JP2001296798A - 作品製作用教材及びインターネットを利用した作品製作用教材の供給方法並びに作品の製作方法 - Google Patents

作品製作用教材及びインターネットを利用した作品製作用教材の供給方法並びに作品の製作方法

Info

Publication number
JP2001296798A
JP2001296798A JP2000115412A JP2000115412A JP2001296798A JP 2001296798 A JP2001296798 A JP 2001296798A JP 2000115412 A JP2000115412 A JP 2000115412A JP 2000115412 A JP2000115412 A JP 2000115412A JP 2001296798 A JP2001296798 A JP 2001296798A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
internet
parts
student
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000115412A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Kobayashi
伸二 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEISHINSHIYA KK
SUZUKI EDUCATIONAL SOFTWARE CO Ltd
Shuttle Corp
Original Assignee
SEISHINSHIYA KK
SUZUKI EDUCATIONAL SOFTWARE CO Ltd
Shuttle Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SEISHINSHIYA KK, SUZUKI EDUCATIONAL SOFTWARE CO Ltd, Shuttle Corp filed Critical SEISHINSHIYA KK
Priority to JP2000115412A priority Critical patent/JP2001296798A/ja
Publication of JP2001296798A publication Critical patent/JP2001296798A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】作品を製作する学習において、生徒各自が作品
を自ら設計し、ものづくりをすることにより問題解決的
能力を身につけることができるようにする。 【解決手段】サーバが用意した設計図を参考にして、イ
ンターネットを介して前記サーバに接続されたコンピュ
ータを用いて、生徒各自が、作品の設計図を作成し、該
設計図に基づいて作品の製作に必要な部品の関連データ
を部品注文情報として、インターネットを介してサーバ
に送るようにして、生徒各自が作品を自由に設計し、前
記インターネットを利用して、注文し、購入した部品
を、前記設計図に従って組み立てて作品を製作すること
ができるようにしたことを特徴とする作品製作用教材を
提供することにより前記課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学校教育における
学習教材に係り、特に中学校の技術・家庭の「ものづく
り」において用いられる作品製作用教材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、学校教育の場において、さま
ざまな学習教材が用いられている。例えば、中学校の技
術・家庭においては、本立てや電気スタンド等の製作品
を実際に生徒が製作することが行われている。従来は、
これらの製作品を製作する際、学校では一斉指導、一斉
学習が前提であるため、指導のし易さや教材費の廉価等
の理由から、生徒全員が画一的に用意された材料を用い
て同じ製作品を作っていた。このような教材において
は、設計図や組み立て説明書が添付された組み立てキッ
トが各生徒に配られ、生徒はその添付資料にしたがって
製作するだけで、何ら生徒の創造性を発揮するまでもな
く、設計図通りの製作品を完成することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、生徒全
員が教師から指示された同一の作品づくりをしていたの
では、生徒によっては、その製作品の利用性を感じるこ
とがなく、いきおい作品を家に持ち帰らず、そのため廃
棄処分されてしまうこともあった。これでは、せっかく
時間や経費をかけて指導、学習しても無駄になってしま
う。このように、従来のような画一的なものづくりで
は、生徒の、ものづくりの楽しさやものづくりを通して
培われる技術的な問題解決能力が身に付かないという問
題がある。
【0004】また、平成10年に改訂された学習指導要
領では、技術・家庭は、「生活の視点」および「問題解
決的な学習」が重視された。その内容として、「技術と
ものづくり」において、製作品の設計について、使用目
的や使用条件に即した製作品の機能と構造について考え
ること、製作品に用いる材料の特徴と利用方法を知るこ
と、製作品の構想の表示方法を知り、製作に必要な図を
かくことができること、が求められている。また、「情
報とコンピュータ」では、コンピュータの基本的な構成
と機能を知り、操作ができること、等が求められてい
る。
【0005】これらのことを考慮すると、技術・家庭に
おいて、生徒一人一人がその生活において利用を感じる
ような作品を、生徒各自が創造性を発揮し、自ら設計を
し図面を作って製作できるような材料教材が求められて
いる。また、その中でコンピュータの利用がなされると
