JP2001344550A - 電子決済方法及びシステム並びに電子決済用プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

電子決済方法及びシステム並びに電子決済用プログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001344550A
JP2001344550A JP2000165966A JP2000165966A JP2001344550A JP 2001344550 A JP2001344550 A JP 2001344550A JP 2000165966 A JP2000165966 A JP 2000165966A JP 2000165966 A JP2000165966 A JP 2000165966A JP 2001344550 A JP2001344550 A JP 2001344550A
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JP2000165966A
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Kazuhiro Mochizuki
和広 望月
Masaki Fujimoto
正樹 藤本
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NEC Informatec Systems Ltd
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NEC Informatec Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗号化や署名生成のためのプログラムと電子
証明書を用意する利用者側の負担を軽減し、かつ、売手
側に利用者のクレジットカード番号や銀行口座番号など
の利用者口座情報を秘匿できること。 【解決手段】 利用者は利用者端末を用いて販売店サー
バに注文要求を出し、これを受けて販売店サーバは決済
サーバと利用者端末の双方に決済要求を出す。利用者は
利用者端末を用いて決済要求を受け、自分のクレジット
カード番号や銀行口座番号などの利用者口座情報を含め
た決済要求を決済サーバに送る。決済サーバは双方から
の要求内容に相違がないか確認後に決済処理を行ない、
決済処理結果を利用者端末に返し、利用者端末は販売店
サーバに決済処理結果を返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者から注文を
受けた物品またはサービスに対する代金の決済を、ネッ
トワークを介して行なう電子決済方法および電子決済シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等のネットワークを用い
て、利用者から注文を受けた物品またはサービスに対す
る代金の決済を行なう従来の電子決済システムのブロッ
ク図を図14に示す。買手である利用者は、利用者端末
42と通信路45を用いて、売手の販売店サーバ41に
注文要求を送る。これを受けた販売店サーバ41は、利
用者端末42に利用者のクレジットカード番号や銀行口
座番号などの利用者口座情報の要求を送信する。利用者
は利用者端末42を用いて、上記の利用者口座情報を販
売店サーバ41に送る。
【0003】販売店サーバ41は、上記の利用者口座情
報に基づく決済要求を、通信路44を通じて決済サーバ
43に送出する。決済サーバ43は、この決済要求を金
融機関ホストマシンとの連携により処理し、その決済処
理結果を販売店サーバ41に返す。販売店サーバ41で
は、上記の決済処理結果を、通信路45を通じて利用者
端末42に返す。
【0004】この図14に示す構成により、現金を用い
ずに商品やサービスの購入の決済を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のよる情報の流れで決済を行なった場合、売手側の
販売店サーバに利用者のクレジットカード番号や銀行口
座番号などの利用者口座情報が露呈し、売手側に悪用さ
れる危険性がある、という不都合があった。また、決済
金額が売手側のみから金融機関に行くので、金額を改ざ
んされる危険性もある。
【0006】これを防止するために、SETやSECE
などのプロトコルがある。これらのプロトコルでは、利
用者口座情報の暗号化や、決済金額への電子署名付与な
どが行われ、前述の危険性を回避することが可能であ
る。しかし、暗号化や電子署名の生成を行なうために
は、利用者側に暗号化や署名生成のためのプログラムと
電子証明書を用意する必要があり、それを用意するため
に利用者に作業の負担や費用的な負担を強いることにな
る。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、暗号化や署名
生成のためのプログラムと電子証明書を用意する利用者
側の負担及びハードウエア資源の負担とを軽減し、なお
かつ、売手側に利用者のクレジットカード番号や銀行口
座番号などの利用者口座情報を秘匿でき、利用者が安全
性に関して判りやすい電子決済方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、利
用者端末と通信路を介して接続された販売店サーバと、
前記利用者端末及び前記販売店サーバと通信路を介して
接続された決済サーバとを使用して電子決済を行う電子
決済方法であって、販売店サーバが、前記利用者端末か
ら送信される物品若しくはサービスの注文要求を受信す
るステップと、販売店サーバが、前記注文要求に関する
決済処理の依頼を前記決済サーバに第1の決済要求とし
て送信するステップとを備えている。続いて、決済サー
バが、前記第1の決済要求の受信と前後して、前記利用
者端末から前記注文要求を行った注文に関する決済処理
の依頼を第2の決済要求として受信するステップと、決
済サーバが、前記第1の決済要求と前記第2の決済要求
を受け取ると、前記第1の決済要求の内容と前記第2の
決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に決済処
理を行う決済処理ステップとを備えた、という構成を採
っている。これにより前述した目的を達成しようとする
ものである。
【0009】本発明では、利用者と販売店で商取引の申
込がなされると、販売店サーバと利用者サーバの双方か
ら決済サーバへ決済要求を行う。すなわち、決済サーバ
は、第1の決済要求を販売店サーバから受信し、第2の
決済要求を利用者端末から受信する。決済サーバは、第
1の決済要求と前記第2の決済要求を受け取ると、前記
第1の決済要求の内容と前記第2の決済要求の内容とを
照合し、不整合がない場合に決済処理を行う(決済処理
ステップ)。このため、販売店と利用者双方の決済要求
が一致していない場合には、決済処理は不成立となる。
また、決済に必要な利用者の個人情報は、利用者端末か
らのみ送信されても注文内容及び金額の比較で決済を行
うことができるため、利用者の個人情報が販売店へ漏洩
することがない。
【0010】好ましい実施形態では、決済結果の伝達に
関して種々の構成を採り得る。第1の電子決済方法で
は、販売店サーバと利用者端末の双方から決済サーバに
決済要求を出し、利用者口座情報は利用者端末からの決
済要求にのみ含める。決済サーバによる決済処理結果
は、利用者端末を経由して販売店サーバに返される。よ
り具体的には、利用者は利用者端末を用いて販売店サー
バに注文要求を出し、これを受けて販売店サーバは決済
サーバと利用者端末の双方に決済要求を出す。利用者は
利用者端末を用いて決済要求を受け、自分のクレジット
カード番号や銀行口座番号などの利用者口座情報を含め
た決済要求を決済サーバに送る。決済サーバは双方から
の要求内容に相違がないか確認後に決済処理を行ない、
決済処理結果を利用者端末に返し、利用者端末は販売店
サーバに決済処理結果を返す。
【0011】また、第2の電子決済方法および電子決済
システムは、第1の電子決済方法と同様に、販売店サー
バと利用者端末の双方から決済サーバに決済要求を出
し、利用者口座情報は利用者端末からの決済要求にのみ
含める。第1の電子決済方法と異なる点は、決済サーバ
による決済処理結果を、決済サーバから利用者端末と販
売店サーバの双方に直接、返す点である。
【0012】また、第3の電子決済方法および電子決済
システムは、第1の電子決済方法と同様に、販売店サー
バと利用者端末の双方から決済サーバに決済要求を出
し、利用者口座情報は利用者端末からの決済要求にのみ
含める。第1の電子決済方法と異なる点は、決済サーバ
による決済処理結果は、決済サーバから利用者端末に返
され、販売店サーバは別途、決済サーバに決済処理結果
を問い合わせ、その問い合わせを受けた決済サーバは決
済処理結果を販売店サーバに通知する点である。
【0013】
【発明の実施の形態】次に本発明の電子決済方法および
電子決済システムの実施の形態について図面を参照して
詳細に説明する。
【0014】<第1実施形態>図1を参照すると、本発
明の電子決済方法の第1の実施の形態は、販売店サーバ
11と、利用者端末12と、決済サーバ13と、決済サ
ーバ13と販売店サーバ11を結ぶ通信路14と、販売
店サーバ11と利用者端末12を結ぶ通信路15と、利
用者端末12と決済サーバ13を結ぶ通信路16と、決
済サーバ13に接続された金融機関ホストマシン17と
から構成されている。
【0015】通信路14と通信路15と通信路16は、
インターネット等の汎用的なネットワークであってもい
