JP2001313723A - 通信支援方法 - Google Patents

通信支援方法

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JP2001313723A JP2000129703A JP2000129703A JP2001313723A JP 2001313723 A JP2001313723 A JP 2001313723A JP 2000129703 A JP2000129703 A JP 2000129703A JP 2000129703 A JP2000129703 A JP 2000129703A JP 2001313723 A JP2001313723 A JP 2001313723A
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理 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信手段をフレキシブルに制御する。 【解決手段】 第1ユーザが、第2ユーザに対し、状態
及び通信手段に応じて設定する評価条件を蓄積したルー
ルテーブルを準備する。第2ユーザから第1ユーザへの
通信に使用された通信手段がどの程度第1ユーザの希望
に添って使用されたかを示す使用実績が蓄積される使用
実績テーブルを準備する。第2ユーザが第1ユーザに対
して通信手段を選択して通信を要求した場合、選択され
た通信手段を用いた場合の予想使用実績を、通信開始に
先立ち第2ユーザに通知する。要求された通信を開始し
た場合、通信を実行した通信手段の評価をルールテーブ
ルから求め、その通信手段の使用実績を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上の
ユーザが、互いに状態を取得でき、かつ相手の状態に応
じた通信手段を把握できる状態通知システムに関する。
本発明において、状態通知システムとは、ネットワーク
上のユーザの状態を管理し、ユーザに配信可能なシステ
ムを言う。
【0002】
【従来の技術】社会のネットワーク化が進むに連れ、遠
隔地にいるユーザ同士がネットワークを介して常に通信
可能な状態にある形態が一般的となってきた。その一方
で、ネットワーク上のバーチャルワールドではユーザが
互いの状態を把握できないため、通信要求により相手の
じゃまをしてしまうという問題が生じている。このよう
な背景から、ネットワークを介した通信を制御し、円滑
なコミュニケーションを実現するために、様々な技術が
提供されている。
【0003】例えば状態通知システムの1つに、ネット
ワーク上のユーザ状態と、ユーザが所定の状態に応じて
希望する通信手段とを管理しているものがある。このよ
うな状態通知システムでは、ユーザが通信要求を行おう
とすると、相手状態と、その状態で相手が希望する通信
手段とが、通信要求側ユーザに通知される。要求側ユー
ザは、相手が希望する通信手段を参考にし、実際に使用
する通信手段を選択する。
【0004】しかし、相手が希望する通信手段を自分が
使用したくない場合や使用できない場合、相手に迷惑と
知りつつもユーザは他の通信手段を選択してしまう。シ
ステムによっては、相手ユーザにとって都合の悪い通信
手段を通信要求側が選択できないようにしている場合も
ある。このような状態通知システムでは、例えば相手ユ
ーザが多忙な状態において「電話」を希望しない場合、
通信要求者は電話による通信を行うことが出来ない。
【0005】また、状態通知システム以外にも、通信を
制御するサービスが提供されている。例えば、電話によ
る通信を制御するために、発呼者の電話番号に基づいて
着信を拒否するサービスが提供されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記電話における着信
制御サービスは、被呼者側の都合を考慮した通信が出来
るという点である程度の効果を上げている。しかし、通
信手段を制限する前記サービスを享受するためには、ユ
ーザ端末側の設定だけではなく、サービス提供側に何ら
かの手続をする必要があり、ユーザにとって負担となっ
ている。
【0007】また、前記状態通知システムにおいて、通
信しようとする相手が希望しない通信手段であっても選
択可能にしている場合、次のような問題が存在する。例
えば電話で話をすることは手軽であるため、通信相手が
多忙で電話の使用を望んでいない場合であっても、通信
手段として電話を用いてしまうことがある。これでは、
せっかく状態に応じて希望する通信手段を設定していて
も、あまり意味がなくなってしまう。
【0008】そうかといって、通信受信側が希望しない
通信手段を通信要求側が全く選択不可能にすると、次の
ような問題が発生する。例えば、ユーザが多忙の場合電
話を受けたくないと設定しているとする。この場合、通
信要求者は、どんなに重要で緊急の用事があっても、そ
のユーザに電話することが出来ない。逆に、このユーザ
にとっても、例えどんなに忙しくても受信したい緊急の
あるいは重大な要件を、電話で受けられなくなってしま
う。同様の問題は、前記電話における着信制御サービス
においても発生する。
【0009】すなわち、受信者側の立場に立てば、多忙
な状態にあるときに、些細な用事で頻繁に電話されるこ
とを防ぎたい。その一方で電話による通信が本当に必要
な場合には、それを可能にしておきたいというニーズが
ある。通信を要求する側にとっても、要件の内容によっ
ては、相手が希望しない通信手段を使わざるを得ない場
合があり、どんな場合であっても通信手段の使用を禁止
されると非常に不便である。すなわち、通信手段を単に
使用可能または不可能にするだけでは、現実の通信の制
御としては不適切な場合が多い。
【0010】本発明は、前記の問題点を考慮し、通信手
段のフレキシブルな制限を可能にし、ネットワーク上で
の円滑なコミュニケーションを促進する状態通知システ
ムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本願第1発明は、ネットワーク上のユーザの状態を
管理し、第1ユーザの状態と第1ユーザが状態に応じて
希望する通信手段とを、第2ユーザに通知可能な状態通
知システムに用いられる通信支援方法であって、 A;第1ユーザが、第2ユーザに対し、状態及び通信手
段に応じて設定する評価条件を蓄積したルールテーブル
を準備し、 B;第2ユーザから第1ユーザへの通信に使用された通
信手段がどの程度第1ユーザの希望に添って使用された
かを示す使用実績が蓄積される使用実績テーブルを準備
し、 C;第2ユーザが第1ユーザに対して通信を開始した場
合、通信に用いられた通信手段の評価をルールテーブル
から求め、前記通信手段の使用実績を前記評価に基づい
て更新し、 D;第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択し
て通信を要求した場合、選択された通信手段を用いた場
合の予想使用実績を、通信開始に先立ち第2ユーザに通
知する、通信支援方法を提供する。
【0012】状態通知システムとして、ネットワーク上
のユーザ状態と、所定の状態において各ユーザが希望す
る通信手段とを、管理するシステムを考える。ここで、
所定の状態としては、例えば「接続中」、「多忙」、
「在宅」が挙げられる。通信手段としては、例えば電
話、電子メール、ショートメッセージが挙げられる。第
2ユーザが第1ユーザに通信した場合、使用された通信
