JP2001337930A - パスワード管理システム - Google Patents

パスワード管理システム

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JP2001337930A
JP2001337930A JP2000180486A JP2000180486A JP2001337930A JP 2001337930 A JP2001337930 A JP 2001337930A JP 2000180486 A JP2000180486 A JP 2000180486A JP 2000180486 A JP2000180486 A JP 2000180486A JP 2001337930 A JP2001337930 A JP 2001337930A
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Megumi Hamada
恵 浜田
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SUMISHO LEASE CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パスワードの発行、変更・設定が容易かつ迅
速に行うことができ、しかも、パスワードの解明確率が
極めて低く、連続的な不正アクセスにも耐えられるパス
ワード管理システムを提供する。 【解決手段】 パスワードを格納した記録媒体を利用す
るパスワード管理装置を用いて、コンピューターのパス
ワード管理を行うシステムであって、前記パスワード管
理装置は、コンピューターを用いて前記記録媒体を発行
するパスワード記録媒体発行装置と、前記記録媒体を用
いてパスワードの設定・変更を行うパスワード設定・変
更装置を備え、前記パスワード記録媒体発行装置とパス
ワード設定・変更装置は互いに独立してなることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピューターを
用いる際のパスワード管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット網の急速な発達に
より、ネットワークを通じたコンピューターへの不正ア
クセスが増加し、特に、国家レベルあるいは企業レベル
の機密事項や個人のプライバシーに係わる事項を扱う情
報データベースへの不正アクセスが頻発しており、より
一層の高度な情報化社会を目指す上で大きな問題となっ
ている。このような不正アクセスを防止する手段として
は、従来より、パスワードによる管理が行われており、
パスワードを有する者のみにアクセスを許可することで
対処してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近の
不正アクセスは、その手法が非常に高度であり、パスワ
ードが容易に解読される等、従来レベルでのパスワード
管理では十分とはいえない状況となっている。特に頻繁
に不正アクセスを受けるような状況では、パスワードを
定期的かつ複雑に変更することが好ましく、したがっ
て、パスワードを容易かつ迅速に発行、変更・設定がで
きることが望まれる。さらに、パスワードは従来以上に
解明されにくいことが必要である。
【0004】したがって、本発明の課題は、パスワード
の発行、変更・設定が容易かつ迅速に行うことができ、
しかも、パスワードの解明確率が極めて低く、連続的な
不正アクセスにも耐えられるパスワード管理システムを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するべく鋭意検討を行った。その結果、パスワードの
発行とパスワードの設定変更とを別個独立のシステムで
行い、かつ、両システム間でのパスワードの授受をパス
ワードを格納した記録媒体の形で行うようにすれば、上
記課題を解決できることを見いだした。すなわち、本発
明に係るパスワード管理システムは、パスワードを格納
した記録媒体を利用するパスワード管理装置を用いて、
コンピューターのパスワード管理を行うシステムであっ
て、前記パスワード管理装置は、コンピューターを用い
