JP2001503661A - 傾めに取付けられた車輪を備えたスケート - Google Patents

傾めに取付けられた車輪を備えたスケート

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ジョセフ ジュニア コロネーズ
マイケル エス ディーリア
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Abstract

(57)【要約】 膨らみ領域及びヒール領域を備えた足包囲体(12)を有するスケート(10)が、膨らみ領域に隣接して足包囲体に結合された少なくとも2つのハンガーから成る第1のハンガーセット(18)及びヒール領域に隣接して足包囲体に結合された少なくとも1つのハンガーから成る第2のハンガーセット(18)を有する。スケートは、第1及び第2のハンガーセットのハンガーと数が一致した複数の車輪(16,17)を更に有し、車輪は、対応関係にあるハンガーに回転自在且つ斜めに結合されている。スケートは、ハンガーを足包囲体に選択的且つ着脱自在に結合できるという点において特注的に改造できる。また、スケートの車輪配置構成を改造する方法を開示している。

Description

【発明の詳細な説明】 傾めに取付けられた車輪を備えたスケート 発明の背景発明の分野 本発明は、スケートに関し、特に斜めに取り付けられた車輪を有するインライ ン・スケートに関する。好ましいことに、この車輪の配置の仕方及び車輪の取付 け方によって、スケートを特注的に改造でき、スケート滑り面に対して最適の角 度をもたせることができる。軸力分布、車輪ハンガーの設計及び取付けプレート の形状によっては、スケートの性能を向上させる。関連技術の説明 共通鉛直面にインラインに(一列に)並んだ複数の車輪を有するスケートが知 られている。代表的には、インライン・ローラースケートは、一体フレームを有 し、この一体フレームには互いに平行な軸孔が形成されている。車輪の軸は、一 体フレームに沿って孔に設けられる。このようにして、全ての車輪は、類似の垂 直角度の態様で配置される。インライン・スケートの中には、スケートの車輪を 種々の垂直方向高さに配置させたものがある。また、車輪の迅速離脱方式のもの がある。 インライン・スケートは、アイス・スケートに通じる感じや動きが味わえると いう従来型ローラースケートには無い利点を有している。インライン・スケート の性能を向上させるための幾つかの試みがなされている。 車輪をスケートに対して斜めに取り付けたスケートが米国特許第5,303,9 40号(以下、「’940特許」という。)に開示されており、かかる’940 特許は、鉛直面に対して斜めに配置された車輪を有するインライン・スケートを 記載している。車輪は、一本の長手方向軸線に沿って均等に且つ僅かに間隔を隔 てた関係で取り付けられている。ある具体例では、少なくとも2つの斜めに配置 した車輪に対して中間の車輪を反対方向に傾斜させて車輪を互いにオーバーラッ プさせると共に従来の鉛直のインライン車輪取付け方式で可能な数 よりも多数の車輪をスケートに取り付けることができるようにしている。これは 「Vライン・スケート」と称される。別方式として、車輪をこれらが同一方向に 斜めになるよう取り付けてもよい。 ’940特許では、取付けプレートは、僅かに間隔を隔てた車輪をスケートの 底に取り付けるためにブーツのソールよりも短い長さ寸法を有する。取付けブラ ケットは、単一の車輪の片持ち支持体を有し、このブラケットの上方部分は、取 付けプレートが固設される。軸が取付けブラケットに取り付けられ、この軸に車 輪が取り付けられる。車輪角度を逆にするには、取付けプレートの向きを逆にし て再びブーツに取り付けることにより行われる。 ’940特許に記載されたスケートは、固設するハンガー用ブラケットのため にインライン・スケートの特注的な改造が容易ではないという欠点を少なくとも 有している。また、取付けブラケット及び軸は、スケート滑り面に近づくスケー トの限度ぎりぎりのアンギュレーションの際にスケート滑り面に接触する場合が あり、その結果、リカバリー不能な横滑りが生じる。その上、僅かに間隔を隔て た車輪が短いプレート上で単一の共通長手方向軸線に沿って整列していることの 結果として、車輪の基部が短くなり、スケートが不安定となる。 スケーターによる特注的改造を容易且つ直ちに行うことができ、しかもスケー ト滑り面に近づくスケートのアンギュレーションの際を含むスケートの性能特性 を向上させることができるスケートを提供することが望まれる。発明の概要 本発明は、膨らみ領域及びヒール領域を備えたソール及び側面を有するブーツ と、膨らみ領域の周りでソールに結合された2つのハンガーから成る第1のハン ガーセット及びヒール領域の周りでソールに結合された2つのハンガーから成る 第2のハンガーセットと、ソールの平面に対し且つこれに沿って互い違いのアン ギュラー形態で対応関係をなして前記ハンガーに回転自在に取り付けられた車輪 とを有することを特徴とするスケートに関する。 好ましくは、第1及び第2のハンガーセットの車輪の隣接する各対は平らでは ない。プレート部材が、ソールとハンガーとの間に位置した状態で結合され ており、車輪は、プレート部材の下でハンガーを貫通して位置した軸に設けられ ていて、車輪の各々の少なくとも一部がスケート滑り面に接触できるようになっ ている。プレート部材及びハンガーは、スケートをスケート滑り面に対して傾け ると、ハンガー、プレート部材及び軸がスケート滑り面に接触する前に、ブーツ の側面の少なくとも一部がスケート滑り面に接触するような寸法形状に設定され ている。好ましい一実施形態では、ハンガーは、スケーターの体重が位置する少 なくとも一対の中心に沿って取り付けられている。車輪のトレッド面は、対をな す中心相互間に位置した平面に沿って整列している。ハンガーの第1の対は、ハ ンガーの第2の対から、第1の対のハンガー相互間の距離及び第2の対のハンガ ー相互間の距離に等しくない距離で間隔を隔てて位置している。プレート部材は 、ブーツと一体である。 スケートは、プレート部材内の足位置の膨らみ領域のところで第1の横方向軸 線上に位置した第1の対をなすプレート取付け穴と、プレート部材内の足位置の ヒール領域のところで第2の横方向軸線上に位置した第2の対をなすプレート取 付け穴と、第1及び第2の対をなすプレート取付け穴内に受け入れられて、ブー ツをハンガー取付けプレートに取り付ける複数のプレート締結具とを更に有する 。プレート部材は、ブーツのソールの長さと実質的に同一の長さL1を有してい る。また、プレート部材は、丸い前方端部及び丸い後方端部を有する。これら前 方端部及び後方端部は最適プレート長さが得られるようそれぞれ、ブーツのソー ルの前方端部及び後方端部と実質的に同一寸法の半径R1及びR2を有する。車輪 の直径は好ましくは、約70mm〜約76mmの範囲にある。 本発明は又、膨らみ領域及びヒール領域を備えた足包囲体と、膨らみ領域とヒ ール領域のうち一方に隣接して足包囲体に結合された少なくとも2つのハンガー から成る第1のハンガーセット及び膨らみ領域とヒール領域のうち他方に隣接し て足包囲体に結合された少なくとも1つのハンガーから成る第2のハンガーセッ トと、第1及び第2のハンガーセットのハンガーと数が一致した複数の車輪とを 有し、車輪は、対応関係にあるハンガーに回転自在且つ斜めに結合されているこ とを特徴とするスケートに関する。第1のハンガーセットに対応した車輪のうち 少なくとも2つは、平らでない形態をしている。 本発明は更に、膨らみ領域及びヒール領域を備えた足包囲体と、膨らみ領域と ヒール領域のうち一方に隣接して足包囲体に選択的且つ着脱自在に結合された少 なくとも1つのハンガーから成る第1のハンガーセット及び膨らみ領域とヒール 領域のうち他方に隣接して足包囲体に選択的且つ着脱自在に結合された少なくと も1つのハンガーから成る第2のハンガーセットと、第1及び第2のハンガーセ ットのハンガーと数が一致した複数の車輪とを有し、車輪は、対応関係にあるハ ンガーに回転自在且つ斜めに結合されていることを特徴とする改造可能なスケー トに関する。 