JP2001504634A - Rf干渉を減少させた無電極ランプへ電力供給する方法及び装置 - Google Patents

Rf干渉を減少させた無電極ランプへ電力供給する方法及び装置

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JP2001504634A JP52378998A JP52378998A JP2001504634A JP 2001504634 A JP2001504634 A JP 2001504634A JP 52378998 A JP52378998 A JP 52378998A JP 52378998 A JP52378998 A JP 52378998A JP 2001504634 A JP2001504634 A JP 2001504634A
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フュージョン ライティング,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 無電極ランプ導波路構成体(20)が偶発的なRF信号に対する同調された吸収体(102,200)を有している。一体的な周波数選択性減衰を有するランプ導波路(24)が偶発的な帯域からずれたRFエネルギを吸収するために導波路(24)内に位置決めされている共振吸収体(102,200)を有している。吸収体(102,200)はランプにおけるプラズマを励起するために使用される選択した周波数におけるエネルギに関し無視可能な影響を有している。第一実施例においては、1つ又はそれ以上の損失性磁気物質からなる薄いスラブ(80,82)が導波路の端壁から偶発的な信号の約4分1波長において導波路(24)の側壁(86,88)へ固定されている。損失性物質の位置決めは偶発的信号からのパワーの吸収を最適化させる。第二実施例においては、1つ又はそれ以上の損失性磁気物質からなる薄いスラブ(80,82)が帯域拒否導波路フィルタ要素(100,108)に関連して使用される。第三実施例においては、1つ又はそれ以上のマイクロストリップフィルタ要素(200,202)が偶発的な信号の周波数に同調されおり且つ偶発的な信号のエネルギに結合し且つ吸収するために導波路(24)内に位置決めされている。3つの実施例の全てが選択した周波数において無視可能なエネルギを吸収し、従ってランプのエネルギ効率を著しく減少させることはない。

Description

【発明の詳細な説明】 RF干渉を減少させた無電極ランプへ 電力供給する方法及び装置 発明の詳細な説明発明の背景 技術分野 本発明は、RF干渉(RFI)を減少させた無電極ランプ電力を供給する方法 及び装置における改良に関するものである。本発明は、これに制限するものでは ないが、米国特許第5,504,391号(Turner et al.)、第 5,448,135号(Simpson)、第5,404,076号(Dola n et al.)、第4,894,592号(Ervin et al.)、 第4,895,906号(Ury et al.)、第4,359,668号( Ury)に開示されているタイプのランプにおいて特に有用性を有するものであ り、これらの特許の開示内容は引用によって本明細書に取込む。従来技術の説明 本発明が関連するタイプの無電極ランプは、充填物として知られているプラズ マ形成用媒体を収容する光透過性のエンビロープ即ち被包体を有している。マイ クロ波又は無線周波数(RF)エネルギ供給源は、その出力エネルギを導波路を 介して被包体へ結 合させ、該充填物においてプラズマを励起させ、その結果被包体から光を放出さ せる。 図1は本発明が関連するタイプの無電極ランプに対する多くの可能な形態のう ちの1つを模式的に示している。ランプモジュール20は、マグネトロン22又 は何等からのその他のRF又はマイクロ波電磁エネルギの供給源を有している。 マグネトロン22からのエネルギは結合用アンテナ28を介して導波路24内へ 結合され且つスクリーン空胴30内へ結合され、そこにはバルブ32が配設され ている。バルブ32は概略球状の放電被包体34を有している。バルブ32は例 えば、上述したDolan et al.特許に記載されている物質のような放 電被包体34内に収容されている高圧充填物質を有している。バルブ被包体34 は石英又はその他の適宜の透明物質から構成されている。スクリーン空胴30は RF又はマイクロ波照射に対しては不透明であるが光照射に対しては透明な導電 性のメッシュ又はスクリーン物質から構成されている。 動作について説明すると、導波路24はマグネトロン22によって発生された 電磁エネルギをスクリーン空胴30内へ指向させ、初期的には室温にあるバルブ 32内の稀ガス(例えば、キセノン、アルゴン、クリプトン等)の充填原子を励 起させ、電子を放出 させる。放出された電子はその他の充填原子と衝突し、更なる電子を放出させ、 それによって自由電子の全体的な数を増加させる。自由電子の増加された数は、 衝突を増加させ且つ温度を増加させ、且つ例えば硫黄、水銀等のその他の固体又 は液体充填物質からなる原子が蒸発され且つ所望の光照射を発生する。 小型のランプ形態とするために、同軸共振器26が外側導体としてのスクリー ン30と、好適には冷却用の空気を担持するために中空である中心導体36と、 バルブ32と、高いエネルギ密度で無電極ランプバルブを励起する高電圧を供給 するために使用される結合用ループ40とを有している。パワー即ち電力が導波 路から結合用ループ40によって共振器へ結合され、その場合に水平のRF磁界 が導体36後ろ側のノッチ38へ入り、中心導体36の基部内に電流を誘起させ る。 小型のランプ形態及び小型で高度に共振性のRF回路を有するその他のランプ においてマグネトンの動作に関して困難性が発生している。これらの困難性は、 ランプRF回路の設計において注意深くインピーダンス整合をするにも拘らず発 生する。この文脈において、インピーダンス整合は、最大の動作温度におけるバ ルブのインピーダンスと導波路24の インピーダンスとをマッチング即ち整合させることであり、その場合に、アンテ ナ28におけるインピーダンスはマグトロン製造業者によって特定されるRF回 路に対する特性インピーダンスに等しい。