JP2001338732A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2001338732A
JP2001338732A JP2000155751A JP2000155751A JP2001338732A JP 2001338732 A JP2001338732 A JP 2001338732A JP 2000155751 A JP2000155751 A JP 2000155751A JP 2000155751 A JP2000155751 A JP 2000155751A JP 2001338732 A JP2001338732 A JP 2001338732A
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terminal
outer terminal
cable
insertion portion
connector
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JP2000155751A
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English (en)
Inventor
Matsue Tamura
松栄 田村
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Yukita Electric Wire Co Ltd
Original Assignee
Yukita Electric Wire Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】極細の導線を有するELファイバーや電源コー
ドへの取付けが容易であるとともに、相互の接続もワン
タッチでできるコネクタを提供をする。 【解決手段】後端部にそれぞれケーブル挿入部41を有
し先端部同士が雌雄嵌合される一対の略筒状の外側端子
4と、後端部にそれぞれ導線挿入部51を有し先端部同
士が雌雄嵌合される一対の略細管状の内側端子5と、各
内側端子5をそれぞれ内部に保持した状態で外側端子4
内に圧入固定され、内側端子5を外側端子4内において
外側端子4と同軸上に位置するよう固定する絶縁部材6
と、外側端子の外周面に設けられる絶縁カバー7とから
なる。各外側端子4に挿入されたケーブルの端部がケー
ブル挿入部41に圧着されて固定されるとともに、各内
側端子5に挿入された導線が導線挿入部51に圧着され
て固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばELファイバー
(エレクトロルミネッセンスファイバー)の接続に用い
られるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】ELファイバー同士を接続する場合や、
ELファイバーと電源コードとを接続する場合には、電
極同士を半田付けにより接続し、その上から絶縁テープ
等を巻き付けて絶縁被覆する方法が一般的に採用されて
いる。
【0003】図4にELファイバーと電源コードとの接
続例を示している。この例では、ELファイバーAの中
心電極100と電源コードBの一方の電極200とを半
田付けし、その上から絶縁テープCを巻き付けるととも
に、ELファイバーAの外部電極101と電源コードB
の他方の電極201とを半田付けし、その上から絶縁テ
ープCを巻き付け、さらにこれらの絶縁テープCとEL
ファイバーAと電源コードBとを絶縁テープDで被覆し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ELファイバ
ーAの外部電極101は、極めて細い(例えば、直径
0.1mmの線が2芯)。このため、上記した接続例にお
いては、接続作業時に外部電極101が切断され易く、
また、半田付け作業が困難であったり、接続不良が生じ
易いので接続の信頼性が低い。さらに、絶縁テープC,
Dで保護しているものの、外部ストレスにより接続部分
が切断されてしまうことがある等の不都合があった。
【0005】本発明は上記のような事情に鑑み創作され
たものであって、特に極細の導線を有するELファイバ
ーや電源コードへの取付けが容易であるとともに、相互
の接続もワンタッチでできるコネクタの提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は極細の導線を有するケーブル同士を接続す
るのに使用されるコネクタであって、後端部にそれぞれ
ケーブル挿入部を有し先端部同士が雌雄嵌合される一対
の略筒状の外側端子と、後端部にそれぞれ導線挿入部を
有し先端部同士が雌雄嵌合される一対の略細管状の内側
端子と、これら各内側端子をそれぞれ内部に保持した状
態で前記外側端子内に圧入固定され、内側端子を外側端
子内において外側端子と同軸上に位置するよう固定する
絶縁部材と、各外側端子の外周面に設けられる絶縁カバ
