JP2001320651A - 電子眼鏡 - Google Patents

電子眼鏡

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JP2001320651A
JP2001320651A JP2000136999A JP2000136999A JP2001320651A JP 2001320651 A JP2001320651 A JP 2001320651A JP 2000136999 A JP2000136999 A JP 2000136999A JP 2000136999 A JP2000136999 A JP 2000136999A JP 2001320651 A JP2001320651 A JP 2001320651A
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lens
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eyeglass frame
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Yoshihiko Suzuki
美彦 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔の大きさが異なる者同士の間でも不都合な
く使用することが可能な電子眼鏡を提供する。 【解決手段】 眼鏡フレーム10に取り付けられたディ
スプレイ31に映し出された画像を眼鏡フレーム10に
保持されたメインレンズ21に埋設されたコンバイナー
35を介して眼鏡フレーム10を装着した者の目の網膜
に結像させるようにした電子眼鏡1において、眼鏡フレ
ーム10におけるブリッジ部13の中心とコンバイナー
35との間の間隔及び眼鏡フレーム10における左右の
つる部15,16とコンバイナー35との間の間隔を所
望に調節可能な構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡フレームに取
り付けた小型のディスプレイ装置に映し出した画像を眼
鏡レンズに内蔵された光学系を介して見ることができる
ようにした電子眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるコンピュータの小型化に伴
ってディスプレイ装置も軽量小型化されており、携帯用
や車載用の画像出力デバイスに応用されている。このよ
うなディスプレイ装置の小型化は更に進んで眼鏡フレー
ムに取り付けることができるほどになっており、現在、
この眼鏡フレームに取り付けたディスプレイ上の画像
(2次元イメージ)を眼鏡のレンズ越しに見ることを可
能にする電子眼鏡の技術が公開されている(例えば米国
特許第5,886,822号)。この電子眼鏡は従来における携
帯型の画像出力デバイスのようにディスプレイ装置を手
に持つ必要がなく、或いは据え置き型のもののように画
像を見る者の姿勢が制限される(画像を見るためにはデ
ィスプレイの方向を向かなければならない)ことがない
という利点があり、その上、外観も通常の眼鏡と大きく
異ならないので大衆に受け入れられ易く、様々な用途で
有用に用いられる可能性を有している。
【0003】このような電子眼鏡の形態には様々なもの
があるが、眼鏡フレームのつる部に小型のディスプレイ
(例えば液晶ディスプレイ;LCD)を取り付けるとと
もに、そこに映し出された画像を眼鏡フレームに保持さ
れたレンズの側方から入射させ、レンズに内蔵した光学
系を介して目の網膜に結像させる構成のものがレンズ越
しの視界や外部光の取り入れ方法などの面では有利であ
る(上記米国特許)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の電子
眼鏡では、ディスプレイに映し出した画像を最終的に目
の網膜に導く働きをするものはメインレンズに埋設され
るミラー部材(例えばコンバイナー)であり、ディスプ
レイ上の画像を見る者はこのミラー部材を自分の目の前
方に位置させる必要がある。ところがこの電子眼鏡を使
用する者の顔の大きさ(顔幅)はそれぞれであり、実際
にはミラー部材が必ずしも自分の目に対して最適の位置
に位置するとは限らない。特に、このような電子眼鏡は
個人で使用される通常の眼鏡とは異なり、一つのものを
複数の人が代わるがわる利用する形態で用いられる場合
が考えられるため、顔の大きさによらず、あらゆる人が
