JP2001331727A

JP2001331727A - ネットワークを用いた広告表示システム

Info

Publication number: JP2001331727A
Application number: JP2000150326A
Authority: JP
Inventors: Naoharu Watanabe; 尚治渡邉
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 2000-05-22
Filing date: 2000-05-22
Publication date: 2001-11-30

Abstract

(57)【要約】【課題】ユーザーがプロバイダー端末と接続する際に発
生する接続待ち時間中に、広告情報をユーザー端末に表
示するネットワークを用いた広告表示システムを提供す
る。【解決手段】広告企業端末３１０からの広告情報のサー
ビスを利用するための専用ソフトプログラム１１３をユ
ーザー端末１１０内の磁気ディスク装置１１１に予めイ
ンストールしておき、ユーザー１００がプロバイダー端
末２１０と接続する際の接続待ち時間中に、広告情報を
ユーザー端末１１０に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を用いた広告表示システムに関し、特に、ユーザーがネ
ットワークサービスを行うプロバイダー端末と接続する
際に発生する接続待ち時間中に、広告企業端末の広告情
報をユーザー端末に表示するネットワークを用いた広告
表示システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種のネットワークを利用した
広告表示システムは、広告主が契約したプロバイダ端末
に自社の広告を記載したホームページを開設し、ユーザ
ーがユーザー端末からホームページにアクセスすること
により、広告情報をユーザー端末に表示するというシス
テムが一般的であり、ユーザーがインターネット接続の
操作を行い、ユーザー端末が通信ネットワークへの接続
が完了した後に、初めて企業広告をユーザー端末に提供
できることになり、従って、ユーザーがプロバイダ端末
にアクセスしてユーザー端末を通信ネットワークへの接
続動作が完了するまでは、広告主は企業広告をユーザー
に宣伝することができず、一方、ユーザーは、インター
ネットなどの通信ネットワークへの接続待ち時間の間、
ユーザー端末の前で何もしないで待たされることにな
る。

【０００３】また、ユーザーは、インターネット接続に
伴う通信コストの負担を全て被ることになり、ユーザー
にとって、コスト効率の良い環境でのインターネット接
続作業が行えないという問題がある。

【０００４】そこで、特開２０００ー８９７０８では、
広告情報受信装置（パソコン）に自動受信機能を備えた
通信プログラムをインストールさせ、ユーザーはパソコ
ンを操作して広告情報を受信しなくても、予め設定した
所定時間になると自動的にサーバー（プロバイダ端末）
にアクセスして広告情報を受信することができ、確実に
広告情報がパソコンに配信される技術が開示されてい
る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の一般的なネットワークを利用した広告表示システ
ムは、ユーザーがインターネット接続の操作を行い、ユ
ーザー端末から企業広告のホームページをアクセスした
場合にのみ、その広告情報を受信できるため、広告主
は、企業広告をユーザーに確実に宣伝することができ
ず、宣伝効率が低くなり宣伝効果が上がらず、一方、ユ
ーザーは、プロバイダ端末にアクセスしてユーザー端末
を通信ネットワークへの接続動作が完了するまでは、広
告情報を受信して表示することができないため、通信ネ
ットワークへの接続待ち時間の間、ユーザー端末の前で
何もしないで待たされるという課題がある。

【０００６】また、ユーザーは、インターネット接続に
伴う通信コストの負担を全て被ることになり、ユーザー
にとって、コスト効率の良い環境でのインターネット接
続作業が行えないという課題がある。

【０００７】特開２０００ー８９７０８に開示された広
告システムの技術は、ユーザーがパソコンを操作するこ
と無く、予め設定した所定時間になると自動的に広告情
報を自動受信するため、ユーザーの使用目的、意志とは
無関係に、常にパソコンのインターネット接続の状態と
成ってしまうという課題がある。

【０００８】また、予め設定した所定時間になると自動
的にプロバイダ端末にアクセスして広告情報を受信する
ため、やはり、ユーザー端末を通信ネットワークへの接
続動作が完了するまでは、広告情報を受信して表示する
ことができないため、通信ネットワークへの接続待ち時
間が生じ、その間、ユーザーは、ユーザー端末の前で何
もしないで待たされるという課題がある。

【０００９】本発明の目的は、ユーザーがネットワーク
サービスを行うプロバイダー端末と接続する際に発生す
る接続待ち時間中に、広告企業端末の広告情報をユーザ
ー端末に表示可能にすると共に、広告主は、ユーザーが
ネットワーク接続に要する費用の一部あるいは全部を広
告掲示料として負担することにより、ユーザーと広告主
との双方がお互いにメリットを享受することができるネ
ットワークを用いた広告表示システムを提供することに
ある。

