JP2001306260A - 認識装置のノイズ除去方法 - Google Patents
認識装置のノイズ除去方法Info
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- JP2001306260A JP2001306260A JP2000125075A JP2000125075A JP2001306260A JP 2001306260 A JP2001306260 A JP 2001306260A JP 2000125075 A JP2000125075 A JP 2000125075A JP 2000125075 A JP2000125075 A JP 2000125075A JP 2001306260 A JP2001306260 A JP 2001306260A
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Abstract
を除去することにより、ノイズによる誤認識を抑えるこ
とができる認識装置のノイズ除去方法を提供する。 【解決手段】 プルダウン抵抗を入れてデータの基準が
設定されたタッチパネルを使用した、文字や図形の認識
装置によるノイズ除去方法において、入力開始時のデー
タを削除することにより、誤認識を防ぎ、認識率を高め
ることを特徴とする。
Description
用した、文字や図形の認識装置のノイズ除去方法に関す
るものである。
例えば、特開平10−55238号公報に開示されてい
る。
グデータをA/D変換器でデジタルデータに変換し、そ
のデジタルデータを複数回サンプリングする。そこで、
その複数回サンプリングしたデータを平均化してノイズ
の影響を除去し、座標データとするようにしている。
た従来のノイズ除去方法では、ノイズを除去できない場
合があり、ノイズにより入力データとは無関係なデータ
が含まれてしまい、誤認識してしまったり、認識出来な
くなってしまうことがあった。
れていないかを判断する為にパネルのx軸にプルダウン
抵抗を入れている場合について説明する。
たタッチパネルを使用した認識装置の模式図である。
れている位置によってx,y軸それぞれが0V〜Vcc
までのアナログデータを出力するが、x軸にプルダウン
抵抗を入れることによりタッチパネル1に触れていない
時はx軸は0Vを出力する。
クしていれば、タッチパネル1に触れているか、触れて
いないかを判断することができる。
チパネル1の入力は常に0V(図7のタッチパネル1の
左端)から始まるので、タッチパネル1に最初に触れた
時点で、タッチパネル1の左端から最初に触れたポイン
ト(図7の4)までパネル上に描いたことになってしま
い、入力したいデータとは関係のないデータ(図7の
2)が含まれてしまう。
の5)からタッチパネル1の左端まで描いた様なデータ
(図7の3)が含まれてしまう。
の2,3)は、上記した従来の認識装置(特願平10−
55238号公報)ではデータと判断してしまう。
り、図8(a)はその入力データをコード化するための
8つのベクトルを示す図、図8(b)は数字“2”のコ
ード化の説明図である。
形の認識装置によるノイズ除去フローチャートである。
ここでは、タッチパネルに数字の“2”を入力した場合
について示す。
どを、図8(a)に示すように、8つのベクトルで表し
入力データをコード化する(ステップS1)。例えば
“221111000077776665555555
55000000000”のコードとなったとする。
2111100007777666555555555
000000000”で同じ数字が連続した場合はまと
めて、データをコンパクトにする(ステップS2)。つ
まり、そのコード化したデータは、“2107650”
とコンパクトになる。
おき、その辞書を参照する(ステップS3)。つまり、
ここでは、“数字2の辞書コード”は“210765
0”である。
4)。すなわち、入力データと辞書データを比較して入
力データがどのような文字・図形であるかを認識する。
ここでは、“2”と決定する。
ネルへの入力により発生するノイズを除去することによ
り、ノイズによる誤認識を抑えることができる認識装置
のノイズ除去方法を提供することを目的とする。
入れてデータの基準が設定されたタッチパネルを使用し
た、文字や図形の認識装置によるノイズ除去方法におい
て、入力開始時のデータを削除することにより、誤認識
を防ぎ、認識率を高めることを特徴とする。
準が設定されたタッチパネルを使用した、文字や図形の
認識装置によるノイズ除去方法において、入力終了時の
データを削除することにより、誤認識を防ぎ、認識率を
高めることを特徴とする。
準が設定されたタッチパネルを使用した、文字や図形の
認識装置によるノイズ除去方法において、入力開始時と
