JP2001300149A - 移動おもちゃ - Google Patents

移動おもちゃ

Info

Publication number
JP2001300149A
JP2001300149A JP2000119108A JP2000119108A JP2001300149A JP 2001300149 A JP2001300149 A JP 2001300149A JP 2000119108 A JP2000119108 A JP 2000119108A JP 2000119108 A JP2000119108 A JP 2000119108A JP 2001300149 A JP2001300149 A JP 2001300149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toy
moving
rotating shaft
movement
revolving shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000119108A
Other languages
English (en)
Inventor
Moritoshi Kondou
謹逸 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2000119108A priority Critical patent/JP2001300149A/ja
Publication of JP2001300149A publication Critical patent/JP2001300149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】移動と移動に伴った手,足,体の上下運動等を
機械的に行うことができる移動おもちゃを提供する。 【解決手段】回転駆動部1と、上記回転駆動部1に前端
部が取付けられた略波状を呈する回転軸2とを含む移動
機構3を備え、上記回転軸2を回転させることにより、
上記回転軸2のらせん状の凸部および凹部が交互に接地
面に接触して上下動しながら回転軸2の軸方向へ移動す
るように構成したことにより、らせん状の回転軸2が回
転して上下動しながら回転軸2の軸方向へ移動するた
め、車輪で移動するときのようにおもちゃ本体が無機質
な平行移動のみをするのではなく、本物の動物が移動す
るときのような体の上下動も取り入れることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸の回転によ
って移動する移動おもちゃに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動おもちゃには、車輪の回転
によって移動するものや、電子制御で移動するものがあ
る。この車輪の回転によって移動する動物や人形等の移
動おもちゃでは、外観からは車輪が見えないよう足の裏
面部分に車輪を取り付けたり、衣服によって隠すなどの
設計が行われている。また、車輪による移動ではおもち
ゃ本体が平行移動しかしないため、移動に伴った手,
足,体の上下動等を制御する装置を追加することが行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような動物や人形等の移動おもちゃでは、外観的に車輪
が見えないような設計が必要であるため、設計の自由度
が少ない。また、移動のための装置以外に、移動に伴っ
た手,足,体の上下動等を制御する装置を取り付ける必
要もあるため装置が複雑となり、組立等にともなう作業
工程が多く、移動おもちゃの大きさも制限される。さら
に、本物の動物のように移動できる電子ペットでは、か
なり高価で希少なため一般的なおもちゃとして普及する
のは困難である。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、移動と移動に伴った手,足,体の上下動等を機
械的に行うことができる移動おもちゃの提供をその目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の移動おもちゃは、回転駆動部と、上記回転
駆動部に前端部が取り付けられた略波状を呈する回転軸
とを含む移動機構を備え、上記回転軸を回転させること
により、上記回転軸の略波状の凸部および凹部が交互に
接地面に接触して上下動しながら回転軸の軸方向へ移動
するように構成したことを要旨とする。
【0006】すなわち、本発明の移動おもちゃは、回転
駆動部と、上記回転駆動部に前端部が取り付けられた略
波状を呈する回転軸とを含む移動機構を備え、上記回転
軸を回転させることにより、上記回転軸の略波状の凸部
および凹部が交互に接地面に接触して上下動しながら回
転軸の軸方向へ移動するように構成されている。このよ
うに、波状の回転軸が回転して上下動することにより移
動おもちゃ自体が回転軸の軸方向へ移動するため、車輪
