JP2001338146A - 保険システム、及び保険管理システム - Google Patents

保険システム、及び保険管理システム

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JP2001338146A
JP2001338146A JP2000153406A JP2000153406A JP2001338146A JP 2001338146 A JP2001338146 A JP 2001338146A JP 2000153406 A JP2000153406 A JP 2000153406A JP 2000153406 A JP2000153406 A JP 2000153406A JP 2001338146 A JP2001338146 A JP 2001338146A
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JP
Japan
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insurance
seasonal
product
season
customer
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JP2000153406A
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English (en)
Inventor
Akitoshi Kojima
章利 小島
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Kojima Co Ltd
Original Assignee
Kojima Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は季節商品の早期購入(事前販売)を促
進し、需要を季節に無関係に年間を通して均等にし、製
造業者、流通業者等の仕事量を一定とすること。 【解決手段】冷暖房器具を夏、冬になる前の春、秋に早
期購入した顧客に対しては季節保険をつけることを宣伝
する。季節保険とは、冷暖房器具を購入したものの、冷
夏、暖冬になって冷暖房器具を有効に使うことが出来な
い場合、販売価格の一部を返金するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は季節商品の季節前の
早期販売を促進する保険システム、及び保険管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷暖房器具等の季節商品は、当該
季節前に予め購入する消費者は少なく、夏・冬になり、
猛暑・厳冬が続くと、売行きが急激に増加する傾向があ
り、季節、さらには天候により需要が変動する。そのた
め、製造業者は設備投資をする際に、需要の変動を考慮
に入れなければならず、経営が困難である。例え、過去
の実績から予想したピーク時の需要に合わせて設備投資
し、ピーク時需要が予想通りであったとしても、需要が
低い時期は設備が無駄になってしまう。また、ピーク時
の需要が予想以下になると、多大な無駄が生じてしま
う。反対に、閑散期に合わせて設備投資したり、予想以
上の需要になったりした場合は、商品が品切れになり、
販売機会を逸するということがある。なお、このことは
製造業者のみならず、販売業者においても、人員配置、
商品陳列スペースの割当て等において問題に同様となっ
ている。さらに、冷暖房器具は取付工事が必要であり、
製造は出来ても取り付けられず、結局販売できない事態
も生じ得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の季節
商品は気象条件により需要が変動し、その製造・販売が
それに左右され、設備投資・人員配置等の無駄や、販売
機会の損失等の問題点があった。
【0004】本発明の目的は、季節商品の早期購入(事
前販売)を促進し、需要を季節に無関係に年間を通して
均等にし、製造業者、流通業者等の仕事量を一定とする
ことに寄与するシステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決し目
的を達成するために、本発明は以下に示す手段を用いて
いる。
【0006】(1)本発明の保険システムは、気候によ
り需要が変動する季節商品を需要の集中する季節前に販
売し、当該季節の気候が商品に適さない場合は、価格の
一部を返金する。
【0007】(2)本発明の冷夏・暖冬保険システム
は、春、秋に冷暖房器具を販売し、冷夏、暖冬の場合
は、価格の一部を返金する。
【0008】(3)本発明の保険管理システムは、商品
販売時に顧客毎に、商品名、保険加入の有無、保険料、
保険金を登録する顧客マスタを作成し、保険金を支払う
べき事態になったら、顧客マスタを参照して保険加入者
へ保険金を支払う。
【0009】(4)本発明の保険管理システムは、上記
(3)に記載した保険管理システムであって、かつ保険
