JP2001501514A - 電動外科用器械および制御ユニット - Google Patents

電動外科用器械および制御ユニット

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エフ. ピットゼン,ジェイムズ
ジェイ. ダースト,ティム
アール. バーティンゲイル,スティーブン
エー. チョウデリー,ノリーン
エル. ヘイゲン,キャシー
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 電動外科用器械システムは、広範囲の外科用ツールを交換して使用できる単一万能コンソールを含む。コンソールに接続されると各ツールはそれ自身の個別動作パラメータをコンソールに伝達し、コンソールは、外科医のコマンドの指導下でこれらのパラメータの範囲内でツールに給電するように働く。

Description

【発明の詳細な説明】 電動外科用器械および制御ユニット背景技術 本発明は、電動外科用器械に関する。厳密には、本発明は、電動外科用器械、 およびそれらのための電力およびモータ制御回路構成に関する。 多くの整形外科手術には骨の除去または再整形がある。振動および往復運動ノ コギリ、骨用ドリル、ワイヤードライバー、およびリーマなどの多数の様々なツ ールまたは器械が、この目的のために外科医に対して市販されている。そのよう なツールは、典型的に、外科医によって絞られるトリガーによって作動される。 異なるタイプのツールは、しばしば異なる制御構成と異なる電力要件とを有する 。たとえ同じタイプのツールであっても、人体の様々な骨や関節に適応させるた めに様々なサイズで提供される。 これらのツールの幾つかは、空圧動力によって駆動されるか、または機能させ るためにそれらに給電する自己内蔵バッテリーパックを有する。但し、大型の電 動整形外科用器械は、専用コンソールから電力および制御コマンドを受ける。こ のようなコンソールは、典型的に、特定化されたケーブルによって使用するツー ルに接続される。このケーブルは、コンソールからツールに給電する。このケー ブルは、速度要求情報(典型的に、外科医がツールのトリガーを押す度合いによ って指示される)などの、ツールについての情報もこのツールに送る。このコン ソールは、家庭用電源にも接続され、使用中、それは家庭用電源からのエネルギ ーを適切な方法でその専用 ツールを駆動するのに適した形式に変換する。 従来のコンソール設計は、必ずしもツールを交換して使用できない。異なるツ ールは、通常、異なる電圧または電力がそれらの速度範囲が異なる様々な部品に 送られなければならない。異なるツールは、異なる電流要件および制限を有する こともある。 それぞれの異なる整形外科用器械の専用コンソールを使用すると、必ず不都合 が生じる。幾つかのツール(故に、幾つかのコンソール)が手術に必要な場合、 処置台表面が、混雑した手術室内でそれらのために提供されなければならない。 ツールやケーブルが殺菌処理された後に外科手術室に戻される場合、それらは、 それらの対応するコンソールと巧く調和させなければならない。さらに、このコ ンソールは、ツールを外科医に提供することについての経費のかなりの部分を占 めることとなる。故に、この配置構成は、外科手術に関するコストを増す。 多くの従来の外科用ツールシステムについてのさらなる欠点は、ツールが開ル ープ方式で作動されることである。故に、ツールへの負荷が増すと、ツール速度 が降下し、これは望ましいことではない。発明の開示 本発明は、一部、この技術が、単一コンソールに異なるサイズ、速度範囲、お よび電力要件の広範囲のツールを正しく制御させる器械に対する設計が必要であ るということの認識から生まれる。 本発明は、単一万能コンソールが広範囲の外科用ツールを扱うようにすること ができる電動外科用器械システムを提供することによるこの技術についての先に 議論された限界に取り組む。コンソールに接続されると、各ツールは、その個別 の限界および要件をコンソールに伝え、このコンソールは、外科医のコマンドの 指導下でこれ らの限界および要件の範囲内でツールに給電するように働く。 本発明の第1の態様は、コンソールおよび、そのコンソールに接続可能な複数 のツールを含む外科用器械システムを含む。各ツールはモータを含み、そのコン ソールは、電源に接続可能なモータコントローラを含む。このモータコントロー ラは、ツールの動作パラメータを示すツールからの入力を受け、ツールから受け た入力に基づいて適応されるツール制御出力を提供する。 1つの好適態様では、ツールは、コンソールに電流制限信号を提供する電流限 界識別回路を含む。モータコントローラは、ツールからの電流制限信号に基づい て実際にツールに配電される電流を制御して、モータコントローラによって配電 される電流を電流制限以内に保つ。 他の好適態様では、ツールは、ツールのモータが動作すべき最大速度を示すツ ール指定過速度制限に基づいて過速度状態を検出する。このツールは、過速度状 態を示す信号をコンソールに提供する。コンソール内のモータコントローラはツ ールへの出力を制御してモータのスイッチを切る。 本発明の他の特徴は、外科医がトリガーを押し込む度合いによって外科医がツ ール速度の制御を行うことができるように指で操作するトリガーを備えたツール を提供することを含む。モータコントローラは、ツールがコンソールに装着され ているかどうかを検出する。このモータコントローラは、トリガーが押し込まれ た状態でケーブルがツールに装着される場合、モータ制御出力を断つように構成 される。それらの出力は、一旦トリガーが解放され、再度押し込まれると復活さ れる。 本発明の好適態様では、ツールは、外科医がツールのモータを順または逆方向 に作動できるようにする方向切換スイッチをも含む。 ツールからの入力に基づき、モータコントローラは、方向切換スイッチが作動さ れたときを検出し、モータの速度が所定レベルよりも低速となるまで方向の切換 を禁止する。図面の簡単な説明 本発明を添付の図を参照してさらに説明するが、ここで数図面を通じて同一構 成要素には同参照符号を付す。 第1図は、本発明による典型的な外科用器械システムの斜視図である。 第2図は、第1図の外科用器械システムのブロック図である。 第2A図は、第1図および2図で示されたツールの詳細ブロック図である。 第2B図は、第1図および2図で示されたコンソールの一部の詳細ブロック図 である。 第3図は、外科用器械システム内の各ツールの一部として提供されるコミュテ ーション(commutation)回路の典型的概略図である。 第4A図および4B図は、外科用器械システム内の各ツールの一部として提供 されるセンサー回路の典型的概略図の部分である。 第5A図および5B図は、本発明によるモータ制御回路の電力調整および指示 灯制御回路ブロックの典型的概略図の部分である。 