JP2001505070A - エラストマー複合ヘッドバンド - Google Patents

エラストマー複合ヘッドバンド

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Abstract

(57)【要約】 顔面マスクに取り付け可能な複合ヘッドバンドとこれを取り付けるための方法。該複合ヘッドバンドは、少なくとも1つの分離したエラストマー芯と、該エラストマー芯に取り付けられた少なくとも1つの連続した熱可塑性表面層とを備える。該複合ヘッドバンドは、不活性化状熊における第1の係数と、活性化状熊において第1の係数より小さい第2の係数とを有する。該複合ヘッドバンドが活性化状態にあるとき、該熱可塑性表面層は微小組織を有する永久変形表面層を形成する。一実施態様において、少なくとも1つの該エラストマー芯と少なくとも1つの該熱可塑性層とは活性化状態において連続して接触している。該複合ヘッドバンドは該ヘッドバンド通路に沿って位置づけされ、左側および右側取り付け位置の少なくとも1つに取り付けられる。該ヘッドバンド通路は、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置と交差する軸であるか、または該顔面マスクブランクの表面の輪郭をほぼたどる通路のいずれかである。

Description

【発明の詳細な説明】 エラストマー複合ヘッドバンド 本発明は、エラストマー複合物から構成されるヘッドバンドと、これを取り付 ける方法とに関する。本発明はまた、本発明の方法により作成され得る顔面マス クに関する。 空気中に浮遊する粒子または望ましくない気体もしくは有害な気体からヒトの 呼吸器系を保護するために濾過レスピレーターまたは顔面マスクが望ましいとき 、両者は多種多様な用途に使用される。また、有害な微生物が両者の着用者に拡 散するのを防止するため、または両者の着用者から拡散するのを防止するために 、両者は医療従事者により着用される。 レスピレーターは、使用後に捨てられる使い捨てレスピレーター、フィルター が交換可能なあまり手入れのいらないレスピレーター、および構成要素の一部ま たは全てが交換可能な再使用可能レスピレーターとして分類され得る。一般に使 い捨て顔面マスクは、成形されたカップ型形状または平らに折りたたまれた形状 の2種類のうちの一方である。平らに折りたたまれた形状は、必要時まで着用者 のポケットに収容しておき、使用しないときは再度折り曲げて内側を清潔に保つ ことができるという理由で、利点を有する。 平らに折りたたまれたレスピレーター顔面マスクは、一般に顔面マスクブラン クを作成するために配列された1つ以上の布ウェブから構成される。布ウェブを 顔面マスクに望ましい形状にするためにひだおよび折り目をつける。このような 構成物は、顔面マスクと着用者の顔面とを接触させないでおくための補剛要素を 有してもよい。また、層状構造の顔面マスクにひだをつけることにより、または 顔 面マスクに縫い目をつけることにより保護することができる。 平らに折りたたまれたマスクには、中心で水平方向に折り曲げられて上側およ び下側対向面を作成するひだを備えるものもある。顔面マスクは、フィルター媒 体の垂直方向の寸法を短くするための、対向面の本質的に中心の少なくとも1つ の水平方向のひだと、これらの対向面の各々に少なくとも1つの追加の水平方向 のひだとを備える。中心のひだは、対向面のひだに対して水平方向の寸法が短く 、対向面のひだは、フィルター媒体の水平方向の最大寸法に対して、水平方向の 寸法が短い。中心のひだと対向面のひだとが自立ポケットを作成する。 平らに折りたたまれた顔面マスクの別の実施態様は、ポケットの大きい方の終 端部に位置する開いた端部とポケットの小さい方に位置する終端部の閉じた終端 部とを有する、一般に傾斜した形状の可撓性濾過シート材料のポケットを含む。 折り線で形成されるポケットの閉じた端部は、ポケットの内側に延在するように 折りたたまれた三角形面を含むほぼ四辺形の面を規定する。三角形の面は互いに 直面し、使用時には互いに対して比較的傾斜される。 平らに折りたたまれた顔面マスクのさらに別の実施態様は、上側部分および下 側部分と、両者の間のほぼ真ん中の部分とを含む。本体部分の真ん中部分は、実 質的に本体部分を半分に分割する垂直方向のたたみ線または折り線に対して後方 に折り曲げられる。マスクが着用されるとき、この折り線またはたたみ線は、想 像上の垂直線が額の中心、鼻および口の中心を通って通過するように、ほぼ一直 線に並べられる。本体部分の上側端部が鼻梁および顔面の頬部分と接触するよう に、本体部分の上側部分は、中心部分の上側端部から所与の角度で上方向に延在 する。本体部分の下側部分は、着用者の顎の下を覆うように、中心部分の下側端 部から喉方向に下側に延在 する。マスクは、着用者の口唇と直接接触しないで、口唇を覆う。 成形されたカップ型の顔面マスクは、対向側壁と、大きい方に位置する開いた 終端部および小さい方の終端部に位置する閉じた終端部を有する一般に傾いた形 状とを有する濾過シート材料のポケットから作成される。閉じた終端部に位置す るポケットの端部は外側に向いて曲がっており、例えば直線および/または曲線 と交差することにより規定され、閉じた終端部には、吸入時に着用者の顔面の方 向に型くずれしないようにポケットを強靱にするため、ポケットの閉じた終端部 の内側に折り曲げられて、ほぼ円錐の内側に延在する窪みを規定する表面を規定 する折り線が提供される。 使い捨て顔面マスクは使用者の頭部にマスクを固定するための固定された弾性 ストラップを使用することが多い。成形されたカップ型の顔面マスクまたは平ら に折りたたまれた顔面マスクのヘッドバンドは、顔面マスクを正常位置に固定す るが、種々の体格の使用者の「快適区域」内に圧力を加える保持するほどの力を 提供するように設計されるべきである。力が不十分であると、顔面マスクの周辺 部に隙間が生じることがある。顔面マスクの形状および強度の差、並びに使用者 の体格により、普遍的なストラップ力値を測定することが困難になる。軽量の使 い捨て顔面マスクについては、20%乃至300%の範囲の伸び率の100〜1 50グラムのストラップ力値が適当であると思われる。 一番体格の大きい使用者の「快適区域」内で、顔面マスクと顔面とを適当に密 着させるほど十分なストラップ力をヘッドバンドに提供するために、製造業者は 、一般に係数の小さい材料から構成される長いヘッドバンド部分を選択している 。例えば、ヘッドバンドは一般に15.2〜35.6mm(6〜14インチ)で ある。普通のヘッドバンド材料は、天然ゴム、ポリイソプレン、ポリウレタン並 びに天然および合成弾性組み紐または編み物を含む。ヘッドバンド取り付け位置 と交差する軸に沿って測定しようが、または顔面マスクブランクの表面に沿って 測定しようが、ヘッドバンドは、一般にヘッドバンド取り付け位置間の距離より 長い。顔面マスクブランクの取り付け位置間の単位長さより長いヘッドバンドは 、多数の理由により高速製造装置で組み立てることが困難である。例えば、たる んだまたは過剰のヘッドバンド材料は、製造ラインに沿った顔面マスクブランク の移動を妨害することがある。規格に準拠した弾性ヘッドバンド材料は、高速製 造装置上で取り扱うのが困難である。製造装置の速度が速いほど、ヘッドバンド を適正な取り付け位置に位置あわせをする困難さの程度が大きくなる。 ヘッドバンドに使用される天然ゴムなどのエラストマー材料には極めて粘性な ものある。これらの材料は、取り扱い易くし、使用者の快適さを増すために、タ ルクまたは他の粉末で処理されることが多い。しかしながら、タルクは製造装置 内に蓄積することがある。タルクの矛盾し、一様ではない用途により、ヘッドバ ンド材料を取り扱う際に困難が生じる。最後に、高速製造装置を使用する方法は 、頭部ストラップおよび頸部ストラップなどの複数のヘッドバンドを単一の顔面 マスクブランクに取り付けることによりさらに複雑化されることがある。 発明の開示 本発明は、エラストマー複合物から構成されるヘッドバンドと、これを取り付 ける方法とに関する。本発明はまた、本発明による方法により作成され得る顔面 マスクに関する。 顔面マスクに取り付けられる複合ヘッドバンドは、少なくとも1つの分離した エラストマー芯と、エラストマー芯に取り付けられた 少なくとも1つの連続した熱可塑性表面層とを備える。複合ヘッドバンドは、不 活性化状態の第1の係数と、活性化状態において第1の係数より小さい第2の係 数とを有する。熱可塑性表面層は、複合ヘッドバンドが活性化状態にあるとき、 微小組織を有する永久変形表面層を作成する。 一実施態様において、エラストマー芯および少なくとも1つの熱可塑性層は活 性化状態において連続して接触している。別の実施態様において、エラストマー 芯は平板状であっても、多数の分離した芯であってもよい。不活性化状態のヘッ ドバンドは、視覚的および触覚的に活性化状態から識別できる。複合ヘッドバン ドは活性化状態または不活性化状態で取り付けられてもよい。 一実施態様において、複合ヘッドバンドは、複数部構成の複合ヘッドバンドを 作成するための少なくとも1つの刻み線を備える。取り付け手段は、複合ヘッド バンドの少なくとも1つの終端部の近傍に配置されてもよい。一実施態様におい て、取り付け手段は形作られたカットアウトを備える。取り付け手段は、熱結合 、超音波溶接、接着剤、感圧接着剤、膠、ステープルおよびファスナーからなる 群から選択されてもよい。 複合ヘッドバンドは、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置を有する顔面 マスクブランクに取り付けられてもよい。一実施態様において、複合ヘッドバン ドは、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置の間のヘッドバンド通路に沿っ て延在する単位長さを有する。ヘッドバンド通路は、左側および右側ヘッドバン ド取り付け位置と交差する軸であっても、顔面マスクブランクの表面の輪郭をほ ぼたどる通路であってもよい。表面は顔面マスクブランクの前面であってもよい 。 