のハイパーテキスト転送が文書を検索するための情報アクセス 方法として広く使われている;換言すれば、それが大量のデータをダウンロード することを要求するブラウザプログラムを動作させているが、比較的狭い帯域幅 のコマンドと通信信号だけを送り戻しているクライアント計算機端末と一緒に単 方向性情報転送のために広く使われている。 購読文書とか使用に対して課金がされる文書といったある種のハイパーテキス ト文書は、端末計算機において使用者により完成されることになる形式を含んで いる。この形式は一般に名前、住所それに他の人物情報で使用者に関するものの 挿入を要求し、またアイテムのリストの中から(例えば使用している計算機の型 名といった)技術情報から選んだものとか簡単なコメントの挿入を求めることが できる。 この形式を完成させると、一般に、使用者は形式の終りでハイパーテキストリ ンクボタンを選ぶことになり、それによってブラウザが形式の内容を通信チャン ネルを介してサーバに送り戻す。 この発明の特徴は文書を著述するシステムを提供することに関係していて、そ れによると、展開される文書のテキストが時間にわたって繰返し編集される。一 般に、このような文書は最終的にはある段階に到達し、この段階で仕上げがされ 、この点で“発行”もしくは“放出”がされる。 しばしば、技術的仕様といった文書は何人かの著者による作品であり、著者皆 んなが開発中にその文書にアクセスする必要があることになろう。一人の著者の ワードプロセッサ上である一文書を開発するのではなく、一つのものについて作 業する多数の使用者のためにローカルエリア網(LAN)上でその文書を利用可 能とすることは知られている。 多くの技術的文書、すなわち製品使用マニュアルとかシステム規格といったも のは、定期的に変更の対象となり、それが非常に大規模な文書の細かなところと か極く僅かな部分であることがよくある。 この発明の目的はインターネットのような広域網上で利用可能な文書開発シス テムを作ることにある。 現在、HTML文書は一般にパーソナルコンピュータのような端末計算機上で 開発され、編集されており、その後にサーバ計算機上にアップロードされている 。HTML文書はASCII機能を備えたテキストエディタとワードプロセッサ とを用いて直接に作られかつ編集される。 代って、ワードプロセッサ文書を編集してハイパーテキストコマンドを加える こともでき、それにはHTMLエディタとフィルタプログラム、すなわちHTML a ssistance;HoTMetal available from Soft Quad Inc.;cu_html;Web Author av ailable from Quarterdeck Systems Inc.;またはInternet Assistantav ailabl e from Microsoft Incが使われる。このようなプログラムはブラウザプログラム と共に使用できるので、編集したテキストの結果はブラウザプログラムを介して 見ることができる。 インターネットの使用と関連する特別の問題は(他の網でも同じく見付けられ ることではあるが)網の混雑がファイル転送速度に対してもたらす影響である。 インターネットバックボーンリンクをまたいだデータ転送は接続のないもの(コ ネクションレス)であるから、すべての使用者にとって増大するトラヒックの効 果は全体のファイルを転送するのにかかる遅れを統計的に増加させることになる 。ある種のインターネットサーバ計算機の人気がデータ転送で出くわす遅延で使 用者の挫折を生じさせて、インターネットの商業的使用を抑制することになりう る。 インターネットを介して文書著作用システムが提供されたとして、これは大量 の追加情報を網を介して転送することにつながるわけで、そのわけは(一般的に は僅かな)変化のすべてに対して、(一般的には長い)文書全体を転送すること になるからである。 このことは文書を送る間に伝送欠陥(失敗)を生じさせまたすべての使用者に もっと全計に遅れを生じさせるという高い危険性を生じさせよう。 そこで一つの特徴として、この発明は文書通信業編集システムを用意して、例 えばインターネット上で使えるようにし、このシステムでは少くとも編集すべき 文書の部分が編集可能な形式でダウンロードされ、それから編集された部分がサ ーバ計算機に送り戻されることとしている。それによって網をまたぐトラヒック の量を著しく減らすことができる。さらに、文書の一部だけが成功裡に送られる ことが求められるのであるから、伝送欠陥の危険をかなり減らすことができる。 これを達成することは、サーバ計算機において、編集されるべき部分がHTM L形式で転送され、これが現在使用可能とされているブラウザ、例えばNetscape Navigator(TM)のようなもので変換され使用できる形式として行なわれる。 このようにして、この発明はサーバ計算機でソフトウエアにより完全に実施可 能とされ、各端末計算機で使用可能なハードウエアもしくはソフトウエアに何の 変更も要しない。この発明の実施例は、したがって、各端末計算機で従来形式の ハイパーテキストブラウザプログラムを使用し、特別のハイパーテキストエディ タプログラムを何も必要していない。 この発明の他の特徴と実施例とは以下に記述されクレームされるところであり 、その特長は次の記述とクレームとから明らかになろう。 この発明は添付の図面を参照して例として記述して行く。 図1aはこの発明の実施例の中にあるハードウエアを示す構造のブロック図で ある。 図1bは図1aのハードウエアを構成するプログラム要素を示す機能ブロック 図である。 図2は図2aと2bとを含み、図1の実施例の一般的な動作を示す流れ図であ り、とくにサーバ計算機について示している。 図3は図2の文書作成プロセスの動作を示す流れ図である。 図4は図2の文書編集プロセスの動作を示す流れ図である。 図5は図2の文書発行プロセスの動作を示す流れ図である。 図6は図2の文書発行プロセスの動作を示す流れ図である。 図7は図2の文書バージョンロールバックプロセスの動作を示す流れ図である 。 図1aと図1bを参照すると、一実施例では、この発明の構成はCPU21を 含むSUNウエブサーバのようなホスト計算機20と、通信ポート22とメモリ /記憶部25とを含み、計算機20のメモリ25内部にロードされて運行される ワールドワイドウエブサーバプログラム110の制御の下にワールドワイドサー バとして動作するように構成されている。 計算機20は、インターネット105を経由して、通常に計算機端末10に接 続され、その内部のメモリはNetscape Navigator(TM)のようなワールドワイドウ エブブラウザプログラムをロードし動作している。 