JP2001285190A - 移動機電力制御システム - Google Patents
移動機電力制御システムInfo
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Function (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動機の電池容量が少なくなってきた時でも
移動機からの発信が可能であり、さらに移動機の電力制
御時の通信品質を向上させることができる移動機電力制
御システムを実現する。 【解決手段】 基地局制御装置３は、移動機１から通知
される電池容量情報に基づいて段階的に、移動機１への
着信制限、または移動機１の制御情報の送信制限、また
は移動機１の情報信号の受信制限の内、いずれかの制限
を行うことによって、移動機１の電力制御をおこなう。
移動機からの発信が可能であり、さらに移動機の電力制
御時の通信品質を向上させることができる移動機電力制
御システムを実現する。 【解決手段】 基地局制御装置３は、移動機１から通知
される電池容量情報に基づいて段階的に、移動機１への
着信制限、または移動機１の制御情報の送信制限、また
は移動機１の情報信号の受信制限の内、いずれかの制限
を行うことによって、移動機１の電力制御をおこなう。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、Ｗ−ＣＤＭＡ（広
帯域符号分割多重方式）等の移動通信システムに係り、
特に、移動機の電力制御に用いて好適な移動機電力制御
システムに関する。
帯域符号分割多重方式）等の移動通信システムに係り、
特に、移動機の電力制御に用いて好適な移動機電力制御
システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】図１を参照して、従来の移動機電力制御
システムについて説明する。図１において、移動機１は
無線基地局装置２との間で通信を行う。この時、基地局
制御装置３は移動機１と無線基地局装置２の送信電力を
監視して、必要最小限の送信電力となるようコントロー
ルしている。例えば、移動機１と無線基地局装置２の距
離が近い場合、両者間の回線接続までは最大送信電力で
通信が行われるが、この回線接続後は双方の適正送信電
力になるように、基地局制御装置３が無線基地局装置２
と移動機１に送信電力を落とすように指示を行う。この
指示を受けて無線基地局装置２と移動機１とが送信電力
を段階的に落とすことによって、移動機１の蓄電池の消
耗を抑えることができる。
システムについて説明する。図１において、移動機１は
無線基地局装置２との間で通信を行う。この時、基地局
制御装置３は移動機１と無線基地局装置２の送信電力を
監視して、必要最小限の送信電力となるようコントロー
ルしている。例えば、移動機１と無線基地局装置２の距
離が近い場合、両者間の回線接続までは最大送信電力で
通信が行われるが、この回線接続後は双方の適正送信電
力になるように、基地局制御装置３が無線基地局装置２
と移動機１に送信電力を落とすように指示を行う。この
指示を受けて無線基地局装置２と移動機１とが送信電力
を段階的に落とすことによって、移動機１の蓄電池の消
耗を抑えることができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の移動機電力制御システムでは、以下に示すような課題
がある。第１の課題は、移動機の電池容量が少なくなっ
てきた時に、着信を受け続けて最終的に電池が消耗して
しまい、移動機からの発信ができなくなってしまう場合
がある点である。第２の課題は、Ｗ−ＣＤＭＡ（広帯域
符号分割多重方式）では、全てのユーザーが同じ周波数
を使用するため、基地局制御装置の指示により無線基地
局装置と移動機とが送信電力を段階的に落とすと、外部
雑音に加え、自移動機以外の移動機の通信も内部干渉波
になってしまい、通信品質が劣化すると同時に、システ
ム容量が減少してしまう点である。
の移動機電力制御システムでは、以下に示すような課題
がある。第１の課題は、移動機の電池容量が少なくなっ
てきた時に、着信を受け続けて最終的に電池が消耗して
しまい、移動機からの発信ができなくなってしまう場合
がある点である。第２の課題は、Ｗ−ＣＤＭＡ（広帯域
符号分割多重方式）では、全てのユーザーが同じ周波数
