JP2001337736A - コンピュータシステム - Google Patents

コンピュータシステム

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JP2001337736A
JP2001337736A JP2000158010A JP2000158010A JP2001337736A JP 2001337736 A JP2001337736 A JP 2001337736A JP 2000158010 A JP2000158010 A JP 2000158010A JP 2000158010 A JP2000158010 A JP 2000158010A JP 2001337736 A JP2001337736 A JP 2001337736A
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cpu
clock
signal
computer system
stop
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JP2000158010A
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Shuichi Wakabayashi
修一 若林
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パフォーマンスを低下させることなく、消費
電流を低減することができるコンピュータシステムを提
供する。 【解決手段】 本発明のコンピュータシステムは、CP
Uと、CPU動作クロック発生部と、ブリッジ部と、R
AMと、ROMと、入力部と、出力部と、通信処理部
と、外部記憶装置と、外部バスと、クロック制御バス
と、内部バスと、CPUの動作/停止クロック信号を制
御するクロック制御部とを備え、クロック制御部は、ブ
リッジI/F(Inter/Face)部20と、制御部21
と、カウンタA22と、レジスタA23と、コンパレー
タA30と、カウンタB24と、レジスタB25と、コ
ンパレータB31と、レジスタC26と、レジスタD2
7と、イベント監視部28と、レジスタE29と、ST
OPCLK#信号生成部32と、CPU制御部33と、
ANDゲート34と、NORゲート35とを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータ、携帯型情報端末等のコンピュータシステ
ムに関し、特に、CPU(Central Processing Unit)
に供給されるCPUの動作クロック(以下、単に「CP
Uクロック」ともいう)を制御することができるコンピ
ュータシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型パーソナルコンピュータや
携帯型情報端末などの携帯型のコンピュータシステムが
種々開発されている。これらの携帯型のコンピュータシ
ステムは、バッテリによって駆動することが多いため、
低消費電力化が望まれている。ところが、これらコンピ
ュータシステムに搭載されるCPUは年々高速化され、
CPUの消費電力は増加する一方である。
【0003】従来のコンピュータシステムは、CPU、
ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access
Memory)、入出力装置などの他に、CPUの消費電流を
低減させるためのクロック制御部を備えている。この様
な従来のコンピュータシステムにおいては、CPUの負
荷が大きい場合、クロック制御部は、CPUクロック停
止信号(STOPCLK#)をOFFにしてCPUを高
速の動作クロックに基づいて動作させ、また、CPUの
負荷が小さい場合には、CPUクロック停止信号(ST
OPCLK#)をONにしてCPUの稼動を一時的に停
止させている。この様に、従来のコンピュータシステム
においては、クロック制御部がCPUクロック停止信号
(STOPCLK#)に基づいてCPUクロックの供給
を制御し、CPUを効率良く動作させることによって、
CPUの消費電流を低減させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンピュータシステムにおいては、クロック制御部がC
PUクロック停止信号(STOPCLK#)のON/O
FFを行ってCPUクロックの供給を制御していた。そ
のため、データのシリアル処理を行う通信処理などの場
合、CPUの負荷が小さくなると、クロック制御部がC
PUクロック停止信号(STOPCLK#)をONにし
て、CPUの稼動を一時的に停止してしまい、データの
