JP2001297578A - 情報処理システムおよび収容装置 - Google Patents

情報処理システムおよび収容装置

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JP2001297578A
JP2001297578A JP2000115713A JP2000115713A JP2001297578A JP 2001297578 A JP2001297578 A JP 2001297578A JP 2000115713 A JP2000115713 A JP 2000115713A JP 2000115713 A JP2000115713 A JP 2000115713A JP 2001297578 A JP2001297578 A JP 2001297578A
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Japan
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processing system
function unit
housing device
processing function
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JP2000115713A
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Kazuho Nakada
寿穂 中田
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VISUAL TECHNOLOGY KK
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VISUAL TECHNOLOGY KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱を確実に行ない、かつメンテナンスも容
易な態様で情報処理装置をキャビネット等に収容する。 【解決手段】 キャビネット10の内部には一対の側板
11が設けられ、この側板に水平に対して角度を持って
レール12が取りつけられる。情報処理装置を構成する
部品を実装したシャーシ20がレール12により水平面
に対して傾いて装着される。ファン13、14により換
気が行なわれ、A、B、C、Dに示すような空気の流れ
により放熱が助長される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータや
ネットワーク機器を収容する収容装置およびコンピュー
タやネットワーク機器を収容装置に収容してなる情報処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータやネットワーク機器
をスペース効率よく収容するためにラックやキャビネッ
トを用いることがある。例えば、ラックマウント用ケー
スにマザーボード、ハードディスク等の構成部品を取り
つけ、このマウント用ケースを棚板やアングルにねじ固
定し、ケースをキャビネットやラックに収容している。
ところで、このような従来の収容手法では、メンテナン
スを行なうときに、キャビネット等からケースを取りだ
し、さらにケースのカバーを開ける必要があり、作業が
煩雑となる。また、キャビネットにケースを収容した場
合には、回路部品がキャビネットおよびケースにより二
重に囲い込まれるため、放熱にも十分に留意する必要が
ある。
【0003】
【発明が解決する課題】この発明は、以上の事情を考慮
してなされたものであり、メンテナンス作業が容易で、
しかも、放熱も確実に行なえる情報処理装置の収納技術
を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述
の目的を達成するために、特許請求の範囲に記載のとお
りの構成を採用している。ここで、特許請求の範囲の記
載について補充的に説明を行なう。
【0005】すなわち、この発明によれば、少なくとも
1つの情報処理機能ユニットを収容装置に収容してなる
情報処理システムに、収容装置本体と、上記収容装置本
体内に配置された、上記情報処理機能ユニットを構成す
る部品を実装する複数の板部材であって、上記板部材の
面が水平面から傾き、かつ相互に上下方向に並ぶように
配置されるものとを設けるようにしている。
【0006】この構成においては、板部材が傾いている
ので、部品からの発散する熱による上昇気流が板部材に
沿って流れ放熱効果が向上する。また板部材を収容装置
から引き出せば部品が直ちに露出するのでメンテナンス
が容易である。
【0007】板部材の水平面からの傾きとしては、例え
ば10〜45度であり、好ましくは20〜30度であ
る。板部材は上下方向に並ぶが、前後方向、左右方向に
相互にずれていてもよい。
【0008】収容装置は、キャビネット、ラック等であ
る。キャビネットのように全体的に内部を囲い込むもの
でもよいし、一部、あるいは全体が開放されていてもよ
い。情報処理機能ユニットは、例えばコンピュータの機
能、ネットワーク機器の機能を有するものである。この
ユニットは、ケースを具備しないものである。情報処理