一層好ましいと思われる。
【0006】本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされ
たものであり、生徒が各自の生活において利用できる作
品を自ら設計し、設計図をかいて個性ある作品づくりを
することにより問題解決的能力を身につけることのでき
る作品製作用教材及びインターネットを利用した作品製
作用教材の供給方法並びに作品の製作方法を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の第一の態様は、作品製作についての学習内
容を記載したテキストと、前記学習内容において生徒が
製作する作品の参考となる複数の設計図と、前記作品を
製作するのに必要な部品と、インターネットに接続さ
れ、前記複数の設計図及び部品とこれらの関連データを
蓄積したデータベースを備えたサーバと、生徒が、前記
複数の設計図の中から一つを選択して、これに基づいて
前記作品を製作するための設計図を作成するための、前
記インターネットを介して前記サーバと接続されたコン
ピュータと、前記生徒が作成する設計図を表示するため
の、前記コンピュータに接続されたディスプレイと、前
記作成された設計図に基づいて作品製作をするのに必要
な部品についての関連データを部品注文情報として、前
記サーバに送る手段とを備え、生徒各自が作品を自由に
設計し、前記インターネットを利用して、注文し、購入
した部品を、前記テキストに記載された学習内容及び前
記ディスプレイに表示された設計図に従って組み立てて
作品を製作することができるようにしたことを特徴とす
る作品製作用教材を提供する。
【0008】また、同様に前記課題を解決するために、
本発明の第二の態様は、作品を製作するための複数の設
計図及び部品とこれらの関連データを蓄積したデータベ
ースを備えたサーバと、ディスプレイを有するコンピュ
ータとが接続されたインターネットを利用した作品製作
用教材の供給方法であって、前記サーバからインターネ
ットを介して前記コンピュータのディスプレイに表示さ
れた前記複数の設計図の中から、生徒各自が、一つの設
計図を選択し、これに基づいて前記作品を製作するため
の設計図を作成し、該作成した設計図に基づいて作品製
作をするのに必要な部品についての関連データを、部品
注文情報として前記コンピュータからインターネットを
介して前記サーバに送り、該部品注文情報を受け取った
前記サーバは、該部品注文情報に基づいて部品発送セン
タに部品の発送を指示することを特徴とするインターネ
ットを利用した作品製作用教材の供給方法を提供する。
【0009】さらに、前記課題を解決するために本発明
の第三の態様は、作品を製作するための複数の設計図及
び部品とこれらの関連データを蓄積したデータベースを
備えたサーバから、インターネットを介して、該インタ
ーネットに接続されたコンピュータのディスプレイに、
前記複数の設計図を表示し、該表示された複数の設計図
に基づいて、生徒各自が、製作すべき作品の設計図を作
成し、該作成した設計図に基づいて作品製作をするのに
必要な部品についての関連データを部品注文情報として
前記コンピュータからインターネットを介して前記サー
バに送り、前記サーバから該部品注文情報に基づいて部
品発送センタに部品の発送を指示し、生徒が、前記部品
発送センタから供給された部品を用いて、学習内容の記
載されたテキストおよび前記ディスプレイに表示された
設計図に従って、作品を製作することを特徴とするイン
ターネットを利用した作品の製作方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に作品製作用教材及
びインターネットを利用した作品製作用教材の供給方法
並びに作品の製作方法について、添付の図面に示される
好適実施形態を基に、詳細に説明する。
【0011】本発明は、従来の画一的な材料教材に代わ
り、生徒各自の独創性を生かし、ものづくりの楽しさを
味わい、問題解決的能力を身につけることのできる作品
製作用教材、特に、中学校の技術家庭における「ものづ
くり」の製作品の教材を提供するものである。また本発
明は、生徒各自がコンピュータを用いて、自分の作りた
い作品を設計し、その設計図を作成することができ、さ
らにインターネットを利用して、個別に部品を発注出来
るシステムを提供するものである。以下、説明する本発
明の一実施形態に係る技術家庭科用の作品製作用教材
は、作品を製作するための部品たる材料教材と、作品の
設計を行い設計図を作成し必要な部品の注文を行うため
の教材供給側のサーバとインターネットを介して接続さ
れたコンピュータ等から成るシステムおよび学習の案内
たるテキスト(図書教材)とが、一体化されたものであ
る。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係る中学校
技術家庭科における作品製作用教材を供給するためのシ
ステムを示す概略構成図である。図1に示すように、学
校において生徒が操作するコンピュータ10は、校内に
おける通信ネットワークにより教師が管理する校内サー
バ12と接続されており、さらにインターネット等の通
信回線14を介して、教材供給側のホストコンピュータ
であるサーバ16と接続されている。コンピュータ10
には、表示手段としてのディスプレイ18、および操作
手段としてのキーボード20、マウス22等が接続され
ている。
【0013】生徒には、予めこの「ものづくり」の学習
で学ぶべき内容の記載されたテキスト24が配布されて
いる。テキスト24にも生徒が製作すべき作品の例や設
計図および必要な部品、その組み立て方等が記載されて
いる。一方、サーバ16に接続されたデータベース26
には、生徒が設計図を作成するときの参考となる設計図
28および設計図作成の支援ソフトが蓄積されている。
