JP2001346258A - 通信装置及び方法、データ提供装置及び方法、データ提供管理装置及び方法、データ提供システム及びデータ提供方法 - Google Patents

通信装置及び方法、データ提供装置及び方法、データ提供管理装置及び方法、データ提供システム及びデータ提供方法

Info

Publication number
JP2001346258A
JP2001346258A JP2000164997A JP2000164997A JP2001346258A JP 2001346258 A JP2001346258 A JP 2001346258A JP 2000164997 A JP2000164997 A JP 2000164997A JP 2000164997 A JP2000164997 A JP 2000164997A JP 2001346258 A JP2001346258 A JP 2001346258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
user
identification information
wireless communication
data providing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000164997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsubara
弘 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000164997A priority Critical patent/JP2001346258A/ja
Publication of JP2001346258A publication Critical patent/JP2001346258A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信回線を利用してユーザ端末装置から
サービス提供機器、認証システムに接続して簡便にサー
ビスを提供する。 【解決手段】 ユーザ端末装置21がデータ提供装置1
1からサービスの提供を受けるに際して、無線通信装置
22で保持するユーザID情報をデータ提供装置11、
データ提供通信端末装置12(無線ネットワーク)を介
して認証装置13に送信してユーザ認証処理をし、認証
処理結果に基づいてデータ提供装置11から無線通信装
置22に無線ネットワークを介してサービス内容を送信
し、無線通信装置22からユーザ端末装置21に要求す
るサービスを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近距離無線通信回
線を利用してデータの提供等のサービスをユーザに提供
するサービス提供システムに用いて好適な通信装置及び
方法、データ提供装置及び方法、データ提供管理装置及
び方法、データ提供システム及びデータ提供方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来では、自動販売機等のサービス提供
システムでは、ユーザが貨幣を直接投入するもの、課金
情報を格納したカード、ユーザID等の情報を格納した
IDカード等を直接サービス提供機器等に挿入するもの
がある。このようなサービス提供システムでは、ユーザ
が貨幣を投入したり、機能カード等を挿入したりしてサ
ービス提供機器を直接操作することで、ユーザにデータ
やコンテンツ等を供給するサービスを提供するものが多
かった。
【0003】また、上記サービス提供システム側のサー
ビス提供機器がIDカード等の有効性を検証するときに
は、ユーザの操作に従って、例えば公衆回線等で有線接
続された認証システムにアクセスすることが多かった。
このようなサービス提供機器は、サービス提供側が決定
した場所に配置されていることが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のサービス提供シ
ステムをユーザが利用するためには、サービス提供機器
が配置された場所に赴いてサービス提供機器を直接操作
するのが現状である。このサービス提供機器は、サービ
ス提供側が決定した公衆の場所に配置されるため、ユー
ザがすぐにサービス提供機器の配置場所を見つけること
ができないことが多かった。したがって、従来のサービ
ス提供システムでは、特定のサービス提供業者のサービ
スを利用したいというユーザの要望を満たすことができ
ていないのが現状であり、これを簡便に実現するのは困
難であることが多い。
【0005】また、ユーザのIDカードを認証する認証
システムを用いる場合であっても、認証システムと、異
なる場所に設置された複数のサービス提供機器とを回線
で有線接続する必要があり、システム構築コストが高い
という問題があった。例えば、自動改札システム等にお
いて、ユーザとサービス提供機器との間が無線化されて
いるものも知られているが、サービス提供機器と認証シ
ステムを接続する場合には上述した問題と同じ問題があ
る。
【0006】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みて提案されたものであり、無線通信回線を利用して
ユーザ端末装置からサービス提供機器、認証システムに
接続して簡便にサービスを提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、少なくとも1
つのデータ提供装置から特定のサービスを無線通信回線
を介して受けることを可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信装置
は、上述の課題を解決するために、無線通信回線を介し
てデータ提供装置と接続される無線通信手段と、上記デ
ータ提供装置から供給されるデータを受信するユーザ端
末装置と接続されたユーザ端末接続手段と、上記ユーザ
端末装置を操作するユーザを識別するユーザ識別情報、
及び上記データ提供装置を含むデータ提供システムを識
別するシステム識別情報を記憶する記憶手段と、上記ユ
ーザ識別情報及びシステム識別情報を上記記憶手段から
読み出して、上記システム識別情報で示されるデータ提
供システムに含まれるデータ提供装置にユーザ識別情報
を送信して、データ提供装置から送信されるデータを受
信するように上記無線通信手段を制御し、上記無線通信
手段により受信したデータを上記ユーザ端末装置に出力
するように上記ユーザ端末接続手段を制御する通信制御
手段とを備える。
【0009】本発明に係る通信方法は、上述の課題を解
決するために、ユーザ端末装置がユーザに操作されるこ
とによる操作入力信号を入力し、上記操作入力信号に基
づいてデータ提供要求を生成して無線通信回線を介して
データ提供装置に送信するとともに、上記ユーザ端末装
置を操作するユーザを識別するユーザ識別情報、及びデ
ータ提供装置を含むデータ提供システムを識別するシス
テム識別情報を無線通信回線を介して送信し、上記デー
タ提供装置から無線通信回線を介して送信されたデータ
を受信し、無線通信回線を介して受信したデータを上記
ユーザ端末装置に出力する。
【0010】本発明に係るデータ提供装置は、上述の課
題を解決するために、無線通信回線を介してデータ受信
装置と接続される無線通信手段と、上記無線通信手段に
より上記データ受信装置に送信するデータを記憶するデ
ータ記憶手段と、自己を識別させる機器識別情報、及び
上記データ受信装置及び上記データ受信装置を認証する
認証装置を含むデータ提供システムを識別するシステム
識別情報を記憶する情報記憶手段と、上記データ受信装
置を操作するユーザを識別するユーザ識別情報、システ
ム識別情報及びデータ提供要求を上記データ受信装置か
ら受信するように上記無線通信手段を制御し、受信した
ユーザ識別情報及びシステム識別情報と上記情報記憶手
段に記憶された機器識別情報及びシステム識別情報とを
用いて、上記データ受信装置を認識し、上記データ提供
要求に基づいて上記データ記憶手段に記憶されたデータ
を送信するように上記無線通信手段を制御する通信制御
手段とを備える。
【0011】本発明に係るデータ提供方法は、上述の課
題を解決するために、データ受信装置からユーザ識別情
報、システム識別情報とともにデータ提供要求を無線通
信回線を介して受信し、受信したユーザ識別情報及びシ
ステム識別情報と、予め記憶したデータ提供装置を識別
させる機器識別情報及びシステム識別情報とを用いて、
上記データ受信装置を認識し、上記データ提供要求に基
づいて、無線通信回線を介してデータを送信する。
【0012】本発明に係るデータ提供管理装置は、上述
の課題を解決するために、データ受信装置及び前記デー
タ受信装置にデータを提供するデータ提供装置と無線通
信回線を介して接続される無線通信手段と、上記無線通
信回線とは異なる通信回線を介して、上記データ受信装
置を操作するユーザの認証処理をする認証装置と接続さ
れる通信手段と、自己を識別する機器識別情報、及び上
記データ受信装置及びデータ提供装置を含むデータ提供
システムを識別するシステム識別情報を記憶する情報記
憶手段と、上記データ受信装置を操作するユーザを識別
するユーザ識別情報、システム識別情報及びデータ提供
要求を上記データ受信装置から受信するように上記無線
通信手段を制御し、受信したユーザ識別情報及びシステ
ム識別情報と上記情報記憶手段に記憶された機器識別情
報及びシステム識別情報とを用いて、上記データ受信装
置を認識し、ユーザ識別情報を上記認証装置に送信する
ように上記通信手段を制御する通信制御手段とを備え
る。
【0013】本発明に係るデータ提供管理方法は、上述
の課題を解決するために、データ受信装置を操作するユ
ーザを識別するユーザ識別情報、システム識別情報、及
