JP2001312356A - 身体を利用する画像入力インタフェースを備えた一体型装着型計算機 - Google Patents

身体を利用する画像入力インタフェースを備えた一体型装着型計算機

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JP2001312356A
JP2001312356A JP2000128778A JP2000128778A JP2001312356A JP 2001312356 A JP2001312356 A JP 2001312356A JP 2000128778 A JP2000128778 A JP 2000128778A JP 2000128778 A JP2000128778 A JP 2000128778A JP 2001312356 A JP2001312356 A JP 2001312356A
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hand
wearable computer
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Tomohiro Kuroda
知宏 黒田
Hiroshi Sasaki
博史 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装着型計算機に手を用いて直感的に情報を入力
することを、ユーザに入力専用の器具の装用を求めるこ
となく実現し、着脱の容易な装着型計算機を実現する。 【解決手段】利用者が眼前に手を開いて提示することで
入力画面を呼び出し、もう一方の手で指さしする事で、
或いは開いた手の指を折ることでメニューを選択、或い
はもう一方の手で掌に記述することで入力することを、
画像入力装置を用いて実現することで、出力ディスプレ
イ装置周辺に全ての構成要素を集中的に配し、一体型の
装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、入力のための装置
を特別に装着することなく、容易に入力操作が可能な一
体型装着型計算機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、装着型計算機、或いはウェアラブ
ルコンピュータと呼ばれる、時と場所に依存せずに瞬時
に使用が可能であり、ユーザが常に身につけて歩くこと
ができる計算機装置が提案されている。装着型計算機
は、日常生活のあらゆる場面において知的な情報アクセ
ス、情報支援を行うことができるため、その応用範囲は
非常に多岐にわたり、実用化のもたらす社会的、経済的
効果は計り知れない。
【0003】一般的に計算機装置の実用性は、装置全体
の価格とその操作の容易さ、すなわち入出力インタフェ
ースによって決定づけられる。ここで、装着型計算機の
出力インタフェースについては、頭部搭載型ディスプレ
イの出現などにより、実用的なシステムの構築が可能と
なっているが、入力インタフェースについては以下に述
べるように様々な問題を抱えている。
【0004】入力インタフェースとして、ボタンやポイ
ンタ装置、ペン入力インタフェースなどの直接身体部位
で触れることにより操作する接触型インタフェースを備
えた装着型計算機が提案されている。しかし、これらの
装着型計算機では、ユーザは使用に際して入力装置を装
用することを余儀なくされる。従って、入力が容易な身
体部位に入力装置を装用し、観察が容易な部位に出力デ
ィスプレイを装用することになるため、ユーザは複数の
装置を装用せねばならず、着脱が困難になるという問題
が生じる。また、装用品が日常生活や作業の妨げになる
問題も生じうる。
【0005】一方、上記の問題を解決するものとして、
音声入力を用いた入力インタフェースを備えた装着型計
算機が提案されている。しかし、このような装着型計算
機は、騒音の激しい環境や静粛が求められる環境での使
用は困難である。
【0006】また、身振り入力を利用する装着型計算機
も提案されているが、入力コマンド数が増加するにつ
れ、認識率が低下するとともにユーザがあらかじめ覚え
ねばならない身振り数が増加するという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を解決するために提案されたものであり、新たな
器具の装用をユーザに求めることなく、手を用いて直感
的に情報入力が可能な、操作性/着脱容易性に極めて優
れた装着型計算機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、計算機装置
からの出力情報を受け取ることのできる人体器官は頭部
に集中していることに着目し、装着型計算機を構成する
全ての構成要素を、頭部、或いは眼鏡型透過型ディスプ
