JP2001283198A - 特徴点採取方法と特徴点採取装置と記録媒体 - Google Patents

特徴点採取方法と特徴点採取装置と記録媒体

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JP2001283198A
JP2001283198A JP2000099626A JP2000099626A JP2001283198A JP 2001283198 A JP2001283198 A JP 2001283198A JP 2000099626 A JP2000099626 A JP 2000099626A JP 2000099626 A JP2000099626 A JP 2000099626A JP 2001283198 A JP2001283198 A JP 2001283198A
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Joji Tajima
譲二 田島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 瞳の中心のように眼球の滑らかな部分の表面
反射率の差による奥行き(レンジ)には変化がなく、三
次元形状を見て、利用者がその眼球の位置を見つけるこ
とができない箇所であっても、顔画像の特徴点の三次元
座標値を容易に採取することを課題とする。 【解決手段】 三角形パッチ等で表現された撮像対象の
形状データと通常の二次元(カラー)画像の両者から表
示画像を生成し、この表示画像を見ながら利用者が特徴
点を指定し、表示画像上の特徴点位置と形状データとか
ら、撮像対照上の特徴点の三次元座標を求める。また、
特徴点採取方法は、上記課題を解決するもので、撮像対
象の形状データと画像データを取得し、該形状データと
該画像データとからグラフィクス手段を用いて画像を表
示し、表示された画像上の特徴点位置を位置指示手段に
より指定し、前記画像上の特徴点位置と前記形状データ
とから前記撮像対象上の特徴点の三次元座標を求めるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像対象の形状デ
ータと画像データを取得後、グラフィックス手段により
画像表示を行い、指定箇所の三次元座標を取得する特徴
点採取方法及びその採取装置と当該採取方法をコンピュ
ータが読み取り可能に格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データベース化された顔画像と、
ビデオカメラ等の画像入力装置により撮像された顔画像
を照合するために、あるいはその前処理として、顔の特
徴点位置を採取することが行なわれている。
【0003】例えば、図2に示すように、各人の顔画像
をコンピュータ・ディスプレイ20上に表示し、両瞳の
中心21,22、両眼の目尻23,26、両眼の目頭2
4,25、唇の両端点27,28の位置をマウスとカー
ソルによりピックアップする。それにより、各点pの座
標は(xp,yp)の二次元の座標位置として、採取さ
れる。これらの座標位置を各人の顔についてデータベー
ス化しておき、新たに撮像した問い合わせ顔画像につい
てのものと、これらの点の位置関係を比較し、個人を同
定することにより、顔画像の探索を容易に探索すること
ができる。
【0004】この顔画像の探索の際、データベース化さ
れたときの顔の向き、問い合わせ顔画像の顔の向きの、
共に、例えば‘正面向き’のように同じ向きで撮像され
ている必要がある。その主な理由は、人の顔は実際には
平面でなく、三次元的な奥行きがあり、部分部分の奥行
きの深さには個人差があるため、向きが変わると特徴点
間の位置関係が変化し、単純に比較することが不可能で
あるからである。正確な比較を顔の向きが異なる顔画像
間で実現するには、各特徴点の三次元座標値を採取でき
るのが望ましい。
【0005】それに関連して、顔を含む物体の三次元形
状を入力するレンジファインダと呼ばれるような計測シ
ステムを利用することが知られている。その代表的なも
のを図3に示す。「レンジ」とは奥行きのことで、レン
ジファインダでは、顔の三次元形状が得られる。このレ
ンジファインダの測定例の1例に、1999年6月に発
行された電子情報通信学会パターン認識とメディア理解
研究会の技術報告(PRMU99−24)に、「顔用レ
ンジファインダ」として、石山、坂本等の著作により、
説明されているものについて、構成を簡単に説明する。
【0006】本技術報告には、レンジファインダを用い
た3次元形状の測定方法を例示したもので、長い測定時
間が必要なレーザー光によるスポット光・スリット光走
査法や、高速なパターン投射・撮像装置による空間コー
ド法などから、正弦波格子を利用した位相シフト法を選
択したものである。本位相シフト法は、正弦波状の光強
度パターンを時系列で位相を変化させながら投射し、観
測される時系列光強度パターンの位相パターンの位相値
によって空間をコード化している。この位相シフト法
は、必要な画像が最低3枚でよく、各画素毎の3次元掲
