JP2001347070A

JP2001347070A - 賞金メーター付きゲーム・マシン

Info

Publication number: JP2001347070A
Application number: JP2001108411A
Authority: JP
Inventors: Nicholas Luke Bennett; リュークベネットニコラス
Original assignee: Aristocrat Technologies Australia Pty Ltd
Current assignee: Aristocrat Technologies Australia Pty Ltd
Priority date: 2000-04-07
Filing date: 2001-04-06
Publication date: 2001-12-18
Also published as: NZ510850A; US20010049298A1; US6835132B2; AUPQ675800A0; ZA200102728B

Abstract

(57)【要約】【課題】表示手段、およびこの表示手段上に表示され
ている映像を制御するように配置されているゲーム制御
装置を有するゲーム・マシンを提供する。【解決手段】ゲーム制御装置は、一つまたはそれ以上
のランダムなイベントが発生して、表示手段上に表示さ
れるゲームをプレーするように配置されていて、予め定
めたゴールを達成すると、ゲーム・マシンが賞金を提供
するようになっている。このようなゲーム・マシンは、
賞金の提供の表示を変更する機能を含み、プレーヤーが
操作した場合、プレーヤーに提供される金額を決定する
ための表示結果を制御するプレーヤーが操作することが
できる制御デバイスを含む。

Description

【発明の詳細な説明】【発明の属する技術分野】

【０００１】本発明は、ゲーム・マシンに関し、特に、
ゲーム・マシンおよびゲーム・マシンの改善された機能
に関する。

【０００２】

【従来の技術、及び、発明が解決しようとする課題】ゲ
ーム・マシンでいつも遊んでいるプレーヤーは、すぐに
特定のゲームに飽きてしまうので、ゲーム・マシンのメ
ーカーは、ゲームに興味を添える新規なゲーム機能を開
発しなければならない。その場合、プレーヤーをいつま
でも楽しませ、プレーヤーが喜んでゲームを続けるよう
にし、新しいプレーヤーの興味を引きつけたいと考え
る。

【０００３】また、ゲーム・マシン市場が成長するにつ
れて、種々の現在の遊技場および新規の遊技場を供給す
るために、メーカー間で激しい競争が行われる。ゲーム
・マシンの供給業者を選択する場合、遊技場の経営者
は、多くの場合、後援者と一緒に種々のゲームの人気に
注意を向ける。それ故、ゲーム・マシンのメーカーは、
売上げを伸ばし、顧客を引きとめ、新しい顧客を獲得す
るために、機構としてプレーヤーに人気のあるゲームを
熱心に考案する。

【０００４】本発明は、表示手段と、この表示手段上に
表示されている映像を制御するように構成されているゲ
ーム制御手段とを有するゲーム・マシンを提供する。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記ゲーム制御手段は、
一つまたはそれ以上のランダムなイベントが発生して、
表示手段上に表示されるゲームをプレーするように構成
されていて、予め定めたゴールを達成すると、ゲーム・
マシンが賞金を提供するようになっている。このような
ゲーム・マシンは、賞金の表示を変更する機能を含み、
またプレーヤーが操作可能の制御デバイスを含みプレー
ヤーが操作した場合、プレーヤーに提供される金額を決
定するために、表示結果を制御するようになっているこ
とを特徴とする。

【０００６】上記表示は、賞金メーターの表示であって
もよい。上記表示は、連続して増大していく標準タイプ
の数字であってもよい。これらの代わりに、またはこれ
らに付け加えて、上記表示を、賞金の変化を示すグラフ
の形の表示とすることもできる。本発明のある実施形態
の場合には、上記表示は、水銀柱の上昇が賞金の増額を
示す水銀タイプの温度計を使用することができる。他の
実施形態の場合には、グラフによる表示は、飛行機から
スカイダイバーの飛び降りる動作を示すことができる。
さらに他の実施形態は株式売買ゲームに関連する。

