JP2001344501A - 商品使用アドバイス方法 - Google Patents

商品使用アドバイス方法

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JP2001344501A
JP2001344501A JP2000160967A JP2000160967A JP2001344501A JP 2001344501 A JP2001344501 A JP 2001344501A JP 2000160967 A JP2000160967 A JP 2000160967A JP 2000160967 A JP2000160967 A JP 2000160967A JP 2001344501 A JP2001344501 A JP 2001344501A
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product
customer
screen
database
merchandise
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Kazuhito Matsuda
一仁 松田
Yoko Tsuzura
葉子 廿楽
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】商品(サンプルを含む)の使用を顧客にまかせ
るのではなく、その使用を、商品提供者側が意図的に促
し、使用感を実感させることのできるサンプル使用アド
バイス方法を提供する。 【解決手段】サーバコンピュータに、商品に関する情報
を提供するためのデータベースを設けるとともに、顧客
に、上記データベースにインターネットを介してアクセ
スするためのURL情報と商品とを提供し、顧客に、イ
ンターネット端末から上記データベースにアクセスさ
せ、インターネット端末の画面において、上記商品使用
開始から一定期間内に、所定間隔で繰り返しそのデータ
ベースにアクセスするよう指示し、顧客によるアクセス
の都度、その画面上で、アクセス時までの商品使用期間
に応じたアドバイス情報を提供するとともに、使用よる
効果を対話形式で回答させ、その回答内容に応じたメッ
セージを提示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客に化粧品等の
商品を提供したのち、その使用についてアドバイスする
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、化粧品メーカーや洗剤メーカ
ー等では、新製品の宣伝や従来製品の販売拡大のため
に、その製品の中身をごく少量だけ充填したサンプル
を、店頭や街頭で顧客に無料配布したり、ダイレクトメ
ールで各家庭に郵送したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、顧客の
手にわたったサンプルの多くは、旅行用等にストックさ
れたり紛失されたりして、使用されるに至っておらず、
その使用感を顧客に実感させ、商品購入に向かわせる役
割を果していないのが実情である。そこで、モニターと
いう形で、一般消費者の応募を募り、モニターに、サン
プルもしくは実際の商品を使用させてその感想をアンケ
ート用紙に記入させ、郵送させる等の方法を採用するこ
とも行われているが、その場合も、実際に使用した上で
の回答か否かがわかりにくく、反響が捉えにくいという
問題がある。また、モニターという形をとらない場合で
あっても、商品を購入した顧客に対し、逐次適正な使用
をアドバイスすることが好ましい場合がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、商品(サンプルを含む)の使用を顧客にまかせ
るのではなく、その使用を、商品提供者側が意図的に促
し、使用感を実感させることのできる商品使用アドバイ
ス方法の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、サーバコンピュータに、商品に関する情
報を提供するためのデータベースを設けるとともに、顧
客に、上記データベースにインターネットを介してアク
セスするためのURL情報と商品とを提供し、顧客に、
インターネット端末から上記データベースにアクセスさ
せ、インターネット端末の画面において、上記商品使用
開始から一定期間内に、所定間隔で繰り返しそのデータ
ベースにアクセスするよう指示し、顧客によるアクセス
の都度、その画面上で、アクセス時までの商品使用期間
に応じたアドバイス情報を提供するとともに、使用によ
る効果を対話形式で回答させ、その回答内容に応じたメ
ッセージを提示するようにした商品使用アドバイス方法
を第1の要旨とし、そのなかでも、特に、商品自体にU
RL情報を表示して顧客に提供するようにした商品使用
