JP2001348857A - 地盤環境モニタリングコーンによる地盤調査法とその装置 - Google Patents

地盤環境モニタリングコーンによる地盤調査法とその装置

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JP2001348857A
JP2001348857A JP2000173338A JP2000173338A JP2001348857A JP 2001348857 A JP2001348857 A JP 2001348857A JP 2000173338 A JP2000173338 A JP 2000173338A JP 2000173338 A JP2000173338 A JP 2000173338A JP 2001348857 A JP2001348857 A JP 2001348857A
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JP
Japan
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ground
cone
water
depth
monitoring
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Pending
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JP2000173338A
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English (en)
Inventor
Yukinobu Oda
幸伸 織田
Takashi Tsuchida
孝 土田
Yoichi Watabe
要一 渡部
Yukio Sakai
幸雄 酒井
Yoshikatsu Ogawa
能克 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Port & Harbour Res Inst Minist
Port & Harbour Research Inst Ministry Of Land Infrastructure & Transport
UNYU SHISETSU SETSUBI JIGYODAN
Kiso Jiban Consultants Co Ltd
Original Assignee
Port & Harbour Res Inst Minist
Port & Harbour Research Inst Ministry Of Land Infrastructure & Transport
UNYU SHISETSU SETSUBI JIGYODAN
Kiso Jiban Consultants Co Ltd
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Publication date
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Landscapes