を使用するため、基地局制御装置の指示により無線基地
局装置と移動機とが送信電力を段階的に落とすと、外部
雑音に加え、自移動機以外の移動機の通信も内部干渉波
になってしまい、通信品質が劣化すると同時に、システ
ム容量が減少してしまう点である。
【０００４】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、移動機の電池容量が少なくな
ってきた時でも移動機からの発信が可能であり、さらに
移動機の電力制御時の通信品質を向上させることができ
る移動機電力制御システムを提供することにある。
れたもので、その目的は、移動機の電池容量が少なくな
ってきた時でも移動機からの発信が可能であり、さらに
移動機の電力制御時の通信品質を向上させることができ
る移動機電力制御システムを提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項１に記載の発明は、移動機の電力制御を行
う基地局制御装置を具備する移動機電力制御システムに
おいて、前記基地局制御装置は、前記移動機から通知さ
れる該移動機の電池容量情報に基づいて、該移動機への
着信制限を行う移動機電力制御処理手段を具備すること
を特徴とする。
めに、請求項１に記載の発明は、移動機の電力制御を行
う基地局制御装置を具備する移動機電力制御システムに
おいて、前記基地局制御装置は、前記移動機から通知さ
れる該移動機の電池容量情報に基づいて、該移動機への
着信制限を行う移動機電力制御処理手段を具備すること
を特徴とする。
【０００６】請求項２に記載の発明は、請求項１に記載
の発明において、前記移動機電力制御処理手段は、前記
電池容量情報に基づいて、前記移動機へ制御情報の送信
制限を指示することを特徴とする。
の発明において、前記移動機電力制御処理手段は、前記
電池容量情報に基づいて、前記移動機へ制御情報の送信
制限を指示することを特徴とする。
【０００７】請求項３に記載の発明は、請求項１または
請求項２に記載の発明において、前記移動機電力制御処
理手段は、前記電池容量情報に基づいて、前記移動機へ
情報信号の受信制限を指示することを特徴とする。
請求項２に記載の発明において、前記移動機電力制御処
理手段は、前記電池容量情報に基づいて、前記移動機へ
情報信号の受信制限を指示することを特徴とする。
【０００８】請求項４に記載の発明は、請求項３に記載
の発明において、前記移動機電力制御処理手段は、前記
電池容量情報に基づいて段階的に、前記着信制限または
制御情報の送信制限または情報信号の受信制限の内、い
ずれかの制限を行うことを特徴とする。
の発明において、前記移動機電力制御処理手段は、前記
電池容量情報に基づいて段階的に、前記着信制限または
制御情報の送信制限または情報信号の受信制限の内、い
ずれかの制限を行うことを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施形態について説明する。図１は本発明の第１の実施形
態による移動機電力制御システムの構成を示すブロック
図である。この図において、１は無線信号を使用して音
声信号やデータ信号を伝送する移動機、２はこの移動機
１との間で音声信号やデータ信号を送受信する無線基地
局装置、３はこの無線基地局装置２と上位網４との接続
を行い、また移動機１や無線基地局装置２の制御・管理
及びそれに伴う指示等を行う基地局制御装置である。な
お、移動機１は自電池容量の情報を定期的に無線基地局
装置２を介して基地局制御装置３へ報知する。
施形態について説明する。図１は本発明の第１の実施形
態による移動機電力制御システムの構成を示すブロック
図である。この図において、１は無線信号を使用して音
声信号やデータ信号を伝送する移動機、２はこの移動機
１との間で音声信号やデータ信号を送受信する無線基地
局装置、３はこの無線基地局装置２と上位網４との接続
を行い、また移動機１や無線基地局装置２の制御・管理
及びそれに伴う指示等を行う基地局制御装置である。な
お、移動機１は自電池容量の情報を定期的に無線基地局
装置２を介して基地局制御装置３へ報知する。
【００１０】次に、図２に示すフローチャートを参照し
て、図１に示す本発明の第１の実施形態による移動機電
力制御システムの動作について説明する。図２は基地局
制御装置３によって行われる移動機電力制御処理の流れ