また、計算機10内に用意されて運行されているものに、GUI(例えばMicrosof t社から市販のWindows3.1(TM)orWindows95(TM),を含む)のようなユーザインタ ーフェースがあり、キーボードとマウスのようなポインタを含む入力手段12の ようなユーザインターフェースを支援している。またビジュアルディスプレイユ ニットの表示(図示せず)とかプリンタ(図示せず)上のようなユーザ出力手段 13がハードディスクドライブ14のようなメモリ上のローカル記憶部とファイ ル処理と一緒にあり、すべてのものがCPU15により制御され、またポート( 例えばモデム)を経てインターネット105と通信をするようにしている。 さらにサーバ計算機110に備えられているものに文書メモリ155があり、 1又は複数のハイパーテキスト文書が記憶されていて、インターネット105を 経てサーバ計算機20によって利用可能とされている;また文書管理プログラム 112があってそれを経由して文書メモリ155内の文書へのアクセスがこの発 明により実行される;さらに文書管理プログラム112により使用するために各 文書の詳細を記憶している文書データベース150がある。 文書管理プログラム112は文書作成サブプログラム115;文書発行サブプ ログラム120;文書編集サブプログラム125;文書削除サブプログラム13 0;文書版管理サブプログラム135;文書解析サブプログラム140;ロック 管理サブプログラム145;及び文書ロールバック(巻戻し)サブプログラム1 47を含んでいる。 この実施例では、サーバ110は通常のhttpdプログラムであり、ブラウ ザプログラム100の制御下で動作している端末10から文書メモリ150内の 文書アクセスができるように動作し、そのやり方は現在動作しているサーバプロ グラムと全く同じである。この動作モードは文書を仕上げるために使用でき、単 方向性であり、その文書の編集を許さない。当業者であれば、ここにこれ以上は 記述はしない動作になじみのあるものと考える。 文書管理プログラム112は、この場合はcgi−binプログラムでありサ ーバ計算機上に置かれている。実施例の動作の概観 この実施例は端末計算機の使用者がサーバ計算機20上でHTMLの文書のコ レクションを作成し、編集することを許し、また他の使用者にアクセスしてその 者達と文書を一緒に著すことができるようにする。 もっと詳しく言うと、使用者は次のことが許される: 1.新文書の作成すること; 2.新文書を編集してその新版を作り、それに新版番号を割当てるとともに先 の版を維持すること; 3.文書の現在版をその文書の新発行に変換し、(もしあれば)最後の発行物 にすべての作業中の版を削除して戻すが、前の発行物は維持し現在の発行物に新 発行番号を割当てること; 4.その文書のコピィを含む文書を削除すること。 各文書についてこれらの動作を可能とするために、文書履歴記録が維持されて いて、そこには文書の各発行と、すべての版(もしあれば)で最後の発行以降の ものとが、それらの作成日付と一緒にリストとされている。 加えて、ある時には1人だけの人が文書の編集をしていることを確かにする試 みがされていて、すでに編集がされている文書にアクセスすることが同時に試み られるときは、後の使用者に警報を送るようにしている。動作方法の概観 文書に直接アクセスするのではなく、この発明によると、文書は文書管理プロ グラム112を介してアクセスされ、アクセスが求められている文書に対する文 書データベース150内のデータを読取って、必要な情報をサーバプログラム1 10を経由して端末計算機10へ供給している。 この文書が編集される場合には、プログラム102は文書メモリ155からの 文書を読取って、編集のためにその文書を訂正し、訂正した文書をサーバプログ ラム110を経てユーザ端末ブラウザプログラム100へ送る。 サーバプログラムを経てこの文書についてののアップロードした編集済み版を 受取ると、文書管理プログラム102はこの文書を再び標準のHTMLに変換し て文書メモリ155内で記憶するようにする。発明の動作の詳細な説明 上述のように、使用者端末10上でのブラウザプログラム100の動作は概ね 通常のものであり、ファイルサーバプログラム110のものと同じである。 文書管理プログラム102の動作を図2を参照してここでもっと詳しく述べる こととする。 段階200では、著者となろうとしている人がブラウザプログラム100を介 して特定の文書にアクセスしようとし(段階200)、その文書のユニフォーム リソースロケータ(URL)アドレスをブラウザプログラム100のURLエン トリィフィールド内にタイプ印書する。このURLは一般には次の形となる: httpd://(ホストコンピュータ)/(文書管理プログラムパス(経路)名)/( パス(経路))/文書ファイル名).htm ブラウザプログラム100からの通信信号の中には使用者端末計算機10の識 別子、あるいはもっと一般的には使用者の識別子(典型的なものは、端末計算機 10のインターネットアドレス)がある。段階205では、サーバプログラム1 10は、通常のやり方で、識別された使用者がURLにより識別された文書の組 にアクセスを許されているかどうか判断する。もしそうでなければそのときは段 階210でアクセスは拒絶されてプログラムは終結する。 その使用者がその組へのアクセスを許されていれば、そのときは段階215で サーバプログラム110はサーバ計算機20に信号を送り戻させて使用者の名前 と使用者のパスワードとを尋ねる。これらを受領すると、段階220では、サー バプログラム110がユーザの名前とパスワードとが有効であるかどうかを判断 し;もしそうでなければアクセスは拒絶されて(段階210)、プロセスは終結 する。もし使用者が有効な使用者と識別されると、そのときは(段階225)文 書の版管理サブプログラム(135)が呼ばれる。 文書の版管理(マネージャ)135はサーバ計算機20に文書データベース1 50を読取らせ、そこには各文書に対して(あるいはもっと正確には、文書の各 組に対してであり、この場合の組は文書のすべての版と発行とを含んでいる)リ ストを記憶しており、このリストにはその文書の先の発行のすべてと最後の発行 以後の版(サブイシュー)のリストが各作成日付と一緒に記憶されている。 文書の版管理(マネージャ)135は、これらの記録から、文書メモリ(15 5)内に保存されている全文書(文書の組)のリストを各文書に対するインデッ クスページへのハイパーリンクと(後述する)、“新文書作成(create new doc ument)”とラベルを付したハイパーリンクと一緒に生成する。このHTMLペ ージは使用者端末10にそこで送られて、そこではブラウザプログラム100に よってそれが表示される。 