て前記記録媒体を発行するパスワード記録媒体発行装置
と、前記記録媒体を用いてパスワードの設定・変更を行
うパスワード設定・変更装置を備え、前記パスワード記
録媒体発行装置とパスワード設定・変更装置は互いに独
立してなることを特徴とする。
【0006】さらに、本発明に係るパスワード記録媒体
発行システムは、パスワードを格納した記録媒体をコン
ピューターを用いて発行するパスワード記録媒体発行装
置を用いて、パスワード記録媒体の発行を行うシステム
であって、前記発行装置は、パスワード決定手段および
記録媒体発行手段を備え、前記パスワード決定手段は、
ファイル形式で管理された複数の乱数群の中から、コン
ピューターによる選択処理と人為的な選択処理を併用し
てパスワードを決定する手段であり、前記記録媒体発行
手段は、パスワードを格納した記録媒体を記録媒体書込
装置を用いて発行する手段であることを特徴とする。
【0007】さらに、本発明に係るパスワード設定・変
更システムは、パスワードを格納した記録媒体を用いて
パスワードの設定・変更を行うパスワード設定・変更装
置を用いて、パスワードの設定・変更を行うシステムで
あって、前記パスワード設定・変更装置は、パスワード
設定・変更手段を備え、前記パスワード設定・変更手段
は、前記記録媒体に格納されているパスワードを記録媒
体読取装置を用いて読み取り、当該読取装置に接続する
コンピューターに対してパスワードの設定・変更処理を
行う手段であることを特徴とする。
【0008】また、本発明に係る別のパスワード管理シ
ステムは、パスワード決定手段、記録媒体発行手段、お
よび、パスワード設定・変更手段を備えたパスワード管
理システムであって、前記パスワード決定手段は、ファ
イル形式で管理された複数の乱数群の中から、コンピュ
ーターによる選択処理と人為的な選択処理を併用してパ
スワードを決定する手段であり、前記記録媒体発行手段
は、パスワードを格納した記録媒体を記録媒体書込装置
を用いて発行する手段であり、前記パスワード設定・変
更手段は、前記記録媒体に格納されているパスワードを
記録媒体読取装置を用いて読み取り、当該読取装置に接
続するコンピューターに対してパスワードの設定・変更
処理を行う手段であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、まず、本発明について、パ
スワード記録媒体発行装置(図1のF参照)を用いるパ
スワード記録媒体発行システム、パスワード設定・変更
装置(図1のG参照)を用いるパスワード設定・変更シ
ステム、パスワード管理装置(図1のH参照)を用いる
パスワード管理システムの順に説明をする。 (パスワード記録媒体発行システム)本発明に係るパス
ワード記録媒体発行システムは、コンピューターを用い
てパスワードを格納した記録媒体を発行するパスワード
記録媒体発行装置を用いて、パスワード記録媒体の発行
を行うシステムであって、前記発行装置は、パスワード
決定手段および記録媒体発行手段を備えることを特徴と
する(図1参照)。
【0010】まず、パスワード決定手段について説明す
る。本発明に係るパスワード記録媒体発行システムにお
けるパスワード決定手段は、コンピューターを利用する
ことによりパスワードを決定するものであり、ファイル
形式で管理された複数の乱数群の中から、コンピュータ
ーによる選択処理と人為的な選択処理を併用してパスワ
ードを決定することが好ましい。すなわち、例えば、複
数の乱数群を適当なコンピュータープログラムにより作
成した後に、これをファイル形式で保存し、適当なコン
ピュータープログラムを用いて当該ファイルの中から1
つのパスワードを選択する過程において、途中に少なく
とも1回の人為的な選択処理を取り入れることが好まし
い。
【0011】ここで、本発明にいう「乱数」とは、数字
のみからなる数列、文字記号(英字、特殊文字等)のみ
からなる文字記号列、または、数字と文字記号が混在し
た数・文字記号列からなる乱数を意味し、その複数の集
まりが「乱数群」である。人為的な選択処理とは、プロ
グラム等のソフトウェア的な取り決めに従わずに行われ