この設計図28および設計図作成支援ソフトは、インタ
ーネット14を介してコンピュータ10にダウンロード
される。あるいは、これらをCD−ROM(情報記憶媒
体)30からコンピュータ10にロードするようにして
もよい。
【0014】生徒は、設計図を作成したら、それに必要
な部品およびその代金等の計算を行う。このための部品
発注支援ソフトも用意されており、これとともに各部品
の材質や様々な特性および各部品の価格等の部品の関連
データは、前記データベース26あるいはCD−ROM
30からコンピュータ10にロードされる。生徒各自が
それぞれ必要な部品を決定すると、これらのデータは教
師が管理するサーバ12によってまとめられ、部品注文
情報としてインターネット14を介して教材供給側のサ
ーバ16に送られる。教材供給側では、この部品注文情
報を受け取ると、部品発送センタ32へ送信し、部品発
送センタ32から、例えば宅配便34により、部品36
が生徒側へ配送される。
【0015】以下、技術家庭科の授業において、いかに
して作品の製作が行われるかを図2のフローチャートに
沿って説明する。図2のフローチャートのステップ10
0において、技術家庭科の授業の「ものづくり」の単元
の授業を始めるにあたり、まず教師がテキスト24を用
いて、これから行う授業の目的、内容等について説明を
行い、生徒各自が作りたい作品を決め、その設計図を作
成することから始める旨を伝える。
【0016】次に、ステップ110において、生徒は、
設計の第一段階である、どのような製作品(作品)をつ
くるかというアイデアの創出を行う。従来はどのような
作品を製作するか生徒の意思に関わり無く一律に決めら
れていたのであるが、本実施形態では、製作するべき作
品を生徒各自が自分で決めることにより、生徒各自の生
活に利用できるものを作ることが可能となる。従って出
来上がった作品に愛着を感じるものと思われる。
【0017】生徒のアイデア創出を支援するために、テ
キストにはアイデアの参考例が載せられている。図3に
テキストの参考例を示す。図3に示すように、テキスト
24には、例えば、データフォルダ(原稿台)42の例
や、折り畳み椅子44の例等多数の例が記載されてい
る。作品の決定及びその設計図の作成のために、設計図
作成支援ソフトが用意されており、これを用いて、生徒
各自がコンピュータ10を用いて自分独自の設計図を作
成することができる。設計図作成支援ソフトは、インタ
ーネット12を介してデータベース26からサーバ16
およびインターネット14を通じて生徒側のコンピュー
タ10にダウンロードされる。あるいは、CD−ROM
30からロードするようにしてもよい。設計図作成支援
ソフトは、テキスト24と同様の参考例を保持してお
り、設計図作成支援ソフトを起動して、ディスプレイ1
8に例えば3DCG画像として表示することができる。
生徒は、テキスト24に記載された例やディスプレイ1
8に表示された例を参考にしながら、自分の興味や生活
上の必要等を考えて、自分の作るべき作品のアイデアを
創出する。
【0018】次に、ステップ120において、設計の第
二段階として、生徒各自の作るべき作品のアイデアが固
まったら、設計図の作成に備えて、作品の形状と構造を
決定して行く。生徒は、前記参考例の中から自分のアイ
デアに最も近いものを選択し、ディスプレイ18に表示
させる。このとき、図4に示すように、斜視図50とと
もに、その設計図52が表示される。生徒は、この表示
を見ながら自分のアイデアをその中に取り入れ、変更を
加えて行く。
【0019】このとき、図4に示すような表示におい
て、設計図作成支援ソフトの指示によって、キーボード
20やマウス22等を用いて変更を加え、作品を決定し
て行く。このとき例えば、設計図52に変更を加える
と、それにともなって自動的に斜視図50の方も変更さ
れるように、あるいはその逆のようになっているのが好
ましい。これにより、生徒は、容易に作品を決定しその
設計図を作成することが可能となる。その結果、何を作
るか、どのようにしてそれを作るか、という点で、生徒
の問題解決的学習を進展させることができ、教師にとっ
ても個別指導が容易となる。
【0020】次に、ステップ130において、設計の第
三段階として、作るべき物の設計図を完成する。これ
は、前記ステップ120における処理を繰り返すことに
より、生徒がこれでいいと思った段階で完成する。その
結果、図5(a)に示すような原稿台54が目的の作品
として確定したとする。このとき、図示は省略するが、
その設計図も同時に得られている。この確定した作品及
びその設計図は、プリントアウトして作品製作に用いる
ようにしてもよい。あるいは、作品製作時に再びディス
プレイ18に表示してそれを見ながら製作してもよい。
【0021】次に、ステップ140で、図5(a)に示
す原稿台54の部品を決定する。これは、もともとステ
ップ120で一つのアイデア参考例を選択したときに、
その参考例の部品はわかっているので、上記ステップ1
20で変更を加えた部品については同変更が加えられ
て、他の部品についてはそのまま、それぞれ図5(b)
に示すように表示される。
【0022】また、図示は省略するが、各部品の設計図
も作られており、各部品の寸法等も決定されている。ま
た、部品の注文にあたっては、形状のみでなく、その材
質等も指定しなければならない。材質は、木材でもよい
し、金属でも、あるいはその他の材料でもよい。ただ
し、形状によっては、材質が制約される場合もある。
【0023】設計図が決定され、各部品が確定すると、
教材供給側へ部品の発注が行われる。発注のために、部
品発注支援ソフトを用いて、生徒各自がそれぞれの必要
部品数やその代金等を計算する。この部品発注支援ソフ
トも、データベース26からサーバ16よりインターネ
ット14を介して、またはCD−ROM22から、コン
ピュータ10にロードされる。発注にあたっては、部品