びデータ提供要求を上記データ受信装置から無線通信回
線を介して受信し、受信したユーザ識別情報及びシステ
ム識別情報と、予め記憶した自己を識別させる機器識別
情報、及び上記データ受信装置及びデータ提供装置を含
むデータ提供システムを識別するシステム識別情報とを
用いて、上記データ受信装置を認識し、上記ユーザ識別
情報を上記データ受信装置を操作するユーザの認証処理
をする認証装置に送信する。
【0014】本発明に係るデータ提供システムは、上述
の課題を解決するために、データを受信するデータ受信
装置と、上記データ受信装置と無線通信回線を介して接
続され、上記データ受信装置からのデータ提供要求を無
線通信回線を介して受信し、データを無線通信回線を介
してデータ受信装置に送信するデータ提供装置と、上記
データ提供装置から上記データ受信装置にデータを送信
するに際してユーザ認証処理を行う認証装置とを備え
る。このデータ提供システムにおいて、上記データ受信
装置は、無線通信回線を介して上記データ提供装置と接
続される無線通信手段と、上記データ提供装置から供給
されるデータを受信するユーザ端末装置と接続されたユ
ーザ端末接続手段と、上記ユーザ端末装置を操作するユ
ーザを識別するユーザ識別情報、及び上記データ提供装
置を含むデータ提供システムを識別するシステム識別情
報を記憶する記憶手段と、上記ユーザ識別情報及びシス
テム識別情報を上記記憶手段から読み出して、上記シス
テム識別情報で示されるデータ提供システムに含まれる
上記データ提供装置にユーザ識別情報を送信して、上記
認証装置での認証処理結果に応じてデータ提供装置から
送信されるデータを受信するように上記無線通信手段を
制御し、上記無線通信手段により受信したデータを上記
ユーザ端末装置に出力するように上記ユーザ端末接続手
段を制御する通信制御手段とを備える。
【0015】本発明に係るデータ提供方法は、上述の課
題を解決するために、ユーザ受信装置がユーザに操作さ
れることによる操作入力信号を入力し、上記操作入力信
号に基づいてデータ提供要求を生成して無線通信回線を
介してデータ提供装置に送信するとともに、上記ユーザ
受信装置を操作するユーザを識別するユーザ識別情報、
及びデータ提供装置を含むデータ提供システムを識別す
るシステム識別情報を無線通信回線を介して送信し、上
記データ提供装置からユーザ認識処理をする認識装置に
上記ユーザ識別情報を送信し、上記認証装置で上記ユー
ザ識別情報を用いたユーザ認証処理をし、上記認証装置
でのユーザ認証処理結果に応じて、データ提供装置から
データ受信装置にデータを無線通信回線を介して送信
し、上記データ受信装置でデータを受信する。
【0016】本発明に係る通信装置は、上述の課題を解
決するために、無線通信回線を介して少なくとも1つの
データ提供装置と接続される無線通信手段と、上記デー
タ提供装置から供給されるデータを受信するユーザ端末
装置と接続されたユーザ端末接続手段と、上記ユーザ端
末装置を操作するユーザを識別するとともに、上記デー
タ提供装置から提供されるデータの種類を示すユーザ識
別情報、及び上記データ提供装置を含むデータ提供シス
テムを識別するシステム識別情報を記憶する記憶手段
と、上記ユーザ識別情報で示されたデータ種類のデータ
を提供するデータ提供装置を検索するデータ種類検索要
求を上記ユーザ端末接続手段から入力したことに応じ
て、上記記憶手段に記憶されたユーザ識別情報をデータ
提供装置に送信して、上記ユーザ識別情報で示されたデ
ータ種類のデータが提供可能か否かを示す判定結果を上
記無線通信手段の無線通信可能範囲内に存在するデータ
提供装置から受信するように上記無線通信手段を制御
し、データ提供装置からの判定結果をユーザ端末装置に
出力するように上記ユーザ端末接続手段を制御する通信
制御手段とを備える。
【0017】本発明に係る通信方法は、上述の課題を解
決するために、ユーザ端末装置を操作するユーザを識別
するとともに、データ提供装置から提供されるデータの
種類を示すユーザ識別情報を保持し、上記ユーザ識別情
報で示されたデータ種類のデータを提供するデータ提供
装置を検索するデータ種類検索要求をユーザ端末装置か
ら入力し、上記ユーザ識別情報をデータ提供装置に無線
通信回線を介して送信し、上記ユーザ識別情報で示され
たデータ種類のデータが提供可能か否かを示す判定結果
を無線通信可能範囲内に存在するデータ提供装置から無
線通信回線を介して受信し、データ提供装置からの判定
結果をユーザ端末装置に出力する。
【0018】本発明に係るデータ提供装置は、上述の課
題を解決するために、無線通信回線を介してデータ受信
装置と接続される無線通信手段と、上記無線通信手段に
より上記データ受信装置に送信するデータを記憶するデ
ータ記憶手段と、上記ユーザ受信装置を操作するユーザ
を識別するとともに、提供されるデータの種類を示すユ
ーザ識別情報を上記データ受信装置から受信するように
上記無線通信手段を制御し、受信したユーザ識別情報に
基づいて上記データ記憶手段で記憶しているデータを参
照し、上記データ受信装置が提供を受けるデータの種類
のデータが提供可能か否かを判定し、判定結果を上記デ
ータ受信装置に送信するように上記無線通信手段を制御
する通信制御手段とを備える。
【0019】本発明に係るデータ提供方法は、上述の課
題を解決するために、ユーザ受信装置を操作するユーザ
を識別するとともに、提供されるデータの種類を示すユ
ーザ識別情報及びシステム識別情報を上記データ受信装
置から受信し、受信したユーザ識別情報に基づいて、提
供する対象となるデータを参照し、データ受信装置が提
供を受けるデータの種類のデータが提供可能か否かを判
定し、判定結果を上記データ受信装置に送信する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】本発明は、例えば図1に示すようなデータ
提供システム1に適用される。
【0022】データ提供システム1は、データ供給サー
ビスを実施するサービス提供側として、ユーザ側にデー
タを提供するデータ提供装置11、データ提供装置11
を管理するデータ提供通信端末装置12及び認証装置1
3を備える。また、このデータ提供システム1は、デー
タ供給サービスを受ける側として、ユーザが操作するユ
ーザ端末装置21、ユーザ端末装置21により制御され
る無線通信装置22を備える。
【0023】このデータ提供システム1では、データ提
供装置11、データ提供通信端末装置12及び無線通信
装置22が無線通信回線を介して接続されて無線ネット
ワークを構成し、データ提供通信端末装置12と認証装
置13とが有線通信回線を介して接続され、無線通信装
置22とユーザ端末装置21とが機械的に接続されて構
成されている。
【0024】データ提供システム1の上記無線ネットワ
ークでは、例えばBluetooth(以下、BTと呼
ぶ。)方式によりデータの送受信を実現する。
【0025】このBT方式とは、日欧5社が1998年
5月に標準化活動を開始した近距離無線通信技術の呼称
である。このBT方式では、最大データ伝送速度が1M
bps(実効的には721Kbps)、最大伝送距離が
10m程度の近距離無線通信網を構築してデータ通信を
行う。このBT方式では、無許可で利用可能な2.4G
Hz帯のISM(Industrial Scientific Medical)周
波数帯域に帯域幅が1MHzのチャネルを79個設定
し、1秒間に1600回チャネルを切り換える周波数ホ
ッピング方式のスペクトラム拡散技術を採用してデータ
提供装置11、データ提供通信端末装置12、無線通信
装置22間で無線データを送受信する。
【0026】このBT方式を適用した無線ネットワーク
では、スレーブマスター方式が適用され、処理内容に応
じて、周波数ホッピングパターンを決定するマスタ機器
と、マスタ機器に制御される通信相手のスレーブ機器と
に別れる。マスタ機器では、一度に7台のスレーブ機器
と同時にデータ通信を行うことができる。マスタ機器と
スレーブ機器とを加えた計8台の機器で構成するサブネ
ットは“piconet(ピコネット)”と呼ばれる。
ピコネット内、すなわち無線通信システム1に含まれる
スレーブ機器となされた機器は、同時に2つ以上のピコ
ネットのスレーブ機器となることができる。
【0027】データ提供システム1を構成するユーザ端
末装置21、無線通信装置22、データ提供装置11、
データ提供通信端末装置12及び認証装置13が実装す
るプロトコルスタックは、図2に示すように構成され
る。
【0028】ユーザ端末装置21は、例えば、ユーザに
操作される情報携帯端末に関するユーザ端末アプリケー
ション(AP)レイヤ、ユーザ端末アプリケーションレ
イヤの下位レイヤに位置するホスト(HOST)I/F
レイヤを実装する。このユーザ端末装置21は、無線通
信装置22の処理を制御するとともに、ホストI/Fレ
イヤを介して無線通信装置22との間でシリアルデータ
の入出力を行う。
【0029】無線通信装置22は、最上位レイヤとして
ユーザ端末装置21との間でデータの送受信をするホス
トI/Fレイヤ、ホストI/Fレイヤの下位レイヤに位
置するBTレイヤを実装する。このBTレイヤは、無線
ネットワーク内で無線データを送受信するための処理を
示し、最下位レイヤからBT方式の無線システムを実現
するため2.4GHz帯でFH及び送受信を行うRFレ
イヤ、ベースバンド制御を行うBB(Baseband)レイ
ヤ、コネクションの確立、解放及びリンクのハンドリン
グを行うLMP(Link Manager Protocol)レイヤ、各
種プロトコルのマルチプレクス及びセグメントの確立、
分解を行うL2CAP(Logical Link Control and Ada
ptation Protocol)レイヤ、RS−232Cシリアルラ
インをエミュレーションする簡易トランスポートプロト