る選択処理を意味する。上記のように、人為的な選択処
理をコンピューターによる選択処理と併用することによ
り、コンピューターによる選択処理のプログラムが不正
に解読された場合であっても、人為的な選択処理は直観
的なものであるため、パスワードの解明確率は極めて低
いものとなる。
【0012】上記ファイル形式での乱数群の管理とは、
フロッピーディスクでのファイル管理や、ハードディス
クでのファイル管理など、コンピューターによる選択処
理に付することができる形態であれば特に限定されな
い。しかしながら、人為的な選択処理を併用することを
考えると、例えば、複数のフロッピーディスクを用い、
複数の収納部を有する箱(ケース)に収納して行う方法
が挙げられる。この具体例については後述する。次に、
記録媒体発行手段について説明する。本発明に係るパス
ワード記録媒体発行システムにおける記録媒体発行手段
は、上述のパスワード決定手段により決定されたパスワ
ードを記録媒体に格納するための手段であり、パスワー
ドを格納した記録媒体を記録媒体書込装置を用いて発行
する手段が好ましい形態である。
【0013】記録媒体としては、フロッピーディスク等
のリムーバブルディスクやCD−ROM等でもよいが、
移動のし易さ、コスト面、使用後の廃棄処分が容易かつ
安全な点から、カード型の記録媒体やフロッピーディス
クが好ましい。カード型の記録媒体としては、磁気カー
ドが好ましい。特に、これらカード型の記録媒体であれ
ば、シュレッダー等による廃棄が可能であるため、使用
後のセキュリティー面でも優れている。一方、内部管理
のセキュリティー面が厳密に行われているような環境で
あれば、フロッピーディスクなどでも十分である。記録
媒体書込装置としては、上述の記録媒体にパスワードを
記録するための機器であり、例えば、パスワード決定手
段で用いるハードウエア資源(コンピューター等)に接
続し、決定したパスワード情報を記録する。フロッピー
ディスクやCD−ROM等を記録媒体として用いる場合
は、それらのドライブ機器が該当し、市販の機器を用い
ることもできる。また、カード型の記録媒体を用いる場
合は、各記録媒体に適応した書込装置を用いる。また、
書き込み機能に加えて、読み取り機能を有するものでも
よい。
【0014】本発明に係るパスワード記録媒体発行シス
テムを用いれば、解明確率が極めて低いパスワードを容
易に決定することができ、そのパスワードが格納された
記録媒体を容易に、かつ、迅速に発行することができ
る。 (パスワード設定・変更システム)本発明に係るパスワ
ード設定・変更システムは、パスワードを格納した記録
媒体を用いてパスワードの設定・変更を行うパスワード
設定・変更装置を用いて、パスワードの設定・変更を行
うことを特徴とする(図1参照)。本発明に係るパスワ
ード設定・変更システムで用いるパスワード設定・変更
装置は、パスワード設定・変更手段を備えている。
【0015】パスワード設定・変更手段は、前記記録媒
体に格納されているパスワードを記録媒体読取装置を用
いて読み取り、当該読取装置に接続するコンピューター
に対してパスワードの設定・変更処理を行う手段であ
る。パスワードを格納した記録媒体は、好ましくは、前
述の本発明に係るパスワード記録媒体発行システムで作
成された記録媒体である。本発明に係るパスワード設定
・変更システムは、別個独立したシステムで発行された
記録媒体を用いてパスワードの設定・変更を行うことに
特徴がある。すなわち、パスワード設定・変更の際は記
録媒体読取装置を設定・変更対象コンピューターに接続
して行うが、パスワード解読を目的とする不正アクセス
があっても、パスワード自体の作成・発行のシステムは
設定・変更対象コンピューターから分離した状態にある
ので守られる。そして、不正アクセスがあった場合に
は、すぐに新たなパスワードを格納した記録媒体を用い
てパスワード変更すれば足りる。また、不正アクセスの
事前対策として、定期的にパスワード変更を行うことも
容易である。
【0016】記録媒体としては、前述と同様に、カード
型の記録媒体やフロッピーディスクが好ましい。カード
型の記録媒体としては、磁気カードが好ましい。特に、
これらカード型の記録媒体であれば、シュレッダー等に