顔面マスクブランクは成形されたカップ型の顔面マスクブランク、 折りたたまれたレスピレーターマスクブランク、手術用マスク、クリーンルーム 用マスクおよび種々の他の顔面マスクであってもよい。 本発明はまた、複合ヘッドバンドを顔面マスクに取り付けることに関する。左 側および右側ヘッドバンド取り付け位置を有する顔面マスクブランクを作成する 。顔面マスクブランクは、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置の間に延在 するヘッドバンド通路を有する。少なくとも1つの分離したエラストマー芯を、 少なくとも1つの連続した熱可塑性表面層に取り付けることにより複合ヘッドバ ンドは作成される。複合ヘッドバンドは、不活性化状態における第1の係数と、 活性化状態において第1の係数より小さい第2の係数とを有する。熱可塑性表面 層は、複合ヘッドバンドが活性化状態にあるとき、微小組織を有する永久変形表 面層を形成する。複合ヘッドバンドはヘッドバンド通路に沿って位置づけされる 。複合ヘッドバンドは、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置の少なくとも 1つに取り付けられる。複合ヘッドバンドを作成するステップは、選択的に、活 性化状態においてエラストマー芯と少なくとも1つの熱可塑性層とが連続的に接 触している状態に維持するステップを含む。 取り付けステップの前または後のいずれかに、ヘッドバンド通路にほぼ沿って 延在する複合ヘッドバンド内に、少なくとも1つの長手方向の刻み線が作成され てもよく、それにより少なくとも1つの長手方向の刻み線が少なくとも2部構成 のヘッドバンドを規定する。 複合ヘッドバンドは、取り付けステップの前または後に引っ張り活性化されて もよい。複合物の引っ張りは、一方向、逐次両方向または同時両方向であっても よい。引っ張る方法および程度により、結果として生じる微小組織をかなり管理 することができることが見いだされている。 ヘッドバンド通路は、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置と交差する軸 を備える。別の実施態様において、ヘッドバンド通路は顔面マスクブランクの表 面の輪郭をほぼたどる。取り付ける方法は、熱結合、超音波溶接、接着剤、感圧 接着剤、膠、ステープルおよびファスナーからなる群から選択される。 本出願に使用される定義: 「顔面マスク」は、本明細書において、レスピレーター、手術用マスク、クリ ーンルーム用マスク、防顔シールド、ダストマスクおよび種々の他の防顔被覆を 記載するために使用される。 「ヘッドバンド通路」は、本明細書において、顔面マスクブランクの表面また は左側および右側ヘッドバンド取り付け位置と交差する軸にほぼ沿って測定され る、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置の間の通路を記載するために使用 される。 「引っ張り活性化された弾性体」は、本明細書において、引っ張り活性化され る前に第1の係数を有し、引っ張ることにより活性化された後に第1の係数より 小さい第2の係数を有する材料を記載するために使用される。引っ張り活性化さ れたエラストマー材料には、引っ張り活性化後に長くなるものもある。引っ張り 活性化の前または後のいずれに測定されようが、応力/歪み曲線の最初の傾斜に おいて測定される。 「熱結合」は、本明細書において、ホットバー、超音波もしくは衝撃波溶接、 または他の熱的方法によるシーラーを使用して、熱可塑性成分を含有する結合材 料を記載するために使用される。 「熱可塑性」は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリエーテルエステルおよ びポリアミドを含んでもよい熱可塑性成分を含有するポリマー材料を意味する。 好適な熱可塑性ポリマーの例は、例示のみの目的であるが、ポリエチレン、ポリ プロピレン、ポリ(1−ブ テン)、ポリ(2−ブテン)、ポリ(1−ペンテン)、ポリ(2−ペンテン)、 ポリ(3−メチル−1−ペンテン)、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)、1, 2−ポリ−1,3−ブタジエン、1,4−ポリ−1,3−ブタジエン、ポリイソ プレン、ポリクロロプレン、ポリアクリロニトリル、ポリ(酢酸ビニル)、ポリ (塩化ビニリデン)、ポリスチレン等などのポリオレフィン;ポリ(エチレンテ レフタレート)、ポリ(テトラメチレンテレフタレート)、ポリ(シクロヘキシ レン−1,4−ジメチレンテレフタレート)またはポリ(オキシメチレン−1, 4−シクロヘキシレンメチレンオキシテレフタロイル)等などのポリエステル; ポリ(オキシエチレン)−ポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリ(オキシトリ メチレン)−ポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリ(オキシテトラメチレン) −ポリ(ブチレンテレフタレート)、ポリ(オキシテトラメチレン)−ポリ(エ チレンテレフタレート)等などのポリエーテルエステル;ポリ(6−アミノカプ ロン酸)またはポリ(カプロラクタム)、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)、 ポリ(ヘキサメチレンセバカミド)、ポリ(11−アミノアンデカンサン)等な どのポリアミドを含む。 「単位長さ」は、本明細書において、顔面マスクブランクの表面または左側お よび右側ヘッドバンド取り付け位置と交差する軸にほぼ沿って測定される、左側 および右側ヘッドバンド取り付け位置の間の距離を記載するために使用される。 第1図は、ヘッドバンド材料の力−伸び率曲線の一例である。 第2図は、エラストマー複合物の断面部分である。 第3図は、一方向の引っ張りにより生じる微小組織を有する複合物の第2図の 断面部分である。 第4A図は、複数部構成のヘッドバンドを、平らに折りたたまれたレスピレー ターに取り付けるための製造方法の一例の概略図であ る。 第4B図乃至第4D図は、第4A図の製造方法の一例の中間ウェブ構造物を示 す。 第5A図は、2部構成の単位長さヘッドバンドを取り付けた帯状の顔面マスク を示す。 第5B図は、2部構成の単位長さのヘッドバンドを取り付けた多数の顔面マス クの一例を含む布ウェブの平面図である。 第6A図乃至第6J図は、別のヘッドバンド構造物の一例を示す。 第7図は、開いた構造物中に示された平らに折りたたまれたレスピレーターの 一例の斜視図である。 第8図は、折りたたまれた構造物中に示された平らに折りたたまれたレスピレ ーターの一例の斜視図である。 第9図は、2部構成のヘッドバンドがレスピレーターの前面に取り付けられた 平らに折りたたまれたレスピレータ一のー例の斜視図である。 第10図は、1部構成のヘッドバンドが後部面に取り付けられた平らに折りた たまれたレスピレーターの斜視図である。 第11図は、1部構成のヘッドバンドがレスピレーターの前面に取り付けられ た平らに折りたたまれたレスピレーターの一例の斜視図である。 第12図は、排気弁およびカップ型顔面マスクの前面を通るヘッドバンド通路 に沿って延在する2部構成のヘッドバンドを示す。 第13図は、カップ型顔面マスクの後部を通るヘッドバンド通路に沿って延在 する2部構成のヘッドバンドを示す。 第14図は、排気弁およびカップ型顔面マスクの前面を通るヘッドバンド通路 に沿って延在する1部構成のヘッドバンドを示す。 第15図は、カップ型顔面マスクの後部を通るヘッドバンド通路 に沿って延在する1部構成のヘッドバンドを示す。 第16図は、カップ型顔面マスクの前面を通るヘッドバンド通路に沿って延在 する1部構成のヘッドバンドを示す。 第17図は、カップ型顔面マスクの後部を通るヘッドバンド通路に沿って延在 する2部構成のヘッドバンドを示す。 第18図は、カップ型顔面マスクの前面を通るヘッドバンド通路に沿って延在 する1部構成のヘッドバンドを示す。 第19図は、カップ型顔面マスクの後部を通るヘッドバンド通路に沿って延在 する1部構成のヘッドバンドを示す。 第20図は、排気弁および平らに折りたたまれた顔面マスクの前面を通るヘッ ドバンド通路に沿って延在する2部構成のヘッドバンドを示す。 第21図は、排気弁および平らに折りたたまれた顔面マスクの前面を通るヘッ ドバンド通路に沿って延在する1部構成のヘッドバンドを示す。 第22図は、顔面マスクの一例に2部構成のヘッドバンドを適用したものを示 す。 第23図は、顔面マスクの一例に取り付けられた1部構成のヘッドバンドを示 す。 第24図は、顔面マスクブランクに取り付けられた連続したループ状のヘッド バンドを示す。 好ましい実施態様の詳細な説明 ヘッドバンドは、漏れないほどの力で着用者の顔面にレスピレーターを保持し なければならないが、レスピレーターの着用が不快になるほど大きな力を発揮し てはいけない。また、頭部の大きさの違いにもかかわらず、全ての着用者が1つ のサイズで着用することが できるヘッドバンドを有するレスピレーターを提供することも望ましい。このよ うな要件は、本発明の弾性ヘッドバンドにより満たされることができる。理想的 には、頭部が小さい着用者には最小の力要求値を適応するために、ヘッドバンド のわずかな延びが比較的大きい力を提供するべきであるが、頭部が大きい着用者 に適用するためには、さらに延ばしてもほぼ一定の力または少なくともわずかな 力の増加を提供するだけであるべきである。 多数の軽量型使い捨てレスピレータについては、しっかり着用させるためには 約30グラムの最小力が要求され、少なくとも約50グラムの力が好ましい。一 般に、レスピレーターが長期間着用されたとき、力が大きいほど、不快感が増す 。しかしながら、約300グラムの最大力は一般に満足でき、約200グラムの 最大力が好ましいことが見いだされている。好ましいヘッドバンド材料に関して は、これらの力は約15%乃至120%のヘッドバンド伸び率に対応する。また 、頭部または頭部被覆にヘッドバンドを配置しやすくするために、不必要な力を 要求することなく、ヘッドバンドを約300%以上引っ張れることが望ましい。 