JP2001297393A - 貨物輸送トラックの最適運営管理システムおよびその方法 - Google Patents
貨物輸送トラックの最適運営管理システムおよびその方法Info
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- JP2001297393A JP2001297393A JP2000112101A JP2000112101A JP2001297393A JP 2001297393 A JP2001297393 A JP 2001297393A JP 2000112101 A JP2000112101 A JP 2000112101A JP 2000112101 A JP2000112101 A JP 2000112101A JP 2001297393 A JP2001297393 A JP 2001297393A
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Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低い稼働率、実車率、積載効率などによりコ
スト高を余儀なくされ、また、環境問題、交通渋滞の社
会問題をかかえる貨物輸送トラックの運営管理を最適化
するためのシステムおよび方法を提供する。 【解決手段】 各々が連携関係にある個々に独立した複
数の貨物輸送業者20から車輌情報および貨物情報を得
て、これら業者の情報端末21、スケジュール管理手段
40と、貨物輸送トラックに搭載した情報端末30を結
ぶ情報通信ネットワーク上で、選車エンジンにより最適
の運行スケジュールの作成、伝達、稼働結果情報の取
得、評価、対応を可能とする最適(公平)運営管理シス
テムを構築する。
スト高を余儀なくされ、また、環境問題、交通渋滞の社
会問題をかかえる貨物輸送トラックの運営管理を最適化
するためのシステムおよび方法を提供する。 【解決手段】 各々が連携関係にある個々に独立した複
数の貨物輸送業者20から車輌情報および貨物情報を得
て、これら業者の情報端末21、スケジュール管理手段
40と、貨物輸送トラックに搭載した情報端末30を結
ぶ情報通信ネットワーク上で、選車エンジンにより最適
の運行スケジュールの作成、伝達、稼働結果情報の取
得、評価、対応を可能とする最適(公平)運営管理シス
テムを構築する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報通信ネットワ
ークを利用して各々が連携関係にある個々に独立した複
数の貨物輸送業者による貨物輸送トラックの最適運営計
画を立案するものであって、更にその即時処理性を利用
して最適性、効率性、即応性、公平性を高めるようにし
た貨物輸送トラックの最適運営管理システムおよびその
方法に関する。
ークを利用して各々が連携関係にある個々に独立した複
数の貨物輸送業者による貨物輸送トラックの最適運営計
画を立案するものであって、更にその即時処理性を利用
して最適性、効率性、即応性、公平性を高めるようにし
た貨物輸送トラックの最適運営管理システムおよびその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】そもそも、貨物輸送トラックの運営管理
システムを情報通信ネットワークを利用して構築するた
めには、まず、各種の情報に対応できる体勢を準備する
必要があった。即ち、貨物輸送に関する主な情報には、
貨物の積地、降地に関する地理的情報、また、例えば、
冷凍物、機械類、服飾品であるような商品情報、そし
て、その重さ、大きさについての荷貨情報、集配に関す
る時間的情報などがあり、これを合理的に処理しなけれ
ばならない。
システムを情報通信ネットワークを利用して構築するた
めには、まず、各種の情報に対応できる体勢を準備する
必要があった。即ち、貨物輸送に関する主な情報には、
貨物の積地、降地に関する地理的情報、また、例えば、
冷凍物、機械類、服飾品であるような商品情報、そし
て、その重さ、大きさについての荷貨情報、集配に関す
る時間的情報などがあり、これを合理的に処理しなけれ
ばならない。
【0003】このような情報の大量かつ迅速な処理に対
して、運送業の大規模業者の場合は、独自の営業所ネッ
トワーク、情報ネットワークを構築してできるだけ無駄
のない対応を可能とする体勢をとっている。即ち、例え
ば、東京圏で貨物を積載した貨物輸送トラックが関西圏
に向かって実車走行した場合であっても、大規模業者の
多面的な集荷力とオンラインネットワーク網により関西
圏から東京圏への帰路に同方面に向けた貨物を積載する
ことが容易に可能であった。
して、運送業の大規模業者の場合は、独自の営業所ネッ
トワーク、情報ネットワークを構築してできるだけ無駄
のない対応を可能とする体勢をとっている。即ち、例え
ば、東京圏で貨物を積載した貨物輸送トラックが関西圏
に向かって実車走行した場合であっても、大規模業者の
多面的な集荷力とオンラインネットワーク網により関西
圏から東京圏への帰路に同方面に向けた貨物を積載する
ことが容易に可能であった。
【0004】しかしなが、大規模業者においてこのよう
な対応ができるといっても、最適の観点からみて必ずし
