JP2001309049A - メール作成システム、装置、方法及び記録媒体 - Google Patents

メール作成システム、装置、方法及び記録媒体

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JP2001309049A
JP2001309049A JP2000119702A JP2000119702A JP2001309049A JP 2001309049 A JP2001309049 A JP 2001309049A JP 2000119702 A JP2000119702 A JP 2000119702A JP 2000119702 A JP2000119702 A JP 2000119702A JP 2001309049 A JP2001309049 A JP 2001309049A
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terminal device
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JP2000119702A
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Hiroshi Kurosawa
比呂史 黒沢
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不特定話者の利用によっても、話者の意図す
る内容のメールを的確に作成する。 【解決手段】 携帯電話機2から入力した音声を、メー
ル作成装置1で音声認識し、それを文字に変換してメー
ル文を作成する。メール作成装置1において、単語リス
ト部1iは、各言語の基本辞書の他に、方言辞書と流行
語辞書とを有する。方言辞書は、各言語においてグルー
プ分けした方言毎に用意され、携帯電話機2からの指示
により設定変更部1eがいずれの方言のものを使用する
か設定する。音響モデル部1g及び言語モデル部1hも
方言によっては異なるものが用意され、携帯電話機2か
らの指示により設定変更部1eが設定する。このような
設定に従って、文章作成部1kによりメール文が作成さ
れる。また、単語リスト部1iは、多くの者がメール文
について修正した修正後の言葉を辞書登録し、それが優
先的にメール文で使用されるようにする流行語辞書を含
んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、とりわけ携帯電話
を利用したメールの作成に好適なメール作成システム等
に関わる。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話は、単なる通話機能の他
に様々な機能を備えるようになっている。そのような機
能のうちの1つとして、メールの送受信機能がある。こ
の機能を利用して携帯電話にメールを送信する場合に、
メール文の入力方法は、従来次のような方法によってい
た。
【0003】第1の方法として、携帯電話または一般電
話から携帯電話会社のメールセンターに電話し、送信す
べきメールに含まれる各文字に応じた数字を電話機のキ
ーから入力していた。例えば、カタカナで「アシタ」と
入力する場合は、「*2*2012341」とキー操作
をしていた。この方法で漢字を入力しようとすると、1
文字当たりに4つの数字を入力する必要があった。
【0004】また、第2の方法として、携帯電話機の各
数字キーに複数の文字を割り付けておき、メール作成モ
ードとして数字キーを順次操作することにより送信すべ
きメールの文章を作成していた。また、カナ入力した文
字に対して変換キーを操作することによって、メール中
に漢字を入力できるものとしていた。
【0005】さらに、第3の方法として、パーソナルコ
ンピュータ上で送信すべきメールを通常の電子メールと
して作成し、例えば、携帯電話番号をメールアカウント
とする所定のメールアドレスにその電子メールを送信す
ることにより、携帯電話機にメールを送ることができる
ものとしていた。
【0006】しかしながら、上記第1の方法では、文字
に対応した数字コードが必要であり、カタカナ等のみを
使用したメールでも全ての数字コードを覚えるのは大変
であり、また、漢字に関して数字コードを覚えるのは事
実上不可能であった。上記第2の方法では、携帯電話機
に配することができるキー数の制限から必然的にキー操
作をする回数が多くなるので、メール文の作成が煩雑で
あった。また、上記第3の方法では、パーソナルコンピ
ュータなどを別に有していなければならなかった。従っ
て、これらいずれの方法も、携帯電話機に送信すべきメ
ール文を簡便に作成する手段とはなり得なかった。
【0007】これに対して、特開平10−190880
号公報は、音声認識によりメールを作成することができ
るシステムを開示している。このシステムでは、PHS
端末等の移動端末から音声制御ホスト装置に、作成すべ
きメールに対応した音声信号を送り、音声制御ホスト装
置にて文字データに変換し、移動端末に返送している。
そして、返送された文字データに対してユーザが適当な
編集を加えて、メールを送信するものとしている。
【0008】しかしながら、この公報は、移動端末から
送られてきた音声信号に対してどのように音声認識技
術、自然言語処理技術を適用し、メールの文字データを
作成するかを開示していない。このようなシステムを利
用するのが不特定話者であることを考えると、移動端末
からの音声信号に対して、ユーザが意図した内容のメー
ルを作成するのには困難が伴う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の問題点を解消するためになされたものであり、不特
定話者の利用によっても、話者の意図する内容の文字情
報を的確に作成することのできるメール作成システム、
装置、方法及びそのためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるメール作成システム
は、音声による通話機能及び文字情報の送受信機能を有
する端末装置と、該端末装置と接続され、前記端末装置
から送られてきた音声に基づいて文字情報を作成し、前
記端末装置に返送するメール作成装置を備え、前記端末
装置は、音声認識の手法と使用すべき単語辞書の範囲を
ユーザが指示し、該指示を接続されているメール作成装
置に送る指示手段と、ユーザが所望する音声を入力し、
接続されているメール作成装置に送る音声入力手段と、
入力した音声に対して、前記メール作成装置で作成さ
れ、返送されてきた文字情報を受信する文字情報受信手
段と、前記文字情報受信手段が受信した文字情報を表示
する第1の表示手段とを備え、前記メール作成装置は、
前記音声入力手段から入力された音声を受信する音声受
信手段と、前記音声受信手段が受信した音声を音声認識
すると共に、設定により音声認識手法が変化する音声認
識手段と、文字情報の生成のために必要となる単語を記
憶すると共に、設定により使用される単語辞書の範囲が
変化する辞書手段と、前記辞書手段を参照し、前記音声
認識手段の音声認識結果から文字情報を生成する文字変