取りこぼし等のエラーが発生し、また、このエラー処理
などによってコンピュータシステムのパフォーマンスが
低下してしまうという問題があった。
【0005】また、上記の様にコンピュータシステム全
体のパフォーマンスを低下させないために、データのシ
リアル処理時に常にCPUクロック停止信号(STOP
CLK#)をOFFした場合、消費電流がほとんど低減
できないという問題があった。
【0006】そこで、上記の点に鑑み、本発明の目的
は、パフォーマンスを低下させることなく、消費電流を
低減することができるコンピュータシステムを提供する
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、本発明のコンピュータシステムは、自分自身の動作
/停止を外部から信号で制御可能なCPU(Central Pr
ocessing Unit)と、CPUの動作/停止クロック信号
を制御するクロック制御手段を備えたコンピュータシス
テムにおいて、クロック制御手段は、CPUの負荷に応
じて動作/停止クロック信号を任意に設定するクロック
設定手段を備える事を特徴とする。
【0008】また、上述のコンピュータシステムにおい
て、クロック設定手段は、基準クロックの分周比または
デューティ比に基づいて動作/停止クロック信号を設定
することもできる。
【0009】さらに、上述のコンピュータシステムにお
いて、クロック設定手段は、CPUの負荷に応じた比率
で動作/停止クロック信号をON又はOFFに設定する
こともできる。
【0010】CPUの負荷に応じて動作/停止クロック
信号を任意に設定することができるので、CPUを効率
よく動作させることができる。
【0011】また、上述のコンピュータシステムにおい
て、クロック制御手段は、割り込みなどのイベントが発
生した場合、クロック設定手段で設定した動作/停止ク
ロック信号を基準クロックにするクロック回帰手段を有
することもできる。
【0012】さらに、上述のコンピュータシステムにお
いて、クロック制御手段は、クロック回帰手段に所定の
タイミングで割り込みを発生することもできる。
【0013】割り込みなどのイベント発生時に、動作/
停止クロック信号を基準クロックに即座に変更すること
ができるので、エラー処理などでパフォーマンスを低下
させることがない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコンピュータシス
テムについての図面を参照しつつ説明する。
【0015】図1は、本発明のコンピュータシステムの
構成の一例を示す図である。図1において、本発明のコ
ンピュータシステムは、システム全体を制御するCPU
(Central Processing Unit)1と、CPU1に動作ク
ロックを供給するCPU動作クロック発生部3と、CP
U1の動作/停止クロック信号を制御するクロック制御
部2と、データなどを記憶するRAM(Random Access
Memory)5と、OS(Operating System)などを記憶し
ているROM(Read Only Memory)6と、キーボードな
どの入力部7と、液晶画面などの出力部8と、外部ネッ
トワークなどに接続してデータの送受信を行う通信処理
部9と、外部記憶装置(HDDなど)10と、クロック
制御部2のI/OレジスタへのアクセスやRAM5への
アクセスと各構成部6〜10へのアクセスを分離し、個
々のアクセスタイミングを生成するブリッジ部4と、C
PU1と、ブリッジ部4及びクロック制御部2とを接続
する内部バス13と、ブリッジ部4と各構成部6〜10
を接続する外部バス11と、ブリッジ部4とクロック制
御部2との間でデータをやり取りするクロック制御バス
12を備えている。
【0016】このコンピュータシステムにおいては、C
PU1は、ROM6や外部記憶装置10に記憶されてい
るプログラムを入力部7や通信処理部9などから入力さ
れる信号に基づいて実行する。このとき、クロック制御
部2は、ソフトウェアまたはハードウェアによってCP
U1の負荷を監視して、その状況に応じて、CPU1の
動作/停止信号を制御する。
【0017】図2は、本発明のクロック制御部2の構成
を示すブロック図である。図2において、このクロック
制御部2は、ブリッジ部4(図1参照)経由でのCPU
1(図1)との命令やデータの受け渡しのI/F(Inte
r/Face)となるブリッジI/F(Inter/Face)部20
と、クロック制御部2全体を制御する制御部21と、C
PU1(図1)の動作/停止の制御を行うCPU制御部
33と、動作タイミングを計るために基準クロックを計
数するカウンタA22と、制御部21によって設定され
るCPU1(図1)の間欠動作比のうち非動作の比率値
