JP2001335657A - 廃プラスチックのリサイクル装置およびリサイクル方法 - Google Patents

廃プラスチックのリサイクル装置およびリサイクル方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃プラスチックを資源としてリサイクルする
際に、廃プラスチックの汚れや劣化等の品質、リサイク
ル製品の需要量等に応じて最適な処理を行う。 【解決手段】 廃プラスチックを加熱溶融して押し出す
押出装置1と、押出装置1から押し出される溶融プラス
チックを移送する配管2と、その配管2に開閉弁4、6
を介して接続された熱分解装置3とペレット化装置5を
備えたリサイクル装置を使用する。そしてリサイクルに
際しては廃プラスチックの品質とリサイクル品の需要量
に基づきペレット化装置5と熱分解装置3のリサイクル
割合を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は廃プラスチックをリ
サイクルするに際して、廃プラスチックの品質とリサイ
クル品の需要量に基づいた最適な処理を行うことができ
るリサイクル装置、およびそのリサイクル装置を使用し
たリサイクル方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場や家庭から排出されるプラスチック
類にはポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系
プラスチック、ポリスチレン等のスチレン系プラスチッ
ク、AS樹脂やABS樹脂等のアクリル系プラスチック
など種々のものがある。これら廃プラスチックを資源と
して回収する、いわゆるリサイクル法として、そのまま
燃焼して熱エネルギーとして回収するサーマルリサイク
ル法、再生樹脂として回収するマテリアルリサイクル
法、熱分解して燃料またはモノマーとして回収するケミ
カルリサイクル法等がある。
【0003】上記いずれのリサイクル法を採用するか
は、廃プラスチックの種類、分別の度合い、汚れ具合、
さらにはリサイクル品の需要量等により異なる。サーマ
ルリサイクル法はこれら廃プラスチックの状態と関係な
く採用可能であるが、付加価値が低く、高温による燃焼
炉の損傷、燃焼に際して発生する有害物質等の問題があ
り、この方法の採用は次第に減少する傾向にある。マテ
リアルリサイクル法は廃プラスチックの分別状態および
汚れ具合などが比較的良好である場合に多く採用され
る。この方法は廃プラスチックを粉砕して押出装置で加
熱溶融し、得られた溶融プラスチックをペレット化装置
により再生プラスチックペレットとするものである。こ
の方法に使用する廃プラスチックを分別する際には、目
的とするプラスチック以外を不純物としてできるだけ除
去することが望ましい。しかしポリエチレンとポリプロ
ピレンは混合した状態で再生プラスチックとして使用で
きる場合もある。
【0004】ケミカルリサイクル法も基本的には目的の
プラスチックを廃プラスチックから分別して使用するこ
とが望ましいが、多少の不純物が混在していたり汚れて
いるプラスチックでも許容できるケースもある。この方
法は廃プラスチックを熱分解装置で酸素の不存在下に熱
分解し、生成する分解ガスを凝縮して油分として回収し
たり、さらには分解ガスまたはその油分を蒸留装置で蒸
留してモノマー成分として回収するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した各種リサイク
ル法の中でも、マテリアルリサイクル法とケミカルリサ
イクル法は従来から多く採用されており、今後も増加す
ると推定される。マテリアルリサイクル法は比較的容易
な方法で、少量リサイクルも可能であるが、原料である
廃プラスチックの汚れ、熱履歴や紫外線による劣化の度
合いなどによって得られた再生プラスチックの品質が低
下することも多く、一般的には用途が限定されて価格も
それほど高くない。ケミカルリサイクル法は汚れが比較
的多い廃プラスチックや劣化した廃プラスチックでも採
用可能であるが、油分をそのまま燃料用として出荷する
場合は製品の付加価値があまり高くない。そこで油分を
さらに蒸留装置で蒸留してモノマーとして回収すること
により付加価値は高くなる。しかし再生モノマーの需要
量には変動があり、一般的には安定した操業レベルを確
保することが困難である。
【0006】一方、廃プラスチックのリサイクル事業に
は多くの設備投資を必要とし、その費用回収や採算維持
のためには大量のリサイクルを安定して行うことが重要
になる。しかし特定種類の廃プラスチックを常に安定確
保することは難しいため、多種類の廃プラスチックを原
料として使用でき、その種類や品質に適した方法を選択
してリサイクルできる設備であることが望ましい。そこ
で本発明は、これら廃プラスチックのリサイクル環境に
最適に対応できるリサイクル装置およびそれを使用した