本発明は又、膨らみ領域及びヒール領域を備えたソール及び側面を有するブー ツと、膨らみ領域の周りでソールに選択的且つ着脱自在に結合された2つのハン ガーから成る第1のハンガーセット及びヒール領域の周りでソールに選択的且つ 着脱自在に結合された2つのハンガーから成る第2のハンガーセットと、ソール の平面に対し且つこれに沿って互い違いのアンギュラー形態で対応関係をなして ハンガーに回転自在に取り付けられた車輪とを有することを特徴とする改造可能 なスケートに関する。 さらに、本発明は、ソールを備えたブーツを含む改造可能なスケートの台座で あって、ブーツのソールに取付け可能な寸法形状に設定されていて、ソールの膨 らみ領域及びヒール領域に対応した膨らみ領域及びヒール領域を有するプレート 部材を有し、該プレート部材は、プレート部材の膨らみ領域の近くに設けられた 第1の複数の孔及びプレート部材のヒール領域の近くに設けられた第2の複数の 孔を有し、台座は、第1の複数の孔に所定の形態で選択的且つ着脱自在に結合さ れた少なくとも1つのハンガー及び第2の複数の孔に所定の形態で選択的且つ着 脱自在に結合された少なくとも1つのハンガーを有することを特徴とする台座に 関する。 車輪をソール付きのブーツを含む改造可能なスケートに斜めに取り付ける場合 の軸用ハンガーシステムが、ソールに選択的且つ着脱自在に取り付けできるよう な寸法形状に設定された取付け面を有するハンガー本体と、ハンガー本体に設け られていて、軸が挿通可能な通路とを有する。ハンガーシステムは更に、第1及 び第2の端部を有していて、車輪を担持する軸を更に有し、車輪は、軸 の第1の端部上に担持され、軸機構の第2の端部は、ハンガーの通路内に受け入 れられている。軸機構の第2の端部は、その挿入時にハンガーを越えて延びるこ とはない。好ましくは、軸は、ソールとハンガーとの間に設けられた状態で結合 されたプレート部材から距離D2のところに位置し、距離D2は、ハンガーの中心 を越えて延び、それにより、直径を大きくした車輪を取り付けるための追加のク リアランスをハンガーにもたらす。ハンガーは更に、内側の側面及び外側の側面 を有していて、内側の側面が外側の側面から斜めに突出している三次元形状と、 側面内に配置された開口コアと、内側の側面及び外側の側面と一体の底面を有す る。好ましくは、ハンガーは、ガラス強化ナイロンで作られる。 好ましい実施形態では、ハンガーシステムは更に、ハンガーの底面に形成され た複数のハンガー取付け手段と、ソールとハンガー取付け手段内に受け入れられ た状態のハンガーとの間に設けられた状態で結合されたプレート部材内に位置し た複数のハンガー取付けネジとを有し、スケーターは、ハンガーを取り外して付 け直すことにより、スケートに取り付けられるハンガーの数及び位置を迅速に変 えることができる。ハンガー取付け手段は好ましくは、プレート部材の第1の長 手方向軸線に沿って整列した第1及び第2のハンガー取付け穴と、第2の長手方 向軸線に沿って整列した第3のハンガー取付け穴とを有し、第1の長手方向軸線 は、プレート部材の外縁に隣接して位置し、第2の長手方向軸線は、第1の長手 方向軸線に平行であって、プレート部材の内縁に向かって位置している。ハンガ ー取付け穴は形状がテーパしている。変形例として、ハンガー取付け手段は、第 1の長手方向軸線に沿って整列した第1の取付けスロット及び第2の長手方向軸 線に沿って整列した第2の取付けスロットを有し、第1の長手方向軸線は、第2 の長手方向軸線に平行な状態でプレート部材の外縁に隣接して位置している。 軸は、車輪を第1の端部のところて受け入れる軸と、軸の第2の端部のところ に位置したネジ付き部分と、軸の第1の端部は第2の端部との間に位置したフラ ンジとを有する。軸孔が円形の形をしており、軸のフランジは、軸孔と嵌合する 円形の形をしている。 ハンガーシステムは、軸手段の第1の端部に設けられたネジ孔に受け入れられ て車輪を軸に取り付ける軸先端ネジを更に有する。車輪の側面は、軸先端ネジを ネジ孔に差し込むと、軸先端ネジの端部から距離D1にわたって延びる。変形例 として、車輪の側面は、軸先端ネジをネジ孔に差し込むと、軸先端ネジの端部と 整列する。ハンガーシステムは更に、ハンガーに隣接して軸のネジ付き部分に螺 合する締結具を有する。好ましい一実施形態では、座金が、締結具とハンガーと の間に設けられる。座金は、孔の周りに位置した円形バネを有する。 本発明は又、スケートの車輪配置構成を改造する方法であって、膨らみ領域及 びヒール領域を備えた足包囲体と、膨らみ領域とヒール領域のうち一方に隣接し て足包囲体に選択的且つ着脱自在に結合された少なくとも1つのハンガーから成 る第1のハンガーセット及び膨らみ領域とヒール領域のうち他方に隣接して足包 囲体に選択的且つ着脱自在に結合された少なくとも1つのハンガーから成る第2 のハンガーセットと、第1及び第2のハンガーセットのハンガーと数が一致した 複数の車輪とを有し、車輪が対応関係にあるハンガーに回転自在且つ斜めに結合 されているスケートを準備し、第1のセットの少なくとも1つのハンガーを所定 の形態で足包囲体の膨らみ領域に隣接して足包囲に取り付け、第2のセットの少 なくとも1つのハンガーを所定の形態で足包囲体のヒール領域に隣接して足包囲 に取り付けることを特徴とする方法に関する。この方法では更に、第1のセット か第2のセットかの何れかの少なくとも1つのハンガーを足包囲体から取り外し 、少なくとも1つのハンガーを足包囲体上の新しい位置に付け直す。 本発明のスケートは、従来型スケートと比較して、一層きつい又は厳しいター ン半径に対応でき、安定性が増し、性能が向上し、一層速い力走性が得られ、優 れた停止能力が得られるという多くの利点を有している。図面の簡単な説明 本発明の上記目的、特徴及び利点並びに他の目的、特徴及び利点は、本発明の 好ましい実施形態の以下の詳細な説明から明らかになろう。 図1は、本発明のスケートの好ましい実施形態の側面斜視図である。 図2Aは、車輪を図1のスケートに取り付けるために用いられるハンガーの配 置状態の斜視図である。 図2Bは、図2Aに示すハンガーの取付け状態を示す概略正面端面図である。 図2Cは、図2Bに示すハンガーへの車輪の取付け状態を示す概略正面端面図 である。 図3Aは、ハンガーの中心への車輪の取付け状態を示す概略正面端面図である 。 図3Bは、ハンガーの中心への大きな直径の車輪の取付け状態を示す概略正面 端面図である。 図3Cは、ハンガーの中心の下への車輪の取付け状態を示す概略正面端面図で ある。 図4は、スケート滑り面に向かうスケートの左アンギュレーションの際におけ る図1のスケートの背面図である。 図5は、スケート滑り面に向かうスケートの左アンギュレーションの際におけ る従来型スケート(米国特許第5,303,940号)の背面図である。 図6Aは、図1のスケートの取付けプレートの底面図である。 図6Bは、ハンガー締結具の想像線で示す部分を含む図6Aに示された取付け プレートの正面端面図である。 図6Cは、車輪を取付けプレートに取り付けるためのハンガー締結具の平面図 である。 図6Dは、図6Cに示すハンガー締結具の側面図である。 図6Eは、図6Aに示す取付けプレートの変形例の底面図である。 図7は、本発明による取付けプレートの別の変形例の底面図である。 図8Aは、本発明に従って車輪を取り付けるために用いられるハンガーの斜視 図である。図8Bは、軸を備えた状態の図8Aに示すハンガーの側面横断面図で ある。 図9は、車輪及び軸と組み合わせた状態のハンガーの側面横断面図である。 図10Aは、車輪を軸に締結するために用いられる軸先端ネジの側面図であ る。 図10Bは、図10Aに示す軸先端ネジの正面図である。 図10Cは、軸をハンガーに取り付ける締結具の縦断面図である。 