インピーダンスにおける不整合は、反 射RFエネルギを発生させ、それは不整合の区域から逆に伝搬し且つ整合されて いるRF回路よりも一層大きな電圧定在波比(VSWR)を発生する。従って、 VSWRはインピーダンス整合の目安として使用される。記号について説明する と、ランプRF回路は結合用アンテナ28と、導波路24と、励起すべきRF負 荷であるバルブ32を収容するスクリーン空胴30を具備する共振器26とを有 している。小型のランプに対するプロトタイプを評価する場合に、小型のRF回 路形態の場合には、マグネトロンの製造業者によって与えられる仕様に従ってマ グネトロンに対する選択した動作周波数においてVSWRは許容限界内にあるこ とが判明した。それにも拘らず、マグネトロンは短い導波路及び共振器26によ って悪影響を受け且つ予測しなかった挙動を示す。単一の選択した周波数の代わ りに、複数個の偶発的な周波数がマグネトロン出力スペクトルにおいて観察され る。その結果、ランプ性能は2つの態様で悪影響を受け、即ち、ランプの光は許 容不可能な態様でちらつき且つ発生 される偶発的な周波数はRFスペクトル管理のために政府のガイドラインの下で 割り当てられている2400MHz乃至2500MHzのISMバンドの外側に ある。割り当てられたバンドの上及び下の偶発的な信号が同時的に観察された。 発生された周波数はマグネトロンとランプバルブとの間の導波路の長さと共に変 化する。 かなりの研究が行われたが、この予測されなかった問題をどのようにして緩和 することが可能であるかという指針を与えるものではなかった。選択した動作周 波数において良好なインピーダンス整合が存在している場合にマグネトロン動作 周波数から著しく異なる周波数においての高い反射現象に関しマグネトロンの製 造業者からの情報は存在しない。実際に、1つのマグネトロンの製造業者は、選 択した周波数において適切に整合されたインピーダンスを有するRF回路に対し 広く離隔した周波数において振動条件を発生させることが可能であることを否定 する。 通常のRF回路設計プラクティスにおいては、製造業者は与えられたマグネト ロンに対する選択した動作周波数においての整合された特性インピーダンスを有 するRF回路に基づいて設計指針を提供する。マグネトロンは与えられた範囲の 動作周波数を有す るものとして特定され、理論的には、設計者は選択された周波数における振動の ためにマグネトロンを単純に選択する。 現状においては、選択した動作周波数において良好に整合された負荷が存在し ている場合であっても、マグネトロン(ランプRF回路と共に)は、広く離れた 周波数において20:1又はそれ以上のVSWRが存在する場合には、選択した 周波数のいずれかの側において第二又は第三の広く離れた周波数、30MHz乃 至100MHzにおいて振動する場合がある。従って、従来技術の方法を使用し て、より短く且つより小型の導波路形態を具備する無電極ランプにおいて偶発的 な無線周波数干渉(RFI)を防止することは可能なものではない。RFIの発 生を防止する方法が見つけられない限り、より小型で且つより望ましい無電極照 明器具を製造することは不可能である。発明の目的及び要約 従って、小型の形態及び改良した短い導波路を具備する無電極ランプを提供す ることによってRFIの放射を最小とすることが本発明の目的である。 本発明の別の目的とするところは、マグネトロン周波数プリング(pulli ng)に伴う問題を除去するために改良した小型の導波路を提供すること である。 本発明の更に別の目的とするところは、選択した周波数においてRF供給源に よって発生されたエネルギの実質的に全てを通過させながら、バンドを外れた周 波数のみにおけるエネルギを吸収するための小型の導波路構成体を提供すること である。 本発明の一部として、動作周波数の選択したバンドの外側の周波数における高 い反射(及び高いVSWR)によってマグネトロン周波数のプリング(即ち、p ulling)からRFI問題が発生することが判明した。一体的な周波数選択 性減衰を伴うランプ導波路が開発され、この導波路はバンドを外れた偶発的なR Fエネルギを吸収するために導波路内に位置されている共振吸収体を有している 。該吸収体はランプ内のプラズマを励起するために使用される選択した周波数に おいてエネルギに関して無視可能な影響を有している。 本発明の第一実施例においては、損失性エネルギ吸収用物質からなる1つ又は それ以上の薄いスラブが導波路の端壁から約4分1波長の距離において導波路の 側壁に取付けられており、各スラブの位置は偶発的信号の案内波長の関数として 選択される。損失性物質の位置決めは偶発的な信号からのパワー即ち電力の吸収 を最適化させ、そうでない場合には、 偶発的な信号は導波路内において定在波のように挙動する。本発明の第二実施例 においては、導波路を部分的に終端させるのに充分な量の損失性吸収体物質が選 択された動作周波数に同調されているバンド拒否導波路フィルタに関連して使用 されている。第三実施例においては、1つ又はそれ以上の同調されているマイク ロストリップエネルギ受取吸収体が同調され且つ偶発的な信号エネルギを吸収す るために導波路内において効果的な位置に位置決めされている。これら3つの実 施例の全ては選択した周波数において無視可能なエネルギを吸収し従ってランプ のエネルギ効率を著しく減少させるものではない。 3つの実施例について開示するが、各々において、エネルギ吸収体は導波路内 に配設される。第一実施例においては、導波路内の吸収体の位置によってブロー ドバンド損失性吸収体を共振性即ち周波数選択性のものとしている。第二実施例 においては、バンド拒否フィルタを使用して、偶発的なエネルギのみが(そうで なければブロードバンドの)吸収体に到達することを選択的に可能とするために 使用し、従って吸収体はバンド拒否フィルタと関連して使用することによって共 振性即ち周波数選択性である。第三実施例においては、周波数選択性マイクロス トリップ吸収体が導波路内に配設される。