リサイクル方法を提供することを課題とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1に記載
の発明は、廃プラスチックを加熱溶融して押し出す押出
装置と、押出装置から押し出される溶融プラスチックを
移送する配管と、その配管にそれぞれ開閉弁を介して接
続された熱分解装置とペレット化装置を備えていること
を特徴とする廃プラスチックのリサイクル装置である。
このように廃プラスチックを加熱溶融する押出装置と、
溶融プラスチックを効率よく熱分解できる熱分解装置
と、溶融プラスチックを効率よくペレット化できるペレ
ット化装置の三者を有機的に結合した上記装置によれ
ば、回収された廃プラスチックの種類、分別程度、汚れ
および劣化などの品質、リサイクル品の需要量などに基
づいて、再生プラスチックとしてのリサイクルまたは熱
分解リサイクルのリサイクルの割合を自由に且つ容易に
調整することができ、それによって廃プラスチックの種
類や品質などのリサイクル環境に対応した最適な処理を
行うことが可能になる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の廃プラスチックのリサイクル装置において、熱分解装
置で熱分解により生成した分解ガスをさらに蒸留してモ
ノマー成分を分離する蒸留装置を備えていることを特徴
とするものである。この装置によれば、再生モノマーの
生成を含めたリサイクル割合の調整をより自由に行うこ
とができる。請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のリサイクル装置を使用して廃プラスチックをリサイク
ルする方法において、廃プラスチックの品質とリサイク
ル品の需要量に基づいてペレット化装置と熱分解装置の
リサイクル割合を調整することを特徴とする廃プラスチ
ックのリサイクル方法である。この方法によれば、回収
された廃プラスチックの種類、分別程度、汚れおよび劣
化などの品質、リサイクル品の需要量などに基づいて、
再生プラスチックとしてのリサイクルまたは熱分解リサ
イクルのリサイクル割合を自由に調整することができ
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
のリサイクル装置を使用して廃プラスチックをリサイク
ルする方法において、廃プラスチックの品質とリサイク
ル品の需要量に基づいてペレット化装置、熱分解装置お
よび蒸留装置のリサイクル割合を調整することを特徴と
する廃プラスチックのリサイクル方法である。この方法
によれば、回収された廃プラスチックの種類、分別程
度、汚れおよび劣化などの品質、リサイクル品の需要量
などに基づいて、再生プラスチックとしてのリサイクル
または熱分解リサイクル、さらには再生モノマー生成リ
サイクルのリサイクル割合をより自由に調整することが
できる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を基にして説明する。図1は本発明の廃プラスチックの
リサイクル装置の1例を示すプロセスフロー図である。
1は廃プラスチックを加熱溶融して押し出す押出装置、
2は押出装置1から押し出される溶融プラスチックを移
送する配管、3は配管2に開閉弁4を介して接続された
熱分解装置、5は配管2に開閉弁6を介して接続された
ペレット化装置、7は熱分解装置3で熱分解されて生成
した分解ガスをさらに蒸留してモノマー成分を分離する
蒸留装置である。
【0011】押出装置1はホッパ等の受入部8に導入し
た廃プラスチックを加熱押出部10で加熱溶融し、スク
リュー等により定量的に排出するもので、例えばプラス
チック押出成形機として常用されている装置を転用する
ことができる。押出装置1から押し出される溶融プラス
チックを移送する配管2や開閉弁4、開閉弁6はステン
レス系等の耐腐食性および耐高温性の材料で作られ、溶
融プラスチックの冷却を防止するため、その周囲を断熱
材で被覆したり、場合によってはその外側をさらに電気
ヒータや蒸気管などで覆って加熱する。
【0012】熱分解装置5は図示のような管型のものが
使用される。管型の熱分解装置3は筒状の反応管11と
その周囲に配置された加熱部12を備えており、加熱さ
れた反応管11の一端部から供給される溶融プラスチッ
クは内部を通過する間に酸素の不存在下に熱分解され、
生成した分解ガスが他端部から排出されるようになって
いる。加熱部12は電気ヒータ式またはガス加熱式など
があり、ガス加熱式の場合は反応管11の周囲に図示し
ない燃焼装置からの高温燃焼ガスを通過させるガス通路
が設けられる。
【0013】ペレット化装置3は溶融プラスチックを所
望の直径で線状に押し出す紡口を有するノズル13と、
線状に押し出された溶融プラスチックを冷却固化する冷
却装置14と、固化した再生プラスチックを一定長さに
切断してペレットにするペレタイザー15を備えてい
る。なお図示の冷却装置14は冷却水槽中に溶融プラス