システムは1つまたは複数の情報処理機能ユニットを含
む。例えば1つまたは複数のコンピュータとして動作す
るものである。
【0009】この発明は、情報処理システムのみでなく
その収容装置にも適用があることはもちろんである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例について
説明する。
【0011】図1は、この実施例の情報処理システムの
外観を示すものであり、図2は、図1の矢印方向から見
た、側面切り欠き図である。図1および図2において、
情報処理システム1は、キャビネット10、側板11、
複数枚のシャーシ20、RAID(Redundunt
Array of Independent Dis
ks)ディスク21、ハブ22等からなっている。キャ
ビネット10の前面には扉10aが設けられている。側
板11はキャビネット10の内部左右に設けられ(図2
においては右側の側板11のみ示されている)、左右対
称に構成される。これら側板11にはレール12(図
3)が設けられ、このレール12に沿ってシャーシ20
がスライド自在に取りつけられている。レール12の奥
行き端部がわにはストッパ12a(図3)が設けられ、
シャーシ20を受け止めるようになっている。レール1
2は水平方向に対して所定の角度だけ傾いており、奧に
行くほど位置が低くなっている。この傾きは、例えば1
0度から45度であり、好ましくは、20度から30度
である。
【0012】シャーシ20は、図4に示すように、金属
製の板部材23からなっており、マザーボード24、デ
ィスク装置25、電源ユニット26等をネジ等により固
定している。またシャーシの前面端部にはハンドル27
が設けられている。
【0013】シャーシ20をキャビネット10に収納す
るには、キャビネット10の扉10aを開け、図3に示
すように、所望の高さ位置のレール12に沿ってシャー
シ20を押しこんでいけばよい。レール12は奧の高さ
ほど低くなっているので、シャーシ20の自重を用いて
簡単に押しこむことが可能である。レール12の後端に
はストッパ12aが設けられているので、確実に位置決
めすることができ、また、シャーシ20の自重により確
実に固定される。
【0014】キャビネット10の背面には空気吸い込み
ファン13、および空気排出ファン14が設けられてい
る。シャーシ20に実装されている回路部品から高熱が
発生されるので、各シャーシ20の上面に沿って矢印B
に沿う空気流が発生する。この結果、矢印A、B、C、
Dに沿って空気が流れ、放熱が行なわれる。キャビネッ
ト10内部の前面位置には空気流路10bが形成され
る。シャーシ20が水平面から傾いているため、暖めら
れた空気が上昇気流によりスムーズに流れる。
【0015】メンテナンス時には所定のシャーシ20を
引きぬく。このとき、シャーシ20が作業者の手の位置
より下方にあれば、引きぬく際の力の方向が自然とな
り、引きぬき作業が容易になる。背丈が低いキャビネッ
トの場合には、一般にシャーシ20の引きぬき作業が容
易になる。なお、作業者の手の位置より高いシャーシ2
0については傾きを逆にしてもよい。すなわち、手前ほ
ど低くなるようにレールを配置してもよい。この場合、
好ましくは、レールの前面端部にストッパを設ける。
【0016】シャーシ20をレール12に沿って引き出
しキャビネット10から取り出せば、実装部品はシャー
シ20上に露出されるので、ただちにメンテナンスの具
体的な作業を行なえる。
【0017】このようにこの実施例によれば、シャーシ
20を傾けて配置しているので暖められた空気の流れが
スムーズになり、確実に放熱を行なうことができる。ま
た、実装部品はシャーシ20上に取りつけられるので、
ケースに収容される場合に比して放熱上有利である。ま
た、シャーシ20を引き出せば直ちに(従来のようにケ
ースのカバーを外すことなく)メンテナンス作業に移行
できる。
【0018】なお、この発明は上述の実施例に限定され
るものではなく、種々変更が可能である。例えば、実施
例ではシャーシの傾きは前面ほど高くなっているが、前
面ほど低くなってもよい。また一部は前面が高く(例え
ば下方位置のシャーシ)、他の一部について前面が低く
なっていてもよい(例えば上方位置のシャーシ)。ま
た、場合によっては空気吸い込み口および空気排出口に
ファンを設けなくてもよい。またキャビネットでなく、
主にフレーム部分からなるラックを用いてもよい。図4
においてはシャーシ20ごとに1つの情報処理装置例え
ばパーソナルコンピュータやワークステーションが単独
で構成されているが、シャーシ単位でモジュール化し、
シャーシが挿入された位置でシャーシ附属のコネクタが
キャビネット10側コネクタ(図示しない)にはめ込ま
れシステムを構成するようにしてもよい。これを図5に
示す。図5においてコネクタ28は共通電源ユニット、
入出力ユニット(キャビネットの他のシャーシまたは所
定位置に取りつけられている)との接続を行ない、電源
コネクタ29がシャーシ側電源線とマザーボード24側
電源線とを接続する。また各種スイッチやコネクタ(3
0で示す)がマザーボード24の所定配線に接続され
る。符号31は冷却ファンを示す。
【0019】また、この実施例では、情報処理システム
