JP2001502030A - 多気筒エンジン用圧縮力解放装置 - Google Patents

多気筒エンジン用圧縮力解放装置

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Abstract

(57)【要約】 遠心力応答式圧縮力解放装置は、内燃エンジンの一つ以上のシリンダの圧縮力を始動時に解放する。圧縮力解放装置は、遠心力応答式フライウェイト(28)、このフライウェイト(28)によって作動される単一のシャフト(20)、及びこのシャフト(20)によって移動でき且つ一つ又はそれ以上のバルブ作動装置と係合可能な一つ又はそれ以上のリフト部材を使用する。圧縮力解放装置は、シャフトの回転時に二つのバルブ作動装置と係合できる単一のリフト部材、又は別のバルブ作動装置と各々係合可能な一対のリフト部材を使用できる。かくして、圧縮力解放装置は、V型2気筒エンジンの二つのシリンダの圧縮力を減少するのに特に適しているが、二つ以上のシリンダを持つエンジンの圧縮力を減少するのにも適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 多気筒エンジン用圧縮力解放装置 本願は、1997年1月14日に出願された仮特許出願第60/035,57 3号の利点を特許請求するものである。 発明の分野 本発明は、全体として内燃エンジンに関し、更に詳細には、始動中、内燃エン ジン一つ以上のシリンダ内の圧縮力(compression)を減少するため の圧縮力解放装置(compression release apparat us)に関する。 発明の背景 エンジンの始動中、バルブ作動システムに設けられたバルブタペットを持ち上 げることによって燃焼チャンバ内の圧縮力を部分的に解放するため、D字形状シ ャフトをフライウェイトと組み合わせて使用することが知られている。オレクシ ー(oleksy)に賦与された米国特許第5,197,422号が一例である 。しかしながら、オレクシーの装置は、一つ以上のシリンダ内の圧縮力を減少す るのに使用できない。 発明の概要 本発明は、カムシャフトを持つエンジンの複数の燃焼チャンバ内の圧縮力を減 少するための遠心力応答式圧縮力解放装置に関する。圧縮力解放装置は、V型2 気筒エンジンの二つのシリンダの圧縮力を減少するのに特に適しているが、エン ジンの二つ以上のシリンダの圧縮力を解放するのにも適用できる。 圧縮力解放装置は、二つのバルブ作動装置と係合できる単一のリフト部材及び エンジンの速度に応じてリフト部材の位置を変化させるための遠心力応答手段( 例えばフライウェイト)を使用するのがよい。二つのバルブ作動装置は、カムシ ャフトの長さ方向軸線に対して明らかに異なる二つの角度位置に配置されている のがよい。更に、この装置は、リフト部材と係合可能であり且つ遠心力応答手段 によって作動できる単一のシャフトを使用するのがよい。一実施例では、遠心 力応答手段は、単一のフライウェイトを含み、単一のシャフトがこのフライウェ イトと一部品をなして一体成形されている。 別の態様では、圧縮力解放装置は、単一のシャフト及び異なるバルブ作動装置 と各々係合可能な複数のリフト部材を使用するのがよい。単一のシャフトは、複 数のリフト部材と係合可能であり、実質的にカムシャフトの外側に位置決めされ る。 本発明の幾つかの実施例では、圧縮力解放装置は、実質的にカムシャフトの外 面の周囲にこれと近接して配置されたリフト部材を使用する。幾つかの実施例で は、カムシャフトは、案内路を有し、リフト部材が案内路に少なくとも部分的に 受け入れられている。別の実施例では、リフト部材の細長い部分が案内路内に少 なくとも部分的に受け入れられている。 本発明の一つの特定的な実施例では、単一のシャフトが、そのシャフトのD字 形状部分のところで単一のリフト部材と係合できる。リフト部材は、バルブタペ ットの底面と係合する支承面を備えた二つのプロングを有する。リフト部材は、 好ましくはU字形状であり、カムシャフトを通る案内路(例えば、スロット、隙 間、又は孔)に配置でき、或いは、カムシャフトの周囲に配置できる。エンジン の始動速度では、単一のシャフトは、エンジンサイクルの圧縮段階の特定の期間 中に夫々の排気バルブを弁座から持ち上げて離すため、二つのプロングがバルブ タペットと係合できるようにリフト部材を位置決めする。エンジン速度が上昇す るにつれて、フライウェイトがカムシャフトから遠ざかる方向に移動し、これに よって、ウェイトに取り付けられたシャフトを回転させ、D字形状シャフト部分 の平面側をリフト部材と隣接させる。その結果、リフト部材は、クランクシャフ トの回転中、バルブタペットから遠ざかる方向に押され、及びかくしてエンジン の作動速度ではバルブの着座に影響を及ぼさない。 本発明の変形例では、エンジンは、カムシャフトに取り付けられた少なくとも 二つの積層体から形成された少なくとも一つのカムローブを有し、本装置は、少 なくとも二つの積層体のうちの一方から形成された少なくとも一つのリフト部材 を使用する。単一のシャフトがリフト部材と係合でき、このリフト部材は、バル ブ作動装置と係合するため、他方の積層体に対して移動自在である。 本発明の更に別の実施例では、圧縮力解放装置は、単一のフライウェイト、単 一の解放シャフト、及びリフト部材として二つのリフトピンを使用する。単一の 解放シャフトは、リフトピンが、カムシャフトの長さに沿って異なる位置に配置 されており且つカムシャフトの長さ方向軸線に対して異なる角度位置に配置され ている場合でも、リフトピンの両方を作動するようになっている。 本発明の更に別の実施例では、圧縮力解放装置は、単一のシャフトと係合可能 な二つのリフト部材を使用する。シャフトは、装置が係合解除位置にある場合に リフト部材が載止する二つの平面部分を有する。 本発明の更に別の実施例では、圧縮力解放装置は、バルブタペットと係合する ための二つの支承面を備えた単一の平らな三日月形リフト部材を使用する。D字 形状シャフト部分を回転させると、リフト部材がピン連結部を中心として枢動し 、支承面を二つのバルブタペットと係合させる。 本発明の更に別の実施例では、圧縮力解放装置は、単一のリフト部材及びクラ ンクピンがリフト部材に連結された単一の解放シャフトを使用する。クランクピ ンは、解放シャフトの回転時にリフト部材を移動させる。 本発明の更に別の実施例では、圧縮力解放装置は、カムシャフトに対して横方 向の同じ平面上に位置決めされた2つのプロングを備えた単一の平らなリフト部 材を使用する。