使用者が“新文書作成”ハイパーリンクを選ぶ場合は(表示されたページの対 応する部分上にカーソルを置いて、クリックするか、“入力”キーを押すかする ことによるが)、ブラウザプログラム100が使用者端末計算機10に文書管理 プログラム102のURLを特定する信号を送り戻し、文書作成サブプログラム を呼ぶ(段階230と235)。文書作成サブプログラム115で実行される動 作は詳細に後で説明される。 使用者がすることができる他の有効な応答は(もしその者が文書管理と編集シ ステムとの対話を続けたいと望むときは)、表示されたページ内に含まれている 文書リストから文書の1つを選ぶ(段階240)ことだけである(例えば、リス ト内部の所望文書上にカーソルで位置を定めてクリックすることによる)。 そうしようとする効果はその文書へのハイパーリンクを活性化して、ブラウザ プログラム100が端末計算機10にURLを送るようにさせ、このURLは次 のように構成されている: (document URL)/index/index.cgi サーバ計算機20でこのURLを受取ると、サーバプログラム110はURL を文書管理ソフトウエア102へ向けて送る。応答して(段階245)、文書の 版管理(マネージャ)サブプログラム135はURLで識別された文書を求めて 文書データベース150をアクセスし;その文書に関する履歴情報を読取り;文 書履歴ページをHTML形式でサーバプログラムに戻し、この形式にはその文書 を発行するための一連のハイパーテキストリンクと一緒に最後の発行以降の文書 の版へのリンクと各発行もしくは版に対する著名及び編集者又はその一方の識別 子と作成の日付とが含まれている。 また、HTMLページ内に存在するものはハイパーリンクで次の名称のものが ある: “view an existing version”(既存バージョンを見る); “edit document”(文書を編集する); “issue document”(文書を発行する); “delete document”(文書を削除する);及び “rollback to a previous version”(前の版へロールバックする)。 このHTML文書はサーバプログラム110により網105を介して端末計算 機10へ送られ、そこでブラウザプログラム100によってそれが表示される。 使用者は情報を目的として内容を見ることで満足することがあり、その場合に はこのシステムによりそれ以上の動作はとられない。 代って、使用者は表示されているボタンの1つを選ぶことができそのボタンは HTML文書インデックスページ内に埋め込まれているハイパーリンクと対応し ている。この場合に、ブラウザプログラム100は端末計算機10に対応するU RLをサーバ計算機20に送らせて、それがサーバプログラム110によって文 書管理プログラム102に送られる。 “view an existing version”(既存バージョンを見る)ボタンは単に文書メ モリ155内の文書そのもののURLを特定している。もし(段階250)使用 者が文書の既存の版を見る意図を信号で送っていれば、この文書が文書メモリ1 55から検索されてサーバ110へ送られる。この文書はサーバ110から使用 者端末10へ送られ、そこではブラウザプログラム110によってそれが表示さ れることになる(段階255)。 もし(段階260)使用者が文書編集ボタンを選んでいれば、ブラウザプログ ラム100は端末計算機10がインターネット105を経由してURLを送るよ うにし、それがサーバ110によって認識されて文書管理ソフトウエア102に 送られて、そこで文書編集サブプログラム125を呼び出す(段階265)が、 これは後に詳述する。 もし(段階270)使用者が文書発行ボタンを選んでいれば、ブラウザプログ ラム100は端末計算機10がインターネット105を経由してURLを送るよ うにし、それがサーバ110によって認識されて文書管理ソフトウエア102に 送られて、そこで文書発行サブプログラム120を呼出す(段階275)が、こ れは後に詳述する。 もし(段階280)使用者が文書削除ボタンを選んでいれば、ブラウザプログ ラム100は端末計算機10がインターネット105を経由してURLを送るよ うにし、それがサーバ110によって認識されて文書管理ソフトウエア102に 送られて、そこで文書サブプログラム130を呼出す(段階285)が、これは 後に詳述する。文書作成(115図1b;段階235図2) 図3を参照して、文書作成サブプログラム115を構成する段階はここで詳述 されることとする。 段階300では、文書作成サブプログラムはフォーム(書式)を含んだハイパ ーテキスト文書を作り、書式には文書題名の挿入ができるフィールドと、ファイ ル名の挿入ができるフィールドと、所定の文書テンプレートの選択ができるフィ ールドとがある。HTML対話フォームの作成の一般的な詳細は良く知られてい る。 それは<FORM>という書式で始まり、</FORM>という書式で終わる。HTMLコ マンドで特定される。 題名(タイトル)フィールドは例えば次のようなHTMLテキスト特定される : <INPUT TYPE=“text”NAME=“document title”SIZE=40MAX LENGTH=100> これは40文字のスクリーンウインドウ内で目視可能な最大文書題名長さ10 0文字を設定する。 文書ファイル名フィールドは同じように同じフォーマットに従ってよい(言い 換えればテキストの一行の入力用の正規のHTMLフォーマットである)が、次 の代替を伴う。すなわち、 このストリングに対するNAME=“document file name”が上のストリングに対 するNAME=“document title”に代る。 文書テンプレートフィールドはテキスト領域を含むことができて使用者が文書 テンプレートを直接HTMLで入力できるようにしており、その場合は次のHT MLコマンドで特定がされる: <TEXTAREA NAME=“TEMPLATE”ROWS=8COLS=80> </TEXTAREA>(この例ではフィールドを8ライン高さで80文字幅で作る)。 代って、テンプレートはデフォルトについてのリスト又はプロトタイプのテン プレートのリストからの選択として用意してもよく、例えばHTMLによって用 意されたSELECT機構が用いられ;この場合にはテンプレートのリストは次 のHTMLコマンドとして表すことができる: <SELECTNAME=“list 1”SIZE=5> <OPTION SELECTED>OPTION 1 <OPTION>OPTION 2 … </SELECT> また、ボタンが用意されていて使用者がサーバ計算機に送るべき情報を完成で きるようにしており、例えばHTML言語の<SUBMIT>要素が用いられる。 