JP2001346162A - 多重化ストリーム変換装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents

多重化ストリーム変換装置および方法、並びに記録媒体

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JP2001346162A
JP2001346162A JP2000165299A JP2000165299A JP2001346162A JP 2001346162 A JP2001346162 A JP 2001346162A JP 2000165299 A JP2000165299 A JP 2000165299A JP 2000165299 A JP2000165299 A JP 2000165299A JP 2001346162 A JP2001346162 A JP 2001346162A
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Motoki Kato
元樹 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再エンコードして記録されたビデオストリー
ムが再生される際、他のデータとの不整合が発生しない
ようにする。 【解決手段】 記録装置10に入力されたトランスポー
トストリームは、デマルチプレクサ12と解析部13に
入力される。解析部13は、ビデオ以外のストリームの
情報を符号化コントローラ部18に出力する。符号化コ
ントローラ部18は、入力された情報を基にエンコーダ
15のエンコードを制御すると共に、マルチメディア符
号化データエンコーダ20に対して、ビデオ符号化制御
情報を出力する。マルチメディア符号化データエンコー
ダ20は、ビデオ符号化部制御情報に基づき、デマルチ
プレクサ12からのマルチメディア符号化データを、再
生側においてビデオとそれ以外のデータとの間に不整合
が生じないためのデータに変更して、マルチプレクサ1
6に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多重化ストリーム変
換装置および方法、並びに記録媒体に関し、特に、再エ
ンコードしてビデオストリームを記録する装置に適用し
て好適な多重化ストリーム変換装置および方法、並びに
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパのDVB(Digital Video Broad
cast)放送、アメリカのDTV(DigitalTelevision)放
送、日本のBS(Broadcast Satellite)デジタル放送
などのデジタルテレビジョン放送では、MPEG(Moving P
icture Expert Group)2トランスポートストリームが
用いられる。トランスポートストリームは、トランスポ
ートパケットが連続したストリームであり、トランスポ
ートパケットは、例えば、ビデオデータやオーディオデ
ータがパケット化されたものである。1つのトランスポ
ートパケットのデータ長は、188バイトである。
【0003】ところで、デジタルテレビジョン放送で
は、アナログテレビジョン放送とは異なり、マルチメデ
ィア符号化データを付加したサービスを提供することが
可能である。このサービスは、ビデオデータ、オーディ
オデータ、文字図形のデータ、静止画のデータなどのデ
ータをマルチメディア符号化データと関連付けて送信さ
れる。マルチメディア符号化データは、例えば、日本の
BSデジタル放送の場合、XML(Extensible Markup Lan
guage)ベースの符号化方式が用いられる。その詳細に
付いては、例えば、ARIB STD-B24 Data Coding and tra
nsmission Specification for digital broadcasting
(ARIB STD-B24 デジタル放送におけるデータ放送符号
化方式と伝送方式)などに開示されている。
【0004】ビデオデータ、オーディオデータ、文字図
形のデータ、静止画のデータなどのデータは、それぞれ
トランスポートパケット化されて送信される。
【0005】図1を参照し、送信側と受信側とで授受さ
れるデータおよびマルチメディア画面の合成例を説明す
る。図1(A)に示すように、送信側は、ビデオデー
タ、ボタンA乃至Cを表示させるための文字図形デー
タ、”XYZABC...”といった文字を表示させる
ための文字データ、および、それらを関連付けるための
マルチメディア符号化データが、受信側に対して送信さ
れる。送信側とは、テレビジョン放送局などであるが、
ここではさらに、放送局から送信されたデータを受信
し、記録する記録装置(記録側)も含み、図1(A)
は、その記録装置から出力されるデータである場合も含