チックを通過させて冷却する水冷型の例である。蒸留装
置7はラッシリングを充填した一般的な蒸留塔を使用す
ることができ、その蒸留塔の中段に熱分解装置3からの
分解ガスを導入する配管16、頂部に分離された低沸点
成分をコンデンサ17に排出する配管18、上部にコン
デンサ17からの液成分の一部を環流する配管19、底
部にリボイラ21を備え、配管19にはポンプ20が設
けられる。コンデンサ17からの液成分の残りは配管2
2から図示しない回収タンクに再生モノマーとして回収
される。またコンデンサ17で凝縮されないガス成分は
配管23から排出され、塔底部からは重質成分が配管2
4により排出される。なおガス成分や重質成分は、例え
ばガス加熱式の加熱部12に高温燃焼ガスを供給するた
めに設けられた燃焼装置に燃料の一部として供給され
る。
【0014】次に上記装置を使用して廃プラスチックを
リサイクルする方法を説明する。先ず図示しない供給装
置から細かく粉砕した廃プラスチック片を押出装置1の
受入部8に供給し、押出装置1を運転して廃プラスチッ
ク片を加熱押出部10に導入し、そこから配管2に溶融
プラスチックが定量的に押し出される。溶融プラスチッ
クを熱分解リサイクルする場合には、開閉弁4を開けて
配管2の溶融プラスチックを熱分解装置3に連続的に供
給する。熱分解装置3の反応管11は予め所定温度、例
えばポリスチレンを熱分解する場合には600〜800
℃程度に昇温すると共に、例えば窒素などの不活性ガス
で内部の空気を置換して酸素不存在の状態にしておく。
【0015】溶融プラスチックは反応管11を通過する
間に急速に熱分解し、生成した分解ガスが反応管11の
下流側端部から配管16に流出する。流出した分解ガス
は蒸留装置7の中段に供給され、リボイラ21の加熱に
より蒸留操作される。その蒸留操作により分離された低
沸点成分は、塔頂部から留出し配管18を経てコンデン
サ17に供給され、そこで冷却されて液化しポンプ20
により排出される。そして液成分の一部は配管19を経
て蒸留装置7に環流し、残りは配管22により図示しな
い回収タンクに再生モノマーとして回収される。またコ
ンデンサ17で凝縮しないガス成分は配管23から排出
される。さらに蒸留装置7の底部から配管24を経て分
子量の大きい重質成分が排出される。蒸留装置7を設け
ない場合は、配管16の分解ガスを例えば冷却装置(コ
ンデンサ)に供給して凝縮し、得られた液成分を油分と
して回収する。なお蒸留装置7を設ける場合においても
冷却装置を設け、その冷却装置で凝縮した液成分を蒸留
装置7の中段に供給することもできる。
【0016】一方、溶融プラスチックから再生プラスチ
ックのペレットを得る場合には、開閉弁6を開けて配管
2の溶融プラスチックをペレット化装置5に供給する。
配管2の溶融プラスチックは先ずノズル13から線状に
押し出され、次いで冷却装置14で冷却されて固化す
る。固化した再生プラスチックは次にペレタイザー15
で一定長さに切断され、得られたペレットはコンベア塔
の搬送装置25で図示しない貯蔵槽に搬送される。
【0017】前記のように、特定種類の品質の一定した
廃プラスチックを常に確保することは難しいので、安定
操業のためには多種類の廃プラスチックをそれに適した
方法でリサイクルすることが望ましい。上記装置を使用
することによって、回収された廃プラスチックの種類
や、分別程度、汚れおよび劣化などの品質、さらにはリ
サイクル品の需要量などに基づいて、再生プラスチック
としてのリサイクルまたは熱分解リサイクルのリサイク
ルの割合を自由に調整することができる。例えば原料で
ある廃プラスチックの汚れ、熱履歴や紫外線による劣化
の度合いの少ない良質なものである場合には、ペレット
化装置5のみを運転して廃プラスチックの全量をペレッ
ト化リサイクルして再生プラスチックを生産する。また
廃プラスチックの品質が多少劣る場合であっても、回収
量が少ない場合にはペレット化装置3のみを運転してペ
レット化リサイクルすることもできる。
【0018】廃プラスチックの汚れ、熱履歴や紫外線に
よる劣化の度合いが比較的大きく、原料品質に問題があ
る場合には、主として熱分解リサイクルを行うことが望
ましい。熱分解リサイクルにより原料中の不純物の多く
は除去されて比較的品質のよい分解ガスが得られるの
で、それを液化することにより良質の液体燃料を得るこ
とができる。また蒸留装置を設ける場合には、その分解
ガスから効率よく高品質なモノマー成分を回収すること
ができる。しかし液体燃料やモノマー成分の需要量が少
ない場合には、熱分解リサイクルと再生プラスチックの
ペレット化リサイクルを併用することもできる。その場
合には2つの開閉弁4、6を調整することによりそのリ
サイクル割合を調整することができる。さらに、廃プラ
スチックの汚れ、熱履歴や紫外線による劣化の度合いな
どの品質が中程度の場合や、大量の廃プラスチックが一
時的に回収されたような場合においても、熱分解リサイ