アドバイス方法を第2の要旨とする。
【0006】また、本発明は、商品が化粧品にかかるも
のであり、上記商品使用アドバイス方法に従って商品を
使用する顧客に対し、商品の使用中もしくは商品使用終
了後の所定時期に、インターネット端末の画面上で、肌
状態をチェックするための問診を行い、問診結果から、
顧客の肌状態が、予め分類された複数の典型的な肌状態
のいずれに該当するかを提示するようにした商品使用ア
ドバイス方法を第3の要旨とし、そのなかでも、特に、
上記商品使用アドバイス方法に先立って、サーバコンピ
ュータに商品使用のためのモニター募集のデータベース
を設け、顧客に、インターネット端末から上記データベ
ースにアクセスさせ、モニター応募を希望する顧客に対
し、インターネット端末の画面上で、肌状態をチェック
するための問診を行い、問診結果から、顧客の肌状態
が、予め分類された複数の典型的な肌状態のいずれに該
当するかを提示するとともに、その肌状態を上記サーバ
コンピュータに記憶させるようにし、この記憶された肌
状態を、商品の使用中もしくは商品使用終了後の所定時
期に行う問診後に、その問診結果による肌状態と併せて
提示するようにした商品使用アドバイス方法を第4の要
旨とする。
【0007】なお、本発明において、「商品」とは、顧
客が代金を支払って購入する商品に限らず、モニターと
なることを前提として無料で配布される商品、試供用の
サンプルをも含む趣旨である。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0009】本発明の一実施の形態を、新製品である化
粧品のサンプルを顧客に提供してその使用についてアド
バイスする方法に適用した場合に沿って説明する。
【0010】まず、化粧品サンプル(以下「サンプル」
と略す)を提供する化粧品メーカーにおいて、サーバコ
ンピュータに、サンプルのモニターを募集するためのモ
ニター募集情報と、サンプルを入手した顧客に、サンプ
ル使用開始から毎日アクセスさせて、サンプルの使用実
感を確認させ、適正なアドバイスを行うアドバイス情報
とを提供するためのデータベースを設ける。
【0011】一方、顧客には、店頭で配布する小冊子
や、インターネット上のバナー広告を利用して、上記デ
ータベースにインターネットを介してアクセスするため
のURL情報を広く提供する。
【0012】そこで、URL情報の提供を受けた顧客
が、上記URL情報に基づき、適宜のインターネット端
末から上記データベースにアクセスすることにより、図
1に示すような、データベースに設定されたモニター募
集情報のフロントページを、上記インターネット端末の
画面上に呼び出すことができる。
【0013】この画面の上部には、「サンプルトライア
ル」という見出し1が表示されており、その下に、モニ
ター募集についての簡単な説明2が表示されている。な
お、画面上端に、左右方向に4つの欄1aが設けられて
おり、この部分に、モニター募集情報以外の、関連情報
(例えばサンプルにかかる化粧品の具体的な情報、同一
メーカーによる他の化粧品情報等)のフロントページを
開くための見出しが表示されている。そして、この例に
おいて、サンプルにかかる化粧品は、肌のタイプに応じ
て使い分けることができるよう4種類あるため、これに
合わせて、サンプルも、4種類用意されている。したが
って、図1の画面には、4種類の化粧品(市販品)が並
んだ状態のカラー写真3が表示されている。
【0014】また、画面の下には、「〔申し込み要項〕
へ」の表示4があり、この部分をクリック(選択)する
ことにより、画面が図2に示すように変わるようになっ
ている。この画面の上部には、「アンケートにお答えい
ただいた先着10000名様に、約1週間分(……)の
化粧水サンプルを差し上げます。」等の説明文5が表示
されており、その下に、「〔○月○日現在の応募状
況〕」の見出し6と、用意された4種類のサンプル(脂
性肌用、普通肌用、混合肌用、乾燥肌用の4種類)の受
付状態の一覧7が表示されている。そして、その下に、
「あなたの肌に最適なものをお試しいただくために、ま
ずは肌タイプのチェックをしてみましょう。」の文8が
表示されており、顧客に、肌タイプを調べるためのチェ
ックを受けることを勧めるようになっている。
【0015】そして、画面の下には、「★アンケート
へ」の表示9があり、この部分をクリック(選択)する
ことにより、画面が図3に示すように変わるようになっ
ている。この画面の上部には、「Yes/Noを選択し
ながら進んでください。」の指示10が表示されてお
り、その下に、「Tゾーンの皮脂浮きやべたつきをよく
感じる。」の設問11と、Yes,Noの選択欄12,
13が表示されている。
【0016】そして、上記選択欄12,13の選択に応
じて、設問11の内容が順次変わるようになっており、
Yes,Noの選択を複数回繰り返して、最終的に、そ
