JP2001331786A - 3次元形状復元システム - Google Patents

3次元形状復元システム

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JP2001331786A JP2000146844A JP2000146844A JP2001331786A JP 2001331786 A JP2001331786 A JP 2001331786A JP 2000146844 A JP2000146844 A JP 2000146844A JP 2000146844 A JP2000146844 A JP 2000146844A JP 2001331786 A JP2001331786 A JP 2001331786A
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dimensional
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Seiji Ishikawa
聖二 石川
Juukui Tan
ジュークイ タン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】対象物体の3次元形状を復元するシステムの提
供 【解決手段】第1段階の復元として、因子分解法を用い
て、全視点で共通して観察される物体上の部分を復元す
る。この結果、全視点におけるカメラの姿勢行列及び三
次元位置が得られる。第2段階の復元では、このビデオ
カメラの姿勢行列を用いて、全視点では見えなくても、
2方向以上の視点で共通して観察される物体上の部分の
復元を行う。カメラの姿勢行列の利用により、復元され
る部分を広げて、物体上のより広範囲の部分の3次元復
元ができるのが特徴である。変形物体の場合、3台以上
のビデオカメラで対象物体を撮影する必要があるが、2
台以上のビデオカメラで共通して観察される物体上の部
分が復元される。この復元は事前のカメラ・キャリブレ
ーションなしで行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多視点から3次元
物体の画像を取り、その画像データを利用して3次元物
体を復元する技術に関するものである。
【0002】
【技術的背景】カメラ等の画像から物体部分の3次元復
元を行うための手法として、従来はステレオビジョン法
が主流で市販品もある。ステレオビジョン法は2台のカ
メラで共通に観察される物体部分の3次元復元を行うた
め、復元範囲が狭い。復元範囲を広げるためにカメラの
視差を小さくすれば、奥行き方向の誤差が大きくなる。
また、事前にカメラ・キャリブレーションが必要なの
で、撮影場所に制限を受ける。
【0003】他の手法として、カメラパラメータを復元
計算に使わない、因子分解法という3次元復元法が存在
する。この因子分解法は、1台のビデオカメラを使って
物体の周囲を撮影し、全てのフレームで共通に観察され
る部分の3次元復元を行う(例えば、金出,森田「画像
系列からの3次元形状と運動の復元」 電子情報通信学
会誌,80−5,479/487(1997)参照)。
この手法において、発明者は、3台以上のビデオカメラ
を物体の周囲に固定することにより、剛体だけでなく、
従来の因子分解法では不可能な変形物体の3次元復元法
を開発している(タン,川端,石川「因子分解法を用い
た変形物体の形状復元」 映像情報メディア学会誌,5
2−3,406/408(1998)参照)。しかし、
この方法も、全ビデオカメラで共通して観察される部分
だけが復元される。3台以上のビデオカメラを使うこと
により、カメラ・キャリブレーションは不要になるが、
全ビデオカメラで共通して観察される部分だけが復元さ
れるので、ビデオカメラをあまり広げて設置できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ある
カメラでは観察されない部分があっても、その部分を含
めて、完全に復元できる3次元物体を復元するシステム
を提供することであり、特に、時間とともに変形する変
形物体にも適用することができる3次元復元システムを
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数の異なるカメラ位置で取得された、
画像データから対象物体の3次元形状を復元する3次元
形状復元システムであって、全てのカメラ位置で取得し
た画像データにある対象物体上の点である第1の特徴点
と、少なくとも2つの画像データにある対象物体上の点
である第2の特徴点とを選択し、前記第1の特徴点か
ら、各画像データを取得したカメラ方向と前記第1特徴