クルと再生プラスチックのペレット化リサイクルを併用
することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の廃プラ
スチックのリサイクル装置は、廃プラスチックを加熱溶
融する押出装置と、溶融プラスチックを効率よく熱分解
できる熱分解装置と、溶融プラスチックを効率よくペレ
ット化できるペレット化装置の三者を有機的に結合して
構成したので、廃プラスチックの種類、分別程度、汚れ
および劣化などの品質、リサイクル品の需要量などに基
づいて、再生プラスチックリサイクルまたは熱分解リサ
イクルの割合を自由に且つ容易に調整することができ、
それによって廃プラスチックの種類や品質などのリサイ
クル環境に対応した最適な処理を行うことが可能であ
る。請求項2に記載の廃プラスチックのリサイクル装置
は、上記の熱分解装置で熱分解により生成した分解ガス
をさらに蒸留してモノマー成分を分離する蒸留装置を備
えていることを特徴とし、それによって廃プラスチック
のリサイクル割合の調整をモノマー成分の生成を含めて
より自由に行うことができる。
【0020】請求項3に記載の廃プラスチックのリサイ
クル方法は、請求項1に記載のリサイクル装置を使用し
て廃プラスチックをリサイクルするに際して、廃プラス
チックの品質とリサイクル品の需要量に基づいてペレッ
ト化装置と熱分解装置のリサイクル割合を調整すること
を特徴とする。この方法によれば、回収された廃プラス
チックの種類、分別程度、汚れおよび劣化などの品質、
リサイクル品の需要量などに基づいて、再生プラスチッ
クリサイクルまたは熱分解リサイクルの割合を自由に調
整することができる。請求項4に記載の廃プラスチック
のリサイクル方法は、請求項2に記載のリサイクル装置
を使用して廃プラスチックをリサイクルするに際して、
廃プラスチックの品質とリサイクル品の需要量に基づい
てペレット化装置、熱分解装置および蒸留装置のリサイ
クル割合を調整することを特徴とする。この方法によれ
ば、回収された廃プラスチックの種類、分別程度、汚れ
および劣化などの品質、リサイクル品の需要量などに基
づいて、再生プラスチックリサイクルまたは熱分解リサ
イクル、さらには再生モノマー生成リサイクルなどの割
合をより自由に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃プラスチックのリサイクル装置の1
例を示すプロセスフロー図。
【符号の説明】
1 押出装置 2 配管 3 熱分解装置 4 開閉弁 5 ペレット化装置 6 開閉弁 7 蒸留装置 8 受入部 9 モータ 10 加熱押出部 11 反応管 12 加熱部 13 ノズル 14 冷却装置 15 ペレタイザー 16 配管 17 コンデンサ 18 配管 19 配管 20 ポンプ 21 リボイラ 22 配管 23 配管 24 配管 25 搬送装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃プラスチックを加熱溶融して押し出す
    押出装置1と、押出装置1から押し出される溶融プラス
    チックを移送する配管2と、その配管2に開閉弁4、6
    を介して接続された熱分解装置3とペレット化装置5を
    備えていることを特徴とする廃プラスチックのリサイク
    ル装置。
  2. 【請求項2】 熱分解装置3で生成した分解ガスを蒸留
    してモノマー成分を分離する蒸留装置7を備えた請求項
    1に記載の廃プラスチックのリサイクル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のリサイクル装置を使用
    して廃プラスチックをリサイクルする方法において、廃
    プラスチックの品質とリサイクル品の需要量に基づいて
    ペレット化装置5と熱分解装置3のリサイクル割合を調
    整することを特徴とする廃プラスチックのリサイクル方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のリサイクル装置を使用
    して廃プラスチックをリサイクルする方法において、廃
    プラスチックの品質とリサイクル品の需要量に基づいて
    ペレット化装置5、熱分解装置3および蒸留装置7のリ
    サイクル割合を調整することを特徴とする廃プラスチッ
    クのリサイクル方法。
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GB2589936A (en) * 2019-12-20 2021-06-16 Plastic Energy Ltd A method for pyrolysing plastic material and a system thereof
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