JP2001337987A - 情報フィルタ装置及び情報フィルタ方法 - Google Patents

情報フィルタ装置及び情報フィルタ方法

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JP2001337987A
JP2001337987A JP2001173100A JP2001173100A JP2001337987A JP 2001337987 A JP2001337987 A JP 2001337987A JP 2001173100 A JP2001173100 A JP 2001173100A JP 2001173100 A JP2001173100 A JP 2001173100A JP 2001337987 A JP2001337987 A JP 2001337987A
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敏樹 金道
秀行 ▲吉▼田
Hideyuki Yoshida
Taisuke Watanabe
泰助 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理者からみてユーザにとって不適切
な情報へのアクセスを制限して適切な情報のみが抽出さ
れるようにすること。 【解決手段】 グループプロファイルを過去にアクセ
ス許可して取込まれた情報に関するキーワード群と、前
記キーワードが「適」とされた情報に含まれていた回数
である適回数と、前記キーワードが「不適」とされた情
報に含まれていた回数である不適回数とから構成する。
グループから要求で情報を取出した時はアクセス請求信
号を記憶しておき、後から管理者がアクセス記録部に記
録されたアクセス請求信号にしたがって情報を取込み、
当該情報に対する適否の評価結果をグループプロファイ
ルに反映出来るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子または光等を
媒体とする記憶装置や情報通信網から情報を取り出す際
に不要なもしくは不適切な情報へのアクセスを制限する
情報フィルタ装置及び情報フィルタ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報フィルタ装置は、情報通信の
社会基盤の進展に伴い、情報通信網の大規模化と通信量
の著しい増大に対応する技術として、その実現が強く望
まれている。そこで、本願出願人はユーザにとって必要
性の高い情報又は興味のある情報を容易に取り出せるよ
うにした情報フィルタ装置を開発し、特願平08−23
0012号および特願平9−46384号として出願済
みである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、膨大な情報量からユーザの興味の高い情報を効
率よく抽出してユーザに提供できるが、管理者から見て
そのユーザにとって不適切な情報へのアクセスを制限す
ることができないという課題を有していた。
【0004】本発明は、上記のような実情に鑑みて為さ
れたものであり、管理者からみてユーザにとって不適切
な情報へのアクセスを制限して適切な情報のみを抽出す
ることのできる情報フィルタ装置及び情報フィルタ方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のような手段を講じた。
【0006】情報記憶媒体又は情報通信網から取出され
た情報をフィルタリングする情報フィルタ装置におい
て、過去に取出された中で管理者が適否を評価した情報
に含まれていた当該情報を特徴づけるキーワードと前記
管理者の情報に対する「適」「不適」の評価結果に応じ
て前記各キーワードに割り振られた数値とを対応させた
グループプロファイルを記憶したグループプロファイル
記憶部と、前記管理者の管理下にあるグループからのア
クセス請求信号に応じて取得した情報に対して当該情報
を特徴づけるキーワードと前記グループプロファイルと
を用いて前記グループにとっての当該情報の適否を定量
的な値で示すスコア信号を計算するスコア計算手段と、
前記スコア計算手段により計算されたスコア信号と閾値
とを比較してアクセス請求元に対して当該情報へのアク
セス制限を行うか否か決定するアクセス制限手段と、前
記グループからのアクセス請求信号に応じて取出された
情報に対してアクセス許可した場合、その時のアクセス
請求信号が記録されるアクセス記録部とを具備し、前記
管理者が前記アクセス記録部に記録されたアクセス請求
信号にしたがって前記情報記憶媒体又は情報通信網から
情報を取込み、当該情報に対する適否の評価を行うよう
にした。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様は、情報記憶
媒体又は情報通信網から取出された情報をフィルタリン
グする情報フィルタ装置であって、過去にアクセス許可
して取込まれた情報に関するキーワード群と、前記キー
ワードが「適」とされた情報に含まれていた回数である
適回数と、前記キーワードが「不適」とされた情報に含
まれていた回数である不適回数と、が登録されたグルー
ププロファイルを記憶した記憶部と、管理者が管理する