換手段と、前記指示手段から送られてきた指示に従っ
て、前記音声認識手段と前記単語辞書との設定を変更す
る設定変更手段と、前記文字変換手段が生成した文字情
報を前記端末装置に返送する文字情報返送手段とを備え
ることを特徴とする。
【0011】上記メール作成システムでは、ユーザが音
声認識の手法と使用する単語辞書とを指示することがで
きる。すなわち、各ユーザの特性に従って最も適切と思
われるものをユーザ自身が選んで、音声から文字情報を
作成することができるようになる。このため、不特定話
者が利用するものであっても、音声認識の精度を高くす
ることができ、各ユーザの意図する言葉に最も近い単語
を生成する文字情報の中に盛り込むことができる。
【0012】上記メール作成システムにおいて、前記端
末装置は、前記第1の表示手段に表示された文字情報の
うちで修正に要する部分を指示する修正指示手段と、前
記修正指示手段によって指示された修正を要する部分に
関する情報を、前記メール作成装置に送信する修正指示
送信手段と、前記修正を要する部分に対して、前記メー
ル作成装置から返送されてきた修正後の単語を表示する
第2の表示手段とを備えていてもよい。この場合、前記
メール作成装置は、前記修正指示手段から送信された修
正を要する部分に関する情報を前記端末装置から受け取
る修正箇所受信手段と、前記修正箇所受信手段が受信し
た修正を要する部分に関する情報に対して、該部分の修
正後の単語を前記辞書手段から抽出する修正抽出手段
と、前記修正抽出手段が抽出した修正後の単語を前記端
末装置に返送する修正返送手段とをさらに備えていても
よい。
【0013】このような手段を備えることにより、仮に
文字変換手段が生成した文字情報がユーザの意図しない
ものであったとしても、ユーザが意図する内容に文字情
報を容易に作り替えることができる。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかるメール作成装置は、音声による通話機能及
び文字情報の送受信機能を有する端末装置と接続され、
前記端末装置から送られてきた音声に基づいて文字情報
を作成し、前記端末装置に返送するメール作成装置であ
って、前記端末装置からの音声を受信する音声受信手段
と、前記音声受信手段が受信した音声を音声認識すると
共に、設定により音声認識手法が変化する音声認識手段
と、文字情報の生成のために必要となる単語を記憶する
と共に、設定により使用される単語辞書の範囲が変化す
る辞書手段と、前記辞書手段を参照し、前記音声認識手
段の音声認識結果から文字情報を生成する文字変換手段
と、前記端末装置から送られてきた指示に従って、前記
音声認識手段と前記単語辞書との設定を変更する設定変
更手段と、前記文字変換手段が生成した文字情報を前記
端末装置に返送する文字情報返送手段とを備えることを
特徴とする。
【0015】上記メール作成装置において、前記辞書手
段は、前記端末装置のユーザが発話する方言に従って、
複数のものからいずれか1以上が選択されて使用される
方言辞書を含むものであってもよい。この場合、前記設
定変更手段は、前記端末装置のユーザから指示された方
言に従って、前記音声認識手段の設定を変更し、前記方
言辞書のうちで使用するものを1以上選択するものとす
ることができる。
【0016】上記メール作成装置は、前記文字情報返送
手段が返送した文字情報に対して修正を要する部分に関
する情報を前記端末装置から受け取る修正箇所受信手段
と、前記修正箇所受信手段が受信した修正を要する部分
に関する情報に対して、該部分の修正後の単語を前記辞
書手段から抽出する修正抽出手段と、前記修正抽出手段
が抽出した修正後の単語を前記端末装置に返送する修正
返送手段とをさらに備えるものとすることができる。
【0017】この場合において、前記辞書手段は、前記
修正抽出手段による修正頻度の高い単語が、前記文字変
換手段が生成する文字情報で優先して使用されるように
する流行語辞書を含むものとしてもよい。
【0018】上記メール作成装置において、前記辞書手
段は、前記端末装置の所在する地域に従って複数のもの
からいずれか1つ以上が選択されて使用される地域辞書
を含むものとしてもよい。
【0019】上記メール作成装置において、前記辞書手
段は、時期によって複数のものからいずれか1つ以上が
選択されて使用される季節辞書を含むものとしてもよ
い。
【0020】上記メール作成装置において、前記辞書手
段は、ユーザの属性によって複数のものからいずれか1
以上が選択されて使用されるユーザ属性辞書を含むもの
としてもよい。
【0021】上記メール作成装置は、前記文字変換手段
によって生成された文字情報の文字数、前記端末装置の
接続時間のいずれか1つ以上に従って、前記端末装置の
ユーザに請求すべき金額を求める課金計測手段をさらに
備えるものとしてもよい。
【0022】上記メール作成装置は、前記端末装置から
メールの宛先を受け取る宛先受信手段と、前記端末装置
から、音声に基づいて作成した文字情報の確定を示す指
示を受け取る確定指示受信手段と、前記確定指示受信手
段が受信した指示に従って確定した文字情報をメールと
して、前記宛先受信手段が受信した宛先に送信するメー
ル送信手段とをさらに備えるものとしてもよい。
【0023】上記メール作成装置において、前記端末装
置は、例えば、携帯電話機とすることができる。
【0024】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかるメール作成方法は、音声による通話機能及
び文字情報の送受信機能を有する端末装置から送られて
きた指示に従って、音声認識の手法と使用すべき単語辞
書の範囲を設定するステップと、前記端末装置の通話機
能を利用して送られてきた音声を受信するステップと、
受信した音声を音声認識するステップと、設定された範
囲の単語辞書を参照し、前記音声認識結果から文字情報
を生成するステップと、生成した文字情報を前記端末装
置に返送するステップとを含むことを特徴とする。
【0025】上記メール作成方法は、返送した文字情報
に対して修正を要する部分に関する情報を前記端末装置
から受け取るステップと、受け取った修正を要する部分
に関する情報に対して、該部分の修正後の単語を前記単
語辞書から抽出するステップと、抽出した修正後の単語
を前記端末装置に返送するステップとをさらに含むもの
としてもよい。
【0026】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
音声による通話機能及び文字情報の送受信機能を有する
端末装置と接続されたコンピュータ装置を、前記端末装
置の通話機能を利用して送られてきた音声を受信する音
声受信手段、前記音声受信手段が受信した音声を音声認
識すると共に、設定により音声認識手法が変化する音声
認識手段、文字情報の生成のために必要となる単語を記
憶すると共に、設定により使用される単語辞書の範囲が
変化する辞書手段、前記辞書手段を参照し、前記音声認
識手段の音声認識結果から文字情報を生成する文字変換
手段、前記端末装置から送られてきた指示に従って、前
記音声認識手段と前記単語辞書との設定を変更する設定