図10Dは、図10Cに示す締結具の正面端面図である。 図10Eは、軸をハンガーに取り付ける締結具に用いられる座金の正面図であ る。 図10Fは、図10EのA−A線矢視側面図である。 図10Gは、軸をハンガーに取り付ける締結具に用いられる変形例としての座 金の正面図である。 図10Hは、図10Gに示す座金の側面図である。 図11は、軸先端ネジで固定された軸と組み合わされた状態の車輪の側面横断 面図である。 図12は、スケート滑り面に向かうスケートの右アンギュレーション後のスケ ートの背面図である。 図13は、スケート滑り面に向かうスケートの右アンギュレーション後のスケ ート(米国特許第5,303,940号)の背面図である。 図14は、スケートに用いられるヒールスペーサの側面斜視図である。好ましい実施形態の詳細な説明 以下の説明において、方向又は配向状態を示す用語は何れも、主としてしかも もっぱら例示を目的とするものであり、本発明の範囲をなんら限定するものでは ない。また、本願に記載された特定の実施形態は、本発明を限定するものではな い。さらに、参照しやすくするために、種々の図において同一の部品又は要素に は同一の符号が付けてある。 図1は、本発明の教示に従って構成されたスケート10の斜視図を示している 。取付けプレート部材14が、ブーツ又は足包囲体12のソール15に取り付け られている。複数の車輪16,17が、ハンガー18でプレート部材14に角度 をもって即ち斜めに取り付けられ又は結合されている。傾斜取付けということは 、取付けプレートの平面に対してほぼ直角な垂直又は鉛直線に対して 或る角度をなしていることを意味する。好ましくは、2〜5個の車輪16,17 が取付けプレート14に取り付けられている。最も好ましくは、4個の車輪が取 付けプレート14に取り付けられ、一対の車輪16,17は、スケート10のヒ ール領域13に隣接して位置決めされた一対の車輪16,17から等しくない間 隔を置いた状態でスケート10の膨らみ領域11に隣接して位置決めされている 。2対の状態の車輪16,17を互いに等しくない間隔を置いて位置決めするこ とにより、有利には、車輪16,17は、足の膨らみ部分及び踵の下に位置する 。なお、足の膨らみ部分及び踵は、最適のパワー及びコントロールを足からスケ ート12に伝える手段の部分である。 一実施形態では、所望ならばソール15と取付けプレート14との間にヒール スペーサ19を設けるのが良く、この詳細については以下に更に説明する。変形 例として、ヒールスペーサ19を足包囲体又はブーツ12の一部として一体形成 してもよい。取付けプレート14及びハンガー18は、スケート10の台座を構 成している。車輪16,17は、スケート10の台座のハンガー18に取り付け られている。図1の実施形態に示すように、対をなす車輪相互間の間隔は、車輪 16,17相互間の間隔には等しくない。加うるに、一方の対の車輪相互間の間 隔を他方の対の車輪相互間の間隔に等しくないようにするのが良い。 車輪16,17は、当該技術分野で知られているインライン・スケート用車輪 であり、丸い形、V字形、平坦な形又は他の公知の輪郭を有する。車輪16,1 7は好ましくは、図2Aに示すように取付けプレート14に互い違いの角度をな して取り付けられる。所望ならば、車輪を同一の角度的又は斜め配向状態(図示 せず)で取り付けてもよい。車輪16,17を、図2Bに示すようにハンガー1 8の車輪取付け面S1,S2に平行な角度A0をなして取り付けるのがよい。角度 A0は、垂直線に対して約4〜40°であり、好ましくは約16°の角度である 。車輪16,17のアンキュレーション又は傾斜具合により、スケートブーツは 低くなって、従来型垂直取付け型インライン・スケートの車輪よりもスケート滑 り面に一層近くなる。これにより、スケートの安定性、操縦性及び制御性が向上 する。加えて、図1に示すように、右側のブーツの前部に 最も近い車輪が右側に傾斜し、左側のブーツの場合には左側に傾斜していれば、 それによりスケーターは蹴り去る際のパフォーマンスが向上する。 図2Bに示すように、車輪取付け表面S1,S2を取付けプレート14の交点I1 ,I2のところでそれぞれ整列させることによりハンガー18a,18bが取付 けプレート14に取り付けられている。図示のように、ハンガー18a,18b は、取付けプレートの近傍で距離DIオーバーラップしており、それにより2つ の互いに平行な長手方向平面上に整列する。 軸80a,80bが、取付けプレートから見て車輪取付け面S1,S2に設けら れた軸孔の中心CW1,CW2までの距離Dwのところでそれぞれハンガー18a, 18bに設けられている。ハンガーのオーバーラップ距離DI、ハンガーに対す る軸位置及び車輪のサイズ及び配向角度を適切に組み合わせることにより、車輪 はスケート滑り面のところで一中心平面土に整列することができる。例えば、幅 が約24mm、直径が約72mm、垂直線に対する角度が16°、ハンガーのオーバ ーラップ距離DIが約6.5mm、軸配置距離DWが38mmの車輪を用いた場合、車 輪は整列することになろう。直径が約76mmであって、幅及び角度配向状態が等 しく且つ距離DWが等しい車輪の場合、車輪は距離DIが約9mmに等しい場合に整 列することになろう。 図2Cに示すように、車輪16,17の各対は、スケーターの体重の2つの分 布中心C1,C2を有している。C1は、軸80aの長手方向軸線L1と車輪17の 中心平面P1の交点のところに位置している。C2は、軸80bの長手方向軸線L2 と車輪16の中心平面P2との交点のところに位置している。体重をこれら2つ の中心上に配分することにより、スケーターは、スケートを斜め配向状態に一層 容易に維持することができる。加えて、これにより、一層きついターンをするこ とができ、エッジからエッジへの迅速な移行が可能となり、そしてターン中従来 型スケートよりも優れたホールド性が得られる。 スケート12を傾けた時に取付けプレート14がスケート滑り面に接触するの を阻止するために、取付けプレート14の幅W1は、ブーツ12のソール15の 幅W2に等しいか、或いはこれよりも狭いのがよい。好ましくは、ソール15の 幅(W2)と取付けプレートの幅(W1)の比(W2/W1)は、約1: 1〜約1.5:1である。 もしハンガー18の形状及びサイズを車輪の直径サイズに合わせて調整すれば 、直径が約60mm〜約85mmの車輪を取付けプレート14に取り付けることがで きるということが判明した。ハンガーはまた、取付けプレート14の幅と一致し た寸法形状に設定される。ハンガー18の全幅は、ハンガー18が取り付けられ た場合に、これが車輪の外側平面から横方向にはみ出ないように設計される。そ の目的は、スケートを傾けた時にハンガー18のどの表面もスケート滑り面に接 触しないようにすることにある。一般的には、ブーツ12のサイドは、取付けプ レート14又はハンガー18のいずれかがスケート滑り面に接触する前に、スケ ート滑り面に接触するであろう。ブーツ12の接触部分を、パッド又は他の適当 な構造部材で補強するのがよい。好ましくは、車輪16,17の直径は約60mm 〜約85mmであり、最も好ましくは車輪16,17の直径は、約70mm〜約76 mmである。 上述したように、ハンガー18に対する軸80の垂直方向位置設定を調節する と共に取付けプレート14に対するハンガー18の水平方向位置設定を調節する ことにより、スケートはハンガー18の全体的寸法が同一の状態で、種々のサイ ズの車輪を採用することができる。 図3Aは、軸80a,80bを、取付けプレート14から見て所望距離よりも 短い距離のところ、即ちハンガー18の中心CWから計って取付けプレートまで の距離D1のところに位置決めした場合の作用効果を示している。図から明らか なように、車輪は互いに整列していない(即ち、車輪は同一中心平面の周りに心 出しされていない)。軸をこのように位置決めしたときに、車輪を図2Bに示す ように整列させるためには、車輪直径を大きくしなければならない。