JP2001350852A - ディーリング・シュミレーション・システムおよびディーリング・シュミレーション・プログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

ディーリング・シュミレーション・システムおよびディーリング・シュミレーション・プログラムが記憶された記憶媒体

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JP2001350852A
JP2001350852A JP2000169521A JP2000169521A JP2001350852A JP 2001350852 A JP2001350852 A JP 2001350852A JP 2000169521 A JP2000169521 A JP 2000169521A JP 2000169521 A JP2000169521 A JP 2000169521A JP 2001350852 A JP2001350852 A JP 2001350852A
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Takayoshi Kobayashi
孝良 小林
Yoichiro Hoshino
洋一郎 星野
Hiroshi Taniguchi
宏 谷口
Tatsu Takahashi
達 高橋
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Cfo Honbu Kk
Original Assignee
Cfo Honbu Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現実に起こり得る種々の事件に対しての対処
を仮想金融市場を通して体験して学ぶことができるシュ
ミレーション・システムを提供すること。 【解決手段】 ニュース画面にニュースが表示された
後、直ちに架空マーケットに影響を及ぼし、その結果は
金利レート、為替レートおよび顧客取引傾向という形で
架空マーケットに反映される。図11は、板情報画面の
一例を示した図である。ここには、架空マーケットにお
ける取引情報(売買のレート、売買の数量)が表示され
る。この表示はニュース、ディーリングなどの影響を受
け常に変動している。図12は、オペレーション画面の
一例を示した図である。マーケット取引の場合、所定の
キーを押下することによりマーケットへの連絡を実施
し、次いで表示される指示に従い「売買区分」、「指
値」、「数量」を選択、入力し、他の所定キーを押下す
ることにより対マーケット取引が実施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、為替、債券のディ
ーリング・シュミレーション・システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、金融市場とは、資金を調達した
い者と、資金を供給したい者が取引をする場所をいい、
大きく、短期金融市場と、長期金融市場に分類すること
ができる。前者の短期金融市場は、主として金融機関同
士で取引するインターバンク市場であり、後者の長期金
融市場には、株の売買により資金を調達・運用する市場
と、債券売買をする市場がある。ここで、市場で売買さ
れる債券とは、資金借り入れのために発行される有価証
券をいい、発行主体、利払いの方法、期間等により多種
に分類することができる。発行主体が国、地方自治体の
場合、国債、公債といい、外国政府の発行する債券をた
とえば、米国債、ドイツ国債という。また、企業が発行
する債券を社債という。債券の購入者には、発行主体か
ら所定の利息が支払われ、満期がくると償還という形で
元本が返済される。
【0003】利子の付き方によって、債券は利付債と割
引債とに分類できる。利付債は、利札がついている債券
であり、所定の期日毎に利札と引き替えに利子を受け取
ることができる。割引債には利子はつかず、その分だけ
額面から割り引いた安い価格で振り出される。例えば、
額面100万円で五年満期の割引債が90万で発行され
たとすると、10万円が利息に相当する。一旦発行され
た債券は、株券と同じように市場で売買可能であり、債
券を買った者は、償還を受ける権利や利息の支払いを受
ける権利を取得する。市場では、需要と供給の関係に応
じて価格が決定されるので、発行後の債券(既発債)の
時価は、額面より高くなることもあり、安くなることも
ある。
【0004】一方、外国為替相場とは、ドルなどの外国
の通貨を円で売買する相場である。そして、円相場と
は、機軸通貨であるドルの価値を円で表示したものであ