変更手段、及び前記文字変換手段が生成した文字情報を
前記端末装置に返送する文字情報返送手段として機能さ
せるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0027】上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、前記文字情報返送手段が返送した文字情報に対して
修正を要する部分に関する情報を前記端末装置から受け
取る修正箇所受信手段、前記修正箇所受信手段が受信し
た修正を要する部分に関する情報に対して、該部分の修
正後の単語を前記辞書手段から抽出する修正抽出手段、
及び前記修正抽出手段が抽出した修正後の単語を前記端
末装置に返送する修正返送手段として前記コンピュータ
装置をさらに機能させるためのプログラムを記録したも
のであってもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0029】図1は、この実施の形態にかかるメール作
成システムの構成を示すブロック図である。図示するよ
うに、このメール作成システムは、メール作成装置1
と、携帯電話機2とから構成されている。
【0030】メール作成装置1は、回線制御部1a、信
号処理部1b、演算部1c、音声入力部1d、設定変更
部1e、雑音適正化/話者速度適正化部1f、音響モデ
ル部1g、言語モデル部1h、単語リスト部1i、分析
処理音声区間検出部1j、文章作成部1k、文字信号作
成部1m、文字数計測部1n、利用時間計測部1o、課
金計測部1p、課金案内作成部1q、メールサーバ1r
及び転送部1sを備える。メール作成装置1を構成する
各部は、それぞれ専用ハードウェア装置によって、或い
はプログラム制御により動作するデータ処理装置によっ
て構成される。
【0031】回線制御部1aは、携帯電話機2から送ら
れてきた信号を信号処理部1b、音声入力部1d及び設
定変更部1eのいずれに渡すかを制御すると共に、転送
部1sから渡された信号の携帯電話機2への送信を制御
する。信号処理部1bは、携帯電話機2から送られ、回
線制御部1aが受信した音声以外の信号を処理する。演
算部1cは、信号処理部1bの処理結果に基づき、メー
ル作成装置1内の各部を制御する。音声入力部1dは、
携帯電話機2から送られ、回線制御部1aが受信した音
声信号を、所定形式の音声データに変換して分析処理音
声区間検出部1jに渡す。
【0032】設定変更部1eは、回線制御部1aが携帯
電話機2から受け取った所定の信号に基づいて、雑音適
正化/話者速度適正化部1f、音響モデル部1g、言語
モデル部1h、単語リスト部1i及び分析処理音声区間
検出部1jに対して、メールの作成に使用する言語及び
方言の設定変更を行う。
【0033】雑音適正化/話者速度適正化部1fは、音
声データから雑音成分を取り除き、また、音声データを
所定速度のものに修正して音響モデル部1gに渡す。音
響モデル部1gは、入力された音声が各単語と音響的に
近いかどうかを確率的に図るための音響モデルを記憶す
る。言語モデル部1hは、単語間の接続のしやすさを確
率値として定義し、確率的に意味が繋がりやすい単語の
組み合わせを示す言語モデルを記憶する。単語リスト部
1iは、文章の作成のために使用する単語リスト(辞
書)を記憶する。
【0034】単語リスト部1iに含まれる辞書として
は、図2に示すように、基本辞書1ia、方言辞書1i
b及び流行語辞書1icがある。基本辞書1iaは、メ
ールを作成する言語として設定可能な言語における基本
語彙を記憶する。方言辞書1ibは、言語毎の方言を記
憶するもので、設定されたいずれかの方言にかかるもの
が使用される。流行語辞書1icは、このシステムのユ
ーザが後述するようにメールの内容を修正した結果を反
映して、入力された音声が多くのユーザによって使用さ
れている言葉に優先して変換されるようにするための辞
書である。
【0035】分析処理音声区間検出部1jは、音声入力
部1dが変換した音声データを分析して音声の区画を検
出し、その検出結果を雑音適正化/話者速度適正化部1
fに渡す。なお、雑音適正化/話者速度適正化部1f、
音響モデル部1g、言語モデル部1h、単語リスト部1
i及び分析処理音声区間検出部1jは、メールの作成に
用いる言語毎に用意されている。音響モデル部1g及び
言語モデル部1hは、方言によっては異なるものが用意
されている。また、単語リスト部1iにおいては、各辞
書が言語毎に用意されている。
【0036】文章作成部1kは、分析処理音声区間検出
部1jの検出結果に基づき、音響モデル部1g、言語モ
デル部1h及び単語リスト部1iを参照して、携帯電話
機2のユーザが意図すると最も考えられるメール文を作
成する。文字信号作成部1mは、文章作成部1kが作成
したメール文を、携帯電話機2に送るべき文字コードに
変換する。
【0037】文字数計測部1nは、文章作成部1kで作
成された文章の文字数を計測する。利用時間計測部1o
は、携帯電話機2の接続時間を計測する。課金計測部1
pは、文字数計測部1nおよび/または利用時間計測部
1oの計測データに基づいて、メール作成に伴って携帯
電話機2のユーザに請求する金額を計算する。課金案内
作成部1qは、携帯電話機2のユーザに請求する金額を
含むメッセージを文字コードとして作成する。
【0038】メールサーバ1rは、文字信号作成部1m
が作成したメール文の文字コードを一時的に蓄積してお
く。転送部1sは、文字信号作成部1mが作成したメー
ル文の文字コード及び課金案内作成部1qが作成した請
求金額の文字コードに対応する信号を回線制御部1aに
渡す。
【0039】携帯電話機2は、通話機能の他にメールの
送受信機能を備えるもので、通話機能を利用して音声を
メール作成装置1に送り、メール作成装置1で作成され
たメール文をメール送受信機能を利用して受信する。こ
の機能を実現すべく携帯電話機2は、図3に示すよう
に、CPU2a、ROM2b、RAM2c、LCD2
d、キー入力部2e、マイク2f、スピーカ2g、通信
処理部2h及びアンテナ2iを備えている。
【0040】CPU(Central Processing Unit)2a
は、ROM2bに格納されたプログラムに従って、通話
機能及びメール送受信機能を実現するための種々の処理
を行う。ROM(Read Only Memory)2bは、CPU2
aが実行するプログラムを格納する。RAM(Random A
ccess Memory)2cは、CPU2aのワークエリアとし
て使用され、また、受信したメールの一時記憶エリアと
しても使用される。LCD(Liquid Crystal Display:
液晶表示装置)2dは、受信したメールを表示したり、
携帯電話機2の動作状態を表示したりする。
【0041】キー入力部2eは、複数のキーからなり、
電話番号を入力するために用いられる他、メール作成装
置1で作成されたメール文に対して必要な修正を加える
ために用いられる。マイク2fは、ユーザが発した音声
を入力する。スピーカ2gは、受信した音声を出力す
る。通信処理部2hは、アンテナ2iを通じて音声を送
受信すると共に、メール文などの文字情報を送受信す