は気候により需要が変動する季節商品を需要の集中する
季節前に販売し、当該季節の気候が商品に適さない場合
は価格の一部を返金するものである。
【0010】このようなシステムによれば、季節商品を
季節前に購入し、実際の季節の気候が商品に対して想定
されている気候にならず、商品の使用機会が損失して
も、金銭的な補償が得られるので、消費者が早期購入を
決断しやすい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る保険システム/保険管理システムの実施形態を説明す
る。
【0012】図1は本発明の実施形態のシステム構成を
示す図である。本システムは小売業の販売店に関するシ
ステムであり、キャッシュレジスタに配置されるPOS
端末を基本とする。すなわち、商品のバーコードを読取
るバーコードリーダ10と、顧客のIDカード(例え
ば、クレジットカード)のID情報を読取るIDカード
リーダ12と、各種情報を入力する入力装置14と、入
力した情報を確認のために表示する表示部16と、レシ
ート等を出力するプリンタ18がシステムバス20を介
してサーバ22に接続されてなる。なお、IDカードは
顧客が特定できればよく、クレジットカードに限らず、
単に顧客のIDを記録した磁気ストライプを有する通常
の磁気カードでもよい。サーバ22は各店舗毎に設ける
のではなく、小売業社の本社等にあり、ネットワークを
介して各店舗にあるPOS端末の構成ユニット10、1
2、14、16,18と接続されていてもよい。システ
ムバス20には顧客保険マスタ24が接続される。サー
バ22は図示しない専用線等のネットワークを介してカ
ード会社の決済サーバに接続される。
【0013】顧客保険マスタ24は図2に示すように、
各顧客毎に購入した商品に関する保険情報を記憶する。
ここでは、商品に関する保険としては盗難保険、季節保
険、修理保険の3つの種類があり、各保険毎に加入の有
無、保険料、保険金等が登録されている。保険料、保険
金は売上げの何%という定義と、1000円等の定額の
金額の定義がある。
【0014】図3は本システムの動作を示す流れ図であ
る。ステップS2に示すように商品を購入すると、ステ
ップS4にて、先ず顧客を特定する。顧客の氏名等を入
力装置14から入力してもよいが、作業の効率等を考慮
すると、IDカードから顧客のIDを読取ることが好ま
しい。ステップS6で商品を特定する。これも、商品名
等を入力装置14から入力してもよいが、作業の効率等
を考慮すると、商品のバーコードを読取ることが好まし
い。これにより、当該顧客の顧客保険マスタに商品名と
購入日を登録する。ここで、販売促進のため、冷暖房器
具等の季節商品には、季節保険(保険料は無料)を自動
的につけるようになっている。季節保険とは、春、秋に
冷暖房器具を購入した顧客に対して、冷夏、暖冬の場合
は、価格の一部を返金するものである。これは、冷暖房
器具を夏、冬前に購入したものの、夏、冬の気候が温暖
であり、冷暖房器具を購入する必要が無かった場合、顧
客の心理的な損失を金銭的に補償することにより、消費
者が早期購入を決断しやくなる。このため、季節商品の
需要を季節に無関係に年間を通して均等にし、製造業
者、流通業者等の仕事量を一定とすることに寄与するこ
とができる。勿論、季節保険がつくことは、チラシ、ポ
スター、CM等により宣伝され(例えば、「今、エアコ
ンを買えば豊富な種類から選べますし、もしも今年の夏
が冷夏であっても、価格の○○%をお返ししますので、
お早めに!」)、消費者に早期購入しても損することが
なく、かえって得であることを訴えているとする。その
ため、商品毎に何時から何時までの購入に対して季節保
険がつくか否か、及び季節保険の保険金(返金額)が決
まっており、商品名、購入日が判ると、自動的に顧客保
険マスタに季節保険が登録される。
【0015】本実施例では季節保険以外にも、盗難保
険、修理保険がつけられるようになっており、これらの
保険は保険料が必要であり、顧客の加入申し込みの基づ
いて入力装置14から必要な情報を入力することで保険
マスタに登録される(ステップS8、S10)。なお、
購入者に渡すレシートに単に商品の金額だけでなく、保
険の加入の有無も併せて印刷してもよい。こうすると、
レシートが保険の証書にもなる。
【0016】この後、季節商品の使用が想定されている
季節になると、気候が適当か否か判断する(ステップS
12)。気候とは、温度、湿度、日照時間、晴雨状態、
風向、花粉量、不快指数等があり、商品の種類に応じて
予め決められている。また、これらのパラメータは気象
庁等の権威ある機関が発表するデータに基づき、入力装
置14からシステムに入力される。気候が適当な場合
は、その他の処理が行われ、気候が不適の場合は、ステ
ップS14で保険金の支払い処理を行う。ここでは、顧
客保険マスタを検索して、該当する商品の購入者の銀行
口座に自動的に保険金を振り込む。購入者の銀行口座は
購入者のIDに含まれている。なお、保険金の支払いは
自動的に全員に行うのではなく、購入時に渡した保険の
