JP2001326026A - コネクタ着脱構造 - Google Patents

コネクタ着脱構造

Info

Publication number
JP2001326026A
JP2001326026A JP2000142209A JP2000142209A JP2001326026A JP 2001326026 A JP2001326026 A JP 2001326026A JP 2000142209 A JP2000142209 A JP 2000142209A JP 2000142209 A JP2000142209 A JP 2000142209A JP 2001326026 A JP2001326026 A JP 2001326026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
cover
housing
plug
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000142209A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Kamoshita
恵一 鴨志田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Gunma Ltd filed Critical NEC Gunma Ltd
Priority to JP2000142209A priority Critical patent/JP2001326026A/ja
Publication of JP2001326026A publication Critical patent/JP2001326026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造全体の小型化を図るとともに、コネクタ
着脱時の操作性を高める。 【解決手段】 プラグコネクタ4の引き抜き側端部にコ
ネクタカバー5を往復自在に保持するとともに、このコ
ネクタカバー5の往動側端部とプラグコネクタ4の挿入
側端部との間に係止用凹部2cに係脱可能なロック爪7
を介装し、このロック爪7は、コネクタカバー5の往復
動作によって弾性変形するスプリングによって形成され
ている構成としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパーソナル
コンピュータ等の電子機器と電源ケーブルとを接続する
場合に使用して好適なコネクタ着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ビジネスオフィス等においては、
パーソナルコンピュータを始めとして多種多様な電子機
器が設置されてきており、これに伴い各電子機器の使用
環境条件は厳しくなっている。例えば、室内スペースを
有効に利用する目的から、機器搭載用のラックを用い、
このラック内に複数の電子機器を上下方向に配列して搭
載する場合がある。また、電子機器同士の接続や各電子
機器に対する電源の接続は、ストッパ(ロック)機能付
きのケーブルコネクタによって行われている。
【0003】このようなケーブルコネクタによる機器筐
体への装着は、ロック爪をロック爪受部に係止すること
により行われる。一方、機器筐体からケーブルコネクタ
の離脱は、ロック爪とロック爪受部との係止状態を解除
することにより行われる。
【0004】従来、この種のコネクタ着脱構造には、ロ
ック爪受けおよびジャックコネクタを内蔵しハウジング
内外に開口するコネクタハウジングと、このコネクタハ
ウジング内に挿抜自在に配設されジャックコネクタに着
脱可能に接続するケーブル付きのプラグコネクタと、こ
のプラグコネクタに装着されカバー内外に開口するロッ
ク爪挿通孔を有するコネクタカバーと、このコネクタカ
バーのロック爪挿通孔に挿通されロック爪受けに係脱す
る弾性変形可能なロック爪を有する操作子とを備えたも
のが採用されている。
【0005】このようなコネクタ着脱構造において、ジ
ャックコネクタにプラグコネクタを装着(接続)するに
は、操作子を押圧してロック爪を弾性変形させながら、
コネクタハウジング内にプラグコネクタの一部を挿入し
てロック爪受けにロック爪を係止することにより行う。
一方、ジャックコネクタからプラグコネクタを離脱させ
るには、操作子を押圧してロック爪を弾性変形させなが
ら、ロック爪とロック爪受けとの係止状態を解除し、コ
ネクタハウジング外にプラグコネクタを引き抜くことに
より行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来のコネ
クタ着脱構造においては、操作子がコネクタカバーから
コネクタ挿抜方向と直角な方向に突出するものであるた
め、この突出方向に外形寸法が大きくなり、構造全体が
大型化するという問題があった。また、操作子がコネク
タカバーから突出することは、それだけ広い操作スペー
スを必要とし、このため機器設置スペースが狭いと、操
作子を操作することが困難なものとなり、操作性が低下
するという問題もあった。