【０００７】本明細書においては、「グラフによる表
示」という用語は、別主旨の明示がない限り、変化する
特徴を持つ対象物またはイベントの動き、または現在行
われている活動の動きを意味する。さらに、「金額」と
いう用語は、別主旨の明示がない限り、ゼロという数値
を含むものと理解されたい。

【０００８】グラフで表わされる金額は、プレーヤーが
ゲームを中止した場合、そのプレーヤーに賞金として与
えられる。

【０００９】ゲーム制御手段は、グラフ表示があるしき
い値に達した場合、プレーヤーが中止しなくても、それ
までの結果がゼロになるようにしきい値を選択すること
ができる。本明細書においては、別主旨の明示がない限
り、「失なわれた結果」という用語は、賞金または残念
賞ももらえないことを意味するものと理解されたい。そ
れ故、ゲーム制御手段により、１から最も高い可能な数
値の所定の範囲内にある乱数をしきい値として選択する
ことができる。

【００１０】グラフ表示は変化をスタートさせることが
でき、プレーヤーは、制御デバイスにより、任意の時点
でグラフ表示を中止することができる。この装置は、グ
ラフ表示がしきい値に達した場合、失なわれた結果とな
るが、しきい値に達する前にプレーヤーが制御デバイス
を操作した場合、プレーヤーは、自分が制御デバイスを
操作した時点のグラフ表示が示していた金額を受け取る
ことができるようになっている。

【００１１】グラフ表示が変化する速さは、ゲーム制御
手段により変化させることができ、また設定できること
に留意されたい。さらに、ゲーム制御手段を操作して、
しきい値に達する前にプレーヤーが制御手段を操作した
場合にも、結果をゼロにすることができる。

【００１２】プレーヤーが、しきい値に達する前に表示
を中止した場合には、ゲーム制御手段により、選択した
しきい値を表示させることができ、その結果、プレーヤ
ーは、失なわれた結果が何時生じたのかを確認すること
ができる。

【００１３】制御デバイスとしては、表示の変化を中止
させるために、プレーヤーが操作することができるアク
チュエータを使用することができる。

【００１４】この機能は、基本的なゲームでトリガ条件
が発生した場合にトリガされる。トリガ条件は、その機
能で与えられる賞金に影響を与える場合がある。例え
ば、トリガ条件が、基本的なゲームに多数の散乱記号の
形で存在している場合には、もっと多くの散乱記号があ
れば、機能ゲーム中、プレーヤーはもっと有利になる。

【００１５】この機能は、リンク結合したゲーム・マシ
ンのグループ内でトーナメントとしてプレーすることが
できるが、自立タイプのゲーム・マシンにも適用するこ
とができる。

【００１６】添付の図面を参照しながら本発明を説明す
るが、この説明は単に例示としてのものに過ぎない。

【００１７】

【発明の実施の形態】図１について説明すると、参照番
号１０は、本発明の、ゲームを含むゲーム・マシン全体
を示す。上記ゲーム・マシン１０は、その上でゲーム１
６がプレーされるビデオ表示ユニット１４を含むコンソ
ール１２を備える。ゲーム１６は、多数のスピニング・
リール１８の回転をシミュレートする、スピニング・リ
ール・ゲームである。ゲーム・マシン１０のミッドトリ
ム２０は、プレーヤーがゲーム１６をプレーするための
ボタンの列２２を内蔵している。ミッドトリム２０は、
また、コイン投入スロット２４．１および紙幣回収装置
２４．２を含むクレジット入力機構２４も内蔵してい
る。