従って、これ ら3つの実施例の各々において、吸収体は偶発的信号の周波数においてエネルギ を吸収するために同調されており、従って、記号の説明のために、これら3つの 実施例の各々は共振性の吸収体を有するものと考えられる。 本発明の前述した且つ付加的な目的、特徴及び利点は、種々の図面における同 一の参照番号は同一の構成要素を表わす添付の図面と共に考慮することにより好 適実施例の以下の詳細な説明から当業者にとって明らかなものとなる。図面の簡単な説明 図1は本発明が使用されるタイプの無電極ランプの1例の断面図を模式的に示 している。 図2は共振周波数において導波路に対して整合された理想的な共振体を有する 共振性RF回路のインピーダンスを示したスミスチャート線図である。 図3は図2においてチャートで示した共振性RF回路に対する導波路の1つの 波長長さのセクションを付加した効果を示した2番目のスミスチャート線図であ る。 図4は固定した磁界及びアノード電流に対する負荷コンダクタンス(且つサス セプタンス)の関数としての観察されたマグネトロン出力パワー及び周波数を示 したリーケ線図である。 図5は導波路内に磁気的に吸収性の物質からなるスラブを具備する本発明のラ ンプの概略斜視図である。 図6は導波路内にバンドストップフィルタ要素を具備する本発明のランプの第 二実施例の概略斜視図である。 図7a,7b,7c,7d,7e,7f,7g,7hは本発明の導波路内にお いて使用するバンドストップフィルタ要素の概略断面図である。 図8は導波路内に設けた同調させた共振マイクロストップフィルタ要素を有す る本発明のランプの第三実施例の概略斜視図である。 図9a,9b,9cは本発明の導波路の第三実施例において使用するマイクロ ストリップフィルタ要素の概略平面図である。好適実施例の説明 マグネトロン周波数のプリング(pulling)を発生する偶発的なエミッ ションの問題は導波路内の不所望の反射によって悪化されることが判明している 。偶発的なエミッションはマグネトロンの選択周波数から周波数において広く離 れており且つ導波路内において反射される。この偶発的エミッションが除去され ると、マグネトロンは選択周波数において動作する。 不所望の周波数のプリングが発生するメカニズムは、図2に示したように極座 標インピーダンス線図(即ちスミスチャート)上において示される共振回路のイ ンピーダンスを観察することによって理解することが可能である。スミスチャー トは、一般的には、伝送線(即ち、導波路)のインピーダンスをグラフ的に表わ したものである。導波路内の与えられた基準位置に対して、インピーダンスを標 準値(例えば、50Ω)に対して正規化させ且つ1つの点としてプロットするこ とが可能である。スミスチャートは、基準位置が発生器(即ち、マグネトロン2 2)に向かって又は負荷(即ち、バルブ32)に向かって移動する場合にどのよ うにインピーダンスが変化するかをモデル化する場合に有用である。スミスチャ ートは、又、周波数の関数として導波路内の与えられた基準位置に対するインピ ーダンス変化をプロットするのに有用であり、これが図2及び3の目的である。 次に、図2に移ると、ループ結合用共振器26に位置した基準面において、共振 回路インピーダンスがゼロインピーダンスにおけるチャート62の端部において 正接している円60として表われることが示されている。安定したマグネトロン 動作のためには、マグネトロンを共振器へ接続する伝送線の長さはマグネトロン の性能特性の「シンク」フェー ズ内にゼロインピーダンス点62を配置せねばならない。 このフェーズの場合には周波数オフセットの負のフィードバックが得られる。 何故ならば、図4において点線の周波数差分線によって表わされるマグネトロン プリング即ち引っ張り特性が動作周波数を中央の値へ向かって強制させるからで ある。 例えば、図1に示したような作業システムを構築するためには、マグネトロン 22とレゾネータ即ち共振器26の結合点との間にある長さの伝送線(即ち導波 路)が存在せねばならない。この伝送線長さは、又、アンテナ28とアノード共 振器(即ち、振動周波数が決定されるマグネトロン内部の点)との間のマグネト ロン22内部の部分を包含している。負荷(即ち、バルブ32)からの反射はこ の伝送線長さにおいてフェーズシフトを経験し、そのフェーズシフトは周波数の 関数として増加する。それまでチャートの端部において正接点62において接触 していた低及び高周波数軌跡は今やオーバーラップし且つループを形成する。 図2は±25MHzのロードさせた帯域幅で点64において示した共振周波数 f0において入力伝送線即ち導波路に対してマッチング即ち整合させた理想的な 共振器のインピーダンスプロットを示している。 ±25MHzの倍数におけるオフセット周波数に対するインピーダンスが示され ている(及び、点66及び68における±12.5MHzに対しても示されてお り、±12.5MHzはこのような共振器に対するロードされていない帯域幅で ある)。次に、図3を参照すると、ここにおいては共振周波数f0であると仮定 する2450MHzにおける完全な1つの波長の長さを持ったWR−340導波 路のセクションを付加した効果が示されている。f0より低い周波数は反時計方 向へシフトされており、一方f0より高い周波数は時計方向へシフトされており 、両方の場合ともチャート70の中心線と交差している。 次に、図4を参照すると、リーケ線図(即ち、ロード(負荷)線図)が示され ている。リーケ線図は、アンテナ28に対応する基準面においての負荷インピー ダンスの関数としてのマグネトロン22の出力パワー及び周波数における変化を 示すチャートである。方向矢印71はロード即ち負荷に向かっての移動を表わし ている。同心円72a,72b,72cはVSWRが一定の線であり且つ直径が 増加するに従って増加し、線72aはVSWRが5.0に対応しており、線72 bはVSWRが4.0に対応しており、線72cはVSWRが3.0に対応して おり、以下同様である。該チャートの中心はVSWRが1. 0に対応しており、それはインピーダンスが完全に一致している場合である。