グループからアクセス請求信号を受けると、当該アクセ
ス請求信号で指示された情報を前記情報記憶媒体又は情
報通信網から取出す情報取得手段と、前記情報取得手段
により取出された情報に関するキーワードについてその
適回数及び不適回数を前記グループプロファイルから取
得し、前記各キーワードの適回数及び不適回数を用いて
当該情報の適否を定量的な数値で示すスコア信号を計算
するスコア計算手段と、前記スコア計算手段により計算
されたスコア信号と閾値とを比較してアクセス請求元に
対して当該情報へのアクセス制限を行うか否か決定する
アクセス制限手段と、前記グループからのアクセス請求
信号に応じて取出された情報に対してアクセス許可した
場合、その時のアクセス請求信号が記録されるアクセス
記録部と、前記管理者が前記アクセス記録部に記録され
たアクセス請求信号にしたがって前記情報記憶媒体又は
情報通信網から情報を取込み、当該情報に対する適否の
評価結果を示す教師信号を入力するたびに、前記グルー
ププロファイルに登録されているキーワードの適回数又
は不適回数を前記評価結果に応じて更新する学習手段
と、を具備する情報フィルタ装置を具備する構成を採
る。
【0008】このような構成により、管理者がアクセス
記録部に記録されたアクセス請求信号にしたがって情報
記憶媒体又は情報通信網から情報を取込み、当該情報に
対する適否の評価結果を入力するといった簡単な操作
で、不適切な情報へのアクセスを制限するグループプロ
ファイルを生成することが出来、しかもグループ内のユ
ーザが実際にアクセスした情報に基づいてグループプロ
ファイルが生成されるので、極めて効率良く精度の高い
アクセス制限を可能とするグループプロファイルを作成
できるという作用を奏する。
【0009】また、本発明の第2の態様は、情報記憶媒
体又は情報通信網から取出された情報をフィルタリング
する情報フィルタ装置であって、前記情報記憶媒体又は
情報通信網から取出された情報から当該情報を特徴づけ
るキーワードを抽出するドキュメントプロファイル生成
手段と、過去にアクセス許可して取込まれた情報に関す
るキーワード群と、前記キーワードが「適」とされた情
報に含まれていた回数である適回数と、前記キーワード
が「不適」とされた情報に含まれていた回数である不適
回数と、が登録されたグループプロファイルを記憶した
記憶部と、管理者が管理するグループからアクセス請求
信号を受けると、当該アクセス請求信号で指示された情
報を前記情報記憶媒体又は情報通信網から取出す情報取
得手段と、前記情報取得手段により取出された情報に対
して作成したキーワードについてその適回数及び不適回
数を前記グループプロファイルから取得し、前記各キー
ワードの適回数及び不適回数を用いて当該情報の適否を
定量的な数値で示すスコア信号を計算するスコア計算手
段と、前記スコア計算手段により計算されたスコア信号
と閾値とを比較してアクセス請求元に対して当該情報へ
のアクセス制限を行うか否か決定するアクセス制限手段
と、前記グループからのアクセス請求信号に応じて取出
された情報に対してアクセス許可した場合、その時のア
クセス請求信号が記録されるアクセス記録部と、前記管
理者が前記アクセス記録部に記録されたアクセス請求信
号にしたがって前記情報記憶媒体又は情報通信網から情
報を取込み、当該情報に対する適否の評価結果を示す教
師信号を入力するたびに、前記グループプロファイルに
登録されているキーワードの適回数又は不適回数を前記
評価結果に応じて更新する学習手段と、を具備する構成
を採る。
【0010】このような構成により、情報記憶媒体又は
情報通信網から取出された情報から当該情報を特徴づけ
るキーワードを抽出してスコア信号の計算に用いられる
ので、予めキーワードが付与されていない情報に対して
もリアルタイムでキーワードを抽出でき、アクセス制限
の判定が可能になるといった作用を奏する。
【0011】また、本発明の第3の態様は、第1、2の
態様において、前記アクセス記録部は、前記アクセス請
求信号と共に当該情報について作成されたキーワード群
が記録され、前記学習手段は、管理者が前記教師信号を
入力するたびに、当該情報のキーワード群に含まれてい
て前記グループプロファイルに登録されていないキーワ
ードを前記グループプロファイルへ追加するようにし
た。
【0012】このような構成により、新たな情報にアク
セスする度に新しいキーワードがグループプロファイル
に追加登録されていき、より精度の高いフィルタリンク゛が
可能になる。しかも、グループ内のユーザがアクセス請
求した際に取出した情報に対するスコア計算に使用した
キーワード群を記憶しておき、後から管理者がアクセス
請求信号にしたがって同一情報を取込んだ時に流用する
のでキーワードを抽出する処理が1回で済み処理の簡素
化を図ることができる。
【0013】また、本発明の第4の態様は、情報記憶媒
体又は情報通信網から取出された情報をフィルタリング
する情報フィルタ装置であって、過去に取出された中で
管理者が適否を評価した情報に含まれていた当該情報を
特徴づけるキーワードと前記管理者の情報に対する
「適」「不適」の評価結果に応じて前記各キーワードに
割り振られた数値とを対応させたグループプロファイル
を記憶したグループプロファイル記憶部と、前記管理者