【００１８】ゲーム・マシン１０は、その上にアートワ
ークが位置する頂部ボックス２６を含む。アートワーク
２８は、プレーテーブル、ボーナス賞金の詳細等を含
む。

【００１９】コイン・トレイ３０は、ゲーム・マシン１
０から現金を払い出すために、コンソール１２の下に装
着されている。

【００２０】ここで、図２について説明すると、この図
は、制御手段または制御回路３２である。ゲームおよび
ユーザ・インターフェースを実行するプログラムは、制
御回路３２のプロセッサ３４上で実行される。プロセッ
サ３４は、ビデオ表示ユニット１４のスクリーンを駆動
し、センサ３８から入力信号を受信するコントローラ３
６の一部である。センサ３８は、ボタンの列２２に関連
するセンサ、およびスクリーンに装着されているタッチ
・センサを含む。コントローラ３６は、また、プレーヤ
ーが、上記機構２４からゲームをプレーするのに十分な
クレジットを投入したことを示す入力パルスを受信す
る。上記機構２４としては、コイン入力シュート２４．
１、または紙幣回収装置２４．２の代わりに、またはこ
れら装置に加えて、クレジット・カード・リーダ（図示
せず）、または任意の他のタイプの確認デバイスを使用
することができる。

【００２１】最後に、コントローラ３６は、例えば、プ
レーヤーが自分のクレジットを取り戻したいと希望した
場合に、コインをコイン・トレー３０に供給するための
コイン・ホッパーであってもよい払い出し機構４０を駆
動する。

【００２２】図３ａ−図３ｄについて説明すると、これ
らの図は、ゲーム・マシン１０上でプレーする機能ゲー
ムの第一の例を示す。参照番号５０は、機能ゲームのス
クリーン表示全体を示す。

【００２３】ゲームの最初の場面でトリガ条件が発生す
ると、機能ゲームがスタートする。例えば、ゲームの最
初の場面１６のリール１８上に三つの散乱記号が存在す
ると、それがトリガ条件になる。

【００２４】トリガ条件が発生した場合には、機能ゲー
ムが、ビデオ表示ユニット１４のスクリーン上に表示さ
れる。機能ゲーム５０は、目盛り５４を持つ温度計５２
の形の表示を持つ。温度計５２の表示は、水銀溜５６と
円柱体５８を持つ。目盛り５４は、円柱体５８上に表示
されている。メッセージ６０もスクリーン・ディスプレ
イ５０上に表示される。

【００２５】制御回路３２のプロセッサ３４は、ランダ
ム・レベルを決定する。図３および図４の例の場合に
は、ランダム・レベルは、３６℃に設定されている。こ
のランダム・レベルは、１から１００℃の最大目盛りの
間に乱数として設定される。

【００２６】プレーヤーは、スクリーン５０上の適当な
メッセージに触れるか、ボタンの列２２の適当なボタン
を操作することにより機能ゲームをスタートする。機能
がスタートすると、「水銀」のインジケータ６２が、温
度計５２の円柱体５８内を上昇する。プレーヤーは、ボ
タンの列２２のボタンの中の一つのようなアクチュエー
タにより、任意の時点で、温度計５２のインジケータ６
２の停止を決定することができる。

【００２７】図３の実施形態の場合には、制御回路３０
は、３６℃を乱数として選択する。それ故、インジケー
タ６２は、３６℃に達するまで、コラム５８内を上昇し
続ける。プレーヤーが、図３ｃに示すように、円柱体５
８内を上昇中のインジケータ６２を停止するために、３
６℃に達する前にアクチュエータを押さなかった場合に
は、機能は終了する。賞金は与えられず、スクリーン・
ディスプレイはゲームの最初の場面に戻る。賞金がない
ことは、例えば、図３ｄの６４で示すように、水銀溜り
５６の爆発のような温度計５２の適当な動きにより表示
することができる。

【００２８】図４ａおよび図４ｂは、本発明のもう一つ
の例を示す。図３ａ−図３ｄを参照されたいが、別段の
指定がない限り、類似の参照番号は類似の部品を示す。

【００２９】この例の場合、３６℃が再び乱数として選
択される。しかし、この例の場合には、インジケータ６
２が２８℃に達すると、プレーヤーは、温度計５２の円
柱体５８内を上昇しているインジケータ６２を停止させ
る。従って、プレーヤーには、２８クレジットの賞金が
与えられ、ゲーム・マシン１０の賞金メーター６８の数
値は増大する。また、ゲーム・マシン１０の制御回路３
２が選択した乱数が、図４ｂの６６で示すように表示さ
れる。