手段の評価をルールテーブルから取得し、その通信手段
の使用実績を更新する。但し、通信の開始に先立ち、選
択した通信手段によりそのまま通信を開始した場合の予
想使用実績を、評価と今までの使用実績とに基づいて求
める。求めた予想使用実績を、通信開始に先立ち第2ユ
ーザに通知する。
【0013】これにより、第2ユーザは第1ユーザが好
まない通信手段を使用することを自制することが期待さ
れる。また、第1ユーザは、事態の重要度に応じて自己
都合よりも状況を優先した通信手段を用いることが出来
る。本願第2発明は、前記方法において、評価条件とし
て、第1ユーザが、第2ユーザに対し、状態及び通信手
段ごとに設定する評価ポイントを用いる通信支援方法を
提供する。
【0014】例えば、第1ユーザは、使用を希望する通
信手段にプラスの評価ポイントを設定し、使用を希望し
ない通信手段にマイナスの評価ポイントを設定する。評
価ポイントを、状態や第2ユーザごとに変化させること
も出来る。本願第3発明は、前記第2発明において、使
用実績を評価ポイントの累計とする通信支援方法を提供
する。
【0015】通信手段ごとに評価ポイントの累計を算出
し、その通信手段の使用実績とする。第2ユーザが第1
ユーザに通信を開始するごとに、使用された通信手段に
対する評価ポイントを、その通信手段の使用実績に加
え、新たな使用実績を算出する。使用実績値が高ければ
高いほど、第2ユーザは、その通信手段を第1ユーザの
希望に添って使用していることを示す。
【0016】本願第4発明は、前記第2または第3発明
において、ルールテーブルには、第1ユーザが、第2ユ
ーザに対し、状態及び通信手段に応じて設定する評価ポ
イントの限度値がさらに蓄積されており、第2ユーザが
第1ユーザに対して通信手段を選択して通信を要求した
場合、評価ポイントの限度値と関連付けて予想使用実績
を第2ユーザに通知する通信支援方法を提供する。
【0017】選択した通信手段をそのまま使用した場
合、第1ユーザにその通信手段を使用できる範囲がどう
なるかを、第2ユーザに通知する。第2ユーザは、通信
に先立って前記予想範囲を知ることにより、その通信手
段の使用をその時々の状況に応じて自制できる。本願第
5発明は、ネットワーク上のユーザの状態を管理し、第
1ユーザの状態と第1ユーザが状態に応じて希望する通
信手段とを、第2ユーザに通知可能な状態通知システム
に用いられる通信支援システムであって、ルールテーブ
ルと、使用実績テーブルと、使用実績更新手段と、通知
手段と、を備える通信支援システムを提供する。
【0018】ルールテーブルは、第1ユーザが、第2ユ
ーザに対し、状態及び通信手段に応じて設定する評価条
件を蓄積している。使用実績テーブルには、第2ユーザ
から第1ユーザへの通信に使用された通信手段がどの程
度第1ユーザの希望に添って使用されたかを示す使用実
績が蓄積される。使用実績更新手段は、第2ユーザが第
1ユーザに対して通信を開始した場合、通信に用いられ
た通信手段の評価をルールテーブルから求め、前記通信
手段の使用実績を前記評価に基づいて更新する。通知手
段は、第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択
して通信を要求した場合、選択された通信手段を用いた
場合の予想使用実績を、通信開始に先立ち第2ユーザに
通知する。
【0019】前記第1発明と同様の作用効果を奏する。
本願第6発明は、ネットワーク上のユーザの状態を管理
し、第1ユーザの状態と第1ユーザが状態に応じて希望
する通信手段とを、第2ユーザに通知可能な状態通知シ
ステムに用いられる通信支援方法であって、第1ユーザ
が、第2ユーザに対し、状態及び通信手段に応じて設定
する評価条件を蓄積したルールテーブルと、第2ユーザ
から第1ユーザへの通信に使用された通信手段がどの程
度第1ユーザの希望に添って使用されたかを示す使用実
績が蓄積される使用実績テーブルとが準備されている場
合、 A;第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択し
て通信を要求した場合、選択された通信手段の評価をル
ールテーブルから取得し、選択された通信手段を用いた
場合の予想使用実績を、通信開始に先立ち第2ユーザに
通知する、通信支援方法を提供する。
【0020】第1発明に係る方法をサーバ−クライアン
トシステムで実現する場合の、クライアント側端末で実
行される方法である。本願第7発明は、前記クライアン
ト側端末に用いられる通信支援方法を実行するプログラ
ムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供する。本願第8発明は、前記クライアント側端末に
用いられる通信支援方法を実行するプログラムを提供す
る提供装置を提供する。
【0021】この提供装置は、インターネットなどのネ
ットワークを介し、ネットワーク上の不特定多数の情報
端末に、クライアント用プログラムを伝送することが出
来る。本願第9発明は、ネットワーク上のユーザの状態
を管理し、第1ユーザの状態と第1ユーザが状態に応じ
て希望する通信手段とを、第2ユーザに通知可能な状態
通知装置に用いられる通信支援方法を提供する。この方
法では、ルールテーブルと使用実績テーブルとを準備し
ておき、下記A及びBの処理を行う。 A;第2ユーザが第1ユーザに対して通信を開始した場
合、通信に用いられた通信手段の評価をルールテーブル
から求め、前記通信手段の使用実績を前記評価に基づい
て更新し、 B;第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択し
て通信を要求した場合、選択された通信手段の評価をル
ールテーブルから求め、通信開始に先立ち第2ユーザに
通知する。
【0022】なお、ルールテーブルには、第1ユーザ
が、第2ユーザに対し、状態及び通信手段に応じて設定
する評価条件が蓄積されている。また、使用実績テーブ
ルには、第2ユーザから第1ユーザへの通信に使用され
た通信手段がどの程度第1ユーザの希望に添って使用さ
れたかを示す使用実績が蓄積される。前記第5発明のシ
ステムをサーバ−クライアント型システムとして実現す
る場合のシステムに用いられる方法である。
【0023】本願第10発明は、前記第9発明に記載の
通信支援方法を実行するプログラムを記録した、コンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。前記第9発
明と同様の作用効果を奏する。
【0024】
【発明の実施の形態】<発明の概要>次に、本発明の状
態通知システムの概要について、図1及び図2を参照し
て説明する。図1は、本発明の概要を表す概念説明図で
ある。本発明の状態通知システムは、入力部2、イベン
ト解析部3、状態管理部4、通信制御部5、通信手段
6、判定部7、状態管理サーバ8、サービス提供サーバ
9及びルールDB10を有している。
【0025】状態管理サーバ8は、ネットワーク上のユ
ーザ状態を蓄積及び管理している。また、各状態におい
てユーザが使用を希望する通信手段も、状態管理サーバ
8が管理している。さらに、状態管理サーバ8は、予め
ユーザが登録している特定のユーザ(以下、登録ユーザ
という)の最新の状態と、その状態で登録ユーザが希望
する通信手段とを、ユーザに通知する。ルールDB10
には、ユーザが、他のユーザの使用する通信手段を評価
する評価条件が、状態ごとに設定されている。また、ル