発注支援ソフトの指示に従い、各必要な部品の材質、形
状、数量等を指定して行われる。各種データを打ち込ん
で発注が行われると、各発注に対する代金が自動的に計
算され表示される。生徒各自が算出した結果は、校内通
信ネットワークによって教師が管理するサーバ12でま
とめられる。このとき教師が確認をして、間違いがある
場合には、生徒に指摘して再度計算をやり直させる。そ
して、教師が確認した上で、インターネット14を介し
てサーバ16に対して部品の注文情報を送る。
【0024】このとき、生徒各自が教師管理のサーバ1
2に対して注文をすることとなるが、生徒にとっては、
生徒が直接教材供給側に対して注文を行っているのと同
じであり、情報通信ネットワークやインターネットの仕
組みやその利用の仕方を学ぶことができる。代金は、各
生徒が振り込むようにしてもよいし、教師が集金して、
教材供給側に送金するようにしてもよい。
【0025】ステップ150において、発注を受けた教
材供給側は、部品発送センタ32に注文情報を送る。部
品発送センタ32では、各部品を注文通りに加工し、揃
えた部品36を宅配便34等により生徒側に供給する。
生徒側は各自の注文した部品を受け取り、確認する。
【0026】ステップ160において、発注した部品を
受け取った生徒は、設計図やテキスト等を参照しつつ、
その部品を用いて各自の作品を製作し、ステップ170
において作品は完成する。作品を製作する際には、前述
したように、ディスプレイ18に表示されている設計図
等をプリントアウトして用いるようにするとよい。
【0027】このように、本実施形態によれば、作品設
計の参考となる具体例が示され、コンピュータを利用し
て生徒が自分で設計図を容易に作成することができるた
め、生徒一人一人の意思が尊重された作品づくりが可能
となる。また、教師の側においても、個別学習の指導の
負担が軽減される。
【0028】また、生徒一人一人がそれぞれ独自の作品
を作るため、個別対応の材料教材の供給が求められる
が、本実施形態では、インターネットおよび宅配便を利
用したシステムを構築することにより、個別教材の供給
を可能としている。さらに、これにより、ものづくりに
インターネットを取り入れた情報の学習を組み入れるこ
とと、インターネットを利用した個別教材の供給システ
ムとを連動させることができる。また、設計した部品等
を個人単位で集計し、インターネットによって注文する
ことにより、生徒がインターネットの仕組みを理解する
こともできるという利点もある。
【0029】以上、詳細に説明したように、本実施形態
によれば、生徒が各自の生活において、利用できる作品
を自ら設計し、設計図を作成し、個性ある作品づくりを
することにより、問題解決的能力を身につけることが可
能となる。
【0030】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんであ
る。例えば、ここで扱う教材の例としては、上に述べた
ような原稿台や椅子等に限られず、電気スタンドやイン
ターホン等のような電気製品でもよいし、あるいはこれ
らのように実用的なものばかりでなくロボットや電気等
で動く模型のような娯楽性のあるものでもよい。さらに
本発明は、技術家庭のみならず、例えば美術等の他の教
科においても適用可能である。
【0031】また、設計図の作成は、場合によっては、
参考例の中から選ぶばかりでなく、生徒が全く独創的に
設計図を作成したようなものであってもよい。このよう
に生徒の自主性を完全に発揮させることによって、真の
喜びを味わうものづくりが行われ、多大で多面的な教育
的効果が得られる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、生
徒が各自の生活において利用性のある作品を自ら設計
し、設計図をかいて、ものづくりを行うことにより、問
題解決的能力を身につけることが可能となるとともに、
インターネットの利用により、コンピュータの基本的な
構成や機能を知り、インターネットの仕組みを理解する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る中学校技術家庭科
における作品製作用教材を供給するためのシステムを示
す概略構成図である。
【図2】 本実施形態における技術家庭科用教材を用い
て作品を製作する過程を示すフローチャートである。
【図3】 本実施形態におけるテキストに示されたアイ
デア参考例を示す説明図である。
【図4】 本実施形態において、設計図を作成するため
のディスプレイ表示の例を示す説明図である。
【図5】 (a)は、生徒が製作しようとする作品の例
を示す斜視図であり、(b)は、その製作に必要な部品
の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ 12 (教師側の)サーバ 14 インターネット 16 (教材供給側の)サーバ 18 ディスプレイ 20 キーボード 22 マウス 24 テキスト 26 データベース 28 (参考用の)設計図 30 CD−ROM 32 部品発送センタ 34 宅配便 42 原稿台 44 折り畳み椅子 50 参考例の斜視図 52 参考例の設計図 54 製作目的となる原稿台
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 502 G06F 17/60 502 G09B 5/02 G09B 5/02 (72)発明者 小林 伸二 東京都文京区関口1−17−8 株式会社正 進社内 Fターム(参考) 2C028 AA10 BA01 BA02 BB04 BB05 BC05 BD02 BD03 CA01 CA12 CB13 5B049 BB07 BB11 BB21 BB33 CC05 DD01 DD05 EE01 EE07 FF02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5E501 AA13 AB30 AC15 AC25 BA03 BA12 FA14 FA42 9A001 BB04 BB06 CC02 DZ15 HH23 JJ01 JJ25 JJ27 JJ62 JZ74 KK60 KZ62