コルであるRFCOMMレイヤの5つのプロトコルを有
する。
【0030】データ提供装置11は、無線通信装置22
及びデータ提供通信端末装置12との間でBT方式の無
線ネットワークを構成するためのBTレイヤ、BTレイ
ヤの上位レイヤとして、ユーザ端末装置21にデータの
供給サービスを行うための処理を示すデータ提供アプリ
ケーションレイヤを実装する。
【0031】データ提供通信端末装置12は、データ提
供装置11及び無線通信装置22との間でBT方式の無
線ネットワークを構成するためのBTレイヤと、BTレ
イヤの上位レイヤとして、有線ネットワークを介した認
証装置13との接続を実現するための有線通信プロトコ
ルレイヤと、有線通信プロトコルレイヤの上位レイヤと
して、データ提供通信端末アプリケーションレイヤとを
実装する。
【0032】認証装置13は、データ提供通信端末装置
12との間で有線ネットワークを介した接続を実現する
ための有線通信プロトコルレイヤと、有線通信プロトコ
ルレイヤの上位レイヤとして、ユーザ認証処理等を行う
ための認証処理アプリケーションレイヤとを実装する。
【0033】データ提供システム1において、無線通信
装置22とユーザ端末装置21とはそれぞれのホストI
/Fを介してデータ及び制御信号等の送受信を実現す
る。また、無線通信装置22は、データ提供装置11と
の間で対応するBTレイヤ同士でデータ及び制御信号等
の送受信をし、データ提供通信端末装置12との間で対
応するBTレイヤ同士でデータ及び制御信号等の送受信
をする。データ提供装置11とデータ提供通信端末装置
12とは、対応するBTレイヤ同士でデータ及び制御信
号等の送受信を実現する。これにより、ユーザ端末装置
21及び無線通信装置22、データ提供装置11、デー
タ提供通信端末装置12は、無線ネットワークを構成す
る。
【0034】更に、データ提供通信端末装置12と認証
装置13とは、それぞれの有線通信プロトコルを介して
データ及び制御信号等の送受信をすることで、有線ネッ
トワークを構成する。
【0035】つぎに、無線通信装置22及びユーザ端末
装置21の構成について図3を参照して説明する。
【0036】ユーザ端末装置21は、ホストバス21A
上に、インターフェース部31、表示部32、音声出力
部33、操作入力部34、ホストCPU(Central Proc
essing Unit)35が接続されて構成されている。ユー
ザ端末装置21は、無線通信装置22を制御するホスト
機器として機能し、ユーザの操作に応じて無線通信装置
22の処理を制御する。
【0037】インターフェース部31は、ホストCPU
35からの制御信号に従った処理をし、無線通信装置2
2のインターフェース部とシリアルデータ及び制御信号
等の入出力を行う。このインターフェース部31は、無
線通信装置22がユーザ端末装置21に装着されること
でデータ及び制御信号等の入出力を管理する。
【0038】このインターフェース部31は、例えば信
号入出力用の端子を10ピン備え、シリアルでデータを
入出力する規格に準じて無線通信装置22との間でデー
タ等の入出力を行う。すなわち、インターフェース部3
1は、無線通信装置22装着用の装着凹部を備え、無線
通信装置22が装着されたときには、シリアルバスの状
態を示すバスステート、データ、クロック等を入出力す
ることでデータの入出力をする。
【0039】表示部32は、例えば液晶ディスプレイ機
構からなり、ホストCPU35からの制御信号に従っ
て、表示用のデータに所定の処理をして画像等を表示す
る。
【0040】音声出力部33は、例えばスピーカ機構か
らなり、ホストCPU35からの制御信号に従って、音
響用のデータに応じて、音楽や音声等を放音する。
【0041】操作入力部34は、例えばキーボード、マ
ウスやボタン群、回転ダイヤル等からなり、ユーザに操
作されることで、操作内容に応じた操作入力信号を生成
する。操作入力部34は、生成した操作入力信号をホス
トバス21Aを介してホストCPU35に出力する。
【0042】ホストCPU35は、操作入力信号に基づ
いて、インターフェース部31を介して制御信号を無線
通信装置22に出力する。また、ホストCPU35は、
無線通信装置22から入力されるデータに対してユーザ
端末アプリケーションレイヤにおける処理を実行するこ
とでデータが示す画像や音声を出力するように表示部3
2や音声出力部33を制御する。
【0043】ホストCPU35は、例えばデータ提供を
受ける旨の操作入力信号が入力されたときには、データ
提供要求を生成し、インターフェース部31を介して無
線通信装置22に出力する。また、ホストCPU35
は、データ提供要求に応じて無線通信装置22で受信
し、入力されたデータにアプリケーションレイヤで規定
する処理をして表示部32又は音声出力部33を制御し
て、画像表示又は音声出力をする。
【0044】無線通信装置22は、ホストバス22A上
に、無線通信部41、ベースバンド制御部42、インタ
ーフェース部43、情報記憶部44、RAM(Random A
ccess Memory)45、ROM(Read Only Memory)4
6、無線通信CPU47が接続されて構成されている。
また、無線通信装置22は、無線通信部41と接続され
たアンテナ部48を備える。
【0045】アンテナ部48は、2.4GHz帯(2.
402GHz〜2.480GHz)の無線データを送信
/受信するためのアンテナからなる。このアンテナ部4
8は、無線通信部41からの無線データをデータ提供装
置11又はデータ提供通信端末装置12に送信するとと
もに、データ提供装置11から無線データを受信して無
線通信部41に出力する。
【0046】このアンテナ部48で送受信される無線ネ
ットワークにおける無線データは、所定のビット数から
なり、ユーザデータと制御データとからなるパケットを
最小単位として送受信される。この無線ネットワークで
送受信するパケットに含まれる情報としては、パケット
を送受信するときの同期をとるためのSYNC(同期)
データ、パケットを識別するためのPID(Paket ID)
データ、ユーザデータを示すペイロード(PAYLOA
D)、誤り訂正を行うためのCRC(Cyclic Redundanc
y Code)データがある。上記SYNCデータは、パケッ
トの始まりを示す同期ワードである。上記PIDデータ
は、パケットを識別するための識別子であり、パケット
の種類を示すデータである。上記PAYLOADは、制
御データ、ユーザデータが格納される領域である。上記
CRCデータは、上記PAYLOADに関して付与され
る誤り検出用のCRCパリティである。
【0047】上記無線通信部41は、アンテナ部48か
らの無線データを受信するための処理を行う受信部51
と、アンテナ部48から無線データを送信するための処
理を行う送信部52と、送信部52からの無線データを
アンテナ部48を介して送信するか又はアンテナ部48
からの無線データを受信部51に出力するかを切り換え
るスイッチ部53と、受信部51及び送信部52におけ
る無線データについて周波数ホッピングによるスペクト
ラム拡散を行うホッピングシンセサイザ部54とを備え
る。
【0048】スイッチ部53は、後述する無線通信CP
U69からの制御信号に応じて動作し、アンテナ部48
で無線データを受信したときにはアンテナ部48からの
無線データを受信部51に出力するように動作し、アン
テナ部48から無線データを送信するときには送信部5
2から無線データをアンテナ部48に出力するように動
作する。
【0049】受信部51は、スイッチ部53からの無線
データが入力され、ベースバンド制御部42に出力す
る。この受信部51は、ホッピングシンセサイザ部54
によりホッピング周波数パタンが指定され、無線データ
を受信するときにおける周波数パタンに従って2.4G
帯の搬送波を取り除いて無線データを0,1のデータに
してベースバンド制御部42に出力する。このとき、受
信部51は、ホッピングシンセサイザ部54でパケット
単位で指定された周波数パタンを乗算する等の処理を行
うことで無線データから搬送波を取り除いてベースバン
ド制御部42に出力する。
【0050】送信部52は、アンテナ部48から無線ネ
ットワークを介してデータ提供装置11又はデータ提供
通信端末装置12に出力する無線データとして、ベース
バンド制御部42で生成され一次変調されたパケット単
位の0,1の無線データが入力され、スイッチ部53に
出力する。この送信部52は、ホッピングシンセサイザ
部54により周波数パタンが指定され、当該周波数パタ
ンに従って2.4G帯の搬送波をのせた無線データを生
成してスイッチ部53に出力する。このとき、送信部5
2は、ホッピングシンセサイザ部54で指定された周波
数パタンに従って搬送波をのせる処理をパケット単位で
施して送信する処理を行う。
【0051】ホッピングシンセサイザ部54は、ベース
バンド制御部42により周波数ホッピングのホッピング
パターンが指定される。このホッピングシンセサイザ部
54は、受信部51及び送信部52に同じ周波数パタン
を指定するようにベースバンド制御部42に制御され
る。
【0052】このホッピングシンセサイザ部54は、ア
ンテナ部48から無線データを受信するときには、ベー
スバンド制御部42で指定された周波数パタンに従っ
て、受信部51で取り除く搬送波の周波数をスロット毎
に変更する。
【0053】また、このホッピングシンセサイザ部54
は、アンテナ部48から無線データを送信するときに
は、送信部52でベースバンド制御部42からのデータ
に周波数変換を施すための周波数パタンに従って、送信
部52でデータにのせる搬送波の周波数をスロット毎に
変更する。
【0054】このホッピングシンセサイザ部54は、例
えば、1MHzごとに分割された79チャネル上(2.
