JP2001501331A - 汎用チャージカードで動作可能な遊戯装置システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 遊戯者が例えばＶＩＳＡ、マスターカード又はアメリカンエクスプレスカードなどの汎用チャージカード（２４）又は口座ＩＤを遊戯装置（１０）における読取器（２６）へ供給するか又はキーボード（２０）又はその他の入力装置上で汎用チャージカード（２４）又は口座ＩＤに関する情報を取引処理施設へ送信するためにエンターする。該処理施設は該口座情報を遊戯用口座と関連付けし且つユーザの要求を許可するか否かを決定する。その要求が許可されると、遊戯装置（１０）がイネーブルされ且つその後に一つ又はそれ以上の継続中の正味のクレジット残高が勝ち・負け・引き分けを考慮することによって維持される。遊戯セッションが終わった後に、正味の遊戯用クレジット情報が取引処理施設へ自動的に送信される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 汎用チャージカードで動作可能な遊戯装置システム 発明の詳細な説明関連出願に対する参照 本願は現在特許番号５，０３８，０２２号であり且つ１９８９年１２月１９日 付で出願した出願番号０７／４５３，９９１号の継続であり現在放棄されており 且つ１９９１年８月６日付で出願した出願番号０７／７４０，８１４号の継続で あり現在放棄されている１９９２年９月２３日付で出願した出願番号０７／９５ ０，９８０号の一部継続である現在米国特許５，４５７，３０６号であり１９９ ３年５月１１日付で出願した出願番号０８／０６０，２７７号の一部継続出願で ある１９９５年４月２８日付で出願した出願番号０８／４３０，３５４号の一部 継続出願である。前記親出願は、あたかも本願明細書に記載されているようにそ の全部を本願に引用によって取込む。技術分野 本発明は、一般的に、遊戯に関するものであって、更に詳細には、例えば、ス ロットマシンなどの遊戯装置を動作させるために、例えば、これらに限定する訳 ではないが、ＶＩＳＡ、マスターカード又はア メリカンエクスプレスチャージカードなどのチャージカード及び銀行口座アクセ スカードを使用することに関するものである。ビジュアルディスプレイ、キーボ ード、カード読取器（又はカード及び個人識別情報をエンターするためのキーボ ード、タッチスクリーンなどの装置）が遊戯装置と関連しており、遊戯者のチャ ージカードが承認されると遊戯者に対して遊戯用のクレジットを与える。汎用チ ャージカード、又は、省略してチャージカードという用語は、本明細書において は、特定の遊戯施設においてのみ使用するために発行されるタイプの従来技術の 「ハウスカード（ｈｏｕｓｅ ｃａｒｄ）」と区別するために使用する。チャー ジカードは、クレジットカード（カードの所有者にクレジットが与えられ且つ後 で請求が行われる）又はデビットカード（カードの所有者の口座から引落とされ る）とすることが可能であり、又は発行者と汎用クレジットカードの所有者との 間において何らかのその他の請求書発行及び／又は支払いの取決めを行うことが 可能である。発明の背景 カジノ及びあるその他のビジネス施設は、例えば、これに制限する訳ではない が、遊戯者が硬貨を挿入し、ハンドルを引っ張り、且つ彼又は彼女がお金を獲得 することを可能とするために回転ホイール上の 要素の勝ちの組合わせを期待するスロットマシンなどの遊戯装置を有している。 これらは運のゲームであり、ある個人は娯楽のために遊戯し且つ他の人は賞金を 受取ることを期待して行う。 カジノは、典型的に、窓口に現金出納係を抱えており、そこで、利用者は遊戯 装置で遊戯するための硬貨又はトークンを得ることが可能である。遊戯装置の場 所にいる間に硬貨又はトークンがなくなった遊戯者は、さらなる硬貨又はトーク ンを得るために遊戯装置から離れ現金出納係を見つけねばならず、その遊戯者は 遊戯を再開する場合も再開しない場合もある。再開することを望む場合であって も、その遊戯者は前に選択した遊戯装置における彼又は彼女の場所を失うか又は 失わない場合があり、且つある遊戯者の場合にはこのことが困惑するものと思う 場合がある。なぜならば、例えば、遊戯者は、装置が「当たり」始めたか又は遊 戯者がその装置で「当たって」いたが硬貨又はトークンの供給を補充するために 遊戯を止めねばならなかったと感じる場合があるからである。従って、これら従 来のシステムはカジノにとって望ましくないものであり且つ遊戯者の観点からも 望ましくない場合があるような態様で遊戯装置の遊戯を中断させる。 特定の遊戯施設によって発行され且つその施設に とって特有の使用上の制限を有する汎用チャージカードとは異なるハウスチャー ジカードを使用することが提案されている。この様なハウスカードは現金出納係 から硬貨又はトークンを得ること又は硬貨及びトークンを現金に代えることの必 要性を回避するものであるが、この様なハウスカードを有することのない遊戯者 はハウスカードを得る手順を経ることを必要とし、且つその特定の遊戯者に対し て既にハウスカードを供給した一つ又はそれ以上の施設に遊戯者を制限する傾向 となる。更に、遊戯者はそれを発行するカジノによってハウスカードの使用に課 された制限を遵守せねばならず、例えば、そのカードを発行した特定の施設の規 則に従って各ハウスカードに対する口座を精算せねばならない。発明の要約 本発明は、遊戯装置及びシステムに関するものであって、特に、ハウスカード ではなく汎用チャージカードを使用することによってカジノ及びその他の遊戯施 設において遊戯者が運のゲームに参加することを可能とするシステム及び方法に 関するものであって、且つ汎用チャージカードで遊戯用のクレジットを獲得し、 その遊戯用のクレジットを使用し且つ一つ又はそれ以上のカジノにおいて一つ又 はそれ以上の装置で遊戯した運のゲームからの勝ち、負け及 び引き分けを計上するために該遊戯用のクレジットを更新させ、且つ究極的に遠 隔地の金融機関における遊戯者の口座に入金するか又は引落とし且つ遊戯施設又 は複数個の施設の口座に遊戯セッションの期間中及び／又は後において入金又は 引落としを行わせるために遊戯者に対して特に効率的な方法を提供するシステム 及び方法に関するものである。 本発明の特定の例においては、それは本発明の範囲を制限するものではないが 、遊戯者は汎用チャージカードを、例えば、該カードを従来の磁気カード読取器 へ挿入することによってカジノにおける遊戯装置へ供給する。カード読取器が該 チャージカードからの選択した情報を読取り、それを承認のためにデータリンク を介して例えばカード発行者へ送信し、且つデータリンクを介して承認を受取る と、遊戯者から個人識別番号（ＰＩＮ）を要求する。遊戯者は、例えば、遊戯装 置におけるキーパッド、タッチスクリーン又はキーボードによってＰＩＮをエン ターし、それは、別の実施例においては、そうでなければカード読取器によって カードから読取られる情報を手作業によってエンターするために使用することが 可能である。ＰＩＮが同様に承認されると、遊戯装置は遊戯者に対して例えばデ ィスプレイを介して又は音声メッセージによって要求された遊戯用のクレジッ トの額をエンターするためのプロンプトを与える。遊戯者は要求したクレジット の額をエンターし、且つシステムが選択した基準に基づいてその要求されたクレ ジットを許可するか否かを決定する。この決定は、カード発行者との別の通信を 介して行うことが可能であり、又は例えば要求された額が選択されたスレッシュ ホールドに適合するか否かなどの何らかの基準に基づいて行うことが可能である 。要求されたクレジットが承認されるか、又はその他の何らかの額の遊戯用クレ ジットが承認されると、遊戯のため又はその遊戯装置における支払いのために使 用することの可能な許可された遊戯用クレジットの額が遊戯者に対して表示され 、且つその遊戯用のクレジットを遊戯のためにその遊戯装置で使用することを可 能とさせる。