JP2001304940A - ガスボンベの液面位置検出装置 - Google Patents
ガスボンベの液面位置検出装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスボンベ内部の液化ガスの液面をガスボン
ベの外部から正確かつ簡便に検出する。 【解決手段】 液面位置検出装置１０は、超音波パルス
を送受波する超音波センサを備えている。例えばガス販
売会社の作業員が、本装置１０をガスボンベ２０の外壁
側面に接触させて上下方向に移動させた際に、ガスボン
ベ２０の内部の液化ガス３０の液面を通過した時点で、
受波する超音波パルスの形状が変化する。液化ガス液面
位置検出装置１０は、変化した超音波パルスの形状に基
づいて、液面位置を検出する検出手段と、その検出結果
を例えばインジケータ１１の点灯により報知する手段と
を有する。また液化ガス液面位置検出装置１０をマグネ
ットにより壁面に固定させておき、所定の液面位置を検
出して報知するようにしてもよい。この他報知手段とし
て、有線または無線を介して管理センタに検出情報を報
知するシステムを構成することができる。
ベの外部から正確かつ簡便に検出する。 【解決手段】 液面位置検出装置１０は、超音波パルス
を送受波する超音波センサを備えている。例えばガス販
売会社の作業員が、本装置１０をガスボンベ２０の外壁
側面に接触させて上下方向に移動させた際に、ガスボン
ベ２０の内部の液化ガス３０の液面を通過した時点で、
受波する超音波パルスの形状が変化する。液化ガス液面
位置検出装置１０は、変化した超音波パルスの形状に基
づいて、液面位置を検出する検出手段と、その検出結果
を例えばインジケータ１１の点灯により報知する手段と
を有する。また液化ガス液面位置検出装置１０をマグネ
ットにより壁面に固定させておき、所定の液面位置を検
出して報知するようにしてもよい。この他報知手段とし
て、有線または無線を介して管理センタに検出情報を報
知するシステムを構成することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスボンベの液面
位置検出装置、より詳細には、ＬＰＧやＬＮＧなどの液
化ガスを収納したガスボンベにおいて、液化ガスの液面
をボンベの外部から検出するための液面位置検出装置に
関する。
位置検出装置、より詳細には、ＬＰＧやＬＮＧなどの液
化ガスを収納したガスボンベにおいて、液化ガスの液面
をボンベの外部から検出するための液面位置検出装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】ＬＰＧやＬＮＧなどの液化ガスは、ガス
ボンベに収容されて各家庭等に配置される。ガスの販売
業者は、液化ガス量が少なくなったガスボンベを回収し
て、ガスが充分に充填されたガスボンベと交換し、回収
したガスボンベには液化ガスを充填して再び各家庭等に
配送する業務を行っている。
ボンベに収容されて各家庭等に配置される。ガスの販売
業者は、液化ガス量が少なくなったガスボンベを回収し
て、ガスが充分に充填されたガスボンベと交換し、回収
したガスボンベには液化ガスを充填して再び各家庭等に
配送する業務を行っている。
【０００３】ガスボンベの内部の液化ガス量を知ること
は、ガス販売会社がガスボンベの管理を行う上で有用な
ことであるが、ガスボンベ個々の液量を示すメータ等は
ガスボンベに付設されてなく、従来は、交換作業員が手
でガスボンベの壁面を叩いて判断するのが一般的で、液
化ガス量を正確に知ることはできなかった。また、ガス
交換作業員が台秤を用意し、ガスボンベの重量を量るこ
とによって液化ガス量を推定する方法もあるが、これも
正確な液化ガス量を測定するのは難しく、またガス交換
作業員が秤を用意してガスボンベを計量する必要があ
り、作業性が悪く非合理的であった。
は、ガス販売会社がガスボンベの管理を行う上で有用な
ことであるが、ガスボンベ個々の液量を示すメータ等は
ガスボンベに付設されてなく、従来は、交換作業員が手
でガスボンベの壁面を叩いて判断するのが一般的で、液
化ガス量を正確に知ることはできなかった。また、ガス
交換作業員が台秤を用意し、ガスボンベの重量を量るこ
とによって液化ガス量を推定する方法もあるが、これも
正確な液化ガス量を測定するのは難しく、またガス交換
作業員が秤を用意してガスボンベを計量する必要があ
り、作業性が悪く非合理的であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたものであり、ガスボンベ内部の