調節不能なヘッドバンドは、長さが所定のレスピレーターについて固定されて いるので、レスピレーター設計者が考慮しなければならない変数は、エラストマ ー材料の選択、その幅およびその厚さを含む。任意の所定の伸び率について、力 はエラストマー材料の幅および厚さの両方に比例する。ヘッドバンドの幅は、一 般に約6mm乃至10mmの範囲内である。所定のヘッドバンド材料の好適性お よび厚さは以下の手順により測定され得る。力−伸び率曲線(または応力−歪み 曲線)から、最小頭部サイズに適応するための伸び率、例えば30%を与えるた めに必要な力を、上記の一般的な幅の範囲内の所与の一定の幅のエラストマー材 料の厚さと比較する。30グ ラム以上の力を提供する厚さは最小の力要求値を満たすために好適であり、50 グラム以上の力を提供する厚さが好ましい。同様に、力−伸び率曲線から、最大 頭部サイズに適応するための伸び率、例えば160%を与えるために必要な力を エラストマーの厚さと比較する。300グラム以下の力を提供する厚さが、最大 力要求値を満たすために好適であり、200グラム以下の力を提供するための厚 さが好ましい。両方の要求値を満たす厚さが本発明において使用されるために好 適である。 一実施態様において、ヘッドバンド材料は、不活性化状態のときに第1の係数 を有し、活性化状態のときに第1の係数より小さい第2の係数を有する、引っ張 り活性化されるエラストマー複合物である。エラストマー複合物は、一般に引っ 張り活性化中に200〜600%のびて、回復が可能である。引っ張り活性化さ れるエラストマー複合物は、引っ張り活性化により約25〜75%永久的にのび る傾向がある。また、引っ張り活性化は、ヘッドバンド材料の皮膚の分子を配向 させ、不活性化状態のヘッドバンド材料と視覚的および触覚的に識別できる微小 組織面を作成する。不活性化状態または部分的に活性化状態のエラストマー複合 物の最初の大きい係数は、製造時の材料の取り扱いの助力となる。通常の弾性体 は、供給取り付け装置上で、張力変数により生じる有効長さ変数がかなり変動し やすい。 本発明に有用な、引っ張り活性化されるエラストマー複合物は、共に参考とし て本明細書に組み入れられている、1995年7月4日にクルーガー(Krue ger)らに付与された米国特許第5,429,856号および1989年11 月14日にハゼルトン(Hazelton)らに付与された米国特許第4,88 0,682号に開示されているような、引っ張られ、回復されたとき、エラスト マー複合物を作成する、非弾性マトリックスにより取り囲まれたエラストマー芯 から構成されてもよい。 別のエラストマー複合物は、参考として本明細書に組み入れられている、クル ーガー(Krueger)に付与された許可済み米国特許第5,501,679 号に開示されている。エラストマー複合物は、少なくとも1つのエラストマー芯 と少なくとも1つの比較的非エラストマー表面層とを備える粘着性ではない多層 エラストマー積層物である。表面層はその弾性限界以上に引っ張られ、微小組織 を有する表面層を作成するように芯によりたるむ。微小組織は、微小組織化前の 複合物の不透明度よりもさらに不透明度を増す原因として、裸眼で認識できる程 の大きく、ヒトの皮膚には滑らかまたは軟らかいと認識されるほど小さい、山と 谷との不規則さまたは折り目を表面が有することを意味する。微小組織が形成さ れた布を詳細に調べるためには、不規則面を拡大する必要がある。外向きの引っ 張り周期および回復周期中に測定される力の平均値に対応する、活性化状態のエ ラストマー複合物の実施態様の一例の力−伸び率曲線を第1図に示す。曲線「O 」は外向きの引っ張り方向の力−伸び率曲線であり、曲線「R」は回復方向の力 −伸び率曲線である。 エラストマー層は、周囲条件下にて薄いフィルム層に作成されることができ、 エラストマー特性を示すいかなる材料をも広範に含むことができる。エラストマ ーは、材料が、引っ張られた後に、最初の形状を実質的に回復することを意味す る。さらに、好ましくはエラストマーは変形および弛緩後にごくわずか永久的に 硬化され、中等度の伸び率、例えば約400〜500%において、硬化は好まし くは20パーセント未満であり、さらに好ましくは10パーセント未満である。 一般に、比較的非弾性的である表面層において比較的一定量の永久的な変形を生 じる程度まで引っ張られることができる エラストマーが許容できる。伸び率は50%程度の伸び率であってもよい。好ま しくは、しかしながら、エラストマーは室温で300乃至1200%までののび を受けることができ、きわめて好ましくは室温で600乃至800%ののびを受 けることができる。エラストマーは、エラストマーだけを含むものであっても、 エラストマー層または室温で実質的なエラストマー特性を示す成分との配合物で あってもよい。 表面層は、芯層(類)より弾性が小さく、エラストマー複合物が受ける延び率 において永久的に変形するいかなる半結晶性ポリマーまたは非晶質ポリマーから 作成されてもよい。従って、例えば、エチレン−プロピレン−ジエンターポリマ ーエラストマーのような一部のオレフィンエラストマーまたは例えばエチレンビ ニルアセテートのようなエチレンコポリマーなどの弾性が小さい化合物が、単独 または配合されて表面層として使用されることができる。しかしながら、表面層 は一般に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブチレンまたはポリエチレン− ポリプロピレンコポリマーなどのポリオレフィンであるが、全てまたは部分的に ナイロンなどのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、フッ化ポリビニリデ ンなどのポリエステル、ポリ(メチルメタクリレート)などのポリアクリレート 等およびそれらの配合物であってもよい。表面層の材料は、選択されるエラスト マーの種類により影響されることがある。エラストマー芯が表面層と直接接触す る場合には、表面層が容易にピール(peel)しないように、エラストマー芯 層としっかりと接着するべきである。さらに、係数の大きいエラストマー芯が軟 らかいポリマー表面層に使用される場合には、微小組織面が作成されないことが ある。 表面層はエラストマー芯と併用して使用され、表面層が外側層で あっても、内側層であってもよい(例えば、2つの弾性層の間にはさまれる)。 表面層は、外側層または内側層のいずれかとして使用されるとき、エラストマー 複合物の弾性特性を変化させる。 米国特許出願番号第07/503,716号に開示されるエラストマー複合物 の1つの利点は、フィルム作成条件、エラストマー芯の性質、表面層の性質、複 合物が引っ張られる方法およびエラストマー層および表面層(類)の相対的厚さ に応じて、複合物の縮み回復機序を管理する能力である。出願番号07/503 ,716号の開示によりこれらの変数を管理することにより、エラストマー複合 物は、瞬時回復、時間経過による回復または加熱活性化による回復するように設 計され得る。 表面層の非常に薄いところでは、加熱した場合でも、いかなる伸び率でも表面 の微小組織はほとんど生じない。エラストマー複合物は、再度引っ張られた後で も、比較的一定の幅を維持する。このようなくびれない特性は、複合物が着用者 の皮膚に食い込まないようにする助けとなる。一般に、表面層は、反作用的抵抗 力で芯層の弾性力を妨害する。複合物が活性化された後では表面はエラストマー とともに引っ張られず、表面は単に硬いシートに解きほぐされる。これは芯を強 固にし、くびれ傾向を含むエラストマー芯の収縮に抵抗または収縮を妨害する。 微小組織化は、エラストマー複合物が引っ張られる方法ばかりでなく、引っ張ら れる程度、全体的な複合物の厚さ、複合物層の組成および表面と芯との比により 管理可能である。 第2図は、3層の複合構造物1の断面を示し、芯3は表面層2および4に取り 付けられるエラストマー芯である。表面2および4は同じポリマーであっても、 異なるポリマーであってもよい。この層の配列は、好ましくは共有押出成形工程 により作成される。複合物 がコーティング、積層化、逐次押出、共有押出またはそれらの組み合わせにより 作成されようが、作成される複合物およびその層は、好ましくは複合物全体で実 質的に均一な厚さを有する。好ましくは、層は複合物の幅および長さにわたって 同一の広がりをもつ。このような構成物の場合には、微小組織化はエラストマー 複合物の表面にわたって実質的に均一であり、複合物の表面とのほぼ均一な摩擦 係数を提供する。このような方法で作成される複合物は、ほぼ均一なエラストマ ー特性を有し、カール、係数変化、摩耗等などのエッジ効果は最小である。 第3図は、一方向に引っ張り回復する複合物でかわる共通の寸法の概略図であ る。一般的な織地は一連の規則的な反復折り畳みである。これらの変数は、総高 さA−A’、ピーク間距離B−B’およびピーク−谷距離C−C’である。第3 図に記載される複合物のさらに別の特徴は、材料が一方向に引っ張られて回復す るとき、周期的な折り畳みが一般に形成される。すなわち、任意の所定の断面部 分については、隣接ピーク間距離または隣接谷間距離は比較的一定である。 第3図は、外側表面層2および4の弾性限界以上に、長手方向に引っ張られ、 回復されて微小組織を形成した微小組織面を示す。微小組織面は、一方向または 二方向に引っ張られれようが、比較的系統的な不規則さらかなる。これらの不規 則さは複合物の表面総の不透明度を増すが、層を走査型電子顕微鏡下で調べると 、一般に表面層のひび割れまたは穴を生じていない。微小組織化も、形成された フィルムの特性に影響を与える。一方向の引っ張りはフィルムを活性化し、引っ 張り方向に弾性を示す。二方向の引っ張りは、独自の表面を形成するが、多方向 にのびて柔らかさを保持する複合物を作成し、ヘッドバンド用途に特に十分に適 するのびた複合物を形成す る。また、微小組織面の折り畳み周期が芯/表面比に依存することも見いだされ ている。複数のエラストマー芯部材の間に好適な表面および/またはひも層(類 )をはさませることも可能である。このような多層の実施態様を使用して、複合 物のエラストマー特性および表面特性を変化させることができる。 フィルムが引っ張られる方法が微小組織面の織地の顕著な差に影響を与えるこ とも見いだされている。