JP2001299913A - 注射器 - Google Patents

注射器

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JP2001299913A JP2000120224A JP2000120224A JP2001299913A JP 2001299913 A JP2001299913 A JP 2001299913A JP 2000120224 A JP2000120224 A JP 2000120224A JP 2000120224 A JP2000120224 A JP 2000120224A JP 2001299913 A JP2001299913 A JP 2001299913A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 投薬操作が簡単で適正量を正確に投与でき、
対象者に応じて薬液の一部を投与する場合も、簡単且つ
正確に調量して投与できるようにする。 【解決手段】 注射筒(2)の周囲に投与量表示部(D)を
付す。この投与量表示部(D)に位置させたピストン(9)
を注射筒(2)の先端側へ押し込むことにより、所定の投
与量の薬液(7)が送り出されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワクチン等の薬液
を注射するための注射器に関し、さらに詳しくは、投薬
操作が簡単で適正量を正確に投与でき、また、対象者に
応じて薬液の一部を投与する場合も、簡単且つ正確に調
量して投与できる注射器に関する。
【0002】
【発明の背景】日本脳炎ワクチンや三種混合ワクチン、
沈降破傷風トキソイド等の各種ワクチン類は、予防接種
法(昭和23年法律第68号)等により、接種方法や接種
量が被接種者の年齢、既に受けた当該予防接種の回数等
に応じて決定するように規定されている。例えば、日本
脳炎ワクチンの接種量は0.5ミリリットルとされてい
るが、被接種者が3歳未満の者にあっては0.25ミリ
リットルとされている。また、都道府県の条例によって
は、百日せきワクチンの接種量は、集団接種では0.3
ミリリットルとされ、個別接種では被接種者の健康状態
に応じて0.5ミリリットル以内の適量とするように定
められている場合がある。さらに、三種混合ワクチンに
あっては、1回目の接種量を0.5ミリリットルとし、
2回目以降は0.3ミリリットルとするように定められ
ている場合もある。
【0003】
【従来の技術】従来、上記ワクチン等の薬液を注射器で
投与する場合、一回に接種される標準量(以下、標準投
与量という)の薬液を収容したバイアルから、例えば図
6に示すような汎用の滅菌済みディスポーザブル注射器
に薬液を吸い出し、所定量に調量したのち投与すること
が多い。即ち、上記ディスポーザブル注射器(51)の針キ
ャップ(52)を外して注射針(53)の針先を上記バイアル内
に入れ、プランジャーロッド(54)を操作して薬液を吸い
出す。このとき、注射筒(55)の外面には、例えば0.0
1ミリリットル毎に目盛(56)が付されており、ピストン
(57)の位置を確認しながら標準投与量、例えば0.5ミ
リリットルに余剰分を加えた液量が注射筒(55)内に収容
される。次いで、注射針(53)の針先を上方に位置させ、
プランジャーロッド(54)でピストン(57)を押し進めて、
注射筒(55)内の気泡とともに余剰分の薬液を注射針(53)
から排出し、このピストン(57)の先端位置を所定の目盛
(56)に合わせる。その後、注射針(53)を被接種者の皮下
等に刺通し、ピストン(57)を注射筒(55)の先端まで押し
進めることで、所定の標準投与量の薬液が投与される。
【0004】上記被接種者が幼児である場合など、対象
者に応じて標準投与量の一部を接種する場合には、その
投与すべき量(部分投与量)を、上記目盛(56)を確認しな
がらディスポーザブル注射器(51)に吸い込み、ピストン
(57)を所定の目盛(56)に合わせて調量したのち、薬液が
投与される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の注射器で
は、各対象者毎にバイアルから薬液を吸い出し、プラン
ジャーロッドを操作して細かく付された多数の目盛のな
かから適正な目盛を読み取って、この適正な目盛にピス
トンの位置を合わせることで投与量を調量しなければな
らず、特にワクチンを集団接種する場合などは対象者が
多いため、調量操作が極めて煩雑である。なお、上記調
量時に目盛を読み誤ると、適正量が投与されず、投与量
が少ないと所期の接種効果を果たせない虞れがあるばか