しかしなが ら、車輪直径を大きくすることは、その結果、車輪が図3Bに示すように取付け プレート14を突き抜けることになるのでそれを行うことはできない。図3Cに 示すように取付けプレート14から距離D2までの軸80a,80bの距離を大 きくすると、車輪と取付けプレート14との間には追加のクリアランスが得られ 、それによりハンガーがより大きな車輪直径、例えば直径が約76mmの車輪に対 応することができることが判明した。好ましくは、ハ ンガー18,18bを互いに離して取付けプレート14の幅に沿って位置決めし て、車輪16,17をそれぞれのハンガー18a,18bに取り付けた時に、こ れらが図3Cに示すように中心平面に沿って整列することができるようにする。 上述のように、ハンガー18は、ブーツ12をスケート滑り面に向かって傾斜 させてもハンガー18とスケート滑り面との接触を防止するような寸法形状に設 定されている。図4は、スケート滑り面95に近づくスケート10のアンギュレ ーションを示している。ハンガー18をブーツ12のソールと同一又はこれより も狭いサイズの幅を有する取付けプレート14上に位置決めすることにより、ハ ンガー18はブーツ12の下に位置する。ハンガー18の寸法形状及びハンガー 18を取付けプレート14に沿って2以上の長手方向平面に沿って整列させてハ ンガー相互間にオーバーラップを生じさせることにより、ハンガーを取付けプレ ート上に互いに一層近づけて配置することができる。これにより、ブーツ12を スケート滑り面に向かって傾斜させても、取付け状態のハンガー18はスケート 滑り面95に接触しないようになる。ハンガー18がスケート滑り面に接触しな い状態でブーツ12とスケート滑り面95が互いに接触しても、スケーターは制 御可能なスライド運動又は横滑り(もし万が一このようなことが生じても)を保 てるという利点がある。 図5は、米国特許第5,303,940号に示された傾斜取付け車輪130, 131を有する従来型スケートのアンギュレーションを示している。スケート滑 り面95に対するブーツ132のサイド135のアンギュレーションにより、ブ ラケット136は、ブーツ132が表面95に接触する前にスケート滑り面95 に接触する場合がある。ブラケット136とスケート滑り面95の接触の結果と して、スケートのアンギュレーション中、スケーターの下からスケートが外へ横 滑りすることになる。かかる望ましくない接触により、スケートの性能が落ち、 場合によっては、怪我をする場合がある。 図6Aは、ハンガー18(図示せず)を取り付けることのできる基部となる取 付けプレート14の底面図である。好ましくは、取付けプレート14は、強固且 つ軽量であるように設計構成されている。取付けプレート14は、長さ方 向及び横方向の撓みだけでなく、捩り撓みに抵抗するよう形づくられている。取 付けプレート14は好ましくは、プレートの横方向の曲げを防止すると共に取付 けプレート14がスケーティング中に繰り返される衝撃及び力に耐えることがで きるよう剛性材料で作られる。好ましい一実施形態では、取付けプレート14を 、強度が得られると共に製造費の安い7075−T7で作るのがよい。しかしな がら、他の材料も本発明の範囲に含まれる。 取付けプレート14は図6Aに示すように長さL1を有し、この長さL1は好ま しくは、ブーツU2のソール15と実質的に同一の長さである。この取付けプレ ート14の長さにより、取付けプレート14に沿うハンガー18の最大配設距離 が得られ、それにより、スケーターは、車輪又は組をなす車輪を膨らみ領域11 及びヒール領域13に一層良好に配置できるようになる。取付けプレート14の 端部46,47は、取付けプレート14の使用可能な距離延ばすことができるよ うそれぞれの半径R1,R2で湾曲するのがよい。また、かかる半径により、取付 けプレート14はソール15の対応関係にある前部及び後部の湾曲形状とほぼ一 致することができる。取付けプレート14の増大長さは好ましくは、ブーツの全 長を利用したものであり、しかもそれによりハンガー18を取付けプレート14 から張り出すことなく取付けプレート14のそれぞれの端部47,46に沿って 図6A及び図6Eに示すように端位置EP1,EP2のところに設けることができる 。取付けプレート14の長さは、従来型傾斜取付け型スケート車輪よりも大きな 直径の車輪に対応する。しかしながら、車輪基部はアイススケートのブレードと ほぼ同一のサイズなので、取付けプレートの長さはアイススケーティングをシュ ミレートするほど小さい。このように、スケーターは、ローラースケーティング とアイススケーティングを容易に使い分けることができる。 図6Aに示すようにハンガー1つ当たり3つの取付け穴を採用する好ましい実 施形態では、ハンガー取付け穴22,26は、軸線X1に沿って整列している。 ハンガー取付け穴24は、ハンガー取付け穴22から見て角度A1をなし、ハン ガー取付け穴26から見ると角度A2をなして長手方向軸線X4に沿って配置され ている。長手方向軸線X4は、長手方向軸線X1よりも取付けプレー ト14の外縁部21の方に一層近く位置している。ハンガー取付け穴28,32 は、長手方向軸線X2に沿って整列している。ハンガー取付け穴30は、ハンガ ー取付け穴28から見ると角度A3をなし、ハンガー取付け穴32から見ると角 度A4をなして長手方向軸線X5に沿って位置している。長手方向軸線X5は、長 手方向軸線X2よりも内縁部23の方に一層近く位置している。ハンガー取付け 穴が三角形の形状をしているので、取り付けられた状態のハンガーの安定性が増 している。しかしながら、他の形態及び異なる数のアンカー穴を所与のハンガー 18について採用してもよい。また、異なる一連のハンガー取付け穴22,24 ,26及び穴28,30,32を用いると、長さL1のプレート14上に位置決 めできるハンガー18の選択された数に対応できる。 プレート14をブーツ12のソール15に取り付けるために、一対のプレート 取付け穴36が取付けプレート14の横方向軸線X6に沿って位置すると共に一 対のプレート取付け穴38が横方向軸線X7に沿って位置している。好ましくは 、取付けプレート14をブーツ12のソール15に取り付けると、横方向軸線X6 は、全体としてスケーターの足の膨らみ部分のところの位置37のところに位 置し、横方向軸線X7は、全体としてスケーターのヒール40の中央部分のところ の位置39のところに位置する。取付けプレート14を、右又は左のスケートの いずれかに選択的に且つ着脱自在に取り付けることができる。所望ならば、スケ ーターは、取付けプレート14を取り外してこれを他のブーツのソール15に付 け替えることができる。右と左のブーツの取付けプレートを入れ替えることによ り、ブーツの前部のところの車輪の傾斜配向状態が逆になってブーツの内側に向 くようになる。これにより、スケーターはきつい半径のターンを回ることができ る。さらに、スケーターは、取付けプレート14を所望に応じて付け直す前に、 取り外された状態の取付けプレート14を回転させることができる。 プレート取付け穴36,38を横方向軸線X6及び横方向軸線X7に沿って位置 させることにより、足の動作が足の膨らみ部分及びシールから取付けプレート1 4に伝えられる。その目的は、スケーティング動作を完全に行うと共にこれをコ ントロールし、それによりスケーターの疲労及び骨に加わる応力を減 少させ、或いは最小限に抑えることにある。主として横方向軸線X6、X7に沿う パワーの伝達により、取付けプレート14の残部は振動を吸収してこれを消散さ せることができる。 再び図6Aを参照すると、取付けプレート14は、ナット及びボルトを用いて ブーツのソールに取付け可能である。特に、ボルトをソール及び取付けプレート を貫通して設けるのがよい。ナットを取付けプレートに隣接してボルトに装着し てプレートをブーツに固定するのがよい。