例えば、押出成形された多層フィルムは一方向、逐次二 方向または同時二方向に引っ張られることが可能で、各方法は独自の表面織地お よび明確なエラストマー特性を提供する。フィルムが一方向に引っ張られるとき 、折り畳みは顕微鏡下では細かい稜線状であり、稜線は引っ張り方向に対して交 差するように配向される。複合物が最初に1つの方向に引っ張られ、次いで交差 する方向に引っ張られると、最初の引っ張りで形成された折り畳みはねじれた折 り畳みとなり、ミミズのような特徴を示し、交差する折り畳みが点在することが ある。基本的な基礎的な折り畳みの、種々の折りたたまれた変種または縮んだ変 種を提供する他の織地も可能である。フィルムが同時に両方向に引っ張られると 、織地は折りたたまれるように見え、長さの方向はランダムとなる。上記の引っ 張る方法をいずれを使用しても、表面構造も上記のように、使用する材料、層の 厚さ、層の厚さの比およびのび率に依存する。 本発明の連続的な微小組織は材料の適切な選択および処理パラメータにより変 化し、管理され得る。層の材料特性の差は、得られる微小組織面を変化させるこ とがあるが、層比、複合フィルムの総厚さ、層の数、引っ張り程度および引っ張 り方向(複数の方向)を慎重に選択することにより、複合物表面の微小組織をし っかりと管理することができることが見出されている。 本発明により作成されるエラストマー複合物の微小組織化の程度 も、表面積の増加に関して説明され得る。複合物が細かい織地である場合には、 表面積はかなり増加する。伸び率が増加すると、引っ張られていない複合物から 引っ張られて回復した複合物までの表面積の増加率も増加する。表面積の増加は 全体的な織地および複合物面の感触に直接寄与する。 エラストマー芯の弾性係数と表面層の変形抵抗性との釣り合わせも複合物の応 力−歪み特性を変化させる。これはまた、複合物がヘッドバンドに使用されると き、着用者の快適性を増すように変化させられ得る。この比較的一定の応力−歪 み曲線は、所定の伸び率、すなわち活性化されたとき表面が永久的に変形される 点において、係数が激しく増加するように設計され得る。このように活性化され ていないまたは引っ張られていない複合物は、従来の弾性体よりも、顔面マスク に高速取り付けの取り扱いが容易である。 引っ張り活性化されたエラストマー複合物が顔面マスクのヘッドバンドとして 使用される実施態様において、複合物は不活性化状態、部分的活性化状態または 完全活性化状態でマスクに取り付けられることができる。不活性化状態では、ヘ ッドバンド材料はまだエラストマーを示さず、ロールの巻き戻しなどの中等度の 加工張力によっては複合物は引っ張られない。有利なことに、エラストマー複合 物は不活性化状態のとき、高速加工装置により処理される。ヘッドバンドを引っ 張ることによる活性化は、取り付け後に工場内で実施されても、消費者により実 施されてもよい。活性化が消費者により実施される場合には、不活性化ヘッドバ ンドは処理の必要性を示すことができるように、活性化されたヘッドバンドとは 視覚的および触覚的に識別され得る。 本発明のヘッドバンドの複合構造物の熱可塑性表面層は、着用者の皮膚および 毛髪に対して特に滑らかな感触となる。これらの特徴 は、毛髪をはさんだり、引っ張ったりすることおよび皮膚に粗いざらざらした感 触を与えることが多い、ほとんどのエラストマー材料から製造されるヘッドバン ドとは異なる。本発明の材料の活性化により、本発明の熱可塑性表面層は微小組 織を形成し、これらの材料の皮膚および毛髪に対する有用な感触をさらに増す。 別のエラストマー材料には、例えばシェルケミカル社(Shell Chem ical Co.)製のクラトン(KRTON)TMなどの弾性ポリウレタン、ポ リイソプレン、ブチレン−スチレンコポリマーが含まれるが、弾性ゴムまたはデ ュポン社(DuPont Co.)製のスパンデックスなどの被覆伸縮より糸か ら構成されてもよい。別のバンドデザインは、参考として本明細書に組み入れら れている米国特許第5,237,986号(セパラ(Seppala)ら)に開 示されているような、着用者の頭部を取り囲むオープンループまたはクローズド ループ構造物を含む。 第4A−4D図は、1部または複数部構成のヘッドバンドを取り付ける本発明 の方法に使用され得る、平らに折りたたまれたレスピレーターを製造するための 方法20の一例の概略図である。フォーム部分22を内側被覆−ウェブ24とフ ィルター媒体26との間に位置づける。別の実施態様では、フォーム部分22お よび/または鼻クリップ30を内側被覆ウェブ24または外側被覆ウェブ32の いずれかの外側面に位置づけてもよい。補強材料28は、選択的にフィルター媒 体26の中心近くに位置づけられる。鼻クリップ30は、選択的に鼻クリップ適 用ステーション30aにおいて補強材料28近くの、フィルター媒体26の一方 の端に沿って位置づけられる。フィルター媒体26、補強材料28および鼻クリ ップ30は外側被覆ウェブ32により被覆されて、断面図で示すウェブ組立物3 4を形成する(第4B図)。ウェブ組立物34は、表面力、静電力、 熱結合または接着剤により一体として保持されることができる。 排気弁36は、選択的に弁形成ステーション36aにおいてウェブ組立物34 に挿入される。弁形成ステーション36aは、好ましくはウェブ組立物34の中 心近くに穴を形成する。穴の端部はシールされて、過剰のウェブ材料を最小にし てもよい。弁36は、溶接、接着剤、感圧接着剤、クランピング、スナップ組立 物またはいくつかの他の好適な手段により穴に保持され得る。排気弁を有する顔 面マスクの例を第12図乃至第15図、第20図および第21図に示す。 第4C図に示すように、ウェブ組立物34は、顔面フィットステーション38 において、顔面フィット溶接および端部仕上げ線33および35に沿って溶接さ れ、トリミングされる。過剰のウェブ材料40は除去され、トリミングされたウ ェブ組立物42は折り畳みステーション44に進められる。折り畳みステーショ ン44は、それぞれ折り畳み先50および52に沿ってトリミング済みのウェブ 組立物42の上方の内側に上側および下側部分46および48を折りたたみ、第 4D図に示す折りたたまれた顔面マスク55を形成する。 折りたたまれた顔面マスクブランク55は、仕上げおよびヘッドバンド取り付 けステーション54aにおいて、端部に沿って溶接されて溶接線58および60 を形成し、顔面マスクブランク56を形成し、バンド線からはみ出た過剰の材料 が除去される。溶接線60は、顔面フィット溶接および端部仕上げ線33に隣接 する。顔面フィット溶接および端部仕上げ線35は上側部分46の下に位置する ので、破線で示される。ヘッドバンド100を形成するヘッドバンド材料54は 、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置62および64の間に延在するヘッ ドバンド通路「H」に沿って、折りたた まれた顔面マスクブランク55上に位置づけされる。ヘッドバンド100は、左 側および右側ヘッドバンド取り付け位置62および64において顔面マスクブラ ンク55に取り付けられる。顔面マスクブランク55は、製造工程中20は実質 的に平らであるので、ヘッドバンド通路「H」は、左側および右側ヘッドバンド 取り付け位置62および64と実質的に交差する軸である。 顔面マスクブランク55に取り付ける前、取り付け中または取り付け後にヘッ ドバンド材料54を活性化または部分的に活性化することが可能であることが理 解されるだろう。1つの好ましい方法は、隣接するクランプの間でまだ活性化さ れていないヘッドバンド材料を選択的にクランピングし、それを望ましい長さに のばし、活性化したヘッドバンド材料54を顔面マスクブランク55の上に配置 し、ヘッドバンド材料54の不活性化端部分をブランク55に取り付けることに より、適用直前にヘッドバンド材料54を活性化することである。別の方法とし て、活性化していないヘッドバンド材料54を顔面マスクブランク55の上に配 置し、本明細書において考察したように端部に取り付け、次いで包装前に活性化 してもよい。最後に、ヘッドバンド材料54は、使用者により活性化されるまで 活性化されないままであってもよい。 仕上げおよびヘッドバンド取り付けステーション54aにおいてヘッドバンド 材料54を顔面マスクブランク55に取り付ける前、取り付け中または取り付け 後に長手方向の刻み線「S」を選択的に作成して、複数部構成のヘッドバンドを 作成してもよい。左側および右側ヘッドバンド取り付け位置62および64に隣 接する顔面マスクブランク55の端部66および68は、分離した顔面マスクを 形成する働きをしてもよいし、帯状の顔面マスク67を形成するためにミシン目 をつけられてもよい(第5A図参照)。顔面マスク6 7は包装ステーション69において包装される。平らに折りたたまれた顔面マス クブランクの別の構造物は、参考として本明細書に組み入れられている、発明の 名称「平らに折りたたまれたレスピレーターおよびこれを製造するための方法( FLAT−FOLDED RESPIRATOR AND PROCESS FOR MAKING THE SAME)」で1995年9月11日に出願された米国特 許出願番号第08/507,449号に開示されている。 第5A図は、第4A図乃至第4D図の工程により製造された平らに折りたたま れた帯状の顔面マスク67を示す。顔面マスク67がロール状に包装されるよう に、好ましくは端部66および68はミシン目をつけられる。ヘッドバンド10 0の端部66および68部分はミシン目付け工程により除去されている。別の実 施態様において、ヘッドバンド100は端部66および68を越えて連続的に延 在する。ヘッドバンドは本明細書に開示される構造物のいかなるものにも取り付 けられるが、第5A図は顔面マスク67の後部に取り付けられた複数部構成のヘ ッドバンド100を示す。1部構成または複数部構成ヘッドバンド100は、ピ ール(peel)構造またはシャー(shear)構造の顔面マスク67のどち からの側に取り付けられるが、シャー(shear)が好ましいことが理解され るだろう。 第5B図は、単位長さの2部構成ヘッドバンド72を有する多数の例示的な顔 面マスクブランク70を製造する方法を示す。