JP2001344448A - 中古自動車売買取引におけるサポートシステム - Google Patents

中古自動車売買取引におけるサポートシステム

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JP2001344448A
JP2001344448A JP2000163855A JP2000163855A JP2001344448A JP 2001344448 A JP2001344448 A JP 2001344448A JP 2000163855 A JP2000163855 A JP 2000163855A JP 2000163855 A JP2000163855 A JP 2000163855A JP 2001344448 A JP2001344448 A JP 2001344448A
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sales
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JP2000163855A
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Toshiaki Ogata
利明 緒方
Kanichiro Nobukuni
乾一郎 信國
Atsushi Kuroki
淳 黒木
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Orix Corp
Recruit Co Ltd
Original Assignee
Orix Corp
Recruit Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 中古自動車の個人間売買において、売主及び
買主間の売買契約の成立を導くためのサポートシステム
を提供する。 【解決手段】 買主が前記中古自動車売買ウェブサイト
又はサポートサーバーに対し購入意思表示してきた時
に、買主固有のホームページを立ち上げ、買主に対して
購入条件並びに買主を特定するユーザーID及びパスワ
ード等を入力させ、買主向け固有のホームページを作成
すると共に、買主の購入条件を売主の端末に対して売主
固有のホームページのURLと共に電子送信し、売主の
売却条件並びに売主を特定するユーザーID及びパスワ
ード等を入力させ、この売主の売却条件を買主固有のホ
ームページのURLと共に買主の端末に対して電子送信
することにより、両者の条件が一致するまで買主及び売
主間で売買交渉させる手段を備えることを特徴とする中
古自動車売買取引におけるサポートシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インターネット上で個
人間同士で行われる中古自動車売買取引に関して、当該
個人間取引をサポートする事業者が、ウェブサイト上の
専用ホームページに売主が自動車を売却するにあたっ
て、また買主が自動車を購入するにあたって決定すべき
諸条件を提供し、素人の売主、買主が複数の相手方と、
ウェブサイト上で売買交渉を進めることができるように
するサポートシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の中古自動車の売買取引は、自動車
の品質・状態などの確認の必要性、売買契約手続の煩雑
さ、取引にまつわる様々なリスクの低減という観点か
ら、売主は中古自動車専門の取引業者に売却し、また買
主は中古自動車販売業者を直接訪問し、自ら自動車の品
質・状態を確認した上で購入しているケースが多い。た
だ売主が売却した取引業者から最終販売業者の間に複数
の仲介者、卸業者を経ているケースが多く、必然的に売
却時の値段と購入時の値段との間の価格差は大きくなっ
ている。昨今、インターネットの発達により、中古自動
車の売り買い情報(例えば自動車のカラー写真、型式、
価格、車検期限など)が様々なウェブサイト上において
個人情報として掲載されており、買主のユーザーはパソ
コンなどの通信端末を利用して無料にてウェブサイト上
の中古自動車情報を検索・照会することが可能となって
いる。しかし、ウェブページを閲覧し興味を持った場合
には当該自動車を保有する売主に対して直接連絡を取り
直接交渉することが必要な仕組みとなっている。また最