りか、投与量が多すぎると副作用を生じる虞れもある。
【0006】上記問題を解消するため、標準投与量のワ
クチンを予め注射筒内に収容した、いわゆるプレフィル
ド注射器を用いることも考えられる。しかしながらこの
場合、一般にプレフィルド注射器には一回の投与量が収
容されており、その収容量は薬液の種類に応じて一定し
ていることから、注射筒には収容量を表示する目盛が付
されていない。このため、対象者に応じて標準投与量の
一部、即ち部分投与量を投与する場合、このプレフィル
ド注射器を用いることができず、上記従来技術のバイア
ルとディスポーザブル注射器を用いる必要がある。ま
た、投薬に先立って、注射筒内の気泡を除くため注射筒
内の薬液の一部を注射針から排出するが、この排出され
る薬液量は操作毎に僅かな誤差があり一定しない。この
ため、プレフィルド注射器内に収容された標準投与量の
薬液を投与する場合にあっても、適正量を正確に投与す
るのが容易でない。
【0007】本発明は上記問題点を解消し、投薬操作が
簡単で適正量を正確に投与でき、しかも対象者に応じて
部分投与量を投与する場合にも簡単且つ正確に調量して
投与できる注射器を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、例えば、本発明の実施の形態を示す図1か
ら図5に基づいて説明すると、注射器を次のように構成
したものである。すなわち、先端に針装着部(3)を備え
た注射筒(2)内にピストン(9)を装着して、このピスト
ン(9)を前進させることにより、注射筒(2)内に収容さ
れた薬液(7)を投与するように構成した注射器であっ
て、上記注射筒(2)の周囲に投与量表示部(D)を付し、
この投与量表示部(D)に位置させた上記ピストン(9)を
注射筒(2)の先端側へ押し込むことにより、所定の投与
量の薬液(7)が送り出されるように構成したことを特徴
とする。
【0009】
【作用】プレフィルド注射器にあっては、例えば図2に
示すように、針装着部に装着した注射針の針キャップを
外した後、ディスポーザブル注射器にあってはプランジ
ャーロッドを操作して注射筒内に薬液を収容した後、注
射針の先端を上方に位置させてピストンを押し進め、こ
のピストンの位置を投与量表示部に合わせる。これによ
り、注射筒内の気泡とともに余剰の薬液が注射針から排
出され、注射器内の薬液が所定の投与量に正確に調量さ
れる。次いで、注射針の針先を被接種者や患者の皮下等
に刺通し、ピストンを先端まで押し込む。これにより上
記正確な投与量に調量された薬液が投与される。なお、
上記注射針は、投与準備に先だって針装着部に装着され
ておればよく、注射器の保管中等は、この注射針を針装
着部から離脱させていてもよく、また、保管中から針装
着部に装着したものであってもよい。
【0010】上記投与量表示部に位置するピストンと
は、ピストンの所定箇所、例えば先端面を投与量表示部
に一致させた状態のピストンをいう。なお、このピスト
ンの所定箇所は、ピストンの後端面や中間部等であって
もよい。但し、ピストンの先端面に設定するとピストン
自体の寸法精度にかかわりなく注射筒内の薬液量を正確
に調量でき、より好ましい。
【0011】上記投与量表示部は、この投与量表示部か
らピストンを最後まで押し込むことにより標準投与量が
投与される標準投与量表示部であってもよく、また、標
準投与量の一部が投与される部分投与量表示部であって
もよい。またこの標準投与量表示部と部分投与量表示部
は、注射筒の周囲にいずれか一方のみを付してもよく、
両方を付したものであってもよい。さらに、上記部分投
与量表示部は1箇所又は複数箇所に設けることができ
る。但し、この部分投与量表示部が多くなると、調量時
にピストンをいずれの部分投与量表示部に合わせるか読
み取る必要があるので、3箇所以下に設けるのが好まし
く、1箇所にのみ設けるのがより好ましい。
【0012】なお、上記投与量表示部は、ピストンの位
置を特定できる形状であればよく、線状や矢印など任意
の形状にすることができる。ただし、注射筒の周方向に
沿った線状にすると、ピストンを容易に位置合わせでき
るのでより好ましい。さらに、上記投与量表示部には、
ピストンがその位置から先端側へ押し込まれることで投
与される薬液量に相当する数値を、合わせて表示するの
がより好ましい。
【0013】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。図1〜図3は、本発明をプレフィルド注射
器に適用した実施形態を示し、図1は注射器の一部破断
斜視図、図2は投与手順を示す説明図であり、図2(a)