第6A図および6B図は、第5A図および5B図で示された回路ブロックを越 えた、本発明によるモータ制御回路の追加的部分の典型的概略図の部分である。発明を実施するための最良の形態 A.概要 第1図は、本発明による外科用器械システム20を示す。この外 科用器械システム20は、コンソール22、ケーブル30によってコンソール2 2に接続される第1のツール34、およびケーブル30’によってコンソール2 2に接続可能な第2のツール34’を含む。好適実施例では、ケーブル30、3 0’は実質的に同一である。 コンソール22は、家庭用電源に接続するための電気コード24を備えている 。コンソール22は、スイッチ50、およびコンソール22およびツール34が 「READY」動作状態にある時を指示するREADY指示灯35をも含む。コンソールケ ーブルコネクタ26は、コンソール22上に提供され、コンソールがケーブル3 0、30’の一方の第1端部28に接続されるようにする。ケーブル30、30 ’の第2端部32、32’は、ツールケーブルコネクタ33、33’に接続する ように適応される。示されたツール34は、関節交換インプラントの移植を準備 するために骨を除去するのに適した振動ノコギリである。ツール34’は、骨用 ドリルである。但し、いかなる数の適切なツールが装置20に包含されても良く 、この説明の後は、明快にするために、ツール34に対してのみ行われる。 ツール34は、ノコギリ刃36、刃物取り付け部38、トリガー40、および 切換スイッチ41を含む。外科医は、トリガー40への可変圧力によって刃物取 り付け部38上のノコギリ刃36の振動速度を制御する。あるツールは、それら の機能によってたまに方向を逆転することが必要となり、方向制御は、切換スイ ッチ41の操作によってそのようなツールに対して達成される。コンソール22 は、ケーブル30を介してツール34からモータ速度情報と方向情報と、ツール 34の動作パラメータに関する他の情報とを受け取り、ケーブル30を介してツ ール34にモータ制御信号と電力信号とを提供する。ツール34は、閉ループ方 式で本発明により作動される。故に、ノコギリ刃36への負荷が増すと、より大 きな電力がツール 34のモータに供給されて出力速度を維持する。 第2図は、本発明による外科用器械装置20の全体の概略を示すブロック図で ある。コンソール22は、電源42、AC電力入力モジュール43、およびライン 46、48によって電源に接続されたモータコントローラ44を含む。主電力ス イッチSoは電源42と関連する。モータコントローラ44は、ここでは集合的に 58と分類されるモータ制御出力52、54、56と、ここでは集合的に76と 分類されるセンサー入力60、62、64、66、68、70、72とを有する 。モーター制御出力58およびセンサー入力76の全ては、コンソールケーブル コネクタ26に接続されるので、それらはケーブル30を介してツール34に接 続できる。示された実施例では、シールド90、92が、モータ制御出力58内 の電界がセンサー入力76内にスプリアスの信号を誘導するのを防ぐために提供 される。 ツール34内にはモータ78があり、これは、モータコントローラ44からの モータ制御出力58を受けるように都合良く構成された3相DCブラシレスモータ である。このツール34には、ケーブル30を介してモータコントローラ44に センサー入力76を提供するように適応されたツール制御回路80もある。この ツール制御回路80は、コミュテーション回路82とセンサー回路84とを含む 。これらの回路は、ケーブル30を介してモータコントローラ44から導体86 、88を通して動作電力を受ける。 モータコントローラ44は、モータ78が制御されている速度を示すTACH信号 をも提供する。これはツール制御回路80にも提供され、第2A図および2B図 に対して詳述される。 ある導体は、コミュテーション回路82とセンサー回路84との間での連絡の ためにある。導体94、96は、動作電力をコミュテ ーション回路82に送り、信号98、100は、切換スイッチ41の状態(コミ ュテーション回路82で検出される)をセンサー回路84に連絡する。 センサー入力76をより限定的なもので説明する。信号60、62、64は、 コミュテーション回路82によって提供され、モータ78のコミュテーション状 態を示す情報をモータコントローラ44に提供する。これらの信号は、モータ7 8に隣接して配置されたホール効果センサーによって部分的に発生されるのが好 ましい。信号66は、特定のツール34が耐え得る最大電流を示すセンサー回路 84によって生成されるアナログ信号である。信号68、70は、切換スイッチ 41の位置(コミュテーション回路82からの信号98、100により提供され る)を2つの2進数字として符号化する。信号68、70は、一定の故障状態( 過速度など)、および停止状態をも符号化する。この停止状態は、ある場合では 、トリガー40が全く押し込まれていないことを示すセンサーから受けた信号に 基づく。信号72は、特定のツール34を適切に駆動するのに必要な電力を示す センサー回路84によって生成されたアナログ信号である。 B.ツール34のブロック図 第2A図は、ツール34内のコミュテーション回路82とセンサー回路84と のより詳細なブロック図である。コミュテーション回路82は、ホールセンサー 102、104、106、108、110を含む。ホールセンサー102、10 4、106は、モータ78の回転子の周りに配置され、モータ78のコミュテー ション状態を示すコミュテーション状態信号60、62、64をモータコントロ ーラ44に戻す。ホールセンサー106は、以下で詳述されるその 出力を回路84にも送る。 ホールセンサー108、110は、切換スイッチ41の位置を示す信号を提供 するためにハンドツール34上の切換スイッチ41に対して配置される。ホール センサー108、110からの出力は、導体98、100を介してセンサー回路 84に送られる。ホールセンサー108、110によって提供された信号に基づ いて、切換スイッチ41の順または逆方向の設定が得られる。 センサー回路84は、電力調整器111、電流制限識別回路113、電圧低減 回路115、周波数/電圧コンバータ117、温度補償器119、トリガーセン サー121、速度コマンド回路123、過速度検出器125、方向・過速度制御 回路127、およびトリガー解放ホールセンサー134を含む。 センサー回路84はコミュテーション回路82のセンサーからの複数の入力を 受け取り、ハンドツール34によって要求されるモータ速度を示す出力、様々な 検出器(過速度検出器など)の状態、および使用されている特定のハンドツール 34の電流制限を示す電流制限信号をモータ制御回路44に送る。 