JP2001330502A - リフトタンク秤量装置 - Google Patents

リフトタンク秤量装置

Info

Publication number
JP2001330502A
JP2001330502A JP2000153113A JP2000153113A JP2001330502A JP 2001330502 A JP2001330502 A JP 2001330502A JP 2000153113 A JP2000153113 A JP 2000153113A JP 2000153113 A JP2000153113 A JP 2000153113A JP 2001330502 A JP2001330502 A JP 2001330502A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
lift tank
valve
weighing
weighing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000153113A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Wada
泰博 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP2000153113A priority Critical patent/JP2001330502A/ja
Publication of JP2001330502A publication Critical patent/JP2001330502A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、粉体を貯留するリフトタンクと、
該リフトタンク上部に接続され、粉体を供給する粉体供
給配管と、前記リフトタンクを支承して秤量を行う秤量
器と、からなるリフトタンク秤量装置に関する。 【解決手段】 前記粉体供給配管にリフトタンク側から
順に連設してなる、ガス遮断弁、エキスパンション、粉
体遮断弁と、該粉体遮断弁と前記ガス遮断弁の間に係設
し前記エキスパンションの内部の圧力を測定する圧力計
と、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気輸送設備にお
いて使用される粉体輸送用のリフトタンクの秤量値を測
定するリフトタンク秤量装置に関し、特にガス遮断弁の
リークがあっても高い精度での秤量が可能なリフトタン
ク秤量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体を気流輸送する手段の一つに、リフ
トタンクと呼ばれる加圧タンク中に粉体を貯留し、この
リフトタンクから取り出した粉体輸送配管を介して、タ
ンク内から流出する気流に随伴させて粉体を気流輸送す
る手段がある。この場合、リフトタンクの質量を測定
し、そのリフトタンクの質量変化を求めることで粉体輸
送配管を介しての輸送量を求めることが行われている。
【0003】リフトタンクの質量は、ロードセルを介し
てリフトタンクを支承することで計測することができ
る。しかし、粉体をリフトタンク内へ投入するための粉
体供給配管、あるいは、粉体を輸送するための粉体輸送
配管などで荷重が支持されると、ロードセルにかかる荷
重がその分減殺され、正確な質量測定ができなくなる。
そのため、例えば図3に示すように各配管9、10にそれ
ぞれエキスパンション3、11を挿入し、リフトタンク1
の荷重が各配管9、10に支持されるのを防いで正確な秤
量が行えるようにしている。
【0004】図3に示すように、リフトタンクへ粉体を
投入する粉体供給配管10はリフトタンク1の上方のホッ
パ5から粉体遮断弁4 、ガス遮断弁2 を介してリフトタ
ンクへと接続されている。そして、これらの弁を開放す
ることで粉体を重力により落下させてリフトタンクへ粉
体を落下移送する方式が採用されている。この方式が採
用されるのは、次の二つの理由による。 (1) 気流輸送でリフトタンク内へ粉体を投入する方法で
は、粉体のリフトタンクからの輸送と同時に投入を行う
場合にタンクの圧力制御が難しくなる。 (2) 重力落下方式は、投入に別段の動力を必要とせず、
簡便に適用できる。
【0005】リフトタンク上部の空間は、リフトタンク
の設置場所などに応じた空間的な制限があり他設備と干
渉する場合がある。そのため、図4に示すように、上部
のホッパ5から順に粉体遮断弁4、ガス遮断弁2を設置
し、その下にエキスパンション3を配置する構成とする
場合もある。この場合、リフトタンク1内を加圧して粉
体の気流輸送を行う際にリフトタンク1内の気体がガス
遮断弁2を押し上げることになり、ガス遮断弁2からリ
フトタンク1に対して反力が加わる。
【0006】そのため、例えばロードセルを適用した秤
量器6で計測される秤量値は、リフトタンクとその内部
に保持される粉体の質量の合計に、その反力に相当する
荷重分が加わることになる。この影響を補正するため、
リフトタンク1内の圧力を圧力計7で計測し、その圧力
値に基づいてガス遮断弁2からリフトタンク1に印加さ
れる反力を計算し、それをロードセル6の計測値から除
くことによってリフトタンクと粉体の正確な合算質量を
求めることが行われている。
【0007】この点、図3に示す方法ではガス遮断弁2
がリークしたときにリフトタンク1に粉体遮断弁4から
の反力が加わり、秤量器6の測定に直接影響を与えると
いう欠点がある。例えば、リフトタンク容量を2m3
リフトタンク内圧力を0.5 MPa、ガス遮断弁の口径を 3
00Aとし、リークガス圧力が0.05MPaであるとすると、
リフトタンクには 350kgm/s2の反力がかかることにな
る。一方、粉体の比重を0.7 とすると、リフトタンク内
の粉体の満タンク重量は 1400kgm/s2となり、リークに
よる秤量誤差は25%にものぼることになる。
【0008】この影響を回避するため、図5に示すよう
に、ガス遮断弁2と粉体遮断弁4の間に排気用配管12を
設けることが行われている。こうすることで、ガス遮断
弁2にリークが発生した場合でもリフトタンク1の秤量
を正確に行うことが可能となるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、粉体輸送で
は、リフトタンク内の圧力を数百kPa程度に加圧して保
持し、この圧力で粉体の輸送を行う。そのため、タンク
内を高圧に保持する必要があるが、もしリーク発生の場
合、ガスと一緒にタンク内の粉体が吹き出すと共に、リ
ーク個所が急激に拡大する恐れがある。
【0010】特に、ガス遮断弁のように高圧気体を直接
封止し、しかも、粉体を供給する度に開閉を繰り返す弁
では、損傷を受ける可能性が高く、損傷した場合にリー
クが発生してリフトタンクの秤量が不正確になるという
問題があった。また、図4で説明した従来の方式では、
ガス遮断弁のリークに対応した補正は可能であるが、ガ
ス遮断弁のリークが発生している事実そのものを検知で
きないため、ガス遮断弁の損傷が進んでしまう可能性が
高くなる。
【0011】この、ガス遮断弁のリークが発生している
事実そのものを検知できないため、ガス遮断弁の損傷が