ールDB10には、他のユーザに対する、ユーザの通信
手段の使用実績が蓄積されている。サービス提供サーバ
9は、評価条件及び使用実績を読み出し、判定部7に通
知する。
【0026】図2は、この状態通知システムが行う処理
の基本的な流れを示す説明図である。大別して自状態設
定処理(a)と、通信処理(b)及び(c)とに分ける
ことができる。自状態設定処理(a)では、ユーザは、
入力部2から自状態を設定入力する(#1)。入力され
たユーザの自状態は、状態管理部4に記憶されると共
に、状態管理部から状態管理サーバに通知され、記憶さ
れる(#2)。
【0027】通信処理(b)では、ユーザは、入力部2
により通信したい相手を選択する(#11)。状態管理
部4は、選択された相手の状態と、その状態で相手が希
望する通信手段とを状態管理サーバ8から取得して提示
し、使用する通信手段を選択させる(#12)。ユーザ
が通信手段を選択すると、サービス提供サーバ9は、評
価条件及び使用実績をルールDB10から取得し、判定
部7に通知する(#13)。判定部7は、選択した相手
に対し選択された通信手段で通信を行った場合の、その
通信手段の予想使用実績値を算出する(#14)。使用
実績値を試算した結果、新たな使用実績値が予め定めら
れた限界値を超える場合、判定部7はユーザにそのこと
を通知する(#15,#16)。逆に限界値を超えない
場合、判定部7は、通信制御部5に対し、選択された通
信手段による通信の開始を依頼する(#17)。
【0028】通信処理(c)は、ユーザが通信手段を直
接操作し通信を試みた場合である(#21)。この場
合、状態管理部4は、入力された通信アドレスから通信
先の相手を特定する(#22)。通信アドレスとユーザ
との対応は、例えばサービス管理サーバに予め蓄積され
ている。その後、前述と同様の処理を行う(#12〜#
17)。
【0029】すなわち、本発明は、通信要求側のユーザ
が受信側ユーザの希望する通信手段を使用して通信した
場合には、評価条件に基づいて使用実績値を増加する。
逆に、受信側ユーザが希望しない通信手段を用いた場合
には、評価条件に基づいて使用実績値を減少させる。そ
して、実際に通信を開始する前に、予想使用実績値と限
界値とを、要求側ユーザに通知する。これにより、要求
側ユーザに対し、受信側ユーザが希望する通信手段の使
用を促進しつつ、希望されない通信手段をあえて使うべ
きか否かの適切な判断を促すことが出来る。
【0030】<第1実施形態例> [構成]次に、本発明について実施形態例を挙げてさら
に具体的に説明する。図3は、第1実施形態例に係る状
態通知システム101の全体構成図である。このシステ
ムは、アウェアネス装置113とサービス提供サーバ1
09とが、ネットワーク111を介して接続されてい
る。説明を容易にするためアウェアネス装置113は1
つのみ示しているが、通常複数である。サービス提供サ
ーバ109は、状態DB108及びルールDB110を
備えている。なお、状態DB108及びルールDB11
0は、同じ端末上にあってもいいし、別々の端末上にあ
ってそれぞれがアクセス可能に接続されている形態でも
よい。
【0031】アウェアネス装置113は、入力部10
2、イベント解析部103、通信手段106、通信制御
部105、状態管理部104、判定部107及び表示部
112を有している。入力部102は、状態の設定や通
信開始の指示を、ユーザから受け付ける。イベント解析
部103は、ユーザの指示を解析し、通信制御部105
または状態管理部104に通知する。状態管理部104
は、ユーザが設定した自状態をサービス提供サーバ10
9に通知する。また、状態管理部104は、登録ユーザ
の状態及びその状態においてそのユーザが希望する通信
手段106を、サービス提供サーバ109から取得す
る。通信制御部105は、判定部107からの指示に従
い、通信手段106に通信の開始を指示する。判定部1
07は、ユーザが指定した通信手段106を用いて通信
した場合に、その通信手段の使用実績値が何点になるか
を計算し、値に応じた処理を行う。表示部112は、判
定部107の指示に従い、所定のメッセージをユーザに
通知する。通信手段106としては、電話インターフェ
ース、電子メール装置、ショートメッセージ装置などを
挙げることが出来る。
【0032】[テーブル]図4、5及び6は、サービス
提供サーバ109に蓄積されているテーブルの概念説明
図である。図4は、参照テーブル及び被参照テーブルの
概念説明図である。参照テーブルには、参照ユーザI
D、登録ユーザID及び通信状態が対応付けられて蓄積
されている。また被参照テーブルには、登録ユーザのI
D、参照ユーザID及び通信状態が対応付けられて蓄積
されている。ここで、参照ユーザとは、登録ユーザの状
態を常に参照したいユーザである。登録ユーザとは、参
照ユーザが状態を参照することを希望しているユーザで
ある。通信状態は、参照ユーザに登録ユーザの状態を通
知しても良いか否かを示している。
【0033】例えば、図4において、ID0001のユ
ーザは、ID0002及び0003のユーザを、登録ユ
ーザとして登録している。また、ID0002のユーザ
は、ID0001のユーザを、登録ユーザとして登録し
ている。従って、ID0001及び0002のユーザ
は、互いに状態を参照することになるので、通信状態は
「complete」となる。しかし、ID0003のユーザ
は、ID0001のユーザを登録ユーザに指定していな
い。従って、参照ユーザID0001と登録ユーザID
0003との通信状態は、「imcomplete」となる。この
場合、登録ユーザの状態は参照ユーザに通知されない。
【0034】図5は、ルールDB110に蓄積されるル
ールテーブルの概念説明図である。ルールDB110に
は、ユーザID、状態、相手ユーザID、ルール及びリ
ミット値が対応付けられて蓄積されている。ここで、ル
ールには、ユーザIDで特定されるユーザが対応する状
態にある場合、相手ユーザに応じて通信手段106に付
与する評価ポイントが設定されている。リミット値と
は、評価ポイントの限界を示す。
【0035】例えば、ID0001のユーザは、自分が
状態「TEL_NG」においてユーザID0003から
電話がかかってきた場合、ID0003のユーザの電話
の使用実績を5点減点することを、ルールとしている。
ID0001のユーザが状態「TEL_NG」の場合、
ID0003のユーザが電話を使用できる限界は、−5
0ポイントまでである。
【0036】図6は、ルールDB110に蓄積される実
績テーブルの概念説明図である。実績テーブルには、ユ
ーザID、相手ユーザID及び使用実績値が対応付けら
れて蓄積されている。使用実績値は、ユーザが通信を実
行するごとに新たに計算し直される。例えば、ルールテ
ーブルが前記図5に示されたものだとする。その場合、
TEL_NGの状態にあるID0001のユーザに、I
D0003のユーザが電話をかけたとする。そうする
と、ID0001のユーザに対するID0003のユー
ザの電話の使用実績値には、−5点が加点される。
【0037】なお、図示していないが、サービス提供サ
ーバ109は、各ユーザの個人情報、例えば氏名、住
所、各種通信アドレスと、ユーザIDとを対応付けて管
理している。また、サービス提供サーバ109は、各ユ
ーザが設定している、状態ごとの通信手段106の優先
順位を管理している。[処理の流れ]次に、前記構成を
有する状態通知システムが行う処理の流れについて具体