厳密には、電力調整器111および電圧低減回路115は、モータ制御回路4 4からの電力を導体86、88を介して受け取る。電力調整器111は電力を調 整(濾波によるなど)し、電圧低減回路124は、電力調整器111で受けた電 圧レベルをセンサー回路84で要求される様々な電圧レベルにまで降下させる。 この電力はセンサー回路84内の残りの回路構成に供給され、コミュテーション 回路82にも提供されてその内部の回路構成に給電する。 電流制限識別回路113は、各タイプのハンドツール34に特有のものである 。電流制限回路113は、モータコントローラ44に導体66を介して電流制限 信号を提供する。この電流制限信号は、 コンソール22内のモータ制御回路44に差し込まれる特定のハンドツール34 の電流制限の識別を提供する。これは、モータ制御回路44に、受信された電流 制限信号に応じて特定ハンドツール34に提供される電流レベルを修正させる。 TACH信号74は、モータコントローラ44’からセンサー回路84内の周波数 /電圧コンバータ117に提供される。TACH信号は、モータ78の現在速度を示 す。周波数/電圧コンバータ117は、TACH信号74から成るパルス列を電圧出 力に変換し、その電圧出力を過速度検出器125および温度補償器119に提供 する。 ツール34の温度が増すと、モータ78の速度が変化することが観察されてい る。これは、ツール34内の回路構成のある部分の出力変化のためであった。温 度変動に合わせるために、温度補償器119は、センサー回路84の環境におけ る温度に基づいて周波数/電圧コンバータ117から受けた電圧を補償する。こ の補償された電圧は、速度コマンド回路123に送られる。速度コマンド回路1 23は、モータ78の実速度を示す補償された電圧信号を、トリガーセンサー1 21から受けた信号と比較する。トリガーセンサー121は、完全に押し込まれ た状態と完全に解放された状態とに対するトリガーの位置を感知する。トリガー が完全に押し込まれた場合、ハンドツール34を操作する外科医は、全出力速度 を要求する。同じように、トリガーが完全に解放された場合、外科医はゼロ出力 速度を要求する。このトリガーが完全に押し込まれる状態と完全に解放される状 態との間にある場合、外科医は、中間速度を要求する。 トリガーの位置に基づいて、トリガーセンサー121は、その位置を示す出力を 速度コマンド回路123に提供する。故に、この信号は、医師により要求された 速度を示す。 速度コマンド回路123は、この信号を温度補償器119からの 補償された電圧信号と比較してモータ78の速度を増すべきか落とすべきかを決 定する。この決定に基づいて、速度コマンド回路123は速度コマンド出力をモ ータコントローラ44に提供する。 周波数/電圧コンバータ117からのこの電圧は、過速度検出器125にも提 供される。過速度検出器125は、ツール特有であり、モータ78の速度が、使 用されている特定のハンドツール34のモータ78の所望最大速度を超過するか どうかを判定する。過速度検出器125は、この判定を示す信号を方向・過速度 制御回路127に出力する。方向・過速度制御回路127は、モータコントロー ラ44からのTACH信号、および切換スイッチ41の位置を示すホールセンサー1 08、110からのホールセンサー信号をも受信する。 さらに、トリガー解放ホールセンサー134は、トリガー40に対して配置さ れ、それが全く押し込まれていない位置にあるときを感知する。センサー134 は、トリガー40の位置に基づいてトリガー解放信号を方向・過速度制御回路1 27に提供する。 方向・過速度制御回路127は、その出力に、切換スイッチ41の位置を符号 化するために使用される1対のコード信号68、70を提供する。これは、モー タ78が順方向または逆方向に回転されるべきかを示す。方向・過速度制御回路 127は、過速度検出器125からの出力を受信し、モータ78が過速度検出に 応じて停止されるべきであることをモータ制御回路44に示すFAULT信号を出力 68、70に符号化する。 さらに、方向・過速度制御回路127は、トリガー40が全く押し込まれてい ないことをトリガー解放ホールセンサー134が示す場合に出力68、70にST OPMOTOR信号を符号化する。 方向・過速度制御回路127は他の機能も実行する。TACH信号74が何らかの 理由でモータコントローラ44から断たれた状態と なる、または不可能状態となる場合、それは、速度コマンド回路123によって 、モータ78が停止したかのように解釈されよう。これは、速度コマンド回路1 23をして、速度コマンド信号をモータコントローラ44に提供して迫加的速度 を要求することとなろう。実際上、モータ78が回転しており、TACH信号74が 単に不可能状態であった場合、これは、過速度検出器125によって検出され得 ない過速度状態となろう。故に、方向・過速度制御回路127は、TACH信号74 を受信し、ホールセンサー106からの入力信号をも受信する。両信号のパルス 列は、モータ78が動作中であることを示す。TACH信号74が切り換わらず(モ ータ活動がないことを示す)、ホールセンサー106からのホールセンサー信号 64が切り換わる場合、方向・過速度制御回路127は信号の不調和を故障状態 と解釈し、モータコントローラ44に提供されるコード信号68、70にFAULT 信号を符号化する。FAULT信号を発行する前に、回路127は、回路遅延に適応 させるために、2つの信号が一致するかどうかを見極めるのに短時間経過させる ことが好ましい。それらが、短時間経過後も一致しない場合、FAULT信号が発行 される。 C.モータコントローラ44のブロック図 第2B図はモータコントローラ44のより詳細なブロック図である。モータコ ントローラ44は、計数回路129、モータ制御論理131、電流制限器133 、コマンド論理135、電力制御回路137、状態・準備インジケータ139、 および電力調整器141を含む。第2B図は、スイッチ50、およびスイッチON インジケータ51をも示す。モータ制御回路44は、第2図に示される電源42 からライン46、48の電力を受ける。この電力は、電力調整器141によって 調整され、残りの回路に提供される。さらに、ON スイッチ50は電力調整器141に接続され、スイッチがONにされると、モータ コントローラ44が励起されていることを医師に示すスイッチONインジケータ5 1に信号を提供する。 センサー回路84によって提供される速度コマンド信号72は、計数回路12 9に提供され、そこでモータ制御論理131のための適正なレベルまで計数され る。この計数された速度コマンド信号は、ライン60、62、64を介してホー ルセンサー102、101、106からのコミュテーション状態信号と共に、モ ータ制御論理131に提供される。