【００３０】図５ａ−図５ｄについて説明すると、これ
らの図は、機能ゲームの第二の実施形態である。

【００３１】ゲームのこの実施形態の場合には、最初の
スクリーン場面７０は、飛行機７４から飛び出そうとし
ているスカイダイバー７２の動きを示す。プレーヤー
は、ボタンの列２２中のあるボタンを押すか、またはタ
ッチ・スクリーン・センサ３８を使用するかして、スカ
イダイバー７２が、スカイダイバーのパラシュートの上
についているリップ・コードを「引っ張る」時点を制御
する。パラシュートがうまく開き、スカイダイバーが地
面に墜落しないタイミングで、リップ・コードを引っ張
った場合には、プレーヤーは賞金を獲得するが、その賞
金の金額は、リップ・コードを引く前のスカイダイバー
７２と地面との間の距離がどれほど短かったかというこ
とにより決まる。しかし、パラシュートを開くタイミン
グが遅く、スカイダイバーが地面と衝突した場合には、
残念賞だけがもらえる。それ故、図３および図４の実施
形態とは異なり、残念賞がもらえるわけである。

【００３２】例えば、賞金額を１００〜２００クレジッ
トの範囲内にすることができる。しかし、スカイダイバ
ーがジャンプに失敗した場合でも、プレーヤーは、１０
クレジットの残念賞がもらえる。

【００３３】機能ゲームがスタートすると、プレーヤー
が見ることができない内部メーターが、１００クレジッ
トに初期化される。最初の動きがスタートした後で、ク
レジット・メーターが所定のレートで増大する。例え
ば、ゲーム・マシンは、五つの異なるレートで内部メー
ターの数値を増大する。クレジット・メーターの数値に
より増大する金額は、選択したレートにより異なる。上
記レートはゲーム・マシンが選択し、そのレートは第一
のレートとして定義され、１クレジットずつ増大し、第
二のレートの場合には、２クレジットずつ増大し、第三
のレートの場合には、４クレジットずつ増大し、第四の
レートの場合には、５クレジットずつ増大し、第五のレ
ートの場合には、１０クレジットずつ増大する。ゲーム
・マシン１０は、選択したレートを表わす１〜５の範囲
内で乱数を選択する。

【００３４】さらに、機能ゲームがプレーヤーの技術に
全面的に依存しないようにするために、機能ゲームにラ
ンダム係数を追加する目的で、ゲーム・マシン１０は、
さらに、前の実施形態のところで説明したように、その
セッションに対する入手可能な最高賞金である乱数をピ
ックする。代わりに、プレーヤーは、すでに説明したよ
うに、もっと低い範囲からもっと高い範囲への増大が、
ゲーム・マシン１０が選択したレートに基づいて変化す
ることができることを除いて、任意のセッションから潜
在的に最大金額を入手することができる。

【００３５】図５ｂに示すように、スカイダイバー７２
が、飛行機７４からジャンプすると、下記のような一連
の動きが行われる。すなわち、図５ｃに示すように、ス
カイダイバー７２が降下している場合には、地面は画面
に表示されないので、プレーヤーは、どれくらい長い時
間、動きを止めていなければならないかを判断すること
ができない。また、パラシュートを開くために種々の動
作をすることができる。例えば、パラシュートを直ちに
開くこともできるし、他の動作の場合には、スカイダイ
バー７２は、横風を捕らえることができ、それにより、
もっと長い時間待ってからパラシュートを開くことがで
きる。プレーヤーがボタンを押しても、パラシュートが
開かない場合もある。そうしている間、ランダム係数
が、プレーヤーの技術に影響を与え、機能を実行するの
がもっと難しくなる。