よる廃棄が可能であるため、使用後のセキュリティー面
でも優れている。一方、内部管理のセキュリティー面が
厳密に行われているような環境であれば、フロッピーデ
ィスクなどでも十分である。記録媒体読取装置として
は、上述の記録媒体に格納されたパスワードを読み取
り、対象コンピューターのパスワードを設定・変更する
ための機器であり、例えば、対象コンピューターに接続
して用いることが一般的である。フロッピーディスクや
CD−ROM等を記録媒体として用いる場合は、それら
のドライブ機器が該当し、市販の機器を用いることもで
きる。また、カード型の記録媒体を用いる場合は、各記
録媒体に適応した読取装置を用いる。また、読み取り機
能に加えて、書き込み機能を有するものでもよいし、パ
スワードの設定・変更を目的とするその他の機能を有し
ていてもよい。また、この記録媒体読取装置は、先に説
明した記録媒体書込装置と同じものであってもよい。
【0017】(パスワード管理システム)本発明に係る
パスワード管理システムは、パスワードを格納した記録
媒体を利用するパスワード管理装置を用いて、コンピュ
ーターのパスワード管理を行うシステムである(図1参
照)。前記パスワード管理装置は、コンピューターを用
いて前記記録媒体を発行するパスワード記録媒体発行装
置と、前記記録媒体を用いてパスワードの設定・変更を
行うパスワード設定・変更装置を備え、前記パスワード
記録媒体発行装置とパスワード設定・変更装置は互いに
独立してなることを特徴とする(図1参照)。
【0018】すなわち、本発明に係るパスワード管理シ
ステムは、前述のパスワード記録媒体発行システムと前
述のパスワード設定・変更システムを備えていることを
特徴とする。(図1参照)。このパスワード管理システ
ムによれば、パスワード記録媒体発行装置(パスワード
記録媒体発行システム)と、パスワード設定・変更装置
(パスワード設定・変更システム)とが別個独立したも
のであるため、パスワード記録媒体発行装置(パスワー
ド記録媒体発行システム)が直接に不正アクセスを受け
ることが起こりえず、パスワードの解明確率が極めて低
いという利点を有する。さらに、パスワード記録媒体発
行装置(パスワード記録媒体発行システム)と、パスワ
ード設定・変更装置(パスワード設定・変更システム)
との間におけるパスワードの授受を、記録媒体に格納し
た形で行うため、パスワードの管理が容易で、例えば、
パスワード発行者とパスワード設定・変更担当者が離れ
た場所にいる場合であっても、容易にパスワードの伝達
が可能となる。
【0019】この他、本発明に係るパスワード管理シス
テムは、先に述べたパスワード記録媒体発行システム、
および、パスワード設定・変更システムにおける特徴、
利点を有するシステムである。以下、本発明に係るパス
ワード管理システムについて、具体例を示しながら説明
する。ただし、以下に述べる具体例は本発明の実施形態
の一例に過ぎず、この形態に限定されるものではない。 (パスワード設定例) (1)まず、複数枚のフロッピーディスクを用意し、そ
れぞれのフロッピーディスクに複数のパスワード用乱数
を記録する。記録形式は問わないが、いわゆるエクセル
シート形式で行うと便利である。フロッピーディスクの
数は多ければ多いほど、さらに、1枚のフロッピーディ
スクに記録されるパスワード用乱数の数も多ければ多い
ほど、セキュリティーの面で好ましいが、あまりに多い
と管理が煩雑になるので、セキュリティーと管理の両面
から適当な数を決定する。例えば、フロッピーディスク
を100枚用い、それぞれに1000種類の乱数が記録
される場合などがある。
【0020】パスワード用乱数の算出方式は問わない
が、例えば、関数などを用い、できるだけ解明確率の低
い乱数、例えば、無理数、無理数と文字記号(英字や特
殊文字など)の組み合わせ、ランダムな文字記号列など
を与える方式や、桁数の多い(数十桁、数百桁、数千桁
など)乱数を与える方式が好ましい。また、乱数は一次
元的な数値や文字記号の組み合わせが一般的であるが、
セキュリティー面をより強化するため、二次元的や三次
元的なものでもよい。 (2)以上のようにして得られたフロッピーディスクの
