JP2001334489A - パイプ孔穿設用補助具 - Google Patents

パイプ孔穿設用補助具

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JP2001334489A
JP2001334489A JP2000160774A JP2000160774A JP2001334489A JP 2001334489 A JP2001334489 A JP 2001334489A JP 2000160774 A JP2000160774 A JP 2000160774A JP 2000160774 A JP2000160774 A JP 2000160774A JP 2001334489 A JP2001334489 A JP 2001334489A
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pipe hole
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drilling
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JP2000160774A
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Akio Ono
明男 小野
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ONO KENSO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプ外径に合致させた外パスの長さを定規
等で測定する作業や、外パスの長さに合わせて穿孔具を
設定する作業を省略して現場における作業効率を向上さ
せることができると共に、パイプ外径と、実際に壁面に
穿孔されるパイプ孔径との比率を適正範囲にして、適切
な径のパイプ孔を確実に穿孔することのできるパイプ孔
穿設用補助具を提供する。 【解決手段】 基端部が互いに回動自在に軸支されて、
それぞれ対向する測長部がパイプ等の被測定物13に当
接する第1及び第2の開閉脚体11、12と、第1及び
第2の開閉脚体11、12の先端部と基端部との間の所
定位置にそれぞれ設けられ、その回動面に対して直角に
取り付けられた回転軸芯保持部14と治具保持部15と
を有した構成のパイプ孔穿設用補助具10とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、住宅や工
場等の壁面や床面に冷暖房や給排水等のためのパイプ孔
を穿設する際に使用されるパイプ孔穿設用補助具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の新築や増改築の際には、
電気やガス、水道等のパイプを通すためのパイプ孔を壁
面の所定箇所に形成するパイプ孔の穿設工事が行われて
いる。パイプ孔の穿設工事の場合、必要なパイプの外径
をキャリパス(外パス)等を用いて予め測定し、この測
定された数値に合わせてコンパス状の穿設具等の先端の
開脚度合を設定して壁面等の穿孔作業が行われている。
例えば、このようなパイプ孔穿設用の補助具として使用
可能なものとして、特開平11−188689号公報
(以下イ号公報という)には、横方向に長い本体と、本
体の両端部において、本体に対して直角な使用位置から
本体に対して平行に折り重なる不使用位置まで回動可能
で且つ少なくとも一方が使用位置のまま本体に沿って移
動可能に設けられた一対の脚体と、各脚体に着脱可能に
設けられて被工作物を切断するための円切りカッターと
から構成されるビームコンパス式の手工具が記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記イ
号公報等に記載の手工具等のパイプ孔穿設用補助具で
は、以下のような課題を有していた。 (1)壁面等に挿通させるパイプの外径に外パス等を当
てて、外パスにパイプの寸法を合わせ、さらに定規を用
いて外パスの開脚度を測定した上で、この測定値により
穿孔作業に用いるドリルや、コンパス状の穿孔具の開口
度を設定するので、現場における作業が煩雑で作業効率
が低くなるという問題があった。 (2)定規等を用いて外パスの開口度を測定したり、あ
るいは外パスに合わせて穿孔具を設定したりするので、
これによる読み取り誤差や設定誤差を生じて、壁面等に
精密な孔径の開口を形成させるのが困難であるという問
題があった。 (3)特にパイプ外径と、実際に壁面に穿孔されるパイ
プ孔径との比率を所定範囲にして、適度の遊びを持たせ
たり、パイプを断熱材等で被覆して用いたりする場合す
る必要がある場合には、測定されたパイプ外径の大きさ
に応じて、パイプ孔径を計算する必要があり、手間がか
かると共に、また読み取り誤差や設定誤差に加えて計算