近は中古自動車販売業者自らが独自に中古自動車に関す
る情報を自己が開設するウェブサイト・ウェブページに
掲載し、興味を持ったユーザーが電子メール又は電話な
どで問い合わせた後に、中古自動車販売業者を訪問し、
最終的に取引を行うような構成されたものも知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従前の
中古自動車売買方式は、取引の危険性は少ない反面、複
数の業者を仲介して中古自動車販売業者の手元に車が入
るケースが多いこと、中古自動車販売業者は売却できる
まで多数の中古自動車を保管する駐車スペースを確保し
なければならない関係から、買主はかかる経費を上乗せ
された状態で購入せざるを得ず、必然的に売主が売却し
た価格と間の乖離が見られる。
【0004】インターネットウェブサイトを利用した中
古自動車の売買システムでは、個人間の直接取引が必須
であるため、売主は車を高く売却でき、逆に買主は通常
よりも安く車を購入できるという利点を有するものの、
自動車の品質・状態を常に目視により確認できる訳では
ない。素人が中古自動車を目視により診断することがで
きるかというと、ほとんどの人は知識に疎く、品質の粗
悪な自動車を高く購入してしまう危険性があり、安心し
て購入できるという保証がない。そのため情報提供手段
として価格比較の材料として利用されるものの、取引ま
でには至らないケースが多い。
【0005】また、個人間売買が活発に行われない一つ
の大きな理由として、売買取引に伴う諸条件の取り決
め、諸手続きの煩雑さもある。例えば、自動車は売主が
買主の元に届けるのか、買主が売主の元に引取りに行く
のかなど、その引渡方法ひとつを取ってみても個人同士
の話し合いは結論がでないものであるし、そもそも、何
を取り決めなければならないのかがわからないことが多
い。仮に諸条件が決まっても、面識のない相手方と取引
することになるため、自動車を引渡しても売買代金を支
払ってこない、あるいは逆に売買代金を支払ったのに自
動車を引渡してこない、などのトラブルが起きるおそれ
もぬぐえない。
【0006】さらに、車検証上の所有者名義や自賠責保
険の契約者名義を変更するとき、自動車の車庫証明を取
得するとき、どういった書類を用意してどこへ出向けば
いいのか、知っている人はほとんどいない。よって、せ
っかく中古自動車売買取引について合意してもそこから
先に進めず、結果として取引が流れてしまうことが少な
くない。
【0007】現在、インターネットのウェブサイト上で
提供されている情報は、自動車売り買いに関する内容に
留まっており、個人間の中古自動車売買に伴う諸手続き
等についてわかりやすく説明したもの、具体的にこれを
サポートするものはなく、また同時に複数の売主又は買
主との売買交渉を行うには不向きである。
【0008】そこで、本発明はかかる従来のインターネ
ット上のウェブサイトを利用した個人間の中古自動車売
買システムの欠点に鑑みなされたもので、これまで面倒
であった譲渡手続を簡易にし、売買に際して起こりがち
であった金銭トラブル等を起こりにくくする売買サポー
トシステムを提供することにより、個人間売買の不慣れ
からくる取引の消滅を減らすことを目的とする。さらに
は、最近流行のインターネットにおける電子メール及び
ホームページを利用することにより、売主又は買主が複
数の買主又は売主との譲渡交渉を、他の買主又は売主に
は知られない状態で、かつ低コストによって、同時に行
えるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、中古
自動車の個人間売買をサポートするサポートサーバー
と、売主の通信端末を介して入力された情報に基づき中
古自動車の売り情報を掲載すると共に、買主となる個人
の通信端末を介して中古自動車の検索が可能に構成され
た個人間の中古自動車売買ウェブサイトとからなり、前
記中古自動車売買ウェブサイトは前記サポートサーバー
とリンクしており、買主が前記中古自動車売買ウェブサ
イト又はサポートサーバーに対し購入意思表示してきた
時に、買主固有のホームページを立ち上げ、買主に対し
て購入条件並びに買主を特定するユーザーID及びパス
ワード等を入力させ、買主向け固有のホームページを作
成すると共に、買主の購入条件を売主の端末に対して売
主固有のホームページのURLと共に電子送信し、売主
の売却条件並びに売主を特定するユーザーID及びパス