モータ制御論理131は、コマンド論理13 5からのSTOP信号、およびFORWARD/REVERSE信号をも受信する。これらの信号は 、コード信号68、70から復号される。モータ制御論理131は、コミュテー ション信号52、54、56を実際にモータ78に提供する電力制御回路137 に制御信号を提供する。モータ制御論理131は、コミュテーション状態信号6 0、62、64に基づく、STOP信号に基づく、FORWARD/REVERSE信号に基づく、 および計数回路129からの計数された速度信号に基づく制御信号を電力制御回 路137に提供する。 モータ制御論理131は電流制限器133からの入力をも受信する。電流制限 器133は、医師によって使用される特定のハンドツール34に関する最大許容 電流を示す電流制限識別信号66をセンサー回路84から受信する。電流制限器 133は、モータ78に提供されている電流を示す電力制御回路137からの電 流信号をも受信する。電流制限器133は、提供されている電流が電流識別信号 66によって識別された電流制限に達しているかどうかを判定し、その判定を示 す出力信号をモータ制御論理131に提供する。モータ78に提供されている電 流が使用されている特定のハンドツール34に対する電流制限を越える場合、モ ータ制御論理131はモー タ78に供給されている電流を低減する。 モータ制御論理131は、コマンド論理135に電力制御信号143、および タコメータパルス信号145をも提供する。制御信号143は、電力制御回路1 37を間接的に制御するのに使用され、一方タコメータパルス信号145はTACH 信号74の基礎を形成する。 コマンド論理135は、ホールセンサー102、104、106からのコミュ テーション状態信号60、62、64をも受信する。さらに、コマンド論理13 5は、センサー回路84内の方向・過速度制御回路127からのコード信号を受 信する。コマンド論理135は、コミュテーション状態信号60、62、64の 状態を感知する。これらの信号の1つは、電動ツール34がモータ制御回路44 に接続されている限り低論理状態にある。これらのラインの全てが高論理状態に ある場合、コマンド論理135は、この状態を何のツールもモータコントローラ 44に接続されていないことを示すものと解釈する。それでコマンド論理135 は、ハンドツールがモータコントローラ44に差し込まれるまで、および医師が トリガーを完全に解放したことを示すSTOPMOTOR信号をコード信号68、70が 提供するまで、電力が提供されないようにする。これは、ツールが差し込まれる と同時に医師がトリガーを誤って部分的に絞ったときなど、ハンドツール34が モータコントローラ44に差し込まれ、モータ78が直ちに回転し始めるのを防 ぐ。 コマンド論理135は、モータ78の回転方向が逆転されるべきときのモータ 78の速度をも監視する。コマンド論理135は、モータ78の速度が安全レベ ルにまで低減されるまで逆方向コミュテーション信号がモータ78に提供されな いようにする。故に、モータ78の回転方向が逆転されるべきであることを示す コード信号6 8、70を受信すると、モータ制御論理131によって提供されるタコメータパ ルス信号145が、モータ78が低速度で回転していることを示す十分な低レベ ルに達するまで、コマンド論理135はモータ78への電力を断つ。そのときに なって初めて、コマンド論理135は、逆方向コミュテーション信号がモータ7 8に送られるようにする制御信号を電力制御回路137に提供する。 コマンド論理135は、電力制御回路137を制御するのに使用するための信 号をモータ制御論理131に戻す。 最後に、コマンド論理135は、一組の指示灯およびREADY指示灯35を包含 する状態・準備インジケータ139に出力を提供する。コマンド論理135によ って提供された出力は、モータ制御回路44の様々な故障状態または運転状態を 示す。状態・準備インジケータ139は、操作する医師によりまたは技術者によ って観察可能な他の可視的または可聴的特徴であっても良い。 D.ツール34の詳細な実施例 1.コミュテーション回路82 第3図は、外科用器械システム20内の各ツール34の一部として提供された コミュテーション回路82の典型的概略図を示す。ホール効果102、104、 106は、モータ78(第2A図に示される)のコミュテーション状態(または 位置)を検出できるようにモータ78の回転子の周りに配置される。好ましくは 、ホール効果センサーは、それらの少なくとも1つが、回転子の位置に関係なく 常にアクティブとなるように回転子に関して配置される。 第3図は、複数の余分のホールセンサーロケーション107、109をも示す 。これらのロケーションは、それらが様々な回転子構成に適合させるために配置 できるように提供される。 ホール効果センサー108、110は、切換スイッチ41の位置を監視する。 センサー108、110は、スイッチ41の順方向位置または逆方向位置を示す 信号をそれぞれ提供する。「T」フィルタ112、114、116は、信号60 、62、64への電磁(EM)干渉をそれぞれ緩和するために提供される。 2.センサー回路84 第4A図および4B図は、外科用器械システム20内の各ツール34の一部と して提供されたセンサー回路84の典型的概略図の部分である。センサー回路8 4は外科用器械システム20の一部として提供されたツール34毎に僅かに異な るようであることに留意すべきである。コンソール22は、それぞれ異なるセン サー回路84によって連絡された特定要件を受信し、これらの要件に合うように 適応させるように構成される。 示された実施例では、電力調整回路ブロック111は、ツール34がケーブル 30を介してコンソール22に接続されると導体86、88を介して+12ボル トのDC電力を受ける。コンデンサ120、122は、CA、ミルピータスにある、 Linear Technology Corp.社から市販されているLT1121ACS8-5などの電圧制御チ ップ300を使用する電圧低減回路115に、この電圧を提供する前にこの電圧 を調整して+5ボルトDCを提供する。この低電圧は、センサー回路84内のどこ かで使用され、導体94、96によってコミュテーション回路82内で使用する ためにも送られる。 ツール特有である分圧器126を含む電流制限識別回路113が提供される。 この分圧器126がライン66に励起する電圧は、特有ツール内のモータ78が 耐えることができる最大電流を示し、第6A図および6B図に対して以下で説明 されるようにモータ制御回 路44によって解釈される。 方向・過速度制御回路127は、数個の入力と2つの出力とを有し、論理チッ プ138、ホールセンサー134,およびEMIフィルタ(またはTフィルタ)1 40、142を含む。