を保持するレジスタA23と、レジスタA23の非動作
の設定値とカウンタA22から出力されるカウント値と
を比較するコンパレータA30と、動作タイミングを計
るために基準クロックを計数するカウンタB24と、制
御部21によって設定されるCPU1(図1)の間欠動
作比のうち動作の比率値を保持するレジスタB25と、
レジスタB25の動作の設定値とカウンタB24から出
力されるカウント値とを比較するコンパレータB31
と、制御部21からの制御信号に基づいて間欠動作要求
(SLOWCLKREQ)信号を出力するレジスタC2
6と、制御部21からの制御信号に基づいて動作停止要
求(STOPCLKREQ)信号を出力するレジスタD
27と、外部からの割込み信号及び入力部7(図1)や
出力部8(図1)、通信処理部9(図1)、外部記憶装
置10(図1)等へのI/Oアクセスなどのイベント情
報に応じたイベント信号(EVENT#)をトリガ信号
としてレジスタD27に出力するイベント監視部28
と、制御部21の制御信号に基づいてイベント監視部2
8からイベント情報をリードし保持するレジスタE29
と、コンパレータA30、コンパレータB31、レジス
タC26及びレジスタD27から出力される信号に基づ
いてCPU1(図1)の動作を停止させるためのクロッ
ク停止信号(STOPCLK#)を生成してCPU制御
部33などに出力するSTOPCLK#信号生成部32
と、CPU制御部33からのGRANT信号の反転信号
とSTOPCLK#信号生成部32からのSTOPCL
K#信号の反転信号を論理積するANDゲート34と、
ANDゲート34からの出力信号とSTOPCLK#信
号生成部32からのSTOPCLK#信号を論理和して
反転出力するNORゲート35とを備えている。
【0018】ここで、レジスタA23及びレジスタB2
5に保持される間欠動作の比は、CPU1(図1)稼動
時の基準クロックの分周比やデューティ比に基づいて、
ブリッジI/F(Inter Face)部20をとおして、ソフ
トウェア等でプログラマブルに決定することができる。
【0019】CPU制御部33は、STOPCLK#信
号生成部32から出力されるSTOPCLK#信号に基
づいて、CPUSTOPCLK#をCPU1(図1)に
出力する。また、CPU制御部33は、CPU1(図
1)から内部バス13を通してCPU1(図1)の状態
を受け取りGRANT信号をANDゲート34に出力す
るとともに、レディ信号(RDY#)をCPU1(図
1)に出力する。
【0020】カウンタA22は、STOPCLK#信号
生成部32からCPU制御部33に出力されるSTOP
CLK#信号がアクティブ(「ロー」レベル)で、か
つ、CPU制御部33から出力されるGRANT信号が
アクティブ(「ハイ」レベル)の場合(つまりSTOP
CLK#信号が「ロー」レベルでかつCPU1が停止し
ている間)にのみカウントを続行する。また、STOP
CLK#信号生成部32及びCPU制御部33からの出
力信号が上記以外の場合には、カウンタA22は、CL
R端子が「ロー」レベルとなり、カウントをリセットす
る。一方、カウンタB24は、STOPCLK#信号生
成部32からCPU制御部33へ出力されるSTOPC
LK#信号がインアクティブ(「ハイ」レベル)の場合
にカウントを続行し、STOPCLK#信号がアクティ
ブ(「ロー」レベル)の場合にはカウントをリセットす
る。
【0021】コンパレータA30は、カウンタA22か
らの出力値であるカウント値とレジスタA23の設定値
とを比較し、カウント値と設定値が一致すると、STO
PCLK#信号生成部32のA端子に「ハイ」レベルを
出力する。一方、コンパレータB31は、カウンタB2
4からの出力値であるカウント値とレジスタB25の設
定値とを比較し、カウント値と設定値が一致すると、S
TOPCLK#信号生成部32のB端子に「ハイ」レベ
ルを出力する。
【0022】イベント監視部28は、レジスタE29か
ら出力されるEVENTCLR#信号がアクティブ
(「ロー」レベル)になった時にリセットされる。ま
た、レジスタD27は、イベント監視部28から出力さ
れるEVENT#信号がアクティブ(「ロー」レベル)
になるとリセットされる。
【0023】図3は、STOPCLK#信号生成部32
の具体的な回路構成を示す図である。STOPCLK#
信号生成部32(図2)は、コンパレータA30及びコ
ンパレータB31(図2)からのパルス信号に基づいて
信号を出力するトグル回路40と、トグル回路40から
の出力信号及びレジスタC26(図2)から出力される
SLOWCLKREQ信号を入力して論理積するAND
ゲート41と、ANDゲート41からの出力される信号
及びレジスタD27(図2)から出力されるSTOPC