各プロングの頂部には、夫々のバルブタペットと係合する支承面 を持つ延長された平面部分が設けられている。 本発明の特徴及び利点は、内燃チャンバの一つ以上のシリンダ内の圧縮力を減 少するための遠心力応答式圧縮力解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、エンジンサイクルの特定の期間中に排気バルブを開 放状態に保持するため、一つ以上のバルブ作動装置に作用を及ぼす遠心力応答式 圧縮力解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、V型2気筒エンジンの2つのシリンダ内の圧縮力を 解放するように作動できる遠心力応答式圧縮力解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、内燃エンジンの二つ以上のシリンダ内の圧縮力の解 放に適用できる遠心力応答式圧縮力解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、内燃エンジンの一つ以上のバルブ作動装置を作動す るのに必要な部品数が最小の圧縮力解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、一つ以上のバルブ作動装置の位置をエンジン速度に 応じて変化させるために単一のフライウェイトを使用する圧縮力解放装置を提供 することである。 本発明の特徴及び利点は、一つ以上のバルブ作動装置の位置をエンジン速度に 応じて変化させるために3つ又はそれ以下の可動部材を使用する遠心力応答式圧 縮力解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、一つ又はそれ以上のバルブ作動装置の位置をエンジ ン速度に応じて変化させるために単一のシャフト及び一つ又はそれ以上のリフト 部材を使用する遠心力応答式圧縮力解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、内燃チャンバの一つ以上のシリンダ内の圧縮力を減 少するための、安価であり且つ機械加工及び組み立て作業の必要が少ない圧縮力 解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、内燃シャフトの一つ以上のシリンダ内の圧縮力を解 放するために必要とされる動作が、従来技術の圧縮力解放装置よりも少ない圧縮 力解放装置を提供することである。 本発明の特徴及び利点は、少ない動作で作動し且つ比較的低いキックアウト速 度を持つ圧縮力解放装置を提供することである。 本発明のこれらの及び他の特徴及び利点は、好ましい実施例の以下の説明及び 図面から、当業者に明らかになるであろう。 図面の簡単な説明 第1図は、単一のフライウェイト、単一の解放シャフト、及び単一のU字形状 リフト部材を使用する本発明による圧縮力解放装置の第1実施例の斜視図である 。 第2図は、圧縮力解放装置の第1図の2−2線に沿った側面図である。 第3図は、第1図の圧縮力解放装置の底面図である。 第4図は、カム歯車の孔に受け入れられた解放シャフトの内部分及びフライウ ェイトを示す、第2図の4−4線に沿った断面図である。 第5図は、本発明の第1実施例の、2つのプロングを持つU字形状リフト部材 の概略図である。 第6図は、圧縮力解放装置を係合位置で示す、第1図の第1実施例の断面図で ある。 第7図は、圧縮力解放装置を係合位置で示す、第1実施例の断面図である。 第8図は、第1実施例の圧縮力解放装置を係合解除位置で示す、第1実施例の 断面図である。 第9図は、圧縮力解放装置を係合解除位置で示す、第1実施例の断面図である 。 第10図は、圧縮力解放装置が係合解除位置にある、二つのカムローブ間に配 置された本発明の第2実施例の一部の側面図である。 第11図は、カムシャフトの周囲に位置決めされた二つのプロングを示す第1 0図の11−11線での断面図である。 第12図は、2プロングリフト部材及びクランクピンを係合位置で示す、本発 明の第2実施例の断面図である。 第13図は、本発明の第3実施例で使用された積層体からなるカムローブの側 面図である。 第14図は、バルブタペットと係合するようになった支承面を備えた盛り上が った部分を有するリフト部材積層体を示す、第13図の14−14線に沿った断 面図である。 第15図は、圧縮力解放装置を係合位置で示す本発明の第3実施例の断面図で ある。 第16図は、カムシャフトに穿孔した孔に受け入れられた二つのリフトピンを 圧縮力解放装置が使用する、本発明の第4実施例のカムローブ部分の側面図であ る。 第17図は、圧縮力解放装置を係合解除位置で示す、第16図の17−17線 での断面図である。 第18図は、ベースが解放シャフトの第2平面部分に載止した第2リフトピン を示す、第16図の18−18線での断面図である。 第19図は、圧縮力解放装置が二つのリフトピンを使用する、本発明の第5実 施例の断面図である。 第20図は、圧縮力解放装置を係合位置で示す、本発明の第5実施例の断面図 である。 第21図は、本発明の第6実施例の断面図である。 第22図は、圧縮力解放装置を係合位置で示す、本発明の第6実施例の断面図 である。 本発明の詳細な説明 本発明は、エンジンの始動中に内燃エンジンの1つ以上のシリンダ内の圧縮力 を減少するための遠心力応答式圧縮力解放装置に関する。本装置は、V型2気筒 エンジンの二つのシリンダ内の圧縮力を減少するのに特に適しているが、本発明 は、解放シャフトを延長し、二つ又はそれ以上の追加のリフト部材を使用するこ とによって、二つ以上のシリンダの圧縮力を解放するのにも適用できる。 一般的には、本発明による圧縮力解放装置は、遠心力応答手段、この手段によ って作動できる単一の解放シャフト、及び少なくとも二つのバルブ作動装置の位 置を変化させるために解放シャフトによって移動させることができる少なくとも 一つのリフト部材を含む。 第1図を参照すると、圧縮力解放装置2は、エンジンハウジング(図示せず) 内に配置された回転自在のカムシャフト6と隣接して位置決めされている。この カムシャフトは、外端6a及び内端6bを有する。カムシャフト6の内端6bに はカム歯車8が取り付けられている。カムシャフト6には、更に、このカムシャ フトとともに回転できる二つのカムローブ10、12(下文において、「内カム ローブ」10及び「外カムローブ」12と呼ぶ)が取り付けられている。