【００１０】

【課題を解決するための手段】本発明のネットワークを
用いた広告表示システムは、ユーザー端末と、ユーザー
端末とネットワーク回線を介して接続され通信ネットワ
ークへの接続サービスを行うプロバイダー端末と、通信
ネットワークと接続されプロバイダー端末を介してユー
ザー端末に公告情報を提供する広告企業端末とからなる
ネットワークを用いた広告表示システムであって、ユー
ザー端末は、広告企業端末からの広告情報のサービスを
利用するための専用ソフトプログラムまたはユーザー端
末で使用するブラウザーのプラグインモジュールプログ
ラムが予めインストールされ、プロバイダー端末と接続
する際の接続待ち時間中に、広告企業端末の広告情報を
ユーザー端末に表示する手段を有し、広告企業端末所有
の広告主は、ユーザー端末のネットワーク接続に要する
費用の一部あるいは全部を広告掲示料として負担する手
段を有することを特徴とする。

【００１１】ユーザー端末は、プロバイダー端末と非接
続状態で、広告企業端末の広告情報をユーザー端末に表
示する手段を有することを特徴とする。

【００１２】ユーザー端末は、外部記憶装置とメモリと
を具備し、外部記憶装置に専用ソフトプログラムまたは
プラグインモジュールプログラムがインストールされる
ことを特徴とする。

【００１３】ネットワーク接続に要する費用は、ユーザ
ー端末機器代金、プロバイダーに支払うサービス料金、
ネットワーク回線事業者に支払うネットワーク回線使用
料金とからなることを特徴とする。

【００１４】広告主は、広告掲示料としてのユーザー端
末機器代金、サービス料金、ネットワーク回線使用料金
とを、ユーザーに直接支払うか、または、ユーザ端末販
売会社、プロバイダー、ネットワーク回線事業者に各々
支払うことを特徴とする。

【００１５】広告企業端末は、広告内容の変更・更新に
伴い、ユーザー端末のネットワーク接続時に、広告情報
をユーザー端末に自動表示する手段を有することを特徴
とする。

【００１６】ユーザー端末、および、広告企業端末は、
共にパーソナルコンピュータであることを特徴とする。

【００１７】プロバイダー端末は、ワークステーション
・サーバであることを特徴とする。

【００１８】広告情報は、テキストファイル、静止画、
動画、音声の何れかであることを特徴とする。

【００１９】ネットワーク回線は、電話回線であること
を特徴とする。

【００２０】通信ネットワークは、インターネットであ
ることを特徴とする。

【００２１】ユーザー端末は、広告情報がＵＲＬ（Ｕｎ
ｉｆｏｒｍＲｅｓｏｕｒｃｅＬｏｃａｔｏｒ）アド
レスを含むとき、ＵＲＬアドレスにアクセスした場合に
ＵＲＬアドレスをメモリまたは外部記憶装置に一時記憶
しておき、次回のユーザー端末のネットワーク接続時
に、ＵＲＬアドレスを読み出してＵＲＬアドレスに優先
的にアクセスし、ＵＲＬのホームページを表示する手段
と、ＵＲＬのホームページを表示後、一時記憶しておい
たＵＲＬアドレスをリセットしデータを消去する手段と
を有することを特徴とする。

【００２２】プロバイダー端末は、ユーザー端末がアク
セスしたＵＲＬアドレス情報を蓄積する手段と、蓄積し
た情報を統計処理により解析する手段と、蓄積した情報
をユーザーの許可を得て広告企業端末に開示する手段と
を有することを特徴とする。

【００２３】ユーザー端末は、ＵＲＬアドレスへのアク
セス時、ユーザー端末にインストールした専用ソフトプ
ログラムまたはプラグインモジュールプログラムによ
り、自動的に広告情報サービスの利用者であることを広
告企業端末に通知する手段を有することを特徴とする。