を示すフローチャートである。初めに、移動機１は電池
容量を所定の段階数、例えば２０段階（フル充電時を段
階２０とし、残り時間１５分未満を段階１とする）に区
別し、定期的に、例えば１５分毎に、この電池容量の段
階を示す信号を個別物理チャンネル（DPCCH）を使用し
て無線基地局装置２へ送信する。無線基地局装置２はこ
の移動機１から送信される電池容量の段階を示す信号を
受信すると、個別チャンネル（DCH）を使用して基地局
制御装置３へ報知する。基地局制御装置３はこの移動機
１からの電池容量の報知情報を受けると、移動機電力制
御処理を開始する。
て、図１に示す本発明の第１の実施形態による移動機電
力制御システムの動作について説明する。図２は基地局
制御装置３によって行われる移動機電力制御処理の流れ
を示すフローチャートである。初めに、移動機１は電池
容量を所定の段階数、例えば２０段階（フル充電時を段
階２０とし、残り時間１５分未満を段階１とする）に区
別し、定期的に、例えば１５分毎に、この電池容量の段
階を示す信号を個別物理チャンネル（DPCCH）を使用し
て無線基地局装置２へ送信する。無線基地局装置２はこ
の移動機１から送信される電池容量の段階を示す信号を
受信すると、個別チャンネル（DCH）を使用して基地局
制御装置３へ報知する。基地局制御装置３はこの移動機
１からの電池容量の報知情報を受けると、移動機電力制
御処理を開始する。
【００１１】先ず、基地局制御装置３は、移動機１から
の電池容量の報知情報に基づいて移動機１の電池残容量
（以下、単に残容量と称する）を把握し、その残容量が
第１段階以下、例えば２０％以下か否かの判断を行い
（ステップＡ１）、この判断結果が「ＮＯ」の場合には
処理を終了する。一方、ステップＡ１の判断結果が「Ｙ
ＥＳ」の場合には、移動機１から定期的に発信されてい
る制御情報（電池容量に関する報知情報を除く）の送信
頻度を所定の割合、例えば５０％、減少するように移動
機１へ指示を行う（ステップＡ２）。
の電池容量の報知情報に基づいて移動機１の電池残容量
（以下、単に残容量と称する）を把握し、その残容量が
第１段階以下、例えば２０％以下か否かの判断を行い
（ステップＡ１）、この判断結果が「ＮＯ」の場合には
処理を終了する。一方、ステップＡ１の判断結果が「Ｙ
ＥＳ」の場合には、移動機１から定期的に発信されてい
る制御情報（電池容量に関する報知情報を除く）の送信
頻度を所定の割合、例えば５０％、減少するように移動
機１へ指示を行う（ステップＡ２）。
【００１２】次いで、基地局制御装置３は、移動機１の
残容量が第２段階以下、例えば１０％以下か否かの判断
を行い（ステップＡ３）、この判断結果が「ＮＯ」の場
合には処理を終了し、一方、その判断結果が「ＹＥＳ」
の場合には、移動機１が定期的に受信（間欠受信）して
いる情報信号（PCH）の受信頻度を所定の割合、例えば
５０％、減少するように移動機１へ指示を行う（ステッ
プＡ４）。次いで、基地局制御装置３は、移動機１の残
容量が第３段階以下、例えば５％以下か否かの判断を行
い（ステップＡ５）、この判断結果が「ＮＯ」の場合に
は処理を終了する。一方、その判断結果が「ＹＥＳ」の
場合には、基地局制御装置３は移動機１に着信する電話
の着信制限を行い（ステップＡ６）、さらに、移動機１
の残容量が少ないために移動機１に対する着信制限が行
われている旨、を移動機１と発信者へアナウンスする
（ステップＡ７）。なお、移動機１に対する着信制限中
に移動機１への着信があった場合、基地局制御装置３は
移動機１へその着信情報を報知する。
残容量が第２段階以下、例えば１０％以下か否かの判断
を行い（ステップＡ３）、この判断結果が「ＮＯ」の場
合には処理を終了し、一方、その判断結果が「ＹＥＳ」
の場合には、移動機１が定期的に受信（間欠受信）して
いる情報信号（PCH）の受信頻度を所定の割合、例えば
５０％、減少するように移動機１へ指示を行う（ステッ
プＡ４）。次いで、基地局制御装置３は、移動機１の残
容量が第３段階以下、例えば５％以下か否かの判断を行
い（ステップＡ５）、この判断結果が「ＮＯ」の場合に
は処理を終了する。一方、その判断結果が「ＹＥＳ」の
場合には、基地局制御装置３は移動機１に着信する電話
の着信制限を行い（ステップＡ６）、さらに、移動機１
の残容量が少ないために移動機１に対する着信制限が行