の管理下にあるグループからのアクセス請求信号に応じ
て取得した情報に対して当該情報を特徴づけるキーワー
ドと前記グループプロファイルとを用いて前記グループ
にとっての当該情報の適否を定量的な値で示すスコア信
号を計算するスコア計算手段と、前記スコア計算手段に
より計算されたスコア信号と閾値とを比較してアクセス
請求元に対して当該情報へのアクセス制限を行うか否か
決定するアクセス制限手段と、前記グループからのアク
セス請求信号に応じて取出された情報に対してアクセス
許可した場合、その時のアクセス請求信号が記録される
アクセス記録部とを具備し、前記管理者が前記アクセス
記録部に記録されたアクセス請求信号にしたがって前記
情報記憶媒体又は情報通信網から情報を取込み、当該情
報に対する適否の評価を行うようにしたものである。
【0014】このような構成により、グループ内のユー
ザが実際にアクセスした情報に基づいてグループプロフ
ァイルが生成されるので、極めて効率良く精度の高いア
クセス制限を可能とするグループプロファイルを作成で
きるという作用を奏する。
【0015】また、本発明の第5の態様は、過去にアク
セス許可して取込まれた情報に関するキーワード群と、
前記キーワードが「適」とされた情報に含まれていた回
数である適回数と、前記キーワードが「不適」とされた
情報に含まれていた回数である不適回数と、が登録され
たグループプロファイルを記憶しておき、管理者が管理
するグループからアクセス請求信号を受けると、当該ア
クセス請求信号で指示された情報を前記情報記憶媒体又
は情報通信網から取出し、取出された情報に関するキー
ワードについてその適回数及び不適回数を前記グループ
プロファイルから取得し、前記各キーワードの適回数及
び不適回数を用いて当該情報の適否を定量的な数値で示
すスコア信号を計算し、計算されたスコア信号と閾値と
を比較してアクセス請求元に対して当該情報へのアクセ
ス制限を行うか否か決定し、前記グループからのアクセ
ス請求信号に応じて取出された情報に対してアクセス許
可した場合、その時のアクセス請求信号を記録し、前記
管理者が前記記録されたアクセス請求信号にしたがって
前記情報記憶媒体又は情報通信網から情報を取込み、当
該情報に対する適否の評価結果を示す教師信号を入力す
るたびに、前記グループプロファイルに登録されている
キーワードの適回数又は不適回数を前記評価結果に応じ
て更新することを特徴とする情報フィルタ方法である。
【0016】このような構成により、管理者が記録して
いたアクセス請求信号にしたがって情報記憶媒体又は情
報通信網から情報を取込み、当該情報に対する適否の評
価結果を入力するといった簡単な操作で、不適切な情報
へのアクセスを制限するグループプロファイルを生成す
ることが出来、しかもグループ内のユーザが実際にアク
セスした情報に基づいてグループプロファイルが生成さ
れるので、極めて効率良く精度の高いアクセス制限を可
能とするグループプロファイルを作成できるという作用
を奏する。
【0017】また、本発明の第6の態様は、過去にアク
セス許可して取込まれた情報に関するキーワード群と、
前記キーワードが「適」とされた情報に含まれていた回
数である適回数と、前記キーワードが「不適」とされた
情報に含まれていた回数である不適回数と、が登録され
たグループプロファイルを記憶しておき、管理者が管理
するグループからアクセス請求信号を受けると、当該ア
クセス請求信号で指示された情報を情報記憶媒体又は情
報通信網から取出し、取出された情報から当該情報を特
徴づけるキーワードを抽出し、抽出されたキーワードに
ついてその適回数及び不適回数を前記グループプロファ
イルから取得し、前記各キーワードの適回数及び不適回
数を用いて当該情報の適否を定量的な数値で示すスコア
信号を計算し、計算されたスコア信号と閾値とを比較し
てアクセス請求元に対して当該情報へのアクセス制限を
行うか否か決定し、前記グループからのアクセス請求信
号に応じて取出された情報に対してアクセス許可した場
合、その時のアクセス請求信号を記録し、前記管理者が
前記記録されたアクセス請求信号にしたがって前記情報
記憶媒体又は情報通信網から情報を取込み、当該情報に
対する適否の評価結果を示す教師信号を入力するたび
に、前記グループプロファイルに登録されているキーワ
ードの適回数又は不適回数を前記評価結果に応じて更新
する構成を採る。
【0018】このような構成により、情報記憶媒体又は
情報通信網から取出された情報から当該情報を特徴づけ
るキーワードを抽出してスコア信号の計算に用いられる
ので、予めキーワードが付与されていない情報に対して
もリアルタイムでキーワードを抽出でき、アクセス制限
の判定が可能になるといった作用を奏する。という作用
を有する。
【0019】また、本発明の第7の態様は、過去に取出
された中で管理者が適否を評価した情報に含まれていた
当該情報を特徴づけるキーワードと前記管理者の情報に
対する「適」「不適」の評価結果に応じて前記各キーワ
ードに割り振られた数値とを対応させたグループプロフ
ァイルを記憶しておき、前記管理者の管理下にあるグル
ープからのアクセス請求信号に応じて取得した情報に対
して当該情報を特徴づけるキーワードと前記グループプ