液化ガスの液面をガスボンベの外部から正確かつ簡便に
検出することができるガスボンベの液面位置検出装置を
提供することを目的とするものである。
き実情に鑑みてなされたものであり、ガスボンベ内部の
液化ガスの液面をガスボンベの外部から正確かつ簡便に
検出することができるガスボンベの液面位置検出装置を
提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、ガス
ボンベ内部の液化ガスの液面を該ガスボンベの外部側方
から検出するためのガスボンベの液面位置検出装置であ
って、ガスボンベに向けて超音波パルスを送波し、該ガ
スボンベからの反射超音波パルスを受波する超音波セン
サを有し、前記液面位置検出装置を前記ガスボンベの上
下方向に移動させた際に、前記超音波センサで受波した
反射超音波パルスの変化に基づいて、前記ガスボンベ内
部の液化ガスの液面を検出する検出部と、該検出部によ
る検出結果を報知する報知手段とを有することを特徴と
したものである。
ボンベ内部の液化ガスの液面を該ガスボンベの外部側方
から検出するためのガスボンベの液面位置検出装置であ
って、ガスボンベに向けて超音波パルスを送波し、該ガ
スボンベからの反射超音波パルスを受波する超音波セン
サを有し、前記液面位置検出装置を前記ガスボンベの上
下方向に移動させた際に、前記超音波センサで受波した
反射超音波パルスの変化に基づいて、前記ガスボンベ内
部の液化ガスの液面を検出する検出部と、該検出部によ
る検出結果を報知する報知手段とを有することを特徴と
したものである。
【０００６】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、該ガスボンベの液面位置検出装置は、ガスボンベと
の接触部分に超音波パルスを伝播するゲル物質を封入し
たゲル物質封入部を有し、該ゲル物質封入部は、前記ガ
スボンベとの接触面が該ガスボンベに沿って変形可能に
構成され、前記超音波パルスが、前記ガスボンベに密着
した前記ゲル物質封入部を介して前記超音波センサと前
記ガスボンベとの間で伝播可能としたとを特徴としたも
のである。
て、該ガスボンベの液面位置検出装置は、ガスボンベと
の接触部分に超音波パルスを伝播するゲル物質を封入し
たゲル物質封入部を有し、該ゲル物質封入部は、前記ガ
スボンベとの接触面が該ガスボンベに沿って変形可能に
構成され、前記超音波パルスが、前記ガスボンベに密着
した前記ゲル物質封入部を介して前記超音波センサと前
記ガスボンベとの間で伝播可能としたとを特徴としたも
のである。
【０００７】請求項３の発明は、請求項２の発明におい
て、前記ゲル物質封入部は、ガスボンベとの接触面にフ
ッ素樹脂層を有することを特徴としたものである。
て、前記ゲル物質封入部は、ガスボンベとの接触面にフ
ッ素樹脂層を有することを特徴としたものである。
【０００８】請求項４の発明は、請求項１の発明におい
て、該ガスボンベの液面位置検出装置は、マグネット部
を備え、該マグネット部によりガスボンベ壁面への固定
装着を可能としたことを特徴としたものである。
て、該ガスボンベの液面位置検出装置は、マグネット部
を備え、該マグネット部によりガスボンベ壁面への固定
装着を可能としたことを特徴としたものである。
【０００９】請求項５の発明は、ガスボンベ内部の液化
ガスの液面を該ガスボンベの外部下方から検出するため
のガスボンベの液面位置検出装置であって、該ガスボン
ベに向けて超音波パルスを送波し、該ガスボンベからの
反射超音波パルスを受信する超音波センサを有し、該超
音波センサで受波した反射超音波パルスに基づいて、前
記ガスボンベ内部の液化ガスの液面の高さを検出する検
出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて所定の液面
位置に達したことを報知する報知手段とを有することを
特徴としたものである。
ガスの液面を該ガスボンベの外部下方から検出するため
のガスボンベの液面位置検出装置であって、該ガスボン
ベに向けて超音波パルスを送波し、該ガスボンベからの
反射超音波パルスを受信する超音波センサを有し、該超
音波センサで受波した反射超音波パルスに基づいて、前
記ガスボンベ内部の液化ガスの液面の高さを検出する検
出手段と、該検出手段の検出結果に基づいて所定の液面
位置に達したことを報知する報知手段とを有することを
特徴としたものである。
【００１０】請求項６の発明は、請求項１ないし５のい
ずれか１の発明において、前記報知手段は、前記検出手