上側ウェブ80および下側ウェブ 82の3つの側74、76および78は、加熱シールまたは超音波結合により互 いに接続され、オープンサイド84を有するほぼ卵形の顔面マスクブランク70 を形成する。ヘッドバンド材料72は、ヘッドバンド通路「H」に沿った顔面マ スクブランク70とほぼ同一平面にあるオープンサイド84に沿って 位置づけされ、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置86および88に接続 される。各顔面マスクブランク70に取り付けられるヘッドバンド材料72部分 は、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置86および88の間の距離に対応 する単位長さ「L」を有する。結果として、製造中にはヘッドバンド材料72に はたるみが生じない。各顔面マスクブランク70の間のヘッドバンド材料73の 未使用部分は、上側ウェブおよび下側ウェブ80および82の未使用部分に沿っ て破棄される。別の実施態様において、ヘッドバンド材料72は上側ウェブおよ び下側ウェブ80および82の間に位置づけされてもよい。1部構成は2部構成 ヘッドバンド72と交換できることは理解される。 本明細書に開示される実施態様のいかなるもののヘッドバンドは、熱結合、超 音波溶接、膠、接着剤、ホットメルト接着剤、感圧接着剤、ステープル、バック ル、ボタンおよびホックなどの機械的ファスナーまたはヘッドバンド材料を取り 付けるために左側および右側ヘッドバンド取り付け位置に形成されたループまた はスロットなどの開口部を含む任意の好適な技法により顔面マスクに取り付ける ことができる。使用者が着用したときヘッドバンドとマスクとの間に作用する力 がピール(peel)モードまたはシャー(shear)モードであるように取 り付けられる。ヘッドバンドは、マスク構成物の層の間のマスクまたはマスクの 外側面に取り付けられてもよい。 第6A図乃至第6J図は、複数部構成のヘッドバンド100a乃至100jの 種々の別の実施態様を示す。複数部構成のヘッドバンド構造物は一般に、複数部 構成の独立したヘッドバンドより、高速材料取り扱いおよび製造装置に有用であ る。以下のヘッドバンド構造物のいかなるものも、エラストマー複合物から構成 されてもよいことが理解される。 第6A図は、1対の円形パンチアウト104aおよび106aの間に延在する 長手方向の刻み線102aを有する2部構成のヘッドバンド100aの一例を示 す。刻み線102aは、2部構成のヘッドバンド100aの頭部ストラップ10 8aおよび首ストラップ110aを規定する。パンチアウト104aおよび10 6aは使用中に頭部ストラップ102aおよび首ストラップ104aの間が裂け るのを最小にしている。それぞれ左側および右側ヘッドバンド取り付け位置にお いて顔面マスクブランク(例えば第7図乃至第23図参照)に取り付けるために 左側および右側タブ112aおよび114aが提供される。 第6B図は、頭部ストラップ108aおよび首ストラップ110bが引っ張り 活性化された後で引っ張り活性化された弾性体から構成される、第6A図にほぼ 示した2部構成のヘッドバンド100bを示す。引っ張り活性化された部分10 8bおよび110bは、活性化されていない左側および右側タブ112bおよび 114bに示すように、引っ張り活性化前より狭くなる(第6A図も参照)。部 分108bおよび110bも引っ張り活性化後に一般に最初の長さの125〜1 75%の範囲にのびる。頭部ストラップ108bおよび首ストラップ110bが 狭くなり、長くなることにより、ギャップ116bが刻み線102bに沿って形 成される。ギャップ116bはバンドを分離しやすくし、使用者の頭部へヘッド バンド110bを適用しやすくする。 第6C図は、長手方向の刻み線102cが中心からずれている、2部構成のヘ ッドバンド110cの別の実施態様を示す。結果として、狭くなった頭部ストラ ップ110cにより形成される弾性力は、伸び率が同じ場合には、幅の広い首ス トラップ108cにより形成される弾性力より小さくなる。例えば、ストラップ 108cおよび 110cは伸び率が異なっても同じ力を生ずるように構成され得る。 第6D図は、一対の対向する刻み線118dおよび120dが長手方向の刻み 線102dの対向端部に形成される、本発明の2部構成のヘッドバンド110d の別の実施態様を示す。操作者は刻み線118dおよび120dに沿って2部構 成のヘッドバンド100dを破いて、使用者の後頭部で結ぶことができる一対の ストラップ122dおよび124dを形成する。操作者は、ストラップ122d および124dが弾性力を生ずるように、引っ張り活性化される2部構成のヘッ ドバンド100dを活性化する選択肢を有する。ストラップ122dと124d とを結んで1本のストラップを形成してから、顔面マスクが頭部ストラップと首 ストラップの両方を必要とする場合には第2のヘッドバンド100dが必要とさ れる。また、頭部ストラップを形成するために必要な総長さのために、エラスト マー複合物はヘッドバンド100dに特に適する。 第6E図は、中心刻み線126eが耳受け刻み線126eおよび128eと直 行して形成される、別の2部構成のヘッドバンド100eを示す。左側および右 側耳受け刻み線126eおよび128eは、左および右たぶ130eおよび13 2e内に形成される。耳たぶ130eおよび132eの裂けを最小にするために 、パンチアウト104eおよび106eが提供される。使用者は2部構成のヘッ ドバンド100eを2つに分離し、左側および右側耳たぶ130eおよび132 eをそれぞれ左および右耳にかけるようにのばす。 第6F図は、頭部ストラップ108fを首ストラップ110fから分離しやす くるという前提で、長手方向の刻み線102fの対向側に一対の使用者握り面1 04fおよび142fを有する別の2部構成のヘッドバンド100fを示す。使 用者の握り面104fおよび142fは、使用者が頭部ストラップ108fおよ び首ストラッ プ110fを自分の頭部に位置づけする際の助力となる。 第6Gは、ボタンを顔面マスクにかけるためのボタンホール150gを有する 、2部構成のヘッドバンド100gの一実施態様である(示していない)。別の 実施態様において、ヘッドバンドの張度を調節するために、多数の穴150gが 提供される。上記のように、2部構成のヘッドバンドの頭部および首ストラップ 108gおよび110gを形成するために、長手方向の刻み線102gを提供す る。頭部ストラップ108gは、選択的に刻み線107を備えて、頭部受け台を 形成してもよい。頭部受けはまた、頭部ストラップ108gの張度を調節する手 段も提供する。頭部受けは頭部ストラップ108g内で広げられるほど、生じる 張度は大きい。 第6H図は、活性化構造の引っ張り活性化弾性体から構成される2部構成のヘ ッドバンド100hを示す。頭部および首ストラップ108hおよび110hは 、引っ張り活性化により細長く狭くなる。第6hに示す実施態様において、左側 および右側取り付けタブ112hおよび114hは活性化されていない。2部構 成のヘッドバンド100hが活性化されてから、長手方向の刻み線102hが形 成されている。 第61図は、2つの部分160iおよび162iに沿って部分的に活性化され た引っ張り活性化弾性体を有する2部構成のヘッドバンド100iを示す。部分 的に活性化することにより、2部構成のヘッドバンド100iは頭の小さい使用 者に取り付けられる。種々の活性化パターンが可能であり、第61図は図で示す ためだけのものであることが理解される。2部構成のヘッドバンド100iが活 性化された後で、長手方向の刻み線102iが形成される。 第6J図は、左側および右側ヘッドバンド部分170iおよび172iが、フ ァスナー174iおよび176iを用いて使用者の後 頭部に取り付けられる、中心刻み線126jを有する1部構成のヘッドバンド1 00jを示す。ボタン、スナップ並びにフックおよびループファスナーなどの種 々のファスナーをヘッドバンド100jに使用できることが理解される。例えば 、ファスナー174jがボタンであって、176jがボタンをとめるための開口 部であってもよい。 第7図および第8図は、それぞれ折りたたまれないおよび折りたたまれた構造 の、単位長さ複数部構成ヘッドバンド202を有する楕円形の平らに折りたたま れた顔面マスク200を示す。本発明から逸脱することなく、平らに折りたたま れた顔面マスク200の形状が変えられることが理解される。例えば、楕円に近 い形状は、矩形、円形または種々の他の形状であってもよい。 第7図に示すように、2部構成のヘッドバンド202は、平らに折りたたまれ た顔面マスク200とほぼ同一平面上のヘッドバンド通路「H」に沿って延在す る。2部構成のヘッドバンド202は、ピール(peel)構造で左側および右 側ヘッドバンド取り付け位置220および222で顔面マスク200に取り付け られる。ヘッドバンド202は、刻み線244により頭部ストラップ240と首 ストラップ242とに分離される。第6A−6Jに示すヘッドバンド構造物のい かなるものも顔面マスク200に利用され得ることが理解される。 追加の部分204および206を、選択的に、折り線212および214に沿 った、レスピレーター200の上側および下側部分208および210に取り付 けてもよい。追加の部分204および206は、折り線212および214に沿 って旋回する能力を有するため、追加の部分204および206は好ましくはヘ ッドバンド取り付け位置220および222のそばの端部に沿ってシールされな い。選択的な鼻クリップ224が、追加の部分に配置される。 顔面マスク200は、好ましくはヘッドバンド取り付け位置220と222と の間の約160mm乃至245mmに、さらに好ましくは約175mm乃至20 5mmに、極めて好ましくは約185mm乃至約190mmに延在する。上端2 30と下端232との間に延在する顔面マスク200の高さは、好ましくは高さ 約30乃至110mmで、さらに好ましくは高さ約50乃至100mmで、極め て好ましくは高さ約75乃至80mmである。