【0007】なお、特開平9−63692号公報には
「コネクタ」として先行技術が開示されているが、「コ
ネクタが小型化する」点についての開示はあるものの、
操作子がコネクタカバーからコネクタ挿抜方向と直角な
方向に突出する構造であるため、従来の課題を残したま
まである。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、コネクタハウジング内の係止用凹部に係脱可能
なロック爪をコネクタカバーあるいは操作部材によって
コネクタ挿抜方向に進退させることにより、コネクタカ
バーからコネクタ挿抜方向と直角な方向に突出する操作
子を不要とし、もって構造全体の小型化を図ることがで
きるとともに、コネクタ着脱時の操作性を高めることが
できるコネクタ着脱構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のコネクタ着脱構造は、ハウ
ジング内外に開口するコネクタ挿抜口およびこのコネク
タ挿抜口に連通する係止用凹部を有するコネクタハウジ
ングと、このコネクタハウジング内に収納されかつコネ
クタ挿抜口の開口方向位置に配設されたジャックコネク
タと、このジャックコネクタに着脱可能に接続されかつ
コネクタ挿抜口内に挿抜自在に嵌合されたケーブル付き
のプラグコネクタとを備え、このプラグコネクタの引き
抜き側端部にコネクタカバーを往復自在に保持するとと
もに、このコネクタカバーの往動側端部とプラグコネク
タの挿入側端部との間に係止用凹部に係脱可能なロック
爪を介装し、このロック爪は、コネクタカバーの往復動
作によって弾性変形するばね部材によって形成されてい
る構成としてある。
【0010】したがって、コネクタカバーをコネクタ挿
入方向に往動操作すると、プラグコネクタがコネクタ挿
抜口内に挿入してジャックコネクタに装着されるととも
に、ロック爪が弾性変形して係止用凹部に係止される。
一方、コネクタカバーをコネクタ引き抜き方向に復動操
作すると、ロック爪が弾性変形して係止用凹部との係止
状態が解除されるとともに、プラグコネクタがジャック
コネクタから離脱してコネクタ挿抜口外に引き抜かれ
る。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のコ
ネクタ着脱構造において、プラグコネクタおよびコネク
タカバーが互いに接近する方向に復帰用スプリングによ
って付勢されている構成としてある。したがって、コネ
クタカバーおよびプラグコネクタを互いに離間する方向
に移動操作してこの操作を解除すると、復帰用スプリン
グの付勢力によってプラグコネクタおよびコネクタカバ
ーが互いに接近する方向に移動する。
【0012】請求項3記載の発明(着脱構造)は、ハウ
ジング内外に開口するコネクタ挿抜口およびこのコネク
タ挿抜口に連通する係止用凹部を有するコネクタハウジ
ングと、このコネクタハウジング内に収納されかつコネ
クタ挿抜口の開口方向位置に配設されたジャックコネク
タと、このジャックコネクタに着脱可能に接続されかつ
コネクタ挿抜口内に挿抜自在に嵌合されたケーブル付き
のプラグコネクタとを備え、このプラグコネクタに係止
用凹部に係脱可能なロック爪を固着し、このロック爪
は、プラグコネクタの挿抜方向に操作部材が進退するこ
とにより弾性変形するばね部材によって形成されている
構成としてある。
【0013】したがって、操作部材をコネクタ挿抜方向
に移動させながら、コネクタカバーをコネクタ挿入方向
に往動操作すると、プラグコネクタがコネクタ挿抜口内
に移動してジャックコネクタに装着されるとともに、ロ
ック爪が弾性変形して係止用凹部に係止される。一方、
操作部材をコネクタ挿抜方向に移動させながら、コネク
タカバーをコネクタ引き抜き方向に復動操作すると、ロ
ック爪が弾性変形して係止用凹部との係止状態が解除さ
れるとともに、プラグコネクタがジャックコネクタから
離脱してコネクタ挿抜口外に引き抜かれる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項3記載のコ
ネクタ着脱構造において、プラグコネクタの引き抜き側
端部に操作部材をコネクタ挿抜方向に案内するガイド部
を有するコネクタカバーを固着した構成としてある。し
たがって、コネクタ着脱時に操作部材がコネクタカバー
のガイド部によってコネクタ挿抜方向に案内される。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1,2また
は4記載のコネクタ着脱構造において、コネクタカバー
が、コネクタ挿抜方向に開口する筒体からなる構成とし
てある。したがって、プラグコネクタとジャックコネク
タの着脱が筒体からなるコネクタカバーを保持して行わ
れる。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1〜5のう
ちいずれか一項に記載のコネクタ着脱構造において、ロ
ック爪が、コネクタ挿抜方向と直角な方向に突出する折
曲部を有するく字状の板ばねからなる構成としてある。
したがって、プラグコネクタとジャックコネクタの着脱