的に説明する。本実施形態例では、状態通知システム
は、以下の8つの処理をユーザの指示に応じて行う。
【0038】(1)接続処理;アウェアネス装置とサー
ビス提供サーバとを接続。 (2)相手登録処理;登録ユーザを追加。 (3)相手削除処理;登録ユーザを削除。 (4)状態設定処理;自状態を更新し、サービス提供サ
ーバに通知。 (5)ルール設定処理;ルールテーブルを設定。
【0039】(6)減点クリア処理;他のユーザの使用
実績値をクリアして救済。 (7)通信処理;通信を開始。 (8)切断処理;アウェアネス装置とサービス提供サー
バとを切断。 この中で、(1)〜(4)及び(8)の各処理は、通常
の状態通知システムにおける処理と同様に行うことが出
来る。これらの8つの処理について、以下に具体的に説
明する。
【0040】(1)接続処理 図7及び図8は、接続処理におけるアウェアネス装置1
13及びサービス提供サーバ109が行う処理の流れを
示すフローチャートである。 (1−1)アウェアネス装置の処理 まず図7について説明する。
【0041】ステップS1:アウェアネス装置113
は、起動すると、ユーザからの何らかのイベントの入力
を待機している(図17参照)。ここでイベントとは、
接続前であれば接続の指示である。何らかの指示があっ
たと判断すると、ステップS2に移行する。 ステップS2:アウェアネス装置113は、ユーザーか
らの指示がサービス提供サーバへの接続であるか否かを
判断し、”Yes”と判断するとステップS3に移行す
る。”No”と判断すると、前記ステップS1に戻る。
【0042】ステップS3:アウェアネス装置113
は、アウェアネス装置113が動作するユーザ端末がネ
ットワーク111に既に接続されているかどうかを、判
断する。アウェアネス装置113がサービス提供サーバ
109にアクセスするためには、外部ネットワーク11
1、例えばインターネットにユーザ端末が接続している
必要があるからである。“Yes”と判断すると、後述
するステップS6に移行する。“No”と判断するとス
テップS4に移行する。
【0043】ステップS4、S5:アウェアネス装置1
13は、インターネットなどの外部ネットワークに接続
する処理を行う(S4)。接続が成功すると(S5)、
ステップS6に移行する。成功しなかった場合(S
5)、再び前記ステップS1に戻る。 ステップS6、S7:アウェアネス装置113は、サー
ビス提供サーバ109に接続コマンドを送信し、接続処
理を行う(S6)。このコマンドには、コマンド種別、
コマンド送信元のユーザID、所定の認証情報などが含
まれる。接続が成功した場合(S7)、ステップS8に
移行する。成功しなかった場合(S7)、前記ステップ
S6に戻り、接続処理をやり直す。設定回数のやり直し
で接続ができなかった場合は前記ステップS1に戻る。
【0044】ステップS8:アウェアネス装置113
は、状態要求コマンドをサービス提供サーバ109に送
信し、登録ユーザの状態を、サービス提供サーバ109
に要求する。このコマンドには、コマンド種別、要求元
ユーザID、登録ユーザID群が含まれる。 ステップS9:アウェアネス装置113は、前記要求に
応じて送られてきた登録ユーザの状態を、表示部112
に表示する(図18参照)。
【0045】(1−2)サービス提供サーバの処理 次いで、図8について説明する。図8は、接続処理にお
いてサービス提供サーバ109が行う処理の流れを示す
フローチャートである。ステップS101:サービス提
供サーバ109は、何らかのイベントを待機している。
ここでイベントとは、ユーザ端末上のアウェアネス装置
113から受信するコマンドである。何らかのコマンド
を受信すると、ステップS102に移行する。
【0046】ステップS102、S103:サービス提
供サーバ109は、イベントが接続要求か否かを判断し
(S102)、接続要求であれば認証処理及びログイン
処理を行う(S103)。イベントが登録ユーザの状態
要求である場合、後述するステップS107に移行す
る。ステップS104、S105、S106:サービス
提供サーバ109は、所定時間以内に認証及びログイン
が成功したか否かを判断し(S104,S105)、タ
イムアウトと判断すると接続を拒否する(S106)。
所定時間内に認証及びログインが成功すると、ステップ
S101に戻り、次のイベントを待機する(S10
4)。
【0047】ステップS107、S108:受信したイ
ベントが登録ユーザの状態の要求である場合、サービス
提供サーバ109は、要求元ユーザの状態を状態管理D
Bに設定する。この場合の状態は「接続中」である。ス
テップS109、S110:サービス提供サーバ109
は、要求元ユーザの登録ユーザの状態を、状態管理DB
から取得する(S109)。次いで取得した状態を、要
求元ユーザに送出する(S110)。
【0048】(2)相手登録処理、(3)相手削除処理
及び(4)状態設定処理 (2−1)アウェアネス装置の相手登録処理 図9は、相手登録処理(2)において、アウェアネス装
置113が行う処理の流れを示すフローチャートであ
る。この処理では、ユーザの指示に応じ、登録ユーザの
追加を行う。
【0049】ステップS11、S12:アウェアネス装
置113は、ユーザの指示を待機しており(S11)、
発生した指示が相手登録である場合(S12)、ステッ
プS13に移行する。 ステップS13、S14、S15:アウェアネス装置1
13は、登録ユーザを設定するための画面を表示し(ス
テップS13、図19参照)、登録ユーザが入力され
(S14)、OKボタンが押されると(S15)、ステ
ップS16に移行する。登録ユーザの設定画面は、後述
する図19において説明する。
【0050】ステップS16、S17、S18:アウェ
アネス装置113は、登録コマンドをサーバに送信する
(S16)。登録コマンドには、コマンド種別、参照ユ
ーザID及び登録ユーザIDが含まれている。また、ア
ウェアネス装置113自身は新たな登録ユーザを記憶す
る。その後、アウェアネス装置113は、サーバからの
レスポンスを待機し、正常なレスポンスがあった場合に
は新たな登録ユーザを表示部112に表示する(S1
7,S18)。
【0051】(3−1)アウェアネス装置の相手削除処
理 図10は、アウェアネス装置113が行う相手削除処理
(3)における処理の流れを示すフローチャートであ
る。この処理では、ユーザの指示に応じ、登録ユーザの
削除を行う。ステップS21、S22、S23:アウェ
アネス装置113は、ユーザの指示を待機しており(S
21)、発生した指示が登録ユーザの削除である場合
(S22)、削除を確認する画面を表示する(S23、
図20参照)。登録ユーザの削除画面については、後述
する図20において説明する。
【0052】ステップS24,S25:アウェアネス装
置113は、前記画面上で例えばOKボタンを押される
と、選択された登録ユーザを、登録ユーザから削除する
削除コマンドをサービス提供サーバ109に送信する。
削除コマンドには、コマンド種別、参照ユーザ及び削除
する登録ユーザが含まれている。 (4−1)アウェアネス装置の状態設定処理 図11は、状態設定処理(4)においてアウェアネス装
置113が行う処理の流れを示すフローチャートであ
る。この処理では、ユーザ状態の設定と、設定した状態
をサービス提供サーバ109へ通知する処理とを行う。
【0053】ステップS31、S32、S33:アウェ
アネス装置113は、ユーザの指示を待機しており(S
