JP2001287204A - 他の動力を必要としない、自己動力による軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角材製作機。 - Google Patents

他の動力を必要としない、自己動力による軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角材製作機。

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JP2001287204A
JP2001287204A JP2000144138A JP2000144138A JP2001287204A JP 2001287204 A JP2001287204 A JP 2001287204A JP 2000144138 A JP2000144138 A JP 2000144138A JP 2000144138 A JP2000144138 A JP 2000144138A JP 2001287204 A JP2001287204 A JP 2001287204A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 森林内に放置される、小径木及び問伐材等の
現地加工が可能で、木材生産に伴なう、諸経費を削減す
ること。 【解決手段】 軽貨物自動車荷台1上に、スライド式レ
ール支持枠2を設け、上部にカッター設置板3増速機4
を介するカッター組立て6を装着したその外側上の、脱
着伸縮式梯子枠型レール台16に、木材搬送積載車8を
塔載したものを設置して、リャホイル11にVベルトプ
ーレー12を回転させて切削加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔産業上の利用分野〕本発明は自己動力に
よる軽便で、自在に移動可能な自走式各種角材製作機。
【0002】〔従来の技術〕木材加工の技術は、始めは
人力による鋸が生れて、山林内で板に加工された、その
後水車を利用した水力による、丸鋸製材と発達して来た
が、より多くの製品を得るため、鋸刃が薄くて、大木を
処理する事のできる、帯鋸製材機が登場してきた然し、
海外貿易による外材の輸入及び、人件費等緒経費の高謄
により、採算割れを生じて、国内林業に大打激を与えた
為、現地に於いて、小型ヂィゼルエンジン発動機等によ
る、丸鋸式加工機及び、チエンソウを利用した製材機、
加工機等が開発されたが、いずれも高価な事と軽便さに
欠いていて、零細な林業関係者から敬遠されており、林
業界の衰退は、甚しい現状下にある。
【0003】〔発明が解決しようとする課題〕本発明に
於ける最大の課題は、海外貿易の発展に伴い、貨弊価値
のアンバランスが生じ、安価な輸入材の導入により、国
内産の材木は、搬出、搬送、製材等に要する人件費及
び、緒経費の高謄によって、林業関係経営者に、及す影
響は非常に大きく、転業を強られ、又廃業を余儀なく、
させられる事となった、上記の如き次第で、問伐材及び
小径木等に至っては、山林内に放置せざるを得ない現況
であり、森林国にあっては、ならない事実で、林業資源
の再開発を必要とするものである。 本発明は、上記に
示す課題を解決するため、他の動力を必要としない特徴
を持った、自己動力による軽便で、自在に移動可能な、
自走式各種角材製作機に関するもの。
【0004】〔課題を解決するための手段〕本発明は、
他の動力を必要としない、走行用エンジンを動力源とす
る、前進4段後進1段の、多段式ミッションを、装備し
たもので、4図に示す如く、軽貨物車両支持台(14)
を、装着する事によって、車両自体が持つ、差動装置が
活用され、リャホイル(11)を回転する事ができる。
上記設備は、Vベルトプーレー(12)により、増速
機(4)を介して、カッター組立て(16)を、回転さ
せて、木材を切削加工する事ができる、特徴を持った、
他の動力を必要としない、自己動力による軽便で、自在
に移動可能な、自走式各種角材製作機。
【0005】本発明は、請求項1に記する当該設備によ
って、各種角材を切削加工する事ができる、カッター組
立て(6)は、大中小幅の、3種類からなるもので、カ
ッター刃を交互に配置した、構造によって、枝節部及び
曲部等の、切削加工が円滑に行われる。 カッター設置
板(3)上に、カッター組立て(6)を、水平に設置し
て、カッター自在調整装置(5)を介する事により、木
材の寸面に応じての、各種角材を切削加工する事が、で
きる特徴を持った、他の動力を必要としない、自己動力
による軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角材製作
機。
【0006】脱着伸縮式梯子枠型レール台(16)の側
面、4図参照、操作の容易な場所に増減速エンジンアク
セル(13)を備えたもので、前記の切削加工能力を、
再度強力化する事ができる。 枝節部及び、木材幅の大
小等に、対応するための高低速運転を、自在に調整する
事のできる特徴を持った、他の動力を必要としない、自
己動力による軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角
材製作機。
【0007】本発明は、木材を正確に搬送移動して、切
削するため、三角山型レールを、脱着伸縮式梯子枠型レ
ール台(16)上に、セットした組立て式で、脱着でき
る様設計してあり、レール台設置自在装置(9)13図
を、必要な位置に装着して、伸縮を自在にする事ができ
る。 又移動を可能にするため、スライド式レール支持
枠(2)3図を介して、脱着伸縮式梯子枠型レール台
(16)12図を、軽貨物自動車荷台(1)内に、収納
及び、積載する事のできる、特徴を持った、他の動力を
必要としない、自己動力による軽便で、自在に移動可能
な、自走式各種角材製作機。
【0008】本発明に於ける最大の課題は、木材を正確
に搬送移動して、切削加工する事により、各種角材を製
作する事ができる。 脱着伸縮式梯子枠型レール台(1
6)上に、木材搬送積載車(8)14図参照を塔載した
もので、前後進速度制御ウインチ(10)16図を介す
る、ウインチ用ワイヤロープ(15)によって、11図
参照、接続されており、上記ウインチを操作する事によ
って、連鎖行為が行われ、木材搬送積載車(8)を自在
に操作移動する事ができる、木材搬送積載車(8)上に
は、木材固定板(7)15図が装備されており、簡単な
針山式であるがカッター組立て(6)の回転に伴う吸引
力によって物理的に、木材が固定されて切削加工が容易
にできる、特徴を持った、他の動力を必要としない、自
己動力による軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角
材製作機。
【0009】本発明は、自己源動力による、前進4段後
進1段の、強力エンジンを、活用する事によって、木材
を収集する事ができる。 集材用ワイヤロープ巻取りド
ラム18図を、リャホイル(11)と、取替えたもの
を、軽貨物車両支持台(14)上に、19図に示す如く
装着したもので、上記巻取りドラムに、集材用ワイヤロ
ープを接続して、巻取る事によって集材されるが、軽自
動車を使用しているため当該設備を収納積載する事によ
って、必要自重を保っており、更に強力な安定方法とし
て、ワイヤロープ又は鎖り等を使用して、車両を切株又
は、立木等に継束して集材する事が、できる特徴を持っ
た、他の動力を必要としない、自己動力による軽便で、
自在に移動可能な各種角材製作機。
【0010】本発明に於ける最大の課題は、廉価と軽便
が主役である、従って木材搬送積載車(8)14図は最
小限に止めており、上記積載車を誘導するための、三角
山型レールを装着する、脱着伸縮式梯子枠型レール台
(16)は、梯子枠型組込みボルト締め式で、同型枠を
脱着する事により、伸縮を容易にしていて、上記設備の
設置には、レール台設置自在装置(9)13図を使用し
ているため、極めて簡単であり、移動を必要とする時点
に於いて、解体したる後軽貨物自動車荷台(1)内に、
収納積載する事のできる、他の動力を必要としない、自
己動力による軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角
材製作機。
【0011】〔作用〕本発明は、他の動力源に依存する
事なく、軽貨物自動車が持つ全てを活用したもので、左
記車両の荷台(1)上に、当該設備17図を積載して、
通行し得る木材の伐採地に、移動浸入した地点に於い
て、自己の持つ前進4段後進1段の強力エンジンによ
り、当該設備を駆使して、各種角材を切削加工する事が
でき、上記自己エンジンの後進1段により、低速回転を
行い研磨工具を利用した、カッター刃の再生研磨する事
もできる。 他の動力を必要としない、自己動力による
軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角材製作機。
【0012】本発明は遠隔地及び、谷下等に伐採された
木材を、19図に示す当該設備により、集材する事がで
きる、集材用ワイヤロープ巻取りドラム18図を装備し
ていて、上記ロープの先端にて木材を繋束して、巻き取
りドラムにより、多段式ミッションを介して巻取る事に
