JP2001309917A - 超音波プローブ及び超音波診断装置 - Google Patents

超音波プローブ及び超音波診断装置

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JP2001309917A
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Nobuyuki Iwama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、装置本体側のコネクタを2次
元アレイ型超音波プローブとで共用できる1.5次元ア
レイ型超音波プローブ及び超音波診断装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】本発明は、M×N(M>N)というマトリ
クスサイズで2次元状に配列された複数の振動素子を有
するプローブヘッド28と、超音波診断装置本体25側
のコネクタ24と接続されるプローブコネクタ30と、
プローブヘッド28とプローブコネクタ30とを電気的
に連結するケーブル29とを備え、振動素子はプローブ
コネクタ30内で2系統に分岐され、その一方がプロー
ブコネクタ30の送信用コネクタピンに接続され、他方
が受信用コネクタピンに接続されることを特徴とする超
音波プローブである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波の送受信を
行う超音波プローブと生体に超音波を送信して得られる
受信信号により生体の断層像等を映像化する超音波診断
装置とに係り、特に、振動子が2次元状に配列された2
次元アレイ型の超音波プローブ及び超音波診断装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の2次元的な断層像に加え、超音波
プローブの断層面をスライス面と直交方向に手動、又は
機械揺動などで移動させることで、3次元の情報を収集
し、任意断面表示をしたり、血管を抽出して3次元的な
表示をさせたり、胎児等の表面画像を立体的に表示させ
るなど、各種のデータ収集、表示方法が考案されてい
る。しかし、超音波プローブを機械的または手動で移動
させることは、結果的にデータ収集に時間を要し、実時
間での動画像を得ることは困難であった。
【0003】近年、超音波プローブの製造技術の進歩に
より、超音波振動子を2次元的に配列した小型の2次元
アレイ型超音波プローブが開発され、実用化に向け検討
が進められている。この2次元アレイ型を電子スキャン
させることで超音波ビームを3次元的に送受信すること
ができ、機械的、手動で動かすことが不要であるため、
原理的には実時間でのデータ収集が可能となった。
【0004】しかしながら、2次元アレイ型超音波プロ
ーブは素子数(チャンネル数)が非常に多く、この非常
に多いチャンネルの全てを使って3次元スキャンを行う
ことは回路規模が膨大になり、現実的ではない。このた
め3次元スキャンでは、全チャンネルを使わずに、数分
の一のチャンネルをまばらに引き出し、その比較的少な
いチャンネルで3次元スキャンを行ういわゆるスパース
アレイ(間引き駆動)という技術が使われていて、この
技術によると、感度が多少犠牲にはなるが、回路規模を
削減でき、可搬性のある装置サイズにすることができ
る。
【0005】一方、従来の1次元アレイ型超音波プロー
ブと2次元アレイ型超音波プローブの中間的な位置づけ
として、2次元断層像をあらゆる深さで分解能良く、描
出する目的で、スライス方向のチャンネル数を2次元ア
レイ型超音波プローブの数分の一に減らした、1次元及
び2次元アレイ型超音波プローブと区別するために他の
表現を使うと、1次元アレイをスライス方向に例えば8
列並べたいわゆる1.5次元アレイ型超音波プローブが
ある。この1.5次元アレイ型超音波プローブは、レン
ズ方向の振動子配列は、電子的に集束点を可変するため
の可変焦点の遅延を加える目的にのみ使われるため、振
動子は2次元的に配置されているが、スキャンの方法に
より2次元アレイ型超音波プローブと区別して1.5次
元アレイと呼ばれる。
【0006】例えば、図5に示すように、2次元アレイ
型超音波プローブ1のマトリクスサイズは一般的なもの
で64×64チャンネル(チャンネル)であり、その総
素子数は4096チャンネルになる。3次元スキャンで
一般的なスパースアレイではこの素子の一部、例えば5
12チャンネルを送信専用、別の512チャンネルを受
信専用としてまばらにケーブル2及びコネクタ3、4を
介して装置本体5に引き出して送受信を行うようになっ
ている。
【0007】このため、装置5側には、512チャンネ
ルの送信回路6と512チャンネルの受信回路7が備え
られる。また、この2次元アレイ型超音波プローブを超