ーとからなり、各外側端子に挿入されたケーブルの端部
がケーブル挿入部に圧着されて固定されるとともに、各
内側端子に挿入された導線が導線挿入部に圧着されて固
定されることを特徴とするもので構成される。
【0007】この発明によれば、ケーブルへのコネクタ
の取付けは、ケーブルの端部を外側端子のケーブル挿入
部内に挿入して圧着するとともに、導線を内側端子の導
線挿入部内に挿入して圧着するだけでよく、相互の接続
は、各外側端子の先端部同士と各内側端子の先端部同士
とを雌雄嵌合するだけでよい。また、ELファイバーの
ように外部電極を有するケーブルの場合は、外部電極を
外側端子とケーブル外皮との間に圧着させるだけで、外
部電極を外側端子に接続することができる。
【0008】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、E
Lファイバー同士を接続する場合を例にとって、図を参
照しながら説明する。
【0009】図1は本発明の実施形態の構造を示す断面
図である。図2は図1に示す実施形態を構成するプラグ
2の構造を示す断面図である。図3は図1に示す実施形
態を構成するリセプタクル3の構造を示す断面図であ
る。
【0010】本発明に係るコネクタ1は、プラグ2及び
リセプタクル3共、一対の略筒状の外側端子4と、一対
の略細管状の内側端子5と、内側端子5を外側端子4内
において外側端子4と同軸上に位置するよう固定する絶
縁部材6と、各外側端子4の外周面に設けられる絶縁カ
バー7とから構成されている。以下各構成部分について
説明する。なお、プラグ2とリセプタクル3とは、基本
的な構成が同じであるため、ここではプラグ2について
詳細に説明し、リセプタクル3については、相違点のみ
説明する。
【0011】外側端子4は、略筒状に形成されたもの
で、後端部がELファイバー8の先端が挿入されるケー
ブル挿入部41とされている。中程には、切欠部42が
形成されるとともに、この切欠部42よりもやや先端部
4a側に絶縁部材6の係止爪60と係合する係止孔43
が形成されている。
【0012】内側端子5は、先端が閉じられた細管状に
形成されたもので、後端部がELファイバー8の中心電
極83が挿入される導線挿入部51とされている。導線
挿入部51は、その径が先端部5aの径よりも大きく形
成されている。
【0013】絶縁部材6は、内側端子5を内部に保持し
た状態で外側端子4内に圧入固定され、内側端子5を外
側端子4内において外側端子4と同軸上に位置するよう
固定するためのものである。この絶縁部材6は、例えば
プラスチック成形品やゴム成形品等で構成されている。
内部には、内側端子5を保持するための保持孔61が形
成され、この保持孔61はその内面形状が、内側端子5
の導線挿入部51と先端部5aとの境界部分の外形状と
対応する形状に形成されている。これにより、内側端子
5の先端部5aが所定長さ寸法だけ絶縁部材6の先端よ
り突出するように図られている。また、外部には、外側
端子4の係止孔43と係合する係止爪60が突設されて
いる。さらに、後端部には、ELファイバー8の外被8
1の先端面と当接する当接片62が突設されている。こ
の当接片62により、外側端子4のケーブル挿入部41
内への挿入量が規定値になるよう図っている。
【0014】絶縁カバー7は、外側端子4の外周面に、
先端部4aを除く全面にわたって被せられ、プラグ2の
防水性及び耐塵性等を確保するためのものである。この
絶縁カバー7は、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)のモ
ールド品で形成されている。。
【0015】次に、リセプタクル3側について、上記し
たプラグ2側と相違する点のみ説明する。
【0016】外側端子4は、その内径がプラグ2側の外
側端子4の外径と略等しく設定されている点以外、プラ
グ2側の外側端子4と同じである。
【0017】内側端子5は、先端が、プラグ2側の内側
端子5の先端部5aが嵌入され得るようにロート状に開
かれている点、及び、中程に膨径部52が形成されてい
る点以外、プラグ2側の内側端子5と同じである。
【0018】絶縁部材6は、内部の保持孔61の内面形
状が、内側端子5の膨径部52の外形状に対応する形状
に形成されている点以外、プラグ2側の絶縁部材6と同
じである。
【0019】絶縁カバー7は、外側端子4の外面全体を
被覆している点以外、プラグ2側の絶縁カバー7と同じ
である。
【0020】次に上記構成のコネクタ1の組み立て手順
について説明する。なお、プラグ2側及びリセプタクル
3側とも手順は同じであるので、ここではプラグ2側に
ついて説明し、リセプタクル3側については説明を省略
する。
【0021】まず、内側端子5を絶縁部材6にその後端
から差し込み、止まるまで圧入する。
【0022】次いで、この内側端子5と絶縁部材6との
組み立て品を、外側端子4にケーブル挿入部41側から
挿入し、絶縁部材6の係止爪60が外側端子2の係止孔