コミュテーション状態信号60、62、64は、第4A図 に示される実施例では、ツールケーブルコネクタ33に導かれる前に方向・過速 度制御回路127を経由して導かれる。信号64は、モータ78が運転中である かどうかを示す回路に情報を分配するためにライン130でタップされる。信号 98、100は、コミュテーション回路82から提供され、方向制御スイッチ4 1の位置を示す。ライン132はモータ制御回路44から提供されるTACH信号7 4を運ぶ。トリガー解放ホール効果センサー134は、完全なトリガー解放時に のみアクティブとなり、ライン136を介してその状態についての情報を論理チ ップ138に運ぶ。論理チップ138は、好ましくは、CA、サンホセにある、At mel Corp.社から市販されているATF 16V8BQLチップである。 論理チップ138の主なタスクは、モータ制御回路44に提供される2つの2 進数コード信号68、70にSTARTMOTOR/STOPMOTOR、およびFORWARD/REVERSE方 向の状態を符号化することである。STARTMOTOR/STOPMOTOR状態は、トリガーが押 されているかどうかを示すホールセンサー134によって提供される信号の状態 に基づいて信号68、70に符号化される。FORWARD/REVERSE状態は、スイッチ 41の位置を示す信号98、100に基づいて信号68、70に符号化される。 「T」フィルタ140、142は、信号68、70へのEM干渉を緩和するために 提供される。 他のタスクもまた論理チップ138によって実行される。実モータ活動状態が 有るか無いかを示すライン130の信号64は、モー タ制御回路44からのモータ駆動電力が有るか無いかを示すライン132に提供 されるTACH信号74に対してクロスチェックされる。これらの2本のラインに現 れる調和しない信号は、TACH信号74の断線などの、故障を示す。これは、故障 が修正されるまで論理チップ138によってFAULT状態が発生されることとなる 。1つの好適実施例では、FAULT状態の発生が維持され、電力が回復されるまで モータ78が停止されるようにする。 論理チップ138は、過速度状態に達した場合にはFAULT状態をも設定する。 より特定的に以下で説明されるように、ライン144の過速度信号は、モータ7 8がその過速度限界のスレッショルドで駆動されていることを示す。論理チップ 138によって発生された結果得られるFAULT状態は、モータ78に来る駆動エ ネルギーを停止し、強制的にモータ78を停止するまで惰性回転させる。 厳密には、周波数/電圧コンバータ回路117は、モータ駆動回転速度を示す デジタルTACH信号74をライン148の電圧に変換するために提供される。これ は、好ましくはCA、サンタクララにあるNational Semiconductor Corp.社から市 販されているLM 2907チップである周波数/電圧コンバータチップ150によって 達成される。示された配置構成では、抵抗器152はツール固有である。この抵 抗器のために選ばれた値は、所定周波数に対して達成された出力電圧を調整し、 故にツールのトリガー40を押し込む量に対応するモータ速度変化量を調整する 。 過速度検出回路125はライン148を介してアナログ電圧で提供され、その ラインは演算増幅器156の負入力に接続される。演算増幅器156の正入力は 、分圧器網158およびライン160の帰還信号に接続される。この分圧器網1 58はツール固有である。それがライン162で発生させる電圧は、それが実施 される特定ツ ール34の過速度制限を示す。動作時、ライン148に何らかのアナログ電圧信 号が存在しない場合、演算増幅器156は論理高レベルに飽和させ、ライン14 4の過速度信号は、過速度状態が存在しないことを論理チップ138に示す。但 し、ライン148の電圧がライン162の過速度限界信号電圧を超えるほど十分 に高くなる場合、過速度信号(ライン144の演算増幅器156の出力)は論理 低レベルとなり、論理チップ138は、上述のようにモータ78を惰性回転させ ることによって過速度状態に反応する。 周波数/電圧コンバータ117は、ある実施例では、感温性であることが観察 されている。温度が上昇すると、コンバータ117の出力も増す。この感度は、 その出力を温度と共に変動させ、コンバータ117の出力が変動すると、モータ 速度の変動となり、好ましくない。故に、温度補償回路119は、周波数/電圧 コンバータ117の感温性を補償するために提供される。好ましくはNational S emiconductor社から市販されているLM 45チップである温度センサー168は、 ツール34内の周囲温度を感知するために使用される。演算増幅器170は、温 度センサー168の出力のアイソレーションおよび信号整合を提供し、その出力 をライン148の電圧と合計して、ライン172の温度補償されたモータ回転速 度信号を速度コマンド回路123に送る。 速度コマンド回路123は、外科医によって要求された速度を示す入力をも受 信する。トリガーセンサー回路121は、線形ホール効果センサー166の動作 状態を設定するためにある。センサー166は、トリガーが押し込まれる度合い を感知し、その程度を示す出力信号を提供する。一杯まで絞られたトリガーを表 す最大電圧は、演算増幅器176によって設定される。磁石ごとに、ホールセン サー166と共に使用される磁石の強度の整合性を制御することは困 難である。異なるホールセンサー166の出力は同磁気入力で変更できる(セン サーごとに)ことも観察されている。これらの非整合性を扱うために、演算増幅 器176の出力はチップ178によってクランプされ、このチップは、好ましく はMA、ノーウッドにあるAnalog Devices社から市販のSSM2220である。このクラ ンプによって、一杯に絞られたトリガーを表す一致した最大電圧を提供する。線 形ホール効果センサー166は、好ましくはMA、ウスターにあるAllegro Micros ystems,Inc.社から市販のSS495A1センサーである。 第4図でのホールセンサー166の特定的な実施では、オフセット電圧が誘導 される。故に、演算増幅器180が提供されてこのオフセットを補償する。 ライン182上の線形ホール効果センサー166の出力(どのような速度レベ ルを外科医が要求しているかを示す)、およびライン172の温度補償されたモ ータ回転速度信号(実モータ速度を示す)は、両方とも速度コマンド回路123 への入力である。そこで、2つの信号が演算増幅器186によって互いに比較さ れてライン188に速度コマンド信号を発生させる。帰還網190は、モーター 制御回路44に提供された閉ループ応答を微調整するために提供される。