LKREQ信号を入力して、論理積し反転出力するNO
Rゲート42とから構成される。
【0024】トグル回路40は、コンパレータA30
(図2)から「ハイ」のパルス信号が出力されると出力
を「ハイ」に固定し、コンパレータB31(図2)から
「ハイ」のパルス信号が出力されると出力を「ロー」に
固定する。
【0025】以下、図1〜図3で示したコンピュータシ
ステムの機能について説明する。
【0026】図4は、本発明のコンピュータシステムに
おけるCPU1の動作状態と動作モードとの関係を示す
概念図である。図4に示すとおり、CPU1の動作状態
は、「ビジー状態」と「アイドル状態」に分類される。
「ビジー状態」は、画像処理や文字認識、数値計算など
のようにCPU1の負荷が大きい場合であり、「アイド
ル状態」は、キー入力待ち状態などCPU1の負荷が小
さい場合である。
【0027】制御部21は、ブリッジ部4から与えられ
るCPU1の動作状態を検出し(ステップ401)、C
PU1の動作状態が変化したかを判断する(ステップ4
02)。CPU1の動作状態が変化していなければ、処
理を終了する。またCPU1の動作状態が変化していた
場合には、現在のCPU1の動作状態を判断する(ステ
ップ403)。CPU1の動作状態が「ビジー状態」の
場合は、(A)ビジーモードの処理を実行する(ステッ
プ404)。「アイドル状態」の場合は、「アイドル状
態」を所定の閾値(CPUの稼働率など)に基づいて判
断し(ステップ405)、(B)完全停止モード(ステ
ップ406)または(C)間欠動作モード(ステップ4
07)の処理をそれぞれ実行する。
【0028】制御部21は、検出したCPU1の動作状
態である稼働率などから、所定の閾値に基づいて、CP
U1の動作モード及びアイドルの状態を判断する。例え
ば、基準クロックの分周比やデューティ比を稼働率とし
て、予めシステム構成に基づいて決定した閾値と稼働率
を比較することによって、CPU1の状態を判断するよ
うにしてもよい。
【0029】以下に、各CPU動作モードにおける本発
明のコンピュータシステムの処理の流れを詳細に説明す
る。
【0030】(A)ビジーモード 図5は、ビジーモードにおける本発明のコンピュータシ
ステムの処理の流れを示すフローチャートである。図5
において、制御部21は、レジスタC26に制御信号を
出力し、レジスタC26から出力されるSLOWCLK
REQ信号をインアクティブ(「ロー」レベル)にリセ
ットする(ステップ501)。従って、CPU1は間欠
動作や停止動作ではなく、通常の動作状態で稼動する。
【0031】(B)完全停止モード 図6は、完全停止モードにおける本発明のコンピュータ
システムの処理の流れを示すフローチャートである。図
6において、まず、制御部21がレジスタE29に制御
信号を出力して、レジスタE29から出力されるEVE
NTCLR#信号をアクティブ(「ロー」レベル)に変
化させ、イベント監視部28をリセットする(ステップ
601)。
【0032】次に、制御部21がレジスタE29に制御
信号を出力すると、レジスタE29はEVENTCLR
#信号をインアクティブ(「ハイ」レベル)状態でイベ
ント監視部28に出力する。このとき、イベント監視部
28のリセット状態は解除される(ステップ602)。
【0033】次に、イベント監視部28でイベントを検
出した場合(ステップ603)、イベント監視部28は
EVENT#信号をアクティブ(「ロー」レベル)にセ
ットして、レジスタD27をリセット状態にし(ステッ
プ604)、完全停止モードには入らず処理を終了す
る。
【0034】一方、イベント監視部28でイベントを検
出していない場合(ステップ603)、制御部21から
の制御信号で、レジスタD27から出力されるSTOP
CLKREQ信号がアクティブ(「ハイ」レベル)とな
る(ステップ605)。STOPCLK#信号生成部3
2は、NORゲート42でレジスタD27から出力され
たSTOPCLKREQ信号の「ハイ」レベルを受け取
ると、STOPCLK#がアクティブ(「ロー」レベ
ル)となり、その信号をCPU制御部33に出力する
(ステップ606)。CPU制御部33は、STOPC
LK#信号生成部32から、アクティブ(「ロー」レベ
ル)状態のSTOPCLK#を受け取ると、所定のCP
U停止処理を行う(ステップ607)。これにより、C
PU1は完全停止する(ステップ608)。
【0035】ここで、イベント監視部28が、予めイベ
ント監視部28内部に登録しておいた監視すべき割り込
み信号やI/Oアクセスなどを検出すると(ステップ6
09)、イベント監視部28は、EVENT#信号をア
クティブ(「ロー」レベル)にする(ステップ61