半 径が増加する曲線73a,73b,73cは出力パワーが一定の線であり且つ半 径が増加するに従って減少し、線73aは900ワットのパワーに対応しており 、線73bは850ワットのパワーに対応しており、線73cは800ワットの パワーに対応しており、以下同様である。より高いパワーの領域75はシンク領 域と呼ばれ且つマグネトロンに対して最も大きな結合及び最も高い効率を表わす 。然しながら、シンク領域においての動作は、典型的に、周波数の安定性を減少 させる。より低いパワー領域76は、マグネトロンが軽度にロードされる即ち負 荷がかかる領域であり、そこにおいては振動の状態はより安定であると予測され る。このランプにおいて使用されるタイプのマグネトロンの場合には、データは VSWR値が5:1乃至10:1に対してのみ供給される。より高いVSWR値 (それはより高い振幅反射を表わす)、特に高度にロードされたシンクフェーズ においては、設計者によって回避されるべき禁止領域として記載されている(製 造業者によって提供される文献において)。中心76の軽度にロードされた側に おける周波数のプリング即ち引っ張り輪郭及びパワー輪郭は極座標インピーダン ス線図(即ちスミスチャート) のリアクタンス輪郭及び抵抗輪郭に類似している。この類似性はリーケ線図のシ ンク側上で継続することが可能であり、少なくともVSWRが20:1よりも大 きな端部近くにおいて可能である。そうである場合には、チャート端部近く及び シンク領域の中央において非常に高いプリング即ち引っ張り係数の領域が存在し ている。一般的に、プリング即ち引っ張りは、チャート77の中心の左側におけ る周波数を上昇させ且つ右側78における周波数を低下させる。リーケ線図の高 度にロードされた区域75におけるプリング即ち引っ張り周波数点及びロード( 負荷)インピーダンス値(中心軸が交差した図3におけるインピーダンス軌跡の 部分から)が与えられた周波数において一致する場合には、不所望の振動が発生 する。 周波数の不安定性を発生するメカニズムがどのようなものであろうとも、非常 に小型のバルブを有する共振性無電極ランプの研究室においての観察では、選択 した動作周波数f0の両側において30乃至100MHzの範囲内の周波数にお いて偶発的に信号が存在することが判明した。殆どの場合において、これらの偶 発的な信号は強いものであり且つ選択した周波数から等しく配置されているもの ではなく、従って、選択した周波数f0の振幅又は周波数変調に よって発生されたものである蓋然性はない。スペクトルプロットを観察し且つ共 振器21(図1)が同調されていると、高い側及び低い側の周波数信号成分の両 方が同一の方向に変化することが観察された(即ち、周波数において両方とも一 層高いか又は両方とも一層低い)。 狭い帯域幅の共振ランプに関する研究室でのテスト結果は、上に概説した解析 に一致するものと思われる観測値を与えている。偶発的信号周波数(f0の30 乃至100MHz上及び下)において、周波数インピーダンスループのオーバー ラップがマグネトロンのプリング即ち引っ張り特性を発生させるものと思われる 。ソース(供給源)とロード(負荷)との間の距離を短絡させるとインピーダン ス線図を反時計方向に回転させ、低側及び高側の両方の偶発的信号の周波数を上 昇させ、従って周波数不安定性に関する問題を悪化させる。 より大型のランプにおいては(バルブへのパワーの結合を与えるために同軸共 振器26を包含することは必ずしも必要ではない)、動作帯域幅は一層広いもの である。より低い相対的な振幅のものであるが、バンド即ち帯域幅から外れた信 号もより大型のランプの場合に見られる。偶発的なRFI信号の発生メカニズム は同様のものである可能性がある。何 故ならば、波長が変化されると不所望の信号は周波数を変化させるからである。 より大型のランプにおいてのRFIの発生に貢献する別のファクタは、マグネト ロンを駆動するためにフィルタしていない高電圧直流(DC)電源を使用するこ とである。狭い共振帯域幅を有する小型のランプはバルブの結合を最大とさせる ためにより高度にフィルタしたDC電源を必要とする傾向がある。より大型のラ ンプはフィルタしていない動作によって発生される周波数変調(数十MHz)に も拘らずに高効率を与えることが可能である。低又は迅速に変化するマグネトロ ン供給電流の期間中に不所望及びバンド外の偶発的な信号が発生される場合があ る。 従って、無電極ランプにおいて不所望の偶発的な信号を発生させる多数のメカ ニズムについて同定した。大型のブロードバンド及び小型の狭いバンドの両方の ランプが影響を受ける。本発明方法においては、RF回路を組立て且つテストす る。次いで、各偶発的信号の振幅及び周波数を決定する。 本発明の好適実施例によれば、小さな量の減衰を導波路24内へ導入し、それ により偶発的な信号に対する導波路のVSWRを減少させる。減衰が充分である と、不所望の振動は低い振幅へ減少され(又は、好適には、完全に除去され)、 その理由は、図 3におけるインピーダンス輪郭が中央へ向かって収縮し且つ不安定領域内の周波 数プリング(引っ張り)特性上の点と最早一致しないからである。 導波路内において減衰を使用することはそうでなければランプバルブ32を駆 動するために使用される有用な(前方)パワー即ち電力の少なくとも幾等かを犠 牲にする。経験的に決定されたことであるが、本発明の第一実施例のプロトタイ プの場合には、この前方パワーにおける減少は5%の範囲内であり、従って無視 可能なものである。その他の実施例においては、この減衰はシステム効率に関す る減衰の影響を減少させるために周波数選択性のものとさせる。全ての場合にお いて、選択した動作周波数においてのローディング即ちロスを最小としながらバ ンド外の即ち帯域以外の周波数においてのローディングを最大とすることが望ま しい。 次に図5を参照すると、特に小型バルブと共に使用すべく適合された本発明の 第一の好適実施例が示されており、この実施例においては、導波路24内におい てブロードバンド減衰器が使用されている。1個又はそれ以上の減衰用インサー ト80,82が電界又は磁界における予測された高強度位置に対応する選択した 位置86,88において導波路24の壁上に配置されている。このような1つの 位置86 は図5に示したように側壁上である。