る。この為替相場も需要と供給の関係により上下してい
る。この為替変動の原因となる要因としては、日米の経
済成長率、物価、国際収支、財政収支、金融政策、通貨
政策、政治家や政府高官の発言、要人の交代、死亡、戦
争、災害、クーデターなどがあげられる。また、外国為
替の相場の変動を説明する理論として、国際収支説、購
買力平価説、為替心理説、アセット・アプローチ説等が
広く知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、金融市場に
おいて、相場は日々刻々変化し、所謂ディーラーと呼ば
れる職業の人は、相場において迅速で的確な判断が常に
要求されている。このようなディーラーを養成するに
は、長い年月をかけて種々の経験を積ませることが重要
であるが、現実には多額の依頼者の資金を運用するとな
ると、失敗することは許されない。特に、金融市場は、
国内外から流される種々のニュースに敏感に反応して変
動する。そのため、あるニュースが相場関係者に流れた
とき、相場がどのように変化するかを直ちに見極め、迅
速に対応する能力がデーィラーには求められている。
【0006】そこで、本発明の目的は、現実に起こり得
る種々の事件に対してどのような対処をすればよいかを
仮想金融市場を通して体験して学ぶことができるディー
リング・シュミレーション・システムを提供することで
ある。また、本発明の第2の目的は、現実に起こり得る
種々の事件に対してどのような対処をすればよいかを仮
想金融市場を通して体験して学ぶことができるディーリ
ング・シュミレーション・プログラムが記憶された記憶
媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、金融市場の取引の実体験を行うための架空取引市場
において、為替レートを表示する為替レート表示手段
と、この為替レートに影響を及ぼすニュースを表示する
ニュース表示手段と、このニュース表示手段にニュース
を表示後、為替売買の指示を受領する売買指示受領手段
と、前記ニュース表示手段にニュースを表示して所定の
時間経過後、当該ニュースが為替レートに及ぼす影響に
従って、前記為替レート表示手段に表示する為替レート
を変更する為替レート変更手段とを備えたことにより、
前記第1の目的を達成する。
【0008】請求項2記載の発明では、金融市場の取引
の実体験を行うための架空取引市場において、債券の金
利レートを表示する金利レート表示手段と、この金利レ
ートに影響を及ぼすニュースを表示するニュース表示手
段と、このニュース表示手段にニュースを表示後、債券
売買の指示を受領する売買指示受領手段と、前記ニュー
ス表示手段にニュースを表示して所定の時間経過後、当
該ニュースが金利レートに及ぼす影響に従って、前記金
利レート表示手段に表示する金利レートを変更する金利
レート変更手段とを備えたことにより、前記第1の目的
を達成する。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の発明において、前記ニュース表示手段に
ニュースを表示した後、要求に応じて、当該ニュースの
解説を表示するニュース解説表示手段をさらに備えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1、請求
項2または請求項3記載の発明において、前記売買受領
手段による売買の履歴を記録保持する履歴保持手段をさ
らに備え、ディーリング・シュミレーション・システム
終了後、当該履歴を表示することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明では、請求項1、請求
項2、請求項3または請求項4記載の発明において、前
記売買受領手段による売買の結果に応じた収支を表示す
る収支表示手段をさらに備えたことを特徴とする。請求
項6記載の発明では、請求項1、請求項2、請求項3、
請求項4または請求項5記載の発明において、前記売買
受領手段による売買の結果に応じた収支、売買の速度、
取引の規則の遵守等の取引に関する事項を所定の条件で
数値化して評価し、その結果をユーザーに提示すること
を特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明では、金融市場の取引
の実体験を行うための架空取引市場において、為替レー
トを表示する為替レート表示機能と、この為替レートに
影響を及ぼすニュースを表示するニュース表示機能と、
このニュース表示後、為替売買の指示を受領する売買指
示受領機能と、前記ニュース表示機能によりニュースが