進んでしまうという問題は、図5で説明した方式におい
ても同様である。更に、図5の方式ではガス遮断弁のリ
ークがあると、リフトタンク中の加圧気体が常時大気中
へ洩れることになり、余分なコストが必要となってしま
うという問題もある。本発明は、ガス遮断弁にリークが
発生した場合でもリフトタンクの秤量精度を維持すると
ともに、ガス遮断弁がリークした場合にはその事実を敏
感に察知することを可能としたリフトタンク秤量装置を
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、リフトタンク
秤量値を以下の式に基づいて補正するようにしたので、
ガス遮断弁にリークが発生した場合にも正しい秤量値を
測定することができ、かつ、ガス遮断弁のリーク診断を
可能とし、リークの早期発見を可能としたことを特徴と
する。
【0013】 Wa = Wm − (P×S) …(1) ただし、補正後の秤量値をWa [ kgm /s2 ]、測定秤量
値をWm [ kgm /s2 ]、エキスパンション部圧力をP[
Pa ]、ガス遮断弁受圧面積をS[ m2 ] とする。すなわ
ち、本発明は、粉体を貯留するリフトタンクと、該リフ
トタンク上部に接続され、粉体を供給する粉体供給配管
と、前記リフトタンクを支承して秤量を行う秤量器と、
からなるリフトタンク秤量装置であって、前記粉体供給
配管にリフトタンク側から順に連設してなる、ガス遮断
弁、エキスパンション、粉体遮断弁と、該粉体遮断弁と
前記ガス遮断弁の間に係設し、前記エキスパンションの
内部の圧力を測定する圧力計と、を有することを特徴と
するリフトタンク秤量装置によって上記課題を解決した
のである。
【0014】また、前記秤量器の秤量値出力と前記圧力
計の圧力値出力を入力とし、該圧力値出力に応じて秤量
値の補正を行う演算装置と、該演算装置で補正した秤量
値を表示する秤量値表示装置と、を具備することを好適
とすることを見いだした。さらに、前記演算器で補正し
た秤量値が、あらかじめ設定した上下限値を超えた際に
警報を発する警報装置を更に具備することが好適である
ことを見いだしたのである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のリフトタンク秤量装置の
好適な実施の形態を図1、図2に基づいて説明する。本
発明においては、図1に示すように、リフトタンク1の
上方にガス遮断弁2、エキスパンション3、粉体遮断弁
4をこの順に配置し、ガス遮断弁2と粉体遮断弁4の間
に圧力計7を設置する。なお、圧力計7はエキスパンシ
ョン3とガス遮断弁2との間に設置しても良いことは言
うまでもない。また、圧力計7を直接エキスパンション
3に付設することもできる。
【0016】こうすることで、圧力計7をモニタするだ
けで、ガス遮断弁2からのリーク発生を容易に確認する
ことが可能になる。なお、ガス遮断弁2、エキスパンシ
ョン3、粉体遮断弁4を挿入して配置する粉体供給配管
10の上部には粉体を貯留供給するホッパ5が設けられて
いる。また、図2に示すように、圧力計7で得られたエ
キスパンション部の圧力値と、リフトタンク1を秤量す
るロードセル等の秤量器6により計測された秤量値を演
算装置20に入力し、例えば(1)式で示す演算を行うこ
とでリフトタンク1の補正秤量値を求めるようにするこ
とで、容易に秤量値の自動補正を実現することができ
る。なお、(1)式において、エキスパンション部圧力
Pはゲージ圧である。
【0017】更に、演算装置20において、演算して求め
た補正秤量値が、あらかじめ別に設定しておいた上下限
値を超えた場合にはタンク内の気体がガス遮断弁2から
リークしているとして警報装置21に警報出力すること
で、簡便にリーク発生を監視することが可能となる。
【0018】
【発明の効果】従来は、ガス遮断弁のリーク発生を確認
することは容易なことではなく、リフトタンクの加圧に
時間がかかるようになることや、粉体輸送の能力が低下
すること等から推定できるのみであった。しかし、本発
明によってガス遮断弁のリーク発生を直接的に把握する
ことが可能となった。
【0019】また、本発明は、リフトタンクの秤量値測
定において、ガス遮断弁のリークによる秤量値誤差を正
確に補正することが可能となり、正確で精度のよい秤量
値を得られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリフトタンク秤量装置の模式図であ
る。
【図2】本発明のリフトタンク秤量装置における演算処
理のブロック図である。
【図3】従来のリフトタンク秤量装置の一例を示す模式
図である。
【図4】従来のリフトタンク秤量装置の別の例を示す模
式図である。
【図5】従来のリフトタンク秤量装置の更に別の例を示
す模式図である。
【符号の説明】
1 リフトタンク 2 ガス遮断弁 3、11、13 エキスパンション 4 粉体遮断弁 5 ホッパ 6 秤量器(ロードセル) 7 圧力計 9 粉体輸送配管 10 粉体供給配管 12 排気用配管 20 演算装置 21 警報装置 22 秤量値表示装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体を貯留するリフトタンクと、該リフ
    トタンク上部に接続され、粉体を供給する粉体供給配管
    と、前記リフトタンクを支承して秤量を行う秤量器と、
    からなるリフトタンク秤量装置であって、前記粉体供給
    配管にリフトタンク側から順に連設してなる、ガス遮断
    弁、エキスパンション、粉体遮断弁と、該粉体遮断弁と
    前記ガス遮断弁の間に係設し、前記エキスパンションの
    内部の圧力を測定する圧力計と、を有することを特徴と
    するリフトタンク秤量装置。
  2. 【請求項2】 前記秤量器の秤量値出力と前記圧力計の
    圧力値出力を入力とし、該圧力値出力に応じて秤量値の
    補正を行う演算装置と、該演算装置で補正した秤量値を
    表示する秤量値表示装置と、を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載のリフトタンク秤量装置。
  3. 【請求項3】 前記演算器で補正された秤量値が、あら
    かじめ設定された上下限値を超えた際に警報を発する警
    報装置を更に具備することを特徴とする請求項2に記載
    のリフトタンク秤量装置。
JP2000153113A 2000-05-24 2000-05-24 リフトタンク秤量装置 Pending JP2001330502A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000153113A JP2001330502A (ja) 2000-05-24 2000-05-24 リフトタンク秤量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000153113A JP2001330502A (ja) 2000-05-24 2000-05-24 リフトタンク秤量装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001330502A true JP2001330502A (ja) 2001-11-30