示用測定が可能であり、撮影画素枚数を増やすことで高
精細度が容易で、カラーのテクスチャ画像が同時に測定
できるという特徴を有している。
【0007】図3において、顔101に対して、光パタ
ーン投射器102から光源を介して位相格子103のパ
ターンが投影される。位相格子103は、空間的に図4
に示す正弦波状の透過率を持っており、この位置を変化
させながら、複数枚の画像が入力される。すると顔の上
の特定の点では、照射される光の強度は、図4に示すよ
うに時間的に変化する。この情景をビデオカメラ104
で撮影すると、t枚目の画像上の画素I(u,v,t)
では、反射された光の強度が式(1)のように得られ
る。
【0008】 I(u,v,t)=Ibias(u,v)+A(u,v)cos(φ+t) ……(1) ここで、Ibias(u,v)は、環境光および投射光パターン
の直流成分の反射光、A(u,v)は、投射光パターンの強度
を示す。
【0009】また、φは、投影された正弦波パターンの
その位置での最初の画像での初期位相値を示す。図4に
よれば、この初期位相値φは約120度として示してい
る。また、各画素における初期位相値φは、下記式
(2)〜式(5)によって、入力された複数枚の画像か
ら、画像処理手段105により計算される。
【0010】
【数1】
【0011】
【数2】
【0012】
【数3】
【0013】
【数4】 この初期位相値φは、図3に示す投射角αと密接に関係
しているので、各画素におけるφ(u,v)が求められ
ると、投射角αが定まる。また、ビデオカメラ104へ
の入射角βは画素I(u,v,t)の位置(u,v)か
ら求められる。正弦波パターンの投射位置と、カメラの
位置関係が定まっており、その2点と投射角αおよびビ
デオカメラ104への入射角βが求まるため、三角形が
一意に定まり、各画素におけるビデオカメラ104から
対象までの距離が求まる。結局、適当な位置に原点を置
くことによって、顔の表面の3次元座標(X,Y,Z)
が、各画素毎に求まる。得られた3次元座標を隣接の画
素と結合することにより、3角形パッチを構成すること
などにより、公知の技術で顔表面の形状データ3を作成
する。
【0014】また、対象の顔のカラー画像データは物体
表面の色情報であり、カラー画像データはIbiasで表さ
れ、複数枚の画像から、式(6)により求められる。
【0015】
【数5】 実際の処理では、上式の積分計算を離散化して計算す
る。位相格子の格子駆動及び撮影の回数をN回とする
と、格子を位相にして、2π/N分ずつ駆動し、所定時
刻毎に撮影して、カラー画像データIbias、位相φ
(u,v)を求める。かかる正弦波格子位相シフト法に
3眼視法を応用した測定手法により、顔の左右の形状と
画像データとを合わせた計測時間が約2.5秒であり、
640×480画素の各画素毎の高分解能な計測、奥行
き測定誤差の標準偏差が0.16mmと高精度な計測が
可能とした。
【0016】以上のことが、上記技術報告に記載されて
いる。
【0017】また、先行技術として、個人識別装置とし
て、特開平6−168317号公報には、特徴点の抽出
のために、特徴点を顔画像から30ポイントとし、特徴
点のxy座標から、基準顔モデルに入っている各特徴点
の奥行き情報との対比により、その奥行きと、左右方向
の回転角とで特定することが記載されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記レ
ンジファインダにより得られた三次元形状から、上記の
各特徴点の三次元座標値を採取するのは困難である。す
なわち、三次元形状からは、奥行きに変化がある点は求
めることができるが、例えば瞳の中心のように眼球の滑
らかな部分の表面反射率の差により特徴点となっている
所では、奥行き(レンジ)には変化がなく、三次元形状
を見て、利用者がその瞳の中心の位置を見つけることが
できないためである。
【0019】本発明の課題は、上記の困難を解決し、特
に顔画像の特徴点の三次元座標値を容易に採取すること
のできる方法及びシステムを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明による特徴点採取
方法は、上記課題を解決するもので、撮像対象の形状デ
ータと画像データを取得し、該形状データと該画像デー
タとからグラフィクス手段を用いて画像を表示し、表示
された画像上の特徴点位置を位置指示手段により指定
し、前記画像上の特徴点位置と前記形状データとから前
記撮像対象上の特徴点の三次元座標を求めることを特徴
とする。
【0021】また、本発明は、撮像対象の特徴点を指定
して当該特徴点の三次元座標を取得する特徴点採取装置
において、前記撮像対象の形状データと画像データを取
得する形状・画像計測手段と、前記形状・画像計測手段
から得られた前記形状データと前記画像データを格納す
るデータ格納手段と、前記データ格納手段に格納した前
記形状データと前記画像データから撮像対象の画像を生
成するグラフィクス手段と、前記グラフィクス手段の画
像を表示する画像表示手段と、該画像表示手段の画像に