音波診断装置本体に接続するには、送受信号数の他、G
ND、その他制御信号を合わせ、合計2000ピン程度
のコネクタ3,4を必要とする。
【0008】一方、スライス方向の分解能を向上させる
目的で構成された1.5次元アレイ型超音波プローブ6
では、例えば、128チャンネル×8チャンネル程度の
マトリクスサイズで、スライス方向8分割は深さ方向に
のみ遅延を加えるため、中心部から順に対称に外側素子
同士を共通接続して用いられる。このため、8分割は実
質4分割として動作させることができ、このまま送受信
するには、本体5は、128チャンネル×4チャンネル
=512チャンネルの送受信チャンネルで構成される。
この場合、1.5次元プローブを装置へ接続するための
ケーブル7及びコネクタ8,9はおよそ、700から1
000ピン必要となる。コネクタ8の中、またはプロー
ブヘッド6の中に切替SWを設け、512チャンネルの
送受信チャンネルを128チャンネルや256チャンネ
ルにして構成する場合には、150から350ピン程度
のコネクタで良い。
【0009】このように2次元アレイ型超音波プローブ
と1.5次元アレイ型超音波プローブとではコネクタピ
ンの数が異なり、また送受信の仕様も、2次元用は送受
別、1.5次元は送受共用と相違することから、装置本
体にはそれぞれ専用のコネクタ4,9が必要とされ、
1.5次元アレイ型超音波プローブと2次元アレイ型超
音波プローブとの両方を備える装置においては、装置の
コネクタ取り付け面積が大きくなってしまうという問題
があった。
【0010】また、上述したようにそれぞれの送受信の
仕様の相違に対応するように、装置本体内の送受信回路
6,7には、256チャンネルや512チャンネルとい
った信号を選択プローブによって送受共通にしたり、送
受別に切り替えるスイッチ10,11やリミッタ12、
または2次元、1.5次元それぞれ独立に送受信する手
段を備える必要があり、回路規模が膨大となる問題もあ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、装置
本体側のコネクタを2次元アレイ型超音波プローブとで
共用できる1.5次元アレイ型超音波プローブ及び超音
波診断装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、M×N(M>
N)というマトリクスサイズで2次元状に配列された複
数の振動素子を有するプローブヘッドと、超音波診断装
置本体側のコネクタと接続されるプローブコネクタと、
前記プローブヘッドと前記プローブコネクタとを電気的
に連結するケーブルとを備え、前記振動素子は前記プロ
ーブコネクタ内で2系統に分岐され、その一方が前記プ
ローブコネクタの送信用コネクタピンに接続され、他方
が受信用コネクタピンに接続されることを特徴とする超
音波プローブである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る1.5次元アレイ型超音波プローブを好ましい実施形
態により説明する。まず、1.5次元アレイ型超音波プ
ローブを次のように定義し、1次元アレイ型超音波プロ
ーブ及び2次元アレイ型超音波プローブとの区別を明確
にする。振動素子配列の観点から見ると、1次元アレイ
型超音波プローブは複数の振動素子が一列に配列されて
なるもので、また2次元アレイ型超音波プローブは複数
の振動素子がマトリクス状に配列されてなるものであ
る。一方、1.5次元アレイ型超音波プローブは、複数
の振動素子がマトリクス状に配列されてなるもので、こ
の点では、2次元アレイ型超音波プローブに近いといえ
る。しかし、1.5次元アレイ型超音波プローブは、マ
トリクスサイズにおいて、2次元アレイ型超音波プロー
ブと明確に区別されるもので、2次元アレイ型超音波プ
ローブは一般的には64×64チャンネル(チャンネ
ル)というマトリクスサイズでほぼ正方形に配列されて
なるが、1.5次元アレイ型超音波プローブは、例えば
128×8チャンネルというマトリクスサイズで非常に
細長い長方形状に配列される。この意味からは、1.5
次元アレイ型超音波プローブは、2次元アレイというよ
りも、128チャンネルの1次元アレイが8列並んでい
るという構成として捉えた方が、1次元アレイ型超音波
プローブ及び2次元アレイ型超音波プローブに対する相
違が明確になるかもしれない。このような違いを考える
と、1.5次元アレイ型超音波プローブは、その振動素
子配列のマトリクスサイズが、M×N(M>N)であ
り、これに対して、2次元アレイ型超音波プローブの振
動素子配列のそれは、n×nであり、2次元アレイ型超
音波プローブに対して、素子配列上、このような違いが
あると定義されえる。
【0014】また、そのスキャン方法の観点から見る
と、1次元アレイ型超音波プローブには2次元の断層像
データを収集するために超音波ビームを方位方向に移動