ワード等を入力させ、この売主の売却条件を買主固有の
ホームページのURLと共に買主の端末に対して電子送
信することにより、両者の条件が一致するまで買主及び
売主間で売買交渉させる手段を備えることを特徴とする
中古自動車売買取引におけるサポートシステムにより本
目的を達成する。
【0010】請求項2の発明は、前記中古自動車の売り
情報には、予め指定整備業者によって所定の診断がなさ
れた、車両診断情報及び/又は所要整備価格が含まれて
いることを特徴とするサポートシステムである。請求項
3の発明は、前記売買交渉手段による売買交渉が成立す
る前に、売主及び買主の端末に対して、サポートサービ
スを提示する手段と、前記サポートサービスを売主およ
び買主に選択させて、選択されたサービスの見積を提示
する手段とを備えることを特徴とするサポートシステム
である。
【0011】請求項4の発明は、中古自動車売買に関す
るサポートシステムと個人間売買のサポートサービスを
提供する複数のサービス事業者の端末との接続が可能で
あって、買主又は売主のいずれか一方からサポートサー
ビスの申込を受けて、サービス申込の承諾を他方の売主
又は買主に要求する手段と、他方の売主又は買主の承諾
に基づき、選択されたサービスを提供するサービス事業
者の端末に対しサービスの発注を行う手段をさらに備え
ることを特徴とするサポートシステムである。請求項5
の発明は、前記サポートサービスには、入金・返金保証
サービス、名義変更サービス、所有権留保解除サービ
ス、整備保証サービス、車庫証明取得サービス、車検取
得サービス、希望ナンバープレートサービス、陸送サー
ビス、代車サービスの1または2以上を含むことを特徴
とするサポートシステムである。
【0012】請求項6の発明は、前記売買交渉手段が、
複数の買主と一人の売主又は複数の売主と一人の買主と
の間の売買交渉が同時進行するように構成されているこ
とを特徴とするサポートシステムである。請求項7の発
明は、買主及び/又は売主のユーザーID及びパスワー
ド等の入力に基づき、サービスの申込から売買取引完了
までの進捗状況を確認できるように構成されていること
を特徴とするサポートシステムである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図示された実施例
に従って詳細に説明する。図1は、本実施例にかかるサ
ポートシステム構成の概略図であり、1は中古自動車個
人売買照会ウェブサイトであり、該ウェブサイト1は周
知のインターネット通信網5を介して売主の通信端末
2、買主となるユーザーの通信端末7と接続されてい
る。また3は、前記中古自動車売買照会ウェブサイト1
の運営会社と提携し、当該中古自動車売買情報のウェブ
サイト1上にリンクを張ることが認められた中古自動車
売買サポートサーバーであり、前述同様にインターネッ
トの通信回線を介して、各種整備工場の通信端末4,
4,・・・、各種陸送業者の通信端末6,6,・・・、
及び前記売主及び買主の通信端末2,7と接続されてい
る。なお、この中古自動車売買サポートサーバー3の開
設するウェブサイトは、前記中古自動車売買照会ウェブ
サイト1とリンクしているが、さらに売主の通信端末2
のメールアドレス等の情報は提携するウェブサイト1の
サーバーから入手可能な状態となっている。8、9,1
0は、それぞれサポートシステムを介してサポートサー
バー3と接続されている。8はアフターパーツメーカー
の通信端末であり、9はガソリンスタンドの通信端末で
あって、ICカードの読み取りにより自動車のガソリン
給油状況をサポートサーバー3に入力できるように構成
されている。10は名義変更手続を行う行政書士などの
事務所の通信端末である。
【0014】図2は、前記サポートサーバー3の各手段
の概略ブロック図である。21は中古自動車売買ウェブ
サイト1を閲覧した買主が、所望の自動車を見つけ、購
入意思を前記ウェブサイトないしサポートサーバーに通
知することによって、当該自動車の売主と買主にそれぞ
れ1対1又は1対複数で売買交渉ができる場(ホームペ
ージ)を提供する売買交渉手段である。22はサポート
サーバー3が管理するサポートサービスを売主・買主の
端末に提示するサポートサービス提示手段である。23
はサポートサービス提示手段22によって提示されたサ
ポートサービスを売主・買主に選択させて、当該サービ
スを受けるにあたってのサービス費用の見積を提示する