る。
【0042】以下、この実施の形態にかかるメール作成
システムの動作について説明する。ここで、メールを作
成する言語には、日本語と英語との2種類があるものと
する。まず、メール作成要求をしたときにおける処理手
順の全体について、図4のフローチャートを参照して説
明する。
【0043】まず、携帯電話機2のユーザは、キー入力
部2eを操作することにより、携帯電話機2のモードを
音声認識を利用してのメール作成モードに切り替える
(ステップS11)。そして、メール作成モードへの切
り替えに従ってLCD2dに表示される画面に従って、
キー入力部2eを操作することにより、メールを作成す
るための言語、方言及びメールの宛先となるアドレス
(相手の携帯電話番号)を選択する。選択した言語、方
言及びアドレスは、RAM2cに一時記憶される(ステ
ップS12)。
【0044】次に、これらの選択後にLCD2dに表示
される画面に従って、携帯電話機2からメール作成装置
1にダイアルし、携帯電話機2とメール作成装置1との
間の回線を接続する(ステップS13、S21)。回線
の接続が確認されると、RAM2cに一時記憶されてい
た言語、方言及びアドレスが、携帯電話機2の通信処理
部2hからアンテナ2iを介して送信され(ステップS
14)、これをメール作成装置1の回線制御部1aが受
信する(ステップS22)。
【0045】回線制御部1aは、これらのうちの言語及
び方言を設定変更部1eに渡し、設定変更部1eは、こ
れに従って、雑音適正化/話者速度適正化部1f、音響
モデル部1g、言語モデル部1h、単語リスト部1i及
び分析処理音声区間検出部1jに対して設定変更を行う
(ステップS23)。
【0046】これにより、メール作成装置1は、音声認
識によるメールの作成が行えるようになり、その旨のメ
ッセージを音声などにより携帯電話機2に通知する。こ
のメッセージが通知されると、携帯電話機2のユーザ
は、作成すべきメールに対応した音声をマイク2fから
入力し、これが通信処理部2hからアンテナ2iを介し
てメール作成装置1に送信される(ステップS15)。
【0047】メール作成装置1の回線制御部1aは、受
け取った音声を音声入力部1dに渡し、音声入力部1
d、雑音適正化/話者速度適正化部1f及び分析処理音
声区間検出部1jにて音声認識処理が行われる(ステッ
プS24)。さらに、文章作成部1kは、この音声認識
結果に基づき、音響モデル部1g、言語モデル部1h及
び単語リスト部1iを参照して、音声データを文字デー
タに変換して、メール文の案を作成する(ステップS2
5)。作成されたメール文の案は、文字信号作成部1m
によって所定の文字コードに変換され、転送部1sを介
して回線制御部1aに渡され、回線制御部1aから携帯
電話機2に返送される(ステップS26)。
【0048】携帯電話機2では、通信処理部2hが返送
されてきたメール文の案を受信すると、これがLCD2
dに表示される(ステップS16)。携帯電話機2のユ
ーザは、LCD2dに表示されたメール文の案を確認
し、キー入力部2eを操作することにより、意図したも
のと違う部分について添削をし、或いは修正の必要がな
ければその内容で確定を指示する(ステップS17)。
なお、ステップS15〜S17、S24〜S26におけ
るメールを作成するための手順については、さらに詳細
を後述する。
【0049】メールの内容の確定が指示され、これが携
帯電話機2からメール作成装置1に通知されると、課金
計測部1pは、作成したメールについて文字数計測部1
nが計測した文字数、及びメールの作成時間について利
用時間計測部1oが計測した時間に基づいて、携帯電話
機2のユーザに請求すべき料金を計算し、これを課金案
内作成部1qに渡す。課金案内作成部1qは、請求する
金額を含むメッセージを作成する(ステップS27)。
【0050】この請求する金額を含むメッセージは、転
送部1sを介して回線制御部1aに渡され、回線制御部
1aから携帯電話機2に送られる(ステップS28)。
携帯電話機2では、通信処理部2hがこのメッセージを
受信すると、これがLCD2dに表示される(ステップ
S18)。以上で携帯電話機2における処理が終了し、
ステップS13、S21で接続されたメール作成装置1
との間の回線が切断される。
【0051】一方、メール作成装置1では、請求する金
額を含むメッセージの送信が終了すると、内容の確定し
たメール文が文字信号作成部1mから転送部1sを介し
て回線制御部1aに渡される。回線制御部1aは、ステ
ップS22で受信したアドレスの他の携帯電話機2を宛
先として、渡されたメール文を送信する(ステップS2
9)。そして、当該他の携帯電話機2がこのメール文を
受信して(ステップS31)、メール作成装置1での処
理も終了する。
【0052】次に、図4のステップS15〜S17、S
24〜S26におけるメールを作成するための手順につ
いて、図5のフローチャートを参照して詳しく説明す
る。この手順は、どの言語を選択した場合にも基本的に
は同じである。
【0053】メールを作成するための手順として、ま
ず、携帯電話機2のユーザは、スピーカ2fから作成す
べきメールに対応した音声を入力し、音声入力が終了し
たことを示す所定の入力をする。この音声及び入力終了
に関する情報は、通信装置2hからアンテナ2i及び回
線の接続された携帯電話網を介してメール作成装置1に
送信される(ステップS101)。
【0054】メール作成装置1では、回線制御部1aが
入力された音声を受信すると、これを音声入力部1dに
渡す。音声入力部1dは、これを所定形式の音声データ
に変換して、分析処理音声区間検出部1jに渡す。そし
て、分析処理音声区間検出部1j及び雑音適正化/話者
速度適正化部1fにて音声認識がされる(ステップS2
01)。次に、分析処理音声区間検出部1j及び雑音適
正化/話者速度適正化部1fが音声データから音声認識
をすることができたかどうかを判定する(ステップS2
02)。
【0055】音声認識ができなかった場合には、その旨
のメッセージが、例えば音声でメール作成装置1から携
帯電話機2に通知される(ステップS203)。携帯電
話機2の通信処理部2hがこれを受け取ると、スピーカ
2gから出力される(ステップS102)。次に、この
メッセージが受信されたかどうかが判定され(ステップ
S103)、受信されている場合には、ステップS10
1に戻って、再び音声入力をやり直す。
【0056】一方、メッセージ作成装置1にて音声認識
が可能であった場合には、その音声認識結果に基づい
て、文章作成部1kは、音響モデル部1g(雑音適正化
/話者速度適正化部1fの処理結果を反映したもの)、
言語モデル部1h及び単語リスト部1iを参照して、音
声データを文字データに変換してメール文の案を作成す
る(ステップS204)。さらに、文字信号作成部1m
において変換された所定の文字コードが転送部1sを介
して回線制御部1aに渡され、回線制御部1aから携帯
電話機2に送信される(ステップS205)。
【0057】このようにメール文の送信があった場合に
は、音声認識不可のメッセージを携帯電話機2が受信す
ることはなく、携帯電話機2では、通信処理部2hがメ