402GHz〜2.480GHz)に毎秒1600回の
周波数ホッピングを行うように周波数制御を行う。
【0055】ベースバンド制御部42は、受信部51か
らパケット単位の無線データが入力され、周波数ホッピ
ングにより周波数変調された無線データを復調する処理
を行う。また、このベースバンド制御部42は、アンテ
ナ部48から無線データを送信するときには、送信する
データについて一次変調を施して送信部52に出力す
る。
【0056】更に、このベースバンド制御部42は、ホ
ッピングシンセサイザ部54にホッピングパターンを与
えることにより、ホッピングシンセサイザ部54を制御
する。これにより、ベースバンド制御部42は、無線通
信装置22から送信する無線データの送信タイミングを
制御するとともに、受信する無線データの受信タイミン
グを制御する。このベースバンド制御部42は、ホッピ
ングパターンとして、例えばf(k)、f(k+1)、
f(k+2)、・・・の周波数パタンを所定時間ごとに
ホッピングシンセサイザ部54に与える。
【0057】更にまた、このベースバンド制御部42
は、無線通信CPU47からの制御信号等に従って送信
するデータを所定のパケットフォーマットに変換してパ
ケット単位で受信部51に出力するとともに、送信部5
2からの所定のパケットフォーマットのパケットを分解
する処理を行ってシステムバス22Aを介して無線通信
CPU47に出力する。
【0058】更に、このベースバンド制御部42は、送
信部52での送信出力を変化させるように制御する機能
を有し、無線通信装置22とデータ提供装置11及びデ
ータ提供通信端末装置12との距離を示す情報を無線通
信CPU47から得て、送信部52で生成する無線デー
タの出力パワーを制御する。
【0059】情報記憶部44には、認証装置13が認証
可能なユーザID情報、データ提供サービスを提供する
システム(データ提供装置11、データ提供通信端末装
置12)を特定するシステムID情報が格納されてい
る。また、情報記憶部44には、上述したユーザID情
報やシステムID情報のみならず、データ提供をするシ
ステムにアクセスするためのパスワード等が格納されて
いても良い。
【0060】インターフェース部43は、ユーザ端末装
置21との間でシリアルのデータ及び制御信号等の入出
力を管理する。このインターフェース部43は、例えば
信号入出力用の端子を10ピン備え、シリアルでデータ
を入出力する規格に準じてデータ等の入出力を行う。す
なわち、インターフェース部43は、ユーザ端末装置2
1の装着凹部に無線通信装置22が装着されたときに
は、シリアルバスの状態を示すバスステート、データ、
クロック等を入出力することでデータの入出力をする。
【0061】上記無線通信CPU47は、システムバス
22Aを介して無線通信装置22を構成する各部を制御
するため制御プログラムをROM46から読み込むこと
で制御信号を生成する。無線通信CPU47は、RAM
45を作業領域として随時データを格納して制御プログ
ラムを実行して制御信号を生成する。これにより、無線
通信CPU47は、ベースバンド制御部42、無線通信
部41及びインターフェース部43を制御してデータ提
供装置11及びデータ提供通信端末装置12との通信を
制御するパケットを生成するとともに、インターフェー
ス部43を介してユーザ端末装置21とデータの入出力
を行うように制御する。
【0062】無線通信CPU47は、ユーザ端末装置2
1からデータ提供要求が入力されたときには、情報記憶
部44に格納されたユーザID情報、システムID情報
を読み出し、読み出したユーザID情報、システムID
情報とともに、ユーザ端末装置21がデータ提供を要求
していることに応じてデータ提供要求をデータ提供装置
11に送信する。
【0063】また、無線通信CPU47は、データ提供
装置11からデータ提供要求に応じたデータが無線ネッ
トワークを介して受信したときには、インターフェース
部31を介してユーザ端末装置21にデータを出力す
る。
【0064】つぎに、データ提供装置11の構成につい
て図4を参照して説明する。なお、上述したデータ提供
装置11と同様の機能を有する部分については同一符号
を付することによりその詳細な説明を省略する。
【0065】データ提供装置11は、無線通信装置22
と同様にBT方式により無線ネットワーク内で無線通信
装置22及びデータ提供通信端末装置12と無線データ
の送受信を行うための無線通信モジュールを備える。こ
の無線通信モジュールは、無線通信部41、ベースバン
ド制御部42、アンテナ部48、受信部51、送信部5
2、スイッチ部53、ホッピングシンセサイザ部54か
らなり、システムバス11Aと接続される。
【0066】データ提供装置11は、システムバス11
A上に、上記無線通信モジュール、情報記憶部61、コ
ンテンツ記憶部62、表示部63、音声出力部64、R
AM65、ROM66、CPU67が接続されてなる。
【0067】情報記憶部61には、データ提供装置11
の機器を特定する提供機器ID情報、データ提供サービ
スを提供するシステム(データ提供装置11、データ提
供通信端末装置12)を特定するシステムID情報が格
納されている。
【0068】コンテンツ記憶部62には、無線ネットワ
ーク、無線通信装置22を介してユーザ端末装置21に
提供するデータが格納される。このコンテンツ記憶部6
2には、例えば音楽等を示すコンテンツデータが格納さ
れる。
【0069】表示部63は、例えば液晶ディスプレイ機
構からなり、CPU67からの制御信号に従って、表示
用のデータに所定の処理をして画像等を表示する。
【0070】音声出力部64は、例えばスピーカ機構か
らなり、CPU67からの制御信号に従って、音響用の
データに応じて、音楽や音声等を放音する。
【0071】CPU67は、システムバス11Aを介し
てデータ提供装置11を構成する各部を制御するため制
御プログラムをROM66から読み込むことで制御信号
を生成する。CPU67は、RAM65を作業領域とし
て随時データを格納して制御プログラムを実行して制御
信号を生成する。これにより、CPU67は、ベースバ
ンド制御部42、無線通信部41を制御して無線通信装
置22及びデータ提供通信端末装置12との通信を制御
する。
【0072】また、CPU67は、アンテナ部48を介
して受信した無線データの内容を認識し、データ提供処
理を実行する。このCPU67は、無線通信装置22か
らデータ提供要求を受信したときには、ROM66に格
納されたデータ提供プログラムを読み出し、データを提
供するための処理をする。
【0073】CPU67は、無線通信装置22からのユ
ーザID情報及びシステムID情報を参照して無線通信
装置22の存在を認識し、情報記憶部61から提供機器
ID情報及びシステムID情報を読み出して、データ提
供通信端末装置12に送信する処理をする。また、この
CPU67は、データ提供通信端末装置12からの課金
完了コードに応じて、コンテンツ記憶部62に格納され
たコンテンツデータを無線通信装置22に送信する処理
をする。また、このCPU67は、無線通信装置22か
らのユーザID情報等を暗号化する機能を有する。
【0074】つぎに、データ提供通信端末装置12の構
成について図5を参照して説明する。なお、上述したデ
ータ提供装置11と同様の機能を有する部分については
同一符号を付することによりその詳細な説明を省略す
る。
【0075】データ提供通信端末装置12は、無線通信
装置22と同様にBT方式により無線ネットワーク内で
無線通信装置22及びデータ提供装置11と無線データ
の送受信を行うための無線通信モジュールを備える。こ
の無線通信モジュールは、無線通信部41、ベースバン
ド制御部42、アンテナ部48、受信部51、送信部5
2、スイッチ部53、ホッピングシンセサイザ部54か
らなり、システムバス12Aと接続される。
【0076】BTモジュールを備えたデータ提供通信端
末装置12は、無線ネットワークを介して複数のデータ
提供装置11及び無線通信装置22と接続し、複数のデ
ータ提供装置11を管理する。
【0077】データ提供通信端末装置12は、システム
バス12A上に、上記無線通信モジュール、有線通信イ
ンターフェース部71、情報記憶部72、RAM73、
ROM74、CPU75が接続されてなる。
【0078】有線通信インターフェース部71は、CP
U75からの制御信号に従って、ROM74に格納され
た有線通信プロトコルに従った処理をする。この有線通
信インターフェース部71は、有線ネットワークを介し
て認証装置13との間で各種情報の送受信をする。
【0079】情報記憶部72には、データ提供通信端末
装置12の機器を特定する端末機器ID情報、データ提
供サービスを提供するシステム(データ提供装置11、
データ提供通信端末装置12)を特定するシステムID
情報が格納されている。
【0080】CPU75は、システムバス12Aを介し
てデータ提供通信端末装置12を構成する各部を制御す
るため制御プログラムをROM74から読み込むことで
制御信号を生成する。CPU75は、RAM73を作業
領域として随時データを格納して制御プログラムを実行
して制御信号を生成する。これにより、CPU75は、
ベースバンド制御部42、無線通信部41を制御して無
線通信装置22及びデータ提供装置11との通信を制御
する。
【0081】CPU75は、アンテナ部48を介して受
信した無線データの内容を認識し、データ提供装置管理
処理を実行する。このCPU75は、データ提供装置1
1からデータ提供要求を受信したときには、ROM74
に格納されたデータ提供装置管理プログラムを読み出
し、認証装置13との間で回線確立及び切断処理等を実
行する。
【0082】認証装置13は、図6に示すように、シス
テムバス13A上に、有線通信インターフェース部8
1、情報記憶部82、RAM83、ROM84、CPU
85が接続されて構成されている。