使用者がファイル名と文書名とを充填して、テンプレートを選び(あるいはデ フォルトテンプレートを残しておくとし)、それからボタンを選んでフォームを 呈示するかアップロードすると(段階305)、ブラウザプログラム100は端 末計算機10にフォームの内容をサーバ計算機20に向けて送り戻すようにし、 サーバ計算機20ではサーバプログラム110がフォームの内容がこれこれであ ることを(例えばそのフォームを戻すURL内部の“cgi”要素の存在によっ て)認識して、フォームの内容を文書管理プログラムに向けて送り、それが内容 を文書作成(手段)に戻す。 文書作成サブプログラム115は呈示された文書ファイル名を調べる。 先ず、文書作成(手段)はファイル名を調べてHTML文書パス(経路)内部 に有効に存在することができない部分を含むかどうかを見る。 もし(段階310)有効でない文字またはストリングがファイル名内部に存在 すると、そのときは(段階315)文書作成サブプログラム115は失敗報告メ ッセージをサーバプログラム110に供給して端末計算機10に送るようにする 。 もし題名がそれ自体で有効であれば、そのときは(段階320)文書作成プロ グラム115は文書データベース150にアクセスして既存のいずれかの文書が 同じファイル題名をもっているかどうかを判断し;もしそうであれば失敗メッセ ージが同じように送られる(段階315)。 もしファイル名が受理できるものであれば、そのときは(段階325)文書作 成プログラム115が文書データベースメモリ150に対して新記録の追加を生 じさせて、新文書のヘッダ要素内部の題名コマンド内に文書題名を編集すること により新文書の第1版を作る。 次に新文書は文書メモリ155内に書き込まれて(段階330)、文書作成サ ブプログラム115は成功メッセージをサーバプログラム110に送って端末計 算機20へ送るようにする。 こうして文書作成サブプログラムの終りには、文書メモリは新文書を含んでい て、そこには基本的な文書構造要素(例えばヘッダと部分(章節))を含んでお り、また新文書題名が含まれ、また対応する記録が文書データベース150内に 存在している。文書URLはURLで文書管理ソフトウエア102と文書ファイ ル名とを一緒に特定するものを含んでいる。文書編集(125図1b;段階265図2) 図4を参照して、文書編集プロセスを詳細に記述して行く。 文書編集サブプログラムは文書メモリ155にアクセスして、インデックスペ ージでそこから編集が特定されたものに対応している文書を検索する。次に(段 階400)文書編集サブプログラム125は文書解析サブプログラム140を呼 出し、その文書を調べてその文書(そこにある部分ヘッデング(章節見出し)に 対応した文書)内部の全ハイパーテキストラベルを呼出す。 次に(段階402)、文書編集プログラム125はこのような部分ヘッデング ラベルの各々に隣接している追加のハイパーリンクテキストを挿入してこの文書 を編集する。このハイパーリンクはインラインイメージ(線内画像)を特定し、 これが、再生時には、次の部分(章節)のテキストを編集するために使用者によ り選択できるようなアイコンを表示する。 さらにまた、このような編集用アイコンの1つは文書の始めに挿入される。 こうして編集された文書は(段階402で)サーバプログラム110に送られ て端末計算機20へ送るようにし、そこではブラウザプログラム100によって 表示される。 この編集用アイコンのインラインイメージとともに、各文書編集用コマンドで 挿入されたものは文書内の位置をどこにするか(例えばラベル)を特定している 。 編集用アイコンの1つを使用者によって選ぶと、ブラウザ100は端末計算機 10に編集用アイコンの文書内位置の特定を含むURLが送られるようにさせ、 それがホスト計算機20にあるサーバプログラム110によって文書管理ソフト ウエア102に送られて、それから文書編集サブプログラム125に送られる。 もし(段階412)選ばれたアイコンが文書の上部のものであれば、これが全 体の文書構造もしくは題名(名称)を編集するために使用者が望むものと対応し ている。 文書題名もしくは構造が編集すべきものであることを示すURLを受取ると (段階的412)、文書編集サブプログラム125はロック管理プログラム14 5を図4の410で示したプロセスで呼出す。 先ず、(段階406)ロック管理(マネージャ)サブプログラム145がその 文書はすでに編集されているということを記録しているか(それ故にロックして いるとされる)かどうか判断する。 もしそうでなければ、ロック管理サブプログラム145はその文書のために文 書データベース記録内にフラグを立ててその文書が現在使用者によりロックされ ていることを示す(段階416)。 もしロックフラグがすでに立てられていれば(文書が現在編集されていること を示せば)、ロック管理(手段)145は他の使用者についての詳細(使用者名 、インターネットアドレス及びその文書がロックされた日付を含む)を含んでい るメッセージを生成して、これをサーバプログラム110へ送り、端末計算機2 0へ送るようにし、それがブラウザプログラム100により表示される。 このメッセージはHTML文書で成り、そこには表示された“オーバーライド ”ボタンがあり、それが使用者によって選ばれると、URLの伝送を生じさせて サーバプログラム110によりロック管理145に送られる。 このようなメッセージが受取られないときは(段階408)、編集プロセスは 終る。もし使用者がロックをオーバーライドしたいときは(段階408)、ロッ ク管理は別のフラグを立てて文書が現在の使用者によりロックされたことを示す (段階416)。 こうして、文書をロックするときのロック管理145の動作は忠告を含んだも のであり、他の者により編集がすでにされている文書を編集するかどうかについ てが使用者に対して開かれといるようにしている。 文書のロックの後に(段階416)、文書編集サブプログラム125は、新し いハイパーテキスト文書を作成し、そこには編集可能なフォーム部分を含むよう にし、また編集可能なフォーム(例えば<TEXTAREA>でデフォルトテキストをコピ イし、このテキストの構成は現在の題名、それに続いてその文書内の部分(章節 )ヘッデングのリストを含む内容の表(すなわち、その文書内部の部分ヘッデン グラベルで特定されるテキスト)、それに続いて各場所について下になっている テキストの本体にある最初のいくつかの単語で成っている。またボタンが含まれ ていて、編集されたフォームをサーバ計算機20に呈示し戻すかアップロードす ることは上述の通りである。 編集可能なフォームは計算機10に送られ(段階418)て、ブラウザプログ ラム100により表示され、また内容が編集できるようにされ(段階420)、 例えば使用者によって題名の言葉使いとか部分(章節)ヘッデングの1つとかが 変更される。 