単一利 得演算増幅器192はライン188の信号の出力インピーダンスを改良するため に提供され、「T」フィルタ194はEM干渉を緩和するために提供される。誤差 信号(または速度コマンド信号)72は、次にモータ制御回路44に提供される 。 3.モータコントローラ44 第5A図および5B図は本発明によるモータ制御回路44の一部の典型的概略 図の部分を示す。電力調整回路141は、電源42(第 2図に示される)からライン46、48の34ボルトDCを受け、電圧コンバータ 198、200、202を含む。電源42は、好ましくはCA、オックスナードに あるCondor DC Power Supplies,Inc.社から市販されている34ボルトDC、11 amp電源である。好ましくはNational Semiconductor社からのLM2574 HUM-ADJチ ップである電圧コンバータチップ198、200、202は、入力電圧を残りの モータコントローラ44で必要とされるレベルにまで変換する。ライン204、 206、208は、+12V、+5V、-12Vが第6図の概略図の様々な点に接続さ れる点を示す。ライン210、212は、コンソール22の前部パネル上のスイ ッチインジケータに接続される。 状態・準備インジケータ139は、第6A図および6B図に対して詳述される 第2B図に示されたコマンド論理135からSTOP信号214、FAULT信号216 、FORWARD信号218、およびREVERSE信号220を受信する。これらの信号は、 状態指示LEDs214a、216a、218a、220aをそれぞれ作動させ、よ り厳密に第6A図および6B図に関連して議論されよう。準備信号222も、コ マンド論理135から提供され、接地ライン226と関連してコンソール22の 上部パネル上のREADY状態インジケータ35を作動させるコネクタ224を作動 させる。 第6A図および6B図は、第5A図および5B図に示された回路ブロック以外 のモータ制御回路44の残りの部分の典型的概略図の部分である。センサー回路 84からの速度コマンド信号72は、計数回路129に提供される。速度コマン ド信号72は、計数回路ブロック129によってモータ制御回路44内で使用す るために計数される。分圧器230および演算増幅器232はこれらの機能を提 供する。 この計数された速度コマンド信号は、ライン236を介してモータ制御論理回 路131に入る。モータ制御論理回路131はモータ制御チップ238を含む。 このモータ制御チップ238は、好ましくはNH、メリマックにあるUnitrode Cor p.社から市販されているUC3625素子である。このモータ制御チップ238は、ケ ーブル30を介してコミュテーション状態信号60、62、64からのコミュテ ーション情報を受信する。このモータ制御チップ238は、ライン240a、2 40b、および240cに提供された3つの高側部出力信号と、ライン242a 、242b、および242cに提供された3つの低側部出力信号とを有する。こ れらの低側部出力ライン242a、242b、および242cは、電力制御回路 137に直接接続される。 電力制御回路137は、ドライバー250a、250b、および250cのた めの場所(ドライバー250a、またはドライバー250b、または250cの いずれかしか必要とされず、任意の所定モータコントローラ用に配置される)だ けでなく、パワートランジスタ246a、246b、246c、248a、24 8b、248cを含む。電力制御回路137内で、低側部出力ライン242a、 242b、および242cが、3つの低側部パワートランジスタ246a、24 6b、および246cのゲートを作動させる。3つの高側部パワートランジスタ 248a、248b、および248cのゲートは、当業者には周知の配置構成の 、高側部ドライバー250a、または高側部ドライバー250b、および250 cのいずれかを介して、それぞれ間接的に作動される。3つの高側部ドライバー 250a,250b、および250cは、3つの高側部出力ライン240a、2 40b、および240cの情報が、ツール34で使用されている特定のドライバ ー(250a、または250bおよび2 50cのいずれか)に適合できるように最初に作動されなければならないので、 これらのラインによって間接的にしか制御されない。この動作は、コマンド論理 135によって実行され、典型的に信号を反転させる、または緩衝記憶すること から成る。 コマンド論理135は、プログラマブル論理素子、クロック248,およびリ セット回路262を含む。このプログラマブル論理素子252は、好ましくはAt mel Corp.社から市販されているATV2500チップであり、その動作のためにクロッ ク信号を必要とする。ライン256のクロック信号は、クロックチップ258、 好ましくはNational Semiconductor社から市販されているLMC555チップによって 提供される。このプログラマブル論理素子252は、好ましくはTX、ダラスにあ るDallas Semiconductor Corp.社から市販されているDS1232LPチップであるオン /リセットチップ262に給電するためにライン260で接続されるリセットピ ンを有する。この配置構成は、外科用器械システム20の電源投入時にプログラ マブル論理素子252を一時的にリセット状態に保つので、プログラマブル論理 素子が安定動作状態に落ち着く前の素子内の遷移信号のためにモータが安全でな い状態でうっかり励起されることがない。 コマンド論理135は、モータ78が励起される前に多数のチェックを実行す る。プログラマブル論理素子252のピンの内3本は、コミュテーション状態信 号60、62、64に接続される。モータ78近辺へのホール効果センサー10 2、104、または106の物理的配置のために、これらのラインの少なくとも 1つは、ツール34がケーブル30によってコンソール22に接続されている限 りホールセンサー102、104、および106によって論理低レベルまで引か れる。信号60、62、および64の全てが高である場合、このプログラマブル 論理素子252は、これをTOOL NOT CONNECTED状態と解釈し、幾つかの予防ステップを取る。 最初に、このプログラマブル論理素子252は、TOOL NOT CONNECTEDからTOOL CONNECTEDへの状態の変化を検出すると(すなわち、信号60、62、または6 4の1つが、全てが高であった場合に突然論理低レベルに進むと)、素子252 は、STARTMOTOR状態がライン68、70に符号化されるかどうかを決定する。そ の場合、これは、トリガーが押されると同時にツール34が差し込まれたことを 意味する。