各カム ローブ10、12は、カム10a、12aを夫々有し、これらのカムは、バルブ タペットを夫々含むバルブ作動装置(図示せず)と夫々係合し、夫々の燃焼チャ ンバ(図示せず)と関連した夫々の排気バルブを作動する。 第1図乃至第9図に示す本発明の第1実施例では、解放シャフト20がカムシ ャフト6の外面の近くに配置されている。解放シャフト20は、カム歯車8から 内カムローブ10の孔を通って延びている。解放シャフト20は、D字形状部分 24を有する。この部分は、カム歯車8の外側から延びている。D字形状シャフ ト部分24は、半径方向長さを減少した平面部分又は表面24a、及び半径方向 長さが大きい丸みを帯びた部分即ち曲面24bを有する。D字形状シャフト部分 24は、二つのプロング26a、26bを持つU字形状リフト部材26と係合で きる。これらのプロングは、D字形状シャフト部分24の回転時に二つのバルブ タペット14、16を夫々持ち上げるようになっている(第2図参照)。リフト 部材26は、好ましくはU字形状であるが、他の形状を使用してもよい。U字形 状リフト部材26は、カムシャフト6内に又はこのカムシャフトの周囲に設けら れた案内路(例えばスロット、隙間、又は孔)に配置されているか或いは、カム シャフト6の外面の周囲に配置されているのがよい。 エンジンの始動速度では、D字形状シャフト部分24の曲面部分24bがU字 形状リフト部材26と係合し、プロング26a、26bをバルブタペット14、 16に向かって押し付け、これによって、夫々の関連した排気バルブを弁座から 夫々持ち上げる(第6図参照)。エンジンの速度が上昇するに従って、遠心力応 答手段、この場合にはフライウェイト28がカムシャフト6から遠ざかり、これ によって、フライウェイトに取り付けられた解放シャフト20が回転し、D字形 状シャフト部分24の平面部分24aがU字形状リフト部材26と隣接する(第 8図参照)。その結果、U字形状リフト部材26は、クランクシャフトの回転中 にバルブタペット14、16によって遠ざけられ、及びかくしてエンジンの作動 速度では、排気バルブの着座に影響を及ぼさない。 第1図、第2図、及び第6図は、圧縮力解放装置2をエンジン始動速度での係 合位置で示す。第6図に最もよく示すように、係合位置では、D字形状シャフト 部分24の曲面部分24bがU字形状リフト部材26と係合し、U字形状リフト 部材26のプロング26a、26bの各々がバルブタペット14、16をカム1 0a、10bから直線距離「X」だけ持ち上げる。 本発明による圧縮力解放装置2は、600rpm乃至1200rpmのエンジン速度 でフライウェイト28が十分に半径方向外方に移動するためにキックアウト(k ickout)即ち係合解除するように設計されているが、これは、好ましくは 、65rpm乃至800rpmで起こる。第8図は、キックアウト速度を越える速度で エンジンが作動している場合の圧縮力解放装置2の断面図である。圧縮力解放装 置2は係合解除位置にあり、この位置では、フライウェイト28は、カムシャフ ト6から半径方向外方に遠ざかるように移動されており、解放シャフト 20を回転させる。この図では、U字形状リフト部材26はD宇形状シャフト部 分24の平面部分に載止しており、バルブタペット14、16は、プロング26 a、26bから実質的に係合解除された状態にある。 第4図は、カム歯車8の孔30に受け入れられた解放シャフト20の内端20 aを示す。カム歯車8の前側では、解放シャフト20のD字形状部分24は、フ ライウェイト28のフライウェイト孔32にも受け入れられている。解放シャフ ト20は、フライウェイト孔32のところに刻み付き区分34を有し、この区分 がブッシュ36と係合し、ブッシュ36を保持する。このブッシュは、孔32に 受け入れられたスリーブ部分38を有する。このスリーブ部分は、刻み付き区分 34と係合する内面38aと、フライウェイト28と係合する外面38bを有す る。フライウェイト28は、半径方向外方に移動するとき、スリーブ部分38を 回転し、これにより解放シャフト20を回転する。 第2図の側面図に関し、解放シャフト20は、更に、内カムローブ10の孔2 2並びにカム歯車8及びフライウェイト28の夫々の孔30、32に受け入れら れている。解放シャフト20は、その内端20aが、カム歯車8でなく、カムシ ャフト6に相互連結されていてもよい。本発明の圧縮力解放装置を形体の異なる カムシャフトに適用することもまた、当業者に明らかであろう。 第2図及び第3図では、ブッシュ36は肩部42を更に有し、この肩部に数回 の巻回数の捩じりばね44が載止している。このばね44は、フライウェイト2 8に対して押圧力を加えており、エンジンの速度が十分に低下したとき、フライ ウェイト28をその半径方向に延びた位置からカムシャフト6と隣接した休止位 置まで回転させるための手段を提供する。ばね44は、解放シャフト20の周囲 にフライウェイト28とカム歯車6との間に配置されている。ばね44の第1端 44aはフライウェイト28に取り付けられている(第7図参照)。ばね44の 第2端44bはカムシャフト6の平面48aに載止している(第3図及び第7図 参照)。変形例では、ばねに代えて、フライウェイトをその休止位置に戻すため の釣合いウェイト又は他の手段を使用してもよい。 第7図は、エンジンが始動速度にある場合、即ち圧縮力解放装置2が係合位置 にある場合のフライウェイト28の位置を示す断面図である。係合位置では、圧 縮力解放装置2のフライウェイト28は、カムシャフト6と隣接して載止してい る。フライウエイト28は、軸線方向に位置決めされた、ほぼ楕円形形状のフラ イウェイト区分46を有し、この区分には、解放シャフト20を受け入れるフラ イウェイト孔32が配置されている。フライウェイト28の近くでは、カムシャ フト6は、フライウェイト区分46を受け入れる凹所48を有し、フライウェイ ト区分46は、この凹所内に移動する。更に、凹所48により、解放シャフト2 0をカムシャフト6に近付けることができ、その結果、内カムローブ10を通過 してU字形状リフト部材26と係合できる。スリーブ38と刻み付き区分34と の間の係合により、フライウェイト28は、遠心力によって半径方向外方に移動 されたとき、解放シャフト20を回転する。変形例では、刻み付き区分が全体に 亘って設けられているのでなく、二つのノブ又は他の係止手段が設けられていて もよい。 