使用者はまた部分のヘッデングの順序を入れかえたり、あるものを削除したり 、リストの中に新しいヘッデングを加えたりができる。 フォームの中にあるアップロードボタンが使用者により選ばれると(段階42 2)ブラウザプログラム100は編集したフォームがインターネット105を経 てサーバ計算機20に戻るようにさせ(段階424)、サーバプログラム110 は編集されたフォームを文書編集サブプログラム125へ送る。 受取ると、文書編集サブプログラム125は版管理(マネージャ)サブプログ ラム135にその文書に対する新版番号を作るようにさせ、その版番号は最後に 記憶した版番号よりも1つ大きなものとする。対応する記録が文書データベース 150内部で作られる。 次に、文書編集(エディタ)は受取ったフォームを調べて、それを送ったフォ ームと比較し;文書メモリ155からその文書の前の版を検索し;この前の版を 編集して次のように新版のテキストを作る。 もし章節ヘッデングがフォームの中で削除されていれば、対応する章節見出し と以下の章節テキストとがHTML文書内で削除される。 もし章節見出しが移動されていなければ、それに対応する章節見出しとテキス トでHTML文書内のものとが移動されて、編集されたHTML文書の構造がフ ォームの中の見出しの新順序を反映する。 もし題名が編集されたか章節見出しのーつが編集されていればその題名もしく は章節の新テキストが古いテキストに代る。 もし章節見出しが挿入されたときは、対応する新章節見出しが次の章節見出し の前に作られる。 もし一つの章節見出の下にあるテキストの始めの単語が移動またはコピイされ て他のもののためとなっているときは、実際のハイパーテキスト文書内の章節見 出しの下にある全テキストが対応する章節見出しのためになるようコピイされる 。 このようにして、文書の構造に対する根本的な変化は内容の表(目次)を処理 することにより使用者により簡単に実効をあげられる。 編集された文書はそこで現在版として文書メモリ155内部に記憶される。 最後に(段階428)、文書のロックが解かれる。 もし編集用アイコンでその文書のテキストの本体内にあるものが選ばれると (段階414)、文書編集(手段)125は再びロック管理(手段)145を呼 んで段階410で示した段階をとり、そこには段階430,432,及び434 があって上述した段階406,408,416と対応している。 文書ロック管理(マネージャ)の実行後に、段階436では、文書編集(エデ ィタ)125は版管理(マネージャ)135に文書メモリ155から文書の最新 版を検索させるようにし、使用者により選ばれた編集用アイコンに対応する文書 の本体内でラベルの位置決めをする。 文書編集(エディタ)は次にこの文書を修正するのにフォームの始めと終りの コマンド(<FORM>;</FORM>)をその章節の周りに置き、編集可能なテキスト領域( <TEXTAREA>)として章節を特定し、その内部では既存のテキストがデフォルトテ キストとなるようにする。上述のように、更新、アップロードもしくは呈示のボ タンコマンドもこのフォームの中には含まれている。 編集可能なフォーム部分を含む修正された文書が、次に文書管理ソフトウエア 102からサーバプログラム110に送られ、端末計算機10に送られ、そこで はブラウザプログラム100がその文書を表示する。しかし、編集可能な部分に 到達すると、ブラウザは埋め込まれたHTMLコマンド上に作用せずに、それに 代って編集可能なテキスト領域内部でASCII文字としてそれらを表示する。 使用者は次に(段階438)でテキストを編集してよく、テキスト部分を変更 するが、テキスト内部に埋め込まれているHTMLコマンドを変更、加除するか してよい。 編集が完了すると、使用者はこのフォームをアップロードし(段階440と4 42とであり、上述の段階422と424とに対応する)。文書編集(エディタ )と版管理(マネージャ)は、段階426と関係して上述したように段階444 において文書の新版を作る。 そこで、段階444の中で示したように、文書編集(エディタ)125は文書 メモリ155から文書の最新版を検索して、編集されている部分を削除し、削除 された部分に対する編集可能なフォームの内容を代りに用いる。その結果は文書 メモリ155内に文書の最新版として記憶される。最後に、段階446では、文 書は上述の段階428のようにロックが解かれる。 こうして、この実施例では、端末計算機は編集済みの文書の部分を含んでいる フォームを戻すだけであり、これが一般に長い文書の小部分だけを表わしている ので、網トラヒックが著しく低減されることになる。 編集可能なフォームを編集するための手段は、無論のことHTMLエディタ、 HTMLフィルタ、又はHTMLアシスタントを端末計算機10で使用すること を含んでいる。文書発行(120図1b;段階275図2) 図5を参照して、文書発行(イシュワ)サブプログラム120の動作を詳しく 開示して行く。 図2の段階270では、使用者が文書の最新版を発行物として安定なものとし たいことを示すときは、対応するメッセージを受取ると文書発行サブプログラム 120が文書版管理サブプログラム135に問合せて文書の現在版が発行物でも あるかどうか判断する(すなわち、最後の発行以後に何も編集が行なわれていな いことを判断する)。 もしそうであれば、そのときは段階510で、文書発行(イシュワ)は使用者 に送り戻すためのメッセージをハイパーテキスト文書として生成し、それがサー バプログラム110に送られて端末計算機10に向けて送り戻されるようにし、 そこでそれがウエブブラウザ100により表示される。このメッセージは現在の 版がすでに発行されており、しかもそれ以上の動作は何もされないことを示して いる。文書発行プロセスはそこで終る。 もしそうでないと(段階505)、文書版管理(マネージャ)はその文書の現 在版が未だ発行されていないことを報告し、文書発行プログラム125が最後の 発行以降のその文書の全版の詳細を要求し、それが文書データベース150から 供給されて、文書データベース150内のこのような文書のすべての記録と文書 メモリ155内部のその文書そのものを削除する。 そこで(段階515)、文書版管理(マネージャ)は文書データベース内の記 録に再番号付けをすることになり、現在(すなわち最後の)版が新発行として再 番号付けされることになる。 例えば、もし現在版が第4発行以降の第11改訂版であると、文書データベー ス内には版4.11フォームとして記録されていることになる(最初の数字は最 後の発行数を、また第2のものは版番号を示している)。ここでそれが発行5 (版5.0)と再番号付けがされる。 