31)、状態設定の指示を受けると状態設定画面(図2
1参照)を表示する(S32,S33)。状態設定画面
では、予め準備された所定の状態のいずれかの選択を受
け付ける。また、所定の状態以外にユーザ任意の状態の
登録を可能にしておくこともできる。例えば、状態設定
画面に「状態登録ボタン」を設けておき、そのボタンを
押すと、ユーザ任意の状態を登録できるようにすること
が挙げられる。状態設定画面については、後述する図2
1で具体的に説明する。
【0054】ステップS34、S35:アウェアネス装
置113は、状態設定画面中の状態登録ボタンが押され
たか否かを判断し、押された場合新規状態を設定するた
めの画面を表示する(図示せず)(S35)。 ステップS36、S37:新規状態設定画面において状
態が入力され(S36)、OKボタンが押されると(S
37)、アウェアネス装置113は後述するステップS
40に移行する。すなわち、新たな状態を画面上に表示
すると共に、設定された状態を通知する状態設定コマン
ドを、サービス提供サーバ109に送信する。
【0055】ステップS38、S39、S40:アウェ
アネス装置113は、状態設定画面において状態登録ボ
タンが押されなかった場合、何らかの状態が選択された
かどうかを判断し(S38)、OKボタンが押されると
(S39)、選択された状態を画面上に表示する。ま
た、状態設定コマンドを、サービス提供サーバ109に
送信する(S40)。状態設定コマンドには、コマンド
種別と、状態を変更したユーザのIDと、状態を特定す
る情報とが含まれている。
【0056】(2−2),(3−2),(4−2)サー
ビス提供サーバの処理 図12は、相手登録処理(2)、相手削除処理(3)及
び状態設定処理(4)において、サービス提供サーバ1
09が行う処理の流れを示すフローチャートである。 ステップS111、S112:サービス提供サーバ10
9は、アウェアネス装置113からのコマンドを待機し
ている(S111)。登録コマンドを受信するとステッ
プS113に移行する(S112)。発生したイベント
が、削除コマンドの受信であれば(S117)後述する
ステップS117に、状態設定コマンドの受信であれば
(S120)後述するステップS121に移行する。
【0057】ステップS113:登録コマンドを受信し
た場合、サービス提供サーバ109は、要求元ユーザを
参照ユーザとし、参照テーブル及び被参照テーブルに、
参照ユーザ及び登録ユーザを書き込む。このとき、サー
ビス提供サーバ109は、登録ユーザが参照ユーザの状
態を参照しているか否かに基づいて、通信状態を更新す
る。
【0058】ステップS114、S115、S116:
サービス提供サーバ109は、参照ユーザと登録ユーザ
との通信状態が「complete」であれば(S114)、両
ユーザの状態を状態DB108から取得し(S11
5)、両ユーザに相手の状態を送信する(S116)。
参照ユーザと登録ユーザとの通信状態が「imcomplete」
であれば、状態を送信する必要はないので次のイベント
を待機する状態に戻る(S114)。
【0059】ステップS117、S118、S119、
S120:削除コマンドを受信した場合、サービス提供
サーバ109は、ステップS117に移行する。次い
で、サービス提供サーバ109は、削除コマンドに基づ
いて、参照テーブル及び被参照テーブルを更新する。す
なわち、要求元ユーザが指定する登録ユーザを、参照テ
ーブルから削除する(S118)。削除された登録ユー
ザが、要求元ユーザを登録ユーザに設定している場合、
サービス提供サーバ109は、通信状態を「imcomplet
e」に変更する(S118)。通信状態が「complete」
から「imcomplete」に変更された場合(S119)、サ
ービス提供サーバ109は、両ユーザに空の状態情報を
送信する(S120)。
【0060】ステップS121、S122、S123:
状態設定コマンドを受信した場合(121)、サービス
提供サーバ109は、状態設定コマンドに基づいて、状
態DBに新たな状態を書き込む(S122)。次いでサ
ービス提供サーバ109は、コマンド送信元の新たな状
態を、そのユーザを登録ユーザとしている他のユーザ
に、通知する(S123)。
【0061】(5)ルール設定処理、(6)減点クリア
処理及び(7)通信処理 図13〜図16は、前述の処理(5)〜(7)における
アウェアネス装置113及びサービス提供サーバ109
の処理の流れを示すフローチャートである。 (5−1)アウェアネス装置のルール設定処理 図13は、ルール設定処理(5)において、アウェアネ
ス装置113が行う処理の流れを示すフローチャートで
ある。この処理では、アウェアネス装置113は、ルー
ルの設定をユーザから受け付ける。
【0062】ステップS51、S52、S53:アウェ
アネス装置113は、ユーザの指示を待機しており(S
51)、発生した指示がルール設定であると(S5
2)、ルール設定画面を表示する(S53)。ルール設
定画面については、後述する図22において説明する。
ルール設定画面は、ユーザが、自分の状態に応じ、各種
通信手段に対する評価ポイントを設定できるようにデザ
インされている。また、評価ポイントを、通信相手に応
じて変更できるようになっていると好ましい。
【0063】ステップS54、S55、S56:アウェ
アネス装置113は、ルール設定画面においてルールが
設定入力されたか否かを判断する(S54)。“Ye
s”と判断すると、OKボタンが押されるのを待機する
(S55)。OKボタンが押されると、設定されたルー
ルを書き込んだルール設定コマンドを、サービス提供サ
ーバ109に送信する(S56)。このコマンドには、
コマンド種別、送信元ユーザID、状態、相手、通信手
段、評価ポイント、リミット値などが含まれる。
【0064】(6−1)アウェアネス装置の減点クリア
処理 図14は、減点クリア処理(6)において、アウェアネ
ス装置113が行う処理の流れを示すフローチャートで
ある。この処理では、アウェアネス装置113は、指定
されたユーザの使用実績値を初期化する処理を行う。 ステップS61、S62、S63:アウェアネス装置1
13は、ユーザの指示を待機しており(S61)、減点
クリアの指示がなされると、確認画面を表示する(図2
3参照)。確認画面では、指定するユーザと、使用実績
値を初期化する通信手段106とを、ユーザに対して確
認する。指定ユーザの使用実績値とそのリミット値と
を、併せて確認画面に表示しても良い。使用実績値がリ
ミット値に近づいてきたためクリアして救済するか否か
などの判断を、ユーザがしやすくなると考えられる。確
認画面については、後述する図23で具体的に説明す
る。
【0065】ステップS64、S65:アウェアネス装
置113は、ユーザから確認の指示、例えば“OKボタ
ン”が押されると、クリアコマンドをサービス提供サー
バ109に送信する。クリアコマンドには、コマンド種
別と、コマンド送信元ユーザIDと、指定されたユーザ
IDと、指定された通信手段とが含まれている。 (7−1)アウェアネス装置の通信処理 図15は、通信処理(7)においてアウェアネス装置1
13が行う処理の流れを示すフローチャートである。こ
の処理では、アウェアネス装置113は、ユーザから通
信の指示を受け付け、指定された通信手段106の予想
実績値を、通信開始前にユーザに通知する。
【0066】ステップS71、S72、S73:説明の
簡単のため、ここでは通信手段106として電話が選択