変形例では、解放シャフトが円形断面を備えていてもよく、フライウェイトは 、解放シャフトを受け入れ且つ駆動回転するため完全に円形の孔を有していても よい。更に別の実施例では、解放シャフトは、フライウェイト孔と係合する矩形 断面を有してもよい。更に別の実施例では、フライウェイトは、止めねじ又は他 のファスニング手段によって解放シャフトに直接固定されていてもよい。 フライウェイトは、鋼製シートを打ち抜くことによって、又は粉体状金属から 形成されているのがよく、ナイロン製ブッシュを有する。一つの特定の実施例で は、フライウェイト及び解放シャフトは、単一の金属部品から一つの部品をなし て一体成形されている。別の実施例では、一部品フライウェイト−解放シャフト 形体を第5図に示すU字形状リフト部材26と組み合わせ、これによって二つの 可動構成要素からなる圧縮力解放装置を提供する。 第9図は、圧縮力解放装置2が係合解除位置にある場合のフライウェイト28 の位置を示す断面図である。フライウェイト28を半径方向外方に移動し、ばね 44に対して押圧力を加える。この位置では、フライウェイト区分46は、カム シャフト6の凹面48aと係合し、これによってフライウェイト28が更に移動 しないように停止する。 第5図は、本発明によるリフト部材の幾つかの実施例のうちの一つを示す。リ フト部材26は、実質的にU字形状であり、ブリッジ部材26cによって連結さ れた一対のロッド状プロング26a及び26bを含む。第1プロング26aは、 内カムローブ10及び第1バルブタペット14と関連している(第2図もまた参 照されたい)。第2プロング26bは、外カムローブ12及び第2バルブタペッ ト16と関連している(第2図もまた参照されたい)。U字形状部材は、軟鋼又 は予備硬化させた「ピアノ線」でできているのがよい。予備硬化させたピアノ線 の供給源の一つは、イリノイ州ロックフォードのロックフォードスプリング社で ある。 第5図及び第6図を参照すると、プロング26a、26bは、カムシャフト6 に穿孔した案内路即ち孔50a、50bに各々受け入れられている。これらのプ ロング26a、26bの各々は、バルブタペット14、16の底面14a、14 bと係合するようになった支承面52a、52bを有する。各支承面52a、5 2bは、これらの支承面と係合した場合のバルブタペット14、16の底面14 a、14bの配向と対応する平面である。解放シャフト20の回転中(フライウ ェイト28の移動による)、プロング26a、26bは孔50a、50b内で移 動し、バルブタペット14、16と係合したり係合解除したりする。変形例では 、各支承面は、第6図の端面図の曲面を構成するようにドーム状をなしているの がよく、即ち丸味が付けてあるのがよい。変形例では、プロングを受け入れるた め、孔50a、50bに代えて、カムシャフトに設けられたスロット又は切欠き を使用してもよく、バルブタペットと係合するように支承面を位置決めするため 、プロングをカムシャフトに巻き付くように形成してもよい。第6図から、カム シャフト6の中央にあるオイルポート54に当たらないように孔50a、50b がカムシャフト6に位置決めされているということに着目されたい。 次に、第2図の側面図を参照すると、プロング26a、26bは、支承面52 a、52bがバルブタペットの底面14a、16aと係合するようにカムローブ 10、12間でカムシャフト6の長さに沿って位置決めされている。第6図の断 面図を参照すると、プロング26a、26b及びカムシャフト6の孔50a、5 0bもまた、支承面52a、52bがバルブタペット14、16と係合するよう に位置決めされている。この位置に合わせて、内カムローブ10及び外カムロー ブ12との間でカムシャフト6の外面に亘って案内するため、ブリッジ部分26 cは複数の屈曲部及び延長部を有する。第3図の底面図及び第6図の断面図を参 照すると、ブリッジ部分26cは、各プロング26a、26bを孔50a、50 bのうちの一方及びバルブタペット14、16の一方と整合するように機能する 。更に、U字形状リフト部材26は、カムシャフト6の外面と実質的に隣接して 位置決めされる。 第2図及び第3図を参照すると、解放シャフト20の外端20bは、内カムロ ーブ10の孔22に受け入れられており、内カムローブ10を通過し、ブリッジ 部分26cの中間屈曲部26d近くでU字形状リフト部材26と係合する。カム ローブ10、12間では、カムシャフト6は、U字形状リフト部材26のブリッ ジ部分26cが受け入れられるように凹所56を有するように変更されている。 第6図に示す係合位置では、ブリッジ部分26cは、D字形状シャフト部分24 の曲面部分24Dによって持ち上げられているため、カムシャフト6の凹面56 aとほぼ係合している。D字形状シャフト部分24は、カム歯車8の外側で開始 する。 第10図乃至第12図は、本発明の第2実施例を示し、この実施例では、圧縮 力解放装置102は、2つのプロング126a、126bを持つ単一のU字形状 リフト部材126及びエンジン速度に応じてリフト部材126を移動するための クランクピン160を持つ解放シャフト120を使用する。U字形状リフト部材 126は、二つのプロング126a、126bを連結するブリッジ部分126c を更に有する。しかしながら、この実施例では、プロング126a、126bは 、両方とも、カムシャフト6の長さ方向軸線に対して実質的に横方向の共通の平 面内に位置決めされている。従って、ブリッジ部分126cは第1実施例におけ るように多数の屈曲部を必要としない。その代わりに、ブリッジ部分126cは 、二つのプロング126a、126bを連結するためにカムシャフト6を横切っ ているだけである。第2実施例のプロング126a、126bは、スラット状で あり、カムシャフト6の案内路即ちスロット160a、160bに受け入れられ ている。しかしながら、これらのプロングは、第1実施例におけるようにロッド 状であって、カムシャフトの孔に受け入れられていてもよい。 第11図及び第12図を参照すると、各プロング126a、126bは、延長 支承面部分166、168を形成する頂屈曲部162、164を有する。各支承 面部分166、168は、カムローブ10、12の一方に向かってバルブタペッ トの下の所定位置まで延びている。装置102が係合位置にあるとき、各支承面 部分166、168の支承面152a、152bは、バルブタペットの底面と係 合し、バルブタペットを持ち上げる。