折り線212から上側部分204 の辺縁端まで延在する上側部分204の深さは、好ましくは約30乃至110m mで、さらに好ましくは約50乃至70mmで、極めて好ましくは約55乃至65 mmである。折り線214から下側部分206の辺縁端まで延在する下側部分2 06の深さは、好ましくは約30乃至110mmで、さらに好ましくは約55乃 至75mmで、極めて好ましくは約60乃至70mmである。上側部分204の 深さと下側部分206の深さは同じであっても、異なってもよく、上側部分の深 さと下側部分の深さの合計は、好ましくは中心部分の高さを越えない。 第9図は、2部構成のヘッドバンド202aが前面246aに取り付けられた 、第7図および第8図の顔面マスク200にほぼ対応する顔面マスク200aの 別の実施態様である。マスク200aの取り付けは、左側および右側ヘッドバン ド取り付け位置220aおよび222aがピール(peel)構造となるように 、使用者は2部構成のヘッドバンド202aを前面に巻き付ける(第7図および 第8図参照)。顔面マスク200a20をピール(peel)構造からシャー( shear)構造に転換するために、3サイドカットアウト250を選択的に左 側および右側ヘッドバンド取り付け位置に形成してもよい。特に、カットアウト 250を、2部構成のヘッ ドバンド202aに沿った通路「R」の顔面マスク200aの後部に巻き付け、 シャー(shear)構造を提供する。別の実施態様において、カップアウト2 50はミシン目を付けたカットアウトであり、使用者がシールをミシン目で幾分 か破ることにより、ヘッドバンドの張度を調節することができる。 第10図は、1部構成のヘッドバンド202bが使用される以外は、全ての点 で第8図の顔面マスクと対応する顔面マスクを示す。同様に、第11図は、1部 構成のヘッドバンド202cが使用される以外は、全ての点において第9図の顔 面マスク200aに対応する顔面マスク200cを示す。 第12図は、前面274および排気弁276を通って延在する、2部構成のヘ ッドバンド272を有する、成形されたカップ形状の顔面マスク270の前面図 を示す。第12図に示す実施態様において、ヘッドバンド通路「H」は、顔面マ スク270の前面273の輪郭をほぼたどるが、特に排気弁276に隣接する位 置では、完全に同一面積でなはない。2部構成のヘッドバンド272は、好まし くは、製造中に、高速製造装置を使用する際に遭遇されるたるみおよび対応する 材料取り扱いに伴う困難さを最小にする張度で配置される。2部構成のヘッドバ ンド272は、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置274および276に おいて顔面マスク270に接続される。使用者は、取り付け位置274および2 76がピール(peel)構造になるように、2部構成のヘッドバンド272を マスク270の後方に引っ張ることにより、顔面マスク270を適用する。 第13図は、排気弁283を有する成形されたカップ型の顔面マスク280で ある。単位長さで2部構成のヘッドバンド282は後方開口部284の上に延在 する。ヘッドバンド通路「H」は、左側 および右側ヘッドバンド取り付け位置288および290と交差する軸286に 沿って延在する。 第14図は、1部構成のヘッドバンド272aが顔面マスク270aに取り付 けられる以外は、全ての点において第12図の実施態様に対応する。第15図は 、1部構成のヘッドバンド282aが顔面マスク280aに取り付けられる以外 は、全ての点において第13図に示す実施態様に対応する。 第16図は、前面273bを通って延在する2部構成のヘッドバンド272b を有する成形されたカップ型の顔面マスク270bの前面図である。第12図に 示すように、排気弁がないので、ヘッドバンド272bは前面273bの輪郭と ほぼ一致する。ヘッドバンド272bは好ましくは、製造中に、高速製造装置を 使用する際に遭遇されるたるみおよび対応する材料取り扱いに伴う困難さを最小 にする張度で配置される。上記のように、ヘッドバンド272bは、左側および 右側ヘッドバンド取り付け位置274bおよび276bで顔面マスク270bに 接続される。 第17図は、後方開口部284bを通って延在する、単位長さの2部構成ヘッ ドバンド282bを有する成形されたカップ型の顔面マスク280bの後面図で ある。ヘッドバンド「H」は、第13図に関連して考察した、左側および右側ヘ ッドバンド取り付け位置288bおよび290bと交差する軸286bに沿って 延在する。第13図の排気弁283の有無は、本実施態様においてヘッドバンド の形状を変化させない。 第18図は、1部構成のヘッドバンド272cが顔面マスク270cに取り付 けられる以外は、全ての点において第16図の実施態様に対応する。第19図は 、1部構成のヘッドバンド282cが顔面マスク280cに取り付けられる以外 は、全ての点において第1 7図に示す実施態様に対応する。 第20図は、ヘッドバンド通路「H」に沿った、左側および右側ヘッドバンド 取り付け位置304および306に取り付けられる2部構成のヘッドバンド30 2を有する平らに折りたたまれた顔面マスクの一例300の前面図である。ヘッ ドバンド302は、排気弁308に隣接する、平らに折りたたまれた顔面マスク 300の平面からそれる。顔面マスク300の適用は、使用者が2部構成ハンド バンド302に対して顔面マスク300を内側に折り返す。ヘッドバンドがマス ク300の後方に対向部に位置するときには、取り付け位置304および306 はピール(peel)構造になっている。第21図は、1部構成のヘッドバンド 302aが顔面マスク300aに取り付けられる以外は、全ての点において第2 0図に示す実施態様に対応する。 第22図は、例示的な顔面マスク326を使用者に保持する、2部構成のヘッ ドバンド320の操作を示す。2部構成のヘッドバンド320は、頭部ストラッ プ322および首ストラップ324を備える。3つ以上のストラップを備えるヘ ッドバンドがいくつかの用途に対して望ましいことがあることが理解される。第 23図は、顔面マスク326aを使用者に保持する1部構成のヘッドバンド32 2aを示す。 第24図は、折りたたまれた形状;連続したループ型ヘッドバンド352と使 用するための保存形状の、別の平らに折りたたまれたレスピレーターマスク35 0を前面から示した図を示す。ヘッドバンド352の端部362および364は 移動式クランプ360により接続される。取り付けリング354は、ループ式ヘ ッドバンド352を取り付けるため、左側および右側ヘッドバンド取り付け位置 356および358に接続される。顔面マスクブランクの開口部ま たはスロットなどの種々の取り付け構造物が取り付けリング354と交換されて もよいことが理解される。 フィルター媒体: 本発明に有用なフィルター媒体または材料は、内側または外側カバーまたはス クリムの有無および補剛手段の有無によらず、多数の織および不織材料を1層ま たは複数層含む。第4A図〜第4D図に示す実施態様において、中心部分に補剛 部材が提供される。好適なフィルター材料の例には、微小繊維ウェブ、繊維化フ ィルムウェブ、織りまたは不織ウェブ(例えば、エアレイドまたは起毛スフ)、 ソリューション−ブローンウェブまたはそれらの組み合わせが含まれる。例えば 、このようなウェブを形成するために有用な繊維はポリプロピレン、ポリエチレ ン、ポリブチレン、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)およびそれらの配合物な どのポリオレフィン、1つ以上のクロロエチレン単位またはテトラフルオロエチ レン単位を含有し、アクリロニトリル単位、ポリエステル、ポリカーボネート、 ポリウレタン、ロジン−ウール、ガラス、セルロースまたはそれらの組み合わせ を含有してもよい、ポリオレフィンなどのハロゲン置換ポリオレフィンを含む。 フィルター層の繊維は、濾過される粒子の種類に応じて選択される。適切な選 択は、例えば柔軟さや水分調節を提供することにより、着用者に対するレスピレ ーターの快適性にも影響を与えることがある。本発明に有用なメルトブローン微 小繊維ウェブは、例えば、ヴェンテ ファン エー(Wente,Van A) 著、「超微細熱可塑性繊維(Superfine Thermoplastic Fibers)」、生産技術化学(Industrial Engineerin g Chemistry)、48巻、1342ページ(1 956年)および1954年5月25日発行のナーバル リザーチラボラトリー (Naval Research Laboratories)の報告書番号第4 364号のファン エー ヴェンテ(Van A Wente)著、表題「超微 細有機繊維の製造(Manufacture of Super Fine O rganic Fibers)」に記載されるように調製され得る。本発明に有 用なフィルター媒体のブローン微小繊維は、ロンドンの機械工学研究所(Ins titution of Mechanical Engineers)の会報 1B、デービス シー エヌ(Davies,C.N.)著、「浮遊塵芥粒子の 分離(The Separation ofAirborne Dust Pa rticles)」に記載されている方法により算出したとき、好ましくは3乃 至30マイクロメーター、さらに好ましくは約7乃至15マイクロメーターの有 効繊維径を有する。 選択的にはスフがフィルター層に含有されてもよい。縮れたかさ高いスフは、 ブローン微小繊維だけからなるウェブではなく、かさ高く、密度の低いウェブに 含有させる。好ましくは、90重量パーセント未満、さらに好ましくは70重量 パーセント未満のスフが媒体に含有される。スフを含有するこのようなウェブは 、参考として本明細書に組み入れられている、米国特許第4,118,531号 (ハウザー(Hauser))に開示されている。 コンジュゲートスフがフィルター媒体のフィルター層または1つ以上の他の層 に使用されてもよい。芯部分より融点が低い外側層を一般に有するコンジュゲー トスフを使用して、例えばコンジュゲート繊維の外側層が流動して、コンジュゲ ートスフまたは他のスフのいずれかである隣接繊維と接触するように、層を加熱 することにより、繊維交差地点において一体として結合された弾性形状層を形成 することができる。