より、集材する事ができる、他の動力を必要としない自
己動力による軽便で、自在に移動可能な、各種角材製作
機。
【0013】本発明は、軽貨物自動車荷台(1)上に、
スライド式レール支持枠、A′B′C′を、3図に示す
如く固定して、上記支持枠ABCをスライドして設置又
は、収納を可能にしたもので、その上部にカッター設置
板(3)を介して、4図に示す如く、増速機(4)及
び、カッター組力て(6)を装備した、木材切削加工に
関する、他の動力を必要としない、自己動力による軽便
で、自在に移動可能な、各種角材製作機。
【0014】本発明は、木材を搬送移動して、正確な角
材の切削加工を可能とするため、スライド式レール支持
枠(2)の外側上に、レール台設置自在装置(9)13
図を介して、脱着伸縮式梯子枠型レール台(16)を、
組立て装着したもので、その上部に、木材搬送積載車
(8)14図を塔載した設備で、自走用エンジンによっ
てて、リャホイル(11)に回転力を与え、4図参照、
Vベルトプーレー(12)及び増速機(4)を介して、
カッター組立て(6)を駆使して、木材を切削加工する
事のできる、他の動力を必要としない、自己動力による
軽便で、自在に移動可能な各種角材製作機。
【0015】〔発明の効果〕本発明は、軽便と廉価を最
とする設備で、林業家に取って欠くべからずの必要課題
である。 今日迄に開発された、各種の製作機は、おお
むね大型であって、高価が伴ないしかも移動及び、設置
場所等に関わる、数多くの難問題を、抱えているため零
細な、林業関係者に敬遠されている上、世界的貿易によ
る、発展途上国からの、廉価な外国材の輸入によって、
内地材の需要が、激小している現況であり、その原因は
伐採、搬出、輸送、加工等に要する、各種経費の高謄に
よる、営業不振によるものであり、上記の難問を、解決
する事のできる、他の動力を必要としない、自己動力に
よる軽便で、自在に移動可能な各種角材製作機。
【0016】本発明は、他の動力を必要としない、自己
動力によるものであり、従来開発されている製作機は、
専用動力を、使用している積載型が、採用されているた
め、専用機の馬力が、自ずと僅小であるが、本発明は、
軽貨物自動車の、全てを活用しているため、前進4段、
後進1段の高出力変速機を、備えたもので、その上に増
速機(4)を装備している、しかも高低速運転を、自在
に操作する事のできるエンジンアクセルにより、超高速
運転が可能で、枝節部及び大小幅の木材加工を容易にす
る事ができる、他の動力を必要としない、自己動力によ
る軽便で、自在に移動可能な各種角材製作機。
【図面の簡単な説明】
【図1】当該設備の鳥観図
【図2】移動可能な当該設備の鳥観図
【図3】伸縮自在なスライド式、レール支持枠と増速機
及び、カッター設備の設置板並びに脱着式梯子枠型レー
ル台、との関連を示す図
【図4】自力エンジンの動力を、リャホイルVプーレー
により、増速機及び、エンジンアクセルを介して、カッ
ターに伝達する、経路との関連を示す図
【図5】リャホイルドラムに、Vベルトーレーを取付け
た図。
【図6】増速機の組立て図。
【図7】大中小幅カッター刃の、相互組合せを示す図
【図8】カッターの回転を必要に応じて、増減速できる
アクセルの図
【図9】各種角材の、製作に対応できる、伸縮自在カッ
ター調整装置の図。
【図10】当該設備の切削屑、収集装置の図。
【図11】荷台車を、組立て式梯子枠型レール台に装備
した図。
【図12】脱着伸縮式梯子枠型レール台の接続法を示す
図。
【図13】梯子枠型レール台の、移動可能な、調節脚の
図。
【図14】木材搬送積載車の鳥観図。
【図15】木材の物理的な、固定板装置を示す図。
【図16】木材搬送荷台車の速度制御と、前後進を容易
にする、ワイヤロープ用ウインチの図
【図17】当該設備を収納し、自在に移動可能な状態を
示す鳥観図。
【図18】集材用ワイヤロープ巻取りドラムの図。
【図19】当該設備を積載する事によって、軽貨物自動
車自体の自重増大を計る図。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽貨物自動車荷台(1)上に、3本の伸
    縮自在な、スライド式レール支持枠(2)を設け、増速
    機(4)図面6及び、カッター組立て(6)図面7を、
    カッター設置板(3)上に、装備した当該設備を、2図
    に示す如く、軽貨物車両支持台(14)上に、設置した
    もので、走行用リャホイル(11)にVベルトプーレー
    (12)5図参照を取付け、増速機(4)を介して、カ
    ッター組立て(6)に、回転力を与えて、木材を切削す