がロック爪を折曲部の突出方向と反対側に撓ませて行わ
れる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。図1(a)および(b)は本
発明の第一実施形態に係るコネクタ着脱構造におけるコ
ネクタ離脱状態とコネクタ装着状態を示すを示す断面
図、図2(a)および(b)は同じく本発明の第一実施
形態に係るコネクタ着脱構造におけるコネクタ装着開始
状態とコネクタ装着終了状態を示す側面図、図3(a)
および(b)は本発明の第一実施形態に係るコネクタ着
脱構造のプラグコネクタを示す平面図と断面図である。
図1〜図3において、符号1で示すコネクタ着脱構造
は、コネクタハウジング2,ジャックコネクタ3,プラ
グコネクタ4,コネクタカバー5,復帰用スプリング6
およびロック爪7を備えている。
【0018】コネクタハウジング2は、ハウジング内外
に開口するコネクタ挿抜口2aおよびこのコネクタ挿抜
口2aに連通するコネクタ収納空間2bを有し、全体が
四角形筒によって形成されている。また、コネクタハウ
ジング2には、それぞれが互いに対向する二つの内面に
開口し、かつコネクタ収納空間2bに連通する係止用凹
部2cが形成されている。
【0019】ジャックコネクタ3は、四角形コネクタか
らなり、コネクタ挿抜口2aの開口方向位置に配設さ
れ、かつコネクタハウジング2内のコネクタ収納空間2
bに収納されている。プラグコネクタ4は、四角形コネ
クタからなり、ジャックコネクタ3に着脱可能に接続さ
れ、かつコネクタ挿抜口2a(コネクタ収納空間2b)
内に挿抜自在に嵌合されている。プラグコネクタ4のコ
ネクタ反接続側端部には、上下左右四面部のうち上下面
部に位置し、各ガイド溝(後述)内を進退するカバース
トッパ4aが設けられている。また、コネクタ反接続側
には、例えばLANケーブルCが接続されている。
【0020】コネクタカバー5は、プラグコネクタ4の
引き抜き側端部に往復自在に保持されており、全体がコ
ネクタ挿抜方向(コネクタ挿入方向a,コネクタ引き抜
き方向b)に開口する四角形筒によって形成されてい
る。コネクタカバー5には、それぞれが互いに対向する
二つの内面に開口するガイド溝5aがカバー軸線と平行
な軸線に沿って形成されている。コネクタカバー5のコ
ネクタ引き抜き側端部内面には、各ガイド溝5aの後方
に位置し、復帰用スプリング6を受けるスプリング受け
5bが一体に設けられている。
【0021】復帰用スプリング6は、コネクタ挿抜方向
に軸線をもつ引張コイルスプリングからなり、コネクタ
カバー5の各スプリング受け5bとプラグコネクタ4の
引き抜き側端面との間に弾装されている。これにより、
プラグコネクタ4およびコネクタカバー5が互いに接近
する方向に付勢されている。なお、本実施形態において
は、復帰用スプリング6の個数が複数である場合につい
て説明したが、単数であってもよい。この場合、LAN
ケーブルCを挿通させた内フランジがコネクタカバー5
の内周面に設けられ、この内フランジとプラグコネクタ
4の引き抜き側端面との間に復帰用スプリング6が弾装
される。
【0022】ロック爪7は、コネクタカバー5の往復動
作によって弾性変形する板ばねからなり、コネクタカバ
ー5の往動側端部とプラグコネクタ4の挿入側端部との
間に取付片A,Bを介して弾装されている。そして、ロ
ック爪7は、図1(b)に示すように、コネクタ挿抜方
向と直角な方向に突出し、かつ係止用凹部2cに係脱可
能な折曲部7aを有するく字状の弾性片によって形成さ
れている。
【0023】このようなコネクタ着脱構造においては、
図2(a)に示すコネクタ装着開始状態のコネクタカバ
ー5をプラグコネクタ4とともにコネクタ挿入方向aに
往動操作すると、同図(b)および図1(b)に示すよ
うにプラグコネクタ4がコネクタ挿抜口2a内に挿入し
てジャックコネクタ3に装着されるとともに、ロック爪
7が弾性変形して係止用凹部2cに係止される。この場
合、プラグコネクタ4の往動によってロック爪7がコネ
クタ挿抜口2aの開口周縁に圧接するため、折曲部7a
の突出方向と反対の方向に撓みながらコネクタ挿入方向
aに変位する。そして、プラグコネクタ4がコネクタハ
ウジング2内のコネクタ収納空間2bに位置すると、ロ
ック爪7が弾性復帰し、初期状態の形状とほぼ同一の形
状で係止用凹部2cに位置付けられる。
【0024】一方、図1(b)および図2(b)に示す
コネクタ装着終了状態のコネクタカバー5をコネクタ引
き抜き方向bに(復帰用スプリング6の弾撥力に抗し
て)復動操作すると、図1(a)に示すようにロック爪
7が弾性変形して係止用凹部2cとの係止状態が解除さ
れるとともに、プラグコネクタ4がジャックコネクタ3
から離脱してコネクタ挿抜口2a外に引き抜かれる。こ
の場合、プラグコネクタ4の復動によってロック爪7が
係止用凹部2cの開口周縁に圧接するため、折曲部7a
の突出方向と反対の方向に撓みながらコネクタ引き抜き
方向bに変位する。そして、プラグコネクタ4がコネク
タハウジング2外に露呈すると、ロック爪7が復帰用ス