はコンピュータとしたがルータ等のネットワーク機器で
もよく、さらに他の情報処理システムであってもよい。
また、実施例ではキャビネットにシャーシを複数枚取り
付け可能にしたが、シャーシは1枚でもよい。またキャ
ビネットやラックに限らずどのような収容装置でもよ
い。例えば通常のケースでもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、回路部品をシャーシ等の板部材に実装し、かつ板部
材を水平から傾けて配置しているので、放熱が確実とな
り、また、メンテナンス作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の外観を示す斜視図であ
る。
【図2】 上述実施例の一部きり欠き側面図である。
【図3】 上述実施例のシャーシおよびこれに実装され
ている部品を説明する図である。
【図4】 上述シャーシのキャビネットへの装着を説明
する図である。
【図5】 上述実施例の変形例を説明する図である。
【符号の説明】
1 情報処理システム 10 キャビネット 11 側板 12 レール 12a ストッパ 13 ファン 14 空気排出ファン 20 シャーシ 21 ディスク 22 ハブ 23 板部材 24 マザーボード 25 ディスク装置 26 電源ユニット 27 ハンドル 28 コネクタ 29 電源コネクタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの情報処理機能ユニット
    を収容装置に収容してなる情報処理システムにおいて、 収容装置本体と、 上記収容装置本体内に配置された、上記情報処理機能ユ
    ニットを構成する部品を実装する複数の板部材であっ
    て、上記板部材の面が水平面から傾き、かつ相互に上下
    方向に並ぶように配置されるものとを有することを特徴
    とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 上記板部材は、上記収容装置本体の奧か
    ら手前に向かって立ち上がるように水平面に対して傾い
    ている請求項1記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 上記板部材は、上記収容装置本体の両側
    内部に設けられたレール対であって水平面に対して傾く
    ものにより保持される請求項1または2記載の情報処理
    システム。
  4. 【請求項4】 上記板部材は上記収容装置本体内部にス
    ライド自在に保持される請求項1、2または3記載の情
    報処理システム。
  5. 【請求項5】 上記情報処理機能ユニットはコンピュー
    タとする請求項1、2、3または4記載の情報処理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記情報処理機能ユニットはネットワー
    ク機器とする請求項1、2、3または4記載の情報処理
    システム。
  7. 【請求項7】 情報処理機能ユニットを構成する部品を
    実装した複数の板部材を収容する情報処理機能ユニット
    用の収容装置において、 収容装置本体と、 上記板部材を水平面に対して傾けて、かつ上下方向に並
    べて保持する板部材支持部材とを有することを特徴とす
    る情報処理機能ユニット用の収容装置。
  8. 【請求項8】 上記収容装置本体の裏面側から上記板部
    材に空気の流れを送る第1のファンと、上記収容装置本
    体の前面側に位置する、下方から上方への空気の流れを
    案内する案内路と、上記上方へ案内された空気を上記収
    容装置本体の内部上方の裏面位置で外部に排出する第2
    のファンとを有する請求項7記載の情報処理機能ユニッ
    ト用の収容装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つの情報処理機能ユニット
    を収容装置に収容してなる情報処理システムにおいて、 収容装置本体と、 上記収容装置本体内に配置された、上記情報処理機能ユ
    ニットを構成する部品を実装する複数の板部材であっ
    て、上記板部材の面が水平面から傾くように配置される
    ものとを有することを特徴とする情報処理システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003243481A (ja) * 2002-02-21 2003-08-29 Asm Japan Kk 半導体製造装置及びメンテナンス方法
WO2013118166A1 (ja) * 2012-02-08 2013-08-15 株式会社 日立製作所 電池システム
JP2013196908A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Toshiba Corp 電池ユニット盤
CN107911965A (zh) * 2017-11-03 2018-04-13 深圳绿色云图科技有限公司 一种机柜

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