点の3次元位置を計算し、前記カメラ方向を用いて、各
画像データの前記第2特徴点の3次元位置を計算し、前
記第1特徴点の復元結果と合わせて3次元形状を復元す
ることを特徴とする。これにより、少なくとも2つの画
像データに含まれる特徴点があれば、その点を含めて対
象物体の3次元形状を復元することが可能である。前記
画像データとして、3台以上のビデオカメラによる、時
間により変形する対象物体の時間サンプリングされたも
のを用いて、3次元形状を復元することが可能である。
前記第1の特徴点および前記第2の特徴点の選択は、少
なくとも2つの画像データにある対象物体上の点である
特徴点を選択し、その後、前記選択した特徴点を、前記
第1の特徴点と前記第2の特徴点とに分けて行うことが
できる。前記各画像データの前記対象物体の対応する特
徴点の選択は、正規化相関を含む対応付け処理で対応付
けて行うことができる。上述の3次元形状復元システム
をコンピュータ・システムに構築させることができるプ
ログラムを格納した記録媒体も本発明である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を、図面を参照
して詳細に説明する。本システムの概略図を図1に示
す。図1において、この例では、ビデオカメラ10,2
0,30の3台で、復元対象200の画像を取ってい
る。3台のビデオカメラで取られた画像は、パーソナル
・コンピュータ(PC)100に取り付けられているビ
デオ・キャプチャ・ボード120から、PC100に取
り込まれていて、処理される。ビデオ・キュヤプチャ・
ボード120では、サンプリング間隔ΔTで各ビデオカ
メラのビデオ画像を取得しており、取得された画像は、
コンピュータ内のディスクに格納する。なお、ビデオカ
メラは、3台以上必要である。また、以下の説明では、
3次元物体とは、静止物体および時間の経過とともに変
形移動(運動)する物体を含む。静止物体の復元の場合
は光学式シャッターカメラを利用してよい。変形・移動
(運動)する物体の復元の場合はビデオカメラを利用す
る。
【0007】本発明は、第1段階の復元として、因子分
解法(金出,森田「画像系列からの3次元形状と運動の
復元」電子情報通信学会誌,80−5,479/487
1997)または、変形物体復元に拡張された因子分
解法(タン, 川端,石川「因子分解法を用いた変形物
体の形状復元」映像情報メディア学会誌,52−3,4
06/408 1998)を用いて、全視点(全ビデオ
カメラ)で共通して観察される物体上の部分を復元す
る。この結果、全視点におけるビデオカメラの姿勢行列
と全視点で観察できる特徴点の3次元座標が得られる。
第2段階の復元では、このビデオカメラの姿勢行列を用
いて、全視点(全ビデオカメラ)では見えなくても、2
方向(2台)以上の視点(ビデオカメラ)で共通して観
察される物体上の部分の復元を行う。本発明では、ビデ
オカメラの姿勢行列の利用により、復元される部分を広
げて、物体上のより広範囲の部分の3次元復元ができる
のが特徴である。本発明による3次元復元法では、3台
以上のビデオカメラで対象物体を撮影する必要がある
が、2台以上のビデオカメラで共通して観察される物体
上の部分が復元される。この復元は事前のカメラ・キャ
リブレーションなしで行える。本発明により、設置され
たビデオカメラ群の端近くの視野にある特徴点(ただし
最低2台のビデオカメラで観察できること)の復元が可
能になる。また、対象の変形や運動等の過程で発生す
る、一部の視点から隠れる特徴点(オクルージョンの発
生した特徴点)も、最低2台のビデオカメラで観察でき
るなら復元が可能である。
【0008】本発明の処理に関するフローチャートを図
2に示す。このフローチャートの処理を順次、以下で説
明する。図1に示されているシステム構成で、画像を3
台以上のビデオカメラで取得する(S300)。これら
のサンプリングされたビデオ画像を
【数1】If(t)(t=1,2,…,T:f=1,
2,…,F) で表す。次に、特徴点の抽出と対応付けによる計測行列
を作成(S310)する。これは、例えば、図1におけ
るビデオカメラ20の画像22上での特徴点s1やsp
得ることに相当する。以下の処理は、この特徴点の計測
行列に対して処理を行う。得られた拡大計測行列を用い
て、以下の2段階の復元を行う。第1段階の復元を適用
することで画像ごとの各ビデオカメラの姿勢と全視点で
観察される特徴点の3次元座標が復元される(S32
0)。第2段階の復元を適用することで、第1段階の復
元で求められたビデオカメラの姿勢から、対象物体の見
えなかった部分の3次元位置を求める(S330)。こ
れらから、復元結果を集約して(S340)、復元され
た3次元の物体を表示する(S350)。以下に図2に