いし、専用の通信回線などであってもいい。通信路14
と通信路15と通信路16が異なる通信路であっても構
わないし、すべてインターネット等の同一の通信路であ
っても構わない。また、それぞれは移動通信網とインタ
ーネット等による複合的な通信網としても良い。
【0016】販売店サーバ11は、製品やサービスの販
売者、もしくはその代行者により使用され、ワークステ
ーション・サーバ等の情報処理装置によって構成され
る。販売店サーバ11は、単一の販売店向けのサーバで
あってよく、複数の販売店向けの共同サーバであっても
よい。販売店サーバ11は、通信路15を介して、利用
者端末からの注文要求を受け付ける機能を備えている。
また、注文要求を受け付けた際、通信路14を介して決
済サーバに第1の決済要求を送る機能と、通信路15を
介して支払処理要求を利用者端末に送る機能を備えてい
る。さらに、通信路15を介して利用者端末から決済処
理結果を受け取る機能を備えている。販売店サーバ11
は、単一の情報処理装置から構成されてもよいが、注文
要求を受け付ける機能と、決済要求と結果取得を行なう
機能とを別々の情報処理装置で行なう等、複数の情報処
理装置から構成することも可能である。
【0017】ここでいう決済要求とは、物品やサービス
に対する代金の承認確認(クレジット決済の場合の与信
確認や銀行決済の残高確認)や代金回収を指す。また、
広く承認取消や返金なども含めて考えることもできる。
【0018】利用者端末12は、パーソナルコンピュー
タや携帯端末、情報家電などの情報処理装置である。利
用者端末12に必要な機能は、第1に販売店サーバ11
および決済サーバ13と注文要求や決済要求、決済処理
結果の送受信を行なう通信機能、第2に販売店サーバ1
1からの決済要求の内容や決済サーバ13からの決済処
理結果を利用者の確認のために表示する決済結果表示機
能、第3に注文内容やクレジットカード番号や銀行口座
番号などの利用者口座情報を入力するための入力機能で
ある。通信網15および通信網15がインターネットで
あれば、これらの機能はパーソナルコンピュータとブラ
ウザソフトで実現でき、多くの携帯端末や情報家電では
標準で備えている機能である。
【0019】利用者端末12が、パーソナルコンピュー
タ、携帯端末、情報家電の場合には、それぞれの機器を
用いて注文を行うことができる。すなわち、利用者端末
12を操作することで注文を販売店サーバに送信でき
る。また、携帯端末を用いると、実際の店舗での物品の
購入やサービスの提供等に対する支払に用いることもで
きる。この場合、利用者は携帯端末の番号等を販売店に
知らせるか、携帯端末とデータの送受信が可能な機器を
店舗のレジ等に設けておくことで実現できる。販売店サ
ーバは支払処理要求を当該利用者端末へ送信する。
【0020】決済サーバ13は、クレジットカード会社
や銀行などの決済事業者、もしくはその代行者により使
用され、ワークステーション・サーバ等の情報処理装置
によって構成される。決済サーバは、通信路14を介し
て販売店サーバ11から第1の決済要求を受け取る機
能、および、通信路15を介して利用者端末12から第
2の決済要求を受け取る機能を備えている。決済に必要
なクレジットカード番号や銀行口座番号など、利用者個
人の利用者口座情報は、利用者端末12からの第2の決
済要求で受け取る。両者からの決済要求には、注文を特
定する同一の識別情報を含むものとし、決済サーバ13
はこの識別情報により両者からの決済要求を同一の注文
に対するものと認識する。
【0021】さらに、決済サーバ13は、第1の決済要
求および第2の決済要求に基づき、決済処理を行なう。
これは金融ネットワーク等を介して別途、接続された金
融機関ホストマシン17と決済処理に関する情報をやり
取りすることにより行われる。また、決済サーバ13
は、決済処理の結果を通信路16を介して接続された利
用者端末12に送信する機能を備えている。決済サーバ
13は、単一の情報処理装置から構成されてもよいが、
販売店サーバ11との通信部分と、利用者端末12との
通信部分と、金融機関ホストマシンとの通信処理部分と
を別々の情報処理装置で行なう等、複数の情報処理装置
から構成することも可能である。
【0022】次に、本発明の第1実施形態での代表的な
動作例を図2乃至図6を参照して説明する。ここでは、
通信路15および通信路16はインターネットであると
し、利用者端末12はインターネットのブラウザ機能を
有する端末機器とする。図2及び図3は、符号Aa,A
b,Acにて処理が連続している。
【0023】まず、販売店サーバ11には、インターネ
ット(通信路15)を介して利用者端末12からの注文
要求を受け付けるため、販売店サーバ11に図4に例示
するような画面を用意しておく。買手である利用者は、
利用者端末11を用い、インターネット(通信路15)
を介して販売店サーバ11に接続し、図4に例示するよ
うな画面を表示し、注文したい商品の名前、商品コー
ド、個数を選択または入力する。さらに届け先、名前、
連絡先などの情報を入力する。必要事項を入力すし、図
4に示すような画面の注文実行ボタンを操作すること
で、利用者は注文要求を販売店サーバ11に送る(図2
ステップA1)。これはHTTPプロトコルのPOST
などのメソッドで実現できる。ここでいう注文要求に
は、利用者が入力した商品の名前や商品コード、個数、
届け先、名前、連絡先などの情報を含むものとする。
【0024】販売店サーバ11は、CGIスクリプトな
どで上記の注文要求を受信する(ステップA2)。ここ
で販売店サーバは、注文を特定するための識別番号を割
り当てる。また必要であれば、在庫の確保などの商品管
理に必要な処理や、商品発送に必要な処理を行なう。
【0025】次いで、販売店サーバ11は、通信路14
を介して、決済サーバ13に第1の決済要求を送る(ス
テップA3)。第1の決済要求は、注文を特定するため
の前述の識別番号を含む。また、注文内容として、商品
名や単価、個数などの情報を含める。またこれは注文内
容のHash値(一方向性関数で圧縮した値)でも構わ
ない。通信路14がインターネットであれば、この第1
の決済要求の送信は、HTTPプロトコルのPOSTな
どのメソッドで実現できる。
【0026】決済サーバ13は、上記の第1の決済要求
を受け付ける(ステップA4)。これは通信路14がイ
ンターネットであれば、CGIスクリプトなどで実現で
きる。第1の決済要求を受け付けた決済サーバ13は、
内部にこの要求を保持する。必要であれば、第1の決済
要求を受け付けた決済サーバ13は、要求受付の応答
(レスポンス)を販売店サーバ11に返し(ステップA
5)、販売店サーバ11はこれを受け付ける(ステップ
A6)。
【0027】ここまでの説明では、注文を特定する識別
番号を販売店サーバが割り当てていたが、決済サーバ1
3が第1の決済要求を受け付けた時点で決済サーバ13
が注文を特定する識別番号を割り当て、要求受付の応答
として販売店サーバに通知する方法でも構わない。
【0028】次いで、販売店サーバ11は、利用者端末
12に、支払処理要求を送信する(ステップA7)。こ
れは、HTTPプロトコルのPOSTなどのメソッドで
送られた注文要求のレスポンスとして送ることで実現で
きる。この支払処理要求には、注文を特定するための前
述の識別番号、および注文内容として商品名や単価、個
数などの情報を含める。
【0029】利用者端末12は、注文要求のレスポンス
として支払処理要求を販売店サーバ11から受け取り
(ステップA8)、これを決済サーバ13に転送する
(ステップA9)。これはHTTPプロトコルのリダイ
レクトの機能を用いても実現できるし、もしくは、支払
処理要求として画面を返し、その画面上のボタンを利用
者にクリックさせることで支払処理要求を決済サーバ1
3に転送させることでも実現できる。
【0030】決済サーバ13は、転送された支払処理要
求を受け付け(ステップA10)、これを基に第2の決
済要求の表示・入力画面を利用者端末13に返す(ステ
ップA11)。この第2の決済要求の表示・入力画面を
図5に例示する。この画面には、注文した商品名、商品
コード、単価、個数、合計金額などを表示することがで
きる。また、注文を特定する識別番号も含む。さらに、
利用者口座情報の記入欄、決済実行ボタンを含む。図5
ではクレジットカード決済時の例として、クレジットカ
ード番号の入力欄を例示しているが、銀行決済の場合は
口座番号と暗証番号などの入力欄になる。
【0031】利用者端末12は、第2の決済要求の表示
・入力画面を、決済サーバ13から受け取り(図3のス
テップA12)、これを表示する(ステップA13)。
【0032】なお、上記のステップA9からステップA
13の説明では、支払処理要求を決済サーバ13に転送
し、決済サーバ13で第2の決済要求の表示・入力画面
を用意する実施方法を説明したが、販売店サーバ11が
ステップA7で支払処理要求を第2の決済要求の表示・
入力画面として利用者端末12に送る方法もある。ま
た、販売店サーバ11がステップA7で利用者端末12
側の専用ソフトウエアを起動し、その専用ソフトウエア
が第2の決済要求の表示・入力画面を用意する方法もあ
る。これらの場合、ステップA9からステップA12は
不要となる。
【0033】利用者は、この第2の決済要求の表示・入
力画面で注文内容を確認し、間違いがなければ、利用者
口座情報として、クレジットカード番号や、口座番号と
暗証番号などの記入欄に必要事項を記入する(ステップ
A14)。
【0034】利用者が利用者口座情報を入力し、決済実
行ボタンをクリックすると、第2の決済要求が、通信路