【００３６】図の例の場合、ゲーム・マシンが、１００
から２００クレジットの賞金を提供するものと仮定す
る。図５ｃに示す時間的間隔の間に、プレーヤーがボタ
ンを押す前に、メーターが２００に達した場合には、プ
レーヤーはゲームに失敗したことになる。図５ｄの動き
は、ディスプレイのスクリーン７０上に表示され、１０
クレジットの残念賞がもらえる。

【００３７】プレーヤーが、クレジットが最大値に達す
る前にボタンを押した場合には、内部メーターは、直ち
に増大を停止する。成功するかどうかを判断するため
に、１〜５の範囲内で乱数が選択される。１から５の数
値に対応するオプションは下記の通りである。

【００３８】オプション１：パラシュートが安全に開
き、スカイダイバー７２は、安全に地上に降りる。オプション２：スカイダイバー７２は、パラシュートを
開こうとする最初の試みに失敗するが、最後には、安全
に地上に降りる。オプション３：スカイダイバー７２は、パラシュートを
開くことはできないが、パニック状態であれこれやって
いるうちに、地面にぶつかる直前にパラシュートを開く
ことができる。オプション４：最初の部分はオプション３と同じ、しか
し、パラシュートが開く前にスカイダイバーが地面に落
下し、スカイダイバー７２の上にパラシュートが落下す
る。オプション５：最初の部分はオプション４と同じ、しか
し、この場合は、パラシュートが全然開かない。

【００３９】選択した乱数がオプション１、２または３
に関連する場合には、適当な動作が行われ、プレーヤー
は、内部メーターが表示する金額を手に入れる。しか
し、オプション４または５を選択した場合には、適当な
動作が行われ、残念賞だけが支払われる。

【００４０】本発明のさらに他の実施形態の場合には、
プレーヤーにより静止されようとされまいと、現在のメ
ーターが示す賞金が支払われる。さらに、メーター上の
金額は、一定のレートで増大するのではなく、均等でな
い方法で変化することができる。この機能ゲームの好適
な実施形態は、株式市場ゲームである。プレーヤーに
は、図６に示すように、選択のために種々の株式のオプ
ションが提供される。そこで、プレーヤーは、変動する
株価を見ながら、自分がいいと思う株価で売って賞金の
金額を調整することができる。例えば、３０秒のような
一定の時間が与えられ、その間に、プレーヤーは、任意
の時間に、自分の株式を売るためにボタンを押す。この
時間の間に、株価は変動し、株価の変動をサポートする
ための動作を使用することができる。

【００４１】プレーヤーが、一定の時間内に、「売り」
ボタンを押した場合には、プレーヤーには、自分が持っ
ている株数にボタンを押した時点での株価を掛けた金額
である賞金を手に入れることができる。しかし、プレー
ヤーがボタンを押す前に時間切れになった場合には、プ
レーヤーには、時間切れになった時点の株価にプレーヤ
ーが持っている株式の数を掛けた金額が支払われる。

【００４２】株式市場機能ゲームは、ゲームのスタート
時の画面の後で、第二のスクリーン機能としての働きを
する。ゲームのスタート時の画面から上記機能をトリガ
するには、三つの異なる方法がある。機能がトリガさせ
る方法が、もらえる株式の数を決定する。例えば、五つ
の散乱記号は、三十の株式により機能をスタートさせ、
四つの散乱記号の場合には、十の株式により機能をスタ
ートさせ、三つの散乱記号の場合には、五つの株式によ
り機能をスタートさせる。

【００４３】第二のスクリーン８０は、図６に示すよう
に、二つの異なる会社の株式に関する情報を表示する。
各株式の株価は最初同じである。プレーヤーが選択を行
うことができるように、各会社に関する情報は、証券会
社のコメント、および各株式の安定度に関するアドバイ
スをプレーヤーに伝える働きをする最近の主な情報を含
む。