するいわゆる2次元スキャンが適用され、また2次元ア
レイ型超音波プローブには3次元のボリュームデータを
収集するために超音波ビームを方位方向だけでなくそれ
に直交する方向にも移動するいわゆる3次元スキャンが
適用される。1.5次元アレイ型超音波プローブには2
次元スキャンが適用されるので、この点では、1次元ア
レイ型超音波プローブに近いといえる。
【0015】以上のように、1.5次元アレイ型超音波
プローブは、素子配列の観点からは、2次元アレイ型超
音波プローブとは近いものであるが、1次元アレイ型超
音波プローブとは明確に区別され、一方、スキャン方法
の観点からは、1次元アレイ型超音波プローブとは近い
ものであるが、2次元アレイ型超音波プローブとは明確
に区別される。従って、1.5次元アレイ型超音波プロ
ーブは、1次元アレイ型超音波プローブと2次元アレイ
型超音波プローブとの中間的な位置付けになる。
【0016】図1には、超音波診断装置本体に対する2
次元アレイ型超音波プローブの接続を示している。な
お、ここでは、超音波診断装置本体25内の送信回路2
6と受信回路27はそれぞれ512チャンネル(チャン
ネル)装備しているものと仮定する。
【0017】2次元アレイ型超音波プローブ20は、例
えば64×64(計4096)というマトリクスサイズ
で2次元的に配列された振動素子を有するプローブヘッ
ド21と、ケーブル22と、プローブコネクタ23とか
ら構成される。
【0018】2次元アレイ型超音波プローブ20を使っ
た3次元スキャンは、送信回路26と受信回路27のチ
ャンネル数(512)に合わせて、4096素子のうち
の512素子を使って超音波ビームの送信が行われ、一
方、受信は送信素子とは別の512素子を使って行われ
るいわゆるスパースアレイ方式が採用されている。この
ような方式に合わせて、プローブコネクタ23には、送
信用ピンが512本と、受信用ピンが512本と、さら
にGND用のピンや制御信号用のピンを合わせ、合計2
000本のピンが装備されている。
【0019】このような2次元アレイ型超音波プローブ
20のピン仕様に適合するように、装置本体25側のコ
ネクタ24には、512本の送信用ピンと、512本の
受信用ピンと、GND用のピンと、制御信号用のピンと
が設けられ、これらを合わせ、合計2000本のピンが
装備されている。
【0020】このような2次元アレイ型超音波プローブ
仕様の装置本体25側コネクタ24に適合するように、
1.5次元アレイ型超音波プローブのプローブコネクタ
が改良されている。
【0021】図2(a)には、1.5次元アレイ型超音
波プローブ40のプローブコネクタ30を示している。
1.5次元アレイ型超音波プローブ40は、例えば12
8×8(計1024)というマトリクスサイズ、換言す
ると128素子の1次元アレイが8列並べられていると
いう2次元的な配列の振動素子を有するプローブヘッド
28と、ケーブル29と、プローブコネクタ30とから
構成される。
【0022】この1.5次元アレイ型超音波プローブ4
0は、スライス方向の分解能を向上させる目的で構成さ
れたものであり、送受信チャンネル数を削減するため
に、中心部から順に対称に2列づつ外側素子同士を共通
接続して用いられることが多い。このため、8列あって
も、その駆動系統としては実質4系統で行われ、従って
送受信回路26,27の側から見ると、見かけ上、12
8チャンネル×4=512チャンネルというチャンネル
数になる。
【0023】プローブコネクタ30のピン仕様は、2次
元アレイ型超音波プローブ20のプローブコネクタ23
と同じピン仕様で構成されており、すなわち512本の
送信用ピンと、512本の受信用ピンと、GND用のピ
ンと、制御信号用のピンとが設けられ、これらを合わ
せ、合計2000本のピンが装備されている。
【0024】プローブコネクタ30の内部では、1.5
次元アレイ型超音波プローブ40の送受信兼用の102
4チャンネル(素子)に対して設けられる512チャン
ネルという信号系統が、それぞれ2系統づつに分岐さ
れ、その一方が512本の送信用ピンに接続され、他方
が512本の受信用ピンに接続される。
【0025】さらにプローブコネクタ30の内部におい
て、送信と分離するために、受信用の512本の信号系
統に、高電圧リミッタ31が設けられる。また、図2
(b)に示すように、この高電圧リミッタ31に代え
て、プローブコネクタ30の内部において、送信系統
と、受信系統とを切り替えるためのスイッチ32を設け
てもよい。
【0026】このように1.5次元アレイ型超音波プロ
ーブ40のプローブコネクタ30のピン仕様を、2次元
アレイ型超音波プローブ20のプローブコネクタ23と
同じピン仕様で構成することにより、本体側のコネクタ
24を、2次元アレイ型超音波プローブ20のプローブ