の顧客の肌タイプが特定されるようになっている。例え
ば、乾燥肌(ドライ)タイプに到達した場合の画面を、
図4に示す。すなわち、画面の上部に、「あなたの肌タ
イプは…乾燥肌(ドライ)」という到達した肌タイプの
結果14が表示されており、その下に、乾燥肌の状態を
示す説明文15が表示されている。
【0017】また、その左側には、脂性肌(オイリ
ー)、普通肌(ノーマル)、混合肌(オイリードラ
イ)、乾燥肌(ドライ)の4種類の肌タイプを、
「O」,「N」,「OD」,「D」の4つの象徴記号で
示した四角枠16が設けられており、到達した肌タイプ
を示す「D(ドライ)」の部分16aが他の部分と異な
る際立った色に着色されている。そして、その下の余白
右側には、乾燥肌の肌断を模式的に示す断面図17が表
示されており、一目で、乾燥肌の状態がわかるようにな
っている。そして、その下に、「Dタイプの化粧水サン
プルの応募状況」の見出し18が表示されており、その
下に、実際の状況が説明されている。
【0018】さらに、その下に、「★サンプル申し込み
へ」の表示19があり、この部分をクリック(選択)す
ることにより、画面が図5に示すように変わるようにな
っている。この画面の上部には、「サンプル申し込み」
の見出し20が表示されており、その下に、「先着10
000名の方に、約1週間分(……)入サンプルを差し
上げます。」の文21と、「あなたの肌タイプは、D
(乾燥)タイプです。」の文22が表示されている。そ
して、画面の下方に、申し込みのための具体的な情報
(氏名、年齢、住所、電話番号、メールアドレス等)を
入力する欄23が設けられている。
【0019】したがって、サンプルを申し込んでモニタ
ーになることを希望する顧客は、上記の欄23に必要な
情報を入力し、その下の「★送信」の表示24をクリッ
クする。これにより、応募手続きを完了する。
【0020】化粧品メーカーでは、応募してきた顧客に
対し、顧客の肌タイプに合ったサンプルと、サンプル使
用に関する情報を提供するデータベースにアクセスする
ためのURL情報を表示した小冊子を郵便等により送付
する。そして、サンプルと小冊子を受け取った顧客は、
サンプル使用に際し、上記URL情報に基づき、適宜の
インターネット端末から、上記化粧品メーカー側のデー
タベースにアクセスすることにより、図6に示すよう
な、データベースに設定されたサンプル使用に関する情
報のフロントページを、上記インターネット端末の画面
上に呼び出すことができる。
【0021】この画面の上部には、「日めくりアドバイ
ス」という見出し25が表示されており、その下に、
「サンプルを使いはじめて、何日たちましたか。………
ここでは、使用日数にあわせたアドバイスをうけること
ができます。きょうまでの日数分をまとめて見ることも
できますが、できれば、毎日、チェックしてみましょ
う。………」という説明文26が表示されている。そし
て、その下に、7枚の葉がついた蔦のつるを示すイラス
ト27が表示されており、顧客が画面を初めて開いた状
態では、どの葉もごく淡い緑に着色されているだけであ
るが、サンプル使用期間が1日進むごとに、左から順
に、葉を一枚ずつクリックすると、その葉の色が濃い緑
に変わると同時に画面が変わって、その日数に応じたア
ドバイスが得られるようになっている。この図では、顧
客が、サンプルの使用開始から3日目にこのページにア
クセスし、3枚目の葉をクリックした状態を示してい
る。
【0022】なお、上記葉の1枚目をクリックすると、
葉の色が変わったのち、画面が、「1日目」の見出しの
画面となり(図示せず)、この画面において、サンプル
の適正な使用量や使用方法に関する情報を得ることがで
きるようになっている。また、2日目以降は、「使って
みて気に入った?」、「効果はありそう?」といったサ
ンプルの使用を前提にした質問を投げかけるようになっ
ている。
【0023】ちなみに、サンプル使用開始から3日目の
アクセスによって3枚目の葉をクリックして得られる画
面は、図7に示すようになっている。すなわち、まず、
画面左側に、「3日目」の見出し28と、フロントペー
ジのイラスト27(図6参照)における3枚目の葉の部
分のみ27aが表示されている。そして、その右側に、
「使った感想は?」という質問29と,「効果が感じら
れた」という答え30が表示されており、この答え30
の下に設けられた「Yes」,「No」の選択欄31,
32のいずれかを選択するようになっている。
【0024】上記「Yes」の選択欄31を選択する
と、画面が図8(a)に示すように変わるようになって
いる。この画面の左側には、前の画面と同様、「3日
目」の見出し28と3枚目の葉の部分のみのイラスト2
7aとが表示されている。また、その右側に、「あては
まるものをチェックしてスタンプをもらいましょう。」
の指示33が表示されており、その下に、前の画面で
「効果が感じられた」と答えた内容を、より具体的に答