不都合なく使用できるものとする必要がある。
【0005】本発明はこのような要求に鑑みてなされた
ものであり、顔の大きさが異なる者同士の間でも不都合
なく使用することが可能な電子眼鏡を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明では、眼鏡フレームに取り付けられたデ
ィスプレイ(例えば、実施形態における液晶ディスプレ
イ31)に映し出された画像を眼鏡フレームに保持され
たレンズ(例えば、実施形態におけるメインレンズ2
1)に埋設されたミラー部材(例えば、実施形態におけ
るコンバイナー35)を介して眼鏡フレームを装着した
者の目の網膜に結像させるようにした電子眼鏡におい
て、眼鏡フレームにおけるブリッジ部の中心とミラー部
材との間の間隔が調節可能な構成になっている。
【0007】本発明に係る電子眼鏡においては、眼鏡フ
レームにおけるブリッジ部の中心とミラー部材との間の
間隔を所望に調節することが可能な構成になっているた
め、この電子眼鏡を使用する者はミラー部材を自分の目
に対する所定の位置に位置させることができ、常に最適
の状態でディスプレイ上の画像を見ることが可能であ
る。このため、顔の大きさが異なる者同士の間でも不都
合なくこの電子眼鏡を使用することができる。また更
に、眼鏡フレームにおける左右のつる部とミラー部材と
の間の間隔が調節可能な構成になっていれば、ミラー部
材の目に対する位置調整をより正確に行うことができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る
電子眼鏡の一例の斜視図であり、図2はこの電子眼鏡を
用いた電子眼鏡システムの構成図である。これら両図に
示すように、この電子眼鏡1の眼鏡フレーム10は左右
のレンズ保持枠11,12とこれらを繋ぐブリッジ部1
3と、両レンズ保持枠11,12それぞれの外方に設け
られる左右のつる部15,16と、両レンズ保持枠1
1,12と両つる部15,16とを繋ぐ接続部17,1
8とを有して構成されており、左右のレンズ保持枠1
1,12にはそれぞれ鼻当て19,20が取り付けられ
ている。
【0009】左右のレンズ保持枠11,12にはそれぞ
れ通常の眼鏡におけるレンズに相当するメインレンズ2
1,22が保持されており、この眼鏡フレーム10を装
着した者はこれらメインレンズ21,22越しに物を見
ることができる。なお、これらメインレンズ21,22
は平板状のものでよいが、視力矯正のための曲率を有す
るものであっても構わない。このように視力矯正機能を
兼用させる場合、メインレンズ21,22の材料は、一
般に眼鏡レンズに使用されているCR−39やウレタン
系材料等が使用可能である。
【0010】図1及び図2に示すように左側のつる部1
5には内部空間を有する光学系保持部30が形成されて
おり、この光学系保持部30の空間内には画面がメイン
レンズ21に対してほぼ平行になるように設置された液
晶ディスプレイ(LCD)31と、この液晶ディスプレ
イ31を背後から照射するバックライト32と、液晶デ
ィスプレイ31に映し出された画像(2次元イメージ)
の光線を集光する対物レンズ33と、対物レンズ33に
より集光された光線を左側のメインレンズ21の側端面
21cに反射させるミラー34とが配設されている。こ
こで、図2に示すように光学系保持部30は固定部30
aとこれに対してスライド自在な可動部30bとからな
っており、上記液晶ディスプレイ31とバックライト3
2は可動部30bの空間内に、また対物レンズ33とミ
ラー34は固定部30aの空間内にそれぞれ設けられて
いる。
【0011】左側のメインレンズ21には半透明鏡であ
るコンバイナー35が埋設されている。このコンバイナ
ー35は上記ミラー34において反射されて左側のメイ
ンレンズ21の側端面21cから入射した光線をメイン
レンズ21の内面21a側に向けて反射するとともに、
このメインレンズ21の外面21b側から入射した外部
光をそのまま内面21a側へ透過させる。なお、ミラー
34において反射された画像の光線は、左側のレンズ保
持枠11に形成されたスリット11aを通ってメインレ
ンズ21の側端面21cに入射される。
【0012】図3はブリッジ部13の構成を示す部分断
面図であり、この図に示すようにブリッジ部13は左側
のレンズ保持枠11に固定された円筒状の第1スライド
部材131と、右側のレンズ保持枠12に固定されて第
1スライド部材131と同じ外径を有する円筒状の第2