われている旨、を移動機１と発信者へアナウンスする
（ステップＡ７）。なお、移動機１に対する着信制限中
に移動機１への着信があった場合、基地局制御装置３は
移動機１へその着信情報を報知する。
【００１３】次いで、移動機１に充電がなされ、残容量
が上記第１段階である２０％を越えると判断されれば、
基地局制御装置３は上記全ての制限・規制を解除する。
が上記第１段階である２０％を越えると判断されれば、
基地局制御装置３は上記全ての制限・規制を解除する。
【００１４】以上説明した第１の実施形態による移動機
電力制御システムにおいては、以下に示す効果が得られ
る。第１の効果は、移動機１の電池残量が第１または第
２段階の閾値以下となった場合、基地局制御装置３が移
動機１の制御情報の送信制限または移動機１の情報信号
の受信制限を指示することで、移動機１の電力消費を抑
えることができ、移動機１からの発信可能状態をより長
く維持することができることである。
電力制御システムにおいては、以下に示す効果が得られ
る。第１の効果は、移動機１の電池残量が第１または第
２段階の閾値以下となった場合、基地局制御装置３が移
動機１の制御情報の送信制限または移動機１の情報信号
の受信制限を指示することで、移動機１の電力消費を抑
えることができ、移動機１からの発信可能状態をより長
く維持することができることである。
【００１５】第２の効果は、移動機１の電池残量が第３
段階の閾値以下となった場合、基地局制御装置３が移動
機１への着信制限を行うことで、より移動機１の電力消
費を抑えることができ、さらに移動機１から発信を優先
的に行うことが可能なため、緊急時などの発信をより確
実に行うことができることである。
段階の閾値以下となった場合、基地局制御装置３が移動
機１への着信制限を行うことで、より移動機１の電力消
費を抑えることができ、さらに移動機１から発信を優先
的に行うことが可能なため、緊急時などの発信をより確
実に行うことができることである。
【００１６】第３の効果は、基地局制御装置３が移動機
１への着信制限や制御情報の送信制限を行い、また移動
機１が情報信号の受信制限を行うので、Ｗ−ＣＤＭＡシ
ステムにおいて無線基地局装置２及び移動機１の送信電
力が抑えられて干渉波が低減され、その結果、通信品質
の向上がはかれ、さらにシステム容量も増加することで
ある。
１への着信制限や制御情報の送信制限を行い、また移動
機１が情報信号の受信制限を行うので、Ｗ−ＣＤＭＡシ
ステムにおいて無線基地局装置２及び移動機１の送信電
力が抑えられて干渉波が低減され、その結果、通信品質
の向上がはかれ、さらにシステム容量も増加することで
ある。
【００１７】第４の効果は、基地局制御装置３に移動機
１の電池容量を管理する機能を備えたので、移動機１に
電池容量を管理するための回路を設ける必要がなく、移
動機１の少電力化や小型化が図れることである。
１の電池容量を管理する機能を備えたので、移動機１に
電池容量を管理するための回路を設ける必要がなく、移
動機１の少電力化や小型化が図れることである。
【００１８】次に、図３は本発明の第２の実施形態によ
る移動機電力制御システムの処理の流れを示すシーケン
ス図である。なお、この第２の実施形態による移動機電
力制御システムの構成は、図１に示す第１の実施形態に
よる移動機電力制御システムと同様であり、上述した第
１の実施形態と異なる点は基地局制御装置３が移動機１
の残容量を所定の閾値以下と判断した場合、図２のステ
ップＡ２〜Ａ５の処理を行わずに、移動機１への着信制
限を行う点である。以下、図３を参照して、第２の実施
形態による移動機電力制御システムの動作について説明
する。
る移動機電力制御システムの処理の流れを示すシーケン
ス図である。なお、この第２の実施形態による移動機電
力制御システムの構成は、図１に示す第１の実施形態に
よる移動機電力制御システムと同様であり、上述した第
１の実施形態と異なる点は基地局制御装置３が移動機１
の残容量を所定の閾値以下と判断した場合、図２のステ
ップＡ２〜Ａ５の処理を行わずに、移動機１への着信制
限を行う点である。以下、図３を参照して、第２の実施
形態による移動機電力制御システムの動作について説明
する。
【００１９】先ず、移動機１は自電池容量に関する情報
を基地局制御装置３に通知する（ステップＢ１）。次い
で、基地局制御装置３はこの通知された情報から移動機