入力終了時のデータを削除することにより、誤認識を防
ぎ、認識率を高めることを特徴とする。
の認識装置によるノイズ除去方法において、前記タッチ
パネルのx軸にプルダウン抵抗を入れることを特徴とす
る。
の認識装置によるノイズ除去方法において、前記タッチ
パネルのy軸にプルダウン抵抗を入れることを特徴とす
る。
の認識装置によるノイズ除去方法において、前記タッチ
パネルのx軸及びy軸にプルダウン抵抗を入れることを
特徴とする。
て図を参照しながら詳細に説明する。
ルに入力されたデータから入力開始時のデータを削除す
る。
数が64データ必要であった場合に64データ内の最初
の5%分のデータを削除し、残りの95%のデータで認
識を行うようにする。もちろん、装置により削除するデ
ータ量は調整が必要である。
としたのは例示であって、その数値は5%に限定される
ものではない。換言すれば、全体のデータの5%分のデ
ータを削除すると、ほぼノイズのデータは取り除くこと
ができる。時には、少し正しいデータの部分が削除され
ても、その残りの全体の取り込まれたデータからその入
力されたデータを正しく認識することができる。正確に
は、この数値は、入力されるデータ(数字)やプルダウ
ン抵抗などの装置等の条件によっても異なる。
いて説明する。
タのコード化の説明図であり、図1(a)はその入力デ
ータをコード化するための8つのベクトルを示す図、図
1(b)は数字“2”のコード化の説明図である。
ネルを使用した、文字や図形の認識装置によるノイズ除
去フローチャートである。ここでは、タッチパネルに数
字の“2”を入力した場合について示す。
などを、図1(a)に示すように、8つのベクトルで表
し入力データをコード化する(ステップS11)。例え
ば“00221111000077776665555
55555000000000”のコードとなったとす
る。
うち入力開始時のデータ“00”はノイズによるデータ
であるので、ノイズの除去を行う(ステップS12)。
データ、つまり“22111100007777666
555555555000000000”で同じ数字が
連続した場合はまとめて、データをコンパクトにする
(ステップS13)。つまり、そのコード化したデータ
は、“2107650”とコンパクトになる。
おき、その辞書を参照する(ステップS14)。つま
り、ここでは、“数字2の辞書コード”は“21076
50”である。
15)。すなわち、入力データと辞書データを比較して
入力データがどのような文字・図形であるかを認識す
る。ここでは、“2”と決定する。
ように、入力開始時にノイズが発生すると、ノイズもデ
ータとして含まれてしまうことがある。ノイズを含んだ
状態でコード化し辞書データと比較しても認識できなか
ったり、別のデータとして認識してしまう。
チパネル11に入力されたデータをコード化し、コード
化したデータの最初の部分(入力開始時のデータ)を削
除する。このように、ノイズを削除してから、コード化
したデータをコンパクトにし、そのデータと辞書データ
とを比較する。
時のデータ(“00”)を削除することにより、入力開
始時に発生するノイズによる誤認識は起こらなくなる。
た場合は、タッチパネル11に入力されたデータをコー
ド化し、そのコード化したデータの最初の部分(入力開
始時のデータ)を削除することによって、入力開始時に
発生するノイズを除去することができるので、入力開始
時に発生するノイズによる誤認識は起こらなくなる。
る。
タの基準が設定されたタッチパネルに入力データの全体
を取り込む。
データの中から入力開始時のデータ及び又は入力終了時
データを削除する。つまり、取り込まれた全体の入力デ
ータの所定%(例えば、5%)にあたる入力開始時のデ
ータ及び又は入力終了時データを削除して、ノイズの除
去を行う。
クト化、辞書参照、コマンドの決定を行って、入力デー
タの認識を終了する。
る。
力されたデータから、入力終了時のデータを削除する。
数が64データ必要であった場合に64データ内の最後
の5%分のデータを削除し、残りの95%のデータで認
識を行うようにする。もちろん、装置により削除するデ
ータ量は調整が必要である。
ノイズが発生すると、ノイズもデータとして含まれてし
まうことがある。ノイズを含んだ状態でコード化し辞書
データと比較しても認識出来なかったり、別のデータと
して認識してしまう。
タをコード化し、コード化したデータの最後の部分(入
力終了時のデータ)を削除する。ノイズを削除してか
ら、コード化したデータをコンパクトにし、そのコンパ
クトなデータと辞書データとを比較する。
タのコード化の説明図であり、図3(a)は入力データ
をコード化するための8つのベクトルを示す図、図3
(b)は数字“2”のコード化の説明図である。
ネルを使用した、文字や図形の認識装置によるノイズ除