16を介して、決済サーバ13に送られる(ステップA
15)。これはHTTPプロトコルのPOSTなどのメ
ソッドで実現できる。ここでいう第2の決済要求には、
利用者が注文した商品の名前や商品コード、個数、注文
を特定する識別番号、および、利用者が入力したクレジ
ットカード番号や、口座番号と暗証番号などの利用者口
座情報を含む。
【0035】決済サーバ13は、CGIスクリプトなど
で上記の第2の決済要求を受信する(ステップA1
6)。
【0036】第2の決済要求を受信した決済サーバ13
は、要求の内容を先に受けた第1の決済要求と照合する
(ステップA17)。注文が同時に複数ある場合、決済
サーバ13は複数の第1の決済要求を保持していること
になるが、注文を特定する識別番号により、対応する第
1の決済要求を特定することは可能である。照合の処理
は、第1の決済要求と第2の決済要求で商品の種類や個
数、金額等に相違がないかを照合する。これにより、販
売店もしくは利用者が注文内容を改ざんし、不正な注文
もしくは決済を行なうことを防止できる。
【0037】上記の照合により異常等の不整合が検出さ
れなかった場合、決済サーバ13は、決済処理を行なう
(ステップA18)。これは、第1の決済要求に含まれ
る、利用者のクレジットカード番号や口座番号などの利
用者口座情報に基づき、決済処理を行なうものであり、
金融ネットワーク等を介して別途、接続された金融機関
ホストマシン17と決済処理に関する情報をやり取りす
ることにより実現できる。代金を受け取る売手側の口座
情報(銀行口座番号など)は、第1の決済要求で販売店
サーバ11から受け取ってもいいし、決済サーバ13で
予め保持していてもいい。
【0038】決済処理が終わると、決済サーバ13は決
済処理結果を利用者端末12に送信する(ステップA1
9)。これは、HTTPプロトコルのPOSTなどのメ
ソッドで送られた第2の決済要求のレスポンスとして、
HTML画面を返すことで実現できる。
【0039】利用者端末12は、この決済処理結果画面
を受信し(ステップA20)、表示する(ステップA2
1)。この画面の例を図6に示す。利用者はここで決済
処理の結果を確認し、さらに、画面の指示に従い、利用
者が決済処理結果を販売店サーバに送るボタンをクリッ
クすると、販売店サーバに決済処理結果を送信する(ス
テップA22)。これはHTTPプロトコルのPOST
などのメソッドで実現できる。販売店サーバ11は利用
者端末12から送られた決済処理結果を受信し(ステッ
プA23)、商品発送などの必要な処理を行なう。
【0040】なお、上記の説明では、利用者は決済サー
バ13からステップA19で返された図6で例示した画
面で決済処理結果を確認し、利用者のボタン操作により
販売店サーバ11に決済処理結果が返る実施例で説明し
ているが、他の実施方法としては、決済サーバ13から
の利用者端末12に返された決済処理結果を直接、HT
TPプロトコルのリダイレクトの機能により販売店サー
バ11に転送し、利用者は販売店サーバ11からのレス
ポンスの画面で決済処理結果を確認する方法もある。
【0041】上記の第1の実施の形態では、利用者端末
12を経由して決済処理結果が販売店サーバ11に返さ
れる。従って、悪意のある利用者が決済処理結果を偽造
し、不正を行なう可能性もあるが、それは以下の方法な
どで検知できる。
【0042】まず、販売店サーバ11と決済サーバ13
とで予め認証子の生成と検証を行なうための鍵を取り交
わしておく。ここでいう認証子とは、秘密鍵暗号(対称
鍵暗号)を用いたMACや、公開鍵暗号を用いたディジ
タル署名などを指す。
【0043】決済サーバ13は、上記の認証子生成用の
鍵を用いて決済処理結果に対する認証子を生成し、利用
者端末12に送る前記決済処理結果に含ませる。利用者
端末13は、決済サーバ13からの決済処理結果を受け
取り、販売店サーバ11に送る決済処理結果に前記の認
証子を含ませる。販売店サーバ11は、前記の決済処理
結果を受け取り、そこに含まれる認証子と予め取り交わ
した認証子検証用の鍵を用いて、決済処理結果の認証を
行なう。利用者は、販売店サーバ11と決済サーバ13
との間で鍵を取り交わされた鍵を知り得ない限り、認証
子を偽造することは不可能であり、決済処理結果の偽造
は検知できる。
【0044】次に、図1を再度参照して再度電子決済シ
ステムの構成を説明する。図1に示す電子決済システム
は、各端末やサーバが備える機能の点からは、次の構成
を採る。すなわち、電子決済システムは、通信路14,
15,16で相互に接続された利用者端末12、販売店
サーバ11、決済サーバ13とを備えている。そして、
決済サーバ13は、金融機関ホストマシン17と接続さ
れている。
【0045】利用者端末は、利用者の操作に応じて、通
信路15を用いて、前記販売店サーバ11に物品もしく
はサービスの注文要求を送る手段12Aと、販売店サー
バ11からの支払処理要求を受け取り、第2の決済要求
を決済サーバ13に送る手段12Bとを備えている。
【0046】販売店サーバ11は、注文要求を受け付け
たときに決済サーバ13に第1の決済要求を送る手段1
1Aと、利用者端末に支払処理要求を送る手段11Bと
を備えている。
【0047】前記決済サーバは、前記第1の決済要求と
前記第2の決済要求を受け取ると、前記第1の決済要求
の内容と前記第2の決済要求の内容とを照合し、不整合
がない場合に前記金融機関ホストマシンとにより決済処
理を行なう決済処理手段13Aを備えている。
【0048】そして、第1実施形態では、決済サーバ
が、前記決済処理の結果を前記利用者端末12に送る手
段13Bを備え、利用者端末12が、前記決済処理結果
を受け取ったときに利用者端末12から前記販売店サー
バに決済処理結果を送る手段12Cを備え、販売店サー
バ11が、前記決済処理結果を受け取る手段11Cを備
えている。この構成により、図2及び図3に示した処理
が行われる。
【0049】<第2実施形態>次に、本発明の第2の実
施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発
明の第2の実施の形態は、販売店サーバ21へ決済処理
結果を返す方法が、決済サーバ23から利用者端末22
を介して販売店サーバ21に返すのではなく、直接、決
済サーバ23から販売店サーバ21に返す点で第1の実
施の形態と異なる。
【0050】図7は、第2実施形態の構成例を示すブロ
ック図である。第2の実施の形態における販売店サーバ
21、利用者端末22、決済サーバ23、通信路24乃
至通信路26、金融機関ホストマシン27の構成、およ
び個々の必要機能は、第1の実施の形態と次の点を除い
て同じである。それは、決済サーバ23が販売店サーバ
21に通信路24を介して決済処理結果を送る機能と、
販売店サーバ21が通信路24を介して決済サーバ23
から決済処理結果を受け取る機能を有することである。
【0051】次に、図8及び図9を参照して、第2の実
施の形態の動作について説明する。図8及び図9に示す
例では、符号Ba,Bb,Bcにてそれぞれ処理が連続
している。ここでも通信路25および通信路26はイン
ターネットであるとし、利用者端末22はインターネッ
トのブラウザ機能を有する端末機器とする。決済サーバ
が決済処理を行なうまでの図8及び図9のステップB1
からステップB18までは、第1の実施の形態のステッ
プA1からステップB18までと同じである。
【0052】決済処理(ステップB18)が終わると、
決済サーバ23は、まず、決済処理結果を、販売店サー
バ21に返す(ステップB19)。これは、HTTPプ
ロトコルのPOSTなどのメソッドを用いれば実現でき
る。もしくは、決済サーバ23が販売店サーバ21に電
子メールを出すことによっても実現できる。
【0053】販売店サーバ21は、上記の決済処理結果
を受け取り(ステップB20)、必要に応じ、決済が認
められれば注文に対する商品発送などの処理を行ない、
決済が認められなければ決済の中止や再要求などの処理
を行なう。これは販売店サーバ21でのCGIスクリプ
ト等により実現できる。
【0054】上記ステップ19においてHTTPプロト
コルのPOSTなどのメソッドを持ちいた場合、決済処
理結果を受け取った販売店サーバ11は、レスポンスと
して受信できた旨を決済サーバ23に送り(ステップB
21)、決済サーバ23はこれを受け取る(ステップB
22)。ただし、ステップ19において電子メールを用
いた場合にはステップB21およびステップ22は不要
である。
【0055】次いで決済サーバ23は、決済処理結果
を、利用者端末22に送信する(ステップB23)。こ
れは、HTTPプロトコルのPOSTなどのメソッドで
送られた第2の決済要求のレスポンスとして、HTML
画面を返すことで実現できる。利用者端末22がこの画
面を受信し(ステップB24)、表示する(ステップB
25)。
【0056】この第2実施形態では、図1に示す構成と
比較して、決済サーバが前記決済処理の結果を前記販売
店サーバに送る手段23Cを備え、販売店サーバが前記
決済処理結果を受け取る手段21Dを備える点で相違す
る。また、図1の符号11C及び12Cで示す手段は備
えていない。
【0057】<第3実施形態>次に、本発明の第3の実
施の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発
明の第3の実施の形態は、販売店サーバ31へ決済処理
結果を返す方法が、決済サーバ33から利用者端末32
を介して販売店サーバ31に返すのではなく、販売店サ
ーバ31が決済サーバ33に決済処理結果を問い合わ