えさせるための選択肢34が列記されている。
【0025】そして、顧客が、上記選択肢34のいずれ
かをクリックしてチェックしたのち、下部の、「スタン
プをもらう。」という文35が添えられたスタンプマー
ク36をクリックすると、図8(b)に示すように、画
面にスタンプシート37が表示され、このスタンプシー
ト37に、3個目のスタンプ38が追加表示されるよう
になっている(1日目、2日目の2回のアクセスによ
り、すでに2個のスタンプ39を獲得している)。
【0026】なお、図8(a)の画面には、サンプル使
用に関する各種のアドバイスを受けることができるよ
う、「★使用量」、「★パッティング」、「★洗顔」、
「クレンジング」の4種類の項目40が表示されてい
る。したがって、上記項目40のうちいずれかをクリッ
クすることにより、適宜のアドバイス情報を得ることが
できるようになっている。
【0027】また、図7の画面において「No」の選択
欄32を選択すると、画面が図9に示すように変わるよ
うになっている。この画面の左側には、前の画面と同
様、「3日目」の見出し28と3枚目の葉の部分のみの
イラスト27aとが表示されている。また、その右側
に、「あてはまるものをチェックしてスタンプをもらい
ましょう。」の指示33が表示されており、その下に、
前の画面で「効果が感じられた」の答えを支持できなか
ったことに対する対策が3通りの選択肢41として表示
されている。さらに、その下には、図8(a)の画面と
同様、アドバイス情報を得るための項目40とスタンプ
マーク36が表示されている。
【0028】そして、顧客が、サンプル使用によっても
効果が感じられない理由として、「パッティングの方法
がいい加減なので効果が得られないのかも…」という心
当たりがある場合、選択肢41の真ん中の、「パッティ
ングの方法が適正か確認しましょう。」の選択肢41a
をチェックし、つぎに、項目40の「★パッティング」
をクリックする。
【0029】すると、画面が、図10に示すように変わ
り、適正なパッティング方法を知ることができるように
なっている。すなわち、この画面の左上には、前の画面
と同様、「3日目」の見出し28と3枚目の葉の部分の
みのイラスト27aとが表示されており、その右側に
は、「上手なパッティング方法」の見出し42が表示さ
れている。そして、その下に、「肌タイプ別パッティン
グのポイント」という小見出し43が表示されており、
さらにその下に、前記4種類の肌タイプ別に、パッティ
ングのポイントが、イラスト入りで説明されている。
【0030】顧客は、この画面で、自分の肌タイプに合
った、適正なパッティング方法を確認し、今後のサンプ
ル使用に役立てるようにする。そして、画面を、図9の
状態に戻し、前述の要領でスタンプを獲得する。
【0031】このようなやりとりを7日目まで繰り返
し、7個目のスタンプを獲得した時点で、図11に示す
ような画面が表示されるようになっている。この画面の
上部には、「今日で終了です。あなたの肌は元気になり
ましたか?1週間のカルテをチェックしてね。そのあと
アンケートに答えて、プレゼントに応募してくださ
い。」との文44が表示されている。そして、その下に
は、7個のスタンプが並んだスタンプシート37が表示
されており、その下の「★1週間のカルテへ」の表示4
5をクリックすることにより、1週間のカルテを表示し
た画面に変えることができるようになっている。
【0032】この画面には、図12に示すように、上部
に、「1週間のカルテ」という見出し50が表示されて
おり、その下に、1日目、2日目、……と1日ごとに、
前記「日めくりアドバイス」の画面に顧客がアクセスし
てやりとりした質問と具体的回答が、時系列に上から下
に並んだ構成になっている。そして、1日ごとの質問5
1は、各段の中央に表示され、その質問51に対し「Y
es」と答えた上での選択肢52が質問51の左側に、
「No」と答えた上での選択肢53が質問51の右側に
表示されるようになっている。そして、各選択肢52,
53には、顧客が選択した選択肢がわかるように、適宜
の印54(この例ではハートマーク)が付けられてお
り、顧客がどのように感じながら、またどのようなメッ
セージを受けながら1週間のサンプル使用を継続してき
たかが、一目でわかるようになっている。
【0033】なお、上記1週間のカルテの画面のつぎ
に、アンケート画面が続くようになっている(図示せ
ず)。この画面では、顧客の商品購入傾向や、ライフス
タイルについての設問が並んでおり、顧客層の分析に役
立つ情報が収集できるようになっている。このアンケー
トに協力した顧客に対しては、すでに述べたように、プ
レゼントへの応募資格が与えられるとともに、自動的
に、この化粧品メーカーの正会員として会員登録される
ようになっている。
【0034】このように、上記方法では、約1週間分の