むとする。
【0006】マルチメディア符号化データには、ビデオ
データ、文字図形データ、および文字データを、受信側
にて合成して表示できるようなデータを含んでいる。す
なわち、マルチメディア符号化データは、図1(B)に
示すように、マルチメディアプレーン(テレビジョン受
像機などの画像の表示領域)のサイズ(plane_height、
plane_width)やビデオの表示サイズ(video_height、v
ideo_width)といったサイズに関するデータや、ビデオ
データ、文字図形データ、および文字データのそれぞれ
のデータにより表示されるビデオ、文字図形、および文
字の表示位置に関するデータを含むデータである。
【0007】受信側では、マルチメディア符号化データ
を基に、ビデオデータ、文字図形データ、および文字デ
ータを、それぞれ処理し、図1(B)に示したように、
それぞれのデータに基づく画像の表示がされる。
【0008】ユーザは、このようにして表示された画面
から、例えば、ボタンAを操作すると、その操作に対応
した情報が、ビデオの部分に表示されたりといったサー
ビスや、画面下側に表示されている文字データからビデ
オの部分に表示されている事柄に関する情報を取得する
といったサービスを受けることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】デジタルテレビジョン
放送により放送されたトランスポートストリームのテレ
ビジョンプログラムを受信側で、そのまま記録媒体にな
どに記録すれば、画質や音声の品質を全く劣化させずに
記録することが可能である。画質が劣化することを前提
とし、限られた容量の記録媒体に、できる限り、長い時
間のプログラムを記録する場合、受信されたビデオスト
リームを一度デコードした後、再エンコードすることに
よりビットレートを下げるといった処理が必要となる。
【0010】マルチメディア符号化データが付加された
テレビジョンプログラムのビデオストリームを、上述し
たように、ビットレートを下げて記録するために再エン
コードするとき、画像をサブサンプリングして画枠を変
更すると、再エンコードして得られたビデオストリーム
とマルチメディア符号化データの関係に不整合が発生す
る場合があるといった課題があった。その不整合の例に
ついて図2を参照して説明する。
【0011】図2(A)に示したように、送信側(記録
側)にて、再エンコードされて記録される際、元のビデ
オの画枠よりも小さい画枠に変換されて記録されてしま
っている。その為に、図2(B)に示したように、受信
側(再生側)においては、ビデオの表示サイズや表示位
置が変わってしまい、送信側が意図した表示画面(再エ
ンコードする前のデータで表示される表示画面)とは異
なった表示画面となってしまうといった課題があった。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、記録側において、再エンコードしてビデオ
ストリームを記録する際、不整合が発生しないようにマ
ルチメディア符号化データを変更することにより、再生
側においては、ビデオの画枠が小さくなるなどの不整合
が発生しないようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の多重化
ストリーム変換装置は、第1の多重化ストリームから少
なくともビデオストリームとマルチメディア符号化デー
タを分離する分離手段と、分離手段により分離されたビ
デオストリームの符号化パラメータを変換する第1の変
換手段と、第1の変換手段における符号化パラメータの
変換内容に基づいて、分離手段で分離したマルチメディ
ア符号化データを変換する第2の変換手段と、少なくと
も第1の変換手段により変換されたビデオストリームと
第2の変換手段により変換されたマルチメディア符号化
データを多重化して、第2の多重化ストリームを生成す
る多重化手段とを含むことを特徴とする。
【0014】前記第1の変換手段は、ビデオストリーム
の画枠のパラメータを変換するようにすることができ
る。
【0015】前記第1の変換手段は、分離手段により分
離されたビデオストリームをデコードし、そのデコード
されたビデオストリームをエンコードする処理を少なく
とも含むようにすることができる。
【0016】請求項4に記載の多重化ストリーム変換方
法は、第1の多重化ストリームから少なくともビデオス
トリームとマルチメディア符号化データを分離する分離
ステップと、分離ステップの処理で分離されたビデオス
トリームの符号化パラメータを変換する第1の変換ステ
ップと、第1の変換ステップの処理における符号化パラ
メータの変換内容に基づいて、分離ステップの処理で分
離したマルチメディア符号化データを変換する第2の変
換ステップと、少なくとも第1の変換ステップの処理で
変換されたビデオストリームと第2の変換ステップの処