    る事ができる、更に上記設備の能力アップを計るため、
    脱着伸縮式梯子枠型レール台(16)側面上に、増減速
    エンジンアクセル(13)を備えたもので、自走用エン
    ジンを動力源とし、他の動力を必要としない特徴を持っ
    た、自己動力による軽便で、自在に移動可能な、自走式
    各種角材製作機。
  2. 【請求項2】 軽貨物自動車荷台(1)上に、A′B′
    C′の3本からなるスライド軸を、接続金具で固定した
    ものであり、3図参照、ABCのスライド式レール支持
    枠(2)及び、上記上にカッター設置板(3)を設け、
    増速機(4)及びカッター組立て(6)等を、上記
    (1)上の荷台外側に、脱着伸縮式梯子枠型レール台
    (16)を、3図にもとづき2図に示す如く、設置した
    もので、当該設備を移動する必要性が生じた時、上記設
    備を軽貨物自動車荷台(1)内に収納する事ができる。
    脱着伸縮式梯子枠型レール台(16)を、解体して軽
    貨物自動車荷台(1)上に、17図に示す如く積載でき
    る。 当該設備は移動に伴なう他の荷台車を必要としな
    い、特徴を持った、自己動力による軽便で、自在に移動
    可能な、自走式各種角材製作機。
  3. 【請求項3】 カッター設置板(3)上に、カッター伸
    縮自在調整装置(5)を、9図に示す如く装着して、各
    種角材の寸面に応じて、自在に調整できる、又カッター
    組立て(6)により、大中小幅、カッター刃の相互組合
    せ7図参照をVベルトプーレー(12)により、増速機
    (4)を介してカッター組立て(6)を回転させて、木
    材を切削する、2つの特徴を持った、自己動力による軽
    便で、自在に移動可能な、自走式各種角材製作機。
  4. 【請求項4】 集材用ワイヤロープ巻取りドラム、図面
    18を、リヤホイル(11)に、取り付けたもので、軽
    貨物車両支持台(14)上に、19図に示す如く装着し
    たもので、集材用ウインチとして、活用する事ができる
    特徴を持った他の動力を必要としない、自己動力による
    軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角材製作機。
  5. 【請求項5】 スライド式レール支持枠(2)上に、脱
    着伸縮式梯子枠型レール台(16)を12図に示す如く
    装着したもので、脱着を容易にする、レール台設置自在
    装置(9)13図を介する事によって、特定な場所を必
    要と、する事なく僅小な場所を持って、設置する事ので
    きる、特徴を持った、他の動力を必要としない、自己動
    力による軽便で、自在に移動可能な、自走式各種角材製
    作機。
  6. 【請求項6】 スライド式レール支持枠(2)上に、脱
    着伸縮式梯子枠型レル台(16)を12図の如く固定
    し、両端に同型の上記レール台(16)を脱着伸縮延長
    する事ができる。 上記レール台(16)上ニ、木材搬
    走積載車(8)を塔載したもので、11図に示如く、前
    後進速度制御ウインチ(10)によりワイヤロープ(1
    5)を介して、木材搬送積載車(8)を作動させて、カ
    ッター組立て(6)により木材を切削する、他の動力を
    必要としない、自己動力による軽便で、自在に移動可能
    な、自走式各種角材製作機。
  7. 【請求項7】 脱着伸縮式梯子枠型レール台(16)中
    央部11図参照、に操作の容易な位置に、前後進速度制
    御ウインチ(16)を取付け、ウインチ用ワイヤロープ
    (15)を、木材搬送積載車(8)の両端に接続して、
    上記積載車の切削速度を制御する装置で、木材搬送積載
    車(8)上に、木材固定装置板を取り付け、切削を容易
    にする特徴を持った、他の動力を必要としない、自己動
    力による軽便で、自在に移動可能な自走式各種角材製作
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110609A (ja) * 2010-06-23 2011-06-09 Yamashita Machine Kk 自走式溶接台車
JPWO2018163436A1 (ja) * 2017-03-10 2019-11-07 飯田グループホールディングス株式会社 車載型建材加工システムおよび建材加工方法

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