管理を、複数の収納部を有する箱(ケース)を用いて行
う。例えば、図2に示すような、縦10×横10で合計
100の収納部を有する箱を用い、各収納部に1枚ずつ
フロッピーディスクを収納する。このように複数の収納
部を有する箱(ケース)を用いて、パスワード候補群が
保存されたファイル群を管理することは、本発明の実施
において特に好ましい形態である。この形態を採ると、
ファイル群の管理が簡易であるだけでなく、複数のファ
イル群から任意のファイル群を選択する操作が人為的で
あり、規則性がないため、最終的に得られるパスワード
が第三者に解読される確率は極めて低いか、あるいはほ
とんどないに等しい。すなわち、パスワード決定の操作
がすべてコンピュータープログラムによる場合はパスワ
ードを解読される危険性があるが、人為的操作を途中に
併用すると、パスワードが直観的に決められたことと実
質的に同一であり、第三者による解読はほとんど不可能
といえる。
【0021】なお、上記にいう複数の収納部を有する箱
(ケース)は、図2に示すような2次元的(縦×横な
ど)に収納するものが例に挙げられるが、もちろんこの
構造には限られず、例えば、図3に示すような3次元的
(縦×横×奥行き)に複数の収納部を有する箱(ケー
ス)でもよい。また、これら以外の構造であっても、本
発明の実施に適するものであれば限定されない。 (3)パスワード発行の担当者は、上記箱の任意の場所
からフロッピーディスクを1枚取り出し(取り出した場
所を別途記録)、図1に示すコンピューターAを用いて
当該フロッピーディスクに記録されたパスワード用乱数
の中の一つを任意に選択する(シート番号を別途記
録)。なお、必要に応じ、選択された一つのパスワード
用乱数の少なくとも一部の数値等を選択後に変更しても
よい。この場合は変更後の新たな乱数をフロッピーディ
スクに上書き保存する。このようにして、パスワードが
決定する。
【0022】(4)図1に示すように、パスワード決定
に用いたコンピューターAに記録媒体書込装置Bを接続
し、記録媒体としての磁気カードCを記録媒体書込装置
Bのスロットに挿入して所定のキー操作により、決定し
たパスワードを磁気カードCに記録する。なお、記録媒
体書込装置Bは、例えば、図4に示すような装置であ
る。また、記録媒体書込装置Bは、記録媒体へのパスワ
ードの書込用スロットを有していれば、読取用スロット
の有無は問わない。しかしながら、本発明のシステムを
簡略化するためには、この記録媒体書込装置Bを、後述
する記録媒体読取装置Dと同じ構成の装置とするほうが
便利である。すなわち、いずれの装置にも書込用スロッ
トと読取用スロットの両方が備えられている構成であ
る。
【0023】(5)使用したフロッピーディスクを箱の
もとの場所に返却する。 (6)上記(4)で作成した磁気カードCを、パスワー
ドの設定・変更を行う担当者に渡す。 (7)パスワード設定・変更担当者は、設定・変更対象
のコンピューターEに記録媒体読取装置Dを接続し、磁
気カードCを記録媒体読取装置Dのスロットに挿入して
所定のキー操作により、コンピューターEのパスワード
を設定する。なお、記録媒体読取装置Dは、先の記録媒
体書込装置Bと同様、例えば、図4に示すような装置で
ある。また、記録媒体読取装置Dは、記録媒体へのパス
ワードの読取用スロットを有していれば、書込用スロッ
トの有無は問わない。また、記録媒体読取装置Dは、先
の記録媒体書込装置Bと同じものであってもよい。
【0024】(8)パスワード設定後、使用した磁気カ
ードCをシュレッダーで廃棄処分する。 (パスワード使用例) (1)パスワード発行担当者が、使用対象のコンピュー
ターEに設定したパスワードを記録した磁気カードを再
び作成する。すなわち、以前にパスワードを設定した際
に用いたフロッピーディスクの取り出した場所や当該フ
ロッピーディスク中のシート番号の記録を基に、再び同
じパスワードが格納された磁気カードCを作成する。
【0025】(2)上記(1)で作成した磁気カードC
を、パスワード使用者に渡す。 (3)パスワード使用者は、使用対象のコンピューター
Eに記録媒体読取装置Dを接続し、磁気カードCを記録
