JP2001306380A - 二相コミット回避方式およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

二相コミット回避方式およびそのプログラム記録媒体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】遅延型トランザクション処理システムの性能を
低下させる二相コミットを回避するとともに、トランザ
クションデータなどによるファイルの二重更新の発生を
防ぐ。 【解決手段】トランザクション処理プログラムからの処
理要求を遅延して実行させる遅延型トランザクション処
理システムの二相コミット回避方式において、第一のト
ランザクション処理プログラム3はその処理要求を登録
すると同時にその識別情報を第二のトランザクション処
理プログラム12に通知し、前記第二のトランザクショ
ン処理プログラムは事前に処理して保持している識別情
報と前記処理要求の識別情報とが不一致のときその処理
要求を実行し、すべての処理が正常に終了したとき処理
済を報告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二相コミット回避方
式およびそのプログラム記録媒体に関し、特にトランザ
クションデータをメッセージキューに登録しておき適宜
遅延してトランザクション処理を実行する遅延型トラン
ザクション処理システムにおける二相コミット回避方式
およびそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非同期メッセージキューを用いた
システムの一例が、特開平10−320251号公報に
記載されている。このようなシステムにおいて、複数の
データベース管理システムを用いた場合を図4に示す。
【0003】図4は従来のトランザクション処理システ
ムの例を示すブロック図である。同図において、業務シ
ステム2aは、トランザクション処理プログラム3およ
び12と、データベース管理システム11および17a
と、キュー監視プログラム5aと、遅延実行管理プログ
ラム4と、リソース管理プログラム18aとから構成さ
れている。
【0004】上記のトランザクション処理システムにお
いて、操作端末1からのデータを契機として処理を行う
トランザクション処理プログラム3は、データベースシ
ステム11内の業務テーブル6を更新し、遅延実行の為
のトランザクションデータ9を同一データベース内のメ
ッセージキュー7に登録し、処理を完了する。
【0005】一方、遅延実行管理プログラム4から起動
されたキュー監視プログラム5aはある短いインターバ
ル時間毎に、メッセージキュー7に登録された新しいト
ランザクションデータがあるかどうかをチェックしてい
る。
【0006】トランザクションデータ9が登録されたこ
とを知ったキュー監視プログラム5aはトランザクショ
ンの開始をリソース管理プログラム18aに伝える。そ
の後、キュー監視プログラム5aはトランザクションデ
ータ9の削除をデータベース管理プログラム11に指示
し、同一トランザクションとしてトランザクション処理
プログラム12を呼び出す。
【0007】トランザクション処理プログラム12では
業務テーブル13の更新をデータベース管理プログラム
16に指示し、キュー監視プログラム5aに制御を戻
す。キュー監視プログラム5aでは、リソース管理プロ
グラム18aに対してトランザクションの確定を要求す
る。
【0008】この状態では、まだトランザクションデー
タ9の削除および業務テーブル13の更新は確定してい
ない。これらの処理を確定させる為に、リソース管理プ
ログラム18aはデータベース管理プログラム10およ
び16に対し、コミットの準備要求を出し、両方の準備
が出来たところで、コミット指示を出す。すなわち、二
相コミットである。この二相コミットが終了するまで、
それぞれのリソースは解放されず、また、キュー監視プ
ログラム5aも次の処理を開始することができない。
【0009】上記のようなリソース管理プログラム18
aによる二相コミットでは、データベース管理プログラ
ム10およびデータベース管理プログラム16との間で
処理確定の待ち合わせ等が発生する為、性能が劣化して
しまう。また、二相コミットを行わない場合、トランザ
クション処理プログラム12による業務テーブル13の
更新が確定したにもかかわらず、メッセージキュー7の
トランザクションデータ9が削除されずに残ってしまっ
たとき、このトランザクションデータ9が再度処理さ
れ、業務テーブル13が二重更新されてしまう可能性が
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
トランザクション処理システムは、二相コミットにより
本来の処理性能の著しい劣化が発生するという問題点が
ある。その理由は、二相コミットでは、リソース管理プ
ログラムがトランザクションに関わった全てのデータベ
ース管理プログラムとの準備要求およびコミット指示に
おいて、同期の為の待ち合わせが発生するからである。
【0011】本発明の目的は、上記のような欠点を改善
し、システム処理性能を低下させる二相コミットを回避