次いで、遊戯者はその装置で遊戯を行い、且つシステムがこれらの 遊戯を検知し且つそれからの勝ち／負け／引き分けの結果及び遊戯者による支払 い要求及び遊戯者による遊戯終了要求を検知する。システムは検知された遊戯結 果、支払い要求及び遊戯終了要求に応答してその遊戯装置に対して、その遊戯者 に対して、且つそのカジノに対してのクレジットバランスを維持し且つ更新し、 且つその遊戯装置における遊戯者に対して少なくとも更新されたバランス即ち差 引き勘定を表示する。シス テムは少なくともその遊戯者に対する日毎の残高をクレジット処理施設に対して 通知し、且つ該残高を処理して該遊戯者に対し且つカード発行者と共に該カジノ に対しての勘定即ち口座を更新する。 更に、本システムは、前のトランズアクション即ち取引からのその遊戯者に対 する遊戯用のクレジットが残存しているか否かを決定し且つ要求された遊戯用の クレジットを許可するか否かを決定するステップにおいてこの様な残存するクレ ジットを考慮に入れる。更に、遊戯者は付加的な遊戯用クレジットを要求するこ とが可能であり、その場合には、本システムは同様の承認プロセスを経、且つ遊 戯者は一つ又はそれ以上の付加的な遊戯装置において遊戯用のクレジットを使用 することを要求することが可能である。この様な付加的な装置に対する要求が承 認されると、本システムはこの様な付加的な遊戯装置における遊戯又は支払い要 求及び遊戯終了要求を該口座を維持する場合に考慮に入れる。 本発明の一つの目的は、金融機関から遠隔地にあり且つそれと異なる位置にお ける遊戯装置で遊戯される運のゲームを遊戯する場合に使用するために金融機関 において維持されている口座に関する情報を使用する方法であって、（１）口座 に関する情報を遊戯装置によって受取らせ、（２）該口座に関する 情報に基づいて処理機関におけるゲーム用口座へアクセスし、（３）遊戯を許可 するために遊戯用の口座に従って遊戯用装置を条件付けし、（４）該遊戯装置上 での遊戯に関する情報を維持し、且つ（５）遊戯用の口座を維持するために遊戯 に関する情報を処理施設へ遊戯装置をして選択的に送信させる上記各ステップを 有する方法及び該方法を実施する装置を提供することである。 本発明は、又、以下の付加的なステップのうちの一つ又はそれ以上を有する方 法及びそれらのステップを実施する装置を包含しており、それらのステップは、 （ａ）口座に基づいて遊戯装置を介して遊戯用クレジットを要求し、遊戯用クレ ジットを許可するか否かを決定し、且つ遊戯用クレジットが許可された場合にの み遊戯装置上での遊戯を許可し、（ｂ）遊戯装置上での各遊戯に対する遊戯用口 座の遊戯用副口座に対して通貨又は非通貨単位を入金するか又は引落とし、（ｃ ）一つの副口座の一つ又はそれ以上の単位を別の副口座の一つ又はそれ以上の単 位と交換し、（ｄ）遊戯装置へアクセスした時間量又は遊戯装置上で賭けられた 金額を決定し且つ副口座に対して入金し、（ｅ）遊戯用口座へアクセスすること によって遊戯用口座を開き、その口座及び一つ又はそれ以上の２番目の口座に関 する情報を遊戯装置 によって受取らせることによって該ゲーム用口座で維持されている一つ又はそれ 以上の口座をリンクさせ、（ｇ）遊戯装置をして該正味の遊戯用クレジットに関 する情報を金融機関における口座を維持する場合に使用する処理施設へ選択的に 送信し、（ｈ）該ゲーム用口座へアクセスするためのオプションを選択し、該オ プションはクレジット、口座リンク、通貨又は非通貨賭け単位、活動モニタ又は 遊戯用口座情報変化に対するものであって、（ｉ）明示的な選択なしで該遊戯装 置上で遊戯が行われる場合には自動的にデフォルトアクセスオプションを選択す ることなどである。該賭け単位は飛行機のマイレージ、クレジットカードのボー ナス点、カストマボーナス点、及び無料サンプル遊戯用の点とすることが可能で ある。 本発明の別の目的は、遊戯用口座ＩＤ、一つ又はそれ以上のリンクされた口座 ＩＤ、遊戯用口座ステータス情報、及びリンクされた口座ステータス情報を有す る遊戯用口座を提供することである。該遊戯用口座ステータス情報及びリンクさ れた口座ステータス情報は、クレジット限界、一つ又はそれ以上の副口座（ｓｕ ｂａｃｃｏｕｎｔ）、遊戯者ＩＤ、及びその他の情報を有することが可能である 。又、該副口座は異なる通貨及び非通貨賭け単位の金種区分を 有することが可能である。図面の簡単な説明 本発明の特徴は添付の図面に例示されており、その場合に同一の番号は同一の 要素を表わしている。 図１は遊戯者が遊戯用のクレジットを得るため及び使用するために本発明に従 って動作する例えばスロットマシンなどの遊戯装置の斜視図である。 図２は遊戯用クレジットを獲得するために使用する回路の概略図である。 図３は遊戯装置におけるクレジット獲得回路と遠隔的に通信する別の回路の概 略図である。 図４は遊戯装置から去ることの必要性なしに遊戯装置においてクレジットを獲 得するために遊戯者によってとられるステップを示したフローチャートである。 図５は遊戯システム及びプロセスにおける遊戯用クレジットを獲得し且つ使用 する場合の処理ステップを示した別のフローチャートである。 図６は中間プロセサを介してクレジットを獲得するための回路の概略図である 。 図７は多数遊戯者遊戯装置テーブルの斜視図である。 図８は遊戯システム及びプロセスにおける遊戯用口座を介して遊戯用クレジッ トを獲得し且つ使用す る場合の処理ステップを示したフローチャートである。 図９は遊戯用口座に対する可変長レコードの概略図である。詳細な説明 賭博カジノ及び遊戯施設は、典型的に、例えばスロットマシン、カードゲーム の遊戯を行うポーカー装置及びその他のタイプの装置などの多様な遊戯装置を有 している。これらの装置の幾つかは遊戯者が勝ちの組合わせを獲得した場合に硬 貨又はトークンを排出し、一方、その他の場合には、該装置上においてクレジッ トが獲得され且つ表示される。遊戯者は遊戯装置で遊戯を継続するためにクレジ ットを使用することが可能であり、又は該クレジットをカジノ内の現金出納係に よって現金へ代えることが可能である。この様な場合において、例えば液晶ディ スプレイなどの何らかのタイプのディスプレイがその特定の遊戯装置上で入手可 能なクレジットを表示することが可能である。しかしながら、クレジットが使用 され且つ何も残っていない場合には、遊戯者は遊戯を継続するために更に硬貨又 はトークンを挿入せねばならない。その場合には、遊戯者は遊戯装置から離れ、 現金出納係を探し出し、次いでその遊戯装置で遊戯するためのさらなる硬貨又は トークンを 得ねばならない。この様な場合において、遊戯者がその遊戯装置へ戻ると、その 遊戯装置が別の遊戯者によって占有されている場合がある。このことは、特定の 装置が今や「当たり」始めたか又はその遊戯者がその遊戯装置で特にラッキーな 状態が続いていると考える遊戯者にとって特に不満足な場合となることがある。 図１に示した遊戯装置１０は、特に限定する訳ではないが、ＶＩＳＡ、アメリ カンエクスプレス又はマスターカードなどのカード又は銀行口座アクセスカード などの汎用チャージカードを使用して、遊戯装置を離れる必要性なしに遊戯者が クレジットを獲得することを可能とする本発明の特徴を有している。更に、遠隔 地の金融機関からの予め取決めた額のクレジット（又は使用可能なデビット）を 有するタイプのその他のカードを使用することが可能である。この様なチャージ カードが使用される度に、使用可能なクレジットの額が承認されたクレジットが 全部使い果たされるまで、使用した額だけ減少される。この様なチャージカード については、例えば、米国特許第４，５７５，６２２号において説明されている 。 