更に別の実施例では、プロングをカムロー ブ10、12間でカムシャフト6の長さに沿った他の箇所に位置決めする。これ らの実施例では、支承面部分の一方又は両方を延長し、バルブタペット間の直線 距離を補償するのがよい。 U字形状リフト部材の更に別の実施例では、リフト部材を三つの別々の部品か ら形成する。これらの部品は、頂支承面を持つ二つのピン及びD字形状シャフト 部分と係合できる打抜きによって形成したブリッジ部分である。二つのピンをプ レス嵌め等で打抜きブリッジ部分に取り付け、これに支承面を装着する。この実 施例では、二つのピンは、カムシャフトの長さ方向軸線に対して実質的に横方向 の同じ平面内にはない。二つのピンを連結するため、ブリッジ部分がカムシャフ トの直径及び長さを横切って延びている。 第2実施例の別の特徴は、解放シャフト120の外端120bに設けられたク ランクピン160である。クランクピン160は、ブリッジ部分126cの下で リフト部材126の外区分172に設けられた孔170に受け入れられている。 解放シャフト120が回転すると、U字形状リフト部材126がクランクピン1 60によって所定距離だけ直線的に移動され、その結果、支承面152a、15 2bがバルブタペットと係合して持ち上げる。更に別の実施例では、第2実施例 のクランクピンに代えて、第1実施例で使用されたのと同様のD字形状部分を使 用する。 第11図及び第12図は、U字形状リフト部材126及びクランクピン160 を係合解除位置及び係合位置の夫々で示す。第11図の断面図は、カムシャフト 6の周囲に位置決めされた二つのプロング126a、126b、及びカムシャフ ト6の凹所148の下のブリッジ部分126cを示す。第12図は、リフト部材 126及びクランクピン160を係合位置で示す。クランクピン160は、二つ のプロング126a、126bを所定距離だけ直線的に移動し、バルブタペット と係合させ、その結果、ブリッジ部分126cがカムシャフト6の凹面148に 近付く。 第13図乃至第15図は、本発明を具体化した第3の圧縮力解放装置202を 示す。この実施例では、装置202は、エンジンの二つの別々のリフト部材22 6、227を作動するのに単一の解放シャフト220を使用する。ここでは、カ ムローブ210、212は、打抜きによって形成された一連の同心の積層体から 形成されている。リフト部材226、227の各々は、カムローブ210、21 2の打抜き積層体間に移動自在に配置された単一の積層体である。解放シャフト 220は、二つのカムローブ210、212間に中心を持つ長さ方向軸線に沿っ て配置されており(第14図及び第15図参照)、その結果、解放シャフト22 0は、第13図に示すように、各カムローブ210、212の孔240、241 に受け入れられているのがよい。別の特徴は、解放シャフト220が二つの別々 のD字形状シャフト部分224、225を有し、これらの各々が、リフト部材積 層体226、227の一方と各々係合可能であるということである。一方のD字 形状シャフト部分224は、内カムローブ210の孔240に配置されており、 他方のD字形状シャフト部分225は、外カムローブ212の孔241に配置さ れている。 リフト部材積層体226、227の各々は、カムローブ210、212積層体 間で自由に上下に移動し、この移動は、カムシャフト6及びD字形状シャフト部 分224、225だけによって制限される。第15図に示すように、各リフト部 材積層体226、227は、バルブタペットの底面と係合するようになった支承 面252a、252bを持つ持ち上げられた外部分260、262を有する。更 に、各リフト部材積層体226、227は、カムシャフト6の周囲に隙間を提供 するための開放した中央区分264を更に有する。第13図に示すように装置2 02が係合解除位置にある場合、及び第14図に示すように装置202が係合位 置にある場合、開放区分264は、D字形状シャフト部分224、225の回転 によるリフト部材積層体226、227の移動を吸収する。リフト部分積層体2 26、227の各々には、D字形状シャフト部分224、225を受け入れてこ れ係合するための下切欠き266が更に設けられている。 第16図乃至第18図は、本発明を具体化した更に別の圧縮力解放装置302 を示す。本発明のこの第4実施例では、装置302は、二つの別々のリフト部材 326、327を作動するため、単一の解放シャフト320を再び使用する。解 放シャフト320は、二つのカムローブ10、12間に中心を持ち、外カムロー ブ12並びに内カムローブ10を通って延びている。リフト部材326、327 は、カムシャフト6に穿孔した案内路即ち孔368、370に受け入れられたリ フトピン326、327である。この実施例では、各リフトピン326、327 の頂部に配置された支承面352a、352bは、ドーム形状を有する。しかし ながら、この実施例のリフトピン326、327で使用するため、上文中に説明 した実施例に開示された平らな支承面のいずれも適用できるということに着目さ れたい。 更に、これらのリフトピンの各々は、解放シャフト320と係合するための拡 大ベース372、374を更に有する。この実施例の別の特徴は、装置302が 係合解除位置にあるときに拡大ベース372、374が載止する二つの平面部分 376、378が解放シャフト320に設けられているということである。これ らの平面部分376、378は同一平面内にないが、リフトピン326、327 が移動する孔368、370の軸線に対して各々ほぼ垂直である。第17図の断 面図では、圧縮力解放装置302は係合解除位置にあり、内リフトピン326の 拡大ベース372が解放シャフト320の第1平面部分376に載止している。 第18図の断面図では、外リフトピン327の拡大ベース374が解放シャフト 320の第2平面部分378に載止している。装置320が係合位置にあるとき 、拡大ベース372、374は、解放シャフト320の二つの異なる押縁、即ち 丸味を帯びた部分380、382と係合する。変形例では、両拡大ベースの底面 が他方の底面と同一平面内にあるように、拡大ベースの一方又は両方を再成形す る。このような実施例では、両底面は、シャフトの一つの平面部分だけと係合で き、この平面部分は二つのベース間を延びる。 第16図乃至第18図では、解放シャフト320は外カムローブ12を通って 延びているように示してあるが、解放シャフト320は外カムローブ12を通っ て延びている必要はなく、外リフトピン327の下の箇所で終端していてもよい ということは、第16図から明らかである。