コネクタ23と共用することが可能になる。
【0027】本体側接続コネクタ24としては、2次元
アレイ型超音波プローブ20のプローブコネクタ23に
応じたピン仕様の略2000ピンの単一のコネクタが設
けられていてもよいが、次のように複数コネクタに分割
されていてもよい。
【0028】図3には、本体側接続コネクタ24の構造
を示している。500ピンのコネクタ42が4個備えら
れ、各コネクタ42は送信専用として128チャンネ
ル、受信専用チャンネルとして128チャンネル接続さ
れ、4個合計で送信512チャンネルで構成され、信号
2本に対し1本程度のGND、および制御信号で構成さ
れ、装置本体の正面下側や、側面に取り付けられる。
【0029】送信512チャンネル、受信512チャン
ネルの2次元アレイ型超音波プローブ20のコネクタ2
3を送信信号128チャンネル毎になるように、4個に
分割して構成しておき、4個のコネクタ接続により2次
元アレイ型超音波プローブの送受信が可能となる。
【0030】送受信512チャンネルの1.5次元アレ
イ型超音波プローブの場合には、送受信128チャンネ
ル毎に4個に分けて構成することにより、接続される。
プローブコネクタの中にスキャン用の切替スイッチを設
け、送受信256チャンネルとした1.5次元アレイ型
超音波プローブの場合には128チャンネル毎に2個に
分けて構成することで接続される。4個のコネクタのい
ずれに接続しても良い。
【0031】さらに、送受信128チャンネルとした
1.5次元アレイ型超音波プローブの場合には1個のコ
ネクタで良く、4個のいずれの場所に接続しても良い。
【0032】図4(a)には、本体側接続コネクタ24
の他の構成を示している。250ピンのコネクタ43が
8個備えられ、各コネクタ43は送信専用として64チ
ャンネル、受信専用チャンネルとして64チャンネル接
続され、8個分で合計送信512チャンネル、受信51
2チャンネルで構成され、信号2本に対し1本程度のG
ND、および制御信号で構成されている。
【0033】送信512チャンネル、受信512チャン
ネルの2次元アレイ型超音波プローブのコネクタを送受
信号64チャンネル毎になるよう8個に分割して構成し
ておき、8個のコネクタ接続により2次元アレイ型超音
波プローブの送受信が可能となる。1.5次元アレイ型
超音波プローブについても、図3の実施形態と同様の要
領で分割することにより送受信が可能となる。
【0034】このコネクタには2次元、1.5次元プロ
ーブに限らず、従来の1次元アレイ型超音波プローブも
同様の構成で接続することができる。64チャンネル送
受信の1次元アレイ型超音波プローブであれば1個のコ
ネクタにより送受信が行える。
【0035】もし、2次元プローブを接続しない場合に
は、1次元アレイ型超音波プローブをコネクタの数だけ
接続することも可能である。また、2断面検出用のバイ
プレーンプローブ、振動子1枚や振動子をリング状に配
置し、機械スキャンするメカニカルセクタ、アニュラア
レイ型超音波プローブ等も接続させることもできる。
【0036】本発明はその目的とする範囲で種々変更し
て実施することもできる。2次元アレイ型超音波プロー
ブは送信、受信別チャンネルで示したが、一部送受共通
チャンネルなど、混在させて構成することもできる。コ
ネクタの分割数、ピン数構成なども変更することができ
る。例えば、同じ数のコネクタのみの配列である必要は
無く、図4(b)に示すように、500ピン2個と25
0ピン4個などという2種類のコネクタ44,45での
組み合わせもできる。一部を送受共通チャンネルとする
ことも、勿論、可能である。診断目的、部位により2次
元アレイ型、1.5次元アレイの分割数を2048チャ
ンネルなどに変更したプローブとして実施することもで
きる。この場合には、総素子数の多い2次元プローブに
合わせておけば、素子数の少ない2次元プローブを容易
に接続ができ、かつ、1.5次元アレイ型超音波プロー
ブを複数本接続することも可能である。
【0037】2次元アレイ型超音波プローブ、1.5次
元アレイ型超音波プローブともコネクタを複数個に分か
れる場合、プローブ側コネクタを。本体側コネクタと同
じ寸法配列で複数個を固定しておけば、あたかも、1個
のプローブコネクタとして接続させることも可能であ
る。1.5次元アレイ型超音波プローブのプローブコネ
クタ内で送受信信号を2系統に分け、受信側に高圧リミ
ッタを設けたが、送受信信号出力を切替SWにより送信
専用チャンネル側、受信専用チャンネル側に切替接続す
るようにしても、同様の効果が得られる。また、高圧リ
ミッタは超音波診断装置本体側に設けても良い。
【0038】その他、本発明は上述した実施形態に限定
されず、種々変形して実施可能である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、2次元アレイ型超音波