も完全ではない。いわんや、中規模、小規模の業者にあ
っては資金力および人的余力、展開管理能力などの面か
らこのようなシステムの構築には到底対応できないこと
と、貨物輸送は荷主と運送業者との相対契約が一般的で
あることから、貴重な経営資源を相手まかせのランダム
な対応に終始委ねざるを得ず、結果的に帰路は空荷など
無駄、非効率である場合が多く、総合的な稼働・積載率
は5割以下であるのが現実である。
な対応ができるといっても、最適の観点からみて必ずし
も完全ではない。いわんや、中規模、小規模の業者にあ
っては資金力および人的余力、展開管理能力などの面か
らこのようなシステムの構築には到底対応できないこと
と、貨物輸送は荷主と運送業者との相対契約が一般的で
あることから、貴重な経営資源を相手まかせのランダム
な対応に終始委ねざるを得ず、結果的に帰路は空荷など
無駄、非効率である場合が多く、総合的な稼働・積載率
は5割以下であるのが現実である。
【0005】このような現実のもとでは、無駄な貨物輸
送トラックが走行していることであり、コスト削減の妨
げとなっているばかりか、二酸化炭素や窒素酸化物、排
ガス微粒子(DEP)の排出量を削減することができ
ず、環境汚染、交通渋滞などの問題が大きくなってい
る。
送トラックが走行していることであり、コスト削減の妨
げとなっているばかりか、二酸化炭素や窒素酸化物、排
ガス微粒子(DEP)の排出量を削減することができ
ず、環境汚染、交通渋滞などの問題が大きくなってい
る。
【0006】このような状況に鑑み、インターネットを
用いた情報通信ネットワーク上で、運送業者の貨物輸送
トラックの空車情報と、貨物輸送トラックを探している
荷主の貨物情報の両方を引き合わせ、できるだけこのよ
うな状況を解決しようとするシステムが提案されてい
る。
用いた情報通信ネットワーク上で、運送業者の貨物輸送
トラックの空車情報と、貨物輸送トラックを探している
荷主の貨物情報の両方を引き合わせ、できるだけこのよ
うな状況を解決しようとするシステムが提案されてい
る。
【0007】このシステムは、荷主側と運送業者側に情
報端末を備え、この端末から各々が空車情報と貨物情報
を管理センターに送信して登録し、この管理センターに
おいて前記情報から両者の要求を適合させ、荷主と運送
業者の合意を成立させて輸送の非効率性を緩和するよう
にしたものである。
報端末を備え、この端末から各々が空車情報と貨物情報
を管理センターに送信して登録し、この管理センターに
おいて前記情報から両者の要求を適合させ、荷主と運送
業者の合意を成立させて輸送の非効率性を緩和するよう
にしたものである。
【0008】しかしながら、このような従来のシステム
においては、実際の運送業務を開始する以前の準備段階
に対応できても、貨物輸送トラックが実走状態に入る直
前または実走状態に入ったその途上における実時間の状
況へダイナミックに対応することは容易にできるもので
はない。
においては、実際の運送業務を開始する以前の準備段階
に対応できても、貨物輸送トラックが実走状態に入る直
前または実走状態に入ったその途上における実時間の状
況へダイナミックに対応することは容易にできるもので
はない。
【0009】そして、実際の運行計画は、荷主の時間的
要求に大きく左右されて立案されているものであり、帰
路の貨物の積載のあてがない状態でも運行を開始しなけ
ればならないのが現実である。
要求に大きく左右されて立案されているものであり、帰
路の貨物の積載のあてがない状態でも運行を開始しなけ
ればならないのが現実である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、中小貨物業
者が上記のごとき1社単独では解決できない課題を2社
以上の連携関係にある複数の貨物輸送業者が情報通信ネ
ットワーク上で互いに協力することによって、計画段階
から貨物輸送の最適成果の実現と公平性の確保を両立さ
せながら相互にメリットを享受するだけでなく、運行状
態となった状況でも臨機の対応が効果的にできるように
したものである。
者が上記のごとき1社単独では解決できない課題を2社
以上の連携関係にある複数の貨物輸送業者が情報通信ネ
ットワーク上で互いに協力することによって、計画段階
から貨物輸送の最適成果の実現と公平性の確保を両立さ
せながら相互にメリットを享受するだけでなく、運行状
態となった状況でも臨機の対応が効果的にできるように
したものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためのシステムとして、情報通信ネットワークを
利用して各々が連携関係にある個々に独立した複数の貨
物輸送業者による貨物輸送トラツクの運行計画を立案す
る運営管理システムであって、
決するためのシステムとして、情報通信ネットワークを
利用して各々が連携関係にある個々に独立した複数の貨
物輸送業者による貨物輸送トラツクの運行計画を立案す
る運営管理システムであって、
【0012】最適運行を委託して提供される、荷主など
からの要求にもとづく配送日、仕向地などの貨物情報お
よび/または貨物輸送トラックの車輌情報を発信する前
記各々が連携関係にある個々に独立した複数の貨物輸送
業者からの登録情報発信手段と、