しかしながら、エンジンによっては 、第16図に示す構成は、圧縮力解放装置302に大きな安定性及び正確性を提 供する。 第19図及び第20図は、本発明を具体化した第5の圧縮力解放装置402を 示す。この第5実施例では、圧縮力解放装置402は、二つのリフトピン426 、427を作動するD字形状シャフト部分424を持つ単一の解放シャフト42 0を使用する。二つのリフトピン426、427の各々には、フーター(foo ter)460、462が設けられている。これらのフーターは、中央に位置決 めされたD字形状シャフト部分424に向かって延びている。本発明の第4実施 例と同様に、この実施例のリフトピン426、427は、カムシャフト6に穿孔 した案内路即ち孔468、470に受け入れられており、ドーム状支承面452 a、452bを有する。しかしながら、第4実施例と異なり、D字形状シャフト 部分424は、圧縮力解放装置402が係合解除位置にある(第19図参照)と き、延長されたフーター460、462が載止する単一の平面部分424aを有 する。第20図は、圧縮力解放装置402が係合位置にある場合の、二つのリフ トピン426、427、及びD字形状シャフト部分424の位置を示す。 第21図及び第22図は、本発明を具体化した第6の圧縮力解放装置502を 示す。この実施例の装置502は、D字形状シャフト部分524を持つ単一の解 放シャフト520、及び二つのカムローブ10、12間に位置決めされた単一の 平らな三日月形リフト部材526を使用する。三日月形リフト部材526には、 一対の盛り上がった部分564、566が第1円弧状セグメント560上に設け られ、これらの部分には、バルブタペットと係合するための延長された支承面5 68、570が設けられている。三日月形リフト部材526は、カムシャフト6 の周囲に隙間を提供するように賦形された中央区分572を更に有する。この中 央区分572には、D字形状シャフト部分524を受け入れて係合するための孔 574が設けられている。三日月形リフト部材526は、枢動ピン576が設け られた第2円弧状セグメント562を更に有する。D字形状シャフト部分524 が回転すると、リフト部材526が枢動ピン576を中心として枢動し、盛り上 がった部分564、566が外方に移動し、支承面568、570がバルブタペ ットと係合する(第22図参照)。第21図及び第22図には、圧縮力解放装置 502の二つの位置でのカムシャフトと三日月形リフト部材526との間の隙間 が示してある。 本発明の幾つかの実施例を図示し且つ説明したが、これらの実施例に対する変 形例は、当業者には明らかであろう。このような変形例は、本発明の所期の範疇 にある。従って、本発明は、以下の請求の範囲によってのみ限定される。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年10月19日(1998.10.19) 【補正内容】 請求の範囲 1.複数のカムローブを備えたカムシャフト、第1燃焼チャンバと関連した第1 カムローブと係合可能な第1バルブ作動装置、及び第2燃焼チャンバと関連した 第2カムローブと係合可能な第2バルブ作動装置を持つエンジンの複数の燃焼チ ャンバ内の圧縮力を減少するための圧縮力解放装置において、 前記第1及び第2のバルブ作動装置の両方と係合可能な単一のリフト部材と、 前記単一のリフト部材の位置をエンジン速度に応じて変化させるための遠心力 応答手段とを有する、ことを特徴とする圧縮力解放装置。 2.前記単一のリフト部材と係合可能であり、前記単一のリフト部材の位置をエ ンジン速度に応じて変化させるために前記遠心力応答手段によって作動できる単 一のシャフトを更に有する、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 3.前記単一のシャフトは、前記カムローブのうちの少なくとも一方を実質的に 貫通しており、前記単一のリフト部材は、実質的に、二つのカムローブ間に配置 されている、請求項2に記載の圧縮力解放装置。 4.前記遠心力応答手段は、フライウェイトを含む、請求項1に記載の圧縮力解 放装置。 5.前記単一のリフト部材と係合可能であり、前記単一のリフト部材の位置をエ ンジン速度に応じて変化させるために前記遠心力応答手段によって作動できる単 一のシャフトを更に有し、前記単一のシャフトは、前記フライウェイトと一部品 をなして一体形成されている、請求項4に記載の圧縮力解放装置。 6.前記単一のリフト部材は、前記カムシャフトの外面と実質的に隣接して配置 されるようになっている、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 7.前記単一のリフト部材は、前記カムシャフトの案内路内に少なくとも部分的 に受け入れられている、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 8.前記単一のリフト部材は、第1プロング及び第2プロングを有し、前記第1 プロングは、前記バルブ作動装置の一方と係合するため、前記カムシャフトの第 1案内路内に移動自在に受け入れられており、前記第2プロングは、第2バルブ 作動装置と係合するため、前記カムシャフトの第2案内路内に部分的に受け入れ られている、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 9.前記第1及び第2のバルブ作動装置は、前記カムシャフトの長さ方向軸線に 対して明らかに異なる二つの異なる角度位置で配置されており、前記単一のリフ ト部材は、前記第1バルブ作動装置と係合可能な第1部分、及び前記第2バルブ 作動装置と係合可能な第2部分を有する、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 10.複数のカムローブを備えたカムシャフト及び複数のバルブ作動装置を有し 、これらのバルブ作動装置の各々が複数の燃焼チャンバの一つと関連しているエ ンジンの、複数の燃焼チャンバ内の圧縮力を減少するための圧縮力解放装置にお いて、 少なくとも一つのバルブ作動装置と各々係合可能な複数のリフト部材と、 前記複数のリフト部材と係合可能な、前記カムシャフトの実質的に外側に位置 決めされた単一のシャフトと、 前記複数のリフト部材の夫々の位置をエンジン速度に応じて変化させるため、 前記単一のシャフトを作動するための遠心力応答手段とを有する、ことを特徴と する圧縮力解放装置。 