導波路90の端壁は電気的には短絡回路と 同じである。何故ならば、ループの共振回路インピーダンスは不所望の周波数に おいてほぼ短絡回路であるからである。従って、電界(E)は垂直であり且つ導 波路の中心92において最大である。磁界(H)は水平であり且つ側壁86,8 8に対して正接した部分において最大である。これら両方の最大値は端壁90か ら4分の1案内波長離れた点で発生する(これは選択した周波数波長ではなく偶 発的な信号波長の関数である)。定在波からのE及びHフィールドの両方共4分 の1波長箇所86,88においてほぼ2倍の強度を有している。従って、偶発的 信号に対するパワーの吸収はほぼ整合した中心周波数信号の前方向の波の吸収と 比較して、偶発的信号の4分の1波長位置86,88においてほぼ4倍となる。 電界減衰要素(即ち、Eフィールドパワーの損失性吸収体)は、好適には、E フィールド即ち電界へ結合させるために厚いものであることが望ましい。何故な らば、それは上部及び底部導波路表面に対して垂直だからである。然しながら、 磁界損失要素80は非常に薄いものとすることが可能である。この厚さ及び磁気 的吸収体80が熱伝導性の壁86へ取付けられているという事実は、Hフィール ド即ち磁界 からマウント用の壁86へ吸収されるエネルギの伝熱を改善する。 好適には、損失性磁気物質からなる2つの薄いスラブ80,82(即ち、Hフ ィールドパワーの損失性吸収体)が熱伝導性の接着剤を使用して導波路24の両 側の側壁86,88へ接着させる。損失性の物質内において発生される熱は導波 路の壁へ伝導される。該吸収体物質はゴムのベース内に損失性の鉄化合物が一様 に分散されている。ゴムは熱膨脹応力がインサートを金属導波路壁から分離させ ることを防止する。 偶発的な信号のエネルギを吸収する上で、シリコンカーバイドのブロック、即 ち電界吸収体も効果的であった。シリコンカーバイド物質の場合にはより高い動 作温度に耐えることが可能である。然しながら、ゴムをベースとしたものにおけ る損失性の鉄化合物が好適である。何故ならば、シリコンカーバイド物質よりも 鉄の方がパワー吸収特性をより細かく制御することが可能だからである。適切な 磁気吸収体は例えばシリコンゴム等のエラストマー物質内に鉄粉を浮遊させたも のである。1.375インチ(3.4925cm)平方×0.15インチ(0. 381cm)厚さのサンプルはWR−340導波路の側壁に据え付けた場合に、 偶発的な定在波が存在するか 否かに拘らずに2450MHzにおける全方向パワーの約2%を吸収する。 偶発的な信号を抑圧する場合に周波数選択性要素を使用することも可能である 。周波数選択の2つの方法について説明する。これらは本発明の第二及び第三実 施例である。第二実施例においては、選択したランプ動作周波数における共振が 前方パワーが減衰器即ち吸収体へ到達することを防止する。第三実施例において は、偶発的信号周波数における共振が偶発的信号パワーの吸収を向上させる。 第二実施例を図6に示してある。狭い帯域のバンドストップ(即ち帯域拒否) フィルタ100がマグネトロン結合用アンテナ28と損失性吸収体即ち減衰器1 02との間に配置されている。マグネトロン22からランプ共振器26への直接 的な伝送が維持される。バンドストップフィルタ100はマグネトロンアンテナ 28とランプ104と対向する導波路の端壁との間の導波路の中間に懸下されて いるワイヤループの形態をとることが可能である。大型の吸収体102の形態に おけるマイクロ波負荷がこの端壁104上に装着されている。ループ100はマ グネトロン中心周波数において共振性であり且つフィルタ面108における導波 路内の短絡回路として実効的に機能する。ループ108の面は図5に示した ように変更前の導波路109の後ろ側の壁と同一のマグネトロン結合用アンテナ 28からの距離に位置されている。図5の導波路においては、後ろ側の壁109 は電気的には短絡回路である。同様に、帯域拒否フィルタ100を面108内に 位置させた場合には、導波路のこの端部は選択した周波数における信号に対して 電気的短絡回路を与える。高度に共振性の電流がループフィルタ100内を流れ 、選択した周波数においてある損失を発生する。然しながら、バンド外即ち帯域 を外れた周波数における偶発的な信号が帯域拒否フィルタ100を介して通過し 且つ吸収体102に到達し且つ好適にはシリコンカーバイドのブロックである吸 収体102によって少なくとも部分的に吸収される。従って、偶発的な信号の反 射は、不所望の周波数においてのマグネトロンの振動を防止し、従ってマグネト ロンのプリング即ち引っ張りを防止するのに充分なだけ減少される。図6の第二 実施例の場合には、ランプ効率における損失又は前方パワーにおける損失が約2 %へ減少され、それは図5の第一実施例に対する効率と比較して著しい改善であ る。 図7a−7hに示したように、その他の形態のバンドストップ(帯域拒否)フ ィルタを使用することも可能である。図7aに示したフィルタはWR−3 40導波路へ適合すべく3.4インチの長さである。その高さは0.75インチ であり且つその厚さは0.120インチである。ループは楕円の内側において2 .232インチである。平行な棒体は、好適には、0.5インチのギャップを横 断してのアークの発生を防止するために断面が丸められている。0.25インチ のギャップを有する初期のものではアークが発生する蓋然性があった。 図7fに示したフィルタの場合には、導波路24の側壁88近くに配設した垂 直のロッド132がその長さ140によって決定される共振周波数を有しており 且つ導波路の壁88からのずれ142によって結合が決定される。図7dに示し たように、非対称的な先端部148を具備する側壁88へ取付けられている水平 のロッド146もバンドストップフィルタとして作用することが可能である。ロ ッド要素を具備するフィルタを同調するために中心がずれたネジ(不図示)又は 小さな傾斜又は屈曲(不図示)を使用することが可能である。図7eは同調用の フォーク152に類似した半分に切断したループ型の共振器を示している。図7 gは上部又は底部導波路壁へ接合されたワイヤループを示している。