プリング6による復帰力を加えて弾性復帰し、初期状態
の形状と同一の形状でコネクタハウジング2外に位置付
けられる。
【0025】したがって、本実施形態においては、コネ
クタカバー5がロック爪7の操作子を兼用するから、コ
ネクタ挿抜方向と直角な方向の外形寸法を短縮すること
ができる。また、本実施形態において、コネクタカバー
5がロック爪7の操作子を兼用することは、それだけ狭
い操作スペースで済ませることができるから、機器設置
スペースが狭くても、コネクタ着脱操作を確実に行うこ
とができる。
【0026】なお、本実施形態においては、ロック爪7
の復帰がロック爪自体の弾撥力と復帰用スプリング6に
よる弾撥力によって行われる場合について説明したが、
本発明はこれに限定されず、第二実施形態として図4
(a)および(b)に示すようにロック爪7の復帰をロ
ック爪自体による弾撥力のみによって行うものでもよ
い。
【0027】次に、本発明の第三実施形態につき、図5
(a)および(b)を用いて説明する。図5(a)およ
び(b)は本発明の第三実施形態に係るコネクタ着脱構
造のプラグコネクタを示す平面図と断面図で、同図にお
いて図1〜図3と同一の部材については同一の符号を付
し、詳細な説明は省略する。同図において、符号51で
示すコネクタ着脱構造は、コネクタハウジング2,ジャ
ックコネクタ3,プラグコネクタ4,コネクタカバー5
2,ロック爪7および操作部材53を備えている。
【0028】コネクタカバー52は、プラグコネクタ4
の引き抜き側端部に固着されており、全体がコネクタ挿
抜方向(コネクタ挿入方向a,コネクタ引き抜き方向
b)に開口する四角形筒によって形成されている。コネ
クタカバー52には、それぞれが三面部(上面部・両側
面部と下面部・両側面部)に開口し、操作部材53およ
びロック爪7を案内するガイド溝52aがカバー軸線と
平行な軸線(コネクタ挿抜方向)に沿って形成されてい
る。また、コネクタカバー52には、各ガイド溝52a
内に開口し、後述するストッパを案内するガイド凹部5
2bがコネクタ挿抜方向に沿って形成されている。
【0029】操作部材53は、それぞれが連結片(図示
せず)によって互いに連結された上下二つの断面コ字状
部材からなり、コネクタカバー52(ガイド溝52a)
とプラグコネクタ4との間に往復(進退)自在に配設さ
れている。これにより、操作部材53がコネクタ挿抜方
向に進退すると、ロック爪7が弾性変形する。各操作部
材53には、ガイド凹部52ba内に位置するストッパ
53aが一体に設けられている。また、各操作部材53
には、コネクタ挿抜方向と直角な方向に突出する操作部
53bが一体に設けられている。なお、各操作部53b
の突出量は、コネクタカバー52の厚さより小さい寸法
に設定されている。
【0030】このようなコネクタ着脱構造においては、
図5(a)に示すように操作部材53をコネクタ引き抜
き方向bに移動操作したまま、コネクタカバー52をコ
ネクタ挿入方向aに往動操作すると、プラグコネクタ4
がコネクタ挿抜口2a内に移動してジャックコネクタ3
に装着される。そして、操作部材53の移動操作を解除
すると、同図(b)に示すようにロック爪7が弾性変形
して係止用凹部2cに係止される。
【0031】一方、図5(b)に示すコネクタ装着終了
状態から操作部材53をコネクタ引き抜き方向bに移動
させながら、コネクタカバー52をコネクタ引き抜き方
向bに復動操作すると、同図(a)に示すようにロック
爪7が弾性変形して係止用凹部2cとの係止状態が解除
されるとともに、プラグコネクタ4がジャックコネクタ
3から離脱してコネクタ挿抜口2c外に引き抜かれる。
【0032】したがって、本実施形態においては、操作
部材53をコネクタカバー53内に位置付けられるか
ら、第一実施形態と同様に、コネクタ挿抜方向と直角な
方向の外形寸法を短縮することができるとともに、コネ
クタ着脱操作を確実に行うことができる。
【0033】なお、本実施形態においては、ロック爪の
形状をく字状とし、その個数が二個である場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものでないこと
は勿論である。また、本実施形態においては、LANケ
ーブルを接続する場合に適用する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されず、電話機のモジュラーケ
ーブルあるいはパーソナルコンピュータの電源ケーブル
を接続する場合にも各実施形態と同様に適用可能であ
る。
【0034】この他、本実施形態においては、ロック爪
および係止用凹部がそれぞれ二個である場合について説
明したが、本発明はこれに限定されず、一個でも何等差
し支えない。この場合、従来におけるコネクタ着脱構造
の一部(コネクタハウジング,ジャックコネクタ等)を
そのまま用いたコネクタ着脱構造を得ることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ネクタカバーをコネクタ挿入方向に往動操作すると、プ
ラグコネクタがコネクタ挿抜口内に挿入してジャックコ