誤差も生じ易くなるという問題があった。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、パイプ外径に合致させた外パスの長さを定規等で測
定する作業や、外パスの長さに合わせて穿孔具を設定す
る作業を省略して現場における作業効率を向上させるこ
とができると共に、パイプ外径と、実際に壁面に穿孔さ
れるパイプ孔径との比率を適正範囲にして、適切な径の
パイプ孔を簡単かつ確実に穿孔することができ、携帯に
便利なパイプ孔穿設用補助具を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は以下の構成を有している。本発明の請求項1
に記載のパイプ孔穿設用補助具は、基端部が互いに回動
自在に軸支されて、それぞれ対向する先端部がパイプ等
の被測定物に当接する第1及び第2の開閉脚体と、前記
第1及び第2の開閉脚体の前記測長部と前記基端部との
間の所定位置にそれぞれ設けられ、その回動面に対して
直角に取り付けられた回転軸芯保持部と治具保持部とを
有して構成されている。この構成によって、以下の作用
が得られる。 (a)第1、第2の開閉脚体の各測長部をその基端部を
軸として回動させてパイプ等の被測定物に当接させるこ
とにより、被測定物の外径をそれぞれの測長部間の距離
として保持させることができる。次に、この状態を保持
させたまま、回転軸芯保持部をパイプ孔の形成される建
物の壁面やパネル面等の設計位置に配置し、治具保持部
を回転軸芯保持部を中心点として壁面上に沿って回転移
動させ、被測定物の外径に対して所定比率を有する円を
作図したり、壁面やパネル面の表層部を円状に切削した
りすることができる。 (b)パイプ外径に合致させた外パスの長さを定規等で
測定する作業や、外パスの長さに合わせて穿孔具を設定
する作業が省略できるので、現場における作業効率を向
上させることができる。 (c)パイプ等の被測定物の外径と、実際に壁面に穿孔
されるパイプ孔径との比率を所定の値に固定できるの
で、パイプを壁面等に挿通させる際のパイプ外周と穿孔
されたパイプ孔間との間隔がパイプ外径に対して一定比
率に維持され、挿入の際の作業性を向上できると共に、
間隔が大きくなりすぎてパイプ挿入施工後の見栄えを悪
くしたり、パイプ回りから空気が流通したりする等の障
害を防止することができる。
【0006】ここで、開閉脚体は、ステンレス、鋼鉄等
の金属製や合成樹脂製の細長の板状体であり、その全長
は100〜700mm、厚みが0.5〜3mmに形成さ
れる。合成樹脂を用いる場合には、ポリエチレン、ポリ
塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレン、メタクリ
ル樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリアセター
ル、フッ素樹脂などの熱可塑性樹脂又は、尿素樹脂、フ
ェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタ
ン、アルキド樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂などの
熱硬化性樹脂の中から硬質で高強度のものを適用でき
る。開閉脚体の先端部には被測定物が当接される測長部
や突起部が形成されており、また、その基端部は軸孔を
介して対となる他の開閉脚体に連結して、互いに回動で
き、所定位置で固定できるように構成されている。回転
軸芯保持部は、開閉脚体の回動面に対して直角に軸芯が
立つように配置され、先端が尖った針状部を有してい
る。この針状部を、パイプ孔を形成させる壁面や床面や
パネル面のパイプ孔形成位置に突き刺して、他方の開閉
脚体に設けられた治具保持部を、回転軸心部の針状部を
中心として回転させ、壁面や床面等のパネル板に円周を
描いたり、パネル板を円形に切削したりする等のパイプ
穿孔作業を行うことができる。
【0007】治具保持部は、開閉脚体の回動面に対して
ほぼ直角に配置され、この治具保持部のホルダーにペン
やカッター刃等を収納して、このホルダーの周囲に配置
されたねじ等を締め込むことで固定することができる。
これにより、ペンで円を描画したり、カッター刃等で円
形にカットしたりすることができる。回転軸心部及び、
治具保持部は、それぞれ開閉脚体の先端部と基端部との
間の所定位置、例えば、先端部の測長部分と基端部中心
間の長さの中間位置よりやや基端部側の位置に設けられ
た軸孔に回転軸心部及び治具保持部の支持部が挿入さ
れ、ネジ、ネジ孔等の固定部材を介して固定あるいは着
脱自在に配置される。なお、回転軸心部及び/又は治具
保持部を溶接手段や、接着剤を用いる接着手段により開
閉脚体に固定するようにしてもよい。
【0008】回転軸芯保持部の先端は、石膏ボード、プ
ラスターボード等のパネル板上のパイプ孔位置に載置も