するとともにトランザクションデータなどによるファイ
ルの二重更新の発生を防ぐことができる二相コミット回
避方式およびそのプログラム記録媒体を提供することに
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の二相コミット回
避方式は、トランザクション処理プログラムからの処理
要求を遅延して実行させる遅延型トランザクション処理
システムの二相コミット回避方式において、第一のトラ
ンザクション処理プログラムはその処理要求を登録する
と同時にその識別情報を第二のトランザクション処理プ
ログラムに通知し、前記第二のトランザクション処理プ
ログラムは事前に処理して保持している識別情報と前記
処理要求の識別情報とが不一致のときその処理要求を実
行し、すべての処理が正常に終了したとき処理済を報告
することを特徴とする。
【0013】また、本発明の二相コミット回避方式は、
トランザクション処理プログラムからの処理要求を遅延
して実行させる遅延型トランザクション処理システムの
二相コミット回避方式において、第一のトランザクショ
ン処理プログラムが取込むトランザクションデータをそ
のデータIDとともにメッセージキューに保持する第一
のデータベース管理システムと、前記メッセージキュー
を監視し前記データIDを第二のトランザクション処理
プログラムに通知し,前記第二のトランザクション処理
プログラムが前記トランザクションデータによる処理を
正常に実行したときその結果を受けて前記第一のデータ
ベース管理システムに保持されている前記トランザクシ
ョンデータを削除するキュー監視手段と、前記第二のト
ランザクション処理プログラムが処理したトランザクシ
ョンデータのデータIDを保持する第二のデータベース
管理システムと、前記第二のトランザクション処理プロ
グラムが処理を開始するとき前記データIDの存在をチ
ェックし前記処理を実行するか否かを決定する手段とを
具備することを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の二相コミット回避方式に
おいて、前記第一のデータベース管理システムは前記第
一のトランザクション処理プログラムの業務テーブルを
保持するとともに、そのトランザクションデータを含む
メッセージキューを保持することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の二相コミット回避方式に
おいて、前記第二のデータベース管理システムは前記第
二のトランザクション処理プログラムの業務テーブルを
保持するとともに、前記トランザクションデータのデー
タIDを含むIDテーブルを保持することを特徴とす
る。
【0016】また、本発明の二相コミット回避方式のプ
ログラム記録媒体は、トランザクション処理プログラム
からの処理要求を遅延して実行させる遅延型トランザク
ション処理システムの二相コミット回避方式のプログラ
ム記録媒体において、第一のトランザクション処理プロ
グラムはその処理要求を登録すると同時にその識別情報
を第二のトランザクション処理プログラムに通知し、前
記第二のトランザクション処理プログラムは事前に処理
して保持している識別情報と前記処理要求の識別情報と
が不一致のときその処理要求を実行し、すべての処理が
正常に終了したとき処理済を報告することを特徴とす
る。
【0017】また、本発明の二相コミット回避方式のプ
ログラム記録媒体は、前記データベース管理システムに
保持されたメッセージキューにトランザクションデータ
が有ればそれを取り出し前記メッセージキューからの削
除を指示し、前記第二のトランザクション処理プログラ
ムに前記トランザクションデータの処理を要求し、前記
処理が完了したとき前記トランザクションデータの前記
メッセージキューからの削除をコミットし、前記処理が
未完のときには前記トランザクションデータをロールバ
ックすることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の二相コミット回避方式の
プログラム記録媒体において、前記第二のデータベース
管理システムに保持されたIDテーブルからデータID
を読み出し、前記データIDが前記第二のトランザクシ
ョン処理プログラムに処理を要求したトランザクション
データのデータIDに一致するときは前記処理を処理済
としてロールバックを発行し、同じく不一致のときは前
記処理を実行し、前記処理が正常に終了したとき前記I
DテーブルのデータIDを前記トランザクションデータ
のデータIDに更新し、前記IDテーブルの更新が正常
に終了したときコミットを発行し、前記コミットが正常
に終了したとき前記第二のトランザクション処理プログ
ラムの処理を処理済とし、前記のトランザクション処
理,データID更新処理,およびコミット処理のいずれ
かが異常を発生したときにはロールバックを発行するこ
とを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
しながら説明する。
【0020】図1は本発明の実施の一形態を示すブロッ
ク図である。同図において、業務システム2は、操作端