で移動するときのようにおもちゃ本体が無機質な平行移
動のみをするのではなく、本物の動物が移動するときの
ような体の上下動も取り入れることができる。そして、
移動と移動に伴った体の上下動を比較的簡単な機構で機
械的に行うことができるため、極めて安価である。
【0007】本発明の移動おもちゃにおいて、上記回転
軸の下側に、回転軸の波状に沿って上下動するシートが
設けられている場合には、上記回転軸の略波状の凸部お
よび凹部が接地面に接触するときの衝撃を緩衝するた
め、故障や接触音が減少するうえ、移動がスムーズであ
る。
【0008】本発明の移動おもちゃにおいて、上記シー
トの下面に複数の脚部材が設けられている場合には、移
動に伴った脚の動きも機械的に行うことができる。
【0009】本発明の移動おもちゃにおいて、上記略波
状の回転軸が、らせん状に形成されている場合には、略
波状の凸部から凹部への転換がスムーズにおこなえる。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0011】図1は、本発明の移動おもちゃの一実施の
形態である。このものは、回転駆動部1と、上記回転駆
動部1に前端部が取り付けられたらせん状の回転軸2と
を含む移動機構3と、上記回転軸2の波状に沿って上下
動するシート4と、上記シート4の下面に設けられた複
数の脚部材5とを備えている。
【0012】より詳しく説明すると、上記移動機構3
は、図2に示すように、板状体6と、上記板状体6の前
面に設けられた回転駆動部1と、上記回転駆動部1に前
端部が取り付けられたらせん状の回転軸2とから構成さ
れている。また、上記回転駆動部1は、回転部8と、上
記回転部8の中心に前端部が貫設された軸7と、上記回
転部8を回転させるモータ等の回転駆動装置(図示せ
ず)とから構成されている。
【0013】上記軸7の後端部は、上記板状体6の底部
近傍を貫通して上記回転軸2の前端部と連結されてお
り、上記回転軸2の後端部は自由端となっている。
【0014】上記シート4は、図3および図4に示すよ
うに、上記回転軸2の下側に配設され、前縁部が上記板
状体6の下端に取り付けられている。また、上記シート
4は、上記回転軸2の軸方向に延びており、底面視で回
転軸2が隠れる大きさに形成されている。
【0015】上記シート4を構成する材質としては、上
記回転軸2の波形に沿って上下動可能な軟質材料でしか
も移動おもちゃで遊ぶ幼児の安全を配慮したものが好ま
しい。
【0016】上記軟質材料としては、特に限定するもの
ではなく、各種のものを用いることができる。例えば、
ポリエチレン樹脂,エチレン酢酸ビニル共重合樹脂,塩
化ビニル,ポリウレタン樹脂,シリコン樹脂,塩ビ・酢
ビ共重合樹脂などの軟質樹脂や、天然ゴム,スチレンブ
タジエンゴム,アクリロニトリルブタジエンゴム,クロ
ロプレンゴム,ブチルゴム,エチレンープロピレンゴ
ム,フッ素ゴム,ポリイソプレンゴム,ポリブタジエン
ゴム,アルフィンゴム,アクリルゴム,クロロスルホン
化ポリエチレンなどのゴム材料、ポリアミド,ポリアミ
ノ酸などの合成皮革材料があげられる。
【0017】これらの中でも、特にポリエチレン樹脂
は、幼児が誤って口に入れたとしても環境ホルモンとし
て生体機能に障害を与える心配がなく、成形性にも優れ
ている。
【0018】また、上記シート4の上面には複数の板状
部材9が列設されており、各板状部材9の上面には、略
コ字状の固定ピン10が突設されている。上記各板状部
材9は、上面に固定ピン10を突設させるため硬質材料
で構成されており、回転軸2の波状に沿うように、シー
ト4上面に一定間隔を空けて複数列設され、薄肉に形成
されている。
【0019】上記硬質材料としては、特に限定するもの
ではなく、各種のものを用いることができる。例えば、
フェノール樹脂,不飽和ポリエステル,ユリア樹脂,エ
ポキシ樹脂,尿素樹脂,メラミン樹脂,アクリル樹脂,
ジアリルフタレート樹脂などの熱硬化性樹脂の積層材料
や、木材、金属材料などがあげられる。
【0020】これらの中でも、特にフェノール樹脂は、
安価なうえ薄肉成形板でも摩耗が少なく剛性にも優れて
いる。
【0021】そして、上記板状部材9の上面には、図5
に示すように、板状部材9と略コ字状の固定ピン10に
よって空間11が形成されており、上記空間11に回転
軸2が遊嵌され、回転駆動操作によって回転する。そし
て、上記回転軸2の回転により、らせん状によって形成
された凸部と凹部が回転し、これにともない板状部材9
は下方向へ押圧され固定ピン10は上方向へ押圧され、
上記シート4が回転軸2のらせん状に沿って上下動す
る。
【0022】上記シート4の下面には、上記各板状部材
9と同一の位置に複数の脚部材5が配設されている。上
記脚部材5は、図3に示すように、取り付け面から先端
面に向かって次第に幅が狭くなるように、前後面に傾斜
12を有しており、その取り付け面は上記板状部材9と
略同一の大きさに構成されている。そして、上記シート