例示的に述べると、ナットは、標準型 六角ナット又は組込み座金を備えたKEPS(登録商標)ナットであるのがよい 。さらに、ナットがボルト上で弛まないようにするために、ナットそれ自体に設 けられた締結係止機構又は装置、例えばナイロンインサート、ネジ係止コンパウ ンド又は係止構成を用いるのが良い。 図6Bは、取付けプレート14の正面端面図を示している。下に延びる側部4 4は、取付けプレート14に増強した構造的支持作用及び剛性を与える。ハンガ ー取付け穴22,24,28,30及び取付け穴26,32(図示せず)はそれ ぞれ、テーパ穴を構成するよう孔43に対して角度A5をなした側部41,42 を有している。テーパ穴は、取り付けられた状態のハンガー18から取付けプレ ート14に伝わる力からの応力を除去するのに役立つ。ハンガー取付け締結具4 5をブーツ側から所定の一連のハンガー取付け穴22,24,26及び取付け穴 28,30,32に選択的且つ着脱自在に差し込んでハンガー18(図示せず) を取付けプレート14に沿う所定の位置に追加したり取り外すことができる。変 形実施形態では、締結具をこれらがハンガー側から取付けプレート内へネジ込ま れるよう位置決めしてもよい。 取付けプレート14は、スケート滑り面からのスケーターの足の距離を決定し やすくするT1(図6B)の厚さを有している。厚さT1は、スケーターの足をス ケート滑り面95に向かって最適レベルに下降させることが構造的に許容される 程度に薄い。好ましくは、取付けプレート14の厚さT1は、約1/8インチ〜 約1/2インチ(約3.2mm〜約12.7mm)である。 図6C及び図6Dは、それぞれ図6Eに示すプレート14のハンガー取付け穴 22,24,26内に受け入れることができるハンガー取付け締結具45を 示している。ハンガー締結具45は、シャンク192、直径D5のネジ山193 及び直径D5よりも大きな直径D6を有するネジ山194を有している。例えば、 直径D5は、約0.200インチ(約5ミリ)であるのがよく、直径D6は約0. 250インチ(約6.4mm)であるのがよい。ハンガー締結具45をハンガー取 付け穴22,24,26内に挿入すると、大きな直径D6を有するネジ山194 は、材料を切断するのではなく、これをハンガー取付け穴22,24,26の周 りに曲げる。直径D6よりも小さな直径D5を有するネジ山193により、曲げら れた材料は、別の大きな直径のネジ山によって曲げられる前に小径のネジ山19 3の直径まで弛緩して埋まることができる。これにより、ネジを把持する材料の 力が大きくなる。ネジ山193,194の直径サイズを交互にすることにより、 ハンガー18及び取付けプレート14の振動及び衝撃の際に、締結具45の引抜 き強さが大きくなる。 締結具45の頭195は、皿形に座ぐられたテーパ穴22,24,26に用い られるよう頭195の頂面から見て角度A6の角度をなした側部198を有して いる。頭195のテーパ形状により、振動が締結具45に沿って移動する。好ま しくは、締結具45は、締結具45の応力割れを防止するために鋼又は他の適当 な材料で作られている。 変形例として、当該技術分野で公知の多形式の締結具を締結具45に代えて用 いてもよい。例えば、インターロック式ブラケットを取付けプレート14から延 長させて、ハンガー18に設けられた対応関係にある相互係止ブラケットと選択 的且つ着脱自在な協働係合させるのがよい。したがって、スケーターは、スケー トを性能向上のために特注的に改造するために、車輪の数だけでなくスケート1 0に沿う車輪の位置も迅速に調整することができる。 変形例として、車輪16,17を、図6Eに示すように取付けプレート14に 設けられた追加の平面PNに沿う任意の位置に取り付けてもよく、追加のハンガ ー取付け穴は、ハンガー18相互間のオーバーラップを調節すると共に上述した ような種々の車輪サイズに対応するために平面P1,P2,PNに沿う種々の位置 に位置決めされる。別の変形実施形態では、ハンガー取付け穴を取付けプレート 14上の任意の位置に配置しても良い。ただし、取り付けられた 状態の車輪を互いに全体として傾斜した関係に配置でき、それによりスケートが 前又は後ろにローリングしたり、ターンしないようにすることを条件とする。 変形実施形態では、取付けプレート14を、一個構成の状態でブーツ12と一 体形成しても良い。この実施形態では、取付けプレート14は、実質的にブーツ 12のソール15の幅と同一の幅を有している。上述の実施形態と同様、この実 施形態の取付けプレートは、スケートのアンギュレーションの際、スケート滑り 面に接触しないであろう。所望ならば、ハンガーのうち幾つかを取付けプレート 14と一体成形してもよい。 図7は、ハンガー取付け穴30に代わるハンガー取付けスロット48及びハン ガー取付け穴28,32に代わるハンガー取付けスロット49を備えた取付けプ レート14の変形例を示している。この実施形態では、取付けプレート14はま た、ハンガー取付け穴22,26に代わるハンガー取付けスロット50及びハン ガー取付け孔24に代わるハンガー取付けスロット51を有している。ハンガー 取付けスロット48,49,50,51により、取付け状態のハンガー18を、 これらハンガーをハンガー取付けスロット内で摺動させたり、或いはハンガーを 逆にしたり、それに応じてハンガー取付けネジを調節することにより取付けプレ ート14上での種々の所望の位置及び向きに合わせて迅速に調整できる。スロッ ト48,49,50,51のサイズ及び位置を調節すると取付けプレート14上 における取付け状態のハンガーの有利な選択的配置場所に対応することができる 。 変形実施形態では、スロット49,50及びそれぞれこれらに隣接したスロッ ト48,51を、対応の穴で置き換えてもよく、それによりハンガーを2つの交 互の配向状態のうちいずれか一方の状態で取付けプレート14に選択的且つ着脱 自在に結合できるであろう。 好ましくは、ハンガーは、図8A〜図8Cに示すように成形された三次元円錐 形状である。ハンガー18は、一体の周囲側部62を備えた開口コア61を有し ている。ハンガー18を、ナイロン、プラスチック、アルミニウム、鋼、チタン 、マグネシウム、炭素繊維等で作るのが良い。好ましい一実施形態では、ハンガ ー18は、ガラス強化ナイロン、例えばデュポン社製のZytel 80G33L で作られる。ハンガー18は、外側の側面63から斜めに突出した内側側面60 で形成されている。底面65が、内側側面60及び外側側面63と一体形成され ている。 ハンガー取付け穴54,56,58をそれぞれ、例えばハンガープレート取付 け穴22,26,24(図6Aに示す)又はハンガー取付けスロット48,49 (図7に示す)に合わせることができる。ハンガー取付け穴54,56,58は 、図6C及び図6Dに示すようにネジ山形成用ネジをハンガー18の材料中へ最 適に受け入れさせるような深さ及び直径を有している。変形例として、ハンガー 18を、例えばハンガープレート取付け穴28,30,32をそれぞれハンガー 取付け穴54,56,58又はハンガープレート取付けスロット50,51に合 わせて付け直しても良い。 ハンガー18は、内側の側面60に形成された成形ボス孔52を有している。 ハンガー18は、外側の側面63に形成された成形キャビティ59aを有してい る。図8Bに示すような軸ボス69がボス孔52と嵌合するよう形成されている 。ボス69は、図8Bに示すように軸上に位置決めされており、これについては 図9及び図11を参照して説明する。好ましくは、ボス孔52は円形の形をして いる。ボス孔52は、図8Bに示すように円の形を作るために丸い縁76で形成 されている。ハンガー18は、ボス孔52とキャビティ59aとの間に配置され た係留部材59を備えている。係留部材は、ハンガー18に用いられる材料の構 造的健全性に応じて特定の厚さで形成される。かかる厚さは、軸を支持するのに 適した構造的環境を作り出す。