対して特徴点を指定する指示手段と、当該指示に従って
当該特徴点の三次元位置座標を三角形パッチ法により計
算する三次元画像計算手段とからなることを特徴とす
る。
【0022】また、本発明は、撮像対象の特徴点を指定
して当該特徴点の三次元座標を取得する特徴点採取方法
をプログラムとしてコンピュータが読み取り可能に格納
した記録媒体において、前記特徴点取得方法は、撮像対
象の形状データと画像データを取得し、該形状データと
該画像データとからグラフィクス手段を用いて画像を表
示し、表示された画像上の特徴点位置を位置指示手段に
より指定し、前記画像上の特徴点位置と前記形状データ
とから前記撮像対象上の特徴点の三次元座標を三角形パ
ッチ法によって計算する方法を特徴とし、当該特徴点採
取方法をプログラムとしてコンピュータが読み取り可能
に格納したことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。図1を参照して、本発明
の代表的な実施形態を説明する。図1において、1は形
状・画像計測手段であり、上述のように、顔2の三次元
形状とカラー画像を計測し、形状データ3とカラー画像
データ4としてデータ格納手段5に格納する。
【0024】形状・画像計測手段1は、顔の三次元形状
とカラー画像を同時に取得するもので、その例として
は、従来の技術に説明したように、1999年6月に発
行された電子情報通信学会、パターン認識とメディア理
解研究会の技術報告(PRMU99−24)に詳しく説
明されている「顔用レンジファインダ」石山、坂本等の
著作について、記載されている。
【0025】この場合、形状データ3は、顔画像の各画
素毎に3次元座標データを持つ。また、カラー画像デー
タ4は、顔画像の各画素毎に赤(R),緑(G),青(B)のよ
うな色の三属性を持つ。
【0026】また、5はデータ格納手段であり、多量の
顔画像の形状データ3とカラー画像データ4を格納する
データベースであり、ハードディスクやMO、CD―
R、CD―RW、DVD―RWなどで構成される。
【0027】グラフィックス手段10は、VRAM(Vi
deo Random Access Memory)を備えたDSP(Digital
Signal Processor)などの画像信号処理回路を含み、デ
ータ格納手段5からの形状データ3とカラー画像データ
4の各データから顔画像を生成すると共に、圧縮・伸張
・回転等の画像処理機能を備えて画像データを出力す
る。また、12は位置指示手段であり、キーボードやマ
ウス、キーステック等の入力手段で、画像表示手段11
の表示状態に応じて、特徴点の指示や拡大・縮小・回転
等の機能指示によって、所望の画像データを出力する指
示を行う。
【0028】また、11は画像表示手段であり、ブラウ
ン管や液晶パネルのディスプレイであり、CPU等の指
示による画像信号を表示する。また、13は三次元画像
計算手段であり、グラフィックス手段10から得られる
形状データ3と位置指示手段12から得られる特徴点位
置から演算処理により、三次元(X,Y,Z)の各座標
値を出力する。
【0029】上記の実施形態によると、ビデオカメラの
各画素毎に三次元座標(X,Y,Z)に関連して、カラ
ー情報も求まる。この式(6)により、カラー画像とし
ては、座標点の直流成分で表され、現実には、各画素の
3次元座標のR,G,B値によって表現される。
【0030】つぎに、図1のグラフィクス手段10は、
上記のようにデータ格納手段5に格納された各人の形状
データ3とカラー画像データ4により、それぞれの顔画
像を生成し、画像表示手段11に表示する。この場合、
形状データは、本来の各画素毎の三次元座標値から計算
された三角形パッチとして格納されていることが多い。
そのとき、カラー画像データのみを持つシステムと異な
り、三次元座標値が指定された三角形パッチに対して、
画像発生処理を行なうと共に、対応するカラー画像デー
タを内挿して三角形パッチに貼り付け、画像表示手段1
1の表示画素に合わせたカラー画像を生成することがで
きる。三次元座標値を持っていることにより、基本的に
所望の方向を向いた顔のカラー画像を生成することが可
能であるので、目尻・目頭の位置のように斜め横から見
た画像での方が特徴点を指示しやすい場合には、自由に
向きを変えた画像を利用することができる。
【0031】利用者は、この画像表示手段11に表示さ
れた画像を見ながら、位置指定手段12により必要な特
徴点、例えば図2に示す瞳の中心21,22、目頭2
4,25、目尻23,26、唇の端点27,28等を指
示する。図1には、位置指示手段12として通常のコン
ピュータで用いられているマウスが描かれているが、そ
の他のものでも構わない。画像表示手段11の表示は、
顔のカラー画像となっているので、位置指示手段12に
より入力された位置にカーソル等を表示し、利用者がそ
れを見ながら指定することにより,奥行きに段差のない
瞳などの特徴点でも容易に採取可能である。位置指示手
段12による画面上の指示で、特徴点の二次元座標
(x,y)が得られる。しかし、表示されているデータ