しくは穿設され、治具保持部の先端に設けられたカッタ
ーやペン等の筆記具により円形状のカットや、円の描画
等を行うことができる。なお、このようなパネル板に
は、焼セッコウにおがくずやパーライト(黒曜石や真珠
岩を粉砕し焼成したもの)などの混和材を混ぜ、適量の
水を加えよく練り混ぜたものを芯とし、表面を厚紙で被
覆して板状に成形したプラスターボードやパーティクル
ボード、石膏ボード、ベニヤ板等の合板、その他の化粧
板等が適用できる。パネル板は、クロスばりやペイント
塗装およびプラスター塗の下地材とするのが主である
が、表面にプリント印刷したり、化粧紙や木の単板をは
ったりした化粧セッコウボードをそのままで使用するこ
ともできる。このほか、塗壁の下地用のラスボードや吸
音性のある穴あきセッコウボードにも適用できる。セッ
コウボードは吸水により強度が低下するので、水のかか
る部分に用いるのは好ましくないが、多湿な場所や外部
に用いることができるものとして、防水加工を施した防
水セッコウボードにも適用できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のパイプ孔穿設用補助具において、前記治具保持部が、
カッター、罫書き針、鉛筆芯、ボールペン、からす口の
いずれかを保持するホルダーを有して構成されている。
この構成によって、請求項1で得られる作用の他に次の
作用が得られる。 (a)治具保持部のホルダーにカッター、罫書き針、鉛
筆芯、ボールペン、からす口のいずれかを選択して保持
させ、壁面や床面、パネル面にパイプ外径に相当する直
径や、パイプ外径に対して所定比率の直径の円を描いた
り、円形状にカットしたりする作業を行うことができ
る。 (b)治具保持部にカッターを保持させた場合には、パ
ーティクルボードや、石膏ボード、プラスター等の表面
に貼り付けられたビニールや紙の表層材部分をこのカッ
ターの回転移動により切削して、簡単かつ迅速にパイプ
孔の穿孔作業を行うことができる。 (c)治具保持部に罫書き針、鉛筆芯、ボールペン、か
らす口等の筆記具を保持させた場合には、パイプ孔の穿
孔加工に必要な円を壁面やパネル面等に予め描画してお
き、これによりドリルや切削機等を用いて容易にパイプ
孔を開口させることができる。
【0010】ここで、ホルダーは、その支持部が開閉脚
体の所定位置に、ネジやナット等を介して固定されてい
る。対となる2つの開閉脚体の回動面に対して直角にカ
ッター、罫書き針、鉛筆芯、ボールペン、からす口がホ
ルダーに挿入されて、ネジ等の締めつけ部材等を用いて
固定されるようになっている。カッターは、ステンレス
や鋼鉄製からなる刃であって、切削に伴ってその刃先が
鈍った場合には、予め形成された切り込み線に沿って刃
先を折ることにより鋭利な刃先の状態に戻して切削を効
率的に継続して行うこともできる。罫書き針は、ステン
レスや鋼鉄製の硬質の針状体であって、インク等を消耗
することなく、壁面等に円形状を描画することができ
る。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のパイプ孔穿設用補助具において、前記第1、第
2の開閉脚体のそれぞれの測長部間の距離(D)と、前
記回転軸芯保持部及び前記治具保持部間の距離(d)と
の比(D/d)が2〜3であるように構成されている。
この構成によって、請求項1又は2で得られる作用の他
に次のような作用が得られる。 (a)開閉脚体のそれぞれの測長部間の距離(D)と、
回転軸芯保持部及び治具保持部間の距離(d)との比
(D/d)が 所定範囲となるように設定されているの
で、挿通されるパイプの大きさに応じて過不足無く適正
な径のパイプ孔を形成でき、しかも定規等による測定等
の余分な工程を省略して効率的に穿孔加工を行うことが
できる。 (b)特に比(D/d)を2にした場合には、パイプ孔
穿設用補助具により描かれたり、切削されたりする孔径
とパイプ孔径とを正確に同じにすることができ、現場に
おいての孔径を手直しする作業を明示的に行うことがで
き、施工作業の効率化が図られる。 (c)穿孔施工後におけるパイプとパネル面とのがたつ
きや、この間隔部分からの空気の流通を防止することが
でき、これにより施工された建物や住宅等の外観や居住
性を向上させることができる。
【0012】ここで、第1、第2の開閉脚体のそれぞれ
の測長部間の距離(D)と、回転軸芯保持部及び治具保
持部間の距離(d)との比(D/d)が3を超えると、
パイプと壁面に形成されるパイプ孔との間隔が必要以上
に大きくなり、この隙間を防ぐために余分のシール材等
を要して施工コストが増えたり、施工後の見栄えを悪化
させたりするので好ましくない。逆に比(D/d)が2
より等しいか、小さくなると壁面に形成されるパイプ孔
がパイプ外径より小さくなり、パイプの挿入作業を行う