せ、これを受けた決済サーバ33が販売店サーバ31に
決済処理結果を返す点で第1の実施の形態と異なる。
【0058】図10は、本発明の第3実施形態の構成例
を示すブロック図である。第3の実施の形態における販
売店サーバ31、利用者端末32、決済サーバ33、通
信路34乃至通信路36、金融機関ホストマシン27の
構成、および個々の必要機能は、第1の実施の形態と次
の点を除いて同じである。それは、販売店サーバ31が
決済サーバ33に通信路34を介して決済処理結果の問
い合わせ要求を送る機能と、決済サーバ33が決済処理
結果を保持し、販売店サーバ31からの問い合わせ要求
を受け付けて、要求された決済処理結果を販売店サーバ
31に返送する機能を有することである。
【0059】次に、図11及び図12を参照して、第3
の実施の形態の動作について説明する。図11及び図1
2に示す例では、符号Ca,Cb,Ccにてそれぞれ処
理が連続している。ここでも通信路35および通信路3
6はインターネットであるとし、利用者端末32はイン
ターネットのブラウザ機能を有する端末機器とする。
【0060】決済サーバが決済処理を行なうまでの図1
1及び図12のステップC1からステップC18まで
は、第1の実施の形態のステップA1からステップC1
8までと同じである。
【0061】決済処理(ステップC18)が終わると、
決済サーバ23は、決済処理結果を、利用者端末32に
送信する(ステップC19)。これは、HTTPプロト
コルのPOSTなどのメソッドで送られた第2の決済要
求のレスポンスとして、HTML画面を返すことで実現
できる。利用者端末32がこの画面を受信し(ステップ
C20)、表示する(ステップC21)。なお、決済サ
ーバ33は決済処理結果を一定期間、履歴として保持す
るものとする。
【0062】一方、販売店サーバ31は、決済処理結果
を決済サーバ33に問い合わせる(ステップC22)。
これは、決済要求を行なってから一定時間経過後や、注
文を受けた日や翌日の定刻などに行なえばよい。HTT
PプロトコルのPOSTなどのメソッドを用いれば実現
できる。
【0063】決済サーバ33は、販売店サーバ31から
の問い合わせを受信する(ステップC23)。これはC
GIスクリプトなどで実現できる。そして、保持してい
る履歴を検索し、問い合わせられた決済要求の結果を検
索する(ステップC24)。この検索は、第1の決済要
求に含まれる注文を特定する識別番号を決済処理結果と
共に履歴として保持し、販売店サーバ11からの問い合
わせ要求にその識別番号を含ませ、その識別番号をキー
に履歴を検索すればよい。
【0064】決済サーバ33は、検索された決済処理結
果を販売店サーバ31に返信する(ステップC25)。
販売店サーバ31は、決済サーバ33からの応答として
決済処理結果を受け取り(ステップC25)、必要に応
じて、決済が認められれば注文に対する商品発送などの
処理を行ない、決済が認められなければ決済の中止や再
要求などの処理を行なう。
【0065】再度図10を参照すると、第3実施形態で
は、図1に示す構成と異なり、販売店サーバ31が、前
記決済処理の結果を前記決済サーバに問い合わせる手段
31Eを備えている。そして、決済サーバ33は、販売
店サーバに前記決済処理の結果を返す手段33Dを備え
ている。また、販売店サーバ31は、前記決済処理の結
果を受け取る手段31Fを備えている。
【0066】<各実施形態の共通事項>図13は、販売
店サーバ11,21,31や、決済サーバ13,23,
33や、利用者端末12,22,32として動作する情
報処理装置50A,50B,50Cの一般的構成例を示
すブロック図である。図1に示す例では、情報処理装置
は、オペレーティングシステムを構成するプログラム
や、他のプログラムを実行するCPU51と、このCP
U51の主記憶となるRAM52と、オペレーティング
システム用のプログラムや、他のプログラムや、各プロ
グラムが使用するデータ等を記憶したハードディスク
(補助記憶装置)53と、CD―ROM等の記憶媒体5
4Aを駆動するディスクドライブとを備えている。CP
Uは、ディスクドライブ54によって読み出されるプロ
グラムを、ハードディスク等に格納し、利用者の操作に
応じてプログラムデータを読み出し、実行する。情報処
理装置50Aは、キーボード等の入力部55と、ディス
プレイ等の表示部56とを備えている。
【0067】情報処理装置50Aが、決済サーバを駆動
するための電子決済用プログラムを実行すると、図1等
に示す決済サーバとして機能する。同様に、販売サーバ
を駆動するための電子決済用プログラムを情報処理装置
Bが実行すると、情報処理装置Bは販売サーバとして機
能する。利用者端末についても同様である。
【0068】この決済サーバを動作させる電子決済用プ
ログラムは、利用者端末の保持者である利用者から前記
販売店へ注文があったときに当該注文の決済要求を第1
の決済要求として受信させる第1の受信指令(ステップ
A5に対応)と、注文の決済要求を前記利用者端末から
受信させる第2の受信指令(ステップA16に対応)
と、第1の決済要求と前記第2の決済要求との受信に応
じて前記第1の決済要求の内容と前記第2の決済要求の
内容とを照合させる決済要求照合指令(ステップA17
に対応)と、この決済要求照合指令に応じて前記第1及
び第2の決済要求の内容に不整合がない場合に当該決済
処理を実行させる決済処理指令(ステップA18に対
応)とを備えている。
【0069】情報処理装置50Aが、この決済サーバ向
けの電子決済用プログラムを実行すると、図1等に示す
決済サーバとして機能し、また、図2及び図3等に示す
処理を実行する。
【0070】販売店サーバを動作させる電子決済用プロ
グラムは、利用者端末の利用者から注文を受けたときに
当該注文内容と当該注文及び利用者を識別する識別番号
と共に前記決済サーバに第1の決済要求として送信させ
る指令(ステップA3に対応)と、注文内容を前記利用
者端末へ支払処理要求として送信させる指令(ステップ
A7に対応)と、決済サーバ又は前記利用者端末から前
記注文及び利用者を識別する識別番号と共に前記決済の
結果を受信させる指令(ステップA23,B20,C2
6等に対応)とを備えている。
【0071】また、情報処理装置50Cが、利用者端末
を動作させるための電子決済用プログラムを実行する
と、この情報処理装置50Cは利用者端末として機能す
る。この利用者端末を動作させるための電子決済用プロ
グラムは、利用者端末の利用者から注文を受けた前記販
売店サーバから当該当該注文内容と当該注文及び利用者
を識別する識別番号とを支払要求指令として受信させる
支払要求指令受信指令(ステップA8に対応)と、この
支払要求指令受信指令の受信に応じて当該支払要求の決
済を前記決済サーバに要求するための第2の決済要求を
前記注文及び利用者の識別番号と共に前記決済サーバに
送信させる第2の決済要求送信指令(ステップA15に
対応)と、この第2の決済要求送信指令に応じて動作す
る決済サーバから当該注文内容の決済結果を受信させる
決済結果受信指令(ステップA20に対応)とを備えて
いる。
【0072】各プログラムをそれぞれの情報処理装置へ
導入するには、種々の手法を取り得る。図13に示す例
では、記憶媒体54Aに決済サーバ用のプログラムを格
納しておき、ディスクドライブ54を介して情報処理装
置に導入するようにしても良い。また、プログラムのダ
ウンロードが可能なWebサイト(WWWサーバ)によ
って管理されるハードディスク等の記憶媒体からダウン
ロードしても良い。また、cgi等のスクリプトを用い
て動的にhtmlページを生成する場合には、決済サー
バから利用者端末へ向けて利用者端末用の電子決済用プ
ログラムを逐次送信するようにしても良い。
【0073】第1の実施形態において、販売店サーバ1
1と決済サーバ13の間の通信に、前述のような認証可
能な通信方法を用いることで、決済サーバ13が販売店
サーバ11の認証を行なうことが可能である。つまり、
第1の決済要求の送受信において、認証可能な通信方法
を用いることにより、決済サーバ13は正規の販売店サ
ーバ11から送られた正規の決済要求であることを確認
でき、販売店サーバ11は正規の決済サーバ13に決済
要求を送ったことを確認できる。ここでいう認証可能な
通信方法とは、専用線を用いて通信を行なう方法や、電
子証明書を用いたSSL通信を行なうなどである。
【0074】これは第2の実施形態においても同じであ
るが、第2の実施形態ではさらに、販売店サーバ21と
決済サーバ23の間の通信で認証可能な通信方法を用い
ることで、決済処理結果の送受信において販売店サーバ
21と決済サーバ23との相互の認証が可能である。つ
まり、販売店サーバ21は正規の決済サーバ23から返
された正規の決済処理結果であることを確認でき、決済
サーバ23は正規の販売店サーバ21に決済処理結果を
送ったことを確認できる。
【0075】またこれは第3の実施形態においても第2
の実施形態と同じで、第3の実施形態ではさらに、決済
サーバ33は正規の販売店サーバ31からの決済処理結
果の問い合わせ要求を受けたことを確認できる。
【0076】第1の実施形態において、決済サーバにお
ける利用者認証、および利用者端末における決済サーバ
認証は、以下のような方法で行なうことができる。1つ
の方法は、まず、利用者と決済サーバ13とで予め認証
子の生成と検証を行なうための鍵と、利用者を識別する
利用者識別子とを取り決めておく。ここでいう認証子と
は、秘密鍵暗号(対称鍵暗号)を用いたMACや、公開
鍵暗号を用いたディジタル署名など指す。
【0077】利用者端末12は、第2の決済要求の決済