これが有利である理由は、不適当な設計を行うと 、振動又は衝撃を引き起こすトルクがスケーターによって軸に加えられた時にボ ス孔52から軸が取れる場合があるからである。 図9は、軸80を示している。好ましい一実施形態では、軸80は、常温頭造 法により鋼で作られ、かかる常温頭造法では、僅かに大きな直径の棒材を高圧高 温下で圧縮して軸の形のダイを充填する。常温頭造法は、軸材料の構造的健全性 を増すという利点を有している。好ましくは、軸80は、ボス孔52内に位置し たボス69を含む片持ち軸である。軸80のボス69は、ハンガー18のボス孔 52と嵌合する円の形をしている。ボス69が円形なので力は軸8 0からハンガー18の周囲に伝わり、それにより衝撃をハンガー18の表面全体 に移して軸80及びハンガー18の集中応力を減少させ、或いは最小限に抑えて 構造的破損を減少させる。 軸支持面82が軸80の端部83のところに設けられ、ネジ付き部分84が軸 80の端部85のところに設けられている。軸80をハンガー18への挿入後に 定位置に保持するために締結具150をネジ付き部分84に取り付けるのがよい 。変形例として、軸80を他の方法、例えばインサート成形、音響挿入、溶接、 エポキシ、インサートネジ込み等によってハンガー18に取り付けてもよい。車 輪16は、軸受92に取り付けられた軸80に取り付けられ、軸受92は、車輪 16にプレス嵌めされ、この軸受は内レース92a、外レース92b及び軸受本 体92cから成る。軸支持面82が、軸受92の内レース92aに挿入されてい る。内レース92aは、ハンガーボス69の突出フランジ81に隣接して配置さ れている。フランジ81は、ハンガー18が、車輪のスムーズな転がり動作を邪 魔する場合のある車輪16に接触しないよう突出している。図10A及び図10 Bに示すような軸先端ネジ100が、車輪16,17を軸80に固定するために 軸80のネジ穴88に差し込まれている。ネジ穴88の2つの側部には、拡張ス ロット89が設けられている。好ましくは、スロット89は、軸支持面82の長 さの約1/3である。 車輪16,17からハンガー18に伝えられた衝撃又は振動は、軸80を下に 伝わってボス69を通ってハンガー18の側部に伝わり、そして取付けプレート 14に伝わる。ハンガー18の各種構成要素は、材料が過剰の場合に得られる応力 の減少を可能にし、材料が薄すぎる場合に生じる過度の破損を減少させることが できるよう所定の厚さで作られている。 図10A、図10B及び図11に示す軸先端ネジ100は、車輪16,17を ハンガー18に締め付けるために図10に示すネジ穴88内に受け入れられてい る。軸先端ネジ100は、テーパ側部101及び平坦な頭102を有している。 軸先端ネジ100のネジ付き部分104は、ネジ穴88のネジ付き内側部分と噛 み合っている。好ましくは、平坦な頭102は、これと類似した形状のレンチに 合うためのキャビティを有している。特に、実施形態としては、車 輪16,17をハンガー18に容易に締め付けたり、或いはこれらをハンガー1 8から容易に弛めるためにV字形状のレンチに適合するために六角キャビティ1 06又はTORX(登録商標)キャビティ(図示せず)を備えた平坦な頭102 を有するのがよい。好ましくは、車輪16,17は、車輪の回転又は交換のため の時間を減らすため軸先端ネジ104を1/4回転させると外れる。 図10C及び図10Dは、片持ち軸80のネジ付き部分84上に装着された組 込み式座金を備えたナットから成るKEPS(登録商標)ナット締結具150を 示している。軸80の締結具150は、これをいったん着座させると、ハンガー 18から突出することはない。締結具150は、軸及びハンガーに加わる応力を 減少させるために力F2を軸80から遠ざけて配分するように円形の形をしてい るのが良い。締結具150は、軸80のネジ付き部分84と噛み合うネジ153 を有し、締結具係止機構又は装置をネジ付き部分84への装着前にネジ山153 に作用させるのがよい。締結具係止機構又は装置は、締結具150が軸80の過 度の振動に起因して引き下がるのを防止する。変形例として、締結具150は、 外側側面63を越えてハンガー18から突出せず、それによりスケートのアンギ ュレーションの際、スケート滑り面と締結具150の緩衝を防止する厚さを備え た六角ナットである。 六角ナットを平坦な座金及び円錐形座金に結合して軸とハンガーのユニオン継 手の構造的健全性を高めるのがよい。図10E及び図10Fは、締結具150に 使用できる円錐形座金170を示している。座金170をハンガー18と締結具 150との間のネジ付き部分84に装着するのがよい。座金170は、孔172 を包囲するバネ部分173を有している。このバネ部分により、軸とハンガーと の継手中の荷重を大きくすることができ、それによりこの継手の張力低下を緩和 する。図10G及び図10Hは、円錐形座金と連携して又は単独で用いることが できる平坦な座金の実施例を示している。座金180は、孔182を備えた平坦 な座金である。座金180は、製造費が安いという利点を有している。 図11に示すように、先端ネジ100の挿入により、横方向力Fは拡張スロッ ト89を介してネジ穴88を拡張させる。これにより、軸は軸受にしっかり と保持される。軸80は、これがスケートのアンギュレーション中、スケート滑 り面に接触しないよう形成されている。軸先端ネジ100は、車輪16,17内 に配置されていて、それによりこれが車輪の側面と面一になり又はこの中へ距離 D3奥まって位置するようになっている。 車輪16,17の側面91は、もし車輪を傾斜させても、軸先端ネジ100又 は軸80(図12)の前にスケート滑り面に接触することができ、それにより軸 の摩耗及びスケーターによる立ち直ることができないほどのスライド運動を防止 する。図13は、米国特許第5,303,940号に記載された従来型軸134 を示している。スケート滑り面95に向かうブーツ132の側部133のアンギ ュレーションにより、軸134はブーツ132の前にスケート滑り面95に接触 する場合がある。軸134とスケート滑り面95の接触により、望ましくない軸 134の摩耗が生じ、しかもスケートの制御できないほどの横滑りが生じる場合 がある。 図14は、異形のヒールスペーサ19を示している。好ましくは、ヒールスペ ーサ19はテーパしており、側部212の高さH1は、側部201の高さH2より も小さい。ヒールスペーサ19を設けることにより、ブーツ12を取付けプレー ト14に対し所定の角度をなして取り付けることができ、しかもスケーターの体 重がブーツからプレートに伝わる。 一般に、本発明は、ハンガー及びスケートのアンギュレーションの際にスケー ト滑り面に当たらない取付けプレートを用いて車輪を全体として傾斜した形態で 取付けプレートに選択的且つ着脱自在に取り付けることができるという利点を有 している。好ましい実施形態では、性能向上を図るためにハンガーを足のパワー 発揮箇所、足の膨らみ領域及びヒール領域に対応して少なくとも2つのセットを なす状態で長手方向に取り付けるのが良い。さらに、スケートの傾斜を容易にす るためにハンガーをスケーターの体重が位置する2つの中心のところに横方向に 取り付けるのが良い。それぞれの車輪を取り付ける軸は、車輪と整列すると共に 車輪の外面から見て奥まったところに位置しているので、スケートのアンギュレ ーションの際に、立ち直ることができないほどのスライド運動を引き起こすスケ ート滑り面に対する軸の接触が生じることはない。 本発明をその好ましい実施形態を参照して説明したが、当業者であれば、図示 説明した例示の実施形態に限定されることはない本発明の精神及び範囲から逸脱 することなく本発明の構造及び形態の種々の設計変更、改造及び変形を想到でき ることは理解されよう。本発明の内容は、特許請求の範囲に記載されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CN,CU,CZ, EE,FI,GE,HU,IL,IS,JP,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LV ,MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL, RO,RU,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,T T,UA,UZ,VN (72)発明者 ディーリア マイケル エス アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07035 リンカーン パーク コムリー ロード 209 アパートメント エル24