モータ78が直ちに回転し始めるのを防ぐために、プログラマブル論 理素子252は、モータ制御論理131内のモータ制御チップ238へのSTOP信 号を作動させることによってロックアウト状態に設定し、STOPMOTOR状態が信号 68、70によって受信されるまでモータ制御チップ238へのSTOP信号を不作 動にしない。故に、外科医が、迂闊にもトリガーを引いたままで励起されたケー ブル30をツールに接続した場合でも、ツール34は、トリガーが最初に解放さ れて、次に再度引かれるまで回転し始めない。 プログラマブル論理素子252は、ライン68、70で符号化されたFORWARD/ REVERSE状態をも復号し、モータ制御チップ238がパワートランジスタ246 a〜246C、および248a〜248Cをして切換スイッチ41によって設定 されたようにモータ78を順方向または逆方向に回転させるように、モータ制御 論理131内のモータ制御チップ238に提供されたFORWARD/REVERSE信号を調 整する。プログラマブル論理素子252が、FORWARDからREVERSEへ、またはその 逆への状態の変化を検出する場合、それは、ライン143のモータ制御論理から 受信されたTACH PULSE信号の周波数を最初にチェックする。その周波数が所定レ ベルよりも上であれば、プログラマブル論理素子252は、ロックアウト状態を 設定し、そ の周波数が所定レベルよりも下になるまで方向の変更を許さない。故に、外科医 が、モータ78の運転中にスイッチ41を切り換える場合、方向は、ツール34 への損傷を与えることなく逆転が達成され得る速度までモータが減速するまで実 際に逆転しない。 プログラマブル論理素子252は、STOP信号214、FAULT信号216、FORWA RD信号218、およびREVERSE信号220を提供して、上述のように状態・準備 インジケータ139内の状態指示LEDs214a、216a、218a、および2 20aを作動させる出力ピンをも有する。 さらに、ライン262a、262b、および262cの出力の周波数を表す信 号は、演算増幅器266に送られ、そこでレベルシフトを行う。その信号は、次 にTACH信号74としてセンサー回路84に送られる。 電流制限回路133は、抵抗器網270、演算増幅器272、演算増幅器27 8、および差動演算増幅器280を含む。電流制限回路133は、ツールが耐え 得るよりも大きな電流を電力制御回路137がモータ78に送るのを防止するた めに提供される。抵抗器網270は、ライン271によってパワートランジスタ 246、248を通る主エネルギー流に接続される。これらの抵抗器間の電圧降 下は、モータ制御出力(コミュテーション信号)52、54、および56でモー タ78に送られた電流を表し、抵抗器網270の両側をライン274、276を 介して差動演算増幅器に接続することによって測定される。同時に、ライン66 (特定ツール34に許容される最大電流を識別する)のツール特有電圧は、アイ ソレーションおよび緩衝のための演算増幅器278に接続され、次に差動演算増 幅器280に提供される。演算増幅器272の出力は、演算増幅器280の他の 入力に送られるので、演算増幅器280の出力は、ケ ーブル30に現在取り付けられているツールの電流制限と送られた電流との比較 となる。この送られた電流が電流制限まで上昇すると、ライン282の信号はモ ータ制御チップ238に信号を発して送られる電流を減少させる。 故に、本発明は、従来技術のシステムと比べて重要な利点を提供する。本発明 は、複数の異なるツール34と共に使用できる万能コンソール22を提供する。 このツール22は、特定の動作パラメータ、例えば電流制限、電力要件、速度制 御、および任意の他の所望電力要件などを、コンソールが接続される特定ツール に適応させるためにその出力を適応、構成する。さらに、コンソール22は、ツ ール34が運転状態のままで誤って電源投入されないようにし、TACH信号が断た れないようにし、およびツールの動作方向を逆転する前に一定の速度パラメータ を一致させるための対策をとる。 本発明は、出力速度の望ましくない変動を回避するために閉ループ制御および 温度補償をも提供する。 本発明の様々な修正および変形は、本発明の趣旨および範囲を逸脱することな く当業者には明白であり、本発明はここで詳述された実施例に限定されるものと 解釈されるべきではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バーティンゲイル,スティーブン アー ル. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (72)発明者 チョウデリー,ノリーン エー. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427 (72)発明者 ヘイゲン,キャシー エル. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.外科用器械システムであって、 それぞれが一組の動作パラメータに従って動作し、それぞれがモータを具備す る、複数の外科用ツールと、 制御出力信号を提供するモータコントローラを具備し、前記複数のツールのそ れぞれに交代的に結合できるコンソールと、を含み、 前記各外科用ツールが、前記各外科用ツールに関連した前記一組の動作パラメ ータを示す動作パラメータ情報を前記コンソールに提供するように構成され、 かつ前記モータコントローラが、前記コンソールがそのとき装着される外科用 ツールからの前記動作パラメータ情報を受け、受けた前記動作パラメータ情報に 基づく前記制御出力信号を適応させるように構成される、外科用器械システム。 2.前記一組の動作パラメータが電流制限を含み、前記外科用ツールが前記電 流制限を示す電流制限識別信号を前記コンソールに提供するようにそれぞれ構成 される、請求の範囲第1項に記載の外科用器械システム。 3.前記コンソールが、 前記コンソールが装着される前記外科用ツールからの前記電流制限識別信号を 受けるように結合され、前記モータコントローラから前記モータに送られている 前記電流が前記電流制限信号によって識別された前記電流制限を越えるかどうか を示す電流制御出力信号を提供する電流制限検出回路を含む、請求の範囲第2項 に記載の外科用器械システム。 4.前記モータコントローラが前記電流制限検出回路に結合され、前記電流制 御出力信号に基づいて前記モータに提供される電流を制 御する、請求の範囲第3項に記載の外科用器械システム。 5.各外科用ツールが、 モータ速度を検出し、モータ速度を示すモータ速度信号を提供するモータ速度 検出器と、 前記モータ速度が所望レベルよりも高いかどうかを示す過速度信号を提供する 過速度検出器とを含む、請求の範囲第1項に記載の外科用器械システム。 6.