要求を決済サーバ13に送る際、前記の認証子生成用の
鍵を用いて第2の決済要求に対する認証子を生成し、こ
の認証子と前記の利用者識別子を第2の決済要求に含ま
せる。
【0078】決済サーバ13は、決済処理(ステップA
18)において、第2の決済要求に含まれる利用者識別
子から認証子検証用の鍵を特定し、この鍵と前記の第2
の決済要求に対する認証子により利用者および決済要求
の認証を行なう。これにより、正規の利用者による正規
の決済要求であることを決済サーバ13は検証できる。
逆に、決済サーバ13は、利用者端末12に返す決済処
理結果に、決済処理結果に対する認証子を含ませる。利
用者端末12は、決済処理結果の受信処理において、前
記の決済処理結果に対する認証子により、決済サーバ1
3および決済処理結果の認証を行なう。これにより、正
規の決済サーバ13による正規の決済処理結果であるこ
とを利用者端末12は検証できる。
【0079】上記の認証子を用いる方法では、予め利用
者端末12と決済サーバ13との間でで、認証子の生
成、検証に用いる鍵を取り替えしておく必要がある。ま
た、認証子の生成においては、専用のソフトウエアが必
要になる場合があるが、そのソフトウエアは予め決済サ
ーバ13からダウンロードし、利用者端末12にインス
トールできるようにしておけばいい。このソフトウエア
は、SETにおけるワレットソフトと同様に販売店サー
バ11からの支払処理要求で起動し、認証子を生成して
決済して第2の決済要求を決済サーバ13に送り、決済
サーバ13からの決済処理結果を受信し、そこに含まれ
る決済要求の結果の認証子を検証すればよい。
【0080】決済サーバと利用者間の相互認証を行なう
別の方法としては、利用者端末12と決済サーバ13の
間の通信に、前述のような認証可能な通信方法を用いる
方法もある。つまり、第2の決済要求と決済処理結果の
送受信において、認証可能な通信方法により、利用者端
末12と決済サーバ13との相互の認証を行なえばよ
い。
【0081】決済サーバにおける利用者認証は、IDと
パスワードを用いることによっても実現できる。つまり
これは、予め利用者と決済サーバ間で利用者識別子なる
IDと、利用者秘密情報であるパスワードを取り決め、
第2の決済要求にID、パスワードを含ませる。決済サ
ーバ13は、決済処理(ステップA18)において、I
Dとパスワードにより利用者の認証を行なえばよい。
【0082】上記に挙げた決済サーバと利用者端末間の
3つの認証方法の例は、第2の実施の形態および第3の
実施の形態においても実施可能である。
【0083】第1の実施形態において、決済処理に必要
な利用者のクレジットカード番号や、口座番号と暗証番
号などの利用者口座情報は、第2の決済要求に含ませて
もよいが、前述のように、決済サーバ13による利用者
認証が可能であれば、決済サーバ13で利用者のクレジ
ットカード番号や口座番号などを保持しておくことも可
能である。つまり、第2の決済要求に利用者を識別する
識別子を含ませ、決済サーバ13は利用者認証を行なっ
た後、認証に成功すれば利用者識別子をキーに保持した
クレジットカード番号や口座番号などを検索し、決済処
理を行なえばよい。これは第2の実施の形態または第3
の実施の形態においても同様である。
【0084】上述したように第1乃至第3の実施形態に
よると、以下の効果を奏する。第1の効果は、利用者の
クレジット番号や口座番号を販売店側に秘匿できること
である。その理由は、利用者のクレジット番号や口座番
号などの秘密情報を利用者から決済サーバに直接、送る
ためである。第2の効果は、利用者もしくは販売店が決
済内容を偽造することができないことである。その理由
は、決済サーバが利用者および販売店の双方から決済要
求を受け取り、双方の決済内容の突き合わせを行なうこ
とが可能であるためである。第3の効果は、決済サーバ
が利用者および販売店の双方の認証が可能である。その
理由は、決済サーバが利用者および販売店の双方と直
接、決済要求を受け付け、認証を行なうことが可能であ
るためである。第4の効果は、利用者側の暗号化や署名
生成のためのプログラムや電子証明書を用意するための
負担を軽減する。その理由は、本方式では、利用者側へ
の専用プログラムや電子証明書を必ずしも必要とせず、
必要とする場合も、認証子を生成する機能などからなる
簡易なもので済むためである。
【0085】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、決済サーバが、第1の決済要求を
販売店サーバから受信し、第2の決済要求を利用者端末
から受信し、続いて、前記第1の決済要求の内容と前記
第2の決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に
決済処理を行うため、販売店と利用者双方の決済要求が
一致していない場合には、決済処理を不成立とさせるこ
とで偽造やミスなどによる不正確な決済要求を防止する
ことができ、また、決済に必要な利用者の個人情報は、
利用者端末からのみ送信されても注文内容及び金額の比
較で決済を行うことができるため、利用者の個人情報が
販売店へ漏洩することがなく、従って、利用者の決済に
用いる各種の番号等に暗号化を付する等の処理負担を軽
減することができる、という、という従来にない優れた
電子決済方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作の前段を示す
シーケンス図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作の後段を示す
シーケンス図である。
【図4】図1に示す利用者端末にて注文を行う場合に表
示される画面の例を示す説明図である。
【図5】図1に示す利用者端末に支払処理要求がなされ
た場合に表示される画面の例を示す説明図である。
【図6】図1に示す利用者端末から販売店サーバに決済
結果を送信するための画面の例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図8】本発明の第2の実施の形態の動作の前段を示す
シーケンス図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の動作の後段を示す
シーケンス図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図
である。
【図11】本発明の第3の実施の形態の動作の前段を示
すシーケンス図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態の動作の後段を示
すシーケンス図である。
【図13】本発明の各実施形態に共通するハードウエア
資源の構成を示すブロック図である。
【図14】従来の電子決済システムを示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
11 販売店サーバ 12 利用者端末 13 決済サーバ 14 通信路 15 通信路 16 通信路 17 金融機関ホストマシン 21 販売店サーバ 22 利用者端末 23 決済サーバ 24 通信路 25 通信路 26 通信路 27 金融機関ホストマシン 31 販売店サーバ 32 利用者端末 33 決済サーバ 34 通信路 35 通信路 36 通信路 37 金融機関ホストマシン

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者端末と通信路を介して接続された
    販売店サーバと、前記利用者端末及び前記販売店サーバ
    と通信路を介して接続された決済サーバとを使用して電
    子決済を行う電子決済方法であって、 前記販売店サーバが、前記利用者端末から送信される物
    品若しくはサービスの注文要求を受信するステップと、 前記販売店サーバが、前記注文要求に関する決済処理の
    依頼を前記決済サーバに第1の決済要求として送信する
    ステップと、 前記決済サーバが、前記第1の決済要求の受信と前後し
    て、前記利用者端末から前記注文要求を行った注文に関
    する決済処理の依頼を第2の決済要求として受信するス
    テップと、 前記決済サーバが、前記第1の決済要求と前記第2の決
    済要求を受け取ると、前記第1の決済要求の内容と前記
    第2の決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に
    決済処理を行う決済処理ステップとを備えたことを特徴
    とする電子決済方法。
  2. 【請求項2】 前記決済処理ステップが、金融機関によ
    って管理される金融機関ホストマシンと連携して当該決
    済要求を処理する連携決済ステップを備え、 この連携決済ステップに続いて、 前記決済サーバが、前記決済処理結果を利用者端末及び
    販売店サーバに直接又は間接に送信する決済結果送信ス
    テップとを備えたことを特徴とする請求項1期際の電子
    決済方法。
  3. 【請求項3】 前記決済処理ステップが、前記注文要求
    の注文内容又は金額が不一致の場合には当該決済処理を
    不成立とさせる決済不成立ステップを備えたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の電子決済方法。
  4. 【請求項4】 通信路で相互に接続された利用者端末、
    販売店サーバ、決済サーバとを備え、 さらに前記決済サーバは、金融機関ホストマシンと接続
    され、 前記利用者端末が、利用者の操作に応じて前記通信路を