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.膨らみ領域及びヒール領域を備えたソール及び側面を有するブーツと、膨ら み領域の周りでソールに結合された2つのハンガーから成る第1のハンガーセッ ト及びヒール領域の周りでソールに結合された2つのハンガーから成る第2のハ ンガーセットと、ソールの平面に対し且つこれに沿って互い違いのアンギュラー 形態で対応関係をなして前記ハンガーに回転自在に取り付けられた車輪とを有す ることを特徴とするスケート。 2.前記車輪の直径が、好ましくは、約70mm〜約76mmの範囲にあることを特 徴とする請求の範囲第1項に記載のスケート。 3.前記第1及び第2のハンガーセットでの隣接した各対の車輪が、平らではな いことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスケート。 4.前記ハンガーの第1の対は、前記ハンガーの第2の対から、第1の対の前記 ハンガー相互間の距離及び第2の対の前記ハンガー相互間の距離に等しくない距 離で間隔を隔てて位置していることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスケ ート。 5.前記ソールと前記ハンガーとの間に位置した状態で結合されたプレート部材 を更に有し、前記車輪は、前記プレート部材の下で前記ハンガーを貫通して位置 した軸に設けられていて、前記車輪の各々の少なくとも一部がスケート滑り面に 接触できるようになっていることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のスケー ト。 6.前記プレート部材及び前記ハンガーは、前記スケートをスケート滑り面に対 して傾けると、前記ハンガー、前記プレート部材及び前記軸がスケート滑り面に 接触する前に、前記ブーツの前記側面の少なくとも一部がスケート滑り面に接触 するような寸法形状に設定されていることを特徴とする請求の範囲第5項に記載 のスケート。 7.前記ハンガーは、スケーターの体重をその上に位置させる少なくとも一対の 中心に沿って取り付けられ、前記車輪のトレッド面は、前記対をなす中心相互間 に位置した平面に沿って整列していることを特徴とする請求の範囲第 5項に記載のスケート。 8.前記プレート部材は、前記ブーツと一体であることを特徴とする請求の範囲 第5項に記載のスケート。 9.前記プレート部材内の足位置の前記膨らみ領域のところで第1の横方向軸線 上に位置した第1の対をなすプレート取付け穴と、前記プレート部材内の足位置 の前記ヒール領域のところで第2の横方向軸線上に位置した第2の対をなすプレ ート取付け穴と、前記第1及び前記第2の対をなす前記プレート取付け穴に受け 入れられて、前記ブーツを前記ハンガー取付けプレートに取り付ける複数のプレ ート締結具とを更に有することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のスケート 。 10.前記プレート部材は、前記ブーツの前記ソールの長さと実質的に同一の長さ L1を有し、該長さは、前記スケートの安定性を高めると共に前記ハンガー取付 けプレートへの直径を大きくした車輪の取付けを可能にすることを特徴とする請 求の範囲第5項に記載のスケート。 11.前記プレート部材は、丸い前方端部及び丸い後方端部を有し、該前方端部及 び後方端部は最適プレート長さが得られるようそれぞれ、前記ブーツの前記ソー ルの前方端部及び後方端部と実質的に同一寸法の半径R1及びR2を有することを 特徴とする請求の範囲第10項に記載のスケート。 12.膨らみ領域及びヒール領域を備えた足包囲体と、膨らみ領域とヒール領域の うち一方に隣接して前記足包囲体に結合された少なくとも2つのハンガーから成 る第1のハンガーセット及び膨らみ領域とヒール領域のうち他方に隣接して前記 足包囲体に結合された少なくとも1つのハンガーから成る第2のハンガーセット と、前記第1及び第2のハンガーセットの前記ハンガーと数が一致した複数の車 輪とを有し、前記車輪は、対応関係にある前記ハンガーに回転自在且つ斜めに結 合されていることを特徴とするスケート。 13.前記第1のハンガーセットに対応した前記車輪のうち少なくとも2つは、平 らでない形態をしていることを特徴とする請求の範囲第12項に記載のスケート 。 14.膨らみ領域及びヒール領域を備えた足包囲体と、膨らみ領域とヒール領域 のうち一方に隣接して前記足包囲体に選択的且つ着脱自在に結合された少なくと も1つのハンガーから成る第1のハンガーセット及び膨らみ領域とヒール領域の うち他方に隣接して前記足包囲体に選択的且つ着脱自在に結合された少なくとも 1つのハンガーから成る第2のハンガーセットと、前記第1及び第2のハンガー セットの前記ハンガーと数が一致した複数の車輪とを有し、前記車輪は、対応関 係にある前記ハンガーに回転自在且つ斜めに結合されていることを特徴とする改 造可能なスケート。 15.膨らみ領域及びヒール領域を備えたソール及び側面を有するブーツと、膨ら み領域の周りでソールに選択的且つ着脱自在に結合された2つのハンガーから成 る第1のハンガーセット及びヒール領域の周りでソールに選択的且つ着脱自在に 結合された2つのハンガーから成る第2のハンガーセットと、ソールの平面に対 し且つこれに沿って互い違いのアンギュラー形態で対応関係をなして前記ハンガ ーに回転自在に取り付けられた車輪とを有することを特徴とする改造可能なスケ ート 16.前記車輪の直径が、好ましくは、約70mm〜約76mmの範囲にあることを特 徴とする請求の範囲第15項に記載のスケート。 17.前記第1及び第2のハンガーセットの車輪の各隣接対は、平らではないこと を特徴とする請求の範囲第15項に記載のスケート。 18.前記ハンガーの第1の対は、前記ハンガーの第2の対から、第1の対の前記 ハンガー相互間の距離及び第2の対の前記ハンガー相互間の距離に等しくない距 離で間隔を隔てて位置していることを特徴とする請求の範囲第15項に記載のス ケート。 19.前記ソールと前記ハンガーとの間に位置した状態で結合されたプレート部材 を更に有し、前記車輪は、前記プレート部材の下で前記ハンガーを貫通して位置 した軸に設けられていて、前記車輪の各々の少なくとも一部がスケート滑り面に 接触できるようになっていることを特徴とする請求の範囲第15項に記載のスケ ート。 20.前記プレート部材及び前記ハンガーは、前記スケートをスケート滑り面に対 して傾けると、前記ハンガー、前記プレート部材及び前記軸がスケート滑 り面に接触する前に、前記ブーツの前記側面の少なくとも一部がスケート滑り面 に接触するような寸法形状に設定されていることを特徴とする請求の範囲第19 項に記載のスケート。 21.前記ハンガーは、スケーターの体重をその上に位置させる少なくとも一対の 中心に沿って取り付けられ、前記車輪のトレッド面は、前記対をなす中心相互間 に位置した平面に沿って整列していることを特徴とする請求の範囲第19項に記 載のスケート。 22.前記プレート部材は、前記ブーツと一体であることを特徴とする請求の範囲 第19項に記載のスケート。 23.