【0083】有線通信インターフェース部81は、CP
U85からの制御信号に従って、ROM84に格納され
た有線通信プロトコルに従った処理をする。この有線通
信インターフェース部81は、有線ネットワークを介し
てデータ提供通信端末装置12との間で各種情報の送受
信をする。
【0084】情報記憶部82には、複数のユーザID情
報がリスト化されてなるユーザIDリスト情報、複数の
提供機器ID情報がリスト化されてなる提供機器IDリ
スト情報が格納されている。
【0085】CPU85は、システムバス13Aを介し
て認証装置13を構成する各部を制御するため制御プロ
グラムをROM84から読み込むことで制御信号を生成
する。CPU85は、RAM83を作業領域として随時
データを格納して制御プログラムを実行して制御信号を
生成する。これにより、CPU85は、有線通信インタ
ーフェース部81を制御して有線ネットワークを介した
データ提供通信端末装置12との通信を制御する。
【0086】CPU85は、データ提供通信端末装置1
2から回線を確立する旨の回線確立要求、回線を切断す
る旨の回線切断要求に従って、ROM84に格納された
有線通信プロトコルに基づいた処理をすることで有線通
信インターフェース部81を制御して回線確立処理、回
線切断処理をする。
【0087】また、CPU85は、データ提供システム
1でデータ提供サービスを実行するときにおいて、RO
M84に格納された認証処理プログラムを読み出し、ユ
ーザID情報及び提供機器ID情報に基づいてユーザI
Dリスト情報及び提供機器IDリスト情報を参照して認
証処理をする。また、CPU85は、ROM84に格納
された課金処理プログラムを読み出し、データ提供要求
に応じた課金処理をする。
【0088】更に、CPU85は、データ提供サービス
を受けるユーザを登録又は抹消するときには、ユーザI
Dリスト情報に新たなユーザID情報を加える処理、又
はユーザIDリスト情報からユーザID情報を消去する
処理をする。また、CPU85は、データを提供するデ
ータ提供装置11を登録又は抹消するときには、提供機
器IDリスト情報に新たな提供機器ID情報を加える処
理、又は提供機器IDリスト情報から提供機器ID情報
を消去する処理をする。
【0089】このように構成されたデータ提供システム
1において、ユーザの認証をしてユーザ端末装置21に
データを供給するときの処理手順について図7を参照し
て説明する。
【0090】図7によれば、先ず、ステップST1にお
いて、ユーザ端末装置21のホストCPU35は、ユー
ザが操作入力部34を操作することで無線ネットワーク
を介したデータの提供を要求するデータ提供要求S1を
無線通信装置22に出力するようにインターフェース部
31を制御する。このデータ提供要求S1は、提供を要
求するデータを特定するデータ特定情報を含む。ここ
で、データ提供要求S1をユーザ端末装置21から無線
通信装置22に出力するときには、無線通信装置22が
データ提供装置11の通信可能範囲内に位置することが
前提となる。
【0091】次いで無線通信装置22の無線通信CPU
47は、ユーザ端末装置21からのデータ提供要求S1
が入力されたことに応じて、ユーザID情報、システム
ID情報を情報記憶部44から読み出し、データ提供要
求、ユーザID情報及びシステムID情報S2をデータ
提供装置11に送信するように無線通信部41及びベー
スバンド制御部42を制御する。
【0092】次に、データ提供装置11のCPU67
は、データ提供要求、ユーザID情報及びシステムID
情報S2を受信したことに応じて、情報記憶部72から
システムID情報を読み出し、読み出したシステムID
情報S3をデータ提供通信端末装置12に送信する。
【0093】次に、データ提供通信端末装置12のCP
U75は、データ提供装置11からのシステムID情報
S3に応じて、情報記憶部72に格納されたシステムI
D情報を読み出し、受信したシステムID情報と比較す
る。CPU75は、受信したシステムID情報を参照し
て自己のシステムがサービスを提供する対象となってい
ると認識する。また、CPU75は、ROM74から有
線通信プロトコルを読み出し、有線通信インターフェー
ス部71を制御することで、回線確立要求S4を認証装
置13に送信する。
【0094】認証装置13のCPU85は、データ提供
通信端末装置12からの回線確立要求S4を有線通信イ
ンターフェース部81で受信したことに応じて、有線通
信プロトコルをROM84から読み出し、データ提供通
信端末装置12との間でシグナリングを行って回線確立
処理を行う(ステップST2)。
【0095】また、データ提供通信端末装置12のCP
U75は、無線通信装置22からのユーザID情報を暗
号化するとともに、提供機器ID情報を情報記憶部72
から読み出し、提供機器ID情報、ユーザID情報及び
データ提供要求S5をデータ提供通信端末装置12に送
信する(ステップST3)。
【0096】次に、データ提供装置11のCPU67
は、提供機器ID情報、ユーザID情報及びデータ提供
要求S5を受信したことに応じて、受信した提供機器I
D情報を暗号化し、暗号化した提供機器ID情報及びユ
ーザID情報S6を認証装置13に送信する。
【0097】次に、認証装置13のCPU85は、暗号
化した提供機器ID情報及びユーザID情報S6を受信
したことに応じ、受信したユーザID情報及び提供機器
ID情報を復号する。次に、CPU85は、復号したユ
ーザID情報及び提供機器ID情報の認証をする。CP
U85は、情報記憶部82に格納した提供機器IDリス
ト情報を読み出して復号した提供機器ID情報との照合
をするとともに、ユーザIDリスト情報を読み出して復
号したユーザID情報との照合をする。CPU85は、
提供機器ID情報で示されたデータ提供装置11がデー
タ提供を行うことができ、ユーザID情報で示されたユ
ーザが登録済みであってデータ提供を受けることができ
ると判定したときには、認証した提供機器ID情報、ユ
ーザID情報及びユーザ認証完了コードS7をデータ提
供通信端末装置12に送信する(ステップST5)。
【0098】次に、データ提供通信端末装置12のCP
U75は、提供機器ID情報、ユーザID情報及びユー
ザ認証完了コードS7を受信したことに応じて、提供機
器ID情報で示されるデータ提供装置11を用いてユー
ザID情報で示されたユーザのデータ提供サービスの利
用が可能であることをユーザ認証完了コードにより認識
する(ステップST6)。データ提供通信端末装置12
は、ユーザ認証が完了したことに応じて、以前にデータ
提供装置11から受信したデータ提供情報S5を参照し
て、データ特定情報を含むデータ提供要求S8を認証装
置13に送信する。
【0099】次に、認証装置13のCPU85は、デー
タ提供要求S8を受信したことに応じて、データ特定情
報を認識し、データ提供の対象となるデータに対応する
課金料を示す課金情報を生成する。CPU85は、生成
した課金情報をユーザ端末装置21に送信することで
(図示せず)、課金処理を行う(ステップST7)。こ
こで、CPU85は、データ提供システム1に含まれる
有線ネットワーク及び無線ネットワーク外の他のシステ
ムを利用して課金処理を行っても良い。CPU85は、
課金処理が完了すると、課金完了コードS9をデータ提
供通信端末装置12に送信する。
【0100】次に、データ提供通信端末装置12は、認
証装置13からの課金完了コードS9を有線通信インタ
ーフェース部71で受信し、ベースバンド制御部42及
び無線通信部41を制御して課金完了コードS10をデ
ータ提供装置11に送信する。
【0101】次に、データ提供装置11のCPU67
は、データ提供通信端末装置12からの課金完了コード
S10を受信したことに応じて、コンテンツ記憶部62
に格納されたコンテンツデータ等をサービス内容に従っ
て読み出し、読み出したデータS11を無線通信装置2
2に送信するユーザ端末装置21にデータを提供する。
【0102】次に、ユーザ端末装置21は、例えば表示
部32に送信されたデータの内容を表示する等の処理を
してデータを受信する(ステップST9)。
【0103】また、CPU67は、無線通信装置22に
サービス内容に応じたデータS11を送信すると同時
に、データ提供通信端末装置12にデータ提供完了コー
ドS12を送信する。
【0104】データ提供通信端末装置12のCPU75
は、データ提供完了コードS12を受信したことに応じ
て、有線通信インターフェース部71を制御してデータ
提供完了コードS13を認証装置13に送信する。
【0105】次に、認証装置13のCPU85は、デー
タ提供完了コードS13を認識して(ステップST1
0)、データ提供手順終了コードS14をデータ提供通
信端末装置12に送信する。
【0106】次に、データ提供通信端末装置12のCP
U75は、データ提供手順終了コードS14を受信した
ことに応じて、データ提供手順終了コードS15をデー
タ提供装置11に転送するとともに回線切断要求S16
を認証装置13に送信する。次に、データ提供装置11
のCPU67では、データ提供手順終了コードS15を
受信したことに応じて、終了確認をする(ステップST
11)。また、認証装置13では、回線切断要求S16
に応じて回線切断処理をする(ステップST12)。
【0107】次に、データ提供装置11のCPU67で
は、手順終了通知S17を無線通信装置22に送信し、
無線通信装置22は、手順終了通知信号S18をユーザ
端末装置21に出力する。
【0108】次に、ユーザ端末装置21のホストCPU
35は、表示部32に手順終了表示をして、ユーザにそ
の旨を提示する(ステップST13)。
【0109】このような処理を行うデータ提供システム
1によれば、無線ネットワークに存在するユーザ端末装
置21からデータ提供装置11にデータ提供を要求する
に際して、ユーザ認証を行うためのユーザID情報を記