からの要求にもとづく配送日、仕向地などの貨物情報お
よび/または貨物輸送トラックの車輌情報を発信する前
記各々が連携関係にある個々に独立した複数の貨物輸送
業者からの登録情報発信手段と、
【0013】これらの情報にもとづいて、選車エンジン
により最適運行を実現するための運行スケジュール作成
手段と、
により最適運行を実現するための運行スケジュール作成
手段と、
【0014】登録された貨物輸送トラックの運行実時間
帯の稼働情報を運行経路内で発信可能とする稼働情報伝
達手段と、
帯の稼働情報を運行経路内で発信可能とする稼働情報伝
達手段と、
【0015】前記貨物輸送トラックの登録情報および稼
働情報にもとづいて運行実施後に発生した貨物と貨物輸
送トラックの稼働状況の適否を判断し、その結果を前記
貨物輸送業者および/または貨物輸送トラックへ転送す
るスケジュール管理手段とを備え、
働情報にもとづいて運行実施後に発生した貨物と貨物輸
送トラックの稼働状況の適否を判断し、その結果を前記
貨物輸送業者および/または貨物輸送トラックへ転送す
るスケジュール管理手段とを備え、
【0016】前記登録情報発信手段、稼働情報伝達手段
およびスケジュール管理手段を情報通信ネットワーク上
で接続可能とする第1の構成と、
およびスケジュール管理手段を情報通信ネットワーク上
で接続可能とする第1の構成と、
【0017】上記第1の構成において、貨物情報にもと
づいて貨物輸送トラックの稼働状況を勘案して最適のス
ケジュールを自動作成する手段と、各貨物輸送業者間の
稼働を均衡させ、公平性を計る調整管理手段を備えた第
2の構成と、
づいて貨物輸送トラックの稼働状況を勘案して最適のス
ケジュールを自動作成する手段と、各貨物輸送業者間の
稼働を均衡させ、公平性を計る調整管理手段を備えた第
2の構成と、
【0018】上記第1の構成において、運行経路中の貨
物輸送トラックとの間で稼働情報の送信とスケジュール
変更情報の受信を可能とする受発信装置を備えた第3の
構成と、
物輸送トラックとの間で稼働情報の送信とスケジュール
変更情報の受信を可能とする受発信装置を備えた第3の
構成と、
【0019】上記第1の構成において、貨物輸送トラッ
クに、スケジュールで定めた運行ポイント毎にその時点
の稼働情報を送信する発信装置を設けた第4の構成とに
より上記課題の解決に対応するものである。
クに、スケジュールで定めた運行ポイント毎にその時点
の稼働情報を送信する発信装置を設けた第4の構成とに
より上記課題の解決に対応するものである。
【0020】更に、本発明は、情報通信ネットワークを
利用して各々が連携関係にある個々に独立した複数の貨
物輸送業者による貨物輸送トラックの運行計画を立案す
る運営管理方法であって、
利用して各々が連携関係にある個々に独立した複数の貨
物輸送業者による貨物輸送トラックの運行計画を立案す
る運営管理方法であって、
【0021】荷主などからの要求にもとづく配送日、仕
向地などの貨物情報および/または貨物輸送トラックの
配送計画に供する車輌情報を前記各々が連携関係にある
個々に独立した複数の貨物輸送業者から発信させて登録
情報として記憶する段階と、
向地などの貨物情報および/または貨物輸送トラックの
配送計画に供する車輌情報を前記各々が連携関係にある
個々に独立した複数の貨物輸送業者から発信させて登録
情報として記憶する段階と、
【0022】上記登録情報にもとづいて、選車エンジン
により最適の運行スケジュールを自動作成する段階と、
により最適の運行スケジュールを自動作成する段階と、
【0023】登録された貨物輸送トラックの運行実時間
帯の稼働情報を運行経路内で発信する段階と、
帯の稼働情報を運行経路内で発信する段階と、
【0024】運行途中で新たに発生した情報に関して運
行スケジュールの変更を可能とする段階と、
行スケジュールの変更を可能とする段階と、
【0025】前記貨物輸送トラックの登録情報および稼
働情報にもとづいて稼働後の貨物の集配、運行結果を判
断し、その結果を前記貨物輸送業者および/または貨物
輸送トラックへ転送する段階とにより上記課題に対応す
る。
働情報にもとづいて稼働後の貨物の集配、運行結果を判
断し、その結果を前記貨物輸送業者および/または貨物
輸送トラックへ転送する段階とにより上記課題に対応す
る。
【0026】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態につ
いて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態におい
ては、情報通信ネットワークとしてインターネツトなど
を主体として利用し、これにパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという)または携帯電話などの情報端
末を接続して構成した場合における実施例について説明
する。
いて詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態におい
ては、情報通信ネットワークとしてインターネツトなど
を主体として利用し、これにパーソナルコンピュータ
(以下、パソコンという)または携帯電話などの情報端
末を接続して構成した場合における実施例について説明
する。