さらに、もし文書が<!--IssueStatus-->で始まる行(ライン)をもっていると きは、文書版管理(マネージャ)135は現在の発行または版数と日付、それに その文書にアクセスした使用者の名前を加える。この機能は版数が変更されると きに文書の編集後に実行されてもよい。 最後に(段階520)、文書発行サブプログラム120はサーバプログラム1 10に対してメッセージを送り、端末計算機10に向けて送り戻すようにし文書 が今では発行されたことを示すとともに、番号を与えるようにし、それがブラウ ザプログラム100を経て表示されるようにする。 こうして、文書発行の実行後に、文書の作業版が何もなくなり、一番新しい作 業版が現在の発行として変換されてしまう。文書削除(130図1b;段階285図2) 図6を参照して、文書削除(デリータ)サブプログラム130の動作をここで 詳述する。 最初は、文書ロック管理(マネージャ)145が段階600と630で呼出さ れる(上述の段階406と408とに対応している)。 上述の段階416を実行する代りに、もし文書がロックされていないか、使用 者がロックをオーバーライドする(くつがえす)ことを望めば、そのときは(段 階605)文書削除(デリータ)130は端末計算機10へ送るためのメッセー ジを送出し文書の版全部が削除されることになることを警告する。このメッセー ジ文書は“プロシード(進め)”ハイパーリンクと“キャンセル(取消せ)”ハ イパーリンクとを含んでいる。使用者がこのハイパーリンクの1つを選ぶときは (例えば対応するボタン表示上でマウスをクリックすることによる)、ブラウザ プログラム100はURLを送り戻し、それが文書削除(デリータ)130に向 けてサーバプログラム110から動作のために送られる。 もし(段階610)選ばれたリンクが“キャンセル”ハイパーリンクとして判 断されると、削除プロセスは終る。 そうでなければ(段階610)、文書削除(デリータ)はサーバプログラム1 10に削除されることになっている版をリストしているメッセージ文書を送り (段階615)、そこで版管理(マネージャ)620に命令して、文書メモリ1 55からその文書の全版と全発行とを、また文書データベース150からその文 書の全記録と版とを削除させる(段階625)。 こうして削除(デリータ)の動作後には文書に関する全ての痕跡が残らなくな る。文書版管理(マネージャ)(135図1b) 文書版管理(マネージャ)は上述のように機能する。一般に、そこには3つの インデックスページ文書が維持されていて、それが端末計算機からアクセスでき るようにしている;編集用の文書リストは(上述したように)著者としてのアク セス権利をもつものにだけ利用可能である;現在発行のインデックスページは現 在の(すなわち最大数のついた)発行で文書メモリの中にある全文書の中からの ものをそれらの文書に対するハイパーリンクとともにリストとしている;現在版 のインデックスページは、これらの文書の現在の(すなわち最大数のついた)版 を(各々に対するハイパーリンクとともに)リストとしている。これらのインデ ックスページはまた作成日付と著者を発行/版と対応づけてリストしており、文 書の履歴を文書化した“監査トライアル(audit trial)”を提供している。文書版ロールバック(147図1b;段階295図2) 使用者はある文書の編集した版が取消されるべきであることを決めてよいし、 以前の原稿から作業を始めて、代りとなる編集した版を得たいと思うかもしれな い。このような改版は前に編集した版に対する“ロールバック(巻き戻し)”と 呼ばれている;これは前の版を現在の版と、最新編集版を削除する動作と見るこ とであると理解できる。 図7を参照して、文書ロールバックサブプログラム147の動作をここで詳述 して行く。 初めに、文書ロック管理サブプログラム145が呼出されて(段階700と7 05、上述の段階406と408とに対応している)文書がロックされているか どうかが判断され、もしそうであれば、使用者はロックをオーバーライドしたい かどうかを判断する。 もし文書がロックされていないか、使用者がロックをオーバライドしたければ 、そのときは(段階710)文書版管理(マネージャ)はその文書の前の版を作 った人物の使用者名をさがすよう求められる。各使用者はもしその者自身が編集 した版の著者であったときにはその文書の編集した版を取消すことだけが許され る。 こうして、もし段階715で2人の使用者名が違っていれば、そのときは(段 階720)、このサブプログラムがハイパーテキスト文書を使用者に送り、ロー ルバック要求が拒絶されていることを示し、それがサーバプログラム110に送 られて、端末計算機10に送って、そこでウエブブラウザ100により表示がさ れるようにする。 このメッセージはその使用者が別の使用者によってされた変更の一切をもとに 戻すことができないことと、別な動作が何もされないことを示している。文書ロ ールバックプロセスはそこで終る。 もし現在の使用者名がその文書の前版を作った使用者の使用者名と同じであれ ば、そのときは(段階725)文書版管理サブプログラム135が呼出されて、 その文書の最新版がその文書の最終発行でもあるかどうかを判断する(言い換え れば文書発行サブプログラムでの場合のように、最新発行以降にその文書が編集 されていないかどうかを判断する)。 もしそうであれば、そのときは(段階730)文書はロールバックサブプログ ラムが上述の段階720のように使用者に送り戻すためのメッセージを生成し、 このメッセージは現在の版がすでに発行されていることとそれ以上の動作が何も されないことを示している。このサブプログラムはそこで終る。 現在の版が発行物でない場合には、そのときは(段階735)サブプログラム 147が(段階720と関連して上述したように)ハイパーテキスト文書として 使用者に対して送り戻すメッセージを生成し、このメッセージはその文書の現在 版が前の版で置き換えられることになることを使用者に警告する。 このメッセージ文書は2つのハイパーリンクボタンアイコンを含んでいる;1 つは“プロシード(進め)”とラベルがつけられ、もう1つは“キャンセル(取 消せ)”とラベルが付けられている。使用者がこのハイパーリンクの1つを選ぶ と、ブラウザプログラム100が対応するURLを送り戻し、それがサーバプロ グラム110から文書ロールバックサブプログラム147へ送られる。 もし(段階740)選ばれたハイパーリンクが“キャンセル”ハイパーリンク であると、そこでプロセスは終る。もしそうでなければ(段階745)、サブプ ログラムはサーバプログラム110にメッセージを送り、それがその文書の前の 版が現在版となれないことを示す。このメッセージは端末計算機10に送り戻さ れて、ブラウザプログラムにより表示される。