ール作成装置1から送信されてきたメール文の案を受信
し、これをLCD2dに表示する(ステップS10
4)。そして、携帯電話機2のユーザは、LCD2dに
表示されたメール文の案を参照して、キー入力部2eを
操作することにより、この内容でメール文を確定するか
それとも修正を加えるかを選択する(ステップS10
5)。そして、選択されたのがメール文の確定であるか
どうかを判定する(ステップS106)。
【0058】ステップS106で選択されたのがメール
文の確定でないと判断された場合、携帯電話機2のユー
ザは、キー入力部2eを操作することにより、メール文
の案の中で変更を要する箇所を選択する(ステップS1
07)。そして、この修正を要する箇所を示す情報(例
えば、修正箇所を示す制御情報が付加されたメール文全
体)を、通信処理部2hからアンテナ2iを介して送信
する(ステップS108)。そして、ステップS104
に戻り、今度は後述する修正候補を受信/表示する。
【0059】携帯電話機2から送信された修正を要する
箇所を示す情報を、メール作成装置1の回線制御部1a
が受信する(ステップS206)。メール作成装置1で
は、このとき受信したのがメール文の確定を示す情報
(後述)であるかどうかを判定する(ステップS20
7)。ここでは、メール文の確定を示す情報ではなく、
文書作成部1kは、単語リスト部1iから当該箇所を修
正するのに候補となる言葉(修正候補)を抽出する(ス
テップS208)。そして、この修正候補が文字信号作
成部1mにて所定の文字コードに変換され、転送部1s
から回線制御部1aに渡されて、携帯電話機2に返送さ
れる(ステップS209)。
【0060】また、ステップS106で選択されたのが
メール文の確定であると判断された場合、ユーザが修正
したメール文の全文と共にその確定を示す情報が通信処
理部2hからアンテナ2iを介して送信される(ステッ
プS109)。このメール文の確定を示す情報は、ステ
ップS206においてメール作成装置1に受信され、ス
テップS207でメール文の確定を示す情報であると判
断される。
【0061】この場合、メール作成装置1は、メール文
の確定を示すメッセージを、例えば音声で携帯電話機2
に通知する(ステップS210)。携帯電話機2の通信
処理部2hがこれを受け取ると、スピーカ2gから出力
される(ステップS110)。以上で、メールの作成が
終了することになる。
【0062】以下、図5のフローチャートに示す手順に
従って、入力した音声から所望の宛先に送信するメール
を作成するまでの手順を、日本語を選んだ場合と英語を
選んだ場合のそれぞれの場合について、具体例を以て詳
しく説明する。
【0063】(1)日本語 まず、携帯電話機2のユーザが、メールを作成しようと
する文章として「オショクジケンノケンリョウカイシマ
シタ」という音声を入力し、音声入力が終了したことを
示す入力(例えば、“##”)をしたとする(ステップ
S101)。この音声に対して、メール作成装置1で音
声認識をすることが可能であれば(ステップS20
2)、例えば「汚職事件の件、了解しました。」と、文
字データに変換される(ステップS204)。
【0064】この変換された文字データによるメール案
が、メール作成装置1から携帯電話機2に送られ(ステ
ップS205)、携帯電話機2のLCD2d上に表示さ
れる(ステップS104)。次に、携帯電話機2のユー
ザは、このメール案で確定するか、それともこのメール
案を修正するかを選択するが(ステップS105)、こ
こでは、メール案のうち「汚職事件」の部分が正しくな
いものとして修正を選択したとする(ステップS10
6)。
【0065】次に、携帯電話機2のユーザは、キー入力
部2eを操作して、変更を要する箇所に所定のカーソル
を表示させる。これにより、LCD2d上の表示は、例
えば、「!汚職事件!の件、了解しました」(!はカー
ソル(情報)を表す)となる(ステップS107)。そ
して、このカーソルの間にある文字列!汚職事件!を携
帯電話機2からメール作成装置1に返送する(ステップ
S108)。
【0066】メール作成装置1は、この文字列を受信す
るが(ステップS206)、確定を示すものではない
(ステップS207)。そこで、修正候補として単語リ
スト部1iから、例えば「1.お食事券 2.御食事券
3.おしょくじけん 4.・・・」が抽出される(ス
テップS208)。この修正候補が、メール作成装置1
から携帯電話機2に送信され(ステップS209)、携
帯電話機2のLCD2d上に表示される(ステップS1
04)。
【0067】表示された変換候補の中にあったとする
と、携帯電話機2のユーザは、例えば変換すべき単語と
して「お食事券」を選択し、これでのメール文の確定を
選択する(ステップS105)。確定が選択されたこと
により(ステップS106)、メール文の全文「お食事
券の件、了解しました。」が確定を示す情報と共に携帯
電話機2から送信され(ステップS109)、メール作
成装置1が受信する(ステップS206)。この確定し
た内容のメール文は、メール作成装置1から宛先となる
他の携帯電話機2に送られる(ステップS29、S3
1)。
【0068】(2)英語 まず、携帯電話機2のユーザが、メールを作成しようと
する文章として [jesitiz](発音記号)と入力し、音声
入力が終了したことを示す入力を行ったとする(ステッ
プS101)。ここで、この音声をメール作成装置1が
音声認識をすることができなかったとすると(ステップ
S202)、メール作成装置1から携帯電話機2に、例
えば "Beg your perdon?" というメッセージが通知され
る(ステップS203)。
【0069】このメッセージが出力されたことにより
(ステップS102、S103)、携帯電話機2のユー
ザは、[jesitiz](発音記号)と入力をやり直す(ステ
ップS101)。メール作成装置1は、今度は音声認識
をすることが可能であったとすると(ステップS20
2)、"Yes, it is." という文字データに変換し、メー
ル案として携帯電話機2に送信する(ステップS20
5)。
【0070】このメール案は、携帯電話機2のLCD2
d上に表示されるが(ステップS104)、修正の必要
がない場合は、キー入力部2eの操作により確定を選択
する(ステップS105)。確定が選択されたことによ
り(ステップS106)、メール文の全文 "Yes, it i
s." が確定を示す情報と共に携帯電話機2から送信され
(ステップS109)、メール作成装置1が受信する
(ステップS206)。この確定した内容のメール文
は、メール作成装置1から宛先となる他の携帯電話機2
に送られる(ステップS29、S31)。
【0071】ところで、以上のような方法でメールを作
成する際には、流行語辞書1icの学習が行われる。流
行語辞書1icの学習は、例えば、次のようにして行わ
れる。
【0072】ある携帯電話機2のユーザから「デンゴン
ヲキイタ」という音声が入力されたとする。メール作成
装置1は、この音声に対して通常、「伝言を聞いた」と
いうメール文の案を作成する。ところが、この当時、
「DENGON」という曲がヒットしていると、これの