は包装から取り出した状態の一部破断正面図、図2(b)
は標準投与量に調量した状態の一部破断正面図、図2
(c)は投与を完了した状態の縦断正面図、図3は部分投
与量に調量した状態の一部破断正面図である。
【0014】図1に示すように、このプレフィルド注射
器(1)は透明のガラス製注射筒(2)の先端に、針装着部
(3)を有するロックハブ(4)が固設されており、上記針
装着部(3)に注射針(5)が装着され、この注射針(5)を
覆うように針キャップ(6)が被せてある。上記注射筒
(2)の内部には薬液として日本脳炎ワクチン(7)があら
かじめ収容されており、注射筒(2)の先端側はフロント
ゴム栓(8)で密封され、後端側はエンドゴム栓であるピ
ストン(9)で密封されている。なお、この実施形態では
薬液として日本脳炎ワクチンを用いる場合について説明
しているが、本発明の注射器は他のワクチンはもとよ
り、ワクチン以外の薬液を用いてもよいことはいうまで
もない。また、上記注射筒は内部のピストン位置を外方
から目視できればよく、上記ガラス製のもの以外にプラ
スチック製注射筒を用いることもできる。
【0015】上記注射筒(2)の後端外面にはフィンガー
グリップ(10)が固定されており、この注射筒(2)の後端
開口を貫通する状態にプランジャーロッド(11)を配置
し、このプランジャーロッド(11)の先端を上記ピストン
(9)に螺着固定してある。
【0016】上記注射筒(2)の外周面には、2本の線状
の投与量表示部(D)を、それぞれ周方向の3分の2以上
の範囲に亘って付してある。従って、注射筒(2)をどの
方向から見ても、上記各投与量表示部(D)を確認するこ
とができる。
【0017】後端側の投与量表示部(D)は標準投与量表
示線(12)であり、この標準投与量表示線(12)に位置を合
わせたピストン(9)が注射筒(2)の先端側へ押し込まれ
ると、一回に投与される標準量、即ち、0.5ミリリッ
トルのワクチン(7)が上記注射針(5)から送り出され
る。一方、上記標準投与量表示線(12)と注射筒(2)先端
との間に付された投与量表示部(D)は部分投与量表示線
(13)である。この部分投与量表示線(13)に位置を合わせ
たピストン(9)が注射筒(2)の先端側へ押し込まれる
と、一回に投与される標準量の内の一部、即ち、0.2
5ミリリットルの日本脳炎ワクチン(7)が、上記注射針
(5)から送り出される。なお、上記部分投与量表示線(1
3)の幅は、上記標準投与量表示線(12)の約半分の細さに
設定してある。これは、ピストン(9)を部分投与量表示
線(13)に合わせる際に、表示線の幅により生じるピスト
ン(9)位置の偏位を、標準投与量表示線(12)に合わせる
場合と比較して少なくし、部分投与量に対する誤差率を
標準投与量に対する誤差率と同程度に維持するためであ
る。
【0018】次に、上記注射器(1)内の薬液を被接種者
に投与する操作について、図2と図3を用いて説明す
る。通常、上記プレフィルド注射器(1)は一本ずつ個別
に包装されているので、図2(a)に示すように各注射器
(1)を包装から取り出し、2〜3回反転させて注射筒
(2)内の薬液を十分に分散させる。
【0019】次に、針キャップ(6)を外して注射針(5)
の針先を上方に位置させ、プランジャーロッド(11)をゆ
っくり押し込む。これにより注射筒(2)内の圧力が高ま
り、フロントゴム栓(8)がロックハブ(4)内へ移動して
注射筒(2)の先端側が開封される。さらにプランジャー
ロッド(11)を、ピストン(9)の先端が標準投与量表示線
(12)に達するまで押し込んで図2(b)の状態にする。こ
のとき、注射筒(2)内にあった気泡が余剰の薬液ととも
に注射針(5)から排出される。
【0020】この状態で注射針(5)を被接種者の皮下に
刺通したのち、図2(c)に示すようにプランジャーロッ
ド(11)を最後まで押し込むと、注射筒(2)内から標準投
与量のワクチン(7)が注射針(5)から送り出されるの
で、被接種者に標準投与量が正確に投与される。
【0021】上記日本脳炎ワクチン(7)の投与量は、被
接種者が3歳未満の幼児であると標準投与量の半分の、
0.25ミリリットルにする、と規定されている。そこ
で、被接種者が3歳未満の幼児である場合、図3に示す
ように、ピストン(9)の先端が部分投与量表示線(13)に
達するまでプランジャーロッド(11)をゆっくりと押し込
み、注射針(5)から余剰のワクチン(7)を排出する。
【0022】その後、上記標準投与量を投与する場合と
同様、注射針(5)を被接種者の皮下に刺通し、プランジ
ャーロッド(11)を最後まで押し込んで、注射筒(2)内の