示したフローチャートにおける処理の各ステップを詳し
く説明する。
【0009】さて、サンプリングされたビデオ画像か
ら、特徴点の抽出と対応付けによる計測行列の作成を行
う(S310)ために、まず、時刻t(t=1,2,
…,T)におけるビデオ画像If(t)(f=1,2,
…,F)をコンピュータ100の固定ディスクより読み
出す。そして、2枚以上のビデオ画像間で対応の取れる
特徴点を選び、その画像座標を行列Win(t)に書きこ
む(S312)。特徴点の対応付けは正規化相関等を用
いて行うことができる。Win(t)を初期計測行列と呼
び、下記の式(1)の形を取る。
【数2】 上記のWin(t)の上半分は特徴点の画像座標のx座
標、下半分はy座標が格納される。時刻tにおける特徴
点sp(t)の、ビデオカメラfの画像上での座標は
(xfp(t),yfp(t))と表され、x座標は第f行
第p列に、y座標は第F+f行第p列に書き込まれる。
in(t)中、ブロックbi(i=1,2,…,8)は
複数の列をまとめて示したものであり、黒で塗りつぶさ
れた部分の成分はデータの欠落を表す。式(1)では、
ブロックb3、b4は全ての成分が埋っており、他のブロ
ックはデータの欠落した成分がある。
【0010】Win(t)に画像座標の書きこまれた特徴
点をソートして、全てのビデオカメラで観察される特徴
点と2台以上F−1台以下のビデオカメラで観察される
特徴点に分類する。Win(t)上では、前者は全行に数
値の記入された列、後者は所々の行で数値の欠落してい
る列に対応する。ソート後の行列をW(t)で表し、時
刻tにおける計測行列と呼ぶ。式(1)から得られるW
(t)は次式で与えられる。
【数3】 全行に数値の記入された列(式(2)ではブロック
3、b4)をまとめた行列をWα(t)、所々の行で数
値の欠落している列(式(2)ではブロックb1、b2
5、b6、b7、b8)をまとめた行列をWβ(t)で表
せば、式(2)は次のように表せる。(なお、式(1)
から式(2)への変形は、プログラム上は必要なく、式
(1)において、全行に数値の記入された列を選択して
行列Wα(t)を作り、残りの列で行列Wβ(t)を作
ればよい。)
【数4】
【0011】W(t)(t=1,2,…,T)を次式の
ようにひとつの行列Wにまとめる。これを拡大計測行列
と呼ぶ(S314)。
【数5】 式(3)および式(4)から次式を得る。
【数6】 αおよびWβの列数(特徴点数)をそれぞれQαおよ
びQβと書く。また、改めてWαのfp成分をxα fq
F+f,p成分をyα fq、Wβのfp成分をxβ fq、F
+f,p成分をyβ fqと書く。Wαに対し式(7)で与
えられる平均値x α f,yα f(f=1,2,…,F)を
求める。
【数7】
【0012】式(5)のWの各行ごとに式(7)で与え
られる平均値を引き、次式で与えられる行列(これも拡
大計測行列と呼ぶ)を作る(S316)。すなわち、
【数8】 ただし、式(9)の第2式では、Wβでデータが欠落し
ている行については、この平均値の引き算を行わない。
【0013】次に、第1段階の特徴点の3次元位置の計
算(1)を行う(S320)。波線のWαに対して因子
分解(金出,森田「画像系列からの3次元形状と運動の
復元」,電子情報通信学会誌,80−5,479/48
7(1997))を適用し、次式のようにビデオカメラ
の姿勢行列Mと物体の形状行列Sαの積に分解する(S
322)。
【数9】 式(10)の姿勢行列Mは、各ビデオカメラのカメラ座
標系の方向を与える。また、形状行列Sαは、行列Wα
に画像座標の記入された全特徴点の3次元座標を与え
る。このように、従来の因子分解法によって3次元座標
が復元されるのは、波線W αすなわち式(5)のWα
中の特徴点のみである。
【0014】さて、上記の処理により、姿勢行列Mが求
まったので、特徴点の3次元位置の計算(2)を行い、
姿勢行列Mと波線のWβを用いて、波線のWβに画像座
標の書きこまれた特徴点の3次元座標を求める(S33
0)。すなわち、波線のWβの各列に対して以下の計算
を行う。波線のWβの第r列(r=1,2,…,Qβ
の、データの欠落のない行に対応するビデオカメラの組
み合わせをΣrとする。同じΣrを持つ列をまとめた行列
を波線のWΣ r、対応するビデオカメラの姿勢行列MΣ r
を、波線のWΣ rに画像座標の書きこまれている特徴点
の3次元座標を与える形状行列をSΣ rとすれば、次式
が成り立つ。(ただし、波線のWΣ rおよびSΣ rはそれ
ぞれ1列の行列、すなわちベクターであってもよい。)
【数10】 したがって次式より、形状行列SΣ rが求められる。
【数11】 ここでM+ Σ rはMΣ rの一般逆行列である。式(12)