使用頻度が高い。そこで、このユーザが「伝言」から
「DENGON」に修正を行ったとする。すると、この
修正が記録される。また、他の携帯電話機2のユーザ
も、「伝言」を「DENGON」とする修正を行うと、
この修正が記録される。
【0073】こうして一定期間に修正された記録が一定
量以上になると、流行語辞書1icは、「伝言」よりも
「DENGON」が優先して選択されてメール文の案が
作成されるように、内容が変更される。これ以降、携帯
電話機2のユーザから「デンゴンヲキイタ」という音声
が入力されると、メール作成装置1は、流行語辞書1i
cの内容に従い、「DENGONを聞いた」というメー
ル文の案を作成する。
【0074】しばらく期間が経過し、「DENGON」
という曲が下火になると、多くのユーザは、「DENG
ONを聞いた」をとして提示されたメール文の案に対し
て、「DENGON」を「伝言」とする修正を行う。こ
のような修正が一定期間に一定量以上記録されると、流
行語辞書1icは、「DENGON」よりも「伝言」が
優先して選択されてメール文の案が作成されるように、
内容が変更される。これ以降は再び、「デンゴンヲキイ
タ」という音声に対して、「伝言を聞いた」というメー
ル文の案が作成されるようになる。
【0075】以上説明したように、この実施の形態にか
かるメール作成システムによれば、音声認識によりメー
ル文を作成することができるので、メールを容易に作成
することができる。この際、携帯電話機2のユーザは、
自分が話す言葉についての方言を指定でき、メール作成
装置1は、指定された方言に従って音声認識技術を適用
するため、不特定話者に対する音声認識精度が向上す
る。
【0076】さらに、流行語辞書1icを含むことによ
って、その時期において使用頻度の高い言葉が、作成す
るメール文で優先して使用されることとなる。このた
め、不特定話者に利用されるものであっても、作成する
メールに対して話者の意図を的確に反映することができ
るようになる。
【0077】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について、説明する。
【0078】上記の実施の形態では、メールを作成する
ための言語として日本語が指定された場合の音声から文
字データへの変換方法として、いわゆる1文変換の手法
を用いた場合を例として説明した。しかしながら、1文
節変換や単漢字変換などの他の手法も用いることができ
る。また、仮名漢字混じり文に変換するのではなく、例
えば、カタカナのみからなる文章に変換してもよい。
【0079】上記の実施の形態では、メールを作成する
ために用いる言語は、日本語と英語の2種類であった
が、他の言語によってメールを作成するものとしてもよ
い。この場合、雑音適正化/話者速度適正化部1f、音
響モデル部1g、言語モデル部1h、単語リスト部1i
及び分析処理音声区間検出部1jを、メールを作成する
ために用いる言語に合わせて用意すればよい。
【0080】上記の実施の形態では、流行語辞書1ic
の内容は、一定期間に一定量以上の修正があることによ
って変更されるものとしていた。しかしながら、例え
ば、上記の「DENGON」の優先順位を「伝言」より
も高くした場合のように、本来的な順位の低いものを高
く設定した場合には、修正の有無に関わらず、流行語辞
書1icで優先順位を高く設定した言葉がメールに使用
された回数をカウントし、一定期間で一定量以下の使用
しかない場合には、元に戻すようにしてもよい。
【0081】上記の実施の形態では、単語リスト部1i
は、方言辞書1ibを含むものとし、ユーザが設定した
方言のものが使用されるようにしていた。これに対し
て、ある地域だけで頻繁に使用される言葉があることが
わかっている。例えば、「センダイシ」といった場合に
は、通常は宮城県の「仙台市」を意味する場合が多い
が、鹿児島県のある地域に限れば「川内市」を意味する
ことの方が多くなる。そこで、単語リスト部1iに使用
される地域の異なる複数ものからなる地域辞書を設け、
携帯電話機2の基地局の違いなどによって複数のものか
らいずれか1つ以上を選択して使用するものとしてもよ
い。携帯電話機2の代わりに固定電話機を使用するので
あれば、発信者番号によって地域辞書を選択してもよ
い。
【0082】上記の実施の形態では、単語リスト部1i
は、流行語辞書1icを含むものとし、多くのユーザが
実際に数多く使用した言葉を、提示するメール文の中で
優先的に現れるようにしていた。これに対して、時期に
絡んだ言葉は、ある一定の期間頻繁に使用されることが
経験的にわかっている。例えば、冬になればウィンター
スポーツに関する言葉の使用が増えるということなどで
ある。そこで、単語リスト部1iにそれぞれ使用期間の
異なる複数のものからなる季節辞書を設け、時期によっ
て複数のものからいずれか1つ以上を選択して使用する
ものとしてもよい。
【0083】上記の実施の形態では、単語リスト部1i
は、基本辞書1iaの他に方言辞書1ibと流行語辞書
1icとを含むものとしていた。これに対して、ユーザ
の属性(年齢、性別、職業など)に応じて頻繁に使用さ
れる言葉の範囲が異なることが経験的にわかっている。
例えば、野球やサッカーに絡む言葉は女性よりも男性の
方が使用頻度が高いことなどである。そこで、単語リス
ト部1iにユーザ属性グループ毎に異なる複数のユーザ
属性辞書を設け、ユーザ属性によって複数のものからい
ずれか1つ以上を選択して使用するものとしてもよい。
ここで、メール作成装置1においてユーザ属性を判断す
るためには、発信者電話番号と対応付けてユーザの属性
を記憶するユーザ属性データベースを用意しておけばよ
い。
【0084】上記の実施の形態では、課金計測部1p
は、文字数計測部1nが計測したメール文の文字数と、
利用時間計測部1oが計測した時間に基づいて、携帯電
話機2のユーザに請求すべき金額を求めていた。しかし
ながら、このいずれか一方のみに従ってユーザに請求す
べき金額を決めてもよい。また、このシステムを携帯電
話会社が提供するのであれば、通話料のみを課金するも
のとし、メール作成装置1の利用に関して特別な料金の
請求を行わなくてもよい。或いは、上記の実施の形態で
は、メール作成装置1側での処理時間と携帯電話2側で
の処理時間との割合に関わらず、利用時間計測部1oが
時間を計測するものとしていた。これに対して、利用時
間計測部1oは、メール作成装置1側での処理に要した
時間を計測対象から除くものとしてもよい。
【0085】上記の実施の形態では、言語及び方言の選
択は、携帯電話機2をメール作成装置1と回線接続する
前に、LCD2dに表示された画面に従って行ってい
た。しかしながら、言語、方言などの選択方法は、これ
に限るものではなく、例えば、回線を接続した後にメー
ル作成装置1からの音声案内に従って、携帯電話機2の
ユーザがマイク2fから音声を入力し、メール作成装置
1に送って、これらの設定を行わせるものとしてもよ
い。
【0086】上記の実施の形態では、携帯電話機2とメ
ール作成装置1との間の回線を接続すると、その回線
は、メール文の確定まで切断されることはなかった。し