装置１０は遊戯者に対してあるパターン又は印を表示するインジケータ１４を 有している。これらの パターンの特定の組合わせが勝ちの組合わせとして指定されている。遊戯者はス ロット１９などのスロット内に硬貨又はトークンを挿入し、ハンドル１２を引っ 張るか、ボタンを押すか又は何らかのその他の動作を行うことによって該装置を 動作させ、且つディスプレイ１４内のインジケータを観察して勝ちの組合わせが 得られたか否かを判別する。そうである場合には、ディスプレイ１８はクレジッ トとして獲得された額を表示することが可能であり、それは、遊戯者が付加的な 硬貨又はトークンを挿入することなしに該装置で遊戯することを継続するために 使用することが可能である。遊戯者は得られたクレジットに対して現金又はトー クンを受取ることを選択することが可能であり、且つ適宜の値がスロット又はト レイ１６内に落下されるか又は配給される硬貨又はトークンの何れかによって得 られるか、又はクレジットを現金出納係から現金化する。 遊戯者が使用可能な硬貨、トークン又はその装置で遊戯することによって獲得 したクレジットの全てを使用した場合、又は遊戯者が全く硬貨又はトークンを使 用することを希望しない場合には、本発明はスロット２２内に汎用チャージカー ド２４を挿入することによるか又は例えばカード番号などのカード読取り装置に よってカードから読取られるものと同 様の効果を有する情報をキー入力することによってその装置から離れることなし に遊戯用のクレジット又はさらなる遊戯用のクレジットを獲得することを可能と する。該チャージカードは関連技術において公知の如く、スロット内に挿入する 代わりに溝を通すことが可能である。所望の遊戯用クレジットの額がキーボード ２０を介してエンターされる。装置１０と関連している読取器２６がその遊戯者 に関する情報を該カードから例えば遊戯者の金融機関などの遠隔地へ送信し、そ の場合に、遊戯装置を識別する第ーコード２７、及び、必要な場合には、その装 置が位置されている施設を識別する第二コード２９、及び、所望とされる場合の あるさらなる情報が送信される。次いで、該金融機関はその施設の口座にクレジ ットを与え且つキーボードでエンターされた額だけ遊戯者の口座から引落とすこ とが可能である。別のシステムにおいては、遊戯装置１０は獲得したクレジット の額を表示し且つ遊戯者によってサインすることの可能なクレジット伝票を発行 することが可能であり、それはカジノの従業員へ与えられ且つ適切なクレジット に対して遊戯者の金融機関へ戻すためにカジノによって維持される。勿論、遊戯 用のクレジットは予め取決めた額とすることが可能であり、又は選択した制限及 び条件によって左右される額と することが可能である。 図２においてブロック図の形態で示したように、遊戯装置１０はスロット又は 溝を有するカード読取器２６を有しており、チャージカード２４を図１に示した ように挿入するか又は通すことが可能である。読取器２６は遠隔カード承認金融 機関２８と結合されており、そこで、そのチャージカードが要求されたクレジッ トに対して承認することが可能であるか否かが判別され、且つ、オプションとし て、遊戯用のクレジットを要求する人がそのカードの権限を有するユーザであり 且つ要求された遊戯用クレジットの額に対して何らかのその他の条件を満足する ものであるか否かを判別する。そのカードのステータスがライン３０を介して読 取器２６へ戻され、そこで、ステータス情報がライン３２を介して液晶ディスプ レイ１８へ供給される。そのカードが無効なものであるか、又は遊戯用クレジッ トを要求する人が権限を有するものでない場合には、ディスプレイはそのことを 表示する。そのカードが所望されたクレジットの額に対して承認可能なものであ る場合には、液晶ディスプレイ１８はキーボード２０を使用することによってク レジットを使用することに関する命令を与える。キーボード２０を介して発生さ れた情報はライン２１を介して読取器２６へ結合され、それ はライン２４を介して遊戯装置操作機構３６へ必要な信号を供給し、遊戯者がそ の遊戯装置を動作させることによってクレジットを使用することを許容する。前 に示したように、遊戯装置動作機構３６は既に存在しており且つ遊戯者によって 使用され、その場合に、クレジットはその装置上で勝つことによって蓄積され且 つ遊戯者は前に勝ち取った使用可能なクレジットを使用して該装置での遊戯を継 続して行う。 この場合に、遠隔金融機関によって承認されたクレジットがその装置へ転送さ れ且つ該装置は公知の態様で動作して遊戯者が表示されたクレジットを継続して 使用することを可能とし、又は承認されたクレジットは中間処理システムへ転送 され、そこでそのクレジットに関する情報が格納され且つ遊戯者がそのクレジッ トを使用するに従いアクセスし且つ更新することが可能であり、従って中間処理 システムはある時間期間に亘ってそのクレジットの更新されたステータスを維持 することが可能であり、従って遠隔金融機関が承認されたクレジットに関連して アクセスされる回数を減少させる。従って、図１に示したような遊戯装置の一部 を形成する本発明の新規な特徴によれば、遊戯者はさらなるクレジットを得るた めに遊戯装置から離れることは必要ではなく、 単に、スロット２２内へチャージカードを挿入するか又は該カードを適宜のスロ ットを通し、キーボード２０を介して所望のクレジットの額をエンターし、且つ 遠隔金融機関がそのクレジットを承認した場合には、該装置は得られたクレジッ トの額を表示し且つ遊戯者がその様にして得られたクレジットで該装置で遊戯を 継続することを可能とする。機能的にゲーム装置と遠隔金融機関との間に位置さ れている中間処理システムが使用される場合には、その中間処理システムは初期 的に承認されたクレジットに関する情報を受取り且つメモリ内に記録することに よって正味の遊戯用クレジットを維持し、次いで遊戯装置と通信を行ってそれか ら勝ち／負け／引き分けの遊戯に関する情報を受取り、正味の遊戯用クレジット の変遷を維持し、且つ必要に応じて正味の遊戯用クレジットに関する情報を遠隔 金融機関へ通信する。この実施例においては、中間処理システムが処理施設とし て作用し、それは該金融機関とは異なるものであり且つ典型的にそれから遠隔し ている。 前に説明したように、スロット２２を介してカードを通すことを可能とするカ ード読取り装置を使用することが可能であり、その場合にはカードが自動的に読 取られ且つ同一の手順に従ってクレジットが得られる。更に、デビット型のチャ ージカードが使 用される場合には、預入れ伝票にサインすることは必要ではない。なぜならば、 施設を識別する独特のコード及び遊戯装置を識別する独特のコードが遊戯者の識 別と共に遠隔地の金融機関へ送信され且つ適切なるデビット即ち借入れとクレジ ット即ち預入れが自動的に行われるからである。更に、遊戯者はディスプレイを 介して例えば単に例示的なものに過ぎず且つ制限すべきものではないが、キーボ ード２０を介してＰＩＮ（個人識別番号）コードなどのさらなるＩＤ即ち識別を 供給することが要求される場合がある。 本発明の特徴を図１に示した装置で使用するために、必要なケーブル又はその 他の通信リンクが該装置へ接続されねばならない。ケーブルが使用される場合に は、該装置は固定した位置を有しており且つそれを便宜的に移動させることは不 可能である。なぜならば移動させる場合には、ケーブルの全てを外し且つ新たな 位置においてそれらを再度接続させることになるからである。該装置をより容易 に移動可能なものとさせるために、本発明は図３に示したように修正することが 可能であり、図３はトランシーバ４６が図２に示した読取器２６と関連している 変形実施例を表わしたブロック図である。