サンプルを入手した顧客に対し、使用開始から1日ごと
に、化粧品メーカー側のデータベースとアクセスさせる
ことにより、その都度、その使用日数に適したアドバイ
スやメッセージを与えてサンプルの継続使用を促すこと
ができるようになっている。したがって、従来のよう
に、サンプルを使わないままで放置しておく、というよ
うな事態が解消され、サンプル使用が商品購入につなが
る可能性が高くなる。しかも、1日ごとに、使用によっ
て顧客が感じたことを質問への回答という形で答えさせ
るため、使用実感をその都度意識化させることができ
る。したがって、顧客の関心を深めることができ、従来
無関心か消極的であった層を、固定層として取り込むこ
とも可能となる。また、1日ごとの顧客とのやりとり
や、日めくりアドバイス後のアンケート等を通じて、有
効な顧客情報を収集することができ、つぎからのマーケ
ティング展開に活用することができるという利点もあ
る。
【0035】なお、上記の例では、顧客が毎日アクセス
したくなるよう、日めくりアドバイスのフロントページ
(図6参照)に、7枚の葉を配し、1日進むごとに、そ
の葉が1枚ずつ色づくよう設定している。また、1日ご
とに、使用感についての質問に回答すると1個のスタン
プを獲得できるようにしている。これらは、必ずしも必
要ではないが、繰り返しアクセスさせるには、顧客との
やりとりが味気ないものとならないよう、配慮すること
が望ましい。
【0036】また、上記の例では、顧客に配布するサン
プルが約1週間分のサンプルであり、その中身が、毎日
使用することが効果的な化粧水であったことから、「日
めくりアドバイス」と称して、1日1回、7日間のアク
セスを顧客にさせるようにしたが、アクセスの回数、間
隔は、サンプルの使用方法によって、適宜に設定するこ
とができる。例えば、週1回のペースでトリートメント
を行うことが好ましいヘアトリートメント剤をサンプル
とする場合、1週間に1回、計4回のアクセスを想定し
たアドバイス情報を設定することができる。
【0037】さらに、上記の例では、サンプルを渡すモ
ニターの応募を、インターネット上で行うようにしてい
るが、必ずしも、インターネット上で行う必要はない。
すなわち、店頭で、URL情報を記載した冊子とともに
サンプルを配布したり、サンプル自体にURL情報を表
示して配布するようにしてもよい。また、テレビや雑
誌、ダイレクトメールで応募を呼びかけるようにしても
よい。このようにすると、インターネット端末の有無に
かかわらず、広範な顧客層を対象とすることができると
いう利点を有する。ただし、サンプル使用を開始した時
点で、顧客に、インターネット端末を介してアクセスさ
せることによりアドバイス情報を提供することが必要と
なるが、この場合は、インターネット端末を使用できな
い顧客にもサンプルが提供されるため、サンプル配布が
アドバイス情報のやりとりにつながらないケースも多く
なることが懸念される。
【0038】また、上記の例では、サンプルが化粧水で
あり、顧客の肌タイプに応じたサンプルを提供するため
に、モニター応募に際し、簡単な問診によって顧客の肌
タイプを特定した上で、その肌タイプに適したサンプル
を提供するようにしているが、サンプルによっては、特
にこのような問診は必要ない。ただし、サンプルが化粧
品である場合、サンプル使用後に、肌にどのような効果
をもたらしたかを顧客にアピールするために、上記の例
であれば、1週間のサンプル使用後に、上記の例で最初
に行ったような問診を行って肌タイプを特定し、顧客の
肌タイプがどのように変化したか、または変化しなかっ
たかを顧客に提示することが好ましい。そのためにも、
サンプル使用前の肌タイプをデータベースに記憶させて
おき、使用後の肌タイプと併せて表示できるよう設定す
ることが好適である。
【0039】なお、上記肌タイプの特定のための問診
を、サンプル使用直後に行うのではなく、サンプル使用
開始から1カ月後、3カ月後というように、少し間隔を
あけて行うようにしてもよい。すなわち、上記の例のよ
うに、サンプルを1週間使用し、1日ごとに化粧品メー
カー側のデータベースにアクセスして日めくりアドバイ
スを受けた顧客は、その時点で、会員登録されるため、
その会員に対し、周期的に、「あなたのお肌の状態をチ
ェックしましょう。」というようなメールを送り、前回
までの肌タイプの結果と併せて提示することにより、顧
客の肌に対する関心を喚起し、商品購入につなげるよう
にすることができる。
【0040】また、上記一連の説明は、本発明をサンプ
ル提供後のアドバイスに適用した場合を例にとって説明
したが、本発明は、それ以外に、実際の商品を、モニタ
ーとなることを前提として顧客に提供してアドバイスす
る場合や、顧客が代金を支払って購入した商品に対し、
継続してアドバイスを行う場合等に適用することができ
る。
【0041】そして、本発明は、顧客へのアドバイスを