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作品製作についての学習内容を記載したテ
    キストと、 前記学習内容において生徒が製作する作品の参考となる
    複数の設計図と、 前記作品を製作するのに必要な部品と、 インターネットに接続され、前記複数の設計図及び部品
    とこれらの関連データを蓄積したデータべースを備えた
    サーバと、 生徒が、前記複数の設計図の中から一つを選択して、こ
    れに基づいて前記作品を製作するための設計図を作成す
    るための、前記インターネットを介して前記サーバと接
    続されたコンピュータと、 前記生徒が作成する設計図を表示するための、前記コン
    ピュータに接続されたディスプレイと、 前記作成された設計図に基づいて作品製作をするのに必
    要な部品についての関連データを部品注文情報として、
    前記サーバに送る手段とを備え、 生徒各自が作品を自由に設計し、前記インターネットを
    利用して、注文し、購入した部品を、前記テキストに記
    載された学習内容及び前記ディスプレイに表示された設
    計図に従って組み立てて作品を製作することができるよ
    うにしたことを特徴とする作品製作用教材。
  2. 【請求項2】作品を製作するための複数の設計図及び部
    品とこれらの関連データを蓄積したデータベースを備え
    たサーバと、ディスプレイを有するコンピュータとが接
    続されたインターネットを利用した作品製作用教材の供
    給方法であって、 前記サーバからインターネットを介して前記コンピュー
    タのディスプレイに表示された前記複数の設計図の中か
    ら、生徒各自が、一つの設計図を選択し、これに基づい
    て前記作品を製作するための計図を作成し、 該作成した設計図に基づいて作品製作をするのに必要な
    部品についての関連データを、部品注文情報として前記
    コンピュータからインターネットを介して前記サーバに
    送り、該部品注文情報を受け取った前記サーバは、該部
    品注文情報に基づいて部品発送センタに部品の発送を指
    示することを特徴とするインターネットを利用した作品
    製作用教材の供給方法。
  3. 【請求項3】作品を製作するための複数の設計図及び部
    品とこれらの関連データを蓄積したデータベースを備え
    たサーバから、インターネットを介して、該インターネ
    ットに接続されたコンピュータのディスプレイに、前記
    複数の設計図を表示し、 該表示された複数の設計図に基づいて、生徒各自が、製
    作すべき作品の設計図を作成し、 該作成した設計図に基づいて作品製作をするのに必要な
    部品についての関連データを部品注文情報として前記コ
    ンピュータからインターネットを介して前記サーバに送
    り、前記サーバから該部品注文情報に基づいて部品発送
    センタに部品の発送を指示し、 生徒が、前記部品発送センタから供給された部品を用い
    て、学習内容の記載されたテキストおよび前記ディスプ
    レイに表示された設計図に従って、作品を製作すること
    を特徴とするインターネットを利用した作品の製作方
    法。
JP2000115412A 2000-04-17 2000-04-17 作品製作用教材及びインターネットを利用した作品製作用教材の供給方法並びに作品の製作方法 Withdrawn JP2001296798A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000115412A JP2001296798A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 作品製作用教材及びインターネットを利用した作品製作用教材の供給方法並びに作品の製作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000115412A JP2001296798A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 作品製作用教材及びインターネットを利用した作品製作用教材の供給方法並びに作品の製作方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001296798A true JP2001296798A (ja) 2001-10-26

Family

ID=18627056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000115412A Withdrawn JP2001296798A (ja) 2000-04-17 2000-04-17 作品製作用教材及びインターネットを利用した作品製作用教材の供給方法並びに作品の製作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001296798A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106154A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Shinko Gijutsu Kenkyusho:Kk 被験者の技能評価システム