去フローチャートである。ここでは、タッチパネルに数
字の“2”を入力した場合について示す。
などを、図3(a)に示すように、8つのベクトルで表
し入力データをコード化する(ステップS21)。例え
ば“22111100007777666555555
55500000000044”のコードとなったとす
る。
うち入力終了時のデータ“44”はノイズによるデータ
であるので、ノイズの除去を行う(ステップS22)。
データ、つまり“22111100007777666
555555555000000000”で同じ数字が
連続した場合はまとめて、データをコンパクトにする
(ステップS23)。つまり、そのコード化したデータ
は、“2107650”とコンパクトになる。
おき、その辞書を参照する(ステップS24)。つま
り、ここでは、“数字2の辞書コード”は“21076
50”である。
25)。すなわち、入力データと辞書データを比較して
入力データがどのような文字・図形であるかを認識す
る。ここでは、“2”と決定する。
り、入力終了時に発生するノイズによる誤認識は起こら
なくなる。
チパネル21に入力されたデータをコード化し、このコ
ード化したデータの最後の部分(入力終了時のデータ)
を削除することによって、入力終了時に発生するノイズ
を除去することができるので、入力終了時に発生するノ
イズによる誤認識は起こらなくなる。
る。
たデータから入力開始時と入力終了時のデータを削除す
る。
数が64データ必要であった場合に、64データ内の最
初と最後のそれぞれ5%分のデータを削除し、残りの9
0%のデータで認識を行うようににする。
調整が必要である。
入力終了時にノイズが発生するとノイズもデータとして
含まれてしまうことがある。ノイズを含んだ状態でコー
ド化し、辞書データと比較しても認識出来なかったり、
別のデータとして認識してしまう。
タをコード化し、このコード化したデータの最初と最後
の部分(入力開始時と入力終了時のデータ)を削除す
る。ノイズを削除してから、コード化したデータをコン
パクトにし辞書データと比較する。
タのコード化の説明図であり、図5(a)は入力データ
をコード化するための8つのベクトルを示す図、図5
(b)は数字“2”のコード化の説明図である。
ネルを使用した、文字や図形の認識装置によるノイズ除
去フローチャートである。ここでは、タッチパネルに数
字の“2”を入力した場合について示す。
などを、図5(a)に示すように、8つのベクトルで表
し入力データをコード化する(ステップS31)。例え
ば“00221111000077776665555
5555500000000044”のコードとなった
とする。
うち入力開始時のデータ“00”と入力終了時のデータ
“44”はノイズによるデータであるので、ノイズの除
去を行う(ステップS32)。
データ、つまり“22111100007777666
555555555000000000”で同じ数字が
連続した場合はまとめて、データをコンパクトにする
(ステップS33)。つまり、そのコード化したデータ
は、“2107650”とコンパクトになる。
おき、その辞書を参照する(ステップS34)。つま
り、ここでは、“数字2の辞書コード”は“21076
50”である。
35)。すなわち、入力データと辞書データを比較して
入力データがどのような文字・図形であるかを認識す
る。ここでは、“2”と決定する。
ータを削除することにより、入力開始、入力終了時に発
生するノイズによる誤認識は起こらなくなる。
た場合、タッチパネル31に入力されたデータをコード
化し、このコード化したデータの最初と最後の部分(入
力開始時と入力終了時のデータ)を削除することによっ
て、入力開始時と入力終了時に発生するノイズを除去す
ることができるので、入力開始時と入力終了時に発生す
るノイズによる誤認識は起こらなくなる。
する。
が入っている場合について説明したが、y軸をプルダウ
ン、又はx,y軸両方をプルダウンしているような場合
でも同様にノイズを除去することがができる。
開始時と入力終了時に出るノイズを除去することができ
るので、タッチパネルを利用した認識装置には適用可能
である。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
よれば、以下のような効果を奏することができる。
合、タッチパネルに入力されたデータをコード化し、こ
のコード化したデータの最初の部分(入力開始時のデー
タ)を削除することによって、入力開始時に発生するノ
イズを除去することができるので、入力開始時に発生す
るノイズによる誤認識を防止することができる。
合、タッチパネルに入力されたデータをコード化し、こ
のコード化したデータの最後の部分(入力終了時のデー
タ)を削除することによって、入力終了時に発生するノ