4の上下動にともなって各脚部材5が前後動する。
【0023】上記構成の移動おもちゃを用いて、例え
ば、つぎのようにして移動おもちゃを移動させることが
できる。すなわち、まず、回転部8に回転駆動装置を連
結し、回転駆動させる。これにより、上記回転部8の回
転と連動して軸7および回転軸2が回転する。
【0024】そして、回転軸2が空間11内で回転する
ことにより、上記回転軸2のらせん状の凸部および凹部
が回転して交互に板状部材9を下方向へ、固定ピン10
を上方向へ押圧する。これにより、上記シート4が上記
回転軸2のらせん状に沿って上下動する。このとき、上
記シート4の下面に設けられた脚部材5は、シート4の
上下動に沿って尺取り運動をしながら接地面と接触して
軸方向へ移動する。これにより、いも虫が尺取り運動を
しながら移動する動作と同様の動きを再現することがで
きる。
【0025】その後、回転駆動装置を止めることで、上
記回転部8,軸7,回転軸2の回転が止まり、移動を止
める。
【0026】このように、上記移動おもちゃでは、らせ
ん状の回転軸2が回転して上下動することにより移動お
もちゃ自体が回転軸2の軸方向へ移動するため、車輪で
移動するときのようにおもちゃ本体が無機質な平行移動
のみをするのではなく、本物の動物が移動するときのよ
うな体の上下動も取り入れることができる。そして、移
動と移動に伴った体の上下動を比較的簡単な機構で機械
的に行うことができるため、極めて安価である。このよ
うな移動おもちゃは、例えばいも虫のぬいぐるみを被せ
る等して用いることができる。
【0027】なお、上記実施の形態では、回転軸2がら
せん状の場合を例示したが、これに限定するものではな
く、一部に波状の凸部および凹部を複数形成しているも
のでもよい。また、回転駆動部1として軸7と回転部8
が1つずつのものを例示したが、これに限定するもので
はなく、軸7が直接回転駆動装置と連結されたものでも
よい。
【0028】さらに、上記実施の形態では、本発明の固
定ピン10を、略コ字状のものを例示したが、これに限
定するものではなく、略C字状のものでもよく、板状部
材9との間に回転軸2を遊嵌させうるものであればどの
ような形状のものでもよい。また、上記実施の形態で
は、固定ピン10が、各板状部材9に1つ設けられたも
のを例示したが、これに限定するものではなく、2つ以
上設けられているものでもよいし、1枚置きに設けられ
ていてもよい。
【0029】さらに、上記実施の形態では、シート4の
上面に板状部材9を列設したものを例示したが、これに
限定するものではなく、シート4のみでもよく、シート
4の上面に固定ピン10が取り付けられる状態であれば
よい。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本発明の移動おもちゃで
は、波状の回転軸が回転して上下動することにより移動
おもちゃ自体が回転軸の軸方向へ移動するため、車輪で
移動するときのようにおもちゃ本体が無機質な平行移動
のみをするのではなく、本物の動物が移動するときのよ
うな体の上下動も取り入れることができる。そして、移
動と移動に伴った体の上下動を比較的簡単な機構で機械
的に行うことができるため、極めて安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の移動おもちゃを示す斜
視図である。
【図2】移動機構の側面図である。
【図3】上記移動おもちゃの側面図である。
【図4】上記移動おもちゃの平面図である。
【図5】上記移動おもちゃの断面図である。
【符号の説明】
1 回転駆動部 2 回転軸 3 移動機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動部と、上記回転駆動部に前端部
    が取り付けられた略波状を呈する回転軸とを含む移動機
    構を備え、上記回転軸を回転させることにより、上記回
    転軸の略波状の凸部および凹部が交互に接地面に接触し
    て上下動しながら回転軸の軸方向へ移動するように構成
    されたことを特徴とする移動おもちゃ。
  2. 【請求項2】 上記回転軸の下側に、回転軸の波状に沿
    って上下動するシートが設けられている請求項1記載の
    移動おもちゃ。
  3. 【請求項3】 上記シートの下面に複数の脚部材が設け
    られている請求項2記載の移動おもちゃ。
  4. 【請求項4】 上記略波状の回転軸が、らせん状に形成
    されている請求項1〜3記載の移動おもちゃ。