ワクチン(7)を被接種者に投与する。これにより、幼児
等の被接種者には0.25ミリリットルの部分投与量が
正確に投与される。
【0023】上記実施形態では投与量表示部(D)を線状
に形成したが、本発明では投与量表示部を他の形状にす
ることができる。例えば、図4に示す上記実施形態の変
形例では、各投与量表示部(D)をそれぞれ矢印で形成
し、この矢印の先端にピストン(9)の先端を位置合わせ
するように構成してある。また、例えば図5に示す他の
変形例では、互いに角を突き合わせた複数対の三角形で
投与量表示部(D)を形成し、各対の三角形間にピストン
(9)の先端を位置合わせするように構成してある。
【0024】上記実施形態ではプレフィルド注射器に適
用した場合について説明したが、本発明は滅菌済みディ
スポーザブル注射器にも適用できる。この場合、薬液は
バイアル内に収容されており、上記注射器のプランジャ
ーロッドを操作して注射筒内に所定量に余剰分を加えた
分量を収容する。その後の操作は上記実施形態と同様で
あり、ピストンを上記投与量表示部に一致させた後、対
象者に所定量が正確に投与される。
【0025】また上記実施形態では、0.5ミリリット
ルの標準投与量表示部と0.25ミリリットルの部分投
与量表示部とを設けたが、本発明の投与量表示部は任意
に設定でき、例えば次のようにすることもできる。 (1)三種混合ワクチンにあっては、0.5ミリリット
ルを投与する場合と0.3ミリリットルを投与する場合
があるので、0.5ミリリットルに相当する位置に標準
投与量表示部を、0.3ミリリットルに相当する位置に
部分投与量表示部を付す。 (2)対象者に応じて投与量を変更する場合、例えば被
接種者の発熱に応じて投与量を2段階以上に変更する場
合があるので、0.5ミリリットルに相当する位置に標
準投与量表示部を、0.3ミリリットルと0.2ミリリッ
トルに相当する位置にそれぞれ部分投与量表示部を付
す。
【0026】(3)風しんの予防接種には、0.5ミリ
リットルのワクチンを1回投与するので、0.5ミリリ
ットルに相当する位置に標準投与量表示部のみを付す。 (4)プレフィルド注射器にあっては、予め標準投与量
に相当する薬液が収容されており、気泡を排除する際に
注射針から送り出される薬液量にバラツキがあるとはい
え、所定の誤差範囲内で標準投与量の薬液を投与するこ
とができる。従って、このプレフィルド注射器にあって
は、例えば0.5ミリリットルの薬液を収容している場
合に、0.25ミリリットルに相当する位置に部分投与
量表示部を付すなど、部分投与量表示部のみを付す。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されることか
ら、次の効果を奏する。
【0028】(イ) 投薬される薬液量の調整は、注射筒
内のピストンを所定の投与量表示部に合わせるだけでよ
く、前記従来技術のディスポーザブル注射器のように注
射筒に付された細かな目盛を読む必要がないので、容易
に且つ正確に投与量を調量することができる。
【0029】(ロ) 注射筒の先端側を上方に位置させて
ピストンを所定の投与量表示部に合わせることにより、
注射筒内の気泡を除くとともに、注射筒内の薬液量を正
確に調量することができる。従って、プレフィルド注射
器内に収容された標準投与量の薬液を投与する場合にあ
っても、ピストンを所定の標準投与量表示部に合わせる
だけで、適正量を正確に投与することができる。
【0030】(ハ) 注射筒の周囲に部分投与量表示部を
設けた場合には、被接種者が幼児である場合など、対象
者に応じて標準投与量の一部、即ち部分投与量を投与す
る場合にも、ピストンをこの部分投与量表示部に合わせ
るだけで簡単且つ正確に調量することができ、必要な投
与量を正確に投与することができる。
【0031】(ニ) 上記投与量表示部にピストンの位置
を合わせるにあたり、投与量表示部の表示幅内でのピス
トン位置の偏位により薬液の調量に僅かな誤差が生じ
る。一方、上記標準投与量に比べて、部分投与量は少な
い。そこで、上記部分投与量表示部の表示幅を、上記標
準投与量表示部よりも狭く形成した場合には、投与量に
対する誤差の比率を所定誤差率以下に抑制することがで
き、より好ましい。
【0032】(ホ) 上記部分投与量表示部と上記標準投
与量表示部とで、色彩と形状と周方向における表示位置
とのうちの少なくともいずれかを互いに異ならせた場合
には、ピストンを合わせる投与量表示部がいずれの表示
部であるかが明瞭となり、簡単且つ正確に位置合わせで
きるのでより好ましい。
【0033】(ヘ) 上記各表示部を、注射筒の周方向の