ロファイルとを用いて前記グループにとっての当該情報
の適否を定量的な値で示すスコア信号を計算し、計算さ
れたスコア信号と閾値とを比較してアクセス請求元に対
して当該情報へのアクセス制限を行うか否か決定し、前
記グループからのアクセス請求信号に応じて取出された
情報に対してアクセス許可した場合、その時のアクセス
請求信号を記録し、前記管理者が前記記録されたアクセ
ス請求信号にしたがって前記情報記憶媒体又は情報通信
網から情報を取込み、当該情報に対する適否の評価を行
うようにしたものである。
【0020】このような構成により、グループ内のユー
ザが実際にアクセスした情報に基づいてグループプロフ
ァイルが生成されるので、極めて効率良く精度の高いア
クセス制限を可能とするグループプロファイルを作成で
きるという作用を奏する。という作用を有する。
【0021】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図3を用いて説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施の形態にかかる情
報フィルタ装置の機能ブロックを示している。以下で
は、ブラウザ機能を持つユーザ端末からインターネット
上で情報を提供しているホストコンピュータへアクセス
して取り出された情報をフィルタリングする場合を一例
にして説明する。
【0023】図1に示す情報フィルタ装置10は、ユー
ザ端末から出されたアクセス請求信号をアクセス先とな
るホームページ等を提供しているホストコンピュータへ
中継する一方、アクセス先のホストコンピュータの情報
(以下、ホームページ信号と呼ぶ)を受信してフィルタ
リングするものである。
【0024】情報フィルタ装置10には、ホームページ
信号HPを特徴づけるドキュメントプロファイル信号D
P(HP(AR))を作成するドキュメントプロファイ
ル作成部11と、グループにとっての情報の適否を定め
たグループプロファイル信号GPを記憶したグループプ
ロファイル記憶部12と、ドキュメントプロファイル信
号DP(HP(AR))とグループプロファイル信号G
Pとを用いてホームページ信号HPのグループにとって
の情報の適否を定量的に評価した信号であるスコア信号
S(DP(HP(AR)))を計算するスコア計算部1
3と、アクセス制御部14とを備えている。アクセス制
御部14は、アクセス請求したユーザの認証信号IDと
スコア信号S(DP(HP(AR)))とホームページ
信号HPとドキュメントプロファイル信号DP(HP
(AR))とを受け、認証信号IDが一般ユーザであれ
ば、前記スコア信号S(DP(HP(AR)))と管理
者によって設定された閾値THとを比較し前記スコア信
号S(DP(HP(AR)))が閾値TH以上の場合に
前記ホームページ信号HPを、閾値TH未満の場合にア
クセス不許可信号AFを要求元のユーザ端末に送信し、
認証信号IDが管理者の場合には常に前記ホームページ
信号HPを送る。
【0025】また、この情報フィルタ装置10は、アク
セス請求信号ARとドキュメントプロファイル信号DP
(HP(AR))とを記録するアクセス記録部15と、
アクセス請求信号の記録に沿って管理者がアクセス請求
のあった外部のホームページが適切か否かを判断し管理
者の入力する教師信号Tとドキュメントプロファイル信
号DP(HP(AR))とを用いてグループプロファイ
ル信号GPを修正するグループプロファイル学習部16
を備えている。
【0026】図2に、上記情報フィルタ装置10をイン
ターネットの情報フィルタリングに用いる場合のシステ
ム構成を示す。21−1〜21−3は、LAN22上に
接続されているブラウザ機能を備えたユーザ端末であ
り、管理者を除き情報フィルタ装置10によってフィル
タリングされた情報だけにアクセスできる。
【0027】一方、23−1〜23−5は、インターネ
ット上で情報を提供しているホストコンピュータであ
り、インターネット回線24を介してアクセス請求され
た情報を提供している。ここで、ホストコンピュータ2
3−1〜23−5が提供する情報に制限はないが、イン
ターネットの使用事例に即して、ホストコンピュータ2
3−1〜23−5が提供する情報はホームページ信号H
Pであるとする。
【0028】情報フィルタ装置10は、上記した機能ブ
ロックの他に、ユーザ端末21−1〜21−3から出力
されたアクセス請求信号ARをアクセス先のホストコン
ピュータへ中継する送信中継部17と、アクセス先のホ
ストコンピュータから送られてきたホームページ信号H
Pを受信して所定の機能ブロックへ入力する受信中継部
18とを備えている。
【0029】以上のように構成された本実施の形態の動
作について説明する。
【0030】ユーザは、あるユーザ端末21−1を通じ
て自分の認証信号IDと外部のあるホストコンピュータ
23−1のホームページ信号HPにアクセスするための
アクセス請求信号ARを送信する。
【0031】情報フィルタ装置10は、ユーザ端末21
−1から受信したアクセス請求信号ARをホストコンピ
ュータ23−1へ中継し、ホストコンピュータ23−1
からホームページ信号HPのデータを収得する。収得し
たホームページ信号HPを解析し、管理者の定めた情報
の適否の判断基準と比較し、適切であると判断されれば