形状層はまた、スフとともに含有される熱流ポリエステルの 結合繊維を用いて調整されることができ、形状層の加熱の結果、結合繊維は融解 し、繊維交差地点にまで流動し、そこで繊維交差地点を取り囲む。冷却すると、 繊維交差地点に結合が生じ、繊維塊を望ましい形状に保持する。また、アクリル ラテックスまたは粉末熱活性化接着樹脂などの結合材料が、ウェブに適用され、 繊維を結合させることができる。 米国特許第4,215,682号(クビック(Kubik)ら)、米国特許第4 ,588,537号(クラッセ(Klasse)ら)に開示されるように、電荷 を与えた繊維、米国特許第4,375,718号(ワズワーズ(Wadswor th)ら)または米国特許第4,592,815号(ナカオ(Nakao))に開 示されるような分極または荷電エレクトレットまたは米国特許再審査第31,2 85号(ファン ターンアウト(van Turnhout))に開示されるよう な荷電繊維化フィルム繊維が本発明に有用である。一般に、荷電方法は、材料を コロナ放電またはパルス高電圧に露呈することに関係する。 活性炭またはアルミナなどの吸着粒子材料がフィルター層に含有されてもよい 。このような粒子添加ウェブは、例えば、参考として本明細書に組み入れられて いる、米国特許第3,971,373号(ブラウン(Braun))、米国特許第4 ,100,324号(アンダーソン(Anderson))および米国特許第4, 429,001号(コルピン(Kolpin)ら)に記載されている。粒子添加 フィルター層から製造されるマスクは、気体物質から保護するために特に有用で ある。 顔面マスクの少なくとも一部分はフィルター媒体を含む。第7図および第8図 に示す実施態様において、上側部分、中心部分および 下側部分の少なくとも2つはフィルター媒体を含有し、上側部分、中心部分およ び下側部分は全てがフィルター媒体を含んでもよい。フィルター媒体から形成さ れない部分(類)は種々の材料から形成されてもよい。例えば、上側部分は着用 者の眼鏡を曇らさないように防湿バリアを提供する材料または上方まで延在して 顔面シールドを形成してもよい透明材料から形成されてもよい。着用者の唇の動 きが観察され得るように、中央部分は透明材料から形成されてもよい。 中央部分が上側および/または下側部分に結合される場合には、結合は、超音 波溶接、接着剤、膠、ホットメルト接着剤、ステープル、縫製、加工熱、圧力ま たは他の好適な手段により実施されることができ、間欠的であっても、連続的で あってもよい。これらの手段のいかなるものも結合部位を幾分強化し、または強 固にする。 本発明のレスピレーターに有用な鼻クリップは、例えば、アルミニウムまたは プラスチック被覆ワイヤーなどの柔軟で軟らかい帯状の金属から製造されること ができ、マスクを着用者の顔面に快適に適用するように形作られることができる 。鼻および頬の部分にマスクをぴったりと適用する際の助力となるウィングを提 供するために、クリップ部分に沿って屈曲を配置させて、着用者の鼻梁上に延在 するように形作られた直線ではない鼻クリップが特に好ましい。鼻クリップは、 接着剤、例えば感圧接着剤または液体ホットメルト接着剤によりマスクに取り付 けられることができる。別の方法として、鼻クリップはマスク本体に収容されて もよいし、マスク本体と、マスク本体に機械的または接着剤により取り付けられ る布またはフォームとの間に保持されてもよい。本発明の好ましい実施態様にお いて、鼻クリップは上側部分の外側部分に位置づけされ、フォーム片は鼻クリッ プと並んでレスピレーターの上側部分の内側に配置され る。 レスピレーターは、選択的な排気弁、一般的にはダイアフラム弁を備えており 、、使用者は容易に排気できる。排気中に特に圧力が降下するマスクの排気弁は 、参考として本明細書に組み入れられている米国特許第5,325,892号( ヤプンチッヒ(Japuntich)ら)に記載される。他の設計の多数の排気 弁は当業者に周知である。排気弁は好ましくはレスピレーターの中央部分に、好 ましくは中央部分のほぼ真ん中に、超音波溶接、接着剤による結合および特に機 械的クランプ等により取り付けられる。 実施例 本発明の方法により作成されるヘッドバンドは、以下に示すが、これらに限定 されない実施例によりさらに説明される: 実施例1乃至3において、表面層が微小組織化したエラストマー複合物を、1 990年3月30日出願の米国特許出願番号第07/503716号に記載されて いるように作成し、ヘッドバンドを作成するために使用した。全ての場合におい て、活性化前のヘッドバンド幅は10mmであった。力データは、外方向へのの び周期および回復周期中に測定された力の平均値に対応する。 使用者の頭部サイズの範囲は、ロスアラモス国立研究所の推薦に基づいている 、アプリ オキュペ エンバイアロン ハイジ(Appl.Occup.Env iron.Hyg.)7(4)、241〜245(1992)、エス ジー ダニッ シュ(S.G.Danisch)、エッチ イー ムリンズ(H.E.Mulli ns)およびシー アール ロー(C.R.Rhoe)に記載される、試験パネ ル被験者の情報から測定した。このパネルの顔面特性は、米国の労働人口の95 %の顔面特性のシミュレーシヨンをしていると 思われる。上記の論文に記載されているように、顔面長さ(メントン−鼻の付け 根の深さとの長さ)および顔面幅(両頬骨幅)の人体計測パラメーターに関して 個々に評価した。上記論文に記載されるように、顔面サイズの分布により、顔面 特性値が小さい(長さ108mm、幅123mm)、中くらい(長さ120mm、 幅138mm)および大きい(136mm、幅148mm)の3人を選択した。 これらの小さい、中くらいおよび大きい顔面サイズは、小さい、中くらいおよび 大きい頭部サイズにも対応すると過程した。 ヘッドバンドを220mmの長さに切断し、長さ220mmの、平らに折りた たまれたレスピレーターの上に平らに配置し、ステープルにより両端を取り付け た。引っ張れる長さは200mmであった。次いで、マスクを試験被験者の各々 に配置し、ヘッドバンドの伸び率を後頭部での最大長さ時および首の背面部での 最小長さ時に測定した。結果を表1に示す。 表1 種々の頭部サイズに対するヘッドバンド伸び率 本発明のヘッドバンド材料を220mmの長さに切断し、最初の長さの300 %〜400%まで引っ張ってから、解除することにより活性化した。これらの材 料の伸び率を種々の引っ張り力について測定し、力と伸び率との関係のプロット を測定し、予め選択した代表的な頸部および頚部のサイズに対する取り付け力を 測定した。実施例1および比較例C1 1990年3月30日に出願された、米国特許出願番号第07/503716 号に記載されるように、エラストマー複合物を作成した。芯材料はクレイトン( Kraton)TM、(スチレン−エチレン ブチレン−スチレン)ブロックコポリ マー(シェル ケミカル社(Shell Chemical Company)、 オハイオ州、ビュープレ)であった。2つの表面層をポリプロピレン PP 3 445(エクソン ケミカル社(Exxon Chemical Compan y)、テキサス州、ヒューストン)から作成し、各サイドに1つの層を配置した 。各表面層に対する芯層の厚さの比は19:1であった。複合物の厚さは6ミル (0.15ミリメーター)であった。以下の取り付け力を測定した。 取り付け力(グラム単位) クレイトン(Kraton)TMG 1657およびポリプロピレン PP 34 45 比較のために、幅6mmおよび長さ220mmの市販のレスピレーター(型番 DMR2010、テクノール メディカル プロダクツ社(Technol M edical Products Inc.)、テキサス州フォートワース)のポ リウレタンエラストマーヘ ッドバンドを同様に評価し、以下の結果を得た。 比較例C1 取り付け力(グラム単位)ポリウレタンヘッドバンド 本発明のヘッドバンドは、現在市販されているヘッドバンドと比較して、頭部 サイズにわたって、比較的一定の取り付け力を提供すること、および小さい頭部 サイズには十分な取り付け力を提供するが、大きい頭部サイズには不快なほど大 きな力を生じないことがわかる。実施例2 この実施例では、異なるエラストマー材料を本発明のヘッドバンドに使用した 。1つの場合では、エラストマーは、安定剤として0.5%イルガノックス(I rganox)1010(チバ ガイギー社(Clba Geigy Corp. )、ニューヨーク州ソーホー)を添加したスチレン−イソプレン−スチレンブロ ックコポリマー、クレイトン(Kraton)TMD 1107であった。別の場 合には、エラストマーは、処理助剤として5%エンゲージ(Engage)TM 8200(ダウ ケミカル社(Dow Chemical Company)、ミシ シッピー州ミッドランド)を添加した(スチレン−エチレン ブチレン−スチレ ン)ブロックポリマー、クレ イトン(Kraton)TMG 1657であった。表面層は、PP 7C50 ポリプロピレン(シェル ケミカル社(Shell Chemical Comp any)、オハイオ州ビュープレ)であった。1つの表面層に対する芯層の厚さ の比は38:1であった。複合物の厚さは8ミル(0.20ミリメーター)であ った。結果を以下に示す。 取り付け力(グラム単位) 異なるエラストマー クレイトン(Kraton)TMD 1107より硬いクレイトン(Krato n)TM G 1657はクレイトン(Kraton)TMD 1107より大きい 取り付け力を提供するが、他の変数は一定であることがわかる。実施例3 この実施例において、同じエラストマーを用いて作成した厚さの 異なるエラストマー複合物を本発明のヘッドバンドに使用した。エラストマーは 、安定剤として0.5%イルガノックス(Irganox)1010および0. 5%イルガノックス(Irganox)1076(チバ ガイギー社(Ciba Geigy Corp.)、ニューヨーク州ソーホー)を添加したクレイトン( Kraton)TMD 1107であった。表面層はPP 3445ポリプロピレ ン(エクソン ケミカル社(Exxon Chemical Company)、 テキサス州ヒューストン)であった。