前記モータコントローラが、前記過速度信号を受け、前記モータ速度が前 記所望レベルよりも高いことを前記過速度信号が示すと前記モータの電源を断つ ように構成される、請求の範囲第5項に記載の外科用器械システム。 7.前記モータコントローラと、前記モータコントローラがそのとき適応され る前記外科用ツールとが前記モータの閉ループ制御を提供するように構成される 、請求の範囲第1項に記載の外科用器械システム。 8.前記各外科用ツールが作動信号を提供するオペレータ作動可能入力を含み 、前記モータコントローラが前記作動信号に基づいて前記モータの動作を制御す る、請求の範囲第1項に記載の外科用器械システム。 9.前記モータコントローラが、 外科用ツールが前記コンソールに接続されているかどうかを検出し、その状態 を示す接続信号を提供する接続検出器を含む、請求の範囲第8項に記載の外科用 器械システム。 10.前記モータコントローラが、前記オペレータ作動可能入力が作動された 状態で、前記コンソールがそのとき装着されている前記外科用ツールが前記コン ソールに接続されたことを、前記作動信号と前記接続信号とが示すと、前記モー タコントローラが前記モー タの動作を一時的に禁止できるように前記接続信号に基づき前記モータの動作を 制御するように構成される、請求の範囲第9項に記載の外科用器械システム。 11.前記モータコントローラが、前記オペレータ作動可能入力が作動された 状態で、前記コンソールがそのとき装着されている前記外科用ツールが、前記コ ンソールに接続されたことを、前記作動信号と前記接続信号とが示すと、前記オ ペレータ作動可能入力が停止され、続いて再作動されるまで、前記モータの動作 を一時的に禁止するように構成される、請求の範囲第10項に記載の外科用器械 システム。 12.前記モータコントローラが、前記コンソールがそのとき装着されている 前記外科用ツールのオペレータ作動可能入力が、電源投入時に作動されていたこ とを前記動作信号が示すと、前記コンソールの電源投入時に前記モータの動作を 禁止するように構成され、前記モータコントローラは、前記オペレータ作動可能 入力が停止され、続いて再作動されるまで前記モータの動作を禁止する、請求の 範囲第8項に記載の外科用器械システム。 13.前記各外科用ツールが、 モータ動作の所望方向を示す方向信号を提供するオペレータ作動可能方向入力 を含み、 前記モータコントローラがモータ速度を検出するためにモータ速度検出器を含 み、前記モータコントローラが、前記モータ速度が所望限界の範囲内であること を前記モータ速度検出器が示すまで、前記モータの逆方向を禁止するために前記 方向信号に基づいて前記モータを制御するように構成される、請求の範囲第1項 に記載の外科用器械システム。 14.前記各外科用ツールが、 前記モータに結合され、モータ活動状態を示す活動状態信号を提供するモータ 活動状態センサーと、 前記モータが制御される前記速度を示す制御出力を受けるために、前記オペレ ータ作動可能入力と前記モータコントローラとに結合され、前記制御出力と前記 作動信号とに基づいて、前記モータコントローラに速度コマンド信号を提供する 速度コマンド回路と、 前記モータ活動状態センサーと前記モータコントローラとに結合され、前記制 御出力と前記活動状態信号とに基づいて、前記モータコントローラに故障信号を 提供する故障検出器とを含む、請求の範囲第8項に記載の外科用器械システム。 15.前記故障検出器が、前記活動状態信号によって示された前記モータ活動 状態と前記制御出力によって示された前記速度とが調和しない場合に前記故障信 号を提供する、請求の範囲第14項に記載の外科用器械システム。 16.前記故障検出器が、前記活動状態信号によって示された前記モータ活動 状態と前記制御出力によって示された前記速度とが互いの所望範囲内に無い場合 に前記故障信号を提供する、請求の範囲第15項に記載の外科用器械システム。 17.前記各ツールが、 前記モータが制御されている速度を示すモータ速度信号を提供するモータ速度 インジケータと、 前記動作信号を受けるために前記オペレータ作動可能入力に結合され、前記速 度インジケータに結合され、前記作動信号によって指示された速度に、前記モー タを制御することを要求されたモータ速度の変化を示す速度コマンド信号を提供 する速度コマンド回路とを含む、請求の範囲第8項に記載の外科用器械システム 。 18.前記ツールが、 前記モータ速度インジケータに結合され、温度変化による変動に対して前記速 度信号を補償する温度補償器をさらに含む、請求の範囲第17項に記載の外科用 器械システム。 19.外科用器械システムであって、 それぞれが動作電流制限を有するモータ、および前記動作電流制限を示す電流 制限信号を提供する電流制限識別回路を具備する、複数の外科用ツールと、 制御出力信号を提供するモータコントローラを具備し、前記複数のツールのそ れぞれに交代的に結合できるコンソールと、を含み、 前記モータコントローラが、前記コンソールがそのとき装着されている外科用 ツールからの前記電流信号を受け、受けた前記電流制限信号に基づいて前記制御 出力信号を適応させるように構成される、外科用器械システム。 20.外科用器械システムであって、 外科用ツールであって、モータと、モータ速度要求を示す要求された速度信号 を提供するオペレータ作動可能速度入力と、前記オペレータ作動可能速度入力に 結合され速度コマンド信号を提供する速度コマンド回路と、を含み、 コンソールであって、前記外科用ツールに断路自在に結合され、かつ前記速度 コマンド信号に基づいて前記モータにコミュテーション信号を提供し前記モータ が制御されている速度を示すタコメータ信号を提供するモータコントローラを含 み、 前記速度コマンド回路が前記要求された速度信号と前記タコメータ信号とに基 づく前記速度コマンド信号を提供し、 前記外科用ツールが、モータ活動状態を感知し、モータ活動状態を示す活動状 態信号を提供するモータ活動状態センサーを含み、前記外科用ツールが、前記活 動状態信号によって示される前記モータ 活動状態が前記タコメータ信号と調和しない場合に、前記モータコントローラに 故障信号を提供するように構成される、外科用器械システム。 21.前記モータコントローラが前記故障信号に基づいてモータ動作を禁止す るように構成される、請求の範囲第20項に記載の外科用器械システム。 22.前記外科用ツールが、外科用ツールに関連した少なくとも1つの動作パ ラメータを示す動作パラメータ情報を前記コンソールに提供するように構成され 、かつ前記モータコントローラが、前記外科用ツールから前記動作パラメータ情 報を受け、その受けた動作パラメータ情報に基づいて前記コミュテーション信号 を適応させるように構成される、請求の範囲第20項に記載の外科用器械システ ム。
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