かしながら、音声認識可能な程度の音声をメール作成装
置1が受け取った後は、両者の間の回線を切断し、通話
が不可能な状態でメールをやりとりすることによっての
み、上記の処理を行ってもよい。
【0087】上記の実施の形態では、携帯電話機2から
メール作成装置1にアクセスし、ユーザが所望する内容
のメールを作成するものとしていた。しかしながら、メ
ール作成装置1にアクセスしてメールを作成させる端末
装置としては、携帯電話機2に限られず、上記した携帯
電話機2と同じ機能を備えるのであれば、PHS端末、
固定電話機なども適用することができる。
【0088】上記の実施の形態で示した各フローチャー
トに示すプログラムは、メール作成装置1の各部におい
て実行されるものとしていたが、CD−ROMその他の
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布す
るものとしてもよい。或いは、そのプログラムを格納し
た固定ディスク装置を有するサーバ装置から、そのプロ
グラム信号を搬送波に重畳し、ネットワークを通じて配
信するものとしてもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
不特定話者の利用によっても、話者の意図する内容のメ
ールを的確に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるメール作成システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の単語リスト部に含まれる辞書を示す図で
ある。
【図3】図1の携帯電話機の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】メール作成要求をしたときにおける処理手順を
示すフローチャートである。
【図5】メールの作成手順を詳しく示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1…メール作成装置、1a…回線制御部、1b…信号処
理部、1c…演算部、1d…音声入力部、1e…設定変
更部、1f…雑音適正化/話者速度適正化部、1g…音
響モデル部、1h…言語モデル部、1i…単語リスト
部、1j…分析処理音声区間検出部、1k…文章作成
部、1m…文字信号作成部、1n…文字数計測部、1o
…利用時間計測部、1p…課金計測部、1q…課金案内
作成部、1r…メールサーバ、1s…転送部、2…携帯
電話機、1ia…基本辞書、1ib…方言辞書、1ic
…流行語辞書、2a…CPU、2b…ROM、2c…R
AM、2d…LCD、2e…キー入力部、2f…マイ
ク、2g…スピーカ、2h…通信処理部、2i…アンテ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 605 G06F 13/00 605D 5K101 G10L 15/00 H04M 3/493 9A001 15/22 3/50 A H04L 12/54 11/00 302 12/58 G10L 3/00 551A H04M 3/493 571V 3/50 H04L 11/20 101B 11/00 302 Fターム(参考) 5D015 KK02 LL07 LL12 5E501 AB16 AC25 AC34 BA05 CA02 CB15 DA02 DA16 EA21 FA13 5K015 AA07 AF02 5K024 AA72 EE09 5K030 GA18 HA06 HC09 JL01 JT09 KA20 5K101 KK02 LL12 MM07 NN07 NN08 NN18 9A001 HH17 JJ14 JJ29 KK56

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声による通話機能及び文字情報の送受信
    機能を有する端末装置と、該端末装置と接続され、前記
    端末装置から送られてきた音声に基づいて文字情報を作
    成し、前記端末装置に返送するメール作成装置を備え、 前記端末装置は、 音声認識の手法と使用すべき単語辞書の範囲をユーザが
    指示し、該指示を接続されているメール作成装置に送る
    指示手段と、 ユーザが所望する音声を入力し、接続されているメール
    作成装置に送る音声入力手段と、 入力した音声に対して、前記メール作成装置で作成さ
    れ、返送されてきた文字情報を受信する文字情報受信手
    段と、 前記文字情報受信手段が受信した文字情報を表示する第
    1の表示手段とを備え、 前記メール作成装置は、 前記音声入力手段から入力された音声を受信する音声受
    信手段と、 前記音声受信手段が受信した音声を音声認識すると共
    に、設定により音声認識手法が変化する音声認識手段
    と、 文字情報の生成のために必要となる単語を記憶すると共
    に、設定により使用される単語辞書の範囲が変化する辞
    書手段と、 前記辞書手段を参照し、前記音声認識手段の音声認識結
    果から文字情報を生成する文字変換手段と、 前記指示手段から送られてきた指示に従って、前記音声
    認識手段と前記単語辞書との設定を変更する設定変更手
    段と、 前記文字変換手段が生成した文字情報を前記端末装置に
    返送する文字情報返送手段とを備えることを特徴とする
    メール作成システム。
  2. 【請求項2】前記端末装置は、 前記第1の表示手段に表示された文字情報のうちで修正
    に要する部分を指示する修正指示手段と、 前記修正指示手段によって指示された修正を要する部分
    に関する情報を、前記メール作成装置に送信する修正指
    示送信手段と、 前記修正を要する部分に対して、前記メール作成装置か
    ら返送されてきた修正後の単語を表示する第2の表示手
    段とを備え、 前記メール作成装置は、 前記修正指示手段から送信された修正を要する部分に関
    する情報を前記端末装置から受け取る修正箇所受信手段
    と、 前記修正箇所受信手段が受信した修正を要する部分に関
    する情報に対して、該部分の修正後の単語を前記辞書手
    段から抽出する修正抽出手段と、 前記修正抽出手段が抽出した修正後の単語を前記端末装
    置に返送する修正返送手段とをさらに備えることを特徴
    とする請求項1に記載のメール作成システム。
  3. 【請求項3】音声による通話機能及び文字情報の送受信
    機能を有する端末装置と接続され、前記端末装置から送
    られてきた音声に基づいて文字情報を作成し、前記端末
    装置に返送するメール作成装置であって、 前記端末装置からの音声を受信する音声受信手段と、 前記音声受信手段が受信した音声を音声認識すると共
    に、設定により音声認識手法が変化する音声認識手段
    と、 文字情報の生成のために必要となる単語を記憶すると共
    に、設定により使用される単語辞書の範囲が変化する辞
    書手段と、 前記辞書手段を参照し、前記音声認識手段の音声認識結
    果から文字情報を生成する文字変換手段と、 前記端末装置から送られてきた指示に従って、前記音声