表示されて所定の時間経過後、当該ニュースが為替レー
トに及ぼす影響に従って、前記為替レート表示機能によ
って表示される為替レートを変更する為替レート変更機
能とをコンピュータに実現させるためのディーリング・
シュミレーション・プログラムが記憶された記憶媒体に
より、前記第2の目的を達成する。
【0013】請求項8記載の発明では、金融市場の取引
の実体験を行うための架空取引市場において、債券の金
利レートを表示する金利レート表示機能と、この金利レ
ートに影響を及ぼすニュースを表示するニュース表示機
能と、このニュースを表示後、債券売買の指示を受領す
る売買指示受領機能と、前記ニュース表示機能によりニ
ュースが表示されて所定の時間経過後、当該ニュースが
金利レートに及ぼす影響に従って、前記金利レート表示
機能によって表示される金利レートを変更する金利レー
ト変更機能とをコンピュータに実現させるためのディー
リング・シュミレーション・プログラムが記憶された記
憶媒体により、前記第2の目的を達成する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図21を参照して、詳細に説明する。図1
は、本発明の実施の形態に係るディーリング・シュミレ
ーション・システムのシュミレーション開始画面を示し
た図である。このシュミレーションシステムは、CDー
ROMなどに記憶してあるものをパーソナルコンピュー
タ(PC)のディスプレイにて表示したものである。ま
た、このシュミレーションシステムは、CDーROMな
どに記憶してあるものでなく、例えば、所定のサーバか
らダウンロードして行ってもよい。また、同様に携帯電
話からインターネットにアクセスして行ってもよい。さ
らに、このシュミレーションシステムの専用機、または
所定のゲーム機で行うようにしてもよい。
【0015】図1の画面に示すように、まずユーザーは
名前をプレーヤーとして入力する。そして、エンターキ
ーを押下するとプレーヤー(ユーザー)の名前が登録さ
れる。ここで「ディーリングルーム(ディーリングシュ
ミレーション)」、「レクチャールーム(ディーリング
講義)」「操作マニュアル」が使用可能となる。そこ
で、ディーリングシュミレーションを選択するとシステ
ムが始動する。なお、レクチャールームを選択するとデ
ィーリングに関する基本的な説明が開示される。また、
操作方法を押下するとこのシステムの操作方法が説明す
る画面が表示される。この例では、カーソルを操作方法
に持っていくと、「シュミレーションゲームの方法と解
説」とのトピックが表示される(図2参照)。
【0016】次に、ディーリングシュミレーションを選
択すると、図3に示すようなシュミレーションコース選
択の画面が表示される。ここでユーザーは、シュミレー
ション条件、即ち、コース、カスタマー、ニュース表示
の方法を選択する。コースの選択は、為替コースと金利
(債券)コースを択一的に選択する。カスタマーの選択
は、シュミレーションにおけるカスタマー対応の実否を
選ぶ。ニュースの表示順序は、「ランダム」を選択する
と一度表示されると二度と表示されないニュースと、何
度も表示されるニュースが混在する。「ファイル順」を
選択すると、所定の順序に従ってニュースが表示され
る。これらの選択を行った後、「シュミレーション開
始」ボタンを選択すると、確認メッセージを表示し、キ
ャンセル時には図3の条件設定画面に戻り、「OK」が
押下されるとシステムを起動する。
【0017】一方、図3の「環境設定」を選択すると、
図4に示すシュミレーション環境設定画面が表示され
る。この画面では現状の利率および為替レートが表示さ
れており、このシュミレーションにおける設定を新たに
行えるようになている。このとき経済新聞のどの欄を入
力したらよいかの解説画面を表示してもよい。そして、
登録ボタンを選択することにより、新たなレートが設定
される。
【0018】図5は、金利コース(債券コース)を選択
した場合のメイン画面の例を示した図である。このメイ
ン画面は、メニュー画面、オプション画面、板情報画
面、ニュース画面、顧客情報画面、オペレーション画面
より構成されている。本例のシュミレーションはすべて
の操作はこの画面で行う。これらの画面の配置は任意に
変更できるようになっている。
【0019】図6は、メニュー画面に表示されるニュー
ス画面の一例を示した図である。ニュース画面に表示さ
れた後、直ちに架空マーケットに影響を及ぼし、その結
果は金利レート、為替レートおよび顧客取引傾向という
形で架空マーケットに反映されるようになっている。図
6に示すように、ニュース画面にはニュースのタイトル
とその内容が表示される。この画面の下部には解説ボタ