１の残容量を判断し、この判断の結果、残容量が所定の
閾値以下である場合に、移動機１に対して着信制限に入
る旨を通知し、移動機１への着信制限を行う（ステップ
Ｂ２）。次いで、この移動機１への着信制限中に、上位
網又は他の移動機から移動機１宛に着信があった場合
（ステップＢ３）、基地局制御装置３は、移動機１に対
してその着信情報を通知し、また発信者に対しては移動
機１の電池容量が残り少ないために、移動機１に着信制
限がかけられている旨をアナウンスする（ステップＢ
４、Ｂ５）。
を基地局制御装置３に通知する（ステップＢ１）。次い
で、基地局制御装置３はこの通知された情報から移動機
１の残容量を判断し、この判断の結果、残容量が所定の
閾値以下である場合に、移動機１に対して着信制限に入
る旨を通知し、移動機１への着信制限を行う（ステップ
Ｂ２）。次いで、この移動機１への着信制限中に、上位
網又は他の移動機から移動機１宛に着信があった場合
（ステップＢ３）、基地局制御装置３は、移動機１に対
してその着信情報を通知し、また発信者に対しては移動
機１の電池容量が残り少ないために、移動機１に着信制
限がかけられている旨をアナウンスする（ステップＢ
４、Ｂ５）。
【００２０】このように第２の実施形態では、残容量が
所定の閾値以下になった移動機に対して直ちに着信制限
を行うので、上述した第１の実施形態に比して、よりネ
ットワーク回線にかかる負荷を軽減することができる。
また、Ｗ−ＣＤＭＡシステムではその着信制限中の間、
無線基地局装置２及び移動機１の送信電力が抑えられて
干渉波が低減され、その結果、通信品質の向上がはか
れ、さらにシステム容量も増加する。
所定の閾値以下になった移動機に対して直ちに着信制限
を行うので、上述した第１の実施形態に比して、よりネ
ットワーク回線にかかる負荷を軽減することができる。
また、Ｗ−ＣＤＭＡシステムではその着信制限中の間、
無線基地局装置２及び移動機１の送信電力が抑えられて
干渉波が低減され、その結果、通信品質の向上がはか
れ、さらにシステム容量も増加する。
【００２１】なお、上述した第２の実施形態はＰＤＣ
（日本方式のデジタルセルラーシステム）やＷ−ＣＤＭ
Ａ（広帯域符号分割多重方式）に限らず、ＧＳＭ（欧州
統一規格のデジタルセルラーシステム）やPHS（簡易型
携帯電話システム）においても同様に適用可能である。
（日本方式のデジタルセルラーシステム）やＷ−ＣＤＭ
Ａ（広帯域符号分割多重方式）に限らず、ＧＳＭ（欧州
統一規格のデジタルセルラーシステム）やPHS（簡易型
携帯電話システム）においても同様に適用可能である。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基地局制御装置に移動機から通知される該移動機の電池
容量情報に基づいて、該移動機への着信制限を行う移動
機電力制御処理手段を具備するようにしたので、移動機
の電池容量が少なくなってきた時でも移動機からの発信
が可能であり、さらに移動機の電力制御時の通信品質を
向上させることができる。
基地局制御装置に移動機から通知される該移動機の電池
容量情報に基づいて、該移動機への着信制限を行う移動
機電力制御処理手段を具備するようにしたので、移動機
の電池容量が少なくなってきた時でも移動機からの発信
が可能であり、さらに移動機の電力制御時の通信品質を
向上させることができる。
【図１】 本発明の第１の実施形態による移動機電力制
御システムの構成を示すブロック図である。
御システムの構成を示すブロック図である。
【図２】 図１に示す基地局制御装置３によって行われ
る移動機電力制御処理の流れを示すフローチャートであ
る。
る移動機電力制御処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図３】 本発明の第２の実施形態による移動機電力制
御システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
御システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
１ 移動機 ２ 無線基地局装置 ３ 基地局制御装置 ４ 上位網
Claims (4)
- 【請求項１】 移動機の電力制御を行う基地局制御装置