は、三次元の形状データを所望の向きに合わせ、二次元
の表示手段11向けに投射したものであるので、指定さ
れた特徴点が、表示されている三角形パッチ上に存在す
ることを利用し、二次元座標(x,y)からその特徴点
の三次元座標(X,Y,Z)を得る事ができる。
【0032】これを、図5、図6を参照して説明する。
図5は、例えば顔の両眼と鼻の部分を3角形パッチの集
合として表現したもので、3角形の各頂角ABCで囲ま
れた平面201の寄せ集めによって顔全体の3次元形状
が近似できることを示している。この三角形パッチを高
解像度で表現することによって、顔形状をよく近似する
ことができ、三次元座標値を取得する場合に効果的であ
る。しかし、上述したように、顔の特徴点は必ずしも上
記の3角形パッチの頂点に存在するわけではない。その
ような場合でも、特徴点が近似的に3角形の面上に存在
すると考えられるので、これを利用して、特徴点の三次
元座標を求められることを以下に説明する。
【0033】この特徴点の各3角形を、x−yの二次元
の画面をy方向から見たものが、図6により説明でき
る。三次元空間上の頂点A,B,Cで表す三角形パッチ
201がこのx−y面上に平行に投影されている。三次
元データ上の点Pが点O,A,Bの張る三角形パッチ2
01上に存在する。その三次元座標を、式(7)
【0034】
【数6】 とし、その各点に対応する二次元の画面上の対応座標
を、式(8)
【0035】
【数7】 とする。画面上の指示で得られたベクトルPから、ベク
トルop=(xp-x0,yp-y0)が、cとdを係数とし、同様なベ
クトルoa=(xa-x0,ya-y0)と、ベクトルob=(xb-x0,yb-y0)
とを用いて、式(9)
【0036】
【数8】 のように表わされれば、三次元空間上でも式(9)のc
とdは等しくなるはずであるので、式(10)
【0037】
【数9】 となり、ベクトルPの三次元座標は、式(11)
【0038】
【数10】 により求められる。図1の三次元座標計算手段13は式
(9)(10)(11)の計算を行ない、指示された点
Pの三次元座標を出力する。
【0039】次に、具体的に上式を用いた例を説明す
る。
【0040】例えば、顔の形状が得られており、顔内の
「ほくろ」を特徴点として、三次元座標の入力を行う場
合を考える。そのほくろの三次元座標をPバーとし、こ
れを含む三角形パッチの三頂点の三次元座標は既知であ
り、Oバー、Aバー、Bバーは、
【0041】
【数11】 とする。また、簡単のため、図6のようにX、Y平面上
に平行投影すると仮定すると、画像上での三頂点の二次
元座標oバー、aバー、bバー及び、特徴点の二次元座
標pバーも既知であり、
【0042】
【数12】 であるとする。ここで求めたいことは、特徴点であるP
の三次元座標である。このとき、各三次元座標間の関係
は、
【0043】
【数13】 であり、各二次元座標間の関係は、
【0044】
【数14】 である。このとき、式(9)のように表したときの係数
c、dは、
【0045】
【数15】 の解である。これを解くと、c=0.31、d=0.3
2のように求められ(小数点以下3桁目以下は四捨五入
した)、この結果を式(10)に代入すると、
【0046】
【数16】 さらに、式(11)により、特徴点の三次元座標Pバー
が、
【0047】
【数17】 のように求められる。
【0048】上述したように、位置指示手段12により
指示された顔画像の特徴点における三次元座標を求める
ことができる。このような演算は、図1では、三次元画
像計算手段13によって計算されて、求められる。
【0049】なお、上記の計算式は、三次元空間から平
行投影によりディスプレイ上に表示が行なわれることを
仮定している。これを更に実態に合うように中心投影に
より表示することも可能である。但し、本発明の目的は
特徴点を正確に採取することであり、表示は特徴点の位
置が分かりやすく表示できるものであれば良く、表示の
正確さはそれほど重要ではない。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明を利用す
ることにより、同時に採取された顔の形状データと画像
データを利用して、従来、顔の特徴点の二次元座標を採
取するのと同じ手数で、三次元座標を得ることができ
る。また、特徴点を位置指示手段で指定する際、顔の向
きを任意に表示することができるので、特徴点位置を従
来以上に正確に指示することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴点採取方法の実施形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】本発明に用いる顔の特徴点とその採取方法の説
明図である。
【図3】本発明による形状・画像計測手段の実施形態の
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明に用いる形状・画像計測手段により、ビ
デオカメラの各画素に得られる画素値の説明図である。
【図5】本発明に用いる表示された画像から特徴点を指