のSΣ rが、式(1)に書きこまれた特徴点のうち、い
くつかのビデオカメラからは観察できない(そのビデオ
カメラに対応する行にデータの欠落のある)特徴点の3
次元座標を与える。すなわち、式(5)のWβの中の特
徴点が復元される。復元結果を次式でひとつにまとめ
る。ただし、全特徴点数はWβの列数と同じQβである
が、同じビデオカメラの組を持つ列をまとめてブロック
にすれば、R個のブロックになるとする。
【数12】 αで与えられる復元結果を、時刻t(t=1,2,
…,T)ごとの特徴点にまとめ、次式で表す。
【数13】 式(13)のSβで与えられる復元結果を、時刻t(t
=1,2,…,T)ごとの特徴点にまとめると、次式の
ようになる。
【数14】 最終的な形状行列Sも時刻ごとにまとめて、次式で表
す。
【数15】 である。これで、復元結果が集約されたことになる(S
340)。式(16)、式(17)を用いて復元結果の
表示を行うことができる(S350)。本発明の具体的
な処理を例によって示す。ここでは静止物体の復元を例
にして説明する。変形物体の復元は、拡大計測行列の列
を増やすことで処理が可能である。
【0015】さて、例として、図1のようなシステム構
成で、カメラで静止物体を撮影し、次の初期計測行列W
inが得られたとする。ただし、データの欠落成分は*で
示している。
【数16】 (18)この行列の列をソートして次の行列Wを得る。
【数17】 (19)Wの列のうち、成分に欠落のない第1〜5列が
α、成分に欠落のある第6〜15列がWβである。次
に、Wαの各行の平均値を求める。
【数18】 α,Wβの各成分から、行ごとにこれらの平均値を引
いて波線のWα,Wβを得る。
【数19】 ただし、式(21)の第2式では、欠落成分の個所の計
算は行わない。
【0016】波線xfpおよび波線yfp
【数20】 で定義すれば、
【数21】 となる。式(23)の波線のWαに対して因子分解法を
適用すると、次式を得る。
【数22】 ここで、
【数23】 は第fビデオカメラのカメラ座標系を与える正規直交ベ
クターで、ベクトルkfが光軸方向を与える。またs
p(p=4,5,7,8,10)は、式(18)の行列
inの第p列の与える特徴点の3次元座標である。
【0017】次に、式(24)と、式(25)の与える
カメラの姿勢行列Mを用いて、式(24)の各列の与え
る特徴点の3次元座標を求める。同じビデオカメラの組
合せΣr(r=1,2,3,4,5,6,7)を式(2
4)の下に与えた。例えば、Σ1はビデオカメラ1,
2,4,5の組合せ、Σ2はビデオカメラ1,2の組合
せである。Σ1について次式が成り立つ。
【数24】 よって次式が得られる。
【数25】 Σ2については次式が成り立つ。
【数26】 よって次式が得られる。
【数27】 以下、同様にして、s2,s3,s11,s12,s13
14,s15が求められる。以上をまとめると、式(1
8)の行列Winから復元される特徴点は、以下のように
表される。
【数28】
【0018】本発明の特徴やステレオ法の復元能力の差
異を図3によって説明する。図3(a)に示すような円
筒Oを例に3次元に復元する。即ち、側面上に丸で示し
た特徴点の3次元復元を行う。図3(b)は上面図で、
円筒Oは円として描いてある。さて、ステレオ法の場
合、左カメラ(CL)と右カメラ(CR)を設置する。左
カメラが見込む範囲は弧1m4、右カメラが見込む範囲
は弧3m6であるから、共通して観察される弧3m4の
範囲のみを復元することができる。次に、3台目のカメ
ラ(CM)を左右カメラの中央に設定する。従来の因子
分解法によれば、3台のカメラ(CL,CM,CR)で共
通して観察される部分が復元されるが、これは外側の2
台のカメラ(CL,CR)で共通して観察される部分であ
る弧3m4に等しい。すなわちステレオ法と同じ復元範
囲となる。ただし、因子分解法の利点は、ステレオ法に
必要な、事前のカメラ・キャリブレーションが不要とい
う点である。本発明による方法の場合、第1段階で、3
台のカメラで共通して観察される弧3m4の範囲が復元
される。第2段階では、弧3m4以外の、隣り合う2台
のカメラで共通して観察される弧23と弧45の範囲が
復元される。結局、本発明による方法の場合、中央のカ
メラの見込む範囲である弧2m5の範囲が復元される。
そのほか、弧3m4の範囲において、オクルージョンや
ノイズにより、2台のカメラでしか観察されなかった特
徴点も復元できる。また本法も、事前のカメラキャリブ
レーションは不要である。しかも、例で説明した静的な
物体ばかりではなく、時間により変形する物体に対して
も適用することができる。
【0019】上述した本発明は、次のような分野に利用