された場合を考える。アウェアネス装置113は、ユー
ザからの指示を待機しており(S71)、通信相手及び
電話が選択されると(S72)、電話コマンドをサービ
ス提供サーバ109に送信する。この電話コマンドに
は、コマンド種別と、通信手段と、受信側ユーザID
と、通信要求者のIDとが含まれている。
【0067】ステップS74:アウェアネス装置113
は、前記電話コマンドの送信に対し、サービス提供サー
バ109からの応答を待機し、応答を受信するとステッ
プS75に移行する。この応答には、受信側ユーザのそ
の時点の状態において受信側ユーザが要求側ユーザの電
話に対し設定している評価ポイントと、要求側ユーザの
受信側ユーザに対する電話の使用実績値と、そのリミッ
ト値とが含まれている。
【0068】ステップS75:アウェアネス装置113
は、受信した応答に基づいて、警告画面を表示部112
に表示する。警告画面では、受信側ユーザ及び選択して
いる通信手段(電話)に関し、要求側ユーザの予想使用
実績値とそのリミット値との関係が、表示される。例え
ば、予想使用実績値とリミット値とをそれぞれそのまま
表示しても良い。また、リミット値に対する予想使用実
績値を、赤、黄色、青の3段階の信号形式で表示しても
良い。予想使用実績値とリミット値とをグラフで表示し
てもよい。警告画面に、現在の使用実績値に関する表示
を行うことも可能である。警告画面については、後述す
る図24で具体的に説明する。
【0069】ステップS76、S77:アウェアネス装
置113は、警告画面において通信の開始を指示された
か否かを判断し(S76)、“Yes”と判断するとス
テップS77に移行する。ステップS77では、アウェ
アネス装置113は、通信制御部105により電話によ
る通信を開始する。また、アウェアネス装置113は、
サービス提供サーバ109に対し、通信実行コマンドを
送信する。このコマンドには、コマンド種別、通信を実
行した通信手段、その通信手段の新たな使用実績値、要
求側ユーザのID及び受信側ユーザのIDが、含まれて
いる。
【0070】通信をキャンセルした場合、アウェアネス
装置113は再びステップS71に戻り、次のユーザか
らの指示を待機する。通信がキャンセルされた場合、ア
ウェアネス装置113は、サービス提供サーバ109に
対し、通信キャンセルコマンドを送信する。このコマン
ドには、コマンド種別、キャンセルされた通信手段、要
求側ユーザのID及び受信側ユーザのIDが、含まれて
いる。
【0071】なお、使用実績値が減点される通信が実行
された場合、受信側アウェアネス装置113は、要求側
ユーザの使用実績値を減点するか否かを、受信側ユーザ
に確認することも可能である。例えば、減点通知画面を
表示し、使用実績値に対する減点を実行するか否かを要
求側ユーザに判断させても良い。この減点通知画面につ
いては、後述する図25で具体的に説明する。
【0072】(5−2)、(6−2)、(7−2)サー
ビス提供サーバの処理 図16は、前記処理(5)〜(7)において、サービス
提供サーバ109が行う処理の流れを示すフローチャー
トである。この処理では、サービス提供サーバ109
は、電話コマンド、クリアコマンドまたはルール設定コ
マンドのいずれかの受信による処理を行う。
【0073】ステップS131、S132:サービス提
供サーバ109は、コマンドを待機しており(S13
1)、アウェアネス装置113から電話コマンドを受信
すると(S132)、ステップS133に移行する。ク
リアコマンドを受信した場合、後述するステップS13
9に移行する。ルール設定コマンドを受信した場合、後
述するステップS141に移行する。
【0074】ステップS133:サービス提供サーバ1
09は、電話コマンドを解析し、受信側ユーザとして選
択されたユーザの状態を、状態管理DBから取得する。 ステップS134:サービス提供サーバ109は、ルー
ルテーブルを参照し、受信側ユーザの現在の状態におい
て、電話に対する評価ポイント及びリミット値を、要求
側ユーザに関して取得する。
【0075】ステップS135:サービス提供サーバ1
09は、実績テーブルを参照し、受信側ユーザ及び電話
に関し、要求側ユーザの使用実績値を獲得する。 ステップS136:サービス提供サーバ109は、要求
側アウェアネス装置113に対し、ルールテーブル及び
実績テーブルから取得した評価ポイント、使用実績値及
びそのリミット値を通知する。
【0076】ステップS137、S138:サービス提
供サーバ109は、前段階の通知に対する、要求側アウ
ェアネス装置113からの通信実行コマンドまたは通信
キャンセルコマンドのいずれかの受信を待機する(S1
37)。通信実行コマンドを受信した場合、ステップS
138に移行し、電話の使用実績値を更新する(S13
8)。通信キャンセルコマンドを受信した場合、電話の
使用実績値は変化しないので、前記ステップS131に
戻り、次のコマンドを待機する。
【0077】ステップS139、S140:サービス提
供サーバ109は、クリアコマンドを受信した場合(S
139)、実績テーブルを更新する。具体的には、指定
されたユーザの指定された通信手段の使用実績値を、コ
マンド送信者に関して初期化する。 ステップS141、S142:サービス提供サーバ10
9は、ルール設定コマンドを受信した場合(S14
1)、受信したコマンドに基づいて、ルールDB110
の更新を行う。
【0078】(8)切断処理 アウェアネス装置113は、ユーザにより切断が指示さ
れた場合、サービス提供サーバとの接続を切断する。サ
ービス提供サーバ109は、該当ユーザの状態を「非接
続」などに変え、状態DBを更新する。さらに、該当ユ
ーザーを参照しており、かつ現在サービス提供サーバ1
09に接続しているユーザに対し、状態の変更を通知す
る。
【0079】[画面例]図17は、アウェアネス装置1
13起動直後の画面例である。この画面には、ツールバ
ーと、自分の状態と、登録ユーザとが表示されている。
ツールバーには、前記処理(1)〜(8)に対応するボ
タンが表示されている。この時点では、サービス提供サ
ーバ109に接続されていないので、「接続ボタン」以
外のボタンは選択できないようになっている。また、
「自分の状態」も設定されていないので表示されていな
い。登録ユーザについても、登録ユーザ名のみが表示さ
れており、状態は表示されていない。自状態が設定され
ていないからである。
【0080】図18は、アウェアネス装置113がサー
ビス提供サーバ109に接続した後の画面例である。接
続によって、選択可能になったボタンがツールバーに表
示されている。「自分の状態」は「接続中」となってい
る。自分の状態が空でなくなったので、登録ユーザの状
態についても表示されている。図19は、登録ユーザを
設定または追加する場合の画面例である。ツールバーに
おいて「相手登録」を選択すると、図19に示す「ユー
ザ登録ウインドウ」が表示される。このウインドウにお
いて登録ユーザを指定し、「OKボタン」を押すと、指
定したユーザが登録ユーザとして表示される。
【0081】図20は、登録ユーザを削除する場合の画
面例である。いずれかの登録ユーザを選択し、ツールバ
ーにおいて「相手削除」を選択すると、図20に示す
「ユーザ削除ウインドウ」が表示される。「OKボタ
ン」を押すと、選択されたユーザが登録ユーザから削除
される。図21は、自状態を設定する場合の状態設定画
面例である。ツールバーにおいて「状態設定」を選択す