前記ホームページ信号HPは前記アクセス請求信号AR
を発したユーザ端末21−1に送る。不適切であると判
断された場合は、ホームページ信号HPへのアクセスが
許可されていないことを示すアクセス不許可信号AFを
前記アクセス請求信号ARの発っせられたユーザ端末2
1−1に送る。なお、認証信号IDが管理者のものであ
れば情報の適否を判断すること無く要求元のユーザ端末
へ送信する。
【0032】次に、情報フィルタ装置10の具体的な動
作内容について説明する。
【0033】まず、ドキュメントプロファイル信号DP
(HP)とグループプロファイル信号GPとの好ましい
形を述べる。ドキュメントプロファイル信号DP(H
P)は、ホームページ信号HPを特徴づける信号であれ
ばなんでもよいが、好ましいものとしては (1)ホームページアドレス (2)ホームページの文章(一般的には、文字列)から
抽出されたキーワード (3)リンク情報 などがあげられる。この他にも、ホームページを特徴づ
ける有効な信号として、画像データと文字データの割合
などがある。簡単のために以下の説明では、上記のホー
ムページアドレス、キーワード、リンク情報は全て文字
列なので、これらをすべて広義のキーワードとして捉
え、ドキュメントプロファイル信号DP(HP)は、ホ
ームページHPから取り出された(広義の)キーワード
群信号(KW1(HP)、KW2(HP)、…、KWn
(HP))であるとする。(式1)にドキュメントプロ
ファイル信号DP(HP)を表す。
【0034】
【数1】
【0035】グループプロファイル信号GPは、前記ド
キュメントプロファイル信号DP(HP)と管理者から
の教師信号Tとから構成されるものであり、キーワード
と教師信号の入力状況を反映した図3に示すようなもの
であるとする。図3において、PYは管理者が適と判断
した回数であり、PNは管理者が不適と判断した回数で
あり、GKWx(x=1、2、…、m)はキーワードで
あり、QYxはキーワードGKWxを含んだホームペー
ジ信号に対し管理者が適と判断した回数であり、QNx
はGKWxを含んだホームページ信号に対し管理者が不
適と判断した回数である。情報フィルタ装置10の初期
状態は、未学習の状態であるのでグループプロファイル
信号GPは(式2)で表され、またアクセス記憶部15
の閾値THは0に設定される。
【0036】
【数2】
【0037】グループプロファイル記憶部12に格納さ
れるグループプロファイル信号GPは、管理者がユーザ
端末等からドキュメントプロファイル信号DP(HP)
に対して適否を判断した判断結果を教師信号Tで更新す
ることにより更新される。
【0038】たとえば、管理者が外部の不適切な情報を
配信しているホストコンピュータ(ホームページ)を知
っている場合には、管理者はユーザ端末21を通じて前
記不適切な情報を配信しているホストコンピュータを指
定するアクセス請求信号ARを情報フィルタ装置10へ
送る。
【0039】情報フィルタ装置10の送信中継部17は
前記アクセス請求信号ARを前記ホストコンピュータ2
3−2に中継する。前記ホストコンピュータ23−2
は、不適切な情報であるホームページ信号HP(AR)
を情報フィルタ装置10の受信中継部18に送り返して
くる。受信中継部18は、ホームページ信号HP(A
R)をアクセス制御部14とドキュメントプロファイル
作成部11とに送る。
【0040】ドキュメントプロファイル作成部11は、
前記ホームページ信号HP(AR)から予め定められた
方法(例えば、形態素解析手法)によってキーワードの
抽出を行い、ドキュメントプロファイル信号DP(HP
(AR))を(式3)のように作成し、スコア計算部1
3に送信する。
【0041】
【数3】
【0042】スコア計算部13は、ドキュメントプロフ
ァイルDP(HP(AR))に含まれる各キーワードに
ついて、(式4)でSKW(KWi)の値を計算し、
【0043】
【数4】
【0044】得られた総和SCORE
【0045】
【数5】
【0046】をスコア信号Sとし、ドキュメントプロフ
ァイル信号DP(HP(AR))とともにアクセス制御
部14に送る。
【0047】アクセス制御部14では、初期状態のグル
ーププロファイルGPに対しては、全てのキーワードが
0となり、スコア信号Sは前記閾値THと同じ値にな
り、アクセスは許可されている状態となる。今はユーザ
端末21−1のユーザは管理者であるからスコア信号S
の値とは関わりなく、アクセス制御部14はホームペー
ジ信号HP(AR)をユーザ端末21−1に送信する。
また、アクセス請求信号AR、スコア信号S(DP(H
P(AR)))、及びドキュメントプロファイル信号D
P(HP(AR))を、(式6)に示すアクセス記録信
号ALとしてアクセス記録部15に書き込む。
【0048】
【数6】
【0049】管理者のユーザ端末21−1には、ホスト
コンピュータ23−2から取出された前記ホームページ
信号HP(AR)が表示される。管理者のユーザ端末2
1−1に表示された不適切な情報を管理者が「不適切」
と判断し、「アクセス請求信号ARによって配信されて
きたホームページHP(AR)信号は不適切な情報であ
る」との判断を示す教師信号T=(不適切、AR)をグ
ループプロファイル学習部16に送る。
