JP2001290784A - 時刻認証方法 - Google Patents

時刻認証方法

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JP2001290784A
JP2001290784A JP2000142569A JP2000142569A JP2001290784A JP 2001290784 A JP2001290784 A JP 2001290784A JP 2000142569 A JP2000142569 A JP 2000142569A JP 2000142569 A JP2000142569 A JP 2000142569A JP 2001290784 A JP2001290784 A JP 2001290784A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータが処理可能な符号化された文書を
インターネットなどのコンピュータネットワークを経由
して受け渡す場合に,時刻を認証する方法に関するもの
である. 【解決手段】コンピュータが処理可能な符号化された文
書をインターネットなどのコンピュータネットワークを
経由して受け渡す場合に,渡す側と受け取る側の2つの
クライアントシステムとは別に,時刻を認証する機構を
提供するサーバシステムを設けることにより,文書を渡
す側では,このサーバが発行した特定時刻を付加した文
書を暗号化し,それを受け取った側では,現在時刻が特
定時刻を過ぎている場合にのみこのサーバが発行する現
在時刻を用いて復号化して内容を見ることのできるよう
に時刻を認証する.

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,コンピュータが処
理可能な符号化された文書を作成した後,ある特定の時
刻になるまでは他の者に文書の内容を公開しないで,か
つその特定の時刻に達した後にはその暗号化された文書
を有するものは復号化してその内容を見ることができる
ようにする場合に好適な時刻認証方法に関するものであ
る.
【0002】
【従来の技術】従来は,コンピュータが処理可能な符号
化された文書に関しては,暗号化技術を応用して,文書
の内容が改ざんされていないことや文書の送付者が特定
の者であることを認証するシステムがあった.また,時
刻認証方法に関しては,特定時刻と現在時刻の比較をサ
ーバシステムで実施する方法が特許申請(特願平11−
374596)されている. 文献名:岡本龍明著:「暗号と情報セキュリティ」,日
経BP社,p.172,1998.
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンピュータが処理可
能な符号化された文書を種々の暗号化技術を応用して受
け渡すシステムでは,文書の内容が改ざんされていない
ことや特定の者が本人であることを認証することはでき
るが,時刻を認証することはできないという欠点があっ
た.特定時刻と現在時刻の比較をサーバシステムで実施
する特許(特願平11−374596)の方法では,サ
ーバシステムの処理が複雑になり,クライアントシステ
ムとサーバシステムとの交信方法も複雑になるという欠
点があった.
【0004】
【課題を解決するための手段】したがって本発明の目的
は,これらの問題を解決するために,インターネットな
どのコンピュータネットワーク上での文書の受け渡しに
おいて,コンピュータが処理可能な符号化された文書を
作成し,暗号化した後,ある特定の時刻になるまでは他
の者は暗号化された文書を復号化できないようにし,か
つその特定の時刻に達した後にはその暗号化された文書
を有する者は復号化してその内容を見ることができるよ
うにする場合において,特定時刻と現在時刻の比較を容
易にする時刻認証機能を設けることにある.このような
目的を達成するために,本発明は,コンピュータネット
ワークに接続されたクライアントシステム側で時刻の認
証ができるようにしたことに特徴がある.
【0005】
【発明の実施の形態】以下,本発明の実施の形態を図面
により説明する.図1は,本発明による時刻認証方法の
実施の形態であるコンピュータシステムの構成を示すも
のである.情報暗号化処理部(5)と送信情報暗号化処
理部(6)を含む送信側クライアントシステム(1)
と,特定時刻暗号化処理部(7)と現在時刻暗号化処理
部(8)を含むサーバシステム(2)と,送信情報復号
化処理部(9)と情報復号化処理部(10)を含む受信
側クライアントシステム(3)から構成される.図2
は,本発明による時刻認証方法の実施の形態であるコン
ピュータネットワークシステムの構成を示すものであ
る.図1に示した構成のコンピュータシステムである送
信側クライアントシステム(1)とサーバシステム
(2)と受信側クライアントシステム(3)とコンピュ
ータネットワーク(4)から構成される.図3は,ある
特定の時刻になるまでは他の者に文書の内容を公開しな
いで,かつその特定の時刻に達した後にはその暗号化さ
れた文書を有するものは復号化してその内容を見ること
ができるようにする場合の,図2の送信側クライアント
システム(1)とサーバシステム(2)と受信側クライ
アントシステム(3)の動作の詳細なフローを示すもの
である.図3に示すように,まず,送信側クライアント
システム(1)のステップ31において,情報を受信側
クライアントシステムの有する公開鍵暗号方式における
公開鍵を用いて情報暗号化処理部で暗号化する.次に送
信側クライアントシステム(1)のステップ32におい
て,特定時刻をサーバシステムの有する公開鍵暗号方式
における公開鍵を用いて送信情報暗号化処理部で暗号化
し,サーバシステムに送付する.次にサーバシステム
(2)のステップ33において,この送付された暗号化
された特定時刻をサーバシステムの有する公開鍵暗号方
式における秘密鍵を用いて特定時刻暗号化処理部で復号
化し,新たにこの特定時刻をサーバシステムで暗号化し
て,送信側クライアントシステムに送付する.次に送信
側クライアントシステム(1)のステップ34におい
て,この暗号化された特定時刻と情報暗号化処理部で暗
号化された情報をサーバシステムの指定する暗号方式を
用いて送信情報暗号化処理部で暗号化し,受信側クライ
アントシステムに送付する.次に受信側クライアントシ
ステム(3)のステップ35において,特定時刻に達し
た時に,送信情報復号化処理部において,サーバシステ
ムに現在時刻の送付を要求する.次にサーバシステム
(2)のステップ36において,現在時刻を暗号化して