11.前記遠心力応答手段は、フライウェイトを含む、請求項10に記載の圧縮 力解放装置。 12.前記単一のシャフトは、前記フライウェイトと一部品をなして一体形成さ れている、請求項11に記載の圧縮力解放装置。 13.前記エンジンは、前記カムシャフトの長さ方向軸線に対して明らかに異な る二つの角度位置に配置された第1バルブ作動装置及び第2バルブ作動装置を有 し、前記複数のリフト部材は、前記第1バルブ作動装置と係合可能な第1リフト 部材及び前記第2バルブ作動装置と係合可能な第2リフト部材を含む、請求項1 0に記載の圧縮力解放装置。 14.前記複数のリフト部材の少なくとも一つが、前記カムシャフトの外面と実 質的に隣接して配置されるようになっている、請求項10に記載の圧縮力解放装 置。 15.前記複数のリフト部材の少なくとも一つは、前記カムシャフトの案内路内 に少なくとも部分的に受け入れられた細長い部分を有する、請求項10に記載の 圧縮力解放装置。 16.前記複数のリフト部材の少なくとも一つは、前記カムローブのうちの一つ の部分を形成し、バルブ作動装置と係合するため、前記カムローブに対して移動 自在である、請求項10に記載の圧縮力解放装置。 17.前記カムローブは、前記カムシャフトに取り付けられた少なくとも二つの 積層体から形成されており、前記少なくとも一つのリフト部材は、前記二つの積 層体のうちの一方から形成されており、前記少なくとも一つのリフト部材は、バ ルブ作動装置と係合するため、他方の積層体に対して移動自在である、請求項1 6に記載の圧縮力解放装置。 18.前記複数のリフト部材は、二つのバルブ作動装置と係合可能な少なくとも 一つのリフト部材を含む、請求項10に記載の圧縮力解放装置。 19.前記単一のシャフトは、前記カムローブのうちの少なくとも一方を実質的 に貫通している、請求項10に記載の圧縮力解放装置。 20.前記複数のリフト部材の少なくとも一つが、実質的に、二つのカムローブ 間に配置されている、請求項19に記載の圧縮力解放装置。 21.複数のカムローブを備えたカムシャフト及び少なくとも二つのバルブ作動 装置を有し、これらのバルブ作動装置の各々が複数の燃焼チャンバの一つと関連 しているエンジンの、複数の燃焼チャンバ内の圧縮力を減少するための圧縮力解 放装置において、 前記二つのバルブ作動装置と係合可能な単一のリフト部材と、 フライウェイトと、 前記リフト部材の位置をエンジン速度に応じて変化させるため、前記フライウ ェイトによって作動される、前記カムシャフトの実質的に外側に位置決めされた 単一のシャフトとを有する、ことを特徴とする圧縮力解放装置。 22.前記少なくとも一つのリフト部材は、二つのバルブ作動装置と係合可能で あり、前記カムシャフトの外面と実質的に一致する形状を有する、請求項21に 記載の圧縮力解放装置。 23.前記少なくとも一つのリフト部材は、第1バルブ作動装置と係合するため の第1プロング、及び第2バルブ作動装置と係合するための第2プロングを含む 、請求項22に記載の圧縮力解放装置。 24.前記第1及び第2のプロングの各々は、前記カムシャフトの案内路に少な くとも部分的に受け入れられている、請求項23に記載の圧縮力解放装置。 25.前記カムシャフトは複数の案内路を有し、前記少なくとも一つのリフト部 材は、第1バルブ作動装置と係合可能であり、前記カムシャフトの第1案内路内 に部分的に受け入れられた細長い部分を有し、前記装置は、 第2バルブ作動装置と係合可能な第2リフト部材を更に有し、この第2リフト 部材は、前記カムシャフトの第2案内路に少なくとも部分的に受け入れられた細 長い部分を有する、請求項21に記載の圧縮力解放装置。 26.前記カムシャフトは、前記カムシャフトに取り付けられた少なくとも二つ の積層体から形成されたカムローブを含み、前記少なくとも一つのリフト部材は 、前記二つの積層体のうちの一方から形成されており、前記少なくとも一つのリ フト部材は、バルブ作動装置と係合するように、他方の積層体に対して移動自在 である、請求項21に記載の圧縮力解放装置。 27.前記単一のシャフトは、前記カムローブの少なくとも一方を実質的に貫通 しており、前記少なくとも一つのリフト部材は、実質的に、前記カムローブのう ちの二つの間に配置されている、請求項21に記載の圧縮力解放装置。 28.複数のカムローブを備えたカムシャフト、第1燃焼チャンバと関連した第 1カムローブと係合可能な第1バルブ作動装置、及び第2燃焼チャンバと関連し た第2カムローブと係合可能な第2バルブ作動装置を持つエンジンの複数の燃焼 チャンバ内の圧縮力を減少するための圧縮力解放装置において、 一部品として一体成形された、前記第1及び第2のバルブ作動装置の両方と係 合可能な単一のリフト部材と、 前記単一のリフト部材の位置をエンジン速度に応じて変化させるための遠心力 応答手段とを有する、ことを特徴とする圧縮力解放装置。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のカムローブを備えたカムシャフト、第1燃焼チャンバと関連した第1 バルブ作動装置、及び第2燃焼チャンバと関連した第2バルブ作動装置を持つエ ンジンの複数の燃焼チャンバ内の圧縮力を減少するための圧縮力解放装置におい て、 前記第1及び第2のバルブ作動装置の両方と係合可能な単一のリフト部材と、 前記単一のリフト部材の位置をエンジン速度に応じて変化させるための遠心力 応答手段とを有する、ことを特徴とする圧縮力解放装置。 2.前記単一のリフト部材と係合可能であり、前記単一のリフト部材の位置をエ ンジン速度に応じて変化させるために前記遠心力応答手段によって作動できる単 一のシャフトを更に有する、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 3.前記単一のシャフトは、前記カムローブのうちの少なくとも一方を実質的に 貫通しており、前記単一のリフト部材は、実質的に、二つのカムローブ間に配置 されている、請求項2に記載の圧縮力解放装置。 4.前記遠心力応答手段は、フライウェイトを含む、請求項1に記載の圧縮力解 放装置。 5.前記単一のリフト部材と係合可能であり、前記単一のリフト部材の位置をエ ンジン速度に応じて変化させるために前記遠心力応答手段によって作動できる単 一のシャフトを更に有し、前記単一のシャフトは、前記フライウェイトと一部品 をなして一体形成されている、請求項4に記載の圧縮力解放装置。 