    用いて前記販売店サーバに物品もしくはサービスの注文
    要求を送るステップと、 前記販売店サーバが、前記注文要求を受け付けると、前
    記決済サーバに第1の決済要求を送るステップと、前記
    利用者端末に支払処理要求を送るステップと、 前記利用者端末が、前記支払処理要求を受け取り、第2
    の決済要求を前記決済サーバに送るステップと、 前記決済サーバが、前記第1の決済要求と前記第2の決
    済要求を受け取ると、前記第1の決済要求の内容と前記
    第2の決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に
    前記金融機関ホストマシンとにより決済処理を行なう決
    済処理ステップと、 当該決済サーバが、前記決済処理の結果を前記利用者端
    末に送るステップと、 前記利用者端末が、前記決済処理結果を受け取ると、前
    記利用者端末から前記販売店サーバに決済処理結果を送
    るステップと、 前記販売店サーバが、前記決済処理結果を受け取るステ
    ップと、を備えたことを特徴とする電子決済方法。
  5. 【請求項5】 通信路で相互に接続された利用者端末、
    販売店サーバ、決済サーバとを備え、この決済サーバ
    は、金融機関ホストマシンと接続され、 前記利用者端末が、前記利用者の操作に応じて前記通信
    路を用いて前記販売店サーバに物品もしくはサービスの
    注文要求を送るステップと、 前記販売店サーバが、前記注文要求を受け付けると、前
    記決済サーバに第1の決済要求を送るステップと、前記
    利用者端末に支払処理要求を送信するステップと、 前記利用者端末が、前記支払処理要求を受け取り、第2
    の決済要求を前記決済サーバに送るステップと、 前記決済サーバが、前記第1の決済要求と前記第2の決
    済要求を受け取ると、前記第1の決済要求の内容と前記
    第2の決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に
    前記金融機関ホストマシンとにより決済処理を行なう決
    済処理ステップと、 前記決済サーバが、前記決済処理の結果を前記販売店サ
    ーバに送るステップと、 前記販売店サーバが、前記決済処理結果を受け取るステ
    ップと、 前記決済サーバが、前記決済処理の結果を前記利用者端
    末に送るステップと、 前記利用者端末が、前記決済処理結果を受け取るステッ
    プと、を備えたことを特徴とする電子決済方法。
  6. 【請求項6】 通信路で相互に接続された利用者端末、
    販売店サーバ、決済サーバとを備え、この決済サーバ
    は、金融機関ホストマシンと接続され、 前記利用者端末が、利用者の操作に応じて前記通信路を
    用いて前記販売店サーバに物品もしくはサービスの注文
    要求を送るステップと、 前記販売店サーバが、前記注文要求を受け付けると、前
    記決済サーバに第1の決済要求を送るステップと、前記
    利用者端末に支払処理要求を送信するステップと、 前記利用者端末が、前記支払処理要求を受け取り、第2
    の決済要求を前記決済サーバに送信するステップと、 前記決済サーバが、前記第1の決済要求と前記第2の決
    済要求を受け取ると、前記第1の決済要求の内容と前記
    第2の決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に
    前記金融機関ホストマシンとにより決済処理を行なう決
    済処理ステップと、 前記決済サーバが、前記決済処理の結果を前記利用者端
    末に送るステップと、 前記利用者端末が、前記決済処理結果を受け取るステッ
    プと、 前記販売店サーバは、前記決済処理の結果を前記決済サ
    ーバに問い合わせるステップと、 前記問い合わせを受けた前記決済サーバは、前記販売店
    サーバに前記決済処理の結果を返すステップと、 前記販売店サーバが、前記決済処理の結果を受け取るス
    テップと、を備えたことを特徴とする電子決済方法。
  7. 【請求項7】 前記販売店サーバと前記決済サーバとで
    予め認証子の生成と検証を行なうための鍵を取り交わし
    ておき、 前記決済サーバは、前記認証子生成用の鍵を用いて前記
    決済処理結果に対する認証子を生成し、前記利用者端末
    に送る前記決済処理結果に含ませ、 前記利用者端末は、前記決済処理結果を受け取り、前記
    販売店サーバに送る決済処理結果に前記認証子を含ま
    せ、 前記販売店サーバは、前記決済処理結果を受け取り、前
    記決済処理結果に含まれる前記認証子と前記認証子検証
    用の鍵を用いて、前記決済処理結果の認証を行なうこと
    を特徴とする請求項4記載の電子決済方法。
  8. 【請求項8】 前記販売店サーバと前記決済サーバの間
    の通信に、認証可能な通信方法を用い、 前記第1の決済要求の送受信において、前記認証可能な
    通信方法により、前記決済サーバと前記販売店サーバと
    の相互の認証を行なうことを特徴とする請求項4又は7
    記載の電子決済方法。
  9. 【請求項9】 前記販売店サーバと前記決済サーバの間
    の通信に、認証可能な通信方法を用い、 前記第1の決済要求の送受信および前記決済処理結果の
    送受信において、前記認証可能な通信方法により、前記
    決済サーバと前記販売店サーバとの相互の認証を行なう
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の電子決済方法。
  10. 【請求項10】 前記利用者と前記決済サーバとで予め
    認証子の生成と検証を行なうための鍵と、前記利用者を
    識別する利用者識別子とを取り決めておき、 前記利用者端末は、前記認証子生成用の鍵を用いて前記
    第2の決済要求に対する認証子を生成し、前記認証子と
    前記利用者識別子を前記第2の決済要求に含ませ、 前記決済サーバは、前記決済処理ステップにおいて、前
    記第2の決済要求に含まれる前記利用者識別子から前記
    認証子検証用の鍵を特定し、前記認証子と前記認証子検
    証用の鍵により、前記利用者および前記第2の決済要求
    の認証を行なうことを特徴とする請求項4乃至9いずれ
    か一記載の電子決済方法。
  11. 【請求項11】 前記利用者と前記決済サーバとで予め
    認証子の生成と検証を行なうための鍵を取り交わしてお
    き、 前記決済サーバは、前記認証子生成用の鍵を用いて前記
    決済処理の結果に対する認証子を生成し、前記決済処理
    の結果に含ませ、 前記利用者端末は、前記決済処理結果を受け取るステッ
    プにおいて、前記決済処理の結果に対する認証子と前記
    認証子検証用の鍵により、前記決済サーバと前記決済処
    理結果の認証を行なうことを特徴とする請求項4乃至1
    0いずれか一記載の電子決済方法。
  12. 【請求項12】 前記利用者端末と前記決済サーバの間
    の通信に、認証可能な通信方法を用い、 前記第2の決済要求と前記決済処理の結果の送受信にお
    いて、前記認証可能な通信方法により、前記利用者と決
    済サーバとの相互の認証を行なうことを特徴とする請求
    項4乃至9いずれか一記載の電子決済方法。
  13. 【請求項13】 予め前記利用者と前記決済サーバ間で
    利用者識別子と利用者秘密情報を取り決め、 前記第2の決済要求に、前記利用者識別子と前記利用者
    秘密情報を含み、 前記決済サーバは、前記決済処理ステップにおいて、前
    記利用者識別子と前記利用者秘密情報により、利用者の
    認証を行なうことを特徴とする請求項4乃至9いずれか
    一記載の電子決済方法。
  14. 【請求項14】 決済処理に必要な利用者口座情報を前
    記第2の決済要求に含め、前記利用者口座情報を用いて
    前記決済サーバが決済処理を行なうことを特徴とする請
    求項6乃至13いずれか一記載の電子決済方法。
  15. 【請求項15】 決済処理に必要な利用者口座情報を前
    記決済サーバで保持しておき、 前記決済サーバは、前記利用者認証が成功した場合に、
    保持した前記利用者口座情報により決済処理を行なうこ
    とを特徴とする請求項10,12又は13記載の電子決
    済方法。
  16. 【請求項16】 利用者端末および決済サーバと通信路
    で接続され、 前記利用者端末から注文要求を受け付けると、前記注文
    内容および決済要求金額に関する情報を含む第1の決済
    要求を前記決済サーバに送る手段と、 前記利用者端末に前記注文内容および前記決済要求金額
    に関する情報を含む支払処理要求を送る手段と、 前記利用者端末から返される決済処理結果を受け取る手
    段と、を備えたことを特徴とする販売店サーバ。
  17. 【請求項17】 利用者端末および決済サーバと通信路
    で接続され、 前記利用者端末から注文要求を受け付けると、前記注文
    内容および決済要求金額に関する情報を含む第1の決済
    要求を前記決済サーバに送る手段と、 さらに前記利用者端末に前記注文内容および前記決済要
    求金額に関する情報を含む支払処理要求を送る手段と、 前記決済サーバから返される決済処理結果を受け取る手
    段と、を含むことを特徴とする販売店サーバ。
  18. 【請求項18】 利用者端末および決済サーバと通信路