憶した無線通信装置22を利用することにより、要求し
たデータを無線データとしてユーザ端末装置21で受信
することができる。したがって、このデータ提供システ
ム1によれば、ユーザがデータ提供通信端末装置12を
直接操作する必要が無く、無線ネットワークを利用して
ユーザ端末装置21からデータ提供装置11、認証装置
13に接続して簡便にサービスを提供することができ
る。
【0110】また、このデータ提供システム1によれ
ば、ユーザ端末装置21の内部に無線通信装置22の機
能を実装する場合と比較して、無線通信装置22を利用
することにより、安価にデータの供給をユーザ端末装置
21で受けることができる。
【0111】更に、データ提供システム1によれば、ユ
ーザID情報を送信する回線と、無線通信装置22とデ
ータ提供装置11又はデータ提供通信端末装置12との
間で交信する回線とを同じ回線を用いるため、データ伝
送用の回線、制御信号伝送用の回線、ユーザ認証用の回
線を別個に設ける必要がない。
【0112】つぎに、サービスの種類毎にデータ提供シ
ステムが存在し、ユーザがサービスの種類を選択するこ
とで、サービスの種類に応じたデータ提供システムを検
索してサービスを受ける処理について説明する。また、
この処理は、単一のデータ提供システムが複数種類のサ
ービスを提供する場合にも適用可能である。
【0113】このような処理を行う無線通信装置22の
情報記憶部44には、サービス提供システム及びサービ
スの種類に応じたユーザID情報が格納されている。ま
た、このユーザID情報は、特定のデータ提供システム
1を利用して特定種類のサービスを受けることができる
ユーザID情報として認証装置13に登録されている。
このユーザID情報は、例えばBT方式で規定されたメ
ーカーIDの、特定の一続きの番号で表現される。
【0114】このようなユーザID情報を記憶した無線
通信装置22が装着されたユーザ端末装置21は、例え
ばデータ提供装置11の位置を通知する位置通知サービ
スを提供するデータ提供装置11を利用するときには、
ユーザに操作されることにより、位置通知サービスを提
供するデータ提供装置11を検索する旨の操作入力信号
を生成する。ユーザ端末装置21は、操作入力信号に応
じた制御信号を無線通信装置22に出力して受信待機状
態となる。
【0115】位置通知サービスが提供可能なデータ提供
装置11を検索する旨の制御信号が入力された無線通信
装置22は、無線ネットワークの通信可能範囲内にユー
ザID情報を送信する。
【0116】データ提供装置11は、無線通信装置22
から送信されたユーザID情報を受信し、ユーザID情
報を解釈して、無線ネットワークの通信可能範囲内に上
記位置通知サービスを受けることができるユーザが存在
すると判定する。これに応じ、データ提供装置11は、
無線通信装置22の通信可能範囲内に上記位置通知サー
ビスが提供可能なデータ提供装置11が存在する旨の位
置通知を無線通信装置22に送信する。
【0117】無線通信装置22は、データ提供装置11
からの通知を受信すると、その旨をユーザ端末装置21
に出力する。これに応じ、ユーザ端末装置21は、例え
ば画像、音、光等により、無線通信装置22の通信可能
範囲内に上記位置通知サービスが提供可能なデータ提供
装置11が存在することをユーザに提示する。ここで、
ユーザ端末装置21が画像や音により上記位置通知サー
ビスが提供可能なデータ提供装置11が存在することを
提示する場合のみならず、データ提供装置11自体が画
像や音、光等によりユーザに知らせても良い。
【0118】このような処理を行う無線通信装置22及
びデータ提供装置11を備えたデータ提供システム1に
よれば、公衆の場所に配置されたデータ提供装置11を
ユーザが容易に見つけることができない場合であって
も、ユーザの要求するサービス種類が提供可能なデータ
提供装置11が無線通信装置22の通信範囲内に位置す
ることをユーザに提示することができ、サービスの利便
性を向上させることができる。
【0119】ここで、無線通信装置22の通信可能範囲
内に複数のデータ提供装置11が存在するときには、ユ
ーザが選択したデータ提供装置11と通信を行う必要が
ある。このとき、ユーザ端末装置21は、ユーザが選択
可能なデータ提供装置11をユーザに提示する。ユーザ
端末装置21は、例えば、データ提供装置11の表示部
63の表示内容を、無線通信装置22の表示部32の表
示内容に同期させることにより、ユーザに選択したデー
タ提供装置11を提示する。また、ユーザ端末装置21
は、無線ネットワーク内に異なるサービス形態のデータ
提供装置11が存在するときには、ユーザが提供を要求
するサービスに対応したデータ提供装置11を表示部3
2に表示するように制御しても良い。
【0120】なお、上述した一例では、データ提供装置
11とデータ提供通信端末装置12とが異なる位置に配
置されているときの処理について説明したが、認証装置
13とデータ提供装置11が近接した場所に位置すると
きには、データ提供装置11により上述のデータ提供通
信端末装置12での処理を実行しても良い。このとき、
データ提供通信端末装置12は、内部に有線接続I/F
を備え、認証装置13との回線を確立するとともに、デ
ータ提供プログラムに従って無線通信装置22にデータ
を提供し、認証装置13との間で回線確立/切断処理等
を実行する。
【0121】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る通信装置及び方法によれば、ユーザ識別情報を無線通
信回線を介して送信してユーザ認証を行わせて、データ
提供要求に応じてデータ提供装置から送信されたデータ
を無線通信回線を介して受信し、受信したデータをユー
ザ端末装置に出力することができるので、ユーザがデー
タ提供装置を直接操作する必要が無く、無線通信回線を
利用してデータ提供装置、認証装置に接続して簡便にサ
ービスをユーザに提供することができる。
【0122】本発明に係るデータ提供装置及び方法は、
無線通信回線を介したデータ受信装置からのユーザ識別
情報によりデータ受信装置を認識し、ユーザ識別情報に
よりユーザ認証を行わせることができ、データ受信装置
からのデータ提供要求に基づいて無線通信回線を介して
データを送信することができるので、ユーザがデータ提
供装置を直接操作する必要が無く、無線通信回線を利用
してデータ提供装置、認証装置に接続して簡便にサービ
スをユーザに提供することができる。
【0123】本発明に係るデータ提供管理装置及び方法
は、データ受信装置からユーザ識別情報、システム識別
情報、及びデータ提供要求を上記データ受信装置から無
線通信回線を介して受信してデータ受信装置を認識し、
ユーザ識別情報をユーザの認証処理をする認証装置に送
信することができるので、ユーザがデータ提供装置を直
接操作しなくても、無線通信回線を介して受信したユー
ザ識別情報を用いたユーザ認証を認証装置で行わせるこ
とができ、データ提供装置にユーザ認証が完了したユー
ザにデータを送信することができる。したがって、この
デー宛異境管理装置及び方法によれば、無線通信回線を
利用してデータ提供装置、認証装置に接続して簡便にサ
ービスをユーザに提供することができる。
【0124】本発明に係るデータ提供システム及びユー
ザ提供方法によれば、無線通信回線を介してデータ受信
装置からユーザ識別情報をデータ提供装置を介して認証
装置に送信し、ユーザ識別情報によりユーザ認証を行わ
せることができ、データ受信装置からのデータ提供要求
に基づいて無線通信回線を介してデータをデータ提供装
置からユーザ受信装置に送信することができるので、ユ
ーザがデータ提供装置を直接操作する必要が無く、無線
通信回線を利用してデータ提供装置、認証装置に接続し
て簡便にサービスをユーザに提供することができる。
【0125】本発明に係る通信装置及び方法によれば、
データの種類を示すユーザ識別情報で示されたデータ種
類のデータを提供するデータ提供装置を検索するデータ
種類検索要求をユーザ端末装置から入力し、ユーザ識別
情報をデータ提供装置に無線通信回線を介して送信し、
データ種類のデータが提供可能か否かを示す判定結果を
無線通信可能範囲内に存在するデータ提供装置から無線
通信回線を介して受信してユーザ端末装置に出力するこ
とができるので、少なくとも1つのデータ提供装置から
特定のサービスを提供するデータ提供装置を検索して無
線通信回線を介してデータの提供を受けることができ
る。
【0126】本発明に係るデータ提供装置及び方法は、
提供するデータの種類を示すユーザ識別情報を受信し、
受信したユーザ識別情報に基づいて、提供する対象とな
るデータを参照してデータ受信装置が提供を受けるデー
タの種類のデータが提供可能か否かを判定して判定結果
をデータ受信装置に送信することができるので、少なく
とも1つのデータ提供装置から特定のサービスを提供す
るデータ提供装置を検索して無線通信回線を介してデー
タの提供を受けさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ提供システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明を適用したデータ提供システムを構成す
るユーザ端末装置、無線通信装置、データ提供装置、デ
ータ提供通信端末装置、認証装置が実装するプロトコル
スタックを示す図である。
【図3】本発明を適用したユーザ端末装置及び無線通信
装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明を適用したデータ提供装置の構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明を適用したデータ提供通信端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明を適用したデータ提供システムに含まれ