ことができなくなる。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のパイプ孔穿設用補助具において、前記開閉脚体
には、前記回転軸芯保持部及び前記治具保持部を固定保
持する支持孔が複数形成されて構成されている。この構
成により請求項1又は2で得られる作用の他に次の作用
が得られる。 (a)開閉脚体に複数の支持孔が形成されているので、
これらの中から、前記測長部間の距離と、回転軸芯保持
部及び治具保持部間の距離とが所定の比率となるものを
選択して、建物の構造やパネル板等の厚みに応じて、し
かもパイプに適合したパイプ孔を壁面等に簡単に形成さ
せることができる。 (b)支持孔に回転軸芯保持部及び治具保持部の支持部
が挿入されて固定されるので、パイプ孔穿設用補助具の
開閉脚体を互いに回動させてもこれらの相対的な位置関
係が固定保持され、被測定物の外径に対して一定比率の
大きさの円を描画したり、カットしたりすることができ
る。ここで、開閉脚体に複数形成された支持孔は、回転
軸芯保持部及び/又は治具保持部の支持部を挿入してこ
れをネジ等で締めつけて固定支持するためのものであ
る。この支持孔は、開閉脚体の測長部間の距離(D)
と、回転軸心部及び治具保持部間の距離(d)との比率
(D/d)が所定値、例えば2.0、2.1、2.2、
2.3、2.4等の比率となる開閉脚体上の幾何学的位
置に形成される。このように、予め定められた比率の支
持孔が設定されているので、パイプ孔穿設用補助具を使
用する状況や、測定対象に応じて、現場等でこれらの比
率の中から適正なものを確実かつ簡単に選定して用いる
ことができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1又は2
に記載のパイプ孔穿設用補助具において、前記開閉脚体
には、前記回転軸芯保持部及び/又は前記治具保持部を
所定位置で固定保持する細長のスライド孔が形成されて
構成されている。この構成によって、請求項1又は2で
得られる作用の他に次の作用が得られる。 (a)細長に形成されたスライド孔内の任意の位置に回
転軸芯保持部及び/又は治具保持部を固定して設定でき
るので、壁面の構造やパネル板等の使用条件に応じて、
パイプ孔とこれに挿入されるパイプとの大きさの比率を
設定して、壁面やパネル面にパイプ孔を効率的にかつ適
正に形成させることができる。 (b)パイプ孔とこれに挿入される被測定物であるパイ
プとの大きさの比率を、スライド孔に沿って回転軸心部
や治具保持部をスライド移動させることにより、現場で
微調整して修正できるので、壁面やパネル面にパイプ孔
を見栄えよく、しかも効率的に形成することができる。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれか1項に記載のパイプ孔穿設用補助具におい
て、前記第1及び第2の開閉脚体を互いに連結して両者
の間隔を所定長さに維持するねじ機構を備えた固定部材
を有して構成されている。この構成によって、請求項1
乃至5のいずれか1項の作用の他、以下の作用が得られ
る。 (a)第1及び第2の開閉脚体の間隔を所定長さに維持
する固定部材を有しているので、一旦写し取った被測定
物の長さを一時的に固定して、この設定を崩すことなく
維持して、現場等における作業性を向上させることがで
きる。 (b)固定部材がねじ機構を備えているので、このねじ
を回転させることにより微細な調整が可能になり、パイ
プ孔を高精度で形成させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は実施の形態1のパイプ孔穿設用
補助具の斜視図である。図1において、10は実施の形
態1のパイプ孔穿設用補助具、11、12はその先端部
がパイプ13等の被測定物に当接し基端部が互いに回動
自在に軸支される第1及び第2の開閉脚体、13a、1
3bは開閉脚体11、12の先端部に対向して形成もし
くは他部材で形成、配設され被測定物13の径を測定す
るために当接される測長部、14は第1の開閉脚体11
の先端部と基端部との間の所定位置に取り付けられた回
転軸芯保持部、14aは回転軸心保持部14に基部が固
定された先の鋭利な釘や針等からなる回転軸心、14b
は回転軸心14aを回転軸心保持部14に固定する螺子
等の固定具、15は第2の開閉脚体12の先端部と基端
部との間の所定位置に取り付けられる治具保持部、15
aは治具保持具15に螺子等の治具固定具15bで固定
された切刃、16は開閉脚体11、12のそれぞれの基
端部の軸孔に挿入される固定部材である。開閉脚体1
1、12は互いに線対称の関係にある同形の細長板状体
であって、それぞれの先端部は内側に向けて突出した測
長部13a、13bを有しており、それぞれの測長部1
3a、13bをパイプの外径部分に当接させて、測長部
13a、13b間の距離を固定することにより被測定物
であるパイプ13の外径を保持させるようになってい