手段である。24は買主又は売主のいずれか一方から両
者間で既にどのサービスを受けるかを合意済みであるサ
ポートサービスの申込を受け、サービス申込の承諾を
(サービスの申込者ではない)他方の売主又は買主に要
求するサービス申込承諾要求手段である。25は売主又
は買主からの承諾に基づき、選択されたサービスを提供
するサービス事業者に対してサービスの発注を行う手段
である。
【0015】以下に本実施例にかかるサポートシステム
の機能を図3乃至図10に示されたフローチャートに基
づき詳細に説明する。図3に示すものは本実施例にかか
るシステム全体の流れの概略を示すフローチャートであ
り、A:ユーザーの事前登録ルーチン、B:購入希望ア
プローチから売買成立までのルーチン、C:サポートサ
ービス申込から取引完了までのルーチン、D:アンケー
ト実施のルーチン、E:アフターサポートのルーチンと
からなる。
【0016】図5は本実施例にかかる売買交渉アプロー
チから売買成立までのルーチンを示すフローチャートで
ある。中古自動車個人売買照会ウェブサイト1で売車情
報を閲覧した買主が通信端末7を介してサポートサーバ
ー3に対し、購入希望の意思表示をすると売買交渉ステ
ップに移行し、また購入の意思表示なしの場合は本サポ
ートシステムの関与は終了する。ここで、サポートサー
バー3により指定される整備業者による所定の診断が予
めなされ、当該診断に基づく車両診断情報及び/又は所
要整備価格が、売車情報に含まれていることが好まし
い。つまり、売主は専門家のお墨付きをもらった上で自
動車の売却価格を提示することができ、一方、買主は専
門家の診断がなされた上で自動車の購入価格を交渉する
ことができる。
【0017】なお、整備業者による診断は所定のマニュ
アルによる1年点検相当の診断であって、サポートサー
バー3により指定される整備業者は当該マニュアルに基
づきほぼ均一の診断・整備費用の見積を行うことが好ま
しい。また、買主が後述する整備サービスの提供を希望
し、先に診断した整備業者と異なる業者が整備をする場
合であっても、先に診断された所要整備箇所、整備費用
の見積をもとに整備がなされることが好ましい。
【0018】図4は事前ユーザー登録のルーチンを示す
フローチャートであって、買主及び売主はそれぞれ、売
買交渉に入る前に、所定の個人情報を入力し、サポート
サーバーが提供する売買交渉に関するホームページ利用
のユーザー登録を行い、買主は買主を特定するID,パ
スワードを、売主は売主を特定するID,パスワードを
取得する。
【0019】売買交渉手段21は、中古自動車売買ウェ
ブサイト1を閲覧した買主が、所望の自動車を見つけた
後、購入意思を前記ウェブサイト1またはサポートサー
バー3に通知することによって、当該自動車の売主と買
主に売買交渉の場(ホームページ)を提供する。買主の
購入希望の意思は、サポートサーバーへの通知によりサ
ポートサーバー3から直接売主の通信端末2に向けてメ
ール送信され、売主が売却意思なしの場合は本サポート
システムの関与は終了するが、売主が売却の意思を示し
た場合には、特定の買主及び売主専用のホームページを
立ち上げると共に、そのホームページにアクセスするた
めのID及びパスワードを買主に入力させると共に購入
条件をホームページに入力させる。その結果買主向けの
ホームページが作成され、その買主の購入条件が売主の
通信端末2に売主固有のホームページのURLと共に電
子送信され、売主に対してID及びパスワードのほか売
却条件等を入力させる。当該入力された売主の売却条件
は買主の通信端末7に対して買主固有のホームページの
URLを添付した形で電子送信され、売主の売却条件に
関する買主の確認が行われる。そして買主の購入条件と
売主の売却条件とが一致した場合に売買交渉が完結し、
サービス申込・取引完了までのステップに入る。もし、
条件等が一致しない場合には、買主はホームページから
再度購入条件を入力し、売主がこの条件に応諾するか否
かの確認のために図6に示すように買主及び売主の条件
入力が何度か繰りかえされ、最終的に条件一致か交渉決
裂かが決まる。
【0020】なお、図5に示す売買交渉ルーチンは、売
主及び買主がそれぞれ一人に限定されるものではなく、
図6のF−1及びF−2に示すようにウェブサイト1に
おいて購入意思表示する買主が一つの自動車に対して売
買交渉ルーチンに入り込んだ場合に売主一人に買主複数