受信側クライアントシステム(3)に送付する.次に受
信側クライアントシステム(3)のステップ37におい
て,ステップ33およびステップ34で暗号化された特
定時刻とステップ36で暗号化された現在時刻を送信情
報復号化処理部で一時的に復号化し,特定時刻が現在時
刻を過ぎていれば,ステップ34で特定時刻といっしょ
に暗号化されていた最初にステップ31で暗号化された
情報を出力する。もし,特定時刻が現在時刻を過ぎてい
なければ,一時的に復号化された情報を破棄する.次に
受信側クライアントシステム(3)のステップ38にお
いて,最初に暗号化された情報を受信側クライアントシ
ステムの有する公開鍵暗号方式における秘密鍵を用いて
情報復号化処理部で復号化する.以上の手順を経ること
により,特定時刻と現在時刻の比較をクライアントシス
テム側で行うような時刻認証方法が実現できる。なお,
本発明の実施例には第4図に示すような変形例が考えら
れる。第4図は,第3図のステップ31において受信側
クライアントシステムの有する公開鍵暗号方式における
公開鍵を用いて情報の暗号化を行っていたものを,その
かわりに送信側クライアントシステムの有する公開鍵暗
号方式における秘密鍵を用いて情報の暗号化を行う例で
ある。通常は送信側クライアントシステムから特定の1
つの受信側クライアントシステムに情報を渡す場合に受
信側クライアントシステムの有する公開鍵暗号方式にお
ける公開鍵を用いて情報の暗号化を行うのが安全である
が,本方式では,ステップ38において送信側クライア
ントシステムの有する公開鍵暗号方式における公開鍵を
用いて復号化するので,ステップ34において暗号化さ
れた情報を任意の受信側クライアントシステムに配布す
ることができるため,情報を渡す受信側クライアントシ
ステムが複数の場合に本方式が便利である.
【0006】
【発明の効果】以上に述べた実施の形態からもわかるよ
うに,本発明によれば,従来,コンピュータが処理でき
るように符号化された情報に関して,特定の時刻以降に
のみその情報を見ることができるようにするようにコン
ピュータネットワークに接続されたコンピュータを用い
て時刻を認証する方法ではサーバシステム側で特定時刻
と現在時刻の比較を行うために処理が複雑になるという
欠点があったが,特定時刻と現在時刻の比較をクライア
ントシステム側で行えるようにすることにより,その処
理を簡単化することができる.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すコンピュータシステ
ムの構成図
【図2】送信側クライアントシステムとサーバシステム
と受信側クライアントシステムをコンピュータネットワ
ークを介して接続した本発明の実施の形態を示す構成図
【図3】図2の送信側クライアントシステムとサーバシ
ステムと受信側クライアントシステムの動作の詳細なフ
ロー図
【符号の説明】
1 送信側クライアントシステム 2 サーバシステム 3 受信側クライアントシステム 4 コンピュータネットワーク 5 情報暗号化処理部 6 送信情報暗号化処理部 7 特定時刻暗号化処理部 8 現在時刻暗号化処理部 9 送信情報復号化処理部 10 情報復号化処理部.
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月20日(2000.6.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すコンピュータシステ
ムの構成図
【図2】送信側クライアントシステムとサーバシステム
と受信側クライアントシステムをコンピュータネットワ
ークを介して接続した本発明の実施の形態を示す構成図
【図3】図2の送信側クライアントシステムとサーバシ
ステムと受信側クライアントシステムの動作の詳細なフ
ロー図
【図4】図2の送信側クライアントシステムとサーバシ
ステムと受信側クライアントシステムの動作の他の詳細
なフロー図
【符号の説明】 1 送信側クライアントシステム 2 サーバシステム 3 受信側クライアントシステム 4 コンピュータネットワーク 5 情報暗号化処理部 6 送信情報暗号化処理部 7 特定時刻暗号化処理部 8 現在時刻暗号化処理部 9 送信情報復号化処理部 10 情報復号化処理部.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータが処理できるように符号化
    された情報および複数のコンピュータがネットワークで
    接続されたクライアント/サーバシステムに関して,こ
    の情報を暗号化する情報暗号化処理部(5)とこの暗号
    化された情報および特定時刻暗号化処理部(7)へ依頼
    して得た暗号化された特定時刻をいっしょに暗号化して
    送信する送信情報暗号化処理部(6)とを有する送信側
    クライアントシステム(1)と,この送信情報暗号化処
    理部(6)から送付された特定時刻を暗号化して送信情
    報暗号化処理部へ返送する特定時刻暗号化処理部(7)
    と現在時刻を暗号化する現在時刻暗号化処理部(8)と
    を有するサーバシステム(2)と,特定時刻暗号化処理
    部(7)および送信情報暗号化処理部(6)で暗号化さ
    れた特定時刻を現在時刻暗号化処理部(8)で暗号化さ
    れた現在時刻と比較して現在時刻が特定時刻を越えてい
    る場合に送信情報暗号化処理部(6)で暗号化された情
    報暗号化処理部(5)で暗号化された情報を復号化する
    送信情報復号化処理部(9)とこの情報暗号化処理部
    (5)で暗号化された情報を復号化する情報復号化処理
    部(10)とを有する受信側クライアントシステム
    (3)とがコンピュータネットワーク(4)で接続され
    たシステムにおける,時刻認証方法において,現在時刻
    が特定時刻を過ぎるまでは情報暗号化処理部(5)で暗
    号化された情報が復号化されることがないことを保証す
    ることを特徴とする時刻認証方法.
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001189718A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Eiichi Masai 期日指定文書の作製方法及びその作製装置、並びに期日指定文書の作製プログラムを記録した記録媒体

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