3分の2以上の範囲に亘って付した場合には、注射器を
操作するフィンガーグリップに対し、注射筒が周方向に
どれだけ偏位しても、投与量表示部を容易に確認するこ
とができ、この投与量表示部にピストンの位置を簡単に
合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をプレフィルド注射器に適用した実施形
態を示す、注射器の一部破断斜視図である。
【図2】投与手順を示す説明図であり、図2(a)は包装
から取り出した状態の一部破断正面図、図2(b)は標準
投与量に調量した状態の一部破断正面図、図2(c)は投
与を完了した状態の縦断正面図である。
【図3】部分投与量に調量した状態の一部破断正面図で
ある。
【図4】本発明の変形例を示す、要部拡大図である。
【図5】本発明の他の変形例を示す、要部拡大図であ
る。
【図6】従来技術を示す、ディスポーザブル注射器の正
面図である。
【符号の説明】
1…注射器(プレフィルド注射器)、 2…注射筒、 3…針装着部、 5…注射針、 7…薬液(ワクチン)、 8…栓体(フロントゴム栓)、 9…ピストン(エンドゴム栓)、 12…標準投与量表示部(標準投与量表示線)、 13…部分投与量表示部(部分投与量表示線)、 D…投与量表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 垣内 誠 茨城県高萩市島名2253番53号 Fターム(参考) 4C066 AA09 BB01 CC01 DD08 EE14 FF05 GG17 QQ22 QQ31 QQ79

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に針装着部(3)を備えた注射筒(2)
    内にピストン(9)を装着して、このピストン(9)を前進
    させることにより、注射筒(2)内に収容された薬液(7)
    を投与するように構成した注射器であって、 上記注射筒(2)の周囲に投与量表示部(D)を付し、この
    投与量表示部(D)に位置させた上記ピストン(9)を注射
    筒(2)の先端側へ押し込むことにより、所定の投与量の
    薬液(7)が送り出されるように構成したことを特徴とす
    る、注射器。
  2. 【請求項2】 上記投与量表示部(D)が標準投与量表示
    部(12)であり、この標準投与量表示部(12)に位置させた
    上記ピストン(9)を注射筒(2)の先端側へ押し込むこと
    により、一回に投与される標準量の薬液(7)が送り出さ
    れるように構成したことを特徴とする、請求項1に記載
    の注射器。
  3. 【請求項3】 上記投与量表示部(D)が部分投与量表示
    部(13)であり、この部分投与量表示部(13)に位置させた
    上記ピストン(9)を注射筒(2)の先端側へ押し込むこと
    により、一回に投与される標準量の内の一部の薬液(7)
    が送り出されるように構成したことを特徴とする、請求
    項1に記載の注射器。
  4. 【請求項4】 上記注射筒(2)の周囲のうち、上記標準
    投与量表示部(D)と注射筒(2)先端との間に部分投与量
    表示部(13)を付し、この部分投与量表示部(13)に位置さ
    せた上記ピストン(9)を注射筒(2)の先端側へ押し込む
    ことにより、一回に投与される標準量の内の一部の薬液
    (7)が送り出されるように構成した、請求項2に記載の
    注射器。
  5. 【請求項5】 上記部分投与量表示部(13)の表示幅を、
    上記標準投与量表示部(12)よりも狭く形成した、請求項
    4に記載の注射器。
  6. 【請求項6】 上記部分投与量表示部(13)と上記標準投
    与量表示部(12)とで、色彩と形状と周方向における表示
    位置とのうちの少なくともいずれかを互いに異ならせ
    た、請求項4または請求項5に記載の注射器。
  7. 【請求項7】 上記投与量表示部(D)を、上記注射筒
    (2)の周方向の3分の2以上の範囲に亘って付した、請
    求項1から請求項6のいずれか1項に記載の注射器。
  8. 【請求項8】 上記薬液(7)を予め上記注射筒(2)内に
    収容し、注射筒(2)の先端側を開封可能な栓体(8)で密
    封した、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の
    注射器。
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