の状況、及び一人の買主が複数の車に対して購入意思表
示をした場合に買主一人に対して複数の売主という関係
が発生する。このような場合には、買主及び売主が入力
するユーザーID及びパスワードがそれぞれ異なるため
に異なるホームページが作成されることになる。勿論最
終的には売買契約成立は1対1の関係となるが、図5に
示す売買交渉ルーチンにおいて、他の売主又は買主の条
件が知られぬ状態にて交渉が進むようなシステムとなっ
ている。
【0021】売買交渉を開始してから交渉が成立するい
ずれかの時点において、サポートサービス提示手段22
により、サポートサーバー3から売主及び買主に対して
サポートサービスを提示する。これは、たとえば、サー
ビス事業者が提供するサービスの内容を表示したホーム
ページのURLを電子送信する構成であってもよい。サ
ービス見積提示手段23によれば、売主及び買主はそれ
ぞれ別々に、これらのサポートサービスに関する料金の
見積をシミュレーションすることができる。たとえば、
サポートサーバー3が提供するウェブサイト上で所望の
サービスを選択入力させることにより見積を提示する構
成であってもよい。
【0022】ここで、売主及び買主が希望するサポート
サービスによっては、自動車税、自動車取得税、車庫証
明印紙代、ナンバー代などの法定費用が発生することが
ある。したがって、当該見積の条件として、車両重量、
総排気量、車検満了日、買主側の陸運支局などが含まれ
る構成が好ましい。さらに、当該見積にはサービス料金
とサービス内容に付随する法定費用を明示することが好
ましい。
【0023】サービス事業者が提供するサポートサービ
スは、入金・返金保証サービス、名義変更サービス(車
検証・自動車損害賠償責任保険(自賠責保険))、所有
権留保解除サービス、整備・保証サービス、車庫証明取
得サービス、車検取得サービス、希望ナンバープレート
サービス、陸送サービス、代車サービスなどが含まれ
る。なお、整備・保証サービスは、予め整備業者によっ
て診断された内容、整備費用が見積された内容をカバー
するものであることが好ましい。これらのサポートサー
ビスを売買交渉の時点で、交渉条件に加えることによ
り、中古自動車の売買に伴う諸手続きに疎い者同士の取
引であっても、売買交渉・売買取引の成立までを円滑に
導くことが可能となる。売主・買主間で、利用するサポ
ートサービス、サポートサービス費用を除く自動車販売
(購入)価格、支払期日、車両引渡し期日などの諸条件
で合意に至った場合、売買交渉が成立する。
【0024】図7は、サポートサービス申込から取引完
了までのルーチンを示すフローチャートである。売主・
買主間で売買交渉が成立した後、買主からサポートサー
バー3に対し利用するサポートサービスの申込が行われ
ると、当該ホームページが自動更新されるとともに、サ
ービス申込承諾要求手段24により売主にURL添付の
形で電子送信される。なお、本実施例では、サポートサ
ービスの申込を買主、申込内容の承諾を売主としている
が、サポートサービスの申込は、売主又は買主のいずれ
か一方であればよく、申込内容の承諾も(サービスの申
込者ではない)他方の売主又は買主であってよい。な
お、サポートサービスの申込は、売主又は買主のホーム
ページへの書き込み、更新による方法であってもよく、
また、電子メール、サポートサーバー3のウェブサイト
上への選択入力などによる方法であってもよい。
【0025】売主は買主が申し込んだサポートサービス
の内容を確認し、これに承諾しない場合には、サポート
サービス拒否の内容が買主の通信端末7に対して電子送
信される。一方、売主がサポートサービスの内容を承諾
した場合には、サービス発注手段25により、当該サポ
ートサービスを提供するサービス事業者の端末に対しサ
ービスの発注が行われる。ここで、サポートサーバー3
は、承諾されたサポートサービスを履行するために、図
7に示すように買主に対しては必要書類の入手並びにサ
ポートサーバー提供者に対する送金指示を、売主に対し
ては必要書類の入手及び準備に関する指示をそれぞれ電
子メールの形で送信する。
【0026】当該電子メールを受信した売主及び買主
は、必要書類を準備し、書類をサポートサーバー3の運
営者に郵送する。サポートサーバー3の担当者が必要書
類の確認により、売主及び買主のホームページの自動更
新並びに両者の端末へ相手方の手続状況を電子送信す
る。また、買主はサポートサーバー3の所定金融機関に