スライド部材132と、これら両スライド部材131,
132の外側に設けられる調節部材133とを有して構
成されている。
【0013】このブリッジ部13は、第2スライド部材
132に形成された多角形断面(四角形や六角形など)
を有する軸134が第1スライド部材131に形成され
たボス135に嵌合挿入された構成となっており、両ス
ライド部材131,132の外周面に互いに逆ねじにな
るように形成されたねじ山136,137には調節部材
133の内面側に形成されたねじ山138,139がそ
れぞれ噛合している。このため、調節部材133を両ス
ライド部材131,132の軸回り方向に捻り操作する
ことにより、軸134をボス135内でスライドさせな
がら両スライド部材131,132を互いに逆方向に移
動させることができ、これにより左右のレンズ保持枠1
1,12の間の間隔を広げたり狭めたりすることが可能
である。このように調節部材133と両スライド部材1
31,132とはターンバックルのような構成になって
いるが、多角形断面の軸134がボス135に嵌合され
ているため、左右のレンズ保持枠11,12が互いに捻
れた位置関係になることはない。これにより眼鏡フレー
ム10におけるブリッジ部13の中心と上記コンバイナ
ー35との間の間隔を所望に調節することが可能であ
る。
【0014】また、左右のレンズ保持枠11,12とつ
る部15,16との間の接続部17,18は上記ブリッ
ジ部13と同じ構成である。これら両接続部17,18
によれば、眼鏡フレーム10における左右のつる部1
5,16とコンバイナー35との間の間隔を調節するこ
とが可能であり、コンバイナー35の目51に対する位
置調整をより正確に行うことができる。
【0015】液晶ディスプレイ31及びバックライト3
2は左側のつる部15の後端部に接続されたケーブル4
0を介して繋がるコントローラ41によりその作動が制
御されるようになっており、コントローラ41はリーダ
ー42を介して記憶媒体43から画像データを読み出
し、その画像データから得られる画像を液晶ディスプレ
イ31上に映し出させる。
【0016】記憶媒体43には種々のもの、例えばメモ
リーチップ型、ディスク型(例えばDVD;Digital Vi
deo Disc)、カセット型などを用いることができる。こ
こで、メモリーチップ型の記憶媒体43を採用する場合
にはこのシステムを例えば雑誌や新聞の配信システム用
として用いることができ、ディスク型(DVD)の記憶
媒体43であれば例えば映画鑑賞用として、またカセッ
ト型の記憶媒体43であれば例えば対戦ゲーム用として
それぞれ用いることができる。なお、記憶媒体43の種
類に応じてリーダー42もそれに対応するものが用いら
れることは当然である。
【0017】つる部15に取り付けられる液晶ディスプ
レイ31及びバックライト32は他のフラットパネルデ
ィスプレイ(FPD)、例えばEL(電界発光)ディス
プレイ等に代えることもできるが、液晶ディスプレイ3
1は自らは光を発せずバックライト32より光を当てら
れて表示するため消費電力が少なくて済み、また熱の発
生も抑えられるため、頭の側方で用いるディスプレイと
しては好適である。また、液晶ディスプレイはフルカラ
ー化についても他のFPDよりも進んでいるという利点
もある。
【0018】また、液晶ディスプレイ31上に映し出さ
れた画像の光線をコンバイナー35に導く構成は上述の
ものの他、図4に示すような構成でもよい。この構成で
は液晶ディスプレイ31及びバックライト32をメイン
レンズ21に対してほぼ直角方向になるように設置し、
メインレンズ21に対してほぼ平行な方向に射出された
画像の光線をミラーM1により反射させ、メインレンズ
21の内面21a側に形成された対物レンズ(凸レン
ズ)L1を介してメインレンズ21内に導く。このよう
にしてメインレンズ21内に導かれた画像の光線はメイ
ンレンズ21に埋設されたミラーM2により反射され、
メインレンズ21に埋設されたコンバイナーM3を透過
した後、同じくメインレンズ21に埋設された凹レンズ
L2により集光されて再度コンバイナーM3に達し、こ
こにおいて反射されて左目51に送られる。また、外部
光はメインレンズ21の外面21b側から入射してコン
バイナーM3を透過し、そのまま左目51に至る。この
ような構成では液晶ディスプレイ31及びバックライト
32はつる部15の長手方向に沿う方向に設置されるよ
うになるのでこれらを保持する光学系保持部(図示せ
ず)の外側方への突出量を小さくすることができるとい