【００２４】

【発明の実施の形態】次に、本発明のネットワークを用
いた広告表示システムの一実施の形態について、図面を
参照して説明する。

【００２５】図１は、本発明のネットワークを用いた広
告表示システム１０の一実施の形態を示す概略構成ブロ
ック図である。

【００２６】図１を参照すると、ネットワークを用いた
広告表示システム１０は、個々のユーザ１００が使用す
るパーソナルコンピュータからなるユーザー端末１１０
と、ユーザー端末１１０と電話回線であるネットワーク
回線ａを介して接続されインターネットである通信ネッ
トワーク１０００への接続サービスを行うワークステー
ション・サーバからなるプロバイダー端末２１０と、通
信ネットワーク１０００と接続されプロバイダー端末２
１０を介してユーザー端末１１０に公告情報をテキスト
ファイル、静止画、動画、音声などの形式で提供するパ
ーソナルコンピュータからなる広告企業端末３１０とで
構成され、ユーザー端末１１０は、広告企業端末３１０
からの広告情報のサービスを利用するための専用ソフト
プログラム１１３またはプラグインモジュールプログラ
ム（図示せず）が予めインストールされ、ユーザー１０
０がプロバイダー端末２１０と接続する際の接続待ち時
間中に、広告企業端末３１０の広告情報をユーザー端末
１１０に表示し、プロバイダー端末２１０と非接続状態
で、広告企業端末３１０の広告情報をユーザー端末１１
０に表示するよう構成されている。

【００２７】また、ユーザー端末１１０は、専用ソフト
プログラム１１３またはプラグインモジュールプログラ
ムがインストールされる磁気ディスク装置１１１と、メ
モリ１１２とを具備した構成となっている。

【００２８】次に、上述のように構成されたネットワー
クを用いた広告表示システム１０の動作について、図１
を参照して説明する。

【００２９】まず、ユーザー１００は、広告企業端末３
１０からの広告情報のサービスを利用するために、ユー
ザー端末１１０を事前設定により、専用ソフトプログラ
ム１１３を、通信ネットワーク或いはＣＤ−ＲＯＭ、光
ディスクなどの情報記録媒体（図示せず）を利用して入
手し、予めユーザー端末１１０内の磁気ディスク装置１
１１にインストールしておく。

【００３０】なお、専用ソフトプログラム１１３は、複
数の広告主３００の再利用が可能なようにコンテンツの
差し替えが簡単にできる構造となっている。

【００３１】ユーザー１００は、専用ソフトプログラム
１１３を使用することにより、広告主３００の広告企業
端末３１０からの広告情報をユーザー端末１１０に表示
可能にしておく。

【００３２】最初に表示する広告情報のコンテンツは、
専用ソフトプログラム１１３のインストール時に、同時
に、ユーザー端末１１０にインストールしておくか、ま
たは、ユーザー１００が最初にネットワーク接続した際
に、ダウンロードし、ユーザー端末１１０に保存してお
く。

【００３３】次に、プロバイダー２００のプロバイダー
端末２１０へダイヤルアップ接続を行うと、通常のダイ
ヤルアップ画面が表示され、プロバイダー端末２１０に
接続されるまで、ハンドシェイクに時間がかかるため、
この間、ユーザー１００は、ユーザー端末１１０の前で
待たされることになるが、この接続待ち時間を利用し、
広告主３００は、企業の広告情報をユーザー端末１１０
に表示することができる。

【００３４】ユーザー１００がインターネットに接続し
た時点で、広告情報の更新がある場合は、その情報をユ
ーザー端末１１０にダウンロードし、ユーザー１００が
次回のインターネット接続時に、更新した広告情報をユ
ーザー端末１１０に表示可能となる。

【００３５】また、広告情報の内容に変更がある場合
は、広告主３００は、定期／不定期に広告情報の内容を
変更でき、その広告情報は、ユーザー１００がネットワ
ーク接続時に専用ソフトプログラム１１３により、自動
的にユーザー端末１１０へ取り込まれ、次回以降のネッ
トワーク接続時には、その更新された広告情報がユーザ
ー端末１１０に表示される。

【００３６】なお、広告情報の内容がテキスト、静止
画、動画などの場合は、ユーザー端末１１０の表示装置
（図示せず）に表示し、音声であれば、ユーザー端末１
１０のスピーカーなどの音響装置（図示せず）にて再生
する。

【００３７】次に、ユーザー端末１１０が、インターネ
ットに接続中でなく、プロバイダー端末２１０と非接続
状態で、広告企業端末３１０の広告情報をユーザー端末
１１０に表示する場合について説明する。

【００３８】まず、広告企業端末３１０からの広告情報
のサービスを利用するための専用ソフトプログラム１１
３をユーザー端末１１０にセットアップした後、インタ
ーネットに接続しない状態で、広告情報をユーザー端末
１１０に表示するが、表示方法としては、ユーザー端末
１１０の立ち上げ時における初期画面、通常使用時のデ
スクトップの背景、スクリーンセーバー、音声による広
告情報の再生などを用いて、ユーザー端末１１０に表示
する。