理で変換されたマルチメディア符号化データを多重化し
て、第2の多重化ストリームを生成する多重化ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0017】請求項5に記載の記録媒体のプログラム
は、第1の多重化ストリームから少なくともビデオスト
リームとマルチメディア符号化データを分離する分離ス
テップと、分離ステップの処理で分離されたビデオスト
リームの符号化パラメータを変換する第1の変換ステッ
プと、第1の変換ステップの処理における符号化パラメ
ータの変換内容に基づいて、分離ステップの処理で分離
したマルチメディア符号化データを変換する第2の変換
ステップと、少なくとも第1の変換ステップの処理で変
換されたビデオストリームと第2の変換ステップの処理
で変換されたマルチメディア符号化データを多重化し
て、第2の多重化ストリームを生成する多重化ステップ
とを含むことを特徴とする。
【0018】請求項1に記載の多重化ストリーム変換装
置、請求項4に記載の多重化ストリーム変換方法、およ
び請求項5に記載の記録媒体においては、第1の多重化
ストリームから少なくともビデオストリームとマルチメ
ディア符号化データが分離され、そのビデオストリーム
の符号化パラメータが変換され、符号化パラメータの変
換内容に基づいて、マルチメディア符号化データが変換
される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図3は、本発明を適用
した記録装置の一実施の形態の構成を示す図である。ア
ンテナ(不図示)により受信されたトランスポートスト
リームは、セレクタ10に入力される。端子11には、
ユーザから指定される番組番号(チャンネル番号)が入
力される。セレクタ10は、番組番号に基づいて、トラ
ンスポートストリームから選択された番組を抜き出し、
パーシャルトランスポートストリームを出力する。パー
シャルトランスポートストリームは、デマルチプレクサ
12と解析部13に入力される。
【0020】デマルチプレクサ12に入力されたトラン
スポートストリームは、ビデオストリーム、それ以外の
ストリーム(オーディオ、静止画、文字図形データなど
のデータで構成されるストリーム)、およびマルチメデ
ィア符号化データに分離する。分離されたビデオストリ
ームは、デコーダ14に、それ以外のストリームは、マ
ルチプレクサ16に、マルチメディア符号化データは、
マルチメディア符号化データエンコーダ20に、それぞ
れ出力される。デマルチプレクサ12は、また、ビデオ
以外のトランスポートパケットと、それらのトランスポ
ートパケットの入力トランスポートストリームの中での
出力タイミング情報も、マルチプレクサ16に出力す
る。
【0021】デコーダ14は、入力されたビデオストリ
ームに対して、所定のデコード方式、例えば、MPEG2方
式に基づきデコード処理を施し、ビデオデータをエンコ
ーダ15に出力する。また、デコーダ14は、デコード
する際に得られたビデオストリームのストリーム情報
を、符号化コントローラ部18に出力する。
【0022】一方、解析部13は、入力されたトランス
ポートストリームを解析することにより、ビデオ以外の
ストリーム情報、例えば、ビットレートなどの情報を取
得し、符号化コントローラ部18に出力する。符号化コ
ントローラ部18は、解析部13から出力されたビデオ
以外のストリーム情報、デコーダ14から出力されたビ
デオストリーム情報、および、端子19を介してストリ
ームの記録ビットレートが入力される。符号化コントロ
ーラ部17は、これらのデータから、エンコーダ15に
より行われるビデオデータのエンコードの条件を設定
し、その設定された条件(符号化制御情報)をエンコー
ダ15に出力する。
【0023】例えば、ストリームの記録ビットレート
(端子19から入力されるデータ)から、ビデオ以外の
ストリームのビットレートの合計値(解析部13から入
力されるデータ)を減算した値が、ビデオデータのエン
コードに割り当てられるビットレートと設定し、その設
定されたビットレートで最適な画質となるようにビット
レート、画枠などの符号化制御情報を設定し、その設定
された符号化制御情報が、エンコーダ15に出力され
る。
【0024】エンコーダ15は、デコーダ14から出力
されたビデオデータを、符号化コントローラ部18から
出力された符号化制御情報に基づいて符号化(例えば、
MPEG2方式に基づく符号化)し、マルチプレクサ16に
出力する。マルチプレクサ16には、マルチメディア符
号化データエンコーダ20から出力されるマルチメディ
ア符号化データも入力される。
【0025】マルチメディア符号化データエンコーダ2
0は、デマルチプレクサ12からのマルチメディア符号
化データの内容を、符号化コントローラ部18からのビ