    認識手段と前記単語辞書との設定を変更する設定変更手
    段と、 前記文字変換手段が生成した文字情報を前記端末装置に
    返送する文字情報返送手段とを備えることを特徴とする
    メール作成装置。
  4. 【請求項4】前記辞書手段は、前記端末装置のユーザが
    発話する方言に従って、複数のものからいずれか1以上
    が選択されて使用される方言辞書を含み、 前記設定変更手段は、前記端末装置のユーザから指示さ
    れた方言に従って、前記音声認識手段の設定を変更し、
    前記方言辞書のうちで使用するものを1以上選択するこ
    とを特徴とする請求項3に記載のメール作成装置。
  5. 【請求項5】前記文字情報返送手段が返送した文字情報
    に対して修正を要する部分に関する情報を前記端末装置
    から受け取る修正箇所受信手段と、 前記修正箇所受信手段が受信した修正を要する部分に関
    する情報に対して、該部分の修正後の単語を前記辞書手
    段から抽出する修正抽出手段と、 前記修正抽出手段が抽出した修正後の単語を前記端末装
    置に返送する修正返送手段とをさらに備えることを特徴
    とする請求項3または4に記載のメール作成装置。
  6. 【請求項6】前記辞書手段は、前記修正抽出手段による
    修正頻度の高い単語が、前記文字変換手段が生成する文
    字情報で優先して使用されるようにする流行語辞書を含
    むことを特徴とする請求項5に記載のメール作成装置。
  7. 【請求項7】前記辞書手段は、前記端末装置の所在する
    地域に従って複数のものからいずれか1つ以上が選択さ
    れて使用される地域辞書を含むことを特徴とする請求項
    3乃至6のいずれか1項に記載のメール作成装置。
  8. 【請求項8】前記辞書手段は、時期によって複数のもの
    からいずれか1つ以上が選択されて使用される季節辞書
    を含むことを特徴とする請求項3乃至7のいずれか1項
    に記載のメール作成装置。
  9. 【請求項9】前記辞書手段は、ユーザの属性によって複
    数のものからいずれか1以上が選択されて使用されるユ
    ーザ属性辞書を含むことを特徴とする請求項3乃至8の
    いずれか1項に記載のメール作成装置。
  10. 【請求項10】前記文字変換手段によって生成された文
    字情報の文字数、前記端末装置の接続時間のいずれか1
    つ以上に従って、前記端末装置のユーザに請求すべき金
    額を求める課金計測手段をさらに備えることを特徴とす
    る請求項3乃至9のいずれか1項に記載のメール作成装
    置。
  11. 【請求項11】前記端末装置からメールの宛先を受け取
    る宛先受信手段と、 前記端末装置から、音声に基づいて作成した文字情報の
    確定を示す指示を受け取る確定指示受信手段と、 前記確定指示受信手段が受信した指示に従って確定した
    文字情報をメールとして、前記宛先受信手段が受信した
    宛先に送信するメール送信手段とをさらに備えることを
    特徴とする請求項3乃至10のいずれか1項に記載のメ
    ール作成装置。
  12. 【請求項12】前記端末装置は、携帯電話機であること
    を特徴とする請求項3乃至11のいずれか1項に記載の
    メール作成装置。
  13. 【請求項13】音声による通話機能及び文字情報の送受
    信機能を有する端末装置から送られてきた指示に従っ
    て、音声認識の手法と使用すべき単語辞書の範囲を設定
    するステップと、 前記端末装置の通話機能を利用して送られてきた音声を
    受信するステップと、 受信した音声を音声認識するステップと、 設定された範囲の単語辞書を参照し、前記音声認識結果
    から文字情報を生成するステップと、 生成した文字情報を前記端末装置に返送するステップと
    を含むことを特徴とするメール作成方法。
  14. 【請求項14】返送した文字情報に対して修正を要する
    部分に関する情報を前記端末装置から受け取るステップ
    と、 受け取った修正を要する部分に関する情報に対して、該
    部分の修正後の単語を前記単語辞書から抽出するステッ
    プと、 抽出した修正後の単語を前記端末装置に返送するステッ
    プとをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の
    メール作成方法。
  15. 【請求項15】音声による通話機能及び文字情報の送受
    信機能を有する端末装置と接続されたコンピュータ装置
    を、 前記端末装置の通話機能を利用して送られてきた音声を
    受信する音声受信手段、 前記音声受信手段が受信した音声を音声認識すると共
    に、設定により音声認識手法が変化する音声認識手段、 文字情報の生成のために必要となる単語を記憶すると共
    に、設定により使用される単語辞書の範囲が変化する辞
    書手段、 前記辞書手段を参照し、前記音声認識手段の音声認識結
    果から文字情報を生成する文字変換手段、 前記端末装置から送られてきた指示に従って、前記音声
    認識手段と前記単語辞書との設定を変更する設定変更手
    段、及び前記文字変換手段が生成した文字情報を前記端
    末装置に返送する文字情報返送手段として機能させるた
    めのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】前記文字情報返送手段が返送した文字情
    報に対して修正を要する部分に関する情報を前記端末装
    置から受け取る修正箇所受信手段、 前記修正箇所受信手段が受信した修正を要する部分に関
    する情報に対して、該部分の修正後の単語を前記辞書手
    段から抽出する修正抽出手段、及び前記修正抽出手段が
    抽出した修正後の単語を前記端末装置に返送する修正返
    送手段として前記コンピュータ装置をさらに機能させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とする請求項1
    5に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005012377A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Sharp Corp 通信端末、通信端末の制御方法、音声認識処理装置、音声認識処理装置の制御方法、通信端末制御プログラム、通信端末制御プログラムを記録した記録媒体、音声認識処理装置制御プログラム、および、音声認識処理装置制御プログラムを記録した記録媒体
JPWO2015083741A1 (ja) * 2013-12-03 2017-03-16 株式会社リコー 中継装置、表示装置および通信システム
WO2021075065A1 (ja) * 2019-10-15 2021-04-22 菊一 西 音声入力機器

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