ネクタに装着されるとともに、ロック爪が弾性変形して
係止用凹部に係止される。一方、コネクタカバーをコネ
クタ引き抜き方向に復動操作すると、ロック爪が弾性変
形して係止用凹部との係止状態が解除されるとともに、
プラグコネクタがジャックコネクタから離脱してコネク
タ挿抜口外に引き抜かれる。
【0036】したがって、コネクタカバーがロック爪の
操作子を兼用するから、コネクタ挿抜方向と直角な方向
の外形寸法を短縮することができ、構造全体の小型化を
図ることができる。また、コネクタカバーがロック爪の
操作子を兼用することは、それだけ操作スペースを狭く
することができるから、機器設置スペースが狭くても、
コネクタ着脱操作を確実に行うことができ、コネクタ着
脱時の操作性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は本発明の第一実施形態に
係るコネクタ着脱構造におけるコネクタ離脱状態とコネ
クタ装着状態を示すを示す断面図である。
【図2】(a)および(b)は同じく本発明の第一実施
形態に係るコネクタ着脱構造におけるコネクタ装着開始
状態とコネクタ装着終了状態を示す側面図である。
【図3】(a)および(b)は本発明の第一実施形態に
係るコネクタ着脱構造のプラグコネクタを示す平面図と
断面図である。
【図4】(a)および(b)は本発明の第二実施形態に
係るコネクタ着脱構造のプラグコネクタを示す平面図と
断面図である。
【図5】(a)および(b)は本発明の第三実施形態に
係るコネクタ着脱構造におけるコネクタ離脱状態とコネ
クタ装着状態を示すを示す断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ着脱構造 2 コネクタハウジング 2a コネクタ挿抜口 2b コネクタ収納空間 2c 係止用凹部 3 ジャックコネクタ 4 プラグコネクタ 4a カバーストッパ 5 コネクタカバー 5a ガイド溝 5b スプリング受け 6 復帰用スプリング 7 ロック爪 a コネクタ挿入方向 b コネクタ引き抜き方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内外に開口するコネクタ挿抜
    口およびこのコネクタ挿抜口に連通する係止用凹部を有
    するコネクタハウジングと、 このコネクタハウジング内に収納され、かつ前記コネク
    タ挿抜口の開口方向位置に配設されたジャックコネクタ
    と、 このジャックコネクタに着脱可能に接続され、かつ前記
    コネクタ挿抜口内に挿抜自在に嵌合されたケーブル付き
    のプラグコネクタとを備え、 このプラグコネクタの引き抜き側端部にコネクタカバー
    を往復自在に保持するとともに、 このコネクタカバーの往動側端部と前記プラグコネクタ
    の挿入側端部との間に前記係止用凹部に係脱可能なロッ
    ク爪を介装し、 このロック爪は、前記コネクタカバーの往復動作によっ
    て弾性変形するばね部材によって形成されていることを
    特徴とするコネクタ着脱構造。
  2. 【請求項2】 前記プラグコネクタおよび前記コネクタ
    カバーが、互いに接近する方向に復帰用スプリングによ
    って付勢されていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタ着脱構造。
  3. 【請求項3】 ハウジング内外に開口するコネクタ挿抜
    口およびこのコネクタ挿抜口に連通する係止用凹部を有
    するコネクタハウジングと、 このコネクタハウジング内に収納され、かつ前記コネク
    タ挿抜口の開口方向位置に配設されたジャックコネクタ
    と、 このジャックコネクタに着脱可能に接続され、かつ前記
    コネクタ挿抜口内に挿抜自在に嵌合されたケーブル付き
    のプラグコネクタとを備え、 このプラグコネクタに前記係止用凹部に係脱可能なロッ
    ク爪を固着し、 このロック爪は、前記プラグコネクタの挿抜方向に操作
    部材が進退することにより弾性変形するばね部材によっ
    て形成されていることを特徴とするコネクタ着脱構造。
  4. 【請求項4】 前記プラグコネクタの引き抜き側端部
    に、前記操作部材をコネクタ挿抜方向に案内するガイド
    部を有するコネクタカバーを固着したことを特徴とする
    請求項3記載のコネクタ着脱構造。
  5. 【請求項5】 前記コネクタカバーが、コネクタ挿抜方
    向に開口する筒体からなることを特徴とする請求項1,
    2または4記載のコネクタ着脱構造。
  6. 【請求項6】 前記ロック爪が、コネクタ挿抜方向と直
    角な方向に突出する折曲部を有するく字状の板ばねから
    なることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項
    に記載のコネクタ着脱構造。