    で接続され、 前記利用者端末から注文要求を受け付けると、前記注文
    内容および決済要求金額に関する情報を含む第1の決済
    要求を前記決済サーバに送る手段と、 さらに前記利用者端末に前記注文内容および前記決済要
    求金額に関する情報を含む支払処理要求を送る手段と、 前記第1の決済要求の結果を前記決済サーバに問い合わ
    せる手段と、 前記決済サーバから返される決済処理結果を受け取る手
    段と、を含むことを特徴とする販売店サーバ。
  19. 【請求項19】 前記決済サーバと予め認証子の生成と
    検証を行なうための鍵を取り交わしておき、 前記決済処理結果に含まれる決済処理結果に対する前記
    決済サーバの認証子と前記認証子検証用の鍵により、前
    記決済サーバと前記決済処理結果の認証とを行なうこと
    を特徴とする請求項16記載の販売店サーバ。
  20. 【請求項20】 前記決済サーバとの間の通信に認証可
    能な通信方法を用い、 前記第1の決済要求の送受信および前記決済処理結果の
    送受信において、前記認証可能な通信方法により、前記
    決済サーバと前記販売店サーバとの相互の認証を行なう
    ことを特徴とする請求項16乃至18いずれか一記載の
    販売店サーバ。
  21. 【請求項21】 利用者端末および販売店サーバと通信
    路で接続され、さらに金融機関ホストマシンと接続さ
    れ、 前記販売店から第1の決済要求を受け取る手段と、 前記利用者端末から第2の決済要求を受け取る手段と、 前記第1の決済要求と前記第2の決済要求とにおける決
    済内容を照合し、不整合がない場合に前記金融機関ホス
    トマシンとにより決済処理を行なう手段と、 前記決済処理の結果を前記利用者端末に送る手段と、を
    備えたことを特徴とする決済サーバ。
  22. 【請求項22】 利用者端末および販売店サーバと通信
    路で接続され、さらに金融機関ホストマシンと接続さ
    れ、 前記販売店から第1の決済要求を受け取る手段と、 前記利用者端末から第2の決済要求を受け取る手段と、 前記第1の決済要求と前記第2の決済要求とにおける決
    済内容を照合し、不整合がない場合に前記金融機関ホス
    トマシンとにより決済処理を行なう手段と、 前記決済処理の結果を前記利用者端末に送る手段と、 さらに前記決済処理結果を前記販売店サーバに送る手段
    と、を含むことを特徴とする決済サーバ。
  23. 【請求項23】 利用者端末および販売店サーバと通信
    路で接続され、さらに金融機関ホストマシンと接続さ
    れ、 前記販売店から第1の決済要求を受け取る手段と、 前記利用者端末から第2の決済要求を受け取る手段と、 前記第1の決済要求と前記第2の決済要求とにおける決
    済内容を照合し、不整合がない場合に前記金融機関ホス
    トマシンとにより決済処理を行なう手段と、 前記決済処理の結果を前記利用者端末に送る手段と、 前記販売店サーバから前記第1の決済要求の結果の問い
    合わせを受けると、前記販売店サーバに前記決済処理結
    果を返す手段と、を含むことを特徴とする決済サーバ。
  24. 【請求項24】 前記販売店サーバと予め認証子の生成
    と検証を行なうための鍵を取り交わしておき、 前記認証子生成用の鍵を用いて前記決済処理結果に対す
    る前記決済サーバの認証子を生成し、前記決済処理の結
    果に含めることを特徴とする請求項21記載の決済サー
    バ。
  25. 【請求項25】 前記販売店サーバとの通信に認証可能
    な通信方法を用い、 前記第1の決済要求の送受信において、前記認証可能な
    通信方法により、前記販売店サーバの認証を行なうこと
    を特徴とする請求項21又は24記載の決済サーバ。
  26. 【請求項26】 前記販売店サーバとの通信に認証可能
    な通信方法を用い、 前記第1の決済要求の送受信および前記決済処理結果の
    送受信において、前記認証可能な通信方法により、前記
    販売店サーバの認証を行なうことを特徴とする請求項2
    2又は23記載の決済サーバ。
  27. 【請求項27】 前記利用者と予め認証子の生成と検証
    を行なうための鍵と、前記利用者を識別する利用者識別
    子とを取り決めておき、 前記決済処理機能において、前記第2の決済要求に含ま
    れる前記利用者識別子から前記認証子検証用の鍵を特定
    し、前記第2の決済要求に含まれる認証子と前記認証子
    検証用の鍵により利用者および決済要求の認証を行なう
    ことを特徴とする請求項21乃至26いずれか一記載の
    決済サーバ。
  28. 【請求項28】 前記利用者と予め認証子の生成と検証
    を行なうための鍵を取り交わしておき、 前記認証子生成用の鍵を用いて前記決済処理の結果に対
    する認証子を生成し、前記決済処理の結果に含めること
    を特徴とする請求項21乃至27いずれか一記載の決済
    サーバ。
  29. 【請求項29】 前記利用者端末と前記決済サーバの間
    の通信に、認証可能な通信方法を用い、 前記第2の決済要求と前記決済処理の結果の送受信にお
    いて、前記認証可能な通信方法により、前記決済サーバ
    と前記利用者との相互の認証を行なうことを特徴とする
    請求項21乃至28いずれか一記載の決済サーバ。
  30. 【請求項30】 予め前記利用者と前記決済サーバ間で
    利用者識別子と利用者秘密情報を取り決め、 前記決済処理機能において、前記第2の決済要求に含ま
    れる前記利用者識別子と前記利用者秘密情報とにより利
    用者の認証を行なうことを特徴とする請求項21乃至2
    9いずれか一記載の決済サーバ。
  31. 【請求項31】 前記第2の決済要求に含まれる、決済
    処理に必要な利用者口座情報を用いて、前記決済処理機
    能を行なうことを特徴とする請求項21乃至30いずれ
    か一記載の決済サーバ。
  32. 【請求項32】 決済処理に必要な利用者口座情報を予
    め保持しおき、前記利用者認証に成功した場合、保持し
    た前記利用者口座情報を用いて前記決済処理機能により
    決済処理を行なうことを特徴とする請求項27,29又
    は30記載の決済サーバ。
  33. 【請求項33】 通信路で相互に接続された利用者端
    末、販売店サーバ、決済サーバとを備え、 さらに前記決済サーバは、金融機関ホストマシンと接続
    され、 利用者が前記利用者端末と前記通信路を用いて、前記販
    売店サーバに物品もしくはサービスの注文要求を送る手
    段と、 前記販売店サーバが前記注文要求を受け付けると、前記
    決済サーバに第1の決済要求を送る手段と、 さらに前記利用者端末に支払処理要求を送る手段と、 前記利用者端末が前記支払処理要求を受け取り、第2の
    決済要求を前記決済サーバに送る手段と、 前記決済サーバが前記第1の決済要求と前記第2の決済
    要求を受け取ると、前記第1の決済要求の内容と前記第
    2の決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に前
    記金融機関ホストマシンとにより決済処理を行なう決済
    処理手段と、 さらに、前記決済処理の結果を前記利用者端末に送る手
    段と、 前記利用者端末が前記決済処理結果を受け取ると、前記
    利用者端末から前記販売店サーバに決済処理結果を送る
    手段と、 前記販売店サーバが前記決済処理結果を受け取る手段
    と、を備えることを特徴とする電子決済システム。
  34. 【請求項34】 通信路で相互に接続された利用者端
    末、販売店サーバ、決済サーバとを備え、 さらに前記決済サーバは、金融機関ホストマシンと接続
    され、 利用者が前記利用者端末と前記通信路を用いて、前記販
    売店サーバに物品もしくはサービスの注文要求を送る手
    段と、 前記販売店サーバが前記注文要求を受け付けると、前記
    決済サーバに第1の決済要求を送る手段と、 さらに前記利用者端末に支払処理要求を送信する手段
    と、 前記利用者端末が前記支払処理要求を受け取り、第2の
    決済要求を前記決済サーバに送る手段と、 前記決済サーバが前記第1の決済要求と前記第2の決済
    要求を受け取ると、前記第1の決済要求の内容と前記第
    2の決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に前
    記金融機関ホストマシンとにより決済処理を行なう決済
    処理手段と、 さらに前記決済サーバが前記決済処理の結果を前記販売
    店サーバに送る手段と、 前記販売店サーバが前記決済処理結果を受け取る手段
    と、 さらに前記決済サーバが前記決済処理の結果を前記利用
    者端末に送る手段と、 前記利用者端末が前記決済処理結果を受け取る手段と、
    を備えることを特徴とする電子決済システム。
  35. 【請求項35】 通信路で相互に接続された利用者端
    末、販売店サーバ、決済サーバとを備え、 さらに前記決済サーバは、金融機関ホストマシンと接続
    され、 利用者が前記利用者端末と前記通信路を用いて、前記販
    売店サーバに物品もしくはサービスの注文要求を送る手
    段と、 前記販売店サーバが前記注文要求を受け付けると、前記
    決済サーバに第1の決済要求を送る手段と、 さらに前記利用者端末に支払処理要求を送信する手段