CN112331006A (zh) * 2020-10-29 2021-02-05 海尔数字科技(南京)有限公司 工业互联网应用实训系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006106154A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Shinko Gijutsu Kenkyusho:Kk 被験者の技能評価システム
CN112331006A (zh) * 2020-10-29 2021-02-05 海尔数字科技(南京)有限公司 工业互联网应用实训系统
CN112331006B (zh) * 2020-10-29 2023-11-21 行文智教(南京)科技有限公司 工业互联网应用实训系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Buehler et al. Investigating the implications of 3D printing in special education
Porter Developing an online curriculum: Technologies and techniques
Presley et al. Assistive technology for students who are blind or visually impaired: A guide to assessment
Bell et al. Academic librarianship by design: A blended librarian's guide to the tools and techniques
Clark et al. The new virtual classroom: Evidence-based guidelines for synchronous e-learning
Thurmond Defining interaction and strategies to enhance interactions in Web-based courses
Appleton et al. Creative approaches to information literacy for creative arts students
Sherry et al. Supporting human performance across disciplines: A converging of roles and tools
JP3072562U (ja) 作品製作用教材
JP2001296798A (ja) 作品製作用教材及びインターネットを利用した作品製作用教材の供給方法並びに作品の製作方法
Feldmann et al. Five Years Virtual University-Review and Preview.
Sinatra Integrating whole language with the learning of text structure
Radniecki et al. Makerspaces in academic libraries: Opportunities for teaching and learning
McMahon Technology in action
Alliance for Technology Access Computer resources for people with disabilities: a guide to assistive technologies, tools and resources for people of all ages
Gomes de Siqueira et al. PPCards: Toward enhancing electronic prototyping with editions of a card-based platform
Pettersson et al. Design of a virtual classroom
Smedley Six principles for redesigning museum interpretation
a Designer ACADEMIC RESEARCH POSTERS
Abdullah et al. Assessing the insights on experiential learning using the augmented reality exploration
Karadoğaner Exploring augmented reality technology as a design representation tool for enhancing the product development process in industrial design education
Clark A process model and concept map for Web-based teaching and learning in postsecondary art education
Parker Demonstrative Exhibits on a Budget
Anwar et al. Powerpoint Development As Mpi (Interactive Multimedia Learning) To Create Learning Motivation In Optical Instruments
Penrose Teaching the essential role of visualization in preparing instructions

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070703