を具備する移動機電力制御システムにおいて、 前記基地局制御装置は、 前記移動機から通知される該移動機の電池容量情報に基
づいて、該移動機への着信制限を行う移動機電力制御処
理手段を具備することを特徴とする移動機電力制御シス
テム。 - 【請求項２】 前記移動機電力制御処理手段は、前記電
池容量情報に基づいて、前記移動機へ制御情報の送信制
限を指示することを特徴とする請求項１に記載の移動機
電力制御システム。 - 【請求項３】 前記移動機電力制御処理手段は、前記電
池容量情報に基づいて、前記移動機へ情報信号の受信制
限を指示することを特徴とする請求項１または請求項２
に記載の移動機電力制御システム。 - 【請求項４】 前記移動機電力制御処理手段は、前記電
池容量情報に基づいて段階的に、前記着信制限または制
御情報の送信制限または情報信号の受信制限の内、いず
れかの制限を行うことを特徴とする請求項３に記載の移
動機電力制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000102161A JP2001285190A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 移動機電力制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000102161A JP2001285190A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 移動機電力制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001285190A true JP2001285190A (ja) | 2001-10-12 |
Family
ID=18616095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000102161A Pending JP2001285190A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | 移動機電力制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001285190A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009011064A1 (ja) * | 2007-07-19 | 2009-01-22 | Panasonic Corporation | 無線通信エリア状況測定システム、無線通信エリア状況測定方法、及び基地局 |
| JP2010124420A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Toshiba Corp | サーバ装置 |
| JP2011135391A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Nec Corp | 無線通信システム、サーバ、携帯通信端末、通信方法及びプログラム |
| JP2011223263A (ja) * | 2010-04-08 | 2011-11-04 | Ntt Docomo Inc | 通信システム及びガイダンス送出方法 |
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| JP2014045522A (ja) * | 2013-12-09 | 2014-03-13 | Nec Corp | 無線通信システム、サーバ、携帯通信端末及び通信方法 |
| US9178975B2 (en) | 2004-09-30 | 2015-11-03 | Avaya Inc. | System and method for reducing power consumption of a wireless terminal and increasing capacity of a wireless communication system |
-
2000
- 2000-04-04 JP JP2000102161A patent/JP2001285190A/ja active Pending
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