    と、 前記利用者端末が前記支払処理要求を受け取り、第2の
    決済要求を前記決済サーバに送信する手段と、 前記決済サーバが前記第1の決済要求と前記第2の決済
    要求を受け取ると、前記第1の決済要求の内容と前記第
    2の決済要求の内容とを照合し、不整合がない場合に前
    記金融機関ホストマシンとにより決済処理を行なう決済
    処理手段と、 さらに前記決済処理の結果を前記利用者端末に送る手段
    と、 前記利用者端末が前記決済処理結果を受け取る手段と、 前記販売店サーバは、前記決済処理の結果を前記決済サ
    ーバに問い合わせる手段と、 前記問い合わせを受けた前記決済サーバは、前記販売店
    サーバに前記決済処理の結果を返す手段と、 前記販売店サーバが前記決済処理の結果を受け取る手段
    と、を備えることを特徴とする電子決済システム。
  36. 【請求項36】 前記販売店サーバと前記決済サーバと
    で予め認証子の生成と検証を行なうための鍵を取り交わ
    しておき、 前記決済サーバは、前記認証子生成用の鍵を用いて前記
    決済処理結果に対する認証子を生成し、前記利用者端末
    に送る前記決済処理結果に含ませ、 前記利用者端末は、前記決済処理結果を受け取り、前記
    販売店サーバに送る決済処理結果に前記認証子を含ま
    せ、 前記販売店サーバは、前記決済処理結果を受け取り、前
    記決済処理結果に含まれる前記認証子と前記認証子検証
    用の鍵を用いて、前記決済処理結果の認証を行なうこと
    を特徴とする請求項33記載の電子決済システム。
  37. 【請求項37】 前記販売店サーバと前記決済サーバの
    間の通信に、認証可能な通信方法を用い、 前記第1の決済要求の送受信において、前記認証可能な
    通信方法により、前記決済サーバと前記販売店サーバと
    の相互の認証を行なうことを特徴とする請求項33又は
    36記載の電子決済システム。
  38. 【請求項38】 前記販売店サーバと前記決済サーバの
    間の通信に、認証可能な通信方法を用い、 前記第1の決済要求の送受信および前記決済処理結果の
    送受信において、前記認証可能な通信方法により、前記
    決済サーバと前記販売店サーバとの相互の認証を行なう
    ことを特徴とする請求項34又は35いずれか一記載の
    電子決済システム。
  39. 【請求項39】 前記利用者と前記決済サーバとで予め
    認証子の生成と検証を行なうための鍵と、前記利用者を
    識別する利用者識別子とを取り決めておき、 前記利用者端末は、前記認証子生成用の鍵を用いて前記
    第2の決済要求に対する認証子を生成し、前記認証子と
    前記利用者識別子を前記第2の決済要求に含ませ、 前記決済サーバは、前記決済処理手段において、前記第
    2の決済要求に含まれる前記利用者識別子から前記認証
    子検証用の鍵を特定し、前記認証子と前記認証子検証用
    の鍵により、前記利用者および前記第2の決済要求の認
    証を行なうことを特徴とする請求項33乃至38いずれ
    か一記載の電子決済システム。
  40. 【請求項40】 前記利用者と前記決済サーバとで予め
    認証子の生成と検証を行なうための鍵を取り交わしてお
    き、 前記決済サーバは、前記認証子生成用の鍵を用いて前記
    決済処理の結果に対する認証子を生成し、前記決済処理
    の結果に含ませ、 前記利用者端末は、前記決済処理結果を受け取る手段に
    おいて、前記決済処理の結果に対する認証子と前記認証
    子検証用の鍵により、前記決済サーバと前記決済処理結
    果の認証を行なうことを特徴とする請求項33乃至39
    いずれか一記載の電子決済システム。
  41. 【請求項41】 前記利用者端末と前記決済サーバの間
    の通信に、認証可能な通信方法を用い、 前記第2の決済要求と前記決済処理の結果の送受信にお
    いて、前記認証可能な通信方法により、前記利用者と決
    済サーバとの相互の認証を行なうことを特徴とする請求
    項33乃至38いずれか一記載の電子決済システム。
  42. 【請求項42】 予め前記利用者と前記決済サーバ間で
    利用者識別子と利用者秘密情報を取り決め、 前記第2の決済要求に、前記利用者識別子と前記利用者
    秘密情報を含み、 前記決済サーバは、前記決済処理手段において、前記利
    用者識別子と前記利用者秘密情報により、利用者の認証
    を行なうことを特徴とする請求項33乃至38いずれか
    一記載の電子決済システム。
  43. 【請求項43】 決済処理に必要な利用者口座情報を前
    記第2の決済要求に含め、前記利用者口座情報を用いて
    前記決済サーバが決済処理を行なうことを特徴とする請
    求項33乃至42いずれか一記載の電子決済システム。
  44. 【請求項44】 決済処理に必要な利用者口座情報を前
    記決済サーバで保持しておき、 前記決済サーバは、前記利用者認証が成功した場合に、
    保持した前記利用者口座情報により決済処理を行なうこ
    とを特徴とする請求項39,41又は42記載の電子決
    済システム。
  45. 【請求項45】 前記請求項16乃至19いずれか一の
    販売店サーバの処理内容を、情報処理装置を用いて実行
    させる販売店サーバプログラムを記録した記録媒体。
  46. 【請求項46】 前記請求項16乃至20いずれか一の
    販売店サーバの処理内容を、情報処理装置を用いて実行
    させる販売店サーバプログラムを通信路を介して伝送す
    る伝送媒体。
  47. 【請求項47】 前記請求項21乃至32いずれか一の
    決済サーバの処理内容を、情報処理装置を用いて実行さ
    せる決済サーバプログラムを記録した記録媒体。
  48. 【請求項48】 前記請求項21乃至請求項32いずれ
    か一の決済サーバの処理内容を、情報処理装置を用いて
    実行させる決済サーバプログラムを伝送する伝送媒体。
  49. 【請求項49】 利用者端末と、この利用者端末と通信
    路を介して接続された販売店サーバと、前記利用者端末
    及び前記販売店サーバと通信路を介して接続された決済
    サーバとを使用して電子決済を行うための電子決済用プ
    ログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記電子決済用プログラムは前記決済サーバを動作させ
    る指令として、 前記利用者端末の保持者である利用者から前記販売店へ
    注文があったときに当該注文の決済要求を第1の決済要
    求として受信させる第1の受信指令と、 前記注文の決済要求を前記利用者端末から受信させる第
    2の受信指令と、 前記第1の決済要求と前記第2の決済要求との受信に応
    じて前記第1の決済要求の内容と前記第2の決済要求の
    内容とを照合させる決済要求照合指令と、 この決済要求照合指令に応じて前記第1及び第2の決済
    要求の内容に不整合がない場合に当該決済処理を実行さ
    せる決済処理指令とを備えたことを特徴とする電子決済
    用プログラムを記憶した記憶媒体。
  50. 【請求項50】 利用者端末と、この利用者端末と通信
    路を介して接続された販売店サーバと、前記利用者端末
    及び前記販売店サーバと通信路を介して接続された決済
    サーバとを使用して電子決済を行うための電子決済用プ
    ログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記電子決済用プログラムは前記販売店サーバを動作さ
    せる指令として、 前記利用者端末の利用者から注文を受けたときに当該注
    文内容と当該注文及び利用者を識別する識別番号と共に
    前記決済サーバに第1の決済要求として送信させる指令
    と、 前記注文内容を前記利用者端末へ支払処理要求として送
    信させる指令と、 前記決済サーバ又は前記利用者端末から前記注文及び利
    用者を識別する識別番号と共に前記決済の結果を受信さ
    せる指令とを備えたことを特徴とする電子決済用プログ
    ラムを記憶した記憶媒体。
  51. 【請求項51】 利用者端末と、この利用者端末と通信
    路を介して接続された販売店サーバと、前記利用者端末
    及び前記販売店サーバと通信路を介して接続された決済
    サーバとを使用して電子決済を行うための電子決済用プ
    ログラムを記憶した記憶媒体であって、 前記電子決済用プログラムは、前記利用者端末を動作さ
    せる指令として、 当該利用者端末の利用者から注文を受けた前記販売店サ
    ーバから当該当該注文内容と当該注文及び利用者を識別
    する識別番号とを支払要求指令として受信させる支払要
    求指令受信指令と、 この支払要求指令受信指令の受信に応じて当該支払要求
    の決済を前記決済サーバに要求するための第2の決済要
    求を前記注文及び利用者の識別番号と共に前記決済サー
    バに送信させる第2の決済要求送信指令と、 この第2の決済要求送信指令に応じて動作する決済サー
    バから当該注文内容の決済結果を受信させる決済結果受
    信指令とを備えたことを特徴とする電子決済用プログラ
    ムを記憶した記憶媒体。
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