証書としてのレシートを店頭に持参した顧客のみに対し
て現金を支払ってもよい。
【0017】この保険は製造業者が保険会社と契約して
もよいし、流通業者が契約してもよい。いずれにして
も、保険金を受け取るのは商品購入者である。
【0018】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、季節商品の早期購入(事前販売)を促進することが
でき、その結果、季節商品の需要を季節に無関係に年間
を通して均等にすることができ、製造業者、流通業者等
の仕事量を一定とすることができ、製造業者、流通業者
等の経営を楽にすることが出来る。
【0019】本発明は上述した実施形態に限定されず、
種々変形して実施可能である。例えば、上述の説明で
は、季節商品としては冷暖房器具を説明したが、商品は
これに限らず、スポーツに関する用具、衣料品(例え
ば、スキーウェア、スキー用品)でもよい。この場合
は、降雪量が○○cm以下であれば価格の○○%をお返
しするという契約になる。また、返金額は価格の○○%
ではなく、○○円という定額でもよい。さらに、金額を
直接返金するのではなく、クーポン券等の形で返金して
もよい。要は、季節商品を予め購入して戴いた顧客に対
して気候の不適を何らかの形で補償するものであればよ
い。さらに、上述した説明は、商品購入者へのサービス
の一環として保険料が無料としたが、購入者が積極的に
保険料を支払ってその額に応じた保険金を受け取ること
が出来る、あるいは気象条件が想定した条件になった場
合は保険金を受け取ることが出来ないようにしてもよ
い。さらに、商品は物品に限らず、サービス事業でもよ
い。例えば、スキー宿で早期予約者には雪が降らなけれ
ばディスカウントすることや、結婚式場で梅雨時の予約
者には雨が降ったらディスカウントすることも可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、季
節商品の早期購入(事前販売)を促進し、需要を季節に
無関係に年間を通して均等にし、製造業者、流通業者等
の仕事量を一定とすることに寄与でき、設備投資・人員
配置等の無駄や、販売機会の損失等を防ぐことができる
システムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による保険システムの実施形態の構成を
示すブロック図。
【図2】本発明の実施形態の顧客保険マスタの構成を示
す図。
【図3】本発明による保険システムの実施形態の動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
10…バーコードリーダ 12…IDカードリーダ 14…入力装置 16…表示部 18…プリンタ 22…サーバ 24…顧客保険マスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気候により需要が変動する季節商品を需
    要の集中する季節前に販売し、当該季節の気候が商品に
    適さない場合は、価格の一部を返金する季節保険システ
    ム。
  2. 【請求項2】 春、秋に冷暖房器具を販売し、冷夏、暖
    冬の場合は、価格の一部を返金する冷夏・暖冬保険シス
    テム。
  3. 【請求項3】 商品販売時に顧客毎に、商品名、保険加
    入の有無、保険料、保険金を登録する顧客マスタを作成
    し、保険金を支払うべき事態になったら、顧客マスタを
    参照して保険加入者へ保険金を支払う保険管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記保険は気候により需要が変動する季
    節商品を需要の集中する季節前に販売し、当該季節の気
    候が商品に適さない場合は価格の一部を返金するもので
    ある請求項3に記載の保険管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9805422B1 (en) 2012-05-24 2017-10-31 Allstate Insurance Company Systems and methods for calculating seasonal insurance premiums

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9805422B1 (en) 2012-05-24 2017-10-31 Allstate Insurance Company Systems and methods for calculating seasonal insurance premiums
US10672082B1 (en) 2012-05-24 2020-06-02 Allstate Insurance Company Systems and methods for calculating seasonal insurance premiums

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