【００３９】以降、ユーザー１００がネットワークに接
続したときに、広告情報の内容の更新が行われるが、そ
の動作は、上述のユーザー１００がインターネット接続
によりプロバイダー端末２１０と接続したときの動作と
同一であり、詳細な説明は省略する。

【００４０】ここで、広告主３００は、ユーザー１００
がネットワーク接続に要するユーザー端末１１０機器代
金、プロバイダー２００に支払うサービス料金、および
ネットワーク回線事業者に支払うネットワーク回線ａの
使用料金の費用の一部あるいは全部を広告掲示料として
負担するが、費用の支払方法は、ユーザー１００に直接
支払うか、または、ユーザ端末１１０販売会社、プロバ
イダー２００、ネットワーク回線事業者を介して間接的
にユーザー１００支払う。

【００４１】プロバイダー２００は、ユーザー１００の
ネットワーク接続時のログオンＩＤ（Ｉｄｅｎｔｉｆｉ
ｃａｔｉｏｎ）、パスワードなどにより、ユーザー１０
０を特定することにより、広告主３００からの広告掲示
料をユーザー１００に還元することができる。

【００４２】ユーザーの特定方法としては、専用ソフト
プログラム１１３にユーザー１００情報を記憶させてお
き、ユーザー１００がユーザ端末１１０をネットワーク
接続時に、広告主３００に直接ユーザー１００情報を送
る方法でもよい。

【００４３】以上説明したように、ネットワークを用い
た広告表示システム１０は、ユーザー１００がネットワ
ーク接続待ち時間中に、広告主３００が広告情報をユー
ザー１００に掲示でき、他社の広告情報がユーザー１０
０の目に触れる前に、広告主３００の広告情報をユーザ
ー１００に提供でき、ユーザー１００のネットワーク接
続時における最初の広告情報をユーザー１００に対して
提供できるという効果がある。

【００４４】また、広告主３００は、定期／不定期に拘
わらず、必要に応じて広告情報を変更できるため、タイ
ムリーな広告情報をユーザー１００に提供できるという
効果がある。

【００４５】更に、ユーザー１００は、元来インターネ
ット接続の待ち時間であった接続作業時間に、広告情報
をユーザー端末１１０に表示するだけで、インターネッ
ト接続の通信コストなどの一部あるいは全部を広告主３
００に負担してもらうことができ、ユーザー１００は、
コスト効率の良い環境でインターネット接続作業が行え
るようになるという効果がある。

【００４６】上述の如く、ネットワークを用いた広告表
示システム１０は、ユーザー１００と広告主３００との
双方がお互いにメリットを享受することができるという
効果を有している。

【００４７】次に、広告企業端末３１０からの広告情報
に、ＵＲＬ（ＵｎｉｆｏｒｍＲｅｓｏｕｒｃｅＬｏ
ｃａｔｏｒ）アドレス１１４が含まれる場合の動作に付
いて、図面を参照して説明する。

【００４８】図２は、ユーザ端末１１０の概略構成ブロ
ック図である。

【００４９】図１、および図２を参照すると、ユーザー
１００が、マウス（図示せず）でクリックしてアクセス
したＵＲＬアドレス１１４をユーザー端末１１０のメモ
リ１１２に一時記憶しておき、ユーザー１００が、次
回、通信ネットワーク１０００に接続したときに、ＵＲ
Ｌアドレス１１４を読み出し、ＵＲＬアドレス１１４の
データがあればそれを優先して、そのＵＲＬアドレス１
１４のホームページをユーザ端末１１０上に表示する。

【００５０】ＵＲＬアドレス１１４のホームページを表
示後、メモリ１１２に一時記憶しておいたＵＲＬアドレ
ス１１４をリセットすることにより、そのデータは消去
される。

【００５１】従って、通信ネットワーク１０００接続後
に実現されるインターラクティブな操作環境を、通信ネ
ットワーク１０００接続前の環境下でも補完して実現す
ることができるという効果がある。

【００５２】なお、ユーザー１００がＵＲＬアドレス１
１４へのアクセス時、ユーザー端末１１０にインストー
ルした専用ソフトプログラム１１３により、自動的にＵ
ＲＬアドレス１１４の広告情報の利用者であることを広
告主３００の広告企業端末３１０に通知することによ
り、広告主３００は、ユーザー１００のＵＲＬアドレス
でのショッピング代金を割り引くことができ、ユーザー
１００は、新たに広告主３００へユーザーアカウントの
申請手続きなど無しに、商品購入代金に割引料金が適用
されるというメリットがあり、一方、広告主３００にと
っては、広告情報サービスによるユーザー１００の獲得
ができると共に、広告情報サービスの利用率を把握でき
るという効果がある。