43に係合するまで押し込む。ここで、外部電極2には
切欠部42が形成されているため、絶縁部材6の押し込
み作業が極めて容易に行える。
【0023】次に、ELファイバー8の外部電極82を
外被側に折り返しておいてから、中心電極10を内側端
子5の導線挿入部51内に挿入し、外側端子4の切欠部
42から工具の先端を差し入れて導線挿入部51を圧壊
し、導線挿入部51に中心電極83を圧着させる。この
状態で、ELファイバー8の外部電極82は、ELファ
イバー8の外被81と外側端子4のケーブル挿入部41
との間に挟まれた形になるので、ケーブル挿入部41を
工具で圧壊し、外部電極82に外側端子4を圧着させ
る。
【0024】最後に、カバー7を外側端子4に被せる。
【0025】なお、上記の例では、カバー7をプラグ2
側及びリセプタクル3側のそれぞれに被せているが、プ
ラグ2側及びリセプタクル3側をそれぞれを組み立てた
後にこれら各組み立て品を型内にそれぞれ配置してカバ
ー7の形状に樹脂モールドしても良い。この場合は、一
体成形されるので、防水性、防塵性が向上する。
【0026】上記した方法で組み立てたコネクタ1を使
用するときは、内側端子5同士、外側端子4同士をそれ
ぞれ嵌合すれば、ワンタッチでELファイバー同士を接
続することができる。
【0027】以上、本発明に係るコネクタ1の実施の形
態に関して、ELファイバー同士を接続する場合を例に
とって説明したが、これに限らずELファイバーと電源
コードとを接続する場合にも利用できるものである。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したとおり、この発明によれ
ば、ケーブルへのコネクタの取付けは、ケーブルの端部
を外側端子のケーブル挿入部内に挿入して圧着するとと
もに、導線を内側端子の導線挿入部内に挿入して圧着す
るだけでよく、相互の接続は、各外側端子の先端部同士
と各内側端子の先端部同士とを雌雄嵌合するだけでよ
い。したがって、従来の半田付け作業が一切不要とな
り、極細の導線を有するケーブル同士の接続作業が極め
て簡単に行えるとともに、ケーブルの導線はしっかりと
内側端子によって保護された状態で相手側の導線と内側
端子を介して接続されることになるので、接続作業時や
接続後に外部ストレスで導線が切れたりすることがな
い。
【0029】また、ELファイバーのように外部電極を
有するケーブルの場合は、外部電極を外側端子とケーブ
ル外皮との間に圧着させるだけで、外部電極を外側端子
に接続することができる。したがって、極細の外部電極
を有するケーブル同士についても接続作業が極めて簡単
に行えるとともに、接続作業時や接続後に外部ストレス
で外部電極が切れたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの一実施形態を示す断面
図である。
【図2】図1に示すコネクタを構成するプラグの構造を
示す断面図である。
【図3】図1に示すコネクタを構成するリセプタクルの
構造を示す断面図である。
【図4】従来の接続例を示す模式図である。
【符号の説明】 1 コネクタ 2 プラグ 3 リセプタクル 4 外側端子 41 ケーブル挿入部 5 内側端子 51 導線挿入部 6 絶縁部材 7 絶縁カバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極細の導線を有するケーブル同士を接
    続するのに使用されるコネクタであって、 後端部にそれぞれケーブル挿入部を有し先端部同士が雌
    雄嵌合される一対の略筒状の外側端子と、 後端部にそれぞれ導線挿入部を有し先端部同士が雌雄嵌
    合される一対の略細管状の内側端子と、 これら各内側端子をそれぞれ内部に保持した状態で前記
    外側端子内に圧入固定され、内側端子を外側端子内にお
    いて外側端子と同軸上に位置するよう固定する絶縁部材
    と、 各外側端子の外周面に設けられる絶縁カバーとからな
    り、 各外側端子に挿入されたケーブルの端部がケーブル挿入
    部に圧着されて固定されるとともに、各内側端子に挿入
    された導線が導線挿入部に圧着されて固定されることを
    特徴とするコネクタ。
JP2000155751A 2000-05-26 2000-05-26 コネクタ Pending JP2001338732A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100901409B1 (ko) 2007-07-06 2009-06-05 현대자동차주식회사 동축 케이블 커넥터
US8398419B2 (en) 2009-10-26 2013-03-19 Heyco Inc. Electrical connectors for photovoltaic systems
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