繰り返し提供し、商品(サンプルも含む)の使用実感を
繰り返し確認させる点で、化粧品の使用に好適である
が、化粧品以外の商品についても、同様の手法でアドバ
イスすることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の商品使用アドバ
イス方法は、商品を入手した顧客に対し、使用開始から
一定期間内に、所定間隔で繰り返し商品提供者側のデー
タベースとアクセスさせることにより、その都度、その
時点までの商品使用期間に応じたアドバイス情報を与え
て商品を継続して、しかも適正に使用することを促すこ
とができるようになっている。したがって、商品使用に
ついて、顧客が積極的、かつ意識的に取り込むこととな
り、つぎの商品購入につながる可能性が高くなる。しか
も、アクセスの都度、所定の対話によって顧客に使用効
果について回答させるため、この回答を通じて、有効な
顧客情報を収集することができ、つぎからのマーケティ
ング展開に活用することができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインターネット端末
画面の説明図である。
【図2】上記実施例におけるインターネット端末画面の
説明図である。
【図3】上記実施例におけるインターネット端末画面の
説明図である。
【図4】上記実施例におけるインターネット端末画面の
説明図である。
【図5】上記実施例におけるインターネット端末画面の
説明図である。
【図6】上記実施例におけるインターネット端末画面の
説明図である。
【図7】上記実施例におけるインターネット端末画面の
説明図である。
【図8】(a),(b)は、ともに上記実施例における
インターネット端末画面の説明図である。
【図9】上記実施例におけるインターネット端末画面の
説明図である。
【図10】上記実施例におけるインターネット端末画面
の説明図である。
【図11】上記実施例におけるインターネット端末画面
の説明図である。
【図12】上記実施例におけるインターネット端末画面
の説明図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータに、商品に関する情
    報を提供するためのデータベースを設けるとともに、顧
    客に、上記データベースにインターネットを介してアク
    セスするためのURL情報と商品とを提供し、顧客に、
    インターネット端末から上記データベースにアクセスさ
    せ、インターネット端末の画面において、上記商品使用
    開始から一定期間内に、所定間隔で繰り返しそのデータ
    ベースにアクセスするよう指示し、顧客によるアクセス
    の都度、その画面上で、アクセス時までの商品使用期間
    に応じたアドバイス情報を提供するとともに、使用によ
    る効果を対話形式で回答させ、その回答内容に応じたメ
    ッセージを提示するようにしたことを特徴とする商品使
    用アドバイス方法。
  2. 【請求項2】 商品自体にURL情報を表示して顧客に
    提供するようにした請求項1記載の商品使用アドバイス
    方法。
  3. 【請求項3】 商品が化粧品にかかるものであり、請求
    項1記載の商品使用アドバイス方法に従って商品を使用
    する顧客に対し、商品の使用中もしくは商品使用終了後
    の所定時期に、インターネット端末の画面上で、肌状態
    をチェックするための問診を行い、問診結果から、顧客
    の肌状態が、予め分類された複数の典型的な肌状態のい
    ずれに該当するかを提示するようにしたことを特徴とす
    る商品使用アドバイス方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の商品使用アドバイス方法
    に先立って、サーバコンピュータに商品使用のためのモ
    ニター募集のデータベースを設け、顧客に、インターネ
    ット端末から上記データベースにアクセスさせ、モニタ
    ー応募を希望する顧客に対し、インターネット端末の画
    面上で、肌状態をチェックするための問診を行い、問診
    結果から、顧客の肌状態が、予め分類された複数の典型
    的な肌状態のいずれに該当するかを提示するとともに、
    その肌状態を上記サーバコンピュータに記憶させるよう
    にし、この記憶された肌状態を、商品の使用中もしくは
    商品使用終了後の所定時期に行う問診後に、その問診結
    果による肌状態と併せて提示するようにした請求項3記
    載の商品使用アドバイス方法。
JP2000160967A 2000-05-30 2000-05-30 商品使用アドバイス方法 Pending JP2001344501A (ja)

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