デオ符号化制御情報に基づいて変更する。すなわち、マ
ルチメディア符号化データエンコーダ20は、ビデオス
トリームが再エンコードされたことにより画枠サイズに
変更があったような場合でも、マルチメディアプレーン
(例えば、テレビジョン受像機などの表示領域)上で、
ビデオの表示位置や表示サイズが、伝送側が意図した画
面(再エンコードされる前のデータで得られる画面)と
同一の画面の表示とするために、入力されたマルチメデ
ィア符号化データを、符号化制御情報に基づいて変更す
る。
【0026】例えば、図4を参照して説明するに、伝送
側から伝送されたビデオの画枠の水平と垂直のサイズを
1倍とし、マルチメディア符号化データの拡大率に関す
るデータが1倍であった場合に、再エンコードされるこ
とにより、ビデオの画枠の水平と垂直のサイズが、それ
ぞれ0.5倍に変更されたとする。このまま、マルチメ
ディア符号化データの拡大率に関するデータを1倍のま
まで、記録媒体22に記録してしまうと、ビデオの表示
サイズ(画枠)は伝送側が意図したサイズよりも小さい
サイズ(この場合、0.5倍のサイズ)で表示されてし
まう。そこで、マルチメディア符号化データの拡大率を
2倍に変更し、受信側で、拡大率が変更されたマルチメ
ディア符号化データが用いられて再生されることによ
り、伝送側が意図したビデオの表示サイズで表示され
る。
【0027】マルチプレクサ16は、エンコーダ15か
らのビデオストリーム、デマルチプレクサ12からのビ
デオ以外のトランスポートストリームパケットと、その
出現タイミングの情報、およびマルチメディア符号化デ
ータエンコーダ20からのマルチメディア符号化データ
を入力するわけだが、そのうちの出現タイミングの情報
に基づいて、ビデオストリーム、ビデオ以外のトランス
ポートストリームパケット、およびマルチメディア符号
化データを多重化し、トランスポートストリームとし
て、アライバルタイムスタンプ付加部17に出力する。
【0028】アライバルタイムスタンプ付加部17は、
入力されるトランスポートストリームのトランスポート
ストリームパケット毎に、アライバルタイムスタンプを
含むヘッダを付加し、ソースパケットを書き込み部21
に出力する。アライバルタイムスタンプは、トランスポ
ートストリームパケットがトランスポートストリームの
中で出現するタイミングを表す情報である。書き込み部
21は、入力される連続したソースパケットからなるソ
ースパケットストリームをファイル化し、記録媒体22
に記録する。なお、記録媒体22は、どのような媒体で
も良い。
【0029】このようにして、再エンコードによりビデ
オの画枠などが変更されたとしても、その変更に対応す
るようにマルチメディア符号化データも変更し、ビデオ
ストリームなどと一緒にソースパケットストリームファ
イルとして記録することにより、ビデオストリームとマ
ルチメディア符号化データの関係に不整合が発生するよ
うなことを防ぐことができ、もって、受信側(再生側)
において、マルチメディアプレーン上でのビデオの表示
位置や表示サイズが、伝送側が意図した同じものが提示
される。
【0030】なお、本実施の形態においては、ビデオを
再エンコードする方法として、入力ビデオストリームを
デコードし、デコードされた画像をエンコードする例を
示したが、このような方法に限らず、入力されたビデオ
ストリームをDCT領域上で変換して画枠などの符号化パ
ラメータを変換するようにしても良い。
【0031】次に、記録媒体22に記録されたソースパ
ケットストリームファイルの再生について説明する。図
5は、再生装置の構成を示す図である。記録媒体22に
記録されているソースパケットストリームファイルは、
読み出し部31により読み出される。読み出し部31に
より読み出されたソースパケットストリームは、アライ
バルタイムスタンプ分離部32に出力される。
【0032】アライバルタイムスタンプ分離部32は、
基準クロックを内蔵しており、その基準クロックと、入
力されたソースパケットストリームのソースパケットに
付加されているアライバルタイムスタンプの値を比較
し、両方の値が等しくなったときに、値が等しくなった
アライバルタイムスタンプをもつソースパケットから、
そのアライバルタイムスタンプを取り除き、トランスポ
ートストリームとして、デマルチプレクサ33に出力す
る。
【0033】デマルチプレクサ33は、入力されたトラ
ンスポートストリームをビデオオーディオストリーム、
マルチメディア符号化データ、および、文字図形/文字
/静止画などのデータから構成されるストリームに分離
する。分離されたデータの内、ビデオオーディオストリ
ームは、デコーダ34に、マルチメディア符号化データ
は、合成部36に、文字図形/文字/静止画などのデー
タのストリームは、文字図形/静止画デコーダ35に、
それぞれ出力される。
【0034】デコーダ34は、入力されたビデオオーデ