JP2000142209A 2000-05-15 2000-05-15 コネクタ着脱構造 Pending JP2001326026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000142209A JP2001326026A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 コネクタ着脱構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000142209A JP2001326026A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 コネクタ着脱構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001326026A true JP2001326026A (ja) 2001-11-22

Family

ID=18649223

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000142209A Pending JP2001326026A (ja) 2000-05-15 2000-05-15 コネクタ着脱構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001326026A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287367A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Oki Electric Ind Co Ltd 電源プラグ脱落防止構造及び電源プラグ脱落防止用キャップ
JP2008010210A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Fujitsu Ltd モジュラープラグ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007287367A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Oki Electric Ind Co Ltd 電源プラグ脱落防止構造及び電源プラグ脱落防止用キャップ
JP2008010210A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Fujitsu Ltd モジュラープラグ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7811101B2 (en) Retractable memory drive
US7422454B1 (en) Retractable memory drive
US8200282B2 (en) Portable electronic device with chip card ejecting mechanism
US7588373B1 (en) Optical connector plug
JP4726737B2 (ja) 光コネクタの抜け止め解除補助装置およびプリント基板装置
EP1355260A2 (en) Card connector apparatus with locking mechanism for locking a card to mounting position
US8154878B2 (en) Chip card holder
EP2144100B1 (en) Optical Connector Plug
TWI758692B (zh) 連接器
JP2009222932A (ja) コネクタ
US7409136B2 (en) Retention release auxiliary device for optical connector and printed circuit board device
US8634203B2 (en) Latch assembly for connecting two boards
JP4764573B2 (ja) ケーブルコネクタ
CN113296197A (zh) 锁紧机构、连接器、连接器组件及网络系统
CN211208525U (zh) 电池固定装置及电子设备
JP2001326026A (ja) コネクタ着脱構造
US8077473B1 (en) Spring-latching circuit module injector/ejector
JP4205272B2 (ja) 光コネクタおよび光コネクタと光部品との接続構造
JP4158898B2 (ja) コネクタ及びそのコネクタ着脱工具
CN210243903U (zh) 一种多芯光纤回路器
JP2006011102A (ja) 光コネクタ
JP2002044207A (ja) バッテリロック機構
JPH09197189A (ja) 光コネクタ
CN217545106U (zh) 诊断设备
CN216930479U (zh) 一种电容盒以及电子设备

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060516