【0050】前記教師信号Tを受けたグループプロファ
イル学習部16は、前記教師信号Tに含まれるアクセス
請求信号ARを含むアクセス記録信号ALを読み出す。
今は「アクセス請求信号ARは不適切」と判断されてい
る場合なので、グループプロファイル学習部16は、グ
ループプロファイル信号を初期状態から(式7)のよう
に更新させる。
【0051】
【数7】
【0052】仮に、グループプロファイル信号が(式
7)の状態で、管理者以外の一般ユーザがユーザ端末2
1−3を通じて前記の不適切なホームページへアクセス
しようとすると、スコア計算部13が計算するスコア信
号Sは前記閾値THより小さい負の値となり、アクセス
制御部14からはホームページ信号HP(AR)ではな
く、アクセス不許可信号AFがユーザ端末21−3に表
示されることになる。
【0053】適切なホームページについても、管理者
は、上と同様な方法でグループプロファイルに登録でき
る。そして、適切なホームページ、不適切なホームペー
ジという判断を多数入力(例えば50件)することによ
って、以下のような不適切ページへのアクセスを高い精
度で制限するグループプロファイル(式8)を作成でき
る。
【0054】
【数8】
【0055】情報フィルタ装置10のメンテナンスは、
以下ようなものである。
【0056】管理者がグループプロファイル信号GPを
設定したあと、管理者以外の一般のユーザ(複数)がユ
ーザ端末21−1〜21−3から外部のホームページに
j回アクセスすると、そのアクセスの記録は(式9)に
示すアクセス記録信号ALkとしてアクセス記録部15
に記録される。
【0057】
【数9】
【0058】管理者は、アクセス記録部15に記録され
たアクセス請求信号ARkについて、その内容をユーザ
端末21−1〜21−3のいずれかを通じて調べ、自分
の判断が「適切」になる場合にスコア信号Skが閾値T
Hより大きくなり、「不適切」になる場合にスコア信号
Skが閾値THより小さくるように正しく設定されてい
るかを調べる。もし、誤りがあれば、上の手続きにした
がって教師信号Tを入力してグループプロファイルGP
を修正する。
【0059】このように本実施の形態によれば、情報通
信網から不適切な情報を除きつつ所定の情報を取り出す
ために、管理者が提示された情報に対し情報の適否(教
師信号)をユーザ端末21−1から入力し、教師信号を
用いて管理者の定める情報の適否を反映したグループプ
ロファイルを作成して情報ごとに情報の適否をあらわす
スコア信号を計算できるようにしたので、グループプロ
ファイルを用いて計算されたスコア信号を利用し情報の
アクセスを制限することができ、管理者は、情報が適切
なものか否かを判定し情報フィルタ装置に入力するだけ
で、グループの一般ユーザが不適切な情報へのアクセス
を制限することができる。
【0060】以上の説明では、本発明の情報フィルタ装
置を情報通信網から情報を取出す際に不適切な情報を自
動的にフィルタリングするシステムに適用した場合につ
いて詳述したが、インターネットのような情報通信網に
限らず、電子又は光を媒体とする記憶装置から直接情報
を取出すシステムにも同様に適用できる。
【0061】また、図2に示すようにブラウザ機能を持
つユーザ端末21−1〜21−3と同じLAN22上に
情報フィルタ装置を配置する必要はなく、ユーザ端末内
又は外部ネットワーク上、さらに情報配信元のホストコ
ンピュータ内に配置することもできる。
【0062】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、管
理者からみてユーザにとって不適切な情報へのアクセス
を制限して適切な情報のみを抽出することのできる情報
フィルタ装置及び情報フィルタ方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる情報フィルタ装
置の機能ブロック図
【図2】上記一実施の形態の情報フィルタ装置を適用し
たシステム構成図
【図3】グループプロファイルの形式示す概念図
【符号の説明】
10 情報フィルタ装置 11 ドキュメントプロファイル作成部 12 グループプロファイル記憶部 13 スコア計算部 14 アクセス制御部 15 アクセス記録部 16 グループプロファイル学習部 17 送信中継部 18 受信中継部 21−1〜21−3 ユーザ端末 22 LAN 23−1〜23−5 ホストコンピュータ 24 インターネット回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 泰助 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 5B075 PR04 PR08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記憶媒体又は情報通信網から取出さ
    れた情報をフィルタリングする情報フィルタ装置であっ
    て、 過去にアクセス許可して取込まれた情報に関するキーワ
    ード群と、前記キーワードが「適」とされた情報に含ま
    れていた回数である適回数と、前記キーワードが「不
    適」とされた情報に含まれていた回数である不適回数