ンが表示され、ここをクリックすると、図7に示すよう
な当該ニュースの解説が表示される。この解説を見れば
当該ニュースが相場に対してどのような影響を与えるか
を判断できるようになっている。
【0020】このニュース画面に表示されるニュース
は、相場に影響を与える内外の多種のニュースおよびそ
の解説が用意されている。例えば図8は、米国の鉱工業
生産に関するニュースと解説、図9は、我が国の失業率
のニュースと解説の例を示してある。その他にも、政府
の経済対策、経済企画庁が発表する指標、住宅の着工戸
数、賃金に関する統計、外国の選挙の結果、各種の気象
データ等相場に影響を及ぼすニュースおよびその解説が
用意されている。
【0021】図10は、顧客情報画面の一例を示した図
である。この画面に顧客よりの注文、問い合わせ、顧客
取引の結果を表示する。また、顧客情報として「大企業
金融」「中小金融」といった情報を一緒に表示するよう
にしてもよい。
【0022】図11は、板情報画面の一例を示した図で
ある。ここには、架空マーケットにおける取引情報(売
買のレート、売買の数量)が表示される。この表示はニ
ュース、ディーリングなどの影響を受け常に変動してい
る。
【0023】図12は、オペレーション画面の一例を示
した図である。この例ではディーリングの相手は「マー
ケット」と「顧客」の2種類が存在する。まず、マーケ
ット取引の場合、所定のキーを押下することによりマー
ケットへの連絡を実施し、次いで表示される指示に従い
「売買区分」、「指値」、「数量」を選択、入力し、他
の所定キーを押下することにより対マーケット取引が実
施される。取引結果は同画面に表示される。
【0024】一方、顧客取引の場合、顧客情報画面によ
る顧客要求に対する応答(「売買区分」「提示レー
ト」)を正確に入力し、所定のキーを押下すると対顧客
取引が実施される。その取引結果は、顧客情報画面に表
示される。このオペレーション画面に表示されるマーケ
ットレートの推移は、「債券レート」「為替レート」の
両レートを単位時間間隔にて表示する。表示レートは売
りレートと買いレートの中値を表示する。マーケット取
引と顧客取引が重複して発生した場合は、顧客取引が優
先される。従って、マーケット取引中に顧客取引が発生
した場合は、マーケット取引表示クリアされ、直ちに顧
客返答表示に切り替わる。取引結果の表示も顧客取引が
優先される。なお、取引時に発生する操作エラー、例え
ば、発注レート範囲、発注数範囲を超過した場合など
は、この画面にその旨が表示され、参加者に注意を喚起
する。
【0025】図13は、オプション画面の一例を示した
図である。このオプション画面には、ゲームコース区
分、経過時間、クレジットポイント、ポジション情報確
認ボタン、終了ボタンが設けられている。ゲームコース
区分には金利コース、為替コースの別が表示される。図
13の例では金利コース国債10年物を扱っている。経
過時間は、シュミレーションを開始してからの経過時間
が表示される。この例では、20分を1回の単位として
シュミレーションを行う。20分経過すると、「場がひ
けました。ディーリングを終了します。」と表示し、シ
ュミレーション画面を終了し、次のシュミレーション結
果画面を表示する。
【0026】クレジットポイントとは、(1)売買損
益、評価損益の額、(2)カスタマーとの取引成約率、
(3)売買スピードの速さ(対マーケット取引、対カス
タマー取引)、(4)取引限度額の遵守状況、(5)ニ
ュースの解説を見た回数などによって、各項目毎に所定
の加点、減点を行い、その合計値をいい、これをオプシ
ョン画面にその変化をリアルタイムで表示する。このク
レジットポイントの具体的な評価は、例えば、(1)売
買損益、評価損益が50百万の場合、クレジットポイン
ト50(1百万円当たり10ポイント)、(2)カスタ
マーとの取引成約率80%の場合、クレジットポイント
80、(3)売買スピード 速い場合、100(遅い場
合−100)、(4)取引限度額100億円を1回オー
バーすると、−100、(5)ニュース画面を1回見る
と−10ポイントなどと評価の値を設定する。この基準
に基づいて、算出された各項目の得点の合計が表示され
るクレジットポイントとなる。これらの基準自体を変更
することもできる。
【0027】「ポジション」をクリックすると、図14
に示すポジション画面を表示する。この画面では、その
時点での取引の状況、即ちポジション、売買損益、評価
損益、総合合計が表示される。
【0028 】所定時間が経過して、このディーリング
シュミレーションが終了すると、図15に示すようなシ
ュミレーション結果を表示する。ここには、プレイヤー