前記プレート部材内の足位置の前記膨らみ領域のところで第1の横方向軸線 上に位置した第1の対をなすプレート取付け穴と、前記プレート部材内の足位置 の前記ヒール領域のところで第2の横方向軸線上に位置した第2の対をなすプレ ート取付け穴と、前記第1及び前記第2の対をなす前記プレート取付け穴内に受 け入れられて、前記ブーツを前記ハンガー取付けプレートに取り付ける複数のプ レート締結具とを更に有することを特徴とする請求の範囲第19項に記載のスケ ート。 24.前記プレート部材は、前記ブーツの前記ソールの長さと実質的に同一の長さ L1を有し、該長さは、前記スケートの安定性を高めると共に前記ハンガー取付 けプレートへの直径を大きくした車輪の取付けを可能にすることを特徴とする請 求の範囲第19項に記載のスケート。 25.前記プレート部材は、丸い前方端部及び丸い後方端部を有し、該前方端部及 び後方端部は最適プレート長さが得られるようそれぞれ、前記ブーツの前記ソー ルの前方端部及び後方端部と実質的に同一寸法の半径R1及びR2を有することを 特徴とする請求の範囲第24項に記載のスケート。 26.ソールを備えたブーツを含む改造可能なスケートの台座であって、ブーツの ソールに取付け可能な寸法形状に設定されていて、前記ソールの膨らみ領域及び ヒール領域に対応した膨らみ領域及びヒール領域を有するプレート部材を有し、 該プレート部材は、前記プレート部材の膨らみ領域の近くに設けられた第1の複 数の孔及び前記プレート部材のヒール領域の近くに設けられ た第2の複数の孔を有し、前記台座は、前記第1の複数の孔に所定の形態で選択 的且つ着脱自在に結合された少なくとも1つのハンガー及び前記第2の複数の孔 に所定の形態で選択的且つ着脱自在に結合された少なくとも1つのハンガーを有 することを特徴とする台座。 27.車輪をソール付きのブーツを含む改造可能なスケートに斜めに取り付ける場 合の軸用ハンガーシステムであって、ソールに選択的且つ着脱自在に取り付けで きるような寸法形状に設定された取付け面を有するハンガー本体と、前記ハンガ ー本体に設けられていて、軸が挿通可能な通路とを有することを特徴とするハン ガーシステム。 28.第1及び第2の端部を有していて、車輪を担持する軸手段を更に有し、前記 車輪は、前記軸手段の前記第1の端部上に担持され、前記軸手段の前記第2の端 部は、前記ハンガーの前記通路内に受け入れられ、前記軸手段の前記第2の端部 は、その挿入時に前記ハンガーを越えて延びることはなく、それにより前記ブー ツの前記表面は、スケートのアンギュレーションの際に前記軸手段が前記スケー ト滑り面に接触することなく、前記ブーツの前記表面が前記スケート滑り面に接 触することを特徴とする請求の範囲第27項に記載のハンガーシステム。 29.前記軸は、前記ソールと前記ハンガーとの間に設けられた状態で結合された プレート部材から距離D2のところに位置し、前記距離D2は、前記ハンガーの中 心を越えて延び、それにより、直径を大きくした車輪を取り付けるための追加の クリアランスを前記ハンガーにもたらすことを特徴とする請求の範囲第27項に 記載のハンガーシステム。 30.内側の側面及び外側の側面を有していて、前記内側の側面が前記外側の側面 から斜めに突出している三次元形状と、前記側面内に配置された開口コアと、前 記内側の側面及び前記外側の側面と一体の底面を更に有することを特徴とする請 求の範囲第27項に記載のハンガーシステム。 31.前記ハンガーの前記底面に形成された複数のハンガー取付け手段と、前記ソ ールと前記ハンガー取付け手段内に受け入れられた状態の前記ハンガーとの間に 設けられた状態で結合されたプレート部材内に位置した複数のハンガ ー取付けネジとを更に有し、スケーターは、前記ハンガーを取り外して付け直す ことにより、前記スケートに取り付けられるハンガーの数及び位置を迅速に変え ることができることを特徴とする請求の範囲第30項に記載のハンガーシステム 。 32.前記ハンガー取付け手段は、前記プレート部材の第1の長手方向軸線に沿っ て整列した第1及び第2のハンガー取付け穴と、第2の長手方向軸線に沿って整 列した第3のハンガー取付け穴とを有し、前記第1の長手方向軸線は、前記プレ ート部材の外縁に隣接して位置し、前記第2の長手方向軸線は、前記第1の長手 方向軸線に平行であって、前記プレート部材の内縁に向かって位置していること を特徴とする請求の範囲第31項に記載のハンガーシステム。 33.前記ハンガー取付け穴は形状がテーパしていることを特徴とする請求の範囲 第32項に記載のハンガーシステム。 34.前記ハンガー取付け手段は、第1の長手方向軸線に沿って整列した第1の取 付けスロット及び第2の長手方向軸線に沿って整列した第2の取付けスロットを 有し、前記第1の長手方向軸線は、前記第2の長手方向軸線に平行な状態で前記 プレート部材の外縁に隣接して位置していることを特徴とする請求の範囲第31 項に記載のハンガーシステム。 35.前記軸手段は、前記車輪を第1の端部のところて受け入れる軸と、前記軸の 第2の端部のところに位置したネジ付き部分と、前記軸の前記第1の端部は第2 の端部との間に位置したフランジとを有することを特徴とする請求の範囲第28 項に記載のハンガーシステム。 36.軸孔を更に有し、前記軸孔は円形の形をしており、前記軸の前記フランジは 、前記軸孔と嵌合する円形の形をしており、前記フランジの前記形は、力を前記 軸から前記ハンガーの周囲に伝えることを特徴とする請求の範囲第35項に記載 のハンガーシステム。 37.前記軸手段の前記第1の端部に設けられたネジ孔に受け入れられて前記車輪 を前記軸に取り付ける軸先端ネジを更に有することを特徴とする請求の範囲第2 8項に記載のハンガーシステム。 38.前記車輪の側面は、前記軸先端ネジを前記ネジ孔に差し込むと、前記軸先端 ネジの端部から距離D1にわたって延びることを特徴とする請求の範囲第37項 に記載のハンガーシステム。 39.前記車輪の側面は、前記軸先端ネジを前記ネジ孔に差し込むと、前記軸先端 ネジの端部と整列することを特徴とする請求の範囲第37項に記載のハンガーシ ステム。 40.前記ハンガーに隣接して前記軸の前記ネジ付き部分に螺合する締結具を更に 有することを特徴とする請求の範囲第35項に記載のハンガーシステム。 41.前記締結具と前記ハンガーとの間に位置した座金を更に有することを特徴と する請求の範囲第40項に記載のハンガーシステム。 42.前記座金は、孔の周りに位置した円形バネを有し、前記バネは、前記軸から の力を吸収すると共に前記軸からの力を前記ハンガーに配分することを特徴とす る請求の範囲第41項に記載のハンガーシステム。 43.前記ハンガーは、ガラス強化ナイロンで作られていることを特徴とする請求 の範囲第27項に記載のハンガーシステム。 44.スケートの車輪配置構成を改造する方法であって、膨らみ領域及びヒール領 域を備えた足包囲体と、膨らみ領域とヒール領域のうち一方に隣接して前記足包 囲体に選択的且つ着脱自在に結合された少なくとも1つのハンガーから成る第1 のハンガーセット及び膨らみ領域とヒール領域のうち他方に隣接して前記足包囲 体に選択的且つ着脱自在に結合された少なくとも1つのハンガーから成る第2の ハンガーセットと、前記第1及び第2のハンガーセットの前記ハンガーと数が一 致した複数の車輪とを有し、前記車輪が対応関係にある前記ハンガーに回転自在 且つ斜めに結合されているスケートを準備し、前記第1のセットの少なくとも1 つのハンガーを所定の形態で前記足包囲体の膨らみ領域に隣接して前記足包囲に 取り付け、前記第2のセットの少なくとも1つのハンガーを所定の形態で前記足 包囲体のヒール領域に隣接して前記足包囲に取り付けることを特徴とする方法。 45.前記第1のセットか前記第2のセットかの何れかの前記少なくとも1つのハ ンガーを前記足包囲体から取り外し、前記少なくとも1つのハンガーを前 記足包囲体上の新しい位置に付け直すことを特徴とする請求の範囲第44項に記 載の方法。
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