図7a,7 b,7cに示したように、フィルタの形状は規則的なもの、楕円形状のもの、卵 型のものとすること が可能である。これらの変形例のいずれかは、導波路内でのアークの発生を防止 するために誘電体物質内に閉じ込めることも可能である。 図6に示したように、導波路端104はフィルタのフィールドから吸収体10 2を離隔させるために延長されねばならない。該フィルタは、主に、導波路を伝 搬するTE10モードを阻止する。選択した周波数における近フィールドエネルギ が、図7cに示したような中心位置決めした卵型ループのようなその他のものよ りも図7fの垂直ロッドのような図7a−7hに示した実施例の幾つかを介して 通過する場合がある。このことは、図6に示したように吸収体102とフィルタ 100との間の距離160を延長させることが必要な場合がある。 帯域距離フィルタ実施例はバンド即ち帯域から外れた偶発的な信号の発生を停 止させるが、それは、又、ランプの共振同調を修正し、設計に対して付加的な複 雑性を付け加え且つ、多分、製造上の困難性を増加させる。図8に示した第三実 施例においては、偶発的な帯域からずれた周波数に同調されている1つ又はそれ 以上の部分的に結合されている損失性の共振回路200が上述したようにこれら の帯域からずれた周波数に対して高いフィールド強度位置において導波路内にお いて配置されている。損失性共振 回路200は制御された(即ち、同調された)内部的損失を有しており、それは 偶発的周波数において最大のパワーを吸収する。同調されている吸収体200の 帯域幅が狭ければ狭いほど、マグネトロンの選択された周波数において有用性の 少ないパワーが吸収される。何故ならば、その周波数においては殆ど電流が存在 しないからである。この実施例は、基本的には、100MHzを越えるスペクト ル分離(選択した周波数と偶発的周波数との間の分離)が発生する蓋然性のある 広帯域マグネトロンを具備するランプ組立体に対して有用である。 図8の実施例においては、共振回路200は誘電体基板204上にエッチング 形成されているマイクロストリップ伝送線上部導体202を有している。共振回 路200の裏側は完全に金属で被覆されており且つ導波路の壁に接触するように 取付けられている。このことは、予測可能な共振周波数を確保する。後ろ側のホ イルを省略することが可能であるが、誘電体と金属壁との間に何等かの空隙が存 在すると共振周波数を上昇させることとなる。 マイクロストリップ共振体200は、電流及び電界を上部導体202によって 境界が決められる誘電体基板区域内に閉じ込める伝送線である。上部導体202 が両端において接地面へ短絡されていると、 共振用の長さは誘電体基板204における波長の半分に等しい。好適には、端部 は短絡されておらず且つ各端部において周辺フィールド容量が存在しており、実 効長を延長している。従って、共振長さは、ほぼ波長の半分−誘電体基板204 の厚さの2倍である。マイクロストリップが受信用のアンテナとして使用される 場合には、導体202の外側表面が共振器を外部フィールドから遮蔽する。アン テナは端部におけるギャップがあたかもフィールド内部へ入れさせるスロットで あるかのように機能する。従って、外部的結合は誘電体基板204の厚さと上部 導体202の幅との積である。該共振体の共振帯域幅は金属表面上及び誘電体内 の損失+外部フィールドへの結合によって決定される。 通常の使用状態においては、マイクロストリップ受信用アンテナはその表面上 におけるマイクロストリップ導体によって又は基板及び接地面を介してリードワ イヤによって受信器へ接続される。外部負荷のインピーダンスがマイクロストリ ップアンテナの性能を決定する。マイクロストリップアンテナの損失はアンテナ の効率を減少させるに過ぎない。然しながら、本使用状態においては、このよう な受信器への外部接続が存在しないので、マイクロストリップ共振体200内の 損失は負荷であり且つインピーダ ンス及び帯域幅を決定する。 不所望の信号を最大に吸収するために、共振性マィクロストリップ回路200 が共振周波数における電流が強く且つ上部導体202の長さと平行に走行する導 波路の壁に取付ける。公知のマイクロストリップアンテナ使用例によれば、より 薄い誘電体基板及びより幅狭の上部導体を使用することによってカップリング即 ち結合を減少させることが可能であり、それらは各々回路長さを変更することを 必要とする。更に、特定のボードの結合を、上部導体を導波路表面電流に垂直な 方向へ向かって回転させることによって減少させることが可能である。 共振性マイクロストリップ吸収体をホトリソグラフィ及びエッチングによって 図9aに示したように構築した。基板物質はFR−4であり、それは中程度のマ イクロ波損失を有する一般的な回路ボード物質である。このボードは1.54イ ンチ×1インチであり且つ0.06インチの厚さであった。導通パターンは装着 用ネジのための0.130インチの孔を有する1.388インチ×0.788イ ンチであった。WR−340導波路側壁上のボードでのテストは該回路が207 9MHzにおいて共振性であることを示し、共振状態において反射係数が0.1 4である不足結合共振を有するものであった。装荷帯 域幅は55MHzであり且つ非装荷Qは65であった。入力パワーの少なくとも 半分が2052乃至2106MHzにわたってフィルタによって吸収された。 図8の第三実施例の場合には、ランプ効率における損失即ち前方パワーにおけ る損失は約1%へ減少され、図5の第一実施例又は図6の第二実施例に対する効 率と比較して更なる改善である。 狭い帯域幅のフィルタは、例えばテフロングラスファイバ組成物等のFR−4 よりもより低い誘電損失基板物質を必要とする。 与えられた回路ボード物質で得られるものよりもより大きな偶発的信号損失が 必要とされる場合には、エキストラな損失を共振器へ付加することが可能である 。カーボンをコーティングしたカードの小片をその中心近くの上部導体200の 上に配置させることが可能であり、導体202の下側上の電流の幾等が抵抗性の 表面へ拡がり損失を増加させるように端部をオーバーハングすべく配置させるこ とが可能である。更により大きな損失の場合には、抵抗カード下側の導体内にギ ャップを設けることが可能である。