6.前記単一のリフト部材は、前記カムシャフトの外面と実質的に隣接して配置 されるようになっている、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 7.前記単一のリフト部材は、前記カムシャフトの案内路内に少なくとも部分的 に受け入れられている、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 8.前記単一のリフト部材は、第1プロング及び第2プロングを有し、前記第1 プロングは、前記バルブ作動装置の一方と係合するため、前記カムシャフトの第 1案内路内に移動自在に受け入れられており、前記第2プロングは、第2バルブ 作動装置と係合するため、前記カムシャフトの第2案内路内に部分的に受け入れ られている、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 9.前記第1及び第2のバルブ作動装置は、前記カムシャフトの長さ方向軸線に 対して明らかに異なる二つの異なる角度位置で配置されており、前記単一のリフ ト部材は、前記第1バルブ作動装置と係合可能な第1部分、及び前記第2バルブ 作動装置と係合可能な第2部分を有する、請求項1に記載の圧縮力解放装置。 10.複数のカムローブを備えたカムシャフト及び複数のバルブ作動装置を有し 、これらのバルブ作動装置の各々が複数の燃焼チャンバの一つと関連しているエ ンジンの、複数の燃焼チャンバ内の圧縮力を減少するための圧縮力解放装置にお いて、 少なくとも一つのバルブ作動装置と各々係合可能な複数のリフト部材と、 前記複数のリフト部材と係合可能な、前記カムシャフトの実質的に外側に位置 決めされた単一のシャフトと、 前記複数のリフト部材の夫々の位置をエンジン速度に応じて変化させるため、 前記単一のシャフトを作動するための遠心力応答手段とを有する、ことを特徴と する圧縮力解放装置。 11.前記遠心力応答手段は、フライウェイトを含む、請求項10に記載の圧縮 力解放装置。 12.前記単一のシャフトは、前記フライウェイトと一部品をなして一体形成さ れている、請求項11に記載の圧縮力解放装置。 13.前記エンジンは、前記カムシャフトの長さ方向軸線に対して明らかに異な る二つの角度位置に配置された第1バルブ作動装置及び第2バルブ作動装置を有 し、前記複数のリフト部材は、前記第1バルブ作動装置と係合可能な第1リフト 部材及び前記第2バルブ作動装置と係合可能な第2リフト部材を含む、請求項1 0に記載の圧縮力解放装置。 14.前記複数のリフト部材の少なくとも一つが、前記カムシャフトの外面と実 質的に隣接して配置されるようになっている、請求項10に記載の圧縮力解放装 置。 15.前記複数のリフト部材の少なくとも一つは、前記カムシャフトの案内路内 に少なくとも部分的に受け入れられた細長い部分を有する、請求項10に記載の 圧縮力解放装置。 16.前記複数のリフト部材の少なくとも一つは、前記カムローブのうちの一つ の部分を形成し、バルブ作動装置と係合するため、前記カムローブに対して移動 自在である、請求項10に記載の圧縮力解放装置。 17.前記カムローブは、前記カムシャフトに取り付けられた少なくとも二つの 積層体から形成されており、前記少なくとも一つのリフト部材は、前記二つの積 層体のうちの一方から形成されており、前記少なくとも一つのリフト部材は、バ ルブ作動装置と係合するため、他方の積層体に対して移動自在である、請求項1 6に記載の圧縮力解放装置。 18.前記複数のリフト部材は、二つのバルブ作動装置と係合可能な少なくとも 一つのリフト部材を含む、請求項10に記載の圧縮力解放装置。 19.前記単一のシャフトは、前記カムローブのうちの少なくとも一方を実質的 に貫通している、請求項10に記載の圧縮力解放装置。 20.前記複数のリフト部材の少なくとも一つが、実質的に、二つのカムローブ 間に配置されている、請求項19に記載の圧縮力解放装置。 21.複数のカムローブを備えたカムシャフト及び少なくとも二つのバルブ作動 装置を有し、これらのバルブ作動装置の各々が複数の燃焼チャンバの一つと関連 しているエンジンの、複数の燃焼チャンバ内の圧縮力を減少するための圧縮力解 放装置において、 少なくとも一つのバルブ作動装置と係合可能な少なくとも一つのリフト部材と 、 フライウェイトと、 前記少なくとも一つのリフト部材の位置をエンジン速度に応じて変化させるた め、前記フライウェイトによって作動される、前記カムシャフトの実質的に外側 に位置決めされた単一のシャフトとを有する、ことを特徴とする圧縮力解放装置 。 22.前記少なくとも一つのリフト部材は、二つのバルブ作動装置と係合可能で あり、前記カムシャフトの外面と実質的に一致する形状を有する、請求項21に 記載の圧縮力解放装置。 23.前記少なくとも一つのリフト部材は、第1バルブ作動装置と係合するため の第1プロング、及び第2バルブ作動装置と係合するための第2プロングを含む 、 請求項22に記載の圧縮力解放装置。 24.前記第1及び第2のプロングの各々は、前記カムシャフトの案内路に少な くとも部分的に受け入れられている、請求項23に記載の圧縮力解放装置。 25.前記カムシャフトは複数の案内路を有し、前記少なくとも一つのリフト部 材は、第1バルブ作動装置と係合可能であり、前記カムシャフトの第1案内路内 に部分的に受け入れられた細長い部分を有し、前記装置は、 第2バルブ作動装置と係合可能な第2リフト部材を更に有し、この第2リフト 部材は、前記カムシャフトの第2案内路に少なくとも部分的に受け入れられた細 長い部分を有する、請求項21に記載の圧縮力解放装置。 26.前記カムシャフトは、前記カムシャフトに取り付けられた少なくとも二つ の積層体から形成されたカムローブを含み、前記少なくとも一つのリフト部材は 、前記二つの積層体のうちの一方から形成されており、前記少なくとも一つのリ フト部材は、バルブ作動装置と係合するため、他方の積層体に対して移動自在で ある、請求項21に記載の圧縮力解放装置。 27.前記単一のシャフトは、前記カムローブの少なくとも一方を実質的に貫通 しており、前記少なくとも一つのリフト部材は、実質的に、前記カムローブのう ちの二つの間に配置されている、請求項21に記載の圧縮力解放装置。
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