名、コース、ゲーム時間、成績、取引高が表示される。
この画面の下方には、売買分析、売買履歴、ポジション
推移のボタンが用意されており、ここをクリックするこ
とによりそれぞれの画面が表示される。
【0029】図16は、図15の売買分析ボタンをクリ
ックしたとき表示される画面である。ここでは、取引結
果を売買回数、成否率、成約件数、マーケット取引、顧
客取引それぞれの取引所要時間、ニュースの解説を閲覧
した回数が表示される。成約件数が多い方、取引所要時
間が短い方、ニュースの解説閲覧数が少ない方がディラ
ーとして高い評価を得ることができる。
【0030】図17は、売買履歴のボタンをクリックし
たときに表示される画面である。売買履歴としては、取
引時刻、取引相手、売買区分、為替レート、取引数量、
成否、損益、ポジション残高、取引レートが表示され
る。
【0031】図18は、ポジションの推移のボタンをク
リックしたときに表示される画面である。この画面で
は、シュミレーション開始時から終了時までの債券レー
ト、為替レートおよびポジション残高を時系列に表示す
る。表示するレートは、売りレートと買いレートの中値
を表示する。図19は、このシステムを用いシュミレー
ションを行った場合の評価の例を示した図である。この
例では、評価を5段階に分類して各々についてのコメン
トを表示している。
【0032】図20は、インターネットを介してデータ
を受領して、本例にかかるシュミレーションを行う場合
のシステムを構成の例を示した図である。また、図21
は、インターネットに接続可能な携帯電話50を使用し
てこのシュミレーションを行っている例を示した図であ
る。この例では、図19示す基地局からデータをアンテ
ナ56を介して受信し、当該データを表示部52に表示
している。この例では各種操作は、テンキー54を用い
て行う。なお、58は、インターネット接続ボタンであ
る。
【0033】このシュミレーションシステムでは、現実
のディーリングと同様の画面で取引を体験できるので、
実践における対処能力を確実にアップすることができ
る。特に、市場に流れるニュースの分析力を鍛えること
ができる。このシュミレーションシステムでは、取引の
履歴を残すことができるので、当人の適正判断、性格、
判断ミスの原因をじっくり分析することができる。ま
た、取引の最中に現在いくら保有しているかの認識トレ
ーニングをすることもできる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、現実のディーリングと
同じ条件でニュースの分析力を向上させることができ
る。また、請求項4、請求項5、請求項6記載の発明に
よれば、売買の履歴を分析することで、当該ユーザーの
取引の問題点を事後に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るディーリング・シュミレー
ション・システムの最初に表示されるメイン画面であ
る。
【図2】図1のメイン画面におけるトピック表示例を示
した図である。
【図3】シュミレーションのコース選択画面を示した図
である。
【図4】シュミレーション環境設定画面を示した図であ
る。
【図5】金利コース(債券コース)を選択した場合のメ
イン画面の例を示した図である。
【図6】ニュース表示画面に表示されるニュースの例を
示した図である。
【図7】図6の画面で解説をクリックしたときに表示さ
れる解説の例を示した図である。
【図8】ニュースとその解説の例を示した図である。
【図9】ニュースとその解説の例を示した図である。
【図10】顧客情報表示画面の例を示した図である。
【図11】板情報画面の例を示した図である。
【図12】オペレーション画面の例を示した図である。
【図13】オプション画面の例を表示した図である。
【図14】ポジション画面の例を示した図である。
【図15】シュミレーションの結果表示の例を示した図
である。
【図16】売買分析画面の例を示した図である。
【図17】売買の履歴画面の例を示した図である。
【図18】ポジション推移を示した画面の例を示した図
である。
【図19】ディーリングの結果を評価する画面の例を示
した図である。
【図20】インターネットを介して本システムを行う場
合のシステムを構成を示した図である。
【図21】携帯電話を用いてこのシステムを行う場合の
画面の表示の例を示した図である。
【符号の説明】
50 携帯電話 52 表示部 54 テンキー 56 アンテナ 58 インターネット接続ボタン
フロントページの続き (72)発明者 高橋 達 東京都新宿区西新宿1−3−14 株式会社 シーエフオー本部内 Fターム(参考) 5B049 EE41