この場合には、装置１０は特定の固定 した位置に位置させるこ とは必要ではなく、必要に応じて所望の位置へ便利に移動させることが可能であ る。この様な場合には、カードを承認する金融機関からの入力信号がライン３０ を介してカジノ内のインターフェースユニット３８へ結合され、ライン３０は、 例えば、電話線とすることが可能である。該インターフェースユニットは該入力 信号をライン４０を介してトランシーバ４２へ結合させる。トランシーバ４２は 空中を介して該信号を遊戯装置内の対応するトランシーバ４６へ送る。次いで、 該トランシーバの出力は図２に示した読取器２６へ結合され、且つ本システムは 前に説明したように動作する。独特のコードを格納するコードユニット５０がそ の信号を受取るべき特定の遊戯装置１０を識別する各トランシーバ４６と関連し ている。従って、多数の遊戯装置が同一の施設内において共用されている場合に 、その特定の遊戯装置１０のみがトランシーバ４２からアドレスされる。この様 なコーディング技術は当該技術分野において公知である。その独特のコードは、 特定の遊戯装置１０がそれ自身のコードで識別されるばかりではなく、その装置 が位置されている施設もトランシーバ４２において特定のコード４１によって識 別されるように割当てることが可能であり、従ってクレジットカードを承認する 遠隔地の金融機関は遊戯施設ば かりではなく、そのクレジットを受取る特定の遊戯装置の記録も有している。 図４は遊戯装置１０における読取器２６及び関連する回路の動作のフローチャ ートを示している。本システムは例えば「クレジットカードを挿入」とだけ表示 する場合のある５９におけるディスプレイを遊戯者が観察することによって５２ においてエンターする。ステップ５６において、カードをスロット２２内に挿入 するか、又はスロットを通し、且つディスプレイはステップ５８において観察さ れる。該ディスプレイは、例示としてのみ、ＰＩＮ番号のエントリを要求するこ とを示す場合がある。ステップ６０において、遊戯者がキーボードを介してＰＩ Ｎ番号をエンターし、且つディスプレイは６２において「所望のクレジットをエ ンター」を表示する場合がある。次いで、遊戯者はステップ６２においてキーボ ードを介して所望のクレジットをエンターし且つディスプレイはエンターした額 を表示し且つ「エンターした額が正しい場合にはエンターをプレス」の状態を表 示することが可能である。それはステップ６６に示してある。ステップ６８にお いて、遊戯者がエンターキーを押下げ且つステップ７０においてディスプレイが 承認されたクレジットバランス即ち預入れ残高を表わす。その装置で遊戯を行う と、該クレジ ットバランス即ち預入れ残高が減少されるか又は増加される。従って、１０ドル が獲得されたクレジットとして表示され且つその装置の各遊戯が１ドルかかる場 合には、示されたクレジットバランス即ち預入れ残高は、それが０であるか又は 遊戯者によって獲得された勝ちによって変更されるまでその装置で遊戯する度に １ドルだけ減少する。ステップ７２において、スロットマシン動作機構が活性化 され、従って遊戯者はその装置での遊戯を継続して行うことが可能である。アク チュエータ１７が公知の態様で遊戯者が賭け率を受付けることを可能とする。遊 戯者は、公知の態様で、アクチュエータ１７を使用して、各遊戯毎にパターンを 対角線上又は横断方向に選択することが可能であり又は可変額のクレジットを賭 けることが可能である。 従って、遊戯装置から離れることなしに遊戯者が遊戯装置を操作するためのク レジットを遊戯装置が供給することを可能とする新規な装置及び方法について開 示した。遊戯者は、単に、汎用のチャージカードを読取器内に又は読取器を介し て挿入又は通過させ且つキーボードを介して所望とするクレジットの額をエンタ ーし、且つ該遊戯装置から遠隔した距離における金融機関が遊戯装置自身の上に おけるディスプレイ上に表示されるクレジットを承認又は拒否 する。クレジットが獲得されると、該遊戯装置は遊戯者がクレジットを獲得する ためにその遊戯装置から離れる必要性なしにその遊戯装置での遊戯を行うために そのクレジットを使用することを可能とさせる。遊戯トランズアクション即ち取 引が処理され且つ金融機関における遊戯者の口座に対する究極的なデビット即ち 引落とし又はクレジット即ち預入れ及び遊戯者に対する請求書の発行が本発明に 従って行われる。 図５を参照すると、ステップ８０において、遊戯者が、例えば、従来の磁気カ ード読取器へカードを供給することによってカジノにおける遊戯装置へ汎用チャ ージカードを供給する。カード読取器がチャージカードから選択した情報を読取 り、それを承認のためにデータリンクを介して例えばカードの発行者に対して送 信し、且つ、該データリンクを介しての承認を受取ると、遊戯者から個人識別番 号（ＰＩＮ）を要求する。オプションとしてのステップとすることの可能なステ ップ８２において、遊戯者は、例えば、遊戯装置におけるキーボード又はキーパ ッドを介してＰＩＮをエンターする。ＰＩＮがステップ８４において同様に承認 されると、遊戯装置が遊戯者に対して例えばディスプレイを介して又は音声メッ セージによって要求された遊戯用クレジットの額をエン ターすることのプロンプトを与える。遊戯者はステップ８６において要求したク レジットの額をエンターし、本システムは、ステップ８８において、前のトラン ズアクションからその遊戯者に対してのクレジットが残っているか否かをチェッ クし且つこの様な残存するクレジットをステップ９０において処理する。その点 までの処理のステップ９２において遊戯者が承認されると、本システムは、ステ ップ９４において、選択した基準に基づいてその要求されたクレジットを許可す るか否かを判別する。その判別は、カード発行者との別の通信を介して行うこと が可能であり、又は、例えば要求された額が選択したスレッシュホールドに適う ものであるか否かなどのその他の基準に基づいて行うことが可能である。要求さ れたクレジット、又はその他の遊戯用クレジットの何らかの額が承認されると、 ステップ９６において遊戯装置が遊戯者に対してその遊戯装置において遊戯又は 支払いをするために使用することの可能な許可された遊戯用クレジットの額を表 示し、且つ、ステップ９８において、遊戯装置が遊戯のためにその遊戯用クレジ ットを使用することを可能とする。ステップ１００において、遊戯者は、同様に 、一つ又はそれ以上の付加的な遊戯装置に対する遊戯用クレジットを要求するこ とが可能であり、且つ、ステッ プ１０２において本システムによって承認されると、その様な一つ又はそれ以上 の付加的な遊戯装置がその遊戯者によって遊戯するためにステップ１０４におい てイネーブル即ち動作可能状態とされる。遊戯者はイネーブルされた装置で遊戯 し、且つ本システムは、ステップ１０６において、これらの遊戯を検知し且つそ れからの勝ち／負け／引き分けの結果を検知し、且つ遊戯者による何らかの支払 い要求及び遊戯者による遊戯終了要求を検知する。 本システムは遊戯者に対し且つカジノに対しその遊戯装置に対するクレジット バランス即ち預入れ残高を維持し、且つステップ１０８において、検知された遊 戯結果、支払い要求及び遊戯終了要求に応答してこれらのバランス即ち残高を更 新し、且つステップ１１０において、遊戯装置における遊戯者に対して少なくと も更新した残高を表示する。本システムは、ステップ１１２において、各イネー ブルされた装置に対する及びカジノ及び遊戯者に対する要求を閉じ、ステップ１ １４において日毎の残高を計算し、ステップ１１６において装置、カジノ及び遊 戯者当たりの蔵払い要求を処理し、且つステップ１１８において、クレジット処 理施設に対して少なくともその遊戯者に対する日毎の残高を掲示し、そこで該残 高は最終的にカード発行者からの遊戯者の請求書 において使用するためにステップ１２０において処理される。