末1からのデータを契機としてトランザクション処理を
行うトランザクション処理プログラム3と、複数のデー
タベース管理システム11およびデータベース管理シス
テム17と、これら複数のデータベース管理プログラム
の同期コミットを指揮するリソース管理プログラム18
と、遅延実行を実現する遅延実行管理プログラム4およ
びキュー監視プログラム5と、遅延トランザクションを
実行するトランザクション処理プログラム12とから構
成されている。
【0021】データベース管理システム11は、業務デ
ータを格納する業務テーブル6と、遅延実行の為のトラ
ンザクションデータ9をデータID8とともに格納する
メッセージキュー7と、これらのファイルのアクセスを
管理するデータベース管理プログラム10とから構成さ
れている。
【0022】データベース管理システム17は、遅延実
行されたトランザクションが業務データを格納する業務
テーブル13と、遅延実行したトランザクションデータ
9のデータID8をデータID15として格納するID
テーブル14と、これらのファイルのアクセスを管理す
るデータベース管理プログラム16とから構成されてい
る。
【0023】上記の業務システム2において、トランザ
クション処理プログラム3から登録されたトランザクシ
ョンデータ9と、そのデータを処理する為のトランザク
ション処理プログラム12が更新を行う業務テーブル1
3とが異なるデータベース管理システム(データベース
管理システム11とデータベース管理システム17)に
よって管理されている場合、トランザクションの二重処
理を防止する為、トランザクション処理が正常に終了し
た時点で、トランザクションデータ9の削除と、業務テ
ーブル13の更新を同時に確定させる必要がある。
【0024】上記のトランザクション処理システムは、
二相コミットを回避しつつ、二重更新が行われることを
防止する為に、トランザクションデータ9とともにその
データのデータID8をキュー監視プログラム5によっ
てトランザクション処理プログラム12に通知し、あら
かじめ業務テーブル13と同じデータベースシステム内
に用意しておいたIDテーブル14内に処理済みのデー
タID15として保存しておき、トランザクション処理
プログラム12の処理開始時には処理対象となるデータ
ID8がIDテーブル内のデータID15に存在するか
否かをチェックすることによって、二重処理の防止を可
能としている。
【0025】次に、上記のトランザクション処理システ
ムの動作を説明する。
【0026】まず、操作端末1から送信されたデータを
受信したトランザクション処理プログラム3は、業務内
容に応じた業務テーブル6を更新し、遅延型トランザク
ションの登録を行う場合には、トランザクションデータ
9にデータID8を付加してメッセージキュー7に挿入
する。
【0027】ここで、メッセージキュー7は業務テーブ
ル6と同じデータベース管理システム11内のデータベ
ースファイルである。メッセージキュー7と業務テーブ
ル6がそれぞれ異なるデータベース管理システムである
場合には、トランザクション処理プログラム3の処理確
定時に二相コミットが必要となるため、性能を考慮して
同じデータベース管理システム11に格納しているので
ある。
【0028】次に、キュー監視プログラム5が遅延実行
管理プログラム4によって起動される。
【0029】図2はキュー監視プログラムの動作を示す
流れ図である。
【0030】まず、メッセージキュー7内にトランザク
ションデータ9が格納されている件数を取得する(ステ
ップA1)。トランザクションデータが登録されている
か否かの判断(ステップA2)を行い、トランザクショ
ンデータが無い場合には、再びメッセージキュー7のト
ランザクションデータを監視する。トランザクションデ
ータが登録されるまでメッセージキュー7のトランザク
ションデータの監視を続ける。
【0031】次に、トランザクションデータ9が登録さ
れている場合、トランザクションデータ9をデータID
8とともに取出し(ステップA3)、そのトランザクシ
ョンデータ9を削除する(ステップA4)。ただし、こ
の時点でコミットは発行されていないので、物理的に削
除されていない。
【0032】次に取出したトランザクションデータ9と
データID8をトランザクション処理プログラム12に
渡して処理を要求する(ステップA5)。
【0033】トランザクション処理プログラム12の詳
細の処理は後述するが、トランザクション処理プログラ
ム12では処理が終了したかまたは既に処理を終えてい
る場合には”処理済”を示すコードを返却し、処理中に
エラーが発生するなどで、処理が完了できない場合に
は”処理未”を示すコードを返却するものとする。
【0034】キュー監視プログラム5では、トランザク
ション処理プログラム12の返却領域をチェックし(ス
テップA6)、処理が完了した場合にはコミット(ステ
ップA7)を、処理が未完了の場合にはロールバック
(ステップA8)を発行する。
【0035】コミットにより、トランザクション処理プ
ログラム12によって正常に処理が完了したトランザク
ションデータ9は削除され、ロールバックにより、トラ