導体202の高電流中心において端部に隣接 して磁気損失物質を同様に配置させることが可能である。導体202と接地面と の間の基板厚さの幾等かの代 わりに磁気損失物質を使用した場合には最大の効果が得られる。 次に、図9a,9b,9cを参照すると、マイクロストリップ共振回路の幾つ かの変形例が示されている。図9aは一定幅のストリップを示している。基板の 全ての端部から金属をエッチバックして周辺フィールドが誘電体内に閉じ込めら れることを可能とする。ストリップの角部を丸めて四角の角部において発生する 場合のあるピーク電界を減少させ、従って高パワー信号が共振周波数において発 生する場合にアーク発生の蓋然性を減少させる。共振器を導波路壁へ取付けるた めに締着具用の孔を中心に設けてある。 周波数は金属ストリップの長さによって決定され、パッチ又はマイクロ波アン テナ技術において公知の如く、その先端部において周辺フィールドによって増強 される。吸収されるべき特定の周波数に対して必要とされるストリップの長さは 図9bに示したように、それを砂時計形状とすることによって減少させることが 可能である。ストリップの端部210,212は容量性であり、一方中心部21 4は誘導性である。幅狭の中心部214はより多くのインダクタンスを有してお り、従って、共振周波数及び結合が減少される。 共振吸収体200は大量生産に向いた高度の再現性特性を得るために通常のホ トエッチング方法によって製造する。ランプが幾つかの周波数を抑圧することを 必要とする場合には、単一の誘電体基板204上に複数個のストリップ216, 218をエッチング形成することが可能であり(図9cに示した如く)、それに よって導波路内に据え付けることが簡単なマルチ周波数共振吸収体が提供される 。 本明細書において記載した共振フィルタはそれらの小型の寸法及び製造上の容 易性のために選択されている。その他の形態のフィルタは文献において公知であ る。これらの幾つかは干渉を減少させるために組込むことも可能であるが、ラン プシステムの寸法が増加する場合がある。例えば、導波路の断面と同等の寸法を 有する矩形状のキャビティ即ち空胴を、適宜のスロットを介して導波路の幅狭又 は幅広のいずれかの壁へ結合させることが可能である。 本明細書においては3つの実施例についてこれら3つの各々に関する変形例と 共に開示している。各々において、エネルギ吸収体が導波路内に配設されている 。第一実施例においては、ブロードバンド損失性吸収体80が導波路内の吸収体 の位置によって共振性即ち周波数選択性のものとされている。第二実施例におい ては、帯域拒否フィルタを使用して偶発 的エネルギのみが(そうでなければブロードバンドの)吸収体102へ選択的に 到達することを可能とするために使用しており、従って吸収体102はフィルタ 100と関連して使用することによって共振性即ち周波数選択性である。最後に 、第三実施例においては、周波数選択性マイクロストリップ吸収体200が導波 路内に配設されている。各場合において、吸収体80,102,200が偶発的 な信号の周波数におけるエネルギを吸収すべく同調されており、従って、記号の 説明のためには、これらの3つの実施例の各々が共振吸収体を有している。 本発明の構成及び方法は、特に、小型の無電極ランプRF回路における上述し た問題を解決するために適したものであるが、無電極ランプと共に使用すること に制限されるものではない。高度に共振性のRF回路を有する小型の導波路構成 体は、例えば電子レンジ又は小型マイクロ波送信器等の多数の適用例においてマ グネトロンに関連して使用することが可能である。本発明の共振吸収体は、この ような導波路において使用することが可能であり、3つの公的実施例のうちのい ずれもがマグネトロン周波数プリング(引っ張り)及び上述したようなRFIに 関連する問題を解消するために使用することが可能である。 以上多数の可能な変形例と共に本発明の好適実施例について説明している。当 業者が理解するように、上述した実施例の変形例を本発明の精神及び範囲を逸脱 することなしに構成することが可能である。従って、本発明は上述した実施例に 制限されるべきものではなく添付の請求の範囲において定義される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW 【要約の続き】 に同調されおり且つ偶発的な信号のエネルギに結合し且 つ吸収するために導波路(24)内に位置決めされてい る。3つの実施例の全てが選択した周波数において無視 可能なエネルギを吸収し、従ってランプのエネルギ効率 を著しく減少させることはない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.無電極ランプにおいて、 選択した周波数においての高周波数電磁エネルギの供給源、 光透過性被包体、前記被包体は前記選択した周波数において高周波数電磁エネ ルギによって励起された場合に光を発生する物質で充填されており、 壁を具備する導波路、前記導波路は前記供給源からの電磁エネルギを前記被包 体へ送信すべく配設されており、 前記導波路内に配設されている吸収体、前記吸収体は前記選択した周波数から ずれている第二周波数において電磁エネルギを吸収するように位置されている、 を有する無電極ランプ。 2.請求項1において、前記吸収体が前記導波路の前記壁から選択した距離 において前記導波路内に配設されている損失性物質であり、前記選択した距離が 前記第二周波数に対する4分の1波長に対応している無電極ランプ。 3.請求項2において、前記損失性吸収体が電界吸収体を有している無電極 ランプ。 4.請求項3において、前記電界吸収体がシリコンカーバイドを有している 無電極ランプ。 5.請求項2において、前記損失性吸収体が磁界吸収体を有している無電極 ランプ。 6.請求項5において、前記磁界吸収体がエラストマーベース内に分散させ た鉄化合物を有している無電極ランプ。 7.請求項6において、前記エラストマーベースがゴムである無電極ランプ 。 8.