車両購入代金、サポートサービス代金等を振込む。サポ
ートサーバー3の担当者が金融機関に所定の代金が振込
まれることを確認すると、売主及び買主のホームページ
に入金情報を追加・更新するとともに、サービス事業者
に対し売主及び買主が希望したサービスの履行指示通知
を電子送信する。
【0027】本実施例では、サポートサーバー3と陸送
業者の通信端末6、整備工場の通信端末4、行政書士の
通信端末10はそれぞれ通信回線を介して接続されてい
る。したがって、陸送業者、整備業者などのサポートサ
ービス事業者が、申込サービスの履行予定日、サービス
履行後の履行完了日などのサポートサービスの進捗状況
をサポートサーバー3に送信することで、ホームページ
上の情報が自動更新され、常に最新の進捗状況が蓄積さ
れる。売主及び買主はそれぞれの通信端末2,7を介し
てサポートサーバー3の固有のホームページにアクセス
し、さらにユーザーID及びパスワードを入力すること
により随時これを確認することができる。
【0028】以上のようにして、サポートサービスが履
行され、無事買主へ自動車が引き渡された時点におい
て、図8及び図9に示すようにサポートサーバー3から
売主、整備工場、陸送業者、買主、アフターパーツ業
者、ガソリンスタンド、行政書士の通信端末2,4,
6,7,8,9,10に対して、アンケートの依頼をア
ンケート専用のホームページのURLを添付した形で電
子送信し、最終的にメール送信に添付されたURLのホ
ームページ画面上に各売主、整備工場、陸送業者、買
主、アフターパーツ業者、ガソリンスタンドの社員、及
び行政書士が通信端末を介して様々な項目についてアン
ケート記入を行い、該アンケート結果をサポートサーバ
ー3の図示しない記憶手段に格納し、新規な客に対する
さらなるサービスの向上のためのデータとして蓄積す
る。
【0029】売主の通信端末2からアンケートが送信さ
れた時点で、これまで買主と売主専用のホームページを
開くために売主が有していたユーザーID及びパスワー
ドは、今後は必要なくなるため、サポートサーバー3は
当該アクセスのためのID及びパスワードを削除し、図
10のアフターサービスシステムに移行する。すなわ
ち、サポートサーバー3のホームページは中古自動車の
買主、つまり、新オーナーのためのホームページに切り
替わり、愛車情報として例えば車両情報、整備履歴、点
検時期情報、ガソリン給油履歴情報、アフターパーツ情
報等の表示画面が作成される。買主はそのユーザーID
及びパスワードを入力することにより愛車情報表示画面
を表示させ、そこの選択画面をクリックすることにより
詳細情報を確認することができる。
【0030】例えば、買主がガソリンスタンドにおいて
ICカードを利用してガソリンの給油を受けた時には、
給油日時、給油量、価格などのデータが、ガソリンスタ
ンド側の通信端末9を介してサポートサーバー3に入力
されるデータに基づき、当該ホームページは自動更新さ
れる。またアフターパーツ情報は、様々な部品を検索す
ることにより当該車に適合した部品の購入及び取付依頼
の申込が行え、そのパーツ交換・追加情報は整備工場サ
イドの通信端末4を介して入力されるデータに基づき当
該ホームページは自動更新される。
【0031】次に、車には法定点検、車検など期限管理
が重要な要素となるが、本実施例のサポートサーバー3
は、法定点検又は車検間近になった時に買主の通信端末
7に対してお知らせの通知を電子送信し、買主に法定点
検及び車検の時期に関する注意を促すと共に整備工場に
よる法定点検又は車検の申込を行わせ、整備工場の通信
端末4と連絡を取り合い、期限内における整備を完工す
るように構成されている。なお、整備工場と買主間のや
り取りは前述同様に固有のホームページを介して納車
日、終了日などの事前予約を行うものであり、その詳細
な説明は省略する。そして整備又は車検が行われた後
は、ホームページ上の車両情報は自動更新され、次の車
検又は法定点検の案内に引き継がれる。
【0032】なお、本実施例では買主及び売主を特定す
るため及びセキュリティのためにホームページにアクセ
スするための条件としてユーザーID及びパスワードを
入力させるように構成したが、ユーザーIDとしては唯
一一つしかない識別番号であるメールアドレスを用いる
のが好ましく、そうでない場合には電話番号を利用する
と良い。またパスワードとしては一般に利用されるアル