0)。レジスタD27は、CLR端子に「ロー」レベル
の信号が入力されるとリセットされ、レジスタD27か
ら出力されるSTOPCLKREQ信号はインアクティ
ブ(「ロー」レベル)にリセットされる(ステップ61
1)。一方、レジスタE29は、イベント情報を受け取
ると、イベント情報を内部に保存後、イベント監視部2
8に対してEVENTCLR#信号をアクティブ(「ロ
ー」レベル)にして、EVENT#信号とイベントステ
ータスをリセットする(ステップ612)。また、レジ
スタE29は、イベント監視部28のイベントステータ
ス信号がリセットされると、EVENTCLR#信号を
インアクティブ(「ハイ」レベル)に戻す(ステップ6
13)。STOPCLK#信号生成部32は、NORゲ
ート42でレジスタD27から出力されたSTOPCL
KREQ信号(「ロー」レベル)を受け取ると、AND
ゲート41からの「ロー」レベルの信号に応じてSTO
PCLK#がインアクティブ(「ハイ」レベル)状態と
なってCPU制御部33に出力される(ステップ61
4)。CPU制御部33は、STOPCLK#信号生成
部32から、インアクティブ(「ハイ」レベル)状態の
STOPCLK#を受け取ると、CPU動作開始処理を
行う(ステップ615)。これにより、CPU1は動作
を開始する(ステップ616)。
【0036】(C)間欠動作モード 図7は、間欠動作モードにおける本発明のコンピュータ
システムの処理の流れを示すフローチャートである。図
7において、まず、制御部21は、ブリッジ部4から与
えられるCPU1の動作状態に基づいて間欠動作比を設
定し、レジスタA23に非動作の比率値、レジスタB2
5に動作の比率値を出力する(ステップ701)。レジ
スタA23及びレジスタB25の値に基づいてコンパレ
ータA30及びコンパレータB31が動作し、それぞれ
の比較結果信号をSTOPCLK#信号生成部32のト
グル回路40に出力する。ここで、比較結果信号は、レ
ジスタの設定値とカウンタの値が一致した場合に「ハ
イ」レベルとなる。トグル回路40は、コンパレータA
30からの信号で「ハイ」レベルの信号を出力し、コン
パレータB31からの信号で「ロー」レベルの信号を出
力する。
【0037】次に、制御部21は、レジスタC26に制
御信号を出力し、レジスタC26から出力されるSLO
WCLKREQ信号をアクティブ(「ハイ」レベル)に
設定する(ステップ702)。STOPCLK#信号生
成部32において、ANDゲート41は、レジスタC2
6から出力されたSLOWCLKREQ信号がアクティ
ブ(「ハイ」レベル)の時、トグル回路40からの「ハ
イ」レベルの出力信号に応じて、「ハイ」レベルの信号
を出力する。NORゲート42は、レジスタD27から
のSTOPCLKREQ信号に応じてSTOPCLK#
信号をCPU制御部33に出力する(ステップ70
3)。
【0038】CPU制御部33は、STOPCLK#信
号生成部32からSTOPCLK#信号がアクティブ
(「ロー」レベル)で出力されると(ステップ70
4)、所定のCPU停止処理(ステップ705)を行
い、CPU1は動作を停止する(ステップ706)。
【0039】ここで、イベント監視部28において外部
からの割り込み信号やI/Oアクセスなどを検出すると
(ステップ707)、制御部21は、レジスタ26に制
御信号を出力し、レジスタ26から出力されるSLOW
CLKREQ信号をインアクティブ(「ロー」レベル)
にリセットする(ステップ713)。SLOWCLKR
EQ信号がリセットされると、CPU制御部33には、
インアクティブ(「ハイ」レベル)のSTOPCLK#
信号が入力され、CPU制御部33は、所定のCPU動
作開始処理を行う(ステップ714)。これにより、C
PU1は動作を開始する(ステップ715)。また、制
御部21は、イベント監視部28をリセット(ステップ
716)した後、イベント監視部28のリセットを解除
する(ステップ717)。これにより、間欠動作モード
は終了する。
【0040】一方、イベント監視部28において外部か
らの割り込み信号やI/Oアクセスなどが検出されない
状態で(ステップ707)、CPU制御部33に入力さ
れているSTOPCLK#がインアクティブ(「ハイ」
レベル)へと変化すると(ステップ708)、CPU制
御部33は、所定のCPU動作開始処理を行う(ステッ
プ709)。これにより、CPU1は動作を開始する
(ステップ710)。ここで、イベント監視部28にお
いて外部からの割り込み信号やI/Oアクセスなどが検
出されず(ステップ711)、STOPCLK#信号が
アクティブ(「ロー」レベル)になった場合(ステップ
712)には、再びCPU制御部33によって、所定の