段による検出結果を無線または有線を介して所定の管理
センタに送信する手段を有することを特徴としたもので
ある。
ずれか１の発明において、前記報知手段は、前記検出手
段による検出結果を無線または有線を介して所定の管理
センタに送信する手段を有することを特徴としたもので
ある。
【００１１】
【発明の実施の形態】（実施例１）図１は、本発明によ
るガスボンベの液面位置検出装置の一実施例を示す斜視
概略構成図で、図中、１０は液面位置検出装置、１１は
インジケータ、１２はゲル物質保持部、１２ａはフッ素
樹脂層、１３は電源スイッチである。図２は、図１に示
す液面位置検出装置１０をガスボンベに接触させて液化
ガスの液面を検出するときの状態を説明するための要部
側面概略構成図で、図中、２０はガスボンべ、３０は液
化ガスである。
るガスボンベの液面位置検出装置の一実施例を示す斜視
概略構成図で、図中、１０は液面位置検出装置、１１は
インジケータ、１２はゲル物質保持部、１２ａはフッ素
樹脂層、１３は電源スイッチである。図２は、図１に示
す液面位置検出装置１０をガスボンベに接触させて液化
ガスの液面を検出するときの状態を説明するための要部
側面概略構成図で、図中、２０はガスボンべ、３０は液
化ガスである。
【００１２】本実施例の液面位置検出装置１０は、図１
に示すようなハンディタイプに構成され、ガス交換作業
員が保持して矢印方向にガスボンベに接触させることに
より、ガスボンベの液量を測定できるようになってい
る。図２に示すように、作業員が使用中のガスボンベ２
０に本発明の液面位置検出装置１０を接触させ、これを
上下に移動させることにより、本装置１０がガスボンベ
内部の液化ガス３０の液面を検出し、インジケータ１１
を発光させて報知する。
に示すようなハンディタイプに構成され、ガス交換作業
員が保持して矢印方向にガスボンベに接触させることに
より、ガスボンベの液量を測定できるようになってい
る。図２に示すように、作業員が使用中のガスボンベ２
０に本発明の液面位置検出装置１０を接触させ、これを
上下に移動させることにより、本装置１０がガスボンベ
内部の液化ガス３０の液面を検出し、インジケータ１１
を発光させて報知する。
【００１３】本発明の液面位置検出装置１０は、超音波
パルスを送波する送波器及び超音波パルスを受波する受
波器を備える超音波センサと、超音波センサが受波した
超音波パルスに基づいて液化ガス３０の液面を検出する
検出手段とを少なくとも有している。液化ガス３０の液
面を検出しようとする際に、作業者は、液面位置検出装
置１０の超音波センサから超音波パルスを送波し、ガス
ボンベ２０の壁面を上下方向に摺動させる。超音波セン
サからの超音波パルスの送波は、作業員が電源スイッチ
１３を押すことにより開始される。
パルスを送波する送波器及び超音波パルスを受波する受
波器を備える超音波センサと、超音波センサが受波した
超音波パルスに基づいて液化ガス３０の液面を検出する
検出手段とを少なくとも有している。液化ガス３０の液
面を検出しようとする際に、作業者は、液面位置検出装
置１０の超音波センサから超音波パルスを送波し、ガス
ボンベ２０の壁面を上下方向に摺動させる。超音波セン
サからの超音波パルスの送波は、作業員が電源スイッチ
１３を押すことにより開始される。
【００１４】超音波パルスは、液体内では伝播しやす
く、気体内では伝播しにくいため、ガスボンベ２０の内
部に液化ガス３０がない部分では、送波された超音波パ
ルスは、液面位置検出装置１０を接触させたガスボンベ
２０の壁部で反射して戻ってくる。一方、ガスボンベ２
０の内部に液化ガス３０がある部分では、超音波パルス
はガスボンベ２０から液化ガス３０の内部へと伝播して
いき、ガスボンベの反対側の壁部で反射して戻ってく
る。
く、気体内では伝播しにくいため、ガスボンベ２０の内
部に液化ガス３０がない部分では、送波された超音波パ
ルスは、液面位置検出装置１０を接触させたガスボンベ
２０の壁部で反射して戻ってくる。一方、ガスボンベ２
０の内部に液化ガス３０がある部分では、超音波パルス
はガスボンベ２０から液化ガス３０の内部へと伝播して
いき、ガスボンベの反対側の壁部で反射して戻ってく
る。
【００１５】液面位置検出装置１０が有する検出手段
は、当該装置１０が上下に移動するときに、超音波セン
サに受波される超音波パルスの変化に基づいて液化ガス
３０の液面を検出し、インジケータ１１を発光させて液
面の検出を報知する。インジケータとしてはＬＥＤを発
光させる構成としてもよいが、報知手段の構成は特に限