【0027】図1は、本発明の全体の構成を示す概要図
であり、同図において符号11は、例えば、インターネ
ットによる情報通信ネツトワークであり、該情報通信ネ
ットワークへは個々に独立して業務を営む複数の物輸送
業者20・20・・・のパソコンを主体とする情報端末
21が接続されている。
であり、同図において符号11は、例えば、インターネ
ットによる情報通信ネツトワークであり、該情報通信ネ
ットワークへは個々に独立して業務を営む複数の物輸送
業者20・20・・・のパソコンを主体とする情報端末
21が接続されている。
【0028】符号30・30・・・は、貨物輸送トラッ
クの運行実時間帯の稼働情報を運行経路内で受発信可能
とした稼働情報伝達手段であって、具体的な一例とし
て、ノート型パソコン30Aと携帯電話30Bとを組み
合わせ、移動体通信を可能とするようにしたものであ
る。
クの運行実時間帯の稼働情報を運行経路内で受発信可能
とした稼働情報伝達手段であって、具体的な一例とし
て、ノート型パソコン30Aと携帯電話30Bとを組み
合わせ、移動体通信を可能とするようにしたものであ
る。
【0029】符号40は、貨物輸送業者20からの登録
情報および貨物輸送トラックからの稼働情報を集中的に
取り込んでその情報を処理・蓄積する中央処理機能を備
えたスケジュール管理手段であり、例えば、サーバコン
ピュータ40Aと記憶装置40B・40Cを主体として
構成されている。
情報および貨物輸送トラックからの稼働情報を集中的に
取り込んでその情報を処理・蓄積する中央処理機能を備
えたスケジュール管理手段であり、例えば、サーバコン
ピュータ40Aと記憶装置40B・40Cを主体として
構成されている。
【0030】ここで、情報端末21を備える前記貨物輸
送業者20は、図2示すごとき連携関係にある。即ち、
同図において、スケジュール管理手段40の所有者と複
数の貨物輸送業者20・20・・・は相互に提携契約を
締結することにより、協力体制を確立していわゆるパー
トナーシップを成立したものである。
送業者20は、図2示すごとき連携関係にある。即ち、
同図において、スケジュール管理手段40の所有者と複
数の貨物輸送業者20・20・・・は相互に提携契約を
締結することにより、協力体制を確立していわゆるパー
トナーシップを成立したものである。
【0031】ここでの協力体制では、予め連携を希望す
る企業の概要を示す書誌事項と希望する車輌の型式、積
載容量、積載重量などを登録しておく必要がある。そし
て、貨物輸送業者においてそれぞれ独自に発生する貨物
輸送需要の貨物情報を提供し、この情報の共有化と車輌
と貨物輸送需要の組み合わせの最適化を図ることを基本
とするもので、貨物輸送トラックの稼働率および積載効
率の向上を目的とするものである。
る企業の概要を示す書誌事項と希望する車輌の型式、積
載容量、積載重量などを登録しておく必要がある。そし
て、貨物輸送業者においてそれぞれ独自に発生する貨物
輸送需要の貨物情報を提供し、この情報の共有化と車輌
と貨物輸送需要の組み合わせの最適化を図ることを基本
とするもので、貨物輸送トラックの稼働率および積載効
率の向上を目的とするものである。
【0032】つぎに、以上のごとく構成された本発明の
運用について説明する。まず、連携関係にある貨物輸送
業者20は、図3に示すごとき画面22のカーソルを操
作して提供、運行委託する貨物輸送トラックの所有者名
および登録している車種、可能積載量、ドライバー氏名
などの情報を情報端末21から入力する。
運用について説明する。まず、連携関係にある貨物輸送
業者20は、図3に示すごとき画面22のカーソルを操
作して提供、運行委託する貨物輸送トラックの所有者名
および登録している車種、可能積載量、ドライバー氏名
などの情報を情報端末21から入力する。
【0033】一方、貨物輸送業者20は、輸送の受注を
受けた荷貨についてその貨物情報を入力するため図4に
示すごとき画面23を情報端末21に表示する。そし
て、画面23のカーソルを操作して貨物輸送の依頼者お
よび連携のパートナーであることを示す登録番号、貨物
を積み荷する積地、貨物を積み降ろす降地、冷凍類、機
械類、服飾品などの貨物種別、重さ、大きさに関する積
載量、配送指定日などの貨物情報を入力手段21から入
力する。
受けた荷貨についてその貨物情報を入力するため図4に
示すごとき画面23を情報端末21に表示する。そし
て、画面23のカーソルを操作して貨物輸送の依頼者お
よび連携のパートナーであることを示す登録番号、貨物
を積み荷する積地、貨物を積み降ろす降地、冷凍類、機
械類、服飾品などの貨物種別、重さ、大きさに関する積
載量、配送指定日などの貨物情報を入力手段21から入
力する。
【0034】以上のごとくして貨物運送業者20の情報
端末21から車輌情報および貨物情報が入力されると、
情報通信ネットワーク11を介してスケジュール管理手
段40の記憶装置40B・40Cに蓄積される。
端末21から車輌情報および貨物情報が入力されると、
情報通信ネットワーク11を介してスケジュール管理手
段40の記憶装置40B・40Cに蓄積される。
【0035】このようにして登録情報が蓄積されると、
スケジュール管理手段40において図5に示す一例のご