レイに集中的に配置することで、着脱容易性に極めて優
れた装着型計算機を構成する。
【0009】また、本発明では、メニュー選択肢を人間
の手の各指に割り当て、開手によってメニューを呼び出
し、他方の手で目的選択肢が割り当てられている指に触
れる、或いは目的選択肢が割り当てられている指を折る
ことによって選択動作を実行するという直感的動作を利
用することで、操作性に極めて優れたメニュー型入力イ
ンタフェースを有した装着型計算機を構成する。同様
に、開手によって記述入力領域を呼び出し、個々に他方
の指で情報を書き込むという直感的動作を利用すること
で、操作性に極めて優れた記述式入力インタフェースを
有した装着型計算機を構成する。
【0010】
【発明の実施の形態】頭部に集中的に構成要素を配し、
かつ上記のような直感的入力インタフェースを有した装
着型計算機を画像入力装置を利用することで、簡便に実
現した。
【0011】
【実施例】図1は、本発明装置の1実施例の図であっ
て、1は画像入力装置、2は透過型頭部搭載ディスプレ
イ装置、3はユーザの眼前に提示されている画像であ
る。
【0012】ユーザが眼前に手を開いて提示すると、本
発明装置は画像入力装置を用いて取得した画像を処理す
ることで、開手が提示されていることを検出する。ただ
し、画像入力装置は通常の2次元画像入力装置でもあっ
てもよいし、能動センサなどを用いた2.5次元、或い
は3次元画像入力装置であってもよい。
【0013】開手が提示されたことを認識すると、本発
明装置は透過型頭部搭載型ディスプレイ装置などを通じ
て、提示された開手の各指先にメニュー選択肢を重畳提
示する。このとき、ディスプレイ装置は透過型のものに
限る必要はなく、画像入力装置からの画像上にメニュー
選択肢をスーパーインポーズして提示する方式を用いて
もよい。ユーザが、視覚障害者である場合やメニュー選
択肢が常に記憶できる程度の数しかないのであれば、眼
前に表示する必要もない。ただし、一般的には入力動作
を即していることが直感的にユーザに伝達できることか
ら、メニュー選択肢は上記のように指先に提示されてい
ることが望ましい。
【0014】本発明装置におけるメニュー選択動作は、
目的の選択肢が提示されている指に他方の手の指先で触
れることにより実現される。本発明装置は、画像入力装
置を用いて、他方の手が視野内に侵入してきたことを検
知し、その指先点が接触した開手の指先に提示されてい
たメニューを入力情報であると認識する。
【0015】もちろん、メニュー選択動作は上記の手法
に限らず、目的の選択肢が提示されている指を折るなど
の動作でも実現できる。
【0016】さらに、本発明装置においては、メニュー
を選択する動作だけではなく、開手を記述領域とし、他
方の手を用いて入力する文字を記述領域上に記述するこ
とで、記述入力も実現できる。
【0017】図2は、本発明装置における入力動作の説
明図で、4はメニュー型入力動作、5は記述型入力動作
である。
【0018】なお、これらの手を用いた入力と、音声入
力装置や身振り入力を組み合わせて、さらに高機能、か
つ直感的な入力インタフェースを持った装着型計算機を
構成することも可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装着型計
算機は、手を用いた直感的な入力を可能とすることによ
り、きわめて優れた操作性を有することが出来る。ま
た、このような入力動作の認識を、画像入力装置を用い
て非接触で実現することにより、出力ディスプレイ装置
を含めた一体型の装置として構成することが可能である
ため、きわめて優れた着脱容易性を有することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一体型装着型計算機の実施方法を示した説明
図である。
【図2】 一体型装着型計算機における入力動作の一例
を示した説明図である。
【符号の説明】
1 画像入力装置 2 透過型頭部搭載型ディスプレイ装置 3 ユーザの眼前に提示される画像 4 メニュー型入力動作 5 記述型入力動作

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置、メモリ、外部記憶装置、
    および電源装置を含む構成部材の全てが頭部に搭載でき
    るよう整形された、或いは眼鏡型透過型ディスプレイに
    組み込まれた一体型の装着型計算機で、透過型ディスプ
    レイ装置を被った利用者が眼前に手を開いて提示するこ
    とで入力画面を呼び出し、もう一方の手で指さしする事
    で、或いは開いた手の指を折ることでメニューを選択、
    或いはもう一方の手で掌に記述することで入力可能であ
    ることを特徴とする装着型計算機。
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