定されることなく、液晶パネルによる報知や、メータの
針の振れにより報知を行う構成等を用いてもよい。
は、当該装置１０が上下に移動するときに、超音波セン
サに受波される超音波パルスの変化に基づいて液化ガス
３０の液面を検出し、インジケータ１１を発光させて液
面の検出を報知する。インジケータとしてはＬＥＤを発
光させる構成としてもよいが、報知手段の構成は特に限
定されることなく、液晶パネルによる報知や、メータの
針の振れにより報知を行う構成等を用いてもよい。
【００１６】ガスボンベ２０の外壁面は通常湾曲してい
るが、液面位置検出装置１０を接触させた際に、超音波
センサとガスボンベ２０の外壁面との間に空間が生じて
しまうと、超音波パルスの伝播が妨げられたり、ノイズ
の要因となりやすい。本実施例の液面位置検出装置１０
には、ガスボンベ２０との接触部に、変形可能な部材の
内部にゲル物質を封入したゲル物質保持部１２が備えら
れている。
るが、液面位置検出装置１０を接触させた際に、超音波
センサとガスボンベ２０の外壁面との間に空間が生じて
しまうと、超音波パルスの伝播が妨げられたり、ノイズ
の要因となりやすい。本実施例の液面位置検出装置１０
には、ガスボンベ２０との接触部に、変形可能な部材の
内部にゲル物質を封入したゲル物質保持部１２が備えら
れている。
【００１７】ゲル物質保持部１２は、作業者が液面位置
検出装置１０をガスボンベ２０の外壁に押しつけた際
に、ガスボンベ２０外壁面に沿って変形して互いの接触
が維持されるように構成されている。そして、内部に封
入されたゲル物質も、ガスボンベ２０の外壁形状に合わ
せて変形するため、超音波センサとガスボンベ２０の外
壁との間に空間ができるのを防ぐことができ、安定した
超音波パルスの送受波を行うことができる。
検出装置１０をガスボンベ２０の外壁に押しつけた際
に、ガスボンベ２０外壁面に沿って変形して互いの接触
が維持されるように構成されている。そして、内部に封
入されたゲル物質も、ガスボンベ２０の外壁形状に合わ
せて変形するため、超音波センサとガスボンベ２０の外
壁との間に空間ができるのを防ぐことができ、安定した
超音波パルスの送受波を行うことができる。
【００１８】ゲル物質保持部１２は、例えば樹脂シート
をボックス上に成形して内部にゲル物質を封入する。上
記の樹脂シートは、作業性が最適になるようにその弾性
率等の物性が選択される。またゲル物質保持部１２は、
樹脂シートを用いた構成に限定されることなく、ガスボ
ンベの外壁にそって変形し、その形状を維持できれば任
意の構成を用いることができる。またゲル物質として
は、例えばシリコーンゲル等任意の物質を用いることが
できる。
をボックス上に成形して内部にゲル物質を封入する。上
記の樹脂シートは、作業性が最適になるようにその弾性
率等の物性が選択される。またゲル物質保持部１２は、
樹脂シートを用いた構成に限定されることなく、ガスボ
ンベの外壁にそって変形し、その形状を維持できれば任
意の構成を用いることができる。またゲル物質として
は、例えばシリコーンゲル等任意の物質を用いることが
できる。
【００１９】また、ゲル物質保持部１２がガスボンベ２
０と接触する部分には、ガスボンベ２０との摩擦を低減
するための低摩擦層として、ポリテトラフルオロエチレ
ン（テフロン（商標名））等のフッ素樹脂層が配されて
いる。
０と接触する部分には、ガスボンベ２０との摩擦を低減
するための低摩擦層として、ポリテトラフルオロエチレ
ン（テフロン（商標名））等のフッ素樹脂層が配されて
いる。
【００２０】（実施例２）本実施例は、実施例１と同様
の超音波センサを備え、実施例１と同様の機構によりガ
スボンベ内の液化ガスの液面を検出して報知するもの
で、液面位置検出装置をガスボンベに固定するためのマ
グネットを備え、ガスボンベ表面の所定位置に予め固定
装着できるようにしたものである。ガスボンベ内の液化
ガスが使用されて液面が下がっていき、超音波センサの
検出位置を通過したときに、検出手段が液面であること
を検出して報知する。報知は、実施例１と同様にインジ
ケータを発光させることにより行ってもよいが、液面を
検出した時点で無線または有線の所定の手段を用いて管
理センタ等に接続し、液面が低下したことを示す情報を
報知するシステム構成としてもよい。
の超音波センサを備え、実施例１と同様の機構によりガ
スボンベ内の液化ガスの液面を検出して報知するもの
で、液面位置検出装置をガスボンベに固定するためのマ
グネットを備え、ガスボンベ表面の所定位置に予め固定
装着できるようにしたものである。ガスボンベ内の液化