  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地盤環境モニタリングコーンによる地盤調査
法とその装置 【解決手段】 コーン部と環境モニター部と中継ケーブ
ル部とで孔内部を構成し、電気回路部と採水回路部で地
上部を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はコーン貫入試験によ
る地盤中の環境変化や汚染の拡散などのモニタリング評
価や判定試験および地下水や溶存ガスの採取を目的とし
た地盤調査法および地盤調査装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の地盤調査法では、単独に行う調査
法が一般的で多くあり、静的コーン貫入試験方法および
装置 (例えば特許第2578337号)に公開されている方法で
は、土のサンプリング試験や採水試験や透水試験などを
各々に併用すると調査箇所が数ヶ所にもなり、多くの調
査面積が必要となり、また広域になることで地盤の不均
一性が問題となる。また、深度方向に対して採水できる
地層(深度)を予め把握する必要があるが、それらを含め
て迅速に、かつ経済的に調査を行う方法および装置は知
られていない。採水を単独式に行う方法やその装置（Ｂ
ＡＴ式：特公昭61−52415号）は各種あり、また、コー
ン貫入試験装置に傾斜計付きや電気比抵抗付きなどはあ
るが、採水機能付きは知られていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来調査法
であるコーン貫入試験データを確保しながら、産業廃棄
物の処分場などに適応した場合に、その地盤パラメータ
から採取できる地層水を簡単にかつ迅速に判断して、汚
染物質の存在やその特定に関する地盤環境モニタリング
によって広域範囲の調査を行う為に迅速な調査法を提供
しようとするものであり、また同位置地点で採水も可能
な各種試験が同時に行えるようにしてより狭い地域内で
調査ができるようになることで経済的な環境調査法を提
供しようとするものである。また、任意深度において迅
速な採水を可能とし、同時に汚染拡散防止として、自己
回路内の洗浄を行うことにより深度方向の汚染拡散防止
を確実に図れるなどのエコロジーな調査法を提供しよう
とするものであるである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】同じコーン貫入試験調査
装置の内部に地下水や溶存ガスなどを取込むことができ
る吸排水口、土砂流入除けのフィルター、遠隔操作など
で制御できる開閉弁、貯留部、ｐH計や電気伝導度計な
どの化学センサー等が収納されるので、コンパクトとな
りかつ目的の地盤強度などに関連するパラメータ、地盤
環境のモニタリング情報、採水継続および／または深度
移動時の判断情報のパラメータをリアルタイムに測定が
できるようにしたものである。
【０００５】以下に本発明を図面に示す実施態様によっ
て説明すると、図１に示すように地中に貫入される孔内
部はコーン部(１)と環境モニター部(２)と中継ケーブル
部(３)とから構成され、地上部は電気回路部(４)と採水
回路部(５)で構成されている。コーン部(１)はコーン貫
入抵抗、周面摩擦力および過剰間隙水圧の地盤情報をモ
ニタリングする三成分コーンからなっている。環境モニ
ター部(２)においては、フィルター付きの吸排水口に設
けた遠隔式開閉弁(６)から取り込まれた地下水はｐＨセ
ンサー(７)の内蔵してある貯留槽（８）に入り、地上へ
導き出される。ｐＨセンサー（７）は連続的に採水する
採水過程中にモニターできる。又ＥＣセンサー等の電気
伝導度計ＥＣ（９）によっても貫入中のＥＣ等のモニタ
リングができる。（１０）は貫入試験ロッド、（１１）
は押し込み装置であり、中継ケーブル部（３）は採水ホ
ース、作動ホース、コーンケーブルからなっており、
（１２）は測定装置、（１３）は採水装置、（１４）は
採水容器を示す。
【０００６】以下に本発明を図面に示す実施例によって
説明するが、これは例示の目的で掲げたもので、これに
より本発明を特に限定するものではない。
【０００７】
【実施例】図２に示すように、孔内部はコーン部と環境
モニター部と中継ケーブル部とからなっており、コーン
部はフィルター、三成分コーンを備えアンプを内蔵して
いる。環境モニター部はＥＣセンサー、ｐＨセンサー、
採水回路切替弁、吸排水口（フィルター付）、レジュー
サを備えている。中継ケーブル部は作動ホース、採水ホ
ース、ｐＨケーブル、ＥＣケーブル、コーンケーブルを
備えている。地上部は電気回路部と採水回路部からな
り、電気回路部はコントローラ、コーン（ｑｃ、ｆｓ、
ｕｄ）、環境（ｐＨ）、温度（孔内）、深度／時間（サ
ンプリング）を採動するパソコンモニター回路、表示回
路、出力回路を内蔵している。採水回路部は採水回路切
替にリンクした真空ポンプおよび加圧ポンプ、各種試薬
容器、洗浄容器、各種採水容器、ガス化容器とそれらの
運搬容器を備えている。
【０００８】図３は図２の装置を用いて同時に得られた
データ例を示したもので、コーン部で得られた三成分コ
ーンデータ(ｑｔ)(ｆｓ)(ｕｄ)と環境モニター部で得ら
れたＥＣデータとその逆数のＥＲデータで深度との関連
で図示してある。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば計測結果として先端抵
抗、側面摩擦、間隙水圧、電気伝導度の４成分が貫入方
向の連続データとして得られ、また貫入を途中で停止
し、採水した深度毎にｐＨと水温が得られ、これと同時
に室内に持ち帰って行う化学分析用に土中水を採取する
ことができ、しかも迅速で取り扱いが簡単であるという
特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明装置の模式的略図。
【図２】 本発明の地盤環境モニタリングコーン貫入試
験装置の概念図。
【図３】 本発明による地盤環境モニタリングのデータ
例。
【符号の説明】
１…コーン部 ２…環境モニター部 ３…中継ケーブル部 ４…電気回路部 ５…採水回路部 ６…遠隔式開閉弁 ７…ｐＨセンサー ８…貯留槽 ９…電気伝導度計 １０…貫入試験ロッド １１…押し込み装置 １２…測定装置 １３…採水装置 １４…採水容器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０１Ｎ 33/24 Ｇ０１Ｎ 33/24 Ｅ Ｃ (72)発明者 土田 孝 神奈川県横須賀市長瀬３丁目１番１号 (72)発明者 渡部 要一 神奈川県横須賀市長瀬３丁目１番１号 (72)発明者 酒井 幸雄 東京都千代田区九段北１丁目11番５号 (72)発明者 小川 能克 東京都千代田区九段北１丁目11番５号 Ｆターム(参考） 2D043 AA01 AA05 AA07 AB01 BA01 BA09 BB05 2G060 AA05 AA14 AC01 AD01 AE18 AE40 AF08 KA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 先端コーン貫入抵抗、周面摩擦、および
    間隙水圧からなる地盤強度などに関連するパラメータが
    同時に得られる機能に加え、それらより少し上部には地
    下水やその溶存ガスなどを取込むことができる吸排水口
    および土砂流入除けのフィルターが設置してあり、その
    内部には、遠隔操作などで制御ができる開閉弁が内蔵さ
    れ、更にその上部には貯留部を設けてその中にｐＨ計な
    ど化学センサーが納めてあるコーン貫入試験装置を利用
    して廃棄物処分場などの地盤環境を把握するに際し、初
    めは仮の予備的な採水を行い、その採取深度において可
    否判断を行うために、貯留部に内蔵設置した化学センサ
    ーなどで連続的に地盤環境のモニタリングを行うことに
    より、採水を継続するか、または次の深度に移動する
    か、などの判断を行うことを可能とした地盤調査法。
  2. 【請求項２】 請求項１を利用して採水深度を決める場
    合に、コーン貫入試験などで得られるデータの他に、吸
    排水口より少し先に特別な形状の電気伝導計などを設置
    することにより、地盤中の水分量や透水性などに関する
    データを事前にかつ連続にモニタリングして取得するこ
    とにより、効率良い地下水の採取を行うことができ、そ
    の採取深度を決めるための地盤環境のモニタリングを行
    うことが可能な地盤調査法。
  3. 【請求項３】 請求項１または２が可能な地盤環境モニ
    タリングコーンによる地盤調査装置。
JP2000173338A 2000-06-09 2000-06-09 地盤環境モニタリングコーンによる地盤調査法とその装置 Pending JP2001348857A (ja)

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