とき基本的処理操作(運行スケジュール作成)が実施さ
れる。即ち、同図において記憶装置40Bに蓄積された
貨物情報は、まず、ステップSa1において翌日分の貨
物情報が抽出され、ステップSa2においてその貨物の
出荷時間順にソートされる。つぎに、ステップSa3に
おいて順次抽出貨物毎に適合車両条件を整理(Sa5)
する。
スケジュール管理手段40において図5に示す一例のご
とき基本的処理操作(運行スケジュール作成)が実施さ
れる。即ち、同図において記憶装置40Bに蓄積された
貨物情報は、まず、ステップSa1において翌日分の貨
物情報が抽出され、ステップSa2においてその貨物の
出荷時間順にソートされる。つぎに、ステップSa3に
おいて順次抽出貨物毎に適合車両条件を整理(Sa5)
する。
【0036】一方、記憶装置40Cに蓄積された車輌情
報は、まず、ステップSb1において翌日分、必要に応
じて翌々日分が抽出され、ステップSb2においてステ
ップSa5の要求に適合した車輌が選別される。そして
ステップSb3において貨物の積地までの距離、時間な
どが算定され、さらにステップSb4において車輌順位
付けが行われ、ステップSb5においてスケジュールの
組込みがおこなわれ、一時蓄積される。
報は、まず、ステップSb1において翌日分、必要に応
じて翌々日分が抽出され、ステップSb2においてステ
ップSa5の要求に適合した車輌が選別される。そして
ステップSb3において貨物の積地までの距離、時間な
どが算定され、さらにステップSb4において車輌順位
付けが行われ、ステップSb5においてスケジュールの
組込みがおこなわれ、一時蓄積される。
【0037】このように、ステップSb2からステップ
Sb5の一連の処理の流れにより、最適運行を実現する
ための適正車輌を選出する選車エンジンが構築され、理
想的な運行スケジュールが作成される。
Sb5の一連の処理の流れにより、最適運行を実現する
ための適正車輌を選出する選車エンジンが構築され、理
想的な運行スケジュールが作成される。
【0038】前記ステップSb5の処理結果により、ス
テップSa3における貨物単位ごとの車輌とスケジュー
ルの決定となり、これにより最適かつ公平性のスケジュ
ール組込みが可能となる。そしてステップSa4におい
て一連の貨物情報の処理(スケジュール組込み)が完了
する。結果としてステップSa6においては該当貨物情
報単位のスケジュール組込みリストが作成され、ステッ
プSa7においては、車輌単位の組込みリストが作成さ
れる。そしてこのようにリスト化された結果はステップ
Sa8において該リストをチェックし、必要に応じてス
テップSa9において手入力によるスケジュール修正が
おこなわれる。
テップSa3における貨物単位ごとの車輌とスケジュー
ルの決定となり、これにより最適かつ公平性のスケジュ
ール組込みが可能となる。そしてステップSa4におい
て一連の貨物情報の処理(スケジュール組込み)が完了
する。結果としてステップSa6においては該当貨物情
報単位のスケジュール組込みリストが作成され、ステッ
プSa7においては、車輌単位の組込みリストが作成さ
れる。そしてこのようにリスト化された結果はステップ
Sa8において該リストをチェックし、必要に応じてス
テップSa9において手入力によるスケジュール修正が
おこなわれる。
【0039】このようにして一時修正された処理結果
は、ステップSa10に一時蓄積されるとともに、各貨
物輸送業者に発信される。それぞれの貨物輸送業者はS
a12において該リストをチェックし、必要に応じて修
正内容をスケジュール管理手段40に返信する。スケジ
ュール管理手段40は該修正をステップSa9と同様に
おこなう。そしてステップSa11において、完成した
スケジュール表の内容を貨物輸送を依頼した貨物輸送業
者20と車輌情報を提供した貨物輸送業者20に情報通
信ネットワーク11を介してデータ転送するか、あるい
はファクシミリにより電送する。
は、ステップSa10に一時蓄積されるとともに、各貨
物輸送業者に発信される。それぞれの貨物輸送業者はS
a12において該リストをチェックし、必要に応じて修
正内容をスケジュール管理手段40に返信する。スケジ
ュール管理手段40は該修正をステップSa9と同様に
おこなう。そしてステップSa11において、完成した
スケジュール表の内容を貨物輸送を依頼した貨物輸送業
者20と車輌情報を提供した貨物輸送業者20に情報通
信ネットワーク11を介してデータ転送するか、あるい
はファクシミリにより電送する。
【0040】そして、決定したスケジュールを受けた貨
物運送業者20は、その内容をステップSa12におい
て確認し、もし、修正の必要がある場合はステップSa
13でその修正内容をステップSa10へ送って修正の
指示をし、修正の必要のない場合はステップSa14へ
スケジュールの進行を指示してスケジュールが確定され
る。
物運送業者20は、その内容をステップSa12におい
て確認し、もし、修正の必要がある場合はステップSa
13でその修正内容をステップSa10へ送って修正の
指示をし、修正の必要のない場合はステップSa14へ
スケジュールの進行を指示してスケジュールが確定され
る。
【0041】つぎに、以上のごとくして確定されたスケ
ジュールにもとづいて貨物輸送トラックが運行を開始し