ガスが使用されて液面が下がっていき、超音波センサの
検出位置を通過したときに、検出手段が液面であること
を検出して報知する。報知は、実施例１と同様にインジ
ケータを発光させることにより行ってもよいが、液面を
検出した時点で無線または有線の所定の手段を用いて管
理センタ等に接続し、液面が低下したことを示す情報を
報知するシステム構成としてもよい。
【００２１】（実施例３）図３は、本発明による液面位
置検出装置の他の実施例を説明するための要部概略構成
図で、図中、１０は本実施例による液面位置検出装置、
２０はガスボンベ、３０は液化ガスである。本実施例
は、実施例１及び２と同様の超音波センサを備え、ガス
ボンベ内の液化ガスの液面を検出して報知するもので、
図３に示すごとくに、本実施例の液面位置検出装置１０
はガスボンベ２０の底部外側に設置される。
置検出装置の他の実施例を説明するための要部概略構成
図で、図中、１０は本実施例による液面位置検出装置、
２０はガスボンベ、３０は液化ガスである。本実施例
は、実施例１及び２と同様の超音波センサを備え、ガス
ボンベ内の液化ガスの液面を検出して報知するもので、
図３に示すごとくに、本実施例の液面位置検出装置１０
はガスボンベ２０の底部外側に設置される。
【００２２】液面位置検出装置１０は、超音波パルスの
出波器と超音波パルスの受波器を備える超音波センサを
有し、ガスボンベ２０の底部壁に向かって、上方に超音
波パルスを出波する。出波した超音波パルスは、液化ガ
ス３０の液面で反射して戻ってくるが、液面の高さによ
って受波器が受波するパルス形状が異なる。液面位置検
出装置１０が有する検出手段は、予め液面高さと受波す
る超音波パルスとの関連を判断することができるデータ
を保持しており、このデータに基づいて液化ガスの液面
高さを判定する。そして予め設定された所定の液面レベ
ルになったことを検出して、その旨を報知する。報知
は、上記実施例のようにインジケータによる発光等を用
いても良いし、または、有線ないし無線の所定の通信手
段を用いて管理センタに通知するようにしてもよい。
出波器と超音波パルスの受波器を備える超音波センサを
有し、ガスボンベ２０の底部壁に向かって、上方に超音
波パルスを出波する。出波した超音波パルスは、液化ガ
ス３０の液面で反射して戻ってくるが、液面の高さによ
って受波器が受波するパルス形状が異なる。液面位置検
出装置１０が有する検出手段は、予め液面高さと受波す
る超音波パルスとの関連を判断することができるデータ
を保持しており、このデータに基づいて液化ガスの液面
高さを判定する。そして予め設定された所定の液面レベ
ルになったことを検出して、その旨を報知する。報知
は、上記実施例のようにインジケータによる発光等を用
いても良いし、または、有線ないし無線の所定の通信手
段を用いて管理センタに通知するようにしてもよい。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、簡便な構成で、正確かつ簡単にガスボンベ内
の液化ガス液面を検出する液面検出装置を得ることがで
きる。
によれば、簡便な構成で、正確かつ簡単にガスボンベ内
の液化ガス液面を検出する液面検出装置を得ることがで
きる。
【図１】 本発明による液化ガスボンベの液面位置検出
装置の一実施例を示す斜視概略構成図である。
装置の一実施例を示す斜視概略構成図である。
【図２】 図１に示す液面位置検出装置１０をガスボン
ベに接触させて液化ガスの液面を検出するときの状態を
説明するための要部側面概略構成図である。
ベに接触させて液化ガスの液面を検出するときの状態を
説明するための要部側面概略構成図である。
【図３】 本発明による液面位置検出装置の他の実施例
を説明するための要部概略構成図である。
を説明するための要部概略構成図である。
１０…液面位置検出装置、１１…インジケータ、１２…
ゲル物質保持部、１２ａ…フッ素樹脂層、１３…電源ス
イッチ、２０…ガスボンべ、３０…液化ガス。
ゲル物質保持部、１２ａ…フッ素樹脂層、１３…電源ス
イッチ、２０…ガスボンべ、３０…液化ガス。
Claims (6)
- 【請求項１】 ガスボンベ内部の液化ガスの液面を該ガ
スボンベの外部側方から検出するためのガスボンベの液
面位置検出装置であって、ガスボンベに向けて超音波パ
ルスを送波し、該ガスボンベからの反射超音波パルスを
受波する超音波センサを有し、前記液面位置検出装置を
前記ガスボンベの上下方向に移動させた際に、前記超音
波センサで受波した反射超音波パルスの変化に基づい