CPU停止処理(ステップ705)を行い、CPU1は
動作を停止する(ステップ706)。また、イベント監
視部28において外部からの割り込み信号やI/Oアク
セスなどを検出すると(ステップ711)、制御部21
は、レジスタ26に制御信号を出力し、レジスタ26か
ら出力されるSLOWCLKREQ信号をインアクティ
ブ(「ロー」レベル)にリセットする(ステップ71
3)。SLOWCLKREQ信号がリセットされると、
CPU制御部33には、インアクティブ(「ハイ」レベ
ル)のSTOPCLK#信号が入力され、CPU制御部
33は、所定のCPU動作開始処理を行う(ステップ7
14)。これにより、CPU1は動作を開始する(ステ
ップ715)。また、制御部21は、イベント監視部2
8をリセット(ステップ716)した後、イベント監視
部28のリセットを解除する(ステップ717)。これ
により、間欠動作モードは終了する。
【0041】また、ステップ707において、イベント
監視部28で外部からの割り込み信号やI/Oアクセス
などが検出されない場合で、STOPCLK#がアクテ
ィブ(「ロー」レベル)の場合(ステップ708)に
は、引き続きイベント監視部28によってイベントの監
視が行われる(ステップ707)。
【0042】同様に、ステップ711において、イベン
ト監視部28で外部からの割り込み信号やI/Oアクセ
スなどが検出されない場合で、STOPCLK#がアク
ティブ(「ロー」レベル)の場合(ステップ715)に
は、引き続きイベント監視部28によってイベントの監
視が行われる(ステップ711)。
【0043】図8は、所定のCPU停止処理の流れを示
すフローチャートである。
【0044】CPU制御部33は、STOPCLK#信
号生成部32から出力されるSTOPCLK#信号がア
クティブ(「ロー」レベル)になると、CPUSTOP
CLK#信号をアクティブ状態(「ロー」レベル)とし
てCPU1に出力する(ステップ801)。CPU1
は、CPUSTOPCLK#信号がアクティブ(「ロ
ー」レベル)となり、停止コマンドを受け付けると、C
PUステータス(STOPCLK#受領状態)をCPU
制御部33に出力する(ステップ802)。次に、CP
U制御部33が、RDY#信号をアクティブ(「ロー」
レベル)にしてCPU1に返す(ステップ803)。1
CPUCLK後、CPU制御部33は、RDY#信号を
インアクティブ(「ハイ」レベル)にリセットし、GR
ANT信号をアクティブ(「ハイ」レベル)にセットす
る(ステップ804)。これにより、CPU1は完全停
止状態となる。
【0045】図9は、所定のCPU動作開始処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0046】CPU制御部33は、STOPCLK#信
号生成部32から出力されるSTOPCLK#信号がイ
ンアクティブ(「ハイ」レベル)になると、CPUST
OPCLK#信号をインアクティブ状態(「ハイ」レベ
ル)としてCPU1に出力する(ステップ901)。C
PU制御部33は、GRANT信号をインアクティブ
(「ロー」レベル)にリセットする(ステップ90
2)。これにより、CPU1は動作を開始する。
【0047】このように、制御部21が、CPU1の負
荷に応じてCPUの動作状態を判断し、CPU動作停止
信号(STOPCLK#)を複数のモードで変化させる
ことによって、CPU1を完全停止状態から完全動作状
態までの間でリニア(段階的)に制御することができ
る。
【0048】以上、本発明のコンピュータシステムにつ
いて説明したが、(B)完全停止モードや(C)間欠動
作モードのとき、制御部21からイベント監視回路28
に対して、所定のタイミングで割り込みを発生し、
(B)完全停止モードや(C)間欠動作モードから
(A)ビジーモードに回帰させるようにしてもよい。
【0049】また、制御部21に温度センサーやバッテ
リセンサー等を装着し、CPU1の温度やバッテリー残
量を監視し、これらのセンサーからの信号がある閾値を
超えたら強制的に(C)間欠動作モードや(B)完全停
止モードに移行させ、信号がある閾値より下がったら、
(A)ビジーモードに回帰させるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明のコンピュータシ
ステムによれば、当該コンピュータシステムのパフォー
マンスを低下させることなく、その消費電流を低減する
ことができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンピュータシステムの構成の一例を
示す図である。
【図2】本発明のクロック制御部の構成を示すブロック
図である。
【図3】STOPCLK#信号生成部の回路構成を示す