文書版管理サブプログラム135 はそこで呼出されてその文書の最新版を移動(すなわち削除)するようにし、ま た文書データベース150を修正してその文書の前の版がもう一度その文書の現 在版となるよう記録する(段階750)。そこでこのプロセスは終る。 このようにして、図7のプロセスの実行後に、一番最新に編集された文書の版 が削除されて、前の版が後の編集された版の基礎を形成することになる。他の実施例、変形、及び修正 上記実施例は、もちろん、いろいろな点で変形されてよく、それは当業者にと って明らかであろう。 例えば、この発明はインターネット上での使用について記述されたが、諸特徴 は他の型式の計算機網にも応用できる。同じように、この発明はハイパーテキス ト文書に関して記述されたが、埋め込まれた制御文字を備えた他の文書、もしく は一般的な文書、あるいは一般にデータのファイル(例えば画像とか音のファイ ル)とかが排除されることはない。 上述のように、端末計算機に向けて編集されるべき部分(章節)を含む全文書 を再送するのではなく、単に編集されることになる部分を送ることも可能であろ う。 文書の一部分を編集するときに編集可能なフォームに変換するのではなく、文 書をそのもともとのフォームとすでに変換されている各部分との両方を一緒に記 憶することも可能であろう。しかし、これは少くとも記憶容量を倍増しなければ ならなくなったろうし、不一致という可能性も増してこよう。 こういったものと、他のこのような変形とが一緒になって、この発明の範疇で もっと高級なものを作ることができよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ファイル記憶及び転送システムで使用する装置であって、この装置の構成 は少くとも第1のファイルを記憶するためのファイルメモリを備えた計算機と、 該第1のファイルを通信網を経由してそれが編集されることになる目的地に向け て送りかつ編集されたファイルをそこから受取るための通信ポートとを含み、そ こではこの装置が前記ファイルの個別の部分を認識するようにされていて、しか も前記編集の際には編集されることになる前記ファイルの部分だけが前記網上を 運ばれるようになっている装置。 2.前記ファイルはテキスト文書を含む請求項1記載の装置。 3.前記ファイルは埋め込まれた制御文字を備えたテキストを含む請求項1記 載の装置。 4.前記ファイルはハイパーテキスト文書を含む請求項1ないし3のいずれか 1項記載の装置。 5.前記個別の部分を位置決めし、かつ文書の対応する部分と関係づけて少く とも1つの編集用ハイパーリンクを挿入することにより修正された文書を生成す るようにされた請求項4記載の装置。 6.前記ポートに前記第1のファイル全部を供給し、編集されている前記第1 のファイルの部分だけを受取り、かつそれから前記第1のファイルの編集した版 を生成するようにされた請求項1ないし5のいずれか1項記載の装置。 7.前記ハイパーリンクの前記個別の部分と関係する前記第1のファイル内部 でリンクの選択と対応する前記ポートで受取った信号を認識し、かつ前記目的地 に向けて送るために前記部分の編集可能な版を生成するようになっている請求項 4又は5記載の装置。 8.前記目的地はハイパーテキストブラウザプログラムを実行している計算機 を含む請求項1ないし7のいずれか1項記載の装置。 9.ハイパーテキストサーバプログラムを実行する計算機を含む請求項1ない し8記載の装置。 10.さらに各前記ファイルに対する状態情報を記憶するようになっている状態 メモリを含む請求項1ないし9のいずれか1項記載の装置。 11.前記編集されたファイルを受取ると、前記第1のファイルの新版が作成さ れて記憶される請求項10記載の装置。 12.前記編集可能な版は編集可能なハイパーテキストフォームを含む請求項7 記載の装置。 13.少くとも1つのサーバ計算機であって文書がそこに記憶されているものと 、少くとも1つの編集用端末であってそこへ向けて前記サーバ計算機から文書が 送られ、そこで文書が編集され、またそこから編集用データが前記サーバ計算機 へ戻されるものとを含む文書著作用システムであって、該サーバ計算機が前記文 書の増えて行く編集済み版を管理するようになっているシステム。 14.前記文書の編集された版を受取り、前記編集された版に新版番号を割当て 、かつ前記編集された版を記憶するための手段を含んだ請求項13記載のシステ ム。 15.前記編集された版を削除し、かつ前記文書の先の版をさらに編集できるよ うにするための手段とを含む請求項13記載のシステム。 16.前記文書の作業用原稿を前記文書の発行物に変換するための手段を含む請 求項13記載のシステム。 17.前記文書の前の作業用原稿を削除するための手段を含む請求項16記載の システム。 18.ファイル記憶兼転送システム用の装置であって、その装置の構成は、少く とも第1のファイルを記憶するためのファイルメモリを備えた計算機と、該第1 のファイルを通信網を経由してそれが編集されることになる目的地に向けて送り かつ編集されたファイルをそこから受取るための通信ポートとを含み、そこでは 計算機がファイルメモリから第1のファイルを検索し、前記第1のファイルを変 更してそれを編集可能な版に変換し、編集可能な版を目的地に向けて送るように なっている装置。
JP51911098A 1996-10-18 1997-10-20 データ伝送及び編集 Pending JP2001507829A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9621763.3A GB9621763D0 (en) 1996-10-18 1996-10-18 Data transmission and editing
GB9621763.3 1996-10-18
PCT/GB1997/002887 WO1998018087A1 (en) 1996-10-18 1997-10-20 Data transmission and editing

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001507829A true JP2001507829A (ja) 2001-06-12

Family

ID=10801649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51911098A Pending JP2001507829A (ja) 1996-10-18 1997-10-20 データ伝送及び編集

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1012746A1 (ja)