た場合について説明する。前述のごとくして決定された
スケジュールにもとづいて貨物輸送トラックが運行を開
始し、運行スケジュールに定められた運行ポイント毎
に、貨物輸送トラックに搭載した稼働情報伝達手段30
を起動して、運行中の状況内容を移動体通信により発信
し、情報通信ネットワーク11を介してスケジュール管
理手段40にデータを転送する。
ジュールにもとづいて貨物輸送トラックが運行を開始し
た場合について説明する。前述のごとくして決定された
スケジュールにもとづいて貨物輸送トラックが運行を開
始し、運行スケジュールに定められた運行ポイント毎
に、貨物輸送トラックに搭載した稼働情報伝達手段30
を起動して、運行中の状況内容を移動体通信により発信
し、情報通信ネットワーク11を介してスケジュール管
理手段40にデータを転送する。
【0042】このようにして貨物輸送トラックが運行中
に発信してきたデータはスケジュール管理手段40の記
憶装置40Cに一旦蓄積され、その後、スケジュール管
理者により、ステップSc1において当日分の情報とし
て抽出される。そして、輸送を依頼する貨物情報は記憶
装置40Bに常に蓄積更新されているので、該情報と運
行中の貨物輸送トラックから送られてくる情報を図5の
流れで処理する。
に発信してきたデータはスケジュール管理手段40の記
憶装置40Cに一旦蓄積され、その後、スケジュール管
理者により、ステップSc1において当日分の情報とし
て抽出される。そして、輸送を依頼する貨物情報は記憶
装置40Bに常に蓄積更新されているので、該情報と運
行中の貨物輸送トラックから送られてくる情報を図5の
流れで処理する。
【0043】ところで、運行途中で運行スケジュールに
大きな狂いが生じたり、新たな貨物情報が入った場合な
どには、車輌毎の運行状況の情報は記憶装置40Bに更
新記録してあるので、該車輌または適合する車輌の選定
を瞬時に行い、スケジュール変更、追加を立案すること
ができる。スケジュール管理者40は、その結果を貨物
輸送業者20の合意をとるとともに、情報通信ネットワ
ーク11を介して運行中の貨物輸送トラックに送信し、
ノート型パソコン30Aに図6に示すごとき画面31を
表示することができ、これにより運行中の貨物輸送トラ
ックの運転者は、運行スケジュールの変更を認識し、変
更されたスケジュールで運行を開始することができる。
大きな狂いが生じたり、新たな貨物情報が入った場合な
どには、車輌毎の運行状況の情報は記憶装置40Bに更
新記録してあるので、該車輌または適合する車輌の選定
を瞬時に行い、スケジュール変更、追加を立案すること
ができる。スケジュール管理者40は、その結果を貨物
輸送業者20の合意をとるとともに、情報通信ネットワ
ーク11を介して運行中の貨物輸送トラックに送信し、
ノート型パソコン30Aに図6に示すごとき画面31を
表示することができ、これにより運行中の貨物輸送トラ
ックの運転者は、運行スケジュールの変更を認識し、変
更されたスケジュールで運行を開始することができる。
【0044】ところで本発明の貨物輸送トラックの運営
管理システムは、各貨物輸送業者の貨物輸送トラックの
稼働状況を把握し、各貨物輸送業者間の均衡、公平性を
計るスケジュール管理手段を具え、物流輸送業者間の不
公平を排除することができる。
管理システムは、各貨物輸送業者の貨物輸送トラックの
稼働状況を把握し、各貨物輸送業者間の均衡、公平性を
計るスケジュール管理手段を具え、物流輸送業者間の不
公平を排除することができる。
【0045】即ち、スケジュール管理手段の処理の流
れ、ステップSb4に下記のごとき数値情報の処理プロ
グラムを設定する。
れ、ステップSb4に下記のごとき数値情報の処理プロ
グラムを設定する。
【0046】均衡、公平性の確保のための基本ルールと
して、貨物輸送業者毎に該業者が提出する貨物輸送トラ
ックに応じて定める必要委託額を該業者の基準委託額と
すると、各貨物輸送業者の受託額は、該基準委託額また
は該業者の実際の委託額のどちらか小さい額までは保証
されるものとする。
して、貨物輸送業者毎に該業者が提出する貨物輸送トラ
ックに応じて定める必要委託額を該業者の基準委託額と
すると、各貨物輸送業者の受託額は、該基準委託額また
は該業者の実際の委託額のどちらか小さい額までは保証
されるものとする。
【0047】そこで、ある貨物輸送業者の基準日からの
受委託差額(Δa)は、日当たり基準額(Ka)、日当
たり委託額(Oa)、日当たり受託額(Ra)とする
と、当日までの累計額をそれぞれΣとすると、 Σ(Oa)≧Σ(Ka)のとき (Δa)=Σ(K
a)−Σ(Ra) Σ(Oa)<Σ(Ka)のとき (Δa)=Σ(O
a)−Σ(Ra) となる。
受委託差額(Δa)は、日当たり基準額(Ka)、日当
たり委託額(Oa)、日当たり受託額(Ra)とする
と、当日までの累計額をそれぞれΣとすると、 Σ(Oa)≧Σ(Ka)のとき (Δa)=Σ(K
a)−Σ(Ra) Σ(Oa)<Σ(Ka)のとき (Δa)=Σ(O
a)−Σ(Ra) となる。
【0048】ここで(Ra)は、毎日の受託が進むにし
たがって増大することになり、さらに、先行委託額が入
った場合には、その日までの累計額をΣ´とし、 Σ´(Oa)≧Σ´(Ka)ならば(Δa+)=Σ