ＰＩＮ番号を使用 することはオプションである。本システムは、ＰＩＮ番号を使用することを省略 すること又はＰＩＮ番号以外のＩＤに対する何らかの補助を使用するように調整 することが可能である。 本システムの主要な要素の機能的関係を図６に示してあり、その場合に、カジ ノ１２２、例えばカジノ１乃至Ｍの各々は例えばスロットマシン１乃至Ｎなどの 遊戯装置を有しており、尚Ｍ及びＮは正の整数であり、これらカジノは中間処理 システム１２４を有するそれぞれの通信リンクを介して接続されており、該シス テム１２４はそれぞれの通信リンクを介して例えばＶＩＳＡ、アメリカンエクス プレス及びマスターカードなどの遠隔地の金融機関と接続されている。上述した ように、カジノ又はその他の遊戯施設における遊戯装置を介して要求された遊戯 用のクレジットを遠隔地の金融機関が承認し、且つ中間処理システム１２４が、 遊戯者が運のゲームを遊戯する場合に正味の遊戯用クレジットを追跡し、従って 遠隔地の金融機関はより少ない数アクセスすることが可能であり、例えば、遊戯 者が遊戯を終了する時又は例えばその日の閉店時間などの特定した時間において のみアクセスし、且つ遊戯に対するチャー ジ即ち料金はたとえ、各々がその時の現在の正味の遊戯用クレジットを変化させ る多数の遊戯から発生したものであっても、その日又は遊戯セッションに対する 単一のラインアイテム即ち単位品目として遠隔地の金融機関へ通信することが可 能である。更に、請求処理施設１２６を機能的に中間処理システムと遠隔地の金 融機関との間に介在させることが可能であり、必要に応じて正味の遊戯用クレジ ットに関する情報を蓄積し、従って遠隔地の金融機関からの遊戯者の請求書に関 する単一のラインアイテムを画定する情報を遠隔地の金融機関へより頻繁にアク セスする代わりに遠隔地の金融機関に対して供給することが可能である。 図７に示したように、本発明は、更に、本発明に従って獲得されたクレジット 即ち預入れを使用すること及び例えばポーカーなどのゲームテーブルにおいて遊 戯することの可能な多数遊戯者ゲームにおける正味の遊戯用クレジットの使用を 包含している。この実施例においては、その遊戯に参加する各遊戯者はディスプ レイ１３２と、キーボード又はタッチスクリーンなどの入力装置１３４と、且つ 、オプションとして、本発明に従って汎用チャージカードを使用して遊戯用クレ ジットを獲得することの可能なカード読取器１３６とを有している。各遊戯者の デ ィスプレイ及び／又は全ての遊戯者が見ることの可能なテーブルにおける別個の ディスプレイ１３８が全ての遊戯者からの掛けられた遊戯用クレジットの総額、 即ち「ポット（ｐｏｔ）」即ち総掛金を示し、且つ個々の遊戯者の掛金、即ち各 「ベット（ｂｅｔ）」即ち掛金を示すことも可能である。賭けを行うためには、 遊戯者は入力装置上に掛金の額をエンターすることが可能である。遊戯者が勝つ と、その遊戯者の正味の遊戯用クレジットが総掛金の額から遊戯オペレータの口 座へ振込まれる遊戯オペレータによってとられる手数料を差引いた分だけ増加さ れる。遊戯オペレータは、遊戯用テーブル又は参加する遊戯者が位置している特 定の施設又は位置の所有者である場合もない場合もある。 本発明は、更に、混合環境で動作し、即ち、何人かの遊戯者がディスプレイ及 び入力装置を使用することが可能であり、その他の遊戯者は現金又はトークンを 使用することが可能であり、且つ更にその他の遊戯者は組合わせを使用すること が可能である。この様な場合には、掛けられた現金又はトークンの値はディーラ によって表示するためにエンターすることが可能であり、又はテーブルにスロッ ト又はその他の機構を備付け、それが自動的に挿入されたトークン又は現金を計 算することが可能であり、且つ総 掛金は表示するために自動的に合算することが可能である。同様に、勝った遊戯 者の正味の遊戯用クレジット又はトークン又は現金での支払いを電子的に行うこ とが可能である。 更に、本発明は個別的な遊戯者に対する遊戯装置の場合における如く多数遊戯 者に対する遊戯装置が所望によりビジネス施設又は硬貨又はトークンを受取り且 つ配給することが実際的ではない同様の場所において位置させることを可能とし ている。例えば、適宜の遊戯用ソフトウエアを有しており且つ直接的に又は中間 のコンピュータを介して遠隔地の金融機関へ接続させることの可能なコンピュー タ用の設備を提供する任意の施設又は場所が遊戯用の施設を提供し、そこで遊戯 者が遊戯装置を介して多数遊戯者ゲームを遊戯する場合がある。これらの能力を 有するほとんどのコンピュータ、例えばモデムを装着したパソコン、パーソナル デジタルアシスタント（ＰＤＡ）及びポータブルコンピュータは、典型的に、コ イン又はトークンを受取るか又は配給する態様を有するものではないので、本発 明は、コンピュータが多数遊戯者ゲームにおける遊戯装置の一部として動作する 場合に、コンピュータが遊戯用オペレータの処理設備へ接続し、次いで直接的に 又はその他の中間処理設備を介して該遊戯者の遠隔地の金融機関 の各々へ接続して各遊戯者のそれぞれの汎用チャージカードから遊戯用のクレジ ットを獲得することを可能としている。一方、遊戯者は遠隔地の金融機関へ直接 的に接続し且つ遠隔地の金融機関をして遊戯用オペレータの処理設備に対してク レジットの承認を与えさせることが可能である。コンピュータが遊戯用オペレー タの処理設備へ接続されると、該処理設備は各遊戯者に対して以下のうちの一つ 又はそれ以上の効果を発生する手段を提供する。（１）汎用チャージカードを使 用して本発明に基づいて遊戯者の遠隔地の金融機関から遊戯用クレジットを獲得 すること、（２）正味の遊戯用クレジットを電子的に維持すること、及び（３） 遊戯中の遊戯に関する情報を処理施設へ送り且つそこから受取らせることなどで ある。処理施設と遊戯者のコンピュータとの間で交換される遊戯情報は付加的な 能力を可能とさせる。例えば、スロットマシン用の回転ホイールなどの機械的遊 戯装置をエミュレーションするために必要な処理が処理施設又は遊戯者のコンピ ュータの何れかによって行うことが可能である。 処理施設が同時に複数個の遊戯装置へ接続されており且つ処理施設がこれらの 遊戯装置の各々から遊戯情報を受取る場合に多数遊戯者ゲームを行うことが可能 である。実際に、異なる施設又は場所にいる 遊戯者は処理施設へ接続させることが可能であるので、遊戯オペレータは、実際 に、「電子的遊戯テーブル」を構成することが可能である。従って、この様なコ ンピュータに基づいた多数遊戯者遊戯装置を、各遊戯者に対しての処理施設への 接続が与えられる限り、事実上任意の場所から使用することが可能である。更に 、携帯電話などのモーバイル通信を使用して、多数遊戯者及びそれぞれの遊戯装 置の一つ又はそれ以上を、例えばゲームを遊戯中に、移動車両などで移動させる ことが可能である。 本発明に基づく多数遊戯者用の遊戯装置の動作は、輸送乗物内の乗客／遊戯者 の以下の例によって例示することが可能である。乗客が遊戯することを希望する 場合には、その乗客は乗客の座席に設けられているタッチスクリーンディスプレ イパネルなどによって又は適宜のソフトウエアを有するポータブルコンピュータ 及び携帯電話などのモーバイル通信装置を使用することによって処理施設へ接続 することが可能である。遊戯用ソフトウエアを介して処理施設へ接続されると、 遊戯者は汎用チャージカード番号及び／又はチャージカードの満了日などのその 他の識別情報を遊戯用のクレジットを要求するために送信することが可能である 。一方、チャージカードは乗客の場所に設けられているチャージカード読取器 によって読取ることが可能である。その要求が受取られると、乗物に設けられて いるコンピュータとすることの可能な処理施設がどの様な遊戯用クレジット承認 を金融機関から得ることが必要であるかを決定する。