JP (1) JP2001507829A (ja)
AU (1) AU4713897A (ja)
GB (1) GB9621763D0 (ja)
WO (1) WO1998018087A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6687874B2 (en) * 1998-10-05 2004-02-03 Nexpress Solutions Llc System for generating and maintaining field service publications
JP2000222325A (ja) * 1999-01-27 2000-08-11 Digipri Kk ホームページ作成ならびに公開システム
GB9917554D0 (en) * 1999-07-27 1999-09-29 Schlumberger Holdings Publishing system for intranet
GB2354851B (en) * 1999-10-01 2004-07-21 Ibm Web browser extension and method for processing data content of web pages
US6366753B1 (en) 1999-11-11 2002-04-02 Heidelberger Druckmaschinen Ag Charger wire tensioning mounting mechanism and method of using

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6356961B1 (en) * 1994-06-03 2002-03-12 Motorola, Inc. Method and apparatus for minimizing an amount of data communicated between devices and necessary to modify stored electronic documents

Also Published As

Publication number Publication date
GB9621763D0 (en) 1996-12-11
EP1012746A1 (en) 2000-06-28
AU4713897A (en) 1998-05-15
WO1998018087A1 (en) 1998-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7181468B2 (en) Content management for rich media publishing system
US9514235B2 (en) Web page authoring tool for structured documents
US7234107B1 (en) System for customizing web page
KR100452569B1 (ko) 웹 브라우저 내에 그래픽 인쇄 기술의 통합 방법 및 시스템
US6029182A (en) System for generating a custom formatted hypertext document by using a personal profile to retrieve hierarchical documents
US6697838B1 (en) Method and system for annotating information resources in connection with browsing, in both connected and disconnected states
JP3771831B2 (ja) デジタル・コンテンツに付加されるアノテーション情報を共有するためのコンピュータ・システムおよびプログラム
US6526424B2 (en) Browser image display bookmark system
US7840648B1 (en) Web-page authoring tool for automatic enrollment in advertising program
US6360236B1 (en) Computer product for integrated document development
US6981210B2 (en) Self-maintaining web browser bookmarks
US6332150B1 (en) Integrated document development method
US8219525B2 (en) Copying and updating files
US20020069204A1 (en) System and method for in-context editing
US7958445B1 (en) System and method for storing data associated with a file
US7155491B1 (en) Indirect address rewriting
US20010028363A1 (en) Method for receiving and managing electronic files and file-managing device used therefor
US20020083047A1 (en) Information management apparatus, and information management program recording medium for compressing paragraph information
US20110138012A1 (en) Method, System, and Software for Transmission of Information
JP2001084212A (ja) ホームページ作成方法
JP2002537602A (ja) 文書管理の方法およびツール
JP2001507829A (ja) データ伝送及び編集
JP2004070619A (ja) ウェブページのアップロードシステム、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JPH10171703A (ja) サイトマップ表示装置および文書閲覧支援装置
JPH1139341A (ja) Wwwシステムにおけるページ表示装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体