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融市場の取引の実体験を行うための架
    空取引市場において、 為替レートを表示する為替レート表示手段と、 この為替レートに影響を及ぼすニュースを表示するニュ
    ース表示手段と、 このニュース表示手段にニュースを表示後、為替売買の
    指示を受領する売買指示受領手段と、 前記ニュース表示手段にニュースを表示して所定の時間
    経過後、当該ニュースが為替レートに及ぼす影響に従っ
    て、前記為替レート表示手段に表示する為替レートを変
    更する為替レート変更手段とを備えたことを特徴とする
    ディーリング・シュミレーション・システム。
  2. 【請求項2】 金融市場の取引の実体験を行うための架
    空取引市場において、 債券の金利レートを表示する金利レート表示手段と、 この金利レートに影響を及ぼすニュースを表示するニュ
    ース表示手段と、 このニュース表示手段にニュースを表示後、債券売買の
    指示を受領する売買指示受領手段と、 前記ニュース表示手段にニュースを表示して所定の時間
    経過後、当該ニュースが金利レートに及ぼす影響に従っ
    て、前記金利レート表示手段に表示する金利レートを変
    更する金利レート変更手段とを備えたことを特徴とする
    ディーリング・シュミレーション・システム
  3. 【請求項3】 前記ニュース表示手段にニュースを表示
    した後、要求に応じて、当該ニュースの解説を表示する
    ニュース解説表示手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1または請求項2記載のディーリング・シュミレ
    ーション・システム。
  4. 【請求項4】 前記売買受領手段による売買の履歴を記
    録保持する履歴保持手段をさらに備え、ディーリング・
    シュミレーション・システム終了後、当該履歴を表示す
    ることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3
    記載のディーリング・シュミレーション・システム。
  5. 【請求項5】 前記売買受領手段による売買の結果に応
    じた収支を表示する収支表示手段をさらに備えたことを
    特徴とする請求項1、請求項2、請求項3または請求項
    4記載のディーリング・シュミレーション・システム。
  6. 【請求項6】 前記売買受領手段による売買の結果に応
    じた収支、売買の速度、取引の規則の遵守等の取引に関
    する事項を所定の条件で数値化して評価し、その結果を
    ユーザーに提示することを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、または請求項5記載のディー
    リング・シュミレーション・システム。
  7. 【請求項7】 金融市場の取引の実体験を行うための架
    空取引市場において、 為替レートを表示する為替レート表示機能と、 この為替レートに影響を及ぼすニュースを表示するニュ
    ース表示機能と、 このニュース表示後、為替売買の指示を受領する売買指
    示受領機能と、 前記ニュース表示機能によりニュースが表示されて所定
    の時間経過後、当該ニュースが為替レートに及ぼす影響
    に従って、前記為替レート表示機能によって表示される
    為替レートを変更する為替レート変更機能とをコンピュ
    ータに実現させるためのディーリング・シュミレーショ
    ン・プログラムが記憶された記憶媒体。
  8. 【請求項8】 金融市場の取引の実体験を行うための架
    空取引市場において、 債券の金利レートを表示する金利レート表示機能と、 この金利レートに影響を及ぼすニュースを表示するニュ
    ース表示機能と、 このニュースを表示後、債券売買の指示を受領する売買
    指示受領機能と、 前記ニュース表示機能によりニュースが表示されて所定
    の時間経過後、当該ニュースが金利レートに及ぼす影響
    に従って、前記金利レート表示機能によって表示される
    金利レートを変更する金利レート変更機能とをコンピュ
    ータに実現させるためのディーリング・シュミレーショ
    ン・プログラムが記憶された記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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