る。開閉脚体11、12はそれぞれの基端部側に軸孔を
有して、この軸孔に挿入された締めつけ用の取っ手を有
したナットやボルト等の固定部材16を介して結合され
ている。このような固定部材16を用いて、各開閉脚体
11、12の開脚度(回動度合)が自在に調整でき、し
かも、ナット等に設けられた取っ手を締めつけることに
より所定の開脚位置で固定することができる。尚、開閉
脚体11、12を互いに連結して両者の間隔を所定長さ
に維持する固定部材16を開閉脚体11、12の中間位
置等に配置して、一旦設定した開閉脚体11、12間の
角度が容易に動かないように固定させるようにしてもよ
い。
【0017】回転軸芯保持部14は、開閉脚体11本体
のほぼ中間位置に設けられた軸孔にその支持部が挿入さ
れて固定されている。治具保持部15はその支持軸が開
閉脚体12本体のほぼ中間部に設けられた軸孔に挿通さ
れたホルダーを有し、そのホルダー内に先端が鋭利に形
成されたステンレス又はスチール製のカッター等からな
る切刃15aがネジ等からなる治具固定具18を介して
固定されている。このように回転軸芯保持部14と治具
保持部15とが開閉脚体11、12の中間位置に固定さ
れているので、開閉脚体11、12の先端部の測長部1
3a、13b間の距離Dと、回転軸芯保持部14及び治
具保持部15におけるそれぞれの中心間の距離dとの比
(D/d)が、2となるようになっている。
【0018】以上の構成を有する実施の形態1のパイプ
孔穿設用補助具10について、以下その使用方法を図2
を参照しながら説明する。図2は実施の形態1のパイプ
孔穿設用補助具の使用方法を示す斜視図である。図2に
おいて、17は建物の壁面や床面等に用いられる厚さが
約5〜15mmでその表層部に紙や、合成樹脂シート等
が貼付されたプラスターボードである。まず、図1に示
すようにパイプ13の外径に開閉脚体11、12の測長
部13a、13bを当接させることにより、測長部13
a、13b間の長さをパイプ13の外径に設定して固定
する。次に、図2に示すように、このパイプ孔穿設用補
助具10の回転軸芯保持部14の回転軸心14aの先端
をプラスターボード17上のパイプ孔設定位置等に押入
れると共に、治具保持部15に治具固定具15aで固定
されたカッター等の切刃15aをプラスターボード17
の面に食い込ませる。開閉脚体11、12間の相対位置
を固定部材16で固定した状態に維持して、回転軸芯保
持部14の回転軸芯14aの先端を中心として、治具保
持部15の切刃15aを回転させ、プラスターボード1
7の表層部を所定直径の円形に切り取ることができる。
このとき、切刃15aの切り込み深さは2〜15mmと
するが、プラスターボード17を貫通させる深さとする
必要はなく、紙や、合成樹脂シート等の表層部に切れ目
を入れるだけで、円形に切り裂かれた円内を金槌等でた
たくことにより、円形の開口部をプラスターボード17
上に形成させてもよい。次に、プラスターボード17上
に形成された開口部にパイプ13を挿入して、図3のパ
イプ配置図に示すように、パイプ13とパイプ孔間の隙
間を過不足なく形成して、パイプ設置の際の作業性を良
好にすると共に、パイプ13等の被測定物をプラスター
ボード17等のパネル板上に適正配置することができ
る。
【0019】実施の形態1のパイプ孔穿設用補助具10
は以上のような構成を有するので、以下の優れた作用を
有する。 (1)パイプ13等の被測定物の外径をそれぞれの開閉
脚体11、12の測長部13a、13b間の距離として
保持させることができる。パイプ孔を形成させるプラス
ターボード17等からなる壁面や床面等の設計位置に回
転軸芯14aを配置し、治具保持部15の切刃15aを
回転軸芯14aの先端を中心点としてプラスターボード
17の面上に沿って回転移動させる。このとき、治具保
持部15と回転軸芯保持部14とが開閉脚体11、12
の中間位置に固定されているので、開閉脚体11、12
の測長部13a、13b間の距離Dと、治具保持部15
及び回転軸芯保持部14におけるそれぞれの中心間の距
離dとの比(D/d)が2となり、被測定物13の外径
に相当する円で、プラスターボード17の表層部を切り
取ることができる。 (2)パイプ外径に合致させた外パスの長さを定規等で
測定する作業や、外パスの長さに合わせて穿孔具を設定
する作業が省略できるので、現場における作業効率を著
しく向上させることができる。 (3)治具保持部15のホルダーに罫書き針、鉛筆芯、
ボールペン、からす口等の描画部材を配置することもで
きるので、壁面や床面、パネル面にパイプ外径に相当す
る直径の円を描いておき、これを基準としてパネル面を
円形状にカットする作業が効率的に行われる。
【0020】(実施の形態2)図4は実施の形態2のパ
イプ孔穿設用補助具の平面図である。図4において、2
0は実施の形態2のパイプ孔穿設用補助具、21、22
は第1及び第2の開閉脚体、23は図示しない治具保持