この様な場合に、オンボー ドの処理施設がオンボードの電話又はその他の通信システムから遠隔地の金融機 関を呼出すことの可能な遊戯用オペレータの別の中間処理施設か又は直接的に遠 隔地の金融機関に対して要求された遊戯用クレジットに対する承認を得るために オンボードの電話又はその他の通信システムから発呼する。承認されると、オン ボード処理施設は正味の遊戯用クレジットを追跡し、従って旅行期間中の任意の 時間において遊戯者が遊戯することを希望する場合には、金融機関から新たな承 認を得る必要性なしに正味の遊戯用クレジットを使用することが可能である。た とえ乗客が彼又は彼女の座席を代える場合であっても、チャージカード又はその 他の識別情報をエンターすることによって、その正味の遊戯用クレジットを新た な座席における別の遊戯装置へ転送させることが可能であり、又は、遊戯者が幾 つかの遊戯装置を同時に動作することを望む場合には、その正味の遊戯用クレジ ットを多数の遊戯装置から同時的にアクセスすることが可能である。クレジット を得るためのこの手順は個別的な 遊戯者に対するものと同一であるが、クレジットが承認されると、乗客は多数遊 戯者ゲームに参加することを要求することが可能である。それに応答して、オン ボード処理施設が他の乗客がその様な遊戯を要求したか否かをチェックすること によって電子的遊戯テーブルを形成しようとする。一方、乗客はその多数遊戯者 ゲームにどの乗客が包含されるかを特定することが可能である。同一の乗物上の その他の乗客がいないか又は多数遊戯者ゲームに参加することを選択しない場合 には、オンボード処理施設は他の処理施設と接続して他の場所にいる遊戯者を識 別することが可能である。一方、又は付加的に、乗客の要求によって、処理施設 はシミュレーションソフトウエアを使用して他の遊戯者をシミュレーションする ことが可能である。旅行期間中及び／又は旅行が終了すると、オンボードコンピ ュータは遊戯用オペレータの処理施設及び／又は遠隔地の金融機関へコンタクト して正味の遊戯用クレジットに対する変化に従って乗客の口座及び／又は遊戯用 オペレータの口座を更新させることが可能である。 本発明の別の側面は、正味の遊戯用クレジットを遊戯中の遊戯装置の掛金単位 へ自動的に変換させることである。ほとんどの遊戯装置では、支払いのディスプ レイ及びリストは例えば５セント、２５セン ト、１ドル、５ドルなどのその遊戯装置に対する掛金単位に基づいており、例え ば、２５セント装置の４掛金単位は１ドルである。従来のカジノにおいては、遊 戯者が異なる掛金単位を有する遊戯装置で遊戯することを望む場合には、その遊 戯者は、最初に、一つの掛金単位のコイン又はトークンを現金に代え、次いで、 他の掛金単位の硬貨又はトークンを獲得せねばならない。本発明は、その代わり に、正味の遊戯用クレジットを要求することが可能であり及び／又は遊戯者が汎 用チャージカードを挿入した遊戯装置の掛金単位で遊戯することを可能としてい る。例えば、１００ドルの正味の遊戯用クレジットは２５セント掛金単位の遊戯 装置において４００として表示されると、５０セントの掛金単位の遊戯装置にお いては２００として表示される。本発明の一実施例においては、遊戯者は、遊戯 中の遊戯装置の掛金単位か、ローカルな通貨か、又は遊戯者の選択した掛金単位 の何れかで正味の遊戯用クレジットを表示させるべく選択することが可能である 。 本発明の別の実施例は、遊戯装置から又は遊戯者が遠隔的に処理施設へアクセ スするために汎用チャージカードを使用することが可能な別の装置から遊戯用オ ペレータとの遊戯用口座を開き及び／又は維持するために遊戯者が汎用チャージ カードを使用する ことを可能とする。遊戯用口座は、正味の遊戯用クレジットと同じく、遊戯セッ ションの終わりにおいて金融機関における汎用チャージカードと調和させること が可能であるが、遊戯用口座は、又、金融機関における口座とは独立的に存在し 且つ汎用チャージカードが使用される場合にアクセスされる。 図８に示したように、動作について説明すると、遊戯者が例えば、汎用チャー ジカード番号をキー入力することによって又はカードをカード読取器を介して通 すことによって、汎用チャージカード口座情報をエンターする。汎用チャージカ ード情報１４０を受取ると、処理施設はその情報を使用してこの汎用チャージカ ードが以前に使用されたか否かを決定して遊戯用オペレータ１４２と遊戯用の口 座を確立する。その様な遊戯用口座が識別されない場合には１４２，１４４、新 たな遊戯用口座が開かれる１４６。この様な口座は遊戯用オペレータの遊戯装置 上で先の遊戯によって確立されている場合がある。しかしながら、例えばホテル 、船又は飛行機などの遊戯用オペレータがその他のサービスを提供する場合には 、処理施設が、例えば、宿泊客が部屋を借り又は乗客がチケットを購入する場合 に汎用チャージカードに基づいて既にクレジットに対する要求を受取っている場 合がある。この先の情報は、一実施例にお いては、遊戯用口座を開くために使用される。又、この先の情報は、クレジット 承認／許可が与えられるべきであるか否かを決定するために処理施設によって使 用することが可能である１４８。遊戯者が遊戯装置を使用する場合に、遊戯用口 座から負けの分が引落とされ且つ勝ちの分が預入れられる。遊戯者が遊戯を終了 すると、処理施設は、（１）汎用チャージカード口座にクレジット即ち預入れ又 はデビット即ち引落としを発生させ、（２）遊戯者によって後に使用するために 遊戯用口座内にクレジット又はデビットの残高を維持させ、又は（３）それら二 つのうちの組合わせを行うことが可能である。従って、例えば、遊戯者が１００ ドルの勝ち分を有している場合には、その遊戯者は５０ドル分を汎用チャージカ ードの口座へクレジットとして預入れ且つ残りの５０ドルを将来使用するために 遊戯用口座内に残すべく選択することが可能である。一方、処理施設は特定した 時間量に対し又は特定したイベントが発生するまで、汎用チャージカード口座に クレジット又はデビットを発生させる前に、遊戯用口座がクレジット又はデビッ トを維持することを可能とさせる。 本発明の別の側面は、汎用チャージカード口座を使用して遊戯者の遊戯活動を 追跡する。この様な追跡は、商品及び無料宿泊などの遊戯者に対するボー ナスを与えるためにカジノなどの遊戯用オペレータによって使用される。この様 な環境においては、汎用チャージカードからの識別情報がクレジット又は現金の 送金を行うことなしに遊戯装置における遊戯者を識別するためにクレジットに対 する要求と共に又は要求なしで使用される。この実施例においては、遊戯者は汎 用チャージカードを遊戯装置内に挿入し且つ活動監視のみに対するオプションを 選択する。この様なオプションはクレジットオプションに対する要求に加えて表 示させることが可能である。例えば、遊戯者は「好ましい遊戯者ボーナスプログ ラムのみ」と命名されたオプションを選択することが可能である。一方、活動監 視動作はデフォルトとすることが可能であり、即ち、遊戯者がカードＩＤをエン ターし且つクレジット又は別のオプションを要求することなしに遊戯を開始する と、その活動監視のみオプションはユーザの要求として遊戯装置によって自動的 に選択される。活動監視においては、処理施設はその遊戯装置において遊戯者に よって使われた時間の量又は掛けられた金額を測定する。この情報は時間及び／ 又は金額における掛けられた量として遊戯者の遊戯用口座に格納される。次いで 、遊戯用オペレータはこれらの量に基づいて遊戯者にボーナスを分け与えること が可能である。これらの実施 例は例えば遊戯用オペレータの口座又は「ハウス」カードを得るために遊戯用オ ペレータによって提供されるアンケート又はフォームを書込むことなどの特別の 活動を行うことなしに遊戯用の口座を遊戯者が開くことを可能とさせる。 