    と、が登録されたグループプロファイルを記憶した記憶
    部と、 管理者が管理するグループからアクセス請求信号を受け
    ると、当該アクセス請求信号で指示された情報を前記情
    報記憶媒体又は情報通信網から取出す情報取得手段と、 前記情報取得手段により取出された情報に関するキーワ
    ードについてその適回数及び不適回数を前記グループプ
    ロファイルから取得し、前記各キーワードの適回数及び
    不適回数を用いて当該情報の適否を定量的な数値で示す
    スコア信号を計算するスコア計算手段と、 前記スコア計算手段により計算されたスコア信号と閾値
    とを比較してアクセス請求元に対して当該情報へのアク
    セス制限を行うか否か決定するアクセス制限手段と、 前記グループからのアクセス請求信号に応じて取出され
    た情報に対してアクセス許可した場合、その時のアクセ
    ス請求信号が記録されるアクセス記録部と、 前記管理者が前記アクセス記録部に記録されたアクセス
    請求信号にしたがって前記情報記憶媒体又は情報通信網
    から情報を取込み、当該情報に対する適否の評価結果を
    示す教師信号を入力するたびに、前記グループプロファ
    イルに登録されているキーワードの適回数又は不適回数
    を前記評価結果に応じて更新する学習手段と、を具備す
    る情報フィルタ装置。
  2. 【請求項2】 情報記憶媒体又は情報通信網から取出さ
    れた情報をフィルタリングする情報フィルタ装置であっ
    て、 前記情報記憶媒体又は情報通信網から取出された情報か
    ら当該情報を特徴づけるキーワードを抽出するドキュメ
    ントプロファイル生成手段と、 過去にアクセス許可して取込まれた情報に関するキーワ
    ード群と、前記キーワードが「適」とされた情報に含ま
    れていた回数である適回数と、前記キーワードが「不
    適」とされた情報に含まれていた回数である不適回数
    と、が登録されたグループプロファイルを記憶した記憶
    部と、 管理者が管理するグループからアクセス請求信号を受け
    ると、当該アクセス請求信号で指示された情報を前記情
    報記憶媒体又は情報通信網から取出す情報取得手段と、 前記情報取得手段により取出された情報に対して作成し
    たキーワードについてその適回数及び不適回数を前記グ
    ループプロファイルから取得し、前記各キーワードの適
    回数及び不適回数を用いて当該情報の適否を定量的な数
    値で示すスコア信号を計算するスコア計算手段と、 前記スコア計算手段により計算されたスコア信号と閾値
    とを比較してアクセス請求元に対して当該情報へのアク
    セス制限を行うか否か決定するアクセス制限手段と、 前記グループからのアクセス請求信号に応じて取出され
    た情報に対してアクセス許可した場合、その時のアクセ
    ス請求信号が記録されるアクセス記録部と、 前記管理者が前記アクセス記録部に記録されたアクセス
    請求信号にしたがって前記情報記憶媒体又は情報通信網
    から情報を取込み、当該情報に対する適否の評価結果を
    示す教師信号を入力するたびに、前記グループプロファ
    イルに登録されているキーワードの適回数又は不適回数
    を前記評価結果に応じて更新する学習手段と、を具備す
    る情報フィルタ装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセス記録部は、前記アクセス請
    求信号と共に当該情報について作成されたキーワード群
    が記録され、前記学習手段は、管理者が前記教師信号を
    入力するたびに、当該情報のキーワード群に含まれてい
    て前記グループプロファイルに登録されていないキーワ
    ードを前記グループプロファイルへ追加することを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載の情報フィルタ装置。
  4. 【請求項4】 情報記憶媒体又は情報通信網から取出さ
    れた情報をフィルタリングする情報フィルタ装置であっ
    て、 過去に取出された中で管理者が適否を評価した情報に含
    まれていた当該情報を特徴づけるキーワードと前記管理
    者の情報に対する「適」「不適」の評価結果に応じて前
    記各キーワードに割り振られた数値とを対応させたグル
    ーププロファイルを記憶したグループプロファイル記憶
    部と、 前記管理者の管理下にあるグループからのアクセス請求
    信号に応じて取得した情報に対して当該情報を特徴づけ
    るキーワードと前記グループプロファイルとを用いて前
    記グループにとっての当該情報の適否を定量的な値で示
    すスコア信号を計算するスコア計算手段と、 前記スコア計算手段により計算されたスコア信号と閾値
    とを比較してアクセス請求元に対して当該情報へのアク
    セス制限を行うか否か決定するアクセス制限手段と、 前記グループからのアクセス請求信号に応じて取出され
    た情報に対してアクセス許可した場合、その時のアクセ