することが可能である。 1.福祉機器開発のための高齢者や障害者の動作解析 2.リハビリにおける訓練効果の評価 3.スポーツ・ダンスや歯磨き等の動作解析 4.動物の行動解析による生態・動態調査 5.ビデオゲームやバーチャルリアリティ、コンピュー
タグラフィックス、電子図書館、電子博物館等における
3次元モデルの作成 6.物体の破壊過程の復元と解析等
【0020】本発明は、スタンド・アローンのコンピュ
ータ・システムばかりではなく、複数のシステムから構
成される例えばクライアント・サーバ・システム等に適
用してもよい。本発明に関するプログラムを格納した記
憶媒体から、プログラムをシステムで読み出して実行す
ることにより、本発明の構成を実現することができる。
この記録媒体には、フロッピー(登録商標)・ディス
ク、CD−ROM、磁気テープ、ROMカセット等があ
る。
【0021】
【発明の効果】上述の本発明を用いることにより、時間
とともに変形する変形物体でも、全てのビデオカメラで
は観察されない部分があっても復元できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本システムの構成を示す図である。
【図2】 本発明の処理を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の具体例を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 13/00 G01B 11/24 N Fターム(参考) 2F065 AA04 AA53 BB05 CC16 FF05 JJ03 JJ05 JJ19 JJ26 QQ00 QQ01 QQ24 QQ25 QQ27 QQ41 QQ42 2F112 AC03 AC06 CA02 CA08 CA12 FA03 FA21 5B057 BA01 BA02 DA07 DA08 DA16 DB03 DC03 DC05 DC08 DC32 5C054 CC00 FC15 FD01 FD03 HA05 5C061 AA21 AB04 AB08 AB21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なるカメラ位置で取得された、
    画像データから対象物体の3次元形状を復元する3次元
    形状復元システムであって、 全てのカメラ位置で取得した画像データにある対象物体
    上の点である第1の特徴点と、少なくとも2つの画像デ
    ータにある対象物体上の点である第2の特徴点とを選択
    し、 前記第1の特徴点から、各画像データを取得したカメラ
    方向と前記第1特徴点の3次元位置を計算し、 前記カメラ方向を用いて、各画像データの前記第2特徴
    点の3次元位置を計算し、 前記第1特徴点の復元結果と合わせて3次元形状を復元
    することを特徴とする3次元復元システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の3次元形状復元システム
    において、 前記画像データは、3台以上のビデオカメラによる、時
    間により変形する対象物体の時間サンプリングされたも
    のであることを特徴とする3次元形状復元システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の3次元形状復元シ
    ステムにおいて、 前記第1の特徴点および前記第2の特徴点の選択は、 少なくとも2つの画像データにある対象物体上の点であ
    る特徴点を選択し、 その後、前記選択した特徴点を、前記第1の特徴点と前
    記第2の特徴点とに分けることを特徴とする3次元形状
    復元システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の3次元形状復元システ
    ムにおいて、 前記各画像データの前記対象物体の対応する特徴点の選
    択は、正規化相関を含む対応付け処理を用いて対応付け
    することで行うことを特徴とする3次元形状復元システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の3次元
    形状復元システムをコンピュータ・システムに構築させ
    ることができるプログラムを格納した記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005062924A (ja) * 2003-08-08 2005-03-10 Omron Corp 三次元物体認識装置およびその設定方法

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