ンザクション処理プログラム12によって正常に処理が
完了しなかったトランザクションデータ9は削除され
ず、再度処理可能なデータとなる。
【0036】上記の処理を終えた後、キュー監視プログ
ラム5は遅延実行管理プログラム4からの終了指示があ
るか否かのチェック(ステップA9)を行い、終了指示
がある場合にはその処理を終了し、そうでなければ処理
を続行する。
【0037】図3はトランザクション処理プログラムの
動作を示す流れ図である。
【0038】トランザクション処理プログラム12はキ
ュー監視プログラム5から要求を受け、まず、要求元の
キュー監視プログラム5に対して結果を返却する為の領
域を、”処理未”を示すコードで初期化する(ステップ
B1)。
【0039】次に、IDテーブルのデータIDを読み込
み(ステップB2)、キュー監視プログラム5から渡さ
れたトランザクションデータ9のデータID8と比較す
る(ステップB3)。ここで、2つのデータIDが同じ
値であれば、そのトランザクションデータ9は処理が終
了しているので、返却領域に”処理済”を示すコードを
設定し(ステップB5)、ロールバックを発行して処理
を終了する(ステップB12)。
【0040】2つのデータIDが異なる場合は、トラン
ザクションデータ9を元に処理を行う(ステップB
4)。トランザクション処理でエラーが発生した場合に
は、ロールバックを発行し、処理を終了する(ステップ
B6、B12)。
【0041】トランザクション処理でエラーが発生しな
かった場合にはIDテーブル14のデータID15にト
ランザクションデータ9のデータIDを設定する(ステ
ップB7)。データIDの更新でエラーが発生した場合
には、ロールバックを発行し、処理を終了する(ステッ
プB8,B12)。
【0042】データIDの更新まで成功して初めてトラ
ンザクション処理プログラム12はコミットを発行する
(ステップB9)。コミットが失敗した場合には、ロー
ルバックを発行し、処理を終了する(ステップB10,
B12)。コミットが成功した場合には返却領域に”処
理済”を示すコードを設定し(ステップB11)、キュ
ー監視プログラム5に返却する。
【0043】トランザクション処理プログラム12がア
クセスする業務テーブル13およびIDテーブル14は
同一のデータベース管理システム17によって管理され
ているので、コミット発行(ステップB9)時に二相コ
ミットが発生することは無い。
【0044】また、トランザクション処理プログラム1
2の処理が完了したにも関わらず、キュー監視プログラ
ム5によるトランザクションデータ9の削除が失敗した
場合にも、IDテーブル14に格納したデータID15
によって、そのトランザクションデータ9が再度処理さ
れることを防ぐことができる。
【0045】なお、上記のトランザクション処理システ
ムは、中央処理装置(データベースサーバなどの)の主
記憶(図示していない。)に保持されたプログラムを実
行することによって動作する。本発明による二相コミッ
ト回避機能はこのプログラムの一要素を構成し、遅延型
トランザクション処理システムにおける二相コミット回
避方式を実現している。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、トランザクション処理プログラムから要求のあ
った処理(トランザクションデータ)を、その時点では
実行せずに、メッセージキューに登録しておいて適宜遅
延実行させる遅延型トランザクション処理システムにお
いて、メッセージの登録時、および遅延実行時のいずれ
の場合においても、性能の劣化を招く恐れのある二相コ
ミットを発生させずに処理を行う機能を提供できる。
【0047】その理由は、二相コミットが発生しない様
に、それぞれのデータベース管理プログラム毎に独立し
たコミットを実行し、独立したコミットにより可能とな
った二重処理をIDテーブルによって防いでいるためで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すブロック図。
【図2】キュー監視プログラムの動作を示す流れ図。
【図3】トランザクション処理プログラムの動作を示す
流れ図。
【図4】従来のトランザクション処理システムの例を示
すブロック図。
【符号の説明】
1 操作端末 2 業務システム 3,12 トランザクション処理プログラム 4 遅延実行管理プログラム 5 キュー監視プログラム 6,13 業務テーブル 7 メッセージキュー 8,15 データID 9 トランザクションデータ 10,16 データベース管理プログラム 11,17 データベース管理システム 14 IDテーブル 18 リソース管理プログラム

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランザクション処理プログラムからの
    処理要求を遅延して実行させる遅延型トランザクション
    処理システムの二相コミット回避方式において、第一の
    トランザクション処理プログラムはその処理要求を登録
    すると同時にその識別情報を第二のトランザクション処
    理プログラムに通知し、前記第二のトランザクション処