イズを除去することができるので、入力終了時に発生す
るノイズによる誤認識を防止することができる。
発生した場合、タッチパネルに入力されたデータをコー
ド化し、このコード化したデータの最初と最後の部分
(入力開始時と入力終了時のデータ)を削除することに
よって、入力開始時と入力終了時に発生するノイズを除
去することができるので、入力開始時と入力終了時に発
生するノイズによる誤認識を防止することができる。
化の説明図である。
した、文字や図形の認識装置によるノイズ除去フローチ
ャートである。
化の説明図である。
した、文字や図形の認識装置によるノイズ除去フローチ
ャートである。
化の説明図である。
した、文字や図形の認識装置によるノイズ除去フローチ
ャートである。
使用した認識装置の模式図である。
によるノイズ除去フローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 プルダウン抵抗を入れてデータの基準が
設定されたタッチパネルを使用した、文字や図形の認識
装置によるノイズ除去方法において、 入力開始時のデータを削除することにより、誤認識を防
ぎ、認識率を高めることを特徴とする認識装置のノイズ
除去方法。 - 【請求項2】 プルダウン抵抗を入れてデータの基準が
設定されたタッチパネルを使用した、文字や図形の認識
装置によるノイズ除去方法において、 入力終了時のデータを削除することにより、誤認識を防
ぎ、認識率を高めることを特徴とする認識装置のノイズ
除去方法。 - 【請求項3】 プルダウン抵抗を入れてデータの基準が
設定されたタッチパネルを使用した、文字や図形の認識
装置によるノイズ除去方法において、 入力開始時と入力終了時のデータを削除することによ
り、誤認識を防ぎ、認識率を高めることを特徴とする認
識装置のノイズ除去方法。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の認識装置によ
るノイズ除去方法において、前記タッチパネルのx軸に
プルダウン抵抗を入れることを特徴とする認識装置のノ
イズ除去方法。 - 【請求項5】 請求項1、2又は3記載の認識装置によ
るノイズ除去方法において、前記タッチパネルのy軸に
プルダウン抵抗を入れることを特徴とする認識装置のノ
イズ除去方法。 - 【請求項6】 請求項1、2又は3記載の認識装置によ
るノイズ除去方法において、前記タッチパネルのx軸及
びy軸にプルダウン抵抗を入れることを特徴とする認識
装置のノイズ除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125075A JP2001306260A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 認識装置のノイズ除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000125075A JP2001306260A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 認識装置のノイズ除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001306260A true JP2001306260A (ja) | 2001-11-02 |
Family
ID=18635091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000125075A Pending JP2001306260A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | 認識装置のノイズ除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001306260A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016056260A1 (ja) * | 2014-10-07 | 2016-04-14 | 株式会社ログバー | ジェスチャ入力時におけるノイズ除去方法 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125075A patent/JP2001306260A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016056260A1 (ja) * | 2014-10-07 | 2016-04-14 | 株式会社ログバー | ジェスチャ入力時におけるノイズ除去方法 |
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