1つの表面層に対する芯層の厚さの比は1 8.5:1であった。結果を以下に示す。 取り付け力(グラム単位) 異なる厚さ 所定のエラストマーの取り付け力は、複合ヘッドバンド材料の厚さを選択する ことにより、適合され得ることがわかる。実施例4−平らに折りたたまれた顔面マスク 第4A図乃至第4D図の方法にほぼ準拠して作成した平らに折りたたまれた顔 面マスクについて、以下に記載するが、これらに限定されない実施例によりさら に説明する。 荷電メルトブローンポリプロピレン微小繊維の2枚のシート(350mm×3 00mm)を他方の上面に配置して、基本重量100g/m2、有効繊維径7乃 至8ミクロンおよび厚さ約1mmの層状ウェブを形成した。軽量のスパンボンド ポリプロピレンウェブ(350mm×300mm;50g/m2、種類 105 OB1UO0、ドン アンド ロー ノンウーブンズ(Don and Low Nonwovens)社製、英国スコットランド州フォーファー)の外側被覆 層を、微小繊維の層状ウェブの1つの面に接触させて配置した。帯状のポリプロ ピレンサポートメッシュ(380mm×78mm;145g/m2、種類517 3、インターマス(Intermas)社製、スペイン、バルセロナ)を、層状 の微小繊維ウェブの一方の長い端部から約108mmおよび層状の微小ウェブの もう一方の長い端部から114mm残り、微小繊維面の端部に延在する微小繊維 面に横方向に配置した。内側被覆シート(350mm×300mm;23g/m2 、LURTASILTM6123、英国、イギリス、ダービーのスパン ウェブ ユーケー(Spun Web UK)社製)を、サポートメッシュおよび残っ ている露出した微小繊維ウェブの上面に配置した。次いで、5層構造物を超音波 により層状構造物にほぼ近い矩形形状に結合し、層状構造物を全周において一体 として保持するように結合し、上端、下端および2つの側方端を形成した。また 、サポートメッシュの長い端部に沿って層を一体として結合した。このようにし て結合した構造物の長さは、上端および下端に平行に測定したとき、188mm であり;幅は、側方端に平行に測定したとき、203mmであった、帯状のサポ ー トメッシュの端部は、層状構造物の上端から60mmおよび構造物の下端から6 5mmの位置に配置した。結合部位の辺縁からはみ出た過剰の材料を除去し、ヘ ッドバンド取り付け手段を作成するための、側方端の結合線を越え、サポートメ ッシュのセンターラインに近い部分、長さ50mm×幅20mmを残した。 層状構造物の上端をサポートメッシュの最も近い端の近くで縦に折り曲げて、 上側折り線から39mmの距離で内側被覆どうしが接触して上側部分を形成し、 層状構造物の残り21mmが追加の上側部分を形成するように上側折り線を形成 した。層状構造物の下端をサポートメッシュの最も近い端の近くで縦に折り曲げ て、39mmの距離で内側被覆どうしが接触して下側部分を形成し、残り26m mが追加の下側部分を形成するように上側折り線を形成した。追加の上側部分お よび追加の下側部分の内側被覆層を次いで互いに接触させた。上側折り線と下側 折り線との間に位置する、中央部分の接触部分を側方端でシールした。 幅約5mm×長さ140mmの柔軟な鼻クリップを追加の上側部分の外側面に 取り付け、幅約15mm×長さ140mmの帯状の鼻フォームを鼻クリップと実 質的に並べた追加の上側部分の内側面に取り付けた。各々の外側被覆がそれぞれ 上側および下側部分の外側被覆と接触するように、追加の上側および下側部分を 折りたたんだ。 ヘッドバンド取り付け手段を形成するために放置された、層状構造物の遊離端 を、層状構造物の結合端の方に折り返して結合し、ループを形成した。ヘッドバ ンドの弾性物がループを通って通過され、このように形成されたレスピレータを 着用者の顔面に固定するための手段を提供した。実施例5 サポートメッシュを省いた以外は、実施例4のように第1および第2の層状構 造物(350mm×300mm)を作成した。曲線のある結合を各シートの長い 端に沿って形成され、結合の凸部分からはみ出した過剰の材料を除去した。5つ の層の各々が実質的に同じ広がりを有した以外は、実施例4のように第3の層状 構造物を作成した。第1の層状シートを、内側被覆が接触するように、第3の層 状構造物の上面に配置した。第1のシート構造物の未結合の長い端部の近傍に曲 線結合を使用して、第1および第3のシート構造物を結合して、幅165mmで 、深さ32mmの、楕円形の上側レスピレーター部分を形成した。曲線結合の各 々の半径は145mmであった。 第3のシートに結合されなかった第1のシート構造物の端は、第3のシートに 結合された第1のシートの端の方に織り戻された。第2のシート構造物を折りた たまれた第1のシートの上面に配置し、部分的に第3のシートを被覆した。曲線 結合を使用して、第2および第3のシート構造物を一体として結合し、第2のシ ートから幅165mmおよび深さ32mmの、楕円形の下側レスピレーター部分 を形成し、第3のシート構造物から、幅165mmおよび高さ64mmの楕円形 の中央レスピレーター部分を形成した。楕円部分の外側の材料を除去した。上側 および下側部分を中心部分から織り戻した。 柔軟なアルミニウム鼻クリップを上側部分の周辺の外側面に取り付け、帯状の 鼻フォームを、鼻クリップと実質的に並べて、内側面に取り付けた。中心部分と 上側および下側部分との結合が合う地点にヘッドバンド取り付け手段を取り付け 、ヘッドバンドゴムを取り付け手段を通して、着用者が着用する準備のできたレ スピレータを形成した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN, CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR ,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV, MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK ,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ダイラッド,ジェイムズ エフ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (72)発明者 ヘンダーソン,クリストファー ピー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (72)発明者 クルーガー,デニス エル. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (72)発明者 セパーラ,ハロルド ジェイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (72)発明者 エルフド アイ.,ウィリアムス アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.顔面マスクに取り付けられる複合ヘッドバンドにおいて、該複合ヘッドバ ンドが、 少なくとも1つの分離したエラストマー芯と; 該エラストマー芯に取り付けられた少なくとも1つの連続した熱可塑性表 面層とを備えていて、不活性化状態における第1の係数と、活性化状態において 第1の係数より小さい第2の係数とを有し、該複合ヘッドバンドが該活性化状態 にあるとき、該熱可塑性表面層が微小組織を有する永久変形表面層を形成する複 合ヘッドバンド。 2.該エラストマー芯と少なくとも1つの該熱可塑性層とが該活性化状態にお いて連続して接触している請求項1記載の複合ヘッドバンド。 3.少なくとも1つの該エラストマー芯がほぼ平面の構造物を備える請求項1 記載の複合ヘッドバンド。 4.少なくとも1つの該エラストマー芯が多数の細長い芯を備える請求項1記 載の複合ヘッドバンド。 5.顔面マスクであって: 左側および右側ヘッドバンド取り付け位置を備える顔面マスクブランクと ; 該左側および右側ヘッドバンド取り付け位置の少なくとも1つに取り付け られ、該左側および右側ヘッドバンド取り付け位置の間のヘッドバンド通路に沿 って延在する単位長さを有し、少なくとも1つの分離したエラストマー芯と、該 エラストマー芯に取り付けられた少なくとも1つの連続した熱可塑性表面層とを 備えており、不活性化状態における第1の係数と、活性化状態において第1の係 数より小さい第2の係数とを有する複合ヘッドバンドとを備えており、該複合ヘ ッドバンドが該活性化状態にあるとき、該熱可塑性表面層が微小組織を有する永 久変形表面層を形成する顔面マスク。 6.該ヘッドバンド通路が、該左側および右側ヘッドバンド取り付け位置と交 差する軸を備える請求項5記載の顔面マスク。 7.複合ヘッドバンドを顔面マスクに取り付ける方法であって: 左側および右側ヘッドバンド取り付け位置を有し、該左側および右側ヘッ ドバンド取り付け位置との間に延在するヘッドバンド通路を有する顔面マスクブ ランクを作成するステップと; 該複合ヘッドバンドが該活性化状態にあるとき、微小組織を有する永久変 形表面層を形成する少なくとも1つの連続する熱可塑性表面層に少なくとも1つ の分離したエラストマー芯を取り付けることにより、不活性化状態における第1 の係数と、活性化状態において第1の係数より小さい第2の係数とを有する複合 ヘッドバンドを作成するステップと; 該ヘッドバンド通路に沿って該複合ヘッドバンドを位置づけるステップと ; 該左側および右側ヘッドバンド取り付け位置の少なくとも1つに該複合ヘ ッドバンドを取り付けるステップと を含む複合ヘッドバンドの顔面マスクへの取付方法。 8.少なくとも1つの該エラストマー芯がほぼ平面の構造物を備える請求項7 記載の複合ヘッドバンドの顔面マスクへの取付方法。 9.少なくとも1つの該エラストマー芯が多数の細長い芯を備える請求項7ま たは8記載の複合ヘッドバンドの顔面マスクへの取付方法。 10.請求項7乃至9のいずれか1項に記載の複合ヘッドバンドの顔面マスク への取付方法により作成され得る顔面マスク。
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