Family

ID=18658435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000153113A Pending JP2001330502A (ja) 2000-05-24 2000-05-24 リフトタンク秤量装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001330502A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11920733B2 (en) Method for diagnosing failure of flowmeter in measuring machine and hydrogen filling device
US10816434B2 (en) Apparatus and method for leak testing
KR101881781B1 (ko) 교정장치 및 교정방법
US7225666B2 (en) Tire pressure leak detection method and system
US20130146176A1 (en) Gas supply system and correction method
CN103063378B (zh) 航天器冷凝水管路系统总漏率快速检漏装置及检漏方法
JP6350880B2 (ja) 校正装置
MX2008014076A (es) Metodo de inspeccion de fuga e inspector de fuga.
JP3284942B2 (ja) ガスリーク検査方法と装置及び記録媒体
US8636040B2 (en) Installation for packaging NO using mass flow meters
JP5679367B2 (ja) バッテリーボックス気密検査装置
KR101881776B1 (ko) 교정장치
CN113588047B (zh) 低温推进剂火箭发动机的流量计标定系统及方法
CN111457245A (zh) 氢填充装置的校正方法
JP2017067470A (ja) 校正装置
JPH0734023Y2 (ja) 粉粒体等の秤量輸送装置
JP6632557B2 (ja) 試料採取システム
De Huu et al. Design of gravimetric primary standards for field-testing of hydrogen refuelling stations
CN107956998A (zh) 校准装置和校准方法
JP2001330502A (ja) リフトタンク秤量装置
Pope et al. Hydrogen field test standard: laboratory and field performance
JP7309058B2 (ja) リーク試験条件設計方法、リーク試験条件設計装置、リーク試験方法及びリーク試験装置
JP2019144062A (ja) 判定装置
JP2002333381A (ja) 水素ガス漏洩の検知方法
JP2003065495A (ja) 混合ガス充填方法とその装置