示して、その三次元座標値を求める方法の説明図であ
る。
【図6】本発明に用いる表示された画像から特徴点を指
示して、その三次元座標値を求める方法の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 形状・画像計測手段 2,101 顔 3 形状データ 4 カラー画像データ 5 データ格納手段 10 グラフィクス手段 11 画像表示手段 12 位置指示手段 13 三次元画像計算手段 20 コンピュータ・ディスプレイ 102 光パターン投射器 103 位相格子 104 ビデオカメラ 105 画像処理手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像対象の形状データと画像データを取
    得し、該形状データと該画像データとからグラフィクス
    手段を用いて画像を表示し、表示された画像上の特徴点
    位置を位置指示手段により指定し、前記画像上の特徴点
    位置と前記形状データとから前記撮像対象上の特徴点の
    三次元座標を求めることを特徴とする特徴点採取方法。
  2. 【請求項2】 前記画像データがカラー画像データであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の特徴点採取方法。
  3. 【請求項3】 前記撮像対象が顔画像であることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の特徴点採取方法。
  4. 【請求項4】 前記グラフィクス手段は前記形状データ
    と前記画像データとから前記撮像対象を三角形パッチ法
    によって近似し、その近似した結果上に前記画像データ
    を組み合わせて表示する手法であることを特徴とする特
    徴点採取方法。
  5. 【請求項5】 前記撮像対象の形状データと画像データ
    を取得する方法は、正弦波格子位相シフト法であり、光
    源の照明光を正弦波の位相格子を順次ずらせて透過して
    前記撮像対象に投射し、前記撮像対象からの反射光をカ
    メラで取得して前記形状データと前記画像データとを取
    得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記
    載の特徴点採取方法。
  6. 【請求項6】 撮像対象の特徴点を指定して当該特徴点
    の三次元座標を取得する特徴点採取装置において、前記
    撮像対象の形状データと画像データを取得する形状・画
    像計測手段と、前記形状・画像計測手段から得られた前
    記形状データと前記画像データを格納するデータ格納手
    段と、前記データ格納手段に格納した前記形状データと
    前記画像データから撮像対象の画像を生成するグラフィ
    ックス手段と、前記グラフィックス手段の画像を表示す
    る画像表示手段と、該画像表示手段の画像に対して特徴
    点を指定する指示手段と、当該指示に従って当該特徴点
    の三次元位置座標を三角形パッチ法により計算する三次
    元画像計算手段とからなることを特徴とする特徴点採取
    装置。
  7. 【請求項7】 前記指示手段は前記画像表示手段の表示
    画像に対して二次元画像座標位置を指示し、前記三次元
    画像計算手段は当該二次元画像座標位置から三角形パッ
    チ法と平行投影法により前記三次元位置座標を計算する
    ことを特徴とする請求項6に記載の特徴点採取装置。
  8. 【請求項8】 撮像対象の特徴点を指定して当該特徴点
    の三次元座標を取得する特徴点採取方法をプログラムと
    してコンピュータが読み取り可能に格納した記録媒体に
    おいて、前記特徴点取得方法は、撮像対象の形状データ
    と画像データを取得し、該形状データと該画像データと
    からグラフィクス手段を用いて画像を表示し、表示され
    た画像上の特徴点位置を位置指示手段により指定し、前
    記画像上の特徴点位置と前記形状データとから前記撮像
    対象上の特徴点の三次元座標を三角形パッチ法によって
    計算する方法を特徴とし、該特徴点採取方法をプログラ
    ムとしてコンピュータが読み取り可能に格納した記録媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019177066A1 (ja) * 2018-03-16 2019-09-19 日本電気株式会社 3次元形状計測装置、3次元形状計測方法、プログラム及び記録媒体

Cited By (3)

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JPWO2019177066A1 (ja) * 2018-03-16 2021-01-14 日本電気株式会社 3次元形状計測装置、3次元形状計測方法及びプログラム
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