ると、図21に示す状態設定ウインドウが表示される。
状態設定ウインドウにおいては、システム側で予め準備
した所定の状態が表示されている。いずれかの状態を選
択し、「OKボタン」を押すと、その状態が自分の状態
としてアウェアネス装置113及び状態DB108に設
定される。「状態登録ボタン」を押すと、ユーザ任意の
状態を入力するためのウインドウが表示され(図示せ
ず)、任意の状態を自分の状態として設定することがで
きる。
【0082】図22は、ルールを設定するためのルール
設定画面例である。ツールバーにおいて「ルール設定」
を選択すると、図22に示すルール設定ウインドウが表
示される。このウインドウでは、例えばまずルールを設
定する相手を選択すると、その相手に設定しようとする
状態を選択することができる。状態を選択すると、各通
信手段106に対する評価ポイントと、そのリミット値
とを設定することができる。リミット値は、必要がなけ
れば設定しなくても良い。
【0083】図23は、使用実績値をクリアする画面例
である。いずれかの登録ユーザを選択してツールバーの
「減点クリアボタン」を選択すると、図23に示す「ク
リア確認ウインドウ」が表示される。このウインドウに
おいて、使用実績値を初期化する通信手段106を選択
し、「OKボタン」を押すと、選択したユーザの使用実
績値が選択した通信手段106に関して初期化される。
【0084】図24は、通信開始時の警告画面例であ
る。いずれかの登録ユーザを選択すると、メニューバー
の通信手段のボタンが選択可能となる。この例では通信
手段として「電話」を選択することにより、図示の「警
告ウインドウ」が表示される。図では、選択したユーザ
名と、選択した通信手段と、その通信手段の評価ポイン
トと、その通信手段を用いた場合の予想使用実績値(予
想ポイント)と、その通信手段のリミット値とが、表示
されている。通信を要求しようとするユーザは、予想使
用実績値(予想ポイント)とリミット値とに基づいて、
通信を実行するか否かを判断することが出来る。また、
図では、他の通信手段についても予想使用実績値及びリ
ミット値が表示され、通信手段の選択を変更できるよう
になっている。
【0085】図25は、通信を要求されたアウェアネス
装置113が表示する減点通知画面例である。この例で
は、ユーザ「渡辺理」が電話しようとした場合に、受信
側ユーザのアウェアネス装置113に表示される画面例
である。この例では、「渡辺理」の電話に対する評価ポ
イント、リミット値及び予想使用実績値を表示し、減点
を実行するか否かを確認している。この画面は既定の時
間が経過すると、減点したうえであるいは減点しないう
えで、消去されてもよい。
【0086】図26は、アウェアネス装置113がサー
ビス提供サーバ109との接続を切断する時の画面例で
ある。ツールバーにおいて「切断」を選択することによ
り、図26に示す「切断ウインドウ」が表示される。こ
のウインドウで「OKボタン」を押すと、アウェアネス
装置113はサービス提供サーバ109から切断され
る。
【0087】<その他の実施形態例> (A)前記実施形態例においては、判定部をアウェアネ
ス装置に設けたが、サービス提供サーバ上で予想使用実
績値を算出し、アウェアネス装置に通知するようにして
も良い。 (B)前記実施形態例においては、ルールテーブルをユ
ーザが設定可能であるが、予めシステム側でルールテー
ブルを準備しておくか、デフォルト値を設定しておいて
も良い。
【0088】(C)前記実施形態例においては、ルール
テーブルや使用実績テーブルをサービス提供サーバに持
たせたが、これらのテーブルをアウェアネス装置にもた
せてもよい。この場合、ルール変更時には参照/被参照
テーブルに従ってルール変更を通知する必要がある。 (D)前述した本発明の方法を実行するプログラムを記
録した記録媒体は、本発明に含まれる。ここで記録媒体
としては、コンピュータが読み書き可能なフロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、半導体メモ
リ、CD−ROM、DVD、光磁気ディスク(MO)、
その他のものが挙げられる。
【0089】
【発明の効果】本発明の状態通知装置を用いれば、ユー
ザの通信手段の使用実績が、相手ごとにが作成される。
ユーザは、通信を開始しようとする場合、選択した通信
手段の予想使用実績とその限界との関係を予め通知され
るので、受信側ユーザが好まない通信手段を乱用するこ
とを自制するようになる。一方、通信の内容によって
は、受信側ユーザはあえて受信者側ユーザが希望しない
通信手段であっても使用すべきであるとの判断をし、通
信を実行することが出来る。すなわち、状況に応じた、
柔軟な通信手段の制限が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を表す概念説明図。
【図2】本発明の状態通知システムが行うおおまかな処
理の流れの説明図。
【図3】第1実施形態例に係る状態通知システムの機能
ブロック図。
【図4】参照テーブル及び被参照テーブルの概念説明
図。
【図5】ルールDBの概念説明図。
【図6】実績テーブルの概念説明図。
【図7】接続処理(1)において、アウェアネス装置が
行う処理の流れを示すフローチャート。
【図8】接続処理(1)において、サービス提供サーバ
が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図9】相手登録処理(2)において、アウェアネス装
置が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図10】相手削除処理(3)において、アウェアネス
装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図11】状態設定処理(4)において、アウェアネス
装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図12】相手登録処理(2)、相手削除処理(3)、
状態設定処理(4)において、サービス提供サーバが行
う処理の流れを示すフローチャート。
【図13】ルール設定処理(5)において、アウェアネ
ス装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図14】減点クリア処理(6)において、アウェアネ
ス装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図15】通信処理(7)において、アウェアネス装置
が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図16】ルール設定処理(5)、減点クリア処理
(6)、通信処理(7)において、サービス提供サーバ
が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図17】アウェアネス装置起動直後に表示される画面
例。
【図18】サービス提供サーバに接続中に表示される画
面例。
【図19】相手登録処理で表示される画面例。
【図20】相手削除処理で表示される画面例。
【図21】状態設定処理で表示される画面例。
【図22】ルール設定処理で表示される画面例。
【図23】減点クリア処理で表示される画面例。
【図24】通信開始時に表示される、警告画面例。
【図25】通信開始要求受信時に表示される、減点通知
画面例。