【００４４】株式が選択されると、もう一つのスクリー
ン８２が表示され、図７に示すように、証券取引所の場
面が表示される。掲示板８６が、証券取引所８４の周囲
に位置していて、プレーヤーが購入した株式に関する情
報を表示する。二つのボタンのうち一つ、すなわち、
「機能スタート」ボタンまたは「売り」ボタンを押すよ
うにとのメッセージがプレーヤーに対して表示される。
プレーヤーが、「機能スタート」の直後に、「売り」ボ
タンを押した場合には、前のスクリーン８０でプレーヤ
ーに支払われたように、株式の金額が支払われ、機能は
終了する。プレーヤーが「機能スタート」ボタンを押し
た場合には、現在の株価を反映しているメーター８８が
表示される。もう一つのメーター（図示せず）は、プレ
ーヤーが持っている全額、すなわち、株価に株数を掛け
たものを表示する。メッセージ９０のような表示板８６
は変化し始め、二つのメーターは、表示のメッセージに
より株価を上げたり下げたりする。

【００４５】一例を挙げると、その会社が金鉱を掘り当
てた鉱山会社であるとしよう。その場合には、株価は値
上がりする。代わりに、鉱山が洪水に襲われた場合に
は、株価は値下がりする。

【００４６】他の例（図示せず）の場合には、その会社
が博物館で、表示のメッセージが、この博物館が珍しい
化石を発見したことを報じている場合には、株価は値上
がりする。一方、地震のために１０億ドルの発掘現場が
破壊された場合には、株価は値下がりする。

【００４７】株価の動きの変動およびその変動の速さは
ランダムに選択され、機能全体を通して変化する。

【００４８】「売り」ボタンを押さないのに、株価が１
０回変化し、その後で、その日の取引が終了する場合に
は、プレーヤーは、その株式を売らなければならなくな
る。また、指定時間が終了した時点の株式の価格に、プ
レーヤーが持っている株数を掛けたものが、プレーヤー
に支払われる。反対に、プレーヤーが、３０秒の間に
「売り」ボタンを押した場合には、プレーヤーには、株
価に、「売り」ボタンが押された時点での株数を掛けた
ものが支払われ、機能は終了する。

【００４９】それ故、本発明の一つの利点は、プレーヤ
ーの興奮を高め、プレーヤーの技術により、プレーヤー
への還元が改善されるゲームの機能を提供することであ
る。

【００５０】当業者であれば、広義の本発明の精神およ
び範囲から逸脱することなしに、特定の実施形態に示す
本発明に対して、多くの変更および／または修正を行う
ことができることを理解することができるだろう。それ
故、これらの実施形態は、すべての点で、本発明を説明
するためのものであって、本発明を制限するものでない
と見なすべきである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のゲーム・マシンの三次元図である。

【図２】上記ゲーム・マシンの制御回路のブロック図で
ある。

【図３】ａからｄは図１のゲーム・マシン上でプレーさ
れる機能ゲームの第一の実施形態の第一の例のスクリー
ン表示を示す。

【図４】ａおよびｂは上記機能ゲームの第一の実施形態
の第二の例のスクリーン表示を示す。

【図５】ａからｄは図１のゲーム・マシン上でプレーさ
れる機能ゲームの第二の実施形態のスクリーン表示を示
す。

【図６】図１のゲーム・マシン上でプレーされる機能ゲ
ームの第三の実施形態の第一のスクリーン表示を示す。

【図７】上記機能ゲームの第三の実施形態の第二のスク
リーン表示を示す。

【図８】図３および図４のゲームのフローチャートであ
る。

【図９】図５のゲームのフローチャートである。

【図１０】図６および図７のゲームのフローチャートで
ある。

フロントページの続きＦターム(参考） 2C001 AA00 AA13 AA14 AA17 BA06 BB00 BB01 BB04 BB05 BB06 BB07 BB08 BD00 BD03 BD05 CA01 CB01 CB07 CC02 DA00 DA04