JP2000119108A 2000-04-20 2000-04-20 移動おもちゃ Pending JP2001300149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119108A JP2001300149A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 移動おもちゃ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000119108A JP2001300149A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 移動おもちゃ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001300149A true JP2001300149A (ja) 2001-10-30

Family

ID=18630144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000119108A Pending JP2001300149A (ja) 2000-04-20 2000-04-20 移動おもちゃ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001300149A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6773327B1 (en) * 2002-02-12 2004-08-10 Hasbro, Inc. Apparatus for actuating a toy
US6843703B1 (en) 2003-04-30 2005-01-18 Hasbro, Inc. Electromechanical toy
JP5629028B1 (ja) * 2014-03-18 2014-11-19 澤井 豊 基本リンク機構及びリンク機構並びに人工動物

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6773327B1 (en) * 2002-02-12 2004-08-10 Hasbro, Inc. Apparatus for actuating a toy
US7066782B1 (en) 2002-02-12 2006-06-27 Hasbro, Inc. Electromechanical toy
US7416468B1 (en) 2002-02-12 2008-08-26 Hasbro, Inc. Apparatus for actuating a toy
US6843703B1 (en) 2003-04-30 2005-01-18 Hasbro, Inc. Electromechanical toy
JP5629028B1 (ja) * 2014-03-18 2014-11-19 澤井 豊 基本リンク機構及びリンク機構並びに人工動物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8430711B2 (en) Infant play gym
US7356951B2 (en) Inflatable dancing toy with music
US7823541B2 (en) Cat toy
US20060199166A1 (en) Child receiving device
CA2385803C (en) Releasable and securable mobile
US6488560B2 (en) Walking apparatus
EP2480302A2 (en) Vehicle, in particular toy robot with vibration drive
WO1997020459A1 (en) Cat toy
US20070087654A1 (en) Vibrating toy with elastomeric protrusions and its associated method of assembly
JP2001300149A (ja) 移動おもちゃ
JP5861158B2 (ja) 遊技機
US20180343833A1 (en) Spinnable Pet Toy
KR20130129945A (ko) 장난감 조립 세트
US20040043695A1 (en) Toy aquarium and method of using the same
US6939195B1 (en) Toy animal with simulated respiration
CN201081918Y (zh) 宠物玩具
US6152801A (en) Toy car structure
KR101743107B1 (ko) 3d 관절완구
US5295893A (en) Driving structure for a toy animal
JP2011115490A (ja) 歩行玩具
JP6382173B2 (ja) ペット用玩具
CN214913332U (zh) 一种模拟呼吸装置及毛绒玩具
CN210328922U (zh) 灯光呈波浪式摆动的逗趣宠物玩具
CN211623786U (zh) 电风扇
KR200239445Y1 (ko) 완구의진동에의한이동장치