ィオストリームをビデオ信号とオーディオ信号に分離
し、オーディオ信号を図示されていないオーディオ再生
装置に、ビデオ信号を合成部36に、それぞれ出力す
る。文字図形/静止画デコーダ35は、入力された文字
図形、文字、静止画などのデータのストリームをデコー
ドし、文字図形データ、文字データ、静止画データな
ど、デコードされたデータを合成部36に出力する。
【0035】合成部36には、デコーダ34からのビデ
オデータ、デマルチプレクサ33から出力されたマルチ
メディア符号化データ、および、文字図形/静止画デコ
ーダ35から出力された文字図形/文字/静止画などの
データが入力される。合成部36は、入力されたマルチ
メディア符号化データに基づき、ビデオデータや文字図
形データなどをマルチメディアプレーン上に合成し、ビ
デオ信号を図示されていない表示デバイスとしてのテレ
ビジョン受像機などに出力する。
【0036】このように、マルチメディア符号化データ
の付加されたテレビジョン放送のプログラムを記録する
場合に、そのプログラムのビデオストリームが再エンコ
ードされることにより画枠のサイズなどが変更されたと
き、そのことを対応してマルチメディア符号化データも
変更することにより、再生側では、マルチメディアプレ
ーン上でのビデオの表示位置や表示サイズが、伝送側が
意図したものと同じ画面(再エンコードする前のデータ
により得られる画面)が再生される。
【0037】また、記録装置において、マルチメディア
符号化データを変更するために、再生装置は、何の変更
も加えずに、従来の構成の再生装置を用いることが可能
である。
【0038】なお、本実施の形態においては、トランス
ポートストリームの場合を説明したが、本発明は、これ
に限らず、プログラムストリームなどの多重化ストリー
ムなどにも適用することが可能である。
【0039】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが専用のハードウェアに組み込まれているコンピ
ュータ、または、各種のプログラムをインストールする
ことで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎
用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイン
ストールされる。
【0040】この記録媒体は、図9に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク121(フロッピディスクを含む)、光ディスク12
2(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD
(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク
123(MD(Mini-Disk)を含む)、若しくは半導体メ
モリ124などよりなるパッケージメディアにより構成
されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状
態でユーザに提供される、プログラムが記憶されている
ROM102や記憶部108が含まれるハードディスクな
どで構成される。
【0041】なお、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に従って、時系列的に行われる処理は勿論、必ずしも
時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実
行される処理をも含むものである。
【0042】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の多重化ス
トリーム変換装置、請求項4に記載の多重化ストリーム
変換方法、および請求項5に記載の記録媒体において
は、第1の多重化ストリームから少なくともビデオスト
リームとマルチメディア符号化データを分離し、そのビ
デオストリームの符号化パラメータを変換し、符号化パ
ラメータの変換内容に基づいて、マルチメディア符号化
データを変換するようにしたので、再生側において、ビ
デオストリームとマルチメディア符号化データに不整合
が生じるようなことを防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチメディア符号化情報による表示画面につ
いて説明する図である。
【図2】再エンコードされたときに生じる不整合につい
て説明する図である。
【図3】本発明を適用した記録装置の一実施の形態の構
成を示す図である。
【図4】マルチメディア符号化データの変更について説
明する図である。
【図5】本発明を適用した再生装置の一実施の形態の構
成を示す図である。
【図6】媒体を説明する図である。
【符号の説明】
10 記録装置, 11 端子, 12 デマルチプレ