う利点がある。
【0019】或いは図5に示すような構成でもよい。こ
の構成では、液晶ディスプレイ31に映し出された画像
の光線がメインレンズ21に対してほぼ直角に入射され
るように液晶ディスプレイ31及びバックライト32を
設置し、これにより入射された画像の光線をメインレン
ズ21に埋設されたミラーM4により反射させ、これを
メインレンズ21に埋設されたコンバイナーM5におい
て反射させた後、メインレンズ21の内面21a側に形
成された対物レンズ(凸レンズ)L3を通して左目51
へ送る。また、外部光はメインレンズ21の外面21b
から入射してコンバイナーM5をそのまま透過し、メイ
ンレンズ21の内面21aから上記対物レンズL3を通
って左目51に至る。これは上記2つのものよりも構成
が簡単であるが、対物レンズL3が左目51のすぐ前方
に位置しているため、この電子眼鏡1で液晶ディスプレ
イ31上の画像を見てないときには視界が悪くなるとい
う不利な点も有する。
【0020】このような構成の電子眼鏡1を用いて液晶
ディスプレイ31上の画像を見るには、先ずこの電子眼
鏡1を顔の前面に装着する。この場合、左右のつる部1
5,16を両耳(図示せず)にかけるとともに左右の鼻
当て19,20を鼻53の両側に載置する。これにより
左側のメインレンズ21は左目51の前方に、また右側
のメインレンズ22は右目52の前方に位置する。そし
て、記憶媒体43(例えばDVD)をリーダー42(記
憶媒体43がDVDであればDVDプレーヤー)に装着
し、コントローラ41を操作して液晶ディスプレイ31
上に画像を映し出させる。
【0021】このようにして映し出された画像の光線は
対物レンズ33により集光されてミラー34に至り、こ
こでほぼ直角方向に反射されてメインレンズ21の端側
面21cからその内部に入射される。そしてコンバイナ
ー35によりメインレンズ21の内面21a側へ反射さ
れてこの電子眼鏡1をかけた者の左目51に入射され
る。また、これとともに左側のメインレンズ21には外
部光がコンバイナー35を直進してそのまま左目51に
至り、これにより液晶ディスプレイ31上に映し出され
た画像はその者の目51の網膜に結像される。これによ
り、この電子眼鏡1をかけた者は液晶ディスプレイ31
上に映し出された画像をあたかも左右のメインレンズ2
1,22越しに見ているように見ることができる。ま
た、図2に示すようにリーダー42にヘッドホン44
(或いはイヤホン)を接続すれば、画像を見ながら音声
(これも記憶媒体43に記憶される)も同時に聞くこと
ができる。
【0022】ここで、画像が鮮明に見えないときには
(例えば焦点ぼけ)光学系保持部30の可動部30bを
固定部30aに対してスライド移動させ、液晶ディスプ
レイ31と対物レンズ33との間の距離の調整を行う。
また、左側のメインレンズ21に取り付けられたコンバ
イナー35が左目51に対する所定の位置に位置してい
ないために画像が見えにくくなっている場合には、ブリ
ッジ部13の調節部材133を捻り操作してブリッジ部
13の中心とコンバイナー35との間の間隔を調節する
とともに、左右の接続部17,18の操作を行って眼鏡
フレーム10における左右のつる部15,16とコンバ
イナー35との間の間隔を調節する。このようなコンバ
イナー35の位置調節により画像をはっきりと見ること
ができるようになる。
【0023】このように本発明に係る電子眼鏡1におい
ては、眼鏡フレーム10におけるブリッジ部13の中心
とコンバイナー13との間の間隔を所望に調節すること
が可能な構成になっているため、この電子眼鏡1を使用
する者はコンバイナー35を自分の目に対する所定の位
置に位置させることができ、常に最適の状態でディスプ
レイ31上の画像を見ることが可能である。このため、
顔の大きさが異なる者同士の間でも不都合なくこの電子
眼鏡1を使用することができる。このようにブリッジ部
13の中心とコンバイナー35との間の間隔を調節する
のみでもコンバイナー35の位置決めを或る程度行うこ
とができるが、この電子眼鏡1においては更に眼鏡フレ
ーム10における左右のつる部15,16とコンバイナ
ー35との間の間隔も調節可能な構成になっているの
で、コンバイナー35の目51に対する位置調整をより
正確に行うことが可能である。
【0024】これまで本発明に係る電子眼鏡の実施形態
について説明してきたが、本発明の範囲は上述のものに
限られない。例えば上述の実施形態においては、ディス