【００５３】次に、ＵＲＬアドレス１１４情報を、プロ
バイダー端末２１０に蓄積し、ユーザー１００の趣味、
興味、嗜好などの好みを解析し、ユーザー１００の意図
にマッチングした広告情報を提供する場合の動作につい
て、図面を参照して説明する。

【００５４】図３は、プロバイダー端末２１０の概略構
成ブロック図である。

【００５５】図１、および図３を参照すると、プロバイ
ダー端末２１０は、ユーザー１００がクリックしてアク
セスしたＵＲＬアドレス１１４ａ〜１１４ｎ情報をメモ
リ２１１に蓄積し、ユーザー１００の許可を得て、その
情報をそのまま広告主３００に開示するか、或いは、プ
ロバイダー２００の社内で統計処理など解析作業を行
い、ユーザー１００のアクセス回数の多いジャンルの絞
り込みを行った上で、広告主３００に開示する。

【００５６】従って、広告主３００は、興味の無いユー
ザー１００に無駄な投資をすることなく、興味の高いユ
ーザー１００の絞り込みができ、投資効率のより良い広
告情報の宣伝を行うことが可能となり、一方、ユーザー
１００は、興味の無い広告情報に煩わされること無く、
自分の興味ある広告情報が自動的に入手できるという効
果がある。

【００５７】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ークを用いた広告表示システムは、ユーザーがネットワ
ーク接続待ち時間中に、広告主が広告情報をユーザーに
掲示でき、他社の広告情報に先行して、広告主の自社の
広告情報をユーザーに提供でき、ユーザーのネットワー
ク接続時における最初の広告情報をユーザーに対して提
供できるという効果がある。

【００５８】また、広告主は、必要な時期に広告情報を
変更できるため、タイムリーな広告情報をユーザーに提
供できるという効果がある。

【００５９】更に、ユーザーは、元来インターネット接
続の待ち時間であった接続作業時間に、広告情報をユー
ザー端末に表示するだけで、インターネット接続の通信
コストなどの一部あるいは全部を広告主に負担してもら
うことができ、コスト効率の良い環境でインターネット
接続作業が行えるようになり、ユーザと広告主との双方
がお互いにメリットを享受することができるという効果
がある。

【００６０】広告情報に、ＵＲＬアドレスが含まれる場
合、ユーザーがアクセスしたＵＲＬアドレスをユーザー
端末のメモリに一時記憶しておき、次回、通信ネットワ
ークに接続したときに、優先して、そのＵＲＬアドレス
のホームページをユーザ端末上に表示することにより、
通信ネットワーク接続前の環境下でも、インターラクテ
ィブな操作環境を補完して実現することができ、また、
ユーザーがアクセスしたＵＲＬアドレス情報をプロバイ
ダー端末のメモリに蓄積し、アクセス回数の多いジャン
ルの絞り込みを行った上で、広告主に開示することによ
り、広告主は、興味の高いユーザーの絞り込みができ、
投資効率のより良い広告情報の宣伝を行うことが可能と
なり、一方、ユーザーは、自分の興味ある広告情報が自
動的に入手できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のネットワークを用いた広告表示システ
ムの一実施の形態を示す概略構成ブロック図である。

【図２】ユーザ端末の概略構成ブロック図である。

【図３】プロバイダー端末の概略構成ブロック図であ
る。

【符号の説明】

１０ネットワークを用いた広告表示システム１００ユーザー１１０ユーザー端末１１１磁気ディスク装置１１２、２１１メモリ１１３専用ソフトプログラム１１４ＵＲＬアドレス１１４ａ〜１１４ｎＵＲＬアドレス２００プロバイダー２１０プロバイダー端末３００広告主３１０広告企業端末１０００通信ネットワークａネットワーク回線