    理プログラムは事前に処理して保持している識別情報と
    前記処理要求の識別情報とが不一致のときその処理要求
    を実行し、すべての処理が正常に終了したとき処理済を
    報告することを特徴とする二相コミット回避方式。
  2. 【請求項2】 トランザクション処理プログラムからの
    処理要求を遅延して実行させる遅延型トランザクション
    処理システムの二相コミット回避方式において、第一の
    トランザクション処理プログラムが取込むトランザクシ
    ョンデータをそのデータIDとともにメッセージキュー
    に保持する第一のデータベース管理システムと、前記メ
    ッセージキューを監視し前記データIDを第二のトラン
    ザクション処理プログラムに通知し,前記第二のトラン
    ザクション処理プログラムが前記トランザクションデー
    タによる処理を正常に実行したときその結果を受けて前
    記第一のデータベース管理システムに保持されている前
    記トランザクションデータを削除するキュー監視手段
    と、前記第二のトランザクション処理プログラムが処理
    したトランザクションデータのデータIDを保持する第
    二のデータベース管理システムと、前記第二のトランザ
    クション処理プログラムが処理を開始するとき前記デー
    タIDの存在をチェックし前記処理を実行するか否かを
    決定する手段とを具備することを特徴とする二相コミッ
    ト回避方式。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の二相コミット回避方式に
    おいて、前記第一のデータベース管理システムは前記第
    一のトランザクション処理プログラムの業務テーブルを
    保持するとともに、そのトランザクションデータを含む
    メッセージキューを保持することを特徴とする二相コミ
    ット回避方式。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の二相コミット回
    避方式において、前記第二のデータベース管理システム
    は前記第二のトランザクション処理プログラムの業務テ
    ーブルを保持するとともに、前記トランザクションデー
    タのデータIDを含むIDテーブルを保持することを特
    徴とする二相コミット回避方式。
  5. 【請求項5】 トランザクション処理プログラムからの
    処理要求を遅延して実行させる遅延型トランザクション
    処理システムの二相コミット回避方式のプログラム記録
    媒体において、第一のトランザクション処理プログラム
    はその処理要求を登録すると同時にその識別情報を第二
    のトランザクション処理プログラムに通知し、前記第二
    のトランザクション処理プログラムは事前に処理して保
    持している識別情報と前記処理要求の識別情報とが不一
    致のときその処理要求を実行し、すべての処理が正常に
    終了したとき処理済を報告することを特徴とする二相コ
    ミット回避方式のプログラム記録媒体。
  6. 【請求項6】 請求項2,3,または4記載の二相コミ
    ット回避方式のプログラム記録媒体において、前記デー
    タベース管理システムに保持されたメッセージキューに
    トランザクションデータが有ればそれを取り出し前記メ
    ッセージキューからの削除を指示し、前記第二のトラン
    ザクション処理プログラムに前記トランザクションデー
    タの処理を要求し、前記処理が完了したとき前記トラン
    ザクションデータの前記メッセージキューからの削除を
    コミットし、前記処理が未完のときには前記トランザク
    ションデータをロールバックすることを特徴とする二相
    コミット回避方式のプログラム記録媒体。
  7. 【請求項7】 請求項2,3,または4記載の二相コミ
    ット回避方式のプログラム記録媒体において、前記第二
    のデータベース管理システムに保持されたIDテーブル
    からデータIDを読み出し、前記データIDが前記第二
    のトランザクション処理プログラムに処理を要求したト
    ランザクションデータのデータIDに一致するときは前
    記処理を処理済としてロールバックを発行し、同じく不
    一致のときは前記処理を実行し、前記処理が正常に終了
    したとき前記IDテーブルのデータIDを前記トランザ
    クションデータのデータIDに更新し、前記IDテーブ
    ルの更新が正常に終了したときコミットを発行し、前記
    コミットが正常に終了したとき前記第二のトランザクシ
    ョン処理プログラムの処理を処理済とし、前記のトラン
    ザクション処理,データID更新処理,およびコミット
    処理のいずれかが異常を発生したときにはロールバック
    を発行することを特徴とする二相コミット回避方式のプ
    ログラム記録媒体。
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