請求項1において、更に、前記導波路内に配設されており且つ前記選択 した周波数においてそれを介して透過することを防止すべく同調されている帯域 拒否フィルタを有しており、前記吸収体が前記高周波数電磁エネルギの供給源か ら前記帯域拒否フィルタの反対側に配設されている無電極ランプ。 9.請求項8において、前記帯域拒否フィルタが誘電性物質内に閉じ込めら れている無電極ランプ。 10.請求項8において、前記帯域拒否フィルタが前記導波路内に懸下され ているワイヤループを有している無電極ランプ。 11.請求項8において、前記帯域拒否フィルタが先端と基端とを具備する 導電性ロッドを有しており、前記ロッドが前記基端において前記導波路内に懸下 されている無電極ランプ。 12.請求項11において、前記帯域拒否フィルタ導電性ロッドが、更に、 前記ロッドの前記先端 において非対称的先端部を有している無電極ランプ。 13.請求項8において、前記帯域拒否フィルタが前記導波路内に懸下され ている導電性の卵型を有している無電極ランプ。 14.請求項8において、前記帯域拒否フィルタが前記導波路内に懸下され ているフォークを有している無電極ランプ。 15.請求項1において、前記吸収体が前記第二周波数においてパワーを吸 収すべく同調されているマイクロストリップ共振回路である無電極ランプ。 16.請求項15において、前記マイクロストリップ共振回路が第一の幅狭 の誘導性セクションと第二の幅広の容量性セクションとを具備するマイクロスト リップ上部導体を有している無電極ランプ。 17.請求項15において、前記マイクロストリップ共振回路が前記第二周 波数に同調されている第一マイクロストリップ上部導体及び第三周波数に同調さ れている第二マイクロストリップ上部導体を有している無電極ランプ。 18.請求項15において、前記マイクロストリップ共振回路が前記第二周 波数に同調されているマイクロストリップ上部導体を有しており、前記上部導体 が損失性吸収体を介して接地へ短絡されている無電極ランプ。 19.無電極ランプにおいて、 選択した周波数においての高周波数電磁エネルギの供給源が設けられており、 前記選択した周波数において高周波数電磁エネルギによって励起された場合に 光を発生する物質が充填されている光透過性被包体が設けられており、 前記供給源から前記被包体へ電磁エネルギを送給するための導波路が設けられ ており、 共振吸収体が第二周波数において電磁エネルギを吸収すべく位置されて前記導 波路内に配設されており、 前記共振吸収体が前記第二周波数においてパワーを吸収すべく同調されている マイクロストリップ共振回路であり、 前記マイクロストリップ共振回路が第一の幅狭で且つ誘導性のセクションと第 二の幅広で容量性のセクションとを具備するマイクロストリップ上部導体を有し ている、 無電極ランプ。 20.選択した周波数で動作するRFエネルギ供給源及び導波路を介してR Fエネルギを受取るバルブを有している無電極ランプ組立体における導波路内の 偶発的な信号を減衰させる方法において、 前記導波路内に共振吸収体を配設させる、 上記ステップを有する方法。 21.請求項20において、前記配設するステップが、 前記偶発的信号の周波数及び偶発的信号のEフィールド最大値及び偶発的信号 のHフィールド最大値のうちの選択した1つを測定し、 前記Eフィールド最大値及び前記Hフィールド最大値のうちの選択した1つに 対して前記導波路内の位置を決定し、 前記最大値のうちの前記選択した1つに近接して損失性吸収体を位置させる、 ことを包含している方法。 22.請求項20において、前記配設するステップが、 前記導波路内に帯域拒否フィルタを位置決めし、前記帯域拒否フィルタは前記 第二周波数に対して同調されており、 前記RF供給源から前記帯域拒否フィルタに反対側において前記導波路内に吸 収体を位置決めする、 ことを包含している方法。 23.請求項20において、前記配設するステップが、 前記偶発的信号の周波数を測定し、 前記偶発的信号周波数に同調されているマイクロ ストリップ共振吸収体を前記導波路内に配設する、 ことを包含している方法。 24.小型RF回路において、 選択した周波数における高周波数電磁エネルギのマグネトロン供給源、 前記選択した周波数において高周波数電磁エネルギによって励起される負荷、 壁を具備する導波路、前記導波路は前記マグネトロンから前記負荷へ電磁エネ ルギを送給すべく配設されており、 前記導波路内に配設されている共振吸収体、前記吸収体は前記選択した周波数 からずれた第二周波数において電磁エネルギを吸収する位置に設けられている、 を有する小型RF回路。 25.請求項24において、前記共振吸収体が前記導波路の前記壁から選択 した距離だけ前記導波路内に配設されている損失性物質であり、前記選択した距 離が前記第二周波数に対する4分の1波長に対応している小型RF回路。 26.請求項25において、前記損失性吸収体が電界吸収体を有している小 型RF回路。 27.請求項26において、前記電界吸収体がシリコンカーバイドを有して いる小型RF回路。 28.請求項25において、前記損失性吸収体が磁界吸収体を有している小 型RF回路。 29.請求項28において、前記磁界吸収体がゴムベース内に分散させた鉄 化合物を有している小型RF回路。 30.請求項24において、更に、前記導波路内に配設されており前記選択 した周波数においてそれを貫通して透過することを防止すべく同調されている帯 域拒否フィルタを有しており、前記共振吸収体が前記高周波数電磁エネルギの供 給源から前記帯域拒否フィルタ反対側に配設されている小型RF回路。 31.請求項30において、前記帯域拒否フィルタが誘電性物質内に閉じ込 められている小型RF回路。 32.請求項30において、前記帯域拒否フィルタが前記導波路内に懸下さ れているワイヤループを有している小型RF回路。 33.請求項30において、前記帯域拒否フィルタが基端と先端とを具備す る導電性ロッドを有しており、前記ロッドが前記基端において前記導波路内に懸 下されている小型RF回路。 34.請求項24において、前記共振吸収体が前記第二周波数においてパワ ーを吸収すべく同調さ れているマイクロストリップ共振回路である小型RF回路。
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