て、前記ガスボンベ内部の液化ガスの液面を検出する検
出部と、該検出部による検出結果を報知する報知手段と
を有することを特徴とするガスボンベの液面位置検出装
置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のガスボンベの液面位置
検出装置において、該ガスボンベの液面位置検出装置
は、ガスボンベとの接触部分に超音波パルスを伝播する
ゲル物質を封入したゲル物質封入部を有し、該ゲル物質
封入部は、前記ガスボンベとの接触面が該ガスボンベに
沿って変形可能に構成され、前記超音波パルスが、前記
ガスボンベに密着した前記ゲル物質封入部を介して前記
超音波センサと前記ガスボンベとの間で伝播可能とした
とを特徴とするガスボンベの液面位置検出装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載のガスボンベの液面位置
検出装置において、前記ゲル物質封入部は、ガスボンベ
との接触面にフッ素樹脂層を有することを特徴とするガ
スボンベの液面位置検出装置。 - 【請求項４】 請求項１に記載のガスボンベの液面位置
検出装置において、該ガスボンベの液面位置検出装置
は、マグネット部を備え、該マグネット部によりガスボ
ンベ壁面への固定装着を可能としたことを特徴とするガ
スボンベの液面位置検出装置。 - 【請求項５】 ガスボンベ内部の液化ガスの液面を該ガ
スボンベの外部下方から検出するためのガスボンベの液
面位置検出装置であって、該ガスボンベに向けて超音波
パルスを送波し、該ガスボンベからの反射超音波パルス
を受信する超音波センサを有し、該超音波センサで受波
した反射超音波パルスに基づいて、前記ガスボンベ内部
の液化ガスの液面の高さを検出する検出手段と、該検出
手段の検出結果に基づいて所定の液面位置に達したこと
を報知する報知手段とを有することを特徴とするガスボ
ンベの液面位置検出装置。 - 【請求項６】 請求項１ないし５のいずれか１に記載の
ガスボンベの液面位置検出装置において、前記報知手段
は、前記検出手段による検出結果を無線または有線を介
して所定の管理センタに送信する手段を有することを特
徴とするガスボンベの液面位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000125142A JP2001304940A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | ガスボンベの液面位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000125142A JP2001304940A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | ガスボンベの液面位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001304940A true JP2001304940A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18635148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000125142A Pending JP2001304940A (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | ガスボンベの液面位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001304940A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105987737A (zh) * | 2015-02-13 | 2016-10-05 | 中国科学院声学研究所 | 一种超声波液位探测仪和探测方法 |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000125142A patent/JP2001304940A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105987737A (zh) * | 2015-02-13 | 2016-10-05 | 中国科学院声学研究所 | 一种超声波液位探测仪和探测方法 |
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