部15、回転軸芯保持部14を開閉脚体21、22上に
固定配置するための複数の支持孔、24は開閉脚体2
1、22を連結するための軸部である。なお、前記実施
の形態1と同様の機能を有するものについては、同一の
符号を付して、その詳しい説明を省略している。実施の
形態2のパイプ孔穿設用補助具20が実施の形態1のパ
イプ孔穿設用補助具10と異なるのは、回転軸芯保持部
14及び治具保持部15を着脱自在に固定するための支
持孔23を複数有しており、建物の構造や、穿孔される
パネル板等の使用状況に応じて、複数の支持孔23を選
択して回転軸芯保持部14及び治具保持部15を取付
け、カットまたは描画される円の直径とパイプ外径との
比率を適宜調整して用いることができる点にある。ここ
で、各支持孔23は、開閉脚体21、22のそれぞれの
測長部13a、13b間の距離と、選択される一対の支
持孔y1、y2間の距離とが定比となるように配置され
る。即ち、開閉脚体21、22を回動自在に接合する軸
部24の中心をOとして、形成される三角形13a、1
3b、Oと三角形y1、y2、Oとが互いに相似形とな
るようになっていて、この相似比(三角形13a、13
b、O/三角形y1、y2、O)を所定の値、例えば
2.0、2.1、2.2、2.3等に設定することがで
きる。
【0021】実施の形態2のパイプ孔穿設用補助具20
は以上のような構成を有するので、実施の形態1の作用
に加えて、以下の優れた作用を有する。 (1)開閉脚体21、22に支持孔23が複数形成され
ているので、これらの中から、先端部間の距離と、回転
軸芯保持部及び治具保持部間の距離とが所定の比率とな
るものを選択して、建物の構造やパネル板等の厚みに応
じて、しかもパイプに適合したパイプ孔を壁面等に簡単
に形成させることができる。 (2)支持孔の周囲に予め、先端部間の距離と回転軸芯
保持部及び治具保持部間の距離と比率を表示しておき、
これにより現場での支持孔の選択や取り付けを容易にし
て作業を効率的に行うこともできる。 (3)支持孔23に回転軸芯保持部14及び治具保持部
15の支持部が挿入されて固定されるので、パイプ孔穿
設用補助具20の開閉脚体21、22を回動させてもこ
れらの相対的な位置関係が固定保持され、パイプ外径に
対して一定比率の大きさの円を描画したり、カットした
りすることができる。
【0022】(実施の形態3)図5は実施の形態3のパ
イプ孔穿設用補助具の平面図である。図5において、3
0は実施の形態2のパイプ孔穿設用補助具、31、32
は第1及び第2の開閉脚体、33は図示しない回転軸芯
保持部14、治具保持部15を開閉脚体31、32上の
所定位置に配置するための細長に形成されたスライド孔
である。なお、前記実施の形態1と同様の機能を有する
ものについては、同一の符号を付して、その詳しい説明
を省略している。実施の形態3のパイプ孔穿設用補助具
30が実施の形態1のパイプ孔穿設用補助具10と異な
るのは、回転軸芯保持部14及び治具保持部15のそれ
ぞれの支持部が取り付けられてその任意位置で固定する
ための細長のスライド孔33を有している点にある。な
お、パイプ孔穿設用補助具30は、開閉脚体31、31
の先端部に外側に向けた突起状の測長部を有していて内
パスとしても用いることができるようになっている。ス
ライド孔33は、開閉脚体31、31の本体部分に形成
された細長の開口部であり、この開口部に回転軸芯保持
部14及び治具保持部15のそれぞれの支持部が開閉脚
体31、32の面に沿ってスライド可能に挿入され、ネ
ジやボルト等の固定部材を用いて締めつけることにより
スライド孔33内の所定位置で固定できるようになって
いる。
【0023】実施の形態3のパイプ孔穿設用補助具30
は以上のような構成を有するので、実施の形態1の作用
に加えて、以下の優れた作用を有する。 (1)建物等の構造や、穿孔されるパネル板等の使用状
況に応じて、スライド孔33に取り付けられる回転軸芯
保持部14及び治具保持部15の位置を選択して、カッ
トまたは描画される円の直径とパイプ外径との比率を調
整することができる。 (2)パイプ孔とこれに挿入されるパイプとの大きさの
比率を現場で微調整して修正できるので、壁面やパネル
面にパイプの外径に相当したパイプ孔を見栄えよく、し
かも効率的に施工することができる。
【0024】(実施の形態4)図6は実施の形態4のパ
イプ孔穿設用補助具の平面図である。図6において、4
0は実施の形態4のパイプ孔穿設用補助具、41、42
は第1及び第2の開閉脚体、43は第1及び第2の開閉
脚体41、42を互いに連結して両者の間隔を所定長さ
に維持するねじ機構を備えた固定部材である。なお、前
記実施の形態1と同様の機能を有するものについては、
同一の符号を付して、その詳しい説明を省略している。
実施の形態4のパイプ孔穿設用補助具40が実施の形態
1のパイプ孔穿設用補助具10と異なるのは、第1及び