図である。
【図4】本発明のコンピュータシステムにおけるCPU
の動作状態と動作モードとの関係を示す概念図である。
【図5】ビジーモードの処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図6】完全停止モードの処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図7】間欠モードの処理の流れを示すフローチャート
である。
【図8】CPU停止処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図9】CPU動作開始処理の流れを示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 CPU 2 クロック制御部 3 CPU動作クロック発生部 4 ブリッジ部 5 RAM 6 ROM 7 入力部 8 出力部 9 通信処理部 10 外部記憶装置 11 外部バス 12 クロック制御バス 13 内部バス 20 ブリッジI/F部 21 制御部 22 カウンタA 23 レジスタA 24 カウンタB 25 レジスタB 26 レジスタC 27 レジスタD 28 イベント監視部 29 レジスタE 30 コンパレータA 31 コンパレータB 32 STOPCLK#信号生成部 33 CPU制御部 34、41 ANDゲート 35、42 NORゲート 40 トグル回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自分自身の動作/停止を外部からの信号
    で制御可能なCPU(Central Processing Unit)と、
    前記CPUの動作/停止を外部から動作/停止クロック
    信号として入力する手段と、前記動作/停止クロック信
    号を制御するクロック制御手段を備えたコンピュータシ
    ステムにおいて、 前記クロック制御手段は、前記CPUの負荷に応じて前
    記動作/停止クロック信号を任意に設定するクロック設
    定手段を備えることを特徴とするコンピュータシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記クロック設定手段は、基準クロック
    の分周比またはデューティ比に基づいて前記動作/停止
    クロックを設定することを特徴とする請求項1記載のコ
    ンピュータシステム。
  3. 【請求項3】 前記クロック設定手段は、前記CPUの
    負荷に応じた比率で前記発動作/停止クロックをONま
    たはOFFの固定値に設定することを特徴とする請求項
    1乃至2記載のコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 前記クロック設定手段は、割り込みなど
    のイベントが発生した場合、前記クロック設定手段で設
    定した前記動作/停止クロックを基準クロックにするク
    ロック回帰手段を有することを特徴とする請求項1乃至
    3記載のコンピュータシステム。
  5. 【請求項5】 前記クロック設定手段は、前記に所定の
    タイミングで割り込みを発生することを特徴とする請求
    項4記載のコンピュータシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7635964B2 (en) 2003-07-07 2009-12-22 Sony Corporation Electronic equipment and power management method for the electronic equipment, and power source unit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7635964B2 (en) 2003-07-07 2009-12-22 Sony Corporation Electronic equipment and power management method for the electronic equipment, and power source unit
US7863855B2 (en) 2003-07-07 2011-01-04 Sony Corporation Electronic equipment and power management method for the electronic equipment, and power source unit

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