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ユーザー端末と、前記ユーザー端末とネ
ットワーク回線を介して接続され通信ネットワークへの
接続サービスを行うプロバイダー端末と、前記通信ネッ
トワークと接続され前記プロバイダー端末を介して前記
ユーザー端末に公告情報を提供する広告企業端末とから
なるネットワークを用いた広告表示システムであって、
前記ユーザー端末は、前記広告企業端末からの前記広告
情報のサービスを利用するための専用ソフトプログラム
または前記ユーザー端末で使用するブラウザーのプラグ
インモジュールプログラムが予めインストールされ、前
記プロバイダー端末と接続する際の接続待ち時間中に、
前記広告企業端末の前記広告情報を前記ユーザー端末に
表示する手段を有し、前記広告企業端末所有の広告主
は、前記ユーザー端末のネットワーク接続に要する費用
の一部あるいは全部を広告掲示料として負担する手段を
有することを特徴とするネットワークを用いた広告表示
システム。
【請求項２】前記ユーザー端末は、前記プロバイダー
端末と非接続状態で、前記広告企業端末の前記広告情報
を前記ユーザー端末に表示する手段を有することを特徴
とする請求項１記載のネットワークを用いた広告表示シ
ステム。
【請求項３】前記ユーザー端末は、外部記憶装置とメ
モリとを具備し、前記外部記憶装置に前記専用ソフトプ
ログラムまたは前記プラグインモジュールプログラムが
インストールされることを特徴とする請求項１記載のネ
ットワークを用いた広告表示システム。
【請求項４】前記ネットワーク接続に要する費用は、
ユーザー端末機器代金、プロバイダーに支払うサービス
料金、ネットワーク回線事業者に支払うネットワーク回
線使用料金とからなることを特徴とする請求項１記載の
ネットワークを用いた広告表示システム。
【請求項５】前記広告主は、前記広告掲示料としての
前記ユーザー端末機器代金、前記サービス料金、前記ネ
ットワーク回線使用料金とを、ユーザーに直接支払う
か、または、前記ユーザ端末販売会社、前記プロバイダ
ー、前記ネットワーク回線事業者に各々支払うことを特
徴とする請求項１または４記載のネットワークを用いた
広告表示システム。
【請求項６】前記広告企業端末は、広告内容の変更・
更新に伴い、前記ユーザー端末の前記ネットワーク接続
時に、前記広告情報を前記ユーザー端末に自動表示する
手段を有することを特徴とする請求項１記載のネットワ
ークを用いた広告表示システム。
【請求項７】前記ユーザー端末、および、前記広告企
業端末は、共にパーソナルコンピュータであることを特
徴とする請求項１記載のネットワークを用いた広告表示
システム。
【請求項８】前記プロバイダー端末は、ワークステー
ション・サーバであることを特徴とする請求項１記載の
ネットワークを用いた広告表示システム。
【請求項９】前記広告情報は、テキストファイル、静
止画、動画、音声の何れかであることを特徴とする請求
項１または６記載のネットワークを用いた広告表示シス
テム。
【請求項１０】前記ネットワーク回線は、電話回線で
あることを特徴とする請求項１記載のネットワークを用
いた広告表示システム。
【請求項１１】前記通信ネットワークは、インターネ
ットであることを特徴とする請求項１記載のネットワー
クを用いた広告表示システム。
【請求項１２】前記ユーザー端末は、前記広告情報が
ＵＲＬアドレスを含むとき、前記ＵＲＬアドレスにアク
セスした場合に前記ＵＲＬアドレスを前記メモリまたは
前記外部記憶装置に一時記憶しておき、次回の前記ユー
ザー端末のネットワーク接続時に、前記ＵＲＬアドレス
を読み出して前記ＵＲＬアドレスに優先的にアクセス
し、前記ＵＲＬのホームページを表示する手段と、前記
ＵＲＬのホームページを表示後、一時記憶しておいた前
記ＵＲＬアドレスをリセットしデータを消去する手段と
を有することを特徴とする請求項１、３、７の何れか１
項記載のネットワークを用いた広告表示システム。
【請求項１３】前記プロバイダー端末は、前記ユーザ
ー端末がアクセスした前記ＵＲＬアドレス情報を蓄積す
る手段と、蓄積した情報を統計処理により解析する手段
と、蓄積した情報をユーザーの許可を得て前記広告企業
端末に開示する手段とを有することを特徴とする請求項
１または８記載のネットワークを用いた広告表示システ
ム。
【請求項１４】前記ユーザー端末は、前記ＵＲＬアド
レスへのアクセス時、前記ユーザー端末にインストール
した前記専用ソフトプログラムまたは前記プラグインモ
ジュールプログラムにより、自動的に前記広告情報サー
ビスの利用者であることを前記広告企業端末に通知する
手段を有することを特徴とする請求項１、３、７、１２
の何れか１項記載のネットワークを用いた広告表示シス
テム。