(Ka)−(Ra) となり、公平化優先度(Pr)を(Δa+)>(Δa)
とする。
たがって増大することになり、さらに、先行委託額が入
った場合には、その日までの累計額をΣ´とし、 Σ´(Oa)≧Σ´(Ka)ならば(Δa+)=Σ
(Ka)−(Ra) となり、公平化優先度(Pr)を(Δa+)>(Δa)
とする。
【0049】この受委託差額(Δa)を全貨物輸送業者
について求め、(Δb)(Δc)・・・(Δn)とする
と、公平化優先度(Pr)は(Δn)の大きいものほど
高いことになる。これをスケジュール管理手段40のテ
ーブルに備え、運行スケジュール作成(変更の場合を含
む)処理時に逐次更新して使用する。
について求め、(Δb)(Δc)・・・(Δn)とする
と、公平化優先度(Pr)は(Δn)の大きいものほど
高いことになる。これをスケジュール管理手段40のテ
ーブルに備え、運行スケジュール作成(変更の場合を含
む)処理時に逐次更新して使用する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明のシステム
によれば、貨物輸送業者がそれぞれ単独で運営する場合
に較べ、複数の業者が協力することにより、そのサービ
ス効果(コストパフォーマンス)を最大にすることがで
きる(これを相互交換効果という)だけでなく、そのメ
リットを各業者が公平に享受することができる。さらに
効率効果の拡大は、必要とする貨物輸送トラックをより
少なくすることができるので、結果として環境・公害問
題、交通渋滞問題、エネルギー問題を同時に解決するこ
とになる。
によれば、貨物輸送業者がそれぞれ単独で運営する場合
に較べ、複数の業者が協力することにより、そのサービ
ス効果(コストパフォーマンス)を最大にすることがで
きる(これを相互交換効果という)だけでなく、そのメ
リットを各業者が公平に享受することができる。さらに
効率効果の拡大は、必要とする貨物輸送トラックをより
少なくすることができるので、結果として環境・公害問
題、交通渋滞問題、エネルギー問題を同時に解決するこ
とになる。
【図1】本発明のシステムの基本的運営構成を示す概要
図である。
図である。
【図2】本発明のシステム構成を構築するための関係図
である。
である。
【図3】本発明のシステムで車輌情報を入力するための
画面表示の構成の一例を示す図である。
画面表示の構成の一例を示す図である。
【図4】本発明のシステムで貨物情報を入力するための
画面表示の構成の一例を示す図である。
画面表示の構成の一例を示す図である。
【図5】本発明のシステムにおける中核をなす自動運行
スケジュール作成の情報処理の流れを示す行程図であ
る。
スケジュール作成の情報処理の流れを示す行程図であ
る。
【図6】本発明のシステムで配車指示の情報を受信した
場合の画面構成の一例を示す図である。
場合の画面構成の一例を示す図である。
11・・・・・情報通信ネットワーク 20・・・・・貨物輸送業者 21・・・・・貨物輸送業者の情報端末 30・・・・・貨物輸送トラック搭載の稼働情報伝達手
段 30A・・・・ノート型パソコン 30B・・・・携帯電話 40・・・・・スケジュール管理手段 40A・・・・サーバコンピュータ 40B・・・・記憶装置 40C・・・・記憶装
段 30A・・・・ノート型パソコン 30B・・・・携帯電話 40・・・・・スケジュール管理手段 40A・・・・サーバコンピュータ 40B・・・・記憶装置 40C・・・・記憶装
Claims (5)
- 【請求項1】 情報通信ネットワークを利用して各々が
連携関係にある個々に独立した複数の貨物輸送業者によ
る貨物輸送トラックの運行計画を立案する運営管理シス
テムであって、 最適運行を委託して提供される、荷主などからの要求に
もとづく配送日、仕向地などの貨物情報および/または
貨物輸送トラックの車輌情報を発信する前記各々が連携
関係にある個々に独立した複数の貨物輸送業者からの登
録情報発信手段と、 これらの情報にもとづいて、選車エンジンにより最適運
行を実現するための運行スケジュール作成手段と、 登録された貨物輸送トラックの運行実時間帯の稼働情報
を運行経路内で発信可能とする稼働情報伝達手段と、 前記貨物輸送トラックの登録情報および稼働情報にもと
づいて運行実施後に発生した貨物と貨物輸送トラックの
稼働状況の適否を判断し、その結果を前記貨物輸送業者
および/または貨物輸送トラックへ転送するスケジュー
ル管理手段とを備え、 前記登録情報発信手段、稼働情報伝達手段およびスケジ
ュール管理手段を情報通信ネットワーク上で接続可能と
したことを特徴とする貨物輸送トラックの最適運営管理
システム。 - 【請求項2】 貨物情報にもとづいて貨物輸送トラック
の稼働状況を勘案して最適のスケジュールを自動作成す
る手段と、各貨物輸送業者間の稼働を均衡させ、公平性
を計る調整管理手段を備えたことを特徴とする請求項1
記載の貨物輸送トラックの最適運営管理システム。 - 【請求項3】 運行経路中の貨物輸送トラックとの間で
稼働情報の送信とスケジュール変更情報の受信を可能と
する受発信装置を備えたことを特徴とする請求項1記載
の貨物輸送トラックの最適運営管理システム。 - 【請求項4】 貨物輸送トラックに、スケジュール計画