る認証装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明を適用したデータ提供システムによりデ
ータをユーザ端末装置に提供するときの処理手順を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 データ提供システム、11 データ提供装置、12
データ提供通信端末装置、13 認証装置、21 ユ
ーザ端末装置、22 無線通信装置、31 インターフ
ェース部、34 操作入力部、35 ホストCPU、4
1 無線通信部、42 ベースバンド制御部、43 イ
ンターフェース部、44 情報記憶部、47 無線通信
CPU、48 アンテナ部、61 情報記憶部、62
コンテンツ記憶部、67 CPU、71 有線通信イン
ターフェース部、72 情報記憶部、75 CPU

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信回線を介してデータ提供装置と
    接続される無線通信手段と、 上記データ提供装置から供給されるデータを受信するユ
    ーザ端末装置と接続されたユーザ端末接続手段と、 上記ユーザ端末装置を操作するユーザを識別するユーザ
    識別情報、及び上記データ提供装置を含むデータ提供シ
    ステムを識別するシステム識別情報を記憶する記憶手段
    と、 上記ユーザ識別情報及びシステム識別情報を上記記憶手
    段から読み出して、上記システム識別情報で示されるデ
    ータ提供システムに含まれるデータ提供装置にユーザ識
    別情報を送信して、データ提供装置から送信されるデー
    タを受信するように上記無線通信手段を制御し、上記無
    線通信手段により受信したデータを上記ユーザ端末装置
    に出力するように上記ユーザ端末接続手段を制御する通
    信制御手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 ユーザ端末装置がユーザに操作されるこ
    とによる操作入力信号を入力し、 上記操作入力信号に基づいてデータ提供要求を生成して
    無線通信回線を介してデータ提供装置に送信するととも
    に、上記ユーザ端末装置を操作するユーザを識別するユ
    ーザ識別情報、及びデータ提供装置を含むデータ提供シ
    ステムを識別するシステム識別情報を無線通信回線を介
    して送信し、 上記データ提供装置から無線通信回線を介して送信され
    たデータを受信し、 無線通信回線を介して受信したデータを上記ユーザ端末
    装置に出力することを特徴とする通信方法。
  3. 【請求項3】 無線通信回線を介してデータ受信装置と
    接続される無線通信手段と、 上記無線通信手段により上記データ受信装置に送信する
    データを記憶するデータ記憶手段と、 自己を識別させる機器識別情報、及び上記データ受信装
    置及び上記データ受信装置を認証する認証装置を含むデ
    ータ提供システムを識別するシステム識別情報を記憶す
    る情報記憶手段と、 上記データ受信装置を操作するユーザを識別するユーザ
    識別情報、システム識別情報及びデータ提供要求を上記
    データ受信装置から受信するように上記無線通信手段を
    制御し、受信したユーザ識別情報及びシステム識別情報
    と上記情報記憶手段に記憶された機器識別情報及びシス
    テム識別情報とを用いて、上記データ受信装置を認識
    し、上記データ提供要求に基づいて上記データ記憶手段
    に記憶されたデータを送信するように上記無線通信手段
    を制御する通信制御手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ提供装置。
  4. 【請求項4】 データ受信装置からユーザ識別情報、シ
    ステム識別情報とともにデータ提供要求を無線通信回線
    を介して受信し、 受信したユーザ識別情報及びシステム識別情報と、予め
    記憶したデータ提供装置を識別させる機器識別情報及び
    システム識別情報とを用いて、上記データ受信装置を認
    識し、 上記データ提供要求に基づいて、無線通信回線を介して
    データを送信することを特徴とするデータ提供方法。
  5. 【請求項5】 データ受信装置及び前記データ受信装置
    にデータを提供するデータ提供装置と無線通信回線を介
    して接続される無線通信手段と、 上記無線通信回線とは異なる通信回線を介して、上記デ
    ータ受信装置を操作するユーザの認証処理をする認証装
    置と接続される通信手段と、 自己を識別する機器識別情報、及び上記データ受信装置
    及びデータ提供装置を含むデータ提供システムを識別す
    るシステム識別情報を記憶する情報記憶手段と、 上記データ受信装置を操作するユーザを識別するユーザ
    識別情報、システム識別情報及びデータ提供要求を上記
    データ受信装置から受信するように上記無線通信手段を
    制御し、受信したユーザ識別情報及びシステム識別情報
    と上記情報記憶手段に記憶された機器識別情報及びシス
    テム識別情報とを用いて、上記データ受信装置を認識
    し、ユーザ識別情報を上記認証装置に送信するように上
    記通信手段を制御する通信制御手段とを備えることを特
    徴とするデータ提供管理装置。
  6. 【請求項6】 データ受信装置を操作するユーザを識別
    するユーザ識別情報、システム識別情報、及びデータ提
    供要求を上記データ受信装置から無線通信回線を介して
    受信し、 受信したユーザ識別情報及びシステム識別情報と、予め
    記憶した自己を識別させる機器識別情報、及び上記デー
    タ受信装置及びデータ提供装置を含むデータ提供システ
    ムを識別するシステム識別情報とを用いて、上記データ
    受信装置を認識し、上記ユーザ識別情報を上記データ受
    信装置を操作するユーザの認証処理をする認証装置に送
    信することを特徴とするデータ提供管理方法。
  7. 【請求項7】 データを受信するデータ受信装置と、 上記データ受信装置と無線通信回線を介して接続され、
    上記データ受信装置からのデータ提供要求を無線通信回
    線を介して受信し、データを無線通信回線を介してデー
    タ受信装置に送信するデータ提供装置と、 上記データ提供装置から上記データ受信装置にデータを
    送信するに際してユーザ認証処理を行う認証装置とを備
    え、 上記データ受信装置は、無線通信回線を介して上記デー
    タ提供装置と接続される無線通信手段と、上記データ提
    供装置から供給されるデータを受信するユーザ端末装置
    と接続されたユーザ端末接続手段と、上記ユーザ端末装
    置を操作するユーザを識別するユーザ識別情報、及び上
    記データ提供装置を含むデータ提供システムを識別する
    システム識別情報を記憶する記憶手段と、上記ユーザ識
    別情報及びシステム識別情報を上記記憶手段から読み出
    して、上記システム識別情報で示されるデータ提供シス
    テムに含まれる上記データ提供装置にユーザ識別情報を
    送信して、上記認証装置での認証処理結果に応じてデー
    タ提供装置から送信されるデータを受信するように上記
    無線通信手段を制御し、上記無線通信手段により受信し
    たデータを上記ユーザ端末装置に出力するように上記ユ
    ーザ端末接続手段を制御する通信制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするデータ提供システム。
  8. 【請求項8】 ユーザ受信装置がユーザに操作されるこ
    とによる操作入力信号を入力し、 上記操作入力信号に基づいてデータ提供要求を生成して
    無線通信回線を介してデータ提供装置に送信するととも
    に、上記ユーザ受信装置を操作するユーザを識別するユ
    ーザ識別情報、及びデータ提供装置を含むデータ提供シ
    ステムを識別するシステム識別情報を無線通信回線を介
    して送信し、 上記データ提供装置からユーザ認識処理をする認識装置
    に上記ユーザ識別情報を送信し、 上記認証装置で上記ユーザ識別情報を用いたユーザ認証
    処理をし、 上記認証装置でのユーザ認証処理結果に応じて、データ
    提供装置からデータ受信装置にデータを無線通信回線を
    介して送信し、 上記データ受信装置でデータを受信することを特徴とす
    るデータ提供方法。
  9. 【請求項9】 無線通信回線を介して少なくとも1つの
    データ提供装置と接続される無線通信手段と、 上記データ提供装置から供給されるデータを受信するユ
    ーザ端末装置と接続されたユーザ端末接続手段と、 上記ユーザ端末装置を操作するユーザを識別するととも
    に、上記データ提供装置から提供されるデータの種類を
    示すユーザ識別情報、及び上記データ提供装置を含むデ
    ータ提供システムを識別するシステム識別情報を記憶す
    る記憶手段と、上記ユーザ識別情報で示されたデータ種
    類のデータを提供するデータ提供装置を検索するデータ
    種類検索要求を上記ユーザ端末接続手段から入力したこ
    とに応じて、上記記憶手段に記憶されたユーザ識別情報
    をデータ提供装置に送信して、上記ユーザ識別情報で示
    されたデータ種類のデータが提供可能か否かを示す判定
    結果を上記無線通信手段の無線通信可能範囲内に存在す
    るデータ提供装置から受信するように上記無線通信手段
    を制御し、データ提供装置からの判定結果をユーザ端末
    装置に出力するように上記ユーザ端末接続手段を制御す
    る通信制御手段とを備えることを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】 ユーザ端末装置を操作するユーザを識