クサ, 13 解析部, 14 デコーダ, 15 エ
ンコーダ, 16 マルチプレクサ, 17アライバル
タイムスタンプ付加部, 18 符号化コントローラ
部, 19 端子, 20 マルチメディア符号化デー
タエンコーダ, 21 書き込み部,22 記録媒体,
30 再生装置, 31 読み出し部, 32 アラ
イバルタイムスタンプ分離部, 33 デマルチプレク
サ, 34 AVデコーダ, 35 文字図形/静止画デ
コーダ, 36 合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA05 FA20 GA06 GB21 JA01 JA16 5C059 MA00 PP20 RB02 RB10 SS02 SS11 TA16 TA80 TB13 TC24 TC25 5J064 AA05 BA01 BA11 BB10 BC01 BC02 BC25 BD02 BD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の多重化ストリームから第2の多重
    化ストリームを生成する多重化ストリーム変換装置にお
    いて、 前記第1の多重化ストリームから少なくともビデオスト
    リームとマルチメディア符号化データを分離する分離手
    段と、 前記分離手段により分離されたビデオストリームの符号
    化パラメータを変換する第1の変換手段と、 前記第1の変換手段における符号化パラメータの変換内
    容に基づいて、前記分離手段で分離したマルチメディア
    符号化データを変換する第2の変換手段と、 少なくとも前記第1の変換手段により変換されたビデオ
    ストリームと前記第2の変換手段により変換されたマル
    チメディア符号化データを多重化して、前記第2の多重
    化ストリームを生成する多重化手段とを含むことを特徴
    とする多重化ストリーム変換装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の変換手段は、ビデオストリー
    ムの画枠のパラメータを変換することを特徴とする請求
    項1に記載の多重化ストリーム変換装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の変換手段は、前記分離手段に
    より分離されたビデオストリームをデコードし、そのデ
    コードされたビデオストリームをエンコードする処理を
    少なくとも含むことを特徴とする請求項1に記載の多重
    化ストリーム変換装置。
  4. 【請求項4】 第1の多重化ストリームから第2の多重
    化ストリームを生成する多重化ストリーム変換装置の多
    重化ストリーム変換方法において、 前記第1の多重化ストリームから少なくともビデオスト
    リームとマルチメディア符号化データを分離する分離ス
    テップと、 前記分離ステップの処理で分離されたビデオストリーム
    の符号化パラメータを変換する第1の変換ステップと、 前記第1の変換ステップの処理における符号化パラメー
    タの変換内容に基づいて、前記分離ステップの処理で分
    離したマルチメディア符号化データを変換する第2の変
    換ステップと、 少なくとも前記第1の変換ステップの処理で変換された
    ビデオストリームと前記第2の変換ステップの処理で変
    換されたマルチメディア符号化データを多重化して、前
    記第2の多重化ストリームを生成する多重化ステップと
    を含むことを特徴とする多重化ストリーム変換方法。
  5. 【請求項5】 第1の多重化ストリームから第2の多重
    化ストリームを生成する多重化ストリーム変換装置の多
    重化ストリーム変換用のプログラムであって、 前記第1の多重化ストリームから少なくともビデオスト
    リームとマルチメディア符号化データを分離する分離ス
    テップと、 前記分離ステップの処理で分離されたビデオストリーム
    の符号化パラメータを変換する第1の変換ステップと、 前記第1の変換ステップの処理における符号化パラメー
    タの変換内容に基づいて、前記分離ステップの処理で分
    離したマルチメディア符号化データを変換する第2の変
    換ステップと、 少なくとも前記第1の変換ステップの処理で変換された
    ビデオストリームと前記第2の変換ステップの処理で変
    換されたマルチメディア符号化データを多重化して、前
    記第2の多重化ストリームを生成する多重化ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な
    プログラムが記録されている記録媒体。
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