第2の開閉脚体の間隔を所定長さに維持する固定部材4
3が設けられ、必要に応じて両者の相対位置が容易に動
かないようにしている点にある。
【0025】実施の形態4のパイプ孔穿設用補助具40
は以上のような構成を有するので、実施の形態1の作用
に加えて、以下の優れた作用を有する。 (1)第1及び第2の開閉脚体の間隔を所定長さに維持
する固定部材43が設けられているので、被測定物13
の寸法を写し取って固定した測長部間の距離が不注意で
移動してしまうようなことがなく、誤りなく適正な口径
の孔をパネル板などに形成することができる。 (2)相対的な位置関係が確実に固定保持され、パイプ
外径に対して一定比率の大きさの円を描画したり、カッ
トしたりすることが容易にできる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、以下のよ
うな優れた効果が得られる。
【0027】請求項1に記載の発明によれば、これによ
って以下の効果を奏する。 (a)第1、第2の開閉脚体の各測長部をその基端部を
軸として回動させてパイプ等の被測定物に当接させるこ
とにより、被測定物の外径をそれぞれの測長部間の距離
として保持させることができる。次に、この状態を保持
させたまま、回転軸芯保持部をパイプ孔を形成させる建
物の壁面やパネル面等の設計位置に配置し、治具保持部
を回転軸芯保持部を中心点として壁面上に沿って回転移
動させ、被測定物の外径に対して所定比率を有する円を
作図したり、壁面やパネル面の表層部を円状に切削した
りすることができる。 (b)パイプ外径に合致させた外パスの長さを定規等で
測定する作業や、外パスの長さに合わせて穿孔具を設定
する作業が省略できるので、現場における作業効率を向
上させることができる。 (c)パイプ等の被測定物の外径と、実際に壁面に穿孔
されるパイプ孔径との比率を所定の値に固定できるの
で、パイプを壁面等に挿通させる際のパイプ外周と穿孔
されたパイプ孔間との間隔がパイプ外径に対して一定比
率に維持され、挿入の際の作業性を向上できると共に、
この間隔が大きくなりすぎてパイプ挿入施工後の壁面や
床面の外観を損ねたり、パイプ回りから空気が流通した
りする等の障害を防止することができる。
【0028】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて以下の作用が得られる。 (a)治具保持部のホルダーにカッター、罫書き針、鉛
筆芯、ボールペン、からす口のいずれかを選択して保持
させ、壁面や床面、パネル面にパイプ外径に相当する直
径や、パイプ外径に対して所定比率の直径の円を描いた
り、円形状にカットしたりする作業を行うことができ
る。 (b)治具保持部にカッターを保持させた場合には、パ
ーティクルボードや、石膏ボード、プラスター等の表面
に貼り付けられたビニールや紙の表層材部分をこのカッ
ターの回転移動により切削して、簡単かつ迅速にパイプ
孔の穿孔作業を行うことができる。 (c)治具保持部に罫書き針、鉛筆芯、ボールペン、か
らす口等の筆記具を保持させた場合には、パイプ孔の穿
孔加工に必要な円を壁面やパネル面等に予め描画してお
き、これによりドリルや切削機等を用いて容易にパイプ
孔を開口させることができる。
【0029】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2で得られる効果の他に次の効果が得られる。 (a)開閉脚体のそれぞれの測長部間の距離(D)と、
回転軸芯保持部及び治具保持部間の距離(d)との比
(D/d)が 所定範囲となるように設定されているの
で、挿通されるパイプの大きさに応じて過不足無く適正
な径のパイプ孔を形成でき、しかも定規等による測定等
の余分な工程を省略して効率的に穿孔加工を行うことが
できる。 (b)特に比(D/d)を2にした場合には、パイプ孔
穿設用補助具により描かれたり、切削されたりする孔径
とパイプ孔径とを正確に同じにすることができ、現場に
おいての孔径を手直しする作業を明示的に行うことがで
き、施工作業の効率化が図られる。 (c)穿孔施工後におけるパイプとパネル面とのがたつ
きや、この間隔部分からの空気の流通を防止することが
でき、これにより施工された建物や住宅等の外観や居住
性を向上させることができる。
【0030】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
又は2で得られる効果の他に次の効果が得られる。 (a)開閉脚体に複数の支持孔が形成されているので、
これらの中から、測長部間の距離と、回転軸芯保持部及
び治具保持部間の距離とが所定の比率となるものを選択
して、建物の構造やパネル板等の厚みに応じて、しかも
パイプに適合したパイプ孔を壁面等に簡単に形成させる
ことができる。 (b)支持孔に回転軸芯保持部及び治具保持部の支持部
が挿入されて固定されるので、パイプ孔穿設用補助具の