    別するとともに、データ提供装置から提供されるデータ
    の種類を示すユーザ識別情報を保持し、 上記ユーザ識別情報で示されたデータ種類のデータを提
    供するデータ提供装置を検索するデータ種類検索要求を
    ユーザ端末装置から入力し、 上記ユーザ識別情報をデータ提供装置に無線通信回線を
    介して送信し、 上記ユーザ識別情報で示されたデータ種類のデータが提
    供可能か否かを示す判定結果を無線通信可能範囲内に存
    在するデータ提供装置から無線通信回線を介して受信
    し、 データ提供装置からの判定結果をユーザ端末装置に出力
    することを特徴とする通信方法。
  11. 【請求項11】 無線通信回線を介してデータ受信装置
    と接続される無線通信手段と、 上記無線通信手段により上記データ受信装置に送信する
    データを記憶するデータ記憶手段と、 上記ユーザ受信装置を操作するユーザを識別するととも
    に、提供されるデータの種類を示すユーザ識別情報を上
    記データ受信装置から受信するように上記無線通信手段
    を制御し、受信したユーザ識別情報に基づいて上記デー
    タ記憶手段で記憶しているデータを参照し、上記データ
    受信装置が提供を受けるデータの種類のデータが提供可
    能か否かを判定し、判定結果を上記データ受信装置に送
    信するように上記無線通信手段を制御する通信制御手段
    とを備えることを特徴とするデータ提供装置。
  12. 【請求項12】 ユーザ受信装置を操作するユーザを識
    別するとともに、提供されるデータの種類を示すユーザ
    識別情報及びシステム識別情報を上記データ受信装置か
    ら受信し、 受信したユーザ識別情報に基づいて、提供する対象とな
    るデータを参照し、データ受信装置が提供を受けるデー
    タの種類のデータが提供可能か否かを判定し、 判定結果を上記データ受信装置に送信することを特徴と
    するデータ提供方法。
JP2000164997A 2000-06-01 2000-06-01 通信装置及び方法、データ提供装置及び方法、データ提供管理装置及び方法、データ提供システム及びデータ提供方法 Withdrawn JP2001346258A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164997A JP2001346258A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 通信装置及び方法、データ提供装置及び方法、データ提供管理装置及び方法、データ提供システム及びデータ提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000164997A JP2001346258A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 通信装置及び方法、データ提供装置及び方法、データ提供管理装置及び方法、データ提供システム及びデータ提供方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001346258A true JP2001346258A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18668539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000164997A Withdrawn JP2001346258A (ja) 2000-06-01 2000-06-01 通信装置及び方法、データ提供装置及び方法、データ提供管理装置及び方法、データ提供システム及びデータ提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001346258A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7571240B2 (en) 2001-12-27 2009-08-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Service providing system that provides services and terminal device that requests services via a wireless network
JP2015531181A (ja) * 2012-06-20 2015-10-29 サーティス シスコ セキュリティ プライベート リミテッド Bluetoothペアリングシステム、方法、および装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7571240B2 (en) 2001-12-27 2009-08-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Service providing system that provides services and terminal device that requests services via a wireless network
JP2015531181A (ja) * 2012-06-20 2015-10-29 サーティス シスコ セキュリティ プライベート リミテッド Bluetoothペアリングシステム、方法、および装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9974105B2 (en) Communication system and method, information processing apparatus and method, information processing terminal and method
US7324805B2 (en) Scheme for registration and authentication in wireless communication system using wireless LAN
US8823494B1 (en) Systems and methods for wireless device connection and pairing
EP3893109B1 (en) Method and device for connecting bluetooth devices
EP1792442B1 (en) Secure pairing for wired or wireless communications devices
US8589687B2 (en) Architecture for supporting secure communication network setup in a wireless local area network (WLAN)
US8286221B2 (en) Security architecture
EP1569411B1 (en) Methods, apparatuses and program products for initializing a security association based on physical proximity in a wireless ad-hoc network
EP2146533B1 (en) Communication apparatus, communication system, notification method, and program product
US20070123165A1 (en) Methods, systems and devices for assisted discovery in bluetooth enabled devices
KR20040047656A (ko) 802.11 네트워크용 원시 wi-fi 아키텍쳐
US10484363B2 (en) Method and apparatus for authenticating a device using Bluetooth technology
US20110058536A1 (en) Wireless network selection apparatus
TW201330566A (zh) 促進無線通信的系統與方法
CN112399394A (zh) 一种基于蓝牙通讯的智能电能表系统及其通信方法
JP6263962B2 (ja) 通信装置、通信方法及びプログラム
US8631232B2 (en) Wireless personal area network accessing method
CN107852760A (zh) 通信设备、通信方法和程序
KR100801648B1 (ko) 블루투스를 이용한 이동 통신 단말기의 정보 표시 방법
CN112399393A (zh) 一种智能电能表装置及其通信方法
US20210243599A1 (en) User authentication method through bluetooth device and device therefor
JP2005117458A (ja) 無線接続システム、無線接続制御方法、アクセスポイント機器、および通信機器
JP2002345039A (ja) データ端末機器及びファイル共有方法
JP2001346258A (ja) 通信装置及び方法、データ提供装置及び方法、データ提供管理装置及び方法、データ提供システム及びデータ提供方法
JP2001285956A (ja) 無線通信ネットワークシステムとその無線局装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070807