ファベット及び数字を用いると良い。また、売買交渉に
おいて本実施例では買主と売主のホームページをそれぞ
れ別個のもので構成したが、もし売買交渉が1対1の場
合には同一のホームページを作成するように構成しても
良い。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明にかかるサポー
トシステムでは、売主、買主のために特段の便宜を図る
ことなく、売主近傍の指定整備工場にて無料の診断を行
い、その情報を必要整備価格情報と共にリンク情報とし
て掲載しているので、買主はこれまでのシステムよりも
安心して車を適正価格でかつ整備価格を含んだ形で購入
することができる。また個人間で売買するために中間マ
ージンなどなく、両者が適正価格で購入できると共に契
約に伴う不安感を解消することができる。またサポート
サーバー3を運営するものに対して代金を支払い、名義
変更が終了して初めて決済するように構成したために料
金の未払い等のこれまで起こりがちであった契約上のト
ラブルを解消することができる。
【0034】また本発明にかかるシステムでは買主・売
主間の売買交渉ルーチンをそれぞれ異なるホームページ
上で入力・確認するように構成したので、買主又は売主
が複数の場合にであっても他人に購入条件又は売却条件
を知られることなく、かつ低コストで交渉を行うことが
できるようになった。買主又は売主が複数である場合に
も、一方の売主又は買主は他方の買主又は売主が提示す
る条件を見ながら売買交渉を行うことができ、より早い
時期に、より希望に近い価格にて売買を成立させること
が可能となる。かつ、システムのナビゲーションに従う
だけで、売買交渉そのものを過不足なく進めることがで
きるため、売買に伴う諸手続き等を詳しく知らない者同
士の取引であっても、これを原因として取引が消滅して
しまうのを防ぐことができる。さらにサポートサーバー
3を介することにより個人間同士でも自由に、簡便に、
安心して取引ができるために、これまでトラブルの発生
のおそれから定着しにくかったインターネット上の中古
車売買取引を活発化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本実施例にかかるサポートシステム構
成の概略図である。
【図2】 図2は、サポートサーバーの各手段の概略ブ
ロック図である。
【図3】 図3は、本システムの概略フローチャートで
ある。
【図4】 図4は事前ユーザー登録のルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図5】 図5は売買交渉アプローチから売買成立まで
のルーチンを示すフローチャートである。
【図6】 図6は、買主又は売主が複数の場合の固有ホ
ームページ作成のためのサブルーチンを示す流れ図であ
る。
【図7】 図7は、サポートサービス申込から取引完了
までのルーチンを示すフローチャートである。
【図8】 図8はアンケート集計の流れを示すフローチ
ャートである。
【図9】 図9は、各人のアクセスレベルに応じた情報
提供の流れを示すフローチャートである。
【図10】 図10は、アフターサポートのルーチンに
関するフローチャートである。
【符号の説明】
1 中古自動車売買照会ウェブサイト 2 売主側通信端末 3 中古自動車売買サポートサーバー 4 整備工場の通信端末 5 インターネット通信網 6 陸送業者の通信端末 7 買主側通信端末 8 アフターパーツメーカーの通信端末 9 ガソリンスタンドの通信端末 10 行政書士の通信端末 21 売買交渉手段 22 サポートサービス提示手段 23 サービス見積提示手段 24 サービス申込承諾要求手段 25 サービス発注手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 信國 乾一郎 東京都中央区銀座8丁目4番17号 株式会 社リクルート内 (72)発明者 黒木 淳 東京都品川区大崎1丁目6番1号 オリッ クス・オート・リース株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA02 BB16 CC05 CC08 DD01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中古自動車の個人間売買をサポートする
    サポートサーバーと、売主の通信端末を介して入力され