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】表示手段と、該表示手段上に表示されて
いる映像を制御するように構成されているゲーム制御手
段とを有するゲーム・マシンであって、前記ゲーム制御
手段は、一つまたはそれ以上のランダムなイベントが発
生して、前記表示手段上に表示されるゲームをプレーす
るように構成されていて、予め定めたゴールを達成する
と、前記マシンが賞金を提供するようになっているゲー
ムマシンにおいて、前記ゲーム・マシンが、賞金の表示
を変更する機能を含み、プレーヤーが操作した場合、プ
レーヤーに提供される金額を決定するために、表示結果
を制御するプレーヤーが操作することができる制御デバ
イスを含むことを特徴とするゲーム・マシン。
【請求項２】請求項１記載のゲーム・マシンにおい
て、前記表示が賞金メーターにより行われるゲーム・マ
シン。
【請求項３】請求項１または請求項２記載のゲーム・
マシンにおいて、前記表示が、賞金の変更を示すグラフ
による表示であるゲーム・マシン。
【請求項４】請求項３記載のゲーム・マシンにおい
て、前記プレーヤーがプレーを中止した場合、前記グラ
フによる表示が示す金額が、賞金として前記プレーヤー
に提供されるゲーム・マシン。
【請求項５】請求項４記載のゲーム・マシンにおい
て、プレーヤーが中止しないうちに、グラフによる表示
があるしきい値に達した場合に、ゲームの結果が失なわ
れるように前記ゲーム制御手段が前記しきい値を選択す
るゲーム・マシン。
【請求項６】請求項５記載のゲーム・マシンにおい
て、ある乱数が、前記ゲーム制御手段により前記しきい
値として選択され、前記乱数が、１から可能な最高値ま
での所定の範囲内に含まれるゲーム・マシン。
【請求項７】請求項５または請求項６記載のゲーム・
マシンにおいて、前記グラフによる表示が、変化を開始
し、前記プレーヤーが、前記制御デバイスにより任意の
時点でグラフによる表示を停止することができ、前記装
置が、前記グラフによる表示が、前記しきい値に達した
場合には、ゲームの結果が失なわれるが、前記プレーヤ
ーが、前記しきい値に達する前に前記制御デバイスを操
作した場合には、前記プレーヤーに、前記制御デバイス
が操作された時点で、前記グラフによる表示が表わす金
額が提供されるゲーム・マシン。
【請求項８】請求項７記載のゲーム・マシンにおい
て、前記グラフによる表示が、前記ゲーム制御手段によ
り変更および設定することができるゲーム・マシン。
【請求項９】請求項７または請求項８記載のゲーム・
マシンにおいて、前記しきい値に達する前に前記プレー
ヤーが前記制御デバイスを操作した場合でも、ゲームの
結果が失われるように、前記ゲーム制御手段を操作する
ことができるゲーム・マシン。
【請求項１０】請求項７から９の何れか１項に記載の
ゲーム・マシンにおいて、前記しきい値に達する前に前
記プレーヤーが前記表示を停止した場合、前記ゲーム制
御手段が、前記選択したしきい値を表示させ、その結
果、前記プレーヤーが、何時ゲームの結果が失われたの
かを確認することができるゲーム・マシン。
【請求項１１】前記請求項何れか１項記載のゲーム・
マシンにおいて、前記制御デバイスが、前記表示の変化
を停止するために、前記プレーヤーが操作することがで
きるアクチュエータであるゲーム・マシン。
【請求項１２】前記請求項何れか１項記載のゲーム・
マシンにおいて、ゲームのスタート場面でトリガ条件が
発生した場合に、前記機能がトリガされるゲーム・マシ
ン。
【請求項１３】前記請求項何れか１項記載のゲーム・
マシンにおいて、前記機能が、リンクにより結合してい
るゲーム・マシンのグループを通してトーナメントとし
て実行されるゲーム・マシン。