で定めた運行ポイント毎にその時点の稼働情報を送信す
る発信装置を設けたことを特徴とする請求項1記載の貨
物輸送トラックの最適運営管理システム。 - 【請求項5】 情報通信ネットワークを利用して各々が
連携関係にある個々に独立した複数の貨物輸送業者によ
る貨物輸送トラックの運行計画を立案する運営管理シス
テムであって、荷主などからの要求にもとづく配送日、
仕向地などの貨物情報および/または貨物輸送トラツク
の配送計画に供する車両情報を前記各々が連携関係にあ
る個々に独立した複数の貨物輸送業者から発信させて登
録情報として記憶する段階と、 上記登録情報にもとづいて、選車エンジンにより最適の
運行スケジュールを自動作成する段階と、 登録された貨物輸送トラックの運行実時間帯の稼働情報
を運行経路内で発信する段階と、 運行の途中で新たに発生した情報に関して運行スケジュ
ールの変更を可能とする段階と、 前記貨物輸送トラックの登録情報および稼働情報にもと
づいて稼働後の貨物の集配、運行結果を判断し、その結
果を前記貨物輸送業者および/または貨物輸送トラック
へ転送する段階とからなることを特徴とする貨物輸送ト
ラックの最適運営管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000112101A JP2001297393A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 貨物輸送トラックの最適運営管理システムおよびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000112101A JP2001297393A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 貨物輸送トラックの最適運営管理システムおよびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001297393A true JP2001297393A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18624325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000112101A Pending JP2001297393A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 貨物輸送トラックの最適運営管理システムおよびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001297393A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020112872A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | 本田技研工業株式会社 | 車両サービス提供装置および車両サービス提供方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06290193A (ja) * | 1993-02-05 | 1994-10-18 | Tadashi Yamamoto | ダイナミック型物流自動ナビゲーション装置 |
JPH07230495A (ja) * | 1994-02-18 | 1995-08-29 | Nippon Steel Corp | 配送計画作成支援表示装置 |
JPH0950548A (ja) * | 1995-05-31 | 1997-02-18 | Fujitsu Ltd | 移動体搭載端末装置並びに移動体運行管理システム |
JPH11296795A (ja) * | 1998-04-07 | 1999-10-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 車載運行管理装置 |
JPH11328573A (ja) * | 1998-05-15 | 1999-11-30 | Suntory Ltd | 配車システム |
JP2000030179A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-28 | Hitachi Ltd | 配車計画方法 |
JP2001034668A (ja) * | 1999-07-21 | 2001-02-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 物流共同拠点管理システム |
-
2000
- 2000-04-13 JP JP2000112101A patent/JP2001297393A/ja active Pending
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JP2020112872A (ja) * | 2019-01-08 | 2020-07-27 | 本田技研工業株式会社 | 車両サービス提供装置および車両サービス提供方法 |
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