    た情報に基づき中古自動車の売り情報を掲載すると共
    に、買主となる個人の通信端末を介して中古自動車の検
    索が可能に構成された個人間の中古自動車売買ウェブサ
    イトとからなり、 前記中古自動車売買ウェブサイトは前記サポートサーバ
    ーとリンクしており、 買主が前記中古自動車売買ウェブサイト又はサポートサ
    ーバーに対し購入意思表示してきた時に、買主固有のホ
    ームページを立ち上げ、買主に対して購入条件並びに買
    主を特定するユーザーID及びパスワード等を入力さ
    せ、買主向け固有のホームページを作成すると共に、買
    主の購入条件を売主の端末に対して売主固有のホームペ
    ージのURLと共に電子送信し、売主の売却条件並びに
    売主を特定するユーザーID及びパスワード等を入力さ
    せ、この売主の売却条件を買主固有のホームページのU
    RLと共に買主の端末に対して電子送信することによ
    り、両者の条件が一致するまで買主及び売主間で売買交
    渉させる売買交渉手段を備えることを特徴とする中古自
    動車売買取引におけるサポートシステム。
  2. 【請求項2】 前記中古自動車の売り情報は、指定整備
    業者によって予め所定の診断がなされた、車両診断情報
    及び/又は所要整備価格を含むことを特徴とする請求項
    1に記載のサポートシステム。
  3. 【請求項3】 前記売買交渉手段による売買交渉が成立
    する前又は後に、売主及び買主の端末に対して、サポー
    トサービスを提示する手段と、 前記サポートサービスを売主および買主に選択させて、
    選択されたサービスの見積を提示する手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のサポートシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記サポートシステムは、個人間売買の
    サポートサービスを提供する複数のサービス事業者の端
    末との接続が可能であって、 買主又は売主のいずれか一方からサポートサービスの申
    込を受けて、サービス申込の承諾を他方の売主又は買主
    に要求する手段と、 他方の売主又は買主の承諾に基づき、選択されたサービ
    スを提供するサービス事業者の端末に対しサービスの発
    注を行う手段をさらに備えることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれか1項記載のサポートシステム。
  5. 【請求項5】 前記サポートサービスは、入金・返金保
    証サービス、名義変更サービス、所有権留保解除サービ
    ス、整備保証サービス、車庫証明取得サービス、車検取
    得サービス、希望ナンバープレートサービス、陸送サー
    ビス、代車サービスの1または2以上を含むことを特徴
    とする請求項3または4記載のサポートシステム。
  6. 【請求項6】 前記売買交渉手段が、複数の買主と一人
    の売主又は複数の売主と一人の買主との間の売買交渉が
    同時進行するように構成されていることを特徴とする請
    求項1ないし3のいずれか1項記載のサポートシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記買主及び/又は売主のユーザーID
    及びパスワード等の入力に基づき、サービスの申込から
    売買取引完了までの進捗状況を確認できるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか
    1項記載のサポートシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003271760A (ja) * 2002-03-13 2003-09-26 Tsubasa System Co Ltd 中古物品サービス管理方法および中古物品サービス管理システム
WO2023238597A1 (ja) * 2022-06-06 2023-12-14 矢崎総業株式会社 車両売買支援装置、車両売買支援システム、及び車両売買支援方法

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