プレイ31に映し出された画像を最終的に目の網膜に導
く働きをするものは半透明鏡であるコンバイナー35で
あったが、これは光学系の構成によっては普通のミラー
部材とすることもできる。また、ブリッジ部13を構成
する軸134(及びボス135)については、上記実施
形態では多角形断面のものを例示したが、左右のレンズ
保持枠11,12が互いに捻れた位置関係にならなけれ
ばこれは必ずしも多角形断面でなくてもよい。要するに
円形断面でなければよいが、他の方法により左右のレン
ズ保持枠11,12が捻れた位置関係になるのが防止さ
れるのであれば、軸134を円形断面にすることも可能
である。
【0025】また、上記実施形態ではブリッジ部13の
構成はターンバックルと同様の構成であったが、これは
眼鏡フレーム10におけるブリッジ部13の中心とミラ
ー部材(コンバイナー35)との間の間隔を調節できれ
ば他の構成であってもよく、例えばデテント機構等を採
用してもよい。また、上記実施形態では、この電子眼鏡
のディスプレイに映し出される画像は記憶媒体に記憶さ
れた情報に基づくものであったが、必ずしも一旦記憶媒
体に落とした情報に基づいて画像を見る必要はなく、リ
アルタイムモニターに接続してその画像を見るようにす
ることもできる。また、本発明における眼鏡フレーム
は、図1の様にメインレンズの全周を囲むものに限られ
ず、光学系保持部30付近のみがメインレンズに固定さ
れたもの(ツーポイント眼鏡タイプ)等であってもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電子眼
鏡においては、眼鏡フレームにおけるブリッジ部の中心
とミラー部材との間の間隔を所望に調節することが可能
な構成になっているため、この電子眼鏡を使用する者は
ミラー部材を自分の目に対する所定の位置に位置させる
ことができ、常に最適の状態でディスプレイ上の画像を
見ることが可能である。このため、顔の大きさが異なる
者同士の間でも不都合なくこの電子眼鏡を使用すること
ができる。また更に、眼鏡フレームにおける左右のつる
部とミラー部材との間の間隔が調節可能な構成になって
いれば、ミラー部材の目に対する位置調整をより正確に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子眼鏡の一例の外観を示す斜視
図である。
【図2】この電子眼鏡を用いた電子眼鏡システムの構成
図である。
【図3】この電子眼鏡のブリッジ部の構成を示す部分断
面図である。
【図4】この電子眼鏡における光学系の別の構成例を示
す図である。
【図5】この電子眼鏡における光学系の別の構成例を示
す図である。
【符号の説明】
1 電子眼鏡 10 眼鏡フレーム 11,12 レンズ保持枠 13 ブリッジ部 15,16 つる部 17,18 接続部 19,20 鼻当て 21,22 メインレンズ(レンズ) 30 光学系保持部 31 液晶ディスプレイ(ディスプレイ) 32 バックライト 33 対物レンズ 34 ミラー 35 コンバイナー(ミラー部材) 40 ケーブル 41 コントローラ 42 リーダー 43 記憶媒体 44 ヘッドホン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡フレームに取り付けられたディスプ
    レイに映し出された画像を前記眼鏡フレームに保持され
    たレンズに埋設されたミラー部材を介して前記眼鏡フレ
    ームを装着した者の目の網膜に結像させるようにした電
    子眼鏡において、 前記眼鏡フレームにおけるブリッジ部の中心と前記ミラ
    ー部材との間の間隔が調節可能な構成になっていること
    を特徴とする電子眼鏡。
  2. 【請求項2】 前記眼鏡フレームにおける左右のつる部
    と前記ミラー部材との間の間隔が調節可能な構成になっ
    ていることを特徴とする請求項1記載の電子眼鏡。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114236872A (zh) * 2021-11-23 2022-03-25 唐传玉 一种高防护视力矫正用眼镜
EP4012485A4 (en) * 2019-08-06 2022-11-02 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. INDICATOR

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