【図26】切断時に表示される画面例。
【符号の説明】 1;状態通知システム 2;入力部 3;イベント解析部 4;状態管理部 5;通信制御部 6;通信手段 7;判定部 8;状態管理サーバ 9;サービス提供サーバ 10;ルールDB
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月28日(2000.4.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 17/60 514 H04L 13/00 307Z (72)発明者 大谷 浩司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 渡辺 理 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 大野 敬史 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 光岡 円 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB00 CC03 CC31 DD01 EE01 FF03 FF04 GG04 GG07 5B089 GA11 GB02 JA35 JB15 KA13 KC15 KC22 5K024 AA61 AA71 BB04 GG01 GG03 GG05 GG11 GG12 GG13 5K034 AA17 BB06 DD01 FF01 NN11 5K101 PP05 RR11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上のユーザの状態を管理し、
    第1ユーザの状態と第1ユーザが状態に応じて希望する
    通信手段とを、第2ユーザに通知可能な状態通知システ
    ムに用いられる通信支援方法であって、 第1ユーザが、第2ユーザに対し、状態及び通信手段に
    応じて設定する評価条件を蓄積したルールテーブルを準
    備し、 第2ユーザから第1ユーザへの通信に使用された通信手
    段がどの程度第1ユーザの希望に添って使用されたかを
    示す使用実績が蓄積される使用実績テーブルを準備し、 第2ユーザが第1ユーザに対して通信を開始した場合、
    通信に用いられた通信手段の評価をルールテーブルから
    求め、前記通信手段の使用実績を前記評価に基づいて更
    新し、 第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択して通
    信を要求した場合、選択された通信手段を用いた場合の
    予想使用実績を、通信開始に先立ち第2ユーザに通知す
    る、通信支援方法。
  2. 【請求項2】前記評価条件として、第1ユーザが、第2
    ユーザに対し、状態及び通信手段ごとに設定する評価ポ
    イントを用いる、請求項1に記載の通信支援方法。
  3. 【請求項3】前記使用実績は評価ポイントの累計であ
    る、請求項2に記載の通信支援方法。
  4. 【請求項4】前記ルールテーブルには、第1ユーザが、
    第2ユーザに対し、状態及び通信手段に応じて設定する
    評価ポイントの限度値がさらに蓄積されており、 第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択して通
    信を要求した場合、評価ポイントの限度値と関連付けて
    予想使用実績を第2ユーザに通知する、 請求項2または3に記載の通信支援方法。
  5. 【請求項5】ネットワーク上のユーザの状態を管理し、
    第1ユーザの状態と第1ユーザが状態に応じて希望する
    通信手段とを、第2ユーザに通知可能な状態通知システ
    ムに用いられる通信支援システムであって、 第1ユーザが、第2ユーザに対し、状態及び通信手段に
    応じて設定する評価条件を蓄積したルールテーブルと、 第2ユーザから第1ユーザへの通信に使用された通信手
    段がどの程度第1ユーザの希望に添って使用されたかを
    示す使用実績が蓄積される使用実績テーブルと、 第2ユーザが第1ユーザに対して通信を開始した場合、
    通信に用いられた通信手段の評価をルールテーブルから
    求め、前記通信手段の使用実績を前記評価に基づいて更
    新する使用実績更新手段と、 第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択して通
    信を要求した場合、選択された通信手段を用いた場合の
    予想使用実績を、通信開始に先立ち第2ユーザに通知す
    る通知手段と、 を備える通信支援システム。
  6. 【請求項6】ネットワーク上のユーザの状態を管理し、
    第1ユーザの状態と第1ユーザが状態に応じて希望する
    通信手段とを、第2ユーザに通知可能な状態通知システ
    ムに用いられる通信支援方法であって、 第1ユーザが、第2ユーザに対し、状態及び通信手段に
    応じて設定する評価条件を蓄積したルールテーブルと、 第2ユーザから第1ユーザへの通信に使用された通信手
    段がどの程度第1ユーザの希望に添って使用されたかを
    示す使用実績が蓄積される使用実績テーブルとが準備さ
    れている場合、 第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択して通
    信を要求した場合、選択された通信手段の評価をルール
    テーブルから取得し、選択された通信手段を用いた場合
    の予想使用実績を、通信開始に先立ち第2ユーザに通知
    する、通信支援方法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の通信支援方法を実行する
    プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  8. 【請求項8】請求項6に記載の通信支援方法を実行する
    プログラムを提供する提供装置。
  9. 【請求項9】ネットワーク上のユーザの状態を管理し、
    第1ユーザの状態と第1ユーザが状態に応じて希望する
    通信手段とを、第2ユーザに通知可能な状態通知装置に
    用いられる通信支援方法であって、 第1ユーザが、第2ユーザに対し、状態及び通信手段に
    応じて設定する評価条件を蓄積したルールテーブルと、 第2ユーザから第1ユーザへの通信に使用された通信手
    段がどの程度第1ユーザの希望に添って使用されたかを
    示す使用実績が蓄積される使用実績テーブルとを準備
    し、 第2ユーザが第1ユーザに対して通信を開始した場合、
    通信に用いられた通信手段の評価をルールテーブルから
    求め、前記通信手段の使用実績を前記評価に基づいて更
    新し、 第2ユーザが第1ユーザに対して通信手段を選択して通
    信を要求した場合、選択された通信手段の評価をルール
    テーブルから求め、通信開始に先立ち第2ユーザに通知
    する、 通信支援方法。
  10. 【請求項10】請求項9に記載の通信支援方法を実行す
    るプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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