    ス請求信号が記録されるアクセス記録部と、を具備し、 前記管理者が前記アクセス記録部に記録されたアクセス
    請求信号にしたがって前記情報記憶媒体又は情報通信網
    から情報を取込み、当該情報に対する適否の評価を行う
    ようにしたことを特徴とする情報フィルタ装置。
  5. 【請求項5】 過去にアクセス許可して取込まれた情報
    に関するキーワード群と、前記キーワードが「適」とさ
    れた情報に含まれていた回数である適回数と、前記キー
    ワードが「不適」とされた情報に含まれていた回数であ
    る不適回数と、が登録されたグループプロファイルを記
    憶しておき、管理者が管理するグループからアクセス請
    求信号を受けると、当該アクセス請求信号で指示された
    情報を前記情報記憶媒体又は情報通信網から取出し、取
    出された情報に関するキーワードについてその適回数及
    び不適回数を前記グループプロファイルから取得し、前
    記各キーワードの適回数及び不適回数を用いて当該情報
    の適否を定量的な数値で示すスコア信号を計算し、計算
    されたスコア信号と閾値とを比較してアクセス請求元に
    対して当該情報へのアクセス制限を行うか否か決定し、
    前記グループからのアクセス請求信号に応じて取出され
    た情報に対してアクセス許可した場合、その時のアクセ
    ス請求信号を記録し、前記管理者が前記記録されたアク
    セス請求信号にしたがって前記情報記憶媒体又は情報通
    信網から情報を取込み、当該情報に対する適否の評価結
    果を示す教師信号を入力するたびに、前記グループプロ
    ファイルに登録されているキーワードの適回数又は不適
    回数を前記評価結果に応じて更新することを特徴とする
    情報フィルタ方法。
  6. 【請求項6】 過去にアクセス許可して取込まれた情報
    に関するキーワード群と、前記キーワードが「適」とさ
    れた情報に含まれていた回数である適回数と、前記キー
    ワードが「不適」とされた情報に含まれていた回数であ
    る不適回数と、が登録されたグループプロファイルを記
    憶しておき、管理者が管理するグループからアクセス請
    求信号を受けると、当該アクセス請求信号で指示された
    情報を情報記憶媒体又は情報通信網から取出し、取出さ
    れた情報から当該情報を特徴づけるキーワードを抽出
    し、抽出されたキーワードについてその適回数及び不適
    回数を前記グループプロファイルから取得し、前記各キ
    ーワードの適回数及び不適回数を用いて当該情報の適否
    を定量的な数値で示すスコア信号を計算し、計算された
    スコア信号と閾値とを比較してアクセス請求元に対して
    当該情報へのアクセス制限を行うか否か決定し、前記グ
    ループからのアクセス請求信号に応じて取出された情報
    に対してアクセス許可した場合、その時のアクセス請求
    信号を記録し、前記管理者が前記記録されたアクセス請
    求信号にしたがって前記情報記憶媒体又は情報通信網か
    ら情報を取込み、当該情報に対する適否の評価結果を示
    す教師信号を入力するたびに、前記グループプロファイ
    ルに登録されているキーワードの適回数又は不適回数を
    前記評価結果に応じて更新することを特徴とする情報フ
    ィルタ方法。
  7. 【請求項7】 過去に取出された中で管理者が適否を評
    価した情報に含まれていた当該情報を特徴づけるキーワ
    ードと前記管理者の情報に対する「適」「不適」の評価
    結果に応じて前記各キーワードに割り振られた数値とを
    対応させたグループプロファイルを記憶しておき、前記
    管理者の管理下にあるグループからのアクセス請求信号
    に応じて取得した情報に対して当該情報を特徴づけるキ
    ーワードと前記グループプロファイルとを用いて前記グ
    ループにとっての当該情報の適否を定量的な値で示すス
    コア信号を計算し、計算されたスコア信号と閾値とを比
    較してアクセス請求元に対して当該情報へのアクセス制
    限を行うか否か決定し、前記グループからのアクセス請
    求信号に応じて取出された情報に対してアクセス許可し
    た場合、その時のアクセス請求信号を記録し、前記管理
    者が前記記録されたアクセス請求信号にしたがって前記
    情報記憶媒体又は情報通信網から情報を取込み、当該情
    報に対する適否の評価を行うようにしたことを特徴とす
    る情報フィルタ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2009084363A1 (ja) * 2007-12-30 2011-05-19 ユーウィングス株式会社 アクセス対象情報検索装置
JP2014013510A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Fujitsu Ltd サーバ装置、フィルタリング方法、およびフィルタリングプログラム

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