遊戯者が、既に、遊戯用オペレータとの別個の遊戯用口座を確立しているか又 は遊戯用オペレータとの別の汎用チャージカードを使用した場合には、その汎用 チャージカードを先の遊戯用口座へリンクさせることが可能である。この実施例 においては、遊戯者は汎用チャージカードを遊戯装置へ挿入するか又は汎用チャ ージカードに関する情報を遊戯装置へ与え、且つ「口座リンク」オプションを選 択する。次いで、遊戯装置上のディスプレイが他の口座に関する情報に対して遊 戯者に質問する。遊戯者は遊戯用口座又は汎用チャージカード情報を与えること によってこの情報を提供することが可能である。リンク要求１４４に応答して、 処理施設は既存の遊戯用口座１５０を識別し且つこれらのカード又は口座を同一 の遊戯用口座へリンクさせる１５２。この様なリンクは、遊戯用オペレータの代 表者又は別個のコンピュータターミナル又はキオスクにおける遊戯者によってエ ンターさせることが可能である。 リンクは、異なる汎用チャージカード又はその他 のカード及び口座からの勝ち及び負けを一つの遊戯用口座へ結合させることを可 能とする。図９は本発明の一実施例に従ってどの様にして処理施設においてその 情報が遊戯用口座１６０に格納されるかを例示している。図９において、関連す るデータがコンピュータのデータベースに可変長レコードとして格納されるが、 遊戯用口座のその他の実現例も本発明によって包含される。遊戯用口座１６０は 例えば口座番号又はカードＩＤなどの遊戯用口座ＩＤ１６２によって識別される 。リンクされた口座ＩＤ１６４はこの遊戯用口座と関連している。リンクされた 口座ＩＤは、典型的に、汎用チャージカード番号であるが、そのリンクされた口 座ＩＤは、例えば、マイレッジ口座番号又は別の遊戯用口座などの口座番号とす ることも可能である。この実施例に基づく遊戯用口座１６０は、又、遊戯用口座 ステータス１６６と関連しており、それは遊戯用口座用のクレジット限界１６８ 及び例えばドル副口座１７２、ボーナス点副口座１７４、掛け時間副口座１７６ などの種々のサブアカウント（ｓｕｂａｃｃｏｕｎｔ）即ち副口座に対する現在 の残高１７０などの情報を包含している。又、必要とされることではないが、遊 戯者、カード又は金融機関が例えば名前、住所又は電話番号などの何らかの個人 的情報を供給する場合には、 その個人的情報も遊戯者ＩＤとして遊戯用口座と関連させることが可能である１ ７８。更に、その他の情報１８０を遊戯用口座と関連させることが可能である。 遊戯用口座１６０は、又、リンクされた口座１８２のステータスと関連しており 、それは、承認されたクレジットの額１８４及び特定のリンクされた口座に関連 する残高１８６などの付加的な情報と関連している。 リンクは遊戯者のクレジット履歴を確立することを助け且つ賞金ボーナス点を 結合させることを可能とする。従って、例えば、遊戯者が５，０００ボーナス点 が与えられた一つの汎用チャージカードで開いた第一遊戯用口座と、５，０００ ボーナス点が与えられた別の汎用チャージカードで開いた第二遊戯用口座とを有 している場合には、これら二つの遊戯用口座を１０，０００ボーナス点を有する 単一の遊戯用口座へ結合させることが可能である。 本発明の別の実施例は例えばマイレッジプランなどの他のタイプの交換とのリ ンク及び遊戯を行うことを可能とする。この実施例においては、遊戯者は使用す べき遊戯用クレジットの種類を選択することが可能である。例えば、遊戯者は、 例えばドルなどのお金か又はマイレッジプランで遊戯を行うことを選択すること が可能である。汎用チャージカード情 報のエントリと同様に、遊戯者はマイレッジプラン口座番号をエンターすること が必要であるに過ぎない。上述した如く、交換のタイプが譲渡可能なものでない 場合には、処理施設は各タイプを遊戯用口座の別個の遊戯用副口座へ分離する。 例えば、遊戯用口座は５０ドルと、一つの航空会社に対する１０，０００マイレ ッジプランと、カジノからの５，０００遊戯者ボーナス点を三つの別々の副口座 内に有することが可能である。特定のタイプの副口座が遊戯用口座１６０内に存 在しない場合には、新たな副口座が付加される。幾つかの汎用チャージカードは ボーナス点を提供するので、本発明に基づく遊戯用口座はクレジット又はデビッ トで獲得されるか又は失われたドル及びボーナス点を預入れるか又は引出すこと が可能である。一つの口座はお金のクレジット及び一つ又はそれ以上のボーナス 点のクレジットへのアクセスを行うことを可能とするので、遊戯者はどのタイプ の交換が所望されるか又はどの副口座を使用するかを選択するために遊戯装置を 介して質問を受取ることが可能である。 本実施例の別の側面においては、処理施設が一つの副口座におけるボーナス点 を別の副口座と交換することが可能である。例えば、カジノ及び航空会社が遊戯 用ボーナス点をマイレッジプランへ転送する ことを許容する場合には、該処理施設はこの様な交換を遊戯者に対するオプショ ンとして提供することが可能である。 本発明を好適実施例に関連して説明したが、本発明の範囲を説明した特定の形 態に制限することを意図したものではなく、その反対に、添付の請求の範囲によ って画定されるような本発明の精神及び範囲内に包含されるものとしてその様な 変形例、修正例及び均等例をカバーすることを意図している。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＤＥ， ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，Ｌ Ｕ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ， ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，Ｓ Ｄ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ， ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，Ｆ Ｉ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ， ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，Ｍ Ｗ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ， ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．第一機関と異なり且つそれから離隔している場所における遊戯装置で遊 戯される運のゲームを遊戯するために使用する第一機関において維持される第一 口座に関する情報を使用する方法において、 前記第一口座に関する情報を前記遊戯装置によって受取らせ、 前記第一口座に関する情報に基づいて処理施設における遊戯用口座へアクセス し、 前記遊戯装置で遊戯することを可能とするために前記遊戯用口座に従って前記 遊戯装置の条件付けを行い、 前記遊戯装置上での前記遊戯に関する情報を維持し、 前記遊戯装置をして選択的に前記遊戯に関する情報を前記処理施設へ送信して 前記遊戯用口座を維持する、 上記各ステップを有する方法。 ２．請求項１において、更に、 前記第一口座に基づいて前記遊戯装置を介して遊戯用クレジットを要求し、 前記遊戯用クレジットを許可するか否かを決定し、 前記遊戯装置上での遊戯を可能とするために前記遊戯装置の条件付けを行う前 記ステップが前記遊戯 用クレジットが許可された場合にのみ実施される、上記各ステップを有する方法 。 ３．請求項１において、更に、 前記遊戯装置上での各遊戯に対して前記遊戯用口座の一つ又はそれ以上の遊戯 用副口座に対して一つ又はそれ以上の非金銭的単位の預入れ又は引落としを行う 、 ステップを有する方法。 ４．請求項１において、更に、 一つの副口座の一つ又はそれ以上の単位を別の副口座の一つ又はそれ以上の単 位と交換する、 上記ステップを有する方法。 ５．請求項１において、更に、 前記遊戯用口座を使用して前記遊戯装置へアクセスした時間量を決定し、 前記遊戯用口座の時間副口座に対して前記時間量のクレジットを与える、 上記各ステップを有する方法。 ６．請求項３において、更に、 前記遊戯用口座を使用してアクセスした前記遊戯装置において掛けた金額を決 定し、 前記遊戯用口座の掛金副口座に対して前記掛けた金額のクレジットを与える、 上記各ステップを有する方法。 ７．請求項１において、更に、 前記遊戯装置上での各遊戯に対し前記遊戯用口座の遊戯用副口座に対して金銭 的単位のクレジット又はデビットを与える、 上記ステップを有する方法。 ８．請求項１において、前記遊戯用口座へアクセスするステップが、更に、 前記処理施設における前記遊戯用口座を開く、 ステップを有する方法。 ９．請求項１において、更に、 一つ又はそれ以上の機関によって維持されている一つ又はそれ以上の口座を前 記遊戯用口座とリンクさせる、 ステップを有する方法。 １０．請求項１において、前記一つ又はそれ以上の第一口座をリンクさせる ステップが、更に、 前記第一口座に関する情報を前記遊戯装置によって受取らせ、 前記遊戯装置におけるリンク用オプションを選択し、 一つ又はそれ以上の第二口座に関する情報を前記遊戯装置によって受取らせ、 前記第一口座及び前記第二口座に関する情報を前記遊戯用口座と関連付けさせ る、 上記各ステップを有する方法。 １１．請求項１において、 前記第一口座が汎用チャージカード口座であり、 前記機関が前記汎用チャージカードに対する口座を維持し且つ前記チャージカ ードが発行された人に対して請求書を発行し、 更に、前記遊戯装置をして選択的に前記正味の遊戯用クレジットに関する情報 を前記汎用チャージカード口座を維持するために使用するために前記処理施設へ 送信させる、 方法。 １２．請求項７において、前記遊戯用口座を開くステップが、前記汎用チャ ージカード口座が前記処理施設を介してアクセスされる場合に発生する方法。 １３．請求項１において、更に、 前記遊戯装置から離れた装置から前記処理施設における前記遊戯用口座へアク セスする、 ステップを有する方法。 １４．請求項１３において、前記遊戯装置から離れた前記装置から遊戯用口 座へアクセスするステップが、更に、 前記処理施設において前記遊戯用口座を開く、 ステップを有している方法。 １５．請求項１において、更に、 前記遊戯用口座に対するアクセスオプションを選択し、前記オプションは、ク レジットの要求、口座リンクの要求、掛金単位の要求、活動監視の要求及び前記 遊戯用口座内に格納されている情報に対する変更の要求からなるグループから選 択されるものである、 方法。 １６．請求項１５において、前記オプションが、明示的な選択なしに前記遊 戯装置上で遊戯が行われる場合に自動的に選択されるデフォルトオプションであ る方法。 １７．第一機関とは異なり且つそれから離れている場所における遊戯装置上 で遊戯される運のゲームを可能とさせるために第一機関において維持される第一 口座に関する情報を使用する装置において、 前記第一口座に関する情報を前記遊戯装置によって受取らせる手段、 前記第一口座に関する情報に基づいて処理施設における遊戯用口座へアクセス する手段、 前記遊戯装置上での遊戯を可能とさせるために前記遊戯用口座に従って前記遊 戯装置を条件付けする手段、 前記遊戯装置上での前記遊戯に関する情報を維持 する手段、 前記遊戯に関する情報を前記遊戯用口座を維持するために前記処理施設へ前記 遊戯装置をして選択的に送信させる手段、 を有する装置。 １８．請求項１７において、更に、 前記第一口座に基づいて前記遊戯装置を介して遊戯用クレジットを要求する手 段、 前記遊戯用クレジットを許可するか否かを決定する手段、 を有する装置。 １９．請求項１７において、更に、 前記遊戯装置上での各遊戯に対して前記遊戯用口座の一つ又はそれ以上の遊戯 用副口座に対し一つ又はそれ以上の掛金単位のクレジット又はデビットを与える 手段、 を有する装置。 ２０．請求項１７において、更に、 一つの副口座の一つ又はそれ以上の単位を別の副口座の一つ又はそれ以上の単 位と交換する手段、 を有する装置。 ２１．請求項１７において、更に、 前記遊戯用口座を使用して前記遊戯装置へアクセスした時間量を決定する手段 、 前記時間量を前記ゲーム装置の時間副口座へクレジットを与える手段、 を有する装置。 ２２．請求項１７において、更に、 前記遊戯用口座を使用してアクセスした前記遊戯装置において掛けた金額を決 定する手段、 前記遊戯用口座の掛金副口座に対して掛けた前記金額にクレジットを与える手 段、 を有する装置。 ２３．請求項１７において、前記遊戯用口座へアクセスする手段が、更に、 前記処理施設における前記遊戯用口座を開く手段、を有する装置。 ２４．請求項１７において、更に、 一つ又はそれ以上の機関によって維持されている一つ又はそれ以上の口座を前記 遊戯用口座とリンクさせる手段、 を有する装置。 ２５．請求項２４において、前記リンクさせる手段が、更に、 前記第一口座に関する情報を前記遊戯装置によって受取らせる手段、 前記遊戯装置におけるリンク用オプションを選択する手段、 一つ又はそれ以上の第二口座に関する情報を前記遊戯装置によって受取らせる 手段、 前記第一口座及び前記第二口座に関する情報を前記遊戯用口座と関連付けする 手段、 を有する装置。 ２６．請求項１７において、 前記第一口座が汎用チャージカード口座であり、 前記機関が前記汎用チャージカードに対する口座を維持し且つ前記チャージカ ードを発行した人に対して請求書を発行し、 更に、前記遊戯装置をして前記正味の遊戯用クレジットに関する情報を前記汎 用チャージカード口座を維持するために使用するために前記処理施設へ選択的に 送信させる手段を有している、 装置。 ２７．請求項１７において、更に、 前記遊戯装置から離れた装置から前記処理施設における前記遊戯用口座へアク セスする手段、 を有している装置。 ２８．請求項２７において、前記遊戯装置から離れた前記装置から遊戯用口 座へアクセスする前記手段が、更に、 前記処理施設における前記遊戯用口座を開く手段、を有している装置。 ２９．請求項１７において、更に、前記遊戯用口座に対するアクセス用オプ ションを選択する手段を有しており、前記オプションはクレジットの要求、口座 リンクの要求、掛金単位の要求、活動監視の要求及び前記遊戯用口座内に格納さ れている情報に対する変更の要求からなるグループから選択されたオプションで ある装置。 ３０．請求項２９において、前記オプションがデフォルトオプションである 装置。 ３１．請求項１９において、前記掛金単位が非金銭的単位である装置。 ３２．請求項３１において、前記掛金単位がマイレッジプラン、クレジット カードボーナス点、カストマボーナス点及びサンプル遊戯点からなるグループか ら選択したものである装置。 ３３．請求項１７において、前記遊戯用口座が、 遊戯用口座ＩＤ、 一つ又はそれ以上のリンクされた口座ＩＤ、 遊戯用口座ステータス情報、 を有している装置。 ３４．請求項３３において、前記遊戯用口座ステータス情報が、更に、 クレジット限界、 一つ又はそれ以上の副口座、 遊戯者ＩＤ、 その他の情報、 を有している装置。 ３５．請求項３４において、前記副口座のうちの二つ又はそれ以上が異なる 掛金単位で表わされる装置。 ３６．請求項３３において、前記遊戯用口座が、更に、 一つ又はそれ以上のリンクされた口座ステータス情報を有しており、前記情報 の各々が、更に、クレジット限界と残高とを有している、 装置。