媒体読取装置Dのスロットに挿入して所定のキー操作に
より、パスワードが照合され、コンピューターEのパス
ワード解除が行われる。 (4)パスワード使用後、使用した磁気カードCをシュ
レッダーで廃棄処分する。 (パスワード変更例) (1)現行パスワードを格納した磁気カードを作成す
る。すなわち、パスワード発行担当者が、以前にパスワ
ードを設定した際に用いたフロッピーディスクの取り出
した場所や当該フロッピーディスク中のシート番号の記
録を基に、再び同じパスワードが格納された磁気カード
Cを作成する。
【0026】(2)先のパスワード設定例と同様にし
て、新規なパスワードを格納した磁気カードC’を作成
する。 (3)上記(1)で作成した磁気カードC、および、上
記(2)で作成した磁気カードC’を、パスワード設定
・変更担当者に渡す。 (4)パスワード設定・変更担当者は、使用対象のコン
ピューターEに記録媒体読取装置Dを接続し、磁気カー
ドCおよび磁気カードC’を記録媒体読取装置Dのスロ
ットに挿入して所定のキー操作により、パスワードが変
更される。 (5)パスワード使用後、使用した磁気カードCをシュ
レッダーで廃棄処分する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、パスワードの発行、変
更・設定が容易かつ迅速に行うことができ、しかも、パ
スワードの解明確率が極めて低く、連続的な不正アクセ
スにも耐えられるパスワード管理システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパスワード管理システムの構成の一例
を表す概略図である。
【図2】本発明の実施で用いることができる、2次元的
フロッピーディスク管理用箱(ケース)の一例の概略図
である。
【図3】本発明の実施で用いることができる、3次元的
フロッピーディスク管理用箱(ケース)の一例の概略図
である。
【図4】本発明の実施で用いることができる、記録媒体
書込または読取装置の一例を表す概略図である。
【符号の説明】
A パスワード決定用コンピューター B 記録媒体書込装置 C 磁気カード D 記録媒体読取装置 E 管理対象コンピューター F パスワード記録媒体発行装置 G パスワード設定・変更装置 H パスワード管理装置 1 フロッピーディスク収納部 2 フロッピーディスク収納部 3 スロット 4 入力キー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パスワードを格納した記録媒体を利用する
    パスワード管理装置を用いて、コンピューターのパスワ
    ード管理を行うシステムであって、 前記パスワード管理装置は、コンピューターを用いて前
    記記録媒体を発行するパスワード記録媒体発行装置と、
    前記記録媒体を用いてパスワードの設定・変更を行うパ
    スワード設定・変更装置を備え、 前記パスワード記録媒体発行装置とパスワード設定・変
    更装置は互いに独立してなることを特徴とする、パスワ
    ード管理システム。
  2. 【請求項2】前記パスワード記録媒体発行装置は、パス
    ワード決定手段および記録媒体発行手段を備え、 前記パスワード決定手段は、ファイル形式で管理された
    複数の乱数群の中から、コンピューターによる選択処理
    と人為的な選択処理を併用してパスワードを決定する手
    段であり、 前記記録媒体発行手段は、パスワードを格納した記録媒
    体を記録媒体書込装置を用いて発行する手段である、 請求項1に記載のパスワード管理システム。
  3. 【請求項3】前記ファイル形式の管理は、ファイル形式
    で管理された乱数群を格納した複数のフロッピー(登録
    商標)ディスクを用い、複数の収納部を有する箱(ケー
    ス)にこれらのフロッピーディスクを収納して行う、請
    求項2に記載のパスワード管理システム。
  4. 【請求項4】前記パスワード設定・変更装置は、パスワ
    ード設定・変更手段を備え、 前記パスワード設定・変更手段は、前記記録媒体に格納
    されているパスワードを記録媒体読取装置を用いて読み