開閉脚体を互いに回動させてもこれらの相対的な位置関
係が固定保持され、被測定物の外径に対して一定比率の
大きさの円を描画したり、カットしたりすることができ
る。
【0031】請求項5に記載の発明によれば、この構成
によって、請求項1又は2で得られる効果の他に次の効
果が得られる。 (a)細長に形成されたスライド孔内の任意の位置に回
転軸芯保持部及び/又は治具保持部を固定して設定でき
るので、壁面の構造やパネル板等の使用条件に応じて、
パイプ孔とこれに挿入されるパイプとの大きさの比率を
設定して、壁面やパネル面にパイプ孔を効率的にかつ適
正に形成させることができる。 (b)パイプ孔とこれに挿入される被測定物であるパイ
プとの大きさの比率を、スライド孔に沿って回転軸心部
や治具保持部をスライド移動させることにより、現場で
微調整して修正できるので、壁面やパネル面等にパイプ
孔を見栄えよく、しかも効率的に形成することができ
る。
【0032】請求項6に記載の発明によれば、この構成
によって、請求項1乃至5のいずれか1項の効果の他、
以下の効果が得られる。 (a)第1及び第2の開閉脚体の間隔を所定長さに維持
する固定部材を有しているので、一旦写し取った被測定
物の長さを一時的に固定して、この設定を崩すことなく
維持して、現場等における作業性を向上させることがで
きる。 (b)固定部材がねじ機構を備えているので、このねじ
を回転させることにより微細な調整が可能になり、パイ
プ孔を高精度で形成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のパイプ孔穿設用補助具の斜視図
【図2】実施の形態1のパイプ孔穿設用補助具の使用方
法を示す斜視図
【図3】パイプをプラスターボードに配置した状態を示
す斜視図
【図4】実施の形態2のパイプ孔穿設用補助具の平面図
【図5】実施の形態3のパイプ孔穿設用補助具の平面図
【図6】実施の形態4のパイプ孔穿設用補助具の平面図
【符号の説明】 10 パイプ孔穿設用補助具 11 開閉脚体 12 開閉脚体 13 パイプ(被測定物) 13a 測長部 13b 測長部 14 回転軸芯保持部 14a 回転軸芯 14b 固定部 15 治具保持部 15a 切刃 15b 治具固定具 16 固定部材 17 プラスターボード 18 ネジ 20 パイプ孔穿設用補助具 21 開閉脚体 22 開閉脚体 23 支持孔 24 軸部 30 パイプ孔穿設用補助具 31 開閉脚体 32 開閉脚体 33 スライド孔 40 パイプ孔穿設用補助具 41 開閉脚体 42 開閉脚体 43 固定部材 整理番号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基端部が互いに回動自在に軸支されて、そ
    れぞれ対向する先端部等の所定部に形成された測長部が
    パイプ等の被測定物に当接する第1及び第2の開閉脚体
    と、前記第1及び第2の開閉脚体の前記測長部と前記基
    端部との間の所定位置にそれぞれ設けられ、その回動面
    に対して直角に取り付けられた回転軸芯保持部と治具保
    持部とを有することを特徴とするパイプ孔穿設用補助
    具。
  2. 【請求項2】前記治具保持部が、カッター、罫書き針、
    鉛筆芯、ボールペン、からす口のいずれかを保持するホ
    ルダーを有していることを特徴とする請求項1に記載の
    パイプ孔穿設用補助具。
  3. 【請求項3】前記第1、第2の開閉脚体のそれぞれの前
    記測長部間の距離(D)と、前記回転軸芯保持部及び前
    記治具保持部間の距離(d)との比(D/d)が2〜3
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載のパイプ
    孔穿設用補助具。
  4. 【請求項4】前記開閉脚体には、前記回転軸芯保持部及
    び前記治具保持部を固定保持する支持孔が複数形成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパイプ
    孔穿設用補助具。
  5. 【請求項5】前記開閉脚体には、前記回転軸芯保持部及
    び前記治具保持部を所定位置で固定保持する細長のスラ
    イド孔が形成されていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載のパイプ孔穿設用補助具。
  6. 【請求項6】前記第1及び第2の開閉脚体を互いに連結
    して両者の間隔を所定長さに維持するねじ機構を備えた
    固定部材を有していることを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれか1項に記載のパイプ孔穿設用補助具。
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