プローブ用の本体側コネクタを、1.5次元アレイ型超
音波プローブにも共用できる。従ってそれぞれのコネク
タを備える必要が無く、実装スペース、コネクタコスト
の低減、装置側回路規模の低減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る2次元アレイ型超音波
プローブと超音波診断装置本体との接続を示す図。
【図2】本発明の実施形態に係る1.5次元アレイ型超
音波プローブと超音波診断装置本体との接続を示す図。
【図3】本発明の実施形態に係る超音波診断装置本体側
のコネクタボックスを示す図。
【図4】本発明の実施形態に係る超音波診断装置本体側
の他のコネクタボックスを示す図。
【図5】従来の超音波診断装置本体に対する2次元アレ
イ型超音波プローブと1.5次元アレイ型超音波プロー
ブそれぞれの接続を示す図。
【符号の説明】
20…2次元アレイ型超音波プローブ、 21…2次元アレイ型プローブヘッド、 22…ケーブル、 23…プローブコネクタ、 24…本体側コネクタ、 25…超音波診断装置本体、 26…送信回路、 27…受信回路、 28…1.5次元アレイ型プローブヘッド、 29…ケーブル、 30…プローブコネクタ、 31…高圧リミッタ、 40…1.5次元アレイ型超音波プローブ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 M×N(M>N)というマトリクスサイ
    ズで2次元状に配列された複数の振動素子を有するプロ
    ーブヘッドと、 超音波診断装置本体側のコネクタと接続されるプローブ
    コネクタと、 前記プローブヘッドと前記プローブコネクタとを電気的
    に連結するケーブルとを備え、 前記振動素子は前記プローブコネクタ内で2系統に分岐
    され、その一方が前記プローブコネクタの送信用コネク
    タピンに接続され、他方が受信用コネクタピンに接続さ
    れることを特徴とする超音波プローブ。
  2. 【請求項2】 2次元状に配列された複数の振動素子を
    有するプローブヘッドと、 超音波診断装置本体のコネクタと接続されるプローブコ
    ネクタと、 前記プローブヘッドと前記プローブコネクタとを電気的
    に連結するケーブルとを備え、 前記振動素子は送受兼用であり、前記プローブコネクタ
    のピン仕様が、送信専用の振動素子と受信専用の振動素
    子とに分けられているタイプの超音波プローブのピン仕
    様と等価であることを特徴とする超音波プローブ。
  3. 【請求項3】 前記2系統の他方には前記プローブコネ
    クタ内において高電圧リミッタが設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の超音波プローブ。
  4. 【請求項4】 前記プローブコネクタ内において、前記
    2系統の分岐を切り換えるためのスイッチが設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載の超音波プローブ。
  5. 【請求項5】 2次元状に配列された複数の振動素子を
    有するプローブヘッドと、超音波診断装置本体側のコネ
    クタと接続される第1プローブコネクタと、前記第1プ
    ローブヘッドと前記プローブコネクタとを電気的に連結
    するケーブルとを備え、前記振動素子は前記プローブコ
    ネクタ内で2系統に分岐され、その一方が前記第1プロ
    ーブコネクタの送信用コネクタピンに接続され、他方が
    受信用コネクタピンに接続されてなる第1超音波プロー
    ブと、この第1超音波プローブの第1プローブコネクタ
    と接続される前記超音波診断装置本体側のコネクタとを
    有し、前記超音波診断装置本体側のコネクタは、複数の
    コネクタに分割されており、この複数のコネクタの少な
    くとも1つは、前記第1超音波プローブの第1プローブ
    コネクタよりも接続端子数の少ない種類の第2プローブ
    コネクタを有する第2超音波プローブに適合することを
    特徴とする超音波診断装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061226A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Toshiba Corp 超音波診断装置及びプローブコネクタ
JP2015181496A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 セイコーエプソン株式会社 超音波測定装置、超音波画像装置及び電子機器

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