    取り、当該読取装置に接続するコンピューターに対して
    パスワードの設定・変更処理を行う手段である、 請求項1から3までのいずれかに記載のパスワード管理
    システム。
  5. 【請求項5】前記パスワードを格納した記録媒体が磁気
    カードまたはフロッピーディスクである、請求項1から
    4までのいずれかに記載のパスワード管理システム。
  6. 【請求項6】パスワードを格納した記録媒体をコンピュ
    ーターを用いて発行するパスワード記録媒体発行装置を
    用いて、パスワード記録媒体の発行を行うシステムであ
    って、 前記発行装置は、パスワード決定手段および記録媒体発
    行手段を備え、 前記パスワード決定手段は、ファイル形式で管理された
    複数の乱数群の中から、コンピューターによる選択処理
    と人為的な選択処理を併用してパスワードを決定する手
    段であり、 前記記録媒体発行手段は、パスワードを格納した記録媒
    体を記録媒体書込装置を用いて発行する手段であること
    を特徴とする、パスワード記録媒体発行システム。
  7. 【請求項7】前記ファイル形式の管理は、ファイル形式
    で管理された乱数群を格納した複数のフロッピーディス
    クを用い、複数の収納部を有する箱(ケース)にこれら
    のフロッピーディスクを収納して行う、請求項6に記載
    のパスワード記録媒体発行システム。
  8. 【請求項8】前記パスワードを格納した記録媒体が磁気
    カードまたはフロッピーディスクである、請求項6また
    は7に記載のパスワード記録媒体発行システム。
  9. 【請求項9】パスワードを格納した記録媒体を用いてパ
    スワードの設定・変更を行うパスワード設定・変更装置
    を用いて、パスワードの設定・変更を行うシステムであ
    って、 前記パスワード設定・変更装置は、パスワード設定・変
    更手段を備え、 前記パスワード設定・変更手段は、前記記録媒体に格納
    されているパスワードを記録媒体読取装置を用いて読み
    取り、当該読取装置に接続するコンピューターに対して
    パスワードの設定・変更処理を行う手段であることを特
    徴とする、パスワード設定・変更システム。
  10. 【請求項10】前記パスワードを格納した記録媒体が磁
    気カードまたはフロッピーディスクである、請求項9に
    記載のパスワードの設定・変更システム。
  11. 【請求項11】パスワード決定手段、記録媒体発行手
    段、および、パスワード設定・変更手段を備えたパスワ
    ード管理システムであって、 前記パスワード決定手段は、ファイル形式で管理された
    複数の乱数群の中から、コンピューターによる選択処理
    と人為的な選択処理を併用してパスワードを決定する手
    段であり、 前記記録媒体発行手段は、パスワードを格納した記録媒
    体を記録媒体書込装置を用いて発行する手段であり、 前記パスワード設定・変更手段は、前記記録媒体に格納
    されているパスワードを記録媒体読取装置を用いて読み
    取り、当該読取装置に接続するコンピューターに対して
    パスワードの設定・変更処理を行う手段であることを特
    徴とする、パスワード管理システム。
  12. 【請求項12】前記ファイル形式の管理は、ファイル形
    式で管理された乱数群を格納した複数のフロッピーディ
    スクを用い、複数の収納部を有する箱(ケース)にこれ
    らのフロッピーディスクを収納して行う、請求項11に
    記載のパスワード管理システム。
  13. 【請求項13】前記パスワードを格納した記録媒体が磁
    気カードまたはフロッピーディスクである、請求項11
    または12に記載のパスワード記録媒体発行システム。
JP2000180486A 2000-03-24 2000-06-15 パスワード管理システム Pending JP2001337930A (ja)

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